みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にスクエニHD
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の11日午前10時現在で、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。
11日の東京市場で、スクエニHDは3日続落。11月6日に26年3月期通期の連結業績予想を修正し、純利益の見通しを従来の287億円から169億円(前期比30.8%減)に引き下げたことが尾を引いているもよう。戻りの鈍さが売り予想数上昇につながっているようだ。
同社は効率的かつ柔軟な組織運営を実現するための再編に取り組んでおり、特別損失として第2四半期に約98億円の組織再編費用を計上済みで、第3四半期以降も約20億円を計上する見込みだという。なお、売上高・営業利益・経常利益の通期予想については従来通りで、配当についても変更していない。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 10:32
みんかぶニュース 市況・概況
かっこがS高カイ気配、今期予想の最終赤字幅縮小とNTTデータとの業務提携を発表◇
かっこ<4166.T>がストップ高の水準となる733円でカイ気配となっている。10日の取引終了後、25年12月期の単独業績予想の修正を発表した。最終損益予想を2億2500万円の赤字から1億5500万円の赤字(前期は2億5500万円の赤字)に縮小する見通しになった。同時にNTT<9432.T>傘下のNTTデータとEMV-3Dセキュア領域でクレジットカードの不正利用対策の強化に向けた業務提携をすると開示しており、これらを好感した買いが集まっている。
売上高予想は7億8100万円から8億円(前期比9.0%増)に見直した。既存顧客向けに実施したEC向け不正検知サービス「O-PLUX」のバージョンアップにより、サーバー費・データ費の効率化が進んだことで売上総利益率が当初予想を上回っている。業務提携についてはEMV-3Dセキュアの仕組みの一部で連携し、サービスをカード会社向けに提供するNTTデータとEC事業者向けに展開するかっこの双方の視点を踏まえることで、不正検知の高度化を推進する。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 10:14
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は545、値下がり銘柄数は973、変わらずは85銘柄だった。業種別では33業種中17業種が上昇。値上がり上位に卸売、保険、証券・商品、銀行など。値下がりで目立つのは情報・通信、その他製品、電気・ガスなど。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 10:09
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は21円高の5万624円、アドテストが195.21円押し上げ
11日10時現在の日経平均株価は前日比21.47円(0.04%)高の5万624.27円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は545、値下がりは973、変わらずは85と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を195.21円押し上げている。次いで中外薬 <4519>が28.48円、ファストリ <9983>が15.24円、ダイキン <6367>が13.87円、リクルート <6098>が11.93円と続く。
マイナス寄与度は199.55円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、東エレク <8035>が26.07円、コナミG <9766>が18.05円、信越化 <4063>が14.04円、任天堂 <7974>が12.2円と続いている。
業種別では33業種中17業種が値上がり。1位は卸売で、以下、保険、証券・商品、銀行と続く。値下がり上位には情報・通信、その他製品、電気・ガスが並んでいる。
※10時0分6秒時点
株探ニュース
2025/12/11 10:01
みんかぶニュース 市況・概況
モイが3連騰で年初来高値を連日更新、26年1月期経常利益は一転最高益更新へ◇
モイ<5031.T>は大幅高で3連騰。年初来高値を連日更新している。10日の取引終了後、26年1月期第3四半期累計(2~10月)の単独決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。経常利益予想を前回予想の1億2900万円から3億7300万円(前期比45.8%増)に引き上げた。経常利益は減益予想から一転、前期の過去最高益を更新する見通しとなっており、業況を評価した買いが集まっている。
売上高予想は前回予想の66億1000万円から66億1200万円(前期比0.3%増)と小幅に引き上げた。同社はライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」を運営。ポイント販売の予想を下方修正した一方、メンバーシップやプレミア配信の売り上げ見通しを上方修正している。また、ポイント販売においてアプリ以外の決済手段の比率が上昇。手数料率の低下が販管費を圧縮する。自主音楽レーベル「Moi Records」の管理音楽に関する収益の増加も利益拡大に寄与する。最終利益予想は開示していない。
2~10月は売上高が49億5400万円(前年同期比0.5%増)、経常利益が3億600万円(同52.7%増)、最終利益が1億3400万円(同13.1%減)となった。日本音楽著作権協会(JASRAC)と「ツイキャス」での楽曲利用に伴う収支報告の内容に関する認識の齟齬(そご)の解決に向けた協議が完了し、解決に伴う特別損失を計上した。なお、NexTone<7094.T>との間にも認識の齟齬が発生しており、解決に向けた協議を進めている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 09:50
みんかぶニュース 市況・概況
豊田織が4日続伸、米エリオットの5%超保有が判明◇
豊田自動織機<6201.T>が4日続伸している。アクティビストとして知られる米エリオット・インベストメント・マネジメントが豊田織の株式について、新たに5%を超えて保有していることが10日の取引終了後、明らかとなり、思惑視した買いが入った。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、エリオットの保有割合は5.01%。報告義務発生日は3日。保有目的は投資で、状況に応じて議論や重要提案行為などを行うとしている。
トヨタ自動車<7203.T>陣営は豊田織に対して非公開化を目的としたTOB(株式公開買い付け)を実施する計画。買い付け開始は来年2月以降となる見通しだ。豊田織の株価はトヨタ陣営によるTOB価格1万6300円を上回って推移している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 09:48
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の下げ幅が100円を超える
日経平均株価の下げ幅が100円を超えた。9時33分現在、119.63円安の5万483.17円まで下落している。
株探ニュース
2025/12/11 09:34
みんかぶニュース 市況・概況
11日韓国・KOSPI=寄り付き4163.32(+28.32)
11日の韓国・KOSPIは前営業日比28.32ポイント高の4163.32で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 09:28
みんかぶニュース 市況・概況
日金属は朝高後に値を消す、トヨタと共同特許申請への反応限定的◇
日本金属<5491.T>が続伸して始まり、前日に比べ4%高となる場面があった。同社はきょう、トヨタ自動車<7203.T>と燃料電池向け「セパレータ及びその製造方法」について共同で特許申請したことを明らかにしており、これが材料視されたもよう。ただ、買い一巡後は値を消す展開となっている。
この発明は第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンのもと、「Near Net Performance」(最終製品に要求される性能を素材・部材で実現)をキーワードに取り組み、共創したもの。同社は燃料電池セパレータをはじめとするさまざまな分野で、独自の基準により認定する環境配慮型製品「エコプロダクト」の販売促進を図り、地球環境にやさしい新たな価値の共創を目指すとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 09:20
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=11日寄り付き、日経レバの売買代金は173億円と低調
11日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比21.6%減の435億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同26.2%減の293億円となっている。
個別ではスマートESG30女性活躍(ネットリターン) <2070> 、iシェアーズ S&P 500 プレミアムインカム <452A> 、グローバルX MSCIスーパーディビィデンド <2564> 、MAXISトピックス上場投信 <1348> 、NEXT 商社・卸売 <1629> など46銘柄が新高値。TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、iFreeETF TOPIXダブルインバース <1368> 、iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、VIX短期先物指数ETF <318A> 、NEXT NY ダウ・ベア・ドルヘッジETN <2041> が新安値をつけている。
そのほか目立った値動きではWisdomTree 大豆上場投資信託 <1697> が3.47%高と大幅な上昇。
日経平均株価が116円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金173億5700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均231億1400万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が24億1900万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が23億5200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が15億1000万円、iシェアーズ・コア 日経225 ETF <1329> が12億7700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が12億7200万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2025/12/11 09:16
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均がマイナス転換
日経平均株価がマイナス転換。9時6分現在、0.08円安の5万602.72円まで下落している。
株探ニュース
2025/12/11 09:07
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=反発、FOMC受けた米株高が支援
11日の東京株式市場は日経平均株価が前日比215円高の5万0818円と反発して始まった。
10日の米株式市場で主要株価3指数はそろって上昇。NYダウは497ドル高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日まで開いた金融政策決定会合で、市場のコンセンサス通り0.25%の利下げを決定。FOMC参加者の金利見通しでは9月と同様に、来年の利下げ予想回数は1回との方向性が示された。加えて、FRBは短期国債の買い入れ方針も決めた。これらを背景に投資家のリスク許容度が上向き、米株式市場に追い風となった。東京市場では米国株高を支えに主力株は買いが優勢となっている。一方、オラクル<ORCL>の株価は決算発表を受けて引け後の時間外取引で急落。AI関連株への慎重姿勢を強める要因となっており、ソフトバンクグループ<9984.T>はウリ気配スタートとなっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 09:06
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均11日寄り付き=215円高、5万818円
11日の日経平均株価は前日比215.59円高の5万818.39円で寄り付いた。
株探ニュース
2025/12/11 09:02
みんかぶニュース 市況・概況
11日=シンガポール・日経平均先物寄り付き5万0780円(+180円)
11日のシンガポール・日経平均先物12月物は前営業日清算値比180円高の5万0780円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:37
みんかぶニュース 市況・概況
10日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=58.46ドル(+0.21ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=4224.7ドル(-11.5ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=6037.9セント(+21.0セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=531.25セント(-5.00セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=434.75セント(-6.00セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1091.25セント(+4.00セント)
・CRB指数
301.38(+1.75)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:24
みんかぶニュース 市況・概況
10日の米株式市場の概況、NYダウ497ドル高 FRBが利下げと短国購入を決定
10日の米株式市場では、NYダウが前日比497.46ドル高の4万8057.75ドルと3日ぶり反発。4万8000ドル台を回復し、過去最高値に接近した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日まで開いた金融政策決定会合で、市場の大方の予想通り政策金利を0.25%引き下げることを決めた。FOMC参加者の金利見通しでは、従来と同様に来年の利下げ予想回数は1回との方向性が示唆された。更に、量的緩和(QE)としてではなく、準備金供給維持の観点でFRBは短期国債の買い入れ方針を決めた。パウエル議長は今後もデータに基づいて政策を調整する姿勢を示したが、市場では流動性に支えられた投資環境が続くとの見方が広がり、主力株に買いが入った。
ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー<JPM>、キャタピラー<CAT>が買われ、ナイキ<NKE>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が株価水準を切り上げたほか、ダウ<DOW>が急伸。ウォービー・パーカー<WRBY>やGEベルノバ<GEV>、アメリカン・インターナショナル・グループ<AIG>が値を飛ばした。一方、ウォルマート<WMT>が冴えない展開。ウーバー・テクノロジーズ<UBER>やロブロックス<RBLX>が値を下げ、イオンQ<IONQ>やゲームストップ<GME>、アーチャー・アビエーション<ACHR>が下値を探った。
ナスダック総合株価指数は77.66ポイント高の2万3654.15と続伸した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアルファベット<GOOG>が堅調。マイクロンテクノロジー<MU>とマーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が値を上げ、ショッピファイ<SHOP>やASTスペースモバイル<ASTS>が頑強。エンベリック・バイオサイエンシズ<ENVB>やアイロボット<IRBT>、エコスター<SATS>が大幅高となった。半面、マイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、メタ・プラットフォームズ<META>が軟調推移。ネットフリックス<NFLX>が売られ、エアロバイロンメント<AVAV>が急落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:23
みんかぶニュース 市況・概況
10日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
9655.53(+13.52)
・ドイツ・DAX
24130.14(-32.51)
・フランス・CAC40
8022.69(-29.82)
・ロシア・RTS
1100.22(-8.27)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
10日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 48057.75(+497.46)
高値 48197.30
安値 47462.94
・S&P500 6886.68(+46.17)
・ナスダック総合指数 23654.15(+77.66)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
11日の株式相場見通し=反発、FOMC通過後の米株高に追随
11日の東京株式市場は主力株を中心に広範囲に買い優勢の地合いとなり日経平均株価は反発する公算が大きい。取引時間中はメジャーSQ算出をあすに控えていることで、先物を絡め値動きが荒くなることも考えられる。前日の欧州株市場では高安まちまちも独DAXや仏CAC40など主要国の株価は軟調が目立った。米国のFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を前に様子見姿勢が強かったが、下値を売り込むような動きもみられなかった。なお、ストックス・ヨーロッパ600はわずかながら上昇している。米国株市場では取引終盤になってNYダウが急上昇し上げ幅は一時600ドルを上回った。FOMCでは事前予想通り0.25%の追加利下げを決定した。これで3会合連続の利下げとなるほか、バランスシートの水準を維持するために短期債購入を開始することを明示、これが投資家のセンチメントを強気に傾けた。パウエル議長は記者会見で、今後の金融政策については経済指標を見極めたうえで判断するという姿勢を示したが、インフレに関しては比較的ハト派的な見解で株式市場にはフレンドリーな印象を与えている。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はマイナス圏での推移が続いていたが、FOMCの結果発表後に上昇に転じた。ただ、相対的に上げ幅は限られている。また、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は一時最高値を上回る場面があった。東京市場ではFOMC後の米株高を受け、強調展開が予想されるが上値はそれほど伸びない可能性もある。外国為替市場ではFOMC後に一時1ドル=156円を割り込む水準まで急速にドル安・円高方向に振れており、輸出セクターには向かい風となるケースも考えられる。
10日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比497ドル46セント高の4万8057ドル75セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同77.66ポイント高の2万3654.15だった。
日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、10~12月期法人企業景気予測調査、11月のオフィス空室率、20年物国債の入札など。海外ではフィリピン中銀、スイス中銀、トルコ中銀が政策金利を開示、週間の米新規失業保険申請件数、9月の米貿易収支、9月の米卸売在庫・売上高、米30年債の入札など。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 08:00
みんかぶニュース 市況・概況
米国市場データ NYダウは497ドル高と3日ぶりに反発 (12月10日)
― ダウは497ドル高と3日ぶりに反発、FOMCで政策金利を0.25%引き下げたことを好感 ―
NYダウ 48057.75 ( +497.46 )
S&P500 6886.68 ( +46.17 )
NASDAQ 23654.16 ( +77.67 )
米10年債利回り 4.144 ( -0.042 )
NY(WTI)原油 58.46 ( +0.21 )
NY金 4224.7 ( -11.5 )
VIX指数 15.77 ( -1.16 )
シカゴ日経225先物 (円建て) 50860 ( +260 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 50865 ( +265 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/12/11 07:51
みんかぶニュース 市況・概況
11日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
04:00 米・FOMC(連邦公開市場委員会)結果発表
04:00 米・月次財政収支
04:30 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が会見
08:50 日・法人企業景気予測調査
08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況
09:01 英・RICS(王立公認不動産鑑定士協会)住宅価格指数
09:30 豪・失業率
09:30 豪・新規雇用者数
10:30 日・20年物利付国債の入札
22:30 米・貿易収支
22:30 米・新規失業保険申請件数
22:30 米・失業保険継続受給者数
※米・30年物国債入札
○決算発表・新規上場など
決算発表:タイミー<215A>,アイケイケイ<2198>,ハートシード<219A>,モロゾフ<2217>,柿安本店<2294>,新都HD<2776>,ファーマF<2929>,ジェリビンズ<3070>,DG<350A>,ネオジャパン<3921>,イムラ<3955>,ビジョナル<4194>,ラクスル<4384>,セルソース<4880>,オハラ<5218>,リッジアイ<5572>,JEH<5889>,鎌倉新書<6184>,巴工業<6309>,サムコ<6387>,アイモバイル<6535>,WSCOPE<6619>,三井ハイテク<6966>,マクビープラ<7095>,アシロ<7378>,3DM<7777>,トーホー<8142>,明豊エンタ<8927>,シルバライフ<9262>,アインHD<9627>ほか
※海外企業決算発表:ブロードコムほか
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS
2025/12/11 07:50
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 260円高 (12月10日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 50860 ( +260 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 50865 ( +265 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/12/11 07:45
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (10日 発表分)
12月10日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
モイ <5031> [東証G] 決算月【1月】 12/10発表(場中)
毎年1月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、QUOカード1000円分(500株以上保有株主には5000円分)を贈呈する。
■再開 ――――――――――――――
ゼネラル・オイスター <3224> [東証G] 決算月【3月】 12/10発表
株主優待制度を再開。毎年3月末と9月末時点で1000株以上を保有する個人株主に対し、自社店舗での決済利用のOPC(Oyster Piece Club)アプリへのポイント1万円相当を年2回贈呈する。
■拡充 ――――――――――――――
Sun Asterisk <4053> [東証P] 決算月【12月】 12/10発表
長期保有特典を新設し、1年以上継続保有する株主の優待内容を拡充。新制度では12月時点で600株以上を保有する株主に、保有株数と保有期間に応じて5000~12万ポイントを付与する。26年12月末から適用。
株探ニュース
2025/12/10 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (10日大引け後 発表分)
※12月18日、東証グロース市場に上場予定のミラティブ <472A> [東証G]、19日、東証スタンダード市場に上場予定のギミック <475A> [東証S]、パワーエックス <485A> [東証G]は10日、公開価格を発表した。
●ミラティブ <472A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月18日
事業内容:ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」の
開発・運営及び周辺事業
公開価格:860円
仮条件:850円~860円
想定発行価格:850円
上場時発行済み株式数:1692万7750株
公募:117万6400株
売り出し:614万9100株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限109万8800株
ブックビルディング期間:12月3日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月17日
主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券
●ギミック <475A>
上場市場:東証スタンダード市場
上場予定日:12月19日
事業内容:患者に最適な医師の選択を実現させるための
情報を網羅的に集積した「ドクターズ・ファイル」を
中心とした医療特化型プラットフォーム事業
公開価格:1150円
仮条件:1120円~1150円
想定発行価格:1150円
上場時発行済み株式数:491万株
公募:100万株
売り出し:116万8200株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限32万5200株
ブックビルディング期間:12月4日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月18日
主幹事:野村證券
●パワーエックス <485A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:12月19日
事業内容:大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションの
サービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、
再生可能エネルギー等の電力供給
公開価格:1220円
仮条件:1200円~1220円
想定発行価格:1200円
上場時発行済み株式数:3629万8700株
公募:416万6700株
売り出し:422万1600株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限125万8200株
ブックビルディング期間:12月3日~9日
公開価格決定日:12月10日
申込期間:12月11日~16日
払込日:12月18日
主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券
[2025年12月10日]
株探ニュース
2025/12/10 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、FOMC控え荒い値動きに (12月10日)
日経平均株価
始値 50878.66
高値 51107.77
安値 50329.27
大引け 50602.80(前日比 -52.30 、 -0.10% )
売買高 22億4943万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆6697億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、朝高後値を消すも終盤下げ渋る
2.FOMC結果発表待ちで様子見、方向感の見えにくい地合いに
3.米利下げ確実視も来年以降のFRB金融政策に不透明感漂う
4.週末のメジャーSQにらみ先物主導で不安定な値動きに終始
5.主力株下げるも中小型株強く、値上がり銘柄が62%占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比179ドル安と続落した。FOMCの結果公表を控え、金融政策の先行きに対する警戒感からリスク回避の売りに押された。
東京市場では、時価総額上位の主力株に安い銘柄が目立ち、日経平均株価は反落。取引時間中は上下に荒い値動きとなったが、大引けは小幅安にとどまった。
10日の東京市場は、引き続き先物主導で方向感の見えにくい地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウが軟調だったものの、ナスダック総合株価指数が反発に転じたことで、朝方に日経平均は大きく上値を追った。しかしほどなくして頭打ちとなり、一転して急速に値を消す展開に。日本時間明日未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、思惑が錯綜した。FRBによる利下げはほぼ確実視されているものの、来年以降の米金融政策が想定よりもタカ派的となるのではないかという警戒感がくすぶっている。日経平均は不安定な値動きに終始したが、これは週末のメジャーSQをにらんだ海外筋による先物への売り買いが影響した面も大きい。半導体関連の大型株は軒並み下落したが、中小型の材料株には強い動きをみせるものも目立っており、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の62%を占めた。
個別では、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が冴えず、売買代金2位に入ったキオクシアホールディングス<285A>の下げも目立つ。ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>が売られ、アドバンテスト<6857>もマイナス圏で引けた。サンリオ<8136>の下値模索も続いている。任天堂<7974>が売りに押され、ソニーグループ<6758>も下落した。三井E&S<7003>が値下がり率トップに売られ、東京計器<7721>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>なども大幅安。このほか低位のポールトゥウィンホールディングス<3657>が大きく売られた。
半面、川崎重工業<7012>が堅調。三井金属<5706>が物色人気を集め、キーエンス<6861>の上昇も目を引いた。ファーストリテイリング<9983>も頑強な値動き。ソラスト<6197>、JCU<4975>が急騰しいずれもストップ高に買われた。CIJ<4826>が大幅高、T-BASE<3415>が値を飛ばし、DOWAホールディングス<5714>も大きく水準を切り上げた。北海道電力<9509>も商いを急増させ大きく切り返した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ホンダ <7267>、アステラス <4503>、トヨタ <7203>、デンソー <6902>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約67円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ソニーG <6758>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約143円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)証券・商品、(2)電気・ガス、(3)ゴム製品、(4)輸送用機器、(5)石油・石炭。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)電気機器、(3)機械、(4)銀行業、(5)精密機器。
■個別材料株
△アウン <2459> [東証S]
AIOコンサルの海外展開本格始動を材料視。
△アールプラン <2983> [東証G]
26年1月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△Bガレージ <3180> [東証P]
26年4月期利益予想を下方修正もアク抜け感強まる。
△スパイダー <4192> [東証G]
清水建 <1803> が「S+Report」を本格導入へ。
△ブロメディア <4347> [東証S]
英AVIによるTOB価格にサヤ寄せ。
△アクリート <4395> [東証G]
合弁先の米企業が米ミサイル防衛局から大型契約獲得。
△カルナバイオ <4572> [東証G]
次世代型BTK阻害剤に腫瘍縮小効果、米血液学会で発表。
△サンバイオ <4592> [東証G]
厚労省による「アクーゴ」出荷制限の条件解除を好感。
△モイ <5031> [東証G]
26年1月末株主から株主優待制度を導入へ。
△TOTO <5332> [東証P]
ウォシュレットの累計出荷台数7000万台突破。
▼ポールHD <3657> [東証P]
案件獲得伸び悩み今期営業利益65%減へ。
▼ヘリオス <4593> [東証G]
体性幹細胞再生医薬品の開発・申請方針の発表を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ソラスト <6197>、(2)JCU <4975>、(3)Jディスプレ <6740>、(4)CIJ <4826>、(5)T-BASE <3415>、(6)Bガレージ <3180>、(7)月島HD <6332>、(8)DOWA <5714>、(9)CSP <9740>、(10)北海電 <9509>。
値下がり率上位10傑は(1)三井E&S <7003>、(2)ポールHD <3657>、(3)東京計器 <7721>、(4)サンリオ <8136>、(5)スクエニHD <9684>、(6)フォーカス <4662>、(7)塩野義 <4507>、(8)野村マイクロ <6254>、(9)リンクユーG <4446>、(10)Appier <4180>。
【大引け】
日経平均は前日比52.30円(0.10%)安の5万0602.80円。TOPIXは前日比4.10(0.12%)高の3389.02。出来高は概算で22億4943万株。東証プライムの値上がり銘柄数は992、値下がり銘柄数は562となった。東証グロース250指数は667.68ポイント(1.55ポイント高)。
[2025年12月10日]
株探ニュース
2025/12/10 18:31
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇104銘柄・下落90銘柄(東証終値比)
12月10日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは224銘柄。東証終値比で上昇は104銘柄、下落は90銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は49銘柄。うち値上がりが27銘柄、値下がりは15銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は40円高となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の10日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4572> カルナバイオ 371.8 +67.8( +22.3%)
2位 <4395> アクリート 1270 +227( +21.8%)
3位 <5031> モイ 360 +60( +20.0%)
4位 <3224> Gオイスター 697 +100( +16.8%)
5位 <6197> ソラスト 757 +100( +15.2%)
6位 <5817> JMACS 980 +113( +13.0%)
7位 <3409> 北紡 131 +14( +12.0%)
8位 <1433> ベステラ 1195 +106( +9.7%)
9位 <6993> 大黒屋 108 +8( +8.0%)
10位 <8918> ランド 9.7 +0.7( +7.8%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <157A> Gモンスター 735 -92( -11.1%)
2位 <4334> ユークス 407.5 -41.5( -9.2%)
3位 <1844> 大盛工業 522 -45( -7.9%)
4位 <5132> プラスゼロ 3080 -265( -7.9%)
5位 <5032> エニーカラー 5320 -450( -7.8%)
6位 <4664> RSC 1430 -101( -6.6%)
7位 <3444> 菊池製作 718 -43( -5.7%)
8位 <2923> サトウ食品 7700 -400( -4.9%)
9位 <4441> トビラシステ 1038 -47( -4.3%)
10位 <5252> 日本ナレッジ 513 -19( -3.6%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4911> 資生堂 2320 +51.5( +2.3%)
2位 <7453> 良品計画 3025 +36.5( +1.2%)
3位 <7201> 日産自 391.8 +3.4( +0.9%)
4位 <4183> 三井化学 3955 +33( +0.8%)
5位 <1812> 鹿島 5800 +40( +0.7%)
6位 <7912> 大日印 2743 +17.5( +0.6%)
7位 <8002> 丸紅 4450 +24( +0.5%)
8位 <4188> 三菱ケミG 877.1 +4.6( +0.5%)
9位 <4005> 住友化 471 +2.1( +0.4%)
10位 <7272> ヤマハ発 1169 +5.0( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5706> 三井金属 18152 -263( -1.4%)
2位 <2502> アサヒ 1739 -20.5( -1.2%)
3位 <8331> 千葉銀 1680 -8.5( -0.5%)
4位 <7011> 三菱重 4229 -16( -0.4%)
5位 <4506> 住友ファーマ 2454.9 -9.1( -0.4%)
6位 <5401> 日本製鉄 618.5 -1.4( -0.2%)
7位 <6701> NEC 5565 -11( -0.2%)
8位 <7974> 任天堂 11560.5 -19.5( -0.2%)
9位 <6857> アドテスト 20120 -30( -0.1%)
10位 <9432> NTT 155.5 -0.2( -0.1%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/12/10 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=AIトレード凌駕する中期逆張り有望株
きょう(10日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比52円安の5万0602円と反落。案の定というべきか先物を絡めた揺さぶりが顕在化した。日経平均は今年4月初旬の急落後、ほぼ一本調子の強烈な上昇トレンドを形成してきたこともあって、「SQ週の魔の水曜日」という言葉も最近はあまり聞かれなくなっていた。だが、きょうはFOMC待ちで凪状態が予想されたなか、取引時間中は想定を外れ上下に派手な振幅をみせた。大山鳴動して鼠一匹、終値は結局50円あまりの下げにとどまったが、風物詩的なSQに絡む仕掛けに久々に遭遇した感もある。
振り返って前日の東京市場では、トランプ米政権のエヌビディア製AI半導体「H200」の対中輸出にゴーサインが出たことで、半導体セクターに追い風が吹いた。アドバンテスト<6857.T>やソフトバンクグループ<9984.T>といった関連銘柄は当然買われる展開が想定されたのだが、しかし実際はディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>が快調に上値を伸ばすのを横目に、アドテスト、ソフトバンクGともに漬物石が乗っかったような重い値動きに終始した。日経平均寄与度が図抜けて高い両銘柄に静かにしていてもらいたいのは誰かと言えば、メジャーSQに絡む先物やオプションでショートポジションをとっている機関投資家であることはいうまでもない。こうしたケースでは両銘柄ともSQ通過後に仕切り直しで買い戻される可能性もあり、むしろ来週以降の動きは注目といえる。
ショート筋が狙う下限ラインとして意識される5万円大台割れは、アドテストとソフトバンクGが崩れない限り難しい。きょうは朝方に半導体の主力銘柄が頑強な展開でスタートし、日経平均は一時450円あまりの上昇をみせ5万1000円台に足を踏み入れたが、その後は急斜面を滑り落ちるように急ピッチで値を消し、一番深いところで320円強の下落となった。SQ絡みの水面下の鍔迫り合い(つばぜりあい)は激しく、取引終盤は再び下げ幅を縮小した。
もっともきょうはプライム市場の値上がり銘柄数が全体の6割強を占めた。前日は真逆で、日経平均は小幅に高くTOPIXもプラス圏で着地したが、個別株の6割強が下落していた。主力株が高ければ中小型株は軟調で、主力株が利食いモードにある時は中小型株に資金が回るという構図だが、きょうは後者のパターンであった。売買代金の上位10傑をみるとすべて株価は下落している。当然ながら内訳はAI・半導体関連が多くを占めているが、この中には三菱重工業<7011.T>やサンリオ<8136.T>も含まれる。
FOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見は日本時間あす未明に予定されている。0.25%の利下げはほぼ確実視されているが、マーケットの関心はフォワードガイダンスに向いている。つまりドットチャートとパウエル氏の発言内容の方に関心が高く、日本時間早朝にあたる米国株市場の終盤は、AIアルゴリズムが作動してイベントドリブンによる上下動が見込まれる。これが東京市場にも伝播することになる。
AIトレードが闊歩するなか、個別株戦略についても今の時期は短期で結果を求めると逆目を引かされるケースが少なくない。「相場の地合いが悪くなるとAIは短期筋の思惑の逆に動いて保有する株を剥がしにくる」(ネット証券系ストラテジスト)という指摘もある。これに対抗しないために、時間軸をずらして中期投資に切り替えるのもひとつの手だ。例えば、貸株市場を通じたショートが積み上がった銘柄で、北海道電力<9509.T>などはどこかのタイミングで買い戻しが作動して噴き上げる可能性がある。泊原発の再稼働(3号機)にメドが立ち、ラピダス効果による電力需要の拡大を収益恩恵として取り込むシナリオが動き出した。今期減益見通しについては既に織り込み済みである一方、DOE導入で増配を計画しているにもかかわらずPBRがわずかに0.6倍台と、中期的にこの水準で放置され続けることは考えにくい。このほか、前述したきょうの売買代金上位10傑銘柄の一つに含まれるサンリオなども、任天堂<7974.T>と共に日本を代表するIPビジネスのフラッグシップ銘柄であることに変わりはない。足もとの日中関係の悪化を嫌気して投げてしまうほど存在の軽い銘柄なのかどうか。その答えは明らかで、5000円近辺は中期スタンスで拾っておきたい銘柄といえる。
あすのスケジュールでは、週間の対外・対内証券売買契約、10~12月期法人企業景気予測調査がいずれも朝方取引開始前に発表される。前場取引終盤に開示される11月のオフィス空室率にも関心が高い。20年物国債の入札も行われる。後場取引終盤には11月の投信概況が開示される。個別企業ではタイミー<215A.T>が25年10月期通期の決算を発表する。海外ではフィリピン中銀、スイス中銀、トルコ中銀が政策金利を開示するほか、米国で重要指標の発表が相次ぎ、週間の米新規失業保険申請件数、9月の米貿易収支、9月の米卸売在庫・売上高などが注目される。米30年債の入札も行われる。個別ではブロードコム<AVGO>の8~10月期決算発表が予定されている。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/10 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
10日香港・ハンセン指数=終値25540.78(+106.55)
10日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比106.55ポイント高の25540.78と反発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/10 17:27
みんかぶニュース 市況・概況
モイの26年1月期経常利益は一転最高益更新へ、手数料率低下で◇
モイ<5031.T>は10日の取引終了後、26年1月期第3四半期累計(2~10月)の単独決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。経常利益予想を1億2900万円から3億7300万円(前期比45.8%増)に引き上げた。経常利益は減益予想から一転、前期の過去最高益を更新する見通しとなる。
売上高予想は前回予想の66億1000万円から66億1200万円(前期比0.3%増)と小幅に引き上げた。同社はライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」を運営。ポイント販売の予想を下方修正した一方、メンバーシップやプレミア配信の売り上げ見通しを上方修正している。また、ポイント販売においてアプリ以外の決済手段の比率が上昇。手数料率の低下が販管費を圧縮する。自主音楽レーベル「Moi Records」の管理音楽に関する収益の増加も利益拡大に寄与する。最終利益予想は開示していない。
2~10月は売上高が49億5400万円(前年同期比0.5%増)、経常利益が3億600万円(同52.7%増)、最終利益が1億3400万円(同13.1%減)となった。日本音楽著作権協会(JASRAC)と「ツイキャス」での楽曲利用に伴う収支報告の内容に関する認識の齟齬(そご)の解決に向けた協議が完了し、解決に伴う特別損失を計上した。なお、NexTone<7094.T>との間にも認識の齟齬が発生しており、解決に向けた協議を進めている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/10 17:01
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (10日大引け後 発表分)
○ラクオリア <4579> [東証G]
東証と日証金が11日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
[2025年12月10日]
株探ニュース
2025/12/10 16:50