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注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米11月ミシガン大消費者信頼感指数は冴えず、現在の景況感は過去最低付近、期待インフレ低下でドル買い後退
*00:45JST 【市場反応】米11月ミシガン大消費者信頼感指数は冴えず、現在の景況感は過去最低付近、期待インフレ低下でドル買い後退
米11月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は51.0と、速報50.3から上方修正された。予想も上回った。しかし、22年6月来で最低。現在の景況感は少なくとも2005年来で最低を記録した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待として注目している同指数の1年期待インフレ率確定値は4.5%と、予想外に速報4.7%から下方修正され7月来で最低。同月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確定値は3.4%と、予想外に速報3.6%から下方修正され7月来で最低となった。事前に発表の11月製造業PMI速報値は51.9と、10月52.5から低下し7月来で最低。また、同月サービス業PMI速報値は55.0と、10月54.8から低下予想に反し上昇し、7月来で最高となった。同月総合PMI速報値は54.8と、やはり予想外に10月54.6から上昇。ドルはまちまち。ドル・円は157円00銭から156円20銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1520ドルから1.1508ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.3070ドルから1.3100ドルまで上昇した。【経済指標】・米・11月製造業PMI速報値:51.9(予想:52.0、10月:52.5)・米・11月サービス業PMI速報値:55.0(予想:54.6、10月:54.8)・米・11月総合PMI速報値:54.8(予想:54.5、10月:54.6)・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値:51.0(予想:50.6、速報:50.3)・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確定値 4.5%(予想:4.7%、速報:4.7%)・米・11月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確定値:3.4%(予想:3.6%、速報:3.6%)・米・8月卸売在庫確定値:前月比+0.0%(7月:-0.2%)
<KY>
2025/11/22 00:45
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル買い後退、米NY連銀総裁が12月利下げの可能性を示唆
*23:13JST NY外為:ドル買い後退、米NY連銀総裁が12月利下げの可能性を示唆
NY外為市場でドル買いが後退した。NY連銀のウィリアムズ総裁が基本的なインフレが引き続き低下基調である一方、労働市場の下方リスクが上昇していると指摘。「近い将来の利下げに余地がある」との考えを示した。このため米金融市場では12月の利下げ確率が30%前後から60%まで上昇。ドル・円は156円77銭の安値圏で推移。ユーロ・ドルは欧州市場での安値1.1497ドルから1.1515ドルまで反発した。ポンド・ドルは1.3039ドルの安値から1.3095ドルまで反発した。
<KY>
2025/11/21 23:13
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル買い地合い継続
*20:07JST 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル買い地合い継続
欧州市場でドル・円は下げ渋り、156円50銭台から156円70銭台に値を戻した。欧州株式市場で主要指数の弱含みを受けた円買いに振れやすく、主要通貨は対円で下落基調に。主要通貨は対ドルでも弱含み、ドル・円は下値の堅さが目立つ展開となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円55銭から156円96銭、ユ-ロ・円は180円30銭から181円19銭、ユ-ロ・ドルは1.1512ドルから1.1552ドル。
<TY>
2025/11/21 20:07
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (21日引け後 発表分)
11月21日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
メディア総研 <9242> [東証G] 決算月【7月】 11/21発表
毎年1月末と7月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数に応じて3000~2万5000ポイント)を年2回付与する。
■特別優待 ――――――――――――
アクシージア <4936> [東証S] 決算月【7月】 11/21発表
26年1月末時点で200株以上を保有する株主の中から抽選でビットコイン(10万円相当20人、3万円相当100人、1万円相当500人)を贈呈する。
■変更 ――――――――――――――
岡三証券グループ <8609> [東証P] 決算月【3月】 11/21発表
新制度では毎年3月末時点で1000株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて1000~5000円分のデジタルギフトを贈呈する。また、27年3月末からは銀行サービス「岡三BANK」における円定期預金優遇金利の付与を追加する。
株探ニュース
2025/11/21 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】情報 (21日大引け後 発表分)
●テラテクノロジー <483A>
上場市場:東証スタンダード市場
上場予定日:12月23日
事業内容:システム開発事業
仮条件決定日:12月5日
想定発行価格:2090円
上場時発行済み株式数:180万1000株
売り出し:57万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限8万5500株
ブックビルディング期間:12月9日~12日
公開価格決定日:12月15日
申込期間:12月16日~19日
受渡期日:12月23日
主幹事:SBI証券
●パワーエックス <485A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月19日
事業内容:大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションの
サービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、
再生可能エネルギー等の電力供給
仮条件決定日:12月3日
想定発行価格:1200円
上場時発行済み株式数:3629万8700株
公募:416万6700株
売り出し:422万1600株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限125万8200株
ブックビルディング期間:12月3日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月18日
主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券
[2025年11月21日]
株探ニュース
2025/11/21 19:45
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (21日大引け後 発表分)
○アスカネット <2438> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の3.86%にあたる60万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月1日から26年4月22日まで。
○ニッケ <3201> [東証P]
発行済み株式数の2.62%にあたる200万株の自社株を消却する。消却予定日は11月28日。
○JBS <5036> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.63%にあたる120万株(金額で24億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月25日から26年2月28日まで。
○岡部 <5959> [東証P]
発行済み株式数の4.06%にあたる200万株の自社株を消却する。消却予定日は12月10日。
○NISSHA <7915> [東証P]
発行済み株式数の5.58%にあたる283万9538株の自社株を消却する。消却予定日は12月4日。
[2025年11月21日]
株探ニュース
2025/11/21 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (21日大引け後 発表分)
○OTS <4564> [東証G]
Long Corridor Alpha Opportunities Master Fundなど3先を割当先とする500万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は19円。
○アサヒエイト <5341> [東証S]
星野和也会長兼社長を割当先とする30万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は300円。
○岡部 <5959> [東証P]
既存株主による200万株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限30万株の売り出しを実施する。売出価格は12月2日から4日までの期間に決定される。
○TBK <7277> [東証S]
Brakes Indiaを割当先とする326万9500株の第三者割当増資を実施する。発行価格は348円。
○交換できる <7695> [東証G]
カインズを割当先とする30万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は799円。
[2025年11月21日]
株探ニュース
2025/11/21 18:40
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は下げ渋り、戻りは限定的
*18:26JST 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、戻りは限定的
欧州市場でドル・円は下げ渋り、156円55銭から155円90銭台に戻している。米10年債利回りの持ち直しでドルに買戻しが入り、ユーロ・ドルは夕方以降の上昇分を削った。一方、ユーロ圏の景況感は改善せず、欧州株安を受けた円買いで戻りは限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円55銭から156円96銭、ユ-ロ・円は180円71銭から181円19銭、ユ-ロ・ドルは1.1533ドルから1.1552ドル。
<TY>
2025/11/21 18:26
注目トピックス 日本株
NSW---TeamViewerとの連携強化で製品ラインアップと提案力を拡充
*18:17JST NSW---TeamViewerとの連携強化で製品ラインアップと提案力を拡充
NSW<9739>は18日、TeamViewer(本社:ドイツ連邦共和国・ゲッピンゲン)とのパートナーシップを強化し、新たにシステムインテグレーターパートナー契約を締結したことを発表した。TeamViewerは、世界200以上の国・地域で約64万5000社に利用されるリモート接続やDX支援ソリューションのグローバルリーダーであり、今回の連携強化により、同社の提供するソリューション群をさらに拡充する方針である。具体的には、既存の「TeamViewer Remote」「TeamViewer Tensor」「TeamViewer Frontline」に加え、新たに「TeamViewer DEX(以下、DEX)」の取り扱いを開始する。DEXは、企業のIT資産の監視・分析を通じて、業務効率の向上やセキュリティ強化、コスト削減を実現するプラットフォームであり、リモート操作ソリューションと組み合わせることで、一貫した業務支援体制の構築が可能となる。DEXには、エンドポイントの可視化、自動修復、ポリシー・コンプライアンスチェック、アラート通知とインシデント管理などの機能があり、IT部門の負担軽減と業務継続性の向上が期待される。同社は、TeamViewerとの協業を通じて、今後も顧客企業の課題解決を支援し、実効性あるソリューションの提供体制を強化していく。
<AK>
2025/11/21 18:17
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 急反落、連日の25日線割れ
*18:15JST 日経平均テクニカル: 急反落、連日の25日線割れ
21日の日経平均は急反落した。取引時間中の大半を下向きの5日移動平均線の下方で推移。4営業日連続で終値が25日線を下回り、足元の売り手優勢を示唆した。終値1198.06円安と昨日の1286.24円高の同値押しに近く、売り圧力の強さが窺える。週足ではパラボリックが陰転したほか、ローソク足は3本連続陰線を引いており、調整継続リスクに留意が必要となろう。
<CS>
2025/11/21 18:15
注目トピックス 外国株
21日の香港市場概況:香港市場は大幅安
*18:13JST 21日の香港市場概況:香港市場は大幅安
21日の香港市場は大幅安。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比615.55ポイント(2.38%)安の25220.02ポイントと大幅下落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は223.56ポイント(2.45%)安の8919.78ポイントで引けた。ハンセン指数の構成銘柄では4が上昇、83が下落、変わらずは1で大部分の銘柄が値下がり。人工知能(AI)産業の過剰投資や関連銘柄の割高感などに対する懸念は消えていないため、午後の取引でも20日の米国株安に対するネガティブな反応がみられた。米追加利下げ観測は後退し、中国の金融緩和への期待がやや低下していることも株式相場を圧迫したようだ。ハンセン指数の構成銘柄では、香港リート(不動産投資信託)の領展房地産投資信託基金(823/HK)が7.5%安、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が8.6%安。セクター別では、半導体弱含み。ASMPT(522/HK)が6.1%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.4%安。値上り銘柄では龍湖集団(960/HK)が1.4%高、小米集団(1810/HK)が1.0%高でこの日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/21 18:13
注目トピックス 外国株
21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
*18:03JST 21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比96.16ポイント(2.45%)安の3834.89ポイントと続落。人工知能(AI)産業の過剰投資や関連銘柄の割高感などに対する懸念は消えていないため、20日の米国株安に対するネガティブな反応がみられた。米追加利下げ観測は後退し、中国の金融緩和への期待がやや低下していることも株式相場を圧迫したようだ。業種別では、非鉄金属株が弱含み。西蔵珠峰資源(600338/SH)がストップ安、雲南省貴金属新材料HD(600459/SH)が8.6%安、四川宏達(600331/SH)が7.6%安。一方、造船株は強含み。中船海洋与防務装備(600685/SH)は6.4%高、江蘇亜星錨鏈(601890/SH)は3.4%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.48ポイント(1.76%)安の249.45ポイント、深センB株指数が22.60ポイント(1.73%)安の1280.37ポイントで21日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/21 18:03
みんかぶニュース 市況・概況
来週の株式相場に向けて=「エヌビディア」安で内需株復活か、仮想通貨下落も無視できず
21日の東京市場で日経平均株価は前日比1198円安と急反落した。20日の1286円高をほぼ吐き出した格好だ。この乱高下を演出したのが、米国時間19日の取引終了後に発表された米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算だ。
同社の8~10月期連結純利益は前年同期比65%増となり最高益を更新した。市場予想を上回り「これ以上は望めない好内容」(アナリスト)との評価から、20日の東京市場では半導体などハイテク株を中心に急伸した。しかし、同日夜のNY市場でエヌビディア株は期待に反して3%安と下落。市場には「AIバブル崩壊か」との疑念が渦巻くなか、この日の東京市場ではアドバンテスト<6857.T>やソフトバンクグループ<9984.T>などAI・半導体関連株が軒並み安となった。
最大の関心は、エヌビディアの下落が一時的なものか、どうかだ。今後の展開に関しては「今年年初のディープシークショックの際と似たような展開となるのではないか」(市場関係者)との声がある。1~2カ月程度の調整を経て、再び最高値を更新するという見方だ。
AI関連の需要は依然として強く、エヌビディアの業績の堅調さは19日の決算発表で裏付けられた。そんななか、逆風となっているのは相場を巡る環境だ。ひとつは米利下げ期待が後退したことだ。更に、もう一つの要因として指摘されているのが、「足もとのビットコイン価格の下落も無視できないのではないか」という見方だ。テック株やビットコインなど仮想通貨に投資する資金には共通性があり、ビットコインの下落で投資家のセンチメントが悪化するなか、エヌビディアの好決算は絶好の売り場と捉えられた可能性もある。
となると、エヌビディアなどAI関連株の反騰には、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果の確認と仮想通貨価格の落ち着きが求められそうだ。10月下旬までAI関連株は急伸しただけに、いったんは一服局面も予想される。年末にかけては、この日も上昇した大成建設<1801.T>など建設株やイオン<8267.T>など小売り株、三井不動産<8801.T>など不動産株といった内需系株が見直され、TOPIX優位の展開も予想される。
来週のスケジュールでは、海外では25日に米11月消費者信頼感指数、9月卸売物価指数(PPI)、米10月米個人消費支出(PCE)物価指数、ベージュブック(米地区連銀報告)、27日は米国が感謝祭で休場。28日はブラックフライデー(年末セール開始)となる。米政府閉鎖は解除されたが、一部の経済指標の発表は変更されることもあり得る。24日にキーサイト・テクノロジー<KEYS>、ズーム・コミュニケーションズ<ZM>、25日にアナログ・デバイセズ、デル・テクノロジーズ<DELL>が決算発表を行う。
国内では、24日は勤労感謝の日の振替休日で休場。26日に10月企業向けサービス価格指数、28日に11月東京都区部消費者物価指数(CPI)、10月鉱工業生産が発表される。28日にトリケミカル研究所<4369.T>が決算発表を行う。27日にHUMAN MADE<456A.T>が新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは4万7500~5万0000円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 17:58
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況 午後5時時点、156円73~75銭のドル安・円高
日銀が21日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=156円73~75銭と前営業日比72銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=180円87~91銭と同50銭のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1540~42ドルと同0.0021ドルのユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 17:47
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
11月21日 156円73~75銭 (▼0.72)
11月20日 157円45~47銭 (△1.94)
11月19日 155円51~53銭 (△0.52)
11月18日 154円99~01銭 (△0.32)
11月17日 154円67~69銭 ( 0.00)
11月14日 154円67~69銭 (▼0.04)
11月13日 154円71~73銭 (△0.10)
11月12日 154円61~63銭 (△0.43)
11月11日 154円18~19銭 (△0.14)
11月10日 154円04~06銭 (△0.66)
11月07日 153円38~40銭 (▼0.48)
11月06日 153円86~88銭 (△0.32)
11月05日 153円54~56銭 (▼0.04)
11月04日 153円58~60銭 (▼0.72)
10月31日 154円30~32銭 (△0.87)
10月30日 153円43~45銭 (△1.38)
10月29日 152円05~07銭 (▼0.10)
10月28日 152円15~17銭 (▼0.87)
10月27日 153円02~04銭 (△0.20)
10月24日 152円82~84銭 (△0.33)
10月23日 152円49~51銭 (△0.67)
10月22日 151円82~84銭 (△0.67)
10月21日 151円15~17銭 (△0.41)
10月20日 150円74~76銭 (△1.05)
10月17日 149円69~72銭 (▼1.54)
10月16日 151円23~25銭 (▼0.01)
10月15日 151円24~26銭 (▼0.72)
10月14日 151円96~98銭 (▼0.88)
10月10日 152円84~86銭 (▼0.22)
10月09日 153円06~07銭 (△0.50)
10月08日 152円56~58銭 (△1.94)
10月07日 150円62~64銭 (△0.61)
10月06日 150円01~03銭 (△2.61)
10月03日 147円40~42銭 (△0.33)
10月02日 147円07~09銭 (▼0.04)
10月01日 147円11~12銭 (▼0.95)
09月30日 148円06~08銭 (▼0.50)
09月29日 148円56~58銭 (▼1.27)
09月26日 149円83~85銭 (△1.02)
09月25日 148円81~83銭 (△0.77)
09月24日 148円04~06銭 (▼0.07)
09月22日 148円11~13銭 (△0.19)
09月19日 147円92~95銭 (△0.81)
09月18日 147円11~13銭 (△0.45)
09月17日 146円66~68銭 (▼0.22)
09月16日 146円88~90銭 (▼0.57)
09月12日 147円45~47銭 (▼0.32)
09月11日 147円77~78銭 (△0.27)
09月10日 147円50~51銭 (△0.28)
09月09日 147円22~24銭 (▼0.30)
09月08日 147円52~53銭 (▼0.69)
09月05日 148円21~23銭 (▼0.16)
09月04日 148円37~38銭 (▼0.36)
09月03日 148円73~75銭 (△0.09)
09月02日 148円64~66銭 (△1.58)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 17:46
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇72銘柄・下落93銘柄(東証終値比)
11月21日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは191銘柄。東証終値比で上昇は72銘柄、下落は93銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は48銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは24銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は220円安と大幅安に売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の21日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4424> Amazia 605 +100( +19.8%)
2位 <2743> ピクセル 80 +8( +11.1%)
3位 <9242> メディア総研 1960 +193( +10.9%)
4位 <4570> 免疫生物研 1520 +101( +7.1%)
5位 <4936> アクシージア 435 +19( +4.6%)
6位 <4579> ラクオリア 675 +25( +3.8%)
7位 <3321> ミタチ産業 1738 +60( +3.6%)
8位 <8918> ランド 9.3 +0.3( +3.3%)
9位 <186A> アストロHD 700 +20( +2.9%)
10位 <6330> 東洋エンジ 2740 +67( +2.5%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7277> TBK 325 -30( -8.5%)
2位 <6574> コンヴァノ 113.7 -10.3( -8.3%)
3位 <4594> ブライトパス 53.6 -4.4( -7.6%)
4位 <7776> セルシード 280.7 -18.3( -6.1%)
5位 <157A> Gモンスター 810 -50( -5.8%)
6位 <7695> 交換できる 830 -34( -3.9%)
7位 <3672> オルトP 62.1 -1.9( -3.0%)
8位 <8105> BTCJPN 535.3 -14.7( -2.7%)
9位 <6740> Jディスプレ 19.6 -0.4( -2.0%)
10位 <446A> ノースサンド 1438 -29( -2.0%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9501> 東電HD 836.6 +18.7( +2.3%)
2位 <6501> 日立 4759 +49( +1.0%)
3位 <5631> 日製鋼 9040 +93( +1.0%)
4位 <2914> JT 5813 +43( +0.7%)
5位 <4307> 野村総研 6436.2 +37.2( +0.6%)
6位 <7205> 日野自 389 +2( +0.5%)
7位 <4063> 信越化 4520 +20( +0.4%)
8位 <7203> トヨタ 3110 +13.0( +0.4%)
9位 <7011> 三菱重 3871 +16( +0.4%)
10位 <7013> IHI 2690 +11.0( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6506> 安川電 3761 -35( -0.9%)
2位 <2432> ディーエヌエ 2400 -20.5( -0.8%)
3位 <4661> OLC 3048.7 -24.3( -0.8%)
4位 <3099> 三越伊勢丹 2380.5 -18.5( -0.8%)
5位 <2269> 明治HD 3156.4 -23.6( -0.7%)
6位 <9434> SB 232 -1.6( -0.7%)
7位 <8591> オリックス 4050 -27( -0.7%)
8位 <5803> フジクラ 17230 -95( -0.5%)
9位 <5802> 住友電 5670 -28( -0.5%)
10位 <9984> SBG 17010.5 -79.5( -0.5%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/11/21 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
21日香港・ハンセン指数=終値25220.02(-615.55)
21日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比615.55ポイント安の25220.02と反落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 17:27
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、日本の財政悪化懸念で円売り継続
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、日本の財政悪化懸念で円売り継続
21日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。前日の米雇用統計は強弱まちまちで、根強い年内追加利下げ観測からドル売りに振れやすい。一方、日本の円安牽制も、財政悪化懸念による円売りがドルを支えそうだ。前日発表された米9月雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を上回った一方、失業率の上昇で米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が再燃。長期金利の低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.15ドル付近から1.15ドル半ばに浮上した。ドル・円は日本の財政悪化懸念で円売りが続き、157円20銭台で下げ止まった。本日アジア市場で日本のインフレ高止まりや円安牽制で、主要通貨は円買いに押される場面があった。この後の海外市場は米国経済が注視される。前日発表の雇用統計で失業率上昇が景気減速懸念をくすぶらせる。今晩発表のPMIが低調なら、FRBの追加利下げ観測が再燃し、ドル売りが強まる可能性がある。ただ、国内では高市政権による拡張的財政政策を背景に円売りが続きやすく、投機的な円の買い戻しは限られそうだ。市場ではドル・円の160円近辺が介入水準との見方が根強く、介入への警戒感が上値を抑える半面、下値も堅いだろう。【今日の欧米市場の予定】・17:30 独・11月製造業PMI(予想:49.8、10月:49.6)・17:30 独・11月サービス業PMI(予想:54.6、10月:54.6)・18:00 ユーロ圏・11月製造業PMI(予想:49.2、10月:49.7)・18:00 ユーロ圏・11月サービス業PMI(予想:52.0、10月:52.3)・18:00 ユーロ圏・11月総合PMI(予想:52.5、10月:52.5)・18:30 英・11月製造業PMI(予想:49.2、10月:49.7)・18:30 英・11月サービス業PMI(予想:52.0、10月:52.3)・23:45 米・11月製造業PMI(予想:52.0、10月:52.5)・23:45 米・11月サービス業PMI(予想:54.6、10月:54.8)
<CS>
2025/11/21 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、夕方は157円割れ
*17:23JST 東京為替:ドル・円は軟調、夕方は157円割れ
21日の東京市場で日本の財政懸念による円売りが先行し、朝方に157円54銭まで値を上げた。その後は財務相の円安牽制で円買いが下押しする展開に。また、日経平均株価の急落で円買いが地合いを強め、夕方にかけて156円59銭まで下値を切り下げた。・ユ-ロ・円は181円65銭から180円73銭まで下落。・ユ-ロ・ドルは1.1524ドルから1.1551ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値49,251.26円、高値49,459.59円、安値48,490.03円、終値48,625.88円(前日比1,198.06円安)・17時時点:ドル・円156円60-70銭、ユ-ロ・円180円90-00銭【要人発言】・高市首相「経済対策の財源、税収の上振れをなど活用し、不足の部分は国債発行で賄う」「物価高対応や強い経済・外交、安全保障の実現に対し一定の方向性を示した」「いかなる事態が存立危機事態に該当するか政府が総合的に判断」「習国家主席と戦略的互恵関係の推進の方向性を確認、考えに一切変わりない」「経済対策では、財政の持続可能性に十分配慮」「経済対策規模は真水で21.3兆円程度を見込む」「補正後の国債発行額は昨年度の42.1兆円を下回る見込み」「政府債務残高の対GDP比を引き下げ財政の持続可能性を実現、市場の信認確保」・ベッセント米財務長官「FRBは利下げサイクルを継続すべき」「FRBはデータを考慮するべき」「FRBから多くのシグナルが発信され、一部は混乱を招いている」・ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁「12月FOMCでの政策決定、慎重にアプローチ」「これまでの利下げは妥当、利下げ重ねるごとに次回のハードル高まる」「インフレに上振れリスク、雇用に下振れリスク 金融政策に慎重な舵取りを」「依然としてインフレより労働市場にやや懸念」・ミランFRB理事「政策金利を中立水準に近づける必要がある」・片山財務相「足元の動きは一方的、急激で憂慮している」「過度な変動や無秩序な動きには、必要に応じて適切に対応」「為替介入も当然考えられる」・植田日銀総裁「円安進行は消費者物価の押し上げ要因になる」「円安は予想物価を通じて基調的な物価上昇率への影響にも留意」【経済指標】・日・10月全国消費者物価コア指数:前年比+3.0%(予想:+3.0%、9月:2.9%)・日・10月貿易収支:-2318億円(予想:-2842億円、9月:-2374億円)・英・10月小売売上高:前月比-1.1%(予想:-0.2%、9月:+0.5%→+0.7%)
<TY>
2025/11/21 17:23
みんかぶニュース 為替・FX
来週の為替相場見通し=介入を警戒しながらの展開
来週のドル円相場は、日本政府・日銀による為替介入を警戒しながらの展開となりそうで、連休中に介入が行われる可能性があることには注意したい。予想レンジは1ドル=154円50銭~158円50銭。
高市早苗政権は21日の臨時閣議で21.3兆円規模の総合経済対策を決めたが、財政悪化懸念が依然としてくすぶっていることから為替は円安方向に振れやすいだろう。ただ、20日のニューヨーク市場で一時157円90銭近辺と約10カ月ぶりの水準をつけたことで、為替介入が意識されやすい。市場では通貨当局の一挙手一投足に注目が集まっており、高市首相が新設した日本成長戦略会議のメンバーであるクレディ・アグリコル証券の会田卓司氏は20日のブルームバーグのインタビューで「1ドル=160円まで円安が進む前に為替介入が行われる可能性がある」との見解を示し、片山さつき財務相は21日の閣議後会見で為替介入の可能性について「選択肢として考えられる」と明言している。また、日銀の野口旭日銀審議委員が27日に大分県金融経済懇談会に出席する予定で、その発言内容も注目される。
一方、20日に発表された9月の米雇用統計が強弱入り乱れる内容だったことで、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げする可能性は五分五分で波乱要因となりやすい。政府閉鎖の影響で見えづらかった米経済の動向は今後、徐々に明らかになってくるが、25日公表の米9月小売売上高や26日公表の米9月耐久財受注で米景気の底堅さが示されるようだとドルが買われそうだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 17:12
グロース市況
東証グロ-ス指数は小幅続伸、朝安の後は下値の堅い展開
*16:50JST 東証グロ-ス指数は小幅続伸、朝安の後は下値の堅い展開
東証グロース市場指数 888.86 +1.23/出来高 2億7185万株/売買代金 1334億円東証グロース市場250指数 680.43 +1.14/出来高 1億5284万株/売買代金 858億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって小幅続伸。値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は254、変わらずは41。 前日20日の米株式市場でダウ平均は反落。取引開始後はエヌビディアの決算を好感した買いが市場全体に加速し、大幅高となった。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言や根強い人工知能(AI)バブル懸念を受けエヌビディアが下落に転じ相場を押し下げた。終盤にかけ、暗号資産市場の下落も売りに拍車をかけ下げ幅を拡大した。 今日のグロ-ス市場は朝安の後は下値の堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.77%高となった。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなり、また、このところの国内長期金利の上昇や日中関係の悪化も引き続き警戒材料として意識され、今日の新興市場は売りが先行した。ただ、昨日の米株式市場でハイテク株や半導体関連株が下げた流れを受け、今日は東証プライムの主力半導体関連株や人工知能(AI)関連株が売られ、投資資金は消去法的に新興市場に向かいやすかった。こうした状況から、今日の東証グロース市場指数は朝方に下げた後は下値の堅い展開となった。ただ、東京市場が明日から3連休となることもあり、積極的な買いは総じて見送られ、上値も限定的で、東証グロース市場指数は午前の中頃からは昨日の水準をはさんで一進一退の動きとなった。 個別では、全国保証<7164>と資本業務提携すると発表したMFS<196A>、株主優待制度を新設すると発表したアクシスC<9344>、10月の売上高が64.8%増と9月の47.7%増から伸び率が拡大したGENDA<9166>、1対2の株式分割とスパークス・グループ<8739>との資本業務提携を発表したフォースタ<7089>が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やMTG<7806>が上昇。値上がり率上位には、Amazia<4424>、イオレ<2334>などが顔を出した。 一方、PAI-1阻害薬RS5614の動物医薬品分野での研究に着手すると発表し前日買われ本日は反動安となったレナサイエンス<4889>、前日高値圏で長い陰線となり手仕舞い売りを誘ったアーキテクツSJ<6085>、前日大幅高の反動安となったフルッタ<2586>、25日線が上値を抑えたSchoo<264A>が下げた。時価総額上位銘柄では、サンバイオ<4592>やGNI<2160>が下落。値下がり率上位には、セルシード<7776>、ラクオリア創薬<4579>などが顔を出した。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4424|Amazia | 505| 80| 18.82| 2| 2334|イオレ | 479| 49| 11.40| 3| 438A|インフキュリオン | 1399| 135| 10.68| 4| 5587|インバウンドPF | 821| 79| 10.65| 5| 4448|kubell | 413| 35| 9.26| 6| 9467|アルファポリス | 1584| 125| 8.57| 7| 7695|交換できるくん | 864| 65| 8.14| 8| 9166|GENDA | 715| 52| 7.84| 9| 6574|コンヴァノ | 124| 9| 7.83|10| 155A|情報戦略 | 1440| 104| 7.78|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7776|セルシード | 299| -80| -21.11| 2| 264A|Schoo | 574| -97| -14.46| 3| 4579|ラクオリア創薬 | 650| -70| -9.72| 4| 6521|オキサイド | 1627| -169| -9.41| 5| 290A|Syns | 1003| -97| -8.82| 6| 6085|アキテクツSJ | 345| -28| -7.51| 7| 6613|QDレーザ | 341| -24| -6.58| 8| 153A|カウリス | 1398| -93| -6.24| 9| 2586|フルッタ | 144| -9| -5.88|10| 5590|ネットスターズ | 910| -56| -5.80|
<SK>
2025/11/21 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
テラテクノロジーは12月23日に東証スタンダード市場へ新規上場
テラテクノロジー<483A.T>は12月23日に東証スタンダード市場に新規上場する。上場に際して57万株の売り出しと、需要状況に応じて上限8万5500株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。公開価格決定日は12月15日。システム開発を幅広い分野で展開しており、要件定義からシステム設計、プログラムの製造やインフラ構築、完成したシステムのテスト、保守まで一貫して提供する。主幹事はSBI証券。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 16:50
注目トピックス 市況・概況
内需関連株に物色の矛先が向かう【クロージング】
*16:47JST 内需関連株に物色の矛先が向かう【クロージング】
21日の日経平均は大幅反落。1198.06円安の48625.88円(出来高概算33億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でエヌビディアが下落に転じた影響を受けて、前日に買われた半導体やAI関連株を中心に売りが先行した。ただ、AI関連株への過熱感が拭えないなか、投資資金はディフェンシブ性の高い内需関連株に向かった。3連休を前にした持ち高調整売りなどが次第に増え、後場中盤に向けて48490.03円まで下押し、心理的な節目の48500円を下回る場面もみられた。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、不動産、陸運、建設、保険、繊維製品など25業種が上昇。一方、非鉄金属、機械、電気機器、情報通信など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、コナミG<9766>、テルモ<4543>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、フジクラ<5803>が軟調で、この4銘柄で日経平均を約1378円程度押し下げた。前日の米国市場では、エヌビディアの好決算を受けて買いが先行して始まったものの、その後下落に転じた影響からテック株が軒並み売られ、主要株価指数は下落した。東京市場でもAI関連株を中心に売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時1300円を超えた。一方、指数寄与度の大きい半導体やAI関連株が総崩れとなるなか、不動産や繊維、小売などの内需関連株に物色の矛先が向かい、東証プライム市場全体ではセンチメント悪化にはつながらなかった。エヌビディアの好決算は短期間で消化したことを考慮すると、投資家は引き続きAI相場への警戒感を強めている証だろう。今後も巨額なAI投資が早期の業績向上につながらないのではないかとの懸念はくすぶることになり、東京市場にもマイナスの影響を及ぼすだろう。米政府機関再開で公表が延期されていた経済指標も今後随時発表されることになるが、雇用情勢の悪化、インフレ再燃など米景気に対する不透明感は拭えていない。
<CS>
2025/11/21 16:47
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 急反落、米株安を受けハイテク株中心に売り優勢 (11月21日)
日経平均株価
始値 49251.26
高値 49459.59
安値 48490.03
大引け 48625.88(前日比 -1198.06 、 -2.40% )
売買高 33億7217万株 (東証プライム概算)
売買代金 8兆9565億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は1198円安と急反落、TOPIXは小幅安にとどまる
2.前日の米市場でエヌビディアが下落し、ナスダック指数も安い
3.SBGやアドテスト、東エレクの下落響くも8割の銘柄は上昇
4.フジクラや古河電、三菱重、JX金属などは売り先行の展開に
5.ソニーGやサンリオ、イオン、ファストリ、三井不が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比386ドル安と反落した。利下げ期待後退やAIバブルへの警戒感から売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反落。前日の米株安を受け、AI・半導体関連などハイテク株に売りが流入した。ただ、内需株は底堅く、プライム市場に上場する8割の銘柄が上昇した。
20日の米株式市場は、NYダウが下落した。19日に好決算を発表したエヌビディアは、朝方に上昇した後は下落に転じるなかナスダック指数も大幅安となった。これを受けた東京市場も売り先行でスタート。AI・半導体関連などハイテク株を中心に売りが膨らんだ。指数寄与度の高いソフトバンクグループ<9984>とアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>の3銘柄で日経平均を1300円強押し下げた。防衛や非鉄株なども安い。一方で不動産や建設、小売りなどは堅調。割安な内需株には見直し買いが入り、TOPIXは小幅安にとどまった。
個別銘柄では、キオクシアホールディングス<285A>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>が安く、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>が下落した。三菱重工業<7011>やIHI<7013>、三井E&S<7003>が軟調。三井金属<5706>やJX金属<5016>が値を下げ、日立製作所<6501>や東京電力ホールディングス<9501>が軟調だった。
半面、ソニーグループ<6758>やサンリオ<8136>が高く、リクルートホールディングス<6098>やKDDI<9433>が堅調。イオン<8267>やファーストリテイリング<9983>が値を上げた。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が買われ、三井住友フィナンシャルグループ<8316>や第一三共<4568>、三井不動産<8801>が上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はコナミG <9766>、テルモ <4543>、KDDI <9433>、ファストリ <9983>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約88円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>、イビデン <4062>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約1418円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)不動産業、(2)陸運業、(3)建設業、(4)保険業、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)機械、(3)電気機器、(4)情報・通信業、(5)石油・石炭。
■個別材料株
△MFS <196A> [東証G]
全国保証 <7164> との資本・業務提携を材料視。
△CAICAD <2315> [東証S]
子会社がJPYC決済ソリューションの提供開始。
△AIストーム <3719> [東証S]
20期ぶり復配を好感。
△ラクスル <4384> [東証P]
チームライクの子会社化を発表。
△HENNGE <4475> [東証G]
上限2.2%の自社株買いを発表。
△リベルタ <4935> [東証S]
イヤーヒーターをマクアケで先行販売へ。
△オリチェン <6380> [東証S]
定款の事業目的に「金地金の売買」など追加へ。
△サンリオ <8136> [東証P]
330万株を上限とする自社株買いを発表。
△菱地所 <8802> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価4100円に引き上げ。
△GENDA <9166> [東証G]
10月売上高65%増。
▼キオクシア <285A> [東証P]
米サンディスクが20%超の株価下落に。
▼豊田合 <7282> [東証P]
株式売り出し決議で需給悪化懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ユニチカ <3103>、(2)Lドリンク <2585>、(3)サイボウズ <4776>、(4)北里 <368A>、(5)ファインデ <3649>、(6)朝日インテク <7747>、(7)アズーム <3496>、(8)エムスリー <2413>、(9)テクマト <3762>、(10)IBJ <6071>。
値下がり率上位10傑は(1)トーメンデバ <2737>、(2)三井金属 <5706>、(3)アドテスト <6857>、(4)キオクシア <285A>、(5)TOWA <6315>、(6)SBG <9984>、(7)住友電 <5802>、(8)古河電 <5801>、(9)エンプラス <6961>、(10)イビデン <4062>。
【大引け】
日経平均は前日比1198.06円(2.40%)安の4万8625.88円。TOPIXは前日比1.84(0.06%)安の3297.73。出来高は概算で33億7217万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1317、値下がり銘柄数は273となった。東証グロース250指数は680.43ポイント(1.14ポイント高)。
[2025年11月21日]
株探ニュース
2025/11/21 16:43
みんかぶニュース 市況・概況
パワーエックスは12月19日に東証グロース市場へ新規上場
パワーエックス<485A.T>は12月19日に東証グロース市場へ新規上場する。上場に際して416万6700株の公募と422万1600株の売り出し、需要状況に応じて上限125万8200株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。公開価格決定日は12月10日。自社開発の蓄電システムの販売や運用管理システムの提供、保守・メンテナンスを行うBESS事業、超急速EV充電器の販売やEVユーザー向け充電サービスの運営に取り組むEVCS事業などを展開している。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券及びSMBC日興証券。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 16:43
注目トピックス 市況・概況
日経VI:大幅に上昇、警戒感強まり40を上回る場面も
*16:35JST 日経VI:大幅に上昇、警戒感強まり40を上回る場面も
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+7.42(上昇率24.87%)の37.25と大幅に上昇した。なお、高値は41.01、安値は31.95。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は大幅に下落して始まった。昨日の東京市場で株価が大幅高となり市場で楽観ムードが広がった反動もあり、今日は警戒感が高まりやすかった。こうした中、取引開始後も日経225先物の戻りが限定的で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を大幅に上回って推移し、40を超える場面もあった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/11/21 16:35
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約1093円分押し下げ
*16:34JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約1093円分押し下げ
21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり163銘柄、値下がり62銘柄、変わらず0銘柄となった。前日20日の米国株式市場は軟調に推移。エヌビディアの決算を好感し投資家心理が改善した。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言で利下げ期待がさらに後退したほか、根強い人工知能(AI)バブル懸念を受けエヌビディアが下落に転じ相場を押し下げた。米株市場を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始。寄付き直後は下げ幅を広げる展開となったが、早々に下げ渋る動きを見せた。ただ、下げ幅を縮小する動きは限定的で、終日マイナス圏でもみ合う展開となった。日経平均は昨日1300円近く上昇し、一昨日までの4日続落による下げ幅の3分の2戻しをクリアしたことから、短期調整は完了したとの見方もあったが、半導体やAI(人工知能)関連株は手掛けにくかった。また、国内長期金利上昇や日中関係悪化も引き続き警戒材料となった。そのほか、TOPIX(東証株価指数)は売り先行も前日終値付近でもみ合う展開となり、一時プラス圏にも浮上していた。プライム市場では幅広い銘柄が上昇しており、割安感のある大型株や内需関連株に資金流入が継続した。大引けの日経平均は前営業日比1198.06円安の48625.88円となった。東証プライム市場の売買高は33億7217万株、売買代金は8兆9565億円だった。業種別では、非鉄金属、機械、電気機器などが下落した一方で、不動産業、陸運業、建設業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は81.7%、対して値下がり銘柄は16.9%となっている。値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約673円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、東エレク<8035>、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、TDK<6762>、住友電工<5802>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはコナミG<9766>となり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、京セラ<6971>、信越化<4063>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 48625.88(-1198.06)値上がり銘柄数 163(寄与度+431.04)値下がり銘柄数 62(寄与度-1629.10)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9766> コナミG 24160 710 23.73<4543> テルモ 2460 71 18.99<9433> KDDI 2718.5 43.5 17.45<9983> ファーストリテ 54800 180 14.44<2413> エムスリー 2635 170 13.64<6971> 京セラ 2079 42 11.23<4063> 信越化 4500 66 11.03<7832> バンナムHD 4544 107 10.73<7733> オリンパス 2071.5 78.5 10.50<7269> スズキ 2358 75 10.03<8766> 東京海上HD 5541 191 9.58<4519> 中外製薬 8368 90 9.02<9843> ニトリHD 2691.5 106.5 8.90<7203> トヨタ自動車 3097 53 8.86<4307> 野村総合研究所 6399 247 8.26<2801> キッコーマン 1438.5 48.5 8.11<9735> セコム 5479 121 8.09<4578> 大塚HD 8567 235 7.86<4901> 富士フイルム 3306 78 7.82<6758> ソニーG 4507 46 7.69○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 18315 -2520 -673.86<9984> ソフトバンクG 17090 -2090 -419.16<8035> 東エレク 30180 -2320 -232.64<5803> フジクラ 17325 -1565 -52.31<4062> イビデン 11330 -1205 -40.28<6762> TDK 2413.5 -77 -38.61<5802> 住友電気工業 5698 -690 -23.06<6146> ディスコ 43930 -3340 -22.33<6920> レーザーテック 26515 -1440 -19.25<6954> ファナック 4814 -80 -13.37<7011> 三菱重工業 3855 -265 -8.86<5706> 三井金属鉱業 18290 -2560 -8.56<7735> SCREEN 12405 -555 -7.42<5631> 日本製鋼所 8947 -832 -5.56<6501> 日立製作所 4710 -165 -5.52<5713> 住友金属鉱山 4721 -224 -3.74<6526> ソシオネクスト 2073 -111.5 -3.73<6981> 村田製作所 3033 -45 -3.61<6976> 太陽誘電 3160 -104 -3.48<5801> 古河電気工業 8865 -1030 -3.44
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2025/11/21 16:34
みんかぶニュース 市況・概況
21日中国・上海総合指数=終値3834.8908(-96.1604)
21日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比96.1604ポイント安の3834.8908と続落。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/21 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1019銘柄・下落1893銘柄(東証終値比)
11月21日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2973銘柄。東証終値比で上昇は1019銘柄、下落は1893銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが133銘柄、値下がりは89銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は100円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の21日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8630> SOMPO 5600 +572( +11.4%)
2位 <2438> アスカネット 360 +25( +7.5%)
3位 <8918> ランド 9.3 +0.3( +3.3%)
4位 <9501> 東電HD 845 +27.1( +3.3%)
5位 <3321> ミタチ産業 1730 +52( +3.1%)
6位 <5706> 三井金属 18770 +480( +2.6%)
7位 <6054> リブセンス 120.9 +2.9( +2.5%)
8位 <2370> メディネット 33.8 +0.8( +2.4%)
9位 <5036> JBS 1420 +33( +2.4%)
10位 <4881> ファンペップ 86.8 +1.8( +2.1%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <2153> E・JHD 1300 -362( -21.8%)
2位 <2814> 佐藤食品 2500 -585( -19.0%)
3位 <8061> 西華産 1850 -372( -16.7%)
4位 <6574> コンヴァノ 109 -15( -12.1%)
5位 <8963> INV 58500 -6600( -10.1%)
6位 <157A> Gモンスター 830.1 -29.9( -3.5%)
7位 <9816> ストライダズ 336 -11( -3.2%)
8位 <8894> レボリュー 59.2 -1.8( -3.0%)
9位 <5134> POPER 924.1 -27.9( -2.9%)
10位 <6307> サンセイ 554 -16( -2.8%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8630> SOMPO 5600 +572( +11.4%)
2位 <9501> 東電HD 845 +27.1( +3.3%)
3位 <5706> 三井金属 18770 +480( +2.6%)
4位 <8031> 三井物 4032.9 +44.9( +1.1%)
5位 <8015> 豊田通商 4765.1 +39.1( +0.8%)
6位 <6178> 日本郵政 1461.6 +11.6( +0.8%)
7位 <9503> 関西電 2560.6 +18.1( +0.7%)
8位 <3402> 東レ 1024.6 +7.1( +0.7%)
9位 <6762> TDK 2429.6 +16.1( +0.7%)
10位 <8035> 東エレク 30380.1 +200.1( +0.7%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7832> バンナムHD 4475 -69( -1.5%)
2位 <9020> JR東日本 3912.1 -49.9( -1.3%)
3位 <8591> オリックス 4047.1 -29.9( -0.7%)
4位 <9434> SB 231.9 -1.7( -0.7%)
5位 <9005> 東急 1809.1 -12.9( -0.7%)
6位 <6701> NEC 6031 -43( -0.7%)
7位 <7272> ヤマハ発 1110 -7.5( -0.7%)
8位 <7911> TOPPAN 4091.9 -26.1( -0.6%)
9位 <2801> キッコマン 1429.9 -8.6( -0.6%)
10位 <4755> 楽天グループ 925.1 -5.4( -0.6%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/11/21 16:33
注目トピックス 日本株
タウンズ:2026年6月期第1四半期決算を受けてのアナリストコメント
*16:30JST タウンズ:2026年6月期第1四半期決算を受けてのアナリストコメント
タウンズ<197A>・2026年6月期第1四半期は売上高で前期比63.1%減の2,368百万円、営業利益で同85.4%減の547百万円と大幅減収減益となった。同社は高い製品競争力、再現性のある開発を可能にする強固な開発体制、効率的な販売体制に強みを持つ。特に、販売においては塩野義製薬との協働(コ・プロ)で感染症対策において「予防→検査→治療」まで一気通貫のソリューションを提供し、ロシュとの販売提携(コ・マーケ)も稼働しており、主要呼吸器感染症の医療機関向け国内抗原検査キット市場におけるシェアでは、インフルエンザ、アデノウィルス、新型コロナで引き続きシェア1位、新型コロナ/インフルエンザコンボでもシェア3位を獲得している。ただ、第1四半期は新型コロナ、インフルエンザともに流行規模が大幅に縮小している。・2026年6月期予想は売上高で前期比11.5%増の20,769百万円、営業利益で同0.7%増の8,323百万円。市中在庫の消化局面が解消し、インフルエンザは例年より早い9月下旬から流行期入りし、これに伴って足元の抗原検査キットの需要は増加しているため、予想が据え置かれている。なお、インフルエンザは東京都の定点観測値は11月13日報道で29を超えており、一般的に流行入りの目安とされる1、注意報入りの10を超え、警報入りの30に迫っている。また、日本においては通説として隔年で流行すると言われるB型(昨シーズンは流行らず、その前年は流行)についても、今夏は南半球で一定の流行を見せており、日本においてもB型感染者が一定程度確認されつつあることから、年内はA型、年明けからB型が流行して長期間のインフルエンザ流行となる可能性が相応にあり、そうなれば、一昨シーズンと同じパターンとなる。また、改良品の今期中の投入を控えるコンボのシェアが21%から19%へ2ptほど落ちたことはある程度想定内。改良品が今期中に投入されるというスケジュールも現時点では不変であるが、改良品については感染症の冬のピークを過ぎてからの投入予定となるため、今期業績への貢献は計画上ほとんど織り込んでいなかったことに留意したい。コロナについても定点1(全国平均)を下回らずに持続的な流行を見せており、インフルエンザの流行と長く重複すればコンボの出荷数が伸びていくシナリオとなる。・2030年6月期を最終年度とする中計は、売上高がCAGR+10.0%の30,700百万円、営業利益が同+9.5%増の12,980百万円、ROE25%以上、28円を起点とする累進配当を導入が目標となる。累進が掲げられた配当は、年間の額こそ変わらないものの、第2四半期末6円、期末22円から、第2四半期末14円、期末14円に変更された。・栄研化学<4549>のPERは19.7倍、配当利回り2.58%、ROE5.0%に対して、タウンズのそれは5.8倍、5.67%、40.7%であり、株価で2~3倍でも釣り合う。中計最終年度でのPERは3.7倍となり、市場平均15倍まで買われると株価は4倍となる。今回のように業績が大きく振れるのは懸念材料であり、それを許容しない投資家が売ったのだろうが、その分だけ配当が高く、株価の反応は過剰に見える。現状、累進配当が謳われている配当利回りは6%近い。
<HM>
2025/11/21 16:30