注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、インフレの加速懸念が引き続き警戒 *09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、インフレの加速懸念が引き続き警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 126922.11 -0.99%21日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1275.14ポイント安(-0.99%)の126922.11で引けた。日中の取引レンジは126,593.85-128,196.63となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレの加速懸念が引き続き警戒された。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2568.60 -1.09%21のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.29ポイント安(-1.09%)の2568.60となった。日中の取引レンジは2,557.54-2,606.14となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。ウクライナ情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりが引き続き警戒され、売りは継続。一方、原油価格が上昇したが、指数を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 77155.79 -0.54%21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比422.59ポイント安(-0.54%)の77155.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同168.60ポイント安(-0.72%)の23349.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ情勢の緊迫化などを受け、リスク回避の売りが広がった。また、外国人投資家の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで35日連続の売り越しとなった。ほかに、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは前営業日19日、東欧の地政学リスクの高まりで過去最安値を記録した。【中国本土】上海総合指数 3370.40 +0.07%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント高(+0.07%)の3370.40ポイントと3日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国内経済の回復遅れが警戒される中、当局は追加の支援策を打ち出すとの見方が続いている。12月開催の「中央経済工作会議」に向け、中国政府のアドバイザーは2025年の経済成長率目標を「5.0%前後」に維持するよう提案するもよう――などとも伝わっている。ただ、上値は限定的。東欧地域の地政学リスクや、米国の対中圧力強化が不安材料だ。指数は安く推移する場面もみられている。 <CS> 2024/11/22 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ *09:55JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 2596.89 -1.28%20のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.62ポイント安(-1.28%)の2596.89となった。日中の取引レンジは2,596.06-2,665.79となった。前半はプラス圏で推移したが、終盤は売りに押された。ウクライナ軍がロシア西部の軍事施設を狙い、米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」を撃ち込んだとの発表が引き続き警戒され、売りは継続。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、前半は買い戻しは優勢だった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3367.99 +0.66%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.98ポイント高(+0.66%)の3367.99ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済の回復遅れが警戒される中、当局は追加の経済対策を打ち出すとの観測が流れている。朝方公表された実質的な政策金利となる11月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、年内に預金準備率が引き下げられるとの見方も続いた。市場活性化の期待も広がる。中国のファンド運営各社は20日、株式上場投資信託(ETF)の手数料引き下げを発表した。ただ、上値は限定的。東欧地域の地政学リスクがくすぶっているほか、米国の対中圧力強化が不安視されている。指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2024/11/21 09:55 注目トピックス 外国株 シーラ---鎌倉の新築マンションの3室をSYLA TERRACE KAMAKURA by unitoとして開業 *18:29JST シーラ---鎌倉の新築マンションの3室をSYLA TERRACE KAMAKURA by unitoとして開業 シーラは19日、神奈川県鎌倉市に保有するSOHO型新築マンションのうち3室(計192.6平方メートル)を、Unitoが運営する「SYLA TERRACE KAMAKURA by unito」として、開業すると発表した。「SYLA TERRACE KAMAKURA by unito」は、Unitoの自社開発アプリを活用した独自のオペレーションにより、OTA(Online Travel Agency)の立ち上げから予約管理、チェックイン、販売価格調整まで、効率的な運営サポートを行っている。同施設は、家族や友人、グループでの利用を目的とした「ホテルステイ」を提供し、各部屋には75インチの大画面テレビ、ダイニングテーブル、ソファーが完備されており、グループで映画鑑賞や食事を楽しむことができる。鎌倉駅から徒歩3分の立地である。同社は今後も、様々なライフスタイルに対応した快適で便利な宿泊環境を提供し、新たなホテルステイの形を追求していく。 <AK> 2024/11/20 18:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は大幅続落、ウクライナ情勢の緊迫化が警戒 *09:43JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は大幅続落、ウクライナ情勢の緊迫化が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 128197.25 +0.34%19日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比429.06ポイント高(+0.34%)の128197.25で引けた。日中の取引レンジは127,234.80-128,579.47となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の緊迫化などが警戒されたほか、インフレ率の加速懸念が引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2630.51 -3.32%19のロシア株式市場は大幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比90.26ポイント安(-3.32%)の2630.51となった。日中の取引レンジは2,623.59-2,716.38となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢の緊迫化が警戒され、リスク回避の売りが広がった。プーチン大統領は19日、核兵器の使用条件を定めた「核ドクトリン」を改訂。核使用のハードルを下げた。これは米政府などへの対抗措置だとみられている。米政府は17日、長距離射程兵器でロシア領内を攻撃することを許可。ロシア国防相は19日、ウクライナ軍がロシア西部の軍事施設を狙い、米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」を撃ち込んだと発表した。また、通貨ルーブル安の進行も圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 77578.38 +0.31%19日のインドSENSEX指数は強含み。前日比239.37ポイント高(+0.31%)の77578.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同64.70ポイント高(+0.28%)の23518.50で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。金融緩和への期待が高まっていることが指数をサポート。財務省はこのほど、「市中銀行の貸出金利を引き下げるべきだ」との意見を述べた。また、失業率の低下も好感された。7-9月期の都市部失業率は6.4%に低下し、6年ぶりの低水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3346.01 +0.67%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.16ポイント高(+0.67%)の3346.01ポイントと4日ぶりに反発した。中国の追加経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国政府系メディアが18日報じたところによれば、財政部は主要インフラプロジェクトの資金需要に対応するため、2025年に予定する地方政府の特別債発行枠を一部前倒しで割り当てる。また、複数のブローカーは先ごろ、中国金融当局は11-12月に預金準備率を再度引き下げるとの見通しを示した。米中対立の激化懸念や、人民元安進行の警戒感などで安く推移していたが、指数は引けにかけて買いが優勢となっている。 <CS> 2024/11/20 09:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、インフレ加速懸念が足かせ *10:42JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、インフレ加速懸念が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 127768.19 -0.02%18日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.02%(23.41ポイント)安の127768.19で引けた。日中の取引レンジは127,226.37-128,277.27となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ率の加速懸念が指数の足かせに。2024年末時点のインフレ予想は前回調査の4.62%から4.64%に上方修正された。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2720.77 -0.67%18日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.67%(18.44ポイント)安の2720.77となった。日中の取引レンジは2,687.45-2,729.49となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。最近の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、原油価格の上昇が指数をサポート。また、中国当局が金融緩和を追加するとの期待も好感された。【インド】SENSEX指数 77339.01 -0.31%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比241.30ポイント安(-0.31%)の77339.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同78.90ポイント安(-0.34%)の23453.80で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。成長率の鈍化観測が圧迫材料。製造業の低迷を受け、7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は6四半期ぶりの低水準まで落ち込むと予測されている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで33日連続の売り越しとなった。外部環境では、米利下げペースの鈍化観測が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3323.85 -0.21%週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.88ポイント安(-0.21%)の3323.85ポイントと3日続落した。約2週ぶりの安値水準に低迷している。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米中対立の激化懸念がくすぶっているほか、人民元安の進行も不安視された。中国人民銀行(中央銀行)の元副総裁、朱民氏は15日、トランプ次期米大統領が公約通り、中国からの全輸入品に60%の関税を課した場合、中国は相応の反撃に出るとの見方を示している。18日に外国為替市場では、対米ドルの人民元安が進み、再び今年8月上旬以来の元高水準で推移。中国からの資金流出も警戒された。 <AK> 2024/11/19 10:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待の高まり *09:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待の高まり 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 2739.21 +1.55%15のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.74ポイント高(+1.55%)の2739.21となった。日中の取引レンジは2,697.44-2,740.08となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。前日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢。また、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待の高まりも引き続き支援材料となった。一方、原油価格の下落や米利下げ期待の後退などが指数の足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3330.73 -1.45%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比49.11ポイント安(-1.45%)の3330.73ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。トランプ次期米大統領の政権では、重要なポストに対中強硬派が就任する見通しで、対中圧力が強まると懸念されている。また米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が14日に南部テキサス州ダラスで開かれた講演で、「利下げを急ぐ必要はない」と明言したことも気がかり材料となっている。一方、取引時間中に公表された中国経済指標はまだら模様。注目度の高かった10月の小売売上高は市場予想を上回ったものの、10月の鉱工業生産と1-10月の固定資産投資は予想にとどかなかった。1-10月の不動産開発投資は減少率が拡大している。 <CS> 2024/11/18 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、指標発表を前に買いが手控えられる流れ *10:04JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、指標発表を前に買いが手控えられる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 127791.60 +0.05%14日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比57.72ポイント高(+0.05%)の127791.60で引けた。日中の取引レンジは127,388.86-128,423.48となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感され、買いは優勢。9月の経済活動指数の上昇率(前年同月比)は前月の3.36%(改定値)から5.10%に上昇し、予想の4.40%を上回った。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、米追加の利下げ期待の後退や米株安などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2697.47 -2.41%14日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比66.52ポイント安(-2.41%)の2697.47となった。日中の取引レンジは2694.56-2740.53となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。成長率の鈍化が改めて警戒され、売りが優勢。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも広がった。ほかに、米利下げ期待の後退などが外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 77580.31 -0.14%14日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比110.64ポイント安(-0.14%)の77580.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.35ポイント安(-0.11%)の23532.70で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速が警戒され、売りは優勢。10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は6.21%に加速し、予想の5.90%を上回ったほか、14カ月ぶりの高水準を記録。また、同月の卸売物価指数(WPI)も前月の1.84%から2.36%に加速し、予想の2.30%を上回った。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで32日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3379.84 -1.73%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.44ポイント安(-1.73%)の3379.84ポイントと反落した。指標発表を前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす15日、10月の各種統計(小売売上高や鉱工業生産など)が集中して発表される。内容を見極めたいとするスタンスが強まった。米中対立の激化も警戒。米上下両院で共和党が過半数の議席を占める見通しと伝わり、共和党のトランプ次期大統領が掲げる政策が推進しやすくなったとの見方が強まった。「タリフ(関税)マン」を自称するトランプ次期大統領の公約には、中国からの輸入品に一律60%の関税をかけるとの内容が含まれる。中国側の反発も予想される状況だ。中国の追加経済対策に対する期待感などで指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、買いは続かず、引けにかけて下げ幅を広げている。 <CS> 2024/11/15 10:04 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、インフレ率の加速が圧迫材料 *10:14JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、インフレ率の加速が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 127733.88 +0.03%13日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.03%(35.56ポイント)高の127733.88で引けた。日中の取引レンジは126,869.37-128,099.89となった。中盤は下値を模索する展開もあったが、その後は買い戻された。経済指標の改善が好感された。9月のIBGEサービス部門売上高の増加率(前年同月比)は前月の1.9%(改定値)から4.0%に改善し、予想の3.4%を上回った。また、米追加の利下げ期待の高まりも、外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2763.99 +0.26%13日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.26%(7.23ポイント)高の2763.99となった。日中の取引レンジは2740.17-2771.67となった。売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの買い手掛かり。また、成長率の上振れも好感された。7-9月期の国内総生産(GDP、速報)は3.1%となり、前期の4.1%を下回ったものの、予想の3.0%を上回った。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 77690.95 -1.25%13日のインドSENSEX指数は続落。前日比984.23ポイント安(-1.25%)の77690.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同324.40ポイント安(-1.36%)の23559.05で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速が圧迫材料。10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の5.49%から6.21%に上昇し、予想の5.90%を上回った。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで31日連続の売り越しとなった。ほかに、昨夜の欧米市場の下落を受け、インド株も売りが先行した。【中国本土】上海総合指数 3439.28 +0.51%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.31ポイント高(+0.51%)の3439.28ポイントと反発した。中国の追加経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。米国の対中圧力強化が中国経済に悪影響を及ぼすと危惧される中、市場では、中国当局が金融緩和や産業支援、消費刺激などを更に強めるとの観測が広がっている。次期トランプ政権の人事を巡っては、国務長官に対中強硬派のマルコ・ルビオ上院議員を指名する見通しと伝わったほか、重要ポストに対中強硬派で知られる議員らの名前が相次ぎ挙げられた。また、13日の外国為替市場で、対米ドルの人民元安が一服したことも買い安心感につながっている。指数は安く推移していたが、引けにかけてプラスに転じた。 <AK> 2024/11/14 10:14 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり *10:04JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 127698.32 -0.14%12日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比175.38ポイント安(-0.14%)の127698.32で引けた。日中の取引レンジは127,411.09-128,209.92となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、弱い経済指標も指数の足かせに。9月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の5.3%(改定値)から2.1%に低下し、予想の3.7%を下回った。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2785.31 -1.03%12日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.55ポイント安(-1.03%)の2756.76となった。日中の取引レンジは2,747.76-2,779.92となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、貿易黒字の縮小や輸出額の減少なども警戒された。9月の輸出額は345億米ドルとなり、前月の350億米ドルと予想の391億米ドルを下回った。ほかに、欧米市場の下落などもロシア株の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 78675.18(-1.03%)12日のインド株式市場は下落。前日比820.97ポイント安(-1.03%)の78675.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同257.85ポイント安(-1.07%)の23883.45で取引を終えた。朝方はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで30日連続の売り越しとなった。また、9月の鉱工業生産などがこの日の取引終了後に発表される予定となり、慎重ムードも強い。なお、9月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月のマイナス0.1%からプラス3.1%に回復し、予想のプラス2.5%を上回った。一方、10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の5.49%から6.21%に上昇し、予想の5.90%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3421.97 -1.39%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比48.10ポイント安(-1.39%)の3421.97ポイントと反落した。米国の対中圧力強化が警戒される流れ。次期トランプ政権の人事を巡っては、国務長官に対中強硬派のマルコ・ルビオ上院議員を指名する見通しと伝わった。そのほか、重要ポストに対中強硬派で知られる議員らの名前が相次ぎ挙げられている。人民元安の進行もマイナス材料。12日の外国為替市場では、対米ドルの人民元安が一段と進み、8月1日以来の元安水準で推移している。中国は追加の景気刺激策を打ち出すとの期待感などで前場は買われる場面がみられたものの、上値は重く、指数は後場に入り下げ幅を広げた。 <CS> 2024/11/13 10:04 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、最近の下落で値ごろ感が強まり *09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、最近の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 127873.70 +0.03%11日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比43.91ポイント高(+0.03%)の127873.70で引けた。日中の取引レンジは127,306.45-128,095.17となった。売りが先行した後は徐々に買い戻された。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速予想が指数の上値を抑えた。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2785.31 +1.86%11日のロシア株式市場は5連騰。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.75ポイント高(+1.86%)の2785.31となった。日中の取引レンジは2,765.18-2,797.94となった。高く寄り付いた後も高値圏で推移した。米トランプ次期大統領がプーチン大統領と電話会談したことが好感され、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待から買いは継続。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 79496.15 +0.01%11日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比9.83ポイント高(+0.01%)の79496.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.90ポイント安(-0.03%)の24141.30で取引を終えた。前半は高値を追う展開も見られたが、その後は上げ幅を縮小させた。成長率の鈍化観測が圧迫材料。バークレイズは最新リポートで、7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が6.2%に鈍化すると予想。政府の財政支出の拡大や農村部の消費拡大などを評価した半面、都市部需要や民間投資の伸び鈍化が指摘された。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで29日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3470.07 +0.51%週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比17.77ポイント高(+0.51%)の3470.07ポイントと反発した。国策銘柄の上昇が全体相場を支える流れ。習近平・国家主席など政府首脳がハイテク支援に度々言及するなど、当局は先端技術産業の発展を重視する姿勢を鮮明にしている。中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会が打ち出した経済政策に新味がないとして、失望した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は後場途中からプラスに転じた。 <CS> 2024/11/12 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利益確定の売りに押される流れ *10:34JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利益確定の売りに押される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 127829.80 -1.43%8日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.43%(1851.91ポイント)安の127829.80で引けた。日中の取引レンジは126,972.83-129,647.44となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げの実施が引き続き嫌気され、売りは継続。また、インフレ率の加速や原油価格の下落なども指数の足かせとなった。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。一方、米利下げの決定などが引き続き指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2734.56 +1.63%8日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.63%(43.93ポイント)高の2734.56となった。日中の取引レンジは2,713.50-2,749.62となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。米大統領選挙でトランプ氏の勝利が確定されたことを受け、ウクライナ紛争の早期解決に対する期待から買いは継続。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の物色手掛かりとなった。一方、原油価格の下落などが資源セクターの足かせとなった。【インド】SENSEX指数 79486.32 -0.07%8日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比55.47ポイント安(-0.07%)の79486.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.15ポイント安(-0.21%)の24148.20で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせ。FIIはこの日まで28日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは前日7日、過去最安値を更新した。【中国本土】上海総合指数 3452.30 -0.53%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.36ポイント安(-0.53%)の3452.30ポイントと反落した。利益確定の売りに押される流れ。心理的節目の3500ポイント付近でもみ合う展開だった。9日に10月のマネーサプライや物価統計が公表されることも気がかり材料となっている。ただ、下値は限定的。中国財政政策の期待感が続いている。4日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議に関しては、最終日のきょう8日に国営メディアが詳細を報じる予定。6兆-10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの見方だが、より規模の大きい財政出動が決まる可能性もある。また、米国の追加利下げや米長期金利の上昇一服なども支えとなった。 <AK> 2024/11/11 10:34 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、トランプ氏の経済政策に対する警戒感 *09:36JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、トランプ氏の経済政策に対する警戒感 【ブラジル】ボベスパ指数 130340.92 -0.24%7日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比659.22ポイント安(-0.51%)の129681.70で引けた。日中の取引レンジは129,406.39-131,319.41となった。買いが先行した後は売りに押され、後半はマイナス圏で推移した。利上げの実施が嫌気され、売りは優勢。ブラジル中央銀行は7日、市場予想通り政策金利であるセリック金利を年10.75%から11.25%に引き上げた。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利下げの決定が好感された。【ロシア】MOEX指数 2690.63 +1.04%7日のロシア株式市場は上昇。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比27.76ポイント高(+1.04%)の2690.63となった。日中の取引レンジは2633.59-2693.93となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利下げの決定も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、米大統領選挙でトランプ氏の勝利が確定されたことを受け、ウクライナ紛争の早期解決に対する期待は高まった。一方、9月の貿易収支などが翌日8日取引終了後に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。【インド】SENSEX指数 79541.79 -1.04%7日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比836.34ポイント安(-1.04%)の79541.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同284.70ポイント安(-1.16%)の24199.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が警戒された。FIIはこの日まで27日連続の売り越し。また、米大統領選挙でトランプ氏の勝利が確定されたことで、「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ氏の経済政策に対する警戒感も強まった。【中国本土】上海総合指数 3470.66 +2.57%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比86.86ポイント高(+2.57%)の3470.66ポイントと大幅に反発した。10月8日に付けた約2年7カ月ぶりの高値水準(3489.78ポイント)に接近している。中国経済対策の期待感が投資家心理を上向かせる流れ。4日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議に関しては、最終日(8日)に国営メディアが詳細を報じる予定。6兆-10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの見方だが、対中強硬派のトランプ政権が誕生することで、市場関係者からは、より規模の大きい財政出動が決まる可能性も指摘された。 <CS> 2024/11/08 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は上昇、米大統領選通過でリスク回避の動き縮小 *11:00JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は上昇、米大統領選通過でリスク回避の動き縮小 【ブラジル】ボベスパ指数 130340.92 -0.24%6日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比0.24%(319.83ポイント)安の130340.92で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では28が上昇、55が下落、変わらずは3。トランプ氏の米大統領選勝利で通商問題などで米国と対立する可能性があるため、過半数の銘柄が下落。EZTC3などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2662.87 +1.77%6日のロシア株式市場は上昇。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比1.77%(46.36ポイント)高の2662.87で引けた。日中の取引レンジは、2650.60-2712.29。米大統領選通過でリスク回避の動きは縮小。トランプ氏勝利に対するネガティブな反応は確認されなかったようだ。【インド】SENSEX指数 80378.13 +1.13%6日のインドSENSEX指数は上昇。前日比901.50ポイント高(+1.13%)の80378.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同270.75ポイント高(+1.12%)の24484.05で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、25が上昇、5が下落、変わらずは0。米大統領選通過で外部環境の改善を期待した買いが観測されており、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)などの上昇が目立った。一方、タイタン(TTAN)などはさえない値動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3383.81 -0.09%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.18ポイント安(-0.09%)の3383.81ポイントと3日ぶり反落した。米大統領選の結果が警戒される流れ。開票が始まった米大統領選では、激戦州のうち、ジョージア州やノースカロライナなどで野党・共和党候補のトランプ前大統領が勝利したと伝わった。トランプ候補は以前、「大統領選に勝利したら中国からの輸入品に一律60%超の関税をかける」と発言していただけに、米中関係の更なる悪化も懸念されている。また、米10年債利回りは急上昇し、7月上旬の高水準で推移。外国為替市場では、対米ドルの人民元安が急速に進んでいる。中国からの資金流出も懸念された。 <AK> 2024/11/07 11:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジルは小幅高、原油高受けて過半数が上昇 *10:47JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは小幅高、原油高受けて過半数が上昇 【ブラジル】ボベスパ指数 130660.75 +0.11%5日のブラジル株式市場は小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比0.11%(145.96ポイント)高の130660.75で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では43が上昇、40が下落、変わらずは3。原油高を受けて過半数の銘柄が上昇。PETZ3などの上昇が目立った。【ロシア】MOEX指数 2616.51 +0.85%5日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.85%(22.13ポイント)高の2616.51で引けた。日中の取引レンジは、2600.48-2624.13。利上げの影響は限られており、原油先物が底堅い動きを見せていることなどを好感した買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 79476.63 +0.88%5日のインド株式市場は反発。前日比694.39ポイント高(+0.88%)の79476.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同217.95ポイント高(+0.91%)の24213.30で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、22が上昇、8が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが入ったようだ。JSWスチール(JSTL)の上昇が目立った。一方、ADSEZは軟調推移。【中国本土】上海総合指数 3386.99 +2.32%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比76.78ポイント高(+2.32%)の3386.99ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が引き続き相場の支えとなっている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議が4日に開幕した(8日に閉幕)。会議の決定内容については、最終日に国営メディアが詳細を報じるのが通例で、市場では、10兆人民元(約214兆円)規模の財政政策が打ち出されるとの観測も流れている。中国景況感の改善も追い風。官民で公表された10月の中国製造業PMIが上振れたことに続き、取引時間中に発表された民間集計の財新サービス業PMIは市場予想(50.5)を大幅に上回る52.0で着地している。米大統領選の投開票を5日に控える中、模様眺めスタンスで朝方は安く推移したものの、指数は程なくプラスに転じ、上げ幅を徐々に広げた。 <AK> 2024/11/06 10:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ *10:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 130514.79 +1.87%4日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1.87%(2394.04ポイント)高の130514.79で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では80が上昇、5が下落、変わらずは1。米長期金利の低下や原油高を受けて大半の銘柄が上昇。コグナ・エデュ・カカオ(COGN3)は11%超の値上がり。【ロシア】MOEX指数 休場4日のロシア株式市場は祝日のため、休場。【インド】SENSEX指数 78782.24 -1.18%4日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比941.88ポイント安(-1.18%)の78782.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同309.00ポイント安(-1.27%)の23995.35で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、6が上昇、24が下落、変わらずは0。外部環境の悪化を警戒して多くの銘柄が値下がり。ADSEZの下落が目立った。一方、マヒンドラ・マヒンドラ(MM)は堅調推移。【中国本土】上海総合指数 3310.21 +1.17%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.19ポイント高(+1.17%)の3310.21ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国で4-8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの観測が強まっている。また、官民で公表された景況感指数の上振れも改めて材料視された。あす5日に投開票される米大統領選や(結果判明は早ければ7日)、対外関係の悪化などを懸念し朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じ、引けにかけて上げ幅を広げている。 <AK> 2024/11/05 10:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、前日の欧米市場の下落 *10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、前日の欧米市場の下落 【ブラジル】ボベスパ指数 129713.33 -0.71%31日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比926.00ポイント安(-0.71%)の129713.33で引けた。日中の取引レンジは129641.78-130797.86となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ観測が警戒され、売りは継続。また、欧米市場の下落も投資家心理の重しとなった。ほかに、通貨レアル安の進行が足かせとなった。一方、原油価格の上昇や中国の経済指標の改善などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2560.20 -55.1831日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.11%安(-55.18)の2560.20となった。日中の取引レンジは2551.20-2593.11となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。欧米株安が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速なども引き続き圧迫材料。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 79389.06 -0.69%31日のインドSENSEX指数は続落。前日比553.12ポイント安(-0.69%)の79389.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.50ポイント安(-0.56%)の24205.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで24日連続の売り越しとなった。また、前日の欧米市場の下落も投資家心理の重しとなった。【中国本土】上海総合指数 3279.82 +0.42%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.59ポイント高(+0.42%)の3279.82ポイントと3日ぶりに反発した。中国指標が好感される流れ。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは市場予想(49.9)を上回る50.1に改善し、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに超過した。非製造業PMIは50.2となり、予想(50.3)には届かなかったが、前月(50.0)を上回っている。中国経済対策に対する期待感も支え。11月4-8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、大型財政政策が決定されるとの観測が強まっている。 <CS> 2024/11/01 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシアは続伸、原油高などが支援材料 *10:15JST 概況からBRICsを知ろう ロシアは続伸、原油高などが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 130639.33 -0.07%30日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.07%(90.60ポイント)安の130639.33で引けた。日中の取引レンジは130472.60-131026.92となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2615.38 +0.60%30日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.60%(15.72)高の2615.38となった。日中の取引レンジは2592.15-2631.80となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、経済指標の改善も好感された。9月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の5.1%から6.5%に上昇し、予想の5.7%を上回った。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落が警戒され、指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 79942.18 -0.53%30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比426.85ポイント安(-0.53%)の79942.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.00ポイント安(-0.51%)の24340.85で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで23日連続の売り越しとなった。また、証券会社がニフティ構成銘柄の1株当たり利益(EPS)の上昇率予想を下方修正していることも嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3266.24 -0.61%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.17ポイント安(-0.61%)の3266.24ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の鈍化懸念がくすぶっているほか、指標発表も気がかり材料となった。中国では31日(日本時間10時半ごろ)に10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMIが公表される。それに続き、民間集計の財新・中国製造業PMIが11月1日、財新・中国サービス業PMIが5日に発表される予定だ。対外関係の悪化も不安視。バイデン米政権が28日に先端技術分野の対中投資を制限する規制を最終決定したことに関し、中国外交部は29日、「断固反対」と表明し、対抗措置を打ち出すことを示唆した。ほか、欧州連合(EU)は29日夜(現地時間)、中国製電気自動車(EV)に対する関税を最大45.3%に引き上げることを正式に承認している。 <AK> 2024/10/31 10:15 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジルは反落、原油安などが足かせ *10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは反落、原油安などが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 130729.93 -0.37%29日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.37%(482.65ポイント)安の130729.93で引けた。日中の取引レンジは130,693.36-131,764.70となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が足かせとなったほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、欧州市場の下落なども指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが引き続き好感されたもようだ。【ロシア】MOEX指数 2599.66 +0.96%29日のロシア株式市場は大幅に6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.96%(24.60)高の2599.66となった。日中の取引レンジは2557.65-2612.94となった。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、予想以上の利上げが引き続き嫌気された。また、欧州市場の下落なども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 80369.03 +0.45%29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比363.99ポイント高(+0.45%)の80369.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.70ポイント高(+0.52%)の24466.85で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。上場銀行の業績が順調に伸びていることが好感された。7-9月期の上場銀行の増益率は36%に達していると報告された。また、インド経済が安定的に成長するとの観測も好感された。最新の経済調査結果では、2024年度のインドの成長率が6.5-7.0%になると予測されている。農業の生産高が順調に伸びているほか、祭り期間の需要増、政府歳出の拡大などが挙げられている。【中国本土】上海総合指数 3286.41 -1.08%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.79ポイント安(-1.08%)の3286.41ポイントと3日ぶりに反落した。様子見ムードが漂う流れ。中国企業の業績動向や、指標発表が気がかりだ。本土・香港マーケットでは1-9月期決算の発表が本格化している。ほか、31日に10月の中国製造業PMIなどが公表される予定だ。中国経済の先行きも不安視。中国財政部は28日、今年1-9月の国有企業・国有持株会社の利益総額が前年同期比2.3%減の3兆2487億人民元(約69兆6870億円)に縮小したと報告した。減益率は1-8月の2.1%から0.2ポイント拡大している。 <AK> 2024/10/30 10:17 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国経済対策の期待感が材料視される流れ *09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国経済対策の期待感が材料視される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 131212.58 +1.02%28日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1319.26ポイント高(+1.02%)の131212.58で引けた。日中の取引レンジは129,893.71-131,420.56となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想は前回の3.05%から3.08%に上方修正された。24年末時点のインフレ予想は前回の4.50%から4.55%に引き上げられた。一方、原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2575.06 -3.21%28日のロシア株式市場は大幅に5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比85.30ポイント安(-3.21%)の2575.06ポイントで引けた。日中の取引レンジは2570.20-2652.12となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。予想以上の利上げが引き続き嫌気された。また、原油価格の大幅安もウエートの高い資源セクター売り手掛かり。一方、欧米市場が堅調な値動きを示したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 80005.04 +0.76%28日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比602.75ポイント高(+0.76%)の80005.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.35ポイント高(+0.65%)の24339.15で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。両指数とも前営業日25日まで5日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。また、インフレ率の鈍化観測も好感された。インド準備銀行(中央銀行)は最新リポートで、インフレ率が来年1-3月期から鈍化するとの見通しを示した。準備銀は、2024年度の成長予想を7.2%に据え置いた。これはモディ政権が定めた目標の6.5-7.0%を上回っている。農村部の消費拡大や民間投資の拡大などが挙げられている。【中国本土】上海総合指数 3322.20 +0.68%週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.50ポイント高(+0.68%)の3322.20ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が材料視される流れ。11月4-8日の日程で開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、財政出動の具体的な内容が公表されると予想されている。財政部の藍仏安・部長は今月12日の記者会見で、「財政赤字を拡大させる余地がある」と述べ、追加の財政出動で景気を下支えする方針を示した。ただ、上値は限定的。国家統計局が27日付で発表した9月の工業企業利益について、前年同月比で27.1%減少し、減少率が8月の17.8%から9.3ポイント拡大したことが不安視されている。 <CS> 2024/10/29 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気 *10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 129893.30 -0.13%25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.65ポイント安(-0.13%)の129893.30で引けた。日中の取引レンジは129805.95-130529.22となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。10月のFGV消費者信頼感指数は前月の93.7から93.0に低下した。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正や原油価格の上昇がサポート材料となった。2024年7-9月期と10-12月期の成長予想は、それぞれ前回調査の3.3%、2.8%から3.4%、3.0%に上方修正された。【ロシア】MOEX指数 2660.36 -2.14%25日のロシア株式市場は大幅に4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比58.06ポイント安(-2.14%)の2660.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,657.31-2,751.23となった。前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ほぼ全面安の展開。予想以上の利上げが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。ロシア中央銀行は25日、政策金利を年19.00%から21.00%に引き上げると決定。これは予想の20.00%を上回った。一方、原油価格の上昇が中国当局の株式市場の支援策などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 79402.29 -0.83%25日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比662.87ポイント安(-0.83%)の79402.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同218.60ポイント安(-0.90%)の24180.80で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで20日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気された。7-9月期の上場企業の増収率予想は5-7%となり、予想通りなら4年ぶりの低水準となる。【中国本土】上海総合指数 3299.70 +0.59%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.44ポイント高(+0.59%)の3299.70ポイントと反発した。人民元安の一服が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元高方向へと設定した。上海外国為替市場でもオンショア人民元が上昇している。ただ、上値は限定的。本土・香港マーケットで1-9月期決算の発表がスタートする中、企業業績を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせている。 <CS> 2024/10/28 10:00 注目トピックス 外国株 シーラテクノロジーズ---新ブランドマンション「SYFORME NEXT」を立ち上げ *16:20JST シーラテクノロジーズ---新ブランドマンション「SYFORME NEXT」を立ち上げ シーラテクノロジーズは24日、子会社のシーラが、新ブランドマンションの「SYFORME NEXT」を立ち上げたことを発表した。シーラは、ブラックロックのリアルエステート部門が運営する私募ファンドが所有する「SYFORME NEXT MUKOJIMA」を含む、複数の「SYFORME」および「SYFORME NEXT」ブランドの物件に対するプロパティマネジメント(PM)業務および建物管理業務を受託し、今後もさらなる展開を予定している。「SYFORME NEXT」は、先進的なライフスタイルを提供し、次世代の都市居住をリードする独立したブランドとして成長を目指している。シーラは、ブラックロックの私募ファンドとの協業に関する合意を締結し、「SYFORME」4棟を同ファンドへ譲渡している。この協業を通じて、シーラは今後も、ブラックロックのリアルエステート部門に対して日本の不動産プロジェクトへの投資機会を創出し、市場のニーズに即した戦略的な不動産開発および投資をさらに加速させていく。 <AK> 2024/10/25 16:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、インドSENSEX指数は4日続落 *09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、インドSENSEX指数は4日続落 【ブラジル】ボベスパ指数 130066.95 +0.65%24日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比833.84ポイント高(+0.65%)の130066.95で引けた。日中の取引レンジは128798.26-130129.98となった。横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、中国当局が景気対策や株式市場の支援策を強化していることも好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、インフレ率の加速なども懸念材料となった。【ロシア】MOEX指数 2734.93 -0.60%24日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.51ポイント安(-0.60%)の2718.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,690.83-2,730.58となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も指数の足かせとなった。一方、経済指標の改善が引き続き支援材料。また、中国当局が景気対策や株式市場の支援策を強めていることも好感された。【インド】SENSEX指数 80065.16 -0.02%24日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比16.82ポイント安(-0.02%)の80065.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.10ポイント安(-0.15%)の24399.40で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の上昇を受け、外資の流出懸念が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで19日連続の売り越しとなった。ほかに、10月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)などが取引時間内に発表されるため、慎重ムードも強まった。なお、10月のHSBC製造業PMIは57.4となり、前月の56.5を上回った。【中国本土】上海総合指数 3280.26 -0.68%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.54ポイント安(-0.68%)の3280.26ポイントと5日ぶりに反落した。米長期金利の上昇が嫌気される流れ。昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、約3カ月ぶりの高水準を一時付けた。堅調な米経済指標の発表が続き、米連邦準備理事会(FRB)は利下げペースを緩やかにするとの見方が強まっている。米金利高を受けた対米ドルでの人民元安が懸念される中、本土からの資金流出も不安視される状況だ。また、国際通貨基金(IMF)が中国の2024年経済成長率予測を下方修正するなど、景気懸念もくすぶっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。当局が国内景気や株式市場の支援スタンスを強めていることが相場を支えている。 <CS> 2024/10/25 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシアは続落、原油安や米長期金利の上昇で *10:20JST 概況からBRICsを知ろう ロシアは続落、原油安や米長期金利の上昇で 【ブラジル】ボベスパ指数 129233.11 -0.55%23日のブラジル株式市場は5日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.55%(718.26ポイント)安の129233.11で引けた。日中の取引レンジは128,589.13-129,949.20となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米長期金利の上昇が警戒され、外資の流出懸念が高まった。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かり。一方、インフレ率の鈍化が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2734.93 -0.74%23日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.74%(20.26ポイント)安の2734.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,730.49-2,755.22となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が支援材料となった。9月の鉱工業生産の増加率は3.2%となり、前月の2.7%を上回った。【インド】SENSEX指数 80081.98 -0.17%23日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比138.74ポイント安(-0.17%)の80081.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.60ポイント安(-0.15%)の24435.50で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで18日連続の売り越しとなった。また、10月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)などが翌24日に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。【中国本土】上海総合指数 3302.80 +0.52%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.94ポイント高(+0.52%)の3302.80ポイントと4日続伸した。株式市場の支援策が引き続き材料視される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設した。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」を正式始動している。また、政府系シンクタンク、中国社会科学院の金融研究所が22日、総額2兆人民元(約42兆6000億円)規模の「株価安定化基金」設立を提言したことも材料視された。 <AK> 2024/10/24 10:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジルは続落、欧州株安などが足かせ *10:25JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは続落、欧州株安などが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 129951.37 -0.31%22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.31%(410.19ポイント)安の129951.37で引けた。日中の取引レンジは129094.35-130345.51となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。欧州株の下落が指数の足かせに。また、インフレの加速懸念なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となったほか、成長予想の上方修正が引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2755.19 -0.45%22日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.45%(12.52ポイント)安の2755.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,754.08-2,783.82となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。輸出銘柄の下落が指数の下げを主導。通貨ルーブル高の進行が圧迫材料となったもようだ。また、欧州株安もロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 24472.10 -1.25%22日のインドSENSEX指数は続落。前日比930.55ポイント安(-1.15%)の80220.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同309.00ポイント安(-1.25%)の24472.10で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで17日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測なども引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3285.87 +0.54%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.76ポイント高(+0.54%)の3285.87ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。金融緩和や株価対策など、当局の支援策が引き続き支えになっている。市場支援策では、中国人民銀行(中央銀行)が先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」の正式始動を公表した。自社株買いでは、すでに20日までに少なくともA株企業23社が同制度の活用を発表。SFISFの初回オペでは、証券会社など20社が21日、計500億人民元(約1兆600億円)規模の資産交換に応札した。 <AK> 2024/10/23 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ *09:58JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 130361.56 -0.11%21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.70ポイント安(-0.11%)の130361.56で引けた。日中の取引レンジは130,156.63-131,123.53となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の3.01%から3.05%に引き上げられている。【ロシア】MOEX指数 2767.71 0.57%21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.81ポイント高(+0.57%)の2767.71ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,759.58-2,779.73となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が支援材料。また、通貨ルーブル安の進行も輸出セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81151.27 -0.09%21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比73.48ポイント安(-0.09%)の81151.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.95ポイント安(-0.29%)の24781.10で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。軟調な経済指標が足かせに。7-9月期の経済活動指数は134.3、前期の149.8を下回った。また、7-9月期の上場企業の業績伸び率が前期から鈍化しているとの報告も嫌気された。ほかに、利下げ時期の先送り観測などが引き続きマイナス材料となった。【中国本土】上海総合指数 3268.11 +0.20%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.55ポイント高(+0.20%)の3268.11ポイントと続伸した。中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.35→3.10%(予想は3.15%)、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.85→3.60%(予想は3.65%)と予想以上に引き下げられた。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は18日、預金準備率の引き下げについても言及している。 <CS> 2024/10/22 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、企業業績の改善が支援材料 *09:40JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、企業業績の改善が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 130499.26 -0.22%18日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比294.15ポイント安(-0.22%)の130499.26で引けた。日中の取引レンジは130121.08-131724.66となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。一方、指数の下値は限定的だった。欧米市場の上昇が指数をサポート。また、中国政府が財政出動を追加するとの観測も対中輸出の拡大期待を高めた。【ロシア】MOEX指数 2751.90 -0.42%18日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.63ポイント安(-0.42%)の2751.90ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,744.36-2,770.45となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 81224.75 +0.27%18日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比218.14ポイント高(+0.27%)の81224.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.20ポイント高(+0.42%)の24854.05で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業業績の改善が支援材料。IT大手ウィプロ(WIT)はこのほど、7-9月期は21%増益したと発表。また、インフォシスも2024年度の売上予想を3.75-4.50%引き上げた。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。【中国本土】上海総合指数 3261.56 +2.91%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比92.18ポイント高(+2.91%)の3261.56ポイントと反発した。中国指標の内容が好感される流れ。取引時間中に公表された各種統計は、中国経済の過度な減速懸念を後退させる内容だった。7-9月GDP成長率のほか、9月の小売売上高や鉱工業生産が予想を上回っている。中国人民銀行(中央銀行)が18日、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度の創設を発表したこともプラスだ。また、人民銀の潘功勝・総裁が預金準備率の引き下げについて言及したことも材料視されている。指数は朝方に弱含む場面があったものの、徐々に上げ幅を広げ、後場に入り一段高となった。 <CS> 2024/10/21 09:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、資源銘柄の下落が指数の下げを主導 *09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、資源銘柄の下落が指数の下げを主導 【ブラジル】ボベスパ指数 130793.41 -0.73%17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比956.31ポイント安(-0.73%)の130793.41で引けた。日中の取引レンジは129901.94-131715.84となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速も懸念材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場や原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2763.53 -0.72%17日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.93ポイント安(-0.72%)の2763.53ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,763.53-2,795.14となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。資源銘柄の下落が指数の下げを主導。通貨ルーブル高の進行が輸出銘柄の圧迫材料となったもようだ。一方、指数の下値は限定的。欧米株や原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81006.61 -0.61%17日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比494.75ポイント安(-0.61%)の81006.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同221.45ポイント安(-0.89%)の24749.85で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速懸念が圧迫材料。10月-4月の乾季期間の作物(ラビ作)価格が小幅ながら上昇すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで14日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3169.38 -1.05%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.56ポイント安(-1.05%)の3169.38ポイントと反落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす18日(日本時間11時ごろ)、各種経済指標(9月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、第3四半期のGDP成長率など)が集中して報告される。注目のGDP成長率に関しては、前四半期(4.7%)から減速するとの見方がコンセンサスだ。中国当局者の会見にも失望感。取引時間中に開かれた住宅都市農村建設部の会見では、未完成の不動産プロジェクトに優先的に銀行が融資する「ホワイトリスト」制度を拡大し、年末までに規模を4兆人民元(約83兆9500億円)に増やす方針などが明らかにされたものの、市場からは「期待に届かなかった」との声も聞かれている。 <CS> 2024/10/18 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、インフレ率の鈍化が好感 *09:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、インフレ率の鈍化が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 131749.72 +0.54%16日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比706.45ポイント高(+0.54%)の131749.72で引けた。日中の取引レンジは130780.18-132232.66となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。インフレ率の鈍化が好感され、買いは継続。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も引き続き好感された。ほかに、米株高などが買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2783.46 -0.80%16日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.33ポイント安(-0.80%)の2783.46ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,781.28-2,827.15となった。プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、インフレ率の落ち着きなどが指数をサポート。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 81501.36 -0.39%16日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比318.76ポイント安(-0.39%)の81501.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.05ポイント安(-0.34%)の24971.30で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速が利下げ期待を後退させた。エコノミストらは、9月のインフレ率がインド準備銀行(中央銀行)のインフレ目標4%前後を上回っており、12月の金融政策理事会では利下げが見送られるとみている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3202.95 +0.05%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.66ポイント高(+0.05%)の3202.95ポイントと小反発した。中国当局の景気支援スタンスが相場を支える流れ。住宅都市農村建設部は17日、財政部と中国人民銀行(中央銀行)の当局者と共に会見を開き、低迷する不動産業界を支援する方針を示す見込みだ。また、財政部が先ごろ、追加の財政出動で景気を下支えする方針を示したことについては、10月末に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の承認を待って、規模など具体的な内容が明らかにされるとの見方もある。ただ、上値は限定的。9月の中国物価統計や貿易統計が予想を下回る中、デフレや景気鈍化が懸念されている。今週18日(日本時間11時ごろ)に公表される各種経済指標(9月の小売売上高や鉱工業生産のほか、第3四半期のGDP成長率など)の内容も気がかり。指数は安く推移する場面もみられている。 <CS> 2024/10/17 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家心理が悪化する流れ *09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家心理が悪化する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 131043.27 +0.03%15日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比38.02ポイント高(+0.03%)の131043.27で引けた。日中の取引レンジは130199.82-131456.51となった。軟調な展開が続いた後は引け間際にプラス圏を回復した。成長予想の上方修正が引き続き支援材料。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も好感された。一方、欧米市場の下落が指数の足かせに。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2805.79 +1.17%15日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比32.43ポイント高(+1.17%)の2805.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは2766.79-2810.13となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが広がった。また、経済指標の改善も引き続き支援材料。一方、原油価格や欧米市場の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81820.12 -0.19%15日のインドSENSEX指数は小反落。前日比152.93ポイント安(-0.19%)の81820.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.60ポイント安(-0.28%)の25057.35で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速が利下げ期待を後退させた。9月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(WPI)はそろって前月から加速。なかでもCPI上昇率は5.49%に加速し、9カ月ぶりの高水準を記録した。食料品価格の上昇が指数を押し上げたもようだ。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで12日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3201.29 -2.53%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比83.03ポイント安(-2.53%)の3201.29ポイントと反落した。投資家心理が悪化する流れ。9月の中国物価統計や貿易統計が予想を下回る中、デフレや景気鈍化が懸念された。また、週末18日に各種の経済指標がまとめて公表されることも気がかり材料として意識されている(9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率など)。 <CS> 2024/10/16 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えた *09:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えた 【ブラジル】ボベスパ指数 130352.86 +0.30%14日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1012.96ポイント高(+0.78%)の131005.25で引けた。日中の取引レンジは129728.80-131219.61となった。前日の終値近辺ででもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回調査の3.00%から3.01%に引き上げられた。また、欧米株高も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念が指数の足かせとなった。また、原油安なども資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2761.54 +0.46%14日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.84ポイント高(+0.68%)の2773.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2723.30-2788.18となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。欧米株の上昇が買い安心感を与えた。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測なども支援材料となった。ほかに、貿易黒字の拡大など経済指標の改善が好感された。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81973.05 +0.73%14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比591.69ポイント高(+0.73%)の81973.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同163.70ポイント高(+0.66%)の25127.95で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えたことが利下げ期待を高めた。また、年内の米利下げ軌道が大幅に変更されないとの観測も指数をサポート。なお、取引中に発表された9月の卸売物価指数(WPI)の上昇率(前年同月比)は前月の1.31%から1.84%に上昇し、予想の2.00%を下回った。取引終了後に発表された9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率(同)は前月の3.65%から5.49%に加速し、予想の5.10%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3284.32 +2.07%週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.58ポイント高(+2.07%)の3284.32ポイントと反発した。買い戻しが優勢となる流れ。上海総合指数は先週、約2週ぶりの安値を付けていた。中国当局の景気支援策に対する期待感も改めて強まる。週末12日に開かれた財政部の会見では、財政支援で景気を支える方針が示されたが、具体的な規模などに言及がなく、ポジティブサプライズには欠けたものの、市場では、10月末に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の承認を待って、財政出動の規模など具体的な内容が明らかにされる可能性が指摘されている。また、中国工業情報化部の汪江平・副部長は14日午前の記者会見で、第4四半期(10-12月)に関連部門と連携し、消費の促進と内需の拡大を図るための具体的な措置をさらに打ち出す方針を表明した。デフレ懸念が強まったことなどを嫌気し(9月の中国物価統計が下振れ)、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は徐々に上げ幅を広げた。 <CS> 2024/10/15 09:56

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