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注目トピックス 市況・概況
NY債券:米長期債相場は弱含み、イールドカーブはスティープニング
*07:35JST NY債券:米長期債相場は弱含み、イールドカーブはスティープニング
14日の米国長期債相場は弱含み。報道によると、米ダラス地区連銀のローガン総裁は14日、12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げにも反対する姿勢を示したことが要因。利下げに反対する理由としてインフレ率の高止まりや上昇傾向にあること、米連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%の達成に時間がかかりすぎることを挙げている。12月の利下げ確率は低下。イールドカーブは前日に続いてスティープニング。CMEのFedWatchツールによると、14日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%となる確率は46%程度。2026年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%以下となる確率は66%程度。10年債利回りは4.121%近辺で取引を開始し、一時4.063%近辺まで低下したが米国市場の終盤にかけて4.150%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて4.146%近辺で推移。イールドカーブはスティープニング。2年-10年は54.20bp近辺、2-30年は114.10bp近辺で引けた。2年債利回りは3.61%(前日比:+1bp)、10年債利回りは4.15%(前日比+3bp)、30年債利回りは、4.75%(前日比:+4bp)で取引を終えた。
<MK>
2025/11/15 07:35
注目トピックス 市況・概況
NY為替:リスク回避の動きが強まる、米ドル・円は一時153円62銭まで弱含み
*07:33JST NY為替:リスク回避の動きが強まる、米ドル・円は一時153円62銭まで弱含み
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円62銭まで下落後、154円74銭まで上昇し、154円54銭で引けた。世界株安でリスク回避の円買いや質への逃避の米国債買いに長期金利が低下し、ドル売りが優勢となった。その後、警戒感が後退し円の売り戻しが強まったほか、米金利上昇でドル買い戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.1654ドルまで上昇後、1.1606ドルまで下落し、1.1620ドルで引けた。ユーロ・円は178円98銭まで下落後、179円71銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3180ドルからまで下落後、1.3124ドルまで下落。ドル・スイスは0.7878フランまで下落後、0.7948フランまで上昇した。米国がスイスと通商協定で基本合意に達したことが好感されフラン買いが優勢となった。
<MK>
2025/11/15 07:33
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part2 コスモ・バイオ、精工技研、動物高度医療など
*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 コスモ・バイオ、精工技研、動物高度医療など
銘柄名<コード>14日終値⇒前日比楽天グループ<4755> 951.9 -99.1第3四半期決算はコンセンサス下振れる形に。古河電気工業<5801> 9823 -1027急ピッチのリバウンドにも一巡感で。熊谷組<1861> 1454 -99上半期大幅増益もコンセンサスは下振れ。ニッパツ<5991> 2248 -1707-9月期の営業減益幅拡大を引き続き嫌気。JX金属<5016> 1721.5 -146決算発表後は出尽くし感優勢の流れ継続へ。KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4112 -262米SOX指数は3.7%の下落となり。ソフトバンクグループ<9984> 19780 -1390米ハイテク株安の流れに押される。オイシックス・ラ・大地<3182> 1627 -1087-9月期は経常減益幅拡大。フジクラ<5803> 19380 -1325米ハイテク株安の流れが波及する。大末建設<1814> 3505 -270Fundnoteの保有割合減少をマイナス視。TOWA<6315> 2383 -164半導体株安で見切り売りが継続。コレックHD<6578> 357 +80株主優待制度の導入を材料視。パリミキHD<7455> 551 +80TOB価格の581円にサヤ寄せが続く。丸運<9067> 855 +150センコーが949円でTOBを実施へ。サカイHD<9446> 619 +93前期上振れ着地や今期の増益見通しで。コスモ・バイオ<3386> 1351 +258甘味タンパク質「ブラゼイン」の製造に成功と発表。エスクリ<2196> 243 +50ノバレーゼとの合併方針が伝わる。精工技研<6834> 13620 +2500通期業績・配当予想の上方修正で。児玉化学工業<4222> 882 +120上半期大幅増益で通期予想を上方修正。杉田エース<7635> 1748 +218TOB価格1710円にサヤ寄せが続く。MIC<300A> 3060 +345上半期の高い業績変化率を評価。SIGグループ<4386> 879 +101株主優待制度の導入を発表。ムトー精工<7927> 1867 +180上方修正や増配を評価。Bitcoin Japan<8105> 624 -150前日の急速な伸び悩みを受けて処分売り優勢。トヨコー<341A> 2500 -68上期営業利益が前年同期比3.0倍。VPJ<334A> 1533 +7625年12月期業績予想を上方修正。スパイダープラス<4192> 351 -7025年12月期業績予想を下方修正。yutori<5892> 2846 +37上期営業利益が4.21億円。前年同期の0.35億円から利益伸ばす。インフォメティス<281A> 583 -10025年12月期業績予想を下方修正。ヤプリ<4168> 1033 +6725年12月期利益と配当予想を上方修正。Arent<5254> 3675 -450第1四半期営業利益55.5%減。アイキューブドシステムズ<4495> 2524 +186第1四半期営業利益61.7%増。BlueMeme<4069> 1438 -400上期営業利益1.11億円。第1四半期の1.06億円から伸び悩み。動物高度医療<6039> 5520 +70026年3月期業績予想を上方修正。
<HM>
2025/11/15 07:32
注目トピックス 市況・概況
NY金:軟調推移、米国金利の先安観後退を嫌気
*07:23JST NY金:軟調推移、米国金利の先安観後退を嫌気
COMEX金12月限終値:4094.20 ↓100.3014日のNY金先物12月限は軟調推移。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-100.30ドル(-2.39%)の4094.20ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは4032.60-4215.10ドル。アジア市場で4215.10ドルまで買われたが、その後じり安となり、米国市場の前半にかけて4032.60ドルまで値下がり。米国金利の先安観は後退しており、12月の利下げ確率は低下していることが嫌気されたようだ。通常取引終了後の時間外取引では押し目買いが入っており、4095ドルを挟んだ水準で推移。
<MK>
2025/11/15 07:23
注目トピックス 市況・概況
NY原油:上昇、地政学的リスクの増大を警戒
*07:21JST NY原油:上昇、地政学的リスクの増大を警戒
NYMEX原油12月限終値:60.09 ↑1.4014日のNY原油先物12月限は上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+1.40ドル(+2.39%)の60.09ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.71-60.65ドル。供給超過を警戒した売りは一巡し、アジア市場の序盤から底堅い動きを見せた。一時60.65ドルまで上昇。地政学的リスクの増大を意識した買いが入ったようだ。米国市場の序盤にかけて上げ渋る場面もあったが、ポジション調整的な買いが入ったことで下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に60ドル台前半で推移。
<MK>
2025/11/15 07:21
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part1 グリッド、 AeroEdge、伊藤忠食品など
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 グリッド、 AeroEdge、伊藤忠食品など
銘柄名<コード>14日終値⇒前日比東レ<3402> 1039 +89発行済株式数の4.20%上限の自社株買いと7.78%の自社株消却発表。サンエー化研<4234> 680 +10026年3月期業績予想を上方修正。日本新薬<4516> 3554 +19726年3月期業績予想を上方修正。インフロニアHD<5076> 1919.5 +113.526年3月期業績と配当予想を上方修正。グリッド<5582> 2995 +499第1四半期営業利益が前年同期比2.9倍。AeroEdge<7409> 6920 +1000第1四半期営業利益が前年同期比4.9倍。伊藤忠食品<2692> 10800 +1500米アクティビストが非公開化を要求と伝わる。GMOペイメントゲートウェイ<3769> 9944 +1420今期の連続大幅増益見通しを好感。ワイエイシイ<6298> 1033 +1507-9月期急回復や自社株買いの実施発表で。セグエグループ<3968> 720 +777-9月期好業績継続で再度の上方修正期待も。TOPPAN<7911> 4244 +521通期最終益予想は上方修正しているが。カナミックネットワーク<3939> 533 +45大幅増益や増配見通しを好感する。東京建物<8804> 3305 +311市場予想上回る水準まで業績上方修正。西日本鉄道<9031> 2509.5 +262上半期大幅上振れ着地で通期業績・配当予想を上方修正。ビジョン<9416> 1268 +104第3四半期好決算や増配を買い材料視。北里コーポレーション<368A> 1520 +138上半期の経常増益決算をポジティブ視へ。三井海洋開発<6269> 14435 +1105業績上方修正をポジティブ視の動き継続。アズーム<3496> 5420 +190中期計画などを好材料視。ADワークスグループ<2982> 488 +22純利益上方修正や増配を発表で。スター精密<7718> 2255 +143タイヨウ・パシフィック系のTOB価格2210円にサヤ寄せ続く。あおぞら銀行<8304> 2441 +162上半期進捗率は62%と順調な水準に。横浜FG<7186> 1228.5 +72業績上方修正や自社株買いの発表で。ユーグレナ<2931> 432 +4今期営業益予想を大幅上方修正。INPEX<1605> 3175 +159業績上方修正や自社株取得枠拡大を評価。SUMCO<3436> 1304.5 +78.5決算マイナス視の動きにも一巡感で。アンビス<7071> 488 +26直近空けた窓埋めの動き意識。キオクシアHD<285A> 10025 -3000実績値・ガイダンスともに市場期待を下振れ。荏原製作所<6361> 3926 -617精密・電子事業の受注高下方修正などマイナス視。PKSHA Technology<3993> 3610 -640今期ガイダンスのコンセンサス下振れを嫌気。JVCケンウッド<6632> 1245 -178ユーロ円CB発行による潜在的な希薄化を嫌気。センコーグループHD<9069> 1760.5 -229通期営業益予想は下方修正へ。朝日工業社<1975> 2974 -4167-9月期増益率鈍化をマイナス視。K&Oエナジーグループ<1663> 3340 -370通期予想据え置きなどで出尽くし感が優勢に。加藤製作所<6390> 1293 -141通期経常赤字に下方修正。
<HM>
2025/11/15 07:15
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは309ドル安、ハイテクが回復
*06:58JST NY株式:NYダウは309ドル安、ハイテクが回復
米国株式市場はまちまち。ダウ平均309.74ドル安の47147.48ドル、ナスダックは30.23ポイント高の22900.59で取引を終了した。人工知能(AI)バブル懸念に利益確定売りが継続し、寄り付き後、下落。利下げ期待の後退も更なる売り材料となり、続落した。その後、値ごろ感からハイテクが買い戻され、ナスダックは上昇に転じた。ダウも下げ幅を縮小しまちまちで終了。セクター別ではエネルギーやソフトウェア・サービスが上昇、ヘルスケア機器・サービスが下落した。半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)はアナリストの投資判断引き上げや韓国のサムソンがメモリーチップの販売価格を引き上げているとの報道で、それぞれ買われた。製薬会社のメルク(MRK)はインフルエンザ治療薬開発中のバイオ、シダラ・セラピューティクス買収で合意したことを発表し、小幅安。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は、NBAのスター、プロバスケット選手との10年以上にわたった提携解消が嫌気され下落。ディスカウント小売のウォルマート(WMT)は、マクミロン最高経営責任者(CEO)退任発表を嫌気し、下落した。世界中のイベントチケットの売り買いプラットフォーム、スタブハブ(STUB)は第3四半期決算で損失が拡大したほか、見通しを示さず、警戒感に売られた。中国のオンライン小売、アリババ(BABA)は否定したが、中国軍を支援したとの報道で、大幅安。検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は取引終了後、テキサスで新たなデータセンターに400億ドル投資すると発表したほか、保険バークシャー・ハサウェイ(BRK)が新たに同社株を購入したことが届け出で明らかになり、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)
<ST>
2025/11/15 06:58
みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】海外勢が6週ぶりに売り越す一方、個人は3週ぶりに買い越す (11月第1週)
●海外勢が6週ぶりに売り越す一方、個人は3週ぶりに買い越す
東証が13日に発表した11月第1週(4日~7日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米ハイテク株安を受けて主力のAI・半導体関連株を中心に売りが膨らみ、日経平均株価が前週末比2134円安の5万0276円と3週ぶりに大幅反落したこの週は、海外投資家が6週ぶりに売り越した。売越額は3559億円だった。前週は3459億円の買い越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で4週連続の売り越しとなった。売越額は2473億円と前週の5269億円から縮小した。現物と先物の合算では2週連続で売り越し、売越額は6032億円だった。証券会社の自己売買が2週連続で売り越し、売越額は7506億円と前週の900億円から急拡大した。
一方、個人投資家は3週ぶりに買い越し、買越額は5557億円と4月第1週以来7ヵ月ぶりの大きさだった。前週は1876億円の売り越し。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は2週連続で買い越し、買越額は755億円と前週の1388億円から減少した。自社株買いが中心とみられる事業法人は6週連続で買い越し、買越額は2054億円と前週の1673億円から増加した。
日経平均が3週ぶりに大幅反落する中、海外投資家が6週ぶりに売り越す一方、個人投資家は3週ぶりに買い越した。
■投資部門別売買代金差額 (11月4日~7日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
11月 ―――
第1週 ▲3,559 755 5,557 [ 970 4,586 ] 50,276円 ( -2134 円)
10月 ―――
第5週 3,459 1,388 ▲1,876 [ ▲3,859 1,982 ] 52,411円 ( +3111 円)
第4週 6,436 ▲786 ▲5,124 [ ▲5,369 244 ] 49,299円 ( +1717 円)
第3週 1,532 ▲109 3,431 [ 1,026 2,404 ] 47,582円 ( -506 円)
第2週 10,586 ▲4,882 ▲4,290 [ ▲6,403 2,113 ] 48,088円 ( +2319 円)
第1週 12,398 ▲2,136 4,222 [ 778 3,444 ] 45,769円 ( +414 円)
9月 ―――
第4週 ▲5,591 ▲3,584 1,293 [ 1,286 7 ] 45,354円 ( +309 円)
第3週 ▲2,943 ▲5,310 ▲326 [ ▲1,697 1,371 ] 45,045円 ( +277 円)
第2週 ▲6,923 ▲1,301 ▲4,688 [ ▲4,252 ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)
第1週 1,314 ▲4,220 1,657 [ ▲659 2,317 ] 43,018円 ( +300 円)
8月 ―――
第4週 ▲3,031 ▲4,461 4,134 [ 1,453 2,681 ] 42,718円 ( +85 円)
第3週 ▲1,988 12 1,501 [ ▲2,201 3,703 ] 42,633円 ( -745 円)
第2週 5,737 ▲2,165 ▲11,253 [ ▲10,186 ▲1,067 ] 43,378円 ( +1557 円)
第1週 ▲53 ▲1,165 ▲5,780 [ ▲6,452 671 ] 41,820円 ( +1020 円)
7月 ―――
第5週 ▲1,892 ▲1,002 255 [ ▲1,891 2,146 ] 40,799円 ( -656 円)
第4週 6,023 385 ▲12,190 [ ▲10,214 ▲1,975 ] 41,456円 ( +1637 円)
第3週 1,875 107 ▲879 [ ▲2,154 1,274 ] 39,819円 ( +249 円)
第2週 4,030 ▲353 ▲665 [ ▲1,995 1,330 ] 39,569円 ( -241 円)
第1週 5,456 848 ▲603 [ ▲3,094 2,490 ] 39,810円 ( -339 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/11/15 06:50
みんかぶニュース 市況・概況
今週の【早わかり株式市況】反発、米政府機関の閉鎖解除や円安で5万円キープ
■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発、5万円大台キープ
2.米政府機関の長期閉鎖が終結、安心感広がる
3.決算発表シーズン佳境、個別株の売買活発化
4.SBGに視線集中、好決算発表も利益確定売り
5.TOPIX最高値更新、バリュー物色の流れも
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比100円(0.2%)高の5万0376円と、2週ぶりに上昇した。
今週は前週の急落から上昇に転じたものの、週間の上げ幅は小幅にとどまった。これまで相場を牽引してきたハイテク株が変調をきたすなか、出遅れ感のあるバリュー株へ資金シフトする流れに。決算発表シーズンが佳境を迎え、個別株の売買は活発だった。
週明け10日(月)の日経平均は上昇。米政府機関の閉鎖が解除に向かうとの期待が高まり、リスクオン姿勢が台頭した。主力銘柄に買いが入り全体を押し上げた。11日(火)は反落。前日の米国株市場でハイテクセクターが上昇し、これを受けて東京市場でも朝方は買いが先行したものの、その後は伸び悩んだ。高値警戒感から利益確定やポジション調整の売りが出たもよう。12日(水)は反発。上下に不安定な値動きでマイナス圏に沈む場面もあったが、底堅さを発揮。大引けにかけて持ち直した。為替が円安に振れたことも相場を支えた。TOPIXは約1週間半ぶりに史上最高値を更新した。個別ではソフトバンクグループ <9984> [東証P]に投資家の視線が集中。同社が前日発表した4-9月期決算は良好な内容だったが、利益確定売りに押され値下がりした。13日(木)も日経平均は上昇。TOPIXは連日で最高値を更新した。米下院で「つなぎ予算案」が可決され、過去最長期間となる米政府機関の閉鎖が終結することに。これを受けて買い安心感が広がった。14日(金)は大幅反落。米利下げ期待が後退し、前日の米株市場では主要3指数が揃って下落した。東京市場にもこの流れが波及し、主力のAI・半導体関連株を中心に売りが膨らんだ。週末とあって手控えムードも広がりやすかった。
■来週のポイント
来週は19日に発表される米エヌビディアの決算が注目される。ここ半導体関連は調整しているが、同社決算でサプライズがあれば市場全体が再活性化することもあり得る。日本市場は決算発表が一巡しており、好決算銘柄の見直し買いなどが活発になりそうだ。
重要イベントとしては、国内では17日朝に発表される7-9月期GDP、19日朝に発表される9月機械受注、21日朝に発表される10月全国消費者物価指数が注目される。海外では18日に発表される米国10月鉱工業生産、19日に発表される米国10月住宅着工件数とFOMC議事録(10月28日・29日開催分)、20日に発表される中国11月最優遇貸出金利と米国10月コンファレンスボード景気先行指数に注視が必要だろう。
■日々の動き(11月10日~11月14日)
【↑】 11月10日(月)―― 急反発、米政府機関の閉鎖解除期待で買い優勢
日経平均 50911.76( +635.39) 売買高24億1605万株 売買代金 6兆801億円
【↓】 11月11日(火)―― 反落、朝高も買い一巡後は値を消す
日経平均 50842.93( -68.83) 売買高24億2797万株 売買代金 6兆7321億円
【↑】 11月12日(水)―― 反発、円安の進行で後場後半切り返す
日経平均 51063.31( +220.38) 売買高27億8471万株 売買代金 7兆5億円
【↑】 11月13日(木)―― 続伸、米株高や円安でリスク選好の買い優勢
日経平均 51281.83( +218.52) 売買高24億6649万株 売買代金 6兆2524億円
【↓】 11月14日(金)―― 3日ぶり大幅反落、AI・半導体関連株が安い
日経平均 50376.53( -905.30) 売買高25億4462万株 売買代金 6兆6805億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、26業種が値上がり
(2)上昇率トップはINPEX <1605> など鉱業。資源株はENEOS <5020> など石油、三井金属 <5706> など非鉄も高い
(3)マネックスG <8698> など証券、三菱UFJ <8306> など銀行、オリックス <8591> などその他金融といった金融株も大きく買われた
(4)内需株はまちまち。三井不 <8801> など不動産、大成建 <1801> など建設は高いがSBG <9984> など情報通信は安い
(5)輸出株もまちまち。日産自 <7201> など自動車、ソニーG <6758> など電機は買われたがHOYA <7741> など精密機器は売られた
(6)値下がり率トップはSUMCO <3436> など金属製品
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 半導体 ── 米エヌビディアのマド開け急騰で再注目場面に
2(2) 人工知能 ── 高市政権「日本成長戦略本部」の重要施策のひとつ
3(6) レアアース
4(3) 防衛
5(5) 造船
※カッコは前週の順位
株探ニュース
2025/11/15 06:40
注目トピックス 市況・概況
11月14日のNY為替概況
*04:53JST 11月14日のNY為替概況
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円62銭まで下落後、154円73銭まで上昇し、引けた。世界株安でリスク回避の円買いや長期金利低下でドル売りが優勢となった。その後、警戒感が後退し円の売り戻しが強まったほか、米金利上昇でドル買い戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.1654ドルまで上昇後、1.1606ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は178円98銭まで下落後、179円71銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3180ドルからまで下落後、1.3124ドルまで下落。ドル・スイスは0.7878フランまで下落後、0.7948フランまで上昇した。米国がスィスと通商協定で基本合意に達したことが好感されフラン買いが優勢となった。[経済指標]・特になし
<KY>
2025/11/15 04:53
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
*04:33JST [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
ドル・円オプション市場で変動率は3カ月物を除いて上昇。リスク警戒感を受けたオプション買いが一段と強まった。リスクリバーサルは円コールスプレッドが連日拡大。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まった。■変動率・1カ月物8.77%⇒8.94%(08年=31.044%)・3カ月物9.08%⇒9.08%(08年=31.044%)・6カ月物9.22%⇒9.29%(08年=23.92%)・1年物9.39%⇒9.41%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.76%⇒+0.91%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+0.76%⇒+0.85%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.62%⇒+0.67%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.42%⇒+0.46%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2025/11/15 04:33
注目トピックス 市況・概況
NY外為:BTC一時9.4万ドル台、ETFから資金流出
*03:33JST NY外為:BTC一時9.4万ドル台、ETFから資金流出
暗号通貨のビットコイン(BTC)は続落し一時9.4万ドル台と5月来の安値を更新した。心理的節目10万ドルが強いレジスタンスとなった。8.7億ドルの資金がETFから流出した。12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待後退やステーブルコインなどの台頭で、資金が流出している兆候が指摘された。連邦準備制度理事会(FRB)高官が追加利下げに懐疑的見解を強めているため、12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率が50%まで低下した。
<KY>
2025/11/15 03:33
注目トピックス 市況・概況
NY外為:リスクオフ一服、ハイテク株が回復
*01:20JST NY外為:リスクオフ一服、ハイテク株が回復
NY外為市場ではリスク回避の動きが一段落した。株式相場が下げ止まった。警戒されていたハイテク株が回復したほか、ダウは一時600ドル近く下落したのち、下げ止まり350ドル安で推移した。ドル・円はリスク回避の動きに153円62銭まで下落したのち、154円49銭まで上昇。ユーロ・円は153円62銭まで下落後、154円47銭まで上昇した。ポンド・円は202円35銭から203円20銭まで上昇した。
<KY>
2025/11/15 01:20
暗号資産速報
BTC一時9.4万ドル台、ETFから資金流出【フィスコ・暗号資産速報】
*01:04JST BTC一時9.4万ドル台、ETFから資金流出【フィスコ・暗号資産速報】
暗号通貨のビットコイン(BTC)は続落し一時9.4万ドル台と5月来の安値を更新した。心理的節目10万ドルが強いレジスタンスとなった。8.7億ドルの資金がETFから流出した。12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待後退やステーブルコインなどの台頭で、資金が流出している兆候が指摘された。連邦準備制度理事会(FRB)高官が追加利下げに懐疑的見解を強めているため、12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率が50%まで低下した。
<KY>
2025/11/15 01:04
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル、米金利下げ止まる、質への逃避一服やKC連銀総裁のタカ派発言で
*00:40JST NY外為:ドル、米金利下げ止まる、質への逃避一服やKC連銀総裁のタカ派発言で
NY外為市場でドルは反発した。米株式相場が下げ止まった。安全資産としての買いが後退したほか、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁のタカ派発言が影響した。10年債利回りは4.06%から4.12%まで上昇。ドル・円は153円62銭の安値から154円40銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1654ドルの高値から1.1615ドルまで反落。ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3133ドルまで反落した。ドル・スイスは0.7878フランまで下落し、17日来の安値を更新。ユーロ・スイスは0.9180フランまで下落し、2015年以降ほぼ10年ぶりの安値を更新した。
<KY>
2025/11/15 00:40
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ユーロ・スイスは10年ぶり安値、フラン買い、米、スィス製品の関税率引き下げへ
*23:22JST NY外為:ユーロ・スイスは10年ぶり安値、フラン買い、米、スィス製品の関税率引き下げへ
NY外為市場でスイスフランは上昇した。グリア米国通商代表部(USTR)代表はインタビューで、スィスとの通商協定で合意したことを明らかにした。米国はスィス製品の関税率を15%に引き下げると発表した。ドル・スイスは0.7878フランまで下落し、17日来の安値を更新。ユーロ・スイスは0.9180フランまで下落し、2015年以降ほぼ10年ぶりの安値を更新した。
<KY>
2025/11/14 23:22
注目トピックス 日本株
Jトラスト---自己株式の消却を決議
*22:26JST Jトラスト---自己株式の消却を決議
Jトラスト<8508>は13日、同日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき自己株式の消却を決議したと発表した。同社はTOPIX入りを目指して浮動株比率の引き上げを図っているため、自社株の取得を控えている。他方で、株主への利益還元の充実と資本効率の改善を通じた持続的な企業価値の向上を重要な経営課題として認識している。このため、株主への更なる利益還元と資本効率の向上を図り、適切な株主価値の実現を図ることを目的として自己株式の消却を行うとしている。消却に係る事項として、消却する株式の種類は普通株式であり、消却する株式の総数は4,142,400株である。これは消却前の発行済株式総数(自己株式を除く)に対する3.10%に相当する。消却予定日は2025年11月21日である。参考として、2025年10月31日時点における自己株式の保有状況は、発行済株式総数(自己株式を除く)が133,503,248株、自己株式数が4,155,067株である。
<AK>
2025/11/14 22:26
注目トピックス 日本株
Jトラスト---3Qは減収なるも、日本金融事業が2ケタ増収増益の好調が継続
*22:25JST Jトラスト---3Qは減収なるも、日本金融事業が2ケタ増収増益の好調が継続
Jトラスト<8508>は13日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。営業収益が前年同期比4.9%減の920.41億円、営業利益が同28.3%増の63.85億円、税引前利益が同2.0%減の59.87億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同35.5%減の26.13億円となった。日本金融事業の営業収益は137.45億円(前年同期比14.7%増)、セグメント利益は55.67億円(前年同期比12.5%増)となった。パルティール債権回収において債権回収の順調な増加に伴い実効金利法に基づく簿価修正益が増加したこと、Jトラストグローバル証券において堅調な株式市場を受けてトレーディング利益が増加したこと、Nexus Cardにおいて割賦取扱高の増加により割賦立替手数料が増加したこと等があった。韓国金融事業の営業収益は330.09億円(前年同期比4.1%減)、セグメント利益は15.95億円(前年同期は1.41億円の損失)となった。銀行業における貸出金が増加したものの、為替の影響等により円換算後の貸出金利息収入が減少となったことや、JT親愛貯蓄銀行において保有有価証券の平均残高の減少及び平均金利の低下により利息収益が減少したこと、また、JT貯蓄銀行において保有短期国債の減少により利息収益が減少したこと等があった。東南アジア金融事業の営業収益は346.40億円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益は10.55億円(前年同期比54.3%減)となった。JTIIにおいて買取債権回収益が増加したことや、Jトラスト銀行インドネシアにおいて金融業務受取手数料が増加した一方で、Jトラスト銀行インドネシアにおいて銀行業における貸出金が減少したことに加えて、為替の影響等により円換算後の貸出金利息収入が減少したことや、資金の効率的利用のため含み益のある保有社債を積極的に売却したことにより債券の平均残高が減少し利息収益が減少したこと等があった。不動産事業の営業収益は105.52億円(前年同期比28.2%減)、セグメント利益は1.89億円(前年同期比71.9%減)となった。各社において販売用不動産における販売収益が減少した。投資事業の営業収益は1.45億円(前年同期は0.05億円)、セグメント損失は5.70億円(前年同期は12.21億円 の損失)となった。Jトラストアジアにおいて訴訟費用を圧縮したことや、シンガポールにおいて提起した訴訟の確定判決に基づき、キプロス等において預金差押え等による回収を行った。その他の事業の営業収益は4.57億円(前年同期比0.5%減)、セグメント損失は0.45億円(前年同期は1.22億円の損失)となった。主にJ Syncが同社グループのシステム開発、コンピュータの運用及び管理業務を行っている。2025年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比5.4%増の1,351.00億円、営業利益が同77.5%増の111.00億円、税引前利益が同42.2%増の119.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同7.6%増の65.00億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
2025/11/14 22:25
注目トピックス 日本株
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン---3Q増収・2ケタ増益、通期業績予想の上方修正を発表
*22:23JST ビジュアル・プロセッシング・ジャパン---3Q増収・2ケタ増益、通期業績予想の上方修正を発表
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン<334A>は13日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.2%増の9.34億円、営業利益が同28.1%増の1.51億円、経常利益が同17.3%増の1.38億円、四半期純利益が同13.4%増の0.90億円となった。同社が事業展開する情報・サービス産業界ではAI・自動化の話題性もあり、引き続きDX(デジタルトランスフォーメーション)のニーズと関心は高い状況にある。同社の事業も主力製品のDAM(デジタルアセットマネジメント)とPIM(プロダクトインフォメーションマネジメント)システムであるCIERTOを中心に順調に推移しており、同社が訴求する「企業活動における媒体・コンテンツの制作・管理・配信のためのDXソリューション」のビジネスは着実にマーケットに浸透してきた。特にWEBサイトやECサイトを活用した企業の販促活動においてCIERTO DAM|PIMの導入が進んだ。新規ビジネスは、クラウドサービスを中心にCIERTO DAM|PIMの新規納入が35件と前年同期実績件数の75%増となり売上に貢献した。また、既存ビジネスは、サブスクリプション及び保守サービスの増収により売上に貢献した。開発ビジネスにおいても、小規模な開発案件が複数完了したことで売り上げに貢献している。その結果、重要な指標であるCIERTOの新規契約数は35件(前年同期比15件増)となり、累計の利用本数は271本、ARRは8.79億円(同11.6%増)、解約率は1.85%(同23.3%増)となっている。2025年12月期通期について、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比12.7%増(前回予想比0.4%増)の13.62億円、営業利益が同39.5%増(同14.3%増)の2.55億円、経常利益が同31.3%増(同8.4%増)の2.42億円、当期純利益が同26.8%増(同19.1%増)の1.55億円としている。
<AK>
2025/11/14 22:23
注目トピックス 日本株
RIZAPグループ---4年ぶりに2Q単体最終黒字、下期から再成長フェーズへ
*22:21JST RIZAPグループ---4年ぶりに2Q単体最終黒字、下期から再成長フェーズへ
RIZAPグループ<2928>は13日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比3.5%減の806.70億円、営業利益が29.85億円(前年同期は22.72億円の損失)、税引前利益が13.07億円(同42.63億円の損失)、親会社の所有者に帰属する中間損失が42.23億円(同42.82億円の損失)となった。ヘルスケア・美容セグメントの売上収益は335.95億円(前年同期比7.4%減)、営業利益は24.91億円(前年同期は21.84億円の損失)となった。RIZAPは、運動初心者向け「コンビニジム」chocoZAPを2022年9月より本格展開しており、2025年11月13日時点で会員数110.5万人・店舗数1,828店舗に達した。当中間期は、新たな集客施策の導入により退会率はやや上昇したが、広告効率の改善によって収益性が高まった。さらに、第1四半期に続き内製化やAI導入も進み、売上・コスト・利益のすべてで計画を上回る結果となった。これにより、収益基盤が確立し、下期より再成長フェーズへ転換する。ライフスタイルセグメントの売上収益は356.12億円(前年同期比7.2%減)、営業利益は3.17億円(前年同期比36.2%増)となった。インベストメントセグメントの売上収益は122.24億円(前年同期比6.6%増)、営業利益は9.32億円(前年同期比351.8%増)となった。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比0.5%増の1,720.00億円、営業利益が同484.3%増の110.00億円、税引前利益が85.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同657.5%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。また、同日、2026年3月期の期末配当金を前回予想の無配から0.67円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は0.67円(前期比0.67円増配)となる。
<AK>
2025/11/14 22:21
注目トピックス 日本株
RIZAPグループ---2026年3月期配当予想を修正
*22:19JST RIZAPグループ---2026年3月期配当予想を修正
RIZAPグループ<2928>は13日、本日開催の取締役会において、2025年05月15日に公表した2026年03月期(2025年04月01日~2026年03月31日)の配当予想を修正(復配)することを決議したと発表した。前回予想では第2四半期末0.00円、その他未定であったが、今回修正予想では第2四半期末0.00円、期末0.67円、年間0.67円とした。当期実績は第2四半期末0.00円、前期実績は第2四半期末0.00円、期末0.00円、年間0.00円であった。連結子会社RIZAPが運営するchocoZAP事業の先行投資を経て前期に黒字化し、同事業が巡航速度に移行しつつあることから、業績が安定化していると判断している。これを踏まえ、2025年05月30日付「資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ」のとおり欠損填補を実施し、2025年08月31日付で繰越利益剰余金の欠損を解消した。同日公表の第2四半期決算の実績及び通期見通しを踏まえ、本開示時点において復配に向けた一定の目途が立ったものと判断している。2026年03月期通期業績予想は期初予想を据え置いているが、足元では業績が期初計画を上回って推移しており、収益力向上施策も成果を上げている。下期からはRIZAPが展開するchocoZAPの成長投資を再開し、再成長フェーズへ移行する予定である。有価証券報告書に連結配当性向20%を基本方針としている旨を記載しており、今回の配当予想修正は当該方針に基づくものである。本件が実現した場合、同社としては8期ぶりの復配となる。
<AK>
2025/11/14 22:19
注目トピックス 日本株
サイバートラスト---「EMLinux」最新版で国際セキュリティ標準への準拠を支援
*22:17JST サイバートラスト---「EMLinux」最新版で国際セキュリティ標準への準拠を支援
サイバートラスト<4498>は13日、IoT・組込み機器向けLinux OSの最新版「EMLinux 3.4」において、産業制御システムセキュリティの国際標準規格であるIEC 62443-4-2への対応を支援するためのガイドラインとリファレンス構成の提供を開始したと発表した。「EMLinuxにおけるIEC 62443-4-2準拠のためのガイド」と「リファレンス構成」として、同規格の各要件に準拠するために必要な項目が日本語で整理され、EMLinux上での対応例とともに提供される。これにより、機器ベンダーは自社製品のLinux OSをIEC 62443-4-2に準拠させるために要する期間やコストを削減でき、CRAやJC-STARなどの上市・調達要件にも短期間かつ低コストで対応可能となる。また同時に、「EMLinux 3.4」では、Texas Instruments製の産業向けSoCであるAM64xシリーズを搭載したボード「SK-AM64B」の標準サポートも開始した。この対応により、当該SoCを採用する機器ベンダーは、長期メンテナンス可能なLinux環境を短期間で構築し、出荷後の脆弱性対応も円滑に実施することが可能となる。
<AK>
2025/11/14 22:17
注目トピックス 日本株
ワイヤレスゲート---3Qは減収なるも計画通りに進捗。4Qの積み上げにより通期計画達成を見込む。
*22:15JST ワイヤレスゲート---3Qは減収なるも計画通りに進捗。4Qの積み上げにより通期計画達成を見込む。
ワイヤレスゲート<9419>は13日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.4%減の61.06億円、営業利益が同53.4%減の1.43億円、経常利益が同52.3%減の1.44億円、四半期純利益が同49.5%減の1.58億円となった。通信事業の売上高は60.47億円(前年同期比5.1%減)となった。売上高の約8割を占めるWiMAXは、ホームルーター普及による市場拡大を機会と捉えた営業活動の強化、代理店との協業深化、及び直販ECサイトにて販売を実施することにより多様化する顧客ニーズに対応する購入窓口の整備を強化する。引き続き販売代理店との提携強化を進め、モバイルルーター及びホームルーターの需要獲得、さらに「ワイヤレスゲートWi-Fi+スマホ保険付き/PC保険付き」、「ウイルスバスター」、「ピカプロDX」などの周辺サービスの販売拡大やSIMフリータブレット等の新商品開拓を通じて顧客単価の拡大に取り組む。デジタルマーケティング事業の売上高は0.59億円(前年同期比319.6%増)となった。既存のSIMカードやWi-Fiルータは空港や販売店に出向き入手する必要があるが、プリペイド型e-SIMはスマートフォンにダウンロードすれば利用可能となり、訪日客にとって利便性が高くWEB販売と好相性である。e-SIMは既に海外では普及しており、日本では未だ普及率が低いことから海外顧客に直接販売し先行者利益の確保を目指す。2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.4%増の90.00億円、営業利益が同28.0%減の2.20億円、経常利益が同26.9%減の2.20億円、当期純利益が同29.6%減の2.00億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
2025/11/14 22:15
注目トピックス 日本株
ワイヤレスゲート---FREEDiVEの株式の取得(完全子会社化)
*22:13JST ワイヤレスゲート---FREEDiVEの株式の取得(完全子会社化)
ワイヤレスゲート<9419>は13日、FREEDiVEの株式を取得し、完全子会社化すると発表した。FREEDiVEは、モバイルWi-Fiサービスを中心に複数のブランドを展開し、EC販売において高い実績を有する企業である。同社は、ワイヤレス・ブロードバンド市場における事業基盤の強化を進めており、今回の完全子会社化により、FREEDiVEの優れた販売力やブランド価値との相乗効果を通じて、販売チャネルの拡大、契約数の増加、新規顧客層の獲得を見込んでいる。取得対象株式数は2,000株で、取得価額は普通株式が6.00億円、アドバイザリー費用等を含む合計は6.54億円。さらに、FREEDiVEの2026年5月期の業績に応じて最大0.88億円の追加対価を現金で支払うことも合意されている。株式譲渡の実行予定日は2025年11月27日としている。株式取得の相手先は、FREEDiVEの代表取締役である今井渉平氏であり、同社と当該個人との間に資本関係、人的関係、取引関係等はない。
<AK>
2025/11/14 22:13
注目トピックス 日本株
富士製薬工業---25年9月期は売上高・営業利益ともに過去最高を記録し、中期経営計画初年度は順調な滑り出し
*22:12JST 富士製薬工業---25年9月期は売上高・営業利益ともに過去最高を記録し、中期経営計画初年度は順調な滑り出し
富士製薬工業<4554>は11日、2025年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.0%増の516.77億円、営業利益が同28.6%増の49.90億円、経常利益が同0.3%増の44.59億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期に発生の一過性の投資有価証券の売却益がないこと等により同51.2%減の30.00億円となった。同グループが経営理念である「成長」と「貢献」のサイクルをより一層循環させ、将来にわたって価値を生み出し続ける姿として、「長期ビジョン2035」を策定し、長期ビジョン2035を実現するために、これからの5年間で、「女性医療での貢献拡大」「バイオシミラー事業による貢献拡大」「グローバルCMO事業による収益貢献」「次の成長ドライバーの仕込み・見極め」の4つの成長戦略とそれを支える経営基盤の強化として「人財の強化」「組織機能の高度化」「デジタルの推進」の3つの施策を中期経営計画として進めている。当年度の業績について、「女性医療」は、順調に推移し、その主なものは2024年12月に販売を開始した新薬の月経困難症治療薬アリッサ配合錠、天然型黄体ホルモン製剤エフメノカプセル100mg、経口避妊剤ファボワール錠となっている。「バイオシミラー」は、2024年5月に販売を開始した乾癬治療薬ウステキヌマブBS皮下注45mg「F」へ注力するとともに、2025年9月に3製品を新たに製造販売承認取得し、さらなるバイオシミラー事業拡大に向け歩みを進めている。「グローバルCMO」は、計画通り進捗している。その他の領域としては、主に2024年7月以降承継した3製品と前期に販売を開始したジェネリック3製品の伸長が貢献した。利益面については、売上高の増加に加え、販管費として人件費や減価償却費などが増加した一方、研究開発費は前連結累計期間に計上した新製品の契約一時金等が当連結累計期間は発生しなかったことにより、営業利益は増益となった。2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.2%増の574.90億円、営業利益が同10.6%増の55.20億円、経常利益が同17.5%増の52.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.0%増の38.10億円を見込んでいる。
<AK>
2025/11/14 22:12
注目トピックス 日本株
サンマルクホールディングス---2Qは2ケタ増収・経常利益まで2ケタ増益、通期予想の上方修正を発表
*22:09JST サンマルクホールディングス---2Qは2ケタ増収・経常利益まで2ケタ増益、通期予想の上方修正を発表
サンマルクホールディングス<3395>は13日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比32.3%増の435.85億円、営業利益が同29.4%増の23.63億円、経常利益が同13.7%増の22.50億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同37.3%減の10.48億円となった。新規出店の状況について、当中間連結会計期間中に生麺専門鎌倉パスタ直営店2店舗、ベーカリーレストラン・バケット直営店4店舗、サンマルクカフェ直営店1店舗、喫茶マドラグ直営店1店舗、牛カツ京都勝牛直営店3店舗、フランチャイズ店4店舗、牛かつもと村直営店1店舗をそれぞれ出店(当中間連結会計期間出店数:直営店12店舗、フランチャイズ店4店舗)し、同社グループ全業態の当中間連結会計期間末の合計店舗数は、直営店817店舗、フランチャイズ店60店舗、合計877店舗体制となった。セグメント別では、レストラン事業売上高は294.18億円(前年同期比50.3%増)、営業利益は19.50億円(前年同期比21.5%増)となった。喫茶事業売上高は141.66億円(前年同期比5.9%増)、営業利益は15.81億円(前年同期比29.5%増)となった。2026年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比24.1%増(前回予想比8.6%増)の880.00億円、営業利益が同37.2%増(同11.1%増)の50.00億円、経常利益が同25.0%増(同9.1%増)の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.5%減(同15.0%増)の23.00億円としている。
<AK>
2025/11/14 22:09
注目トピックス 日本株
FCE---25年9月期は2ケタ増収増益、DX推進事業セグメントが2ケタ増収増益に
*22:08JST FCE---25年9月期は2ケタ増収増益、DX推進事業セグメントが2ケタ増収増益に
FCE<9564>は13日、2025年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比21.8%増の60.99億円、営業利益が同26.4%増の9.12億円、経常利益が同30.9%増の9.25億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.9%増の6.62億円となった。DX推進事業セグメントの売上高は34.26億円(前年同期比29.9%増)、セグメント利益は8.84億円(前年同期比42.5%増)となった。「RPA Robo-Pat DX」の業績が引き続き好調であり、売上高の成長を牽引している。導入社数は2025年9月末時点で1,834社(前年同期1,481社、前年同期比23.8%増)となった。教育研修事業セグメントの売上高は25.93億円(前年同期比13.2%増)、セグメント利益は1.49億円(前年同期比28.7%減)となった。教育領域では、日本コスモトピアの連結子会社化が、当連結会計年度は12ヶ月となった影響もあり、前年同期比での増収に寄与した。研修領域では、同社グループ商品「Smart Boarding」(統合型人財育成プラットフォームサービス) において、人的資本経営の浸透と人材育成への戦略的な取り組みの拡大を背景に、直販による導入社数が堅調に増加し、2025年9月末時点で807社(2024年9月末時点では688社、前年同期比17.3%増)となった。2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.5%増の68.00億円、営業利益が同23.9%増の11.30億円、経常利益が同25.4%増の11.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.8%増の8.40億円を見込んでいる。
<AK>
2025/11/14 22:08
来週の買い需要
ミニストップなど
[来週の買い需要(表)]コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <7725> ;インターアク;153%;53200;1.66;1383;-30 <6993> ;大黒屋;129%;5390800;1.96;40;-2 <2749> ;JPHD;116%;298100;1.69;612;-4 <3198> ;SFP;94%;11300;0.82;2043;-2 <3137> ;ファンデリー;83%;24100;1.66;208;5 <1578> ;上場225M;81%;4737;1.86;4049;-58 <2378> ;ルネサンス;80%;26600;1.74;1038;0 <3542> ;VEGA;77%;20000;1.89;1677;-37 <6072> ;地盤ネットHD;76%;697500;4.28;167;9 <3539> ;JMHD;68%;30800;9.83;1557;7 <3662> ;エイチームHD;64%;36500;0.77;1097;-14 <8132> ;シナネンHD;61%;2500;0.11;6530;10 <7616> ;コロワイド;61%;220600;0.39;1738;-9 <4668> ;明光ネット;60%;18100;0.72;720;2 <1653> ;iFreeESG;59%;300;0.68;4439;-48 <9262> ;シルバーライフ;58%;6300;18.30;862;-3 <4934> ;Pアンチエイジ;57%;8600;3.64;708;-3 <3387> ;クリレスHD;57%;218200;0.50;765;1 <2484> ;出前館;54%;140500;4.34;146;-2 <9946> ;ミニストップ;53%;29000;0.19;2039;-5[コメント]ミニストップ<9946>は信用倍率0.19倍と1倍を下回って売り長となっている。
<FA>
2025/11/14 21:58
注目トピックス 日本株
ファブリカホールディングス---2Qは2ケタ増収・経常利益まで増益、主力のビジネスコミュニケーション事業は2ケタ増収増益
*21:43JST ファブリカホールディングス---2Qは2ケタ増収・経常利益まで増益、主力のビジネスコミュニケーション事業は2ケタ増収増益
ファブリカホールディングス<4193>は13日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.8%増の50.04億円、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)が同13.4%増の7.14億円、営業利益が同5.7%増の5.98億円、経常利益が同5.9%増の6.02億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同6.4%減の3.72億円となった。ビジネスコミュニケーション事業の売上高は31.24億円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益は9.09億円(同23.2%増)となった。金融機関の不正アクセス対策の本人認証需要を捉えたことに加え、アクションリンク事業の黒字化が定着した。オートモーティブプラットフォーム事業の売上高は8.51億円(同5.2%増)、セグメント利益は1.27億円(同33.3%減)となった。国内最大のトラック専門中古車情報サイト「トラックバンク」を取得したことにより、カーソリューションサービスの有料アカウント数が前年同期比で+537件と堅調に増加した。一方で、8月にリリースしたクラウド車検整備請求システム「Quicar(クイッカー)」のプロダクト開発等の成長投資を引き続き行った。AI事業の売上高は0.03億円(同80.5%増)、セグメント損失は0.42億円(前年同期は0.24億円の損失)となった。音声AIエージェントと電話通信をシームレスにつなぐクラウド通信基盤「onBridge(オンブリッジ)」の開発を計画通りに進めた。オートサービス事業の売上高は10.25億円(前年同期比16.9%増)、セグメント利益は0.32億円(同17.5%減)となった。売上高は堅調に推移したものの、5月の岡崎営業所開設に伴う一時費用が発生した。2026年3月期通期の連結業績予想について、売上高は前期比5.9%増の97.50億円、営業利益は同9.6%減の10.00億円、経常利益は同11.3%減の9.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同74.9%増の5.80億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
2025/11/14 21:43
注目トピックス 日本株
ファブリカホールディングス---2026年3月期10月度の月次売上高推移
*21:41JST ファブリカホールディングス---2026年3月期10月度の月次売上高推移
ファブリカホールディングス<4193>は12日、2026年3月期10月度の月次連結売上高および各事業の売上高を発表した。月次連結売上高は9.33億円で、前年同月比は117.4%、4月から10月までの累計売上高は59.38億円、前年同期比は113.5%となった。ビジネスコミュニケーション事業の10月度売上高は5.66億円で、前年同月比は116.1%、累計は36.91億円、前年同期比は114.1%であった。オートモーティブプラットフォーム事業の10月度売上高は1.44億円、前年同月比は108.4%、累計は9.96億円、前年同期比は105.6%となった。なお、子会社であるオートレックスの決算期変更に伴い、8月および9月の2ヶ月分の数値が合算されている。AI事業の10月度売上高は0.007億円、前年同月比は200.0%、累計は0.042億円、前年同期比は183.5%となった。オートサービス事業は、10月度売上高が2.21億円、前年同月比は128.1%、累計は12.47億円、前年同期比は118.8%で推移している。
<AK>
2025/11/14 21:41