注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
*16:35JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比-0.59(低下率1.88%)の30.77と低下した。なお、高値は30.97、安値は30.23。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近く上昇したことなどを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は続伸して始まった。市場では、自民党と日本維新の会が連立政権の構築を視野に接近しているとの見方が広がる中、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移したことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2025/10/16 16:35
注目トピックス 市況・概況
国内政局の不透明感後退を受けて買い優勢に【クロージング】
*16:33JST 国内政局の不透明感後退を受けて買い優勢に【クロージング】
16日の日経平均は大幅続伸。605.07円高の48277.74円(出来高概算20億8000万株)で取引を終えた。前日の米ハイテク株高が好感されたほか、自民党の高市総裁と日本維新の会の吉村代表が会談し、16日の政策協議の開始で合意したため、国内政局の不透明感の後退したことも支援材料となった。48000円台を回復して始まった後はこう着が続いたが、高市トレードの再開を見越した短期筋の先物買いが徐々に増えた。また、後場中盤には台湾積体電路製造(TSMC)のコンセンサスを上回る決算が伝わったことで、一時48317.34円まで上値を伸ばした。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が850を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、情報通信、非鉄金属、電気ガス、精密機器など22業種が上昇。一方、その他製品、保険、サービス、卸売など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>が堅調。半面、ベイカレント<6532>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>が軟調だった。前日の米国市場はハイテク関連株中心に買われ、ナスダック総合指数やSOX指数は上昇。東京市場もこの流れが波及した。また、自民と維新による連立政権誕生や高市首相誕生への期待感も投資家心理の好転につながり、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。また、維新の重要政策の一つである副首都構想の実現可能性の高まりから、阪急阪神<9042>や南海電<9044>などの大阪地盤銘柄に物色の矛先が向かった。国内政局の不透明感が後退し高市首相を織り込む動きが見られたが、日経平均株価の上値の重さをみても、楽観的な買いは限られているようであり、結果を見極めたいところであろう。もっとも、週初の急落部分を埋めたことでセンチメントは改善しており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。そのほか、米中問題については、米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事が「米中の緊張が再燃したのは深刻な問題だ」との見解を示すなど、今後の状況次第では再びリスクが高まる可能性も残るだけに引き続き留意する必要がありそうだ。
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2025/10/16 16:33
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:戻り売りと利上げ警戒感で安値引け
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:戻り売りと利上げ警戒感で安値引け
10月16日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比10pt安の721pt。なお、高値は740pt、安値は721pt、日中取引高は3278枚。前日15日の米国市場のダウ平均は反落。銀行の四半期決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。しかし、対中貿易を巡り中国側が態度を硬化したとの報道もあり、関係悪化懸念がくすぶり売りに転じた。ダウは終日戻り鈍く軟調推移。ナスダックは10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比6pt高の737ptからスタートした。反発基調が強まり、朝方は買い優勢で推移したものの、徐々に値を消す展開。自民党と日本維新の会の連立期待でプライム市場が買われた一方、新興市場は戻り売り圧力が強く、失速した。日本銀行の田村審議委員が「利上げを判断すべき局面に来ている」との認識を示したことで、利上げ警戒感が強まり、グロース市場への売りが加速。安値引けとなる721ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではサンバイオ<4592>やフリー<4478>などが下落した。
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2025/10/16 16:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、欧州株はまちまち
*16:27JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、欧州株はまちまち
16日午後の東京市場でドル・円は一時151円27銭まで切り返したが、その後は上値の重い展開で151円付近に失速。午後は円売り地合いとなり主要通貨は対円で値を上げたものの、欧州株式市場で主要指数は高安まちまちとなり、過度な円売りを抑えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円27銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円35銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。
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2025/10/16 16:27
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:情報・通信業が上昇率トップ
*16:19JST 東証業種別ランキング:情報・通信業が上昇率トップ
業種名/現在値/前日比(%)1. 情報・通信業 / 8,049.74 / 2.512. 非鉄金属 / 2,992.82 / 2.173. 電力・ガス業 / 617.35 / 1.944. 精密機器 / 12,340.72 / 1.795. ゴム製品 / 5,091.75 / 1.076. 輸送用機器 / 4,706.54 / 1.037. 機械 / 4,230.28 / 1.028. 銀行業 / 445.01 / 1.019. 電気機器 / 5,910.21 / 1.0110. 不動産業 / 2,369.67 / 0.9811. 鉱業 / 782.32 / 0.9012. 医薬品 / 3,581.99 / 0.8813. その他金融業 / 1,143.96 / 0.8714. 建設業 / 2,291.8 / 0.7715. 陸運業 / 2,285.86 / 0.6016. 金属製品 / 1,632.94 / 0.5917. 証券業 / 748.31 / 0.5718. パルプ・紙 / 565.82 / 0.2819. 空運業 / 232.2 / 0.1820. 石油・石炭製品 / 2,074.81 / 0.1721. 繊維業 / 796.91 / 0.0622. ガラス・土石製品 / 1,560.95 / 0.0523. 海運業 / 1,714.07 / -0.0124. 化学工業 / 2,526.92 / -0.0325. 小売業 / 2,146.26 / -0.0726. 水産・農林業 / 655.96 / -0.0927. 食料品 / 2,373.74 / -0.3228. 鉄鋼 / 722.67 / -0.4529. 倉庫・運輸関連業 / 4,166.86 / -0.6130. 卸売業 / 4,490.31 / -0.9031. サービス業 / 3,074.19 / -0.9832. 保険業 / 2,927.91 / -1.0333. その他製品 / 7,145.03 / -1.56
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2025/10/16 16:19
注目トピックス 市況・概況
10月16日本国債市場:債券先物は136円11銭で取引終了
*15:46JST 10月16日本国債市場:債券先物は136円11銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年12月限寄付136円16銭 高値136円29銭 安値136円09銭 引け136円11銭2年 476回 0.906%5年 180回 1.194%10年 379回 1.641%20年 193回 2.668%16日の債券先物12月限は136円16銭で取引を開始し、136円11銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.50%、10年債は4.03%、30年債は4.62%近辺で推移。債権利回りはまちまち。(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.57%、英国債は4.54%、オーストラリア10年債は4.15%、NZ10年債は3.98%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:00 英 8月鉱工業生産(予想:前月比+0.2%、7月:-0.9%)・15:00 英 8月商品貿易収支(予想:-219.5億ポンド、7月:-222.44億ポンド)・18:00 ユーロ圏 8月貿易収支(7月:+124億ユーロ)・21:30 米・10月フィラデルファ連銀景況調査(予想:9.0、9月:23.2)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/10/16 15:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比605.07円高の48277.74円
*15:45JST 日経平均大引け:前日比605.07円高の48277.74円
日経平均は前日比605.07円高の48277.74円(同+1.27%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比19.78pt高の3203.42pt(同+0.62%)。
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2025/10/16 15:45
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、151円台を維持
*15:33JST 東京為替:ドル・円は小動き、151円台を維持
16日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、足元は151円台を維持している。米10年債利回りの緩やかな上昇も、ドルの過度な買いは抑制されている。一方、日経平均株価は前日比600円超高と強含み、日本株高を好感した円売りが主要通貨を支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円19銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。
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2025/10/16 15:33
注目トピックス 市況・概況
日経平均は554円高、米経済指標などに関心
*14:51JST 日経平均は554円高、米経済指標などに関心
日経平均は554円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、情報・通信業、電気・ガス業、精密機器、非鉄金属、輸送用機器が値上がり率上位、その他製品、保険業、サービス業、卸売業、倉庫運輸関連が値下がり率上位となっている。日経平均は高値圏で推移している。米国では今晩、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、10月の全米建設業協会(NAHB)住宅市場指数が発表される。
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2025/10/16 14:51
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小反発、本日高値圏に浮上
*14:47JST 東京為替:ドル・円は小反発、本日高値圏に浮上
16日午後の東京市場でドル・円は朝方に付けた本日高値を上抜け、一時151円19銭まで上値を伸ばした。米10年債利回りの小幅上昇でドル高に振れ、1.1650ドル付近に失速。一方、日経平均株価の大幅高で円売りに振れ、ユーロ・円は一段高となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円19銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。
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2025/10/16 14:47
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和
*14:15JST 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.97(低下率3.09%)の30.39と低下している。なお、今日ここまでの高値は30.81、安値は30.23。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近く上昇したことなどを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は続伸して始まった。市場では、自民党と日本維新の会が連立政権の構築を視野に接近しているとの見方が広がる中、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移していることからボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2025/10/16 14:15
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は151円付近、日本株は上げ幅拡大
*14:02JST 東京為替:ドル・円は151円付近、日本株は上げ幅拡大
16日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、151円台に再浮上した。日経平均株価は前日比約600円高と上げ幅を拡大しており、日本株高を好感した円売りに振れやすい。一方、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは下げづらい地合いとなっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円15銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円01銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。
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2025/10/16 14:02
注目トピックス 市況・概況
日経平均は561円高、政局への警戒感が緩和
*13:53JST 日経平均は561円高、政局への警戒感が緩和
日経平均は561円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、情報・通信業、電気・ガス業、精密機器、非鉄金属、不動産業が値上がり率上位、その他製品、保険業、卸売業、サービス業、鉄鋼が値下がり率上位となっている。日経平均は上げ幅を広げている。自民党と日本維新の会が連立政権の構築を視野に接近しているとの見方が広がり、政局への警戒感が緩和し、投資家心理を上向かせているようだ。
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2025/10/16 13:53
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、ドルの買戻しで
*13:40JST 東京為替:ドル・円は底堅い、ドルの買戻しで
16日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、151円の再浮上を目指す展開。150円台は割安感からドルに買戻しが入りやすく、足元は150円90銭台に持ち直した。また、日経平均株価が500円超高と上げ幅を拡大し、日本株高を好感した円売りが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円15銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円01銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。
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2025/10/16 13:40
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、金融買い継続を見極め
*13:36JST 米国株見通し:伸び悩みか、金融買い継続を見極め
(13時30分現在)S&P500先物 6,713.25(-1.75)ナスダック100先物 24,935.00(+10.50)米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は3ドル安、米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。15日の米株式市場はまちまち。3日ぶり反落のダウは前日比17ドル安の46253ドルで引けたが、S&Pは小反発、ナスダックは堅調地合いだった。米中の貿易摩擦が再び意識され、リスク回避姿勢が強まった。一方、モルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカが市場予想を上回る決算を発表し、金融株が相場を下支えした。前日公表されたベージュブックでは雇用の安定が示されつつも、一部で人員削減が増加。労働市場の軟化懸念も残った。本日は伸び悩みか。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が雇用の先行きに慎重な見方を示したほ、ベージュブックで労働市場の軟化傾向が裏付けられ、追加利下げ期待が支えとなる。今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は前回から鈍化が予想され、景気減速懸念と同時に緩和的な金融政策への思惑を強める可能性がある。ただ、米中摩擦の再燃が重しとなりやすい。金融セクターでは主要行の好決算を受けて買いが続くかが焦点となる。
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2025/10/16 13:36
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、円買いが重石
*13:06JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、円買いが重石
16日午後の東京市場でドル・円はさげ渋り。午前中は151円15銭から150円51銭まで値を下げたが、150円台は買戻しが入り150円80銭台にやや値を戻した。ただ、日本の新政権発足に向け連立協議は進展したが、政治の不安定化を警戒した円買いが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円15銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円01銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。
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2025/10/16 13:06
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~政局不透明感の後退などが好感される
*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~政局不透明感の後退などが好感される
16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続伸、政局不透明感の後退などが好感される・ドル・円は軟調、政治情勢への警戒続く・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東京エレクトロン<8035>■日経平均は続伸、政局不透明感の後退などが好感される日経平均は続伸。415.40円高の48088.07円(出来高概算10億5423万株)で前場の取引を終えている。15日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は46253.31ドルと前日比17.15ドル安となり、3日ぶりに下落したものの、S&P500は6671.06と26.75ポイント高、ナスダックは22670.08と148.38ポイント高を付けた。銀行大手の決算が市場予想を上回ったことや、半導体関連への投資期待が支えとなった一方で、米中貿易摩擦の動きが警戒材料として残った。米株式市場の動向を横目に、16日の日経平均は434.77円高の48107.44円と続伸して取引を開始した。為替ではドル安・円高の一服感が意識され、輸出関連銘柄には下押し圧力も出にくい地合いとなった。前場序盤から中盤にかけては売買が交錯したものの、自民党と日本維新の会が首相指名選挙での協力の可能性の報道などを受け次第に買いが優勢となり、プラス圏を維持して上昇幅を拡大した。需給面では、押し目買いや利益確定売りが混在しながらも、買いの厚みを確認する動きが目立った。個別では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、トヨタ<7203>、HOYA<7741>、ソシオネクスト<6526>、ダイキン<6367>、ニトリHD<9843>、ディスコ<6146>、スクリン<7735>、三菱重<7011>、ルネサス<6723>、ローム<6963>、アドバンテス<6857>などの銘柄が上昇。一方、ベイカレント<6532>、東宝<9602>、SHIFT<3697>、高島屋<8233>、任天堂<7974>、エムスリー<2413>、オークマ<6103>、ニデック<6594>、オムロン<6645>、メルカリ<4385>、日ハム<2282>、SOMPO<8630>、Jフロント<3086>、ZOZO<3092>、SMC<6273>などの銘柄が下落。業種別では、情報・通信業、精密機器、電気・ガス業などが相対的に堅調だった。これに対して、その他製品、サービス業、保険業などが弱含みとなった。後場の日経平均株価は、上振れ余地を残す展開が見込まれよう。米国で利下げ期待と米中対立警戒がせめぎ合う中、国内では為替動向と政局の先行きが注目材料となる。特に、ドル円の動きや日米金融政策に関する市場の読みが後場を左右する可能性がある。また、前場の上昇を支えた銘柄群が一服する場面が出る可能性もあるが、押し目買いを誘う水準が意識されよう。■ドル・円は軟調、政治情勢への警戒続く16日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、151円15銭から150円51銭まで下値を切り下げた。日本の政治情勢の不安定化に警戒が続き、円買いに振れやすい。一方、日銀の早期追加利上げが意識されており、円買いが主要通貨の下押し圧力に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円15銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円01銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。■後場のチェック銘柄・インターライフホールディングス<1418>、イシン<143A>など、10銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・8月コア機械受注:前月比-0.9%(予想:+0.5%、7月:-4.6%)・豪・9月失業率:4.5%(予想:4.3%、8月:4.2%→4.3%)【要人発言】・田村日銀審議委員「一部に弱めの動きもみられるが、総じて緩やかに成長している」「9月会合では、0.75%程度への引き上げを提案」「インフレ上振れリスクが膨らんできている状況にある」・加藤財務相「ベッセント米財務長官との会談、為替共同声明の認識を確認」「円安方向で急激な動きがみられる」<国内>・特になし<海外>・15:00 英 8月鉱工業生産(予想:前月比+0.2%、7月:-0.9%)・15:00 英 8月商品貿易収支(予想:-219.5億ポンド、7月:-222.44億ポンド)
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2025/10/16 12:43
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、政治情勢への警戒続く
*12:31JST 東京為替:ドル・円は軟調、政治情勢への警戒続く
16日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、151円15銭から150円51銭まで下値を切り下げた。日本の政治情勢の不安定化に警戒が続き、円買いに振れやすい。一方、日銀の早期追加利上げが意識されており、円買いが主要通貨の下押し圧力に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から151円15銭、ユ-ロ・円は175円51銭から176円01銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1675ドル。【要人発言】・田村日銀審議委員「一部に弱めの動きもみられるが、総じて緩やかに成長している」「9月会合では、0.75%程度への引き上げを提案」「インフレ上振れリスクが膨らんできている状況にある」・加藤財務相「ベッセント米財務長官との会談、為替共同声明の認識を確認」「円安方向で急激な動きがみられる」【経済指標】・日・8月コア機械受注:前月比-0.9%(予想:+0.5%、7月:-4.6%)・豪・9月失業率:4.5%(予想:4.3%、8月:4.2%→4.3%)
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2025/10/16 12:31
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):サイゼリヤ、ルネサスなど
*12:13JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):サイゼリヤ、ルネサスなど
7581> サイゼリヤ 5500 +705大幅続伸。前日に25年8月期の決算を発表、営業利益は155億円で前期比4.3%増となり、想定通りの着地となっている。一方、26年8月期は190億円で同22.6%増の見通しとしており、コンセンサスを10億円強上回る水準となっている。国内既存店売上の拡大、並びに、粗利益率の改善を見込んでいるもよう。価格改定を行わない中での収益性の改善をポジティブに評価する動きとなっている。<7388>FPパートナー 2330 +125大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は22.3億円で前年同期比49.8%減となったが、通期予想は従来の20.5億円から24.6億円、前期比53.9%減に上方修正している。顧客の潜在ニーズを把握するファイナンシャルプランニング活動が浸透したことで保障系商品を中心に販売商品構成が改善、これに伴い保険会社からの業務品質支援金料率も上昇しているようだ。過度な業績の先行き懸念が後退する展開となっている。<6723> ルネサス 1923.5 +130.5大幅続伸。米エヌビディアが進めるAIデータセンター向けの給電システム開発に参加すると発表している。高効率の電力変換用パワー半導体や周辺部品などを提供する計画のようだ。高性能素材の半導体を用いることで、電圧の変換効率を最大98%まで高められるもよう。今後の業績への寄与が期待できるとの見方に。なお、前日には、タイミング部門の売却を検討しているとも伝わっていた。<1852> 浅沼組 896 +60大幅続伸。日本維新の会の吉村代表は自民党との政策協議に入ることで合意と伝わっている。首相指名での協力と引き換えに、「副首都構想」や社会保険料を引き下げる改革、企業・団体献金の禁止などを目指す交渉に入るもよう。首都機能の一部の大阪への誘致が現実味を帯びることになったため、関西を地盤とする中堅ゼネコンの同社などには、メリットの享受が意識される状況となっているもよう。<3094> スーパーV - -ストップ高買い気配。食品スーパーのロピアを運営するOICグループが同社を完全子会社化すると発表している。現在65.24%の株式を保有しているが、TOBを実施して残りの全株式を取得する方針。TOB価格は795円で前日終値に対して23%のプレミアとなっている。TOB期間は16日から12月1日まで。同社ではTOBに賛同し、応募を推奨すると発表。TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きとなっている。<5025> マーキュリー 739 +2続伸。26年2月期第2四半期の売上高は7.91億円(前年同期比6.6%増)、経常利益は0.56億円(同91.6%増)と大幅増益だった。主力事業の新築マンション事業者向けのSaaS型マンションサマリにおいて、同社サービスの利用アカウントの増加に向けた機能強化及びサービスの拡充等を推進している。不動産仲介業者向けのサービスでは中核サービスであるデータダウンロードサービスの売上高が堅調に推移しており、デジタルマーケティング事業はリスティング広告やCGM広告の取扱高が堅調に伸長した。<3558> ジェイドG 1500 +205急騰。26年2月期第2四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は89.14億円(前年同期比6.3%減)と減収も、経常利益は10.93億円(同114.3%増)と大幅増益だった。あわせて、民事再生手続き中であるロイヤルと、再生支援に関するスポンサー契約を締結したことを発表した。同社がスポンサー企業として再生支援に携わることがロイヤルの再建に資するものであるとともに、同社としてもロイヤルの仕入れルート及び販売網の獲得によりサービスの強化、拡充が図れると判断したとしている。<369A> エータイ 3300 +360一時ストップ高。25年8月期の売上高は29.29億円(前期比23.3%増)、経常利益は7.05億円(同39.1%増)と増収増益だった。エリア戦略及び寺院開発戦略で、新規寺院の開苑に注力し、通期で12寺院を新たに開苑、売上高を力強く牽引した。集客方法の見直しを進めた結果、永代供養墓の見学者数が増加、営業力の強化により高い成約率を維持し既存開苑寺院の売上高が好調に推移した。またあわせて、期末配当予想を当初の1株当たり38円05銭から46円00銭に修正(増配)することを発表した。
<NH>
2025/10/16 12:13
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米ドル・円は150円70銭台で推移、調整的なドル売りは一服
*10:07JST 東京為替:米ドル・円は150円70銭台で推移、調整的なドル売りは一服
16日午前の東京市場でドル・円は150円70銭台で推移。151円20銭から150円52銭まで値下がり。日経平均の上げ幅は縮小したが、48000円近辺で底堅い動きを保っている。リスク選好的な米ドル買い・円売りは縮小気味。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1643ドルから1.1657ドルまで買われている。ユーロ・円は伸び悩み、176円08銭から175円52銭まで値下がり。
<MK>
2025/10/16 10:07
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米ドル・円は伸び悩み、株高は意識されず
*09:40JST 東京為替:米ドル・円は伸び悩み、株高は意識されず
16日午前の東京市場でドル・円は弱含み。151円20銭から150円59銭まで値下がり。日経平均は390円高で推移しているものの、米ドル買い・円売りは縮小。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1643ドルから1.1657ドルまで買われている。ユーロ・円は伸び悩み、176円08銭から175円52銭まで値下がり。
<MK>
2025/10/16 09:40
注目トピックス 市況・概況
日経平均は363円高、寄り後はもみ合い
*09:13JST 日経平均は363円高、寄り後はもみ合い
日経平均は363円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近く上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、引き続き円相場や米長期金利が落ち着いた推移となっていることが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまちだったが、一時420ドルあまり上昇したダウ平均が伸び悩み、小幅安で取引を終了したことが投資家心理を慎重にさせた。また、引き続き国内政治の不透明感が警戒材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
<SK>
2025/10/16 09:13
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:サイゼリヤやプリモGHDに注目
*09:12JST 個別銘柄戦略:サイゼリヤやプリモGHDに注目
昨日15日の米株式市場でNYダウは17.15ドル安の46,253.31ドル、ナスダック総合指数は148.38pt高の22,670.08pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比190円高の48,000円。為替は1ドル=151.00-10円。今日の東京市場では、上期営業利益が49.8%増と第1四半期の30.8%増から増益率が拡大したオープンG<6572>、第3四半期累計の営業損益が19.79億円の赤字だが前年同期の28.37億円の赤字から赤字幅が縮小したマネーフォワード<3994>、26年8月期営業利益が22.6%増予想と発表したサイゼリヤ<7581>、25年11月期売上高予想は下方修正だが利益予想を上方修正したFPパートナー<7388>、東証スタンダードでは、 上期営業利益が前年同期比2.1倍となったテイツー<7610>、営業利益が前期39.4%増・今期16.5%増予想プリモGHD<367A>、26年8月期営業利益が30.7%増予想と発表したさいか屋<8254>、26年5月期純利益予想を上方修正したシーラHD<8887>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が76.6%減となったGunosy<6047>、第1四半期営業損益が5.68億円の赤字と前年同期の4.36億円の赤字から赤字幅が拡大したパソナ<2168>、26年2月期業績予想を下方修正したヨシムラフード<2884>、配当方針の変更と初配実施を発表したが株主優待制度を廃止すると発表したテラスカイ<3915>、東証スタンダードでは、第1四半期営業損益が3.24億円の赤字となったサイバーS<3810>、第1四半期営業損益が0.87億円の赤字となった前沢工<6489>、第1四半期営業利益が55.8%減となったIGポート<3791>、営業損益が前期49.23億円の赤字・今期40.00億円の赤字予想と発表した出前館<2484>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2025/10/16 09:12
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~半導体や人工知能(AI)関連株に資金が集中する可能性~
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体や人工知能(AI)関連株に資金が集中する可能性~
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体や人工知能(AI)関連株に資金が集中する可能性■東宝、26/2上方修正 営業利益650億円←570億円■前場の注目材料:三洋化成、生産設備を合理化、コスト改革で国内3分の1停止■半導体や人工知能(AI)関連株に資金が集中する可能性16日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが17ドル安、ナスダックは148ポイント高だった。モルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカなど、予想を上回る金融決算を受けて買いが先行した。ただし、米中貿易摩擦への警戒からNYダウは下げに転じた。一方、ナスダック指数は、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの良好な決算を手掛かりに、他の半導体株に買いが広がったことで反発。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の48000円、円相場は1ドル=151円00銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まりそうだ。米中関係悪化への警戒から積極的な買いは限られそうだが、米国では半導体株の一角が買われており、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引すると考えられる。昨日の日経平均株価はボリンジャーバンドの+1σ(47165円)を上回り、前日の下落部分を埋める形だった。14日に空けたマド(47865円-47962円)埋めを意識してくる可能性がありそうだ。来週に予定されている首相指名選挙を控えるなかで、高市首相誕生か政権交代か思惑が交錯する状況であるが、昨日行われた自民党の高市総裁と野党3党との党首会談、野党3党による党首会談の報道を見る限りでは、高市首相誕生の可能性が高まったとみる向きは多そうである。直近の急落で巻き戻したポジションを再構築する動きが意識されてきそうである。そのため、半導体や人工知能(AI)関連株に資金が集中する可能性があるため、ソフトバンクG<9984>などの動向にらみの展開になりそうだ。そのほか、決算を手掛かりにした個別物色も強まりやすく、先夕決算を発表したところでは、GEI<9212>、AGS<3648>、室町ケミカル<4885>、ANAPHD<3189>、anfac<7035>、GameWith<6552>、PCNET<3021>、グロービング<277A>、インテM<7072>、FPパートナー<7388>、東洋電<6505>、日置電<6866>、エータイ<369A>、ベクトル<6058>、サイゼリヤ<7581>などが注目される。■東宝、26/2上方修正 営業利益650億円←570億円東宝<9602>は2026年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を570億円から650億円に上方修正した。映画「国宝」の大ヒットや「劇場版『鬼滅の刃』」の好調で映画事業の業績が予想を上回っていることが背景。ただし、コンセンサ(710億円程度)には届かず。あわせて200万100株の自社株TOB(公開買い付け)を実施すると発表した。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(47672.67、+825.35)・ナスダック総合指数は上昇(22670.08、+148.38)・SOX指数は上昇(6767.06、+196.73)・シカゴ日経225先物は上昇(48000、+190)・VIX指数は低下(20.64、-0.17)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・三洋化成<4471>生産設備を合理化、コスト改革で国内3分の1停止・兼松<8020>来年めどフィリピンでJCM、水田由来メタン削減・東京エレクトロン<8035>次世代露光装置に照準、熊本に開発棟・ノーリツ<5943>荻原製を子会社化、温水空調部品を安定調達・東亜建設工業<1885>豊田通商と、アンゴラ港湾開発が完工・三井住友FG<8316>SMBC日興証券・三井住友銀行、富裕層ビジネスで銀証連携強化・ホンダ<7267>AI米新興に追加出資、次世代自動運転開発・NEC<6701>JAXAから測位機器受注、準天頂衛星2機分・菊水HD<6912>菊水電子工業、安定化電源を発売、定電流出力・回生電子負荷機能・京セラ<6971>海中で毎秒750メガビット通信、GaN光無線で成功・栗田工業<6370>塩水からリチウム生産、英北東に設備納入・富士フイルムHD<4901>測定フィルムを発売、半導体製造熱プレス対応・大林組<1802>あと埋め不要で省人化、道路橋改修床版を開発・グンゼ<3002>グンゼメディカル、超音波がん治療機販売、米社から独占販売権☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 8月コア機械受注(予想:前月比+0.5%、7月:-4.6%)<海外>・09:30 豪 9月失業率(予想:4.3%、8月:4.2%)
<ST>
2025/10/16 08:40
注目トピックス 市況・概況
15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは17ドル安、対中貿易摩擦懸念がくすぶる
*08:16JST 15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは17ドル安、対中貿易摩擦懸念がくすぶる
■NY株式:NYダウは17ドル安、対中貿易摩擦懸念がくすぶる米国株式市場はまちまち。ダウ平均は17.15ドル安の46253.31ドル、ナスダックは148.38ポイント高の22670.08で取引を終了した。銀行の四半期決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。しかし、対中貿易を巡り中国側が態度を硬化したとの報道もあり、関係悪化懸念がくすぶり売りに転じた。ダウは終日戻り鈍く軟調推移。ナスダックは10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、まちまちで終了した。セクター別では不動産、メディア・娯楽が上昇した一方、保険が下落。金融のモルガン・スタンレー(MS)は第3四半期決算で株式トレーディングが好調で総収益が予想を上回り、上昇。銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)はトレーディング収入が予想を上回ったほか、手数料や純金利収入の増加が奏功し増収増益を好感し上昇した。ピザの宅配サービスを提供するパパ・ジョンズ・インターナショナル(PZZA)は投資会社のアポロ・グローバル・マネージメントが同社に対し非公開化する買収案を提示したとの報道で上昇。レストラン食品配達サービス会社のドア・ダッシュ(DASH)や配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。統合型レアアース生産企業のMPマテリアルズ(MP)はベッセント財務長官がレアアース規制延期条件に対中関税を長期停止する可能性を示唆したため、下落。クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)は豪カンタス航空が同社サービスを経由したサイバー攻撃により顧客データが盗まれた事象が嫌気され、下落した。航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に第3四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米10月FOMCでの利下げ織り込みドル弱含み15日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円73銭まで上昇後、151円04銭まで下落し、151円12銭で引けた。米10月NY連銀製造業景気指数が予想外に9月のマイナス圏から成長圏に改善しドル買いが優勢となった。しかし、10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が根強く上値も限定的となり、ミランFRB理事の発言や米地区連銀経済報告(ベージュブック)受け、ドル売りが再開した。また、日米財務相会談を実施との報道、ベッセント米財務長官発言を受けた米中緊張懸念で円買いも強まった。ユーロ・ドルは1.1611ドルへ下落後、1.1648ドルまで上昇し、1.1647ドルで引けた。ユーロ・円は176円30銭へ上昇後、175円82銭まで下落。ポンド・ドルは1.3334ドルまで弱含んだのち、1.3407ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8008フランへ強含んだのち、0.7957フランまで下落。■NY原油:弱含みで58.27ドル、59ドル台前半で伸び悩むNY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:58.27 ↓0.43)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.43ドル(-0.73%)の58.27ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.20-59.42ドル。米国市場の序盤にかけて59.42ドルまで戻したが、その後は伸び悩んだ。後半にかけて58.20ドルまで下げており、通常取引終了後の時間外取引では主に58.50ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 52.28ドル +2.19ドル(+4.37%)モルガン・スタンレー(MS) 162.65ドル +7.31ドル(+4.70%)ゴールドマン・サックス(GS)767.93ドル -2.83ドル(-0.36%)インテル(INTC) 37.15ドル +1.52ドル(+4.26%)アップル(AAPL) 249.34ドル +1.57ドル(+0.63%)アルファベット(GOOG) 251.71ドル +5.52ドル(+2.24%)メタ(META) 717.55ドル +8.90ドル(+1.25%)キャタピラー(CAT) 534.05ドル +6.58ドル(+1.24%)アルコア(AA) 36.46ドル +0.71ドル(+1.98%)ウォルマート(WMT) 109.03ドル +1.82ドル(+1.69%)
<ST>
2025/10/16 08:16
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:続伸か
本日の東証グロース市場250指数先物は、続伸を予想する。前日15日のダウ平均は17.15ドル安の46253.31ドル、ナスダックは148.38pt高の22670.08ptで取引を終了した。銀行の四半期決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。しかし、対中貿易を巡り中国側が態度を硬化したとの報道もあり、関係悪化懸念がくすぶり売りに転じた。ダウは終日戻り鈍く軟調推移。ナスダックは10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、まちまちで終了した。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、続伸を予想する。8月高値795ptを下回ったままで、引き続き、他の主要株価指数に対する出遅れ感が際立っている。5日移動平均線を上回ったことで、短期二番底を付けた印象も強まっており、リバウンド機運が高まりそうな情勢となっている。25日・75日の両移動平均線がある745pt処は戻り売り圧力が高まる可能性もあり、突破できるかに注目したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt高の736ptで終えている。上値のメドは745pt、下値のメドは730ptとする。
<SK>
2025/10/16 08:05
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想
*08:02JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円43銭(2024/7/11)まで上昇。さらに、高市氏の自民総裁就任を受けて177円86銭(2025/10/8)まで一段高となった。ただ、公明党の連立政権離脱を受けて日本の政治不安は高まっており、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、ユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・欧州の政治不安・米長期金利の高止まり・ウクライナ戦争の継続【ユーロ買い要因】・米国の追加利下げ観測・ウクライナ戦争の終結期待・米政府機関の一部閉鎖
<CS>
2025/10/16 08:02
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の上げ渋りを意識して円売り抑制も
*07:59JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上げ渋りを意識して円売り抑制も
15日のドル・円は、東京市場では151円88銭から150円90銭まで下落。欧米市場では151円74銭まで買われた後、151円04銭まで反落し、151円05銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に151円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上げ渋りを意識してリスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。米シカゴ地区連銀が10月15日発表した9月小売売上高(自動車・部品を除く)は前月比+0.5%。増加の一部は価格上昇が反映されたことによるものとみられている。8月実績は+0.7%。自動車を除くインフレ調整後の小売売上高は前月比+0.2%。市場参加者の間からは「関税措置に起因する価格上昇や、労働市場の減速を背景に、消費者は慎重姿勢を強めている」との見方が出ている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日に行われた講演で「このところの経済活動に関するデータは予想を上回る強さを示しているものの、雇用の回復にはまだ結びついていない」との見方を示しており、労働市場が減速しているとの認識を変えていないことが確認された。市場は年内2回の追加利下げを想定しており、利下げは2026年も続く可能性が高いとみられる。
<CS>
2025/10/16 07:59
注目トピックス 市況・概況
NY原油:弱含みで58.27ドル、59ドル台前半で伸び悩む
*07:47JST NY原油:弱含みで58.27ドル、59ドル台前半で伸び悩む
NY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:58.27 ↓0.43)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.43ドル(-0.73%)の58.27ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.20-59.42ドル。米国市場の序盤にかけて59.42ドルまで戻したが、その後は伸び悩んだ。後半にかけて58.20ドルまで下げており、通常取引終了後の時間外取引では主に58.50ドルを挟んだ水準で推移。
<CS>
2025/10/16 07:47
注目トピックス 市況・概況
NY金:続伸も利食い売りで4201.60ドル、上げ幅縮小
*07:42JST NY金:続伸も利食い売りで4201.60ドル、上げ幅縮小
NY金先物12月限は続伸(COMEX金12月限終値:4201.60 ↑38.20)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+38.20ドル(+0.92%)の4201.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは4157.30-4235.80ドル。アジア市場で4157.30ドルまで売られたが、まもなく反転し、ロンドン市場の序盤にかけて4235.80ドルまで一段高となった。ただ、米国市場では利食い売りが強まり、4198.20ドルまで値下がり。通常取引終了後の時間外取引では主に4220ドルを挟んだ水準で推移。
<CS>
2025/10/16 07:42