日経225・本日の想定レンジニュース一覧
日経225・本日の想定レンジ
39500-40000円のレンジを突破できるのか注目
*08:25JST 39500-40000円のレンジを突破できるのか注目
[本日の想定レンジ]10日のNYダウは192.34ドル高の44650.64ドル、ナスダック総合指数は19.32pt高の20630.6634pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円高の39705円だった。本日はこのところ続いている39500-40000円のレンジを上抜けるか注目される。前日は円高進行などが警戒され、さえない展開となり、再び下げに転じた5日移動平均線(39711円)を下回った。ローソク足も陰線を形成し、上値の重さが確認された。ただ、心理的な節目の39500円に接近すると、押し目を拾う動きとなり、下値の堅さも意識され、39500-40000円のレンジ内の動きにとどまった。本日もこのレンジが意識されるのであれば、下値は限定的で買いが入りやすくなることが予想される。前日の米国市場ではナスダック総合指数とS&P500種指数がそろって史上最高値を更新するなど、米国株の上昇基調が続いているだけに、好影響を与えることになるだろう。一方、日米通商交渉、参院選、国内主要企業の決算など相場に大きく影響を与えるイベントを控えているだけに、積極的に買い上がる雰囲気にもならなそうで、状況次第では相場の急落リスクへの懸念も残ることになりそうだ。上値めどは節目の40000円や6月30日の高値(40852円)、下値のめどは節目の39000円や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39500円
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2025/07/11 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米ハイテク株高を受けて節目の4万円を再び突破できるか
*08:25JST 米ハイテク株高を受けて節目の4万円を再び突破できるか
[本日の想定レンジ]9日のNYダウは217.54ドル高の44458.30ドル、ナスダック総合指数は192.88pt高の20611.34pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比125円高の39925円だった。本日は前日の米国市場でエヌビディアやマイクロソフトが最高値を更新するなどハイテク株高安を映して買いが先行して始まることが想定される。前日は、円安などを好感した買いに上昇するものの伸び悩む展開となった。ローソク足は陰線を形成したが、5日移動平均線(39738円)を上回って終了し、目先調整局面の後退が伺えよう。25日線(38936円)も上昇傾向が続いており、投資家心理は上向くことが予想される。ただ、ナイトセッションの日経225先物は40000円前に上値が重くなっており、再び40000円を突破して終われるか注目される。上値めどは節目の40000円や6月30日の高値(40852円)、下値のめどは節目の39000円や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限40200円-下限39700円
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2025/07/10 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米ハイテク株高や円安を受け買い先行へ
*08:25JST 米ハイテク株高や円安を受け買い先行へ
[本日の想定レンジ]8日のNYダウは165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダック総合指数は5.94pt高の20418.46pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比165円高の39985円だった。本日は米ハイテク株高や円安を映して買いが先行して始まることが予想される。前日は、トランプ米大統領が日本からの輸入品に対し、25%の関税を課すと発表したことから売りが先行して始まった。ただ、心理的な節目の39500円を割り込まなかったことから押し目買いが次第に増え、ローソク足は陽線を形成した。本日も半導体関連や電線株など成長期待のある銘柄に買いが続けば、節目の40000円を目指す動きになりそうだ。一方、ナイトセッションの日経225先物は40000円を突破すると上値が重くなるなど、40000円を大きく上回るには材料不足のようだ。また、5日移動平均線(39727円)を下回る状況が続いており、短期的な売り圧力の強まりには注意が必要だろう。上値めどは節目の40000円や6月30日の高値(40852円)、下値のめどは節目の39000円や25日線の38853円などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39500円
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2025/07/09 08:25
日経225・本日の想定レンジ
トランプ関税への懸念で売り先行スタートへ
*08:25JST トランプ関税への懸念で売り先行スタートへ
[本日の想定レンジ]7日のNYダウは422.17ドル安の44406.36ドル、ナスダック総合指数は188.58pt安の20412.52pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比80円安の39460円だった。本日は米国株安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は米国との関税交渉への不透明感などから売りが先行した。ローソク足は3本連続して陰線を形成し、5日移動平均線(39786円)を下回った。トランプ米大統領は日本時間8日午前1時過ぎから貿易相手国に8月1日から適用される新たな関税率の通知を始めた。まずは日本と韓国に対し、25%の関税をかけると通告し、報復措置を取れば税率をさらに上乗せするとけん制した。これを受け、前日の米国市場では、新たな関税が米経済への懸念が再燃した。この流れを受け、東京市場もリスク回避の売りが先行しそうだ。また、本日は上場投資信託(ETF)の分配金捻出のため、5600億円超の売り需要が想定されているため、需給悪化が警戒されよう。一方、新関税措置を受け、円相場が1ドル=146円台へと約2週間ぶりの円安水準となっているため、相場を下支える可能性もあろう。上値めどは4日高値の40012円や節目の40000円、下値のめどは節目の39000円や25日線の38763円などが挙げられる。[予想レンジ]上限39900円-下限39200円
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2025/07/08 08:25
日経225・本日の想定レンジ
相互関税の猶予期限を前に不安定な値動きか
*08:25JST 相互関税の猶予期限を前に不安定な値動きか
[本日の想定レンジ]4日の米国市場は、独立記念の日のため休場だった。ナイトセッションの日経225先物は日中比20円安の39750円だった。前週末は市場予想を上回る米雇用統計を好感して買いが先行して始まり、続伸スタート、直後に40000円の大台を回復した。ただ、その後は新規の手掛かり材料に欠けるなか、小幅に続伸したものの、こう着感の強い展開だった。ローソク足は、陰線を形成し、5日移動平均線(39966円)が下げに転じたこともあり、足元では売り圧力がやや強いと思われる。こうしたなか、本日は不安定な展開が予想される。トランプ米政権が関税の猶予期限としている9日を前に、関税交渉の行方が最大の注目材料となろう。トランプ米大統領は4日、各国に関税を通知する書簡について、「7日に送る。12カ国だろう。7日に公表しなければならない」と語っている。初回の通知書簡に日本が含まれているのは不明だが、書簡にどのようなことが書かれているのか、確認したところだ。日米通商交渉が難航しているのは、ある程度織り込まれていると思われるが、猶予期限が迫るなか、トランプ米大統領が改めて日本を批判するような発言をすれば、ネガティブに反応する可能性はありそうだ。上値めどは節目の40000円や心理的節目の40500円、下値のめどは心理的な節目の39500円や39000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39000円
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2025/07/07 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株高や円安を受けて買い先行へ
*08:25JST 米国株高や円安を受けて買い先行へ
[本日の想定レンジ]3日のNYダウは344.11ドル高の44828.53ドル、ナスダック総合指数は207.97pt高20601.10pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比400円高の40120円だった。本日は米国株高や円安進行を映して買いが先行して始まりそうだ。前日は様子見ムードが強まるなか、狭いレンジ内の動きにとどまった。ローソク足は小陰線を形成し、売り買いが拮抗する状況を窺わせた。注目の6月の米雇用統計は市場予想を上回る結果となり、米景気に対する懸念が後退したほか、米政府が5月に導入した半導体設計ソフトの対中輸出規制を撤回したことが2日に明らかになり、米中通商交渉の進展への期待も前日の米国市場を押し上げる要因になった。本日は半導体関連など値がさ株中心に買いが継続することが予想される。海外市場で一時1ドル=145円台まで進んだ円安も相場を支えよう。ただ、4日の米国市場は独立記念日で休場となるだけに、海外投資家の動きが鈍いことが想定されるだけに、短期筋などの仕掛け的な動きに振れ幅が大きくなる可能性はある。また、日米通商交渉の行方も気掛かり要因で、買いの勢いが鈍ると持ち高調整売りが出やすくなりそうで、上値の重さが意識されることもありそうだ。上値めどは節目の40000円や心理的節目の40500円、下値のめどは心理的な節目の39500円や39000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限40200円-下限39700円
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2025/07/04 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まるか
*08:25JST 米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まるか
[本日の想定レンジ]2日のNYダウは10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダック総合指数は190.24pt高20393.13pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比75円安の39715円だった。本日は6月の米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢が強まることが想定される。前日は6月27日の上昇で空けたマドを埋めた後は下げ渋る展開となった。心理的な節目の39500円を下回った場面では押し目買いが入り、買い意欲の強さが意識されるところだろう。また、前日の米国市場ナスダック総合指数などハイテク株が堅調だったため、半導体関連などグロース株への見直し買いにつながると想定される。ただ、あす4日は独立記念日で米国休場となり、3日も短縮取引となるだけに海外投資家の動きは鈍くなることが予想され、買いが一巡した後は様子見姿勢が強まりそうだ。上値めどは節目の40000円、6月30日の高値(40852円)、心理的な節目の39500円や39000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39500円
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2025/07/03 08:25
日経225・本日の想定レンジ
5日移動平均線近辺を維持できるか注目される
*08:25JST 5日移動平均線近辺を維持できるか注目される
[本日の想定レンジ]1日のNYダウは400.17ドル高の44494.94ドル、ナスダック総合指数は166.84pt安の20202.89pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円安の39660円だった。本日は米ハイテク株安を映して利益確定売りが続くことが想定される。前日は日米通商交渉への懸念などから利益確定売りが先行し、節目の40000円を割り込んで終了した。上昇基調を25日移動平均線(38469円)との乖離率は3.94%と買われ過ぎとされる5%を下回ったほか、5日線(39830円)を上回る推移を続けており、先週の上昇の反動安の範囲以内と受け止められる。4月7日の安値(30792円)を起点にした上昇基調は続いているとみられ、5日線近辺から反発に転じることにつながるか注目される。仮に5日線を明確に下回れば、手じまい売りが増えることが想定されるだろう。そうなれば、25日線(38469円)近辺までの調整もあるかもしれない。上値めどは6月30日の高値(40852円)や節目の41000円、5日線や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39500円
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2025/07/02 08:25
日経225・本日の想定レンジ
連騰警戒感などから利食い売りが先行か
*08:25JST 連騰警戒感などから利食い売りが先行か
[本日の想定レンジ]30日のNYダウは275.50ドル高の44094.77ドル、ナスダック総合指数は96.27pt高の20369.73pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比215円安の40295円だった。本日は連日の株価上昇の反動などから利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日マドを空ける強い上昇となり、上値を伸ばす展開となった。ローソク足は6営業日ぶりに陰線を形成したが、寄り付きで空けたマドを埋め戻すことなく、小陰線で終わった。25日移動平均線(38378円)など主要な移動平均線は上昇基調が続いているが、25日線との上方乖離率は5.49%と節目の5%を超え、短期的な調整局面が意識されるだろう。また、月替わりで、年金のリバランス売りが出る可能性もあり、注意が必要だ。ただ、米国の利下げへの思惑から長期金利は低下傾向にあり、半導体などテック株中心のナスダック総合指数は連日史上最高値を更新しており、株価水準が切り下がった場面では押し目買いが入るかもしれない。上値めどは心理的な節目の40500円、昨年7月17日の安値(41054円)、下値のめどは40000円、5日線(39591円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限40500円-下限40000円
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2025/07/01 08:25
日経225・本日の想定レンジ
堅調地合い継続か
*08:25JST 堅調地合い継続か
[本日の想定レンジ]27日のNYダウは432.43ドル高の43819.27ドル、ナスダック総合指数は105.55pt高の20273.46pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比365円高の40545円だった。本日は27日の米国株の上昇や円安を映して買いが先行して始まることが予想される。前週末は米国の関税政策を巡る過度な不安感が和らいだことなどからリスク選好ムードが強まり、終値ベースでは6カ月ぶりに節目の40000円の大台を回復して終了した。ローソク足はマド開けを伴う陽線を形成し、赤三兵を示現し、相場が強い上昇トレンドに転換する可能性を示すシグナルとなった。ただ、前週末までの4営業日で1800円近く上昇しており、連騰による高値警戒感から目先の利益を確保する売りも出やすくなるだろう。しかし、海外投資家の買いが継続するなど持たざるリスクも芽生え始めており、押し目買い意欲はおう盛とみられる。また、米画像半導体大手エヌビディア株も堅調に推移しており、東京市場の半導体関連への買いが続くようなら、人工知能(AI)関連株など成長株への資金シフトが鮮明になる可能性もあり、株価が一段と上を目指すことも想定される。上値めどは昨年12月27日の高値(40398円)や節目の41000円、下値のめどは心理的な節目の39500円や5日移動平均線(39164円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限40700円-下限39800円
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2025/06/30 08:25
日経225・本日の想定レンジ
4万円台回復はあるか
*08:25JST 4万円台回復はあるか
[本日の想定レンジ]26日のNYダウは404.41ドル高の43386.84ドル、ナスダック総合指数は194.36pt高の20167.91pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比245円高の39745円だった。本日は米国株高を好感した買いが継続し、節目の40000円台回復があるのか注目される。前日は米ハイテク株高を受け、半導体関連株など値がさ株がけん引役となり、39000円台を回復したあと上値を伸ばした。ローソク足は大陽線を形成し、上値抵抗帯とみられていた39000円を突破するなど、買いの勢いが強いことが示された。前日の米国市場でもエヌビディアやマイクロソフトなど人工知能(AI)関連株が最高値を更新しており、本日もこうした銘柄への買いが強まれば、40000円の大台乗せも視野に入ってこよう。ただ、日経平均は今週に入り1181円上昇しており、連騰警戒感や週末の持ち高調整の動きも想定されるが、当然の一服との受け止めが広がれば、押し目買いムードが強まる可能性がある。上値めどは節目の4万円、昨年12月27日の高値(40398円)、下値のめどは節目の39000円、5日移動平均線(38814円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39500円
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2025/06/27 08:25
日経225・本日の想定レンジ
半導体関連株買いが続くか注目される
*08:25JST 半導体関連株買いが続くか注目される
[本日の想定レンジ]25日のNYダウは106.59ドル安の42982.43ドル、ナスダック総合指数は61.02pt高の19973.55pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比5円安の38925円だった。本日は米半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジーの好業績見通しを受けた半導体関連株買いが続くのか注目される。前日は米ハイテク株高などを映して買いが先行し、ほぼ高値引けとなった。ローソク足は小陽線を形成したが、高値と安値は十字線を描いた前日のレンジ内にとどまり、39000円近辺での売り買いが交錯する状態を確認する形となった。こうしたなか、米国市場の取引終了後に発表したマイクロンの2025年6-8月期の売上高見通しは人工知能(AI)関連製品の需要拡大を追い風に約104億-110億ドルとアナリスト予想(98億9000万ドル)上回る良好な内容だった。これを受け、時間外取引では堅調に推移しており、東京市場でも半導体などAI関連株買いにつながるかが注目される。一方、節目接近による利食い売りなどで、39000円に届かない日が続いており、高値警戒感を意識した売りが出やすい状態に変化はないだろう。円相場も前日の夕方に比べやや円高方向にふれていることも上値を重くする要因になるかもしれない。上値めどは節目の39000円、2月13日の高値(39581円)、下値のめどは5日移動平均線(38595円)、節目の38500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限39300円-下限38500円
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2025/06/26 08:25
日経225・本日の想定レンジ
39000円を上回って終われるか
*08:25JST 39000円を上回って終われるか
[本日の想定レンジ]24日のNYダウは507.24ドル高の43089.02ドル、ナスダック総合指数は281.56pt高の19912.53pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比45円安の38765円だった。本日は米国株の上昇などを背景に39000円台を突破して終了できるかが注目される。前日は中東地政学リスク後退からマド開けを伴い大幅高で始まり、一時節目の39000円回復目前に迫ったものの、その後は伸び悩む展開だった。ローソク足も十字線も近い小陽線を描いて39000円どころで売り買いが交錯する状況だった。ただ、終値では5日移動平均線(38584円)水準を上回ったほか、25日線(37971円)が200日線(37932円)前を下から上に突き抜け、ゴールデンクロスを形成しており、上昇基調が継続することが想定される。一方、前日の米国株が上昇することはある程度織り込んでいるほか、円相場も1ドル=144円台後半へと円高に振れており、目先の利益を確保する売りに上値を抑える要因になるかもしれない。上値めどは節目の39000円、2月13日の高値(39581円)、下値のめどは節目の38500円、200日線や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限39100円-下限38600円
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2025/06/25 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株の上昇などを映して買い戻しの動きへ
*08:25JST 米国株の上昇などを映して買い戻しの動きへ
[本日の想定レンジ]23日のNYダウは374.96ドル高の42581.78ドル、ナスダック総合指数は183.56pt高の19630.97pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比190円高の38590円だった。本日は米国株の上昇や原油市況の下落を背景に買い戻しの動きが先行して始まりそうだ。前日は米国によるイラン核施設への攻撃が嫌気され続落して始まったものの、節目の38000円や25日移動平均線(37920円)が下値抵抗帯と意識され、下げ渋る展開となった。ローソク足は3日ぶりに陽線を形成した。一方、イランによる報復対象が実施されたが、米軍基地にとどまり、ホルムズ海峡のタンカー通航に影響が出ていないことを受け、原油先物相場が大幅に下落したほか、米国株も上昇したため、本日は中東産エネルギー供給混乱への懸念が後退したことが買い戻しにつながると見込まれる。また、前日に節目の38000円などを割り込まなかったことも投資家心理の改善につながるとみられる。ただ、原油安を受けて円相場が1ドル=145円台へと円高に振れていることが相場の上値を圧迫する要因になるかもしれない。上値めどは心理的な節目の38500円や18日の高値(38885円)や節目の39000円、下値のめどは節目の38000円、200日線(37930円)や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限38700円-下限38000円
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2025/06/24 08:25
日経225・本日の想定レンジ
中東情勢緊迫化を背景にリスク回避の動きが強まるか
*08:25JST 中東情勢緊迫化を背景にリスク回避の動きが強まるか
[本日の想定レンジ]20日の米国市場は、イランとイスラエルの軍事的緊張緩和に向けた外交に注目が集まるなか、売り買いが交錯し、NYダウは35.16ドル高の42206.82ドル、ナスダック総合指数は98.86pt安の19447.41ptとなった。シカゴ日経225先物は大阪日中比50円安の38300円だった。本日は中東情勢緊迫化を背景にリスク回避の動きが強まることが予想される。前週末は、米国市場が休場で手掛かり材料に欠けるなか、方向感の定まらない展開が続いたが、上昇基調にある5日移動平均線(38524円)を下回った。こうしたなか、トランプ米大統領は21日、イスラエルと交戦するイランを攻撃したと発表。イラン領内の3カ所の核施設を空爆した。中東地政学リスクの高まりが相場の重しになることが想定される。サンデーNYダウやサンデーナスダック100が下落していることも投資家のリスク回避姿勢を強める要因になりそうだ。一方、地政学リスクを背景に原油市況の上昇が見込まれるため、原油高が続けば日本の貿易赤字が拡大し、これが円売り圧力を強めるとの見方もあり、円相場が1ドル=146円台へと円安が進んだことは相場を下支えする要因になるかもしれない。上値めどは心理的な節目の38500円や18日の高値(38885円)や節目の39000円、下値のめどは節目の38000円、25日線(37886円)、13日の安値(37540円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38200円-下限37500円
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2025/06/23 08:25
日経225・本日の想定レンジ
様子見姿勢が強まるか
*08:25JST 様子見姿勢が強まるか
[本日の想定レンジ]19日の米国市場は、ジューンティーンスデー(奴隷解放記念日)のため休場だった。夜間取引の日経225先物は60円安の38450円だった。本日は中東情勢に対する先行き不透明感が拭えないなか、様子見姿勢が強まりそうだ。前日は半導体関連株など値がさ株が売られ、安値引けとなり、ローソク足は陰の大引け坊主を形成した。陰の大引け坊主は、市場心理としては売り姿勢が継続されることが多く売りのサインとされ、下落トレンドが続くことが予想される。中東情勢については、トランプ米大統領が19日、イランへの攻撃の可否について、「2週間以内に決断を下す」と説明するなど、緊迫の度を増しており、関連報道には引き続き投資家の関心が集まることになるだろう。取引時間中に地政学リスクが高まらず、前日に値を消した半導体関連株に押し目買いが入るようなら、戻りを試す場面もあるだろう。上値のめどは18日の高値(38885円)や節目の39000円、下値のめどは5日線や節目の38000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限38600円-下限38200円
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2025/06/20 08:25
日経225・本日の想定レンジ
連騰の反動から利食い売り先行か
*08:25JST 連騰の反動から利食い売り先行か
[本日の想定レンジ]18日のNYダウは44.14ドル安の42171.66ドル、ナスダック総合指数は25.18pt高の19546.27pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比210円安の38640円だった。本日は連日の上昇の反動から利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日は軟化して始まったものの、5日移動平均線(38348円)近辺を支持選に持ち直す展開となり、高値引けとなった。ローソク足は3本連続で陽線を描き、上下にヒゲのない陽の丸坊主を形成した。陽の丸坊主は、株価上昇を示すサインの中でも強い買い圧力を示していると言われており、先高期待をつなぐ形となったと言えよう。また、上向きの25日線とのかい離率は2.79%にとどまり、過熱ラインの5%までまだ余裕があり、上値追い継続が期待されるところだ。ただ、前日までの3日間で1000円超上昇したことから、短期的な過熱感から利益確定売りが先行して始まりそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り政策金利の据え置きを決め、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長も会見で、今後の利下げに慎重な姿勢を示したことも相場の重しになる可能性がある。また、懸念の中東情勢についても、米国が攻撃に踏み切る可能性がり、紛争長期化が警戒感されよう。引き続き、中東関連報道には注意が必要だろう。上値のめどは節目の39000円や2月13日の高値(39581円)、下値のめどは心理的な節目の38500円、5日線、節目の38000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限39000円-下限38500円
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2025/06/19 08:25
日経225・本日の想定レンジ
売り先行スタートもFOMCを控えて次第に様子見姿勢強まるか
*08:25JST 売り先行スタートもFOMCを控えて次第に様子見姿勢強まるか
[本日の想定レンジ]17日のNYダウは299.29ドル安の42215.80ドル、ナスダック総合指数は180.12pt安の19521.09pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比280円安の38230円だった。本日は中東情勢に対する先行き懸念から下落した米国株市場の流れが波及し売りが先行して始まりそうだ。前日は米国株の上昇や円安を映して買いが先行し、2月21日以来約4カ月ぶりに38500円台を回復した。上昇基調にある5日移動平均線(38255円)を上回って推移したほか、RSI(14日)も57.1%から59.4%に上昇したものの、相場はまだ上げ基調の範囲内と解釈されそうで、上昇トレンド継続が予想される。ただ、前日に心理的な節目の38500円を突破したほか、米国株の下落もあり、目先は利益確定売りが先行することが予想される。また、トランプ米大統領が自身のSNSに「無条件降伏!」と書き込むなど、イスラエルとイランの攻防が激化するなか、米軍が投入されれば事態が泥沼化することへの不安も投資家心理を悪化させることになりそうだ。一方、米国で18日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明を控えるなか、売り一巡後は様子見姿勢が強まることも予想される。上値のめどは節目の39000円や2月13日の高値(39581円)、下値のめどは5日線や節目の38000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限38600円-下限38200円
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2025/06/18 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株高や円安進行を受けて堅調か
*08:25JST 米国株高や円安進行を受けて堅調か
[本日の想定レンジ]16 日のNYダウは317.30ドル高の42515.09ドル、ナスダック総合指数は294.38pt高の19701.21pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比150高の38510円だった。本日は米国株高や円安を映して堅調展開が予想される。前日は円高一服などを映して、買いが先行した後は上値を伸ばす展開となり、5日移動平均線(38190円)を上回る陽線となり、実体が短い中陽線を形成、上昇トレンドを示すローソク足を形成した。前日の米国株の上伸や円安を受け、リスク選好ムードが続きそうだ。ただ、本日は正午ごろに日銀の金融政策決定会合が判明する見通し。今回は金融政策の現状維持が見込まれており、午後3時半からの植田和男日銀総裁の記者会見に注目が集まることになりそうで、朝方の買いが一巡すれば、様子見ムードが強まることが想定される。また、米国では17日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることも様子見姿勢を強める要因の一つになるかもしれない。日経平均は38000円台を固め、5日線を上回って推移できるのかがポイントになりそうだ。上値のめどは心理的な節目の38500円や11日の高値(38529円)、節目の39000円、下値のめどは、5日線や節目の38000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限38900円-下限38400円
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2025/06/17 08:25
日経225・本日の想定レンジ
重要イベントを前に様子見ムードか
*08:25JST 重要イベントを前に様子見ムードか
[本日の想定レンジ]13 日のNYダウは769.83ドル安の42197.79ドル、ナスダック総合指数は255.65pt安の19406.83pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円高の37910円だった。本日は主要7カ国首脳会議(G7サミット)や日銀の金融政策決定会合など重要イベントを前に様子見ムードが強まりそうだ。前週末は、中東地政学リスクの高まりからリスク回避の売りが先行した。ローソク足は4本連続して陰線を形成し、高値と安値も連続して切り下がり、黒三兵をとなった。黒三兵を形成すると、相場が弱気相場に転換する可能性を示唆するパターンとされ、下押し圧力が警戒される。ただ、中東地政学リスクは前週末の下落である程度織り込んでいるとみられるほか、夜間取引の日経225先物も上昇し、円高も一服しているため、本日は押し目を拾う動きもあるかもしれない。一方、16日からはG7サミットに加え、日銀会合、17日から米連邦公開市場委員会(FOMC)といった重要イベントを前に積極的に売り買いを仕掛ける向きは少ないと思われる。米国と日本や中国など貿易相手国との通商交渉の行方がどうなるのか気掛かりなためだ。日米の金融政策決定会合では、政策変更はないと予想されるが、植田和男日銀総裁やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容次第では、為替などの影響が想定されるだけに、それまでは様子見姿勢が強まることが予想される。しかし、イランとイスラエルの衝突が早期に収束する兆しは現時点でみられず、中東関連報道次第では振れ幅が大きくなる可能性もありそうだ。上値のめどは節目の38000円や5日移動平均線(38145円)、下値のめどは、25日線(37760円)や心理的な節目の37500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限38200円-下限37600円
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2025/06/16 08:25
日経225・本日の想定レンジ
強弱感が対立するなかもみ合い展開か
*08:25JST 強弱感が対立するなかもみ合い展開か
[本日の想定レンジ]12 日のNYダウは101.85ドル高の42967.62ドル、ナスダック総合指数は46.60pt高の19662.48pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円高の38205円だった。本日は米ハイテク株高などを好感した買いとトランプ米政権の関税政策に対する不透明感などを警戒した売りが交錯し、もみ合い展開が予想される。前日は円高進行などを嫌気して下落した。ただ、上昇基調にある5日移動平均線(38127円)を上回って引けた。きょうは6月限りの先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を迎え、取引序盤は大きな値動きになる可能性があるだろうが、投資家の関心は来週の重要イベントに移っており、次第に様子見ムードが強まることが予想される。来週は15日から主要7カ国首脳会議(G7サミット)、16日からの日銀金融政策決定会合、17日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)などが控える。また、トランプ関税の行方も引き続き関心事だろう。見極め要素が多いだけに積極的に売り買いを仕掛ける向きは少ないほか、週末の持ち高調整の動きも想定される。上値のめどは心理的な節目の38500円や11日の高値(38529円)、節目の39000円、下値のめどは、節目の38000円や200日線(37916円)、25日線(37746円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38400円-下限38000円
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2025/06/13 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株安や円安一服を映して買い見送りムード優勢か
*08:25JST 米国株安や円安一服を映して買い見送りムード優勢か
[本日の想定レンジ]11 日のNYダウは1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダック総合指数は99.11pt安の19615.88pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円安の38335円だった。本日は米国株安や円安一服などを映して買い見送りムードが強まることが想定される。前日は買いが先行して始まり、一時心理的な節目の38500円台を突破する場面があったものの、戻り待ちの売りなどから伸び悩む展開だった。相場の過熱感を測るテクニカル指標であるRSI(14日)は、10日の61.7%から11日には68.9%に上昇し、買われ過ぎゾーンとされる70%に接近しており、騰勢が一服する可能性がある。ただ、上昇基調を続ける5日移動平均線(38003円)を上回るなど、上昇トレンドが続くことに対する期待も根強く強弱感が対立しており、売り買いが交錯する展開が想定される。また、米中通商交渉の詳細な内容が明らかになっていないことも投資家の様子見姿勢を強める要因になりそうだ。下値のめどは、5日線や200日線(37909円)、上値のめどは心理的な節目の38500、2月21日の高値(38808円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38600円-下限38200円
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2025/06/12 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米中通商交渉への期待から買い継続か
*08:25JST 米中通商交渉への期待から買い継続か
[本日の想定レンジ]10日のNYダウは105.11ドル高の42866.87ドル、ナスダック総合指数は123.75pt高の19714.99pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比145円高の38375円だった。本日は米中通商交渉進展に対する期待から上昇した米国株の流れが波及して始まりそうだ。前日は米国株高や円安を映して買いが先行して始まり、一時5月13日のザラバ高値(38494円)を上回る場面もあった。ただ、午後になると、失速し上げ幅を縮めた。ローソク足は小陰線を形成したが、5日移動平均線(37868円)を下回ることなく終了するなど、上値追いが続くことへの期待につながっている。ただ、節目の38000円を割り込まなかったことは評価できるが、心理的な節目の38500円を目前にして上値の重さが意識されたことには注意が必要だろう。また、2日目を迎え、日本時間の午前6時から始まっている米中通商交渉がどのような結果となるのかも見極めたいとの声も多く、次第に様子見ムードが強まることも想定される。上値のめどは、5月29日の高値(38454円)、5月13日の高値、節目の39000円、下値のめどは、5日線や25日線(37631円)、心理的な節目の37500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限38600円-下限38100円
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2025/06/11 08:25
日経225・本日の想定レンジ
38000円台を維持できるか
*08:25JST 38000円台を維持できるか
[本日の想定レンジ]9日のNYダウは1.11ドル安の42761.76ドル、ナスダック総合指数は61.29pt高の19591.24pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比115円高の38330円だった。本日は米ハイテク株高などを映して買いが先行して始まりそうだが、38000円台を維持できるか注目される。前日は良好な米雇用統計を受けた米国株高などを背景に買われ、上値のめどとして意識された200日移動平均線(37889円)を上回り、節目の38000円台を回復した。3営業日ぶりに上向きに転じた5日線(37715円)を下回ることなく推移したこともあり、短期的に騰勢の強まることも想定される。ただ、米中の閣僚級の通商協議は10日も続く見通しで協議の行方を見極めたいとの見方が続くほか、4月以降、38000円を上回った局面をみると、38000円台を維持できたのは、5月13日と14日の2日、29日の1日にとどまっており、38000円を維持する期間は短くなっている。今回も天井感が出てくるのかどうかが注目されよう。上値のめどは、5月29日の高値(38454円)、節目の39000円、下値のめどは、5日線や25日線(37576円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38400円-下限37900円
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2025/06/10 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株高や円安進行を背景に5月下旬以来となる38000円台へ
*08:25JST 米国株高や円安進行を背景に5月下旬以来となる38000円台へ
[本日の想定レンジ]6日のNYダウは443.13ドル高の42762.87ドル、ナスダック総合指数は231.50pt高の19529.95pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比220円高の37990円だった。本日は米国株高や円安進行を映して堅調に始まりそうだ。前週末は米中通商協議の進展期待から買いが先行し、5日移動平均線(37592円)を上回った。ただ、ローソク足は上ヒゲ、下ヒゲがともに短い小陽線を形成した。ヒゲの短い小陽線は、取引の方向感に迷いがあることを示唆しているとされるが、米中の閣僚級の通商協議が9日に英国ロンドンで開催されるため、交渉進展への期待が高まりそうなほか、ことも相場を支える材料になると想定される。また、米雇用統計で労働市場の底堅さが示され、円安が進んでいることも相場を支援するだろう。ナイトセッションの日経225先物は38000円台を回復しており、先物高にさや寄せする動きになりそうだ。一方、トランプ米大統領は6日、連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に関し、「極めて近いうちに公表する」と語っており、中央銀行の独立性を軽視する強硬な姿勢で政策への不信感が強まれば、米国売りが再燃するリスクが浮上しかねず警戒は必要なほか、期待感は高いものの、トランプ氏の発言次第で二転三転するだけに、関税政策の行方を見守る展開が続くことになりそうだ。上値のめどは、節目の38000円、5月29日の高値(38454円)、節目の39000円、下値のめどは、25日線(37510円)、節目の37000円、75日線(36694円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38200円-下限37700円
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2025/06/09 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株安を受け売り先行も米雇用統計を前に様子見ムードへ
*08:25JST 米国株安を受け売り先行も米雇用統計を前に様子見ムードへ
[本日の想定レンジ]5日のNYダウは108.00ドル安の42319.74ドル、ナスダック総合指数は162.04pt安の19298.45pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比35円安の37485円だった。本日は米国株安などを映して軟調な展開が予想される。前日は円高進行が響き、売り先行で始まったものの、25日移動平均線(37442円)に近づくと押し目買いが入った一方、5日線(37636円)近辺に達すると戻り待ちの売りに押し戻される形となった。本日は前日の米国株安や6日に発表される米雇用統計を前に買い見送りムードが強まりそうだ。ただ、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が5日、電話会談し、貿易政策などについて協議した。トランプ氏は終了後、SNSに「非常に前向きな結論に至った」と投稿するなど、米中貿易摩擦が緩和に向かうとの期待感が相場を支えることになると見込まれる。一方、米国の高関税政策により、雇用の減速が避けられないとの懸念が拭えていないため、雇用統計の内容を確認したいとの思惑もある。5日線を上値に、25日線を下値にしたレンジ内の動きに変化はなさそうだが、25日線を明確に下抜けてしまうなら、リスク回避の動きが強まる可能性があるだけに同水準を維持できるか注目される。上値のめどは、5日線や200日線(37859円)、節目の38000円、下値のめどは心理的な節目の37500円や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限37700円-下限37300円
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2025/06/06 08:25
日経225・本日の想定レンジ
強弱感対立しもみ合い展開か
*08:25JST 強弱感対立しもみ合い展開か
[本日の想定レンジ]4日のNYダウは91.90ドル安の42427.74ドル、ナスダック総合指数は61.534pt高の19460.49pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比200円安の37580円だった。本日は強弱感が対立するなか売り買いが交錯しもみ合い展開が予想される。円相場が1ドル=142円台へと円高に振れていることも重しになりそうだ。前日は買い先行で始まったものの、5日移動平均線(37812円)を上回ると上値が重くなった一方、25日線(37374円)水準を割り込まず、切り返したことから下値も堅いとみられ、目先は5日線と25日線のレンジ内の動きが想定される。前日の米国市場は、雇用情勢と景況感の悪化を示す米経済指標が重しとなっただけに、6日に発表が予定される米雇用統計の結果を見極めたいと考える投資家も増えるとみられ様子見ムードが強まることも予想される。上値のめどは、200日線(37847円)や節目の38000円、下値のめどは心理的な節目の37500円や25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限37900円-下限37500円
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2025/06/05 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米国株高や円安を映して買い戻し先行も上値の重い展開の続く
*08:25JST 米国株高や円安を映して買い戻し先行も上値の重い展開の続く
[本日の想定レンジ]3日のNYダウは214.16ドル高の42519.64ドル、ナスダック総合指数は156.354pt高の19398.96pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比250円高の37760円だった。本日は米国株の上昇や円高一服を映して買い戻しが先行して始まることが想定される。前日は米国株高などを映して買いが先行して始まったものの5日移動平均線(37807円)を上値に上値の重さが意識され、下げに転じ安値引けとなった。ただ、25日線(37292円)は割り込まず、底堅さも確認された。一方、グロース指数は年初来高値を更新したほか、スタンダード指数は上場来高値を更新し、中小型株物色は活発だった。本日は前日の米国市場で半導体関連株中心に買われた流れが波及し、ハイテク株に投資資金が集まることが想定される。また、1ドル=144円前後と前日の夕方に比べ1円超円安が進んでいることも輸出採算の改善を期待した買いも想定される。しかし、週内に行われるトランプ米大統領と中国の習近平国家主性の電話会談の行方が気掛かりで積極的に売り買いを手掛ける雰囲気にはつながらず、関税関連報道に振り回される状況に変化はなく、主力の大型株を敬遠し中小型株シフトが加速していくことも想定され、全般は狭いレンジ内の動きになりそうだ。上値のめどは、5日線や200日線(37832円)や節目の38000円、下値のめどは25日線や節目の37000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限37900円-下限37300円
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2025/06/04 08:25
日経225・本日の想定レンジ
米株高で買い戻し先行も上値の重い展開か
*08:25JST 米株高で買い戻し先行も上値の重い展開か
[本日の想定レンジ]2日のNYダウは35.41ドル高の42305.48ドル、ナスダック総合指数は128.84pt高の19242.61pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比315円安の37805円だった。本日は米国株の上昇や連日の下げの反動から買い戻しの動きが先行しそうだ。前日は米中貿易摩擦激化への懸念などが嫌気され、売りが優勢となり、25日移動平均線(37196円)に近づくと下げ幅を縮めた。ローソク足はマドを空けた陰線を形成した。本日は米政権が2日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席の電話会談が今週にも行われると明らかにしたことなどを映して上昇した前日の米国株の上昇を受けて買い戻しの動きが想定される。連日の下げで短期的な相場の過熱感が払しょくされたこともプラス要因になりそうだ。米中通商協議の進展に対する思惑が支えになるだろうが、トランプ関税に関する報道に振り回される状況に変化はなく電話会談の行方を見極める展開に変化はないだろう。また、円相場は前日の夕方に比べやや円高に振れているため、企業業績に対する懸念につながり上値圧迫要因につながる可能性がある。強弱感が対立するなか、全般は売り買いが交錯し、狭いレンジ内の動きとなることも想定される。上値のめどは、200日線(37802円)や節目の38000円、下値のめどは25日線や75日線(36772円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限37900円-下限37500円
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2025/06/03 08:25
日経225・本日の想定レンジ
トランプ関税への警戒感から売り先行へ
*08:25JST トランプ関税への警戒感から売り先行へ
[本日の想定レンジ]30日のNYダウは54.34ドル高の42270.07ドル、ナスダック総合指数は62.10pt安の19113.77pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比255円安の37705円だった。本日は米中貿易摩擦激化への懸念や鉄鋼輸入に課す追加関税を現行の2倍となる50%に引き上げる方針を表明したことなどが懸念要因となり、売りが先行して始まりそうだ。前週末は、トランプ関税を一部差し止める米裁判所の決定を控訴裁が停止したことで嫌気され、大型株中心に売られ、200日移動平均線(37794円)を下値で意識し、終値では5日線(37875円)を上回る陽線を形成した。200日線を下から上抜けた5日線を上回っており、短期的な上昇市況を継続に対する期待はある。しかし、前週末の米国市場では、トランプ米大統領が自身のSNSで「中国は合意を完全に破った」と批判したことなどが相場の重荷となっており、投資家心理は悪化することが予想され、半導体関連などハイテク株にはネガティブに作用することは想定される。ナイトセッションの日経225先物も一時37390円まで下押す場面があり、リスク回避の動きが続きそうだ。下値のめどは、心理的な節目の37500円や25日線(37092円)、上値のめどは、5月29日の高値(38454円)や節目の39000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限38100円-下限37300円
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2025/06/02 08:25