注目トピックス 外国株ニュース一覧
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、ロシア側は外交的な解決を模索
【ブラジル】ボベスパ指数 111910.10 -0.62%28日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比701.50ポイント安(-0.62%)の111910.10で引けた。ボべスパ指数の92の構成銘柄では43が上昇、484が下落、変わらずは1で売りがやや優勢。アメリカのインフレ高進の懸念は多少緩和されたが、外部環境の改善は遅れており、上値は重くなった。【ロシア】MOEX指数 3488.60 +0.95%28日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比32.67ポイント高(+0.95%)の3488.60で引けた。日中の取引レンジは、3446.01−3534.40。ウクライナ問題のすみやかな解決は期待できないものの、ロシア側は外交的な解決を模索しており、株価指数はしっかりとした値動きとなった。【インド】SENSEX指数 57200.23 -0.13%28日のインドSENSEX指数は、弱含み。前日比76.71ポイント安(-0.13%)の57200.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同8.20ポイント安(-0.05%)の17101.95で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、14が上昇、16が下落、変わらずは0で売りがやや優勢。ナショナル・サーマルパワー(NTPC)の上げが目立ったが、マルチ・スズキ・インディア(MSIL)はさえない値動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3361.44 -0.97%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.81ポイント安(-0.97%)の3361.44ポイントと続落した。朝高後に売られる流れ。指数は前日に心理的節目の3400ポイントを約6カ月ぶりに割り込んでいたとあって、値ごろ感に着目した買いが先行。ただ、大型連休を前に積極的な売買が手控えられるなか、上値は重く、指数はほどなくマイナス圏に沈んでいる。中国では春節(旧正月)の大型連休が週明けからスタートし、本土市場は1月31日~2月4日まで休場となる。
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2022/01/31 09:15
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 112611.65 +1.19%27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1322.47ポイント高(+1.19%)の112611.65で取引を終了した。111302.9から113057.00まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。通貨レアル高が好感され、ブラジル株への買いが継続した。また、政権交代に対する期待の高まりや欧州株の上昇も支援材料。一方、財政収支の悪化やインフレ加速懸念などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3455.93 +2.93%27日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比98.27ポイント高(+2.93%)の3455.93で取引を終了した。3284.49から3525.94まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる地政学リスク懸念の後退が好感され、ロシア株への買いが継続した。メドヴェージェフ元大統領はこのほど、国際送金システムSWIFTからロシア企業を排除するとの欧米の金融制裁について、実現不可能だと指摘。この制裁はロシア企業だけでなく、海外企業も悪影響を被ると強調した。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。【インド】SENSEX指数 57276.94 -1.00%27日のインドSENSEX指数は反落。前日比581.21ポイント安(-1.00%)の57276.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.80ポイント安(-0.97%)の17110.15で取引を終えた。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤は下げ幅をやや縮小させた。自動車最大手であるマルチ・スズキ(MSIL)はこのほど、昨年10-12月期の最終損益が48%の減益になったと発表した。また、成長予想の下方修正も嫌気された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2021年度のインド成長予想をこれまでの9.5%から9.0%まで下方修正した。【中国本土】上海総合指数 3394.25 -1.78%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比61.42ポイント安(-1.78%)の3394.25ポイントと反落した。昨年7月30日以来、約半年ぶりの安値水準に落ち込んでいる。米金融引き締めの動きが警戒される流れ。米金融当局者が早期の利上げやバランスシートの縮小に積極的なスタンスを示す中、米金利の先高観が強まった。新興国からの資金流出が懸念されている。中国企業の成長鈍化もネガティブ材料。2021年12月の全国工業企業による利益総額は、前年同月比で4.2%増にとどまり、伸び率は11月の9.0%から大幅鈍化している。大型連休を前に、模様眺めのスタンスも漂った。大型連休を前に買いが手控えられる流れ。春節(旧正月)の大型連休がまもなくスタートし、本土市場は1月31日-2月4日まで休場となる。
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2022/01/28 10:05
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 111289.18 +0.98%26日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1085.41ポイント高(+0.98%)の111289.18で取引を終了した。110204.4から112694.6まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧州市場が堅調な値動きを示したこともサポート材料となった。ほかに、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想通り政策金利据え置きを決定し、声明もタカ派色を示さなかったことが好感された。【ロシア】MOEX指数 3357.66 +3.04%26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比98.92ポイント高(+3.04%)の3357.66で取引を終了した。3276.06から3412.15まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米がロシアに対して追加している経済制裁が緩和されるとの期待が高まっていることが好感された。一部メディアによると、ドイツや欧米企業はロシアの原油・天然ガス会社に課している金融制裁を解除するよう要請しているという。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3455.67 +0.66%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.61ポイント高(+0.66%)の3455.67ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が強まる流れ。中国財政部の許宏才・副部長は25日の記者会見で、2022年も引き続き減税拡大と手数料削減を進めていくなどと述べた。中国人民銀行(中央銀行)による連日の資金供給も改めて材料視されている。また、上海総合指数は前日に急落し、約5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたこともあり、値ごろ感も着目された。このところの下落について複数の政府系メディアは、「調整は買いの好機」と平静を保つよう呼びかけている。ただ、上値は限定的。経済成長の鈍化が警戒されている。国際通貨基金(IMF)は25日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2022年GDP(国内総生産)成長率予想を4.8%に下方修正した。昨年10月時点の予想値(5.6%)から0.8ポイント引き下げている。
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2022/01/27 09:50
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は急反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 110203.77 +2.10%25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2266.66ポイント高(+2.10%)の110203.77で取引を終了した。107185.4から110711.1まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇や政権交代への期待が高まっていることなども好感された。一方、インフレの高進懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3258.74 +0.73%25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比23.46ポイント高(+0.73%)の3258.74で取引を終了した。3229.45から3330.90まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。最近の大幅下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。また、原油価格や欧州市場の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の緊迫化などが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 57858.15 +0.64%25日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比366.64ポイント高(+0.64%)の57858.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同128.85ポイント高(+0.75%)の17277.95で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤買い戻された。両指数とも前日まで5日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。また、欧州市場が堅調な値動きを示したことも終盤の買いにつながった。ほかに、景気対策への期待などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3433.06 -2.58%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比91.04ポイント安(-2.58%)の3433.06ポイントと急反落した。約5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。ウクライナ情勢の緊迫化や、米国の金融引き締めに対する警戒感が投資家心理の重しとなった。中国と欧州を結ぶ広域経済圏構想「一帯一路」では、ウクライナも重要拠点として位置付けられている。このところ成長が著しい国際物流市場の重量な戦略輸送チャネル、国際長距離貨物列車「中欧班列」に対する影響も懸念された。新型コロナウイルス感染再拡大も改めて不安材視。北京冬季五輪の開催まで2週間を切る中、「ゼロコロナ」を掲げる中国では、移動抑制が強化されている。
<FA>
2022/01/26 09:48
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25日のインド市場寄り付き:小じっかり
25日のインド株式市場は下落して始まったもののプラスに転じ、その後は小幅高で推移している。ムンバイ証券取引所の株価指数SENSEXは80.64ポイント高(+0.14%)の57572.15、ナショナル証券取引所のニフティは35.10ポイント高(+0.20%)の17184.20で推移。米国での金融引き締め懸念やロシアのウクライナ侵攻といった地政学リスクなど外部環境を巡る不透明感はくすぶるものの、直近の連日での下落を受けて値ごろ感からの押し目買いなども入っているもよう。SENSEX指数の構成銘柄では、17が上昇、13が下落、変わらずは0で買いが優勢。
<CS>
2022/01/25 14:48
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、海外株安が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 107937.11 -0.92%24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1004.57ポイント安(-0.92%)の107937.11で取引を終了した。108948.2から106624.3まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。インフレの高進懸念が高まっていることが嫌気され、リスク回避の売りが広がった。ボルソナーロ政権は24日、2022年の予算案に署名した。同予算案では、公務員の給与引き上げなどが盛り込まれている。2021年の財政赤字(利息除外)は約793億レアル(1兆6470億円)に上ると予測されており、一段の財政悪化懸念が警戒されている。また、海外株安や米国の大幅な利上げ懸念なども引き続き嫌気された。【ロシア】MOEX指数 3235.28 -5.93%24日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比203.97ポイント安(-5.93%)の3235.28で取引を終了した。3426.47から3158.46まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる欧米との対立が激化するとの地政学リスクの高まりが逆風となり、幅広い銘柄に売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、米国の大幅な利上げ観測がロシアからの資金流出懸念を高めた。【インド】SENSEX指数 57491.51 -2.62%24日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1545.67ポイント安(-2.62%)の57491.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同468.05ポイント安(-2.66%)の17149.10で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日までに9日連続の売り越しとなった。このほか、米国が大幅な利上げに踏み切るとの観測がインドからの資金流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3524.11 +0.04%週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.54ポイント高(+0.04%)の3524.11ポイントと4日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが改めて材料視された。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げに続き、人民銀は21日に金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利も引き下げている。24日朝方は、14日物のリバースレポ取引を再開し、市場に厚めの資金を供給した。ただ、上値は重い。 新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が依然としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もみられている。
<FA>
2022/01/25 09:53
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、米早期の大幅な利上げ懸念がくすぶっている
【ブラジル】ボベスパ指数 108941.68 -0.15%21日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比160.31ポイント安(-0.15%)の108941.68で取引を終了した。109785.8から108367.7まで下落した。中盤はプラス圏で推移したが、その後は再び売りに押された。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米国が大幅な利上げを早期に踏み切るとの観測も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。政権交代に対する期待などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3439.25 -2.18%21日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比76.77ポイント安(-2.18%)の3439.25で取引を終了した。3503.84から3407.27まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米早期の大幅な利上げ懸念がくすぶっていることがロシアなど新興国からの資金流出懸念を強めた。このほか、欧米がロシアに対して金融制裁を決定したことが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 59037.18 -0.72%21日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比427.44ポイント安(-0.72%)の59037.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同139.85ポイント安(-0.79%)の17617.15で取引を終えた。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米早期の大幅な利上げ懸念もインドなど新興国からの資金流出を強めた。このほか、外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに8日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3522.57 -0.91%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.49ポイント安(-0.91%)の3522.57ポイントと3日続落した。中国景気の鈍化懸念がくすぶる流れ。新型コロナウイルスの新規市中感染者数は足もとで減少しているものの、北京冬季オリンピックの開催を目前の2月に控え、「ゼロコロナ」政策を進める中国は行動抑制の手綱を緩めていない。経済活動の停滞が依然として危ぐされている。ただ、金融緩和に対する期待感は根強く、下値を叩くような売りはみられない。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、リバースレポ取引を通じ、前日に続き厚めの資金を市中に供給した。また、金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利は21日から引き下げられている。
<FA>
2022/01/24 10:03
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 109101.99 +1.01%20日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1088.52ポイント高(+1.01%)の109101.99で取引を終了した。108014.5から109873.4まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅をやや縮小させた。通貨レアル高が好感され、ブラジル株を物色する動きが継続した。また、10月の大統領選で候補であるルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領に対する期待が高まっていることも引き続き支援材料。一方、米金融当局が大幅な利上げに踏み切るとの懸念が指数の足かせになった。【ロシア】MOEX指数 3516.02 +2.30%20日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比79.20ポイント高(+2.30%)の3516.02で取引を終了した。3403.74から3533.61まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。ウクライナ問題をめぐり、翌21日に開催される米ロ会談が平和的な雰囲気で進行されるとの期待が好感されたもようだ。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、米国がロシアに対して金融制裁を追加したことが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59464.62 -1.06%20日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比634.20ポイント安(-1.06%)の59464.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.40ポイント安(-1.01%)の17757.00で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させ、終盤はやや持ち直した。米金融当局は大幅な利上げに踏み切るとの不安が広がっていることがインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3555.06 -0.09%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.12ポイント安(-0.09%)の3555.06ポイントと小幅ながら続落した。新型コロナウイルス感染再拡大の不安がくすぶる流れ。冬季五輪開催を2月に控える首都北京市では、新規感染者数がわずかながら増加し、新規のクラスターも発生した。「ゼロコロナ」を目指す中国当局が行動抑制を強化するなか、実体経済に対する影響が懸念されている。米金融当局による大幅利上げ観測が浮上したことで、新興国からの資金流出も警戒された。最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げ発表などを好感して買いが先行したものの、指数は引けにかけてマイナスに転じている。
<FA>
2022/01/21 09:56
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、経済活動の停滞が懸念される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 108013.47 +1.26%19日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1345.81ポイント高(+1.26%)の108013.47で取引を終了した。106668.9から108601.8まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨レアルが対米ドルで大幅に上昇したことが好感され、ブラジル株に買いが広がった。ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領が10月の大統領選について、ジェラルド・アルックミン元サンパウロ州知事を副大統領候補として起用すると発言したことが好感されたもようだ。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、海外株安などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3436.82 +3.24%19日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比107.88ポイント高(+3.24%)の3436.82で取引を終了した。3256.60から3500.27まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。MOEX指数が直近4営業日約14%下落しており、売られ過ぎ感から買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。このほか、地政学リスクに対する懸念がやや緩和されていることが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 60098.82 -1.08%19日のインドSENSEX指数は続落。前日比656.04ポイント安(-1.08%)の60098.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.65ポイント安(-0.96%)の17938.40で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米金利高もインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。このほか、インフレ率の加速懸念などが警戒された。自動車大手タタ・モーターズは乗用車価格を1月19日から引き上げると決定。原油価格の上昇に伴う日用品などの値上げも報じられている。【中国本土】上海総合指数 3558.18 -0.33%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.73ポイント安(-0.33%)の3558.18ポイントと3日ぶりに反落した。経済活動の停滞が懸念される流れ。中国の新型コロナウイルス感染は、新規感染者数が足もとで減少していると伝わったものの、「ゼロコロナ」政策が堅持されているだけに、行動抑制強化の不安は依然としてくすぶっている。米金利高もマイナス。米金融当局は利上げを急ぐとの観測が強まる中、米10年債利回りは2年ぶりの高い水準に上昇している。新興国からの資金が流出すると警戒された。もただ、下値を叩くような売りはみられない。金融緩和に期待が高まっている。中国人民銀行(中央銀行)の劉国強・副総裁は18日、預金準備率の引き下げ余地はまだ残るとの見解を示した。マクロコントロールの上で必要があれば、準備率引き下げというツールを使う考えを示唆している。20日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」についても、多数の市場関係者が再引き下げが濃厚と指摘する状況だ。
<NH>
2022/01/20 10:48
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、海外市場が下落
【ブラジル】ボベスパ指数 106667.66 +0.28%18日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比293.79ポイント高(+0.28%)の106667.66で取引を終了した。105786.1から107012.6まで上昇した。後半は売りに押された場面もあったが、その後は買い戻された。資源セクターの上昇が指数をサポートした。原油など商品相場の上昇が好感されたもようだ。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。一方、海外株安が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3560.35 -6.50%18日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比231.41ポイント安(-6.50%)の3328.94で取引を終了した。3534.56から3297.12まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる地政学リスクの高まりが逆風となった。米国と欧州連合(EU)はこのほど、ロシアがウクライナへの侵攻が継続した場合、ロシア系の銀行に対して国際送金スイフトシステムから除外すると決定した。一方、原油価格が大幅に上昇したが、売り圧力を軽減することに至らなかった。【インド】SENSEX指数 60754.86 -0.90%18日のインドSENSEX指数は反落。前日比554.05ポイント安(-0.90%)の60754.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同195.05ポイント安(-1.07%)の18113.05で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに5日連続の売り越しとなった。また、海外市場が下落したこともインド株の売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3569.91 +0.80%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.25ポイント高(+0.80%)の3569.91ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。今週20日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」について、多数の市場関係者は再引き下げが濃厚と指摘している。また、習近平・国家主席は17日、世界経済フォーラム(WEF)に向けたオンライン形式の準備会合で、足もとで減速している中国経済の先行きに関し、「経済成長に自信を持っている」と述べた。
<NH>
2022/01/19 10:26
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、リスク回避の売りが広がった
【ブラジル】ボベスパ指数 106373.87 -0.52%17日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比553.92ポイント安(-0.52%)の106373.87で取引を終了した。106927.8から106096.8まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。インフレ率の加速観測が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した調査では、年末までのインフレ予想が前回の5.03%から5.09%に引き上げられた。また、米株式市場がキング牧師生誕記念日のため休場となったため、積極的な売買も手控えられた。一方、指数の下値は限定的。経済活動指数の改善が好感されたほか、成長予想の上方修正も支援材料。2022年の成長予想は前回の0.28%から0.29%に引き上げられ、上方修正は4週間ぶりとなった。【ロシア】MOEX指数 3560.35 -1.02%17日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比36.63ポイント安(-1.02%)の3560.35で取引を終了した。3651.36から3501.94まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ問題をめぐり、欧米がロシアに対して金融制裁を追加したことが嫌気され、リスク回避の売りが広がった。米国と欧州連合(EU)はロシアの銀行に対し、国際送金スイフトシステムから除外すると決定。また、ロシアが欧米に対して報復手段を講じると発言したことも警戒材料。一方、原油価格が大幅に上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 61308.91 +0.14%17日のインドSENSEX指数は小反発。前日比85.88ポイント高(+0.14%)の61308.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同52.35ポイント高(+0.29%)の18308.10で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤は再び買い戻された。2022年度予算の拡大期待が好感された。国内メディアによると、22年度予算について、政府が13-14%の成長率で設定するという。また、インド準備銀行(中央銀行)が企業の社債発行などを支援すると発言したことも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3541.67 +0.58%週明け17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比20.41ポイント高(+0.58%)の3541.67ポイントと3日ぶりに反発した。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが好感される流れ。人民銀は朝方、中期貸出ファシリティ(MLF)の金利を1年9カ月ぶりに引き下げ、前回を上回る規模の資金供給を実施した。あわせて実施したリバースレポ取引に関しても、金利を引き下げている。ただ、上値は限定的。新型コロナウイルス感染が再拡大する中、経済活動の停滞が不安視されている。
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2022/01/18 10:01
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、感染対策として行動制限が強化されている
【ブラジル】ボベスパ指数 105529.50 -0.15%13日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比156.16ポイント安(-0.15%)の105529.50で取引を終了した。106250.9から104974.3まで下落した。中盤はプラス圏で推移したが、その後は再び売りに押された。米早期の引き締め懸念が再び高まっていることがブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、米株安などもブラジル株の売り圧力を強めた。一方、堅調な経済指標が指数をサポート。11ガとのIBGEサービス部門売上高は前年比で10.0%増加し、前月の7.5%と予想の6.9%を上回った。【ロシア】MOEX指数 3674.73 -4.05%13日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比155.22ポイント安(-4.05%)の3674.73で取引を終了した。3818.97から3664.48まで下落した。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、後半は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、ウクライナ問題をめぐる地政学的リスクへの懸念も嫌気された。ほかに、米金融引き締めに対する懸念がロシアなど新興国からの資金流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 61235.30 +0.14%13日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比85.26ポイント高(+0.14%)の61235.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.45ポイント高(+0.25%)の18257.80で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、12月の第1週の輸出が前年同期比で33%増加したとの報告も、景気回復の加速期待を高めた。このほか、米国の急激な引き締めに対する警戒感が後退していることを受け、インドなど新興国からの資金流出懸念がやや後退している。【中国本土】上海総合指数 3555.26 -1.17%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.17ポイント安(-1.17%)の3555.26ポイントと反落した。新型コロナウイルスの感染再拡大が不安視される流れ。「ゼロコロナ」政策を進める中国では、感染対策として行動制限が強化されている。北京市に隣接する天津市は12日、重要な政治イベントである「両会」(人民代表大会、政治協商会議)の開催を延期すると発表。天津をはじめ、感染が集中した地区では操業を一時停止する工場が相次ぐ状況だ。北京冬季五輪の開催を来月に控え、コロナ対策の厳戒態勢が続いた場合、実体経済も落ち込むと危ぐされている。また、週明けにかけて重要経済統計の発表が集中することも買い手控え要因として意識された。あす14日は貿易統計、来週17日は小売売上高や鉱工業生産、GDP成長率などが公表される。
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2022/01/14 10:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、外部環境の改善を期待
【ブラジル】ボベスパ指数 105685.70 +1.84%12日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1906.70ポイント高(+1.84%)の105685.70で引けた。ボべスパ指数の92の構成銘柄では78が上昇、14が下落、変わらずは0で買いが優勢。アメリカのインフレ高進の懸念は多少緩和されており、外部環境の改善を意識した買いが入ったようだ。【ロシア】MOEX指数 3829.95 +1.18%12日のロシア株式市場は、堅調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比44.66ポイント高(+1.18%)の3829.95で引けた。日中の取引レンジは、3783.92−3841.72。原油価格の上昇が好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 61150.04 +0.88%12日のインドSENSEX指数は、強含み。前日比533.15ポイント高(+0.88%)の61150.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同156.60ポイント高(+0.87%)の18212.35で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落、変わらずは0で買いが優勢。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の上げが目立った。外部環境の改善を期待した買いが入ったようだ。【中国本土】上海総合指数 3597.43 +0.84%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.99ポイント高(+0.84%)の3597.43ポイントと反発した。物価上昇の一服が好感される流れ。朝方公表された2021年12月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の上昇率がいずれも予想以上に鈍化した点が明らかにされた。過度なインフレ懸念が薄らぐ中、金融当局が緩和的な政策を継続できるとの見方が広がっている。
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2022/01/13 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 103778.98 +1.80%11日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1833.77ポイント高(+1.80%)の103778.98で取引を終了した。101918.4から103780.4まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買い戻しが広がった。また、原油など商品相場の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、米国の急激な引き締めに対する警戒感が後退していることがブラジルなど新興国からの資金流出懸念をやや後退させた。【ロシア】MOEX指数 3785.29 +1.25%11日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比46.61ポイント高(+1.25%)の3785.29で取引を終了した。3751.45から3800.91まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、ロシアがウクライナへの侵攻が一段と強化なら、米国がロシアに対して輸出や金融制裁を追加すると発言したことが警戒された。【インド】SENSEX指数 60616.89 +0.37%11日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比221.26ポイント高(+0.37%)の60616.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同52.45ポイント高(+0.29%)の18055.75で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで一進一退の展開を示した。取引時間内の欧州株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、雇用市場の回復などが指数をサポート。7-9月期の主要9業種の雇用者数は3100万人に拡大し、前年同期比で20万人増加したと報告された。【中国本土】上海総合指数 3567.44 -0.73%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.08ポイント安(-0.73%)の3567.44ポイントと反落した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が改めて不安視される流れ。陝西省西安市(人口約1000万人)に続き、河南省安陽市(人口約550万人)では国内2カ所目となる都市封鎖に踏み切っている。また、北京市に隣接する天津市では、変異ウイルス(オミクロン)の市中感染が週末に確認された。北京冬季五輪の開催まで1カ月を切る中、「ゼロコロナ」政策を続ける政府は行動抑制を強化している。社会活動の停滞で、消費も落ち込むと懸念された。ただ、下値を叩くような売りはみられない。景気腰折れを回避するため、当局は経済対策を強めるとの期待が続いた。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
<CS>
2022/01/12 09:09
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、成長予想の下方修正などを嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 101945.20 -0.75%10日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比774.27ポイント安(-0.75%)の101945.20で取引を終了した。102719.00から101037.8まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にまとめた最新調査では、2022年の成長予想が前回の0.36%から0.28%に引き下げられた。年末までの政策金利予想について、前回の11.50%から11.75%に引き上げられた。また、欧州市場の下落や国内外での新型コロナウイルス感染の増加なども足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3738.68 -0.88%10日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比33.36ポイント安(-0.88%)の3738.68で取引を終了した。3806.84から3726.73まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州など海外株の下落が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、国内外での新型コロナウイルス感染の増加なども引き続き圧迫材料。このほか、ウクライナ問題をめぐる欧米との対立が解消されていないことなどが圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 60395.63 +1.09%10日のインドSENSEX指数は続伸。前日比650.98ポイント高(+1.09%)の60395.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同190.60ポイント高(+1.07%)の18003.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気回復期待が高まっていることが支援材料。政府はこのほど、2021年度のインド国内総生産(GDP)成長率について、9.2%になると予想した。予想通りなら世界最速になる。なお、2020年度の成長率は7.3%だった。また、政府が利上げを当面見送るとの観測も引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3593.52 +0.39%週明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.98ポイント高(+0.39%)の3593.52ポイントと5日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国内景気の鈍化懸念がくすぶる中、当局は景気テコ入れに動くとの見方が広がっている。先週は、デベロッパーに対する融資規制が緩和されるとの観測が流れた。資金繰り難の不動産企業は、国有企業などに資産売却をしやすくなる。ただ、上値は重い。新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されている。北京市に隣接する天津市では、新型コロナ変異ウイルス(オミクロン)の感染者が初めて確認され、9日から約1400万人(東京都の人口に匹敵)の市民を対象にPCR検査が始まった。感染が集中した地区では、ロックダウン(都市封鎖)が導入され、工場などの一時操業停止も余儀なくされている。
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2022/01/11 10:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、経済活動の縮小が懸念される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 101561.05 +0.55%6日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比555.41ポイント高(+0.55%)の101561.05で取引を終了した。100999.9から102234.7まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、弱い経済指標を受け、景気対策への期待も高まった。ほかに、原油高などが資源セクターの物色手掛かり。一方、足元での景気悪化が指数の足かせとなった。11月の鉱工業生産は前年同月比で4.4%減少し、前月のマイナス7.8%を上回ったものの、予想のマイナス4.1%以上に落ち込んだ。【ロシア】MOEX指数 3753.29 -1.62%6日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比61.76ポイント安(-1.62%)の3753.29で取引を終了した。3784.17から3720.17まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧米株安が警戒され、ロシア株にも売りが継続した。また、米速やかな引き締め懸念がくすぶっていることも引き続き圧迫材料となった。ほかに、国内の新年休暇で公的機関や銀行など休みとなっており、積極的な売買は手控えられた。【インド】SENSEX指数 59601.84 -1.03%6日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比621.31ポイント安(-1.03%)の59601.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同179.35ポイント安(-1.00%)の17745.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。海外株安が警戒され、インド株も売りが優勢となった。また、新型コロナウイルス変異株(オミクロン)の世界的な流行も引き続き圧迫材料となった。このほか、米国の急速な利上げ観測がインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3586.08 -0.25%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.10ポイント安(-0.25%)の3586.08ポイントと3日続落した。経済活動の縮小が懸念される流れ。国内で新型コロナウイルスの感染拡大が散発する中、当局は「ゼロコロナ」政策による行動制限を強化している。また、ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国が2022年末までコロナ対策としての入国規制を継続する可能性があると指摘した。2月の北京冬季五輪、3月の「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)、秋の共産党大会など、重要イベントが相次ぐことを理由に挙げている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策に対する期待感が根強い状況だ。李克強・首相は経済関連の直近の座談会で、「大規模な法人税減税を実施し、第1四半期の経済成長を促す」と述べている。
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2022/01/07 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、景気対策への期待
【ブラジル】ボベスパ指数 101005.64 -2.42%5日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2508.00ポイント安(-2.42%)の101005.64で取引を終了した。103513.6から100849.6まで下落した。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国の急速な利上げ懸念が嫌気され、ブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、新型コロナウイルス変異株(オミクロン)の世界的な流行も改めて圧迫材料となった。ほかに、成長予想の下方修正が引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3815.05 -1.51%5日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比58.44ポイント安(-1.51%)の3815.05で取引を終了した。3875.25から3805.06まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、ロシア株にも売りが優勢となった。また、米急速な利上げ懸念などもロシアなど新興国からの資金流出懸念を強めた。ほかに、国内の新年休暇で公的機関や銀行など休みとなっており、株式市場は閑散取引が続いた。【インド】SENSEX指数 60223.15 +0.61%5日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比367.22ポイント高(+0.61%)の60223.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.00ポイント高(+0.67%)の17925.25で取引を終えた。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。また、景気対策への期待なども引き続き指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3595.18 -1.02%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.15ポイント安(-1.02%)の3595.18ポイントと続落した。中国の経済活動縮小が不安視される流れ。北京冬季五輪の開催を来月に控える中、「ゼロコロナ」政策を続ける中国では、感染が集中する一部地区でロックダウンを実施している。工場操業休止による製品出荷の遅れや、サプライチェーンの混乱が危ぐされる状況だ。また、米国で長期金利が上昇基調を強める中、新興国から投資資金が流出するとの懸念もくすぶっている。
<NH>
2022/01/06 10:19
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、新年休暇で閑散取引
【ブラジル】ボベスパ指数 103513.64 -0.39%4日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比407.95ポイント安(-0.39%)の103513.64で取引を終了した。104276.3から103096.3まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長予想の下方修正が警戒された。ブラジル中央銀行はこのほど、2021年、22年1-3月期の成長予想をそれぞれ4.51%、0.42%から4.50%、0.36%に下方修正した。2022年のインフレ予想を5.03%とし、目標の5.00%をやや上回った。一方、指数の下値は限定的。海外市場の上昇などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3873.49 +0.54%4日のロシア株式市場は小幅に3営業日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比20.99ポイント高(+0.54%)の3873.49で取引を終了した。3846.81から3892.33まで上昇した。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後はプラス圏で推移した。新年のご祝儀買いで続伸。また、海外市場の上昇や原油高も買い安心感を与えた。一方、国内の新年休暇で公的機関や銀行など休みとなっており、株式市場は閑散取引となった。【インド】SENSEX指数 59855.93 +1.14%4日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比672.71ポイント高(+1.14%)の59855.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同179.55ポイント高(+1.02%)の17805.25で取引を終えた。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤にかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。新年のご祝儀買いムードが継続していたことが指数をサポートした。また、海外株高なども買い安心感を与えた。ほかに、国内外投資家の買い継続が指数の上昇に寄与した。【中国本土】上海総合指数 3632.33 -0.20%新年初商い4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.45ポイント安(-0.20%)の3632.33ポイントと3日ぶりに反落した。新型コロナウイルス感染の影響が不安視される流れ。中国では一部地区でロックダウン(都市封鎖)が実施され、工場閉鎖を余儀なくされる事態も散見される状況だ。コロナ感染は、自動車産業が多く集まる陝西省西安市に続いて、電子、繊維・アパレルなどの産業が集積する浙江省寧波市などにも広がっている。
<NH>
2022/01/05 10:41
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、戻り売りの興味が観測される
【ブラジル】ボベスパ指数 103921.60 -0.86%3日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比900.80ポイント(-0.86%)の103921.60で引けた。ボべスパ指数の92の構成銘柄では14が上昇、77が下落、変わらずは1で売りが優勢。外部環境は改善しつつあるものの、戻り売りの興味が観測された。【ロシア】MOEX指数 3852.50 +1.72%3日のロシア株式市場は、強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比65.24ポイント高(+1.72%)の3852.50で引けた。日中の取引レンジは、3823.50−3866.15。原油価格の上昇や、西側諸国との軍事的な対立は回避される公算が大きくなったことが好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 59183.22 +1.60%3日のインドSENSEX指数は、強含み。前日比929.40ポイント高(+1.60%)の59183.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同271.65ポイント高(+1.57%)の17625.70で引けた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、25が上昇、5が下落、変わらずは0で買いが優勢。年初で外国人投資家などの売りは縮小しているようだ。バジャジ・フィンサーブ(BJFIN)の上昇が目立った。【中国本土】休場
<NH>
2022/01/04 10:06
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、主要なアジア市場が下落した
【ブラジル】ボベスパ指数 104107.24 -0.72%29日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比756.93ポイント安(-0.72%)の104107.24で取引を終了した。105190.3から103850.8まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。北東部の洪水被災が深刻であることが引き続き警戒された。また、新型コロナウイルス変異株(オミクロン)の感染力が以前のウイルスより強力であることや、欧州での新型コロナ感染が再び増加していることなども圧迫材料。ほかに、新年休みを控え、積極的な買いは手控えられた【ロシア】MOEX指数 3741.07 -0.97%29日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比36.49ポイント安(-0.97%)の3741.07で取引を終了した。3770.09から3727.35まで下落した。終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を一段と拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、外国人投資家を中心に利益確定売りが優勢となった。また、新年の大型連休を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 57806.49 -0.16%29日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比90.99ポイント安(-0.16%)の57806.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.65ポイント安(-0.11%)の17213.60で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤売りに押された。主要なアジア市場が下落したことがインド株の足かせとなった。また、欧州での新型コロナウイルス感染の増加や国内での緊急事態宣言の延長なども引き続き警戒された。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3597.00 -0.91%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.11ポイント安(-0.91%)の3597.00ポイントと反落した。新規材料に乏しい中で、中国景気の鈍化懸念が改めて意識される流れ。今月に入りシンクタンクやアナリストらからは、中国経済成長の下方修正が相次いだ。また、今週31日に公表される12月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)に関しては、11月からやや減速すると予測されている。新型コロナウイルス新規感染数の高止まりもマイナス。行動抑制の強化により、経済活動が縮小すると懸念された。
<FA>
2021/12/30 09:51
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 104864.17 -0.65%28日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比690.23ポイント安(-0.65%)の104864.17で取引を終了した。105652.1から104503.3まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。北東部の洪水被災が深刻であることが警戒された。報道によると、今回の洪水で27日までに20人の死亡が確認され、約47万人が被災したという。また、欧州での新型コロナウイルス感染の増加なども引き続き警戒された。一方、原油価格の上昇や海外株高などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3777.56 +0.99%28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比36.93ポイント高(+0.99%)の3777.56で取引を終了した。3751.00から3790.44まで上昇した。終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、12月のマークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)などが翌日29日から発表される予定となり、慎重ムードが強い。【インド】SENSEX指数 57897.48 +0.83%28日のインドSENSEX指数は続伸。前日比477.24ポイント高(+0.83%)の57897.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同147.00ポイント高(+0.86%)の17233.25で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。インフレ率の落ち着き観測が好感された。専門家によると、インフレ率の落ち着きが明らかになっているという。向こう数カ月は一段と鈍化すると予測されている。また、堅調な貿易統計も支援材料。12月最初3カ月の輸出額は前年同期比で36.2%増加したと報告された。ほかに、第5世代移動通信システム(5G)が2022年は13都市で展開するとの政府方針がIT関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3630.11 +0.39%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.14ポイント高(+0.39%)の3630.11ポイントと3日ぶりに反発した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される流れ。人民銀は28日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で資金1900億人民元を市場供給した。供給規模は10月下旬以来の大きさとなり、中国の短期金利も急低下した。また、人民銀は27日夜、マクロ経済を安定させるため金融政策を積極導入するとの声明を発表している。中国の新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の縮小を警戒した売りが散見されたものの、指数は終盤に入り上げ幅をやや拡大した。
<FA>
2021/12/29 10:09
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、海外株高などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 105554.40 +0.63%27日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比663.08ポイント高(+0.63%)の105554.40で取引を終了した。104798.4から105694.5まで上昇した。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻されて引けまで高値圏でもみ合った。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。このほか、堅調な週次貿易データが好感された。12月26日まで1週間の貿易黒字は11億8800万米ドル(約1365億円)となり、前週の3億6600万米ドルを大幅に上回った。一方、ボルソナロ政権のばらまき政策に対抗する勢力が強まっていることが政治不安を高めた。【ロシア】MOEX指数 3740.63 +1.02%27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比37.91ポイント高(+1.02%)の3740.63で取引を終了した。3709.19から3742.12まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を一段と拡大させた。欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、12月のマークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)などが週後半から発表される予定となり、慎重ムードが強い。【インド】SENSEX指数 57124.31 -0.33%24日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比190.97ポイント安(-0.33%)の57124.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.85ポイント安(-0.40%)の17003.75で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。両指数とも3日続伸しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、2022年度の輸出増加ペースが鈍化するとの見通しも嫌気された。貿易関係者はこのほど、新型コロナウイルス流行に伴うサプライチェーンの停滞を受け、22年度の輸出増加ペースが鈍化するとの見方を示した。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3615.97(-0.06%)週明け27日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比2.08ポイント0.06%)安の3615.97ポイントと続落した。前週末のNY市場がクリスマスで休場だったことから、手がかり材料難で方向感を欠く展開。国家統計局が午前に発表した一定規模を超える工業企業の11月の利益総額が前年同月比9.0%増の8059億9000万人民元となり、増加率が前月の24.6%から大幅に減速したことも重しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響も不安視された。もっとも、下値は限定的。政策期待を支えに、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<NH>
2021/12/28 10:31
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、経済活動の縮小が改めて危ぐされている
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3702.72 -0.05%24日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比1.88ポイント安(-0.05%)の3702.72で取引を終了した。3703.72から3653.63まで下落した。中盤は下値を模索する展開を示したが、その後は前日の終値近辺まで回復した。多くの海外市場がクリスマス休暇で休場となったため、ロシア市場も閑散取引となった。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 57124.31 -0.33%24日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比190.97ポイント安(-0.33%)の57124.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.85ポイント安(-0.40%)の17003.75で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。両指数とも3日続伸しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、2022年度の輸出増加ペースが鈍化するとの見通しも嫌気された。貿易関係者はこのほど、新型コロナウイルス流行に伴うサプライチェーンの停滞を受け、22年度の輸出増加ペースが鈍化するとの見方を示した。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3618.05 -0.69%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.29ポイント安(-0.69%)の3618.05ポイントと反落した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が不安視される流れ。中国中部の陝西省西安市では23日、コロナ感染が集中したことにより、事実上のロックダウン(都市封鎖)が始まった。西安市では、足もとでも感染拡大が続いている。一部の工場では、生産調整により製品出荷が遅れるとの見通しが示された。経済活動の縮小が改めて危ぐされている。
<FA>
2021/12/27 09:46
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、アジア市場が堅調な値動き
【ブラジル】ボベスパ指数 104891.32 -0.33%23日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比352.40ポイント安(-0.33%)の104891.32で取引を終了した。105453.3から104637.1まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。クリスマス休暇を前に買い手控える展開となった。また、経済赤字の拡大なども引き続き足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。インフレ加速ペースの鈍化などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3704.60 -1.12%23日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比42.15ポイント安(-1.12%)の3704.60で取引を終了した。3751.37から3691.04まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが広がった。また、欧米市場のクリスマス休暇を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、経済のプラス成長回復観測が好感された。プーチン大統領は23日、2021年の成長率について、4.5%まで回復するとの見方を示した。【インド】SENSEX指数 57315.28 +0.68%23日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比384.72ポイント高(+0.68%)の57315.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同117.15ポイント高(+0.69%)の17072.60で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、米食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナウイルス経口薬の緊急使用を承認したことを受け、オミクロン変異株に対する脅威も後退。このほか、インドと英国が来年から自由貿易協定(FTA)交渉に突入する予定となり、対英輸出の拡大期待が高まった。【中国本土】上海総合指数 3643.34 +0.57%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.72ポイント高(+0.57%)の3643.34ポイントと反発した。中国当局の景気重視スタンスが改めて意識される流れ。世界銀行などが中国経済の下振れリスクを指摘する中、当局は追加利下げなど景気テコ入れ策を強めるとの見方が広がっている。国内で新型コロナウイルス感染が拡大していることなどを嫌気した売りが散見されたものの、指数は中盤から上げ幅を徐々に広げた。
<NH>
2021/12/24 10:35
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油・天然ガス価格の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 105243.72 -0.24%22日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比256.16ポイント安(-0.24%)の105243.72で取引を終了した。105711.4から104385.9まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。経常赤字が予想以上に拡大したことが警戒された。11月の経常赤字は65億2200万米ドル(約7435億円)となり、前月の44億6400万米ドルと予想の62億米ドル以上に拡大した。一方、指数の下値は限定的。海外株高が支援材料となった。また、通貨レアル高もブラジル株を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3746.75 +1.45%22日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比53.73ポイント高(+1.45%)の3746.75で取引を終了した。3699.06から3759.67まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油・天然ガス価格の上昇が好感され、ウエートの高い資源銘柄に買いが広がった。また、通貨ルーブル高も銀行セクターの物色手掛かり。ほかに、欧米株高や米食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナウイルス経口薬の緊急使用を承認したことが、オミクロン変異株への脅威を後退させた。【インド】SENSEX指数 56930.56 +1.09%22日のインドSENSEX指数は続伸。前日比611.55ポイント高(+1.09%)の56930.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同184.60ポイント高(+1.10%)の16955.45で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが継続した。また、米食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナウイルス経口薬の緊急使用を承認したことも、オミクロン変異株への脅威を後退させた。このほか、銀行セクターの上昇などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3622.62 -0.07%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.51ポイント安(+0.07%)の3622.62ポイントと小反落した。新規の買い材料に乏しい中、前日に物色が目立っていた銘柄群などが売りに押される流れ。追加利下げの見通しや、不動産引き締め緩和の期待などは引き続き手がかりになったものの、上昇の勢いを継続させるには材料不足だった。中国経済成長の鈍化も意識される。世界銀行は22日、中国の2021年の国内総生産(GDP)成長率予想を8.0%と予測し、今年9月時点の予測値から0.5ポイント下方修正した。中国経済の先行きについて、下振れリスクが高まっていると指摘している。
<CS>
2021/12/23 10:01
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅高、外部環境の改善がやや意識されていた
【ブラジル】ボベスパ指数 105499.90 +0.46%21日のブラジル株式市場は、小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比480.10ポイント高(+0.46%)の105499.90で引けた。ボべスパ指数の92の構成銘柄では452が上昇、46が下落、変わらずは1で売買拮抗。外部環境の改善がやや意識されていたようだ。【ロシア】MOEX指数 3693.02 +0.65%21日のロシア株式市場は、強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比23.97ポイント高(+0.65%)の3693.02で引けた。日中の取引レンジは、3670.16−3713.68。原油価格の上昇が好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 55822.01 -2.09%21日のインドSENSEX指数は、強含み。前日比497.00ポイント高(+0.89%)の56319.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同156.65ポイント高(+0.94%)の16770.85で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、23が上昇、7が下落、変わらずは0で買いが優勢。HCLテクノロジー(HCL)の上昇が目立った。一方、パワーグリットコーポレーションオブインディア(PWGR)はさえない動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3593.60 -1.07%21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比31.52ポイント高(+0.88%)の3625.13ポイント(上海A株指数は0.88%高の3799.38ポイント)と3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が強まる流れ。複数の現地メディアはアナリストの分析を引用し、銀行貸し出し指標の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」追加引き下げ見通しを伝えた。LPRは20日、1年物が20カ月ぶりに引き下げられている(3.85→3.80%)。市場の一部からは、「金融緩和が物足りない」との声も聞かれていた。景気先行き不安がくすぶる中、指数は安く推移する場面がみられたものの、徐々に上げ幅を広げている。
<FA>
2021/12/22 10:00
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、経済活動が停滞すると懸念
【ブラジル】ボベスパ指数 105019.78 -2.03%20日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2180.78ポイント安(-2.03%)の105019.78で取引を終了した。107171.2から104357.8まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、通貨レアル安も圧迫材料。ほかに、新型コロナウイルスの世界的な感染増加などが投資家心理を悪化させた。【ロシア】MOEX指数 3669.05 -1.46%20日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比54.22ポイント安(-1.46%)の3669.05で取引を終了した。3674.71から3629.61まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ブレント原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛かり。また、海外市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、新型コロナウイルスの世界的な感染増などが投資家心理を悪化させた。【インド】SENSEX指数 55822.01 -2.09%20日のインドSENSEX指数は続落。前日比1189.73ポイント安(-2.09%)の55822.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同371.00ポイント安(-2.18%)の16614.20で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。前営業日の欧米市場の下落に加え、この日のアジア市場がそろって下落していたことを受け、インド株にも売りが広がった。また、インフレの一段高進懸念が高まっていることも警戒された。専門家らは、卸売物価指数(WPI)の高進が消費者物価指数(CPI)に3-4カ月悪影響を与えると指摘。白物家電など耐久財は今年に入ってから3回目の値上げは実施されている。【中国本土】上海総合指数 3593.60 -1.07%週明け20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.76ポイント安(-1.07%)の3593.60ポイントと続落した。中国の新型コロナウイルス感染拡大が不安視される流れ。国家衛生健康委員会の最新データによれば、20日に報告を受けた19日の新規感染は102人に上り、18日の83人からさらに拡大した。市中感染も散発している。北京冬季五輪の開催を来年2月に控える中、当局は北京市など一部都市で厳しい移動制限を発令。経済活動が停滞すると懸念された。金融緩和の動きを手がかりに指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、上値は重く、中盤から再びマイナスに転じている。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の1年物を20カ月ぶりに引き下げた(3.85→3.80%)。
<NH>
2021/12/21 10:25
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、消費者信頼感指数の低下
【ブラジル】ボベスパ指数 107200.56 -1.04%17日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1125.77ポイント安(-1.04%)の107200.56で取引を終了した。108324.3から106517.8まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。欧米などでの新型コロナウイルス変異株(オミクロン)感染急増が警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、欧米市場の下落も投資家心理を悪化させた。ほかに、追加の利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3723.27 -0.72%17日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比27.09ポイント安(-0.72%)の3723.27で取引を終了した。3696.50から3739.59まで上昇した。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外市場の下落が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、利上げの実施も圧迫材料。ロシア中央銀行は17日、政策金利を市場予想通り7.50%から8.50%に引き上げると発表した。一方、指数の下値は限定的。景気対策への期待や金融引き締めが当面停止されるとの観測が好感されたもようだ。【インド】SENSEX指数 57011.74 -1.54%17日のインドSENSEX指数は反落。前日比889.40ポイント安(-1.54%)の57011.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同263.20ポイント安(-1.53%)の16985.20で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。消費者信頼感指数の低下が小売セクターの圧迫材料。11月の消費者信頼感指数は新型コロナウイルス流行前の11月(2019年)を16.1%下回ったと報告された。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日までに20日連続の売り越しとなった。米金融緩和の終了が前倒して実施されることが外資の流出を加速させたもようだ。【中国本土】上海総合指数 3632.36 -1.16%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.65ポイント安(-1.16%)の3632.36ポイントと反落した。米国の対中圧力が不安視される流れ。バイデン米政権は16日、中国の少数民族ウイグル人への弾圧、または中国軍を支援しているとして、中国の42企業・団体に対する投資や輸出を制限する制裁措置を科すと新たに発表した。米中関係の悪化、サプライチェーンの混乱拡大が懸念されている。中国本土の新型コロナウイルス感染散発も重し。中国経済をけん引する中心地の一つ、浙江省では、多数の上場企業が一時休業を宣言している。
<CS>
2021/12/20 10:02
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、景気対策への期待が高まる
【ブラジル】ボベスパ指数 108326.33 +0.83%16日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比895.15ポイント高(+0.83%)の108326.33で取引を終了した。107432.6から109034.1まで上昇した。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。欧州市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、財政刺激策の追加期待なども支援材料。一方、追加の利上げ懸念などが引き続き指数の上値を抑えた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和を前倒しして終了させると決定したことも外資の流出懸念を強めた。【ロシア】MOEX指数 3750.36 +0.07%16日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.55%(128.54ポイント)高の3750.36で取引を終了した。3701.35から3755.07まで上昇した。高く寄り付いた後は上げ幅をやや拡大させた。弱い経済指標に伴う景気対策への期待が高まっていることが支援材料。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は4.3%となり、予想の4.4%をやや下回った。また、ロシア中央銀行が17日の金融政策決定会合以降、金融引き締めを当面停止するとの見方も好感された。中銀は17日の金融政策決定会合では1%の利上げに踏み切ると予測されている。このほか、欧州市場の上昇などが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 57901.14 +0.20%16日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比113.11ポイント高(+0.20%)の57901.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.00ポイント高(+0.16%)の17248.40で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、欧州市場の上昇やハイテク関連に買いが広がったことも指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3675.02 +0.75%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.39ポイント高(+0.75%)の3675.02ポイントと3日ぶりに反発した。経済対策の期待感が支えとなる流れ。15日に開催された国務院(政府)の常務会議では、景気テコ入れに向けて、中小・零細企業に対する金融支援を強化することが決定された。また市場では、来週20日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関し、20カ月ぶりに引き下げられるとの観測も浮上している。指数は徐々に上げ幅を広げた。
<NH>
2021/12/17 10:18
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、外部環境の改善を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 107431.20 +0.63%15日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比671.30ポイント高(+0.63%)の107431.20で引けた。ボべスパ指数の92の構成銘柄では62が上昇、28が下落、変わらずは2で買いが優勢。外部環境の改善を意識して買いが優勢となった。【ロシア】MOEX指数 3621.82 +0.07%15日のロシア株式市場はもみ合い。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比2.43ポイント高(+0.07%)の3621.82で引けた。日中の取引レンジは、3608.60−3666.53。原油価格は底堅い動きを見せたが、材料視されなかったようだ。【インド】SENSEX指数 57788.03 -0.57%15日のインドSENSEX指数は、弱含み。前日比329.06ポイント安(-0.57%)の57788.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同0.60%(103.50ポイント)安の17221.40で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、10が上昇、20が下落、変わらずは0で売りが優勢となった。外部環境の改善が遅れており、バジャジ・ファイナンス(BAF)の下げが目立った。一方、サン・ファーマ・シューティカル(SUNP)はしっかりとなった。【中国本土】上海総合指数 3647.63 -0.38%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.90ポイント安(-0.38%)の3647.63ポイントと続落した。国内消費伸び悩みが嫌気される流れ。取引時間中に公表された11月の各種経済統計では、小売売上高の伸びが前年同月比3.9%にとどまり、市場予想(4.7%)や前月実績(4.9%)を大幅に下回った。米国の対中圧力も不安視される。外電が15日、消息筋情報として伝えたところによれば、ICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:688981/SH、981/HK)に対し、米バイデン政権がより厳しい制裁措置を検討しているもようだ。半導体製造装置の輸出規制強化などが検討されているという。
<NH>
2021/12/16 10:21