注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり *09:38JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 124645.58 -0.08%25日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比95.11ポイント安(-0.08%)の124645.58で引けた。日中の取引レンジは123702.89-124731.65となった。終始マイナス圏で推移し、後半前日の終値近辺まで回復した。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米景気減速やインフレの長期化観測なども嫌気された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となった。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、一部銘柄に買い戻しが広がった。【ロシア】MOEX指数 3439.76 +0.32%25日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.83ポイント高(+0.32%)の3439.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは3427.02-3443.74となった。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり。また、最近の下落で値ごろ感から買い戻しも広がった。一方、指数の上値は重い。米景気減速やインフレの長期化観測が警戒された。また、欧州市場の下落も足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74339.44 +0.66%25日のインドSENSEX指数は強含み。前日比486.50ポイント高(+0.66%)の74339.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.95ポイント高(+0.75%)の22570.35で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は後半上げ幅を拡大させた。企業決算への期待が高まっていることが支援材料。また、総選挙に伴う景気対策への期待が高まっていることも引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3052.90 +0.27%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.08ポイント高(+0.27%)の3052.90ポイントと続伸した。市場支援策に期待した買いが継続する流れ。上場企業の投資価値引き上げに向け、株主還元を重視するよう、中国政府は促している。消費刺激や産業支援など、景気対策に対する期待感も強まる状況だ。ただ、上値は重い。中国と欧米の通商対立が激化しつつあることなどを懸念し、指数は安く推移する場面もあった。米中関係を巡っては、ブリンケン米国務長官が26日まで中国に滞在し、王毅・外交部長らと会談する。 <CS> 2024/04/26 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり *09:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 124740.69 -0.33%24日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比407.38ポイント安(-0.33%)の124740.69で引けた。日中の取引レンジは124555.92-125472.55となった。買いは先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が指数を下支えした。4月のFGV消費者信頼感指数は93.2となり、前月の91.3を上回った。【ロシア】MOEX指数 3479.17 +0.24%24日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.49ポイント安(-0.31%)の3428.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは3423.17-3445.67となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の上昇も警戒された。ほかに、経済指標の悪化が景気不安を強めた。3月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は4.0%となり、前月の8.5%を下回った。【インド】SENSEX指数 73852.94 +0.16%24日のインドSENSEX指数は強含み。前日比114.48ポイント高(+0.16%)の73852.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.40ポイント高(+0.15%)の22402.40で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米利下げ期待が再び高まっていることも外資の流出懸念を後退させた。国内では、インド経済が安定的に成長するとの観測が好感された。【中国本土】上海総合指数 3044.82 +0.76%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.84ポイント高(+0.76%)の3044.82ポイントと4日ぶりに反発した。中国の市場支援策が改めて好感される流れ。中国政府は上場企業の投資価値引き上げに向け、株主還元を重視するよう促している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、市場改革により配当や自社株買い、企業統治の改善が高まれば、本土A株の評価額は最大40%増えると指摘した。中国と欧米の対立が強まっていることなどを嫌気し、指数は上値の重い場面がみられたものの、引けにかけて上げ幅を広げている。 <CS> 2024/04/25 09:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ *09:38JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 125148.07 -0.34%23日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比425.09ポイント安(-0.34%)の125148.07で引けた。日中の取引レンジは124310.10-125825.70となった。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行が支援材料となった。また、米利下げ期待が再燃していることも好感された。【ロシア】MOEX指数 3479.17 +0.24%23日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.75ポイント安(-1.14%)の3439.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは3436.83-3487.55となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、企業の配当発表が一巡していることも配当期待の買いを後退させた。一方、原油価格が反発したが、指数を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 73738.45 +0.12%23日のインドSENSEX指数は強含み。前日比89.84ポイント高(+0.12%)の73738.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.60ポイント高(+0.14%)の22368.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、中東情勢の一段の緊迫化に対する懸念がやや後退していることも支援材料となった。ほかに、2024年度のインド経済の成長率が7%台になるとの予測や堅調な経済指標が好感された。なお、4月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は59.1となり、前月から横ばいとなった。同月のHSBCサービス業PMI(同)は前月の61.2から61.7に拡大した。【中国本土】上海総合指数 3021.98 -0.74%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.62ポイント安(-0.74%)の3021.98ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中対立の激化懸念が強まっているほか、人民元安の警戒感もくすぶっている。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安水準に設定した。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国当局の経済対策や市場支援策に対する期待感が続いている。 <CS> 2024/04/24 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、中東情勢の一段緊迫化に対する懸念がやや緩和 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、中東情勢の一段緊迫化に対する懸念がやや緩和 【ブラジル】ボベスパ指数 125124.30 +0.75%22日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比448.86ポイント高(+0.36%)の125573.16で引けた。日中の取引レンジは124,633.03-126,081.14となった。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジで推移した。海外株の上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、原油価格の下落などが指数を上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3479.17 +0.24%22日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.29ポイント高(+0.24%)の3479.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは3460.58-3480.21となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、中東情勢の一段緊迫化に関する懸念がやや緩和されていることも支援材料。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 73648.62 +0.77%22日のインドSENSEX指数は続伸。前日比560.29ポイント高(+0.77%)の73648.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同189.40ポイント高(+0.86%)の22336.40で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジア市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、中東情勢の一段緊迫化に対する懸念がやや緩和されていることも好感された。ほかに、税収の増加が財政支出の拡大期待を高めた。2023年度の直接税収は予想以上に伸びたと報告されている。【中国本土】上海総合指数 3044.60 -0.67%週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比20.67ポイント安(-0.67%)の3044.60ポイントと続落した。米中対立の悪化懸念が重しとなる流れ。「米政府からの圧力を受け、メキシコ政府が中国の自動車メーカーに対する補助金の支給を停止したもよう」と伝わる中、中国商務部は19日、米国から輸入する一部化学品にダンピング課税すると表明した。通商問題を巡り、米中は制裁の応酬を続けている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中東地域の地政学リスクが薄らいだほか、中国当局の経済対策や市場支援策に対する期待感が支えだ。 <CS> 2024/04/23 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が支援材料 *09:59JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 125124.30 +0.75%19日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比928.12ポイント高(+0.75%)の125124.30で引けた。日中の取引レンジは124056.03-125508.91となった。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格と通貨レアルの同時高が支援材料となり、ブラジル株にも買いが継続した。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫化が指数の上値を抑えた。また、米中対立の激化懸念がくすぶっていることも輸出伸びの鈍化懸念を高めた。【ロシア】MOEX指数 3470.88 +0.44%19日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.06ポイント高(+0.44%)の3470.88ポイントで引けた。日中の取引レンジは3451.48-3475.13となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げはをじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が支援材料。また、中国当局が景気対策を強める方針を示していることも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、中東情勢の緊迫化などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 73088.33 +0.83%19日のインドSENSEX指数は強含み。前日比599.34ポイント高(+0.83%)の73088.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同151.15ポイント高(+0.69%)の22147.00で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。IT大手の業績改善が同セクターの支援材料。IT大手インフォシスはこのほど、1-3月期は30%の増益を達成したと報告。また、外国人投資家(FII)の買い越しも好感された。FIIはこの日、5日ぶりの買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3065.26 -0.29%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.96ポイント安(-0.29%)の3065.26ポイントと3日ぶりに反落した。欧米の対中圧力が警戒される流れ。香港メディアは19日、「英国が中国などを念頭に、海外からの直接投資を制限することを検討中」と報じている。ほか、外電は18日、消息筋情報として「米政府からの圧力を受け、メキシコ政府が中国の自動車メーカーに対する補助金の支給を停止したもよう」などと伝えた。バイデン米政権は今年に入り、自動車や半導体、バイオテクノロジーなど複数分野で中国に対する圧力を強化している。また、米国の長期金利上昇や、中東地域の地政学リスクも売り材料として意識された。ただ、下値は限定されている。中国の経済対策に対する期待感が支えだ。中国人民銀行(中央銀行)の幹部は18日、「人民銀には追加支援策の余地がまだある」との認識を示している。 <CS> 2024/04/22 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日ぶりに反発、成長予想の修正も改めて好感 *09:58JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日ぶりに反発、成長予想の修正も改めて好感 【ブラジル】ボベスパ指数 124196.18 +0.02%18日のブラジル株式市場は7日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比25.03ポイント高(+0.02%)の124196.18で引けた。日中の取引レンジは123396.53-125140.22となった。中盤はマイナス圏に転落したが、終盤は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、成長予想の修正も改めて好感されたもようだ。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3455.82 +0.05%18日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.75ポイント高(+0.05%)の3455.82ポイントで引けた。日中の取引レンジは3436.95-3457.46となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州市場の上昇も好感された。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退などが指数の足かせとなった。また、インフレ率の加速も引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 72488.99 -0.62%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比454.69ポイント安(-0.62%)の72488.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.05ポイント安(-0.69%)の21995.85で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。また、昨夜の米ハイテク株の下落を受け、IT関連に売り圧力も強まった。【中国本土】上海総合指数 3074.23 +0.09%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.84ポイント高(+0.09%)の3074.23ポイントと続伸した。前日の好調地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が引き続き支えとなっている。国家発展改革委員会の劉副主任は17日、第1四半期に経済と社会の発展は良いスタートを切ったとしたうえで、マクロ政策の実施に力を入れていくと強調した。先ごろ公表された1兆人民元(約21兆3000億円)規模の超長期特別国債発行計画に関しては、すでに予算が割り振られたことも明らかにしている。また、中国当局は最近、景気対策の一環として、消費財の買い替えや大規模設備の更新に向けた促進策を打ち出した。ただ、上値は限定的。米中対立の激化が依然懸念されている。 <CS> 2024/04/19 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が支え *09:51JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が支え 【ブラジル】ボベスパ指数 124171.15 -0.17%17日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比217.47ポイント安(-0.17%)の124171.15で引けた。日中の取引レンジは123641.94-125300.97となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。2月の経済活動指数は前年比で2.59%上昇し、前月の上昇率3.32%(改定値)を下回った。また、米ハイテク株の下落なども警戒された。一方、通貨レアル高の進行が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3454.07 -0.26%17日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.87ポイント安(-0.26%)の3454.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3443.07-3476.72となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も金融緩和期待を後退させた。一方、指数の下値は限定的。欧州市場の上昇を受け、ロシア株もやや下げ渋る展開となった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3071.38 +2.14%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比64.31ポイント高(+2.14%)の3071.38ポイントと反発した。4月2日以来、約2週ぶりの水準を回復している。中国経済対策の期待感が支え。今年3月の中国経済統計が弱い内容だったことを受け、市場に「景気懸念は経済対策につながる」との見方が広がっている。足元では、中国の関係部局は16日、電気自動車(EV)や半導体など先進製造業を資金面で支援するよう金融機関に求めた。そのほか、「当局は未完成住宅などの問題解決に向けたプラットフォーム会社を設立することを検討中」と報じられている。また、不動産開発プロジェクトの資金調達を支援する「ホワイトリスト」政策を通じ、中国の商業銀行は総額5200億人民元(約11兆1300億円)を新たに貸し付ける予定とも伝わった。 <CS> 2024/04/18 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、中東情勢の悪化を受けリスク回避の売り *09:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、中東情勢の悪化を受けリスク回避の売り 【ブラジル】ボベスパ指数 125333.89 -0.49%16日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.25ポイント安(-0.27%)の3462.94ポイントで引けた。日中の取引レンジは3459.45-3479.04となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、原油価格が弱含みの展開を示したことや中東情勢の緊迫化などが引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3462.94 -0.27%16日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.25ポイント安(-0.27%)の3462.94ポイントで引けた。日中の取引レンジは3459.45-3479.04となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、原油価格が弱含みの展開を示したことや中東情勢の緊迫化などが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 72943.68 -0.62%16日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比456.10ポイント安(-0.62%)の72943.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同124.60ポイント安(-0.56%)の22147.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。中東情勢の悪化を受け、リスク回避の売りが広がった。また、本日のアジア市場がそろって軟調な値動きを示していたこともインド株の売り圧力を強めた。このほか、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3007.07 -1.65%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比50.31ポイント安(-1.65%)の3007.07ポイントと反落した。約2週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国景気の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された中国経済統計では、今年1-3月期GDP成長率が5.3%に拡大し、予想(4.3%)を上回ったものの、3月の小売売上高や鉱工業生産が予想を大幅に下回っている。不動産関連の統計も前年割れが続いた。先行して発表された3月の金融と貿易の統計も下振れし、足元の景気鈍化を示唆している。人民元安にも警戒感が漂った。米中金利差の拡大が警戒される中、上海外国為替市場では、対米ドルの人民元安が進行している。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を約1カ月ぶりの元安水準に設定。市場では、当局は元安を容認しているとの声も聞かれている。 <CS> 2024/04/17 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、欧州市場の上昇が好感 *09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、欧州市場の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 125333.89 -0.49%15日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比612.20ポイント安(-0.49%)の125333.89で引けた。日中の取引レンジは125033.98-126250.41となった。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、後半は売りに押された。中東情勢の緊迫化が警戒され、リスク回避の売りがやや優勢。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3472.19 +0.46%15日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.95ポイント高(+0.46%)の3472.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは3454.06-3476.98となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、ロシア株も買われた。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の買い手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫化などが警戒された。また、米利下げ時期の先送り観測なども嫌気された。【インド】SENSEX指数 73399.78 -1.14%15日のインドSENSEX指数は続落。前日比845.12ポイント安(-1.14%)の73399.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同246.90ポイント安(-1.10%)の22272.50で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが優勢。また、米利下げに慎重姿勢を示していることも外資の流出懸念を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料となった。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3057.38 +1.26%週明け15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.91ポイント高(+1.26%)の3057.38ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える。商務部など関係14部門は12日、消費財の買い替え促進に向け、22項目の行動計画を発表している。低迷するマーケットを支援するため、当局が新たな施策を打ち出したこともプラスだ。また、「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社、中央匯金投資有限責任公司が4月12日までに、主要4行のA株保有を大幅に増やしたことも判明している。 <CS> 2024/04/16 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料 *09:44JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 125946.09 -1.14%12日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1450.26ポイント安(-1.14%)の125946.09で引けた。日中の取引レンジは125635.13-127639.90となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、中東情勢の緊迫化などがリスク回避の売りを加速させた。一方、経済指標の改善などが引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3456.24 +0.49%12日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.71ポイント高(+0.49%)の3456.24ポイントで引けた。日中の取引レンジは3446.79-3464.00となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、米利下げ時期の先送り観測なども引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 74244.90 -1.06%12日のインドSENSEX指数は反落。前日比793.25ポイント安(-1.06%)の74244.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.40ポイント安(-1.03%)の22519.40で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅をやや拡大させた。米利下げ時期の先送り観測が外資の流出懸念を強めた。また、前日の欧米市場の下落を受け、インド株も売りが先行した。ほかに、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3019.47 -0.49%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.77ポイント安(-0.49%)の3019.47ポイントと反落した。米長期金利の上昇が重しとなる流れ。米利下げ後ずれ観測が根強い中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りが昨年中旬以来の高水準を付けた。米中の金利差を背景に、中国本土からの資金流出も警戒される。指標発表も気がかり。引け後に公表された3月の貿易統計は、米ドル建ての輸出がマイナス7.5%(予想はマイナス1.9%)、輸入がマイナス1.9%(予想はプラス1.0%)という結果だった。 <CS> 2024/04/15 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済の先行き楽観で買われる展開 *09:57JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済の先行き楽観で買われる展開 【ブラジル】ボベスパ指数 127396.35 -0.51%11日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比657.39ポイント安(-0.51%)の127396.35で引けた。日中の取引レンジは127069.43-128051.34となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。米NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を示していることが警戒された。また、欧州株安もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、経済指標の改善が指数をサポート。2月の小売売上高は前年比で8.2%上昇し、前月の4.0%(改定値)と予想の3.7%を大幅に上回った。【ロシア】MOEX指数 3439.53 +0.01%11日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.42ポイント高(+0.01%)の3439.53ポイントで引けた。日中の取引レンジは3431.18-3455.61となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。貿易収支の改善が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が圧迫材料となったほか、米利下げ時期の先送り観測などが引き続き警戒された。また、欧州市場の下落も売り圧力を高めた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3034.25 +0.2311日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.91ポイント高(+0.23%)の3034.25ポイントと反発した。中国経済の先行き楽観で買われる展開。中国の2024年GDP(国内総生産)成長見通しについて、上方修正する動きが相次いでいる。アジア開発銀行(ADB)は11日発表した最新の「アジア経済見通し」で、24年の中国GDP成長率予想を4.5%→4.8%に引き上げた。ADBによれば、不動産セクターの低迷を内需の拡大がカバーする。ほか、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスも今年の予想成長率を引き上げた。昨日は格付け会社フィッチ・レーティングスが中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げていただけに、ひとまず安心感が広がっている。 <CS> 2024/04/12 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり *09:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 128053.74 -1.41%10日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1836.63ポイント安(-1.41%)の128053.74で引けた。日中の取引レンジは127731.77-129871.64となった。売りが先行した後下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の大幅後退が警戒され、外資の流出懸念から売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、2月の小売売上高などが翌11日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。一方、資源セクターは逆行高。原油価格の上昇が支援材料となったもようだ。【ロシア】MOEX指数 3439.11 +0.73%10日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.85ポイント高(+0.73%)の3439.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3405.46-3440.03となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、中国当局が景気対策を強化していることも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。米利下げ時期の先送り観測などが外資の流出懸念を高めた。【インド】SENSEX指数 75038.15 +0.47%10日のインドSENSEX指数は強含み。前日比354.45ポイント高(+0.47%)の75038.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.05ポイント高(+0.49%)の22753.80で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。また、2023年度の電気自動車(EV)の販売が各部門で伸びているとの報告が関連セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3027.34 -0.7010日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.20ポイント安(-0.70%)の3027.34ポイントと反落した。投資家心理が冷やされる流れ。香港メディアが10日伝えたところによると、格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。指標発表も気がかり材料。中国ではあす11日に3月の物価統計、12日に同月の貿易統計が公表される予定だ。直近で報告された景況感指標は、中国経済の持ち直しを示す内容だったが、物価統計でデフレ改善の兆しがみられるかが焦点となる。 <CS> 2024/04/11 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、内需関連の上昇が指数をサポート *10:00JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、内需関連の上昇が指数をサポート 【ブラジル】ボベスパ指数 129890.37 +0.80%9日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1033.21ポイント高(+0.80%)の129890.37で引けた。日中の取引レンジは128826.38-129956.18となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポート。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、米金利の低下なども好感された。一方、欧州市場の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3414.26 -0.09%9日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.12ポイント安(-0.09%)の3414.26ポイントで引けた。日中の取引レンジは3408.99-3441.18となった。前半はプラス圏で推移したが、後半は軟調な展開を示した。欧州市場の下落が警戒され、後半は売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米金利の低下などが支援材料となった。【インド】SENSEX指数 74683.70 -0.08%9日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比58.8ポイント安(-0.08%)の74683.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同23.55ポイント安(-0.10%)の22642.75で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。企業業績の伸び鈍化観測が圧迫材料。1-3月期の企業増益率(NIFITY50指数の構成銘柄)は3.1%にとどまると予測され、予想通りなら直近5四半期の最低水準に落ち込む。また、米金利の上昇や利下げ時期の先送り観測なども外資の流出懸念を強めた。このほか、欧州市場の下落が終盤の売り圧力を高めた。【中国本土】上海総合指数 3048.54 +0.05%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.49ポイント高(+0.05%)の3048.54ポイントと4日ぶりに小反発した。買い戻しが優勢となる流れ。前日までの3日続落を受け、ひとまず反発している。中国の景気持ち直しが期待されているほか、当局の消費刺激や産業支援、株価対策などに対する期待感も支えだ。ただ、上値は重い。米長期債利回りの上昇が嫌気さたほか、週内に公表される中国の物価や貿易の指標も気がかり材料だ。指数は安く推移する場面もみられている。 <CS> 2024/04/10 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、米長期金利の上昇が重しとなる流れ *10:34JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、米長期金利の上昇が重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128857.16 +1.63%8日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2061.75ポイント高(+1.63%)の128857.16で引けた。日中の取引レンジは126796.42-129178.14となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源銘柄の上昇が指数をサポートした。また、成長の加速観測なども好感された。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。一方、米金利の上昇などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3417.38 +0.65%8日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.01ポイント高(+0.65%)の3417.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは3400.82-3423.35となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。財政収入の急増を受け、財政支出の拡大期待が高まっている。1-3月の財政収入は前年同期比53.5%増加。原油価格の上昇は背景にある。一方、指数の上値は重い。国内総生産(GDP)の下振れが引き続き警戒されたほか、米利下げ時期の先送り観測が嫌気された。【インド】SENSEX指数 74742.50 +0.67%8日のインドSENSEX指数は強含み。前日比494.28ポイント高(+0.67%)の74742.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.60ポイント高(+0.68%)の22666.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。経済指標の改善が好感された。4月の消費者信頼感指数は前月比2.1上昇し、125.2まで回復したほか、2019年中盤以来の高水準を記録。また、インド準備銀行(中央銀行)が8月に利下げに踏み切るとの観測も支援材料となった。一部では、年内2%の利下げが実施されると予測している。ほかに、前営業日の米ハイテク株の上昇を受け、IT関連の買いが広がった。【中国本土】上海総合指数 3047.05 -0.72%連休明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.24ポイント安(-0.72%)の3047.05ポイントと3日続落した。米長期金利の上昇が重しとなる流れ。堅調な3月米雇用統計の結果を受け、先週末の米債券市場では、米10年債利回りが急上昇した。中国本土からの資金流出が警戒されたほか、中国当局が金融緩和をしにくくなるとの見方も広がっている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。米中関係の悪化懸念がやや薄らいだことや、中国の景気持ち直し期待が支えだ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <NH> 2024/04/09 10:34 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、成長予想の上方修正が引き続き支援材料 *09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、成長予想の上方修正が引き続き支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 126795.41 -0.50%5日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比632.12ポイント安(-0.50%)の126795.41で引けた。日中の取引レンジは126,394.13-127,432.20となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。また、中東情勢の緊迫化なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や原油価格の上昇が支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3395.37 -0.36%5日のロシア株式市場は10日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.20ポイント安(-0.36%)の3395.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3385.42-3401.16となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、国内総生産(GDP)の下振れも嫌気された。昨年10-12月期のGDP(速報)成長率は4.9%となり、前期の5.7%(改定値)と予想の5.3%を下回った。一方、原油高などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74248.22 +0.03%5日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比20.59ポイント高(+0.03%)の74248.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.95ポイント安(-0.00%)の22513.70で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が引き続き支援材料。また、経済指標の改善も好感された。3月のHSBCサービス業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は61.2となり、前月の60.6を上回った。【中国本土】休場 <CS> 2024/04/08 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は9日続伸、経済指標の改善が引き続き好感 *09:58JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は9日続伸、経済指標の改善が引き続き好感 【ブラジル】ボベスパ指数 127427.53 +0.09%4日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比109.14ポイント高(+0.09%)の127427.53で引けた。日中の取引レンジは127177.66-129627.13となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。貿易黒字の拡大が好感された。3月の貿易黒字は74億8300万米ドルとなり、前月の53億800万米ドル(改定値)と予想の70億米ドルを上回った。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退や中東情勢の緊迫化などが圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3407.57 +0.35%4日のロシア株式市場は9日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.98ポイント高(+0.35%)の3407.57ポイントで引けた。日中の取引レンジは3392.06-3409.62となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米利下げ期待の後退なども足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74227.63 +0.47%4日のインドSENSEX指数は小反発。前日比350.81ポイント高(+0.47%)の74227.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.00ポイント高(+0.36%)の22514.65で取引を終えた。前半は軟調な展開が続いたが、後半は買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。世界銀行は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.6%から7.5%に引き上げた。パキスタンやスリランカなどの急成長がインド経済に好影響を与えると指摘した。また、2023年度の間接税収額が予想以上に伸びたことも財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】休場 <CS> 2024/04/05 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、経済指標の下振れが足かせ *09:47JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、経済指標の下振れが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 127318.39 -0.18%3日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比230.13ポイント安(-0.18%)の127318.39で引けた。日中の取引レンジは126181.37-127693.56となった。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。経済指標の下振れが足かせとなった。2月の鉱工業生産は前年同月比で5.0%上昇し、予想の5.7%を下回った。また、欧州市場の下落なども警戒された。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行や原油価格の上昇などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3395.59 +0.72%3日のロシア株式市場は8日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.30ポイント高(+0.72%)の3395.59ポイントで引けた。日中の取引レンジは3376.63-3397.33となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感された。2月の実質小売売上高の増加率(前年同月比)12.3%となり、前月の9.1%と予想の9.3%を上回った。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 73876.82 -0.04%3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比27.09ポイント安(-0.04%)の73876.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.65ポイント安(-0.08%)の22434.65で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド株も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3069.30 -0.18%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.66ポイント安(-0.18%)の3069.30ポイントと続落した。米長期金利の上昇が嫌気される流れ。米利下げの先送り観測を受け、昨夜の米債券市場では、米10年債利回りの上昇が続き、今年の最高水準で推移した。米中の金利差が拡大した場合、人民元安を助長する恐れもあると警戒されている。また、本土市場は4-5日が清明節で休場となることもあり、買い手控え要因として意識された。 <CS> 2024/04/04 09:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが優勢となる流れ *09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 127548.52 +0.44%2日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比558.07ポイント高(+0.44%)の127548.52で引けた。日中の取引レンジは126669.22-127654.04となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の国内総生産(GDP)成長率が前回の1.85%から1.89%に引き上げられた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。また、米長期金利の上昇も警戒材料となった。【ロシア】MOEX指数 3371.29 +0.24%2日のロシア株式市場は7日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.00ポイント高(+0.24%)の3371.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3357.55-3375.69となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開。また、米長期金利の上昇なども足かせとなった。【インド】SENSEX指数 73903.91 -0.15%2日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比110.64ポイント安(-0.15%)の73903.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.70ポイント安(-0.04%)の22453.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。3月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)が速報値の59.2から59.1に下方修正されたことが指数の足かせとなった。また、米利下げの先送り観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を高めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3074.96 -0.08%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント安(-0.08%)の3074.96ポイントと4日ぶりに反落した。利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで3日続伸し、足元では約2週ぶりの高値水準を回復していた。米中関係の悪化懸念もくすぶる。米国はこのところ、半導体などを中心に対中圧力を強め、中国側も対抗措置を打ち出すなど、両国の応酬に歯止めがかからない状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。官民で公表された3月の製造業PMIが上向く中、中国経済の持ち直しも期待されている。 <CS> 2024/04/03 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能 *09:50JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能 【ブラジル】ボベスパ指数 126990.45 -0.87%連休明けとなる1日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1115.65ポイント安(-0.87%)の126990.45で引けた。日中の取引レンジは126771.80-128658.86となった。買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げの先送り観測が指数の足かせとなった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、軟調な経済指標も成長の加速期待を後退させた。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.6となり、前月の54.1を下回った。【ロシア】MOEX指数 3363.29 +0.92%1日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比30.76ポイント高(+0.92%)の3363.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3343.66-3367.34となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も好感された。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.7となり、前月の54.7を上回った。一方、米利下げの先送り観測が再び高まっていることが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74014.55 +0.49%1日のインドSENSEX指数は強含み。前日比363.20ポイント高(+0.49%)の74014.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.10ポイント高(+0.61%)の22462.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能だとの見方が好感された。また、海外からの送金が再び拡大しているとの報告も経常赤字の縮小観測を高めた。【中国本土】上海総合指数 3077.38 +1.19%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.21ポイント高(+1.19%)の3077.38ポイントと3日続伸した。中国経済の先行き不安がひとまず後退する流れ。官民発表の今年3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも市場予想を上回ったことが好感された。うち国家統計局などが発表した製造業PMIは50.8に達し、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに回復している。 <CS> 2024/04/02 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料 *09:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 128106.10 +0.33%28日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比415.48ポイント高(+0.33%)の128106.10で引けた。日中の取引レンジは127270.19-128363.98となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米国内総生産(GDP)確定値の上方修正も対米輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。レアル安の進行が足かせとなった。また、翌29日はグッドフライデーで休場となるため、積極的な売買も手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3312.77 +0.26%28日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.68ポイント高(+0.26%)の3312.77ポイントで引けた。日中の取引レンジは3301.52-3313.59となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が支援材料。また、経済指標の改善も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、過熱感からやや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 73651.35 +0.90%28日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比655.04ポイント高(+0.90%)の73651.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同203.25ポイント高(+0.92%)の22326.90で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想をこれまでの6.5%から6.8%に引き上げた。23年度の成長予想は7.9%になると予測。MSは、インドの成長の勢いは続くとの見方を示し、農村と都市間の消費格差が縮小されると予想した。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日まで3日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3010.66 +0.59%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.52ポイント高(+0.59%)の3010.66ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日の下落で、約1カ月ぶりの安値を付けたとあって、値ごろ感が着目されている。足元で下落の目立ったハイテク株などに、押し目買いが先行した。ただ、上値は限定的。米中対立の激化懸念がくすぶっている。 <CS> 2024/03/29 09:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ *09:39JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 127690.62 +0.65%27日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比827.59ポイント高(+0.65%)の127690.62で引けた。日中の取引レンジは126222.95-127755.93となった。朝方は軟調な値動きを示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が引き続き好感された。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、通貨レアル安の進行や原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3304.09 +0.56%27日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.55ポイント高(+0.56%)の3304.09ポイントで引けた。日中の取引レンジは3280.03-3304.09となった。中盤はマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。経済指標の改善が支援材料。2月の鉱工業生産の増加率(前年比)は8.5%となり、前月の4.6%と予想の5.3%を上回った。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料。一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。また、首都モスクワ郊外のコンサートホールで銃乱射事件が発生したことも引き続き懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 72996.31 +0.73%27日のインドSENSEX指数は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.73%(526.02ポイント)高の72996.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.54%(118.95ポイント)高の22123.65で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経常赤字の縮小観測が支援材料。昨年10-12月期の経常赤字は同期の国内総生産(GDP)の1.2%に縮小すると予測されている。また、インド経済が安定的に成長するとの観測も好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2024年度のインドの成長率が6.8%になると予測した。S&Pは、インドの内需と輸出がこれからも堅調に伸びていくとの見方を示し、これが安定成長につながると強調した。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しも指数をサポート。FIIは2日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2993.14 -1.26%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.34ポイント安(-1.26%)の2993.14ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が27日、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安方向に設定したことや、米中対立が激しくなりつつあることを嫌気した。中国商務部は26日、米政府の電気自動車(EV)優遇策は公平な競争を阻害しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したことを明らかにしている。また、サイバー攻撃を受けたとして米英両政府が中国国家安の関連企業全部に制裁を科すと発表したことに反発し、中国外交部は26日、「必要な対抗措置をとる」などと声明した。 <CS> 2024/03/28 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、米年内の速やかの利下げ期待の後退 *10:44JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、米年内の速やかの利下げ期待の後退 【ブラジル】ボベスパ指数 126863.02 -0.05%26日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比68.45ポイント安(-0.05%)の126863.02で引けた。日中の取引レンジは126590.67-127192.86となった。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。米株安を受け、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、通貨レアル安の進行も懸念材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行はエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の1.80%から1.85%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 3285.54 +0.12%26日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.91ポイント高(+0.12%)の3285.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは3275.80-3291.00となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料。一方、原油価格の下落が指数を上値を抑えた。また、首都モスクワ郊外のコンサートホールで銃乱射事件が発生したことも引き続き懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 72470.30 -0.50%26日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比361.64ポイント安(-0.50%)の72470.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.05ポイント安(-0.42%)の22004.70で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米年内の速やかの利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が高まった。【中国本土】上海総合指数 3031.48 +0.17%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.18ポイント高(+0.17%)の3031.48ポイントと4日ぶりに反発した。買い戻しの動きが優勢となる流れ。上海総合指数は前日までの続落で、約3週ぶりの安値を付けていた。当局が人民元安を容認したとの懸念が後退したことや、堅調な企業決算が相次いだことなども支えとなっている。ただ、上値は重い。米中対立の激化が懸念される中、指数は安く推移する場面もいられた。米英両政府は25日、両国の議員らにサイバー攻撃を仕掛けたとして、中国国家安全部の関連企業に制裁を科すと発表。米中の両大国政府はこのところ、半導体分野などで制裁の応酬を続けている。 <NH> 2024/03/27 10:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、。原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの支援材料 *09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、。原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 126931.47 -0.88%25日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比95.63ポイント安(-0.08%)の126931.47で引けた。日中の取引レンジは126750.47-127224.32となった。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。年内の米速やかの利下げ期待の後退が指数の上値を抑えた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、通貨レアル高の進行や貿易収支の改善などもブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3281.63 +0.25%25日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.14ポイント高(+0.25%)の3281.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3234.95-3281.63となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの支援材料。また、中国当局が景気対策を強化する姿勢を示していることも好感された。一方、指数の上値は重い。米年内の速やかな利下げ期待の後退が指数の上値を抑えた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3026.31 -0.71%週明け25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比21.73ポイント安(-0.71%)の3026.31ポイントと3日続落した。約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。米中対立の激化が警戒される流れ。外電が24日報じたところによると、米半導体大手のCPUを搭載したパソコンやサーバーについて、中国は政府機関による調達を段階的に中止する指針を打ち出した。それより先、バイデン米政権は、半導体など先端技術品の中国輸出を規制強化する方針を示している。そのほか、米超党派議員は20日、米国のインデックスファンドに対し、中国の株価指数に連動する一部商品への投資を禁止する法案を米議会に提出した――とも伝わった。ただ、下値を叩くような売りはみられない。産業支援策など中国の経済対策に対する期待感が根強いほか、人民元安の一服も好感された。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <CS> 2024/03/26 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料 *10:00JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 127027.10 -0.88%22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1131.47ポイント安(-0.88%)の127027.10で引けた。日中の取引レンジは126879.44-128158.57となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、経済指標の改善が指数をサポート。3月のFGV消費者信頼感指数は91.3となり、前月の89.7を上回った。【ロシア】MOEX指数 3273.49 -0.40%22日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.20ポイント安(-0.40%)の3273.49ポイントで引けた。日中の取引レンジは3260.39-3299.19となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利下げの見送りが指数の足かせに。ロシア中央銀行は22日、政策金利を16.00%に据え置くと発表。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。一方、年内の米利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 72831.94 +0.26%22日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比190.75ポイント高(+0.26%)の72831.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.80ポイント高(+0.39%)の22096.75で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が支援材料。3月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)は59.2となり、前月の56.9を大幅に上回った。同月のPMIコンポジットは61.3となり、前月の60.6を上回ったほか、8カ月ぶりの高水準を記録。また、米利下げ期待の高まりなども好感された。【中国本土】上海総合指数 3048.03 -0.94%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.08ポイント安(-0.94%)の3048.03ポイントと続落した。米中対立の警戒感が重しとなる流れ。外電が22日報じたところによれば、米超党派議員は20日、米国のインデックスファンドに対し、中国の株価指数に連動する一部商品への投資を禁止する法案を米議会に提出した。人民元安の動きもマイナス材料。中国人民銀行(中央銀行)は22日、人民元レートの対米ドル基準値を3日ぶりに元安方向に設定した。上海外国為替市場では、対米ドルの人民元安が加速し、約4カ月ぶりの安値を付けている。当局が元安を容認しているとの見方が広がる中、資金流出の懸念も高まった。 <CS> 2024/03/25 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、戻り売りが優勢となる流れ *09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、戻り売りが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 129124.83 +1.25%21日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1595.98ポイント高(+1.25%)の129124.83で引けた。日中の取引レンジは127348.62-129209.98となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。一方、利下げの実施が指数をサポートした。ブラジル中央銀行はこの日の日本時間の早朝、政策金利であるセリック金利を予想通り年11.25%から10.75%に引き下げると決定した。【ロシア】MOEX指数 3286.69 +0.60%21日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.59ポイント高(+0.60%)の3286.69ポイントで引けた。日中の取引レンジは3259.03-3297.46となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料となった。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、政策金利が翌22日に発表される予定となり、慎重ムードも強い。【インド】SENSEX指数 72641.19 +0.75%21日のインドSENSEX指数は強含み。前日比539.50ポイント高(+0.75%)の72641.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同172.85ポイント高(+0.79%)の22011.95で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ観測の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、この日のアジア市場がそろって堅調な値動きを示していたことも買い安心感を与えた。ほかに、成長予想の上方修正が改めて好感されたもようだ。【中国本土】上海総合指数 3077.11 -0.08%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.57ポイント安(-0.08%)の3077.11ポイントと反落した。戻り売りが優勢となる流れ。上海総合指数は2月に入ってから急ピッチに上昇し、足元では約5カ月ぶりの高値水準で推移していた。国内発の新規材料に乏しい中、いったん利益を確定する動きがみられている。また、米中関係の悪化懸念も改めて意識された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済の持ち直しや、相場の先高観が続いていることはプラスだ。米国の年内利下げ見通しも好材料。中国でも金融緩和の余地が広がると期待された。指数は高く推移する場面もみられた。 <CS> 2024/03/22 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、成長予想の上方修正が支援材料 *09:16JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、成長予想の上方修正が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 129124.83 +1.25%20日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1595.98ポイント高(+1.25%)の129124.83で引けた。日中の取引レンジは127348.62-129209.98となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、米株高なども買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3267.10 +0.07%20日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.13ポイント高(+0.07%)の3267.10ポイントで引けた。日中の取引レンジは3257.72-3286.72となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しがやや優勢。また、米利下げ期待が支援材料となった。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 72101.69 +0.12%20日のインドSENSEX指数は小反発。前日比89.64ポイント高(+0.12%)の72101.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.65ポイント高(+0.10%)の21839.10で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。成長予想の上方修正が支援材料となった。S&Pグローバル・レーティング(S&P)は最新リポートで、2024年度のインド成長予想をこれまでの6.5%から6.8%に引き上げた。S&Pは、国内経済の成長勢いが堅調だと指摘したほか、世界経済も予想以上に回復していると強調した。外部環境では、米ソフトランディング期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3079.69 +0.55%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.93ポイント高(+0.55%)の3079.69ポイントと反発した。資源株の上昇が相場を支える流れ。原油供給の縮小観測が流れる中、相場の先高観も強まっている。関連銘柄に買いが先行した。昨夜のWTI原油相場は前日比0.9%高と続伸し、昨年10月下旬以来の高値を付けた。中国経済の持ち直しも改めて意識される。中国当局は消費刺激策や産業支援策などで、中国経済を支える方針だ。また、主要企業が報告した決算では、業績改善を示唆する内容も目立っている。 <CS> 2024/03/21 09:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、。輸出銘柄の下落が指数の足かせに *09:47JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、。輸出銘柄の下落が指数の足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 126741.81 -0.74%18日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比212.37ポイント高(+0.17%)の126954.18で引けた。日中の取引レンジは126272.19-127540.21となった。中盤はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催が19-20日に控え、神経質な展開が続いた。また、米長期金利の上昇なども懸念材料となった。【ロシア】MOEX指数 3300.07 +0.09%18日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.77ポイント安(-0.11%)の3296.30ポイントで引けた。日中の取引レンジは3292.00-3313.05となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。輸出銘柄の下落が指数の足かせに。通貨ルーブル高の進行が売り圧力を強めたもようだ。また、米利下げ期待の後退なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が好感されたほか、プーチン大統領の再選で景気対策への期待も高まった。【インド】SENSEX指数 72748.42 +0.14%18日のインドSENSEX指数は強含み。前日比104.99ポイント高(+0.14%)の72748.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.35ポイント高(+0.15%)の22055.70で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。経済の安定成長観測が支援材料。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インドの投資や消費が2003-07年のように拡大しており、成長ペースが8%以上に加速する可能性があるとの見方を示した。【中国本土】上海総合指数 3084.93 +0.99%週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比30.29ポイント高(+0.99%)の3084.93ポイントと続伸した。昨年10月以来、約5カ月ぶりの高値水準を回復している。中国の景気支援策が期待される流れ。中国共産党の機関誌「求是」に16日掲載された記事で、藍仏安財政部長は「今年の経済成長目標を達成させるため、積極的な財政政策が必要となる」と改めて強調した。相場の先高観も強まる。当局は相場支援策を強化しているほか、主要企業のA株自社株買いが相次いでいると報じられた。なお、取引時間中に公表された今年1-2月の中国経済指標はまちまちの内容。小売売上高が下振れし、不動産開発投資のマイナス成長が続いた一方、鉱工業生産や固定資産投資は予想を上回った。 <CS> 2024/03/19 09:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、米利下げ期待の後退を警戒 *09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、米利下げ期待の後退を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 126741.81 -0.74%15日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比948.16ポイント安(-0.74%)の126741.81で引けた。日中の取引レンジは126501.85-127957.49となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の後退が警戒され、売りは継続。また、欧米市場の下落もブラジル株の売り圧力を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行が圧迫材料。一方、経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3300.07 +0.09%15日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.07ポイント高(+0.09%)の3300.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3292.13-3313.42となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。銀行などの上昇が指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。早期の米利下げ期待の後退が指数を圧迫した。また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。【インド】SENSEX指数 72643.43 -0.62%15日のインドSENSEX指数は小反落。前日比453.85ポイント安(-0.62%)の72643.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同123.30ポイント安(-0.56%)の22023.35で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米株の下落を受け、インド株も売りが先行。また、米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3054.64 +0.54%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.40ポイント高(+0.54%)の3054.64ポイントと4日ぶりに反発した。前日までの軟調地合いを継いで中盤まで軟調に推移したものの、終盤にかけて持ち直した。中国の経済対策に対する期待は根強く、政策で恩恵を受ける銘柄を物色する動きが見られた。ただ、上値は限定的。週明け18日に小売売上高や鉱工業生産など主要経済統計の発表を控えて、内容を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせた。また米金利高を嫌気した昨夜の米ハイテク株安や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収がマイナス材料。人民銀は朝方、3月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利を予想通り前月と同水準に据え置き、3870億人民元を供給したが、供給規模は予想(5500億人民元)を大幅に下回り、前回分との差し引きで940億人民元の資金吸収となっている。 <CS> 2024/03/18 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、米中対立の警戒感が投資家心理の重しとなる流れ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、米中対立の警戒感が投資家心理の重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 127689.97 -0.25%14日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比316.08ポイント安(-0.25%)の127689.97で引けた。日中の取引レンジは127192.19-128255.78となった。買いが先行した後は売りに押され、その後は一進一退の展開を示した。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。また、経済指標の改善も好感された。1月の小売売上高は前年比で4.1%上昇し、前月の1.3%と予想の0.8%を上回った。【ロシア】MOEX指数 3297.00 -0.71%14日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.68ポイント安(-0.71%)の3297.00ポイントで引けた。日中の取引レンジは3287.86-3318.49となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が高まった。また、米利下げ期待の後退なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 73097.28 +0.46%14日のインドSENSEX指数は強含み。前日比335.39ポイント高(+0.46%)の73097.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同148.95ポイント高(+0.68%)の22146.65で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。堅調な成長観測が好感された。2024年度まで7%以上の成長率が維持されると予測されている。また、政府と民間の設備投資が拡大されるとの観測も景気の改善期待を高めた。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インド政府と民間が2003-07年のように設備投資を加速するとの見方を示した。2026年度までの設備投資が国内総生産(GDP)に占める割合を23年度に予測した34%から36%に引き上げた。【中国本土】上海総合指数 3038.23 -0.18%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.60ポイント安(-0.18%)の3038.23ポイントと3日続落した。米中対立の警戒感が投資家心理の重しとなる流れ。バイデン米政権は今年に入り、中国の自動車や半導体、バイオテクノロジー、プラットフォームなどの規制を強化しつつある。指標発表も気がかり。中国ではあす15日に3月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利、きょう14日または15日に2月の金融統計が発表される予定だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。国務院(内閣に相当)は13日、投資と消費の促進に向け、設備更新や消費財の買い替えを促すための具体的な数値目標を発表している。目標達成に向け、財政、金融面での支援も強化していく方針という。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2024/03/15 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、経済指標の悪化が嫌気 *09:54JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、経済指標の悪化が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 128006.05 +0.26%13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比338.20ポイント高(+0.26%)の128006.05で引けた。日中の取引レンジは127438.99-128529.63となった。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジで推移した。内需銘柄の上昇が指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米長期金利の上昇などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3320.68 -0.36%13日のロシア株式市場は10日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.92ポイント安(-0.36%)の3320.68ポイントで引けた。日中の取引レンジは3317.19-3343.56となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で過熱感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米長期金利の上昇なども警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の大幅上昇が指数をサポート。また、年内の米利下げ期待なども引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 72761.89 -1.23%13日のインドSENSEX指数は反落。前日比906.07ポイント安(-1.23%)の72761.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同338.00ポイント安(-1.51%)の21997.70で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の悪化が嫌気された。1月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.8%となり、前月の4.2%(改定値)と予想の4.1%を下回った。また、インフレ率の高止まりなども金融緩和期待を後退させた。2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は5.09%となり、前月の5.10%をやや下回ったものの、予想の5.04%を上回った。このほか、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。FIIはこの日、6日ぶりの売り越しに転じた。【中国本土】上海総合指数 3043.84 -0.40%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.10ポイント安(-0.40%)の3043.84ポイントと続落した。戻り売りが継続する流れ。上海総合指数は依然として昨年11月以来、約4カ月ぶりの高値水準で推移している。また、地方政府や不動産デベロッパーの債務問題、米中対立の激化など不安材料もくすぶる状況だ。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直し期待は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2024/03/14 09:54

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