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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、インフレ率の加速懸念が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 106296.18 -1.34%22日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1438.83ポイント安(-1.34%)の106296.18で取引を終了した。117749.3から102854.0まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。インフレ率の加速懸念が警戒された。ボルソナーロ大統領はこのほど、石油製品価格の引き上げに干渉しない方針を示した。また、財政や政治不安に対する懸念が払しょくされていないことも引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4196.96 -0.51%22日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比21.67ポイント安(-0.51%)の4196.96で取引を終了した。4246.22から4196.96まで下落した。前半プラス圏で推移したが、終盤は売りに押された。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は22日、政策金利を6.75%から7.50%に引き上げると発表。市場予想は7.00%だった。中銀は、2021年のインフレ予想を5.7-6.2%から7.4-7.9%に引き上げた。一方、欧州市場や原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60821.62 -0.17%22日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比101.88ポイント安(-0.17%)の60821.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.20ポイント安(-0.35%)の18114.90で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。景気回復ペースの鈍化懸念が引き続き警戒された。インド信用格付大手ICRAは21日、9月のいろんな指標が平均で8月を下回っており、景気回復ペースが遅れる可能性があると指摘した。また、インフレ加速懸念も引き続き圧迫材料。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせとなった。FIIはこの日、4日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3582.60(-0.34%)22日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比12.18ポイント安(-0.34%)の3582.60ポイントと反落している。商品市況安が嫌気される流れ。資源・エネルギー・素材銘柄が売られ、全体相場の重しとなった。WTI原油先物は20日まで5日続伸し、7年ぶりの高値を付けていたが、期近となった12月限は昨夜、1.1%下げている。ロンドン金属取引所(LME)では、アルミや銅など主要産品の先物が軒並み安。22日の上海商品取引所でも関連商品が下落した。鄭州商品取引所の発電用石炭(一般炭)先物相場も連日で急落している。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。不動産業界を巡る過度な不安の後退、中国人民銀行(中央銀行)による厚めの資金供給が支えだ。
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2021/10/25 09:48
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国人民銀行の資金供給がプラス
【ブラジル】ボベスパ指数 107735.01 -2.75%21日のブラジル株式市場は大幅反落。主要指標のボベスパ指数は前日比3051.42ポイント安(-2.75%)の107735.01で取引を終了した。110767.1から105713.8まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。貧困層向けの支援策に反対し、ボルソナーロ大統領側近4人とエネルギー庁の要人1人が離職したことが警戒され、政治不安が高まった。また、原油や金属先物の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 4218.63 -1.61%21日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比68.89ポイント安(-1.61%)の4218.63で取引を終了した。4282.46から4214.82まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。国内での新型コロナウイルス新規感染の増加を受け、首都モスクワが今月28日からロックダウン(都市封鎖)を導入する予定で、計画通りなら昨年6月以来となる。また、原油や金属相場の下落も資源銘柄の売り手がかりとなった。【インド】SENSEX指数 60923.50 -0.55%21日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比336.46ポイント安(-0.55%)の60923.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.50ポイント安(-0.48%)の18178.10で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油高を背景にインフレ率の加速懸念が改めて警戒された。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはきのう21日まで3日連続の売り越しとなった。ほかに、電力不足の深刻化が製造業の回復ペースを鈍化させるとの懸念が強まった。【中国本土】上海総合指数 3594.78 +0.22%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.78ポイント高(+0.22%)の3594.78ポイントと反発している。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がプラス。人民銀は21日、リバースレポ取引を通じ、前日と同様、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。中国経済の減速懸念がくすぶるなか、当局の経済対策に対する期待感も続いている。ただ、上値は重い。インフレ高進の警戒感がくすぶるなか、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。
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2021/10/22 10:00
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まる
【ブラジル】ボベスパ指数 110786.43 +0.10%20日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比113.67ポイント高(+0.10%)の110786.43で取引を終了した。110175.6から112023.1まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。前日の大幅安を受けた反動から銀行セクターに買い戻しが広がったことが指数をサポート。また、海外市場の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。財政不安に対する懸念が払しょくされていないことが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4287.52 +0.26%20日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比11.26ポイント高(+0.26%)の4287.52で取引を終了した。4258.14から4290.99まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、インフレ率の鈍化も好感された。9月の生産者物価指数(PPI)は26.3%となり、前月の28.6%と予想の29.7%を下回った。一方、利上げ懸念の高まりが指数の上値を抑えた。22日に発表される政策金利について、年6.75%から7.00%に引き上げられると予測されている。【インド】SENSEX指数 61259.96 -0.74%20日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比456.09ポイント安(-0.74%)の61259.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.15ポイント安(-0.83%)の18266.60で取引を終えた。朝方は底堅い展開を示したが、その後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力は継続。このほか、インフレ加速懸念が引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3587.00 -0.17%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント安(-0.17%)の3587.00ポイントと反落している。資源価格統制の動きが懸念される流れ。石炭など資源株に売りが先行した。国家発展改革委員会は19日、石炭の急速な値上がりを受け、価格介入の実施を検討する方針を表明。鄭州商品取引所の発電用石炭(一般炭)先物相場は、19日の夜間取引で急落している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済の減速懸念がくすぶるなか、当局の経済対策に対する期待感は根強い状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給も好材料。人民銀は20日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。上海総合指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
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2021/10/21 09:31
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 110672.76 -3.28%19日のブラジル株式市場は大幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比3755.42ポイント安(-3.28%)の110672.76で取引を終了した。114422.2から109947.2まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させ、ほぼ全面安の展開となった。財政不安が高まっていることがリスク回避の売りを加速させた。ボルソナロ政権は貧困家庭向けの現金給付策の拡充に踏み切ると報じられた。報道通りなら新たな300億レアル(約6159億円)の追加支出と試算され、憲法が定める歳出上限を破る可能性が高まっている。一方、原油や海外株が上昇したが、指数をサポートするには力不足だった。【ロシア】MOEX指数 4276.26 +0.66%19日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比27.93ポイント高(+0.66%)の4276.26で取引を終了した。4235.81から4279.20まで上昇した。朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も好感され、ロシア株も買われた。一方、景気回復ペースが鈍化するとの政府見解が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 61716.05 -0.08%19日のインドSENSEX指数は8営業日ぶりに小反落。前日比49.54ポイント安(-0.08%)の61716.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同58.30ポイント安(-0.32%)の18418.75で取引を終えた。中盤は堅調な値動きを示したが、終盤はマイナス圏に転落した。両指数とも前日まで7営業日続伸しており、足元での過熱感から利益確定売りがやや優勢。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買入の縮小(テーパリング)が決定されるなら、インドからの外資流出が加速するとの観測も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3593.15 +0.70%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.02ポイント高(+0.70%)の3593.15ポイントと反発している。人民元高が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は19日、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元高方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元が急上昇し、約4カ月ぶりの水準で推移している。また、成長鈍化の懸念がくすぶるなか、中国経済対策の期待感も高まった。指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じている。
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2021/10/20 10:00
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、中国の成長鈍化が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 114428.18 -0.19%18日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比219.81ポイント安(-0.19%)の114428.18で取引を終了した。114926.9から112840.5まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。最大の貿易相手国である中国の成長鈍化が警戒され、売り圧力が高まった。また、中国向けの牛肉輸出が一時停止されていることも対象銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 4248.33 -0.32%18日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.49ポイント安(-0.32%)の4248.33で取引を終了した。4257.83から4225.42まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。中国の成長鈍化などが警戒され、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、米長期金利の上昇なども圧迫材料。国内では、景気回復ペースが鈍化しているとの政府の見解が嫌気された。経済発展省はこのほど、2021年の成長率が最高4.2%だとの見方を示した。一方、原油価格の上昇などが資源セクターの支援材料となった。【インド】SENSEX指数 61765.59 +0.75%18日のインドSENSEX指数は7営業日続伸。前日比459.64ポイント高(+0.75%)の61765.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.50ポイント高(+0.76%)の18477.05で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、消費の拡大観測や企業業績の改善期待なども好感された。このほか、景気対策への期待が高まっていることが引き続き指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3568.14 -0.12%週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.23ポイント安(-0.12%)の3568.14ポイントと反落している。中国経済の鈍化が懸念される流れ。取引時間中に公表された中国の各種経済統計では、2021年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4.9%にとどまり、市場予想(5.0%)と前四半期実績(7.9%)を下回った。金利高も警戒。18日の中国10年債利回りは急上昇し、約3カ月ぶりの高い水準(一時3.02%)に達した。経済の下押し圧力になると不安視されている。地方政府の不動産売却が細る中、財政悪化も危惧された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。指標下振れを受け、中国経済対策の期待感が強まっている。指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。
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2021/10/19 10:02
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の経済対策に期待感が強まっている
【ブラジル】ボベスパ指数 114647.99 +1.29%15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1462.52ポイント高(+1.29%)の114647.99で取引を終了した。113048.5から114776.1まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、新型コロナウイルス新規感染者数の減少傾向が続いていることも好感された。一方、弱い経済指標が足かせになった。8月の経済活動指数は前月比でマイナス0.15%となり、前月のプラス0.23%(改定値)と予想のマイナス0.05%を下回った。【ロシア】MOEX指数 4261.82 +0.06%15日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比2.69ポイント高(+0.06%)の4261.82で取引を終了した。4247.79から4282.15まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も支援材料となった。ほかに、中国の景気対策への期待などが好感されよう。一方、指数の上値は重い。利上げ懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3572.37 +0.40%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.09ポイント高(+0.40%)の3572.37ポイントと反発している。中国の経済対策に期待感が強まっている。李克強・首相は14日、「中国の経済成長は足もとで減速しているが、通年発展目標の達成を確信している」と述べた。中国の第3四半期GDP成長率などは、週明け18日に公表される。景気鈍化を不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は中盤からプラスに転じた。
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2021/10/18 09:28
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 113185.48 -0.24%14日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比270.45ポイント安(-0.24%)の113185.48で取引を終了した。113,881.4から112,707.5まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。海外株高が好感されたほか、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 4259.13 +0.36%14日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.21ポイント高(+0.36%)の4259.13で取引を終了した。4,259.13から4,292.68まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、インフレ加速に伴う利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 61305.95 +0.94%14日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比568.90ポイント高(+0.94%)の61305.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.80ポイント高(+0.97%)の18338.55で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。ほかに、景気が着実に回復しているとの見方が好感された。IMFはインド経済が新型コロナウイルス流行の打撃から回復していると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3558.28 -0.10%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.48安(-0.10%)の3558.28ポイントに小反落している。9月の新規人民元建て融資や社会融資総量が予想を下回ったことが嫌気された。上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。朝方公表された9月の中国物価統計はまちまちの内容。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス0.7%だった。上昇率は市場予想と前月実績(ともにプラス0.8%)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)は10.7%上昇した。前月実績(プラス9.5%)から加速し、市場予想(プラス10.5%)も超えている。卸売物価高騰が川下産業の経営圧力となるものの、原材料などを扱う川上産業にとっては追い風だ。
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2021/10/15 09:57
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、構造改革の加速観測が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 113455.92 +1.14%13日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1275.45ポイント高(+1.14%)の113455.92で取引を終了した。111807.2から114158.9まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。構造改革の加速観測が好感された。電力や郵政事業の民営化法案が年末まで承認されると予測されているほか、燃料税の引き下げ案も年内に承認されると期待されている。また、主要な欧州市場が堅調な値動きを示したことも支援材料。一方、原油価格の下落などが足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4243.92 -0.47%13日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比19.88ポイント安(-0.47%)の4243.92で取引を終了した。4260.44から4189.91まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させたが、終盤はやや買い戻された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、輸出の伸び鈍化も嫌気された。8月の輸出額は432億米ドル(約4兆8816億円)となり、前月の495億米ドルと予想の465億米ドルを下回った。一方、欧州向けの天然ガス輸出が増加するとの観測が好感された。欧州での天然ガス不足で価格は高騰しており、ロシアの天然ガス大手は輸出の拡大準備を整っていると発言した。【インド】SENSEX指数 60737.05 +0.75%13日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比452.74ポイント高(+0.75%)の60737.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.80ポイント高(+0.94%)の18161.75で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。堅調な経済指標が支援材料。8月の鉱工業生産は前年同月比で11.9%増加し、前月の増加率(同)11.5%を上回ったほか、新型コロナウイルス流行前の水準をやや上回った。また、インフレ率の低下も追加の金融緩和期待を高めた。9月のCPI上昇率は4.35%、5カ月ぶり低水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3561.76 +0.42%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.83ポイント高(+0.42%)の3561.76ポイントと3日ぶりに反発している。景気テコ入れ期待が強まる流れ。インフレ高進や電力不足を背景に、中国の景気鈍化が懸念される中、当局が追加の経済対策を打ち出すとの期待が広がった。指数は安く推移していたが、大引けにかけてプラスに転じている。なお、中国海関総署(税関)が取引時間中に公表した9月の貿易統計はまちまちの内容。輸出の伸びが上振れる一方、輸入の伸びは下振れている。相場に与える影響は限定された。
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2021/10/14 09:41
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の鈍化懸念が改めて意識
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 4263.80 -0.38%12日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比16.07ポイント安(-0.38%)の4263.80で取引を終了した。4275.60から4250.03まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ加速懸念も追加の金融緩和期待を後退させた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60284.31 +0.25%12日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比148.53ポイント高(+0.25%)の60284.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.00ポイント高(+0.26%)の17991.95で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。企業の業績改善期待が高まっていることが支援材料。また、新型コロナウイルス新規感染の落ち着きや景気回復の継続などが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3546.94 -1.25%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比44.77ポイント安(-1.25%)の3546.94ポイントと続落している。インフレ高進や電力不足を背景に、中国景気の鈍化懸念が改めて意識された。火力発電所が保有する石炭在庫が増加に転じている——と伝えられたものの、各地の電力消費制限は依然として続いている。石炭鉱山が集積する山西省では、洪水被害の広がりで、炭鉱復旧に遅れが出ているようだ。石炭先物価格は連日で過去最高値を更新している。指数は中盤から下げ足を速めた。
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2021/10/13 09:48
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、景気対策への期待
【ブラジル】ボベスパ指数 112180.48 -0.58%11日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比652.73ポイント安(-0.58%)の112180.48で取引を終了した。113981.6から112051.8まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤はマイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米株安や米成長見通しの下方修正なども嫌気された。国内では、利上げ懸念の高まりが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4279.87 +0.99%12日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比41.87ポイント高(+0.99%)の4279.87で取引を終了した。4247.20から4284.53まで上昇した。高く寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が好感され、ウエートの高い資源銘柄に買いが広がった。また、中国が追加の金融緩和に踏み切るとの観測や日本での新型コロナウイルス新規感染の大幅減少なども支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60135.78 +0.13%11日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比76.72ポイント高(+0.13%)の60135.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同50.75ポイント高(+0.28%)の17945.95で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。インド準備銀行(中央銀行)がインフレ予想を下方修正したことが好感された。準備銀は最新リポートで、2021年度の成長予想を9.5%に据え置いたが、同年度のインフレ予想をこれまでの5.7%から5.3%に引き下げた。食品関連のインフレ率の落ち着き観測が指摘された。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3591.71 -0.01%週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.46ポイント安(-0.01%)の3591.71ポイント3日ぶりに小反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の国家発展改革委員会が8日、報道事業の民営企業参入を禁止する規制案を発表したことで、政府による締め付け懸念が再燃した。米中関係の改善期待などを引き続き手がかりに買い先行したものの、上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。
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2021/10/12 10:01
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ブレント原油価格の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 112833.20 +2.03%8日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2247.77ポイント高(+2.03%)の112833.20で取引を終了した。112833.2から112833.2まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。新型コロナウイルス新規感染の減少に伴う一連の規制緩和が好感され、経済活動の回復期待が高まった。また、原油価格の続伸も資源セクターの物色手掛かり。一方、利上げ懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4238.00 +0.24%11日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比9.98ポイント高(+0.24%)の4238.00で取引を終了した。4216.72から4254.36まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、米中関係の改善期待なども輸出の拡大観測を高めた。一方、インフレ加速懸念などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 60059.06 +0.64%8日のインドSENSEX指数は続伸。前日比381.23ポイント高(+0.64%)の60059.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.85ポイント高(+0.59%)の17895.20で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株も買いが先行。また、9月の失業率が前月の37.15%から6.86%まで急速に低下したことも景気の回復期待を高めた。ほかに、消費の拡大期待や景気対策への期待などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3592.17 +0.67%国慶節連休明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.00ポイント高(+0.67%)の3592.17ポイントと続伸した。連休中の好材料を手がかりに買われる流れ。米中関係の改善期待が高まっている。米国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官と中国外交トップの楊潔チ・政治局委員は6日、スイスのチューリッヒで協議し、米中首脳会談のオンライン年内開催で原則合意した。連休中の消費活発化もプラス。専門機関の調べによれば、上海市の連休(1-7日)消費額は、2019年同期から増加し、新型コロナウイルス流行前の水準を回復した。
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2021/10/11 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、海外株高が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 110585.43 +0.02%7日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比25.86ポイント高(+0.02%)の110585.43で取引を終了した。110563.3から111521.5まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。海外株高が支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。また、資源関連の上昇も指数をサポート。原油などの上昇が好感されたもようだ。一方、弱い経済指標が引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4228.02 +1.35%7日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比56.31ポイント高(+1.35%)の4228.02で取引を終了した。4179.39から4239.14まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、インフレ率の加速が引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59677.83 +0.82%7日のインドSENSEX指数は反発。前日比488.10ポイント高(+0.82%)の59677.83、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.35ポイント高(+0.82%)の17790.35で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の米株高やこの日の主要なアジア市場が堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行。また、格上げ期待の高まりなども支援材料となった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、成長見通しの引き上げと財政赤字の縮小が確認されれば、インドの格上げが可能になると示唆した。【中国本土】休場
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2021/10/08 09:41
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、インフレ率の加速懸念が嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 110559.57 +0.09%6日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比101.93ポイント高(+0.09%)の110559.57で取引を終了した。108179.8から110613.8まで上昇した。中盤は下値を模索する展開もみられたが、その後は買い戻された。米株高がブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が足かせとなった。8月の小売売上高は前年同月比で4.1%下落し、前月のプラス5.7%と市場予想のプラス2.1%を下回った。また、インフレ率の高止まりも追加の利上げ懸念を強めた。【ロシア】MOEX指数 4171.71 -1.23%6日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比52.14ポイント安(-1.23%)の4171.71で取引を終了した。4267.29から4163.62まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、その後は安値圏でもみ合った。欧州株の下落が警戒され、ロシア株への売りも広がった。また、原油価格の大幅下落もウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。ほかに、インフレ率の加速が追加の金融緩和期待を後退させた。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.4%上昇し、前月の6.7%と予想の7.3%を上回ったほか、2016年7月以来の高水準を記録した。【インド】SENSEX指数 59189.73 -0.93%6日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比555.15ポイント安(-0.93%)の59189.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.30ポイント安(-0.99%)の17646.00で取引を終えた。前日の終値近辺で推移した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速懸念が嫌気された。原油価格の上昇に伴う原材料や野菜価格が高騰している背景がある。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】休場
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2021/10/07 10:46
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油や天然ガス価格の上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 110457.64 +0.06%5日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比64.55ポイント高(+0.06%)の110457.64で取引を終了した。110087.4から111691.3まで上昇した。中盤は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅を縮小させた。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油や天然ガス価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が足かせとなった。8月の鉱工業生産は前年比でマイナス0.7%となり、前月のプラス1.2%と予想の0.0%を下回った。【ロシア】MOEX指数 4223.85 +2.70%5日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比111.13ポイント高(+2.70%)の4223.85で取引を終了した。4129.53から4225.16まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油や天然ガス価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり。ブレント原油価格はこの日、1バレル当たり81.7米ドルまで上昇し、約3年ぶりの高水準を記録した。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 59744.88 +0.75%5日のインドSENSEX指数は続伸。前日比445.56ポイント高(+0.75%)の59744.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同131.05ポイント高(+0.74%)の17822.30で取引を終えた。売りが先行した後はしばらく前日の終値近辺でもみ合ったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。電力や資源関連に買いが広がったことが指数をサポートした。景気回復ペースの加速に伴い、電力や資源の需要が高まるとの観測が広がったもようだ。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。【中国本土】休場
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2021/10/06 09:59
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調地合い、一部銀行株の下げが目立った
【ブラジル】ボベスパ指数 110393.10 -2.22%4日のブラジル株式市場は軟調地合い。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2506.50ポイント安(-2.22%)の110393.10で引けた。ボべスパ指数の91の構成銘柄では5が上昇、86が下落、変わらずは0で売りが優勢。一部銀行株の下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 4112.72 +0.84%4日のロシア株式市場は、強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比34.13ポイント高(+0.84%)の4112.72で引けた。日中の取引レンジは、4100.85−4131.398。原油高が好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 59299.32 +0.91%4日のインドSENSEX指数は強含み。前日比533.74ポイント高(+0.91%)の59299.32、ナショナル引所の主要50社株価指数ニフティは、同180.80ポイント高(+1.03%)の17691.25で推移。SENSEX指数の構成銘柄では、29が上昇、1が下落、変わらずは0で買いが優勢。持続的な経済成長への期待は残されており、買いが優勢となった。ナショナル・サーマルパワー(NTPC)の上げが目立った。【中国本土】休場
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2021/10/05 09:22
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、外部環境の改善は遅れており、売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 112899.60 +1.73%1日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1920.50ポイント高(+1.73%)の112899.60で引けた。ボべスパ指数の91の構成銘柄では74が上昇、15が下落、変わらずは2で買いが優勢。一部銀行株の上げが目立った。【ロシア】MOEX指数 4078.59 -0.02%1日のロシア株式市場は伸び悩み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.87ポイント安(-0.02%)の4078.59で引けた。日中の取引レンジは、4065.40−4104.78。【インド】SENSEX指数 58765.08 -0.61%1日のインドSENSEX指数は、弱含み。前日比360.78ポイント安(-0.61%)の58765.08、ナショナル引所の主要50社株価指数ニフティは、同86.10ポイント安(-0.49%)の17532.05で取引を終えた。SENSEX指数の構成銘柄では、12が上昇、18が下落、変わらずは0で売りが優勢。持続的な経済成長への期待は残されているものの、外部環境の改善は遅れており、売りが優勢となった。バジャジ・フィンサーブ(BJFIN)の下げが目立った。一方、マヒンドラ・マヒンドラ(MM)は強い動きを見せた。【中国本土】休場
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2021/10/04 10:48
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米株安が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 110979.10 -0.11%30日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比127.73ポイント安(-0.11%)の110979.10で取引を終了した。112371.00から110742.8まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤は売りに押された。米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、利上げ観測も引き続き株式市場の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。燃料税の引き下げ観測が引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 4079.46 +0.85%30日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比34.30ポイント高(+0.85%)の4079.46で取引を終了した。4064.50から4106.72まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となった。また、企業の増配報告も関連銘柄の物色手掛かり。一方、インフレ加速などが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59126.36 -0.48%30日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比286.91ポイント安(-0.48%)の59126.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.15ポイント安(-0.53%)の17618.15で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後はマイナス圏に転落した。インフレ率の加速懸念が警戒された。原油価格の上昇に伴う国内の燃料価格の高騰を受け、インフレ率が一段と加速すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日までに4日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3568.17 +0.90%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.87ポイント高(+0.90%)の3568.17ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。昨日のマーケットでは素材株などが急落し、上海総合指数は約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。製造業の先行き不安が漂う中、当局の産業支援に対する期待も高まる。朝方公表された9月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.6に低下し、景況判断の節目となる50を19カ月ぶりに割り込んだ。国慶節の大型連休(10月1日-7日が休場)を前に上値の重い場面がみられたものの、指数は引けにかけて上げ幅を広げている。
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2021/10/01 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国の景気鈍化が改めて意識
【ブラジル】ボベスパ指数 111106.83 +0.89%29日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比982.98ポイント高(+0.89%)の111106.83で取引を終了した。110124.7から112028.3まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。ディーゼルや家庭用ガスなど燃料税の引き下げ観測が好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。また、欧州市場の上昇なども買い安心感を与えた。一方、利上げ観測などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4045.16 -1.57%29日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比64.50ポイント安(-1.57%)の4045.16で取引を終了した。4076.61から4038.06まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が警戒され、資源を中心に売りが広がった。また、インフレ加速なども利上げ懸念を高めた。年初から9月27日までの消費者物価指数(CPI)は5.2%となり、前回統計の4.9%から加速した。【インド】SENSEX指数 59413.27 -0.43%29日のインドSENSEX指数は続落。前日比254.33ポイント安(-0.43%)の59413.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.30ポイント安(-0.21%)の17711.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅を縮小させた。前日の欧米市場の下落に加え、この日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示したことを受け、インド株にも売りが広がった。また、米長期金利の上昇加速もインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれている8月のインフラ8業種生産高が翌30日に発表される予定となり、慎重ムードが強い。【中国本土】上海総合指数 3536.29 -1.83%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比65.93ポイント安(-1.83%)の3536.29ポイントと反落した。約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国の景気鈍化が改めて意識される流れ。電力需給のひっ迫を受けて、主要企業が操業停止や減産などを相次ぎ報告した。モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国の電力不足が企業業績にマイナスの影響をもたらすと指摘。電力供給制限の影響は、まずは素材業界に及び、続いて自動車、消費財、不動産、建設などに波及していくと予測した。景気敏感株に売りが先行している。
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2021/09/30 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、過熱感から利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 110123.85 -3.05%28日のブラジル株式市場は大幅反落。主要指標のボベスパ指数は前日比3459.16ポイント安(-3.05%)の110123.85で取引を終了した。113584.1から109980.9まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇加速や欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にもリスク回避の売りが広がった。また、大幅な利上げ懸念もブラジル株の売り圧力を強めた。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、10月に100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されるという予測が出ている。【ロシア】MOEX指数 4065.46 -0.39%28日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比15.76ポイント安(-0.39%)の4065.46で取引を終了した。4112.31から4,050.95まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の上昇加速や欧米株の下落もロシア株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。景気対策への期待などが引き続きサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 59667.60 -0.68%28日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比410.28ポイント安(-0.68%)の59667.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同106.50ポイント安(-0.60%)の17748.60で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、終盤は下げ幅をやや縮小させた。両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせとなった。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3602.22 +0.54%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.39ポイント高(+0.54%)の3602.22ポイントと3日ぶりに反発した。相場に買い安心感が広がる流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、中国恒大集団(3333/HK)の債務危機を念頭に、不動産市場の健全な発展を守る意向を表明した。中国不動産業界を巡る過度な懸念が後退している。また、人民銀がリバースリポを通じた資金供給を連日で厚めに行っていることも改めて材料視された。今週スタートする国慶節(10月1日)からの大型連休を前に、流動性が確保されると楽観されている。ただ、上値は重い。中国各地で電力需給がひっ迫し、一部エリアで電力の供給制限が実施されている。中国景気の先行き不安がくすぶった。
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2021/09/29 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、米金融緩和の継続も改めて好感
【ブラジル】ボベスパ指数 113583.01 +0.27%27日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比300.34ポイント高(+0.27%)の113583.01で取引を終了した。112360.2から114432.2まで上昇した。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、インフレ率の加速に伴う大幅な利上げ懸念が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 4081.22 +1.06%27日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比42.99ポイント高(+1.06%)の4081.22で取引を終了した。4061.71から4083.61まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も改めて好感された。ほかに、一連の景気対策への期待などが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60077.88 +0.05%27日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比29.41ポイント高(+0.05%)の60077.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.90ポイント高(+0.01%)の17855.10で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。住宅ローン金利の引き下げなどが不動産セクターの物色手掛かり。HDFC銀行(HDFCB)など大手銀行は相次いで住宅ローン金利を15-60ベーシスポイント(BP)引き下げ、6.5-6.7%に設定している。また、世帯消費の回復期待なども小売などの支援材料となった。ほかに、大手企業の納税額は7-9月期に大幅増加しているとの報告が財政収支の改善期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3582.83 -0.84%週明け27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比30.24ポイント安(-0.84%)の3582.83ポイントと続落した。9月3日以来の安値水準に落ち込んでいる。国内経済の先行き不安がくすぶる流れ。中国では南方や東北で、電力需給のひっ迫問題が深刻化している。一部エリアで実施された電力の供給制限により、鉄鋼、セメント、化学工業などを中心に多大な影響が広がると懸念される状況だ。また、デフォルトリスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)の巨額債務を巡り、不動産業界や周辺産業に打撃を与えるとの不安も続いている。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスを支えに、朝方は指数が上昇する場面がみられたものの、上値は重く、徐々に下げ幅を広げた。
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2021/09/28 09:07
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、インフレの加速
【ブラジル】ボベスパ指数 113282.67 -0.69%24日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比781.69ポイント安(-0.69%)の113282.67で取引を終了した。114062.2から112505.0まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。インフレの加速を受け、大幅な利上げ懸念が高まった。9月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前年比で10.05%上昇し、前月の9.30%と予想の9.94%を上回ったほか、2016年以来で2ケタに加速した。また、中国の不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念が解消されていないことも引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4038.23 -0.34%24日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.91ポイント安(-0.34%)の4038.23で取引を終了した。4057.09から4017.20まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。中国の不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念が再び高まっていることが警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇がサポート材料となったほか、米金融緩和の継続などが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 60048.47 +0.27%24日のインドSENSEX指数は続伸。前日比163.11ポイント高(+0.27%)の60048.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.25ポイント高(+0.17%)の17853.20で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤にかけて上げ幅をやや縮小させた。海外株高を受け、インド市場にも買いが先行。また、原油価格の上昇やインドへの外資流入が加速していることなども引き続き支援材料となった。国内では、インド経済がすでに底を打っており、一部産業が新型コロナウイルス流行前のレベルまで回復しているとの見方が好感された。【中国本土】上海総合指数 3613.07 -0.80%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.15ポイント安(-0.80%)の3613.07ポイントと4日ぶりに反落した。投資家のセンチメントがやや悪化する流れ。中国不動産大手の債務問題を巡る懸念が強まっている。消息筋情報として外電が23日に伝えたところによれば、中国の中央政府は地方政府に対し、デフォルト(債務不履行)リスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)の経営破たん可能性に備えるよう指示したもようだ。また、中国産業引き締めの警戒感が依然としてくすぶっていることも重しとなっている。金融当局の資金供給などを手がかりに指数は一進一退していたが、引けにかけて下げ足を速めた。
<CS>
2021/09/27 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 114064.36 +1.59%23日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1782.08ポイント高(+1.59%)の114064.36で取引を終了した。112280.8から114329.7まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も引き続き好感された。ほかに、海外株高が買い安心感を与えた。【ロシア】MOEX指数 4052.14 +0.52%23日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比21.16ポイント高(+0.52%)の4052.14で取引を終了した。4020.50から4058.15まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も好感された。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利や資産入策の据え置きを決定した。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 59885.36 +1.63%23日のインドSENSEX指数は反発。前日比958.03ポイント高(+1.63%)の59885.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同276.30ポイント高(+1.57%)の17822.95で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日の中国や香港などアジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、米金融緩和の継続なども外資の流出懸念を後退させた。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利や資産入策の据え置きを決定した。【中国本土】上海総合指数 3642.22 +0.38%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.73ポイント高(+0.38%)の3642.22ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。債務問題を抱える不動産大手の中国恒大集団(3333/HK)が前日、23日に期日を迎える人民元社債の利払いを実施すると発表したことで、中国金融システムへの影響懸念がひとまず後退している。中国恒大集団を巡っては、「中国政府が3つの独立した事業体に再編することを検討しているもよう」とも伝わった。消息筋によれば、この再編により、中国政府が恒大集団の支配権を握ることになる見通しという。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスもプラス。人民銀はこのところ、リバースリポを通じた厚めの資金供給を続けている。また、前日公表された9月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り、17カ月連続で金利は据え置かれたものの、市場では年内の利下げ期待が根強い状況だ。
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2021/09/24 09:49
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、外国人投資家の買い越しが支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 110249.73 +1.29%21日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1405.98ポイント高(+1.29%)の110249.73で取引を終了した。108859.2から110923.2まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、香港の不動産業界をめぐる不透明感が後退したことも買い安心感を与えた。一方、一段の利上げ懸念などが引き続き警戒材料となった。【ロシア】MOEX指数 3970.48 +0.02%21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比0.87ポイント高(+0.02%)の3970.48で取引を終了した。3962.05から3994.56まで上昇した。終盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際に再び買い戻された。香港の不動産業界を巡る不透明感の後退が好感され、買い戻しがやや優勢。また、原油価格の上昇なども資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果の発表を控え、積極的な買いが手控えられた。【インド】SENSEX指数 59005.27 +0.88%21日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比514.34ポイント高(+0.88%)の59005.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.10ポイント高(+0.95%)の17562.00で取引を終えた。前半は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日までに8日連続の買い越しとなった。また、一連の景気対策の発表なども引き続き対象セクターの物色手掛かり。ほかに、企業による雇用の増加や個人消費の拡大観測などが景気の回復期待を高めた。【中国本土】休場
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2021/09/22 10:01
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、資源の一角に売りが継続
【ブラジル】ボベスパ指数 108843.74 -2.33%20日のブラジル株式市場は5日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2595.62ポイント安(-2.33%)の108843.74で取引を終了した。111434.7から107520.1まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。欧米株の続落が警戒され、ブラジル株にもリスク回避の売りが広がった。また、利上げ観測の高まりも嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、政策金利(セリック金利)が年末まで8.25%まで引き上げられるとの見通しが示された。これは前週予想の8.00%を上回ったほか、3週連続の上方修正となった。【ロシア】MOEX指数 3969.61 -1.62%20日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比65.56ポイント安(-1.62%)の3969.61で取引を終了した。3991.39から3955.19まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジで推移した。原油価格の下落を受け、資源の一角に売りが継続。また、海外株の続落も投資家心理を悪化させた。ほかに、ウクライナ問題をめぐり、欧米などとの応酬が激しくなっていることも嫌気された。プーチン大統領はこのほど、欧米などに対する制裁期限を1年間を延長して2022年末までとした。【インド】SENSEX指数 58490.93 -0.89%20日のインドSENSEX指数は続落。前日比524.96ポイント安(-0.89%)の58490.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同188.25ポイント安(-1.07%)の17396.90で取引を終えた。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外市場の下落が警戒され、インド市場にもリスク回避の売りが広がった。また、両指数とも過去最高値水準で推移しており、足元での過熱感から利益確定売り圧力も継続。このほか、この日の中国や日本市場が休場となり、インド市場にも積極的な買いは手控えられた。【中国本土】休場
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2021/09/21 09:39
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、FTTの引き上げを発表
【ブラジル】ボベスパ指数 113794.284 -1.10%16日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1268.26ポイント安(-1.10%)の113794.284で取引を終了した。115062.00から113394.7まで下落した。大幅安で寄り付いた後も安値圏でもみ合った。金融取引税(FTT)の引き上げが嫌気されたもようだ。政府はきのう16日、FTTの引き上げを発表。企業と個人の適用率は、それぞれ1.5%、3%から2.04%、4.08%まで引き上げる予定だ。また、通貨レアルの対米ドルの下落などもブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 4045.10 -0.50%16日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比20.43ポイント安(-0.50%)の4045.10で取引を終了した。4073.72から4028.08まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅を再び拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、取引時間内の原油価格の下落や欧州での天然ガス価格の下落なども資源セクターの売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。景気対策への期待などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 59141.16 +0.71%16日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比417.96ポイント高(+0.71%)の59141.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.05ポイント高(+0.63%)の17629.50で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策の発表などが好感された。モディ内閣は15日、電気自動車(EV)や水素燃料電池車業界の支援策を発表した。予算額は2593億8000万ルピー(約3864億円)。これにより、業界の生産能力が大幅に向上すると期待されている。また、景気回復が着実に進んでいることも引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3607.09 -1.34%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比49.13ポイント安(-1.34%)の3607.09ポイントと3日続落した。投資家の慎重スタンスが続く流れ。産業引き締めや、景気回復ペース鈍化の警戒感が依然としてくすぶっている。前日公表された8月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって予想を下回った。経済対策に対する期待感で買い先行したものの、上昇の勢いは続かず、程なく失速している。
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2021/09/17 09:08
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、中国景気の先行き不安もくすぶる
【ブラジル】ボベスパ指数 115062.54 -0.96%15日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1118.01ポイント安(-0.96%)の115062.54で取引を終了した。116312.2から114741.2まで下落した。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い中国の経済指標を受け、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、追加利上げ懸念なども引き続き足かせになった。一方、7月の経済活動指数が予想を上回ったことなどが指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 4065.53 +0.24%15日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比9.83ポイント高(+0.24%)の4065.53で取引を終了した。4049.69から4081.98まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤は再び上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、景気対策への期待なども好感された。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、積極的に上値を追う展開はみられなかった。【インド】SENSEX指数 58723.20 +0.82%15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比476.11ポイント高(+0.82%)の58723.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同139.45ポイント高(+0.80%)の17519.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。輸出の大幅増加が景気の回復期待を高めた。8月の輸出額は330億米ドル(約3兆6088億円)となり、前年同月比で45.8%増加した。海外からの発注が急増したと報告された。また、外国人投資家(FII)の買い継続も指数をサポート。FIIはこの日、4日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3656.22 -0.17%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.38ポイント安(-0.17%)の3656.22ポイントと小幅ながら続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の産業締め付けや、一部地域の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視されている。中国景気の先行き不安もくすぶる。取引時間中に公表された8月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって予想を下回った。ただ、「指標悪化は景気対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
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2021/09/16 09:23
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、インフレ率の落ち着きが好感
【ブラジル】ボベスパ指数 116180.55 -0.19%14日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比223.17ポイント安(-0.19%)の116180.55で取引を終了した。117269.8から115809.00まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤はマイナス圏に転落した。追加利上げ懸念がやや高まっていることが警戒材料となった。また、米株安もブラジル株の足かせに。一方、堅調な経済指標や景気の回復期待などが引き続き指数をサポートしている。【ロシア】MOEX指数 4055.70 +0.36%14日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比14.54ポイント高(+0.36%)の4055.70で取引を終了した。4037.23から4061.99まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となり、資源の一角に買いが広がった。また、利上げ幅が予想を下回ったことも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。海外株が再び不安定な値動きを示したことが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58247.09 +0.12%14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比69.33ポイント高(+0.12%)の58247.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同24.70ポイント高(+0.14%)の17380.00で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。インフレ率の落ち着きが好感された。8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は5.3%となり、前月の5.59%と予想の5.60%を下回ったほか、4カ月ぶりの低水準を記録した。また、景気回復ペースが9月に入ってから再び加速しているとの報告や7-9月期の工場の生産高が大幅に増加するとの見通しなども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3662.60 -1.42%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比52.77ポイント安(-1.42%)の3662.60ポイントと4日ぶりに反落した。産業締め付けの警戒感が重しとなる流れ。現地メディアが伝えたところによれば、上海や広州など大都市で住宅ローンの審査や金利が一段と厳格化されている。中国商業銀行による不動産向け融資の不良債権比率悪化なども不安材料だ。売り圧力も意識される。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとでは約6年1カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。中国経済対策に対する期待感などで指数は上昇する場面がみられたものの、後場に入り下げ足を速めている。
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2021/09/15 09:38
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、利上げ幅が予想を下回った
【ブラジル】ボベスパ指数 116403.72 +1.85%13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2117.79ポイント高(+1.85%)の116403.72で取引を終了した。114300.5から117046.2まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。堅調な経済指標が好感された。7月の小売売上高は前年同月比で5.7%増加し、予想の3.5%増を上回った。また、月ベースの売上高(金額で換算)も過去最高を記録したという。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。一方、成長予想の下方修正が指数の足かせに。JPモルガン・チェース(JPM)は最新リポートで、2022年の成長予想をこれまでの1.5%から0.9%に下方修正した。政策金利であるセリック金利について、22年年末時点9%まで引き上げられるとの見方を示した。【ロシア】MOEX指数 4041.16 +0.96%13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比38.50ポイント高(+0.96%)の4041.16で取引を終了した。4001.63から4041.83まで上昇した。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。利上げ幅が予想を下回ったことが好感された。ロシア中央銀行は10日、政策金利を6.5%から6.75%に引き上げると発表。これは予想(0.5%の利上げ)を下回る。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。ほかに、欧州市場の上昇などが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 58177.76 -0.22%13日のインドSENSEX指数は小反落。前日比127.31ポイント安(-0.22%)の58177.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.95ポイント安(-0.08%)の17355.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力がやや優勢。また、前日の米株安、米景気回復や企業業績の伸び悩みなども圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3715.37 +0.33%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.26ポイント高(+0.33%)の3715.37ポイントと3日続伸した。約6年1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。指標下振れで経済対策の期待感が強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が10日に発表した金融統計では、8月の人民元建て新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)M2がそろって予想を下回った。嫌気する売りが先行したものの、「当局は景気テコ入れ策を強める」との観測も根強く、主要な株価指数はほどなくプラスに転じている。
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2021/09/14 09:54
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、一部銀行株の下げが目立った
【ブラジル】ボベスパ指数 114285.90 -0.93%10日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1074.90ポイント安(-0.93%)の114285.90で引けた。ボべスパ指数の91の構成銘柄では26が上昇、65が下落、変わらずは0で売りが優勢。一部銀行株の下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 4002.66 +0.23%10日のロシア株式市場は小幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比9.10ポイント高(+0.23%)の4002.66で引けた。原油価格の上昇がやや好感されたようだ。日中の取引レンジは、3987.53−4008.56。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3703.11 +0.27%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.98ポイント高(+0.27%)の3703.11ポイントと続伸した。2015年8月以来、約6年1カ月ぶりの高値水準を回復している。米中対話の再開が買い安心感を誘う流れ。取引時間中に、米中首脳が電話会談したと報じられている。中国国営メディアによれば、両国関係などについて戦略的に協議し、実務者レベルの対話を増やす方針で合意したようだ。中国経済対策に対する期待感も引き続き支えとなっている。「中国人民銀行(中央銀行)は、早ければ9月中にも預金準備率や政策金利を引き下げる」との見方があるほか、インフラ投資が下半期加速するとの観測も流れた。
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2021/09/13 09:17
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、経済対策に対する期待感
【ブラジル】ボベスパ指数 115360.86 +1.72%9日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1948.02ポイント高(+1.72%)の115360.86で取引を終了した。112435.1から116353.6まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。内政不安の緩和が支援材料となり、幅広い銘柄に買い戻しが広がった。ボルソナーロ大統領は9日、いかなる政府機関を攻撃するつもりがなりと発言し、最高裁との対立が緩和されていることをアピールした。また、通貨レアルの対米ドル為替レートが上昇したこともブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3993.56 -0.59%9日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比23.81ポイント安(-0.59%)の3993.56で取引を終了した。3984.64から4030.72まで上昇した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。利上げ観測が警戒され、売りが優勢となった。翌10日に発表される政策金利について、6.5%から7.00%に引き上げられると予測されている。また、海外市場の下落や原油安などもロシア株の売り圧力を強めた。一方、成長の加速観測などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 58305.07 +0.09%9日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比54.81ポイント高(+0.09%)の58305.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同15.75ポイント高(+0.09%)の17369.25で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。成長ペースが7-9月期に一段と加速するとの見通しが好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インド経済の成長率が向こう数四半期は一段と加速するとの見方を示した。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料となった。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3693.13 +0.49%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.94ポイント高(+0.49%)の3693.13ポイントと反発した。売り先行後に買われる流れ。中国産業締め付けなど不安材料はあるものの、経済対策に対する期待感が相場を支えている。商品相場の高止まりを手がかりに、関連銘柄が上昇したこともプラスだ。朝方公表された8月の中国物価統計はまちまちの内容。消費者物価指数(CPI)が市場予想を下振れる半面、生産者物価指数(PPI)は上振れている。PPIは13年ぶりの高水準を記録。「卸売物価の高騰が川下産業の圧力になる」と一部で懸念される半面、「原材料などを扱う川上産業には追い風」との見方もあった。
<CS>
2021/09/10 09:47