注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 出来高変化率ランキング(9時台)~QPS研究、フジHDなどがランクイン *09:48JST 出来高変化率ランキング(9時台)~QPS研究、フジHDなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [3月28日 9:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<3559> ピーバン      445500  5日平均出来高  279.85% 0.0017%<2641> GXGリーダー   12914  24050.58  63.37% -0.0044%<2378> ルネサンス     219100  24357.803  55.62% -0.0388%<6319> シンニッタン    411500  124365.18  48.38% 0%<1780> ヤマウラ      161200  182688.88  44.05% -0.0276%<1345> 上場Jリート    40500  118261.12  42.58% -0.0037%<7942> JSP       321900  48734.07  40.48% -0.008%<2790> ナフコ       44000  365696.68  38.25% -0.0406%<9663> ナガワ       61600  55270.68  34.75% -0.0195%<8881> 日神GHD     366200  256303.4  33.6% -0.0309%<1595> NZAMJリート  33580  120640.62  33.12% -0.005%<4676> フジHD      3229200  35864.638  30.33% 0.0446%<2730> エディオン     1637900  5509544.45  28.15% -0.0093%<4718> 早稲アカ      90200  2191327.44  26.01% -0.008%<7294> ヨロズ       235400  143171.08  23.87% -0.0173%<3179> シュッピン     473600  163667.86  23.13% -0.0053%<5757> CKサンエツ    25800  529450.92  19.44% -0.0407%<4416> TrueData  42800  74866.9  18.4% 0.033%<5592> くすり窓      59300  29341  18.23% 0.007%<8160> 木曽路       166500  107368  17.98% -0.0292%<8869> 明和地所      128900  282094.94  17.5% -0.062%<3183> ウインパートナ   97000  94258.92  16.65% -0.047%<4435> カオナビ      22700  108782.02  14.86% -0.0022%<8084> RYODEN    173600  93095  14.84% -0.0167%<5621> ヒューマンT    65900  325276.22  12.94% 0.0445%<4179> ジーネクスト    120200  101716.26  11.9% -0.055%<5595> QPS研究     970400  42503.56  9.4% 0.0243%<2749> JPHD      1307600  798804.18  9.37% 0.0059%<6378> 木村化       113500  694041.32  8.73% -0.0361%<5029> サークレイス    37300  70164.72  5.71% 0.0448%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2025/03/28 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、インフレ率の落ち着きも好感 *09:46JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、インフレ率の落ち着きも好感 【ブラジル】ボベスパ指数 133148.75 +0.47%27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比629.12ポイント高(+0.47%)の133148.75で引けた。日中の取引レンジは132,478.98-133,904.38となった。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、インフレ率の落ち着きも好感された。3月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前月比で0.64%上昇し、前月の1.23%と予想の0.70%を下回った。一方、指数の上値は重い。欧米株の下落や不透明な米通商政策などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3083.99 -1.98%27日のロシア株式市場は大幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比62.32ポイント安(-1.98%)の3083.99となった。日中の取引レンジは3,076.04-3,124.32となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、不透明な米関税政策も引き続き圧迫材料。ほかに、通貨ルーブル安の進行がロシア株の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 77606.43 +0.41%27日のインドSENSEX指数は小反発。前日比317.93ポイント高(+0.41%)の77606.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.10ポイント高(+0.45%)の23591.95で取引を終えた。外部環境では、本日のアジア市場はまちまち。インド準備銀行(中央銀行)が追加で利下げに踏み切るとの観測が好感された。インフレ率の落ち着きに加え、成長率の鈍化観測などが背景にある。また、外国人投資家(FII)の買い継続も指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3373.75 +0.15%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.05ポイント高(+0.15%)の3373.75ポイントと3日ぶりに反発した。中国の追加景気刺激策に対する期待感が高まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の政策顧問で北京大学の黄益平・教授は26日、中国経済を刺激するための政策余地は非常に大きいとしたうえで、消費押し上げには改革の実行が必要だとの認識を示した。国務院(内閣に相当)は先ごろ、「消費促進に向けた特別行動計画」を発表。当局は支援策を強化するとの見方も広がった。また、海外の投資銀行がこのところ、相次いで中国のGDP成長率見通しを上方修正したこともプラス材料。あわせて、中国株マーケットの強気スタンスも示している。ただ、上値は重い。米関税政策の不透明感や、ハイテク分野などを巡る米中対立の激化も懸念されている。指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2025/03/28 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続落、米中対立の警戒感が重しとなる流れ *09:55JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続落、米中対立の警戒感が重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 132519.63 +0.34%26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比451.94ポイント高(+0.34%)の132519.63で引けた。日中の取引レンジは132,068.02-132,983.92となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が指数をサポート。また、経済指標の改善も好感された。3月のFGV消費者信頼感指数は前月の83.6から84.3に上昇。一方、欧米市場の下落や米関税政策への警戒感などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3146.31 -0.58%26日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.31ポイント安(-0.58%)の3146.31となった。日中の取引レンジは3,143.65-3,200.02となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、弱い経済指標も景気の先行き不安を高めた。2月の鉱工業生産の増加率は前月の2.2%から0.2%に低下し、予想の1.2%を下回った。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 77288.50 -0.93%26日のインドSENSEX指数は10日ぶり反落。前日比728.69ポイント安(-0.93%)の77288.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.80ポイント安(-0.77%)の23486.85で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、海外株の下落や米関税政策への警戒感なども売り圧力を高めた。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれているインフラ産業8業種生産高の発表が週末に控えるため、慎重ムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3368.70 -0.04%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.28ポイント安(-0.04%)の3368.70ポイントと小幅に続落した。米中対立の警戒感が重しとなる流れ。米中関係を巡っては、米政権が中国やイラン、パキスタンなどの企業を含む70団体を輸出制限リストに追加した。25日に掲載された連邦官報によると、中国の団体が50以上を占めるという。それより先、トランプ米大統領は24日、ベネズエラ産の石油・ガスを購入した国からの輸入品に対して25%の追加関税を課すと表明した。調査会社によると、ベネズエラ産石油の主な購入国は中国やインドだという。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が相場を支えている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <CS> 2025/03/27 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は伸び悩み、利食い売りが入っており過半数の銘柄が下げている *09:22JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は伸び悩み、利食い売りが入っており過半数の銘柄が下げている 【ブラジル】ボベスパ指数 132067.69 +0.57%25日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比746.25ポイント高(+0.57%)の132067.69で引けた。ボべスパ指数の87の構成銘柄では59が上昇、27が下落、変わらずは1。利上げ継続の可能性は高いが、米長期金利は上げ渋っており、株価指数はしっかりとした動きを見せた。VAMO3の上げが目立った。一方RADL3はさえない動きとなった。【ロシア】MOEX指数 3178.66 -0.41%25日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比14.04ポイント安(-0.44%)の3164.62で引けた。日中の取引レンジは、3122.61-3194.43。外部環境の大幅な改善は期待できないため、リスク回避的な売りが続ている。【インド】SENSEX指数 78017.19 +0.04%25日のインド株式市場は伸び悩み。前日比32.81ポイント高(+0.04%)の78017.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは10.30ポイント高(+0.04%)の23668.65で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、10が上昇、20が下落。変わらずは0。インド準備銀行(中央銀行)による追加利下げの可能性が高まっているが、利食い売りが入っており、過半数の銘柄が下げている。【中国本土】上海総合指数 3369.98 -0.00%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.05ポイント安(-0.00%)の3369.98ポイントと小反落した。米関税政策の不透明感が相場の重しとなる流れ。トランプ米大統領は24日、ベネズエラからの移民問題を背景に、同国産の石油・ガスを購入した国からの輸入品に対して25%の追加関税を課すと表明した。調査会社によると、ベネズエラ産石油の主な購入国は中国やインドだという。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が相場を支えている。李強・首相は23日、経済安定のため、「必要なら新たな政策を打ち出す」と発言した。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <CS> 2025/03/26 09:22 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、リスク回避的な売りが継続 *10:32JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、リスク回避的な売りが継続 【ブラジル】ボベスパ指数 131321.44 -0.77%24日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1023.44ポイント安(-0.77%)の131321.44で引けた。ボべスパ指数の87の構成銘柄では17が上昇、68が下落、変わらずは2。利上げ継続の可能性は高いため、外部環境の改善が多少期待されるものの、株価指数はさえない動きとなった。エンブラエル(EMBR3)の下げが目立った。一方、ブラバ・エネルジア(BRAV3)はしっかり。【ロシア】MOEX指数 3178.66 -0.41%24日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.41%(12.95ポイント)安の3178.66で引けた。日中の取引レンジは、3171.13-3202.62。外部環境の大幅な改善は期待できないため、リスク回避的な売りが続ている。【インド】SENSEX指数 77984.38 +1.40%24日のインドSENSEX指数は強含み。前日比1078.87ポイント高(+1.40%)の77984.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは307.95ポイント高(+1.32%)の23658.35で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、23が上昇、7が下落。変わらずは0。インド準備銀行(中央銀行)による追加利下げの可能性が高まっており、多くの銘柄が上昇した。【中国本土】上海総合指数 3370.03 +0.15%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.20ポイント高(+0.15%)の3370.03ポイントと4日ぶりに反発した。「トランプ関税」の警戒感がやや薄れる流れ。トランプ米大統領は21日、「関税には柔軟性がある」との認識を示した。大統領は、中国の習近平・国家主席と関税について協議する計画だとも述べている。中国の政策に対する期待感も支え。李強・首相は23日、経済安定のため、「必要なら新たな政策を打ち出す」と発言した。ただ、上値は限定的。中国の若年失業率が悪化していることや、不動産市況の低迷などが引き続き重しとなっている。また、24日の外国為替市場で、対米ドルの人民元安が進んでいることも不安材料。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元安方向に設定した。指数は安く推移する場面もみられている。 <AK> 2025/03/25 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、外部環境の改善を期待した買いが観測 *09:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、外部環境の改善を期待した買いが観測 【ブラジル】ボベスパ指数 132344.90 +0.30%21日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比389.99ポイント高(+0.30%)の132344.90で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では40が上昇、46が下落、変わらずは1。利上げ継続の可能性は高いものの、外部環境の改善を期待した買いが観測された。マルフリグ・グローバル・フーズ(MRFG3)などの値上りが目立った。一方、アズールはしっかり。【ロシア】MOEX指数 3191.61 -0.98%21日のロシア株式市場は下落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比31.53ポイント安(-0.98%)の3191.61で引けた。日中の取引レンジは、3191.61-3237.19。外部環境の大幅な改善は期待できないため、リスク回避的な売りが優勢となった。【インド】SENSEX指数 76905.51 +0.73%21日のインドSENSEX指数は強含み。前日比557.45ポイント高(+0.73%)の76905.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは159.75ポイント高(+0.69%)の23350.40で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落。変わらずは0。インド準備銀行(中央銀行)による追加利下げ観測が浮上しており、多くの銘柄が上昇している。NTPC(NTPC)などの上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3364.83 -1.29%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比44.12ポイント安(-1.29%)の3364.83ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の若年失業率が悪化していることや、「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートが不安視されている。指数は朝方、プラス圏に浮上する場面がみられたものの、上昇の勢いは続かず、下げ幅を徐々に広げた。ほぼ全業種が売られている。 <CS> 2025/03/24 09:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国発の新規材料に乏しい中で売りが継続する流れ *09:20JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国発の新規材料に乏しい中で売りが継続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 131474.73 -0.42%20日のブラジル株式市場は7日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比553.55ポイント安(-0.42%)の131954.90で引けた。日中の取引レンジは131,813.03-132,712.52となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。利上げの実施が嫌気され、売りは優勢。ブラジル中央銀行は翌20日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り13.25%から14.25%に引き上げると決定した。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも優勢。ほかに、米景気の先行き不安などが圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3223.14 -0.21%20日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.65ポイント安(-0.21%)の3223.14となった。日中の取引レンジは3,180.46-3,240.50となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米景気の先行き不透明感が足かせとなり、ロシア株にも売り圧力が高まった。また、弱い経済指標も圧迫材料。1-3月期の消費者信頼感指数は前期のマイナス9からマイナス11に悪化した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 76348.06 +1.19%20日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比899.01ポイント高(+1.19%)の76348.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同283.05ポイント高(+1.24%)の23190.65で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的引き締めの減速計画が好感された。これにより、外資の流出懸念がやや後退している。また、経済の安定的な成長観測も支援材料。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2025年度のインドの成長予想を6.5%に据え置いた。26年度の成長予想はこれまでの予想から10bp引き上げの6.3%とした。ほかに、昨夜の欧米市場の上昇や外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3408.95 -0.51%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.48ポイント安(-0.51%)の3408.95ポイントと続落した。中国発の新規材料に乏しい中で売りが継続する流れ。当局が先ごろ打ち出した消費刺激策に関し、これから示される具体的な政策内容を見極めたいとするスタンスも強まっている。ほか、若手失業率の悪化も懸念材料。中国国家統計局によると、2025年2月の年齢別失業率で、学生を除く16-24歳は16.9%となった。昨年後半から低下が続いていたが、6カ月ぶりの上昇となっている。ただ、下値は限定的。朝方公表された実質的な政策金利となる3月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、市場予想通りに据え置かれたが、市場では金融緩和の観測が根強い状況だ。中国人民銀行(中央銀行)は13日、「適度に緩和的な」金融政策を実施し、適切な時期に金利や預金準備率を引き下げる考えを示している。 <CS> 2025/03/21 09:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は続伸、海外株の上昇を受け買いが広がる *11:24JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は続伸、海外株の上昇を受け買いが広がる 【ブラジル】ボベスパ指数 131474.73 +0.49%18日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比640.77ポイント高(+0.49%)の131474.73で引けた。日中の取引レンジは130,721.97-131,834.32となった。前半は前日の終値近辺でもみ合ったが、後半は上げ幅を拡大させた。アジア株や欧州市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国当局の景気対策への期待感なども引き続き支援材料。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控え、慎重ムードが強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3257.49 +0.38%18日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.30ポイント高(+0.38%)の3257.49となった。日中の取引レンジは3,227.47-3,280.09となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。アジア株や欧州株の上昇を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、中国当局の景気対策への期待感などが引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控え、慎重ムードが強まった。【インド】SENSEX指数 75301.26 +1.53%18日のインドSENSEX指数は続伸。前日比1131.31ポイント高(+1.53%)の75301.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同325.55ポイント高(+1.45%)の22834.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、1-2月の中国の経済指標がおおむね堅調だったことや、中国の景気対策への期待感なども支援材料。ほかに、国内の利下げ期待などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3429.76 +0.11%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.63ポイント高(+0.11%)の3429.76ポイントと3日続伸した。約3カ月ぶりの高値水準を付けている。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が相場を支えている。国家発展改革委員会などは17日の記者会見で、国務院(内閣に相当)が公表した国民の所得向上と消費回復に向けた一連の措置について説明した。合理的な賃金引き上げや子育て世帯への支援などが盛り込まれている。ただ、上値は重い。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートに対する警戒感は根強く、景気下押しの不安もくすぶっている。 <NH> 2025/03/19 11:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、海外株高が好感 *09:48JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、海外株高が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 130,833.96 +1.46%17日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1876.87ポイント高(+1.46%)の130,833.96で引けた。日中の取引レンジは128,957.09-131,313.48となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、1-2月の中国の経済指標がおおむね堅調だったことや、中国の政策期待なども対中輸出の拡大観測を高めた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3245.19 +1.57%17日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.11ポイント高(+1.57%)の3245.19となった。日中の取引レンジは3213.42-3257.33となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も支援材料。ほかに、1-2月の中国の経済指標がおおむね堅調だったことや、中国当局の景気対策への期待感などが好感された。【インド】SENSEX指数 74169.95 +0.46%17日のインドSENSEX指数は強含み。前日比341.04ポイント高(+0.46%)の74169.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.55ポイント高(+0.50%)の22508.75で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インフレ率の鈍化など経済指標の改善が引き続き支援材料。また、海外株の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。【中国本土】上海総合指数 3426.13 +0.19%週明け17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.57ポイント高(+0.19%)の3426.13ポイントと続伸した。先週末の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が高まっている。国務院(内閣に相当)は16日、「所得の増加」と「消費能力の引き上げ」など、8大任務、30項目の措置で構成される「消費促進に向けた特別行動計画」を発表した。国務院はきょう17日午後3時(日本時間午後4時)、記者会見を予定している。中国指標の改善もプラス。取引時間中に公表された1-2月の経済統計は概ね良好な内容だった。中でも小売売上高は予想(3.8%増)を上回る4.0%増の8兆3731億人民元(約171兆8997億円)に拡大し、昨年12月の3.7%増から伸びが加速している。ただ、上値は限定的。上海総合指数は先週、約3カ月ぶりの高値水準を更新しただけに、売り圧力も意識されている。また、「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートも不安材料としてくすぶる状況だ。 <CS> 2025/03/18 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、原油高や米株高などを好感 *10:21JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、原油高や米株高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 128957.09 +2.64%14日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2.64%(3319.98ポイント)高の128957.09で引けた。日中の取引レンジは123,589.56-125,774.17となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米株高も買い安心感を与えた。ほかに、最大の貿易相手国である中国の金融緩和への期待感が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3195.08 +2.35%14日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.35%(73.51ポイント)高の3195.08となった。日中の取引レンジは3100.06-3160.37となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナの停戦期待を巡る交渉に楽観的な見方が支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、中国当局が金融緩和を含む景気刺激策を打ち出す方針を示したことが好感された。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3419.56 +1.81%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比60.83ポイント高(+1.81%)の3419.56ポイントと3日ぶりに反発した。投資家心理がやや上向く流れ。心理的節目の3400ポイントを回復した。中国の政策に対する期待感が相場を支えている。中国人民銀行(中央銀行)は13日、「適切な時期に金利と預金準備率を引き下げる」との方針を明らかにした。中国政府は今年の経済成長目標を「5%前後」としており、当局は景気浮揚に向けた施策を強化するとの期待も高まっている。ただ、上値は限定的。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争がエスカレートしていることや、週明け17日に1-2月の中国経済指標(小売売上高や鉱工業生産など)がまとめて公表されることも気がかり材料だ。 <AK> 2025/03/17 10:21 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア株の下落が警戒 *10:25JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア株の下落が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 125637.11 +1.43%13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.43%(1773.61ポイント)高の125637.11で引けた。日中の取引レンジは123,589.56-125,774.17となった。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。サンパウロ証券取引所(B3)の上場企業をめぐる税緩和案の発表が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。一方、海外株や原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。【ロシア】MOEX指数 3121.57 -1.96%13日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.96%(62.40ポイント)安の3121.57となった。日中の取引レンジは3100.06-3160.37となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外市場の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高める見通しだ。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 73828.91 -0.27%13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比200.85ポイント安(-0.27%)の73828.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.30ポイント安(-0.33%)の22397.20で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をやや拡大させた。アジア株の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで16日連続の売り越しとなった。このほか、米国の通商政策への警戒感なども引き続き嫌気された。米政府によるアルミや鉄鋼の輸入関税の引き上げを受け、インド国内の中小企業がそれによって打撃を受けていると報告されている。【中国本土】上海総合指数 3358.73 -0.39%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.20ポイント安(-0.39%)の3358.73ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートにより、サプライチェーン(供給網)が混乱し、景気も下振れると不安視されている。指標発表前に様子見ムードも漂う。中国では週明け17日、1-2月の主要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が発表される。2月は春節(旧正月)の影響で単月の発表がなかっただけに、結果に対する注目度も高まる状況だ。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待が根強い中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。 <AK> 2025/03/14 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 *10:19JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 123863.50 +0.29%12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.29%(356.15ポイント)高の123863.50で引けた。日中の取引レンジは122,969.29-124,048.45となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米通商政策への警戒感が引き続き嫌気されたほか、インフレ率の加速も金融緩和への期待感を後退させた。2月の拡大消費者物価指数(IPCA)は5.06%となり、前月の4.56%を上回った。【ロシア】MOEX指数 3183.97 -0.53%12日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.53%(16.98ポイント)安の3183.97となった。日中の取引レンジは3160.01-3194.93となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米国の関税政策への警戒感も引き続き圧迫材料となった。ほかに、ウクライナの無人機がロシア首都モスクワに対して過去最大の攻撃をしたことが引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74029.76 -0.10%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比72.56ポイント安(-0.10%)の74029.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.40ポイント安(-0.12%)の22470.50で取引を終えた。中盤は下げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は再び買い戻された。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで15日連続の売り越しとなった。また、米関税政策への警戒感なども引き続き懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3371.92 -0.23%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.90ポイント安(-0.23%)の3371.92ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが改めて強まる流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争で、世界経済に下押し圧力がかかると不安視されている。トランプ米政権は12日午前0時(米東部時間)、鉄鋼・アルミニウム製品などへの25%追加関税を全ての貿易相手国に発動した。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が支えとなっている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が11日に閉幕し、今後は具体的な景気支援策が発表される見通しだ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <AK> 2025/03/13 10:19 注目トピックス 外国株 シーラテクノロジーズ---ブランドマンション「SYFORME IRIYA2」誕生 *15:02JST シーラテクノロジーズ---ブランドマンション「SYFORME IRIYA2」誕生 シーラテクノロジーズは11日、子会社であるシーラがブランドマンション「SYFORME IRIYA2」を竣工したと発表した。本物件は、上野・浅草エリアに近接し、都心の利便性と下町情緒が融合した希少なライフステージを提供する。「SYFORME IRIYA2」は、黒を基調としたファサードが静謐な街並みに際立つ存在感を放ち、アート作品のような美しさを演出している。エントランスアプローチは、コンクリートやタイルの素材が織りなす洗練されたデザインで、木目調とコンクリート打ちっぱなしが融合した優雅なエントランスホールが特別な迎賓空間を創出している。本物件は、総戸数25戸(管理事務室1戸含む)で、1LDKタイプ(Aタイプ)、1Kタイプ(Bタイプ)、2Kタイプ(Cタイプ)の間取りを提供し、多様なライフスタイルに対応している。最寄り駅である東京メトロ日比谷線「入谷」駅から徒歩9~10分、つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩14分と、都心へのアクセスも良好である。 <AK> 2025/03/12 15:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、海外株の下落が警戒 *09:56JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、海外株の下落が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 123507.38 -0.81%11日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1012.00ポイント安(-0.81%)の123507.38で引けた。日中の取引レンジは122,635.62-124,625.49となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。海外株の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、米通商政策への警戒感や、米消費の鈍化観測なども圧迫材料。国内では、弱い経済指標が嫌気された。1月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の改定値から横ばいの1.4%となり、予想の2.3%を下回った。【ロシア】MOEX指数 3200.95 +0.00%11日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.14ポイント高(+0.00%)の3200.95となった。日中の取引レンジは3,178.42-3,215.06となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、通貨ルーブル高や中国の景気対策への期待感も好感された。一方、指数の上値は重い。海外株の下落が警戒されたほか、ウクライナの無人機がロシア首都モスクワに対して過去最大の攻撃をしたことが圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 74102.32 -0.02%11日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比12.85ポイント安(-0.02%)の74102.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.60ポイント高(+0.17%)の22497.90で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、引けまで前日の終値近辺まで回復した。世界的な株安連鎖を受け、インド株も大幅安で寄り付いた。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで14日連続の売り越しとなった。ほかに、1月の鉱工業生産など翌12日に発表される予定となり、見極めるムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3379.83 +0.41%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.67ポイント高(+0.41%)の3379.83ポイントと3日ぶりに反発した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう11日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が閉幕し、今年の成長目標「5%前後」とすることや、対GDP財政赤字比率を4%に引き上げる(昨年は3%)ことなどが承認される見込みだ。景気浮揚のため、積極的な財政出動で、内需を拡大する方針が示されている。中国のデフレ圧力や、貿易戦争のエスカレートを不安視した売りが先行したものの、指数は徐々に下げ幅を縮小し、引けにかけてプラスに転じた。 <CS> 2025/03/12 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国のデフレが警戒される流れ *09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国のデフレが警戒される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 124519.38 -0.41%10日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.25ポイント安(-0.41%)の124519.38で引けた。日中の取引レンジは123,471.46-125,031.30となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。世界的な株安連鎖が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米景気不安が再び高まっていることも圧迫材料。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。【ロシア】MOEX指数 3200.81 +1.07%10日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.93ポイント高(+1.07%)の3200.81となった。日中の取引レンジは3,195.24-3,226.58となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、中国の景気対策への期待感も好感された。一方、原油価格の下落や海外株安が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74115.17 -0.29%10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比217.41ポイント安(-0.29%)の74115.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.20ポイント安(-0.41%)の22460.30で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3366.16 -0.19%週明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.38ポイント安(-0.19%)の3366.16ポイントと続落した。中国のデフレが警戒される流れ。9日に公表された2月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.7%となり、昨年1月以来のマイナスに転じている。生産者物価指数(PPI)のマイナスも続いた。一部のアナリストは、内需は依然として弱く、中国のデフレ圧力はこれからも続くとの見方を示している。そのほか、米中の貿易戦争がエスカレートするとの不安も重しとなった。ただ、下値は限定的。中国の景気鈍化やデフレが不安視される中、当局は追加の景気浮揚策を打ち出すとの見方が強まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <CS> 2025/03/11 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、アジア市場の下落を受け *09:50JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、アジア市場の下落を受け 【ブラジル】ボベスパ指数 125034.63 +1.36%7日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1677.09ポイント高(+1.36%)の125034.63で引けた。日中の取引レンジは122,529.86-125,821.53となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善も好感された。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.0となり、前月の50.7を上回った。一方、成長鈍化や通貨レアル安の進行などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3166.88 -1.27%7日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比40.82ポイント安(-1.27%)の3166.88となった。日中の取引レンジは3,160.45-3,249.00となった。プラス圏でもみ合った後は終盤売りに押された。この日のアジアや欧州株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、通貨ルーブル安の進行も圧迫材料。一方、中国の景気対策への期待感や原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74332.58 -0.01%7日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比7.51ポイント安(-0.01%)の74332.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.80ポイント高(+0.03%)の22552.50で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米雇用統計の発表を控え、積極的な売買も手控えられた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで12日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3372.55 -0.25%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.55ポイント安(-0.25%)の3372.55ポイントと4日ぶりに反落した。「トランプ関税」の警戒感が重しとなる流れ。トランプ米政権の関税政策が二転三転し、方向性を見いだせない中、サプライチェーン(供給網)が混乱すると不安視された。高関税が経済を下押すとの警戒感もくすぶっている。また、米国で今夜、2月の雇用統計が発表されることや、中国で9日に2月の物価統計が報告されることも気がかり材料となった。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の経済・金融当局者は6日、相次ぎ経済支援のスタンスを示した。指数は高く推移する場面もみられている。 <CS> 2025/03/10 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり *09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 123357.55 +0.25%6日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比310.70ポイント高(+0.25%)の123357.55で引けた。日中の取引レンジは122,680.93-124,111.92となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州株の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。米株安や米関税政策への警戒感が圧迫材料となった。また、米雇用統計の発表が翌日に控えるため、慎重ムードも強まった。【ロシア】MOEX指数 3207.70 -1.71%6日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比55.92ポイント安(-1.71%)の3207.70となった。日中の取引レンジは3,188.78-3,234.26となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米景気減速の懸念が高まっていることも圧迫材料となった。一方、原油価格の上昇や欧州株の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74340.09 +0.83%6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比609.86ポイント高(+0.83%)の74340.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.40ポイント高(+0.93%)の22544.70で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジアや欧州株の上昇が好感され、買いは継続。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。ほかに、中国の景気対策への期待感や国内の金融緩和期待などが引き続きサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 3381.10 +1.17%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.13ポイント高(+1.17%)の3381.10ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕し、国策に対する期待感が高まっている。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、消費の押し上げ、内需の拡大が重点項目に挙げられた。また、不動産・株式市場の健全な発展に注力するほか、AI(人工知能)技術の活用を通じ、各産業分野でイノベーションを進めることにも言及している。「トランプ関税」の懸念もやや薄らぐ。米政権が4日に発動した関税措置に関し、ホワイトハウスの報道官は5日の記者会見で、カナダとメキシコに課した25%関税のうち、自動車は1カ月免除すると説明した。報道官は「トランプ大統領は、追加関税の適用除外申請にオープン」との見解も示している。また、大統領が4日に行った施政方針演説で、中国への言及がわずかだったことを受け、米中関係の更なる悪化も避けられたとの見方もプラスだ。 <CS> 2025/03/07 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、海外株高などを好感 *10:09JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、海外株高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 123046.85 +0.20%5日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.20%(247.76ポイント)高の123046.85で引けた。日中の取引レンジは122,747.06-123,364.03となった。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、経済指標の改善も好感された。2月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は前月の48.2から51.2に上昇した。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3263.62 +0.68%5日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.68%(21.99ポイント)高の3263.62となった。日中の取引レンジは3,231.30-3,282.15となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をやや拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、ウクライナ紛争の停戦期待も引き続き支援材料。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 73730.23 +1.01%5日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.01%(740.30ポイント)高の73730.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.15%(254.65ポイント)高の22337.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。また、中国の景気対策への期待感が指数をサポート。中国の各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、きのう5日午前9時(日本時間10時)に開幕した。ほかに、海外株の上昇が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 3341.97 +0.53%5日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比17.76ポイント(0.53%)高の3341.97ポイントと続伸した。国策に対する期待感が相場を支える流れ。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、きょう5日午前9時(日本時間10時)に開幕し、李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、今年の国内総生産(GDP)成長率目標を24年と同水準の「5.0%前後」とする方針が示された。財政赤字の比率はGDP比で4.0%とし、昨年に設定した3.0%から引き上げられる。財政出動の拡大も期待できる状況だ。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。米国の高関税政策により、貿易戦争がエスカレートすると懸念された。 <AK> 2025/03/06 10:09 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ *10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3241.63 +3.05%4日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比95.90ポイント高(+3.05%)の3241.63となった。日中の取引レンジは3,194.28-3,246.09となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。ウクライナ紛争の停戦期待が再び高まっていることがロシア株の物色手掛かり。また、最近の上昇で足元では値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。一方、原油価格の下落や米国の通商政策などへの警戒感が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 72989.93 -0.13%4日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比96.01ポイント安(-0.13%)の72989.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.65ポイント安(-0.17%)の22082.65で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド市場も売りが先行。また、弱い経済指標なども指数の足かせに。2月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は56.3、前月の57.1を下回ったほか、14カ月ぶり低水準を記録した。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数を圧迫。FIIはこの日まで9日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3324.21 +0.22%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.29ポイント高(+0.22%)の3324.21ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国政助言機関の全国政治協商会議が4日にスタートし、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕する。当局は景気浮揚のため、追加の景気刺激策を打ち出すとの見方も高まる状況だ。ただ、上値は重い。米中貿易戦争のエスカレートが危惧されている。トランプ米大統領は3日、中国に対する追加関税を10%から20%に引き上げる大統領令に署名。それに対し、中国政府は4日、米国産の鶏肉や小麦、トウモロコシなどに最大15%の追加関税を賦課すると発表した。 <CS> 2025/03/05 10:00 注目トピックス 外国株 4日の香港市場見通し:売り先行か、米中貿易戦争に警戒感 *09:42JST 4日の香港市場見通し:売り先行か、米中貿易戦争に警戒感 4日の香港市場は、米中関係の悪化を懸念した売りが先行する流れか。外部環境はネガティブ。「トランプ関税」の悪影響が不安視されるほか、米景気懸念も強まっている。トランプ米大統領は3日、中国に対する追加関税を10%から20%に引き上げる大統領令に署名した。4日発動予定のカナダとメキシコへの25%関税についても、「もう決まった」と明言している。中国の政府系メディアは3日、米国が追加関税を引き上げた場合、中国は米農産物に報復関税を課す可能性が高いと報道。世界経済の下振れリスクが高まる状況だ。米景気動向を巡っては、米サプライマネジメント協会(ISM)が3日公表した2月の米製造業景況感指数(PMI)が予想を下回る50.3に低下し、景況感悪化の節目となる50割れに接近している。3日の米株市場は、投資家心理が悪化する中で急落。主要指標のNYダウが前営業日比1.5%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.6%安とそれぞれ反落した。個別では、半導体の輸出規制を警戒し、業界大手のエヌビディアが8.7%安。米メディアは2日、「中国企業が米国の輸出規制を回避し、エヌビディアの最新AI(人工知能)半導体を注文している」と報じた。中国銘柄も急落。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は3.0%安と3日続落した。主要な香港との重複上場銘柄では、理想汽車(リ・オート:LI/NASDAQ、2015/HK)が10.9%安、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が8.6%安、小鵬汽車(XPEV/NYSE、9868/HK)が5.8%安、京東集団(JDドットコム:JD:NASDAQ、9618/HK)が4.0%安と下げが目立っている。米債券市場では、米景気懸念を背景とした米利下げ期待が続き、米10年債利回りが連日で低下。昨年12月上旬以来、約3カ月ぶりの低水準を付けた。商品相場は、WTI原油先物が2.0%安と続落する一方、金先物が1.8%高と3日ぶりに反発。ロンドン金属取引所(LME)では、銅やアルミなど主要産品が全面高となった。一方、内部環境は良好。国政助言機関の全国政治協商会議が4日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕するとあって、経済対策に対する期待感が強まっている。外部環境の不確実性が高まる中、当局は内需刺激策を強化するとの見方だ。こうした中、本日の香港市場は苦戦を強いられそうだ。中国経済対策の期待感はあるものの、米高関税政策が懸念材料だ。中国が対抗措置を示唆する中、貿易戦争のエスカレートが不安視される。 <CS> 2025/03/04 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料 *09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3145.73 -1.71%3日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比54.75ポイント安(-1.71%)の3145.73となった。日中の取引レンジは3,127.69-3,191.13となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落や通貨ルーブル安の進行がロシア株の圧迫材料。また、ウクライナ紛争の停戦交渉が膠着していることも引き続き嫌気された。ほかに、経済指標の悪化が懸念材料。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.1から50.2に低下した。一方、欧州市場の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 73085.94 -0.15%3日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比112.16ポイント安(-0.15%)の73085.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.40ポイント安(-0.02%)の22119.30で取引を終えた。外部環境では、本日のアジア市場はまちまち。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3316.93 -0.12%週明け3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.97ポイント安(-0.12%)の3316.93ポイントと小幅ながら続落した。先週の軟調地合いを次ぐ流れ。米高関税政策が引き続き懸念材料として意識された。トランプ米大統領は4日にも、カナダとメキシコ、中国に関税を課す構え。カナダとメキシコには25%、中国にはすでに発動された10%の関税に加え、更に10%賦課する。米中関係の悪化や、経済に対する悪影響が危惧された。ただ、下値は限定的。中国景況感の改善を支えに、指数は高く推移する場面もみられた。1日に発表された2月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.2と市場予想(49.9)を上回り、景況判断の境目となる50を再び上回っている。ほか、3日の取引時間中に公表された民間集計による財新中国製造業PMIも50.8に上昇し、市場予想(50.4)を上回った。 <CS> 2025/03/04 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が支援材料 *10:10JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 124798.96 +0.02%27日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比30.25ポイント高(+0.02%)の124798.96で引けた。日中の取引レンジは124,351.92-125,496.66となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。「トランプ関税」の警戒感が指数の上値を抑えたほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3232.65 -1.32%27日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.35ポイント安(-1.32%)の3232.65となった。日中の取引レンジは3,190.72-3,261.13となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。「トランプ関税」の警戒感が引き続き圧迫材料。また、ウクライナ紛争の停戦交渉をめぐり、結果が出ていないことも懸念材料となった。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74612.43 +0.01%27日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比10.31ポイント高(+0.01%)の74612.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.50ポイント安(-0.01%)の22545.05で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。1-3月期の国内総生産(GDP)などが翌28日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。また、外国人投資家の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3388.06 +0.23%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.85ポイント高(+0.23%)の3388.06ポイントと小幅ながら続伸した。年初来高値を更新している。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気浮揚のため追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。もっとも、上値は重い。米関税政策の不透明感を嫌気し、指数は安く推移する場面もあった。 <CS> 2025/02/28 10:10 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ *09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 124768.71 -0.96%26日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1210.79ポイント安(-0.96%)の124768.71で引けた。日中の取引レンジは124,732.20-126,562.53となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速懸念も金融緩和期待を後退させた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3276.00 -1.51%26日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.14ポイント安(-1.51%)の3276.00となった。日中の取引レンジは3,233.39-3,339.41となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落や通貨ルーブル安の進行が指数の足かせとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3380.21 +1.02%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比34.17ポイント高(+1.02%)の3380.21ポイントと3日ぶりに反発した。投資家心理が上向く流れ。米長期金利の低下や、中国の政策期待が相場を押し上げている。米利下げ観測が再び強まる中、昨夜の米10年債利回りは大幅に低下し、一時、約2カ月半ぶりの低い水準を付けた。また、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は来週3月5日に開幕する予定。市場では、消費促進策やテック産業支援策が打ち出されるとの観測も流れている。そのほか、米中対立の更なる悪化懸念もやや薄らぐ。国営メディアが26日に報じたところによると、習近平・国家主席はトランプ米政権が打ち出した関税賦課や投資規制に対し、過度に反応せず、慎重なアプローチを取ることを示唆した。指数は中盤から上げ幅を広げている。 <CS> 2025/02/27 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、停戦観測が引き続き支援材料 *10:25JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、停戦観測が引き続き支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 125979.50 +0.46%25のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.46%(578.12ポイント)高の125979.50で引けた。日中の取引レンジは125,382.40-126,717.95となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米景気の減速懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3326.14 +0.68%25日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.68%(22.51ポイント)高の3326.14となった。日中の取引レンジは3320.24-3371.06となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。ウクライナ紛争の停戦観測が引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、アジア市場が軟調だったことや米景気の減速懸念などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74602.12 +0.20%25日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比147.71ポイント高(+0.20%)の74602.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.80ポイント安(-0.03%)の22547.55で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しがやや優勢。また、インフレ率の落ち着きに伴う追加の金融緩和への期待感などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3346.04 -0.80%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.99ポイント安(-0.80%)の3346.04ポイントと続落した。米国の対中圧力が不安視される流れ。米通商代表部(USTR)はこのほど、米国に入港する中国船などに対し、1回あたり100万米ドル(約1億5000万円)の入港料を徴収する案を公表。また、トランプ米大統領は21日、先端技術や重要インフラ、医療など安全保障に関わる戦略部門への中国からの対米投資を制限するよう関係部局に指示している。中国側が非難を強める中、両国関係の更なる悪化も警戒された。ただ、下値を叩くような売りはみられない。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を来週(3月5日)に控え、中国の経済政策に対する期待感が高まっている。 <AK> 2025/02/26 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、レアル安や弱い経済指標などで *10:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、レアル安や弱い経済指標などで 【ブラジル】ボベスパ指数 125401.38 -1.36%24日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.36%(1726.68ポイント)安の125401.38で引けた。日中の取引レンジは125,161.77-127,274.72となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行や弱い経済指標が指数の圧迫材料。2月のFGV消費者信頼感指数は前月の86.2から83.6に低下した。また、「トランプ関税」の警戒感や米景気の減速懸念なども引き続き嫌気された。【ロシア】MOEX指数 3303.63 +0.62%24日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.62%(20.34ポイント)高の3303.63となった。日中の取引レンジは3,272.99-3,316.42となった。終盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格や通貨ルーブルの同時高が支援材料。また、ウクライナ紛争の停戦期待なども引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、米成長の減速懸念などが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 74454.41 -1.14%24日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比856.65ポイント安(-1.14%)の74454.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同242.55ポイント安(-1.06%)の22553.35で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前週末の米株の大幅安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、外国人投資家の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。このほか、通貨ルピー安の進行などがインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドル為替レートは過去最安値水準で推移している。【中国本土】上海総合指数 3373.03 -0.18%週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.09ポイント安(-0.18%)の3373.03ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。先週の米株安や、米中関係の悪化が不安視されている。米中関係を巡っては、トランプ米大統領が21日、先端技術や重要インフラ、医療など安全保障に関わる戦略部門への中国からの対米投資を制限するよう関係部局に指示した。中国側は強烈な不満を表明し、自国の正当な権利と利益を守るために必要な措置を取ると強調している。また、上海総合指数は先週、年初来高値を更新したばかりとあって、いったん利益を確定する動きもみられた、もっとも、下値は限定的。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を来週(3月5日)に控え、中国の政策に対する期待感も高まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <AK> 2025/02/25 10:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料 *11:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 127308.80 0.95%19日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1222.91ポイント安(-0.95%)の127308.80で引けた。日中の取引レンジは127,028.24-128,528.28となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。インフレ率の加速懸念が指数の足かせに。また、成長予想の下方修正も引き続き嫌気された。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、米株高なども支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3270.64 +0.36%19日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.88ポイント高(+0.36%)の3270.64となった。日中の取引レンジは3,221.53-3,287.75となった。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。ウクライナ紛争の早期終結への期待感が引き続き支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 75939.18 -0.04%19日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比28.21ポイント安(-0.04%)の75939.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.40ポイント安(-0.05%)の22932.90で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半売り優勢となった。外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせに。また、通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料となった。このほか、都市部の失業率の高止まりや消費の伸び鈍化などが懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3351.54 +0.81%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.05ポイント高(+0.81%)の3351.54ポイントと反発した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。当局は民営企業の支援スタンスを鮮明化している。国家発展改革委員会の鄭備・副主任は18日、民間企業が直面する課題に対処する政策がこれから実施されると述べた。また、習近平・国家主席が17日、民営企業の創業者や経営トップとの座談会を開催したことに関しては、UBSが最新リポートで、今回の会議はテック産業と民間部門が今後の経済成長をけん引する重要な役割を果たすことを示していると指摘している。足元ではアナリストが相次いで、中国株マーケットの強気論を展開する状況だ。対米ドルの人民元安などを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じている。 <AK> 2025/02/20 11:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり *09:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 128531.71 -0.02%18日のブラジル株式市場は4日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比20.42ポイント安(-0.02%)の128531.71で引けた。日中の取引レンジは128,012.49-129,293.71となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、成長予想の下方修正も改めて警戒された。2025年の成長予想は前回調査の2.03%から2.01%に引き下げられた。一方、指数の下値は限定的。原油価格や欧米市場の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3258.76 -1.50%18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比49.65ポイント安(-1.50%)の3258.76となった。日中の取引レンジは3,252.74-3,333.38となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速なども改めて警戒された。一方、原油価格の上昇やウクライナ紛争の早期終結への期待感などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 75967.39 -0.04%18日のインドSENSEX指数は小反落。前日比29.47ポイント安(-0.04%)の75967.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.20ポイント安(-0.06%)の22945.30で取引を終えた。終盤はプラス圏を回復する場面もあったが、引け間際に再び売りに押された。通貨ルピー安の進行がインド株の売り圧力を高めた。また、貿易赤字の拡大なども警戒された。【中国本土】上海総合指数 3324.49 -0.93%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.34ポイント安(-0.93%)の3324.49ポイントと3日ぶりに反落した。利食い売りが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元で約1カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。18日の外国為替市場で、対米ドルの人民元安が進んでいることも懸念されている。もっとも、下値は限定的。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開催(3月5日)が視野に入る中、経済対策に対する期待感も高まっている。また、習近平・国家主席は17日、有力な民営企業の代表を集めた座談会を開催し、民間企業の発展を推し進める方針に変わりはないと強調したことも引き続き支えとなった。指数は高く推移する場面もみられている。 <CS> 2025/02/19 09:46 注目トピックス 外国株 シーラテクノロジーズ---株式交換契約に関する臨時株主総会の承認可決 *19:03JST シーラテクノロジーズ---株式交換契約に関する臨時株主総会の承認可決 シーラテクノロジーズは14日、クミカ<8887>との間で締結した株式交換契約が、同日開催の両社の臨時株主総会において原案通り承認可決されたと発表した。これにより、クミカを株式交換完全親会社、シーラテクノロジーズを株式交換完全子会社とする株式交換が実施される。本株式交換の効力発生日は2025年6月1日を予定しており、シーラテクノロジーズの米国預託証券(ADS)は2025年5月29日(米国時間)をもって上場廃止となる見込みである。なお、ADSの最終売買日は2025年5月28日(米国時間)となる予定である。 <AK> 2025/02/18 19:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、内需関連の上昇が指数をサポートした *09:39JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、内需関連の上昇が指数をサポートした 【ブラジル】ボベスパ指数 128552.13 +0.26%17日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比333.54ポイント高(+0.26%)の128552.13で引けた。日中の取引レンジは128,229.39-129,534.45となった。中盤は上値を追う展開もみられたが、その後は上げ幅をやや縮小させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落やレアル安の進行などが足かせとなった。また、米国市場が「プレジデンツ・デー」の祝日で休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3308.41 +3.87%17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比123.41ポイント高(+3.87%)の3308.41となった。日中の取引レンジは3,244.80-3,316.76となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ紛争の早期終結期待からロシア株への買いは広がった。また、通貨ルーブル安の進行も資源輸出大手の物色手掛かり。ほかに、利上げの先送り観測などが支援材料となった。【インド】SENSEX指数 75996.86 +0.08%17日のインドSENSEX指数は強含み。前日比57.65ポイント高(+0.08%)の75996.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.25ポイント高(+0.13%)の22959.50で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、追加の利下げ期待の高まりも支援材料。1月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(WPI)はそろって予想以上に鈍化している。外部環境では、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3355.83 +0.27%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.11ポイント高(+0.27%)の3355.83ポイントと続伸した。先週の好地合いを次ぐ流れ。「トランプ関税」の過度な警戒感がひとまず後退したことや、米長期金利の低下も好感された。先週末の米債券市場では、米小売りの低迷を背景に米利下げ後ずれの不安が後退する中、米10年債利回りの低下が続いている。中国人民銀行(中央銀行)が14日に発表した1月の金融統計で国内金融機関の人民元建て新規融資と社会融資総量がともに市場予想を上回ったこともプラス材料だ。また生成AI(人工知能)の進化が各産業の発展に寄与する――との見方も引き続き支援材料。習近平・国家主席は17日午前、民営企業の代表を集めた座談会に出席した。習主席は会議で、代表らの意見を聞き取り、重要講話を発表している。 <CS> 2025/02/18 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが先行する流れ *09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが先行する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128218.59 +2.70%14日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3368.41ポイント高(+2.70%)の128218.59で引けた。日中の取引レンジは124849.48-128481.66となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、「トランプ関税」への警戒感が後退していることも引き続き好感された。ほかに、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が引き続きサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 128218.59 +2.70%14日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3368.41ポイント高(+2.70%)の128218.59で引けた。日中の取引レンジは124849.48-128481.66となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、「トランプ関税」への警戒感が後退していることも引き続き好感された。ほかに、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が引き続きサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 75939.21 -0.26%14日のインドSENSEX指数は8日続落。前日比199.76ポイント安(-0.26%)の75939.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同102.15ポイント安(-0.44%)の22929.25で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、1月の卸売物価指数(WPI)の発表を控え、慎重ムードも強まった。なお、1月のWPI上昇率は2.31%となり、前月の2.37%と予想の2.50%を下回った。【中国本土】上海総合指数 3346.72 +0.43%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.24ポイント高(+0.43%)の3346.72ポイントと反発した。「トランプ関税」の過度な警戒感がひとまず後退する流れ。トランプ米大統領は13日、貿易相手国と同様の関税を課す「相互関税」を導入する覚書に署名したが、国ごとに精査した上で個別に対応を取るとしたことで、交渉の余地があると期待されている。米長期金利の低下もプラス。昨夜の米債券市場では、1月米卸売物価指数(PPI)の結果を受け、インフレが大幅に加速することはないとの見方が強まり、米10年債利回りは低下に転じた。ただ、上値は重い。指数は依然として約1カ月半ぶりの高値水準で推移していることもあり、戻り待ちの売りや利益確定売りなどが広がった。 <CS> 2025/02/17 09:56

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