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【投資部門別売買動向】海外勢と個人が買い越す一方、信託銀は売り越す (12月第1週)
●海外勢と個人が買い越す一方、信託銀は売り越す
東証が11日に発表した12月第1週(1日~5日)の投資部門別売買動向(現物)によると、日米の金融政策を巡り乱高下したものの、ロボット関連株が買われたことで日経平均株価が前週末比237円高の5万0491円と2週連続で上昇したこの週は、個人投資家が2週ぶりに買い越した。買越額は2076億円だった。前週は4528億円の売り越しだった。海外投資家は3週ぶりに買い越し、買越額はわずか34億円だった。前週は1162億円の売り越し。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週連続の買い越しとなった。買越額は1962億円と前週の2775億円から縮小した。現物と先物の合算では4週連続で買い越し、買越額は1997億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は10週連続で買い越し、買越額は2038億円と前週の1673億円から拡大した。
一方、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は2週ぶりに売り越し、売越額は2084億円だった。前週は236億円の買い越しだった。
日経平均が続伸する中、海外投資家と個人投資家が買い越す一方、信託銀行は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (12月1日~5日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
12月 ―――
第1週 34 ▲2,084 2,076 [ 23 2,053 ] 50,491円 ( +237 円)
11月 ―――
第4週 ▲1,162 236 ▲4,528 [ ▲4,359 ▲169 ] 50,253円 ( +1628 円)
第3週 ▲3,836 ▲834 1,158 [ ▲368 1,526 ] 48,625円 ( -1750 円)
第2週 5,147 ▲5,397 ▲2,366 [ ▲4,358 1,992 ] 50,376円 ( +100 円)
第1週 ▲3,559 755 5,557 [ 970 4,586 ] 50,276円 ( -2134 円)
10月 ―――
第5週 3,459 1,388 ▲1,876 [ ▲3,859 1,982 ] 52,411円 ( +3111 円)
第4週 6,436 ▲786 ▲5,124 [ ▲5,369 244 ] 49,299円 ( +1717 円)
第3週 1,532 ▲109 3,431 [ 1,026 2,404 ] 47,582円 ( -506 円)
第2週 10,586 ▲4,882 ▲4,290 [ ▲6,403 2,113 ] 48,088円 ( +2319 円)
第1週 12,398 ▲2,136 4,222 [ 778 3,444 ] 45,769円 ( +414 円)
9月 ―――
第4週 ▲5,591 ▲3,584 1,293 [ 1,286 7 ] 45,354円 ( +309 円)
第3週 ▲2,943 ▲5,310 ▲326 [ ▲1,697 1,371 ] 45,045円 ( +277 円)
第2週 ▲6,923 ▲1,301 ▲4,688 [ ▲4,252 ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)
第1週 1,314 ▲4,220 1,657 [ ▲659 2,317 ] 43,018円 ( +300 円)
8月 ―――
第4週 ▲3,031 ▲4,461 4,134 [ 1,453 2,681 ] 42,718円 ( +85 円)
第3週 ▲1,988 12 1,501 [ ▲2,201 3,703 ] 42,633円 ( -745 円)
第2週 5,737 ▲2,165 ▲11,253 [ ▲10,186 ▲1,067 ] 43,378円 ( +1557 円)
第1週 ▲53 ▲1,165 ▲5,780 [ ▲6,452 671 ] 41,820円 ( +1020 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/12/13 06:50
みんかぶニュース 市況・概況
今週の【早わかり株式市況】3週続伸、FOMC無風通過もオラクル急落で波乱含み
■今週の相場ポイント
1.日経平均は3週続伸、一時5万円割れ場面も
2.週前半は様子見ムード続く、FOMCなど控え
3.米利下げ決定、パウエル氏会見はハト派的
4.SBG大幅安で波乱含み、オラクル急落で
5.下値では押し目買い、バリュー株にも物色
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比344円(0.68%)高の5万0836円と、3週連続で上昇した。
今週は、週前半は様子見ムードの強い地合いが続いた。その後に一時波乱含みの地合いとなり、日経平均は瞬間的に5万円大台を下回る場面もあったが、下値では押し目買いニーズが強く底堅さを発揮。TOPIXは最高値を更新した。
週明け8日(月)の日経平均は小幅に上昇。米利下げ観測が追い風の一方、国内長期金利上昇の向かい風が意識され方向感に欠ける展開に。売り買い交錯も取引終盤はプラス圏に浮上して着地した。9日(火)も小幅高。引き続き様子見ムードが強く、持ち高調整の売りが広範囲の銘柄に及んだが、指数寄与度の高い値がさ株が買われ全体を支えた。10日(水)は小幅安。日本時間翌未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果と、その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控え、買い手控え感が強まった。週末のメジャーSQをにらんだ海外筋による先物への売り買いも影響し、日経平均は終始不安定な値動きとなった。注目されたFOMCでは事前の予想通り、3会合連続の利下げが決まった。パウエル氏の会見もハト派的との受け止めが広がり、10日の米国株市場は上昇。11日(木)の東京市場もこの流れを引き継ぐかに思われたが、逆に大きく値下がりした。米取引時間終了後に決算を発表したオラクルが時間外で急落し、これを横目にリスク回避ムードが高まった。特に、オラクルとAIデータセンター整備計画で連携するソフトバンクグループ <9984> [東証P]が大幅安となり、全体の下げを主導した。12日(金)は大幅反発。前日の反動で買い戻しの動きが広がった。バリュー株にも投資資金が流入し、TOPIXは史上最高値を更新した。
■来週のポイント
来週は米利下げの通過後、全体相場が上昇するなかでやや警戒感が高まっているAI・半導体関連の動向が注目されそうだ。また、国内では19日に予定されている日銀政策決定会合で利上げが確実視されており、金融市場を始め影響を確認したい。
重要イベントとしては、国内では前述の日銀会合のほか、15日朝に発表される日銀短観、17日朝に発表される10月機械受注、19日朝に発表される11月全国消費者物価指数が注目される。海外では15日に発表される中国11月の工業生産と小売売上高、16日に発表される米国11月雇用統計と米国10月小売売上高、18日に発表される米国11月消費者物価指数、19日に発表される米国11月の個人所得と個人消費支出に注視が必要だろう。
■日々の動き(12月8日~12月12日)
【↑】 12月 8日(月)―― 反発、不安定な値動きも終盤買い直される
日経平均 50581.94( +90.07) 売買高19億5404万株 売買代金 5兆191億円
【↑】 12月 9日(火)―― 続伸、方向感欠く展開も半導体関連が買われる
日経平均 50655.10( +73.16) 売買高20億4509万株 売買代金 4兆8935億円
【↓】 12月10日(水)―― 3日ぶり反落、FOMC控え荒い値動きに
日経平均 50602.80( -52.30) 売買高22億4943万株 売買代金 5兆6697億円
【↓】 12月11日(木)―― 続落、FOMC無難通過も先物売りに押される
日経平均 50148.82( -453.98) 売買高20億933万株 売買代金 5兆3942億円
【↑】 12月12日(金)―― 3日ぶり反発、米株高を受け銀行株などが買われる
日経平均 50836.55( +687.73) 売買高22億3505万株 売買代金 6兆4264億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、28業種が上昇
(2)値上がり率トップは野村 <8604> など証券。金融株はソニーFG <8729> など保険、クレセゾン <8253> などその他金融も大幅高
(3)円安進行でいすゞ <7202> など自動車が高い。輸出株はパナHD <6752> など電機も堅調だがテルモ <4543> など精密機器は売られた
(4)内需株は住友不 <8830> など不動産、大成建 <1801> など建設、住友倉 <9303> など倉庫・運輸が買われた
(5)住友商 <8053> など大手商社、DOWA <5714> など非鉄、ENEOS <5020> など石油といった資源株も高い
(6)値下がり率トップは任天堂 <7974> などその他製品
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(5) フィジカルAI
2(12) ロボット
3(7) 防衛
4(1) 地方銀行
5(6) 半導体
※カッコは前週の順位
株探ニュース
2025/12/13 06:40
注目トピックス 市況・概況
NY為替:株安を意識した相場展開に
*06:11JST NY為替:株安を意識した相場展開に
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、156円10銭まで買われたが、株安を意識した売りが入ったことで155円68銭まで反落。米長期金利は底堅い動きを見せたが、株安で円買いが活発となった。ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1750ドルまで上昇。ユーロ・円は183円16銭まで買われた後、182円68銭まで下げた。ポンド・ドルは、1.3383ドルまで買われた後、1.3342ドルまで反落。 ドル・スイスは0.7945フランから0.7965フランまで戻した。12日のNY原油先物1月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.28%)の57.44ドルで通常取引を終了した。
<MK>
2025/12/13 06:11
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは強含み
*04:18JST NY為替:米ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは強含み
12日のNY市場でドルは下げ渋り、155円80銭台で推移。156円10銭まで買われた後、155円68銭まで反落。ユーロ・円は強含み、一時183円16銭まで上昇し、直近では182円90銭台で推移。ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1750ドルまで買われる展開。
<MK>
2025/12/13 04:18
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米ドル・円は伸び悩み、155円68銭まで値下がり
*02:29JST NY為替:米ドル・円は伸び悩み、155円68銭まで値下がり
12日のNY市場でドルは上げ渋り、156円10銭まで買われた後、155円68銭まで反落。ユーロ・円は強含み、182円88銭から183円16銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1745ドルまで戻す展開。
<MK>
2025/12/13 02:29
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米ドル・円は上げ渋り、ユーロ・円は騰勢持続
*01:19JST NY為替:米ドル・円は上げ渋り、ユーロ・円は騰勢持続
12日のNY市場でドルは上げ渋り、156円10銭まで買われた後、155円76銭まで反落。ユーロ・円は強含み、182円88銭から183円16銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1745ドルまで戻す展開。
<MK>
2025/12/13 01:19
注目トピックス 市況・概況
NY為替:ユーロ・円は183円03銭まで強含み、連日の高値更新
*23:32JST NY為替:ユーロ・円は183円03銭まで強含み、連日の高値更新
12日のNY市場でドルは下げ渋り、155円90銭から156円10銭まで反発。ユーロ・円は強含み、182円88銭から183円03銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1735ドルから1.1723ドルまで反落。
<MK>
2025/12/12 23:32
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円はじり高、156円に接近
*20:03JST 欧州為替:ドル・円はじり高、156円に接近
欧州市場でドル・円はじり高となり、一時155円96銭と156円に接近した。米10年債利回りの上昇基調を背景にドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルはさらに値を下げた。一方、欧州株は堅調だが、米株式先物はまちまちとなり、円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円62銭から155円96銭、ユ-ロ・円は182円67銭から182円94銭、ユ-ロ・ドルは1.1724ドルから1.1741ドル。
<TY>
2025/12/12 20:03
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (12日引け後 発表分)
12月12日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設&記念優待 ―――――――――
SCAT <3974> [東証S] 決算月【10月】 12/12発表
東証上場10周年を記念し、26年10月末時点で100株以上を保有する株主にQUOカード1000円分を贈呈する。27年10月期からは定常的な株主優待制度を導入。毎年10月時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて500~1000円分のQUOカードを贈呈する。ただし、100株以上200株未満は1年以上の保有が条件となる。
■決定 ――――――――――――――
楽天グループ <4755> [東証P] 決算月【12月】 12/12発表
25年12月末の株主優待は、100株以上保有の株主に「楽天モバイル」回線の音声+データ30GB/月プランを6ヵ月間無料で提供する。継続特典(25年12月末および26年6月末時点で100株以上保有)を満たす場合、追加で6ヵ月間無料となる。
株探ニュース
2025/12/12 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (12日大引け後 発表分)
※12月22日、東証グロース市場に上場予定のスタートライン <477A> [東証G]は12日、公開価格を発表した。
●スタートライン <477A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月22日
事業内容:障害者の雇用支援及び就業支援事業
公開価格:480円
仮条件:440円~480円
想定発行価格:440円
上場時発行済み株式数:391万2000株
公募:140万株
売り出し:6万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限21万9000株
ブックビルディング期間:12月5日~11日
公開価格決定日:12月12日
申込期間:12月15日~18日
払込日:12月19日
主幹事:みずほ証券
[2025年12月12日]
株探ニュース
2025/12/12 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (12日大引け後 発表分)
○東建コーポ <1766> [東証P]
発行済み株式数の17.39%にあたる234万2600株(金額で296億3301万0200円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は12月15日から26年1月19日まで。買い付け価格は1万2627円。
○マーチャント <3121> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の8.04%にあたる250万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は26年1月30日から26年12月11日まで。
○トーエル <3361> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.53%にあたる10万株(金額で8350万円)を上限に、12月15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○ミルボン <4919> [東証P]
発行済み株式数の2.45%にあたる81万1700株の自社株を消却する。消却予定日は12月26日。
○寺崎電気 <6637> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の5.86%にあたる76万4100株(金額で34億9957万8000円)を上限に、12月15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○GENDA <9166> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.6%にあたる500万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月15日から26年4月30日まで。
[2025年12月12日]
株探ニュース
2025/12/12 19:20
注目トピックス 外国株
12日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、香港の利下げや中国の景気対策期待で
*19:05JST 12日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、香港の利下げや中国の景気対策期待で
12日の香港市場は反発。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比446.28ポイント(1.75%)高の25976.79ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が145.07ポイント(1.62%)高の9079.35ポイントで引けた。前日までの中国共産党による重要経済会議では、金融と財政で景気を支援する方針が決定された。今後の追加刺激策への期待が高まり、香港株式市場は反発した。米国株の上昇も投資家心理を下支えし、序盤から買いが優勢となった。また、香港域内の利下げ実施も好感された。香港金融管理局(HKMA)は11日、香港の政策金利の基準金利を0.25%引き下げて4.0%にすると発表し、即日から実施した。ハンセン指数の構成銘柄では、保険やIT関連が堅調に推移した。中国人寿保険(2628/HK)が5.5%高、平安保険(2318/HK)が3.7%高、AIAグループ(1299/HK)も2.2%高と上昇が目立った。中国本土での政策期待が再燃するなか、金融・保険分野への資金流入が活発化した。加えて、テンセント(0700/HK)が2.4%高、アリババ(9988/HK)が2.3%高となるなど、主力ハイテク株も押し目買いが入り、相場全体の上昇を後押しした。また、人工知能(AI)関連も高い。北京第四範式智能技術(6682/HK)が5.8%高、商湯集団(センスタイム:20/HK)が4.7%高、クラウドの金山雲(3896/HK)が3.6%高となった。中国当局が「AIプラス」行動の徹底方針が買い手掛かりとなったもようだ。ほかに、インフラ関連も買われた。中国建築国際集団(3311/HK)が4.1%高、中国中鉄(390/HK)が3.2%高、中国交通建設(1800/HK)が3.0%高、華新建材集団(6655/HK)が4.4%高とそろって堅調な値動きを示した。中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.41%高の3889.35ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/12/12 19:05
注目トピックス 外国株
12日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反発、「AIプラス」行動の徹底方針で電力株が急伸
*18:59JST 12日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反発、「AIプラス」行動の徹底方針で電力株が急伸
12日の中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比16.03ポイント(0.41%)高の3889.35ポイントで引けた。安く始まった中国本土株式市場は下値模索の時間帯が続いたものの、政府による景気刺激策の公表期待が強まるなか次第に投資家心理が改善し反発に転じた。序盤は売り圧力が優勢で指数は軟調に推移したが、後場に入って買い戻しが優勢となり全体の値頃感が支えられた。なお、10-11日に開催された中央経済工作会議では、金融と財政で景気を支援する方針が決定された。業種別では、電力関連などが急伸。「AIプラス」行動の徹底方針を受けて電力需要が増加するとの思惑が高まった。東方電気(600875/SH)や中国核工業建設(601611/SH)、保定天威保変電気(600550/SH)、中国西電電気(601179/SH)などがストップ高の10.0%上昇、特変電工(600089/SH)と河南平高電気(600312/SH)がそろって6.6%高となった。また、ハイテク株も高い。上海剣橋科技(603083/SH)が4.1%高、深セン豪威科技集団(603501/SH)が3.9%高、瑞芯微(603893/SH)が2.3%高となった。ほかに、金鉱株も買われた。中金黄金(600489/SH)が3.7%高、山東黄金(600547/SH)が2.9%高、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.4%高、廈門タングステン業(600549/SH)が3.4%高で引けた。半面、銀行株は安い。中国農業銀行(601288/SH)が2.6%安、中国銀行(601988/SH)が2.1%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.3%安と軟調な展開を示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.78ポイント(0.31%)高の249.55ポイント、深センB株指数が0.37ポイント(0.03%)安の1266.46ポイントで終了した。
<AK>
2025/12/12 18:59
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (12日大引け後 発表分)
○ラクオリア <4579> [東証G]
HK inno.Nを割当先とする155万5900株の第三者割当増資を実施する。発行価格は907円。
[2025年12月12日]
株探ニュース
2025/12/12 18:40
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は小高い、米金利に追随
*18:22JST 欧州為替:ドル・円は小高い、米金利に追随
欧州市場でドル・円は小高く推移し、155円62銭から155円85銭まで値を上げた。米10年債利回りの緩やかな上昇でドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは1.1720ドル台に軟化。ユーロ・円は下押しされるものの、欧州株高で下げづらい値動きに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円62銭から155円85銭、ユ-ロ・円は182円67銭から182円86銭、ユ-ロ・ドルは1.1726ドルから1.1741ドル。
<TY>
2025/12/12 18:22
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 3日ぶり大幅反発、週足「赤三兵」示現
*18:15JST 日経平均テクニカル: 3日ぶり大幅反発、週足「赤三兵」示現
12日の日経平均は大幅反発。終値687.73円高で昨日までの続落による合計506.28円安を埋め、終値は5日移動平均線の上方に復帰した。週足では344.68円高で3週連続上昇。ローソク足は陽線を描き、高値、安値、終値を連続して切り上げる「赤三兵」を示現して上昇基調の強さを裏付ける形となった。ただ、25日線は本日も下降を続けており、来週も来週も一定の売り圧力が残って上値は重くなりそうだ。
<CS>
2025/12/12 18:15
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況 午後5時時点、155円64~66銭のドル安・円高
日銀が12日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=155円64~66銭と前営業日比40銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=182円70~74銭と同24銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1738~40ドルと同0.0045ドルのユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 17:58
みんかぶニュース 為替・FX
日銀為替市況(ドル円・午後5時)
■ドル円終値の推移
レンジ 前日比
12月12日 155円64~66銭 (▼0.40)
12月11日 156円04~05銭 (▼0.61)
12月10日 156円65~67銭 (△0.46)
12月09日 156円19~20銭 (△0.84)
12月08日 155円35~36銭 (△0.73)
12月05日 154円62~63銭 (▼0.62)
12月04日 155円24~26銭 (▼0.44)
12月03日 155円68~69銭 (▼0.08)
12月02日 155円76~78銭 (△0.39)
12月01日 155円37~39銭 (▼0.93)
11月28日 156円30~33銭 (△0.20)
11月27日 156円10~12銭 (▼0.27)
11月26日 156円37~39銭 (▼0.25)
11月25日 156円62~64銭 (▼0.11)
11月21日 156円73~75銭 (▼0.72)
11月20日 157円45~47銭 (△1.94)
11月19日 155円51~53銭 (△0.52)
11月18日 154円99~01銭 (△0.32)
11月17日 154円67~69銭 ( 0.00)
11月14日 154円67~69銭 (▼0.04)
11月13日 154円71~73銭 (△0.10)
11月12日 154円61~63銭 (△0.43)
11月11日 154円18~19銭 (△0.14)
11月10日 154円04~06銭 (△0.66)
11月07日 153円38~40銭 (▼0.48)
11月06日 153円86~88銭 (△0.32)
11月05日 153円54~56銭 (▼0.04)
11月04日 153円58~60銭 (▼0.72)
10月31日 154円30~32銭 (△0.87)
10月30日 153円43~45銭 (△1.38)
10月29日 152円05~07銭 (▼0.10)
10月28日 152円15~17銭 (▼0.87)
10月27日 153円02~04銭 (△0.20)
10月24日 152円82~84銭 (△0.33)
10月23日 152円49~51銭 (△0.67)
10月22日 151円82~84銭 (△0.67)
10月21日 151円15~17銭 (△0.41)
10月20日 150円74~76銭 (△1.05)
10月17日 149円69~72銭 (▼1.54)
10月16日 151円23~25銭 (▼0.01)
10月15日 151円24~26銭 (▼0.72)
10月14日 151円96~98銭 (▼0.88)
10月10日 152円84~86銭 (▼0.22)
10月09日 153円06~07銭 (△0.50)
10月08日 152円56~58銭 (△1.94)
10月07日 150円62~64銭 (△0.61)
10月06日 150円01~03銭 (△2.61)
10月03日 147円40~42銭 (△0.33)
10月02日 147円07~09銭 (▼0.04)
10月01日 147円11~12銭 (▼0.95)
09月30日 148円06~08銭 (▼0.50)
09月29日 148円56~58銭 (▼1.27)
09月26日 149円83~85銭 (△1.02)
09月25日 148円81~83銭 (△0.77)
09月24日 148円04~06銭 (▼0.07)
(注:△はドル高・円安)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 17:56
注目トピックス 日本株
ビジョナル---1Qは2ケタ増収増益、HR Techセグメント・Incubationセグメントの高い成長率が継続
*17:56JST ビジョナル---1Qは2ケタ増収増益、HR Techセグメント・Incubationセグメントの高い成長率が継続
ビジョナル <4194>は11日、2026年7月期第1四半期(25年8月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比24.8%増の233.38億円、営業利益が同29.6%増の70.69億円、経常利益が同45.5%増の81.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同35.3%増の54.78億円となった。HR Techセグメントの売上高は前年同期比22.7%増の222.15億円、セグメント利益は同27.4%増の78.93億円となった。BizReach事業においては、プロフェッショナル人材領域の人材需要の強さや、積極的な広告宣伝活動の結果として、当第1四半期末時点で、累計導入企業数は40,000社以上(前年度末38,100社以上)、利用ヘッドハンター数は9,300人以上(同9,000人以上)、スカウト可能会員数は319万人以上(同307万人以上)となった。すべての指標について、前年度末比で成長し、BizReach事業の売上高は同20.2%増の196.55億円、管理部門経費配賦前の営業利益は同27.3%増の88.37億円となった。HRMOS事業においては、プロダクト投資を継続しつつ、利用顧客の拡大のための営業活動等を行っている。連結子会社のビズリーチがクラウドシステムである「sonar ATS」を主力サービスとするThinkingsの100%株式を取得した。「HRMOS」シリーズ合算のARRは前年同期末比178.4%増の83.21億円となった。HRMOS事業の売上高は同54.7%増の17.87億円、管理部門経費配賦前の営業損失は0.83億円(前年同期は0.73億円の損失)となった。Incubationセグメントの売上高は同98.8%増の11.22億円、セグメント損失は4.69億円(同3.55億円の損失)となった。HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っている。2026年7月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比23.7%増の992.00億円、営業利益は同7.7%増の231.00億円、経常利益は同3.6%増の235.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.8%増の160.81億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
2025/12/12 17:56
みんかぶニュース 市況・概況
12日香港・ハンセン指数=終値25976.79(+446.28)
12日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比446.28ポイント高の25976.79と反発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 17:54
注目トピックス 日本株
サイバートラスト---サポート終了を迎えたオープンソースソフトウェアの脆弱性に対する修正サービスを提供開始
*17:54JST サイバートラスト---サポート終了を迎えたオープンソースソフトウェアの脆弱性に対する修正サービスを提供開始
サイバートラスト<4498>は11日、オープンソースソフトウェア(OSS)の脆弱性に対するセキュリティパッチを提供するサービス「TuxCare ELS」の提供を開始したと発表した。これは、提供元のコミュニティによる公式サポート終了後も、新たに発見された脆弱性に対して継続的に修正を提供するもので、ランサムウェアやサプライチェーン攻撃などの脅威からシステムを保護する。同サービスを活用することで、稼働中のシステム環境を変更せずにセキュリティリスクを回避でき、コンプライアンスの維持も可能となる。これにより、アップデートが困難なシステムや運用・保守が難しいレガシーシステムに対しても、迅速かつ継続的なセキュリティフィックスの適用が可能となり、安定的な運用が支援される。「TuxCare ELS」は、多数のOSSに対応し、主要なLinux OSで利用可能。インストールメディアや標準リポジトリ以外から入手したOSSにも適用でき、動作不具合時には切り戻しが可能な点も特徴となっている。
<AK>
2025/12/12 17:54
注目トピックス 日本株
鎌倉新書---3Qも2ケタ増収増益、業績予想に対して堅調に推移
*17:52JST 鎌倉新書---3Qも2ケタ増収増益、業績予想に対して堅調に推移
鎌倉新書<6184>は11日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.2%増の60.87億円、営業利益が同58.9%増の8.93億円、経常利益が同60.6%増の8.96億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同73.9%増の6.10億円となった。同社グループは、従前からのお墓・仏壇・葬儀といった事業に加え、相続や不動産等のアセットマネジメント事業、介護事業、全国の地方自治体との取り組みである官民協働事業など新たなサービスを積極的に行うことで、わが国における「終活インフラ(=国民の生活と支える基盤)」の構築を目指している。当期においては、官民協働事業の売上高が前年同期比42.7%増と大きく伸長している。また、介護事業においては、売上高が同20.9%増、葬祭事業においても、売上高が同13.0%増と堅調に推移している。2026年1月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.8%増の86.00億円、営業利益が同26.2%増の11.50億円、経常利益が同26.2%増の11.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.0%増の7.70億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
2025/12/12 17:52
みんかぶニュース 市況・概況
来週の株式相場に向けて=年内最後の大イベント「日銀会合」に関心、銀行株の動向焦点に
12日の東京株式市場で日経平均株価は前日比687円高と3日ぶりに反発した。特に、TOPIXは4日につけた最高値を更新した。今年も残すところ半月余りだが、今週は新年相場を探るうえで重要な2つのイベントが米国であった。ひとつは10日に結果が発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)だ。予想通り0.25%の利下げが実施されたが、市場には追加の利下げに消極的な「タカ派的利下げ」となることへの警戒感が強かった。しかし、結果はむしろ金融緩和に前向きな「ハト派的利下げ」と受け止められた。このことが11日の米市場でのNYダウとS&P500種指数の最高値につながっている。
もう一つは、11日の米半導体大手ブロードコムの決算だ。同社の決算は予想を上回ったが、受注残が期待に届かなかったことから時間外取引で株価は下落。オラクル<ORCL>の決算とあわせAI・半導体株の調整色を感じさせる動きとなっている。
足もとでは、株高基調に変化はみられず、TOPIXを中心とするバリュー株優位の流れとなっている。そんななか、来週は今年最後のビッグイベントとも呼べる「日銀金融政策決定会合」が18~19日に開催される。市場では0.25%の追加利上げの可能性が指摘されているが、ポイントは26年の追加利上げがどうなるかだ。特に「1~2.5%程度」とされてきた中立金利の見通しに変化があるかが関心を集めている。同金利の下限引き上げを示唆する発言などがあれば、利上げの回数の見通しも見直しが求められる。
日銀会合の結果を受け、為替を含め金融市場は大きく動くことが予想され、株式市場では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>をはじめとした銀行株の動向が焦点となりそうだ。日銀会合に先立つ15日には12月の日銀短観が発表され、その内容も注目される。
更に、17日に予定されている米半導体大手マイクロン・テクノロジー<MU>の決算発表も注目されそうだ。来週は米政府機関の一部閉鎖の影響で遅れていた重要経済指標が相次ぎ発表され、その結果からも目が離せない。
上記以外のスケジュールでは、海外で15日に米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に米11月雇用統計、米10月小売売上高、18日に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表、米11月消費者物価指数(CPI)、フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、19日に米11月中古住宅販売件数が発表される。17日にレナー<LEN>、18日にフェデックス、アクセンチュア<ACN>、ナイキ<NKE>が決算発表を行う。
国内では17日に11月貿易統計、10月機械受注、11月訪日外客数、19日に11月消費者物価指数(CPI)が発表される。15日にパーク24<4666.T>、ギフトホールディングス<9279.T>、19日に西松屋チェーン<7545.T>、コーセル<6905.T>が決算発表を行う。15日にAlbaLink<5537.T>、16日にNSグループ<471A.T>、17日にSBI新生銀行<8303.T>、18日にミラティブ<472A.T>、19日にパワーエックス<485A.T>、ギミック<475A.T>、辻・本郷ITコンサルティング<476A.T>が新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは、4万9700~5万1800円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 17:47
注目トピックス 日本株
ティーケーピー---アパホテル〈姫路駅北〉・〈魚津駅前〉2棟を取得
*17:43JST ティーケーピー---アパホテル〈姫路駅北〉・〈魚津駅前〉2棟を取得
ティーケーピー<3479>は10日、アパグループが所有する「アパホテル〈姫路駅北〉」および「アパホテル〈魚津駅前〉」の2棟を取得し、アパホテルとのフランチャイズ契約のもと、2026年3月2日より運営を開始すると発表した。アパホテル〈姫路駅北〉は、兵庫県姫路市東駅前町に位置し、JR姫路駅から徒歩6分。敷地面積691.40平方メートル、延べ床面積4,041.29平方メートル、構造は鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根11階建、全168室を有する。一方、アパホテル〈魚津駅前〉は富山県魚津市駅前新町に位置し、あいの風とやま鉄道魚津駅から徒歩1分、富山地方鉄道新魚津駅から徒歩3分。敷地面積1,270.00平方メートル、延べ床面積2,466.50平方メートル、鉄筋コンクリート造陸屋根6階建で、全145室。今回の取得により、同社が運営するアパホテルのフランチャイズ事業は全国で22棟・3,896室となり、関西エリアでの展開強化に加え、北陸エリアへの初出店を実現する。また、本件は既存施設を活用することで初期投資を抑え、スムーズな事業開始を可能とする。
<AK>
2025/12/12 17:43
注目トピックス 日本株
ハウテレビジョン---3Qは2ケタ増収、取引社数・会員数共に着実に伸長
*17:40JST ハウテレビジョン---3Qは2ケタ増収、取引社数・会員数共に着実に伸長
ハウテレビジョン<7064>は10日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.3%増の18.99億円、営業利益が同35.4%減の2.34億円、経常利益が同35.7%減の2.32億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.9%減の1.28億円となった。当第3四半期累計期間における各サービス領域の戦略の方向性及び具体的な取り組みについて、新卒サービス領域では、利益率を維持しつつ売上高を成長させる戦略の下、取引企業数の拡大や取引単価の向上を図ってきた。会員に向けた具体的な取り組みとしては、合同説明会「外資就活Expo」、合同座談会「外資就活Meetup」、オンライン合同説明会「外資就活Live」、学会形式・逆求人イベント「外資就活Conference」等を開催したほか、人事採用責任者・担当者向けに、コンサル業界やエンジニアといったテーマ性を持たせた採用人事交流会を開催した。また、外資就活ドットコム内においては、エンジニア志望学生向けにAIとの対話を通じてエントリーシート等の作成を支援する「AI ES ビルダー」の提供を開始した。さらに、就職活動に関する調査や、企業の先進的な採用事例等を継続的に発信する場として「外資就活総合研究所」を設立した。中途サービス領域については、売上高及び利益率双方を成長させていくことを目指している。新卒サービスとの会員基盤一体化を推進するため、リクルーティング・プラットフォームである「Liiga」を「外資就活ネクスト」にリブランドした。優良エージェントによる良質スカウト送付の増加、履歴書更新施策によるアクティブ会員化といった施策により、マッチング数や新規の会員登録者数は着実に増加してきている。RPOサービス領域においては、同社グループの他サービスとのシナジーを活かした形での高成長を目指している。一方、同社グループは、新規事業領域である匿名Q&Aプラットフォーム「mond」のプロダクト開発と収益化の加速を第一に取り組んでおり、mondのグローバル展開を推進するため、その拠点として米国デラウェア州にmond, Inc.を設立した。mondは、2025年9月に累計質問数が500万件を突破し、また同年10月の月間アクティブユーザー数が初めて1,000万人を超えるなど、急成長を続けている。同社グループのキャリアプラットフォーム事業は、「累積取引社数」及び「累積会員数」を重要な経営指標として定義している。当第3四半期末におけるキャリアプラットフォーム事業の累積取引社数は1,071社(前年度末から90社増)に、また、累積会員数は680,395人(前年度末から98,368人増)と、着実な伸長を継続し、グループ全体の売上高を押し上げる一要因となっている。2026年1月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.9%増の27.50億円、営業利益が同87.6%減の0.50億円、経常利益が同89.0%減の0.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同88.9%減の0.27億円とする期初計画を据え置いたが、同日に開示された決算説明資料においては、「今後の売上及び費用の進捗状況によっては、期末までに通期利益見通しの上方修正を検討する」と業績修正の可能性について明記されている。
<AK>
2025/12/12 17:40
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇119銘柄・下落129銘柄(東証終値比)
12月12日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは277銘柄。東証終値比で上昇は119銘柄、下落は129銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は50銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは25銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は230円安と大幅安に売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の12日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3926> オープンドア 370 +61( +19.7%)
2位 <4166> かっこ 1052 +169( +19.1%)
3位 <3954> 昭和パックス 3435 +500( +17.0%)
4位 <4579> ラクオリア 1396.1 +184.1( +15.2%)
5位 <212A> FEASY 2700 +339( +14.4%)
6位 <3441> 山王 1194 +145( +13.8%)
7位 <4384> ラクスル 1710.2 +184.2( +12.1%)
8位 <2489> アドウェイズ 285 +30( +11.8%)
9位 <7131> のむら産業 3005 +312( +11.6%)
10位 <456A> ヒュマメイド 4650 +320( +7.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <460A> BRANU 1045 -227( -17.8%)
2位 <5134> POPER 573 -100( -14.9%)
3位 <4446> リンクユーG 888 -154( -14.8%)
4位 <6549> DMソリュ 1450 -145( -9.1%)
5位 <6656> インスペック 568 -51( -8.2%)
6位 <9166> GENDA 698 -50( -6.7%)
7位 <9163> ナレルG 2180 -135( -5.8%)
8位 <157A> Gモンスター 939 -51( -5.2%)
9位 <8077> トルク 239.9 -11.1( -4.4%)
10位 <4572> カルナバイオ 357 -14( -3.8%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4755> 楽天グループ 953 +23.8( +2.6%)
2位 <7261> マツダ 1205 +18.0( +1.5%)
3位 <8604> 野村 1315.5 +7.5( +0.6%)
4位 <6473> ジェイテクト 1774.6 +10.1( +0.6%)
5位 <5711> 三菱マ 3493.5 +19.5( +0.6%)
6位 <8309> 三井住友トラ 4706.8 +25.8( +0.6%)
7位 <4503> アステラス 2064.7 +9.7( +0.5%)
8位 <1605> INPEX 3199 +15.0( +0.5%)
9位 <5401> 日本製鉄 634.5 +2.5( +0.4%)
10位 <7013> IHI 2939.9 +9.4( +0.3%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6963> ローム 2120 -19.0( -0.9%)
2位 <6752> パナHD 2162 -13.0( -0.6%)
3位 <5411> JFE 1984.7 -11.8( -0.6%)
4位 <5020> ENEOS 1094 -6.5( -0.6%)
5位 <6723> ルネサス 2181.8 -11.2( -0.5%)
6位 <2269> 明治HD 3268.2 -15.8( -0.5%)
7位 <4911> 資生堂 2425.8 -11.7( -0.5%)
8位 <9984> SBG 17810 -85( -0.5%)
9位 <6178> 日本郵政 1609 -7.5( -0.5%)
10位 <6506> 安川電 5040 -22( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/12/12 17:33
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、材料難で失速も下値で買戻し
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、材料難で失速も下値で買戻し
12日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米金融政策決定の通過で手掛かりが乏しく、積極的なドル買いは入りづらい。ただ、下値ではドルに買戻しが入りやすく、下げづらい展開となりそうだ。前日の海外市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)を消化。連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げを決定したほか、パウエル議長が労働市場への懸念を強調したことがハト派的と受け止められた。それを受け米金利安・ドル安に振れ、ユーロ・ドルは1.1760ドル台に浮上、ドル・円は155円を割り込む場面があった。本日アジア市場で日経平均株価が大幅高となり、リスク選好的な円売りでドル・円は155円半ばを中心に推移した。この後の海外市場は引き続きFRBの金融政策スタンスを見極める展開となりそうだ。短期国債の購入決定を受けてドル売りが先行する可能性はあるものの、FRBがタカ派姿勢を堅持し、米長期金利の上昇が下支え要因となりやすい。一方で、日銀の利上げ観測は依然残るが、日本の財政悪化懸念による円売り圧力が相殺要因として作用しよう。総じて、ドル・円は155円台半ばを中心としたもみ合い推移となり、下値ではドル買い需要が下支えしそうだ。【今日の欧米市場の予定】・特になし
<CS>
2025/12/12 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、ドルに買戻し
*17:17JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、ドルに買戻し
12日の東京市場でドル・円は小じっかり。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け前日から米10年債利回りは上昇し、ドルの買戻しが先行。また、日経平均株価は堅調地合いでリスク選好的な円売りも強まり、155円44銭から155円82銭までやや値を上げた。・ユ-ロ・円は182円52銭から182円88銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1746ドルから1.1731ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値50,480.23円、高値51,127.69円、安値50,457.42円、終値50,836.55円(前日比687.73円高)・17時時点:ドル・円155円70-80銭、ユ-ロ・円182円80-90銭【要人発言】・高市首相「野放図な財政運営はしない、あとの政権に尻ぬぐいさせることもない」「マーケットの状況を注視しながら今後の経済財政運営行う」「財政の持続可能性を担保するため、債務残高の対GDP比を引き下げる」【経済指標】・英・10月鉱工業生産:前月比+1.1%(予想:前月比+0.7%、9月:-2.0%)・英・10月商品貿易収支:-225.42億ポンド(予想:-191億ポンド、9月:-188.83億ポンド)
<TY>
2025/12/12 17:17
みんかぶニュース 為替・FX
来週の為替相場見通し=円の下落基調続くか
来週のドル円相場は、日本の財政悪化懸念を背景とした円売りが続くかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=153円50銭~158円00銭。
日銀は18~19日の日程で金融政策決定会合を開くが、市場では0.25%の利上げを織り込み済み。植田和男総裁が記者会見で利上げ継続姿勢を示さなければ、材料出尽くしで円が売られやすくなるだろう。また、政策金利の最終到達点(ターミナルレート)が中立金利のどのあたりまで目指しているのかを見極めることになりそうで、現在は1.5~2.5%の間と推計される中立金利が上がり、政策金利を上回る状態が続く場合は金融環境がまだ緩和的だということを意味するため、利上げ余地が拡大することから円高材料となる。
一方、9~10日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利下げが決まった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「新たな金利・経済見通しに基づくと、次の動きが利上げになる可能性は低い」と発言し、米金利の先高観が後退していることからドル売りが入りやすい。注目は16日発表の米11月雇用統計や18日発表の米11月消費者物価指数(CPI)で、インフレ圧力の根強さが示されるようだとドル買い要因となるだろう。
なお、このほか来週に米国で発表される主な経済指標は、15日に12月のNAHB住宅市場指数、16日に12月の購買担当者景気指数(PMI)速報値、18日に前週分の新規失業保険申請件数、19日に11月の中古住宅販売件数と12月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では15日に12月の日銀短観、17日に11月の貿易統計と10月の機械受注、19日に11月の全国CPIが公表される。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/12 17:16
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米株高を受け銀行株などが買われる (12月12日)
日経平均株価
始値 50480.23
高値 51127.69
安値 50457.42
大引け 50836.55(前日比 +687.73 、 +1.37% )
売買高 22億3505万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆4264億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は687円高と3日ぶり反発、TOPIXは最高値を更新
2.前日の米株式市場ではNYダウとS&P500指数が最高値に上昇
3.自動車株や銀行株などが買われ日経平均の上昇幅は一時900円超に
4.三菱UFJや三井住友FGなど銀行株やトヨタなど自動車株が高い
5.AI・半導体関連株は高安まちまちでSBGが上昇し東エレクが安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比646ドル高と続伸した。FRBの利下げを好感し景気敏感株や消費関連株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発。前日の米市場でNYダウが最高値に上昇したことが好感され、日経平均が値を上げTOPIXは最高値を更新した。
前日の米株式市場では、NYダウが上昇し最高値を更新。S&P500種株価指数も最高値となった。この米株高を受け東京市場も買い先行でスタート。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株やトヨタ自動車<7203>など自動車株を中心に買いが流入し、日経平均の上昇幅は一時970円を超え5万1000円台に乗せる場面があった。ただ、週末を控え模様眺め気分も強まるなか、買い一巡後はやや伸び悩んだが、午後2時以降は再び買いが強まり値を上げる展開となった。関心を集めた米半導体大手のブロードコムの11日の決算は市場予想を上回ったが、説明会で明らかにした受注残が期待に届かなかったことから時間外取引で同社株は下落。これに伴い東京市場でAI・半導体関連株は高安まちまちだった。結局、東証プライム市場の8割強の銘柄が上昇し、TOPIXは今月4日につけた最高値を更新した。なお、日経平均先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)値は5万0536円54銭だったとみられている。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やキオクシアホールディングス<285A>、レーザーテック<6920>が高く、三菱重工業<7011>やサンリオ<8136>がしっかり。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が値を上げ、スズキ<7269>やホンダ<7267>が堅調だった。ファナック<6954>やパナソニック ホールディングス<6752>が値を上げ住友金属鉱山<5713>が買われた。
半面、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>は安く、住友電気工業<5802>やKDDI<9433>が軟調。住友ファーマ<4506>や武田薬品工業<4502>、豊田自動織機<6201>、ANYCOLOR<5032>が値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、ファナック <6954>、信越化 <4063>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約384円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、KDDI <9433>、ディスコ <6146>、荏原 <6361>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約189円。うち110円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は鉱業、水産・農林業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)輸送用機器、(2)保険業、(3)繊維製品、(4)鉄鋼、(5)銀行業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)医薬品、(2)食料品、(3)陸運業、(4)ガラス・土石、(5)精密機器。
■個別材料株
△マクニカHD <3132> [東証P]
自動運転開発を支援する先進的サービス開始。
△ビジョナル <4194> [東証P]
ビズリーチ好調で8~10月営業益が30%増。
△ラクスル <4384> [東証P]
MBO実施発表でTOB価格にサヤ寄せ。
△オンコリス <4588> [東証G]
腫瘍溶解ウイルスOBP-301の取り扱い条件緩和を材料視。
△品川リフラ <5351> [東証P]
今期純利益を上方修正。
△リバーエレク <6666> [東証S]
データセンター向け戦略新製品を量産へ。
△upr <7065> [東証S]
レンタル資産の耐用年数延長で26年8月期利益予想を上方修正。
△トップカルチ <7640> [東証S]
26年10月期業績予想は各利益で黒字転換を予想。
△トーホー <8142> [東証P]
8~10月営業益15%増を評価。
△イントループ <9556> [東証G]
高収益案件獲得し8~10月期営業益は38%増。
▼RSC <4664> [東証S]
東証が信用規制の臨時措置を実施。
▼POPER <5134> [東証G]
戦略投資実行で26年10月期経常利益52%減を計画。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ラクスル <4384>、(2)トーホー <8142>、(3)KLab <3656>、(4)東邦鉛 <5707>、(5)住友鉱 <5713>、(6)品川リフラ <5351>、(7)大阪チタ <5726>、(8)ネットプロ <7383>、(9)日農薬 <4997>、(10)TBSHD <9401>。
値下がり率上位10傑は(1)マクビープラ <7095>、(2)セルソース <4880>、(3)WSCOPE <6619>、(4)サンウェルズ <9229>、(5)アインHD <9627>、(6)クミアイ化 <4996>、(7)Mラインズ <3901>、(8)三井ハイテク <6966>、(9)Jディスプレ <6740>、(10)Lドリンク <2585>。
【大引け】
日経平均は前日比687.73円(1.37%)高の5万0836.55円。TOPIXは前日比66.59(1.98%)高の3423.83。出来高は概算で22億3505万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1382、値下がり銘柄数は188となった。東証グロース250指数は657.92ポイント(4.85ポイント高)。
[2025年12月12日]
株探ニュース
2025/12/12 16:52