日経225・本日の想定レンジニュース一覧

日経225・本日の想定レンジ 前日の急上昇の反動から利食い売り先行か *08:25JST 前日の急上昇の反動から利食い売り先行か [本日の想定レンジ]29日のNYダウは74.37ドル安の47632.00ドル、ナスダック総合指数は130.98pt高の23958.47pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円安の51100円だった。本日は前日の急上昇の反動から利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日はアドバンテス<6857>の好決算が相場全体を押し上げる結果となり、日経平均は初めて51000円台に乗せ、ほぼ高値引けとなった。ただ、注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利下げが決まったものの、次回12月会合での利下げについて、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「大きな違いがあった」と述べ、追加利下げを見送るとの観測が広がった。年内2回の米利下げを織り込む形で日経平均も上昇してきただけに、投資家心理を圧迫する可能性がある。また、日本時間の午前11時から韓国で米中首脳会談が行われるため、会談結果を見極めたいとの思惑が広がりそうなほか、正午ごろには日銀の金融政策決定会合の結果も判明するだけに、関連報道に振り回されることも予想される。また、日経平均と25日移動平均線(47617円)との乖離(かいり)率も7.75%に拡大し、短期的な相場の過熱感も意識されそうだ。一方、株価の上昇ピッチが速いだけに押し目待ちの投資家も多いとみられるほか、円相場が1ドル=152円台後半へと円安に振れており、短期筋による先物買いなどが入る可能性もあり、下値は限定的と思われる。本日はイビデン<4062>、日立<6501>、京セラ<6971>の決算発表が予定されるほか、前日の取引終了後にはディスコ<6146>、キーエンス<6861>、NEC<6701>の決算が発表されており、個別物色の色彩が一段と強まりそうだ。上値メドは、心理的な節目の51500円、52000円、52500円、下値メドは、27日の高値(50549円)、心理的な節目の50000円、5日移動平均線(49996円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限51500円-下限50600円 <SK> 2025/10/30 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株高などを映して買い先行か *08:25JST 米国株高などを映して買い先行か [本日の想定レンジ]28日のNYダウは161.78ドル高の47706.37ドル、ナスダック総合指数は190.03pt高の23827.49pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比235円高の50695円だった。本日は前日の米国株の上昇などを受けて買いが先行して始まりそうだ。前日は短期的な相場の過熱感から利食い売りが先行し、日経平均は3営業日ぶりに反落した。ただ、節目の5万円を下回ることはなく、底堅く推移し、過熱感を冷ます動きとなったようだ。また、前日の取引終了後に発表したアドバンテス<6857>の2025年9月中間決算は、人工知能(AI)向け半導体の需要拡大を背景に検査装置の販売が好調で、増収増益を達成し、26年3月期業績予想も上方修正した。注目されている主力企業の良好な決算が出てきたことで、本日はAI関連株中心に投資資金がシフトすることが期待されよう。また、日米両政府は28日、両国企業による総額で最大4000億ドル(約60兆円)の事業規模の投資案件を公表。次世代原発建設や大規模電力インフラ構築など21件の事業に三菱重<7011>やソフトバンクG<9984>、日立<6501>など複数の日本企業が関心を示したことが判明し、こうした関連企業にも投資家の関心が高まることが予想される。ただ、株価上昇に伴う過熱感が意識されることも想定され、短期的な売り圧力が強まる可能性があることには注意が必要だろう。上値メドは、心理的な節目の51000円、51500円、52000円、下値メドは、心理的な節目の50000円、5日移動平均線(49596円)、心理的な節目の49000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限51000円-下限50300円 <SK> 2025/10/29 08:25 日経225・本日の想定レンジ 前日の急伸から朝方は利食い売り先行か *08:25JST 前日の急伸から朝方は利食い売り先行か [本日の想定レンジ]27日のNYダウは337.47ドル高の47544.59ドル、ナスダック総合指数は432.59pt高の23637.46pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円安の50485円だった。本日は前日の急伸の反動から利益確定売りが先行して始まることが想定される。前日は米中貿易摩擦の激化懸念の後退など好材料が重なったことからリスク選好ムードが強まり、節目の5万円を初めて突破し、ほぼ高値引けとなった。ローソク足は前週末に続きマドを空けて陽線を形成し、5日移動平均線(49415円)を上放れ、先高期待感が強まる形になったようだ。ただ、25日線(47178円)との乖離(かいり)率は7.07%に達し、過熱ラインの5%を超え、短期的な過熱感が意識されそうだ。また、ナイトセッションの日経225先物も日中取引の終値を小幅に下回っており、利食い売りが先行して始まることが予想される。ただ、前日の米国市場では主要株価指数がそろって史上最高値を更新し、なかでもナスダック総合指数やSOX指数の上昇率が高いだけに、株価水準が切り下がれば、テック株中心に押し目を拾う動きが強まることも予想される。本日は日米首脳会談が行われる。日本の防衛力の強化や対米投資で新たな材料が出ると、関連銘柄に再び注目が集まる可能性がありそうだ。上値メドは、心理的な節目の51000円、51500円、52000円、下値メドは、心理的な節目の50000円、5日移動平均線(49415円)、心理的な節目の49000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限50000円-下限51000円 <SK> 2025/10/28 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株の最高値更新などを映して買い先行へ *08:25JST 米国株の最高値更新などを映して買い先行へ [本日の想定レンジ]24日のNYダウは472.51ドル高の47207.12ドル、ナスダック総合指数は263.07pt高の23204.87pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比225円高の49545円だった。本日は前週末の米国市場で主要株価指数が過去最高値を更新したことなどからハイテク株中心に買いが先行して始まりそうだ。前週末は、半導体関連株中心に買われ、日経平均は3日ぶりに大幅に反発した。ローソク足はマドを空けて小陽線を形成し、終値は5日移動平均線(49150円)を上回り、短期的な調整一巡感を示唆したようだ。また、米メディアが26日、「米国と中国は、2日間にわたる貿易交渉の結果、フェンタニル問題や船舶入港料などを巡り、暫定的なコンセンサスに達した」と伝え、米中首脳会談を前に貿易摩擦激化緩和に対する期待も相場を支援する形になりそうだ。ただ、今週は重要なイベントが目白押しだ。28日から米連邦公開市場委員会(FOMC)、29日から日銀の金融政策決定会合が開催されるなど中央銀行ウィークに加え、28日に日米首脳会談、30日には米中首脳会談などを控える。これら重要日程の結果を見極めたいとの思惑もあり、次第に様子見ムードが強まるかもしれない。また、国内では、27日のキヤノン<7751>や、28日のアドバンテス<6857>、29日にNEC<6701>、30日に日立<6501>、富士通<6702>、京セラ<6971>、31日に東エレク<805>、TDK<6762>など主要企業の決算発表も予定されており、決算を受けた個別物色が活発になることも予想されよう。上値メドは、21日の高値(49945円)、心理的な節目の50000円、51000円、下値メドは、9日の高値(48597円)、心理的な節目の49000円、23日の安値(48399円)。48000などが挙げられる。[予想レンジ]上限49800円-下限49200円 <SK> 2025/10/27 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米株高などを背景に買い戻しの動きへ *08:25JST 米株高などを背景に買い戻しの動きへ [本日の想定レンジ]23日のNYダウは144.20ドル高の46734.61ドル、ナスダック総合指数は201.40pt高の22941.80pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比325円高の48995円だった。本日は前日の下げの反動や米国株の上昇などを映して買い戻しの動きが予想される。前日は米中貿易摩擦激化への懸念などから値がさハイテク株中心に利益確定売りが先行し、日経平均は続落した。ローソク足は陰線を形成し、5日移動平均線(48806円)を下回った。ただ、日経平均と25日線の乖離(かいり)率は3.96%と過熱ラインの5%を下回り、過熱感の解消が進む形となった。一方、米ホワイトハウスは23日、トランプ大統領が韓国で現地時間の30日に中国の習近平国家主席と首脳会談に臨むと発表した。これを受け、米中摩擦が和らぐとの思惑から前日の米国市場では、半導体関連など幅広い銘柄が買われたため、東京市場も同様に買いが先行することになりそうだ。また、米政府機関の閉鎖に伴い発表が延期されていた9月の米消費者物価指数(CPI)が24日に発表される。関税の影響によりインフレ再燃が警戒されるだけに、今後の米金融当局の利下げ方針を見極めるため、CPIの結果を確認したいと考える向きも多く、買いが一巡した後は、様子見姿勢が強まることも想定される。上値メドは、心理的な節目の49000円、49500円、50000円、下値メドは、9日の高値(48597円)、心理的な節目の48000円、47500、47000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限49100円-下限48600円 <SK> 2025/10/24 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米中対立激化を警戒し売り先行へ *08:25JST 米中対立激化を警戒し売り先行へ [本日の想定レンジ]22日のNYダウは334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダック総合指数は213.27pt安の22740.40pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比490円安の48820円だった。本日は米中貿易摩擦激化懸念から下落した前日の米国株安などを映して売りが先行して始まることが予想される。前日は先駆した値がさ半導体関連株に利食い売りが出たものの、出遅れていたバリュー株が買われ、小幅に反落した。ローソク足は一時5日移動平均線(48733円)を下回る長い下ヒゲを伸ばし、小陽線を形成した。下値での買い意欲の強さを確認した。一方、米メディアが22日、「トランプ米大統領が米国製ソフトウェアを使用した製品にについて、中国に対する輸出を幅広く制限することを検討している」と報じた。これを受け、米中対立の激化が懸念され、前日の米国市場では地合い悪化につながった。東京市場もこの流れが波及することになりそうだ。トランプ米大統領は今月末に開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて、米中首脳会談を行う予定となっているが、会談が実現するのかも不透明な情勢で先行き不安感が増幅し始めていることも投資マインドの悪化につながりそうだ。上値メドは、心理的な節目の50000円、51000円、52000円、下値メドは、9日の高値(48597円)、心理的な節目の48000円、47000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限49400円-下限48400円 <SK> 2025/10/23 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米株高や円安を映して買い先行か *08:25JST 米株高や円安を映して買い先行か [本日の想定レンジ]21日のNYダウは218.16ドル高の46924.74ドル、ナスダック総合指数は36.87pt安の22953.67pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比215円高の49365円だった。本日は米国株の上昇や円安傾向を映して買いが先行して始まることが予想される。前日は高市早苗新政権への期待を背景に買いが先行し、一時50000円に迫る場面があったものの、目先の材料出尽くしから終盤にかけ利食い売りが膨らみ上げ幅を縮めた。ローソク足は陰線を形成し、50000円近辺での売り圧力の強さを窺わせた。ただ、高値、安値、終値は前の日から切り上がっており、上昇基調の維持が想定される。一方、目先のイベント通過に加え、新たな手掛かり材料に乏しいだけに、仕掛け的な動きには警戒する必要がある。現状ではソフトバンクG<9984>やアドバンテス<6857>など一部の主力値がさ株が相場上昇を支えているが、プライム市場の騰落レシオは100%を下回り、相場に過熱感はないと言える。本日にも日経平均は50000円を超えてくる可能性はあるが、この水準を維持するには物色の裾野が広がるかどうかがカギになりそうだ。上値メドは、心理的な節目の50000円、51000円、52000円、下値メドは、心理的な節目の49000円、9日の高値(48597円)、心理的な節目の48000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限50100円-下限49100円 <SK> 2025/10/22 08:25 日経225・本日の想定レンジ 初の50000円乗せになるか *08:25JST 初の50000円乗せになるか [本日の想定レンジ]20日のNYダウは515.97ドル高の46706.58ドル、ナスダック総合指数は310.57pt高の22990.54pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比370円高の49670円だった。本日は高市早苗新首相への期待感などから買いが先行し、初めて50000円の大台乗せになるのか注目される。前日は国内政局の先行き不透明感の後退からリスク選好ムードが高まり、日経平均は初めて49000円台に乗せ、高値引けとなった。ローソク足は上ヒゲのない陽の大引け坊主を形成し、強い買い圧力を確認する形となった。自民党は日本維新の会と連立政権樹立で合意し、高市早苗総裁が今日午後に衆参両院の首相指名選挙で第104代首相に選出され、高市内閣が夜に発足する見通しで、高市政権に対する期待が相場を支える要因にになりそうだ。また、ホワイトハウスのハセット国家経済会議(NEC)委員長は20日、米メディアとのインタビューで政府機関の一部閉鎖が「今週中に終わる可能性がある」との見解を示したことを背景に前日の米国市場で、主要株価指数が上昇したことも投資家心理の好転につながることが想定される。ただ、日経平均は前日の急騰で、25日移動平均線(46260円)との乖離(かいり)率は6.32%に達し、過熱ラインの5%を超えてきており、短期的な相場の過熱感が意識されることが予想される。また、発足する高市内閣の政策運営を見極めたいと考える向きや、今月下旬から本格化する主要企業の決算を確認したいとの声もあり、買いが一巡した後は様子見姿勢が強まる可能性もある。上値メドは、心理的な節目の49500円や50000円、51000円、下値メドは、9日の高値(48597円)、心理的な節目の48000円、5日線(47913円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限50000円-下限49000円 <SK> 2025/10/21 08:25 日経225・本日の想定レンジ 国内政局の不透明感後退などを背景に買い先行 *08:25JST 国内政局の不透明感後退などを背景に買い先行 [本日の想定レンジ]17日のNYダウは238.37ドル高の46190.61ドル、ナスダック総合指数は117.434pt高の22679.97pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比695円高の48245円だった。本日は前週末の米国株の上昇や国内政局の不透明感後退などを映して買い戻しの動きが予想される。トランプ米大統領は17日放送の米テレビ番組で、11月から課すとしている100%の対中追加関税は「持続可能ではない」と述べ、これまでの強硬姿勢を修正。米中首脳会談を2週間後に予定していると語った。また、米地銀のフィフス・サード・バンコープが17日に発表した2025年7〜9月期決算が市場予想を上回ったことも不安後退につながった。これを受け、東京市場の重荷となっていた米地銀不安や米中貿易摩擦激化への懸念後退が支えになるだろう。一方、国内では、21日の首相指名選挙、並びに連立協議の行方が注目されよう。日本維新の会は20日、自民党との連立政権樹立に向けた合意書に署名する見通しで、臨時国会が召集される21 日に高市早苗氏が新首相に指名される見込みだ。このため、国内の政治不安に対する不透明感の後退も投資家心理の好転に寄与するだろう。ただ、高市首相誕生は相当程度織り込んでいる面もあり、材料出尽くしと受け止められる可能性もある。また、米政府機関の一部閉鎖が長期化しており、米景気への悪影響が警戒されるほか、米中関係の行方など関連報道を確認しながら、今週は不安定な値動きとなることも予想される。上値メドは、9日の高値(48597円)や心理的な節目の49000円、50000円、下値メドは、心理的節目の47000円や46500円、25日移動平均線(45881円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限48600円-下限47800円 <SK> 2025/10/20 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米株安を受けて売り先行か *08:25JST 米株安を受けて売り先行か [本日の想定レンジ]16日のNYダウは301.07ドル安の45952.24ドル、ナスダック総合指数は107.54pt安の22562.54pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比405円安の48025円だった。本日は地銀経営や景気先行きに対する懸念から下落した前日の米国株の下落を映して売りが先行して始まることが想定される。前日は国内政局に対する懸念後退などから買いが優勢となり、48000円台を回復した。ローソク足はマドを空けて小陽線を形成し、上向きに転じた5日移動平均線(47893円)を上回って終了した。25日線(45881円)が上向きを維持しており、9日に記録した史上最高値(48580.44円)の更新が視野に入ってきたと思われる。ただ、米中貿易摩擦への懸念が拭えないなか、米株式相場が下落したことが重荷となりそうだ。また、25日移動平均線との乖離率は5.22%と過熱水準とされる5%を超えてきていることにも注意が必要だろう。一方、高市新首相誕生への期待から株価水準が下げれば押し目を拾う動きも想定され、相場を下支えする可能性がある。このため、公明党の連立政権離脱直前の水準である10日の終値(48088.80円)を上回って週を終えるのか注目されるだろう。上値メドは、9日の高値(48597円)や心理的な節目の49000円、50000円、下値メドは、心理的節目の47000円や46500円、25日移動平均線(45881円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限48500円-下限47800円 <SK> 2025/10/17 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米ハイテク株高などを受け買い先行へ *08:25JST 米ハイテク株高などを受け買い先行へ [本日の想定レンジ]15日のNYダウは17.15ドル安の46253.31ドル、ナスダック総合指数は148.38pt高の22670.08pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比190円高の48000円だった。本日は前日の米ハイテク株高を映して買いが先行して始まりそうだ。また、高市新首相誕生への期待も相場を支える要因になると思われる。前日は急ピッチの下げの反動などから買い戻され、3営業日ぶりに大幅に反発した。ローソク足は陽線を形成したものの、5日移動平均線(47784円)に届かず、戻り売り圧力の強さを窺わせ、早期に5日線水準を上回れるか注目される。一方、自民党の高市早苗総裁は15日、日本維新の会の吉村洋文代表と会談し、新たな連立政権の発足を視野に、政策協議を始めることで合意した。政策協議で合意できれば高市氏を首相指名することにつながり、国内政局の不安解消への期待感も相場の支援材料になりそうだ。ナイトセッションの日経225先物も48000円台を回復していることも買い戻し要因になりそうだ。ただ、為替相場が円高に振れているほか、米中貿易摩擦への懸念もあり、上値を圧迫する材料がくすぶっていることには注意したい。上値メドは、心理的節目の48500円や9日の高値(48597円)、49000円、下値メドは、心理的節目の47000円や46500円、46000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限48300円-下限47600円 <SK> 2025/10/16 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い戻し先行も内憂外患の状態は変わらず不安定な値動きか *08:25JST 買い戻し先行も内憂外患の状態は変わらず不安定な値動きか [本日の想定レンジ]14日のNYダウは202.88ドル高の46270.46ドル、ナスダック総合指数は172.91pt安の22521.70pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比200円高の46990円だった。本日は前日の急落の反動から買い戻しが先行して始まりそうだが、不透明要因が多く、不安定な値動きが予想される。前日は国内政局や米中貿易摩擦激化再燃を背景に売りが先行し、節目の47000円をも割り込んだ。ローソク足はマドを空けて下落したほか、下げに転じた5日移動平均線(47840円)を下回り、売り圧力の強さを窺わせた。ただ、ナイトセッションの日経225先物は上げに転じたことなどから、買い戻しが先行して始まるだろう。ただ、内憂外観の状況に変化はなく、買い戻しが一巡すれば再び様子見姿勢が強まる可能性がある。このため、マド埋めとなる3日の高値(45778円)までの調整リスクが残っていることには注意したいところだ。上値メドは、5日線、心理的節目の48000円や48500円、下値メドは、心理的節目の46500円や46000円、3日の高値などが挙げられる。[予想レンジ]上限47300円-下限46500円 <SK> 2025/10/15 08:25 日経225・本日の想定レンジ 内憂外患で下値模索の動きか *08:25JST 内憂外患で下値模索の動きか [本日の想定レンジ]13日のNYダウは587.98ドル高の46067.58ドル、ナスダック総合指数は490.18pt高の22694.61pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比605円安の47015円だった。本日は内憂外患の状態から先行き懸念が高まり、リスク回避の動きから下値模索の展開が予想される。前週末の取引終了後、公明党が連立政権から離脱すると表明し、国内政局の先行き不透明感からナイトセッションの日経225先物は一時45000円台まで急落した。また、米国でもトランプ米大統領は10日、中国によるレアアース(希土類)の輸出規制強化を強く批判し、中国からの輸入品に100%の追加関税を課す方針を打ち出した。これを受け、10日の米国市場は米中対立の激化懸念から主要株価指数は大幅に下落した。ただ、トランプ氏は12日には自身のSNSに「中国のことは心配するな。大丈夫だ」と投稿したことから、13日の米国市場は米中貿易摩擦激化懸念が一服し、主要株価指数は反発した。ただ、米国と中国の対立が解決しない限り、トランプ大統領の発言などに相場が大きく振り回される展開が続くことになりそうで、目先リスク回避の動きが強まることになりそうだ。上値メドは、心理的節目の48500円や49000円、下値メドは、心理的節目の46500円や46000円、25日移動平均線(45339円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限47200円-下限46000円 <SK> 2025/10/14 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行スタートも下値は限定的か *08:25JST 売り先行スタートも下値は限定的か [本日の想定レンジ]9日のNYダウは243.36ドル安の46358.42ドル、ナスダック総合指数は18.75pt安の23024.63pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比140円安の48660円だった。本日は前日の米国株安や三連休を控えた持ち高調整の動きに対する警戒感から売りが先行して始まりそうだ。前日は米ハイテク株高を背景に人工知能(AI)関連株中心に買われ、日経平均は終値で48000円台に乗せた。ローソク足は上下に短いヒゲを伴う陽線を描き、陽の丸坊主に似た形状となり、強い買い気を確認する形となった。ただ、相場の過熱感から前日の米国市場では利食い売りが先行し主要株価指数が下落したほか、ナイトセッションの日経225先物も下落しており、東京市場も騰勢一服が想定される。一方、円相場は1ドル=153円台と円安傾向が続いているほか、直近の株価上昇に乗り遅れている投資家も多いとみられ、押し目買い意欲は強いと思われ、下げは限定的となる可能性もある。また、高市早苗自民党総裁の経済対策に対する期待感も相場を支える構図に変化はないと思われる。日経平均は日を追うごとに次々と節目を突破しており、利食い売りを吸収しながら騰勢が強まるのか注目される。上値メドは、心理的節目の49000円や49500円、50000円、下値メドは、心理的節目の48000円や5日移動平均線(47596円)、心理的節目の47000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限48900円-下限48300円 <SK> 2025/10/10 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米ハイテク株高を映して買い先行か *08:25JST 米ハイテク株高を映して買い先行か [本日の想定レンジ]8日のNYダウは1.20ドル安の46601.78ドル、ナスダック総合指数は255.02pt高の23043.38pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比365円高の48125円だった。本日は前日の米ハイテク株高などを映して買いが先行して始まりそうだ。前日は、直近の連騰した反動で、値がさハイテク株中心に利食い売りに水準を切り下げ、日経平均は5営業日ぶりに反落した。ローソク足は2本連続して陰線を形成し、短期的な売り圧力の強まりを窺わせた。ただ、前日の米国市場では、「米起業家イーロン・マスク氏のAI開発企業xAIが200億ドルの資金を調達し、エヌビディア製画像処理半導体(GPU)の購入に充てる」と米メディアが伝え、これが好感され、エヌビディア株が2%超上昇し、ナスダック総合指数は最高値を更新し、他のハイテク株にも波及した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、テック株中心に買いが先行することが見込まれる。また、円相場が一時1ドル=153円台へと円安が進んだことも投資家心理の好転に寄与するだろう。一方、短期的な高値警戒感は拭えておらず、上値での利食い売りは警戒されるところだ。また、米政府機関の閉鎖が長期化していることも投資マインドの悪化要因になる可能性がある。上値のめどは、心理的な節目の48000円や48500円、49000円、下値のめどは、心理的な節目の47500円や47000円、5日移動平均線(46867円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限48300円-下限47800円 <SK> 2025/10/09 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米株安を映して利食い売り先行か *08:25JST 米株安を映して利食い売り先行か [本日の想定レンジ]7日のNYダウは91.99ドル安の46602.98ドル、ナスダック総合指数は153.31pt安の22788.36pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比70円高の48010円だった。本日は前日の米国株安を受けて利食い売りが先行して始まりそうだ。前日は米ハイテク株高を受け、人工知能(AI)関連株などが買われたものの、直近の株価急騰の反動から利食い売りに上値の重い展開となった。25日移動平均線(44620円)との乖離率は7.46%と買われ過ぎの目安とされる5%水準を上回っており、スピード調整ムードが強まるかもしれない。ただ、自民党の高市早苗総裁が重視する積極的な財政拡張型の政策への警戒から、円相場が一時1ドル=152円へと2月中旬以来となる円安となっており、輸出採算の改善を期待した買いが相場を支えるかもしれない。また、ナイトセッションの日経225先物は48000円台を回復して終わっており、高市トレードが続くことも想定されよう。上値のめどは、心理的な節目の48500円や49000円、昨年12月27日の高値(40398円)から今年4月7日の安値(30792円)までの下げ幅の倍返しとなる50000円、下値のめどは、心理的な節目の47500円や47000円、6日の安値(46592円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限48300円-下限47800円 <SK> 2025/10/08 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米ハイテク株高を映して買い先行か *08:25JST 米ハイテク株高を映して買い先行か [本日の想定レンジ]6日のNYダウは63.31ドル安の46694.97ドル、ナスダック総合指数は161.16pt高の22941.67pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比395円高の48585円だった。本日は前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを映して、買いが先行して始まることが想定される。自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相が新総裁に選出されたことが好感され、リスク選好ムードが強まり、一時初めて48000円台まで上値を伸ばす場面があった。ローソク足は節目の46000円前後でマドを空けて大陽線を形成するなど、買い気の強さを窺わせる形となった。本日も高市トレードが続く可能性がある。また、前日の米国市場では、米オープンAIと半導体供給に関する契約を締結した米アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が相場をけん引しただけに、ハイテク株主導の上昇トレンドが期待されるだろう。また、ナイトセッションの日経225先物は48500円を超える上昇となっており、さや寄せの動きも見込めよう。ただ、25日移動平均線(44411円)との乖離率は8%近くに達しており、短期的な相場の過熱感があることも事実で、買いの勢いが鈍れば反動安場面に対するリスクがあることには注意したいところだ。上値のめどは、心理的な節目の48000円や49000円、昨年12月27日の高値(40398円)から今年4月7日の安値(30792円)までの下げ幅の倍返しとなる50000円、下値のめどは、心理的な節目の47000円や46000円、5日移動平均線(45626円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限48800円-下限48000円 <SK> 2025/10/07 08:25 日経225・本日の想定レンジ 高市新総裁のご祝儀相場か *08:25JST 高市新総裁のご祝儀相場か [本日の想定レンジ]3日のNYダウは238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダック総合指数は63.54pt安の22780.51pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円高の46025円だった。本日は4日の自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相が選出されたことを受けて、財政拡張型の政策期待などを背景にリスク選好ムードが強まることが予想される。前週末は、米国株高を映して人工知能(AI)関連株への買いが継続し、日経平均は6営業日ぶりに史上最高値を更新した。ローソク足は陽線で終了。下ヒゲのない胴体部分に極端に短い上ヒゲを乗せて陽の丸坊主に近い形状を描き、強い買い気を窺わせていることもあり、高市氏の総裁選勝利を受けてご祝儀相場的な動きにつながる可能性がある。高市氏の政策に関連する防衛・宇宙、AIや半導体、原発再稼働、次世代革新炉や核融合炉、量子コンピューターなどの分野に注目が集まるかもしれない。ただ、高市氏勝利はある程度織り込まれていた側面もあるほか、首班指名選挙を受けて新政権発足による速やかな政策発動につながるのか見極めたいと考えている国内機関投資家も多く、買い一巡後は上値の重さが意識される場面もあるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の46000円や46500円、47000円、下値のめどは、節目の45500円、5日移動平均線(45046円)、25日線(44027円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限46500円-下限46000円 <SK> 2025/10/06 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米ハイテク株高を受け買い先行へ *08:25JST 米ハイテク株高を受け買い先行へ [本日の想定レンジ]2日のNYダウは78.62ドル高の46519.72ドル、ナスダック総合指数は88.89pt高の22844.05pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円高の45095円だった。本日は前日の米ハイテク株高を映して買いが先行して始まりそうだ。前日は米国の利下げ観測を背景に相対的に割高感が後退した半導体関連株に買いが集中し、5営業日ぶりに反発した。ローソク足も5営業日ぶりに陽線を形成した。5日移動平均線(44963円)は下げ基調にある半面、25日線(44077円)は上げ基調にあり、大勢では上昇トレンドのなかの調整の範囲内と言えるだろう。前日の米国市場では、人工知能(AI)に対する期待や米長期金利の低下が投資マインドを上向かせ、主要株価指数がいずれも過去最高値を更新しており、東京市場でも半導体関連などAI関連株に買いが続く可能性がある。ただ、国内では、あすが自民党総裁選の投開票日となるため、結果を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられるかもしれない。また、米国では政府機関の閉鎖により、経済指標の発表が延期されているが、閉鎖が短期間でとどまるのか、長期化し今月中旬に予定されるインフレ指標の発表が延期されるほど長引くことになれば、米国の金融政策決定にも影響を及ぼしかねないだけに、再開時期に関する報道にも注意が必要だろう。上値のめどは、9月19日高値(45852円)、心理的な節目の46000円、46500円、下値のめどは、節目の44000円や25日線(43975円)心理的な節目の43500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45400円-下限45000円 <SK> 2025/10/03 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株高を映して買い戻し先行へ *08:25JST 米国株高を映して買い戻し先行へ [本日の想定レンジ]1日のNYダウは43.21ドル高の46441.10ドル、ナスダック総合指数は95.15pt高の22755.16pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比285円高の44825円だった。本日は前日までの下げの反動や、前日の米国株高を受け、買い戻しの動きが先行して始まることが想定される。前日は名実ともに下期入りしたことに伴う益出し売りなどが先行し、下値を探る展開となり、5日移動平均線(45127円)を4営業日連続して下回った。ローソク足は4本連続して陰線を形成し、2日連続して黒三兵を描き、足元での売り圧力の強さを窺わせた。ただ、前日までの4営業日で1200円超下落したほか、前日の米国市場は金利低下などを背景に堅調に推移したため、ひとまず買いが先行しそうだ。ナイトセッションの225先物も44860円まで上昇していることも投資家心理を上向かせる材料になるだろう。米政府機関の閉鎖により雇用統計など重要経済指標の発表に遅れが出てくるが、国内では4日に自民党総裁選の投開票が控えているだけに、イベント待ちの状況に変化はないだろう。ただ、米政府機関の閉鎖による景気の先行き懸念を受けたドル売りから、円相場が一時1ドル=146円台半ばまで円高が進む場面があり、輸出採算の悪化に対する懸念は相場の上値を抑える要因になるかもしれない。上値のめどは、節目の45000円や5日線、9月19日高値(45852円)、下値のめどは節目の44000円や25日線(43975円)心理的な節目の43500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限44900円-下限44300円 <SK> 2025/10/02 08:25 日経225・本日の想定レンジ 円高傾向や米政府機関の閉鎖への懸念から買い見送りムードか *08:25JST 円高傾向や米政府機関の閉鎖への懸念から買い見送りムードか [本日の想定レンジ]30日のNYダウは81.82ドル高の46397.89ドル、ナスダック総合指数は68.86pt高の22660.01pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比135円安の44855円だった。本日は円高進行や米政府機関の閉鎖への懸念から買い見送りムードが強まりそうだ。前日は米国株高を受け買いが先行して始まったものの、気迷いムードが強く、3営業日続落し、節目の45000円台を割り込んで終了した。下げに転換した5日移動平均線(45343円)を下回り、ローソク足は3本連続して陰線を形成し、売り圧力の強さが窺わせた。前日の米国株の上昇は下支え要因となることが想定されるが、9月19日の直近安値(44495円)を割り込むと25日線(43905円)近辺までの調整場面が意識されることになりそうで注意が必要だろう。上値のめどは、心理的な節目の5日線や節目の45000円、下値のめどは、9月19日の安値、25日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限44900円-下限44500円 <SK> 2025/10/01 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米株高などを背景に買い戻し先行か *08:25JST 米株高などを背景に買い戻し先行か [本日の想定レンジ]29日のNYダウは68.78ドル高の46316.07ドル、ナスダック総合指数は107.08pt高の22591.15pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比40円高の45170円だった。本日は前日の米ハイテク株高などを映して買い戻しが先行して始まりそうだ。前日は配当落ちの影響で大幅に下落して始まったものの、人工知能(AI)関連株の一角が買われたことが相場を支え、節目の45000円台は維持した。ローソク足はマドを空けて小陰線を形成し、わずかに下向きに転じた5日移動平均線(45455円)を下回り、短期的な売り圧力の強さを窺わせた。ただ、前日の米国市場で主要株価指数は上昇しており、買い戻しの動きが先行して始まりそうだ。30日の会計年度末までにつなぎ予算が成立せず、米連邦政府が一部閉鎖する可能性が意識されており、先行き不透明感が東京市場でも相場の重荷になることが想定される。仮に米政府機関が閉鎖された場合、9月の雇用統計の発表を一時的に中止すると米労働省が明らかにしており、今後の利下げの可能性を見極めるため、市場は連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言や民間調査機関の雇用関連指標に一段と注目が集まる可能性がある。一方、きょうの終値で日経平均の銘柄入れ替えが行われる。入れ替えに伴うリバランス売買では差し引き1000億円超の買い需要が見込まれるため、大引けにかけては、買い圧力が強まることが想定される。上値のめどは、心理的な節目の45500円や46000円、下値のめどは、心理的な節目の44500円や44000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45500円-下限45000円 <SK> 2025/09/30 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株高などを映して買い先行スタートか *08:25JST 米国株高などを映して買い先行スタートか [本日の想定レンジ]26日のNYダウは299.97ドル高の46247.29ドル、ナスダック総合指数は99.37pt高の22484.07pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比80円高の45130円だった。本日は26日の米国株の上昇を映して買いが先行して始まることが予想される。26年3月期の9月中間配当落ち日で、落ち分は約300円程度と試算されている。26日は米ハイテク株の下落の影響から売られた後、いったんは配当権利取りなどでプラス転換したものの、指数寄与度の高い値がさハイテク株が再び売られ、安値引けとなり、下値抵抗帯とみられていた5日移動平均線(45455円)を下回った。ローソク足は陰の大引け坊主を形成し、足元での売り圧力を窺わせた。ただ、5日線自体は上昇基調が続いているほか、25日線(43716円)も上向いており、過度な下押し懸念は少ないと思われるが、早期に5日線水準を回復してくるかが注目されよう。26日の米国市場では、8月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想と一致する結果となり、年内の追加利下げ期待を継続することにつながった。今週は米国で雇用関連指標の発表が相次ぐため、米国では雇用不安がくすぶっているだけに、週を通じて様子見姿勢が強まるかもしれない。また、週末の10月4日には、自民党総裁選の投開票が実施される。総裁選を前に持ち高調整の動きが活発になることも予想されよう。上値のめどは、心理的な節目の46000円や46500円、下値のめどは、心理的な節目の45000円や44500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45500円-下限45000円 <SK> 2025/09/29 08:25 日経225・本日の想定レンジ 日経225・本日の想定レンジ *08:25JST 日経225・本日の想定レンジ [本日の想定レンジ]25日のNYダウは173.96ドル安の45947.32ドル、ナスダック総合指数は113.16pt安の22384.70pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円安の45375円だった。本日は前日の米国株安を嫌気した売りと円安を好感した買いが交錯するなか、底堅く推移しそうだ。前日は小安く始まったものの、5日移動平均線(45445円)水準が支えとなり反転し、史上最高値を3日連続して更新し、上昇基調の継続を確認する形となった。ただ、前日の米国市場は良好な経済指標を受け、追加利下げ観測が後退し、主要株価指数が下落した。日経平均も最高値圏にあるだけに、悪影響を及ぼす可能性がある。一方、円相場は1ドル=149円台後半へと円安が進んでおり、輸出採算の改善を期待した買いや、国内機関投資家による配当の再投資への期待もあり、相場を下支えしよう。また、日本株の先高感は強く、株価水準が切り下がれば押し目を拾う動きも続くだろう。強弱感が交錯するなか、堅調展開が続くか注目されよう。上値のめどは、心理的な節目の46000円や46500円、下値のめどは、5日線や、心理的な節目の45000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45500円-下限45000円 <SK> 2025/09/26 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行か *08:25JST 売り先行か [本日の想定レンジ]24日のNYダウは171.50ドル安の46121.28ドル、ナスダック総合指数は75.61pt安の22497.86pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比45円安の45375円だった。本日は前日の米国株安を映して利食い売りが先行して始まることが想定される。前日は休日前22日の終値からほぼ横ばい圏で始まり、5日移動平均線(45252円)近辺まで下落した後は切り返し、人工知能(AI)関連株買いが強まり、終盤にかけて上げ幅を広げ史上最高値を更新して取引を終えた。ローソク足は陽線を形成して上昇トレンドを確認する形となったが、ザラ場高値が切り下がっており、上値での売り圧力も窺わせた。前日の米国市場ではハイテク株中心に利食い売りが先行しており、最高値圏で推移する日経平均も騰勢が一服する可能性がある。ただ、本日はオリオンビール<409A>がプライム市場に、GMOコマース<410A>がグロース市場に新規上昇する。プライム市場への新規上場は6月の北里コーポレーション<368A>以来3カ月ぶりとなるため、投資資金がIPOに向かうことが予想され、投資家のリスク選好ムードが高まることも予想される。また、円相場が1ドル=148円台後半へと円安に振れており、短期筋による買いも相場を下支えするかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の46000円や46500円、下値のめどは、5日線や、心理的な節目の45000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45600円-下限45200円 <SK> 2025/09/25 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行か *08:25JST 売り先行か [本日の想定レンジ]23日のNYダウは88.76ドル安の46292.78ドル、ナスダック総合指数は215.51pt安の22573.47pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比15円安の45305円だった。本日は前日の米国株安を映して利食い売りが先行して始まることが予想される。休日前の22日は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて乱高下した19日の下落分を取り戻し、史上最高値を更新した。ローソク足は下ヒゲのない陽の寄り付き坊主を形成した。上昇が続く中で利益確定売りや高値警戒感が高まることを示唆するとされ、上昇基調の鈍化が意識されそうだ。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が23日の講演で、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ支持に関して具体的な言及を避けたため、追加の利下げ期待が後退し、前日の米国市場では利食い売りが先行した。東京市場もこうした流れが波及するとみられる。ただ、米国市場の取引終了後に強気な業績見通しを示した半導体大手マイクロン・テクノロジーが時間外取引で2%超上昇しており、半導体関連株への資金シフトの動きが続く可能性があり、引き続き強い展開につながるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の46000円や46500円、下値のめどは、5日移動平均線(45107円)、心理的な節目の44500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45700円-下限45200円 <SK> 2025/09/24 08:25 日経225・本日の想定レンジ もみ合いか *08:25JST もみ合いか [本日の想定レンジ]19日のNYダウは172.85ドル高の46315.27ドル、ナスダック総合指数は160.75pt高の22631.48pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比275安円高の45005円だった。本日は先週末の米国株高などを受けた買いと直近の株価上昇による利食い売りが交錯し、もみ合い展開が予想される。前週末は、午後に判明した日銀の金融政策決定会合での上場投資信託(ETF)売却決定を受け、利食い売りが強まり、日経平均は一時5日移動平均線(44962円)を下回り、節目の45000円を割り込む場面があった。ただ、終値では45000円台を回復して終え、下値での買い需要を確認する形となった。本日は前週末の米国株高や先週末の下げの反動から買い戻しが先行して始まりそうだ。また、きょう午後1時には自民党総裁選候補者所見発表演説会が行われる。現状では、高市早苗前経済安全保障担当相氏と小泉進次郎農林水産相との対決という構図に変化はないだろうが、財政拡張派である高市氏への期待感から、総裁選をにらんだテーマ株物色が強まる可能性があるほか、9月中間期末の権利付き最終売買日を前にした動きも想定される。一方、直近の株価上昇で高値警戒感が拭えないほか、日銀会合後の相場が崩れただけに、上値追いに慎重になる投資家も多いと思われる。また、前週末の米国でも半導体関連株の一角が値を消しており、日本でも同様に半導体関連株が伸び悩めば、全般の上値を抑えることになりそうだ。上値のめどは、心理的な節目の45500円、46000円、下値のめどは、5日線や心理的な節目の44500円や44000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限45300円-下限45000円 <SK> 2025/09/22 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い先行へ *08:25JST 買い先行へ [本日の想定レンジ]18日のNYダウは124.10ドル高の46142.42ドル、ナスダック総合指数は209.40pt高の22470.73pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比375円高の45595円だった。本日は米国株高や円安などを背景に買いが先行して始まることが予想される。前日は半導体関連株が広範に買われたことなどから日経平均は終値ベースで初めて45000円台に乗せた。ローソク足は陽線を形成した。25日移動平均線(43272円)からの乖離率が4.69%と買われ過ぎとされる5%を下回っており、上値余地が残っていると思われる。ただ、週末に加え、このところの株価上昇の反動から利食い売りや持ち高調整の売りが想定されるが、相場先導役の半導体関連株が崩れなければ、押し目待ちに押し目なしで次なる節目の46000円を窺う場面も想定できよう。一方、きょうの正午ごろには日銀の金融政策決定会合の結果が判明するが、金融政策の現状維持が予想されており、相場への影響はないだろう。また、植田和男総裁の会見は取引終了に行われるだけに、発言内容を見極めたいとの見方も出てこよう、ただ、年内の利上げを示唆する発言が出たとしても織り込み済みで、サプライズはないと見込まれる。上値のめどは、心理的な節目の45500円、46000円、下値のめどは、節目の45000円や5日移動平均線(44827円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限45800円-下限45200円 <SK> 2025/09/19 08:25 日経225・本日の想定レンジ 狭いレンジ内の動きか *08:25JST 狭いレンジ内の動きか [本日の想定レンジ]17日のNYダウは260.42ドル高の46018.32ドル、ナスダック総合指数は72.63pt安の22261.33pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比35円安の44575円だった。本日は材料出尽くし感から狭いレンジ内の動きになりそうだ。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、想定通り0.25%の利下げを決め、年内の利下げ回数も2回となった。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は会見で今後の利下げを急がない姿勢を示したため、「FRB内での意見が分かれている」との受け止めとなり、やや期待外れの結果で、米国株は乱高下し、米長期金利は上昇した。こうした流れから、本日はやや売りが先行して始まるだろう。ただ、FOMCの結果自体にサプライズはなく、目先材料出尽くし感につながりそうだ。為替相場はやや円安に振れていることから、売りが一巡した後は、再び買い気が盛り上がることも想定される。しかし、日経平均の45000円近辺では強弱感が対立しており、上値の重さが意識され、狭いレンジ内の動きになりそうだ。上値のめどは、心理的な節目の45000円、45500円、下値のめどは、5日移動平均線(44534円)節目の44000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限44800円-下限44500円 <SK> 2025/09/18 08:25 日経225・本日の想定レンジ FOMCの結果判明を前に利食い売り先行か *08:25JST FOMCの結果判明を前に利食い売り先行か [本日の想定レンジ]16日のNYダウは125.55ドル安の45757.90ドル、ナスダック総合指数は14.79pt安の22333.96pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比135円安の44505円だった。本日は前日の米国株安や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明を前に様子見ムードが強まり、利食い売りが先行して始まることが想定される。前日は、米国の利下げ観測が広がるなか、米中関係の改善に対する期待感もあり、投資マインドが上向き、史上最高値を連日更新し、一時45000円台に乗せた。ただ、ローソク足は2本連続して寄り引け接近の小陰線を形成したこともあり、上値の重さが意識されたようだ。しかし、日経平均は5日移動平均線(44267円)を下値抵抗帯として、水準を切り上げる展開が続いているほか、25日線(43108円)との乖離率は4.16%と過熱ラインの5%未満にとどまり、依然上値余地が残っており、再び節目の45000円を試しにいくことにつながるのか注目されるだろう。上値のめどは、心理的な節目の45000円、45500円、下値のめどは、節目の44500円、5日線(44267円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限44800円-下限44300円 <SK> 2025/09/17 08:25

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