注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 17日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、ハイテク株上昇で約4年2カ月ぶりの高水準 *18:15JST 17日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、ハイテク株上昇で約4年2カ月ぶりの高水準 17日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比469.88ポイント(1.78%)高の26908.39ポイントと反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が210.38ポイント(2.24%)高の9596.77ポイントと4日続伸した。売買代金は3602億8360万香港ドル(約6兆7913億円)に拡大した。ハンセン指数は2021年7月以来、約4年2カ月ぶりの高値水準を回復。中国当局による追加の景気刺激策期待と、AI分野などハイテク銘柄への買いが広がり、反発基調で始まった。米中関係の不透明感への懸念が一部には残るものの、市場心理には底堅さが浮上した。ポジティブ材料はAI関連企業への期待の高まりと、中国国内での消費刺激策見直しとの連動性。加えて、中国当局が景気下支えを目的とする追加措置を検討しているとの見方が強まり、テック株・インターネット関連が買われた。百度集団などが一時大きく上昇した。一方、米国の金利政策を見極めたいとのムードや世界的な景気後退リスクが依然として重しとなった。また、中国経済指標の一部に伸び悩みが見られ、特に輸出や工業生産の先行きについて慎重な声が投資家の間で広がった。ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連や消費関連を中心に買いが広がった。百度(9888/HK)が15.28%高、JD(9618/HK)が5.23%高、アリババ(9988/HK)が5.41%高とネット・テック株に買いが集中した。背景には中国政府による景気刺激策への期待や、人工知能分野を中心とした業績改善への思惑がある。また、リチウム電池・EVメーカーのリ・オート(2015/HK)が5.00%高や、美団(3690/HK)が4.99%高も堅調に推移した。一方、不動産関連の一角に売りが膨らんだ。恒基地産(0012/HK)が0.92%安、CKインフラストラクチャー(1038/HK)が1.11%安。金利高止まりの影響が根強く、業績回復への懸念が売りを誘ったとの見方がある。その他、金融株の一部にも利益確定の売りが入り、エイチエスビーシー(0005/HK)が0.65%安や中國銀行(香港)(2388/HK)が1.05%安となった。公益・通信系も軟調で、パワーアセッツ(0006/HK)が0.58%安、香港中華煤気(0003/HK)が0.28%安、中国移動(0941/HK)が0.69%安と値を下げた。その他売られた業種としては、医薬品や一部素材関連などが挙げられる。中国本土市場は小幅ながら続伸。主要指標の上海総合指数は前日比0.37%高の3876.34ポイントで引けた。ハイテクが大幅高。インフラ建設、自動車、不動産、証券、運輸、公益なども買われた。半面、金融株や消費関連、医薬、資源・素材も売られた。 <AK> 2025/09/17 18:15 注目トピックス 外国株 17日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅続伸、政策期待が指数をサポート *17:55JST 17日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅続伸、政策期待が指数をサポート 17日の中国本土市場は小幅ながら続伸。主要指標の上海総合指数が前日比14.48ポイント(0.37%)高の3876.34ポイントで引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)や米中首脳電話会議を控えた慎重ムードのなかでスタートしたものの、政策期待を背景に持ち直した。米国の金利動向や貿易摩擦再燃の懸念が売り圧力を生んだが限定的だった。相場全体では保ち合いからの上放れの様相だった。中国政府の内需拡大政策の見通しと規制緩和の期待を受け、自動車・家電・電子製造受託(生産受託)関連セクターに買いが入り、相場を下支えした。また、鴻海(ホンハイ)などアップル新型iPhoneの組立て関連企業の見通し改善も好感された。一方、重要イベント前のポジション調整売りが見られた。為替に関しても人民元の動きに敏感な輸入コストや企業収益への逆風となる要因が意識されていた。セクター別では、ハイテク関連が高い。昆山科森科技(603626/SH)がストップ高の10.0%高、広東世運電路科技(603920/SH)が7.8%高、鴻遠電子(603267/SH)が6.5%高、聞泰科技(600745/SH)が3.9%高とそろって堅調な値動きを示した。また、インフラ関連や発電設備銘柄も買われた。特変電工(600089/SH)と上海建工集団(600170/SH)がそろってストップ高の10.0%高、臥竜電気駆動集団(600580/SH)が8.7%高、中国建築(601668/SH)が1.3%高となった。一方、金融株が安い。上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.5%安、南京銀行(601009/SH)が1.2%安、中国農業銀行(601288/SH)が1.1%安、中国太平洋保険(601601/SH)が1.0%安で引けた。また、医薬株や資源・素材関連もさえない展開となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント(0.11%)高の265.21ポイント、深センB株指数が1.47ポイント(0.11%)高の1361.03ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/17 17:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、原油高や米利下げ期待で *10:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、原油高や米利下げ期待で 【ブラジル】ボベスパ指数144061.73 +0.36%16日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.16ポイント高(+0.36%)の144061.73で引けた。日中の取引レンジは143,546.58-144,584.10となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いは広がった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待から買いも継続した。一方、指数の上値は重い。景気の先行き不安などが指数の上値を抑えた。また、FOMCを見極めたいとのムードも強まった。【ロシア】MOEX指数 2802.77 -0.25%16日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.08ポイント安(-0.25%)の2802.77となった。日中の取引レンジは2,778.51-2,831.8となった。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒され、売りは継続した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ観測や中国の景気対策の期待感が引き続き支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 82380.69 +0.73%16日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比594.95ポイント高(+0.73%)の82380.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.90ポイント高(+0.68%)の25239.10で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。米利下げが確実視されていることが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)は今週16-17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ再開を決定すると予測されている。また、デフレ懸念がやや後退していることも景気不安をやや緩和させた。8月の卸売物価指数(WPI)は前月のマイナス0.58%からプラス0.52%に回復し、予想のプラス0.30%を上回った。このほか、米印間の通商交渉がきょうから再開される予定となり、交渉の前進期待が高まっていることがサポート材料となった。【中国】上海総合指数は3861.87 +0.04%16日の中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数が前日比1.36ポイント高(+0.04%)の3861.87ポイントで引けた。米国製半導体から中国製への切り替えが進むとの期待が広がり、テクノロジー株が買われ市場を下支えした。半導体関連の強含みが指数をサポート。中国の自主技術開発に関する期待感も投資家心理を下支えした。一方、米中首脳協議を控えて通商摩擦の行方が不透明ななか、警戒感から指数は一時下落する場面が見られた。投資家の持ち高調整が相場を圧迫し、様子見姿勢も強まった。結局、指数は前日比でわずかに上昇し、下値の堅さを示す展開となった。米中関係の行方を見極めようとする投資家の慎重姿勢と、中国内需や景気対策に対する楽観的な見方が交錯し、全体として方向感に乏しい値動きにとどまった。 <AK> 2025/09/17 10:51 注目トピックス 外国株 16日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり小反落、米中の通商摩擦などが足かせ *19:07JST 16日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり小反落、米中の通商摩擦などが足かせ 16日の香港市場は3日ぶりに小反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比8.05ポイント(0.03%)安の26438.51ポイントで引けた。一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は1.63ポイント(0.02%)高の9386.39ポイントと小幅ながら3日続伸した。売買代金は2940億6910万香港ドル(約5兆5461億円)となった。前日の米株高や米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が香港市場を午前中に押し上げた。一方、中国本土からの資金による利益確定売りが重荷となり、小幅反落で引けた。米中の通商摩擦やティックトックを巡る枠組みなど、政策面の不透明感が投資家心理を抑制。さらに、中国当局による独占禁止法調査の動きもリスク要因として意識された。前日に本土株が上昇した反動で、電子商取引やハイテクを中心に売りが入りやすくなった。一方で、海外市場の堅調さと流動性の潤沢さが下支え役となり、急激な売り崩れには至らず。結果としては、指標は小幅安で引け、取引終了間際に上昇分を手放す形で下落に転じた。ハンセン指数の構成銘柄では、ヘルスケア関連の下げが目立った。中でもJDヘルス(6618/HK)は5.82%安と大幅安となり、アリババヘルス(0241/HK)は3.89%安、シノバイオファーマ(1177/HK)も2.18%安に沈んだ。背景には、当局による薬価引き下げ政策や利益圧縮への懸念が再燃したことがある。加えて、医薬品業界の競争激化や研究開発費の増大が収益性への不安を強めたことで、投資家のセンチメントが悪化した。次いで売り込まれたのは不動産関連で、広州富力地産(2777/HK)が8.0%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.7%安、新鴻基地產(0016/HK)が1.34%安、ロンフォー・プロパティーズ(0960/HK)が1.69%安、恒安国際集団(1044/HK)が1.00%安となった。反面、買いが集まったのは一部消費関連およびテクノロジー関連で、トリップドットコム(9961/HK)は4.09%高、シュンズウ・インターナショナル(2313/HK)は3.51%高、ミートゥアン(3690/HK)は3.03%高と堅調だった。観光・外食・ネット関連サービスへの需要拡大が評価されたことが背景にある。また、自動車関連のジーリー(0175/HK)も3.20%高と買われ、個人消費の底堅さや政策支援への期待感が相場を支えた。中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.04%高の3861.87ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。不動産、自動車、インフラ建設なども買われた。一方、資源・素材は安い。銀行・保険、消費銘柄なども売られた。 <AK> 2025/09/16 19:07 注目トピックス 外国株 16日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり小反発、ハイテク株の上昇が指数をサポート *19:01JST 16日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり小反発、ハイテク株の上昇が指数をサポート 16日の中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数が前日比1.36ポイント(0.04%)高の3861.87ポイントで引けた。米国製半導体から中国製への切り替えが進むとの期待が広がり、テクノロジー株が買われ市場を下支えした。半導体関連の強含みが指数をサポート。中国の自主技術開発に関する期待感も投資家心理を下支えした。一方、米中首脳協議を控えて通商摩擦の行方が不透明ななか、警戒感から指数は一時下落する場面が見られた。投資家の持ち高調整が相場を圧迫し、様子見姿勢も強まった。結局、指数は前日比でわずかに上昇し、下値の堅さを示す展開となった。米中関係の行方を見極めようとする投資家の慎重姿勢と、中国内需や景気対策に対する楽観的な見方が交錯し、全体として方向感に乏しい値動きにとどまった。セクター別では、ハイテクの上昇が目立った。曙光信息産業(603019/SH)が8.8%高、ガラスメーカーの凱盛科技(600552/SH)が3.9%高、江蘇長電科技(600584/SH)が2.3%高、液晶パネルメーカーの南京中電熊猫信息産業集団(600775/SH)が1.7%高とそろって堅調な値動きを示した。また、不動産やインフラ、自動車株も買われた。半面、素材株やエネルギー株はさえない。レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が4.0%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.7%安、セメントの華新水泥(600801/SH)が2.4%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.5%安、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.1%安で引けた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.71ポイント(0.65%)高の264.92ポイント、深センB株指数が9.26ポイント(0.69%)高の1359.55ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/16 19:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は反発、米利下げ観測や米中通商交渉の進展で *10:39JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は反発、米利下げ観測や米中通商交渉の進展で 【ブラジル】ボベスパ指数143546.58 +0.90%15日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1275.00ポイント高(+0.90%)の143546.58で引けた。日中の取引レンジは142,292.21-144,193.58となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利下げが確実視されていることが好感され、買いは広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)は今週17-18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ再開を決定する見通しだ。また、原油価格の上昇や米中通商交渉の進展もサポート材料となった。一方、弱い経済指標などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2809.85 -1.05%15日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.88ポイント安(-1.05%)の2809.85となった。日中の取引レンジは2,801.03-2,834.6となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、売りは優勢。ロシア軍によるウクライナへの侵攻が続いており、ウクライナ各地でロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いていると報じられている。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料。半面、原油価格の上昇や米利下げが確実視されていることが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81785.74 -0.15%15日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比118.96ポイント安(-0.15%)の81785.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.80ポイント安(-0.18%)の25069.20で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。利下げの先送り観測が圧迫材料。インフレ率の一段鈍化が予想されているが、それでもインド準備銀行(中央銀行)が10月に開催される金融政策会合で、利下げを実施しないと予測されている。また、中東やウクライナ問題の不透明感なども引き続き警戒された。【中国】上海総合指数は3860.50 -0.26%15日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前営業日比10.09ポイント安(-0.26%)の3860.50ポイントで引けた。経済指標の下振れが警戒され、売りは優勢。取引時間中に発表された8月の鉱工業生産や小売売上高はそろって市場予想を下回ったほか、1-8月の不動産投資の伸び率も鈍化した。また、中東やウクライナなど地政学的リスクの不透明感も懸念材料となった。 <AK> 2025/09/16 10:39 注目トピックス 外国株 12日の香港市場概況:香港市場は反発、ハンセン指数は約4年1カ月ぶりの高値 *18:07JST 12日の香港市場概況:香港市場は反発、ハンセン指数は約4年1カ月ぶりの高値 12日の香港市場は反発。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比301.84ポイント(1.16%)高の26388.16ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が104.69ポイント(1.13%)高の9364.94ポイントで引けた。ハンセン指数は2021年8月以来、約4年1カ月ぶりの高値水準を回復。売買代金は3207億3390万香港ドル(約6兆843億円)となった。中国の人工知能開発が米国依存を避けつつ進展するとの見方が強まり、テクノロジー関連株を中心に買いが集まった。加えて、米長期金利の低下が投資家のリスク選好を後押しした。こうした材料を背景に相場は堅調に推移し、高値圏で週末を終えた。ハンセン指数の構成銘柄では、テクノロジー関連株は買いを集めた。百度(9888/HK)が8.0%高、アリババ(9988/HK)が5.4%高、テンセント(700/HK)が2.3%高と大幅に上昇。京東集団(9618/HK)が1.3%高、快手科技(1024/HK)が2.3%高も堅調で、AIやクラウド関連事業の成長期待が追い風となった。加えて、中国宏橋(1378/HK)が6.5%高、レノボ(992/HK)が2.3%高といった銘柄も急伸し、指数全体の押し上げ役を担った。半面、生活必需品や消費関連株に売りが広がった。チョウタイフック珠宝集団(1929/HK)が3.1%安、アリババヘルス(241/HK)が2.6%安、ブドワイザーAPAC(1876/HK)が2.2%安と軟調。新東方教育科技(9901/HK)が2.4%安や中国神華能源(1088/HK)が2.1%安も下落した。高値警戒感が意識され、利益確定売りが優勢となったことが背景にあるまた、エネルギーや素材関連株も軟調に推移した。中国石油天然気(857/HK)が1.2%安、中国海洋石油(883/HK)が0.6%安、ジーリー汽車(175/HK)が1.2%安と下げを主導。本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.12%安の3870.60ポイントで取引を終了した。金融が下げ主導。消費関連、自動車、エネルギーなども売られた。一方、ハイテクが逆行高。自動車、医薬なども買われた。 <AK> 2025/09/12 18:07 注目トピックス 外国株 12日の中国本土市場概況:上海総合指数は3日ぶり反落、週末要因などで持ち高整理が優勢 *18:02JST 12日の中国本土市場概況:上海総合指数は3日ぶり反落、週末要因などで持ち高整理が優勢 12日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数が前日比4.71ポイント(0.12%)安の3870.60ポイントで引けた。翌週明けに主要な経済指標の発表を控えて様子見姿勢が強まった。また、相場過熱感への警戒に加え週末要因も重なり持ち高整理の売りが優勢となった。一方で、中国当局による景気刺激策への期待は根強く、取引中には小高く推移する場面もみられた。全体として方向感に乏しく、指数は狭いレンジ内での動きにとどまった。上海市場では金融株に売りが広がった。浦東発展銀行(600000/SH)が3.5%安、中信証券(600030/SH)が1.9%安、中国招商銀行(600036/SH)が1.8%安と下落が目立ち、華夏銀行(600015/SH)が1.9%安も軟調だった。金利動向への警戒感や不良債権リスクが引き続き投資家心理を圧迫したとみられた。不動産関連株も下げが目立った。北京万通(600246/SH)が5.6%安、臥龍不動産(600173/SH)が8.2%安、上海家化聯合(600315/SH)が4.1%安など大きく値を崩した。政府による追加的な景気刺激策の期待が後退する中、需給懸念や信用リスクが再び意識され、不動産セクター全般が重荷となった。一方で素材・新エネルギー関連には買いが集まった。河南豫光金鉛(600531/SH)が10.0%高、創業科技(600601/SH)が10.0%高、新疆八一鋼鉄(600581/SH)が10.0%高と急騰し、中国北方稀土(600111/SH)が6.0%高や江西銅業(600362/SH)が6.8%高も強含んだ。資源価格の上昇や政策的な新エネルギー支援期待が背景にあり、鉄鋼・非鉄金属を中心に物色が強まった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.02ポイント(0.39%)安の263.19ポイント、深センB株指数が4.12ポイント(0.30%)安の1359.45ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/12 18:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は反発、米利下げ観測を好感 *10:21JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は反発、米利下げ観測を好感 【ブラジル】ボベスパ指数142348.70 +0.52%11日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比730.41ポイント高(+0.52%)の142348.70で引けた。日中の取引レンジは141,611.77-143,181.59となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。米利下げが確実視されていることが好感され、買いは継続。また、経済指標の改善も支援材料となった。7月の小売売上高の上昇率は前月の0.4%(改定値)から1.0%に上昇し、予想の0.8%を上回った。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が成長率の鈍化観測などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2908.14 -0.21%11日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.12ポイント安(-0.21%)の2908.14となった。日中の取引レンジは2,890.68-2,916.35となった。中盤は下値を探る展開を示したが、その後は前日の終値近辺まで値を戻した。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、中東の地政学リスクも引き続き警戒材料となった。一方、指数の下値は限定的。国内の利下げ観測が好感されたほか、米利下げが確実視されていることも外資の流出懸念を後退させた。【インド】SENSEX指数 81548.73 +0.15%11日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比123.58ポイント高(+0.15%)の81548.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.40ポイント高(+0.13%)の25005.50で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をやや拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2025年度のインドの成長予想をこれまでの6.5%から6.9%に引き上げた。米国の高関税政策がインドに与える影響は限定的だと指摘し、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが国内消費を押し上げ、成長加速につながると指摘した。また、フィッチは、2025年度の財政赤字目標が達成できるとの見方も示した。外部環境では、米利下げ期待の高まりなどが引き続き支援材料となった。【中国】上海総合指数は3875.31 +1.65%11日の中国本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数が前日比63.09ポイント高(+1.65%)の3875.31ポイントで引けた。米国のハイテク株の上昇やアップルの新型iPhone関連製造受託業務の好調報道が追い風となった。通信や半導体・電子部品株が急伸し、科創板や創業板など新興テック企業の上昇が目立った。国内では、景気刺激策への期待が根強く、政策支援の可能性が相場に好影響を与えた。指数上昇の主力となったのはこれらの成長セクターとなった。ただ、中東地政学的リスクが引き続き懸念材料となった。また、上海総合指数が約10年ぶりの高値水準まで回復しており、過熱感を抑える売りもところどころで観測され、特にバリュエーションが高かった銘柄群には調整が入る場面はみられた。 <AK> 2025/09/12 10:21 注目トピックス 外国株 11日の香港市場概況:香港市場は5日ぶり反落、利益確定売りが優勢 *18:27JST 11日の香港市場概況:香港市場は5日ぶり反落、利益確定売りが優勢 11日の香港市場は5日ぶりに反落、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比113.94ポイント(0.43%)安の26086.32ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が67.91ポイント(0.73%)安の9260.25ポイントで引けた。売買代金は3252億530万香港ドル(約6兆1723億円)に拡大した。ハンセン指数が約4年ぶり高値圏まで回復しており、過熱感から利益確定売り圧力が優勢となった。外部環境では、米国の金利動向や世界経済リスクが警戒された。外国為替市場で人民元の動きにも注目が集まり、ドル高・利回りの上昇観測がリスク回避的な売りを誘った。半面、中国当局による追加景気刺激策への期待が投資家に一定の安心感を与えたほか、中国本土市場の強い上昇が香港市場にも波及した。データセンター・通信・半導体セクターなどテック関連が物色されたことで、下げ幅は限定された。ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品関連株が大幅に売られた。翰森製薬(03692/HK)が8.8%安、CSPC製薬集団(01093/HK)が7.5%安、無錫バイオロジクス(02269/HK)が4.3%安と下げが目立った。中国本土での薬価抑制強化や収益性低下への懸念が再燃したことが背景とみられ、セクター全体に売りが波及した。また、金融・ネット関連も軟調で、中国建設銀行(00939/HK)が1.1%安、テンセント(00700/HK)が0.6%安、京東集団(09618/HK)が1.7%安、快手科技(01024/HK)が1.1%安と主要ネット株も利益確定売りに押された。このほか、自動車関連では理想汽車(02015/HK)が3.0%安、小鵬汽車や吉利汽車も弱含み、成長株全般に調整色が強まった。反面、半導体や消費関連には買いが集まった。中芯国際集成電路(00981/HK)が5.0%高と急伸し、次いで中国宏橋(01378/HK)が3.6%高、新東方教育科技(09901/HK)が3.1%高と上昇が目立った。レノボ(00992/HK)が2.3%高、信義ガラス(00868/HK)が2.2%高も堅調で、業績改善や政策支援期待を背景に投資資金が循環した。これにより、指数全体の下値は一定程度支えられた。中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.65%高の3875.31ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。不動産、素材、インフラ建設、自動車、消費関連、銀行・保険なども買われた。半面、医薬は売られた。 <AK> 2025/09/11 18:27 注目トピックス 外国株 11日の中国本土市場概況:上海市場は続伸、ハイテクや素材が上げ主導 *18:20JST 11日の中国本土市場概況:上海市場は続伸、ハイテクや素材が上げ主導 11日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比63.09ポイント(1.65%)高の3875.31ポイントで引けた。米国のハイテク株の上昇やアップルの新型iPhone関連製造受託業務の好調報道が追い風となった。通信や半導体・電子部品株が急伸し、科創板や創業板など新興テック企業の上昇が目立った。国内では、景気刺激策への期待が根強く、政策支援の可能性が相場に好影響を与えた。指数上昇の主力となったのはこれらの成長セクターとなった。ただ、中東地政学的リスクが引き続き懸念材料となった。また、上海総合指数が約10年ぶりの高値水準まで回復しており、過熱感を抑える売りもところどころで観測され、特にバリュエーションが高かった銘柄群には調整が入る場面はみられた。個別銘柄では、ハイテク関連株が高い。恒生電子(600570/SH)が2.5%高、烽火通信科技(600498/SH)が4.5%高、用友網絡科技(600588/SH)が5.6%高とそろって大幅上昇した。加えて、臥龍電気集団(600580/SH)が7.3%高、福耀ガラス(600660/SH)が3.3%高などエネルギーや素材関連も買われた。米国市場でのテクノロジー株高や新型スマートフォン関連需要への期待が波及し、市場全体の上昇をけん引した。半面、消費関連は景気回復の鈍さや需要の伸び悩みが意識され、投資家の慎重姿勢が続いたことで全体として重しとなった。大龍地産(600159/SH)が1.3%安、天津中房(600322/SH)が0.4%安、上海復星医薬集団(600196/SH)が0.7%安、貴州益佰製薬(600594/SH)が0.2%安と軟調な値動きを示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.00ポイント(0.76%)高の264.22ポイント、深センB株指数が4.15ポイント(0.31%)高の1363.57ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/11 18:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、原油・レアルが同時高 *10:06JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、原油・レアルが同時高 【ブラジル】ボベスパ指数142348.70 +0.52%10日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比730.41ポイント高(+0.52%)の142348.70で引けた。日中の取引レンジは141,611.77-143,181.59となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格と通貨レアルの同時高が好感され、資源銘柄を中心に買いは広がった。また、インフレ率の鈍化なども指数の支援材料。一方、成長率の鈍化観測や米国の高関税政策などが引き続きマイナス材料視された。【ロシア】MOEX指数 2914.26 -0.74%10日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.70ポイント安(-0.74%)の2914.26となった。日中の取引レンジは2,912.5-2,938.36となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、イスラエル軍がカタールの首都ドーハを攻撃したことなど地政学リスクの高まりなども警戒された。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。【インド】SENSEX指数 81425.15 +0.40%10日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比323.83ポイント高(+0.40%)の81425.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.50ポイント高(+0.42%)の24973.10で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや縮小させた。米金利の低下や米利下げ期待の高まりが、外資の流出懸念を後退させた。また、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示したこともインド株の支援材料。内部要因では、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大につながるとの指摘が好感された。また、世帯の四半期支出が2025年平均で33%増加したとの報告も小売りなどの物色手掛かりとなった。【中国】上海総合指数は3812.22 +0.13%10日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比4.93ポイント高(+0.13%)の3812.22ポイントで引けた。きょう10日午前中に発表された8月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.4%と前月の横ばいから下落に転じた。デフレ懸念の高まりを受け、当局による追加景気刺激策への期待が強まった。他方、8月に急伸してきた銘柄を中心に利益確定売りが広がり、指数は一時下げに転じる場面もあった。通信やソフトウエア関連が買われる一方、酒造や大手銀行株が軟調となり、相場は方向感を欠きつつも政策期待に支えられる形で小幅高にとどまった。 <AK> 2025/09/11 10:06 注目トピックス 外国株 10日の香港市場概況:香港市場は4日続伸、ハンセン指数は約4年ぶりの高値を更新 *18:51JST 10日の香港市場概況:香港市場は4日続伸、ハンセン指数は約4年ぶりの高値を更新 10日の香港市場は4日続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比262.13ポイント(1.01%)高の26200.26ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が85.76ポイント(0.93%)高の9328.16ポイントと4日続伸している。ハンセン指数はこの日、約4年ぶりの高値水準を回復した。売買代金は2882億860万香港ドル(約5兆4586億円)となった。昨夜の米株高を受けて投資家心理は改善。また、8月の中国消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、マイナス成長に転じたことも、追加の景気対策への期待感を高めた。一方で、需要減退を示唆するネガティブ材料にもなった。ハンセン指数の構成銘柄では、レノボ(992/HK)が4.6%高、JDロジスティクス(2618/HK)が4.4%高。また、デベロッパー大手の新鴻基地産発展(16/HK)も4.3%高と上げが目立った。セクター別では、銀行や保険が高い。中国農業銀行(1288/HK)が3.5%高、中国建設銀行(939/HK)が2.8%高、中国人民財産保険(2328/HK)が3.3%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.8%高となった。半面、消費セクターの一角は安い。滬上阿姨(上海)実業(2589/HK)が5.0%安、テレビ(TV)メーカーの創維集団(751/HK)が4.6%安、周黒鴨国際HD(1458/HK)が3.3%安と軒並み下落した。中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.13%高の3812.22ポイントで終了した。ハイテクが高い。銀行、不動産、通信なども買われた半面、医薬は安い。資源・素材、公益、自動車、消費関連の一角も売られた。 <AK> 2025/09/10 18:51 注目トピックス 外国株 10日の中国本土市場概況:中国本土市場は反発、追加景気刺激策への期待が高まる *18:22JST 10日の中国本土市場概況:中国本土市場は反発、追加景気刺激策への期待が高まる 10日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比4.93ポイント(0.13%)高の3812.22ポイントで引けた。きょう10日午前中に発表された8月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.4%と前月の横ばいから下落に転じた。デフレ懸念の高まりを受け、当局による追加景気刺激策への期待が強まった。他方、8月に急伸してきた銘柄を中心に利益確定売りが広がり、指数は一時下げに転じる場面もあった。通信やソフトウエア関連が買われる一方、酒造や大手銀行株が軟調となり、相場は方向感を欠きつつも政策期待に支えられる形で小幅高にとどまった。業種別では、ハイテク関連の上昇が目立った。富士康工業互聯網(601138/SH)とプリント基板(PCB)と景旺電子(603228/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が9.1%高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が4.6%高となった。また、銀行株も堅調。厦門銀行(601187/SH)が2.6%高、重慶農村商業銀行(601077/SH)が1.8%高、中国建設銀行(601939/SH)が1.6%高となった。一方、医薬株は下落。人福医薬集団(600079/SH)が2.3%安、健康元薬業集団(600380/SH)が1.5%安、江蘇聯環薬業(600513/SH)と通化東宝薬業(600867/SH)がそろって1.3%安となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.44ポイント(0.17%)安の262.22ポイント、深センB株指数が3.24ポイント(0.24%)高の1359.42ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/10 18:22 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続落、成長鈍化観測やレアル安の進行で *10:22JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続落、成長鈍化観測やレアル安の進行で 【ブラジル】ボベスパ指数141618.30 -0.12%9日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.28ポイント安(-0.12%)の141618.30で引けた。日中の取引レンジは141,605.45-142,285.53となった。買いが先行した後はしばらくプラス圏で推移したが、終盤はマイナス圏に転落した。成長率の鈍化観測が引き続き嫌気されたほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、7月の小売売上高などが週後半に発表されるため、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2935.96 +0.49%9日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.34ポイント高(+0.49%)の2935.96となった。日中の取引レンジは2,919.84-2,939.2となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の不透明感などが引き続き懸念されたほか、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)や政策金利などが週後半からかけて発表されるため、見極めるムードも強まった。【インド】SENSEX指数 81101.32 +0.39%9日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比314.02ポイント高(+0.39%)の81101.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.45ポイント高(+0.39%)の24868.60で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、大幅な米利下げ期待も外資の流出懸念を後退させた。国内では、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げ決定を受け、小売関連に買いが継続した。【中国】上海総合指数は3807.29 -0.51%9日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前日比19.55ポイント安(-0.51%)の3807.29ポイントで引けた。中国景気の鈍化懸念が浮上したことが挙げられ、特にここ数日上昇基調が続いていたハイテク株を中心に利益確定の売りが優勢となり、相場の足を引っ張った。また、8月の生産者物価指数(PPI)などがあす10日に発表されるため、見極めるムードも強まった。一方、財政・金融政策などの支援期待が底支え要因として作用し、一部セクターには戻りを探る動きも見られた。このため、下値も限定的となりつつ、全体としては慎重な動きが続いた。 <AK> 2025/09/10 10:22 注目トピックス 外国株 9日の香港市場概況:香港市場は3日続伸、ハンセン指数は約3年11カ月ぶりの高水準 *18:39JST 9日の香港市場概況:香港市場は3日続伸、ハンセン指数は約3年11カ月ぶりの高水準 9日の香港市場は3日続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比304.22ポイント(1.19%)高の25938.13ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が120.74ポイント(1.32%)高の9242.40ポイントで引けた。ハンセン指数は2021年10月以来、約3年11カ月ぶりの高値を回復した。売買代金は2940億3290万香港ドル(約5兆5484億円)となった。米国の早期利下げ観測が強まり、世界的な株式市場の投資家心理が改善したことが背景となった。外部環境は依然として地政学リスクや景気指標への警戒が残るが、買い意欲が優勢となった。一方で、米国経済の先行きや中国経済統計を控えた慎重姿勢も一部で意識され、上値を追う動きには限界があった。もっとも、中国当局による景気刺激策への思惑が下支えとなり、時価総額の大きいインターネット関連株を中心に買いが膨らんだ。ハンセン指数の構成銘柄では、ネット関連を中心に買いが優勢となった。アリババ(9988/HK)が3.5%高、京東集団(9618/HK)が3.1%高、シャオミ(1810/HK)が2.6%高といった大型ネット株が上昇し、ハンセン指数をけん引した。加えて、JDヘルス(6618/HK)が6.5%高、クラシード(1209/HK)が5.6%高、クアイショウ(1024/HK)が4.2%高なども買われ、投資家心理を改善させた。米国の利下げ観測や中国当局による景気刺激策への期待が追い風となった。半面、医薬品関連の下げが目立った。ウーシー・バイオロジクス(2269/HK)が3.7%安、CSPC製薬集団(1093/HK)が3.2%安、無錫薬明康徳(2359/HK)が3.0%安となり、セクター全体で売りが広がった。一部報道によると、医薬品規制に関する先行き不透明感が投資家心理を冷やしたとの見方がある。さらに、エネルギー分野の一部でも軟調な展開となった。中国石油天然気(857/HK)が2.4%安、中国アルミニウム(1378/HK)が2.9%安、京東物流(2618/HK)が2.0%安といった銘柄が下落し、セクター全体の重荷となった。中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は前日比0.51%安の3807.29ポイントで取引を終了した。ハイテク株の下落が指数の下げを主導。エネルギー、医薬、食品なども売られた。一方、金鉱株や不動産、金融株などが高い。 <AK> 2025/09/09 18:39 注目トピックス 外国株 9日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、ハイテク株が下げを主導 *18:11JST 9日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、ハイテク株が下げを主導 9日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落、主要指標の上海総合指数が前日比19.55ポイント(0.51%)安の3807.29ポイントで引けた。中国景気の鈍化懸念が浮上したことが挙げられ、特にここ数日上昇基調が続いていたハイテク株を中心に利益確定の売りが優勢となり、相場の足を引っ張った。また、8月の生産者物価指数(PPI)などがあす10日に発表されるため、見極めるムードも強まった。一方、財政・金融政策などの支援期待が底支え要因として作用し、一部セクターには戻りを探る動きも見られた。このため、下値も限定的となりつつ、全体としては慎重な動きが続いた。セクター別では、情報通信関連株の下げが目立った。恒生電子(600570/SH)が2.2%安、烽火通信科技(600498/SH)が0.7%安、中国聯合網絡通信(600050/SH)が2.8%安と軒並み下落した。また医薬・バイオ関連も軟調だった。上海復星医薬集団(600196/SH)が0.7%安、天士力製薬集団(600535/SH)が0.9%安、江蘇康緑薬業(600557/SH)が2.7%安など売られた。政策関連の先行き不透明感に加え、前日までの買い戻しが一巡したとの見方から調整色が強まった。他にも食品・酒造株の一角や自動車関連がさえない展開となった。一方で素材・エネルギー関連は買い優勢となった。河南豫光金鉛(600531/SH)が7.3%高、山東黄金金鉱(600547/SH)が6.4%高、中金黄金(600489/SH)5.1%高と金関連株が急伸。安全資産需要を背景に資金が流入したほか、非鉄金属では雲南雲天化(600096/SH)が2.7%高、南京航天(600501/SH)が2.2%高と上昇。景気対策への期待が根強く、エネルギーや不動産株の一角にも買いが入った。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.55ポイント(0.59%)安の262.65ポイント、深センB株指数が8.32ポイント(0.62%)高の1356.18ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/09 18:11 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、成長予想の下方修正が足かせ *10:32JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、成長予想の下方修正が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数141791.58 -0.59%週明け8日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比848.56ポイント安(-0.59%)の141791.58で引けた。日中の取引レンジは141,329.17-143,089.43となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長予想の下方修正が圧迫材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象とした調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.19%から2.16%まで引き下げられた。一方、指数の下値は限定的。大幅な米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2921.62 +0.70%週明け8日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.17ポイント高(+0.70%)の2921.62となった。日中の取引レンジは2,906.62-2,921.62となった。前半は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は前日の終値近辺まで値を戻した。大幅な米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、ウクライナ情勢の不透明感などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 80787.30 +0.09%週明け8日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比76.54ポイント高(+0.09%)の80787.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同32.15ポイント高(+0.13%)の24773.15で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、物品・サービス税(GST)税率の大幅引き下げなどが引き続き支援材料となった。【中国】上海総合指数は3826.84 +0.38%週明け8日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.33ポイント高(+0.38%)の3826.84ポイントと続伸した。朝方は小安く始まったものの、政策期待を受けて白酒やインフラ関連などが買われ、指数を押し上げた。一方で高値警戒感から主力銘柄には利益確定売りも出て上値は重くなった。午前中に発表された8月の中国貿易統計では、スマートフォンの輸出が減少したとして、加工組立向け受託生産の鈍化懸念が浮上。投資家心理には一定の圧迫要因となり、相場の一部に慎重姿勢が見られた。それでも、相場中盤以降は政策支援期待が相場を支えた。持続的な景気対策への期待が背景となり、指数はプラス圏で推移した。 <AK> 2025/09/09 10:32 注目トピックス 外国株 8日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、早期の米利下げ観測などを好感 *19:47JST 8日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、早期の米利下げ観測などを好感 8日の香港市場は続伸、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比215.93ポイント(0.85%)高の25633.91ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が64.44ポイント(0.71%)高の9121.66ポイントと続伸した。売買代金は2860億4320万香港ドル(約5兆4348億円)となった米国の早期利下げ期待が香港相場を下支えした。米国の早期利下げ観測が高まり、金融環境の改善期待が広がったことが相場を押し上げた。特に、時価総額の大きいインターネット関連株に買いが集まり、指数をけん引した。一方で、中国経済の先行き不透明感や一部業種での利益確定売りは上値を抑える要因となった。結局、市場は政策期待を背景に底堅さを維持し、主要株主導で堅調に推移した。ハンセン指数の構成銘柄では、インターネット大手や医薬品関連が堅調な値動きを示した。百度(09888/HK)が9.5%高、アリババ(09988/HK)が4.2%高、網易(09999/HK)が4.4%高と大幅高を演じた。自社技術開発や生成AI関連の発表を受けて投資家の買いが集まり、業種全体を押し上げた。加えて、薬明生物技術(02269/HK)が5.5%高や翰森製薬(03692/HK)が3.0%高も堅調で、医薬品関連への物色が強まったことが市場全体の上昇を後押しした。一方、情報技術関連の下げが目立った。レノボ・グループ(00992/HK)が3.0%安、快手科技(01024/HK)が3.5%安、美団(03690/HK)が1.0%安となり、業界全体に調整色が広がった。米国ハイテク株の不安定な動きが投資家心理に影響し、香港市場でもネット関連や電子機器関連への利益確定売りが強まった。特にバリュエーションの高い大型株に対する警戒感が意識され、指数の上値を抑制する要因となった。本土市場も続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.38%高の3826.84ポイントで取引を終了した。消費関連や医薬、発電、インフラ関連などが買われたほか、不動産も高い。半面、ハイテクや金融の一角は売られた。 <AK> 2025/09/08 19:47 注目トピックス 外国株 8日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸、消費関連が指数の上昇をけん引 *19:40JST 8日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸、消費関連が指数の上昇をけん引 週明け8日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.33ポイント(0.38%)高の3826.84ポイントと続伸した。朝方は小安く始まったものの、政策期待を受けて白酒やインフラ関連などが買われ、指数を押し上げた。一方で高値警戒感から主力銘柄には利益確定売りも出て上値は重くなった。午前中に発表された8月の中国貿易統計では、スマートフォンの輸出が減少したとして、加工組立向け受託生産の鈍化懸念が浮上。投資家心理には一定の圧迫要因となり、相場の一部に慎重姿勢が見られた。それでも、相場中盤以降は政策支援期待が相場を支えた。持続的な景気対策への期待が背景となり、指数はプラス圏で推移した。セクター別では、消費関連が指数の上昇をけん引。老鳳祥(600612/SH)が6.2%高、喜臨門家具(603008/SH)が3.9%高、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.0%高となった。 また、電力株も買われた。上海電力(600021/SH)が7.0%高、華能国際電力(600011/SH)が2.5%高、国電電力発展(600795/SH)が2.2%高、大唐国際発電(601991/SH)が1.9%高となった。一方、金融株が下落。興業銀行(601166/SH)が1.3%安、中国銀行(601988/SH)が0.9%安、中国太平洋保険(601601/SH)が1.3%安とさえない展開を示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.90ポイント(0.34%)高の264.20ポイント、深センB株指数が7.32ポイント(0.55%)高の1347.86ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/08 19:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、早期の米利下げ観測で *10:52JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、早期の米利下げ観測で 【ブラジル】ボベスパ指数142640.14 +1.17%5日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1646.89ポイント高(+1.17%)の142640.14で引けた。日中の取引レンジは141,003.45-143,408.64となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。早期の米利下げ観測が支援材料となり、買いは継続。また、中国当局が景気対策を追加するとの期待感も好感された。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、弱い貿易統計も景気の先行き不安をやや強めた。【ロシア】MOEX指数 2901.45 +0.97%5日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比27.75ポイント高(+0.97%)の2901.45となった。日中の取引レンジは2,885.92-2,906.7となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。米利下げ観測の高まりが好感され、買いは優勢。また、中国当局が景気対策を追加するとの期待感も対中輸出の拡大観測を高めた。一方、米経済のリセッション懸念の高まりや原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 80710.76 -0.01%5日のインド株式市場はまちまち。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比7.25ポイント安(-0.01%)の80710.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.70ポイント高(+0.03%)の24741.00で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米国の高関税政策が改めて警戒され、売りは優勢。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。【中国】上海総合指数は3812.51 +1.24%5日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数は前日比46.64ポイント高(+1.24%)の3812.51ポイントと反発した。中国当局が株式市場の過熱抑制を目的に空売り規制の一部撤廃など複数の措置を検討しているとの報道が引き続き警戒され、売りが先行した。投機的な利食い売りが一巡した後は米国金利の低下など外部環境の改善を期待した買いが入ったことで株価指数は反転した。 <AK> 2025/09/08 10:52 注目トピックス 外国株 5日の香港市場概況:ハンセン指数は反発 *18:11JST 5日の香港市場概況:ハンセン指数は反発 5日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比+359.47ポイント(+1.43%)の25417.98ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は前日比+120.13ポイント(+1.34%)の9057.22ポイントとなった。売買代金は2999億4540万香港ドルとなった。朝方は売りが優勢となったが、中国人民銀行と財政部による会議が開かれたとの一部報道を受けて中国本土市場で追加の経済対策への期待が広がり、この動きが好感されたようだ。金融緩和政策への期待も高まっており、金融緩和の恩恵を受けるセクターや銘柄に資金が向かう可能性があるとみられている。セクター別では、太陽光発電関連がしっかり。陽光能源HD(757/HK)が+21.1%、協キン科技HD(3800/HK)は+12.2%、信義能源HD(3868/HK)は+10.3%。中国当局は太陽光発電部材メーカーによる低価格競争を規制する方針を示したことも材料視されたようだ。 <AK> 2025/09/05 18:11 注目トピックス 外国株 5日の中国本土市場概況:上海総合指数は反発、経済対策への期待浮上 *17:43JST 5日の中国本土市場概況:上海総合指数は反発、経済対策への期待浮上 5日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数は前日比46.64ポイント(1.24%)高の3812.51ポイントと反発。中国当局が株式市場の過熱抑制を目的に空売り規制の一部撤廃など複数の措置を検討しているとの報道が引き続き材料視され、売りが先行したが、投機的な利食い売りが一巡した後は米国金利の低下など外部環境の改善を期待した買いが入ったことで株価指数は反転した。上海市場では電気関連はしっかり。上昇は1927、下落は256、変わらずは53。中国人民銀行と財政部による会議が開かれたとの一部報道を受けて追加の経済対策への期待が浮上した。。午後の取引で上げ幅は拡大。中電電機(603988/SH)がストップ高。万里(600847/SH)が+5.0%、駱駝集団(6013118/SH)が+4.6%。機械関連も強含み。安徽応流機電(603308/SH)が+9.2%、科達製造(600499/SH)は+5.8%、福建竜渓軸承(600592/SH)は+5.3%。外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.35ポイント(1.29%)高の263.30ポイント、深センB株指数が24.51ポイント(1.86%)高の1340.53ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/05 17:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場はは小幅高、財政悪化懸念は緩和も米国との関係改善は遅れ *11:04JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場はは小幅高、財政悪化懸念は緩和も米国との関係改善は遅れ 【ブラジル】ボベスパ指数 140993.25 +0.81%4日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1129.62ポイント高(+0.81%)140993.25で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では68が上昇、13が下落、変わらずは3。パルチシパソンエス(YDUQ3)の上げが目立った。一方、ブラバ・エネルジア(BRAV3)はさえない値動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2873.70 +0.21%4日のロシア株式市場は小幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比6.15ポイント高(+0.21%)の2873.70で引けた。日中の取引レンジは、2864.62-2894.49。外部環境の悪化を警戒した売りは一服したが、投資家の慎重姿勢は変わっていないようだ。【インド】SENSEX指数 80718.01 +0.19%4日のインド株式市場は小幅高。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比150.30ポイント高(+0.19%)の80718.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは19.25ポイント高(+0.08%)の24734.30で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が11、下落は19、変わらずは0。財政悪化の懸念は緩和されたが、米国との関係改善は遅れており、株価指数は上昇したが、過半数の銘柄が下げた。【中国】上海総合指数 3765.88 -1.25%4日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比47.68ポイント安(-1.25%)の3765.88ポイントと3日続落した。上海総合指数はこの日、約2週間ぶりの安値を付けている。中国当局が株式市場の過熱抑制を目的に空売り規制の一部撤廃など複数の措置を検討しているとの報道や、軍事パレード通過を受けた目先の利益確定売りが主因。これにより投機的なハイテク株に利食い圧力が強まり、相場心理が悪化。特に急騰後の利益確定を促す材料となった。 <AK> 2025/09/05 11:04 注目トピックス 外国株 4日の香港市場概況:香港市場は3日続落、ハイテク株を中心に利食い売りが優勢 *19:15JST 4日の香港市場概況:香港市場は3日続落、ハイテク株を中心に利食い売りが優勢 4日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比284.92ポイント(1.12%)安の25058.51ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が112.93ポイント(1.25%)安の8937.09ポイントとなった。売買代金は3022億3290万香港ドル(約5兆7484億円)となった。半導体関連株への過熱感を背景に朝高の後、利益確定売りが優勢。さらに中国当局が市場の投機的な動きを抑える措置の検討が報じられ、市場心理が悪化し、売りは加速した。このほか、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会会議が来週8-12日に北京で開催されため、見極めるムードが強まった。ハンセン指数の構成銘柄では、中昇控股(881/HK)が8.85%安、無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が7.3%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.7%安と下げが目立った。セクター別では、医薬関連が大幅安。康希諾生物(6185/HK)が7.0%安、江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が6.7%安、信達生物製薬(1801/HK)が6.4%安と大幅な下落を示した。また、半導体セクターも安い。晶門半導体(2878/HK)が7.3%、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が7.0%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が6.2%とそろって軟調な値動きを示した。一方、太陽光発電関連は高い。協キン新能源HD(451/HK)が8.4%高、福莱特玻璃集団(6865/HK)が5.7%高、信義光能HD(968/HK)が2.1%高となった。中国本土市場も3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.25%安の3765.88ポイントで取引を終了した。軍需などハイテクが安い。また、ヘルスケアや消費株、不動産、証券なども売られた。一方、銀行セクターが逆行高となった。 <AK> 2025/09/04 19:15 注目トピックス 外国株 4日の中国本土市場概況:上海総合指数は3日続落、空売り規制の一部撤廃観測で約2週ぶりの安値 *19:03JST 4日の中国本土市場概況:上海総合指数は3日続落、空売り規制の一部撤廃観測で約2週ぶりの安値 4日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比47.68ポイント(1.25%)安の3765.88ポイントと3日続落した。上海総合指数はこの日、約2週間ぶりの安値を付けている。中国当局が株式市場の過熱抑制を目的に空売り規制の一部撤廃など複数の措置を検討しているとの報道や、軍事パレード通過を受けた目先の利益確定売りが主因。これにより投機的なハイテク株に利食い圧力が強まり、相場心理が悪化。特に急騰後の利益確定を促す材料となった。上海市場では、エネルギー株が大きく売られた。中国石油化工(600028/SH)が1.1%安、中国石油(601857/SH)が1.2%安、中国海洋石油(600938/SH)が2.29%安と主要銘柄が軒並み下落した。国際原油市況の軟調や需要回復の鈍さが意識され、資源関連への投資姿勢が後退したことが背景となった。また、軍需関連も大幅安。長城軍工(601606/SH)が10.0%下落のストップ安、航空工業(600316/SH)が4.7%安、四創電子(600990/SH)と軍用電子機器の中国海防(600764/SH)がそろって3.3%安で取引を終えた。一方、銀行セクターが逆行高。中国農業銀行(601288/SH)が5.2%高、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.9%高、中信銀行(601998/SH)が2.2%高とそろって堅調な値動きを示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)安の259.95ポイント、深センB株指数が1.00ポイント(0.08%)高の1316.03ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/04 19:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア市場は反発、値ごろ感や経済指標の改善で *10:21JST 概況からBRICsを知ろう ロシア市場は反発、値ごろ感や経済指標の改善で 【ブラジル】ボベスパ指数 139863.63 -0.34%3日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比471.53ポイント安(-0.34%)の139863.63で引けた。日中の取引レンジは139,581.88-140,495.88となった。小幅安で寄り付いた後はいったんプラス圏を回復したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、成長鈍化も引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などがサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 2867.55 +0.78%3日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.16ポイント高(+0.78%)の2867.55となった。日中の取引レンジは2,846.87-2,875.01となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、経済指標の改善も好感された。8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は49.1となり、前月の47.8と予想の47.5を上回った。一方、原油価格の下落やウクライナ問題の不透明感などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 80567.71 +0.51%3日のインド株式市場は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比409.83ポイント高(+0.51%)の80567.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.45ポイント高(+0.55%)の24715.05で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。物品・サービス税(GST)の適用率の引き下げに伴う消費の拡大期待が支援材料。なお、GSTの評議会はこの日から2日間にわたって開催される予定だ。また、大手企業158社の新規受注が7月に29%増加したとの報告が、景気の先行き不安をやや後退させた。ほかに、欧州市場の上昇が終盤の買いにつながったもようだ。【中国】上海総合指数は3813.56 -1.16%3日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比44.58ポイント安(-1.16%)の3813.56ポイントと続落した。軍事パレード終了後、利益確定売りが広範囲に波及し、市場に警戒ムードが広がった。政治イベント通過を受けて防衛関連株が軟調となり、金融・生活必需品・不動産なども下落、投資家心理には慎重な姿勢が強まった。一方でサービス部門の購買担当者景気指数は1年3カ月ぶりの高水準を示したが、市場への好影響は限定的にとどまった。 <AK> 2025/09/04 10:21 注目トピックス 外国株 3日の香港市場概況:香港市場は続落、金融や不動産の下落が足かせ *18:31JST 3日の香港市場概況:香港市場は続落、金融や不動産の下落が足かせ 3日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比153.12ポイント(0.60%)安の25343.43ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数が58.10ポイント(0.64%)安の9050.02ポイントと続落した。売買代金は2676億4750万香港ドル。上海総合指数が10年ぶりの高水準で推移しているなか、本土からの資金流入に対する過熱懸念が香港でも意識され、序盤の下げが次第に拡大。中国本土株価は引けにかけて下げ幅を広げ、香港市場にも売り圧力が波及した。一方で金価格の上昇を受け、金鉱株など素材セクターは堅調に推移した。市場心理はやや慎重で、買い戻しには慎重な姿勢が見られた。ハンセン指数の構成銘柄では、不動産関連の下落が目立った。恒基地産(12/HK)が1.73%安、サンフンカイ地産(16/HK)が2.08%安、雅居楽集団(3383/HK)が3.3%下落した。また、金融関連も安い。広発証券(1776/HK)が2.9%安、国泰君安証券(2611/HK)が3.5%安、国聯証券(1456/HK)が5.0%安とそろってさえない展開を示した。一方、金鉱株が逆行高。霊宝黄金(3330/HK)が6.1%高、招金鉱業(1818/HK)が4.0%高、紫金鉱業集団(2899/HK)が1.8%上昇した。金先物が昨夜のNY市場で再び過去最高値を更新したことが買いにつながったもようだ。中国本土市場も続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.16%安の3813.56ポイントで取引を終了した。軍需産業や金融などの下落が指数の下げを主導。また、素材や消費関連なども安い。一方、金鉱株やヘルスケア関連が買われた。 <AK> 2025/09/03 18:31 注目トピックス 外国株 3日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落、政治イベント通過で防衛関連に売り *18:21JST 3日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落、政治イベント通過で防衛関連に売り 3日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比44.58ポイント(1.16%)安の3813.56ポイントと続落した。軍事パレード終了後、利益確定売りが広範囲に波及し、市場に警戒ムードが広がった。政治イベント通過を受けて防衛関連株が軟調となり、金融・生活必需品・不動産なども下落、投資家心理には慎重な姿勢が強まった。一方でサービス部門の購買担当者景気指数は1年3カ月ぶりの高水準を示したが、市場への好影響は限定的にとどまった。エネルギー関連株が大きく売られた。中国神華能源(601088/SH)は1.1%安、中国石油化工(600028/SH)は0.9%安、中国石油(601857/SH)は2.9%安など石炭・石油株の下落が目立ち、セクター全体で2.5%安となった。原油や石炭価格の軟化に加え、需給悪化懸念が強まり投資家心理を冷やした。素材関連株も軟調で、内蒙古包頭鋼鉄(600010/SH)は3.4%安、凌源鋼鉄(600231/SH)は2.9%安、江西聯創光電(600363/SH)は6.7%安と鉄鋼や新素材関連の下げが鮮明だった。そのほか、中国中車(601766/SH)が1.3%安など機械株も売られ、産業セクターに波及した。一方で買いが集まったのは医薬株。人福医薬集団(600079/SH)と辰欣薬業(603367/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.5%高、北京福元医薬(601089/SH)が3.6%高、昭衍新薬(603127/SH)が3.5%高で取引を終えた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.05ポイント(1.53%)安の260.09ポイント、深センB株指数が6.73ポイント(0.51%)安の1315.03ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/03 18:21 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続落、成長鈍化を嫌気 *10:27JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続落、成長鈍化を嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 140335.16 -0.67%2日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比947.85ポイント安(-0.67%)の140335.16で引けた。日中の取引レンジは139,625.25-141,279.12となった。横ばいで寄り付いた後は売りに押され、引けまでマイナス圏で一進一退の展開を示した。成長鈍化が嫌気された。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の1.3%(改定値)から0.4%に減速。また、米金利高や米株安などもブラジル株の売り圧力を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2845.39 -1.44%2日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.58ポイント安(-1.44%)の2845.39となった。日中の取引レンジは2842.8-2883.35となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。ロシアによるウクライナの軍事侵攻は継続していることが、リスク回避の売りを加速させた。また、8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)などが翌3日に発表されるため、見極めるムードも強まった。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 80157.88 -0.26%2日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比206.61ポイント安(-0.26%)の80157.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.45ポイント安(-0.18%)の24579.60で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、後半はマイナス圏に転落した。8月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)などが翌日に発表されるため、神経質な値動きを示した。また、ウクライナ情勢の緊張状態が続いていることが引き続き警戒された。【中国】上海総合指数は3858.13 -0.45%2日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比17.40ポイント安(-0.45%)の3858.13ポイントと4日ぶりに反落した。朝方は約十年ぶりの高値を上回る場面もみられたが、上海総合指数は値を保てず、利益確定の売りに押されて反落した。ハイテック関連を中心に上昇基調からの反落が目立ち、市場心理に慎重ムードが広がった。全体として短期の持ち高調整が強まり、上値は重く下値模索へ傾いた。 <AK> 2025/09/03 10:27

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