オープニングコメントニュース一覧

オープニングコメント 3連休前ながらリスク選好の流れに *08:32JST 3連休前ながらリスク選好の流れに  22日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。21日の米国市場は、NYダウが48ドル高、ナスダックは49ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、利下げに慎重な米連邦準備制度理事会(FRB)の姿勢が確認されたため、利下げ期待が後退し売り優勢の展開となった。しかし、引けにかけて買い戻しの流れから持ち直し、NYダウはプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の38410円、円相場は1ドル150円30銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行する格好になりそうだ。エヌビディアは連日で弱い値動きだったが、取引終了後に発表した決算が予想を上回り、時間外取引で一時8%を超える上昇を見せるなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へ買いが波及すると考えられ、日経平均株価を牽引する格好になりそうだ。ハイテク株のほか、生成AI関連などへの物色が強まるようだと、センチメントを明るくさせることになろう。先物主導でショートカバーを強めてくる動きにもつながりそうである。 ただし、3連休前であるため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるだろう。そのため、日中はグローベックスの米株先物の動きなどをにらみながらの相場展開になりそうだ。足もとではエヌビディアの決算反応を警戒した持ち高調整の動きがみられていたこともあり、週末の米国市場の強い動きが意識されてくるようだと、リスク選好からオーバーウィークのポジションを取りに行く動きもありそうだ。 また、こう着感が強まったとしても、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されやすいだろう。FOMC議事要旨を受けて早期利下げ観測は後退したものの、3月のFOMCでの利下げはなく、5月との見方が大勢だった。また、米当局者による利下げをけん制する発言も続いていたこともあり、過度に嫌気する流れにはならないだろう。イベント通過による買戻しが入りやすい需給状況と考えられる。 <AK> 2024/02/22 08:32 オープニングコメント 売り一巡後は押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される可能性 *08:34JST 売り一巡後は押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される可能性  21日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場は、NYダウが64ドル安、ナスダックは144ポイント安だった。21日に決算発表を控えているエヌビディアが利食い売りから下落するなか、他のハイテク株へも売りが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円安の38295円、円相場は1ドル149円90銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行する格好になりそうだ。エヌビディアは4%を超える下落となったことから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への売りに波及すると考えられ、日経平均株価の重荷となりそうだ。ハイテク株への持ち高調整が続くようだと、先物主導で売り仕掛け的な動きにもつながりそうである。 ただし、エヌビディアの決算反応を警戒した持ち高調整の動きは先週末辺りからみられていたほか、先夕のグローベックスの米株先物が弱い値動きを見せていたことから、祝日明けの米株安は想定されていただろう。米株市場の下落影響から朝方は売りが先行するものの、売り一巡後は押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される可能性がありそうだ。 日経平均株価は昨日の下げでボリンジャーバンドの+2σを下回っており、節目の38000円辺りまでの調整はありそうだ。ただし、持ち高調整の動きをみせたとしても、ポジションを売りに傾けることはリスクが高いと考えられ、基本的には良好な需給状況のなか、調整局面では押し目狙いの買いで対応したいところだろう。 物色の流れとしては、ハイテク株は買い手控えられそうであり、バリュー株に資金が向かいやすい。また、米国ではウォルマートが決算評価から3%を超える上昇でNYダウを下支えしており、消費関連などへの資金シフトも意識されそうである。そのほかは、テーマ性のある材料株での個別対応になりそうだ。 <AK> 2024/02/21 08:34 オープニングコメント 日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移 *08:40JST 日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移  20日の日本株市場は、小動きでの推移になりそうだ。19日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場だったことから手掛かり材料に欠けるほか、海外勢のフローも限られるとみられる。積極的な売買は手控えられやすく、インデックスに絡んだ商いが中心になりそうだ。もっとも、日本株への関心度の高さから資金流入は継続していると考えられ、下値の堅さが意識されるだろう。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比25円高の38545円、円相場は1ドル150円10銭台で推移している。 日経225先物はナイトセッションで概ね38500円辺りでの推移となった。中盤以降は商いが薄く、小動きとなっていた。欧州市場においても薄商いとなり、まちまちの展開だった。そのため、日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移が見込まれ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への持ち高調整が続くようだと、先物主導で売り仕掛け的な動きがありそうだ。ただし、日経平均株価は史上最高値に迫っている状況のなか、積極的に売り仕掛けてくる流れにはならず、調整が強まる局面においては、買い遅れている投資家による資金流入が見込まれる。 また、今週はエヌビディアの決算が控えている。決算を前にこれまでの相場をけん引してきた値がさハイテク株には利食いが入りやすいと考えられるが、先週末からのNT倍率の低下を見る限り、持ち高調整は進んでいると考えられる。TOPIX型への資金シフトというよりはリバランスであり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が大きく調整する局面においては、押し目待ち狙い買いが意識されやすいと考えられる。 日経平均株価は38500円辺りでのこう着が見込まれるなか、物色については個別に材料のある銘柄にシフトしやすいだろう。昨日は金融セクターなどバリュー株の堅調さが目立っていたが、リバランスの動きのなかであり、見極めが必要である。また、決算発表が一巡したこともあり、あらためて業績に安心感のある銘柄や生成AIなどテーマ性のある銘柄など。また、短期的な資金では、流動性の低い銘柄での値幅取り狙いの動きなどに向かわせよう。 <AK> 2024/02/20 08:40 オープニングコメント 売り先行も押し目待ち狙いの買いが意識されやすい *08:28JST 売り先行も押し目待ち狙いの買いが意識されやすい  19日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されよう。16日の米国市場は、NYダウが145ドル安、ナスダックは130ポイント安だった。1月の米卸売物価指数(PPI)が、米消費者物価指数(CPI)に続き予想を上回ったため、インフレ長期化が警戒された。その後、2月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が予想を下回ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて次の行動が利下げであることを確認したとして下げ渋る動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比310円安の38300円、円相場は1ドル150円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。米国市場ではPPIの結果を受けて利食い優勢の流れとなったが、CPIを受けた反応から予想されていた動きと考えられ、嫌気売りが強まる展開は考えづらいところであろう。日経平均株価が史上最高値に迫るなか、利益確定に伴う持ち高調整の動きが意識されるものの、一方で、年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家の買い意欲は強いと考えられ、下値の堅さが意識されやすい。 また、今週はエヌビディアの決算が控えている。決算を前にこれまでの相場をけん引してきた値がさハイテク株には利食いが入りやすいと考えられるが、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など最高値圏で推移するなか、需給状況は良好である。持ち高調整があったとしても、積極的に売り仕掛けてくる流れは避けられるだろう。反対に大きく調整する局面においては、押し目待ち狙い買いが意識されやすいと考えられる。 先週末の日経平均株価は一時38865円まで上昇し、1989年に付けた史上最高値に迫った。ボリンジャーバンドの+3σ水準まで上昇したこともあり、過熱感が警戒されてくる可能性はある。一方で+2σは38052円辺りまで上昇してきたことから、節目の38000円辺りでは押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。売り一巡後の底堅さが意識される場面においては、買いのタイミングを切り上げてくる展開も想定しておきたい。 <AK> 2024/02/19 08:28 オープニングコメント 先高期待が一段と強まる *08:28JST 先高期待が一段と強まる  16日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。15日の米国市場は、NYダウが348ドル高、ナスダックは47ポイント高だった。1月の米小売売上高が予想を下回り、利下げ期待が強まった。一方、アップルは、著名投資家バフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイが保有している同社株のうち一部を前四半期に売却したことが当局への報告で明らかになり、ハイテク株への重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円高の38575円、円相場は1ドル149円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではハイテク株の一角が利食いに押される格好となったが、利下げ期待から景気敏感株などが買われた。また、取引終了後に決算を発表したアプライド・マテリアルズは、予想を上回る内容が材料視され時間外取引で買われており、安心感につながろう。 日経225先物はナイトセッションで一時38590円まで買われるなど、強いトレンドを継続している。過熱感が警戒されやすいものの、シティグループ証券は、日経平均株価の2024年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げたと報じられている。年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家において、買いを促すことが見込まれる。もっとも、インデックスに絡んだ売買が中心であるため、主力大型株主導となる。出遅れ感があるとしても、中小型株には資金が向かいづらい需給状況だろう。 また、決算発表が一巡したことから、手掛けづらさも意識されてきそうだ。好業績銘柄を見直す流れのなか、強い基調をみせてくる銘柄などへは、短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすい。そのほか、「ChatGPT」を開発したオープンAIは、新しいAIシステムを発表したと報じられている。ユーザーの入力したテキストのプロンプトに基づいて現実世界のような動画を作成することが可能になるようであり、生成AI関連などへの物色も意識されそうだ。 <AK> 2024/02/16 08:28 オープニングコメント 過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開 *08:23JST 過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開  15日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、NYダウが151ドル高、ナスダックは203ポイント高だった。ボストン連銀の前総裁が1月の消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン米財務長官やシカゴ連銀のグールズビー総裁が、インフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待が再燃し、買い戻しの流れから終日底堅く推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の38100円、円相場は1ドル150円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はエヌビディアやアーム・ホールディングスなど半導体株の一角が買われており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。また、昨日の日経平均株価は狭いレンジで推移となり、下落ながらもセンチメント悪化にはつながらなかった。押し目買い意欲の強さから下値の堅さが意識されている。 また、日経225先物は、ナイトセッションで38000円を上回って終えた。過熱感は警戒されやすいものの、ボリンジャーバンドの+2σ水準での底堅さが見られており、日経平均株価においても+2σを支持線としたスタンスに向かわせやすく、押し目待ち狙いの買い方においても、エントリータイミングを引き上げざるを得ない需給状況だろう。売り方においても、早めのカバーに向かわせることになりそうだ。 本日もハイテク株への物色が意識されるほか、為替相場が円安基調を継続するなか、輸出関連への資金流入が見込まれる。そのほか、決算が一巡したことから、改めて業績面を手掛かりに見直しの動きも期待されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、東京海上<8766>、キリンHD<2503>、クボタ<6326>、すかいらーく<3197>、オープンH<3288>、SUMCO<3436>、レゾナックHD<4004>、THK<6481>、山崎パン<2212>、荏原製<6361>、三井E&S<7003>、コカBJH<2579>などが注目される。 <NH> 2024/02/15 08:23 オープニングコメント 売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすい *08:33JST 売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすい  14日の日本株市場は、ギャップスタートから売り優勢の相場展開になりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが524ドル安、ナスダックは286ポイント安だった。1月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど減速せず、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ期待が後退し、売り優勢の展開となった。米長期金利の大幅上昇に連れて売りが一段と加速し、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比445円安の37685円、円相場は1ドル150円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、マドを空けての下落になろう。ただし、前日の1000円を超える大幅高で一時節目の38000円を回復していたこともあり、反動安は想定されていた面はありそうだ。米国市場はCPIの結果を受けて急落となったが、最高値圏で推移していることから、利下げ期待が後退する局面においては、持ち高調整の売りが出やすいところでもある。そのため、売り先行では始まるものの、売り一巡後には押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。 日経225先物はナイトセッションで高値を更新して始まり、ボリンジャーバンドの+3σに接近した後の下落によって、+2σ水準まで下げているため、過熱感はやや和らぐ格好である。直近4営業日で2000円超上昇したこともあり、出遅れている買い方にとっては押し目を狙いやすいところである。日経平均は、+2σが位置する37560円辺りでの底堅さがみられるようだと、押し目待ちの買いが意識されそうだ。また、米VIX指数が急伸したことから、売り仕掛け的な商いも入りやすいものの、下値の堅さがみられる局面においては、早めのショートカバーに向かわせそうである。 物色としては売り一巡後のハイテク株の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、円相場が1ドル150円台半ばで推移するなか、輸出関連への物色も意識されよう。そのほか、決算を手掛かりとしたところでは、アサヒ<2502>、eWeLL<5038>、パンパシHD<7532>、ファインデクス<3649>、グリコ<2206>、SECカーボン<5304>、ホシザキ<6465>、トライト<9164>、ビジョン<9416>、加藤製<6390>、イトーキ<7972>、AIinside<4488>などが注目される。 <AK> 2024/02/14 08:33 オープニングコメント 過熱警戒も半導体株への物色は根強い *08:38JST 過熱警戒も半導体株への物色は根強い  13日の日本株市場は、ギャップスタートから買い優勢の相場展開になりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが125ドル高、ナスダックは48ポイント安だった。今週発表の重要インフレ指標が、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げをより確実にするとの期待に、長期金利が低下したことで、NYダウは終日堅調に推移し、最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比580円高の37470円、円相場は1ドル149円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、マドを空けての上昇になろう。日経225先物は祝日取引で一時37590円まで上げ幅を広げ、ボリンジャーバンドの+2σ水準までの上昇となった。急ピッチの上昇に対する過熱感は警戒されやすいだろうが、決算発表がピークを迎えるなかで国内機関投資家は積極的な売買は手控えていたとみられるなか、エントリータイミングを引き上げてきそうだ。 米国市場ではナスダック指数は2021年11月以来の高値を一時更新した後は利益確定の流れから5営業日ぶりに反落となった。この流れから先週に強い基調が目立った指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角には利益確定の流れが波及しそうである。ただし、先週末に決算を発表した東エレク<8035>は評価される可能性が高いほか、英半導体設計のアーム・ホールディングスが大幅に上昇していることから、ソフトバンクG<9984>への支援材料になるだろう。そのため、過熱感から利食いが強まる局面においては、押し目待ち狙いの買いで対応したいところである。 また、利食いから上値が抑えられたものの、米国ではAIの成長から半導体株への物色は根強い。その他、先週末に決算を発表したところでは、リクルートHD<6098>、東エレク、大日印<7912>、飯田GHD<3291>、東急<9005>、スズケン<9987>、スルガ銀<8358>、エアウォーター<4088>、MIXI<2121>、ホシデン<6804>、日清オイリオ<2602>、住友大阪<5232>、日本精機<7287>、長谷川香<4958>、ブロドリーフ<3673>などが注目される。 <AK> 2024/02/13 08:38 オープニングコメント 指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ *08:26JST 指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れ  9日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。8日の米国市場は、NYダウが48ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。企業の好決算を好感した買いのほか、予想を下回った週次失業保険申請件数が労働市場の底堅い証拠となり、ソフトランディング期待を受けた買いが支えとなった。NYダウは一時下げる場面も見られたが、ハイテクが強く終盤にかけ、相場を一段と押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の37095円、円相場は1ドル149円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は利食いの動きがみられているものの、先高期待から買い遅れていた投資家による資金流入が根強いようだ。英半導体設計のアーム・ホールディングスは時間外取引で一時30%近く上昇していたが、日中取引で47%を超える上昇となっており、引き続き東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。 昨日、日経平均のけん引役だったソフトバンクG<9984>は、11%を超える上昇で昨年来高値を更新したが、取引終了後に発表した決算に対する反応が注目される。大幅上昇の反動から利食いが想定されるものの、ADRで強い動きをみせているため、市場心理を明るくさせてくることになろう。指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れが続くことで、押し目待ち狙いの買い方にとっても、エントリータイミングを引き上げてきそうだ。 もっとも、3連休を前に積極的な売買は手控えられやすい。昨日の日経平均は743円高と大幅な反発となったが、インデックスに絡んだ商いが中心だった。東証プライムの6割の銘柄が値を下げていたほか、グロース250指数は小幅ながら続落だった。決算発表がピークを迎えるなかで物色対象は広がりづらいだろう。 なお、昨夕決算を発表したところでは、小田急<9007>、ニトリHD<9843>、アンビス<7071>、参天薬<4536>、マクドナルド<2702>、アルフレッサ<2784>、フジクラ<5803>、カバー<5253>、西鉄<9031>、武蔵精密<7220>、フジシール<7864>、ミズノ<8022>、Dガレージ<4819>、三洋貿易<3176>、BASE<4477>などが注目される。 <AK> 2024/02/09 08:26 オープニングコメント 値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に *08:19JST 値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に  8日の日本株市場は、米ハイテクが買われた流れから、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが156ドル高、ナスダックは147ポイント高だった。最近の強いデータを受け、堅調な経済を期待した買いや、企業決算を好感した買いに相場は終日堅調に推移した。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープの回復に連れて、投資家心理も改善する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の36280円、円相場は1ドル148円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は前日に利食いに押されていたエヌビディアが再び最高値を更新しており、半導体株の一角が買い戻されていた。また、英半導体設計のアーム・ホールディングスは、10-12月期決算が予想を上回ったほか、通期業績見通しの上方修正を発表したことが好感され、時間外取引で30%近く上昇しており、この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われる可能性がある。 また、日経225先物はナイトセッションで下落して始まったが、その後は米国市場の流れを受けてリバウンド基調が強まり、一時36320円まで買われる場面が見られた。36000円処での底堅さが見られるなかでリバウンドを見せており、朝方はインデックスに絡んだ買いが入りやすいだろう。決算発表がピークを迎えるなかで積極的な上値追いの動きは限られるだろうが、押し目買い意欲の強さが意識されるなか、断続的なインデックス買いが指数を押し上げる展開が意識されよう。 そのため、日中は値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。本日はソフトバンクG<9984>の決算を控えているが、アームの好業績を受けて、先回り的な動きをみせてくるようだと、相場全体のセンチメントを明るくさせそうだ。 なお、決算では7日の取引終了後に発表した洋缶HD<5901>、Gダイニング<7625>、スミダ<6817>、AndDo<3457>、山田債権<4351>、伊勢化<4107>、カーバイド<4064>、富士急<9010>、TDCソフト<4687>、アドソル<3837>、サンテック<1960>、ジャパンエン<6016>、FUJI<6134>、東武<9001>、アルー<7043>、三住建設<1821>、エバラ食品工業<2819>、PSOL<4450>、エムティーアイ<9438>、OKI<6703>、セレス<3696>、ソフトバンク<9434>、スカパーJ<9412>、SANKYO<6417>などが注目される。 <AK> 2024/02/08 08:19 オープニングコメント 日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開 *08:36JST 日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開  7日の日本株市場は、米ハイテクが利食いに押された流れから、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが141ドル高、ナスダックは11ポイント高だった。中国政府による株価対策への期待から買われる場面もみられたが、地銀セクターに対する懸念が上値を抑制した。また、ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。クリーブランド連銀のメスター総裁が、米連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろうと発言すると、金利低下に連れてNYダウは上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の35970円、円相場は1ドル147円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場は主要な株価指数が上昇したものの、前日の最高値を更新したエヌビディアが利食いに押されるなど、半導体株の一角には利益確定の流れが目立った。この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりそうだ。 日経225先物はナイトセッションで一時35820円まで売られる場面が見られた。引けにかけて下落幅を縮めたものの36000円を下回って終えている。36000円を挟んだ推移が見込まれるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋の売り仕掛け的な動きが強まる可能性がありそうだ。そのため、日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開になりそうだ。もっとも、決算発表がピークを迎えるなか、積極的な売買は限られるだろう。そのため、短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。 なお、決算では6日の取引終了後に発表したトーアミ<5973>、ツムラ<4540>、大阪チタ<5726>、椿本チエイン<6371>、システナ<2317>、グローリー<6457>、大本組<1793>、GSユアサ<6674>、フレクト<4414>、ケーズHD<8282>、淀川鋼<5451>、戸上電<6643>、横河電<6841>、スガイ化学工業<4120>、極東開<7226>、MIEコーポ<3442>、共和レザー<3553>、萬世電機<7565>、タツモ<6266>、ユシロ化<5013>、リベロ<9245>、KHネオケム<4189>、ニップン<2001>、大水<7538>などが注目される。 <AK> 2024/02/07 08:36 オープニングコメント ハイテク主導での底堅さを見極める相場展開 *08:35JST ハイテク主導での底堅さを見極める相場展開  6日の日本株市場は、売り先行もハイテク主導での底堅さを見極める相場展開になりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが274ドル安、ナスダックは31ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が週末のインタビューで利下げを急がない姿勢を再確認したため、早期利下げ期待の後退で売りが先行した。さらに、1月のISM非製造業景況指数が予想を上回り、消費の底堅さが証明されたことで、利下げ先送り観測が強まったことも重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の36335円、円相場は1ドル148円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場は利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇したことが利食い売りに向かわせたが、エヌビディアが最高値を更新するなど、ハイテク株の一角が買われており、この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下支えとして意識されやすいだろう。米国市場の下落においても利食いの範囲内であり、嫌気売りにはつながらないと考えられる。 日経225先物はナイトセッションで一時36110円まで売られる場面が見られたが、36000円接近では下値の堅さが意識されている。その後はボリンジャーバンドの+1σ水準に接近する動きも見られており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。決算がピークを迎えるなか、積極的な上値追いの動きは限られるものの、米ハイテク株高が支援材料となるなか、ハイテク株の動向が注目される。 なお、決算では5日の取引終了後に発表した日立造<7004>、カルタHD<3688>、サンエー<2659>、荒川化学<4968>、ブレインパッド<3655>、ヤマシンF<6240>、GMOリサーチ<3695>、京王<9008>、デクセリアルズ<4980>、マルハニチロ<1333>、フライングG<3317>、内海造<7018>、神田通機<1992>、MCJ<6670>、スクエニHD<9684>、JSR<4185>、松屋フーズ<9887>、住友電工<5802>、太陽工機<6164>、カネソウ<5979>、いであ<9768>などが注目されよう。 <AK> 2024/02/06 08:35 オープニングコメント 米ハイテク株高が支援材料に *08:33JST 米ハイテク株高が支援材料に  5日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが134ドル高、ナスダックは267ポイント高だった。1月の米雇用統計が予想を上回ったことから米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退するなか、売られる局面も見られた。 ただし、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り、消費の強さが再確認され成長期待から上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの、好決算を受けたアマゾン・ドット・コムやメタ・プラットフォームズの上昇を受けてハイテクが買われ相場全体を押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の36410円、円相場は1ドル148円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はハイテク株主導の上昇となった。アマゾンやメタの上昇については先週末の時点で織り込まれているものの、エヌビディアが最高値を更新するなど他のハイテク株に買いが広がったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への波及が見込まれる。 日経225先物はナイトセッションで一時36430円まで買われる場面が見られ、ボリンジャーバンドの+1σ水準を捉えていた。足もとでは36000円での底堅さが見られるなか、+1σに沿った値動きが続いている。決算がピークを迎えるなか、積極的な上値追いの動きは限られそうであり、決算を手掛かりとした物色が中心になりやすいだろうが、米ハイテク株高が支援材料となるなか、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。 決算では2日の取引終了後に発表したジーテクト<5970>、高橋ウォール<1994>、東京一<3067>、YKT<2693>、共栄タンカー<9130>、三栄コーポ<8119>、タクミナ<6322>、TOA<6809>、ダイヘン<6622>、H2Oリテイル<8242>、アルメディオ<7859>、パナHD<6752>、大平洋金<5541>、荏原実業<6328>、小松マテーレ<3580>、MRO<3064>、オルガノ<6368>などの動向が注目される。 <AK> 2024/02/05 08:33 オープニングコメント ハイテク株のほか決算を手掛かりとした物色へ *08:15JST ハイテク株のほか決算を手掛かりとした物色へ  2日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが369ドル高、ナスダックは197ポイント高だった。米長期金利の低下を好感した買いに、終日堅調に推移した。また、イスラエル、ハマス停戦の可能性との報道も一段の買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大した。セクタ―別では、小売の上昇が目立った一方、銀行が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の36120円、円相場は1ドル146円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の下落に対する買い戻しの流れが優勢だった。また、取引終了後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムとメタ・プラットフォームズが時間外取引で買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの支援材料になりそうだ。 日経225先物はナイトセッションで一時35710円まで売られる場面も見られたが、終盤にかけて切り返しており、36000円を上回っている。日経平均は36000円を挟んだ保ち合いを継続しているが、本日は36000円を支持線とした底堅さが意識されそうである。決算発表が本格化しているなか、積極的な売買は手控えられやすいものの、インデックスに絡んだ資金流入が入りやすいだろう。 日経平均は36000円辺りでの底堅さが意識されるなか、メタ・プラットフォームズの上昇を受けて物色としてはハイテク株のほか、メタバース関連などのテーマ株へも短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。そのほか、昨日の引け後に決算を発表したところでは、フタバ産<7241>、東邦レマック<7422>、プロHD<9246>、ぐるなび<2440>、田中化研<4080>、フォトシンス<4379>、マルサンアイ<2551>、太平洋工<7250>、カゴメ<2811>、コナミG<9766>、日瓦斯<8174>辺りが注目されそうだ。 <AK> 2024/02/02 08:15 オープニングコメント 売り一巡後は押し目待ち狙いの買いのタイミング *08:16JST 売り一巡後は押し目待ち狙いの買いのタイミング  1日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。1月31日の米国市場は、NYダウが317ドル安、ナスダックは345ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、市場の予想通り4会合連続で金利据え置きを発表。FOMC声明で利下げの可能性が明確化されなかったため、早期利下げ期待が後退するなか、売り優勢の展開となった。終盤にかけて米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会見で、現時点で3月の利下げの可能性がベースシナリオではないとの委員会の考えを指摘すると、下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比495円安の35875円、円相場は1ドル146円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップダウンから始まることになりそうだ。昨日の日経平均は売り先行で始まった後は、断続的なインデックス買いを背景に、日中の高値圏で取引を終えていた。この上昇部分を帳消しにする流れになりそうだが、前日の価格水準での推移が見込まれるため、売り一巡後は押し目待ち狙いの買いのタイミングを見極めることになりそうだ。 また、米国市場では大型テック株の決算が本格化するなか、決算内容を評価しつつも利益を確定する流れが優勢だった。FOMCが利食いのきっかけになる可能性も意識されていたこともあり、失望売りの流れが強まる展開にはならないだろう。国内においても主要企業の決算がピークを迎えるなか、ポジションが積み上がっているとも考えづらく、押し目狙いのスタンスとなろう。 また、FOMCで3月の利下げ観測が後退したものの、市場では5月を予想する向きが増えていたこともあり、売り一巡後はイベント通過による仕切り直しとなる。週末には米雇用統計を控えているものの、米ADP雇用統計は予想を下回ったこともあり、米長期金利の低下につながっていた。雇用統計に対する過度な警戒感は強まらないだろう。 物色としては昨日決算を発表したアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>の反応が注目される。PTSでは堅調だったが、ADRでは軟化していたこともあり、売り一巡後のリバウンド狙いに向かわせそうだ。そのほかの決算ではJR東<9020>、中国電力<9504>、TDK<6762>、三菱倉<9301>、ANA<9202>、北陸電力<9505>、JR西<9021>、FPG<7148>、京成<9009>、牧野フライス<6135>、マキタ<6586>、扶桑化学<4368>、ワコム<6727>、サイバー<4751>、メタウォーター<9551>などが注目される。 <AK> 2024/02/01 08:16 オープニングコメント こう着感の強い相場展開のなか決算を手掛かりとした個別対応 *08:27JST こう着感の強い相場展開のなか決算を手掛かりとした個別対応  31日の日本株市場は、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。30日の米国市場は、NYダウが133ドル高、ナスダックは118ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要ハイテク企業決算を控えた警戒感から様子見ムードの強い展開となった。その後、昨年12月の米JOLT求人件数や1月の米消費者信頼感指数の良好な結果を受けて、景気の底堅さが期待されNYダウは上昇に転じた。一方、早期利下げ観測の後退やアップルの下落が嫌気されハイテクが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の35930円、円相場は1ドル147円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。取引終了後に決算を発表したマイクロソフトは、クラウドの売り上げが強く市場予想を上回る結果となったが、時間外取引では弱含みで推移している。大型テック株の決算が本格化するなか、決算を受けた株価反応を見極めたいとのムードにつながりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36030円まで買われ、プラスに転じる場面も見られたが、概ねマイナス圏での推移だった。積極的な売買は手控えられやすいなか、短期的には売り仕掛け的な動きが意識されそうである。 明日のFOMCでは、4会合連続で政策金利は据え置かれるとみられている。その後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見の内容を確認したいところであり、これを受けた米長期金利の動向なども注目される。早期利下げ観測が後退するようだと、波乱含みの展開も考えられるため、本日のところはこう着感の強い相場展開になりそうである。 物色としては米国の流れからハイテク株は手掛けづらく、一方で金融株へ資金が向かいやすいだろう。また、決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすく、昨日の引け後の決算では、ストライク<6196>、M&Aキャピ<6080>、モロゾフ<2217>、NEC<6701>、きちりHD<3082>、大瓦斯<9532>、協栄産<6973>、マクアケ<4479>、エージーピー<9377>、ダイショー<2816>、コニシ<4956>などが注目される。そのほか、中国政府が停止している日本人が中国に短期滞在する際のビザの免除について、中国外務省は29日、「再開を真剣に検討する」とした。そのうえで日本側も訪日する中国人に対して何らかの措置をとるよう求めており、インバウンド関連などへの物色もありそうだ。 <AK> 2024/01/31 08:27 オープニングコメント 指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れ *08:29JST 指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れ  30日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。29日の米国市場は、NYダウが224ドル高、ナスダックは172ポイント高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか調整色が強まり、朝方はまちまちの動きだった。その後、1月のダラス連銀製造業活動指数が予想を下回ったことで米長期金利の低下につながり、堅調に推移した。終盤にかけ米財務省が四半期入札規模予想を予想外に引き下げると、金利の一段の低下につながり、上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の36125円、円相場は1ドル147円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36150円まで買われる場面が見られており、節目の36000円での底固めの動きになりそうだ。主要企業の決算発表が本格化するなか、積極的な売買は手控えられやすいだろうが、米国市場の流れを引き継ぐ格好から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する流れになりそうだ。 また、昨日はインデックス買いが断続的に入っており、東証33業種はすべて上昇し、東証プライムの8割超の銘柄が買われていた。押し目待ち狙いの買い意欲が意識されやすく、売り仕掛け的な動きは手控えられそうだ。ただし、米国ではFOMCの結果を受けた市場反応を見極めたいところである。また、大型テック株の決算も控えている。国内では主要企業の決算が本格化するなか、決算期待からの先回り的な動きは避けておきたい。 そのほか、昨日は自動車株の強さが目立っていた。しかし、豊田自動織機<6201>は、フォークリフト用エンジンの排ガス試験不正問題を巡り、新たに自動車用エンジン3機種でも不正が判明したと発表した。これを受けてトヨタ<7203>は「ランドクルーザー」など国内外10車種のディーゼル搭載車の出荷停止を決めた。人気の高いランクルの出荷停止は嫌気されやすく、株価の動向を見極めたいところだろう。 そのほか、昨日の引け後に決算を発表したところでは、jGroup<3063>、大倉工<4221>、東光高岳<6617>、丸大食<2288>、船場<6540>、三社電機製作所<6882>、アース製薬<4985>、ニッキ<6042>などの動向が注目されそうだ。 <AK> 2024/01/30 08:29 オープニングコメント 主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開 *08:12JST 主要企業の決算発表が本格化するなか神経質な相場展開  29日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。26日の米国市場は、NYダウが60ドル高、ナスダックは55ポイント安だった。朝方発表された23年12月の個人消費支出(PCE)コア指数は、前年比で2.9%の上昇で市場予想(3.0%上昇)を下回り、伸びは21年3月以降で最小となった。消費が好調な中でもインフレの鈍化が確認された。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の35915円、円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36080円まで買われる場面が見られており、節目の36000円での攻防になりそうだ。主要企業の決算発表が本格化するなか、先週末に決算を発表した信越化<4063>はサプライズがなかった。主要企業の決算がコンセンサスを上回ってくるような状況がみられないと、神経質な相場展開に向かいそうである。 日経平均についても足もとの調整でボリンジャーバンドの+1σを下回ってきており、過熱感は和らいできたものの、+1σ水準での戻りの鈍さが意識されてくるようだと、持ち高調整の流れが強まる可能性がありそうだ。また、決算発表が本格化するなかで機関投資家は動きづらくなるため、短期筋の売買の影響を受けやすくなる。また、今週は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の決算が予定されているほか、米国の大型テック株の決算が予定されていることもあり、結果を見極めたいところであろう。 物色は決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすく、先週末の引け後に発表された企業では、インソース<6200>、アルゴグラフ<7595>、靜甲<6286>、シンシア<7782>、アジアパイル<5288>、UFHD<4235>、ミスミG<9962>などが注目されそうだ。その他、中小型株には相対的に出遅れ感が意識されていることもあり、短期的な値幅取り狙いに向かわせる可能性がありそうである。 <AK> 2024/01/29 08:12 オープニングコメント こう着感が強まりやすい相場展開 *08:32JST こう着感が強まりやすい相場展開  26日の日本株市場は、決算発表が本格化するなか、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。25日の米国市場は、NYダウが242ドル高、ナスダックは28ポイント高だった。朝方発表された2023年10-12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比3.3%増と市場予想を上回る強さを見せた一方、インフレの落ち着きが確認されたことで米経済のソフトランディング期待が高まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の36040円、円相場は1ドル147円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時35990円まで売られたが、節目の36000円に接近する局面では底堅さがみられており、下値の堅さは意識されそうだ。水準としてはボリンジャーバンドの+1σまで調整を見せているため、押し目待ち狙いの買いが入りやすいところである。一方で、戻りの鈍さが意識される局面では、短期筋の売り仕掛け的な商いも入りやすく、強弱感が対立しそうだ。 日経平均についても足もとの調整で+1σまで下げてきており、過熱感は和らいできている。ただし、依然として高値水準で推移していることから、本格化する決算を前に持ち高調整の動きが入りやすいところである。日米ともにハイテク企業の決算期待が強いことから、来週のレーザーテック<6920>の決算などを見極めたいところであろう。物色としては引き続きハイテク株への関心は強く、主力処の利益確定に対して、中小型のハイテク株に物色がシフトする可能性もありそうだ。 また、日銀の金融政策の正常化観測が再燃していることもあり、為替の動向には注意が必要である。また、昨日はニデック<6594>の決算反応がセンチメントを冷ました面もあるため、本日もニデックが弱い値動きをみせてくるようだと、決算を見極めたいとする様子見ムードが強まりそうだ。 <AK> 2024/01/26 08:32 オープニングコメント ハイテク株の押し目狙いに *08:28JST ハイテク株の押し目狙いに  25日の日本株市場は、決算発表が本格化するなか、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。24日の米国市場は、NYダウが99ドル安、ナスダックは55ポイント高だった。ネットフリックスやASMLホールディングの好決算を背景に、ハイテク・半導体関連銘柄を中心に買いが入り上昇をけん引した。しかし、米長期金利の上昇に伴いNYダウは下げに転じ、前日の終値近辺でもみ合う展開。S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の36245円、円相場は1ドル147円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36080円まで売られたが、節目の36000円に接近する局面では底堅さがみられており、下値の堅さは意識されそうだ。また、米国ではハイテク株の強い値動きが目立つなか、ナスダック指数は5日続伸、SOX指数は最高値を更新しており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えすることが期待される。 一方で、国内においても主要企業の決算発表が本格化してきた。昨日の引け後に決算を発表したニデック<6594>、ディスコ<6146>はPTSで弱い値動きを見せており、売り一巡後に底堅い値動きをみせてくるかが注目される。持ち高調整の流れが強まってくるようだと、相場全体のセンチメントを冷ます格好に向かいやすいだろう。 もっとも、年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家においては、押し目狙いのタイミングにもなりそうだ。また、昨日は日銀による金融政策の正常化観測からリバランスの動きが目立っていた。利食いも入りやすい水準でもあるほか、決算ピークとなれば機関投資家は動きづらくなるため、短期的な売買に振らされやすい需給状況にもなりやすい。短期的には中小型株での値幅取り狙いに向かいやすい局面ではあるが、足もとの需給状況からは、ハイテク株の押し目狙いに向かいやすいと考えられる。 <AK> 2024/01/25 08:28 オープニングコメント 本格化する決算を前に積極的な売買が手控えられる *08:31JST 本格化する決算を前に積極的な売買が手控えられる  24日の日本株市場は、やや売り優勢ながらも底堅い相場展開が意識されそうだ。23日の米国市場は、NYダウが96ドル安、ナスダックは65ポイント高だった。さえない決算を発表したスリーエムが大幅安となり、NYダウを押し下げた。好決算を発表した銘柄が支えるも、高値警戒感や利益確定の売りも重荷となり、NYダウは終日軟調に推移。ナスダックは長期金利の上昇に伴い下落する場面もあったが、小幅に続伸した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の36475円、円相場は1ドル148円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36030円まで売られており、神経質にさせそうである。スリーエムがNYダウを押し下げる格好となるなど、国内においても本格化する決算を前に積極的な売買が手控えられそうである。ただし、ネットフリックスが決算評価ら時間外取引で買われているほか、日中においてもハイテク株への物色が続くなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えすることが期待される。 昨日の日銀の金融政策決定会合の結果判明後は持ち高調整の流れが強まり、荒い値動きとなったが、過熱感が警戒されていたほか、これまでのトレンドに変化はなく、買い遅れていた投資家においては、押し目待ち狙いの買いを入れやすいところではある。もっとも、インデックスに絡んだ資金が中心であるため、個人投資家中心の中小型株については資金の逃げ足が速いほか、物色対象は広がりづらいため、流動性があり、足もとで強いトレンドを継続している銘柄などに絞られそうである。 なお、日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破する場面も見られたが、上ひげを残す格好から終値では+2σを下回っている。過熱感が警戒されるものの、バンドの切り上がりに沿った形状であるため、押し目狙いのスタンスとなろう。ハイテク株の動向のほか、中国マネーの流入観測から中国市場の動きにも引き続き注目である。 <AK> 2024/01/24 08:31 オープニングコメント 日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開 *08:28JST 日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開  23日の日本株市場は、ハイテク主導での底堅い相場展開が意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが138ドル高、ナスダックは49ポイント高だった。先週の流れを引き継ぐ格好からハイテク株が買われた。米長期金利の上昇が一服したことも追い風に、主要な株価指数は終日プラス圏での推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の36650円、円相場は1ドル148円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36730円まで買われており、日経平均は連日でバブル後の高値を更新することが見込まれる。米国ではエヌビディアが連日で最高値を更新するなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する可能性が高そうだ。 ただし、日銀の金融政策決定会合の結果待ちから手掛けづらさはあり、結果判明まではこう着感の強い相場展開が見込まれる。また、米国ではハイテク企業に対する好業績への期待が高まっているものの、本格化する国内の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも次第に強まってくる可能性はありそうだ。そのため、積極的な上値追いの流れも落ち着きをみせてくることになりそうだ。 とはいえ、インデックスに絡んだ資金が中心であるため、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する流れは継続しそうだ。足もとで中国市場の弱い値動きが続くなか、中国マネーは日本株へシフトする格好であり、下値の堅さは意識されやすいだろう。日銀会合の結果判明後は動意が強まる展開も意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。なお、日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破しており、過熱感が警戒されるものの、バンドの切り上がりに沿った形状であるため、売り仕掛け的なトレードは避けたい。 <AK> 2024/01/23 08:28 オープニングコメント 指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引 *08:39JST 指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引  22日の日本株市場は、ハイテク主導での買い優勢の展開が意識されそうだ。19日の米国市場は、NYダウが395ドル高、ナスダックは255ポイント高だった。人工知能(AI)向け需要への拡大期待から半導体関連やハイテク株への買いが入り相場の上昇をけん引した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円高の36300円、円相場は1ドル148円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで17日に付けた高値を突破したことから、買い戻しの流れが強まりやすいだろう。また、米国ではエヌビディアが連日で最高値を更新するなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する可能性が高く、17日に付けたバブル後の高値36239.22円を更新してくる可能性がありそうだ。買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目狙いのスタンスになろう。 投資主体別売買動向では個人は利益確定の売りを継続しており、高値更新となれば本格化する決算を前に持ち高調整の流れに向かいやすいと考えられる。一方で高パフォーマンスを続けている日本株への関心は高く、海外ファンドなどは運用成績を高めるうえで日本株の比率を引き上げそうだ。また、中国で上場する日本株ETFへの活発な取引が継続しており、引き続き中国マネーの流入観測が底堅さにつながりそうである。 物色の流れとしてはインデックスに絡んだ商いが中心のなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引するため、日経平均型になりそうだ。そのため、主力大型株が中心になりやすく、中小型株など個人主体の物色は値動きの強い銘柄の一角にとどまりそうである。また、決算発表が本格化するなか、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。 <AK> 2024/01/22 08:39 オープニングコメント 指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引 *08:20JST 指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引  19日の日本株市場は、ハイテク主導での買い優勢の展開が意識されそうだ。18日の米国市場は、NYダウが201ドル高、ナスダックは200ポイント高だった。新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇し、売りが先行した。ただし、台湾積体電路製造(TSMC)が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが強まり、プラスに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の36070円、円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではTSMCが急伸するなか、エヌビディアなどの半導体株に買いが広がっていた。日経225先物はナイトセッションでリバウンド基調が強まり、節目の36000円を回復している。同水準でこう着感が強まる可能性はあるものの、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場をけん引する可能性が高く、インデックスに絡んだ商いが意識されやすいだろう。 昨日の日経平均は一時35700円を回復する場面も見られたが、その後は概ね前日終値を挟んでのこう着だった。週末要因から買い一巡後はこう着感が強まる可能性がありそうだが、直近の調整でボリンジャーバンドの+2σを下回っており、過熱感は和らいできている。ハイテク株の強気基調が継続するようだと、押し目待ち狙いの買いが意識されやすいと考えられる。 なお、日中は中国に上場する日本のETFの動向を睨みながらの展開になりそうだ。日本株についてHSBCとソシエテ・ジェネラルのストラテジストらは、上昇は行き過ぎで投資家は利益を確定し始めるべきだとの見解を示している。ただし、中国では連日で売買を一時停止するなど過熱しており、中国マネーの流入観測が先高観につながろう。 <AK> 2024/01/19 08:20 オープニングコメント インデックスに絡んだ商いが中心 *08:28JST インデックスに絡んだ商いが中心  18日の日本株市場は、利食い優勢ながら押し目買い意欲の強い相場展開が意識されそうだ。17日の米国市場は、NYダウが94ドル安、ナスダックは88ポイント安だった。小売売上高や住宅関連指標が予想を上回ったため、早期利下げ観測が後退し、利益確定の売りが優勢となった。終盤にかけて米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)の結果がタカ派的な内容とならず、金利が下げ止まると下げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の35500円、円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。前日の高値更新後の調整で目先的なピーク感が意識される可能性があるものの、過熱感が警戒されていたこともあり、過熱を冷ます一服といった見方に向かわせそうである。昨日は上海取引所が上場する日本株ETFの取引を一時停止したことが下げの要因とされるが、取引再開後も強い上昇となったこともあり、引き続きチャイナマネーの流入が期待されそうだ。 日経平均は目先的には直近で空けたマド埋めが意識されそうであり、節目の35000円辺りまでの調整は想定しておきたいところだが、同水準までの調整となれば押し目待ち狙いの買いが入りやすくなるだろう。ただし、足もとの上昇については、インデックスに絡んだ商いが中心であり、主力大型株主導である。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などがけん引する格好のため、中小型株などへの物色は限られている。 また、昨日は大手商社株の強い動きが目立つ一方で、朝方に強い動きだった海運株は上げ幅を縮めており、資金の流れは速い。円相場が円安傾向を見せるなかでも、自動車など輸出関連への物色も限られており、強いセクターに資金が集中する傾向があるため、セクターの資金シフトについては見極めが必要だろう。そのほか、個別に材料の出ている銘柄での短期的な値幅取り狙いになりそうだ。 <AK> 2024/01/18 08:28 オープニングコメント ハイテク株主導の相場展開 *08:27JST ハイテク株主導の相場展開  17日の日本株市場は、ハイテク主導での押し目買い意欲の強い相場展開が期待されそうだ。16日の米国市場は、NYダウが231ドル安、ナスダックは28ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、年内の利下げが可能だが迅速な利下げは必要ないと慎重な対応を支持したため、大幅利下げ観測が後退。金利上昇に連れて下げ幅を拡大した。フーシ派に対する報復攻撃の報道で、地政学的リスクの上昇を受けた売りも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円高の35855円、円相場は1ドル147円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。前日の調整で過熱感が和らいだこともあり、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。また、米国市場は長期金利の上昇が重荷となったが、半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への手掛かり材料になりうそうだ。東エレク<8035>などが日経平均をけん引する格好となれば、センチメントを明るくさせそうである。 一方で、米国では決算を発表したモルガン・スタンレーが4%を超える下落となるなど、主要企業の好決算期待が後退している面もある。国内においても今後本格化する決算に対する慎重姿勢も強まってくる可能性があるため、物色対象は広がりづらい面はありそうだ。そのため、ハイテク株中心に短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 日経平均は昨日の調整でボリンジャーバンドの+2水準まで下げており、タイミングとしてはリバウンド狙いの買いが入りやすいところである。依然として過熱感はくすぶるものの、米国市場が軟調ななか、高パフォーマンスを続けている日本株へは、海外ファンドによる資金流入が継続しやすいと考えられる。また、中国景気の悪化が警戒されるなか、中国マネーの流入観測や、国内においても新NISAによる需給など下支えとして意識されるなか、先高期待は根強い。 <AK> 2024/01/17 08:27 オープニングコメント 押し目買い意欲の強い相場展開が継続 *08:23JST 押し目買い意欲の強い相場展開が継続  16日の日本株市場は、やや利食い優勢ながらも押し目買い意欲の強い相場展開が継続しそうだ。15日の米国市場は、キング牧師の記念日の祝日で休場だった。欧州市場は全般軟調推移。シカゴ日経225先物清算値は時間外で大阪比165円高の36165円、円相場は1ドル145円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。過熱感が意識されやすいなか、米国市場の休場の影響から海外勢のフローが限られることもあり、本格化する決算を前に持ち高調整の動きも入りやすいだろう。ただし、連日の大幅な上昇でレンジを切り上げており、ヘッジに絡んだ需給が売り込みづらくさせる。いったんは調整を挟みたいところであるものの、売り仕掛け的な動きは避けておきたい。 また、米議会の与野党指導部は、つなぎ予算を3月まで延長する法案を発表した。上下両院の可決後、バイデン大統領の署名を経て成立する。楽観視はできないものの、ひとまず可決への期待が下支えとして意識されやすい。また、中国景気の悪化が警戒されるなか、中国マネーが日本株に流入していることも、先高期待につながっているほか、新NISAによる需給なども下支えとして意識されるなか、押し目買い意欲は強そうだ。 また、東京証券取引所は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に関して、資本効率改善計画提出した企業リストを公表した。2023年12月末時点でプライム市場の49%が検討中を含めて開示している。昨日は思惑的な動きから配当志向の物色が見られていたが、開示企業への物色意欲が強まる可能性がありそうだ。 物色の流れとしては、指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開のなか、配当志向の物色が意識されやすい。そのほか、決算に絡んだ物色も強く、昨日引け後に発表したところでは、串カツ田中<3547>、ライトワークス<4267>、SI<3826>、ワンプラ<4199>、日創プ<3440>、BeeX<4270>、古野電気<6814>、タケダ機械<6150>、ココナラ<4176>、黒谷<3168>、佐鳥電機<7420>、フルテック<6546>、メディアドゥ<3678>、ジャルコHD<6625>などが注目されよう。 <AK> 2024/01/16 08:23 オープニングコメント 本格化する決算を前に持ち高調整の動きも入りやすい *08:37JST 本格化する決算を前に持ち高調整の動きも入りやすい  15日の日本株市場は、やや利食い優勢ながらも押し目買い意欲の強い相場展開が継続しそうだ。12日の米国市場は、NYダウが118ドル安、ナスダックは2ポイント高だった。12月の卸売物価指数(PPI)が予想を下回り、早期の利下げ期待から買い先行となった。しかし、ヘルスケアのユナイテッドヘルス・グループは、第4四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったがコストの上昇が警戒されて大幅に下落しており、NYダウの重荷となった。JPモルガンは予想を上回る決算だったが、利食いに押された。バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴも弱く、決算期待がやや後退する格好だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の35545円、円相場は1ドル144円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。先週の大幅な上昇に対する過熱感が意識されやすいなか、本格化する決算を前に持ち高調整の動きも入りやすいだろう。日経平均は連日でマドを空けての上昇となり、12日は十字足を残していることもあり、いったんは調整を挟みたいところである。 また、先週はファーストリテ<9983>の急伸が日経平均を押し上げる格好だった。ファーストリテが落ち着いた値動きをみせてくるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株への利食いが意識されてくる可能性もありそうだ。また、米国ではJPモルガンが予想を上回る決算ながら買い一巡後は利食いに押されており、他の金融株ついても利食いの動きが目立っていた。次第に本格化する決算を見極めたいとする模様眺めムードも強まりそうだ。 とはいえ、新NISAによる需給要因のほか、チャイナマネーの流入が観測されるなか、インデックスに絡んだ資金は断続的に入りやすいだろう。相場全体の底堅さが意識されやすいなか、相対的には日経平均型優位の展開を想定しておきたい。そのため、東エレク<8035>など半導体株など指数インパクトの大きい値がさ株が利食いに押される局面においては、押し目狙いのスタンスとなろう。 <AK> 2024/01/15 08:37 オープニングコメント 指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開 *08:34JST 指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開  12日の日本株市場は、やや利食い優勢ながらも押し目買い意欲の強い相場展開が継続しそうだ。11日の米国市場は、NYダウが15ドル高、ナスダックは0.53ポイント高だった。12月の消費者物価指数が予想を上回ったため早期利下げ観測が後退し、米長期金利の上昇を受けて売り優勢の展開となった。ただし、今後本格化する決算に対する期待は根強く、終盤にかけて買い戻される格好となり、プラス圏を回復した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の35205円、円相場は1ドル145円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。連日の大幅な上昇によって過熱感が警戒されるほか、1月のオプションSQが通過することで、ヘッジに絡んだショートカバーの動きも落ち着きをみせそうだ。ただし、ピーク感はなく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。 また、昨夕決算を発表したファーストリテ<9983>は、コンセンサスを上回る進捗だったことが評価される可能性があり、日経平均をけん引することが期待される。東エレク<8035>、アドバンテ<6857>など半導体株への物色が継続するなか、先高期待は強そうだ。そのため、短期的に調整する局面においては過熱を冷ます一服といった見方に向かいやすいだろう。 物色としては引き続き主力大型株が中心になると考えられる。、指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開になりそうだ。また、依然として出遅れ感のある中小型株については、積極的な資金流入は期待しづらい面はあるものの、相場全体が高値圏でのもち合いとなれば、出遅れ物色も次第に意識されてきそうだ。 <AK> 2024/01/12 08:34 オープニングコメント 海外マネーの流入によって先高観が強まる *08:31JST 海外マネーの流入によって先高観が強まる  11日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が継続しそうだ。10日の米国市場は、NYダウが170ドル高、ナスダックは111ポイント高だった。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えて手掛けづらさもあったが、ハイテク株が相場をけん引した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円高の34865円、円相場は1ドル145円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。連日の大幅な上昇によって過熱感が警戒されるものの、上へのバイアスが強まる状況のなか、売り方の買い戻しの動きが相場を押し上げる需給にもなっている。また、中国からの資金流入なども観測されており、海外マネーの流入によって先高観が強まりそうである。国内では新NISAによる需給が下支えしているとの見方もあり、良好な需給状況によって一段の上昇が期待されよう。 日経225先物はナイトセッションで34860円まで買われており、高値で取引を終えている。急ピッチの上昇でボリンジャーバンドの+3σ水準にきていることから、いったん動きが鈍る局面では、持ち高調整の流れに向かう可能性はあるだろう。今晩の米国では12月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、次第に様子見姿勢に向かう展開も想定しておきたいところである。ただし、ピーク感にはつながらないと考えられ、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンド狙いで対応したい。 物色については、インデックスに絡んだ商いが中心となるため、引き続き指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、主力大型株が中心になりやすい需給状況ではあるものの、グロース250指数は25日、75日線からの上放れを見せてきており、流動性のある中小型株の一角には値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。 <AK> 2024/01/11 08:31

ニュースカテゴリ