後場の投資戦略ニュース一覧

後場の投資戦略 円高一服などから38000円台を回復 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38057.61;+188.10TOPIX;2725.55;+15.69[後場の投資戦略] 為替は朝方1ドル154円台まで値を戻しており、猛烈な円高ドル安の流れは一服している。日米株の急落でリスクオフのムードが強まり、日本銀行の金融政策決定会合への利上げ思惑がやや後退し、日本の長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時1.050%まで低下。日米金利差縮小に絡んだ投機筋の円安ポジションの解消がようやく一服したようだ。後場の東京市場は、為替の落着きなどを受けて、38000円水準でのもみ合いとなりそうだ。前日の急落後のため自律反発が入りやすい状況だが、値がさ半導体株が弱いことや、来週の日米中銀会合を前に積極的な押し目買いは入りにくいだろう。大引けにかけて前日比マイナス圏に再び突入し8日続落となる可能性も意識しておきたい。 <AK> 2024/07/26 12:18 後場の投資戦略 ハイテク株急落で一時37000円台をつける場面も [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38165.19;-989.66TOPIX;2732.83;-60.29[後場の投資戦略] 長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、朝方、直近高値1.10%に顔合わせする場面も見られた。市場では、7月30-31日に開催される日本銀行の金融政策決定会合での利上げ実施に対する思惑が高まっており、金利は上昇傾向にある。金利上昇なども影響して、投機筋の円売りポジション解消が続いているとの観測から、為替は1ドル152円台半ばまで円高ドル安が進行。輸出関連銘柄の重しとなっている。後場の東京市場は、日経平均やTOPIXの下げ幅縮小を期待したいところだが、一段の円高推移となれば日経平均は再度38000円の攻防を迎えるだろう。金利市場、為替市場を睨んだ厳しい相場展開が続く公算が大きい。 <AK> 2024/07/25 12:20 後場の投資戦略 底堅いが円高推移が重しに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39508.84;-85.55TOPIX;2822.91;-10.48[後場の投資戦略] 為替は1ドル155円20銭台、1ユーロ168円30銭台と、前日比では主要通貨に対して円は全面高となっていることから、後場の日経平均は前日終値水準をやや下回った水準でのもみ合いとなりそうだ。 日米中銀会合が月末に迫っていることや、11月の米大統領選に対する不透明感の高まりなどを受けて、投機筋が引き続き円売りポジションを解消しているようだ。米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した7月16日時点の円売りポジションは、差し引き15万1072枚と、過去2番目(07年6月、ネットで18万8077枚)の円売りポジション(18万4223枚)を記録した7月2日時点よりも3.3万枚減少した。今年1月の円売りポジションが5万枚台だったことから、ポジション調整はまだ続く可能性もある。決算発表のタイミングで円高が進むことで、円安を材料とした決算への期待感は低下するだろう。日経平均の重しとなりそうな状況だ。 <AK> 2024/07/24 12:20 後場の投資戦略 40000円手前で失速も金融株が下支え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39676.34;+77.34TOPIX;2840.52;+12.99[後場の投資戦略] 為替は1ドル156円60銭台と朝方比では40銭ほど円高ドル安に振れている。月末に控えている日本銀行の金融政策決定会合に対する思惑で、長期金利の指標となる10年国債利回りは1.065%まで上昇。自民党の茂木幹事長が「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と語ったと伝わった。岸田首相も「金融政策の正常化が経済ステージの移行を後押しする」と述べたもよう。与党幹部や首相の発言を受けて、月末の日銀会合に対する利上げ実施期待が高まった。後場も金融株中心にしっかりの展開となれば、半導体関連銘柄が高安まちまちでも日経平均は前日終値水準よりプラスを維持できると考える。 <AK> 2024/07/23 12:15 後場の投資戦略 半導体株安とトランプトレードの巻き戻しで大幅安に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39593.81;-469.98TOPIX;2831.00;-29.83[後場の投資戦略] 為替は1ドル157円50銭台と先週末比では目立った動きはみられず。バイデン大統領の米大統領選撤退に関する為替市場の影響は限定的となっている。一方、株式市場では、先週から続いていたトランプトレードの巻き戻しが見られており、三菱重<7011>、川崎重<7012>など防衛関連の一角が売り優勢。後場の東京市場は、きつい下げとなっている台湾株が一段安した場合、半導体株などが下げ幅を広げる可能性もあろう。アジア株式市場の動向に警戒したい。 <AK> 2024/07/22 12:20 後場の投資戦略 半導体株が下支えも40000円を挟んだもみ合いに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39952.62;-173.73TOPIX;2850.47;-18.16[後場の投資戦略] 為替が1ドル157円40銭台と前日比では1円ほど円安ドル高に振れているが、市場では円安推移を材料に輸出関連銘柄が買われるような動きは限定的。むしろ円高メリット銘柄が売られるなど為替に対するネガティブな動きの方が目立っている。11日、12日の政府・日本銀行と見られる円買いドル売り介入実施以降、為替市場に対する神経質な見方が続いている。日銀金融政策決定会合の開催も迫っていることから、日本株に対する積極的な売買は手控えられよう。後場の東京市場は40000円を挟んだもみ合い相場が続きそうだ。 <AK> 2024/07/19 12:18 後場の投資戦略 半導体株急落で一時2%超の下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40277.86;-819.83TOPIX;2888.05;-27.16[後場の投資戦略] 朝方、為替は1ドル155円30銭台まで円高ドル安が進行したが、ランチタイム時点では156円20銭台まで値を戻している。トランプ前大統領が、ドル高円安を批判する発言を行ったことで、長く続いた円安傾向は転換点を迎える可能性がある。為替の乱高下は、大型株を中心に影響を受けることから、後場も為替市場の動向は要注意だ。時間外の米国株指数先物がしっかりなので、日経平均の40000円割れは回避されると想定するが、米国発の波乱を呼ぶニュースには警戒したいところだ。 <AK> 2024/07/18 12:14 後場の投資戦略 半導体株が弱く上値の重い展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41307.36;+32.28TOPIX;2918.18;+13.68[後場の投資戦略] 為替は1ドル158円40銭台と目立った動きは観測されず。政府・日本銀行と見られる連日の円買いドル売り介入実施を受けて、積極的な円売りは手控えられている。後場の東京市場は、日経平均が前日比マイナス圏に突入する場面もありそうだが、防衛関連やインフラ関連銘柄が下支えとなり、下げ幅拡大は回避されよう。日経平均は41300円水準でのもみ合いを想定する。 <AK> 2024/07/17 12:11 後場の投資戦略 防衛関連などトランプラリーが強まる展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41399.72;+209.04TOPIX;2917.04;+22.48[後場の投資戦略] 為替は1ドル158円60銭台で推移しており、先週末の乱高下は一服している。政府・日本銀行による円買い介入実施観測を背景に、投機筋による積極的な円売りドル買いは仕掛けにくくなっている様子。後場の東京市場は、為替市場を睨みつつ、日経平均がどこまで値を戻せるかが注目されよう。前場の高値41520.07円を意識した地合いを想定する。 <AK> 2024/07/16 12:15 後場の投資戦略 ハイテク株急落で下げ幅は一時1000円超まで拡大 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41388.92;-835.10TOPIX;2900.76;-28.41[後場の投資戦略] 為替は1ドル159円30銭台まで戻している。6月米CPI発表のタイミングで政府・日本銀行による円買い介入が実施されたとの観測だが、じりじりと円は売り圧力が強まりつつある。介入効果は一時的との見方もあることから、積極的なドル買いが入っているとの観測。後場の日経平均は、極端に下げている半導体株を中心に買戻しが入りそうな地合いか。相対的にTOPIXがしっかりしていることで、日本株の底堅さも確認できよう。 <AK> 2024/07/12 12:22 後場の投資戦略 ハイテク株高で一時42400円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;42179.84;+347.85TOPIX;2928.30;+19.10[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円60銭台で推移しており、前日比では目立った動きは観測されず。今晩の海外時間で6月の米消費者物価指数の発表を控えていることから、株式市場とは異なり、為替市場は静かな地合いが続いている。後場の東京市場は、引き続き外国人と見られる買いによって大引けにかけて強い動きを示す展開が期待できよう。一方、本日の上昇によって、25日移動平均線との乖離率が+6%台になることから、短期的な上昇に対する過熱感もそろそろ意識されそうな状況だ。 <AK> 2024/07/11 12:18 後場の投資戦略 下値の堅さが意識されて切り返す [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41635.53;+55.36TOPIX;2898.16;+2.61[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円50銭台で推移しており、前日比では円安ドル高が進行している。パウエルFRB議長の議会証言内容がこれまでの発言内容とほぼ同じだったことで、早期の利下げ観測が後退。時間外の米10年国債利回りは4.30%とやや上昇している。今晩もパウエルFRB議長の議会証言は行われるが、「データ次第」という昨晩のスタンスはそのままが予想されるため材料視されないだろう。 昨日の東京市場は、パウエルFRB議長の議会証言に対する期待感が高まったことで先物の買戻しを誘ったと言われているが、期待に反して早期の利下げ観測は後退した。にもかかわらず、日経平均、TOPIXは史上最高値圏を維持したままである。昨日の大幅高の背景は、ショートカバーだけではなく、何かしらの投資資金が流入していると考える。一部では大型株を中心としたオイルマネーも流入しているとの話も聞こえる。後場の日経平均、TOPIXはじりじりとした上昇も期待できよう。 <AK> 2024/07/10 12:17 後場の投資戦略 日経平均は大幅反発、半導体株上昇し取引時間中の史上最高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41386.80;+606.10TOPIX;2,885.37;+17.76[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円前後と前日比では円安ドル高で推移している。日本株上昇を受けて、投機筋がリスクオンの円売りを積み上げているとの観測。後場の東京市場は引き続き半導体株が日経平均をけん引しそうだ。今晩、パウエルFRB議長の議会証言が控えていることから、日経平均やTOPIXの後場一段高は難しいと考えるが、日経平均が終値ベースで史上最高値をしっかりと更新できるかに注目したい。 <NH> 2024/07/09 12:38 後場の投資戦略 切り返すも薄商いでモメンタムは弱い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40999.80;+87.43TOPIX;2880.32;-3.86[後場の投資戦略] 為替は1ドル160円30銭台で推移しており、朝方からじりじりと円高ドル安が進行している。ドル・インデックスが104.5水準で推移しており、ややドル売りが強まっている様子だが、株式市場への影響は今のところ限定的だ。注目されたフランス国民議会の決選投票は、事前予想を覆し左派野党連合が第一勢力となり、マクロン大統領の中道与党連合は第二勢力、前評判が高かった極右野党の国民連合は第三勢力と伸び悩んだ。前場の東京市場では目立った反応は見られなかったが、今晩の欧州市場の動向は念のため注意したい。後場の東京市場は、日経平均が取引時間中の高値を更新する可能性はあるが、買いは長続きせず薄商いの小動きとなりそうだ。 <AK> 2024/07/08 12:15 後場の投資戦略 取引時間中の史上最高値更新後は上値重い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41051.49;+137.84TOPIX;2895.42;-3.05[後場の投資戦略] 今晩の6月米雇用統計発表を控えて、後場の東京市場は様子見姿勢が強まり、日経平均、TOPIXともに買い一服となりそうだ。両指数ともに史上最高値を更新したことで、やや達成感も意識されそうだ。週末にはフランス選挙も控えていることから、大引けにかけては、三菱重<7011>や日立<6501>など足元上昇していた銘柄の利益確定の売りが強まる可能性もあるが、一時的な調整であることから、さほど悲観的に捉える必要は無いだろう。 <AK> 2024/07/05 12:13 後場の投資戦略 バリュー株優勢でTOPIXは一時史上最高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40666.78;+86.02TOPIX;2882.81;+10.63[後場の投資戦略] 為替は1ドル161円30銭台と円安ドル高進行が一服していることから、政府・日本銀行による円買い介入実施はなさそうだ。今晩の米国市場は独立記念日の祝日による休場のため、後場の東京市場は参加者減少で小動き推移となりそうだ。TOPIXが終値ベースで史上最高値を更新するか注目だが、プライム市場の時価総額も前引け時点で992兆円まで膨らんでいることから、大台の1000兆円台到達も間近に迫っている。さすがに今日1000兆円台も達成するのは難しそうだが、「TOPIXの史上最高値更新」や「時価総額1000兆円台」といった節目をクリアすると、「脱デフレ」が意識されて日本株への世界的な関心も増すと考える。 <AK> 2024/07/04 12:17 後場の投資戦略 アップル関連と半導体がけん引役 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40425.37;+350.68TOPIX;2862.38;+5.76[後場の投資戦略] 後場の東京市場もハイテク株主導で日経平均優位の地合いとなりそうだが、今晩の米国市場が独立記念日の祝日前で半日立ち合いのため、後場の売買は細りそうだ。為替は1ドル161円60銭水準と円安ドル高は一服だが、今晩の重要な米経済指標(ADP雇用者数、貿易収支、ISM非製造業景気指数、FOMC議事録など)を見極めたいとするムードが強まっている様子。今晩から明日4日にかけて、米独立記念日の祝日等で参加者が減少することから為替は小動きとなりそう。「4日の米祝日のタイミングで政府・日本銀行が円買い介入を実施する」との声も聞かれることで、後場一段の円安ドル高進行は回避されよう。 <AK> 2024/07/03 12:08 後場の投資戦略 引き続き金融株上昇しTOPIXは連日で年初来高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39780.58;+149.52TOPIX;2846.21;+21.93[後場の投資戦略] 後場の東京市場は引き続き為替、金利市場を横目にTOPIX優勢の地合いは続くだろう。為替は1ドル161円50銭台で推移しており、昨晩の海外時間に161円70銭台に乗せた後も目立った円買いなどの動きは見られず。先週末のテレビ討論会の結果、トランプ前大統領の当選確率が高まったとの思惑から、トランプ氏が景気拡大のための財政拡張を実行するとの見通しが強まり米国金利は上昇。日本の10年国債利回りも1.08%まで上昇しているが、10年物国債の日米金利差は3.4%とやや拡大したことで、円安ドル高基調が強まっている。緩やかな円安推移のため、政府・日本銀行による円買い介入は実施しにくいとの見方も強く、1ドル162円台は時間の問題との声が多い。 本来、円安進行は輸出関連銘柄の追い風となるが、1日に発表された1-3月期GDPの再改定値が年率2.9%減と改定値(1.8%減)を大幅に下回る結果となったことで「日本の金融正常化は遠のいたことで脱デフレは先」といった日本経済に対するネガティブな見方が強まった可能性はある。金融株を中心とした日本株上昇の地合いは続いているが、GDPがネガティブ視されて日本株買いを手控えるムードが強まる展開も頭に入れておきたい。 <AK> 2024/07/02 12:18 後場の投資戦略 買い一巡後は40000円手前で伸び悩む地合い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39687.40;+104.32TOPIX;2823.34;+13.71[後場の投資戦略] 為替は、10時の値決め前のタイミングで1ドル161円10銭台まで円安ドル高が進行したが、ランチタイムは160円90銭台と円安ドル高は一服。一方、注目のフランス下院選の結果を受けて、円安ユーロ高は加速。1999年の単一通貨ユーロ導入後、初となる1ユーロ173円台に突入した。ユーロやポンドなど欧州通貨のほか、豪ドルなどオセアニア通貨に対しても円安が進んでいることから、投機筋による円売りポジション構築は積み上がっているとの観測。後場の日経平均、TOPIXともに為替動向を睨みながらの展開となりそうだ。TOPIXが年初来高値をしっかりと更新できるか注目したい。 <AK> 2024/07/01 12:15 後場の投資戦略 ハイテクに金融株が上昇しTOPIXは年初来高値を更新 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39727.91;+386.37TOPIX;2816.51;+22.81[後場の投資戦略] 為替は、10時過ぎに1ドル161円20銭台水準まで円安ドル高が進行した。10時の値決めのタイミングでドル買い需要が強まったとの観測だが、米国で行われている大統領選挙に向けた第1回のテレビ討論会で「トランプ優勢」との見方が強まったことでドルが買われたとの声も聞かれる。また、為替介入の陣頭指揮を執っていた神田財務官が交代し、後任に三村国際局長が就くと伝わったことも円安基調を強める材料となったもよう。 為替市場が円安ドル高で動いていることから、後場は、政府・日本銀行による円買いドル売り介入実施への警戒感がより高まり日本株上昇は一服となろう。日経平均、TOPIXは為替動向を睨んだ神経質な展開となりそうだ。 <AK> 2024/06/28 12:20 後場の投資戦略 配当落ちや前日大幅高の反動などが影響 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39286.52;-380.55TOPIX;2791.59;-11.36[後場の投資戦略] 為替は朝方1ドル160円80銭台まで円安ドル高が進行したが、ランチタイムは1ドル160円40銭台と円安基調は一服。鈴木財務大臣が「急激な一方的な動きは望ましくない」との見解を示したことで、いったんは小休止といったところか。ただ、鈴木財務大臣の発言はこれまで通り一般的な発言に留まっており、口先介入としての効果は限定的と考える。 後場は為替市場、金利市場を睨んだ展開となりそうだが、日経平均が下げ止まった39200円水準を維持できるかを注目したい。本日は、権利・配当落ちという需給面の影響もあることから、日経平均は後場下げ幅をじりじりと縮小する可能性もある。 <AK> 2024/06/27 12:17 後場の投資戦略 半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39726.39;+553.24TOPIX;2805.13;+17.76[後場の投資戦略] 為替は10時過ぎに1ドル159円80銭台と円安ドル高が進む場面が見られた。実需筋の円売り需要が強まったとの観測だが、ランチタイムも159円70銭台で推移している。4月29日以来の160円台が目前に迫っていることから、輸出関連銘柄の追い風となっている。 日本株買いの主体が見えにくい状況ではあるが、JPX総研による「TOPIX改革第二弾」を材料視した買いとの声はある。前場のプライム市場の売買代金が2兆円にも届いていない一方、TOPIXコア30銘柄がやや買われていることから外国人投資家の可能性はあろう。仮に外国人投資家であれば、日経平均は直近上値の39400円水準を上回ったことも影響し、後場一段高の地合いも期待できよう。 <AK> 2024/06/26 12:17 後場の投資戦略 長期金利上昇で金融株が指数を押し上げる展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39001.39;+196.74TOPIX;2779.59;+39.40[後場の投資戦略] 為替は1ドル159円30銭台と円安ドル高は一服している。昨晩は一時158円80銭台と瞬間的に1円弱円高ドル安に振れたことで、「政府・日本銀行による円買い介入」との思惑も強まったが、システムトレードによるものとの観測。ただ、為替は急変動する可能性が非常に高まっていることから、積極的な日本株の売買は手控えられ、プライム市場の売買代金低迷は続くと考える。長期金利も上昇していることから、後場は為替、債券市場を睨んだ展開となりそうだ。39000円前後でのもみ合いを想定する。 <AK> 2024/06/25 12:14 後場の投資戦略 円安を追い風に切り返す展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38689.22;+92.75TOPIX;2731.69;+7.00[後場の投資戦略] 為替は1ドル159円60銭台と円安ドル高は一服しているが、4月29日以来の160円台が間近に迫っている。米財務省による為替操作国の監視リスト入りしたことで、政府・日本銀行による円買い介入が実施しにくくなったとの声はある。朝方、神田財務官は「必要があればいつでも介入する準備はできている」と口先介入を実施。いったん円安ドル高は小休止といったところだが、午後、海外投資家による円売りが再度強まる可能性はあろう。前場時点では、輸出関連銘柄の追い風とはなっているが、ドルが160円台に到達した際、介入による為替及び株の乱高下を嫌気した売りが入る可能性はある。後場の東京市場は静かな推移を想定するが、為替動向には注視したい。 <AK> 2024/06/24 12:26 後場の投資戦略 ハイテク株売られるも金融株が下支えに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38626.95;-6.07TOPIX;2732.72;+7.18[後場の投資戦略] 為替が1ドル159円台に乗せるなど前日比で円安ドル高が進行している。米財務省は20日、半期ごとの外国為替政策報告書を公表し、為替操作をしていないか注視する「監視リスト」に日本を加えた。監視リスト入りは1年ぶりとなる。足元の原油価格の下落により、今回の対象期間だった2023年に経常黒字の総額が形式的な基準を上回ったためで、24年4-5月の為替介入を非難する文言などはなかった。ただ、監視リスト入りを受けて、政府・日銀による為替介入はやや実施しにくくなったとの見方もできよう。神田財務官のコメントも伝わっているが、思惑先行で円安ドル高が進行する可能性はある。後場の東京市場は前場同様、静かな推移を想定するが、為替動向には注意したい。 <AK> 2024/06/21 12:20 後場の投資戦略 商い閑散のなか主力株がやや売られる展開に [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38324.10;-246.66TOPIX;2709.56;-19.08[後場の投資戦略] 為替が1ドル158円10銭台で推移しており、前日比ではやや円安ドル高に振れている。一方、輸出関連銘柄の動きは悪い。とりわけトヨタ自の動きの悪さがやや目立つ。認識不正問題による生産停止が長期化する可能性が売り圧力につながっているとの見方。心理的な節目である3000円を割り込むと調整局面が長くなる可能性はあろう。少額投資非課税制度(NISA)を通じて保有している個人投資家が多い銘柄であることから、これ以上の個人投資家のモメンタム悪化は避けたいところだ。ポジティブなニュースが見当たらないなか、後場の東京市場も前場同様、商い閑散のなか主力株が下値を探る展開となるだろう。 <AK> 2024/06/20 12:22 後場の投資戦略 買い一巡後は東エレク失速で上値重い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38707.21;+225.10TOPIX;2735.19;+19.43[後場の投資戦略] 今晩の米国市場は、奴隷解放記念日「ジューンティーンス」祝日のため休場。後場の東京市場は前場よりも様子見ムードが強まり商いは閑散となろう。日経平均は25日移動平均線が位置する38737円水準を挟んだもみ合い相場を想定する。米国市場は休場、国内でも売買材料に乏しいことなどから、プライム市場の売買代金は今年最低水準となりそうだ。 <AK> 2024/06/19 12:11 後場の投資戦略 前日の反動も38500円水準でのもみ合いに [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38504.11;+401.67TOPIX;2719.92;+19.91[後場の投資戦略] 懸念された欧州情勢だが、フランス総選挙で優勢と見られている極右政党のルペン氏がマクロン大統領と協力していく姿勢を明らかにし、市場鎮静化に努めたため警戒感は和らいだ。ただ、6月末から7月上旬の下院選投票(第一回投票は6月30日、決戦投票は7月7日)まで気の抜けない状況は続くことから様子見ムードは強まろう。東京市場はますます商いが減少する可能性がある。信用買い残など需給面を考慮する必要もあるが、梅雨入り前の夏枯れ相場といったところか。後場も38500円水準でのもみ合いに終始すると想定する <AK> 2024/06/18 12:15 後場の投資戦略 欧州政治不安と先物売りで一時38000円を割り込む [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38106.41;-708.15TOPIX;2705.71;-40.90[後場の投資戦略] 14日、日銀金融政策決定会合にて、国債買い入れを減らす方針を決めたが、一部投資家は、「日銀が量的引き締め(QT)に踏み切る」と捉え、先物売りを仕掛けたようだ。植田和男日銀総裁は、記者会見にて、「今回の国債買い入れの減額がQTであるかどうか」と問われた際、「金融政策的な色彩は無しか、極めて最小化させたうえで運営していきたい」と発言。QTではないことを示唆したものの、「日銀は金融緩和から金融引き締めに転換した」と誤解した可能性がある。コミュニケーションミスというよりは、捉え方の問題な気はするが、欧州政治不安が強まっていたタイミングだったことも重なり下げ幅が拡大したと考える。後場は、いったん下げ止まりそうな気はするが、欧州投資家が参加すると見られる14時頃辺りの指数一段安には警戒したい。 <AK> 2024/06/17 12:21 後場の投資戦略 SQ通過後は日銀会合結果発表前で売買手控え [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38709.02;-11.45TOPIX;2739.00;+7.22[後場の投資戦略] 東京時間11時45分時点では、まだ日銀会合の結果は伝わっていないが、市場の関心は大引け後15時30分に行われる植田和男日銀総裁の記者会見に集まりつつある。そのため、日銀会合の結果が想定通りの国債買い入れ額の減額に関する内容に留まった場合は、後場も様子見姿勢の強い地合いとなろう。一方、追加の利上げ実施に関して前向きな声明が出た場合、金利上昇で金融株が動意付く可能性はあるが、為替が円高に振れ輸出関連銘柄を中心に下落する可能性もある。想定外の結果発表となった場合、日経平均も下げ幅を広げる展開となろう。 <AK> 2024/06/14 12:12

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