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みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (4日大引け後 発表分)
○ハイレックス <7279> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.1%にあたる80万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月4日から26年3月31日まで。
[2025年7月4日]
株探ニュース
2025/07/04 19:20
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、144円29銭まで値下がり
*18:30JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、144円29銭まで値下がり
4日のロンドン外為市場は米国市場が休場となるため、やや動意薄。ドルは上げ渋っており、米ドル・円は144円42銭から144円29銭まで値下がり。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1768ドルから1.1777ドルまで値上り。ユーロ・円は、170円01銭から169円90銭まで値を下げた。ポンド・ドルは弱含み、1.3667ドルから1.3652ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは弱含み、0.7942フランから0.7931フランで推移。[経済指標]・ユーロ圏・5月生産者物価指数:前年比+0.3%(予想:+0.3%)[要人発言]・フランス中央銀行総裁「現在のECBは金利、インフレに関して適切な状況」
<MK>
2025/07/04 18:30
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 小幅続伸、5日線下降も大勢上昇
*18:15JST 日経平均テクニカル: 小幅続伸、5日線下降も大勢上昇
4日の日経平均は小幅に続伸した。昨日23.42円高に続いて本日24.98円高と上げ幅は小さく、4万円手前での上値の重さを再確認する形となった。ローソク足は日足、週足ともに陰線で終了。株価上方の5日移動平均線が下向きに転じたこともあり、足元では売り圧力がやや優勢とみられる。もっとも株価下方では25日線や13週線が上向きをキープし、三役好転の強気形状が続く一目均衡表でも転換線が上向いており、大勢ではアップトレンドが維持されている模様だ。
<CS>
2025/07/04 18:15
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況 午後5時時点、144円40~41銭のドル高・円安
日銀が4日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=144円40~41銭と前日に比べ54銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=169円95~99銭と同19銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1769~70ドルと同0.0031ドルのユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:54
みんかぶニュース 市況・概況
日銀為替市況 午後5時時点、144円40~41銭のドル高・円安
日銀が4日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=144円40~41銭と前日に比べ54銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=169円95~99銭と同19銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1769~70ドルと同0.0031ドルのユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:54
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
07月04日 144円40~41銭 (△0.54)
07月03日 143円86~88銭 (▼0.03)
07月02日 143円89~91銭 (△0.82)
07月01日 143円07~09銭 (▼1.05)
06月30日 144円12~14銭 (▼0.35)
06月27日 144円47~49銭 (△0.42)
06月26日 144円05~07銭 (▼1.25)
06月25日 145円30~33銭 ( 0.00)
06月24日 145円30~32銭 (▼2.02)
06月23日 147円32~34銭 (△1.92)
06月20日 145円40~42銭 (△0.01)
06月19日 145円39~41銭 (△0.45)
06月18日 144円94~96銭 (△0.41)
06月17日 144円53~55銭 (△0.36)
06月16日 144円17~20銭 (△0.38)
06月13日 143円79~80銭 (▼0.08)
06月12日 143円87~88銭 (▼1.25)
06月11日 145円12~14銭 (△0.38)
06月10日 144円74~76銭 (△0.62)
06月09日 144円12~14銭 (△0.22)
06月06日 143円90~92銭 (△0.56)
06月05日 143円34~36銭 (▼0.74)
06月04日 144円08~10銭 (△1.26)
06月03日 142円82~84銭 (▼0.08)
06月02日 142円90~91銭 (▼1.13)
05月30日 144円03~05銭 (▼1.23)
05月29日 145円26~28銭 (△1.12)
05月28日 144円14~16銭 (△0.41)
05月27日 143円73~75銭 (△0.85)
05月26日 142円88~91銭 (▼0.43)
05月23日 143円31~32銭 (△0.27)
05月22日 143円04~06銭 (▼0.84)
05月21日 143円88~90銭 (▼0.24)
05月20日 144円12~14銭 (▼0.72)
05月19日 144円84~86銭 (▼0.40)
05月16日 145円24~25銭 (▼0.64)
05月15日 145円88~90銭 (▼1.10)
05月14日 146円98~99銭 (▼0.87)
05月13日 147円85~87銭 (▼0.06)
05月12日 147円91~93銭 (△2.76)
05月09日 145円15~17銭 (△0.84)
05月08日 144円31~33銭 (△1.13)
05月07日 143円18~20銭 (▼1.95)
05月02日 145円13~15銭 (△0.77)
05月01日 144円36~38銭 (△1.57)
04月30日 142円79~82銭 (▼0.82)
04月28日 143円61~63銭 (△0.22)
04月25日 143円39~41銭 (△0.82)
04月24日 142円57~59銭 (△0.71)
04月23日 141円86~88銭 (△1.58)
04月22日 140円28~30銭 (▼0.27)
04月21日 140円55~57銭 (▼1.84)
04月18日 142円39~40銭 (▼0.50)
04月17日 142円89~91銭 (△0.79)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:53
みんかぶニュース 市況・概況
来週の株式相場に向けて=日米関税交渉の行方を注視、米株高が緩衝役を果たすか
4日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比24円高の3万9810円と小幅続伸した。寄り付き直後に4万12円まで値を上げたが、その後は上値の重い展開が続いた。
市場の関心は、日米関税交渉の行方に向かっている。今月9日が上乗せ関税の一時停止期限でありタイムリミットとして注目されてきたが、米国は「関税交渉を行っている10~12カ国に関税率を通知する書簡の送付を4日から開始する」とも報じられた。このため状況次第では、週明けには対日関税の税率が明らかになる可能性もある。トランプ米大統領は対日相互関税の税率を30%や35%に上げることも示唆しているが、「関税率などが実際にどの程度になるかによるものの、相場は厳しい内容をある程度は織り込んでいるかもしれない」(アナリスト)とみる声も出ている。
日本の代表的な輸出産業である自動車だが、そのトップであるトヨタ自動車<7203.T>の株価は、5月の戻り高値からの下げは一定水準にとどまっている。「トヨタは米国の現地生産を進め、海外販売先も分散が進んでいるだけにトランプ関税による影響は、ある程度計算できるのではないか」(同)ともいう。もちろん、自動車メーカーにより影響は異なるが、市場には「うまくいけば米関税率がはっきりすることで、いったんは悪材料出尽くし感が出る可能性もある」と期待する声も出ている。
また、NYダウやナスダック指数が強含みで推移していることも追い風となり、「トランプ関税ショック」の緩衝材に働くことも期待されている。いずれにせよ、来週はトランプ関税が佳境を迎えることも予想され相場を左右しそうだ。
上記以外のスケジュールでは、海外では9日に中国6月消費者物価指数(CPI)、6月17~18日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。国内では7日に5月毎月勤労統計調査、8日に6月景気ウォッチャー調査、9日に6月工作機械受注、10日に6月国内企業物価指数、6月都心オフィス空室率、11日は株価指数オプションのSQ(特別清算指数)を迎える。
7日にウェザーニューズ<4825.T>、トーセイ<8923.T>、8日に吉野家ホールディングス<9861.T>、ライフコーポレーション<8194.T>、9日にエービーシー・マート<2670.T>、サイゼリヤ<7581.T>、10日にファーストリテイリング<9983.T>、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>、11日にイオン<8267.T>、良品計画<7453.T>が決算発表を行う。来週の日経平均株価の予想レンジは3万9300~4万300円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:45
みんかぶニュース 個別・材料
アスクルの26年5月期は最終27%減益計画、中期計画も発表
アスクル<2678.T>は4日の取引終了後、25年5月期の連結決算発表にあわせ、26年5月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比3.9%増の5000億円、最終利益は同27.2%減の66億円の見込み。基幹システムに関する償却の開始や一過性コストの影響で減益を見込む。あわせて中期経営計画を開示。29年5月期に売上高を5400億~6000億円(25年5月期実績4811億円)に伸ばし、営業利益率を3.7%~5.0%(同2.9%)、ROE(自己資本利益率)を15.0~20.0%(同11.6%)に高める目標を掲げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:43
みんかぶニュース 市況・概況
サーキュに対しパークシャが1株901円でTOB実施へ◇
PKSHA Technology<3993.T>は4日の取引終了後、サーキュレーション<7379.T>に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株901円で、完全子会社化を目的とする。
買付予定数の下限は482万4200株で、上限は設定しない。TOB成立後、所定の手続きを経て、サーキュは上場廃止となる見込み。買付期間は7日から8月19日まで。パークシャはサーキュとAI技術の活用やプロ人材の最適マッチングなど、顧客企業への提供価値最大化を共同で進めてきたが、相乗効果の更なる発揮につなげる。サーキュはTOBに対し、賛同の意見を表明した。東京証券取引所は4日、サーキュの株式を監理銘柄(確認中)に指定した。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:42
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇63銘柄・下落107銘柄(東証終値比)
7月4日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは199銘柄。東証終値比で上昇は63銘柄、下落は107銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は37銘柄。うち値上がりが8銘柄、値下がりは23銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は102円安と売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の4日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6734> ニューテック 2042 +400( +24.4%)
2位 <3905> データセク 2386 +400( +20.1%)
3位 <7603> マックハウス 393.9 +57.9( +17.2%)
4位 <4594> ブライトパス 92.9 +10.9( +13.3%)
5位 <4316> ビーマップ 505.3 +56.3( +12.5%)
6位 <2830> アヲハタ 3451 +301( +9.6%)
7位 <8105> 堀田丸正 54 +3( +5.9%)
8位 <378A> ヒット 2789.5 +123.5( +4.6%)
9位 <8918> ランド 9.4 +0.4( +4.4%)
10位 <288A> ラクサス 184 +7( +4.0%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9972> アルテック 232.2 -40.8( -14.9%)
2位 <5884> クラダシ 375 -49( -11.6%)
3位 <3321> ミタチ産業 1206 -82( -6.4%)
4位 <7694> いつも 803.9 -41.1( -4.9%)
5位 <2678> アスクル 1492 -73( -4.7%)
6位 <9973> KOZOHD 28.9 -1.1( -3.7%)
7位 <5900> ダイケン 839 -31( -3.6%)
8位 <6506> 安川電 3043 -112.0( -3.5%)
9位 <6993> 大黒屋 53.1 -1.9( -3.5%)
10位 <3377> バイク王 420.1 -14.9( -3.4%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6146> ディスコ 40850 +300( +0.7%)
2位 <3382> セブン&アイ 2259 +10.0( +0.4%)
3位 <8725> MS&AD 3132 +12.0( +0.4%)
4位 <4755> 楽天グループ 775 +2.0( +0.3%)
5位 <8035> 東エレク 27225 +50( +0.2%)
6位 <9432> NTT 154.1 +0.2( +0.1%)
7位 <7453> 良品計画 6925 +5( +0.1%)
8位 <4751> サイバー 1545.1 +0.1( +0.0%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6506> 安川電 3043 -112.0( -3.5%)
2位 <6702> 富士通 3406 -49.0( -1.4%)
3位 <3436> SUMCO 1111 -7.5( -0.7%)
4位 <2432> ディーエヌエ 2410 -15.0( -0.6%)
5位 <7269> スズキ 1647.5 -9.5( -0.6%)
6位 <6503> 三菱電 3070.1 -14.9( -0.5%)
7位 <6857> アドテスト 10630 -45( -0.4%)
8位 <1605> INPEX 2045 -8.5( -0.4%)
9位 <9501> 東電HD 538.8 -2.2( -0.4%)
10位 <8591> オリックス 3294 -12.0( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/07/04 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
4日香港・ハンセン指数=終値23916.06(-153.88)
4日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比153.88ポイント安の23916.06と続落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:31
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し: 米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
*17:25JST 欧米為替見通し: 米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
4日の欧米外為市場では、米国が独立記念日の祝日となるため、米国市場は休場となる。このため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。ただ、米国の7月利下げ観測は大幅に後退しており、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いは抑制されるとみられる。トランプ米大統領の減税・歳出法案が7月3日に米議会を通過した。下院の共和党議員が可決した法案は2017年のトランプ減税の延長、国境警備と軍事費の増額、メディケアとメディケイドの大幅削減を盛り込んでいる。減税・歳出法案の一環として、米政府の債務上限は現行の36.1兆ドルから5兆ドル引き上げられた。市場参加者の間からは「法案成立によって今後10年間で米国債務は3.4兆ドル程度増える」との声が聞かれている。なお、米議会予算局(CBO)の試算によると、今回の法案で税収は4.5兆ドル減少し、歳出は1.2兆ドル削減されるため、今後10年間で連邦医療保険を失う人は1000万人以上となる可能性があると想定されている。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・5月生産者物価指数(予想:前年比+0.3%、4月:+0.7%)
<CS>
2025/07/04 17:25
みんかぶニュース 市況・概況
ミタチ産業は今期増収減益へ、デンソーへの半導体販売で前期好決算も◇
ミタチ産業<3321.T>はこの日の取引終了後、26年5月期連結業績予想について売上高を前期比1.9%増の1000億円、営業利益を同6.9%減の20億円と発表した。前期から一転減益となる見通しを示した。
配当予想は前期比据え置きの60円とした。同時に発表した25年5月期決算は売上高が前の期比2.5倍の981億7600万円、営業利益が同35.0%増の21億4800万円だった。前期に開始した東芝デバイス&ストレージ(川崎市幸区)から販売商流の移管を受けたデンソー<6902.T>への半導体の販売により業績が大きく伸びた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:09
みんかぶニュース 為替・FX
来週の為替相場見通し=関税交渉の行方に視線集中
来週のドル円相場は、トランプ米大統領が設定した相互関税上乗せ分の一時停止期限を9日に控えるなか神経質な展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=143円00銭~146円00銭。
トランプ氏は4日、関税交渉を行っている10~12カ国・地域に関税率を通知する書簡の送付を開始すると発表した。「関税率は60〜70%から10〜20%の範囲になるだろう」と述べているが、どの国・地域がどのような税率になるのか、また特定の品目に他より高い税率が適用されるのかについては詳細を明らかにしていない。日本を含め主要貿易相手国・地域と、どう折り合いをつけていくのかが焦点となる。
また、今後の米金融政策を占ううえで、9日に公表される6月17~18日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への注目度も高い。3日発表の米6月雇用統計が良好な内容だったことから米早期利下げ観測はやや後退しているが、議論の内容次第では相場が大きく振れる場面があるだろう。国内では参院選を控えて拡張的な財政政策が意識されやすく、国内金利の上昇が円高につながる可能性にも注意しておきたい。
なお、来週に海外で発表される主な経済指標は、7日に5月のユーロ圏小売売上高と5月のドイツ鉱工業生産、9日に6月の中国消費者物価指数(CPI)と5月の米卸売売上高、10日に前週分の米新規失業保険申請件数、11日に6月のドイツCPI改定値と5月の英鉱工業生産など。国内では7日に5月の毎月勤労統計調査、8日に5月の経常収支、10日に6月の国内企業物価指数が公表される。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 17:04
みんかぶニュース 個別・材料
JINSHDの6月既存店売上高は29カ月連続前年上回る
ジンズホールディングス<3046.T>がこの日の取引終了後、6月度の月次売上状況(速報)を発表しており、国内アイウェアショップの既存店売上高は前年同月比8.6%増と29カ月連続で前年実績を上回った。
継続的なキャンペーン活動により高単価商品の販売が好調に推移したことに加えて、気温の上昇に伴いサマーシーズンに向けた季節性商品が売り上げを牽引した。なお、全店売上高は同13.3%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 16:48
グロース市況
東証グロ-ス指数は小幅に4日ぶり反発、買い一巡後は上値の重い展開
*16:46JST 東証グロ-ス指数は小幅に4日ぶり反発、買い一巡後は上値の重い展開
東証グロース市場指数 918.51 +2.15/出来高 3億9464万株/売買代金 2063億円東証グロース市場250指数 710.59 +0.88/出来高 1億6458万株/売買代金 1373億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって小幅に4日ぶり反発。値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は293、変わらずは39。 前日3日の米株式市場でダウ平均は反発。雇用統計が予想外に強まったことを好感し、買いが先行した。通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待も株価支援要因となり、独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新した。 今日のグロ-ス市場は買いが優勢だが朝方の買い一巡後は上値の重い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.59%安となった。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、東証グロース市場指数は昨日までの3日続落で4.7%下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが新興市場で投資家心理を慎重にさせた。また、週末ということに加え、日米関税交渉の先行き不透明感が引き続き意識され、積極的な買いを手控える向きもあった。こうした状況から、今日の新興市場は朝方の買い一巡後は上値が重く、取引終盤にかけて伸び悩み、東証グロース市場指数は本日の安値で取引を終えた。 個別では、企業向けグループウェア製品「Google版rakumo」の利用料金改定を発表したrakumo<4060>、「宇宙・防衛事業準備室」を開設すると発表したビーマップ<4316>、アジア最大級の日本初となるエヌビディアB200搭載AIスーパークラスターの構築を発表したデータセク<3905>、引き続き株主優待制度新設が手掛かりとなった農業総合研究所<3541>が上げた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やライフネット<7157>が上昇。値上がり率上位には、トヨコー<341A>、Syns<290A>などが顔を出した。 一方、「エクソンヒト化マウス」を作製する技術に関する特許が日本で成立し前日人気化したが長い陰線となり本日は売りが先行したトランスGG<2342>、前日に高値更新したが長い陰線となり本日は手仕舞い売りがかさんだソフトマックス<3671>、一昨日2日の高値でひとまず達成感が広がったビープラッツ<4381>、一昨日高値で達成感広がり手仕舞い売りが継続したナイル<5618>が下げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やタイミー<215A>が下落。値下がり率上位には、エータイ<369A>、モンスターラボ<5255>などが顔を出した。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4594|ブライトパス | 82| 30| 57.69| 2| 3905|データセク | 1986| 400| 25.22| 3| 4316|ビーマップ | 449| 80| 21.68| 4| 341A|トヨコー | 2518| 376| 17.55| 5| 3777|環境フレンドリーHD | 53| 7| 15.22| 6| 290A|Syns | 1151| 110| 10.57| 7| 3541|農業総合研究所 | 410| 39| 10.51| 8| 4060|rakumo | 963| 91| 10.44| 9| 7694|いつも | 845| 75| 9.74|10| 5597|ブルーイノベ | 1726| 151| 9.59|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 2342|トランスG | 172| -17| -8.99| 2| 3671|ソフトMAX | 328| -32| -8.89| 3| 369A|エータイ | 2470| -196| -7.35| 4| 5618|ナイル | 461| -36| -7.24| 5| 5255|モンスターラボ | 168| -10| -5.62| 6| 168A|イタミアート | 1020| -60| -5.56| 7| 338A|Zenmu | 12070| -660| -5.18| 8| 4978|リプロセル | 188| -10| -5.05| 9| 198A|ポストプライム | 704| -35| -4.74|10| 281A|インフォメティス | 1024| -50| -4.66|
<SK>
2025/07/04 16:46
注目トピックス 日本株
新興市場銘柄ダイジェスト:ブルーイノベは大幅反発、ブライトパスがストップ高
*16:38JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ブルーイノベは大幅反発、ブライトパスがストップ高
<130A> VIS 567 -26反落。三菱ガス化学と核酸医薬の創出及び製造方法確立を目的とする共同研究契約を締結したと発表し、上昇して始まったが売りに押されている。今後3年間を予定する研究期間内に長鎖RNA標的に対する核酸医薬ASOの創薬に取り組み、開発候補ASO化合物の取得と製造方法の確立を目指すもので、同社は自社独自の創薬プラットフォームibVISを活用して開発候補ASO化合物の取得を、MGCは開発候補ASO化合物の製造方法の確立を担う。得られた成果物は、主にVISが権利を保有、MGCは一部を保有する。<5597> ブルーイノベ 1726 +151大幅反発。東京証券取引所(東証)が、4日売買分から信用取引の臨時措置を解除したことを好感して買いが優勢となっている。規制は信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。<4889> レナサイエンス 1887 +91大幅反発。広島大学など6医療機関と実施している「非小細胞性肺がんにおけるニボルマブとPAI-1阻害薬(RS5614)併用療法の安全性・有効性を検討する第II相試験」の登録を終了した(登録患者数36症例)ことを発表し、好材料視されている。。今後、投与期間(最大24週間)を経て、本試験の評価、データ解析の結果を治験総括報告書に纏める予定。同研究で有効性を検証できれば、非小細胞肺がんに対する新たな治療法が提案できるとしている。<9251> AB&C 942 0買い先行も、値を消す。4日の取引終了後に、25年6月の国内店舗月次営業速報を発表し、好材料視されている。国内全店舗の税抜売上高は前年比8.2%増と前年実績を上回ったが、国内既存店の税抜売上高については同0.7%減となった。ただ、直営店舗・FC店舗別国内店舗売上高については、直営店舗が13.35億円、FC店舗が16.52億円(合計29.88億円)とそれぞれ前年同月を上回り堅調さを維持している。なお、25年6月1日付で全株式を取得したestの業績数値は、同月速報には反映されていない。<7112> キューブ 489 +40大幅反発。25年6月度直営店月次売上速報を発表した。全店売上高は前年同月比108.4%と堅調な成長を維持した。記録的な高温や訪日外国人観光客数の減少といった外部環境の課題が見られたものの、フルプライス店舗における品揃えとブランド訴求力が奏功し、大型店舗が売上を牽引した。また、同社初の常設型アウトレット店舗である「御殿場プレミアム・アウトレット店」が、新規顧客獲得に加え、過去に同社商品を利用した顧客との再エンゲージメントにも貢献し、実店舗全体で前年実績を大きく上回る結果となった。<4594> ブライトパス 82 +30ストップ高、年初来高値更新。多発性骨髄腫の治療薬候補「BP2202」が米国FDAより希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)に指定された。多発性骨髄腫の年間新規罹患数は米国で約3.2万人、全世界では18万人を超え、希少疾患だが世界市場は30年には345億米ドル(5兆円)規模に達すると予測されている。今回の指定により、米国において開発費用に対する税制上の優遇措置、承認申請手数料の免除、承認取得後の7年間にわたる独占的販売権が与えられるなど、複数の開発支援・優遇措置を受ける対象となる。
<ST>
2025/07/04 16:38
注目トピックス 日本株
オンワードHD---売り優勢、第1四半期小幅増益で6月既存店はマイナス成長に
*16:36JST オンワードHD---売り優勢、第1四半期小幅増益で6月既存店はマイナス成長に
オンワードHD<8016>は売り優勢。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益53.5億円で前年同期比5.5%増となったが、据え置きの通期計画115億円、前期比133.3%増に対して、増益ペースはやや鈍いとの見方が先行。賃金アップ等の人的資本投資や、新たなDX関連投資の強化等により、経費率が上昇しているもよう。また、同時に発表した6月の月次動向も、既存店売上高が前年同月比4.9%減と、2カ月ぶりマイナスに転じている。
<ST>
2025/07/04 16:36
みんかぶニュース 市況・概況
4日中国・上海総合指数=終値3472.3192(+11.1686)
4日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比11.1686ポイント高の3472.3192と続伸。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 16:35
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、関税交渉の先行き不透明感など警戒
*16:35JST 日経VI:上昇、関税交渉の先行き不透明感など警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比+0.84(上昇率3.25%)の26.67と上昇した。なお、高値は27.08、安値は25.97。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、市場ではトランプ米政権の相互関税の上乗せ分の停止期限を9日に控え、日米関税交渉の先行き不透明感が引き続き意識された。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が方向感の定まらない動きとなったこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩まず、日経VIは昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/07/04 16:35
みんかぶニュース 個別・材料
マクドナルドの6月既存店売上高は6カ月連続前年上回る
日本マクドナルドホールディングス<2702.T>がこの日の取引終了後、6月度売上高を発表しており、既存店売上高は前年同月比3.6%増と6カ月連続で前年実績を上回った。
5月に続いて、「てりやきマックバーガー」と「てりやきチキンフィレオ」をテーマに、北海道・瀬戸内・博多それぞれのご当地食材を使用した4つの新商品を期間限定で販売したことなどが寄与した。なお、全店売上高は同5.1%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 16:34
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅続伸、アドバンテストや東エレクが2銘柄で約51円分押し上げ
*16:33JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅続伸、アドバンテストや東エレクが2銘柄で約51円分押し上げ
4日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり127銘柄、変わらず1銘柄となった。前日3日の米国株式市場は上昇。雇用統計が予想外に強まったことを好感。通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大、ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新した。好調な米株市場を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。朝方の買い一巡後は、指数は急速に上げ幅を縮小してマイナス圏に転落、その後プラス圏に浮上した。ただ、後場は再度マイナス圏に転落する場面も見られ、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。朝方に4万円台に乗せる場面がみられたが、利益確定や戻り待ちの売りも目立ち、トランプ米政権の相互関税の上乗せ分の停止期限を9日に控え、日米関税交渉の先行き不透明感が引き続き投資家心理の重石となった。また、本日の米株市場は独立記念日のため休場となるため、週末要因も相まって後場は手掛かり材料に乏しかった。大引けの日経平均は前日比24.98円高の39810.88円となった。東証プライム市場の売買高は15億5102万株、売買代金は3兆8803億円だった。業種別では、電気・ガス業、銀行業、証券・商品先物取引業などが値上がり率上位、海運業、鉄鋼、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は48.2%、対して値下がり銘柄は46.5%となっている。値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約39円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、コナミG<9766>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、中外薬<4519>、信越化<4063>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約23円押し下げた。同2位はTDK<6762>となり、京セラ<6971>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>、東京海上<8766>、HOYA<7741>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 39810.88(+24.98)値上がり銘柄数 97(寄与度+187.74)値下がり銘柄数 127(寄与度-162.76)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 10675 145 39.17<8035> 東エレク 27175 125 12.66<9766> コナミG 20510 300 10.13<9984> ソフトバンクG 10700 50 10.13<6367> ダイキン工業 17905 290 9.79<4519> 中外製薬 7125 89 9.02<4063> 信越化 4874 52 8.78<7453> 良品計画 6920 246 8.31<9433> KDDI 2485 19.5 7.90<6758> ソニーG 3688 31 5.23<6098> リクルートHD 8203 51 5.17<7735> SCREEN 12045 380 5.13<4543> テルモ 2481 15 4.05<2802> 味の素 3955 51 3.44<6861> キーエンス 57000 970 3.28<7974> 任天堂 13200 90 3.04<6702> 富士通 3455 86 2.90<9735> セコム 5252 39 2.63<6273> SMC 52160 730 2.46<4704> トレンドマイクロ 9678 72 2.43○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 47660 -290 -23.50<6762> TDK 1619 -13.5 -6.84<6971> 京セラ 1674 -24 -6.48<5803> フジクラ 7520 -185 -6.25<6146> ディスコ 40550 -900 -6.08<8766> 東京海上HD 5900 -106 -5.37<7741> HOYA 16635 -295 -4.98<7203> トヨタ自動車 2484.5 -27 -4.56<6594> ニデック 2659 -61 -3.30<6920> レーザーテック 18655 -235 -3.17<4911> 資生堂 2627 -90 -3.04<8801> 三井不動産 1378 -30 -3.04<6988> 日東電工 2713 -16.5 -2.79<8058> 三菱商事 2919.5 -27 -2.73<6526> ソシオネクスト 2678 -80 -2.70<3382> 7&iHD 2249 -24.5 -2.48<7269> スズキ 1657 -17.5 -2.36<7011> 三菱重工業 3395 -68 -2.30<4901> 富士フイルム 3080 -22 -2.23<6645> オムロン 3640 -65 -2.19
<CS>
2025/07/04 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1490銘柄・下落1022銘柄(東証終値比)
7月4日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2589銘柄。東証終値比で上昇は1490銘柄、下落は1022銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが95銘柄、値下がりは126銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は65円安と売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の4日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7603> マックハウス 430 +94( +28.0%)
2位 <6734> ニューテック 1850 +208( +12.7%)
3位 <8918> ランド 9.4 +0.4( +4.4%)
4位 <6146> ディスコ 42189 +1639( +4.0%)
5位 <6740> Jディスプレ 18.7 +0.7( +3.9%)
6位 <1757> 創建エース 11.4 +0.4( +3.6%)
7位 <6492> 岡野バ 6000 +180( +3.1%)
8位 <3802> エコミック 496 +12( +2.5%)
9位 <6347> プラコー 223 +5( +2.3%)
10位 <1718> 美樹工業 6359 +139( +2.2%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <341A> トヨコー 2228.8 -289.2( -11.5%)
2位 <8439> 東京センチュ 1480 -175.0( -10.6%)
3位 <3321> ミタチ産業 1200 -88( -6.8%)
4位 <5900> ダイケン 822.5 -47.5( -5.5%)
5位 <3672> オルトP 66.2 -3.8( -5.4%)
6位 <7975> リヒトラブ 1125 -62( -5.2%)
7位 <2678> アスクル 1496 -69( -4.4%)
8位 <6786> RVH 96 -4( -4.0%)
9位 <6506> 安川電 3057 -98.0( -3.1%)
10位 <4488> AIins 3215.5 -99.5( -3.0%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6146> ディスコ 42189 +1639( +4.0%)
2位 <9020> JR東日本 3172.8 +26.8( +0.9%)
3位 <8802> 菱地所 2711.1 +14.6( +0.5%)
4位 <7205> 日野自 378.7 +2.0( +0.5%)
5位 <8725> MS&AD 3136 +16.0( +0.5%)
6位 <9147> NXHD 3028.2 +14.2( +0.5%)
7位 <4902> コニカミノル 479.5 +2.2( +0.5%)
8位 <5411> JFE 1798 +8.0( +0.4%)
9位 <8604> 野村 937.1 +4.0( +0.4%)
10位 <6752> パナHD 1518.4 +6.4( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6506> 安川電 3057 -98.0( -3.1%)
2位 <6103> オークマ 3710.5 -19.5( -0.5%)
3位 <7201> 日産自 352.6 -1.7( -0.5%)
4位 <9009> 京成 1273.1 -5.9( -0.5%)
5位 <7951> ヤマハ 1010.9 -4.6( -0.5%)
6位 <4523> エーザイ 4111.3 -18.7( -0.5%)
7位 <7013> IHI 14638.5 -66.5( -0.5%)
8位 <8015> 豊田通商 3196.9 -14.1( -0.4%)
9位 <4704> トレンド 9636.1 -41.9( -0.4%)
10位 <4452> 花王 6325.2 -26.8( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/07/04 16:33
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:売り一巡感が強まり4日ぶりに反発
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:売り一巡感が強まり4日ぶりに反発
7月4日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt高の707pt。なお、高値は710pt、安値は703pt、日中取引高は2447枚。前日3日の米国市場のダウ平均は反発。雇用統計が予想外に強まったことを好感し、寄り付き後、上昇。通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大、ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比7pt高の708ptからスタートした。寄り付きから買い優勢で始まり、その後はもち合いの動き。前日まで3日続落したことで、売り一巡感が強まったほか、RSIやストキャスティクスの低下により、テクニカル的な買いニーズも高まった。下値サポートとして、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限が強く意識されたことで、下値買い意欲も強く、4日ぶりの反発となる707ptで本日の取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、Syns<290A>やハートシード<219A>などが上昇した。
<SK>
2025/07/04 16:30
みんかぶニュース 個別・材料
安川電が26年2月期業績予想を下方修正
安川電機<6506.T>がこの日の取引終了後、26年2月期の連結業績予想について、売上高を5500億円から5150億円(前期比4.2%減)へ、営業利益を600億円から430億円(同14.3%減)へ、純利益を465億円から330億円(同42.1%減)へ下方修正し、営業利益を増益予想から一転減益予想とした。米国の関税政策の影響により需要の先行きに不透明感が強まったとして各セグメントの売上高見通しを下方修正した。
同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高1256億4200万円(前年同期比5.1%減)、営業利益105億300万円(同5.5%減)、純利益72億9100万円(同21.5%減)だった。モーションコントロールは、受注残の正常化を進めた前年同期に比べて減収となったものの日米の需要を確実にとらえることができ、減収減益ながら想定通りに着地した。一方、ロボットは為替の影響により減収となったものの、生産稼働率の改善や内製化の効果などで増益を確保した。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/04 16:29
本日の注目個別銘柄
ナルミヤ、キユーピー、霞ヶ関キャピタルなど
<8016> オンワードHD 583 -14売り優勢。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益53.5億円で前年同期比5.5%増となったが、据え置きの通期計画115億円、前期比133.3%増に対して、増益ペースはやや鈍いとの見方が先行。賃金アップ等の人的資本投資や、新たなDX関連投資の強化等により、経費率が上昇しているもよう。また、同時に発表した6月の月次動向も、既存店売上高が前年同月比4.9%減と、2カ月ぶりマイナスに転じている。<3909> ショーケース 339 -7大幅続落。うるるの電話自動応答サービスに、オンライン本人確認/eKYCツール「ProTech ID Checker」の提供を開始したと前日に発表。「ProTech ID Checker」は、本人確認に必要な機能を低価格で提供するソリューション。この電話自動応答サービスはは日本で最も利用されている電話代行サービスで、業績インパクトなどが期待されたが、上値の重さが意識される展開に。<6469> 放電精密 1745 +89大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3.8億円で前年同期比4.9倍の大幅増益に。つれて、上半期予想は従来の2.6億円から3.2億円に上方修正している。放電加工・表面処理セグメントにおいて、環境・エネルギー分野で計画外の高付加価値アイテムの売上による影響などが生じるもよう。また、経費削減活動などの効果により全社費用も想定滋養に削減の見通しに。なお、通期計画は据え置いている。<9275> ナルミヤ 1416 -208急落。親会社であるワールドが完全子会社化に向けて株式交換を実施するとしている。同社は9月29日に上場廃止となる予定。株式交換比率は1:0.58とされており、前日のワールドの終値を基準にすると理論株価は1469円となり、前日終値に対して9.5%のディスプレミアムとなる。交換比率にサヤ寄せの動きから処分売りの動きが優勢の展開となっているようだ。<2830> アヲハタ 3150 +503ストップ高比例配分。親会社であるキユーピーが完全子会社化に向けて株式交換を実施するとしている。同社は10月30日付で上場廃止となる見込み。株式交換比率は1:0.91とされており、前日のキユーピーの終値を基準にすると理論株価は3176円となり、前日終値に対して20.0%のプレミアムとなる。交換比率にサヤ寄せの動きが先行だが、本日はキユーピーが急伸しており、理論価格もその分上昇する形に。<3549> クスリのアオキ 3974 +310大幅反発。前日に25年5月期決算を発表。営業益は266億円で前期比43.3%増となり、市場予想を15億円程度上振れた。一方、26年5月期は230億円で同13.5%減を見込み、コンセンサスを30億円程度下振れるもよう。ただ、6月の好調な月次動向からみても、計画は保守的との見方が優勢に。また、現在の自社株買いを中止し、新たに発行済み株式数の5.96%に当たる600万株、220億円を上限に実施する。<3612> ワールド 2510 -23続落。前日に第1四半期決算を発表、コア営業利益は63.3億円で前年同期比3.2%減となり、上半期2ケタ増益計画に対して低調な推移とも受け止められた。一方、子会社であるナルミヤを株式交換により完全子会社化すると発表、シナジー効果などへの期待が先行したようだ。今回、株主優待制度の拡充も発表したが、1000株以上保有株主のランクを新設するととともに、ナルミヤブランドでの利用も可能とする。<8715> アニコムHD 712 +35大幅反発。前日に提出された大量保有報告書によると、ダルトン・インベストメンツが5.08%を保有する大株主になったことが明らかになった。株価が過小評価され魅力的な投資機会であると考えているほか、株主価値向上のために経営者に建設的な対話を行うことを求めていく可能性とも。ダルトンは米投資会社でバリュー型の投資戦略をとっていることで知られ、アクティビストとして企業価値向上を目指す活動も行っている。<2809> キユーピー 3912 +422急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は162億円で前年同期比14.4%減となったが、3-5月期は104億円で同3.3%減と減益率が縮小、市場予想も10億円程度超過したもよう。海外市場での販売拡大などが牽引役となったようだ。また、発行済み株式数の6.91%に当たる960万株、240億円を上限とする自社株買いも発表、取得期間は本日から来年年5月31日まで。積極的な株主還元も評価されている。<3498> 霞ヶ関キャピタル 16140 +1800急伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は93.7億円で前年同期比2.6倍となり、上半期の同2.4倍から一段と増益率も拡大する形になっている。高い収益成長が継続していることを確認し、買い安心感が優勢となっている。また、8月末を基準日として、1:2の株式分割を実施することも発表。1投資単位当たりの株価水準が高いだけに、流動性の向上に直結するとの期待も先行している。
<ST>
2025/07/04 16:28
注目トピックス 市況・概況
4万円回復後はこう着感が強まる【クロージング】
*16:26JST 4万円回復後はこう着感が強まる【クロージング】
4日の日経平均は続伸。24.98円高の39810.88円(出来高概算15億5000万株)で取引を終えた。米ハイテク株高や円安進行を映して、半導体関連株など値がさ株中心に買われ、開始直後には40012.66円まで水準を切り上げた。ただ、節目到達に伴う達成感や海外勢のフローが限られるなか、日米通商交渉の先行き懸念も拭えていないだけに、こう着感が強まった。後場中盤に向けて39693.40円とマイナスに転じる場面もあったが、下を売り込む流れにはならなかった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり値下がり銘柄数が拮抗。セクター別では、電気ガス、銀行、証券商品先物、水産農林など17業種が上昇。一方、海運、鉄鋼、非鉄金属、保険など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、コナミG<9766>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、京セラ<6971>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>が軟調だった。前日の米国市場では主要株価指数はそろって上昇。雇用統計が予想を上回る良好な結果となり、米景気に対する懸念が後退したことが支援材料になった。ほか、中国向け半導体設計用ソフトウェアの輸出規制の一部撤回も材料視された。こうした流れを引き継いで、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。一方、トランプ米大統領は3日、「関税交渉をしている貿易相手国に対し、早ければ4日から新たな関税率に関する通知を送る」と述べたことから、日米通商交渉の行方が気がかり要因となった。4日の米国市場は独立記念日のため休場となるだけに、海外投資家の動きは鈍く、短期筋の売り買いが中心だった。来週前半には、上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための換金売りが1兆3000億円超控えており、それを見越した先回り売りなどが出る可能性も警戒されていることで短期的な需給悪化局面がありそうだ。今後の上昇には米利下げ観測の再燃による米国株の急伸や今月下旬から始まる2025年4-6月期決算での堅調な業績推移などが不可欠だろう。
<CS>
2025/07/04 16:26
来週の買い需要
リンガーハットなど
[来週の買い需要(表)]コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <3198> ;SFP;971%;200100;0.10;2248;22 <2378> ;ルネサンス;825%;331600;0.16;1048;10 <3193> ;エターナルホスピタリティ;273%;98700;0.35;3205;-30 <8200> ;リンガーハット;244%;346600;0.25;2205;10 <7119> ;ハルメクHD;153%;7800;2.76;1087;-10 <8163> ;SRSHD;123%;121900;0.17;1237;12 <6254> ;野村マイクロ;116%;982600;1.50;2464;-67 <3799> ;キーウェア;115%;11300;0.85;936;1 <3796> ;い生活;100%;700;12.89;499;-1 <3415> ;東京ベース;100%;464900;3.39;418;1 <2438> ;アスカネット;96%;21200;5.60;428;-2 <1622> ;自動車;93%;350;1.73;29170;110 <4237> ;フジプレアム;90%;51100;4.56;334;-7 <5129> ;FIXER;90%;23800;1.52;554;-4 <4801> ;セントラルSP;81%;18200;0.20;2391;-2 <8013> ;ナイガイ;79%;2600;9.14;293;-1 <9850> ;グルメ杵屋;68%;69600;0.28;948;-4 <7616> ;コロワイド;64%;188800;0.10;1879.5;16.5 <2590> ;DyDo;62%;81400;0.43;2640;17 <9900> ;サガミHD;54%;32400;0.19;1735;3[コメント]リンガーハット<8200>は信用倍率1倍を下回って売り長で推移している。
<FA>
2025/07/04 16:25
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高で一時4万円回復も上値は重い (7月4日)
日経平均株価
始値 39994.64
高値 40012.66
安値 39693.40
大引け 39810.88(前日比 +24.98 、 +0.06% )
売買高 15億5102万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8803億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は24円高と小幅続伸、一時4万円乗せも上値重い
2.米6月雇用統計は堅調でNYダウが上昇しナスダック指数は最高値
3.日米関税交渉など不透明感強く、朝高後は積極的な売買は見送られる
4.三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなど大手銀行株が高い
5.トヨタやホンダ、スズキといった自動車株は軟調な動きに
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比344ドル高と反発した。堅調な米雇用統計を受け米景気懸念が後退し買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は小幅続伸。米株高を受け一時4万円台を回復したが、日米関税交渉などへの不透明感は強く上値の重い相場が続いた。
前日の米株式市場では、NYダウは反発し、ナスダック指数は最高値を更新した。米6月雇用統計が堅調だったことなどが好感された。これを受け、東京市場も値を上げて始まり、寄り付き直後に日経平均は4万0012円まで上昇した。しかし、上値は重く買い一巡後は伸び悩みマイナス圏に売られる場面があった。後場は前日終値近辺での攻防となったが、結局小幅高で取引を終えた。日米関税交渉への警戒感が強まったほか、今晩は米国が独立記念日で休場となることもあり、積極的に上値を買う動きは限られた。トランプ米大統領は、関税交渉を行っている10~12ヵ国に関税率を通知する書簡の送付を4日から開始するとも報じられた。更に、為替が午後にかけ1ドル=144円台前半へ円高方向に振れたことも警戒された。
個別銘柄では、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>が高く、良品計画<7453>が上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といった大手銀行株が買われた。東京電力ホールディングス<9501>や任天堂<7974>が値を上げ、リクルートホールディングス<6098>や富士通<6702>がしっかり。キユーピー<2809>や霞ヶ関キャピタル<3498>が急伸した。
半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>が安く、フジクラ<5803>やサンリオ<8136>が値を下げた。三菱重工業<7011>やIHI<7013>が軟調で、日立製作所<6501>や日本製鉄<5401>が下落。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、スズキ<7269>といった自動車株が軟調で、ファーストリテイリング<9983>や三菱商事<8058>が売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、コナミG <9766>、SBG <9984>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約82円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、TDK <6762>、京セラ <6971>、フジクラ <5803>、ディスコ <6146>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約49円。
東証33業種のうち上昇は17業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス、(2)銀行業、(3)証券・商品、(4)水産・農林業、(5)倉庫・運輸。一方、下落率の上位5業種は(1)機械、(2)卸売業、(3)金属製品、(4)輸送用機器、(5)精密機器。
■個別材料株
△キユーピー <2809> [東証P]
5月中間期最終増益で上限960万株の自社株買いを好感。
△アヲハタ <2830> [東証S]
キユーピーによる株式交換比率を意識。
△霞ヶ関C <3498> [東証P]
9~5月期好決算と株式分割を好感。
△クスリアオキ <3549> [東証P]
前期の上振れ決算や新たな自社株買い実施を好感。
△データセク <3905> [東証G]
エヌビディア製GPU搭載サーバーでアジア最大級のAIスーパークラスター構築へ。
△ブライトパス <4594> [東証G]
「BP2202」米国からオーファンドラッグ指定。
△ビーマップ <4316> [東証G]
7月中旬をメドに「宇宙・防衛事業準備室」設置へ。
△アジュバン <4929> [東証S]
老化関与のミトコンドリアDNAの損傷修復を促す原料発見。
△放電精密 <6469> [東証S]
環境・エネルギーの高付加価値アイテム計上で上期利益予想を上方修正。
△アニコムHD <8715> [東証P]
ダルトンの大量保有を買い材料視。
▼オンワード <8016> [東証P]
6月既存店2ヵ月ぶりマイナス。
▼ナルミヤ <9275> [東証S]
ワールド <3612> との株式交換比率にサヤ寄せ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)霞ヶ関C <3498>、(2)キユーピー <2809>、(3)東洋エンジ <6330>、(4)クスリアオキ <3549>、(5)東和銀 <8558>、(6)栗本鉄 <5602>、(7)日本コークス <3315>、(8)能美防災 <6744>、(9)日進工具 <6157>、(10)北海電 <9509>。
値下がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)キオクシア <285A>、(3)メドレー <4480>、(4)宮越HD <6620>、(5)Aクリエイト <8798>、(6)住友林 <1911>、(7)資生堂 <4911>、(8)SUMCO <3436>、(9)オロ <3983>、(10)SMK <6798>。
【大引け】
日経平均は前日比24.98円(0.06%)高の3万9810.88円。TOPIXは前日比1.04(0.04%)安の2827.95。出来高は概算で15億5102万株。東証プライムの値上がり銘柄数は785、値下がり銘柄数は757となった。東証グロース250指数は710.59ポイント(0.88ポイント高)。
[2025年7月4日]
株探ニュース
2025/07/04 16:23
注目トピックス 日本株
Iスペース Research Memo(5):2025年9月期業績は主力事業の収益力回復が計画達成の鍵を握る
*16:17JST Iスペース Research Memo(5):2025年9月期業績は主力事業の収益力回復が計画達成の鍵を握る
■インタースペース<2122>の今後の見通し1. 2025年9月期の業績見通し2025年9月期の連結業績は、売上高で前期比13.8%増の9,000百万円、営業利益で同35.0%増の750百万円、経常利益で同52.9%増の750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同572.0%増の400百万円と期初計画を据え置いた。ただ、上期までの進捗率は営業利益で39.0%とやや低くなっており、利益ベースでは下振れする可能性がある。計画の前提として、主力の国内パフォーマンス広告やコンテンツ型メディアについて安定推移に加え、注力領域であるマーケティングソリューションや比較・検討型メディアの増収効果、並びに一部不採算メディアの撤退によるコスト改善を増益要因として見込んでいたが、このうち主力事業が計画を下回るペースとなっており、特に「ママスタ」に関しては下期に回復したとしても通期で前期並みの水準まで戻すにはハードルがやや高いと見られるためだ。とはいえ、同社は主力事業の収益力回復に向けた施策を推進するほか、コストの見直しを進めるなどして業績計画の達成を目指す考えだ。営業利益の増減要因を見ると、店舗型DXソリューションを中心としたマーケティングソリューションの売上増に伴う売上総利益の増加で760百万円、比較・検討型メディアのジャンル横展開による増収と不採算メディアの撤退による増加360百万円が増益要因となる一方で、マーケティングソリューションの会員獲得に関わる販促費用の増加等で650百万円、比較・検討型メディアの集客コストやUI/UX開発費用250百万円が減益要因となる見込みだ。事業セグメント別では、パフォーマンスマーケティング事業、メディア事業ともに前期比約1億円の増益を計画している。営業外収支は前期比65百万円の改善を見込むが、ベトナム関連会社の収益回復による持分法投資損益の改善が主因である。前期は持分法投資損失55百万円を計上しており、当期は若干の黒字転換を見込んでいる。上期は7百万円の損失を計上したが、ライブコマースを含めてトータルプロモーションを提供するサービスを開始する予定で、下期に挽回することは可能と見られる。なお、連結従業員数については国内とインドネシアを中心に前期末比で10名程度の増加を予定していたが、収益力強化を図るため国内外ともに採用を抑制する方針としている。特に、海外事業は先行投資として各地域で人材投資を実施した結果、上期末で86人と事業規模からするとやや過剰感があり、営業体制については周辺地域もカバーするなど範囲を拡大することで人員のスリム化を図る方針だ。(1) パフォーマンスマーケティング事業パフォーマンスマーケティング事業のうち、主力の国内パフォーマンス広告については第3四半期に入っても基調に大きな変化は見られず、伸び悩みの状況が続いている。金融分野では新NISA口座開設案件の需要が一段落しており、暗号通貨や不動産クラウドファンディング関連など需要が伸びている領域へ注力することで前期並みの売上水準を目指す。EC分野は顧客ポートフォリオの見直しが進んでおり、売上は弱含んでいるもののロングテールの案件が着実に増えており、安定性は向上することが予想される。人材サービスや美容・エステを中心としたサービス分野は、下期の回復を見込んでいたが、第3四半期も回復力に勢いは見られないようだ。一方で、マーケティングソリューションについては店舗型DXソリューションが引き続き好調で下期も期初計画を上回る成長が見込まれる。引き続き「ポケットバックアップ」や「ダレカナブロック」の会員獲得に向け、販促費を投下しながら収益を拡大する戦略だ。特に、ここ最近はスマートフォンを利用した詐欺被害が多発しており、シニア層を中心に「ダレカナブロック」の成長が期待される。Webサイト改善ツール「SiteLead」については、「アクセストレード」向けの機能拡充を図り、パートナーサイト向けの導入を促進する。収益への貢献はまだ軽微なものの、同ツールの導入によってパートナーサイトのCVRが向上すれば、パフォーマンス広告の収益増にもつながるため、今後の動向が注目される。損益面では前期に40百万円強の損失を計上したが、のれん償却額28百万円がなくなるため、損失額は縮小するものと予想される。海外パフォーマンス広告の売上高はインドネシアを中心に年率2ケタ成長を見込んでいたが、中間期が微増にとどまっており、第3四半期についても成長は緩やかな状況が続いている。インドネシアについては主要顧客である大手ECプラットフォーマーの伸長が続いているほか、今後は同プラットフォームを活用するEC事業者への営業を強化し、広告案件の獲得につなげる。また、タイやマレーシアなどでもEC分野や金融分野を中心に広告主の獲得に注力する方針だ。(2) メディア事業コンテンツ型メディアのうち、「ママスタ」については広告表示規制等による広告枠の削減が続くなか、下期中に会員向けの有料サービスを開始したい考えだ。有料会員限定のコンテンツ配信サービス、またはコンテンツを読み続けるために必要となる広告視聴を省略できるサービスなどが考えられるが、今後トライアルをしながら進めることになりそうだ。いずれにしても読者にとって関心の高い良質なコンテンツを提供するだけの企画力・制作力が重要になってくると思われる。そのほか、広告主側に対しても、20万人の会員データを活用により広告単価は高くても費用対効果の高い広告配信サービスの提案を進める。また、「4MEEE」や「4yuuu」「saita」などその他のメディアについては、引き続き大手メディアやSNSとの連携を強化し売上を伸ばす考えだ。比較・検討型メディアについては、ユーザーオリエンテッドなサイト構築に取り組むことでオーガニックによる集客を行い、収益力を高める方針だ。「塾シル」は、有料掲載教室数が1.4万教室を突破し大手学習塾などの顧客獲得も進んだことから、今後はSEO対策やコンテンツ内容を強化することで集客力を高め、送客による成果報酬の拡大に注力する。「塾シル」の特徴は、保護者や生徒の知りたい情報が競合のポータルサイトと比較して充実している点にある。送客ルートは資料請求、体験授業、電話と3つのルートがあるが、なかでも体験授業の申し込みと電話の問い合わせが多く、結果的に送客に対する入塾率の割合が競合サイトに比べて高い点が強みとなっている。このためオーガニックにサイトへの集客を増やすことができれば、成果報酬の拡大につながり収益化も射程内に入るものと予想される。2025年9月期は約20%の増収を目指しており、2026年9月期第3四半期以降の黒字化が射程圏に入っている。一方、「転職派遣サーチ」などは引き続きUI/UXの改善に取り組む。比較・検討型メディアの2024年9月期における事業損失は196百万円であったが、このうち1億円弱は「塾シル」で残りの損失は不採算メディアによるものであった。2025年9月期は不採算メディアの撤退で1億円のコストが削減できるほか、「塾シル」の損失が縮小することから、比較・検討型メディア全体の事業損失も縮小する見通しだ。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2025/07/04 16:17