新着ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
SOMPOが農業総研に対するTOBを発表◇
SOMPOホールディングス<8630.T>がこの日の取引終了後、100%子会社SOMPO Light Vortexが、農業総合研究所<3541.T>の非公開化を目指してTOBを実施すると発表した。
SOMPOグループの一員とすることで、資本基盤の強化による機動的な成長施策の実行やグループのネットワークを活用したITプラットフォームの高度化などを図り企業価値の向上を図るのが狙い。TOB価格は767円で、買い付け予定数は1795万8229株(下限1068万8800株、上限設定なし)、買付期間は12月26日から26年2月16日までを予定している。TOB成立後、農業総研は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を12月25日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、農業総研は今回のTOBに対して賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 17:28
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し: クリスマスのため主要通貨の為替取引は閑散となる見込み
*17:25JST 欧米為替見通し: クリスマスのため主要通貨の為替取引は閑散となる見込み
25日の欧米外為市場では、欧米諸国はクリスマスの祝日のため米ドル・円など主要通貨の為替取引は閑散となる見込み。ただ、米国の1月利下げの可能性は消えていないため、リスク選好的な米ドル買い・円売りは抑制されるとみられる。報道によると、日本銀行の植田総裁は12月25日に経団連の審議員会で講演を行った。植田総裁は「ここ数年、企業の賃金・価格設定行動は大きく変化している」、「賃金上昇を伴う形での2%の物価安定目標の実現が着実に近づいている」との見方を伝えた。賃金の上昇継続とコスト上昇分の販売価格への転嫁の動きが広がっていることにも言及し、「賃金も物価もほとんど変化しない世界に戻る可能性は大きく低下している」と指摘した。植田総裁の発言は政策金利を0.50%から0.75%へ引き上げた判断が妥当だったことを示唆するものだが、賃金と物価が共に緩やかに上昇していくメカニズムが維持される保証はないため、市場参加者の間からは「日銀の政策金利見通しについては予断を許さない状況が長く続く可能性がある」との声が聞かれている。【今日の欧米市場の予定】・独、英、米などはクリスマスの祝日(各国の金融市場は休場)
<CS>
2025/12/25 17:25
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=欧米休場で取引閑散
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、25日の欧米市場がクリスマス休場となり、市場参加者が減少することから取引は閑散となりそうだ。予想レンジは1ドル=155円50銭~156円10銭。
今週に入ってからのドル円相場は日本の通貨当局による介入警戒感から円高・ドル安方向に振れたが、前週末の日銀金融決定会合前の水準に戻ったことで円買い・ドル売りの動きは一服しそう。日銀の植田和男総裁は25日の講演で「賃金上昇を伴う形での2%の物価安定目標の実現が着実に近づいている」などと述べたが、前週末の記者会見の内容とほぼ変わらないことから材料視されにくいだろう。ただ、23日に公表された7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が高い伸びとなり、24日公表の前週分の米新規失業保険申請件数が減少したことで、米国の景気や労働市場の底堅さが意識されるようだとドルが買われる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 17:23
みんかぶニュース 個別・材料
カカクコム、オアシスが5.23%株式取得
アクティビストとして知られる香港を拠点とする投資ファンド、オアシス・マネジメントが25日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、カカクコム<2371.T>株を5.23%取得したことが判明した。
保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」とし、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」とした。報告義務発生日は12月18日。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 17:20
みんかぶニュース 個別・材料
クスリアオキが記念配当・自社株買い発表、35年5月期売上高1兆円目標も
クスリのアオキホールディングス<3549.T>はこの日の取引終了後、上期(5月21日~11月20日)連結決算を発表した。売上高は2798億800万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は134億9400万円(同6.7%増)だった。積極的な新規出店が奏功した。配当予想は増額し、従来の普通配当16円に設立40周年記念配当40円を上乗せして計56円とした。
あわせて、設立50周年(35年5月期)に向けた長期経営構想と、その実現に向けた第4次中期経営計画(26年5月期~30年5月期)を策定したと明らかにした。生鮮食品の取り扱い強化や調剤サービスの拡充などで30年5月期に売上高8000億円、営業利益440億円を目指し、配当性向30%とする目標も掲げた。35年5月期には売上高1兆円を狙う。
また、これまで実施中だった自社株買いを終了し、新たに自社株買いを行うと発表。取得上限は600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.32%)、または240億円。期間は12月26日~来年12月25日。このほか、現在の東証プライムからスタンダードへの移行と、名証メイン市場へ新規上場を行う方針を明らかにした。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 17:17
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、東エレクやファナックが2銘柄で約77円分押し上げ
*17:10JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、東エレクやファナックが2銘柄で約77円分押し上げ
25日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり147銘柄、値下がり76銘柄、変わらず2銘柄となった。前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均株価、S&P500種指数は過去最高値を更新した。クリスマス休日を控えた調整で、寄り付き後、まちまち。その後、直近の週次新規失業保険申請件数の結果を受け労働市場の悪化懸念が後退。短縮取引となる中、クリスマスラリー入りで終盤にかけて上げ幅を拡大した。米株市場を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。朝方の買い一巡後はじりじりと上げ幅を縮小する展開となり、前引けにかけて一時マイナス圏に転落。その後も強弱入り混じる展開となり、前日終値付近でもみあって取引を終了した。米株高を受けて買い先行で始まったが、新たな手掛かりに乏しく年末接近で利益確定や持ち高調整の売りが上値を抑えた。また、クリスマス休暇の外国人投資家も多いとみられ、昨日に続き今日も積極的な買いは限定的となるとの見方もあった。テクニカル的にも日経平均は昨日までの3日間、50500円を超えた水準で売りに押される展開となったことから、上値での売り圧力の強さが意識されている。大引けの日経平均は前営業日比63.69円高の50407.79円となった。東証プライム市場の売買高は13億3721万株、売買代金は2兆9824億円だった。業種別では、パルプ・紙、金属製品、不動産業などが上昇した一方で、非鉄金属、繊維製品、鉱業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72.5%、対して値下がり銘柄は24.2%となっている。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約57円押し上げた。同2位はファナック<6954>となり、TDK<6762>、塩野義薬<4507>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、コナミG<9766>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約97円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>、良品計画<7453>、レーザーテック<6920>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 50407.79(+63.69)値上がり銘柄数 147(寄与度+265.67)値下がり銘柄数 76(寄与度-201.98)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 33790 570 57.16<6954> ファナック 6045 120 20.06<6762> TDK 2230 29.5 14.79<4507> 塩野義製薬 2859 83 8.32<6758> ソニーG 4039 49 8.19<4568> 第一三共 3411 71 7.12<9766> コナミG 21455 210 7.02<4519> 中外製薬 8329 63 6.32<4063> 信越化 4942 36 6.02<8015> 豊田通商 5346 55 5.52<2802> 味の素 3410 72 4.81<9433> KDDI 2726 11 4.41<6971> 京セラ 2194.5 15.5 4.14<7974> 任天堂 10550 115 3.84<6367> ダイキン工業 20265 110 3.68<4704> トレンドマイクロ 6783 109 3.64<7203> トヨタ自動車 3374 21 3.51<4385> メルカリ 3188 103 3.44<8830> 住友不動産 7990 93 3.11<6146> ディスコ 47720 430 2.87○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 19795 -365 -97.60<9983> ファーストリテ 56080 -400 -32.09<5803> フジクラ 17620 -450 -15.04<4062> イビデン 12935 -335 -11.20<9984> ソフトバンクG 17485 -40 -8.02<7453> 良品計画 2837 -119 -7.96<6920> レーザーテック 29360 -375 -5.01<6988> 日東電工 3745 -17 -2.84<5713> 住友金属鉱山 6331 -157 -2.62<9843> ニトリHD 2727 -26 -2.17<6501> 日立製作所 4960 -28 -0.94<2282> 日本ハム 6533 -54 -0.90<6702> 富士通 4228 -25 -0.84<7012> 川崎重工業 10735 -250 -0.84<7911> TOPPAN 4826 -46 -0.77<4901> 富士フイルム 3385 -7 -0.70<7011> 三菱重工業 3872 -20 -0.67<5706> 三井金属鉱業 17860 -185 -0.62<6532> ベイカレント 6552 -17 -0.57<8725> MS&AD 3647 -18 -0.54
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2025/12/25 17:10
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本の財政不安で円買い弱まる
*17:09JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本の財政不安で円買い弱まる
25日の東京市場でドル・円は下げ渋り。朝方に155円97銭まで買われた後、日本銀行植田総裁の講演内容が多少意識され、155円65銭まで売られたが、東京市場の終盤にかけて155円96銭まで反発。高市首相が「来年度一般会計予算の総額は122.3兆円」と伝えたことが懸念されたようだ。ユーロ・円は183円70銭から183円28銭まで下落したが、183円60銭台に戻す展開。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1785ドルから1.1772ドルの範囲内で推移した。・17時時点:ドル・円155円90銭-156円00銭、ユーロ・円183円60銭-183円70銭・日経平均株価:始値50,450.18円、高値50,510.11円、安値50,283.76円、終値50,407.79円(前日比63.69円高)【要人発言】・木原官房長官「ウクライナ和平、関係国が結束して取り組むこと重要」「中国は十分な透明性欠いたまま軍事力を急速に増強」・日本銀行植田総裁「現在の実質金利、極めて低い水準」「基調物価は2%に着実に近づいている」「企業の積極的な賃金設定行動が途切れる可能性は低い」「ゼロノルムの世界に戻る可能性、大きく低下」・高市首相「来年度一般会計予算の総額は122.3兆円」「来年度予算で公債依存度は24.2%」【経済指標】・特になし
<MK>
2025/12/25 17:09
みんかぶニュース 個別・材料
藤コンポが130万株を上限とする自社株買いを発表
藤倉コンポジット<5121.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を130万株(自己株式を除く発行済み株数の6.48%)、または20億円としており、取得期間は26年1月5日から7月31日まで。財務状況や資本効率、株価の状況などを勘案し、株主利益の向上に向けた機動的な資本政策として実施する。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 17:07
注目トピックス 日本株
ホリイフードサービス---「己巳ブランド」と業務提携
*16:58JST ホリイフードサービス---「己巳ブランド」と業務提携
ホリイフードサービス<3077>は24日、「己巳」を展開するE・Kグループ(本社:神奈川県横浜市)と業務提携し、VRブランド「己巳(つちのとみ) トリュフまぜそば専門店」を共同開発し、同社が同ブランドの全国展開に向けたライセンス契約を締結することを発表した。E・Kグループは「己巳」ブランドを中心に、外食・商品開発を手がけている。今回の提携により、同社は「己巳 トリュフまぜそば専門店」のVRブランドを新たに立ち上げ、全国の自社運営実店舗における販売およびECチャネルにおける商品の販売を順次開始する。自社運営実店舗でのメニュー導入は30店舗以上を予定しており、既存業態とのシナジーを活かした新たな収益源として、事業の多角化と収益性の向上を図る。同社はこの提携を通じて、「己巳 トリュフまぜそば専門店」の外部パートナー向け商品供給も視野に入れるほか、EC領域での販売も確定している。現在、第一弾商品として「トリュフまぜそば」の開発を進めており、詳細については順次発表する。
<NH>
2025/12/25 16:58
みんかぶニュース 個別・材料
fonfunが1月29日を基準日とする1株から3株への株式分割を発表
fonfun<2323.T>がこの日の取引終了後、1月29日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家にとってより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることを目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:51
グロース市況
東証グロ-ス指数は大幅反発、終日買い優勢で25日線回復
*16:50JST 東証グロ-ス指数は大幅反発、終日買い優勢で25日線回復
東証グロース市場指数 884.88 +15.54/出来高 3億4683万株/売買代金 2159億円東証グロース市場250指数 676.28 +12.82/出来高 1億6022万株/売買代金 1036億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は大幅反発、東証グロース市場250指数は大幅に3日続伸。値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は190、変わらずは30。 前日24日の米株式市場でダウ平均は5日続伸。クリスマス休日を控える中、週次新規失業保険申請件数の結果を受け労働市場の悪化懸念が後退したほか、クリスマスラリー入りで終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウ平均株価、S&P500種指数は過去最高値を更新した。 今日のグロ-ス市場は終日、買いが優勢の展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.81%高となった。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも、バリュエーション(投資尺度)面で割高感が意識されやすい新興市場で安心感となった。さらに、クリスマス休暇となる外国人投資家が多く、東証プライムでは積極的な売買が見送られる一方、個人投資家による取引が多い新興市場に投資資金が向かいやすかった。東証グロース市場指数は9月以降、25日移動平均線に上値を抑えられる展開が続いていたが、今日は875pt台に位置する25日線を午前の時間帯に回復した後も上値を伸ばし、終値でも25日線を上回った。 個別では、防衛省の「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」を落札したと発表したアクセルスペース<402A>、ゼナーアセットマネジメントエルエルピーが大量保有報告書を提出したGENDA<9166>、アーキ・ジャパンの中途採用活動で「Zキャリア AI面接官」が導入されたと発表したROXX<241A>、神奈川県真鶴町と包括的連携に関する覚書(MOU)を締結したと発表した環境フレンド<3777>が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やフリー<4478>が上昇。値上がり率上位には、ファンディーノ<462A>、免疫生物<4570>などが顔を出した。 一方、25年12月期業績予想を下方修正したラキール<4074>、前日大幅高の反動安となった売れるG<9235>、22日高値で戻り一巡感が意識されたAiロボティクス<247A>、25日線が上値を阻む形となったBirdman<7063>が下げた。時価総額上位銘柄では、MTG<7806>やSyns<290A>が下落。値下がり率上位には、TORICO<7138>、フォトシンス<4379>などが顔を出した。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 462A|ファンディーノ | 1333| 260| 24.23| 2| 4570|免疫生物研究所 | 1703| 299| 21.30| 3| 4199|ワンプラ | 1067| 150| 16.36| 4| 4255|THECOO | 2325| 307| 15.21| 5| 9270|バリュエンス | 1226| 131| 11.96| 6| 2334|イオレ | 437| 46| 11.76| 7| 2342|トランスG | 282| 28| 11.02| 8| 2321|ソフトフロン | 207| 20| 10.70| 9| 9166|GENDA | 741| 68| 10.10|10| 241A|ROXX | 480| 43| 9.84|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 290A|Syns | 1154| -192| -14.26| 2| 7138|TORICO | 407| -67| -14.14| 3| 4074|ラキール | 716| -94| -11.60| 4| 9235|売れるネット広告 | 677| -52| -7.13| 5| 7063|バードマン | 137| -10| -6.80| 6| 4379|フォトシンス | 425| -28| -6.18| 7| 4833|Defcon | 66| -4| -5.71| 8| 247A|Aiロボティクス | 1543| -81| -4.99| 9| 464A|QPSHD | 1612| -84| -4.95|10| 198A|ポストプライム | 179| -9| -4.79|
<SK>
2025/12/25 16:50
みんかぶニュース 個別・材料
ゼンムテックがパソコン向け情報漏えい対策ソリューションの大型案件を受注
ZenmuTech<338A.T>がこの日の取引終了後、自社開発した秘密分散技術「ZENMU-AONT」を活用したパソコン向け情報漏えい対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」に関して、複数の取引先から大型案件の受注を獲得したと発表した。受注したのは計2件で、受注金額は合計で2億5400万円。いずれも25年12月に検収基準により一括計上する予定で、25年12月期業績予想には織り込み済みとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:49
注目トピックス 市況・概況
中小型株での短期的な値幅取り【クロージング】
*16:48JST 中小型株での短期的な値幅取り【クロージング】
25日の日経平均は小反発。63.69円高の50407.79円(出来高概算13億3000万株)で取引を終えた。前日の米国株高を映して反発して始まり、開始直後に50510.11円まで上値を伸ばした。ただ、海外投資家がクリスマス休暇入りで不在とあって商いは膨らまず、心理的な節目である50500円台を抜けてくると戻り待ちの売りや利益確定の売りが上値を抑えた。ただ、後場中盤には50283.76円まで水準を切り下げる場面もあったが、押し目を拾う向きも多く底堅く推移した。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、パルプ紙、金属製品、不動産、ゴム製品など26業種が上昇。一方、非鉄金属、繊維製品、鉱業、海運など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、TDK<6762>、塩野義<4507>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。前日の米国市場は、サンタクロースラリーへの期待から主要株価指数はそろって上昇し、NYダウとS&P500種指数は史上最高値を更新した。この流れを引き継ぎ、日経平均の上げ幅は一時160円を超えた。半導体関連株の一角が値を上げた一方、国内長期金利の上昇傾向が一服していることから、利ざや改善期待などから直近で買われてきたメガバンクなど金融株には利食い売りが続いたほか、貴金属市況の上昇を背景に値を上げていた非鉄株などにも利食いが目立っていた。海外市場の休みのため、東京市場は方向感が出にくく、小幅な値動きにとどまった。また、注目された植田和男日銀総裁の講演では、「利上げによる金融緩和度合いの適切な調整は物価目標のスムーズな実現と息の長い成長につながる」などと発言したが、相場への影響がなかったことも様子見ムードを強める形になったようだ。目先は材料株物色での幕間つなぎになりそうだが、低迷が続いていたグロース250指数が大きく上昇しており、個人主体の中小型株での短期的な値幅取りが活発化しそうだ。
<CS>
2025/12/25 16:48
みんかぶニュース 個別・材料
ミタチ産業の11月中間期営業益は66%増、自動車部品メーカーへの半導体販売大幅増
ミタチ産業<3321.T>は25日の取引終了後、26年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表した。売上高が583億4800万円(前年同期比46.2%増)、営業利益が15億7300万円(同66.1%増)だった。国内で自動車部品メーカー向けの半導体の販売が増え、全体の業績を押し上げた。売上高は自動車分野が約78%を占めている。海外はアセアンでのOA機器向けEMSなどの受注が堅調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:45
相場概況
日経平均は小幅高、方向感乏しく上げ幅縮小
*16:44JST 日経平均は小幅高、方向感乏しく上げ幅縮小
前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均株価、S&P500種指数は過去最高値を更新した。クリスマス休日を控えた調整で、寄り付き後、まちまち。その後、直近の週次新規失業保険申請件数の結果を受け労働市場の悪化懸念が後退。短縮取引となる中、クリスマスラリー入りで終盤にかけて上げ幅を拡大した。米株市場を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。朝方の買い一巡後はじりじりと上げ幅を縮小する展開となり、前引けにかけて一時マイナス圏に転落。その後も強弱入り混じる展開となり、前日終値付近でもみあって取引を終了した。米株高を受けて買い先行で始まったが、新たな手掛かりに乏しく年末接近で利益確定や持ち高調整の売りが上値を抑えた。また、クリスマス休暇の外国人投資家も多いとみられ、昨日に続き今日も積極的な買いは限定的となるとの見方もあった。テクニカル的にも日経平均は昨日までの3日間、50500円を超えた水準で売りに押される展開となったことから、上値での売り圧力の強さが意識されている。 大引けの日経平均は前営業日比63.69円高の50407.79円となった。東証プライム市場の売買高は13億3721万株、売買代金は2兆9824億円だった。業種別では、パルプ・紙、金属製品、不動産業などが上昇した一方で、非鉄金属、繊維製品、鉱業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72.5%、対して値下がり銘柄は24.2%となっている。 個別では、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>が堅調。任天堂<7974>、コナミG<9766>、バンナムHD<7832>、第一三共<4568>、塩野義<4507>、トヨタ自動車<7203>、豊田通商<8015>、KDDI<9433>、味の素<2802>などが上昇した。 一方、アドバンテ<6857>やレーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>、イビデン<4062>、日東電<6988>、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、住友鉱<5713>、富士通<6702>、日立<6501>、富士フイルム<4901>などが下落した。
<FA>
2025/12/25 16:44
みんかぶニュース 市況・概況
25日中国・上海総合指数=終値3959.6211(+18.6741)
25日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比18.6741ポイント高の3959.6211と7日続伸。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:41
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は155円90銭台まで戻す、財政不安で円買い弱まる
*16:35JST 東京為替:ドル・円は155円90銭台まで戻す、財政不安で円買い弱まる
25日午後の東京市場でドル・円は155円80銭台で推移。日本銀行植田総裁の講演内容が多少意識されたが、ドルは下げ渋りとなり、ドル・円は157円97銭から155円65銭まで売られたが、155円96銭まで反発。ユーロ・円は183円70銭から183円28銭まで下落したが、183円60銭台に戻す展開。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1785ドルから1.1772ドルの範囲内で推移。
<MK>
2025/12/25 16:35
注目トピックス 市況・概況
日経VI:大幅に低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
*16:35JST 日経VI:大幅に低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-3.61(低下率16.13%)の18.77と大幅に低下した。なお、高値は22.43、安値は18.77。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。年内の警戒材料は既に出尽くしたとの見方もある中、今日は取引開始後に日経225先物が伸び悩んだものの下値も堅い展開となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは取引時間中は昨日の水準を概ね小幅に下回って推移した。取引終了時に低下幅を広げた。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/12/25 16:35
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1333銘柄・下落1621銘柄(東証終値比)
12月25日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは3037銘柄。東証終値比で上昇は1333銘柄、下落は1621銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが94銘柄、値下がりは127銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は80円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の25日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3549> クスリアオキ 4084 +422.0( +11.5%)
2位 <297A> アルピコHD 240 +23( +10.6%)
3位 <338A> ゼンムテック 5740 +520( +10.0%)
4位 <4180> Appier 1220 +100( +8.9%)
5位 <2334> イオレ 471 +34( +7.8%)
6位 <2323> fonfun 985 +62( +6.7%)
7位 <3321> ミタチ産業 2040 +96( +4.9%)
8位 <8918> ランド 9.4 +0.4( +4.4%)
9位 <3038> 神戸物産 4000 +133( +3.4%)
10位 <2931> ユーグレナ 417 +10( +2.5%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6269> 三井海洋 10893.5 -996.5( -8.4%)
2位 <4516> 日本新薬 5360 -381( -6.6%)
3位 <7447> ナガイレーベ 1810 -98( -5.1%)
4位 <2345> クシム 234.7 -10.3( -4.2%)
5位 <7068> FフォースG 730 -32( -4.2%)
6位 <9073> 京極運 1365 -55( -3.9%)
7位 <7965> 象印 1586 -57( -3.5%)
8位 <248A> キッズスター 1691 -58( -3.3%)
9位 <4564> OTS 20.4 -0.6( -2.9%)
10位 <4582> シンバイオ 88.5 -2.5( -2.7%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3697> SHIFT 1030.5 +5.5( +0.5%)
2位 <4062> イビデン 12995 +60( +0.5%)
3位 <4911> 資生堂 2373.4 +10.4( +0.4%)
4位 <8001> 伊藤忠 9543 +33( +0.3%)
5位 <4902> コニカミノル 695.1 +2.3( +0.3%)
6位 <4751> サイバー 1367 +4.5( +0.3%)
7位 <6857> アドテスト 19860 +65( +0.3%)
8位 <4043> トクヤマ 4084.9 +12.9( +0.3%)
9位 <6472> NTN 362.4 +1.1( +0.3%)
10位 <8795> T&D 3639.8 +10.8( +0.3%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6098> リクルート 9037.9 -72.1( -0.8%)
2位 <6701> NEC 5384.1 -37.9( -0.7%)
3位 <6752> パナHD 2095.1 -9.9( -0.5%)
4位 <8253> クレセゾン 4270.1 -19.9( -0.5%)
5位 <4704> トレンド 6751.6 -31.4( -0.5%)
6位 <9843> ニトリHD 2716 -11.0( -0.4%)
7位 <4063> 信越化 4922.1 -19.9( -0.4%)
8位 <8630> SOMPO 5314.1 -20.9( -0.4%)
9位 <6770> アルプスアル 1971.1 -7.4( -0.4%)
10位 <9735> セコム 5611.1 -20.9( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/12/25 16:33
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ
*16:30JST 東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ
パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか金属製品、不動産業、ゴム製品、医薬品なども上昇。一方、非鉄金属が下落率トップ。そのほか繊維業、鉱業、海運業、水産・農林業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. パルプ・紙 / 622.16 / 1.292. 金属製品 / 1,662.54 / 1.173. 不動産業 / 2,653.86 / 0.914. ゴム製品 / 5,721.04 / 0.765. 医薬品 / 3,908.55 / 0.736. 陸運業 / 2,356.55 / 0.687. 鉄鋼 / 779.35 / 0.658. その他製品 / 6,666.57 / 0.629. ガラス・土石製品 / 1,787.43 / 0.6010. 建設業 / 2,720.57 / 0.5711. サービス業 / 3,275.38 / 0.5612. 卸売業 / 5,035.45 / 0.5113. 証券業 / 844.56 / 0.5014. 電力・ガス業 / 670.79 / 0.4415. 輸送用機器 / 5,157.83 / 0.4316. 空運業 / 240.15 / 0.4317. 情報・通信業 / 7,578.31 / 0.4118. 電気機器 / 6,311.46 / 0.3619. 石油・石炭製品 / 2,448.46 / 0.3620. その他金融業 / 1,278.79 / 0.3621. 食料品 / 2,473.99 / 0.3522. 機械 / 4,170.36 / 0.1823. 倉庫・運輸関連業 / 4,421.71 / 0.1624. 精密機器 / 12,936.82 / 0.1125. 化学工業 / 2,605.74 / 0.0926. 小売業 / 2,291.25 / 0.0427. 銀行業 / 515.99 / -0.0828. 保険業 / 3,037.99 / -0.1529. 水産・農林業 / 721.23 / -0.1630. 海運業 / 1,755.85 / -0.1931. 鉱業 / 924.46 / -0.3932. 繊維業 / 854.76 / -0.5433. 非鉄金属 / 3,538.68 / -0.97
<CS>
2025/12/25 16:30
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:25日線突破と内需株選好機運の強まりで大幅高
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:25日線突破と内需株選好機運の強まりで大幅高
12月25日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比16pt高の668pt。なお、高値は670pt、安値は655pt、日中取引高は2919枚。前日24日の米国市場のダウ平均は続伸。クリスマス休日を控えた調整で、寄り付き後、まちまち。その後、直近の週次新規失業保険申請件数の結果を受け労働市場の悪化懸念が後退したほか、スポーツ用品メーカー、ナイキ(NKE)などが支援し、相場は上昇した。短縮取引となる中、クリスマスラリー入りで終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウ平均株価、S&P500種指数は過去最高値を更新し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の656ptからスタートした。米株高の流れを受けて朝方から買い優勢で推移。プライム市場で、一部半導体関連銘柄に利益確定売りが広まったため、内需株中心のグロース市場を選好する動きが強まった。上値抵抗だった25日移動平均線を上抜いたことで、売り手の買い戻しも加速し、午後に上げ幅を拡大。引けにかけても騰勢を強め、大幅高となる668ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではトライアルHD<141A>やGENDA<9166>などが上昇した。
<SK>
2025/12/25 16:30
みんかぶニュース 個別・材料
ほくほくFGが170万株を上限とする自社株買いを発表
ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を170万株(自己株式を除く発行済み株数の1.40%)、または60億円としており、取得期間は26年1月6日から4月17日まで。株主への利益還元と機動的な資本政策による資本効率、企業価値の向上を図ることが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:26
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 反発、商い低調のなか米株高が支え (12月25日)
日経平均株価
始値 50450.18
高値 50510.11
安値 50283.76
大引け 50407.79(前日比 +63.69 、 +0.13% )
売買高 13億3721万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆9824億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は63円高と反発、方向感乏しい
2.海外勢不在で売買代金は今年最低
3.非鉄株の一角に利食い売り
4.日銀総裁講演への反応限定的
5.グロース250指数は2%近く上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比288ドル高と5日続伸した。材料難のなか景気敏感株や消費関連などを中心に買いが優勢となった。
東京市場では、クリスマスに差し掛かり海外投資家が不在のなか、商いは低調で日経平均株価は方向感を欠いた。プライム市場の売買代金は3兆円を下回り、今年最低となった。
前日の米株式市場は短縮取引のなかでNYダウが5日続伸し最高値を更新。S&P500指数は最高値を連日で更新し、日本株のサポート要因となった。朝方に日経平均は160円を超す上昇となったが、上値を追う姿勢はみられず下げに転じる場面があった。今晩の海外の主要市場がクリスマスのため休場となり、市場参加者が少ないなかで株価指数はもみ合いに終始した。業種別ではパルプ・紙や金属製品、不動産業が上昇率上位となった一方、非鉄金属は利益確定売りに押された銘柄が散見され、値下がり率でトップとなった。個人投資家による物色意欲は高く、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の7割に上ったほか、東証グロース市場250指数は1.9%高となり、25日移動平均線を上抜けして終了した。後場に日銀の植田和男総裁による経団連の審議員会における講演内容が伝わったが、株式市場の反応は限定的だった。
個別では、キオクシアホールディングス<285A>が売買代金トップで値を上げたほか、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、安川電機<6506>が堅調推移。KOKUSAI ELECTRIC<6525>やSUMCO<3436>、TOWA<6315>が株価水準を切り上げ、野村マイクロ・サイエンス<6254>が値を飛ばし、任天堂<7974>やサンリオ<8136>、楽天グループ<4755>がしっかり。味の素<2802>や第一三共<4568>、フジ・メディア・ホールディングス<4676>が高く、清水銀行<8364>が急伸となった。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が小安く、フジクラ<5803>やアドバンテスト<6857>が冴えない展開。住友金属鉱山<5713>が利食いに押され、三井海洋開発<6269>や三井E&S<7003>、川崎重工業<7012>が軟調。良品計画<7453>が下値を探り、東邦亜鉛<5707>が大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファナック <6954>、TDK <6762>、塩野義 <4507>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約109円。うち57円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、フジクラ <5803>、イビデン <4062>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約164円。うち98円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)金属製品、(3)不動産業、(4)ゴム製品、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)繊維製品、(3)鉱業、(4)海運業、(5)水産・農林業。
■個別材料株
△ククレブ <276A> [東証G]
不動産仲介サービスを受注。
△DG <350A> [東証G]
蓄電池併設型太陽発電所の需給管理を開始。
△ファンディノ <462A> [東証G]
「第2種金融商品取引業」及び「投資運用業」登録準備を強化。
△フジHD <4676> [東証P]
旧村上ファンド系通知のTOB価格を意識。
△ケミプロ <4960> [東証S]
ペロブスカイト太陽電池関連として注目度高まる。
△小野測器 <6858> [東証S]
約12億円の大型案件を受注。
△ナイガイ <8013> [東証S]
26年1月期に投資有価証券売却益を計上へ。
△アニコムHD <8715> [東証P]
米ダルトンが株買い増しで11.6%超保有に。
△清水銀 <8364> [東証P]
「SBIが提携先に15%出資打診」との報道。
△GENDA <9166> [東証G]
英ゼナーアセットマネジメントが5%超の大株主浮上。
▼Syns <290A> [東証G]
入札案件(防衛省)落札を発表も利益確定売り。
▼ラキール <4074> [東証G]
25年12月期業績予想を一転減収減益予想へ下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ミガロHD <5535>、(2)野村マイクロ <6254>、(3)保土谷 <4112>、(4)清水銀 <8364>、(5)アズーム <3496>、(6)ケイアイ不 <3465>、(7)ACCESS <4813>、(8)アンビスHD <7071>、(9)マルマエ <6264>、(10)トーメンデバ <2737>。
値下がり率上位10傑は(1)東邦鉛 <5707>、(2)ブレインP <3655>、(3)Jディスプレ <6740>、(4)クラボウ <3106>、(5)良品計画 <7453>、(6)東洋エンジ <6330>、(7)日油 <4403>、(8)スカパーJ <9412>、(9)平和堂 <8276>、(10)デクセリ <4980>。
【大引け】
日経平均は前日比63.69円(0.13%)高の5万0407.79円。TOPIXは前日比10.61(0.31%)高の3417.98。出来高は概算で13億3721万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1164、値下がり銘柄数は389となった。東証グロース250指数は676.28ポイント(12.82ポイント高)。
[2025年12月25日]
株探ニュース
2025/12/25 16:26
みんかぶニュース 個別・材料
サクサが1株から3株への株式分割と株主優待制度の実質拡充を発表
サクサ<6675.T>がこの日の取引終了後、26年3月31日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的という。
また株式分割に合わせて、27年3月末時点の株主から株主優待制度を実質拡充すると発表した。現行制度では毎年3月末日時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、特設サイトで商品と交換できる株主優待ポイントを保有株数と保有期間に応じて3000~2万8800ポイント進呈していたが、変更後は毎年3月末日時点で5単元(500株)以上を保有する株主を対象に株主優待ポイントを保有株数と保有期間に応じて2000~2万8800ポイント進呈する。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:24
本日の注目個別銘柄
阪急阪神、 キオクシアHD、フジHDなど
<9418> UNEXT 2009 +59大幅高。ブラザー子会社で業務用カラオケ事業、音楽・映像ソフト事業などを行うエクシングの株式70%を取得し、連結子会社化すると発表している。株式取得日は26年4月1日、自己資金による株式譲受を予定。同社にとってはコンテンツの拡充やナイトエコノミー市場に対するクロスセルにつながるほか、エクシングのカラオケロケーションに対するサービスの拡充、新たなカラオケ市場の開拓などのシナジーも期待。<4053> サンアスタリスク 485 +9大幅反発。ソフトウェア受託開発事業を行うMIXENSEの子会社化、並びに、オンライン日本語スピーキングテストとオンライン日本語会話研修の開発・運営を行うバベルメソッドの持分法適用会社化を発表。ともに株式譲渡実行日は来年1月5日を予定している。MIXENSEの25年3月期営業益は0.9億円であり、顧客基盤の相互連携によるクロスセル機会創出などのシナジーも想定。積極的な業容拡大策をポジティブ視。<7624> NaITO 135 -10大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は2.1億円で前年同期比1.7%増となり、上半期の同73.9%増から増益率は大きく鈍化する形になった。つれて、通期予想は従来の5.4億円から2.6億円に下方修正した。米国の通商政策の影響による自動車産業の低迷などを受けて、売上高が想定を下回る見通しのようだ。業績下振れに伴い、年間配当金も従来計画の4円から3円に引き下げた、<9976> セキチュー 1052 -107大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は5.2億円で前年同期比6.4%減となった。上半期の同22.7%増から、一転して減益となる格好に。9-11月期は赤字に転じる状況ともなった。人件費の増加や店舗改装による一時的な費用の発生などが重しとなっているもよう。据え置きの通期計画5億円、前期比15.1%減は超過する状態だが、前日までは期待感も先行していたとみられ、その反動も強まる形に。<6858> 小野測器 650 +40大幅反発。計測技術を基盤とした特注システムの開発・製造に関する大型案件を受注したと発表している。受注金額は12.4億円で直近年度の売上高の10.6%に相当する水準、26年12月期に売上計上される予定。受注先や台数、販売・供給地域、その他具体的内容は非公表としているものの、26年12月期の業績押し上げ効果につながるものとして、ポジティブに捉えられている。<7564> ワークマン 6530 +40反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を7700円に設定した。疲労回復効果があるとされるリカバリーウェア「メディヒール」の発売による新規市場開拓、新商品発売での新たな顧客層の広がりが期待できると評価。リカバリーウェアは安価で販売されており、一般顧客の利用ニーズを捉えることが出来るとみているようだ。27年3月期も営業利益は2ケタ成長が続くと予想。<9042> 阪急阪神 3945 +73大幅高。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も4400円から5000円に引き上げた。他の私鉄と比べて中期的な利益成長の確度が高く、ROE8%への向上を織り込んでいく展開になると想定。業績が堅調な中で2025年は株価がアンダーパフォームし、PBRの割安感も強まっていると評価。また、海外不動産事業の拡大、国内不動産、エンタメ、旅行事業がインフレに強いことなども評価。<7611> ハイデ日高 3510 +70大幅反発。一時205円高まで上昇している。第3四半期累計単独営業利益が50億円前後になったもようとの観測報道が材料視される。前年同期の40億円から2割強伸び、同期間として過去最高を更新しているようだ。節約消費が広がる中で低価格メニューが支持されているほか、女性客などの顧客開拓も進んだもよう。通期計画は60億円で前期比8.8%増の見通しであるが、上振れ確度はより高まったとの見方が先行へ。<285A> キオクシアHD 10795 +190大幅続伸。同社のほか、KOKUSAI、TOWA、日本マイクロなど、半導体関連の一角で強い動きが目立った。前日の米国市場ではNYダウやS&P500が過去最高値を更新し、ナスダック指数も5日続伸となった。クリスマスラリーへの期待感なども高まっているもよう。マイクロンなどが上昇してSOX指数も続伸しており、国内半導体関連の支援材料となった。同社株と連動性の高いサンディスクも2.1%上昇した。<4676> フジHD 3681 +180大幅反発。旧村上系ファンドから株買い増しの具体的手法について説明を受領と発表。買い増しはTOBで実施、価格は1株4000円で前日終値比でのプレミアムは14.3%、TOB期間は30営業日。現在4200万株を保有、議決権比率を最大で33.3%とするため、2500万株を上限に買い増す方針。なお、不動産事業スピンオフなどの具体的方針やDOE4%などの株主還元方針を公表した場合は買い付けを行わない。
<HM>
2025/12/25 16:18
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=63円高と反発、クリスマスで方向感欠き売買代金は今年最低
25日の東京株式市場はクリスマスに差し掛かり海外投資家が不在のなか、商いは低調で方向感を欠いた。プライム市場の売買代金は3兆円を下回り、今年最低となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比63円69銭高の5万0407円79銭と反発。プライム市場の売買高概算は13億3721万株、売買代金概算は2兆9824億円。値上がり銘柄数は1164、対して値下がり銘柄数は389、変わらずは51銘柄だった。
前日の米株式市場は短縮取引のなかでNYダウが5日続伸し最高値を更新。S&P500指数は最高値を連日で更新し、日本株のサポート要因となった。朝方に日経平均は160円を超す上昇となったが、上値を追う姿勢はみられず下げに転じる場面があった。今晩の海外の主要市場がクリスマスのため休場となり、市場参加者が少ないなかで株価指数はもみ合いに終始した。業種別ではパルプ・紙や金属製品、不動産業が上昇率上位となった一方、非鉄金属は利益確定売りに押された銘柄が散見され、値下がり率でトップとなった。個人投資家による物色意欲は高く、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の7割に上ったほか、東証グロース市場250指数は1.9%高となり、25日移動平均線を上抜けして終了した。後場に日銀の植田和男総裁による経団連の審議員会における講演内容が伝わったが、株式市場の反応は限定的だった。
個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が売買代金トップで値を上げたほか、ディスコ<6146.T>や東京エレクトロン<8035.T>、安川電機<6506.T>が堅調推移。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>やSUMCO<3436.T>、TOWA<6315.T>が株価水準を切り上げ、野村マイクロ・サイエンス<6254.T>が値を飛ばし、任天堂<7974.T>やサンリオ<8136.T>、楽天グループ<4755.T>がしっかり。味の素<2802.T>や第一三共<4568.T>、フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が高く、清水銀行<8364.T>が急伸となった。
半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が小安く、フジクラ<5803.T>やアドバンテスト<6857.T>が冴えない展開。住友金属鉱山<5713.T>が利食いに押され、三井海洋開発<6269.T>や三井E&S<7003.T>、川崎重工業<7012.T>が軟調。良品計画<7453.T>が下値を探り、東邦亜鉛<5707.T>が大幅安となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:14
みんかぶニュース 市況・概況
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:30 日・失業率
08:30 日・有効求人倍率
08:30 日・東京都区部消費者物価指数
08:50 日・鉱工業生産(速報値)
08:50 日・商業動態統計
※日・閣議
※イギリス,フランス,ドイツ,オーストラリア,香港,ニュージーランド市場が休場
○決算発表・新規上場など
決算発表:インテG<192A>,ハローズ<2742>,パレモ・HD<2778>,KTK<3035>,DCM<3050>,Jフロント<3086>,WNIウェザ<4825>,ERIHD<6083>,マルマエ<6264>,壱番屋<7630>,三陽商<8011>,オークワ<8217>,日本プロセス<9651>,北恵<9872>
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 16:00
みんかぶニュース 個別・材料
アルピコHDが株主優待制度を導入、500株以上保有で
アルピコホールディングス<297A.T>はこの日の取引終了後、26年3月期から株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末時点で500株以上を保有する株主が対象。保有株数に応じて、グループで運営するホテル・旅館の優待券などを贈呈する。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 15:55
みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は続落、2年債入札は低調な結果に
25日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。一部報道を受けた需給改善期待の買いは朝方で一巡し、財務省が実施した2年債入札が低調な結果になると下げに転じた。
ロイター通信が24日に「財務省は、市中向けに新規発行する超長期国債の2026年度発行額を17兆円程度と、当初比7兆円程度減らす方向で調整に入った」と報じ、長期金利の指標となる10年債の増額も見送ると伝えたことから需給の引き締まりを意識した買いが先行。前日の米長期債相場が上昇(金利は低下)したことも支援材料となり、債券先物は寄り付き直後に一時133円21銭まで上伸した。ただ、日銀による早期の追加利上げ観測は根強く、国内金利の先高観から先物への買いは続かず。2年債入札の結果で、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭2厘と前回(11月28日)の1銭2厘から拡大し、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が3.26倍と前回の3.53倍を下回ったことが分かると需給の緩みを意識した売りが流入した。日銀の植田和男総裁が講演で利上げ路線を継続していく姿勢を強調したことも影響し、先物は午後に132円62銭まで下押す場面があった。
先物3月限の終値は前日比12銭安の132円68銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時、前日に比べて0.010%高い2.050%をつけた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/25 15:52
注目トピックス 市況・概況
12月25日本国債市場:債券先物は132円68銭で取引終了
*15:49JST 12月25日本国債市場:債券先物は132円68銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2026年3月限寄付133円16銭 高値133円21銭 安値132円62銭 引け132円68銭2年 1.124%5年 1.503%10年 2.035%20年 2.959%25日の債券先物3月限は133円16銭で取引を開始し、132円68銭で引けた。<米国債概況>クリスマスのため休場。<その他外債市況・10年債>ドイツ市場はクリスマスのため休場、英市場はクリスマスのため休場、オーストラリア市場はクリスマスのため休場、NZ市場はクリスマスのため休場。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・豪、NZ、印、独、英、米などはクリスマスの祝日海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
<CS>
2025/12/25 15:49