空売り
空売りとは、株が値下がりすると思われる際に用いられる投資方法です。 自分の手元にはない株式を、証券会社を通じて借り、それを売りに出します。そして、さらに値下がりをしてから買い戻し、利益を出す、というのがおもな仕組みです。 空売りを行う際には、その株式の値段が下がれば下がるほど利益が出ることになり、買戻しをする投資家も増えます。しかし、それに反して値段があまり下がらなかった場合や値上がりした場合には、どんどん損も大きくなるので、こちらもどこかで買戻しを行わなければなりません。 また、この仕組みでは半年以内に買い戻すというルールがあるため、結局どこかで買戻しは行われるのです。 これらを行う際に株式の価格が上昇すると、投資家もはやく買戻しを行おうとします。そして上昇しているときは、普通の取引を行っている投資家も、株を購入する動きになります。そのため、買いの力がどんどん強まります。 結果的に、こんお空売り残高が多い銘柄ほど、株式価格の上昇を見込むことが出来るのです。