注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米利下げ期待が高まっている
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米利下げ期待が高まっている
【ブラジル】ボベスパ指数 135767.30 -1.02%26日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1346.60ポイント高(+0.99%)の137113.89で引けた。日中の取引レンジは135,755.55-137,352.98となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待が高まっていることが外資の流出懸念をやや後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2797.27 +0.23%26日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.49ポイント高(+0.23%)の2797.27となった。日中の取引レンジは2,780.49-2,803.45となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 83755.87 +1.21%26日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比1000.36ポイント高(+1.21%)の83755.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同304.05ポイント高(+1.21%)の25549.00で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。中東情勢の落ち着きが投資家の不安心理を緩和させた。また、外資の流入加速も支援材料。4月の外資直接投資(FDI)の流入額は前年同月比で22%増加したと報告された。また、インド経済が安定的に成長するとの観測が好感された。【中国】上海総合指数 3448.45 -0.22%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.52ポイント安(-0.22%)の3448.45ポイントと4日ぶりに反落した。利益確定売りが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、昨年12月12日以来、約6カ月半ぶりの高値水準を回復した。指標発表も気がかり材料。中国ではあす27日に5月の工業企業利益、30日に6月の製造業PMIと非製造業PMI(国家統計局による)が公表される予定だ。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が続く中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
2025/06/27 10:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 135767.30 -1.02%25日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1397.31ポイント安(-1.02%)の135767.30で引けた。日中の取引レンジは135,564.69-137,162.54となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。欧米市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売りは広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を高めた。一方、原油価格の上昇や中国当局が景気対策を強化していることなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2790.78 +1.67%25日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比45.83ポイント高(+1.67%)の2790.78となった。日中の取引レンジは2,759.92-2,790.78となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格と通貨ルーブルの同時上昇が指数を押し上げた。また、経済指標の改善も支援材料。5月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の1.5%から1.8%に上昇し、予想の0.4%を上回った。ほかに、中国当局が消費刺激など景気対策を強化していることが対中輸出の拡大期待を高めた。【インド】SENSEX指数 82755.51 +0.85%25日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比700.40ポイント高(+0.85%)の82755.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同200.40ポイント高(+0.80%)の25244.75で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。国内では、成長予想の上方修正が好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2025年度のインド成長予想を0.2%引き上げ、6.5%とした。モンスーン(雨季)が通年並みに進んでいるほか、原油価格の下落や金融緩和の実施などが挙げられた。【中国】上海総合指数 3455.97 +1.04%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.41ポイント高(+1.04%)の3455.97ポイントと3日続伸した。昨年12月12日以来、約6カ月半ぶりの高値水準を回復している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。高騰している原油相場が落ち着きを取り戻したことや、中国の政策に対する期待感が支えだ。イランとイスラエルが停戦で合意する中、24日のWTI原油先物は前日比6.0%安と大幅続落(前日は7.2%安)。イラン国会がホルムズ海峡封鎖を決議した22日には約5カ月ぶりの高値に急伸したが、イスラエルがイランに攻撃を開始した頃の水準に落ち着いた。資源インフレが経済を圧迫するとの懸念が薄らいでいる。また、中国人民銀行(中央銀行)、国家発展改革委員会、財政部など6部門は24日、「消費の振興と拡大を金融で支援するための指導意見」を発表。金融支援で消費を刺激する構えだ。朝方は上値の重い場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げている。
<CS>
2025/06/26 09:48
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、海外株の上昇が好感
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、海外株の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 137164.61 +0.45%24日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比614.11ポイント高(+0.45%)の137164.61で引けた。日中の取引レンジは136,253.69-138,156.24となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、中東情勢の落ち着きなどが支援材料。一方、原油価格の大幅安などが資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2744.95 -0.53%24日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.72ポイント安(-0.53%)の2744.95となった。日中の取引レンジは2,715.79-2,747.90となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の大幅安が資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。海外市場の上昇が指数をサポートした。また、中東情勢の落ち着きや米長期金利の低下も好感された。【インド】SENSEX指数 82055.11 +0.19%24日のインドSENSEX指数は強含み。前日比158.32ポイント高(+0.19%)の82055.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.45ポイント高(+0.29%)の25044.35で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。海外株の上昇が好感され、インド株にも買いが広がった。また、経済指標の改善も指数をサポート。6月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は58.4となり、前月の57.6を上回った。また、サービス業PMIも前月から改善した。【中国】上海総合指数 3420.57 +1.15%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.98ポイント高(+1.15%)の3420.57ポイントと続伸した。3月19日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復している。前日の好地合いを継ぐ流れ。米中の金融緩和期待が引き続き支えとなっている。米金融政策動向に関しては、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事に続き、ボウマン副議長も7月の米利下げを支持する可能性を示唆した。中国では「景気下支えに向け、当局は下半期に金利や預金準備率を引き下げる可能性がある」との見方が広がっている。米国が利下げに動けば、中国も金融緩和しやすくなるとの声も聞かれた。また、中東情勢の安定化期待が高まったこともプラス。トランプ米大統領は日本時間24日午前7時過ぎ、「イランとイスラエルが暫定停戦で合意した」とSNSに投稿した。その後、イスラエル政府はトランプ大統領が提案した停戦案に合意したと発表している。
<CS>
2025/06/25 10:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅高、リスク回避的な売りは縮小
*09:10JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅高、リスク回避的な売りは縮小
【ブラジル】ボベスパ指数 136550.50 -0.41%23日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比565.33安(-0.41%)の136550.50で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では35が上昇、47が下落、変わらずは2。外部環境の悪化が引き続き警戒されており、株価指数はさえない動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2759.67 +0.31%23日のロシア株式市場は小幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比8.63ポイント高(+0.31%)の2759.67で引けた。日中の取引レンジは、2736.41-2768.93。外部環境の大幅な改善は期待できないものの、リスク回避的な売りは縮小。【インド】SENSEX指数 82408.17 +0.1.29%20日のインドSENSEX指数は強含み。前日比82408.17ポイント高(+0.1.29%)の82408.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは319.15ポイント高(+1.29%)の25112.40で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が29、下落は0。変わらずは1。中東情勢のすみやかな改善は期待できないものの、大半の銘柄が買われており、バーティ・エアテル(BHARTI)などの上昇が目立った。【中国】上海総合指数 3381.58 +0.65%23日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比21.69ポイント高(+0.65%)の3381.58ポイントと3日ぶりに反発した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。市場関係者からは「景気下支えに向け、当局は下半期に金利や預金準備率を引き下げる可能性がある」との声も聞かれた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が20日、7月の米利下げを支持する発言をしたことを受け、中国も金融緩和をしやすくなるとの見方も広がっている。そのほか、先週の上海装具指数は5月30日以来、3週ぶりの安値水準に落ち込んでいたこともあり、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
<CS>
2025/06/24 09:10
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、外部環境の悪化が警戒されており株価指数はさえない動き
*09:37JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、外部環境の悪化が警戒されており株価指数はさえない動き
【ブラジル】ボベスパ指数 137115.83 -1.15%20日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1600.81ポイント安(-1.15%)の137115.83で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では10が上昇、74が下落、変わらずは0。外部環境の悪化が警戒されており株価指数はさえない動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2751.04 -1.18%20日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比32.77ポイント安(-1.18%)の2751.04で引けた。日中の取引レンジは、2748.57-2781.08。外部環境の大幅な改善は期待できないため、リスク回避的な売りが続ている。【インド】SENSEX指数 82408.17 +0.1.29%20日のインドSENSEX指数は強含み。前日比82408.17ポイント高(+0.1.29%)の82408.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは319.15ポイント高(+1.29%)の25112.40で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が29、下落は0。変わらずは1。中東情勢のすみやかな改善は期待できないものの、大半の銘柄が買われており、バーティ・エアテル(BHARTI)などの上昇が目立った。【中国】上海総合指数 3359.90 -0.07%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.21ポイント安(-0.07%)の3359.90ポイントと続落した。5月30日以来、3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。様子見ムードが漂う流れ。中東情勢を巡っては、トランプ米大統領が19日、イランに対する軍事行動の是非を2週間内に決定すると声明した。イランとイスラエルの軍事衝突が続く中、米国がイランに対し直接的な攻撃の準備を進めているなどと報じられている。
<CS>
2025/06/23 09:37
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
*10:28JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 2783.81 -0.29%19日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.02ポイント安(-0.29%)の2783.81となった。日中の取引レンジは2,761.76-2,800.14となった。前日の終値近辺でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。中東情勢の緊迫懸念が再び高まっていることが指数の足かせとなった。また、米利下げの後ずれ観測なども圧迫材料。ほかに、米国市場がジューンティーンス全国独立記念日のため休場となったため、ロシア市場も積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 81361.87 -0.10%19日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比82.79ポイント安(-0.10%)の81361.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.80ポイント安(-0.08%)の24793.25で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅をやや拡大させた。中東情勢の緊迫懸念が再び高まっていることが引き続き懸念材料。また、本日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。【中国】上海総合指数 3362.11 -0.79%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.70ポイント安(-0.79%)の3362.11ポイントと反落した。6月3日以来の安値水準に落ち込んでいる。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米利下げの後ずれ観測や、中東地域の地政学リスクが重しとなった。中東情勢を巡っては、米メディアが19日、米国は核開発を進めるイランとの直接的な軍事衝突の準備を進めている兆候があると報じている。
<NH>
2025/06/20 10:28
注目トピックス 外国株
19日の香港市場見通し:上値の重い展開か、外部環境は依然不透明
*09:36JST 19日の香港市場見通し:上値の重い展開か、外部環境は依然不透明
19日の香港市場は、外部環境の不透明感で上値の重い展開か。外部環境はネガティブ。中東情勢を巡る不透明感が依然としてくすぶっている。トランプ米大統領は18日、核開発を続けるイランに対し最後通告をしたことを認めたうえで、イラン攻撃についての明言は避けた。イランの最高指導者ハメネイ師は同日、トランプ氏が呼びかけたイスラエルに対する「全面降伏」を拒否している。一方、米メディアは同日、「イランはトランプ米大統領による早期会談の提案を受け入れる見通し」とイラン高官の情報として報じた。米金融政策の動向も気がかり。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利が据え置かれた。パウエルFRB議長はその後の会見で、「経済の先行きは不確実性が高まっている」、「インフレは夏にかけて上昇する」などと見解を述べている。年内利下げの後ずれも意識された。18日の米株市場は方向感を欠く展開。主要指標のNYダウが前日比0.1%安と続落する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.1%高と反発した。中国銘柄はさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は0.8%安と続落した。主要な香港との重複上場銘柄では、京東集団(JDドットコム:JD:NASDAQ、9618/HK)が2.0%安、理想汽車(リ・オート:LI/NASDAQ、2015/HK)が1.9%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が1.4%安と下げが目立っている。商品相場では、中東情勢の悪化懸念が続き、WTI原油先物が0.4%高と続伸した。NY金先物は1.2米ドル高の3408.1米ドル(1トロイオンス)と小反発している。一方、内部環境に目立った変化はない。中国景気の鈍化が警戒される中、当局が追加の刺激策を打ち出すとの観測が続いている。一方、18日に開幕した陸家嘴金融フォーラムでは、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁が金融開放のため、人民元の国際化など8項目の措置を発表した。こうした中、本日の香港市場は全体として上値の重い展開か。中国の政策に対する期待感は根強いものの、外部環境が依然として不透明だ。なお、香港金融管理局(HKMA)は19日、米金融政策に追随し、政策金利である基準金利を4.75%に据え置いている。
<CS>
2025/06/19 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
*09:28JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 138716.64 -0.09%18日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比123.38ポイント安(-0.09%)の138716.64で引けた。日中の取引レンジは138443.11-139160.55となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。中東情勢の緊迫懸念が再び高まっていることが警戒され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、米利下げ期待の高まりも好感された。【ロシア】MOEX指数 2791.83 +0.10%18日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.89ポイント高(+0.10%)の2791.83となった。日中の取引レンジは2,779.68-2,807.34となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標が堅調だったことも支援材料となった。1-3月期の国内総生産(GDP、速報)成長率は予想通り1.4%となった。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫懸念が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81444.66 -0.17%18日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比138.64ポイント安(-0.17%)の81444.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.35ポイント安(-0.17%)の24812.05で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅をやや縮小させた。中東情勢の緊迫懸念が再び高まっていることがリスク回避の売りを強めた。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは約2カ月ぶりのルピー安水準で推移している。【中国】上海総合指数 3388.81 +0.04%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.40ポイント高(+0.04%)の3388.81ポイントと小反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。これまでに公表された主要な月次経済統計が総じて弱い内容となる中、当局は今年の経済成長目標達成のため、追加の刺激策を打ち出すとの観測が根強い状況だ。ただ、上値は重い。中東情勢の緊迫化が警戒されている。核開発を巡るイランとイスラエルの軍事衝突に収束の気配はなく、複数の米メディアは17日、トランプ米大統領が米軍によるイランの核施設攻撃を検討しているなどと報じた。
<CS>
2025/06/19 09:28
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、貸出増加率の鈍化などが景気の先行き不安をやや強めた
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、貸出増加率の鈍化などが景気の先行き不安をやや強めた
【ブラジル】ボベスパ指数 138840.02 -0.30%17日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比415.89ポイント安(-0.30%)の138840.02で引けた。日中の取引レンジは138,293.11-139,496.64となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化懸念の再燃が警戒され、売りは優勢。また、海外株の下落もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2788.94 +1.87%17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比51.11ポイント高(+1.87%)の2788.94となった。日中の取引レンジは2,730.27-2,791.03となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、中国当局が景気対策を追加するとの観測も支援材料。一方、海外株の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81583.30 -0.26%17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比212.85ポイント安(-0.26%)の81583.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.10ポイント安(-0.37%)の24853.40で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。貸出増加率の鈍化などが景気の先行き不安をやや強めた。また、失業率の上昇も嫌気された。ほかに、海外市場の下落がインド株の売り圧力を強めた。【中国】上海総合指数 3387.41 -0.04%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.32ポイント安(-0.04%)の3387.41ポイントと小反落した。外部環境の不透明感が重しとなる流れ。中東地域の地政学リスクが依然くすぶっている。イランとイスラエルの軍事衝突を巡っては、和平交渉の動きが伝わるなど沈静化の期待が高まっていたものの、ここにきて再び混迷化した。攻撃の報復が治まる気配はなく、イスラエルはイラン首都テヘランへの空爆を強化。トランプ米大統領は17日午前(日本時間)、自身のSNSに「テヘランから全員退避するべきだ」と投稿した。
<CS>
2025/06/18 09:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、中東情勢への懸念も指数の足かせ
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、中東情勢への懸念も指数の足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 139255.91 +1.49%16日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2043.28ポイント高(+1.49%)の139255.91で引けた。日中の取引レンジは137,212.47-139,988.36となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。成長予想の上方修正が好感され、買いは優勢。2025年の成長予想は前回調査の2.18%から2.20%に上方修正された。また、同年末時点の拡大消費者物価指数(IPCA)も前回調査の5.44%から5.25%に引き下げられた。外部環境では、中東情勢の緊迫化がやや緩和されていることや、欧米市場の上昇が支援材料。一方、原油価格の下落などが資源セクターの売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 2737.83 -0.45%連休明けとなる16日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.49ポイント安(-0.45%)の2737.83となった。日中の取引レンジは2,731.24-2,767.51となった。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、中東情勢への懸念も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が好感されたほか、中国当局が追加の刺激策を打ち出すとの期待も指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81796.15 +0.84%16日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比677.55ポイント高(+0.84%)の81796.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同227.90ポイント高(+0.92%)の24946.50で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、インフレ率の鈍化に伴う追加の利下げ期待の高まりも好感された。ほかに、欧州市場の上昇を受け、終盤の買いは一段と広がった。【中国】上海総合指数 3388.73 +0.35%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.73ポイント高(+0.35%)の3388.73ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。月次経済統計が総じて弱い内容となる中、当局は経済成長目標達成のため、追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がった。取引時間中に国家統計局が公表した統計では、5月の小売は上振れたものの、同月の鉱工業生産や1-5月の固定資産投資は予想を下回り、1-5月の不動産開発投資は落ち込みが拡大している。また、中国人民銀行(中央銀行)が13日に公表した金融統計では、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びと人民元建て新規融資額が市場予想を下回った。中東地域の地政学リスクなどを懸念し売り先行したが、主要指標の発表後、指数はプラス圏に転じている。
<CS>
2025/06/17 09:46
注目トピックス 外国株
出来高変化率ランキング(9時台)~エイチ・アイエス、アクシージアなどがランクイン
*10:00JST 出来高変化率ランキング(9時台)~エイチ・アイエス、アクシージアなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [6月16日 9:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<6380> オリチエン 400 5日平均出来高 400% 0%<6195> ホープ 1849300 0 337.63% 0.1184%<4990> 昭和化 3100 14660.22 269.21% -0.0042%<7916> 光村印 5800 203.14 258.13% -0.0053%<7110> クラシコム 31200 2249.72 208.7% 0.1126%<7515> マルヨシセンター 1000 6928.44 177.21% 0%<4936> アクシージア 214600 828.6 171.05% 0.1407%<8938> グロームHD 24900 17965.72 142.16% -0.0072%<7486> サンリン 7100 5119.3 124.59% 0.0043%<7461> キムラ 5300 1503.14 119.66% -0.0043%<2860> DAXヘッジ 565500 633.46 118.41% 0.0032%<7208> カネミツ 5600 481718.53 117.22% -0.0228%<3908> コラボス 19300 1347.2 113.44% 0.0193%<5018> MORESCO 13300 2660.8 112.82% 0.0138%<7360> オンデック 900 7159.28 104.23% 0%<3134> Hamee 269600 492.6 98.02% -0.1278%<5742> NIC 2900 134532.08 93.4% 0.0132%<7161> じもとHD 38900 1047.2 91.7% 0.0349%<5271> トーヨーアサノ 500 4407.8 90.72% -0.0129%<5856> エルアイイエイチ 1167100 542.96 86.44% 0.0952%<9130> 共栄タ 54500 25674.32 80.76% -0.0189%<6391> 加地テック 1700 22794.48 78.86% -0.0103%<7087> ウイルテック 3700 2508.2 78.05% 0.008%<6874> 協立電機 7200 1260.6 69.53% -0.023%<233A> iFインドN 84494 16925.2 59.54% 0.0072%<143A> イシン 699400 97916.981 55.29% 0.1527%<9603> エイチ・アイエス 931100 788643.14 53.49% -0.0875%<1514> 住石HD 365800 702697.14 53.34% 0.0696%<5237> ノザワ 12400 129399.9 49% 0.015%<5616> 雨風太陽 1134400 5527.16 48.52% 0.0704%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2025/06/16 10:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、中東情勢の悪化が警戒
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、中東情勢の悪化が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 137799.74 +0.49%13日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比587.11ポイント安(-0.43%)の137212.63で引けた。日中の取引レンジは136,585.91-137,799.95となった。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。中東情勢の悪化が警戒され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の大幅上昇が支援材料となったほか、経済指標の改善が好感された。4月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月のマイナス0.8%(改定値)からプラス4.8%に改善し、予想のプラス3.6%を上回った。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 81118.60 -0.70%13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比573.38ポイント安(-0.70%)の81118.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.60ポイント安(-0.68%)の24718.60で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、引けにかけて下げ幅をやや縮小させた。中東情勢の悪化が警戒され、リスク回避の売りは優勢。また、個人消費の伸び鈍化も懸念された。1-3月期の個人消費の伸び率は前年同期の6.2%から5.9%に低下した。【中国】上海総合指数 3377.00 -0.75%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.66ポイント安(-0.75%)の3377.00ポイントと3日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中東地域の地政学リスクが警戒されたほか、中国指標の発表も気がかり材料となった。イスラエル軍は13日、核関連施設を含むイラン各地の軍事施設を数十カ所空爆したと発表。イラン軍報道官は同日、イスラエルへの反撃は確実に行われると声明した(その後、イランから100機以上の無人機がイスラエルに向けて発射されたとの情報も伝わる)。一方、中国では週明け16日、5月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。市場コンセンサス予想では、4月実績をやや下回る見込みだ。これまでに報告された月次経済統計が総じて弱い内容だっただけに、結果に対する警戒感もくすぶっている。
<CS>
2025/06/16 09:51
注目トピックス 外国株
【5%ルール】:エスクリ、スルガ銀行など3社
*09:06JST 【5%ルール】:エスクリ、スルガ銀行など3社
<2196>株式会社エスクリ株式会社ティーケーピー株券保有割合 12.35% → 19.24% 報告義務発生日 2025/06/06<8358>スルガ銀行株式会社株式会社クレディセゾン株券保有割合 15.12% → 17.80% 報告義務発生日 2025/06/09<9433>KDDI株式会社京セラ株式会社株券保有割合 14.55% → 16.00% 報告義務発生日 2025/06/11
<CS>
2025/06/16 09:06
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続伸、米中貿易交渉の進展が相場を支える流れ
*09:52JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続伸、米中貿易交渉の進展が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 137799.74 +0.49%12日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比671.70ポイント高(+0.49%)の137799.74で引けた。日中の取引レンジは136,175.43-137,931.05となった。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、外資の流入が続いていることもブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。中東地政学リスクの高まりなどが指数の上値を抑えた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 81691.98 -1.00%12日のインドSENSEX指数は反落。前日比823.16ポイント安(-1.00%)の81691.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同253.20ポイント安(-1.01%)の24888.20で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。中東地政学リスクの高まりが圧迫材料。また、この日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が高まった。ほかに、成長予想の下方修正などが引き続き嫌気された。【中国】上海総合指数 3402.66 +0.01%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.34ポイント高(+0.01%)の3402.66ポイントと小幅に続伸した。米中貿易交渉の進展が相場を支える流れ。貿易と関税の問題を巡り、10日(日本時間11日朝方)まで開かれた米中の閣僚級協議で、両国が5月に合意した内容を確実に実行することで意見が一致したことを引き続き材料視した。トランプ米大統領はその後、貿易摩擦緩和に向けた「枠組み」は自身と中国の習近平・国家主席の承認を経て完了すると自身のSNSに投稿している。ただ、上値は重い。中国発の新規買い材料に乏しい中、指標発表も気がかり材料となっている。中国では週明け16日、5月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される予定だ。市場コンセンサス予想では、4月実績をやや下回る見込みとなっている。
<CS>
2025/06/13 09:52
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 137128.04 +0.51%11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比691.97ポイント高(+0.51%)の137128.04で引けた。日中の取引レンジは135,627.75-137,530.69となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、貿易問題をめぐる米中協議の進展なども好感された。ほかに、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念が後退させた。一方、指数の上値は重い。中東地政学リスクなどが指数の上値を抑えた。また、ブラジルの格上げが当面見送られるとの見通しも嫌気された。【ロシア】MOEX指数 2733.20 +0.40%11日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.83ポイント高(+0.40%)の2733.20となった。日中の取引レンジは2,718.98-2,742.45となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、貿易問題をめぐる米中協議に進展が見られたことも好感された。このほか、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かり。一方、欧米対ロ制裁を緩めない方針を示していることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 82515.14 +0.15%11日のインドSENSEX指数は強含み。前日比123.42ポイント高(+0.15%)の82515.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.15ポイント高(+0.15%)の25141.40で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感された。また、アジア市場の上昇なども支援材料。ほかに、エネルギーと原材料の自由貿易をめぐり、インドと欧州連合(EU)の間で前向きな姿勢を示していることも指数をサポートした。【中国】上海総合指数 3402.32 +0.52%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.50ポイント高(+0.52%)の3402.32ポイントと反発した。5月14日以来、約1カ月ぶりの高値水準を終値で回復している。投資家のリスク回避スタンスが一旦後退する流れ。通商問題を巡る米中対立が緩和に向かうと期待されている。外電は日本時間11日、米中両国は貿易摩擦緩和に向けた「枠組み」で合意したと報じた。ロンドンで9-10日の2日間、約20時間にわたり実施された米中の閣僚級協議では、先月スイスのジュネーブで合意した内容を確実に実行する方法を巡り、暫定的な取り決めで合意したという。詳細はまだ明らかにされていないが、ラトニック米商務長官によると、米中の代表団は今回の提案事項を持ち帰り、それぞれの首脳が合意すれば実行に移される。
<CS>
2025/06/12 09:46
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 136436.07 +0.54%10日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比736.69ポイント高(+0.54%)の136436.07で引けた。日中の取引レンジは135,716.01-137,369.35となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、インフレ率の落ち着きなども支援材料となった。5月の拡大消費者物価指数(IPCA)上昇率は5.32%となり、前月の5.53%と予想の5.39%を下回った。一方、米中協議の進ちょく状況を見極めたいとのムードが強まり、やや伸び悩む展開となった。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2722.37 -0.56%10日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.39ポイント安(-0.56%)の2722.37となった。日中の取引レンジは2,702.29-2,767.14となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州株がさえない展開を示したことも指数の足かせとなった。ほかに、米中の通商協議の進ちょく状況を見極めたいとのムードが強まった。【インド】SENSEX指数 82391.72 -0.06%10日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比53.49ポイント安(-0.06%)の82391.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.05ポイント高(+0.00%)の25104.25で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。国債利回りの上昇などが警戒された。また、欧州株がさえない展開を示したことも終盤の売り圧力を強めた。ほかに、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。【中国】上海総合指数 3384.82 -0.44%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.95ポイント安(-0.44%)の3384.82ポイントと6日ぶりに反落した。前場は心理的節目の3400ポイントを回復したものの、後場に入ると利益確定の売りが優勢となった。前日までの5営業日続伸を受け、短期的な利益を確定する動きが強まっている。ただ下値は限定的。中国の経済対策への期待感が根強いほか、貿易問題を巡る米中協議が始まったことで市場の警戒感がやや和らいだ。米中の閣僚級会議は9日にロンドンで開かれ、10日(日本時間午後6時開始予定)も継続する見通しだ。
<CS>
2025/06/11 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 136436.07 +0.54%10日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比736.69ポイント高(+0.54%)の136436.07で引けた。日中の取引レンジは135,716.01-137,369.35となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、インフレ率の落ち着きなども支援材料となった。5月の拡大消費者物価指数(IPCA)上昇率は5.32%となり、前月の5.53%と予想の5.39%を下回った。一方、米中協議の進ちょく状況を見極めたいとのムードが強まり、やや伸び悩む展開となった。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2722.37 -0.56%10日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.39ポイント安(-0.56%)の2722.37となった。日中の取引レンジは2,702.29-2,767.14となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州株がさえない展開を示したことも指数の足かせとなった。ほかに、米中の通商協議の進ちょく状況を見極めたいとのムードが強まった。【インド】SENSEX指数 82391.72 -0.06%10日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比53.49ポイント安(-0.06%)の82391.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.05ポイント高(+0.00%)の25104.25で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。国債利回りの上昇などが警戒された。また、欧州株がさえない展開を示したことも終盤の売り圧力を強めた。ほかに、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。【中国】上海総合指数 3384.82 -0.44%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.95ポイント安(-0.44%)の3384.82ポイントと6日ぶりに反落した。前場は心理的節目の3400ポイントを回復したものの、後場に入ると利益確定の売りが優勢となった。前日までの5営業日続伸を受け、短期的な利益を確定する動きが強まっている。ただ下値は限定的。中国の経済対策への期待感が根強いほか、貿易問題を巡る米中協議が始まったことで市場の警戒感がやや和らいだ。米中の閣僚級会議は9日にロンドンで開かれ、10日(日本時間午後6時開始予定)も継続する見通しだ。
<CS>
2025/06/11 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、金融取引税の引き上げを嫌気
*10:08JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、金融取引税の引き上げを嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 135699.38 -0.30%9日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.30%(402.72ポイント)安の135699.38で引けた。日中の取引レンジは134,118.64-136,105.81となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。金融取引税(IOF)の引き上げが嫌気され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が好感されたほか、米中協議の進展期待などが引き続きサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 2737.76 -1.74%9日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.74%(48.40ポイント)安の2737.76となった。日中の取引レンジは2,733.75-2,778.40となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、米中の通商協議の進ちょくを見極めたいとのムードも強まった。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 82445.21 +0.31%9日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比256.22ポイント高(+0.31%)の82445.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.15ポイント高(+0.40%)の25103.20で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。予想以上の利下げが支援材料。インド準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利をこれまでの6.00%から5.50%に引き下げると決定。市場予想は0.25%の利下げだった。また、前営業日の米株高や中国当局が追加の金融緩和に踏み切るとの観測も好感された。【中国】上海総合指数 3399.77 +0.43%週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.41ポイント高(+0.43%)の3399.77ポイントと5日続伸した。5月14日以来、約4週ぶりに高値水準を回復している。先週の好地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中対立の警戒感が和らぐと期待されている。トランプ米大統領は自身のSNSを通じて6日、英国ロンドンで9日に米中の閣僚級会議が開かれると投稿した。会議では中国のレアアース(希土類)輸出規制強化もテーマのひとつになるとみられている。一方、外電が報じたところによると、米自動車大手3社にレアアースを供給している業者に対し、中国当局は一時的な輸出ライセンスを付与したもようだ。トランプ氏と中国の習近平・国家主席は5日に電話会談を実施。トランプ氏は自身のSNSに、「非常に良い会談だった」と投稿し、近く高官レベルの通商協議を再開すると述べていた。
<AK>
2025/06/10 10:08
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、貿易黒字の縮小が警戒
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、貿易黒字の縮小が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 136102.10 -0.10%6日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比134.28ポイント安(-0.10%)の136102.10で引けた。日中の取引レンジは135,600.86-136,889.88となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。貿易黒字の縮小が警戒され、売りは優勢。また、米利下げ期待の後退も引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行がブラジルの株の支援材料となった。また、中国当局が追加の金融緩和に踏み切るとの観測も好感された。【ロシア】MOEX指数 2786.16 -2.47%6日のロシア株式市場は9日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.45ポイント安(-2.47%)の2786.16となった。日中の取引レンジは2,784.00-2,910.52となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、利下げの実施も好感された。ロシア中央銀行は6日、政策金利を21.00%から20.00%に引き下げると決定した。【インド】SENSEX指数 82188.99 +0.92%6日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比746.95ポイント高(+0.92%)の82188.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同252.15ポイント高(+1.02%)の25003.05で取引を終えた大幅な利下げ期待が高まっていることが支援材料となろう。インフレ率の落ち着きに加え、国内景気を押し上げるため、インド準備銀行(中央銀行)が大幅な利下げに踏み切ると予測されている。なお、準備銀は6日、政策金利をこれまでの6.00%から5.50%に引き下げると決定。市場予想は0.25%の利下げだった。また、伝統食である非ベジタリアン・ターリ―の食材価格は5月に6%下落したとの報告も好感されよう。ほかに、米中協議の進展期待などが引き続き指数をサポートした。【中国】上海総合指数 3385.36 +0.04%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.26ポイント高(+0.04%)の3385.36ポイントと小幅ながら4日続伸した。前場は利益確定の売りに押されたものの、米中貿易問題を巡る協議の進展期待が下支えとなった。トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席は5日に電話会談を実施。トランプ氏は自身のSNSに、「非常に良い会談だった」と投稿し、近く高官レベルの通商協議を再開すると述べた。ただ、上値も重い。米国では6日に5月の雇用統計、中国では週明け9日に5月の物価と貿易の統計が公表される。内容を見極めたいとするスタンスが広がった。
<CS>
2025/06/09 09:46
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 136236.37 -0.56%5日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比765.21ポイント安(-0.56%)の136236.37で引けた。日中の取引レンジは136,030.75-137,451.31となった。前日の終値近辺でもみ合った後は後半売りに押された。米利下げ期待の後退が圧迫材料となり、売りは継続。また、輸出の伸び鈍化なども嫌気された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となったほか、米中協議の進展期待などが引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2856.61 +0.70%5日のロシア株式市場は8日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.97ポイント高(+0.70%)の2856.61となった。日中の取引レンジは2,836.64-2,858.23となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの買い手掛かり。また、利下げ期待の高まりも好感された。政策金利は年21.00%から20.00%に引き下げられた。一方、米株安などが指数の足かせに。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 81442.04 +0.55%5日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比443.79ポイント高(+0.55%)の81442.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同130.70ポイント高(+0.53%)の24750.90で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。翌日6日に発表される政策金利は年6.00%から5.75%に引き下げられると予測されている。また、米長期金利の低下などが外資の流出懸念を後退させた。ほかに、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっていることが指数をサポートした。【中国】上海総合指数 3384.10 +0.23%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.90ポイント高(+0.23%)の3384.10ポイントと小幅ながら3日続伸した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国の経済メディアは、中国人民銀行(中央銀行)が今年下半期に再び預金準備率を引き下げる可能性があると報じた。経済協力開発機構(OECD)は先ごろ、中国の景気刺激策が経済を支えると分析し、25年成長率予測を4.7%と前回の4.8%から小幅な引き下げにとどめ、26年成長率予測を4.3%と前回から据え置いている。ただ、上値は重い。貿易問題を巡り米中首脳の電話会談が今週後半に予定されたと伝わる中、結果を見極めたいとして様子見ムードも漂っている。
<CS>
2025/06/06 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっている
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっている
【ブラジル】ボベスパ指数 137,001.58 -0.40%4日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比544.69ポイント安(-0.40%)の137,001.58で引けた。日中の取引レンジは136,695.49-138,796.91となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米景気への懸念が高まっていることも指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米中間の関税交渉の進展期待などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2836.64 +0.09%4日のロシア株式市場は7日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.58ポイント高(+0.09%)の2836.64となった。日中の取引レンジは2,825.52-2,871.78となった。プラス圏で推移した後は終盤上げ幅を縮小させた。欧州株の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっていることも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 80998.25(+0.32%)4日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比260.74ポイント高(+0.32%)の80998.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同77.70ポイント高(+0.32%)の24620.20で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっていることも支援材料となった。このほか、国内総生産(GDP)の上振れなどが改めて好感された。【中国本土】上海総合指数 3376.20 +0.42%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.23ポイント高(+0.42%)の3376.20ポイントと続伸した。投資家心理が上向く流れ。中国景気の先行き不安がやや薄らいでいる。足元で景況感の悪化が続く中、経済協力開発機構(OECD)が公表した最新の経済見通しでは、中国の25年成長率予測を前回の4.8%から今回は4.7%と小幅な引き下げにとどめ、26年成長率予測を4.3%と前回から据え置いた。中国の景気刺激策が経済を支えると分析している。「トランプ関税」を巡る協議の進展期待も支えだ。米政府高官が「トランプ米大統領が週内に中国の習近平・国家主席と会談する可能性が高い」と相次ぎ発言。米中貿易交渉の停滞打開が期待されている。もっとも、中協議の進ちょくを見極めたいとするムードもあり、上値は限定された。
<CS>
2025/06/05 09:49
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続伸、上値の重い展開
*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続伸、上値の重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 137546.27 +0.56%3日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.56%(759.61ポイント)高の137546.27で引けた。日中の取引レンジは136,174.84-137,672.31となった。朝方は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの買い手掛かりとなった。ほかに、米中間の関税交渉の進展期待などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2834.06 +0.16%3日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.16%(4.39ポイント)高の2834.06となった。日中の取引レンジは2,807.63-2,835.39となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が引き続き支援材料となったほか、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ紛争情勢が再び緊迫化していることが警戒された。また、連日の上昇で高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 80737.51 -0.78%3日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比636.24ポイント安(-0.78%)の80737.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.10ポイント安(-0.70%)の24542.50で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長鈍化観測が警戒された。野村インターナショナルは最新リポートで、2025年度のインドの成長率が前年度の6.5%から6.2%に鈍化するとの見方を示した。また、米印間のエネルギー貿易が価格と輸送問題に直面しているとの指摘も、インフレ加速懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3361.98 +0.43%休場明け3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.49ポイント高(+0.43%)の3361.98ポイントと反発した。投資家心理がやや上向く流れ。米中対立の警戒感が薄れつつあることや、中国の政策に対する期待感が相場を支えている。貿易問題を巡る米中対立が懸念される中、米ホワイトハウスの報道官は2日、トランプ米大統領が週内に中国の習近平・国家主席と会談する可能性が高いと述べた。また、中国景況感の悪化が続いていることを背景に、当局は追加の景気対策を打ち出すとの観測も広がっている。取引時間中に発表された民間集計による5月の財新・中国製造業PMIは48.3に低下し、予想(50.7)外に景況判断の境目となる50を8カ月ぶりに割り込んだ。先週末に公表された5月の製造業PMI(国家統計局などによる)に関しても、節目の50を依然下回っている。ただ、上値は限定的。米中協議の進ちょくを見極めたいとするムードも漂っている。
<AK>
2025/06/04 10:19
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、引けまで前日の終値近辺でもみ合った
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、引けまで前日の終値近辺でもみ合った
【ブラジル】ボベスパ指数 136786.65 -0.18%2日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比239.97ポイント安(-0.18%)の136786.65で引けた。日中の取引レンジは136,482.87-138,471.10となった。プラス圏で推移した後は後半は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。国内総生産(GDP)の下振れなど経済指標の悪化が引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。また、米中間の貿易交渉への期待感も支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2829.67 +0.03%2日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.84ポイント高(+0.03%)の2829.67となった。日中の取引レンジは2,770.04-2,830.55となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が好感された。4月の鉱工業生産の改善に続き、5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.2となり、前月の49.3を上回った。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、米中の緊張関係が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81373.75 -0.09%2日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比77.26ポイント安(-0.09%)の81373.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.10ポイント安(-0.14%)の24716.60で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。トランプ米大統領の投稿で米中の緊張関係が再び高まっていることも警戒された。また、この日のアジア市場がおおむね軟調だったこともインド株の売り圧力を強めた。【中国本土】休場
<CS>
2025/06/03 09:54
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合0.5%安で反落、ハイテクや自動車に売り
*10:35JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合0.5%安で反落、ハイテクや自動車に売り
【ブラジル】ボベスパ指数 137026.60 -1.09%5月30日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1507.10ポイント)安の137026.60で引けた。日中の取引レンジは136,725.84-138,637.34となった。買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。弱い経済指標が圧迫材料。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の3.6%から2.9%に低下し、予想の3.1%を下回った。また、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。ほかに、トランプ米大統領の投稿で米中の緊張関係が再び高まっていることが警戒された。【ロシア】MOEX指数 2828.83 +0.67%5月30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.67%(18.89ポイント)高の2828.83となった。日中の取引レンジは2,793.15-2,837.85となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が支援材料。4月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の0.8%から1.5%に上昇し、予想の1.3%を上回った。また、中国景気の持ち直し期待なども好感された。一方、原油価格の下落やウクライナ紛争の緊張状態が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81451.01 -0.22%5月30日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.22%(182.01ポイント)安の81451.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.33%(82.90ポイント)安の24750.70で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)成長率が発表される予定となり、見極めるムードが強まった。また、経済指標の悪化なども引き続き警戒された。なお、1-3月期のGDP成長率は7.4%となり、前期の改定値6.4%と予想の6.8%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3347.49 -0.47%5月30日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.96ポイント(0.47%)安の3347.49ポイントと反落した。様子見ムードが漂う流れ。中国指標の発表が気がかりだ。中国では週末のあす31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが4月の49.0→49.5、非製造業PMIが50.4→50.6に上向く見通しだが、これまでに発表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続くなど総じて弱い内容だった。また、本土市場は週明け6月2日、端午節の祝日により休場となることも買い手控え要因となっている。そのほか、米関税政策の不透明感も重しとなった。米連邦控訴裁判所は29日、トランプ大統領の関税措置の大部分を無効とした下級審判決の執行を一時停止すると発表している。
<FA>
2025/06/02 10:35
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、。景気対策への期待感が引き続き支援材料
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、。景気対策への期待感が引き続き支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 138533.70 -0.25%29日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比354.11ポイント安(-0.25%)の138533.70で引けた。日中の取引レンジは137,993.33-139,108.26となった。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州市場の下落も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の鈍化が好感されたほか、一部のトランプ関税の差し止め報道がサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 2809.94 +0.89%29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.74ポイント高(+0.89%)の2809.94となった。日中の取引レンジは2,785.20-2,839.97となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅をやや縮小させた。米株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、「トランプ関税」の一部差し止め報道も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、ウクライナ停戦協議の難航観測も引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 81633.02 +0.39%29日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比320.70ポイント高(+0.39%)の81633.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.15ポイント高(+0.33%)の24833.60で取引を終えた。中盤は弱含みの展開を示したが、終盤は再び買い戻された。景気対策への期待感が引き続き支援材料。インフレ鈍化や経済指標の悪化を受け、インド準備銀行(中央銀行)が6月にも利下げに踏み切ると予測されている。また、アジア市場の上昇も買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 3363.45 +0.70%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.51ポイント高(+0.70%)の3363.45ポイントと6日ぶりに反発した。「トランプ関税」の一部差し止め報道が好感される流れ。米メディアは日本時間29日午前、米国際貿易裁判所がトランプ米大統領が発動した一連の関税措置に関し、一部が大統領の権限を超えているとして差し止める決定を下したと伝えた。米政権にとっては打撃で、急進的な政策は打ち出せなくなるとの見方も広がっている(政権側は不服として即時に上訴)。また、米半導体大手のエヌビディアが公表した2-4月期決算で、売上高が前年同期比で69%増加し、四半期ベースの過去最高を記録したことも好材料。AI(人工知能)分野の旺盛な需要が続いている。
<CS>
2025/05/30 09:39
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が好感
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 138887.81 -0.47%28日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比653.42ポイント安(-0.47%)の138887.81で引けた。日中の取引レンジは138,136.49-140,381.93となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株の下落が警戒され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が好感されたほか、成長予想の上方修正も引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2785.20 +1.77%28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比48.45ポイント高(+1.77%)の2785.20となった。日中の取引レンジは2,736.75-2,799.50となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、トランプ米大統領が欧州連合(EU)に課する予定となる50%の関税を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことも支援材料。一方、欧米が対ロ制裁の追加を検討していることが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 81312.32 -0.29%28日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比239.31ポイント安(-0.29%)の81312.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.75ポイント安(-0.30%)の24752.45で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。トランプ関税の不透明感が引き続き警戒され、売りは優勢。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3339.93 -0.02%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.76ポイント安(-0.02%)の3339.93ポイントと小幅ながら5日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中貿易協議の進ちょくや、中国の景気動向が気がかりだ。米中は先週、対話を継続することで合意したとはいえ、交渉は長期化するとの不安もくすぶっている。また、中国では週末31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される予定。今月公表された5月の経済統計では、小売が予想を下回り、不動産関連の悪化が続いた。複数の金融機関などが中国景気の持ち直しを示唆する中、足元の景況感を見極めたいとするスタンスも強まっている。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が根強い中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
2025/05/29 09:51
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米国の対EU関税の延長などを好感
*10:16JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米国の対EU関税の延長などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 139541.23 +1.02%27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1405.09ポイント1405.09ポイント(+1.02%)高の139541.23で引けた。日中の取引レンジは138,136.49-140,381.93となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に課する予定となる50%の関税を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことが好感され、買いは優勢。また、欧米株高なども支援材料となった。ほかに、成長予想の上方修正などが引き続きブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2736.75 +1.37%27日のロシア株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比(+1.37%)36.91ポイント高の2736.75となった。日中の取引レンジは2,705.78-2,740.05となった。買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、欧米が対ロ政策の追加を検討していることなどが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81551.63 -0.76%27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比624.82ポイント安(-0.76%)の81551.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.95ポイント安(-0.70%)の24826.20で取引を終えた。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。インフレ率の加速懸念が再び高まっていることが圧迫材料。モンスーン(雨季)期間の降雨量の急増で畑の表面流出が報告され、野菜価格が再び高騰すると懸念されている。また、トランプ関税の不透明感が払しょくされていないことも引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3340.69 -0.18%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント安(-0.18%)の3340.69ポイントと小幅ながら4日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る不透明感が重しだ。トランプ米大統領は26日、欧州連合(EU)からの輸入品に対する50%関税の発動を7月9日まで延期する(当初は6月1日)と表明したが、交渉の難航も予想されている。同様に、米中の貿易交渉も気がかりだ。両国は先週、対話を継続することで合意したとはいえ、通商対立は根深いものがある。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しが期待されている。中国国家統計局は27日、中国工業企業の利益総額は、2025年4月に前年同月比で3.0%増加し、2カ月連続でプラス成長を達成したと報告した。また、格付け大手のムーディーズ・レーティングスは26日、中国の格付け「A1」を据え置いた。これを受けて中国財政部は、外部環境の不安定化にもかかわらず、中国経済は力強さと活力を十分に発揮したなどとする声明を発表している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた
<NH>
2025/05/28 10:16
注目トピックス 外国株
シーラテクノロジーズ---ベルク杉戸下高野店向けにオンサイトPPA開始
*10:36JST シーラテクノロジーズ---ベルク杉戸下高野店向けにオンサイトPPA開始
シーラテクノロジーズは23日、子会社のシーラソーラーが埼玉県北葛飾郡杉戸町に所在するスーパーマーケット「ベルク杉戸下高野店」向けに、オンサイトPPA(電力購入契約)による太陽光発電システムの供給を開始したと発表した。ベルク<9974>は、店舗の電力利用効率の最適化と、再生可能エネルギーの積極的な活用を目指している。同システムは、施設内に再生可能エネルギー設備を設置し、発電した電力を長期にわたり固定価格で供給するオンサイトPPA方式である。初期費用なしで電力の安定調達が可能となり、店舗単位での自給を促進する。年間予想発電量は約540,541kWhで、一般家庭約137世帯分に相当し、店舗の電力需要を支えるとともに、コスト削減やCO2排出量の削減など環境負荷の軽減にも寄与する。シーラソーラーは、幅広いエネルギーソリューションを提供している。同プロジェクトを通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及を促進するとともに、顧客の多様なニーズに応えるソリューションを提供し続ける。
<AK>
2025/05/27 10:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、先週の軟調地合いを継ぐ流れ
*09:52JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、先週の軟調地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 137824.30 +0.40%26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比311.84ポイント高(+0.23%)の138136.14で引けた。日中の取引レンジは137,794.97-138,799.68となった。朝方は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その勢いは続かなかった。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.02%から2.14%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。米国市場が「メモリアルデー」祝日で休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 2699.84 -2.54%26日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.26ポイント安(-2.54%)の2699.84となった。日中の取引レンジは2,699.84-2,770.10となった。大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国が対ロ制裁の追加を示唆したことが嫌気され、リスク回避の売りは広がった。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討していることも引き続き圧迫材料。ほかに、4月の鉱工業生産などが週後半に発表されるため、見極めるムードが強まる見通しだ。【インド】SENSEX指数 82176.45 +0.56%26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比455.37ポイント高(+0.56%)の82176.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.60%(148.00ポイント)高の25001.15で取引を終えた。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長率の加速観測が支援材料。1-3月期のGDP成長率は7.0%まで加速するとの見方は浮上している。農業部門の成長高の拡大や農村部の需要の増加などが挙げられている。また、財政赤字の縮小観測なども好感された。2025年度の国内総生産(GDP)に占める財政赤字の割合は政府予算の4.5%から4.2%に低下すると予測されている。【中国本土】上海総合指数 3346.84 -0.05%週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.53ポイント安(-0.05%)の3346.84ポイントと3日続落した。先週の軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかりだ。米国と中国の高官は先週22日に電話会談し、対話を継続していくことで合意したと発表したが、両国の通商対立は根深く、交渉も難航するとの警戒感もくぶっている。ただ、下値は限定的。人民元高の進行がプラスだ。足元では対米ドルの人民元レートが昨年11月以来の水準で推移している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、人民元が対米ドルで1%上昇すれば、中国株を3%押し上げる可能性があると予想した。人民元は5月に入り、対米ドルで約1.4%上昇している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
2025/05/27 09:52
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感された
*09:17JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感された
【ブラジル】ボベスパ指数 137824.30 +0.40%23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比551.70ポイント高(+0.40%)の137824.30で引けた。日中の取引レンジは134,997.30-137,824.30となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。最新調査では、今年1-3月期、4-6月期の成長予想が、それぞれ前回調査の3%、2.1%から3.2%、2.2%に引き上げられた。また、中国の景気対策への期待感なども引き続き支援材料となった。一方、欧米株の下落など弱い外部環境が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2770.10 -0.79%23日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.06ポイント安(-0.79%)の2770.10となった。日中の取引レンジは2,762.67-2,790.29となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。欧米が対ロ制裁を追加するとの観測が嫌気され、売りは継続。欧州連合(EU)は、ウクライナ戦争の終結に向けた対ロ制裁の追加を検討していると報じられた。一部メディアによると、EUは国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークからロシア銀行20行強の排除を新たに検討しているという。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81721.08 +0.95%23日のインドSENSEX指数は反発。前日比769.09ポイント高(+0.95%)の81721.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同243.45ポイント高(+0.99%)の24853.15で取引を終えた。高く寄り付いた後狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感された。5月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は61.2となり、前月の59.7を上回ったほか、13カ月ぶりの高水準を記録。また、成長予想の上方修正も支援材料となった。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、インド経済が2026年度までの中期成長予想をこれまでの6.2%から6.4%に引き上げた。労働生産性の貢献割合の引き上げが上方修正に寄与したと指摘した。【中国本土】上海総合指数 3348.37 -0.94%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.82ポイント安(-0.94%)の3348.37ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米金利に上昇圧力が強まっているほか、貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかり材料だ。ただ、下値は限定的。中国当局が経済支援のスタンスを強める中、複数の外資ブローカーは中国経済が持ち直しつつあるとの認識を示している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
2025/05/26 09:17