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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、金融取引税の引き上げを嫌気
配信日時:2025/06/10 10:08
配信元:FISCO
*10:08JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、金融取引税の引き上げを嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 135699.38 -0.30%
9日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.30%(402.72ポイント)安の135699.38で引けた。日中の取引レンジは134,118.64-136,105.81となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。金融取引税(IOF)の引き上げが嫌気され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が好感されたほか、米中協議の進展期待などが引き続きサポート材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2737.76 -1.74%
9日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.74%(48.40ポイント)安の2737.76となった。日中の取引レンジは2,733.75-2,778.40となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、米中の通商協議の進ちょくを見極めたいとのムードも強まった。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 82445.21 +0.31%
9日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比256.22ポイント高(+0.31%)の82445.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.15ポイント高(+0.40%)の25103.20で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。予想以上の利下げが支援材料。インド準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利をこれまでの6.00%から5.50%に引き下げると決定。市場予想は0.25%の利下げだった。また、前営業日の米株高や中国当局が追加の金融緩和に踏み切るとの観測も好感された。
【中国】上海総合指数 3399.77 +0.43%
週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.41ポイント高(+0.43%)の3399.77ポイントと5日続伸した。5月14日以来、約4週ぶりに高値水準を回復している。
先週の好地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中対立の警戒感が和らぐと期待されている。トランプ米大統領は自身のSNSを通じて6日、英国ロンドンで9日に米中の閣僚級会議が開かれると投稿した。会議では中国のレアアース(希土類)輸出規制強化もテーマのひとつになるとみられている。一方、外電が報じたところによると、米自動車大手3社にレアアースを供給している業者に対し、中国当局は一時的な輸出ライセンスを付与したもようだ。トランプ氏と中国の習近平・国家主席は5日に電話会談を実施。トランプ氏は自身のSNSに、「非常に良い会談だった」と投稿し、近く高官レベルの通商協議を再開すると述べていた。
<AK>
9日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.30%(402.72ポイント)安の135699.38で引けた。日中の取引レンジは134,118.64-136,105.81となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。金融取引税(IOF)の引き上げが嫌気され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が好感されたほか、米中協議の進展期待などが引き続きサポート材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2737.76 -1.74%
9日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.74%(48.40ポイント)安の2737.76となった。日中の取引レンジは2,733.75-2,778.40となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、米中の通商協議の進ちょくを見極めたいとのムードも強まった。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 82445.21 +0.31%
9日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比256.22ポイント高(+0.31%)の82445.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.15ポイント高(+0.40%)の25103.20で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。予想以上の利下げが支援材料。インド準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利をこれまでの6.00%から5.50%に引き下げると決定。市場予想は0.25%の利下げだった。また、前営業日の米株高や中国当局が追加の金融緩和に踏み切るとの観測も好感された。
【中国】上海総合指数 3399.77 +0.43%
週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.41ポイント高(+0.43%)の3399.77ポイントと5日続伸した。5月14日以来、約4週ぶりに高値水準を回復している。
先週の好地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中対立の警戒感が和らぐと期待されている。トランプ米大統領は自身のSNSを通じて6日、英国ロンドンで9日に米中の閣僚級会議が開かれると投稿した。会議では中国のレアアース(希土類)輸出規制強化もテーマのひとつになるとみられている。一方、外電が報じたところによると、米自動車大手3社にレアアースを供給している業者に対し、中国当局は一時的な輸出ライセンスを付与したもようだ。トランプ氏と中国の習近平・国家主席は5日に電話会談を実施。トランプ氏は自身のSNSに、「非常に良い会談だった」と投稿し、近く高官レベルの通商協議を再開すると述べていた。
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