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みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にキオクシア
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の30日午後2時現在で、キオクシアホールディングス<285A.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。
同社はNAND型フラッシュメモリーを製造。年初来の株価上昇率は6倍を超え、今年のプライム銘柄の上昇率でトップとなる見通しだ。AIデータセンター関連での需要の急増を背景に、半導体メモリー市況の高騰が社会的にも話題となっているが、市況高の恩恵を期待した買いが直近の株価の支えとなっている。もっとも今年1年が好パフォーマンスとなったことを受け、同社株を利食って出遅れた銘柄に資金をシフトさせる投資行動が足もとではみられている。株価の深押しは回避されているものの、目先の調整圧力を警戒する投資家の存在が、売り予想数の増加につながったとみられている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 14:11
注目トピックス 日本株
JMDC---大幅続伸、ビッグデータの質量拡充見込み国内証券が目標株価上げ
*14:08JST JMDC---大幅続伸、ビッグデータの質量拡充見込み国内証券が目標株価上げ
JMDC<4483>は大幅続伸。野村證券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を6300円から6550円に引き上げている。2026年はヘルスビッグデータの質と量の充実が一層進み、データソリューションの幅が広がることで、各領域の売上拡大が円滑に進む年になると想定しているもよう。また、26年度診療報酬改定では医療法人の経営情報データベース等の活用が可能になり、データ分析ニーズが高まることも需要増加につながる可能性とみている。
<HM>
2025/12/30 14:08
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、年末年始休暇中の海外市場動向も警戒
*14:08JST 日経平均VIは上昇、年末年始休暇中の海外市場動向も警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.26(上昇率1.10%)の23.93と上昇している。なお、今日ここまでの高値は24.23、安値は22.10。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。東京市場は明日から年末年始休暇となることから、その間の海外市場の動向が警戒されている。こうした中、今日は取引開始後は日経225先物が下値の堅い展開となったが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2025/12/30 14:08
注目トピックス 日本株
富士通---反発、AIエージェント展開で国内トップと評価し国内証券が格上げ
*14:04JST 富士通---反発、AIエージェント展開で国内トップと評価し国内証券が格上げ
富士通<6702>は反発。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3700円から6000円に引き上げている。AIエージェント展開では国内最先端・最大級と評価。自社開発中の次世代プロセッサ「MONAKA」は同用途でエヌビディアと提携しており、次期スパコン「富岳NEXT」にも搭載予定。また、国内では数少ない量子コンピュータ開発企業であり、26年度には1000量子ビット機を開発予定でもあるとしている。
<HM>
2025/12/30 14:04
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後2時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は586、値下がり銘柄数は932、変わらずは81銘柄だった。業種別では33業種中14業種が上昇。値上がり上位に鉱業、精密機器、海運、電気・ガスなど。値下がりで目立つのは証券・商品、非鉄金属、その他製品など。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 14:04
みんかぶニュース 市況・概況
14時の日経平均は24円安の5万501円、SBGが55.35円押し下げ
30日14時現在の日経平均株価は前日比24.93円(-0.05%)安の5万501.99円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は586、値下がりは932、変わらずは81と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は55.35円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、フジクラ <5803>が6.85円、リクルート <6098>が6.02円、コナミG <9766>が5.35円、伊藤忠 <8001>が5.1円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を36.90円押し上げている。次いで東エレク <8035>が26.07円、イビデン <4062>が12.23円、ダイキン <6367>が5.18円、HOYA <7741>が4.09円と続く。
業種別では33業種中14業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、精密機器、海運、電気・ガスと続く。値下がり上位には証券・商品、非鉄金属、その他製品が並んでいる。
※14時0分1秒時点
株探ニュース
2025/12/30 14:01
注目トピックス 日本株
ギグワークス---続伸、spacetimesの子会社化をポジティブ視
*13:59JST ギグワークス---続伸、spacetimesの子会社化をポジティブ視
ギグワークス<2375>は続伸。一時35円高まで上昇。spacetimesの約51.6%の株式を取得し、連結子会社化すると発表している。spacetimesはアニメやゲーム、芸能人などのサブライセンスを取得、保有した上でのイベント企画およびグッズ販売を手掛けており、対面型のカフェやグッズ販売店舗の運営も行っている企業。坂道シリーズと呼ばれるアイドルグループの企画も多数手掛けており、ライブエンタメ事業とのシナジー効果が高まると期待される形に。
<HM>
2025/12/30 13:59
みんかぶニュース 個別・材料
WOWOWは10連騰、ドコモとの提携効果とスポーツイヤーを意識した買いが続く
WOWOW<4839.T>が10連騰。同社は11月、NTTドコモとのコンテンツ分野での業務提携契約を発表。音楽ライブコンテンツの大幅な拡充や、超大作オリジナルドラマの制作で提携する。また、バスケットボールのNBAや欧州サッカークラブのナンバーワンを決める「UEFAチャンピオンズリーグ」において両社が権利を持つコンテンツの一部を相互で提供していく。2026年はサッカーW杯や冬季五輪が開催されるスポーツイヤーとなるが、WOWOWは来年、UEFAチャンピオンズリーグに加えて、世界最高峰のラグビー国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」を放送・配信する予定だ。26年3月期は大幅な営業減益を見込むものの、来期以降の業績の底入れ期待とともにPBR(株価純資産倍率)が0.6倍近辺となっている点も着目され、断続的な買い物を集めている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:58
みんかぶニュース 個別・材料
浜ゴムは底堅い、国内有力証券が目標株価7200円に増額修正
横浜ゴム<5101.T>が底堅い。SBI証券が29日、浜ゴムの目標株価を6700円から7200円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続する。既存タイヤ販売で同業他社を大幅に凌駕する好調さを持続していると指摘。米グッドイヤータイヤ&ラバー<GT>から買収したオフザロードタイヤ(OTR)事業の貢献も期待されるとした。同証券は浜ゴムの26年12月期営業利益予想を従来の1730億円から1740億円に引き上げている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:58
注目トピックス 市況・概況
日経平均は41円安、積極的な売買は限定的
*13:53JST 日経平均は41円安、積極的な売買は限定的
日経平均は41円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、イビデン<4062>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、証券商品先物、非鉄金属、その他製品、その他金融業、情報・通信業が値下がり率上位、鉱業、海運業、精密機器、電気・ガス業、パルプ・紙が値上がり率上位となっている。日経平均は小幅安水準。円相場が朝方に比べやや円安・ドル高方向で推移していることが株式市場で安心感となっているもよう。一方、東京市場は明日から年末年始休暇となるため、積極的な売買は限定的のようだ。
<SK>
2025/12/30 13:53
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はやや失速、米金利にらみ
*13:50JST 東京為替:ドル・円はやや失速、米金利にらみ
30日午後の東京市場でドル・円はやや失速し、156円10銭付近に値を下げた。米10年債利回りの小幅低下でドル売りに振れやすく、ユーロ・ドルは本日高値圏で下げづらい値動きに。一方、ユーロ・円はドル・円に追随し、クロス円は同様の展開となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円93銭から156円33銭、ユ-ロ・円は183円60銭から184円09銭、ユ-ロ・ドルは1.1767ドルから1.1776ドル。
<TY>
2025/12/30 13:50
みんかぶニュース 個別・材料
PowerXは反落、初値形成後の短期急騰で目先利益確定売り
パワーエックス<485A.T>は反落。同社は大型蓄電池の製造・販売やEV充電サービスなどを展開する。19日に東証グロース市場に新規上場した。初値は公開価格(1220円)を下回る1130円となったが、そこから買いを集めストップ高で上場初日の取引を終了。翌営業日以降も買い優勢の展開となり、29日の高値2835円まで一気に駆け上がった。初値から2.5倍程度の水準となる。短期急騰の反動できょう30日は目先利益確定売りに押されているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:49
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位に東邦鉛
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」30日午後1時現在で東邦亜鉛<5707.T>が「買い予想数上昇」3位となっている。
東邦鉛は朝方はウリ気配スタートで130円あまりの下落となり、一気に1000円台を割り込む場面があったが、後場の寄り後早々に前日終値を上回る場面があった。同社は鉛や銀などの製錬事業を展開する。ここ上昇が加速していた銀市況の動向が収益に与える影響が大きいことで、直近は銀関連株として人気を博し、前日はストップ高に買われていた。しかし、その後に銀市況をはじめ貴金属の先物価格が軒並み安くなったことから、これが嫌気される形で同社株も今朝方は利食いが集中した。その後は空売り筋のショートカバーによって急速に下げ渋る荒い値動きとなっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:44
みんかぶニュース 個別・材料
かわでん上場来高値圏を快走、好業績見通し背景に買い続く
かわでん<6648.T>は大幅高で4日続伸。上場来高値圏を快走している。同社は配電制御設備の専業メーカー。半導体関連を含む大型工場や都市再開発などの堅調な建設需要を追い風に、26年3月期の連結営業利益は前期比5割強増の40億円を予想。1992年3月期(32億3600万円)以来、実に34年ぶりとなる最高益更新を見込む。配当は前期比20円増の58円と、3期連続の増配を計画する。好業績見通しを背景に投資資金の流入が続くなか、12月末を基準日とする1対5の株式分割を実施したことで買いに弾みがついている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:40
注目トピックス 日本株
ピックルスHD---続落、第3四半期好決算もサプライズ限定的で出尽くし感に
*13:38JST ピックルスHD---続落、第3四半期好決算もサプライズ限定的で出尽くし感に
ピックルスHD<2935>は続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は18.2億円で前年同期比39.0%増となっている。ただ、9-11月期は2.5億円で同30.3%増と増益率は小幅に低下しているほか、通期予想の20.8億円、前期比62.6%増も据え置きと、ポジティブなサプライズは限定的にとどまっているもよう。前日にかけて株価の上昇基調が続いていたため、短期的な出尽くし感が優勢となっているようだ。
<HM>
2025/12/30 13:38
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均がプラス転換
日経平均株価がプラス転換。13時36分現在、6.14円高の5万533.06円まで上昇している。
株探ニュース
2025/12/30 13:37
注目トピックス 日本株
アンドエスティHD---大幅続伸、9-11月期営業利益は増益転換
*13:34JST アンドエスティHD---大幅続伸、9-11月期営業利益は増益転換
アンドエスティHD<2685>は大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は139億円で前年同期比5.9%減となったが、9-11月期は59.2億円で同21.4%増と増益に転じる形になっている。冬物商品の売上が堅調に推移したほか、一過性費用の一巡や値入改善で粗利益率が上昇、運営効率化やコスト削減で販管費も抑制できたもよう。据え置きの通期予想190億円、前期比22.5%増達成のハードルは高いものの、過度な下振れ懸念は後退の方向に。
<HM>
2025/12/30 13:34
みんかぶニュース 市況・概況
YSフードが一進一退、イオン九州ご当地企業コラボでソックスやボクサーブリーフ販売◇
ワイエスフード<3358.T>は一進一退。29日の取引終了後、同社のキャラクター「しょうわんこ」をデザインに取り入れたソックス及びボクサーブリーフを2026年1月から発売すると開示したものの、手掛かり視して買い向かう姿勢は限られているもようだ。商品は九州のイオン・イオンスタイル56店舗とECサイト「イオン九州オンライン」で販売する。同社はイオン九州<2653.T>が実施する地域の魅力を発信する企画「九州ご当地企業コラボ」に参加しており、第1弾として11月にパーカーの販売を始めていた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:32
みんかぶニュース 市況・概況
メディアドゥはしっかり、大規模買い付け行為への対応方針を発表◇
メディアドゥ<3678.T>はしっかり。29日取引終了後、同社株式の大規模買い付け行為などへの対応方針を発表した。光通信<9435.T>グループとその共同保有者がメディアドゥ株を買い集めていることを踏まえたもの。所定の手続きを経て対応措置を発動する場合、新株予約権の無償割り当てを講じるという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:15
みんかぶニュース 個別・材料
ユタカ技研が続伸し18年ぶり高値、スイス運用会社がインド企業の買収計画に反対と報じられる
ユタカ技研<7229.T>が続伸し、2007年12月以来、およそ18年ぶりの高値をつけた。同社を巡っては今年8月、インドの自動車部品大手であるマザーサンが子会社を通じ、ユタカ技研に対し非公開化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB価格を1株3024円とし、来年1月下旬をメドにTOBを開始する方針を示していた。12月29日に米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は、スイスの資産運用会社のGAMがユタカ技研に書簡を送り、取引の断念か価格の大幅な引き上げを求めるよう促したと報じている。GAM側はTOB価格について現在の価格よりも少なくとも50~70%高いものでなければならないと主張しているという。TOB価格の引き上げの思惑が広がり、買いが集まったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:09
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にJX金属
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の30日正午現在でJX金属<5016.T>が「売り予想数上昇」5位となっている。
30日の東証プライム市場で、JX金属は朝安後に値を戻し、前日比で横ばい圏で推移している。半導体製造時に使う金属の薄膜材料「スパッタリングターゲット」で世界シェア6割を誇るほか、データセンターの通信設備に使う「インジウムリン基板」の需要拡大などが評価され、今年3月の株式上場以降、株価は急上昇し、10月に2339円の高値をつけた。その後は一服状態となったが、足もとの銅価格上昇は銅精錬事業にはプラスに働くとの期待も出て、株価には再上昇機運が浮上した。ただ、上昇を続けてきた金や銅価格も足もとで波乱状態となっており、再び警戒感も台頭しているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:09
後場の寄り付き概況
後場の日経平均は59円安でスタート、キオクシアHDや洋エンジなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;50467.05;-59.87TOPIX;3422.73;-3.79[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比59.87円安の50467.05円と、前引け(50465.35円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は50470円-50530円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=156.20-30円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が朝安の後は下げ渋り0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は底堅く推移し0.4%ほど上昇している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。円相場が朝方に比べやや円安・ドル高方向で推移していることが株式市場で安心感となっているもよう。一方、東京市場は明日から年末年始休暇となるため、積極的な買いは限定的のようだ。 セクターでは、証券商品先物、その他製品、医薬品が下落率上位となっている一方、鉱業、石油石炭製品、銀行業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、住友鉱<5713>、キオクシアHD<285A>、洋エンジ<6330>、SBI新生銀行<8303>、伊藤忠<8001>、任天堂<7974>、KOKUSAI<6525>、フジクラ<5803>、リクルートHD<6098>、三井住友<8316>が下落。一方、富士通<6702>、イビデン<4062>、住友ファーマ<4506>、三井海洋<6269>、ゆうちょ銀行<7182>、東京電力HD<9501>、安川電<6506>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、みずほ<8411>が上昇している。
<CS>
2025/12/30 13:07
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は518、値下がり銘柄数は1011、変わらずは70銘柄だった。業種別では33業種中7業種が上昇。値上がり上位に鉱業、石油・石炭、海運、精密機器など。値下がりで目立つのは証券・商品、非鉄金属、その他製品など。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 13:04
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は121円安の5万405円、SBGが34.5円押し下げ
30日13時現在の日経平均株価は前日比121.35円(-0.24%)安の5万405.57円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は518、値下がりは1011、変わらずは70と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は34.5円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、アドテスト <6857>が13.37円、中外薬 <4519>が8.52円、リクルート <6098>が7.82円、フジクラ <5803>が7.19円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を16.85円押し上げている。次いでイビデン <4062>が7.29円、HOYA <7741>が3.26円、富士通 <6702>が2.97円、村田製 <6981>が2.97円と続く。
業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、海運、精密機器と続く。値下がり上位には証券・商品、非鉄金属、その他製品が並んでいる。
※13時0分1秒時点
株探ニュース
2025/12/30 13:01
みんかぶニュース 個別・材料
ブイキューブが一時S高、米子会社の連結除外巡る進捗開示後に値幅取り狙いの買い加速
ブイキューブ<3681.T>は一時ストップ高の水準となる前営業日比50円高の163円に買われる場面があった。きょう午前11時ごろ、米子会社のテン・ホールディングス<XHLD>が新たな資金調達に関する株式購入契約を締結し、現地時間の29日に米国証券取引委員会(SEC)にForm8-Kを提出したと発表。テンHDが99万1000株の新株発行により225万ドルを調達することで、同社に対するブイキューブの議決権所有割合が11月末時点の50.90%から38.22%に低下する。これまでブイキューブは今期の下期での連結除外の方針を示していたが、25年12月期は連結対象となり、除外は来期となるという。赤字企業の連結除外に向けた取り組みの進捗に関する発表後は売り買いが交錯していたが、前場終了間際に値幅取り狙いの買いが加速し、株高に弾みがついた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/30 12:58
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、ドル売り後退
*12:53JST 東京為替:ドル・円は小動き、ドル売り後退
30日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、156円20銭台でのもみ合いが続く。米10年債利回りの底堅い推移でドル売りは後退し、ユーロ・ドルは伸び悩む展開に。一方、日経平均株価は軟調ながら下げ幅を縮小し、株価にらみの円買いを抑制。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円93銭から156円33銭、ユ-ロ・円は183円60銭から184円09銭、ユ-ロ・ドルは1.1767ドルから1.1776ドル。
<TY>
2025/12/30 12:53
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、ソフトバンクGが1銘柄で約36円分押し下げ
*12:45JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、ソフトバンクGが1銘柄で約36円分押し下げ
30日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり126銘柄、変わらず7銘柄となった。日経平均は続落。61.57円安の50465.35円(出来高概算7億1499万株)で前場の取引を終えている。前日29日の米国株式市場は続落。ダウ平均は249.04ドル安の48461.93ドル、ナスダックは118.75ポイント安の23474.35で取引を終了した。年末に向けた利益確定売りが先行したと見られ、寄り付き後、下落。トランプ大統領が実施したウクライナ、ゼレンスキー大統領との会談後の電話会談でロシアのプーチン大統領がウクライナにより大統領府が攻撃されたと主張したことがわかり、和平案締結の期待後退でさらに売られ、終日軟調に推移し終了した。セクター別ではエネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は214.07円安の50312.85円と続落して取引を開始した。朝方は前日の米株安や円高進行を受けて売り優勢となる場面がみられたものの、輸出関連を中心に買い戻しが入り下げ幅を縮小した。業種別では値動きの軽い銘柄を中心に物色が散発し、売買は手控えムードが強いなか出来高は膠着した。為替はやや円高方向で推移し、外需株への負荷となっているが、これが前場の重石となる場面もあった。個別では、ファーストリテ<9983>、イビデン<4062>、東エレク<8035>、村田製<6981>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、富士通<6702>、ソニーG<6758>、住友電<5802>、HOYA<7741>、スクリン<7735>、レーザーテク<6920>、野村総合研究所<4307>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>などの銘柄が上昇。一方、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、信越化<4063>、住友鉱<5713>、任天堂<7974>、伊藤忠<8001>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>、第一三共<4568>、セコム<9735>、コナミG<9766>、ベイカレント<6532>、テルモ<4543>、ホンダ<7267>などの銘柄が下落。業種別では、鉱業や石油・石炭製品、建設業などが堅調に推移した一方で、医薬品や情報・通信業、その他製品など多くの業種で下落が目立ち、特にサービス業や証券・商品先物取引業などで弱さが意識される展開となっている。値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約36円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、中外薬<4519>、信越化<4063>、住友鉱<5713>、任天堂<7974>、伊藤忠<8001>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約18円押し上げた。同2位はイビデン<4062>となり、東エレク<8035>、村田製<6981>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、富士通<6702>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 50465.35(-61.57)値上がり銘柄数 92(寄与度+78.12)値下がり銘柄数 126(寄与度-139.69)変わらず銘柄数 7○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 56620 230 18.45<4062> イビデン 6695 69 4.61<8035> 東エレク 34270 40 4.01<6981> 村田製作所 3243 46 3.69<6146> ディスコ 48280 530 3.54<6762> TDK 2213 7 3.51<6702> 富士通 4314 81 2.71<6758> ソニーG 4044 15 2.51<5802> 住友電気工業 6401 65 2.17<7741> HOYA 23590 130 2.17<7735> SCREEN 15140 145 1.94<6920> レーザーテック 29560 140 1.87<4307> 野村総合研究所 6040 49 1.64<6367> ダイキン工業 19930 40 1.34<6857> アドバンテ 19785 5 1.34<8058> 三菱商事 3582 13 1.30<4506> 住友ファーマ 2329.5 34.5 1.15<8766> 東京海上HD 5856 20 1.00<5019> 出光興産 1196.5 13.5 0.90<6506> 安川電機 4746 26 0.87○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG 4439 -46 -36.90<6098> リクルートHD 8916 -88 -8.82<4519> 中外製薬 8255 -50 -5.01<4063> 信越化 4881 -28 -4.68<5713> 住友金属鉱山 6432 -243 -4.06<7974> 任天堂 10620 -120 -4.01<8001> 伊藤忠商事 1992 -23 -3.84<9433> KDDI 2709 -9 -3.61<7832> バンナムHD 4195 -34 -3.41<4568> 第一三共 3337 -33 -3.31<9735> セコム 5556 -45 -3.01<9766> コナミG 21560 -90 -3.01<6532> ベイカレント 6493 -85 -2.84<4543> テルモ 2272.5 -9.5 -2.54<7267> ホンダ 1531 -10 -2.01<8015> 豊田通商 5332 -20 -2.01<7751> キヤノン 4643 -39 -1.96<4021> 日産化学 5388 -54 -1.80<4502> 武田薬品工業 4852 -54 -1.80<4385> メルカリ 3180 -51 -1.70
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2025/12/30 12:45
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~米株安と円高で軟調な展開
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~米株安と円高で軟調な展開
30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、米株安と円高で軟調な展開・ドル・円は小じっかり、ドル買い・円売りで・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はリクルートHD<6098>■日経平均は続落、米株安と円高で軟調な展開日経平均は続落。61.57円安の50465.35円(出来高概算7億1499万株)で前場の取引を終えている。前日29日の米国株式市場は続落。ダウ平均は249.04ドル安の48461.93ドル、ナスダックは118.75ポイント安の23474.35で取引を終了した。年末に向けた利益確定売りが先行したと見られ、寄り付き後、下落。トランプ大統領が実施したウクライナ、ゼレンスキー大統領との会談後の電話会談でロシアのプーチン大統領がウクライナにより大統領府が攻撃されたと主張したことがわかり、和平案締結の期待後退でさらに売られ、終日軟調に推移し終了した。セクター別ではエネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は214.07円安の50312.85円と続落して取引を開始した。朝方は前日の米株安や円高進行を受けて売り優勢となる場面がみられたものの、輸出関連を中心に買い戻しが入り下げ幅を縮小した。業種別では値動きの軽い銘柄を中心に物色が散発し、売買は手控えムードが強いなか出来高は膠着した。為替はやや円高方向で推移し、外需株への負荷となっているが、これが前場の重石となる場面もあった。個別では、ファーストリテ<9983>、イビデン<4062>、東エレク<8035>、村田製<6981>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、富士通<6702>、ソニーG<6758>、住友電<5802>、HOYA<7741>、スクリン<7735>、レーザーテク<6920>、野村総合研究所<4307>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>などの銘柄が上昇。一方、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、信越化<4063>、住友鉱<5713>、任天堂<7974>、伊藤忠<8001>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>、第一三共<4568>、セコム<9735>、コナミG<9766>、ベイカレント<6532>、テルモ<4543>、ホンダ<7267>などの銘柄が下落。業種別では、鉱業や石油・石炭製品、建設業などが堅調に推移した一方で、医薬品や情報・通信業、その他製品など多くの業種で下落が目立ち、特にサービス業や証券・商品先物取引業などで弱さが意識される展開となっている。後場の日経平均株価は、方向感に乏しい展開が続くとの見通しとなろう。米国株安や円高圧力が重石となる可能性がある一方、前場の反発基調が下支え要因となるとの見方も出ている。為替や先物動向、国内外の経済指標発表など具体的な材料が不足する中で、出来高の低迷や年末要因による需給の薄さが相場の重さを助長する局面となる可能性が意識されよう。具体的な経済指標や企業決算の発表を控え、銘柄間の選別が進む展開となり得るとの見方がある。■ドル・円は小じっかり、ドル買い・円売りで30日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、155円93銭から156円33銭まで値を上げた。仲値にかけて国内勢がドル買いを強め、156円前半に浮上。ドル買い一服後は日本の財政悪化懸念による円売りが続き、主要通貨を支える展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円93銭から156円33銭、ユ-ロ・円は183円60銭から184円09銭、ユ-ロ・ドルは1.1767ドルから1.1776ドル。■後場のチェック銘柄・TMH<280A>、ブイキューブ<3681>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はリクルートHD<6098>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・11月中古住宅販売制約指数:前月比+3.3%(+0.9%、10月+2.4%)・米・12月ダラス連銀製造業活動:-10.9(予想-6.0、11月-10.4)【要人発言】「米国はべネズエラに対する軍事作戦で、大規模施設を攻撃」「米ロ首脳との協議後、いくらか厄介な問題」「イランが核兵器開発プロブラム再開を模索したら、米国は行動する<国内>・日本取引所グループ大納会<海外>・特になし
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2025/12/30 12:41
注目トピックス 日本株
四電工 Research Memo(8):「四電工グループサステナビリティ方針」を制定してサステナビリティ経営を推進
*12:38JST 四電工 Research Memo(8):「四電工グループサステナビリティ方針」を制定してサステナビリティ経営を推進
■成長戦略3. サステナビリティ経営四電工<1939>はサステナビリティ経営の推進にも取り組んでいる。2021年12月に「四電工グループサステナビリティ方針」を策定し、2023年1月には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に賛同するとともに、TCFDコンソーシアムに加入した。2023年12月には「四電工グループ人権方針」を策定した。事業活動に関わるすべてのステークホルダーの人権尊重に取り組み、社会の持続的発展に貢献する。直近では2024年10月に高知県が発行するグリーンボンド(高知県令和6年度第1回公募公債)に投資した。同年12月には同社グループ初のオフサイトPPA事業となる二ツ池下池太陽光発電所(香川県三木町)が電力供給を開始した。2025年3月には香川県「日本学生支援機構第一種奨学金返還支援制度」など、四国各県の基金へ合計4百万円の資金拠出を行った。四国各県が行っている若者の就学支援及び県内就職の促進・雇用創出を目的とする制度の趣旨に賛同して2021年度から継続的に資金拠出を行っており、今回が4回目となる。また前年に続き「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」の認定を受けた。同年9月には「統合報告書2025」を発行した。また人的資本経営の一環として、職場の心理的安全性の向上を図ることを目的に、主に現場管理者を対象としたワーク型研修「部下との関わり方改革研修」を2025年3月期から実施している。このほか、工事現場の職場環境整備に向けた「トイレ付きオフィスカー」の導入、高度外国人人材の受け入れに向けたベトナムとの関係強化(5月23日~24日にベトナム・ハノイで開催された「ハノイ工科大学ジョブフェア」への参加など)なども実施している。さらに持続可能な社会の実現に向けて、同社農園で栽培したトマトをNPO法人のフードバンクとくしま、フードバンク香川に寄贈している。次の成長ステージに向けた戦略に注目4. 弊社の視点同社は電気設備工事から空調・給排水設備工事までワンストップで提供できる技術力や高品質の施工力を強みとしており、一般工事の受注拡大に向けた運転資金を安定収入源である送配電設備工事から得られるキャッシュ・フローによって安定的に確保できる強みも備えている。「中期経営指針2025」最終年度2026年3月期は大型案件の反動影響を受ける見込みだが、同社が継続的に推進している一般工事受注拡大や工事採算性向上への取り組みは順調に成果を上げていると弊社では評価している。また配当性向目安の引き上げなど株主還元を強化する姿勢を強く打ち出している点も弊社では高く評価している。今後は人材採用・育成やM&A活用による施工力強化、首都圏・関西圏など四国域外への展開加速、資本収益性の一段の向上などが課題となるが、次期中期経営方針においてはこれらの課題に対する積極的な取り組みが打ち出されることが期待され、次の成長ステージに向けた戦略に注目したい。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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2025/12/30 12:38
注目トピックス 日本株
四電工 Research Memo(7):次期中期経営指針ではさらなる収益性向上を推進
*12:37JST 四電工 Research Memo(7):次期中期経営指針ではさらなる収益性向上を推進
■成長戦略1. 「中期経営指針2025」四電工<1939>は2021年7月に「中期経営指針2025」(2022年3月期~2026年3月期)を策定し、数値目標として最終年度2026年3月期売上高1,000億円、営業利益60億円、ROE8.0%を掲げた。基本方針として、売上面では営業強化や専門技術者の質・量の拡充を図り、設備工事企業に対するM&Aも積極活用する。利益面では売上拡大に加え、原価管理の徹底により収益性を高めるとした。またM&A投資、ESG関連投資、研究開発・デジタル化投資として合計100億円の成長投資枠を設定した。要員計画としては2025年4月時点の連結ベース従業員数を2,800人程度として、定期採用(単体ベース)としては年間100人強の採用を継続する。取り組むべき重点課題は、「総合設備企業としての多面的な収益力の強化」「広域的な事業展開の拡充」「ライフラインの信頼性確保のための事業基盤の維持」「四電工グループとしての総合力の発揮」「環境・社会の持続性確保に向けたコミットメント」の5点としている。具体的な重点戦略については、「総合設備企業としての多面的な収益力の強化」では、施工対象とする業態や施設用途の多様化・拡大、設備一式施工の機会拡充などを推進する。「広域的な事業展開の拡充」では、四国域内おいて市場シェアアップや利益率向上により売上・利益を最大化しつつ、首都圏・関西圏を中心とする四国域外での収益力を強化して総合設備企業としての収益基盤を整備する。「ライフラインの信頼性確保のための事業基盤の維持」では、協力企業を含めた施工体制・技術力の維持とともに、施工効率のさらなる向上に取り組み事業の収益性を確保する。「四電工グループとしての総合力の発揮」では、特に首都圏・関西圏において現地の設備工事企業と新たな資本・事業提携関係を構築し、受注・施工面での協業やシナジー創出を推進する。これによってパートナー企業やその協力企業を含めたグループとしての施工体制を拡充し、連結ベースでの収益力を高める。「環境・社会の持続性確保に向けたコミットメント」では環境・社会の持続性確保に向け、雇用とダイバーシティの確保、従業員エンゲージメントの向上、省エネ技術の活用や再生可能エネルギーの開発等による環境負荷軽減、地域社会との共存・支援活動など多面的な取り組みを推進する。「中期経営指針2025」の進捗状況としては、2025年3月期の売上高が105,877百万円、営業利益が8,073百万円、ROEが8.2%となり、いずれも最終年度2026年3月期の目標を1期前倒しで達成した。これは、設備工事の比率が高い工場、物流倉庫、データセンターなどをはじめ需要が高水準に推移し、受注採算性の改善が進展したことに加え、原価管理部門が資材調達も担当して原価管理を徹底するなどを継続的に取り組んできた成果と言える。また要員計画についても2025年4月時点の連結ベース従業員数が2,773人となり、目標としている2,800人程度をおおむね達成した。人材投資としてはベースアップの実施、奨学金支援(代理返還)制度の導入、人事制度の見直し、社員研修所の移転・新築を実施している。ベースアップについては3年連続でベースアップを実施し、2025年4月は初任給も含め従業員一律15,000円のベースアップを実施した。これにより定昇を含めて6.45%(組合員平均)の賃上げとなった。奨学金支援(代理返還)制度については2025年4月に導入した。人事制度の見直しについては、首都圏・関西圏での施工力確保に向けて、人材の地域間異動を活性化するため人事制度を見直した。社員研修所の移転・新築は2025年4月に対外公表(2028年初旬に開所予定)した。なお「中期経営指針2025」最終年度となる2026年3月期の業績については一時的に減速する見込みだが、大型案件の反動などの一過性要因を考慮すれば「中期経営指針2025」の進捗状況はおおむね順調と弊社では考えている。また、現在策定を進めている次期中期経営方針では、総合設備企業として多面的な収益力を一段と強化するため、現中期経営方針のテーマを深掘りし、特に受注案件に対応した効果的な技術者の配置等によって収益性のさらなる向上を推進する模様である。株主還元は連結配当性向40%以上、ROE向上に向けた取り組み推進2. 株主還元策同社は2023年8月に「資本収益性の向上に向けた取り組みについて」を公表し、基本方針を「人材投資をはじめとする成長投資を実践することで、利益の持続的な伸長を図るとともに、株主還元の充実等により適正な資本構成を実現する。」として、ROEの向上にフォーカスした取り組みを推進している。株主還元については「中期経営指針2025」の下、2023年8月に株主還元方針を変更し、連結配当性向の目安を従来の30%以上から40%以上に引き上げた。また、景気動向等によって一時的に減益となった場合でも、極力配当水準の維持に努めるとしている。さらに、株式流動性を極力低下させないことを念頭とする自己株式取得、株式分割を通じた投資単位の引き下げについても検討する方針を打ち出し、2024年10月1日を効力発生日として株式3分割を実施した。この方針に基づき、2026年3月期の配当予想は65.00円(中間期末32.00円、期末33.00円)としている。業績予想を減益としているなかでも、前期の株式3分割換算後の65.00円と同額で、予想配当性向は61.5%となる。将来的には業績の拡大に伴ってさらなる株主還元の充実が期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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2025/12/30 12:37