オープニングコメントのニュース一覧

オープニングコメント
経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性
 18日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが431ドル高だった。中国・上海市の都市封鎖解除への期待のほか、朝方発表された4月の小売売上高、さらに欧州の良好な経済指標を受けて世界経済の成長減速懸念が後退した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレが低下するまで取り組みを継続することを公約。0.5%の利上げも選択肢になると発言し金利が上昇する局面から軟化する場面も見られたが、イベント終了とともに買いの動きが再燃する展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の26825円。円相場は1ドル129円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで上値抵抗線として意識されていた25日、75日線を上回ってきており、日経平均についてもインデックスに絡んだ商いを中心に、同線が位置する26800円水準を窺う動きが見込まれよう。同水準では強弱感が対立しやすいと考えられるが、米国では金利上昇の局面においてもハイテク株を買い直す動きを見せてきており、足元の急速な下落に対するリバウンド機運が高まっているようだ。VIX指数は26.10に低下し、75日線を下回ってきているため、戻り待ちのショートを強めてくる動きを手掛けづらくさせる一方で、ショートカバーのほか、押し目待ち狙いの買い方にとっても水準を切り上げてくる動きに向わせよう。 日米金利差を狙った海外勢の資金流入もようやく本格化してくる動きが意識されやすく、出遅れ感の強いハイテク株などの上昇が期待される。先高観が次第に意識されてくるなか、先回り的に先物への資金流入が強まりやすく、裁定買いの形で現物株へも波及する展開。また、中国のロックダウン解除のなか、国内においてもインバウンド再開が意識されてきた。OLC<4661>はインバウンド再開を見据えて少人数旅行を手がけるotomoに出資したと報じられている。経済活動の正常化の動きが広がるなか、幅広いセクターへの物色に繋がる可能性に期待したいところだ。 また、相対的に出遅れ感が強まっている中小型株についても次第に出遅れ修正の動きを見せてくることになろう。マザーズ指数は依然としてボトム圏での推移を継続しており、リバウンド機運は高まりづらいものの、同様に年初来安値圏で推移しているメルカリ<4385>辺りが25日線水準を捉えてくる動きを見せられれば、中小型株へも修正リバウンドの動きが強まることが期待されそうだ。 <AK>
2022/05/18 08:23
オープニングコメント
底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに
 17日の日本株市場は、利食いの動きが先行するものの、底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。16日の米国市場はNYダウが26ドル高だった。中国の鉱工業生産や小売売上高の悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため、世界経済の成長鈍化を警戒し売りが先行。ただし、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとダウは上昇に転じた。ハイテク株は利食いと見られる売りが続き、ナスダック、S&P500は下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の26500円。円相場は1ドル128円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食いの動きが優勢になりそうだ。もっとも、直近の大幅上昇に対する反動との見方から、売り圧力が強まる流れになりづらいだろう。また、中国・上海市が6月に都市封鎖を解除する方針を示しており、これを受けて原油先物相場が上昇。米国ではエネルギー株のほか、中国関連の一角が買われていることもあり、サプライヤー問題などへの警戒感は和らぐ可能性はありそうだ。そのため、利食いの動きが優勢となるなか、押し目待ちの動きは意識されやすい。 また、昨日の日経平均は買い先行で始まった後は、戻り売りに押される格好から上げ幅を縮めていた。ただし、朝方に抵抗線として意識されていた25日、75日線を捉えてきたことから、いったんは跳ね返される水準であり、利食いの動きが強まりやすいところだった。そのため26500円辺りでの底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに向かいやすいだろう。 そのほか、VIX指数は27.47に低下し、25日線を下回ってきた。直近では同線を支持線に上昇を見せていたこともあり、リスク回避姿勢は後退。75日線が支持線として意識されるものの、これを下回ってくるようだと、弱気に傾いているポジションの巻き戻しの動きが強まる可能性もあるため、ショートカバーが入りやすい水準となろう。 物色についてはインデックスに絡んだ商いのほか、決算を手掛かりとした見直しの動きが見込まれる。また、上海市の都市封鎖解除の動きにより、中国関連のほか、インバウンド期待からの関連銘柄への物色も期待されてきそうだ。中小型株については利食い一巡後の押し目狙いの動きは次第に強まってくる可能性がある。 <AK>
2022/05/17 08:23
オープニングコメント
上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開
 16日の日本株市場は、上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開が見込まれよう。13日の米国市場はNYダウが466ドル高だった。暗号資産市場が持ち直したため金融市場混乱をもたらすとの脅威が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きとなった。ナスダックの上昇率は今年最大となったほか、S&P500は3営業日ぶりに4000ポイントを回復した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円高の26675円。円相場は1ドル129円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まることになりそうだ。先週末の大幅反発に対する反動は警戒されやすいところではあるものの、節目の26500円を突破してくる可能性は高く、26500円を支持線に26800円水準に位置している25日線などの抵抗線を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。25日、75日線接近では戻り待ちの売りが警戒されそうだが、米国市場のリバウンドの動きにより、スタンスとしては押し目狙いのロングになろう。 また、先週末で決算発表がピークを通過した。足元では先週末の決算企業に対する市場反応を見極める動きになりそうだが、ピークを通過したことから機関投資家も動きやすくなったと考えられ、インデックスに絡んだ資金流入は意識されやすいところ。また、週末の決算では今期見通しがコンセンサスを下回っている企業が目立っているため、より良好な決算を発表した企業に短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 物色としては決算を手掛かりとした銘柄のほか、インデックスに絡んだ商いから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が注目されよう。先週末の大幅上昇においても、水準としてはボトムからの反発であり、トレンドは弱気形状の銘柄が多い状況だ。東エレク辺りが一段高を見せてくるようだと、センチメント改善に繋がる可能性はありそうだ。そのほか、ナスダックは3.8%の上昇となるなか、これまで物色の圏外に置かれていた中小型株などへの自律反発を狙った動きが意識されそうだ。 <AK>
2022/05/16 08:28
オープニングコメント
決算集中日、決算を手掛かりとした日替わり的な物色
 13日の日本株市場は、決算集中日となることもあり、全体としてはこう着感の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが103ドル安だった。米国経済が景気後退入りするとの警戒感から売り先行で始まると、高インフレや連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めへの警戒感も強く終日軟調に推移。不透明感が強く荒い展開が続くなか、米長期金利の低下もあって値ごろ感からハイテク株が買われ、ナスダックは小幅高で引けた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の25800円。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まりそうだ。ソフトバンクG<9984>の決算反応については、前日の時点で8%を超える下落となるなど先回り的な動きもあったと見られ、売りが先行するものの下げは限定的だろう。また、同様に指数インパクトの大きい東エレク<8035>についてはコンセンサスを上回る内容だったことから、日経平均の下支えとして機能する可能性に期待したいところだ。 日経225先物はナイトセッションで一時25540円まで売られる場面もあり、不透明感の強い相場展開になるものの、本日は1200社を超える企業の決算発表が予定されていることもあり、週末要因もあって積極的に仕掛けてくる動きは限られそうである。グローベックスの米株先物の動向を睨みながらの展開にはなるものの、基本的には短期的な商いが中心になることから、大きく下押す局面においては、リバウンドを想定した買いも意識しておきたいところだろう。 もっとも物色対象の広がりは期待しづらく、決算を手掛かりとした日替わり的な物色となる。また、決算を控えている企業については、いったんリバランスの動きも入りそうだ。なお、昨日の決算では東エレクのほか、SUMCO<3436>、SANKYO<6417>、日揮HD<1963>、古河電工<5801>、シスメックス<6869>、シチズン<7762>、フジクラ<5803>、NISSHA<7915>、オークマ<6103>、トプコン<7732>辺りが注目されよう。 <AK>
2022/05/13 08:21
オープニングコメント
売り一巡後の底堅さを見極め、決算を手掛かりとした日替わり的な物色
 12日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第に底堅さが意識される展開が期待されそうだ。11日の米国市場はNYダウが326ドル安だった。中国のコロナ流行状況が改善したとの報道で世界経済成長の減速懸念が後退し買い先行で始まった。ただし、4月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めにもかかわらず高インフレが定着すると同時に、成長減速にもつながるとの懸念も広がり下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円安の25835円。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり、26000円を割り込んでくることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで直近安値を割り込んでおらず、日経平均においても10日安値25773.83円をキープできれば、次第に底堅さが意識されてくる可能性はありそうだ。まずは売り一巡後の動向を見極めたいところであろう。ただし、この水準を下回ってくるようだと、ヘッジ対応の動きが強まる可能性があるため、先物市場での売り仕掛け的な動きには注意しておきたいところであり、日中はグローベックスの米株先物の動きを睨みながらの展開。 また、中国のコロナ流行状況が改善したとの報道により、上海市場の動向も注目される。強い上昇を見せてくるようだと、押し目買い意欲にも繋がることになりそうだ。もっとも、決算発表がピークを迎えているなか、昨日はトヨタ<7203>の決算内容を嫌気した動きによりTOPIX売り・日経平均買いといったNTショートの巻き戻しの動きが見られていた。本日は米ハイテク株の下落影響からNT倍率は低下することになりそうだが、主力企業の決算の影響が全体にも波及する状況である。 物色は引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な売買となろうが、昨日の取引終了後に決算を発表したところでは、INPEX<1605>、オリンパス<7733>、味の素<2802>、凸版印<7911>、Jパワー<9513>、マツダ<7261>、京急<9006>、スクリーンHD<7735>、東芝テック<6588>、セ硝子<4044>、椿本チエイン<6371>、ウシオ電<6925>辺りの動向が注目されそうだ。 <AK>
2022/05/12 08:13
オープニングコメント
ソニーGや任天堂などの決算反応に市場の関心集まる
 11日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着ながらも底堅い動きが期待されそうだ。10日の米国市場はNYダウが84ドル安だった。インフレの重要指標となる消費者物価指数(CPI)の発表を控えて警戒感も強く、終日神経質な展開が続いた。ただし、金利の上昇が一段落しハイテクは買戻しが優勢となったことからナスダックは反発。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円安の26110円。円相場は1ドル130円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。米国同様、CPIの発表待ちとなることから、積極的な売買は手控えられ、先物主導の売買に振らされやすい需給状況は続きそうだ。ただし、昨日の26000円割れで、いったんは売り一巡感が意識されるほか、CPIを前に売りに傾いたヘッジを緩める動きも見られる可能性はあると考えられ、26000円水準での底堅さは見られそうである。積極的に買い上がる動きは期待しづらいものの、押し目狙いの動きに向わせよう。 また、ショートカバー中心とはいえ、ナスダックの反発により、ハイテク株を見直す動きも見られそうだ。ソニーG <6758>の決算反応にも投資家の関心は集まりやすいほか、任天堂<7974>はコンセンサスを下回る今期見通しながら、1株を10株とする株式分割のほか、配当の増額修正を発表しており、こちらの市場反応が注目されるところ。強い値動きを見せてくるようだと、投資家のセンチメントにも影響を与えてくることになるだろう。 また、昨日の日経平均は前場半ば辺りから持ち直す動きを見せて、引けにかけて下落幅を縮めていた。26240円から26300円辺りにマドを空けているため、これを埋めてくるようだと売り方の買い戻しの動きも強まる可能性はありそうだ。物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な動きになりそうである。もっとも、昨日は引け後に決算を発表した企業は200社を超えている。薄商いのなかでは好決算ながらも物色対象に広がりは期待しづらく、決算評価も流動性のある銘柄のほか、材料系の銘柄などに向わせよう。 <AK>
2022/05/11 08:13
オープニングコメント
物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な対応
 10日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、いったんはリバウンドを意識した展開が期待されそうだ。9日の米国市場はNYダウが653ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を目指し緩和解除を開始したため、投資家によるリスク資産を軽減する動きが継続。中国のコロナによる都市封鎖も継続しサプライチェーン混乱も継続、加えて、FRBの急速な利上げにより景気後退入りへの懸念も強まり、引けにかけては下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比410円安の25980円。円相場は1ドル130円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップダウンから始まろう。日経平均は4月27日につけた直近安値26051.04円を下回ってくる可能性があり、もち合いレンジの下限を割り込んでくる展開が警戒される。ただし、節目の26000円割れとなれば、売り方にとってもいったんはショートカバーを入れるタイミングになる可能性があることから、売り一巡後は短期的にはリバウンドを意識した底堅さが見られる可能性はありそうだ。もっとも、明確な底入れ感は確認できていないことから、短期的な売買にとどまりやすく、戻り売りスタンスが多そうだ。 米国では主要な株価指数は揃って年初来安値を更新している。長期金利の上昇が警戒されるなか、11日には4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、インフレ懸念が高まるようだと、一段の下落を警戒したセンチメントとなる。また、中国ではロックダウン解除の動きは見られず、これに伴うサプライヤー問題への警戒が高まっている状態だ。短期的にはショートカバーから底入れ期待も出てくる可能性はあるものの、積極的なリバウンドを狙った動きは考えづらいところ。 また、戻りの鈍さが意識され、直近安値を下回った水準が続くようだと、買い方のヘッジ対応が加速する動きも警戒しておきたいところであろう。物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な対応となる。昨日は決算を受けて郵船<9101>が売られる一方で、川崎船<9107>が大きく買われるなど、セクター間でも明暗がはっきり出てきているため、より決算内容に神経質になるだろう。 なお、昨日の引け後の決算については、フクダ電子<6960>、MKシステム<3910>、Appier<4180>、加賀電子<8154>、KNTCT<9726>、キッツ<6498>、太平製作所<6342>、船井総研<9757>、ニーズウェル<3992>、コムチュア<3844>、バルテス<4442>辺りが注目される。 <AK>
2022/05/10 08:29
オープニングコメント
個人や短期のヘッジファンドなどによる決算を手掛かりとした日替わり物色が中心
 9日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。6日の米国市場はNYダウが98ドル安だった。4月雇用統計で雇用の伸びが予想を上回り労働市場のひっ迫が再確認されたため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ加速が警戒された。金利動向に左右される形で、一時上昇に転じる局面もあったが、戻り売り圧力が強く、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の26885円。円相場は1ドル130円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。日経平均は6日の上昇部分を失う格好となるため、27000円近辺や25日、75日線接近では上値の重さが意識されやすくなると見られる。G7首脳はロシア産原油の禁輸に向けて取り組むと表明したことから原油先物相場の上昇のほか、中国・上海でロックダウンの早期解除のめどが立っていないことなども重荷となりそうだ。先物主導で短期筋の売り仕掛け的な動きが入りやすいと見られ、値動きの荒い展開には注意する必要がありそうだ。 一方で、今週は決算発表が集中することから、投資家の関心が企業の業績に向かうことになるだろう。機関投資家は決算が通過するまでは積極的には動かないと考えられ、個人や短期のヘッジファンドなどによる決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になると見ておきたい。また、岸田首相は先週、ロンドンの金融街シティーで講演し「資産所得倍増プラン」を進めることを明らかにした。また、新型コロナウイルス対策について6月にも段階的に見直す方針を表明し、水際対策のほか国内活動の緩和も視野に入れるようであり、日米金利差拡大による円安基調が続くなか、海外勢による資金流入への期待が高まる可能性がある。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されると見られるほか、売り仕掛け的な動きに対しては押し目狙いの資金流入が意識されよう。 物色については決算を手掛かりとしたなか、ナスダックが連日で年初来安値を更新している状況であるため、内需系企業の決算反応が注目されよう。調整が続いていた銘柄については、大幅減益見通しといったものではなければ、ひとまずアク抜け感が台頭する可能性はありそうだ。なお、6日取引終了後に決算を発表したところでは、JAL<9201>、テクノスマート<6246>、ヘリオスTH<6927>、ヒロセ電<6806>、栗田工<6370>、アルメディオ<7859>、JIG−SAW<3914>辺りが注目されそうである。 <AK>
2022/05/09 08:17
オープニングコメント
個別の決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心に
 6日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。5日の米国市場はNYダウが1063ドル安だった。1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となったほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加するなど冴えない経済指標を受けて売り先行の展開。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり金利が再び上昇に転じ10年債利回りが3.1%に達すると、引けにかけた更なる売り圧力となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の26735円。円相場は1ドル130円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。注目された4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBは0.50%の利上げを決定した。これについては予想通りの内容だったほか、警戒を高めていた0.75%の利上げには慎重な姿勢を見せたことから、4日のNYダウは932ドル高と大幅に上昇した。この流れを引き継ぐ格好からのアク抜け的な相場展開が期待されていたが、5日の下落によって幻の上昇といったところだろう。4日のシカゴ先物清算値は27420円だったこともあり、日本が連休中の上昇部分は帳消しとなった。 もっとも、連休中の乱高下の影響は回避できた格好のため、一段の需給懸念には繋がらないだろう。ゴールデンウイーク後半であることから市場参加者は限られているため、売り一巡後は下げ渋る動きが意識されやすい。また、来週は国内で決算発表が集中する。2400社を超える発表が予定されており、週末にはおよそ1200社が予定されていることから、週を通じて様子見ムードが強まりやすく、個別の決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心になりそうだ。 なお、2日の決算では、HCSHD<4200>、TOA<6809>、ADWAYS<2489>、イード<6038>、グローブライ<7990>、寿スピリッツ<2222>辺りが注目されると見られ、短期的な値幅取り狙いの資金が向かいそうである。その他は、グローベックスの米株先物の動きを睨みながらの展開になろうが、米国市場は前日の大幅な下げに対するリバウンドが意識されやすいと考えられ、指数インパクトの大きい値がさ株などは押し目狙いのスタンスになりそうだ。 <AK>
2022/05/06 08:28
オープニングコメント
米株安嫌気も参加者限られるなか、決算を発表した銘柄での値幅取り狙い
 2日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。4月29日の米国市場はNYダウが939ドル安だった。4月シカゴ購買部協会景気指数や4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を下回ったため景気減速への懸念は強まった。また、アマゾンは1-3月期決算で7年ぶりの赤字を計上したほか、4-6月期見通しが予想を下回ったことが嫌気されて大幅に下落したことが投資家のセンチメントを冷ます格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の26730円。円相場は1ドル130円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行することになろうが、28日の米国市場ではメタ・プラットフォームズが17%超の上昇で相場をけん引していただけに、アマゾンの決算を受けた翌日の下落インパクトは大きそうだ。日経225先物は28日終了後のナイトセッションで一時27380円まで上昇する場面も見られていたこともあり、大幅下落に対するヘッジ対応の動きが強まりやすいところだろう。28日の日経平均は急激な円安の動きから引けにかけて強含む展開から5日線を突破してきていたが、再びこれを下回ってくることになりそうだ。 ただし、連休の谷間であることから積極的な市場参加者は限られていると見られ、売り一巡後はこう着感が強まりやすいところ。28日引け後に決算を発表した富士通<6702>、NEC<6701>、日電硝<5214>、新光電工<6967>、アルプスアル<6770>が決算を評価する動きを見せてくるようであれば、センチメントを冷ます動きにはならず、決算を評価した動きは広がりを見せてくる可能性はありそうだ。 もっとも、連休中の5月3-4日に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなることから、売り買いともに手控えられやすいところ。直近の米国市場の下落影響からはFOMC通過後のアク抜けを意識した押し目狙いの動きは入る可能性はありそうだ。ただし、来週には2400社超の決算発表が控えていることもあり、これが通過するまでは機関投資家などは動かないと見られる。短期的な売買が中心となるなか、直近で決算を発表した銘柄などに値幅取り狙いの資金が集中することになろう。 <AK>
2022/05/02 08:26
オープニングコメント
ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に
 28日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。27日の米国市場はNYダウが61ドル高だった。マイクロソフトやビザの決算を好感した買いが相場を支える格好から買い先行で始まった。その後、3月中古住宅販売成約指数が予想を下振れ一時下落に転じるも、中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道で、世界経済の成長減速への脅威も後退し上昇に転じた。ハイテクは金利高が重荷となったことから、ナスダックは小幅に下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の26375円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。 シカゴ先物は日中大阪比で小幅に下落しているが、取引終了後に決算を発表したメタ・プラットフォームズが時間外で急伸しており、指数インパクトの大きい値がさ株への支援材料になりそうだ。また、TDK<6762>は引け後の決算を受けてADR市場で買われていることも、ハイテク株への支援材料になるだろう。大型連休前で積極的にポジションを取りに行く動きは限られるものの、日経平均は前日までの調整で節目の26000円水準まで下げたこともあり、一段安を狙ったショートの動きも手控えられそうだ。 そのため、26000円をボトムとした26500円辺りを意識したトレンドに向かいやすいと見られる。引けにかけてのポジション調整の動きには注意する必要があるものの、決算が通過し、見直し余地が期待される銘柄などへは、ある程度長期的なスタンスのなかでの押し目狙いの動きも入りそうだ。また、TOPIX浮動株比率変更に伴う需給面の動きも意識されやすく、ウエート上昇が見込まれる銘柄などへは上昇を狙った動きなども入りやすいだろう。 中小型株についてはマザーズ指数が700ポイントで底固めを見せてくることができれば、日計りではあるものの、メタ・プラットフォームズの急伸を手掛かりにIT系の銘柄などへは個人主体の値幅取り狙いの動きもありそうだ。決算に絡んだところでは、TDKのほか、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、フジクラ<5803>などに関心が集まろう。 <AK>
2022/04/28 08:32
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下へのバイアス強まるなか、良好な決算を発表した企業に対しての押し目狙いの動き
 27日の日本株市場は、ギャップスタートとなり、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが809ドル安だった。高金利や景気後退懸念で投資家心理が悪化し売り先行で始まった。その後も中国のロックダウン地域が拡大するとの警戒やサプライヤー問題への懸念なども高まるなか、投資家のセンチメントを冷ます格好に。さらに、主要企業決算では全般的に内容は予想を上回っているものの、コストの上昇などを理由に悲観的な見通しが目立ち、投資家のさらなる失望感に繋がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比585円安の26065円。円相場は1ドル127円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートになろう。シカゴ先物は一時25970円と節目の26000円を下回った。日経225先物もナイトセッションで25970円まで下落し、26000円で終えている。4月13日につけた26240円を下回り、一気に節目の26000円水準まで下げてきたことから、朝方はインデックスに絡んだ売りが日経平均を押し下げる格好になりそうだ。26000円までの下げで、いったんはボトム形成も意識されやすく、売り一巡後は自律反発狙いの動きもありそうだ。 もっとも、主要企業の決算発表が本格化するなか、前日の取引終了後に決算を発表したファナック<6954>はコンセンサスを下回ったこともあり、指数インパクトが大きい銘柄でもあるため、売り方にとっては仕掛けやすいだろう。まずはファナックが売り一巡後に出直り基調を見せてくるかを見極めたいところ。また、米国においてもハイテク企業の決算が相次いで発表されているが、時間外で弱い動きを見せている銘柄も目立っているため、目先底確認からの反転といった流れに期待しづらい。 また、売り優勢のなか、前引けにかけてはTOPIXの下落率に関心が集まりやすいだろう。下落率が2.0%を超えてこなければ、後場の日銀のETF買い入れといった需給要因も期待できないことから、TOPIXの水準次第ではランチタイムから先物主導でショートを仕掛けてくる動きには注意する必要がありそうだ。物色としては指数連動の高い銘柄は避ける格好となるが、良好な決算を発表した企業に対しての押し目狙いの動きは期待される。また、インデックス売買の影響を避ける格好から中小型株に向かいやすいところではあるが、ナスダックが年初来安値を更新するなか、グロース銘柄も手掛けづらい。 <AK>
2022/04/27 08:21
オープニングコメント
短期的な資金中心も、いったんは自律反発狙いの動きを意識
 26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが238ドル高だった。中国の都市封鎖が世界経済の減速に繋がるとの懸念や中国株式市場の下落が嫌気され、NYダウは一時500ドル近く下落した。ただし、売り一巡後は金利低下のほかテスラのイーロン・マスクCEOによるツィッター買収が正式発表されると、ハイテク株を中心に切り返す展開に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円高の26795円。円相場は1ドル128円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均は前日のギャップダウンで節目の26500円を一時割り込んでおり、いったんは自律反発狙いの動きを意識させてきそうだ。ただし、節目の27000円接近では強弱感が対立しやすく、日中は上海市場や米株先物の動向を睨みながらの展開になりそうだ。米国ではマイクロソフトなど大型テック株や半導体株の決算を控えていることから、積極的にはポジションを傾ける動きはなく、短期的な資金が中心になろう。 また、テクニカル面では27000円水準には5日、75日線のほか、一目均衡表では雲上限や転換線が位置している。この水準を捉えてくる展開は考えづらいところであり、同水準では戻り待ちの売り圧力も強まりやすいことは意識しておきたい。もっとも直近の急落によって買い方のポジション圧縮が一巡する一方で、売りに傾いている可能性はありそうだ。米国についても、金融引き締めを織り込みに行った先週からの出来高を伴っての下落におけるポジション圧縮は、いったんはピークを打った可能性も意識されてくる。米ハイテク株の決算反応次第の面はあるものの、リバウンドを想定したスタンスに向かう展開に期待したいところだろう。 また、テスラのイーロン・マスクCEOによるツイッター買収を受けて、ハイテク株のほかグロース株への刺激材料となる可能性も意識されそうだ。マザーズ指数は節目の700ポイントを割り込んできたこともあり、こちらも自律反発を狙った個人主体の資金流入も見られそうである。ただし、短期資金が中心であることから、資金の逃げ足の速さには注意しておきたい。 <AK>
2022/04/26 08:18
オープニングコメント
売り先行で始まった後は、GWを控えこう着の強い相場展開に
 25日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場はNYダウが981ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大幅利上げを示唆したことを受けた投資家心理の悪化で、年内の利上げペース加速を警戒した売りが続き、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスの下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比345円安の26755円。円相場は1ドル128円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。これにより、今後は26500円や4月12日につけた26304円辺りが意識されてくる可能性も出てくるため、一段と神経質にさせてくることになろう。ただし、VIX指数は28を超えてきたものの、日経225先物の下落率は1.4%程度にとどまっており、米国市場の大幅下落ほどリスクオフには向かわない可能性もありそうだ。ゴールデンウイーク(GW)を控えているほか、GW中に5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることから積極的な売買は手控えられると考えられる。 そのため、先物主導による短期的な売買に値幅が出る可能性はあるものの、その後のショートカバーの動きも速いと見られる。また、今週は米国では大型テック株の決算が控えているほか、国内においても主要企業の決算が本格化することから仕掛け的な動きも出にくいところだろう。また、米国市場は出来高を伴っての大幅な下落だったことから、今後の利上げを一気に織り込む形でリスクポジションを圧縮した可能性はありそうだ。グローベックスの米株先物で底堅さが意識されるようだと、目先的な底入れ感も高まってくる可能性から、リバウンド機運に繋がる展開も想定しておきたいところだろう。 物色については指数インパクトの大きい値がさ株が売り先行で始まることから、値がさハイテク株などの売り一巡後の短期的なリバウンド狙いのほか、主要企業の決算が本格化するため、低迷している銘柄などへはアク抜けを想定した先回り的な動きを見せてくるかが注目される。また、中小型株についてはマザーズ指数の700割れが意識されるなか、一気に3月安値水準に接近する局面においては、自律反発を狙った押し目拾いの動きも見せてくる可能性があるだろう。 <AK>
2022/04/25 08:23
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27000円水準での底堅さは意識され、売り一巡後の押し目狙いの動き
 22日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが368ドル安だった。3月の景気先行指数が過去最高を記録したほか、失業保険継続受給者数が1970年来で最小となる好調な経済指標が材料視され、買い先行で始まった。また、好決算銘柄を買う動きなどからNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せた。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は国際通貨基金(IMF)のパネル討論会に参加し、利上げペースを若干加速させる必要性に言及し、5月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%ポイントの利上げも選択肢になることを確認すると、長期金利の上昇が嫌気される格好から下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比365円安の27155円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。もっとも、パウエル議長はFOMCを控えたブラックアウト期間入りを前に、利上げ観測を補強する可能性は指摘されていた。成長期待の高いグロース株には冷や水を浴びせられる格好とはなったが、来週には大型テック株の決算が相次ぐこともあり、NYダウの直近の強いリバウンドから見ても、いったんは利食いの出やすいタイミングだったと見られる。そのため、売り先行で始まるものの、日経平均は節目の27000円水準での底堅さは意識されやすいだろう。また、5日、75日線辺りが支持線として機能するようであれば、売り一巡後の押し目狙いの動きも入りそうだ。 ギャップスタートとなることから指数インパクトの大きい値がさ株が重荷となるため、TOPIX型優位の展開が見込まれるものの、TOPIXについては月末の浮動株比率変更に伴うウエート調整の動きも意識されるところ。ウエート上昇が見込まれるソニーG<6758>、東エレク<8035>などの売り一巡後の底堅い値動きの一方で、銀行や商社などウエート低下が見込まれる銘柄の鈍さが目立つようだと、日経平均型優位に動きやすいところ。まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。 また、昨夕に決算を発表した日本電産<6594>に市場の関心は集まりやすいところであるが、内容としてサプライズはない。その他の決算では、コスモス電<6772>、OKK<6205>、イーグル工<6486>、エイトレッド<3969>、新日本理化<4406>、オービック<4684>、レシップHD<7213>などに個人主体の資金が向かいやすいだろう。また、グロース銘柄については、マザーズ指数の動向とメルカリ<4385>の底入れを見極める状況が続きそうである。 <AK>
2022/04/22 08:24
オープニングコメント
ネットフリックスは通過材料、27000円水準での押し目買い意欲は強い
 21日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い値動きが見込まれよう。20日の米国市場はNYダウが249ドル高、ナスダックは166ポイント安とまちまちの展開。金利の上昇が一段落したほか、ITサービスのIBMや消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブルの好決算を材料視した買いがNYダウを押し上げた。一方で、動画配信のネットフリックスが35%を超える急落となるなか、ハイテク株への重荷となったことでナスダックは下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの27180円。円相場は1ドル128円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになろう。ネットフリックスの影響は昨日の時間外の急落によって織り込まれていると見られるほか、他のハイテク株への下落についても限定的だったとの見方に向わせそうだ。一方で、電気自動車メーカーのテスラは取引終了後に1−3月期決算を発表。1株あたり利益が予想を上回り、時間外取引で買われていることが材料視されやすい。 米国市場では連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを進めたとしても米景気の底堅さは保たれるとの見方に向ってきているほか、決算発表に注目が集まっている。予想を上回る決算銘柄に資金が向かう状況であり、金利状況に大きく振らされる地合いからは変化が見られている。当然、決算を受けた荒い値動きは想定しつつもセンチメントは改善傾向にあるようだ。 そのため、朝方こそハイテク株の弱い動きが日経平均の重荷となる可能性はあるものの、ショートを強めてくる動きは入りやすいだろう。 こういった状況のなか、日経平均についても25日、75日線辺りに上値を抑えられつつも、下値を切り上げてきており、27000円水準での押し目買い意欲は高まってきていると見られる。積極的な上値追いは慎重ながらも売り込まれていた銘柄などへは修正リバウンドを狙った動きも意識されてきそうだ。また、昨日はネットフリックスの急落の影響からハイテク株の一角は弱く、日経平均の重荷となっていたが、決算通過によるアク抜けの動きも期待したいところ。 なお、昨日のマザーズ指数は2%を超える下落により25日線水準から下放れてきた。メルカリ<4385>が9%を超える下落となったことが重荷だったが、20年3月安値に接近してきており、そろそろ底入れを意識した動きも見られそうだ。 <AK>
2022/04/21 08:30
オープニングコメント
商いは膨らみづらいものの、27000円固めからのリバウンド期待へ
 20日の日本株市場は、買い一巡後は底堅い値動きが見込まれよう。19日の米国市場はNYダウが499ドル高だった。連邦地裁判事が全国的なマスク着用義務化を無効と判断したことを受け運輸保安局(TSA)と疾病対策センター(CDC)が、公共交通機関でのマスク着用義務を撤回したため経済活動再開への期待が一段と強まった。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを進めたとしても米景気の底堅さは保たれるとの見方から、金利上昇を警戒していた売り方の買い戻しを誘う格好ともなったようだ。景気敏感株などが買われたほか、金利が上昇するなかにもかかわらず、ハイテク株でも買い戻しが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27260円。円相場は1ドル129円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなろう。日経225先物はナイトセッションで27000円水準に位置している75日線を突破し、25日線水準までの上昇を見せている。この動きから日経平均においても、25日、75日線が位置している27200円水準の突破が意識されてくるだろう。25日、75日線とのゴールデンクロス示現によってテクニカル妙味も高まりやすく、ショートカバーの動きを誘いそうだ。 もっとも、決算シーズンのなかで商いは膨らみづらい面はあるため、買い一巡後は次第に上値の重さも意識される可能性はあるだろう。そのため、戻りの鈍さから弱含む局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好になると見られ、ファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>の動向を睨みながらの展開になるものの、米国ではハイテク株への買い戻しが見られていることもあり、東エレク<8035>などの動向に市場の関心は集まりやすいところだろう。 また、マザーズ指数は続落で陰線を残す形状が続いている。本日は買い先行で始まると見られるものの、戻り待ちのショートも意識されやすいため、まずは5日線や、25日線などのテクニカルポイントをクリアしておきたところだ。また、決算については修正の動きが連日増えている状況であり、イーレックス<9517>、塩水港精糖<2112>、東テク<9960>、第一稀元素化学工業<4082>辺りの市場反応が注目される。 <AK>
2022/04/20 08:28
オープニングコメント
27000円接近では強弱感が対立もハイテクなどへの押し目狙いの動き
 19日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場はNYダウが39ドル安だった。4月の建設企業のセンチメントが悪化したほか、世銀が2022年の世界経済成長率を引き下げたことを受けて売り先行で始まった。その後も連邦準備制度理事会(FRB)が5月連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げに踏み切るとの憶測が一段と強まり、金利が上昇したため下げ幅を拡大。売り一巡後は値ごろ感からの買いから上昇に転じる場面も見られたもののプラス圏を維持できず、小幅ながら続落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の26845円。円相場は1ドル127円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。米国市場は続落とはなったものの、一時プラスに転じるなど値ごろ感から買われる場面も見られた。SOX指数は上昇していることから、半導体株にはポジティブに作用しそうだ。米長期金利上昇に対する警戒感は根強いものの、米国では決算発表が本格化するなか、長期的な利益成長に着目した物色が見られているようである。低迷していたハイテク株を見直す動きのなか、東京市場においても同様の動きに向かいそうだ。 昨日の日経平均は一時500円を超える下落とはなったものの、後場に入り下げ渋る動きを見せており、市場参加者が限られるなかで短期的な売り仕掛けの動きが中心だったと見られる。祝日明けで米国勢の資金流入が見込まれるなか、前日の下落に対する自律反発の動きが意識されよう。日経平均は25日線が27157円、75日線が27241円辺りに位置しているため、27000円接近では強弱感が対立しやすいと見られる。一方で、前日の売り一巡後の底堅い値動きから売りは仕掛けづらいほか、安値圏ながら東エレク<8035>の底堅さも見られてきており、ハイテク株などには押し目狙いの動きも期待されそうだ。 また、昨日のマザーズ指数は1.8%超の下落で支持線として期待されていた25日線をわずかに割り込んできた。トレンドは弱気ながら、早期に同線を回復してくるようであれば、中小型株へは修正リバウンドを狙った短期的な値幅取り狙いの資金流入が意識されそうである。 <AK>
2022/04/19 08:27
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日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に
 18日の日本株市場は、こう着の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。14日の米国市場ではゴールドマン・サックスやシティグループ、モルガン・スタンレーなどの決算が評価されNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せたものの、その後は改めて金利の先高観が警戒され下落に転じた。本格化する決算を前に方向感はつかみづらくなる一方で、金利に敏感に反応する需給状況である。日本株においては決算について今週は発表する企業は少ないため、21日の日本電産<6594>のほかは、市場の関心は集まることはなさそうであるが、業績修正の発表が増えやすい期間であることは注視しておきたい。 また、欧州市場はイースターマンデーの祝日となることから、本日においても商いは膨らみづらいだろう。中国の1-3月GDPや小売売上高の発表が予定されているため、短期的な売り仕掛け的な動きは入りそうだが、参加者が限られるなかではその後のカバーも速いと考えられる。そのため、日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。なお、25日線は緩やかながら上向きで推移しているため75日線とのカイ離は縮小してきていることから、ゴールデンクロス示現が近づいている。こう着ながらも方向性としてはやや上向きを想定しておきたいところである。 日中は中国市場の動向のほか、グローベックスの米株先物の動き、さらに為替の動きを睨みながらの展開になりそうだが、また、米国では15日に発表した3月の鉱工業生産、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数はいずれも予想を上回ったことから、金利の動向には敏感に反応しやすいところである。そのほか、先週末はファーストリテ<9983>が一時9%超急伸したことが相場を下支えする形となった。1社で日経平均を約185円支えた格好だった。このインパクトが剥がれる可能性もあるため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向にも注意しておきたいところだ。 物色としては、決算を手掛かりとした中小型株などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。先週末の引け後に発表されたところでは、マルマエ<6264>、ハウスローゼ<7506>、ゲンダイAG<2411>、神戸天然物化学<6568>、住石HD<1514>、グリムス<3150>などが注目されそうだ。また、先週末のマザーズ指数は2%超の下落となったが、25日線を支持線として機能させていた。日経平均同様、25日線は緩やかながら上向きで推移しており、75日線とのゴールデンクロス示現が近づいている。25日線がサポートとして機能するようであれば、リバウンド狙いの動きが期待されそうだ。 <AK>
2022/04/18 08:29
オープニングコメント
商いが細るなかで大きなトレンドは出にくい
 15日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが113ドル安だった。ゴールドマン・サックスやシティグループ、モルガン・スタンレーなどの決算が評価されNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せた。ただし、NY連銀のウィリアムズ総裁が5月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%の利上げが理にかなった選択とするなど、利上げ加速を支持する姿勢を見せたため改めて金利の先高観が警戒され下落に転じた。金利が一段と上昇しハイテク株も売られ、引けにかけ下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の26915円。円相場は1ドル125円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、日経平均は前日までの強いリバウンドで27000円を回復し、75日線水準を捉えていたこともあり、自律反発としては一巡感も意識されやすいところである。米国についてもNYダウは75日線までのリバウンドを見せた後に下げに転じていることから、自律反発の範囲内といったところ。また、米国はグッドフライデーの3連休前だったことからポジション調整の動きもあったと考えられる。 もっとも月曜日はイースターマンデーで欧州市場は休場となることから、海外勢のフローは限られる。昨日の東証プライムの売買高は10億株程度と薄商いだったこともあり、より商いが細るなかで大きなトレンドは出にくいだろう。短期的にはインデックスに絡んだ商いに振らされやすいものの、オーバーウィークのポジションは取りづらいことから、その後のカバーの動きも速そうだ。また、積極的なロングの動きから上昇したというよりは裁定に絡んだ動きだったため、大きくロングに傾いているわけではなく、売り一巡後は底堅さも意識されよう。 海外勢のフローが限られるなか、物色は個人主体の中小型株に向かいやすい。また、決算を手掛かりとした個別対応にもなりそうだ。昨夕決算を発表したところでは、4℃ HD<8008>、Gunosy<6047>、JMACS<5817>、串カツ田中<3547>、ティアンドエス<4055>、ディップ<2379>などが注目される。なお、ナスダックの下落影響により指数インパクトの大きい値がさ株は日経平均の重荷となる可能性はあるものの、ファーストリテ<9983>がADR市場で強い動きを見せていたこともあり、下支えとして意識されよう。 <AK>
2022/04/15 08:31
オープニングコメント
利食い想定も底堅さが見られれば、27000円を意識したセンチメントに
 14日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが344ドル高だった。3月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を上回り過去最大を記録したため、やや売り優勢で始まった。ただし、インフレがピークに近いとの見解が強まり、金利が低下に転じると安心感から買戻しが強まり上昇に転じた。さらに、ハイテクも買われ相場の上昇を後押しし、引けにかけ上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の26950円。円相場は1ドル125円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均は500円を超える上昇で前日の下落部分を一気に吸収して直近で上値を抑えられていた5日線を突破し、25日線を捉えてきた。26938円水準に位置する25日線での攻防が意識されるなか、前日の大幅な上昇に対する利食いも入りやすく、新たなショートの動きも想定されることから強弱感は対立しやすいだろう。ただし、前日の上昇で需給状況は改善されてきたと見られ、底堅さが見られるようであれば、27000円を意識したセンチメントに向わせそうだ。 米長期金利は低下し、VIX指数は21.82に低下してきており、リスク選好に向わせやすいと見られる。米国では半導体株が買い直されており、SOX指数の構成銘柄はすべて上昇した。大型テック株なども買われているなか、指数インパクトの大きい値がさ株の支援材料になりそうだ。また、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、底堅さが意識される局面においては、次第に下値を切り上げてくる展開は期待されそうだ。 そのほか、昨日のNT倍率は25日線を支持線に反発を見せており、一気に75日線を捉えてきた。達成感は意識されるものの、一方で75日線を明確にクリアしてくるようだと、NTロングの動きが強まりやすく、日経平均型優勢のなかでの上昇が意識されやすい。また、昨日のマザーズ指数は4%を超える上昇で、こちらも25日線をサポートとして上昇し、75日線を捉えてきた。日経平均が25日線水準でのこう着ながらも底堅い展開となれば、グロース市場銘柄へは個人主体の出遅れ修正を狙った資金流入が意識されよう。 <AK>
2022/04/14 08:22
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コアCPIが予想を下回り、ひとまず前日の大幅な下げに対する自律反発の動き
 13日の日本株市場は、引き続きこう着の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが87ドル安だった。3月の米消費者物価指数(CPI)が40年ぶり最大の伸びとなったが、コア指数の伸びが予想を下回ったためインフレピークとの見方も浮上し、金利低下を受けて買い先行で始まった。ただし、燃料や食料品価格が高く、物価が当面高止まりするとの懸念も根強く、生産者物価指数(PPI)の発表を控え物価高への警戒感が再燃し、買い一巡後は下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の26300円。円相場は1ドル125円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小動きで始まろう。コアCPIが予想を下回ったこともあり、ひとまず前日の大幅な下げに対する自律反発の動きは意識されやすいところだろう。心理的な節目である26500円辺りまでのリバウンドは想定しておきたいところではある。一方で、米国市場では買い一巡後は結局下げに転じており、金融引き締め加速に対する警戒感は強く、積極的なリバウンド機運は高まりづらいところではある。 テクニカル面では5日、25日線によるデッドクロス接近によって短期シグナルは陰転してきている。同水準に接近する局面においては、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすいと考えられ、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、インデックスに絡んだ売り仕掛け的な動きも入りそうである。そのため、自律反発は意識されるものの、積極的にリバウンドを狙った動きにはなりづらく、スタンスとしては戻り売りとなろう。次第に26000円水準が意識されてくる可能性には注意しておきたい。 また、マザーズ指数は続落とはなったものの、25日線を支持線として意識される形状だった。同線を支持線とした底堅さが見られるようだと、短期的なリバウンド狙いの資金はグロース市場銘柄に向かいやすいだろう。そのほか、昨日は原発関連として物色されていた東電力HD<9501>は475円まで急伸した後は、下落に転じていた。回転の速い資金が中心と見られるため、材料株などへの物色には資金の逃げ足の速さに注意する必要がありそうだ。そのほか、決算では昨日の引け後に発表した日置電<6866>、Jフロント<3086>、ビックカメラ<3048>、ニッケ<3201>、ボードルア<4413>、近鉄百貨店<8244>などが注目されよう。 <AK>
2022/04/13 08:26
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売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところ
 12日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、引き続きこう着の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが413ドル安だった。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表や金融決算を控え、警戒感から売り先行の展開。中国で新型コロナ感染拡大による都市封鎖が継続していることなどがさらなる景気やインフレ懸念に繋がり終日軟調推移となった。金利高でハイテクも売られ、引けにかけて主要株式指数は下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の26730円。円相場は1ドル125円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。昨日の日経平均は25日線水準での下げ渋る動きを見せていたものの、ナスダックはマドを空けて25日線を明確に下回ってきており、米ハイテク株の弱い値動きの影響もあって指数インパクトの大きい値がさ株などへは売り仕掛け的な商いも入りやすい。ただし、米CPI待ちのなかで積極的なリバウンド狙いの買いは入りづらいものの、売り方も仕掛けづらい状況と見られ、早い段階でショートカバーも意識されやすい。売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところだ。 また、昨日はアジア市場の下落の影響を受けて、前場半ば辺りから弱含む展開だった。昨日はハンセン指数の下落率が3%を超えたほか、上海指数の下落率は2.6%だった。中国の上海市ではロックダウンが続いていることもあり、中国景気への懸念やサプライヤー問題などへの影響も警戒されていることからも、アジア市場の動向には引き続き注視する必要があるだろう。 物色としてはインデックスに絡んだ商いから指数インパクトの大きい値がさ株には仕掛け的な商いが入りやすいほか、米国では金融決算を控えていることもあり、長期金利の上昇なども手掛かりに銀行株は思惑的な動きを見せそうだ。また、決算発表が徐々に増えてきており、個別では決算を手掛かりとした物色も見込まれる。もっとも、昨日の安川電<6506>が買い先行で始まったものの、結局は3%を超える下落で終えていたこともあり、短期的な値幅取り狙いの動きにとどまろう。 なお、昨日の引け後の決算ではローツェ<6323>、ヒトコムHD<4433>、技研製作所<6289>、三和油化工業<4125>、プロパスト<3236>、アークランド<9842>辺りが注目される。そのほか、マザーズ指数は75日線を割り込み、25日線水準まで下げてきた。同線が支持線として底堅さを見せられないと、グロース銘柄の需給懸念に繋がりやすく、利益確定の動きに向わせやすいだろう。 <AK>
2022/04/12 08:20
オープニングコメント
こう着感の強い相場展開のなか、安川電の決算を受けたセンチメント改善に期待
 11日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、引き続きこう着の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが137ドル高だった半面、ナスダックは186ポイント安だった。10年債利回りが3年ぶり高水準に達し、金利高を警戒した売りにより下落して始まった。その後、景気に不透明感が広がるなか、ディフェンシブ銘柄に投資資金が向かい、ダウは上昇に転じた一方で、ハイテク株は終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の26990円。円相場は1ドル124円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。8日の米国市場では金利上昇が嫌気され半導体株の弱さが目立っていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさ株への重荷となる可能性はある。ただし、日経平均は27000円辺りでの底固めの動きが見込まれそうであるほか、先週末に決算を発表した安川電<6506>の今期見通しはコンセンサスを上回っていることもあり、同社が底堅い値動きを見せてくるようであれば、センチメント改善に繋がりそうだ。 また、日経平均は25日線が支持線として意識されており、同線での底堅さが見られるようであれば、次第に押し目狙いの動きが見込まれる。米半導体株の弱さから短期的には売り仕掛け的な動きも警戒されるものの、VIX指数は21.16に低下しているため、米国での金融引き締め加速に対する警戒はあるものの、市場は徐々に織り込んできていると見られる。VIX指数は直近のボトム圏で推移していることもあり、リスク回避ムードは高まらないと見ておきたい。 また、米国の流れからディフェンシブ株に向かいやすいものの、先週末にはTOPIXの浮動株比率の変更が発表されたことから、ウエート差を狙った動きなども見られていた。ウエート上昇が見込まれるソニーG<6758>、東エレク<8035>が底堅い値動きを見せてくるようであれば、売り方も仕掛けづらくなりそうだ。 そのほか、日経平均が27000円水準でのこう着感の強い相場展開となるようだと、個人主体によるグロース市場への物色に向かいやすい。マザーズ指数は75日線水準での攻防を見せており、同線を再び上回って推移するようだと、グロース市場での商いが活発化しよう。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金がシフトしやすい。 <AK>
2022/04/11 08:24
オープニングコメント
個人主体も決算を手掛かりとした限られた物色にとどまる可能性
 8日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、引き続きこう着の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが87ドル高だった。連邦準備制度理事会(FRB)による急激な利上げを警戒した売りが継続し売り先行で始まった。ただし、雇用関連指標の強い結果や一部長短金利の逆転が解消したため景気後退入り懸念も緩和したほか、値ごろ感からの買いが下値を支え、引けにかけてプラス圏に回復した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の27055円。円相場は1ドル124円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均はマドを空けての下落から27000円を割り込んだものの、25日線が支持線として機能する格好から下げ渋りを見せていた。NYダウも一時300ドルを超える下落を見せたものの25日線が支持線として機能する格好から切り返しとなった。テクニカル的な見方ではあるものの、底堅さは意識されそうだ。 また、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するセントルイス連銀のブラード総裁は、年内に政策金利を3%-3.25%まで引き上げることが望ましいとの見解を示した。金融引き締めの加速による景気への影響は警戒されるものの、市場は徐々に織り込んできていると見られる。逆イールドの解消も見られてきていることから、リスク回避姿勢はそれほど強まらないと見ておきたい。 もっともウクライナ情勢の緊迫化のほか、新型コロナウイルス感染症による新規感染者数は高止まりするなか、外部環境において積極的にポジションを取りに行く動きにはなりづらい。新年度入り後の東証プライムの出来高は12億株を下回った状態が継続していることから機関投資家の動きは慎重であろう。 そのため、物色としては裁定に絡んだインデックス売買のほかは、個人主体による材料株物色が中心になりやすい。ただし、昨日のマザーズ指数は4%を超える下落で75日線を割り込んできた。早い段階で75日線を超える動きを見せられないと短期需給は再び悪化傾向を見せてきそうだ。決算を手掛かりとした限られた物色にとどまる可能性はありそうだ。 <AK>
2022/04/08 08:29
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外部環境の影響を受けにくいゲーム株やIT系の銘柄などは総じて堅調に推移
 7日の日本株市場は、売り一巡後はこう着の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが144ドル安だった。3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えた金利高に伴うハイテク株の下落影響から売り先行で始まった。公表された議事要旨では、保有資産縮小計画で削減ペースが明らかになり、さらに、年内数回0.5%の利上げが実施される可能性が示唆された。想定通りの内容でほぼ織り込み済みと見られ、引けにかけては押し目買いに下げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円安の27110円。円相場は1ドル123円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。昨日の下落で日経平均は支持線として期待されていた75日線を割り込むなか、先物市場での弱い動きを受けて指数インパクトの大きい値がさ株が指数を押し下げる格好になりそうだ。節目の27000円での攻防が長引くと25日線が位置する26740円辺りが意識されるため、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。 ナスダックは連日で大幅な下落となり、ハイテク株の重荷になりやすい。ただし、ナスダックは25日線までの調整を見せていることから、同線が支持線として意識される可能性はある。FOMC議事要旨も想定されていた内容だったことから、材料出尽くしといったムードも高まりそうである。短期的な売り仕掛けの動きは意識されやすいものの、ここ数日は後場に入り底堅さが見られ、引けにかけてやや強含みの動きを続けている。節目の27000円での攻防から売り込まれる局面においては、押し目狙いの買いも入りやすいだろう。 物色としては薄商いの中をインデックスに絡んだ商いに振らされやすく、ハイテク株は避けられると見られ、ややバリュー株に向かいそうである。また、昨日のグロース銘柄は利食いに押される格好となり、本日もナスダックの下落などが嫌気されやすいものの、マザーズ指数は直近で上放れた75日線を上回っての推移を継続しているため、押し目狙いの動きが意識されよう。また、外部環境の影響を受けにくいゲーム株やIT系の銘柄などは総じて堅調に推移しているため、順張り投資の動きが続きそうだ。 <AK>
2022/04/07 08:24
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インデックス売買に振らされにくい材料株などに個人主体の資金は向かいやすい
 6日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが280ドル安だった。ウクライナのゼレンスキー大統領が国連安保理で演説を行いロシアの行動を非難、米、欧州連合(EU)が6日に対ロ制裁強化を発表する計画が明らかになり、景気などへの影響を警戒した売りに押された。また、米連邦準備制度理事会(FRB)の副議長指名のブレイナード理事が早くて5月連邦公開市場委員会(FOMC)で、保有資産縮小を開始する可能性を示唆し金利が急伸したためハイテク株が大きく売られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比280円安の27520円。円相場は1ドル123円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。日経平均の75日線は27439円辺りに位置していることから、同線での底堅さを見極める動きになりそうだ。1日の下落局面では、いったんは同線を下回ったものの、支持線として意識されていたこともあり、底堅さが見られるようであれば、押し目狙いのスタンスに向わせそうである。また、本日は指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均の重荷となる可能性はあるものの、このところは後場に入り底堅さが見られており、新年度入りに伴う資金流入との見方もされるなか、積極的には売り込みづらい需給状況でもある。 また、VIX指数は再び20を上回ってきたものの、これまでのボトム水準であることから、米国市場の下落に対して市場は冷静に見ていると見られる。本日はFOMC議事要旨の公表を控えて様子見ムードは強そうだが、ブレイナード理事のタカ派発言についても、これまでもパウエルFRB議長なども述べてきたことであり、過度な警戒感には繋がらないと考えられる。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが見られてくる可能性はあるだろう。 物色としては指数がこう着感を強めるなか、インデックス売買に振らされにくい材料株などに個人主体の資金は向かいやすい。また、マザーズ指数は足元でリバウンド基調を強めており、昨日は75日線を明確に上放れてきた。ナスダックの下落影響から売りが先行すると見られるものの、相対的な出遅れ感が意識されている東証グロース銘柄への修正リバウンドを狙った押し目狙いの動きは引き続き継続する可能性はありそうだ。 <AK>
2022/04/06 08:27
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出遅れ感が目立っている東証グロース銘柄への物色は一段と強まりやすい
 5日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。4日の米国市場はNYダウが103ドル高だった。ロシア軍によるウクライナの民間人虐殺疑惑を受け、欧米が対ロ制裁をさらに強化する姿勢を表明したため経済への影響を警戒し売りが先行した。一方で中国の規制当局が上場している同国ハイテク企業の監査に関し情報を開示することに前向きな姿勢を見せたため、非上場が回避されるとの期待感から買い戻しの動きが強まり、これが米ハイテク株への買いに波及。ハイテクが相場を押し上げる格好から上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の28000円。円相場は1ドル122円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。ただし、東証再編によって物色が定まらない面もあることから28000円水準では強弱感が対立しやすいと見られる。一方で、米国ではハイテク株が買われているほか、ツイッターが27%を超える上昇となったことが支援材料になると見られ、昨日の日経平均の重荷となっていた指数インパクトの大きい値がさハイテク株を見直す動きが意識されやすいところだ。 また、昨日の日経平均は前場半ばにかけて弱含んだものの、その後は前日終値を挟んだもみ合いのなか、引けにかけて買われる格好だった。新年度入りに伴う資金流入も意識されやすく、下値の堅さは見られそうだ。チャート上でも75日線が支持線として意識されやすいため、押し目買い意欲は強そうである。その他、日経平均がこう着のなか、東証グロース銘柄への物色が目立っていた。マザーズ指数は3%を超える上昇で3月前半の戻り高値を上回るとともに、上値抵抗線として意識されていた75日線を捉えてきた。同線を明確に上放れてくるようだと、相対的に出遅れ感が目立っている東証グロース銘柄への物色は一段と強まりやすいだろう。 日経平均が28000円水準でのこう着ながらも底堅さが見られるようであれば、個人主体の材料株物色なども次第に活発化しそうである。また、直近でリバウンドを見せてきており、目先的な抵抗線をクリアしてきた銘柄などへは、修正リバウンドを想定した動きにも繋がりそうである。FOMC議事要旨の公表を控え全体としては手掛けづらさはあるものの、VIX指数は18.57に低下していることもあり、リスク選好の動きから物色意欲は強そうだ。 <AK>
2022/04/05 08:29
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プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される
 4日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが139ドル高だった。3月雇用統計が労働市場の強さを新たに証明したため買い先行で始まった。その後、労働市場のひっ迫や賃金の予想を上回る伸びにより、5月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が強まったことが警戒されたほか、長短金利の逆転で景気後退懸念も浮上し、一時下落に転じた。ただし、第2四半期入りで新規投資が下支えとなり再び上昇すると、引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の27795円。円相場は1ドル122円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうである。日米ともに期末特有の需給要因が通過した一方で、新年度入りに伴う資金流入への思惑から下値の堅さは意識されやすいと見られる。東証の新区分移行によって見極めムードも強まりやすいだろうが、新年度入りによってプライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目されそうである。 もっとも、今週はFOMC議事要旨の公表を6日に控えている。そのため、これを受けた米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい面はありそうだ。また、引き続きロシアとウクライナを巡る停戦協議の行方なども神経質にさせる要因となろう。その他、新型コロナウイルス感染症の拡大によって中国の上海市では一部地域がロックダウンに入っていることもあり、日中はアジア市場の動向を睨みながらの相場展開を強いられる。 先週の日経平均は期末の需給影響から調整色の強い相場展開となり、3日続落で週末には一時27399.48円まで下げる場面が見られた。その後持ち直しを見せて終値では75日線が位置する27460円水準を上回っている。同線が支持線として機能するかを見極めつつ、底堅さが意識される局面においては、新年度入りによる資金流入への思惑から押し目買い意欲は強まりそうだ。 物色については「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3つの新しい市場区分へと再編されたことにより、プライム市場がメインとなろうが、マザーズ指数は当面継続することになるため、グロース市場の時価総額上位銘柄などへは個人主体の資金が向かいやすいだろう。 <AK>
2022/04/04 08:25
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インデックスに振らされにくい中小型株への物色に向かわせる可能性
 1日の日本株市場は、売り一巡後はこう着の強い相場展開になりそうだ。3月31日の米国市場はNYダウが550ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が注視している2月のコアPCE価格指数が高い伸びとなったことから、インフレへの警戒が高まった。また、ロシアによるウクライナ攻撃の勢いは弱まらず停戦期待が後退したほか、景気後退入り懸念も浮上し終日軟調に推移した。その他、月末、四半期末絡みの調整売りが幅広い銘柄に出たことにより、下落幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円安の27535円。円相場は1ドル121円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。ただし、米国市場は大幅な下落とはなったものの、月末、四半期末絡みの調整売りの影響が大きかったと見られる。期末特有の需給要因であることから、これが通過したことにより押し目狙いの動きも意識されてきそうだ。また、コアPCE価格指数の高い伸びによってインフレへの警戒が高まったものの、概ね予想された数値だった。雇用統計の発表を控えていることから積極的な売買は手控えられる可能性はあるものの、押し目待ちの買いは意識されやすい。 また、本日はオリックス<8591>の日経平均組み入れによるリバランスの動きがある。オリックスを組み入れるための資金捻出によって他の指数構成銘柄への売りが警戒されているものの、これについても予想されていることであり、短期的な売り仕掛けの動きがあったとしても、その後のショートカバーを意識させよう。また、新年度入りに伴う需給なども期待されやすく、売り一巡後の底堅さは見られそうである。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から日経平均は27500円辺りに接近することになりそうだが、75日線が位置する27474円水準が支持線として見られるだろう。 そのため、全体としてはこう着感が強まるものの、底堅さが意識されるなかでは、インデックスに振らされにくい中小型株への物色に向かわせる可能性はある。昨日のマザーズ指数は小幅ながらも3日続伸で直近戻り高値水準と75日線を捉えてきた。短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだが、個人主体による中小型株物色が意識されやすい。 <AK>
2022/04/01 08:29