後場の投資戦略ニュース一覧

後場の投資戦略 米株安や達成感などが意識され [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39360.43;-488.71TOPIX;2738.05;-34.98[後場の投資戦略] 中国株が弱いことから中国関連銘柄の重しとなっているが、為替は1ドル152円80銭台と朝方比では20銭ほど円安ドル高が進行している。さほど円安推移が輸出関連銘柄の下支えとはなっていないが、11月27日以来の153円台乗せとなれば、日経平均の下げ幅縮小の材料となる可能性はある。後場の日経平均は為替と中国株を睨んだ展開となりそうだ。 <AK> 2024/12/13 12:16 後場の投資戦略 米ハイテク株上昇を材料に一時40000円台回復 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39881.10;+508.87TOPIX;2777.55;+28.24[後場の投資戦略] 取引時間中に11月SQ値39901.35円をクリアしたほか、2カ月ぶりに40000円台に乗せたことなどから、市場ではやや達成感が意識されつつある。政策期待で急動意していた中国株の動向も落ち着いたことなどから、後場の東京市場はやや利益確定の流れが強まると考える。日経平均の上値は重くなり多少は上げ幅を縮小しそうだ。 <AK> 2024/12/12 12:18 後場の投資戦略 米CPI発表控え様子見姿勢強まる [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39112.80;-254.78TOPIX;2734.84;-6.57[後場の投資戦略] 後場の東京市場は様子見ムードがより強まり、日経平均の小動き推移の展開が強まろう。経済政策期待で上海総合指数、香港ハンセン指数が上げ幅を広げれば、日経平均は切り返すかもしれないが、具体的な数字が伝わっていない経済政策のため上昇要因としては弱い。米CPI見極めムードの強い地合いとなりそうだ。 <AK> 2024/12/11 12:10 後場の投資戦略 米CPI発表前に様子見姿勢強まる [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39197.42;+36.92TOPIX;2738.26;+3.70[後場の投資戦略] 後場の東京市場は中国株睨みの展開となりそうだ。中国経済政策への期待感から上海総合指数、香港ハンセン指数はともにじりじりと上げ幅を縮小。中国関連銘柄の上値が弱くなれば、日経平均は前日比マイナス圏に突入する場面も見られよう。本日も陰線となれば5日連続となる。 <AK> 2024/12/10 12:15 後場の投資戦略 一時マイナス圏に転落で上値の重い展開続く [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39197.57;+106.40TOPIX;2738.43;+11.21[後場の投資戦略] 後場の日経平均株価は、積極的に買い上げるほどの材料は乏しく、上値の重い展開が続きそうだ。18-19日の日本銀行による金融政策決定会合での利上げ実施観測は、11月末の植田和男日銀総裁の発言時点よりは下がっているが、今週発表される第3四半期実質GDP(二次速報値)などの経済データ次第で再燃する余地は十分ある。また、日銀会合前の17-18日にFOMCが開催されることから、11月の米消費者物価指数など米経済指標への関心も高まろう。今週は日米中銀会合への思惑でドル・円が上下に振れる展開を想定しておきたく、自動車など輸出関連銘柄や円高メリット銘柄などが上昇・下落ランキングの上位に顔を出しそうだ。 <AK> 2024/12/09 12:33 後場の投資戦略 米雇用統計控え利益確定が先行 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39042.59;-353.01TOPIX;2724.28;-17.96[後場の投資戦略] 米雇用統計発表を控えていることから、後場の東京市場は積極的な買いは期待しにくい。前場の日経平均の安値は39006.10円と39000円台は維持したが、後場、この水準を割り込む場面は見られそうだが、前場のプライム市場の売買代金が1.8兆円に留まるなど様子見ムードは強いことから、売り圧力が一気に強まる展開は回避されると想定。後場の日経平均は39000円水準を挟んだもみ合いとなりそうだ。 <AK> 2024/12/06 12:17 後場の投資戦略 買い一巡後はやや様子見姿勢強まる恰好 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39488.51;+212.12TOPIX;2745.44;+4.84[後場の投資戦略] 日本銀行の中村豊明審議委員は、広島市の講演にて、今後の追加利上げについて「多くのデータを確認し、経済の回復状況に応じて金融緩和度合いを慎重に調節していくことが重要だ」と述べた。また「私自身は、25年度以降は2%に届かない可能性があると考えている」「(持続的な物価上昇に必要な賃上げについては)中小企業中心に投資回復が遅れており、賃上げの持続性に自信を持てていない」と述べるなどハト派な内容となった。為替市場への影響は限定的となっているが、12月利上げ観測後退を受けて、午後、為替が円安ドル高に振れる可能性はある。14時30分から中村審議委員の記者会見も控えていることから、後場の東京市場は為替睨みの展開となりそうだ。 <AK> 2024/12/05 12:15 後場の投資戦略 韓国情勢などが意識されて失速 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39077.04;-171.82TOPIX;2735.97;-17.61[後場の投資戦略] 韓国情勢の急変を受けて、為替市場ではリスク回避の円買いが進んだほか、10年物国債利回りも一時1.065%まで低下した。後場の東京市場は、流動的な韓国情勢を睨んだ展開となり、日経平均は39000円割れの場面も見られそうだ。 <AK> 2024/12/04 12:10 後場の投資戦略 半導体株上昇し39000円台を回復 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39180.06;+667.04TOPIX;2749.74;+35.02[後場の投資戦略] 市場では、「海外投資家が先物を買っている」との声が聞かれている。昨日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画で、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から1.9%に引き上げる案を厚生労働省が示したことが材料視されているようだ。GPIFが株式への投資配分を増やすことにつながる可能性もあることで、海外投資家が先回りして先物を買っているという構図だ。後場の東京市場は、引き続き海外投資家による先物買いによって、日経平均が一段高する可能性もあろう。欧州投資家が参加し始める14時頃の動向に注目したい。 <AK> 2024/12/03 12:10 後場の投資戦略 売り買い交錯でもみ合う展開 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38220.01;+11.98TOPIX;2698.86;+18.15[後場の投資戦略] 後場の日経平均株価は、上値の重い展開が続きそうだ。日銀が12月の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が強まるなか円高ドル安傾向が続いており、引き続き上値を重くしている。ただ、日経平均は寄与度が大きいファーストリテの下げが影響しており、東証株価指数(TOPIX)は前場はプラス圏で推移した。一部の半導体株や金融株などには物色が続きそうで、プラス圏での推移を想定しておきたい。 <AK> 2024/12/02 12:23 後場の投資戦略 円高進行が嫌気されて一時38000円台を割り込む [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38193.01;-156.05TOPIX;2680.05;-7.23[後場の投資戦略] 前場のプライム市場の売買代金は1.6兆円ほどに留まっており、感謝祭真っ只中で市場参加者は少ない。後場の東京市場も引き続き薄商いのなか、為替の円高推移を睨んだ展開となりそうだ。日経平均は昨日安値37801.62円を割り込むと下げ幅をやや広げる可能性もあろう。38200円水準の75日移動平均線を維持して取引を終えられるか注目したい。 <AK> 2024/11/29 12:16 後場の投資戦略 半導体株の一角が上昇し切り返す展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38295.13;+160.16TOPIX;2679.96;+14.62[後場の投資戦略] 今晩の米国は感謝祭の祝日に伴い、株式市場、債券市場ともに休場となっている。明日29日も半日立ち合いのため、後場の東京市場は参加者がより減少し方向感に乏しい展開となりそうだ。前場一気に切り返す動きを見せたが、後場の日経平均は38200円水準での小動き推移となろう。 <AK> 2024/11/28 12:11 後場の投資戦略 貿易摩擦への警戒感が先行して輸出関連が弱い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38165.85;-276.15TOPIX;2666.58;-22.97[後場の投資戦略] 今週は感謝祭ウィークのため、明日28日の米国市場が休場、29日は半日立ち合いとなり市場参加者は減少しそうだ。後場の東京市場は、為替の円高進行を睨みながらではあるが、参加者減少を受けて、日経平均は38000円水準での小動きとなろう。瞬間的に38000円を割り込む場面もありそうだが、参加者が少ないことから売り圧力はさほど強まらないと考える。 <AK> 2024/11/27 12:22 後場の投資戦略 トランプ発言が嫌気されて大型株下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38260.38;-519.76TOPIX;2681.66;-33.94[後場の投資戦略] 米国市場が感謝祭ウィークで市場参加者が減少している一方、トランプ次期政権での経済期待は根強く、エヌビディアが下落しても主要3指数は上昇している。ホームデポ、アマゾンなど消費財関連がしっかり推移しており、景気のソフトランディング期待が非常に強い。ただ、寄り前のトランプ次期大統領の発言を受けて、市場は貿易摩擦を改めて嫌気した格好にある。売り一巡後の東京市場は後場下げ幅を縮める可能性はあるが、トランプ氏の影響が意識されて積極的な買いは手控えられるだろう。日経平均は38000円台前半でのもみ合いを想定する。 <AK> 2024/11/26 12:22 後場の投資戦略 買い優勢でプラス圏で推移 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38868.68;+584.83TOPIX;2724.14;+27.61[後場の投資戦略] 後場の日経平均株価は、幅広い銘柄への物色が続いて堅調推移が続きそうだ。現状市場では、12月18-19日に実施される年内最後の日本銀行による金融政策決定会合での追加利上げ実施観測が高まりつつある。これを受けて為替市場では1ドル154円水準で円安ドル高進行は一服している。東京市場では、地銀やメガバンクがしっかりとした動きを見せているが、金融株など金利メリット銘柄は12月会合まで思惑先行の動きが見られそうだ。一方、不動産など金利デメリット銘柄は、総じてさえない推移となる可能性があることを想定しておきたい。 <AK> 2024/11/25 12:42 後場の投資戦略 じり高の展開だが商いは低迷 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38415.32;+389.15TOPIX;2704.34;+21.53[後場の投資戦略] ランチタイムの為替は1ドル154円台半ばで朝方比では目立った動きは観測されず。日経平均は前日終値水準を上回って推移しているが、プライム市場の売買代金は先週比では減少しており力強さには欠ける展開が継続している。決算発表一巡やトランプ次期政権への不透明感などが売買手控え要因として意識されている様子だ。今週は20日まで38500円水準で上げ一服となっていることから、薄商いの状況下、後場の日経平均も38500円水準で上値は重くなろう。 <AK> 2024/11/22 12:10 後場の投資戦略 半導体株下落で一時38000円を割り込む [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38033.22;-319.12TOPIX;2689.07;-9.22[後場の投資戦略] ランチタイムの為替は1ドル155円前後と朝方比では30銭ほど円高ドル安に振れている。足元、為替動向を材料とした株の売買は観測されていないことで、円高ドル安の影響は限定的と考える。午後もエヌビディア決算の影響を受けた半導体株のさえない動向が、日経平均の重しとなろう。38000円水準での静かな攻防を想定する。 <AK> 2024/11/21 12:24 後場の投資戦略 引き続きエヌビディア決算待ちで売買手控え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38242.35;-172.08TOPIX;2697.67;-12.36[後場の投資戦略] ランチタイムの為替は1ドル154円後半で推移しているが、為替も方向感に乏しく、株式市場への影響は限定的となっている。後場の東京市場も米エヌビディア決算発表待ちで積極的な売買は手控えられよう。ソニーグループや7&iHD、KADOKAWAなど既に材料が出ている銘柄にのみ関心が向かい、日経平均は38300円水準でのもみ合いを想定する。 <AK> 2024/11/20 12:12 後場の投資戦略 エヌビディア決算待ちで小動き推移 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38429.37;+208.52TOPIX;2704.47;+12.71[後場の投資戦略] 東京市場は、20日に発表される半導体大手エヌビディアの24年8-10月期決算に関心が向かっており見極めムードが強い。後場の日経平均も小動き推移となりそうだ。エヌビディアは急成長がすでに一巡しており、8月の5-7月期決算発表では成長鈍化への懸念が悪材料となって株価は下落した。その後、株価は回復し上場来高値を更新したが、2024年11月-2025年1月期の見通しなどが勢い不足と市場に判断されれば、再び売られる可能性はある。前回とは異なりNYダウ構成銘柄にも採用されていることから、主要3指数に対する影響は非常に大きいことから警戒したい。 <AK> 2024/11/19 12:22 後場の投資戦略 マイナス圏での軟調推移続く [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38343.39;-299.52TOPIX;2698.86;-12.78[後場の投資戦略] 後場の日経平均株価は、マイナス圏での軟調推移が続きそうだ。トランプ次期政権による政策期待を背景にした「トランプトレード」が一巡するなか、関税引き上げなどの政策をめぐる懸念が重荷となっている。また、円安が進行したものの追い風とはなっておらず、国内の決算発表が一巡し、中国経済の減速などの要因で国内企業業績の減速感も意識されている。さらに、今週は米半導体大手エヌビディアの決算や経済統計の発表を控えており、足下の上値の重さを見る限り腰が据わった長期投資資金の流入は期待しにくい。日経平均の方向性は引き続き定まりにくく、短期資金の流出入中心となりそうだ。 <AK> 2024/11/18 12:29 後場の投資戦略 銀行株など上昇も上値は重い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38842.13;+306.43TOPIX;2724.35;+23.13[後場の投資戦略] 為替は1ドル156円台半ばまで円安ドル高が進行している。トランプ次期政権に対する思惑から、ドルインデックスが106.6水準まで上昇しておりドル独歩高の展開が続いている。トランプ次期政権の財務長官が決まっていない微妙な時期もあり、政府・日本銀行による為替介入の実施が難しいとの見方もある。ただ、株式市場では「円安=株買い」という見方はされておらず、輸出関連銘柄への追い風とはなっていない。足元の日経平均は後場伸び悩むケースが多いことから、本日も上値の重い後場となりそうだ。 <AK> 2024/11/15 12:12 後場の投資戦略 円安が下支えも引き続き方向感に乏しい [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38761.02;+39.36TOPIX;2720.93;+12.51[後場の投資戦略] 後場の東京市場は、トランプ次期政権への警戒感が引き続き強いことから、昨日同様、欧州投資家が参加し始める14時頃に日経平均が一段安となる可能性もあろう。一方、本日が決算発表のピーク日となることで個別物色の流れは活発となりそうだ。12時台には、高砂熱学工業<1969>、DIC<4631>、九州FG<7180>、13時台には、大王製紙<3880>、14時台には、東映<9605>、横浜ゴム<5101>、15時には、サンドラッグ<9989>、クレディセゾン<8253>、マクロミル<3978>、日本郵政<6178>、SMC<6273>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>、コンコルディア<7186>、曙ブレーキ<7238>、荏原製作所<6361>、T&Dホールディングス<8795>、アサヒ<2502>、マツキヨココ<3088>などが予定されている。 <AK> 2024/11/14 12:23 後場の投資戦略 日経平均は大幅続落、貿易摩擦などへの警戒感高まる展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38953.44;-422.65TOPIX;2714.54;-26.98[後場の投資戦略] 為替は1ドル154円後半で推移しているが、引き続き輸出関連銘柄への追い風とはなっていない。後場の東京市場は、トランプ次期政権への警戒を受けて、欧州投資家が参加し始める14時頃に一段安となる可能性もあろう。取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、13時台には、ENEOSホールディングス<5020>、ツガミ<6101>、小田急電鉄<9007>、松井建設<1810>、14時台には、三菱製紙<3864>、石油資源開発<1662>、銭高組<1811>、JPホールディングス<2749>、15時には、フルッタフルッタ<2586>、コメ兵ホールディングス<2780>、楽天G<4755>、三越伊勢丹HD<3099>、ミツバ<7280>、上組<9364>、TOPPANホールディングス<7911>などが予定されている。 <NH> 2024/11/13 12:23 後場の投資戦略 買い一巡後は半導体株が重しに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39748.13;+214.81TOPIX;2766.36;+26.68[後場の投資戦略] 為替は1ドル154円をつける場面も見られたが、輸出関連銘柄への追い風とはなっていない。後場の東京市場は、前場以上に決算発表銘柄に関心が向かい、日経平均は方向感に乏しい展開となろう。 取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、12時台には、鹿島建設<1812>、日産証券G<8705>、13時台には、SBSホールディングス<2384>、清水建設<1803>、ADEKA<4401>、JUKI<6440>、高島<8007>、14時台には、大和ハウス<1925>、三井住建道路<1776>、ヤクルト本社<2267>、住友大阪セメント<5232>、岩谷産業<8088>、15時には、三井住友建設<1821>、熊谷組<1861>、日揮HD<1963>、サッポロHD<2501>、サントリーBF<2587>、東京製綱<5981>、シャープ<6753>、長谷工コーポレーション<1808>、INPEX<1605>、出光興産<5019>、NXHD<9147>、太平洋セメント<5233>、住友金属鉱山<5713>、セイコーグループ<8050>などが予定されている。 <AK> 2024/11/12 12:27 後場の投資戦略 4万円を前に利益確定や戻り待ちの売り優勢 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39347.79;-152.58TOPIX;2732.86;-9.29[後場の投資戦略] 後場の日経平均株価は、マイナス圏での軟調推移が続きそうだ。本日から開催される特別国会において首相指名選挙が実施される予定で、引き続き石破政権が成立すると見られるが、自民党、公明党の連立政権を維持しつつ国民民主党とは部分連合という枠組みを模索しており、安定した政権運営は難しいとの見方が多い。政治の不安定化に対する懸念から、外国人投資家の積極的な買いは期待しにくい状況だ。また、国内企業の2024年4~9月期決算の発表が本格化しているが、自動車など主力の製造業では中国景気の減速が円安効果を打ち消している。今週は決算発表が1400社ほど控えていることも影響して、指数のこう着感はより強まり個別物色中心の相場展開となりそうだ。 そのほか、今後は、トランプ氏の政策が実現していくと減税による景気の押し上げや関税の上乗せによって輸入品の価格が上がることで物価が再び上昇する可能性がある。物価が再び上昇した場合、FRBは今後利下げを進めにくくなり、外国為替市場では円安ドル高が進むのではないかという見方も出ている。円安はプラスだが、自動車に対する関税やそのほかの一律関税が影響すると主力の自動車を筆頭に日本の輸出企業のマイナス、中国景気の減速を加えると全体で見てもマイナス影響が大きくなる可能性があり、トランプ氏のエネルギー政策によるエネルギー価格の低下がどれだけのプラス効果を出せるかなど、注目しておきたいところ。 <AK> 2024/11/11 12:31 後場の投資戦略 ハイテク株下支えも上値の重い展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39515.36;+133.95TOPIX;2746.04;+2.96[後場の投資戦略] 為替は1ドル153円台前半で静かな推移。後場の東京市場は、前場以上に決算発表銘柄に関心が向かい、日経平均は方向感に乏しい展開となろう。取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、12時台には、東洋水産<2875>、IIJ<3774>、13時台には、阪和興<8078>、ヤマタネ<9305>、14時台には、森永乳<2264>、板硝子<5202>、15時には、不動テトラ<1813>、宝HD<2531>、宮地エンジ<3431>、SUMCO<3436>、三菱ガス<4182>、関西ペイント<4613>、小林製薬<4967>、大平金<5541>、日製鋼<5631>、三井金<5706>、三菱マ<5711>、東邦チタニウム<5727>、しずおかFG<5831>、クボタ<6326>、オリンパス<7733>、リコー<7752>、アシックス<7936>、ミズノ<8022>、オリックス<8591>、三井不<8801>、住友不<8830>、東急<9005>、テレ朝HD<9409>、ソフトバンク<9434>、藤田観光<9722>などが予定されている。 <AK> 2024/11/08 12:22 後場の投資戦略 荒い値動きだがトヨタ自が下支え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39321.87;-158.80TOPIX;2740.33;+24.41[後場の投資戦略] 日経平均は一部の値がさ銘柄が下落したことで前日比マイナスとなったが、TOPIXはしっかりしていることから、後場の日経平均は切り返す可能性はあろう。決算発表銘柄に関心が向かうなか、ファーストリテ<9983>や半導体株の動向に注目したい。 取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、12時台には、五洋建設<1893>、13時台には、東洋紡<3101>、クラボウ<3106>、王子HD<3861>、三井化学<4183>、OKI<6703>、14時台には、安藤ハザマ<1719>、富士フイルム<4901>、NTT<9432>、15時には、キリンHD<2503>、アルフレッサ<2784>、帝人<3401>、花王<4452>、資生堂<4911>、日本製鉄<5401>、フジクラ<5803>、TOWA<6315>、ローム<6963>、太陽誘電<6976>、マツダ<7261>、ニコン<7731>、東京建物<8804>、東京メトロ<9023>、西武HD<9024>、富士ソフト<9749>などが予定されている。 <AK> 2024/11/07 12:17 後場の投資戦略 トランプ氏優勢で思惑先行の展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39341.44;+866.54TOPIX;2716.03;+51.77[後場の投資戦略] 後場も引き続き米大統領選挙の開票速報を横目に見た展開となろう。為替、金利市場はともにトランプ勝利を織り込んだ動きが見られるので、日経平均の後場一段高を期待したいところだ。 取引時間中の決算発表銘柄は下記の通り、12時台にはアルコニックス<3036>、太陽HD<4626>、日本郵船<9101>、13時台には、ニッスイ<1332>、日本道路<1884>、新日電工<5563>、北越工<6364>、トピー<7231>、ホンダ<7267>、ヤマハ発<7272>、トヨタ自<7203>、伊藤忠<8001>、14時台には、東邦化<4409>、文化シヤッター<5930>、不二サッシ<5940>、ホーチキ<6745>、スカパーJ<9412>、15時にはグリコ<2206>、DeNA<2432>、キッコーマン<2801>、東海カーボン<5301>、ダイキン<6367>、ミネベアミツミ<6479>、オムロン<6645>、GSユアサ<6674>、東武<9001>、京王<9008>、富士急<9010>、JR九州<9142>などが予定されている。 <AK> 2024/11/06 12:22 後場の投資戦略 好決算銘柄中心に買われる展開 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38474.66;+420.99TOPIX;2663.58;+19.32[後場の投資戦略] 本日から後場の終了時刻が30分延長されて15時30分となる。15時ジャストに決算発表を予定している企業も多いことから、15時以降の売買も活況となろう。米大統領選やFOMC開催などを控えていることで日経平均の上値は重くなると考える。後場は、取引時間中に発表される決算銘柄中心の地合いを想定する。13時台には、東ソー<4042>、アイホン<6718>、三菱重<7011>、ロジスネクス<7105>、14時台には、プリマハム<2281>、千代建<6366>、全国保証<7164>、15時台にはコニカミノルタ<4902>、日本製罐<5905>、LINE ヤフー<4689>、メルカリ<4385>、川崎汽船<9107>、ニチレイ<2871>、東急不HD<3289>などが予定されている。 <AK> 2024/11/05 12:17 後場の投資戦略 米ハイテク株下落を受けて売り優勢の展開 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38196.53;-884.72TOPIX;2656.78;-38.73[後場の投資戦略] 今晩の米雇用統計発表や3連休を控えていることなどから、後場は積極的な売買が手控えられ、日経平均は安値圏でのもみ合いとなりそうだ。後場は、取引時間中に発表される決算銘柄中心の地合いを想定する。12時台には、カルビー<2229>、マブチ<6592>、13時台には旭化成<3407>、三菱ケミG<4188>、アオイ電子<6832>、SUBARU<7270>、14時台に三井物産<8031>などが予定されている。 <AK> 2024/11/01 12:15

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