寄り付き概況ニュース一覧
寄り付き概況
日経平均は217円高でスタート、三菱UFJや東電力HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;42866.38;+217.12TOPIX;3074.14;+16.19[寄り付き概況] 15日の日経平均は217.12円高の42866.38円と反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は小幅反落。ダウ平均は11.01ドル安の44911.26ドル、ナスダックは2.47ポイント安の21710.67で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待の後退で寄り付き後、下落。終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾン(AMZN)などのハイテクが強く、相場を支えた。終盤にかけて下げを縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均やナスダック総合指数が小幅に下落する一方、S&P500が上昇するなど主要指数が高安まちまちで東京市場の手掛かり材料となりにくかったが、ダウ平均が一時230ドルあまり下げた後に下げ渋り、小幅安にとどまったことが安心感となった。また、外為市場で1ドル=147円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円50銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、昨日の日経平均が600円を超す下げとなったことから、このところの急騰場面で買い遅れていた投資家の買いを誘うとの見方もあった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間16日午前4時半ごろから開始予定と伝えられている米ロ首脳会談の行方を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比0.3%増、年率換算では1.0%増だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.1%増、年率では0.3%増だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3-9日に国内株を7週連続で買い越した。買越額は4893億円だった。今日は日本時間午前に、7月の中国小売売上高・工業生産高、1-7月の中国不動産開発投資・固定資産投資などが発表される。 セクター別では、銀行業、保険業、その他金融業、電気・ガス業、輸送用機器などが値上がり率上位、鉄鋼、非鉄金属、ガラス土石製品、金属製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、東海カ<5301>、荏原製<6361>、北海電力<9509>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、東電力HD<9501>、みずほ<8411>、MS&AD<8725>、三井住友トラ<8309>、東京海上<8766>、アシックス<7936>、関西電<9503>、第一三共<4568>、SMC<6273>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、スクリーンHD<7735>、フジクラ<5803>、SBI<8473>などが下落している。
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2025/08/15 09:32
寄り付き概況
日経平均は145円安でスタート、三菱重やリクルートHDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;43129.18;-145.49TOPIX;3078.39;-13.52[寄り付き概況] 14日の日経平均は145.49円安の43129.18円と7日ぶり反落して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は463.66ドル高の44922.27ドル、ナスダックは31.24ポイント高の21713.14で取引を終了した。ベッセント財務長官が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの可能性を指摘し、期待感に寄り付き後、上昇。長期金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。半導体が冴えず、ナスダックは伸び悩んだが、連日で過去最高値を更新し、終了。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの6日続伸で3000円近く上昇し、25日移動平均線との乖離率は買われ過ぎとされる5%を超え6.46%に拡大。また、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)も買われ過ぎとされる120%を上回り155.21%と17年5月以来の水準に上昇するなど、テクニカル面で過熱感が強まっており、利益確定売りが出やすかった。また、15日に予定されている米ロ首脳会談の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表は今日で一巡するが、引き続き好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となると期待されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、非鉄金属、電気機器、保険業、機械、卸売業などが値下がり率上位、石油石炭製品、医薬品、情報・通信業、その他製品、化学などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、ソシオネクスト<6526>、川崎重<7012>、リクルートHD<6098>、古河電工<5801>、日立<6501>、IHI<7013>、アシックス<7936>、マイクロニクス<6871>、ソニーG<6758>、SBI<8473>、コマツ<6301>などが下落。他方、住友林<1911>、サンリオ<8136>、エムスリー<2413>、ニトリHD<9843>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、JX金属<5016>、信越化<4063>、ENEOS<5020>、楽天銀行<5838>、武田薬<4502>、レーザーテック<6920>などが上昇している。
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2025/08/14 09:36
寄り付き概況
日経平均は372円高でスタート、サンリオやソニーGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;43090.91;+372.74TOPIX;3083.50;+17.13[寄り付き概況] 13日の日経平均は372.74円高の43090.91円と6日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は483.52ドル高の44458.61ドル、ナスダックは296.50ポイント高の21681.90で取引を終了した。対中関税停止延長が好感されたほか、消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり、関税による大きな影響が見られなかったため寄り付き後、上昇。9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と強まり、相場は一段高となった。大幅利下げ期待もさらなる買い材料となり、終日上値を探る展開。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.99%上昇と、ダウ平均(1.10%上昇)などと比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、国内企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日までの5日続伸で2400円あまり上昇していることから、目先的な高値警戒感が強まり、利益確定売りが出やすかった。また、外為市場で1ドル=147円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の国内企業物価指数は、前年同月比2.6%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.6%上昇だった。今日は、アクセルスペースホールディングス<402A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、輸送用機器、証券商品先物、電気機器、非鉄金属、その他製品などが値上がり率上位、鉱業、パルプ・紙、石油石炭製品、建設業、情報・通信業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、サンリオ<8136>、アドバンテスト<6857>、ローム<6963>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、ソシオネクスト<6526>、フジクラ<5803>、キオクシアHD<285A>、ソニーG<6758>、アシックス<7936>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、リクルートHD<6098>、東電力HD<9501>、ファーストリテ<9983>、などが上昇。他方、INPEX<1605>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、楽天グループ<4755>、武田薬<4502>などが下落している。
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2025/08/13 09:31
寄り付き概況
日経平均は277円高でスタート、サイバーやINPEXなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;42098.32;+277.84TOPIX;3038.35;+14.14[寄り付き概況] 12日の日経平均は277.84円高の42098.32円と5日続伸して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末8日の米国株式市場で、ダウ平均は206.97ドル高、ナスダックは207.32pt高。年内の利下げ期待や米ロ首脳会談期待が株価支援要因となった。昨日11日のダウ平均は200.52ドル安の43975.09ドル、ナスダックは64.62pt安の21385.40。米中関税停止期限や今週予定されている米ロ首脳会談を控え調整色を強めた。終盤にかけ、対中関税停止期限の延長が報じられたが想定内と見られた一方、消費者物価指数(CPI)を警戒した手仕舞い売りが重しとなった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日通算で0.01%上昇、ナスダック総合指数が同じく通算で0.67%上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=148円10銭台と、先週末8日15時30分頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因との期待感もあった。一方、日経平均は先週末までの4日続伸で1500円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、米国で今晩、7月の消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、銀行業、非鉄金属、証券商品先物、電気・ガス業などが値上がり率上位、鉄鋼、パルプ・紙、陸運業、水産・農林業、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、サイバー<4751>、INPEX<1605>、東洋建<1890>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、メルカリ<4385>、レーザーテック<6920>、三菱重<7011>、SBI<8473>、古河電工<5801>、東電力HD<9501>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、任天堂<7974>、SMC<6273>、NEC<6701>、ゆうちょ銀行<7182>、日本製鉄<5401>などが下落している。
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2025/08/12 09:47
寄り付き概況
日経平均は224円高でスタート、テルモやソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41283.70;+224.55TOPIX;3001.09;+13.17[寄り付き概況] 8日の日経平均は224.55円高の41283.70円と4日続伸して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は224.48ドル安の43968.64ドル、ナスダックは73.28ポイント高の21242.70で取引を終了した。新規失業保険申請件数が増加し労働市場減速で年内の利下げを期待した買いが継続し、寄り付き後、上昇。その後、トランプ政権の新相互関税発動や一部企業決算が嫌気され、失速しダウは下落に転じた。さらに、NY連銀調査でインフレ期待が上昇したほか30年債入札が冴えず長期金利が上昇したため終盤にかけ売りが加速。ナスダックはアップルやエヌビディアが支えかろうじてプラス圏で、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日米関税交渉で合意した関税や対米投資に対する日米の認識の違いが懸念材料となった。さらに、東京市場は明日から3連休となることから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.3%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%増加だった。同じく取引開始前に発表された6月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1兆3482億円の黒字。前年同月に比べ4154億円黒字幅が縮小した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆4795億円の黒字だった。 セクター別では、精密機器、その他金融業、その他製品、電気機器、輸送用機器などが値上がり率上位、医薬品、繊維製品、ガラス土石製品、倉庫運輸関連、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、テルモ<4543>、オリックス<8591>、ニトリHD<9843>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、アサヒ<2502>、SUBARU<7270>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、東電力HD<9501>、富士フイルム<4901>、コマツ<6301>、ホンダ<7267>、日立<6501>、フジクラ<5803>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、中外薬<4519>、DeNA<2432>、古河電工<5801>、トレンド<4704>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、エムスリー<2413>、第一三共<4568>、東京海上<8766>、7&iHD<3382>、TDK<6762>、コナミG<9766>などが下落している。
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2025/08/08 09:41
寄り付き概況
日経平均は126円安でスタート、IHIや明治HDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40668.19;-126.67TOPIX;2963.23;-3.34[寄り付き概況] 7日の日経平均は126.67円安の40668.19円と3ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は反発。ダウ平均は81.38ドル高の44193.12ドル、ナスダックは252.88ポイント高の21169.43で取引を終了した。利下げ期待に、寄り付き後、上昇。アップルやマクドナルドの上昇がけん引し、相場は上昇した。さらに、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁や連邦準備制度理事会(FRB)クック理事が利下げを支持する可能性を示唆したため一段高。終日堅調に推移し、終盤に上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら続落したことが東京市場で半導体関連株などの株価の重しとなった。また、日米関税交渉で合意した関税や対米投資を巡る日米の認識のズレを懸念する向きもあった。さらに、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が昨日段階で140.41%と5月19日以来の140%台に上昇し、短期的な過熱感が意識された。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月27日-8月2日に国内株を6週連続で買い越した。買越額は1930億円だった。今日は、7月の中国貿易統計が発表される。 セクター別では、鉱業、海運業、精密機器、医薬品、機械などが値下がり率上位、不動産業、証券商品先物、保険業、建設業、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、IHI<7013>、明治HD<2269>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、ソニーG<6758>、三菱重<7011>、ホンダ<7267>、ラインヤフー<4689>、ディスコ<6146>、郵船<9101>、さくら<3778>などが下落。他方、エムスリー<2413>、富士フイルム<4901>、資生堂<4911>、三井E&S<7003>、NEC<6701>、7&iHD<3382>、三井不<8801>、イオン<8267>、三菱電<6503>、ソフトバンク<9434>、ソフトバンクG<9984>、SBI<8473>、村田製<6981>などが上昇している。
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2025/08/07 09:35
寄り付き概況
日経平均は119円安でスタート、ユニチャームや東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40,430.46;-119.08TOPIX;2941.00;+4.46[寄り付き概況] 6日の日経平均は119.08円安の40,430.46円と反落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反落。ダウ平均は61.90ドル安の44111.74ドル、ナスダックは137.03ポイント安の20916.55で取引を終了した。早期利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。トランプ大統領がインタビューで、医薬品、半導体に対する関税を近く発表すると言及、その後、ISM非製造業景況指数を受けた景気見通し悪化で、下落に転じ、相場は終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が昨日段階で129.17%と8営業日連続で過熱ラインの120%を上回るなど、引き続き短期的な過熱感が警戒された。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、外為市場で円相場が1ドル=147円40銭台と昨日15時30分頃に比べ60銭ほど円安・ドル高方向に振れていることや、海外市場で米長期金利が落ち着いた動きとなっていることなど、外部環境の安定が東京市場で安心感となった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となるとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、情報・通信業、その他製品、非鉄金属、電気機器、サービス業などが値下がり率上位、機械、倉庫運輸関連、輸送用機器、不動産業、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ユニチャーム<8113>、東エレク<8035>、メルカリ<4385>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、住友ファーマ<4506>、ソフトバンク<9434>、古河電工<5801>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、三井不<8801>、ダイキン<6367>、東電力HD<9501>、JR東<9020>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>、日製鋼所<5631>、郵船<9101>、サンリオ<8136>、JT<2914>、日立<6501>、みずほ<8411>、スズキ<7269>、ホンダ<7267>などが上昇している。
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2025/08/06 09:26
寄り付き概況
日経平均は230円高でスタート、バンナムHDや三菱重などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40521.00;+230.30TOPIX;2928.83;+12.63[寄り付き概況] 5日の日経平均は230.30円高の40521.00円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は585.06ドル高の44173.64ドル、ナスダックは403.45ポイント高の21053.58で取引を終了した。弱い雇用統計を受けて早期利下げ期待が強まり、寄り付き後、上昇。主要企業決算への期待も支援し、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ、上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の支えとなった。また、日経平均が昨日までの続落で780円近く下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあった。一方、外為市場で1ドル=146円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均が昨日まで続落したことから短期的な過熱感がやや緩和しているものの、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は125.86%と8営業日連続で過熱ラインの120%を上回っており、依然として高値警戒感を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、その他製品、非鉄金属、電気・ガス業、機械、電気機器などが値上がり率上位、水産・農林業、輸送用機器、海運業、鉄鋼、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、バンナムHD<7832>、三菱重<7011>、F&LC<3563>、ローム<6963>、東電力HD<9501>、住友電工<5802>、IHI<7013>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、古河電工<5801>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、味の素<2802>、ニトリHD<9843>、ホンダ<7267>、日本製鉄<5401>、トヨタ<7203>、商船三井<9104>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、武田薬<4502>、伊藤忠<8001>などが下落している。
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2025/08/05 09:44
寄り付き概況
日経平均は680円安でスタート、東エレクや三菱UFJなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40118.81;-680.79TOPIX;904.07;-44.58[寄り付き概況] 8月4日の日経平均は前営業日比680.79円安の40118.81円と大幅続落でスタート。1日の米国市場でダウ平均は542.40ドル安の43588.58ドル、ナスダックは472.32ポイント安の20650.13で取引を終了。トランプ政権による高関税発動や予想を下回った雇用統計を嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表されたISM製造業やミシガン大消費者信頼感指数も予想を下回り、経済に悲観的な見通しが強まり一段安となった。アマゾン(AMZN)の決算に失望した売りもナスダックを押し下げた。トランプ大統領がソーシャルメディア投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明を受け、適切な地域に原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で一段と売りに拍車がかかり、終盤にかけ下げ幅を拡大。シカゴ日経225先物は大阪比860円安の40000円。本日の日経平均は売りが先行。そのまま下げ幅を広げて、心理的な節目の40000円を割り込んでおり、落ち着き待ちの展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、IHI<7013>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>などが下落。一方、イビデン<4062>などが上昇。業種別では、銀行、鉱業、保険などが下落率上位で推移。
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2025/08/04 09:28
寄り付き概況
日経平均は39円安でスタート、ディスコやみずほなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41029.84;-39.98TOPIX;2944.45;+1.38[寄り付き概況] 1日の日経平均は39.98円安の41029.84円と反落して取引を開始した。前日7月31日の米国株式市場は下落。ダウ平均は330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダックは7.22ポイント安の21122.45で取引を終了した。良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。終盤にかけナスダックも下落に転じ、終了。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなり、ダウ平均(0.74%下落)やナスダック総合指数(0.03%)に比べ下落率が大きかった。半導体に関しては、昨日の東京市場の取引終了後に、東エレク<8035>の業績予想下方修正、ソシオネクスト<6526>の第1四半期大幅営業減益が発表されたこともあり、今日の東京市場で半導体関連株の株価押し下げ要因となった。さらに、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が昨日134.08%と5月27日以来約2カ月ぶりに130%を超えて過熱感を強めており、市場の警戒要因となった。一方、外為市場で1ドル=150円80銭台と、昨日15時20分頃と比べ2円ほど円安・ドル高となったことが東京市場の輸出株などの株価の支えとなった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、引き続き好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.22倍で前月から0.02ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.25倍だった。 セクター別では、銀行業、ガラス土石製品、非鉄金属、電気機器、倉庫運輸関連などが値下がり率上位、電気・ガス業、ゴム製品、サービス業、不動産業、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、日立<6501>、ソシオネクスト、東エレク、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、古河電工<5801>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、東電力HD<9501>、アステラス薬<4503>、SMC<6273>、任天堂<7974>などが下落。他方、富士電機<6504>、三菱電<6503>、コナミG<9766>、東京ガス<9531>、JT<2914>、IHI<7013>、リクルートHD<6098>、伊藤忠<8001>、スズキ<7269>、村田製<6981>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、住友商<8053>、第一三共<4568>などが上昇している。
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2025/08/01 09:32
寄り付き概況
日経平均は38円高でスタート、京セラやJALなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40693.00;+38.30TOPIX;2927.26;+7.08[寄り付き概況] 31日の日経平均は38.30円高の40693.00円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は171.71ドル安の44461.28ドル、ナスダックは31.39ポイント高の21129.68で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、寄り付き後、まちまち。ADP雇用統計や4-6月期四半期国内総生産(GDP)が予想を上回ったことを好感した買いに、相場は堅調に推移した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、声明やパウエル議長発言で次回会合での利下げが示唆されず早期の利下げ期待後退で相場は下落に転じた。終盤にかけ、ナスダックはハイテク決算への期待や半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなり、プラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で輸出株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの4日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は126.98%と5日連続で過熱ラインとされる120%を上回っており、引き続き短期的な過熱感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比1.7%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.7%低下だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は20-26日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は7433億円だった。 セクター別では、空運業、倉庫運輸関連、小売業、建設業、ガラス土石製品などが値上がり率上位、ゴム製品、証券商品先物、銀行業、その他製品、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アステラス薬<4503>、京セラ<6971>、村田製<6981>、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、日産自<7201>、さくら<3778>、JAL<9201>、ソシオネクスト<6526>、OLC<4661>、キッツ<6498>、住友電工<5802>、丸紅<8002>、コマツ<6301>などが上昇。他方、富士通<6702>、パナHD<6752>、東京電力HD<9501>、アドバンテスト<6857>、住友鉱<5713>、武田薬<4502>、三井トラスト<8309>、良品計画<7453>、シマノ<7309>、キヤノン<7751>、IHI<7013>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、任天堂<7974>などが下落している。
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2025/07/31 09:39
寄り付き概況
日経平均は69円高でスタート、フジクラやJR東海などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40744.53;+69.98TOPIX;2911.41;+2.77[寄り付き概況] 30日の日経平均は69.98円高の40744.53円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は下落。ダウ平均は204.57ドル安の44632.99ドル、ナスダックは80.29ポイント安の21098.29で取引を終了した。ヘルスケアのユナイテッドヘルス・グループ(UNH)などの冴えない決算が株価の重しとなった。また、JOLT求人件数が予想を下回ったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感も売り圧力となった。一方、トランプ大統領の承認次第だが、対中通商協議で関税停止措置延長を巡りほぼ合意したことが明かになり、下げ止まり終了した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら4日続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価の支えとなった。昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの3日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間の明日未明にFOMCの結果が発表され、また、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、繊維製品、非鉄金属、証券商品先物、陸運業、鉱業などが値上がり率上位、空運業、パルプ・紙、輸送用機器、建設業、サービス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、古河電工<5801>、NEC<6701>、フジクラ<5803>、SCSK<9719>、キヤノン<7751>、住友電工<5802>、JR東海<9022>、アシックス<7936>、富士通<6702>、ソシオネクスト<6526>、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、日立<6501>、SBI<8473>、IHI<7013>などが上昇。他方、キーエンス<6861>、ANA<9202>、コマツ<6301>、中外薬<4519>、積水ハウス<1928>、ホンダ<7267>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、サンリオ<8136>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、良品計画<7453>、野村<8604>などが下落している。
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2025/07/30 09:38
寄り付き概況
日経平均は230円安でスタート、SBIや東京海上などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40767.77;-230.50TOPIX;2913.01;-17.72[寄り付き概況] 29日の日経平均は230.50円安の40767.77円と3日続落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は64.36ドル安の44837.56ドル、ナスダックは70.27ポイント高の21178.59で取引を終了した。対欧通商合意を好感し、寄り付き後、上昇。加えて、対中通商協議の再開で、相場は堅調に推移した。その後、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え長期金利が上昇、さらにトランプ大統領発言を受け露ウクライナ停戦期待が後退し、ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテク企業決算を期待した買いが続き連日で過去最高値を更新し、主要指数は高安まちまちで終了。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本株の高値警戒感が続く中、昨日は日経平均がほぼ高値寄りの安値引けで「陰の丸坊主」に近い値動きとなったことから、売り圧力の強さが意識された。さらに、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が予定されているほか、4-6月期の米実質GDP速報値、6月の米個人所得・個人消費支出(PCE)、7月の米雇用統計など注目度の高い経済指標の発表も相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価の支えとなった。また、外為市場で円相場が1ドル=148円40銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、今週は国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となることから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、保険業、証券商品先物、輸送用機器、電気機器、機械などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日東電<6988>、SBI<8473>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、日立<6501>、ディスコ<6146>、三菱重<7011>、東京海上<8766>、ホンダ<7267>、HOYA<7741>、三井物<8031>、楽天グループ<4755>、ソニーG<6758>などが下落。他方、スクリーンHD<7735>、大塚HD<4578>、古河電工<5801>、フジクラ<5803>、良品計画<7453>、ソフトバンクG<9984>、コマツ<6301>などが上昇している。
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2025/07/29 09:35
寄り付き概況
日経平均は59円高でスタート、ソフトバンクGやリクルートHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41515.91;+59.68TOPIX;2954.60;+2.74[寄り付き概況] 7月28日の日経平均は前営業日比59.68円高の41515.91円と反発でスタート。25日の米国市場でダウ平均は208.01ドル高の44901.92ドル、ナスダックは50.36ポイント高の21108.32で取引を終了。関税を巡る懸念が緩和し、寄り付き後、小幅高。欧州連合(EU)に加え、対中通商交渉での合意期待を受けた買いや消費セクターが強く、終日相場は堅調に推移した。ナスダックは連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比10円高の41370円。本日の日経平均は買いが先行。トランプ米大統領は27日、欧州連合(EU)との貿易交渉で合意したと発表したことで、朝方は安心感がやや先行する格好に。ただし、EUに関してはある程度織り込み済みだったとの指摘もある他、半導体関連中心の下げで急速にマイナス転換している。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、サンリオ<8136>、SCREEN<7735>などが下落。一方、ソフトバンクG<9984>やリクルートHD<6098>などが上昇。業種別では、銀行、電気機器、海運などが下落率上位で推移。
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2025/07/28 09:29
寄り付き概況
日経平均は65円安でスタート、信越化やファナックなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41760.58;-65.76TOPIX;2966.45;-11.10[寄り付き概況] 25日の日経平均は65.76円安の41760.58円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は316.38ドル安の44693.91ドル、ナスダックは37.94ポイント高の21057.96で取引を終了した。主要企業決算を受け、寄り付き後、まちまち。一部企業決算を嫌気した売りや、週次失業保険申請件数が4月来の低水準に達し労働市場の底堅さが示され、利下げ観測が後退するとダウは一段安となった。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの続伸で2000円を超す上げとなったことから、利益確定売りが出やすかった。さらに、引き続き国内政局の不透明感が投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=147円10銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、国内主要企業の4-6月期決算発表がここから本格化することから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.9%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.9%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は13-19日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は5719億円だった。 セクター別では、鉄鋼、ゴム製品、輸送用機器、化学、ガラス土石製品などが値下がり率上位、海運業、倉庫運輸関連、不動産業、石油石炭製品、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、信越化<4063>、ファナック<6954>、三菱自<7211>、キヤノン<7751>、日製鋼所<5631>、SUBARU<7270>、マツダ<7261>、SMC<6273>、村田製<6981>、ダイキン<6367>、デンソー<6902>、ホンダ<7267>、7&iHD<3382>、伊藤忠<8001>、東京海上<8766>などが下落。他方、ニデック<6594>、バンナムHD<7832>、イオン<8267>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、フジクラ<5803>、商船三井<9104>、リクルートHD<6098>、郵船<9101>、アドバンテスト<6857>、NTT<9432>、ソシオネクスト<6526>、KDDI<9433>、三菱重<7011>などが上昇している。
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2025/07/25 09:32
寄り付き概況
日経平均は486円高でスタート、三菱重や三井住友などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41657.98;+486.66TOPIX;2954.97;+28.59[寄り付き概況] 24日の日経平均は486.66円高の41657.98円と続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は507.85ドル高の45010.29ドル、ナスダックは127.33ポイント高の21020.02で取引を終了した。対日通商合意を好感し、寄り付き後、上昇。ベッセント財務長官が対中関税交渉も順調に進んでいることを明らかにすると投資家心理が一段と改善し、続伸した。中盤にかけ、トランプ政権が欧州連合(EU)と15%関税で合意に近いとの報道で期待感に買いがさらに加速し、相場は終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日米関税交渉の妥結に続き、米国が相互関税を巡る交渉でEUや他の主要な貿易相手国とも合意に至るとの期待感が高まり、今日の東京市場でも株価を支える要因となった。さらに、ここから発表が本格化する国内主要企業の4-6月期決算への期待感も株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら続落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、石破首相が退陣報道を否定する一方、「石破おろし」の動きが改めて報じられるなど、政局の不透明感が引き続き投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、フラー<387A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、銀行業、非鉄金属、保険業、電気機器などが値上がり率上位、空運業、金属製品、陸運業、建設業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、りそなHD<8308>、HOYA<7741>、古河電工<5801>、富士電機<6504>、三井住友<8316>、ブリヂストン<5108>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、テルモ<4543>、三菱UFJ<8306>、フジクラ<5803>、ルネサス<6723>、ソニーG<6758>、キオクシアHD<285A>などが上昇。他方、スズキ<7269>、サンリオ<8136>、トヨタ<7203>などが下落している。
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2025/07/24 09:27
寄り付き概況
日経平均は414円高でスタート、トヨタやりそなHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40189.18;+414.26TOPIX;2868.76;+32.57[寄り付き概況] 23日の日経平均は414.26円高の40189.18円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は179.37ドル高の44502.44ドル、ナスダックは81.48ポイント安の20892.69で取引を終了した。主要企業決算の結果受け、寄り付き後は高安まちまち。一部企業が関税の影響で慎重な見通しを示し、警戒されたが、ベッセント財務長官が中国との会談で、双方の高関税停止合意延長も協議する可能性に言及したほか、トランプ大統領がフィリピンとの通商協議で合意の可能性を示唆し、好感材料となった。また、DRホートン(DHI)の好決算を受けた住宅セクターがけん引し、ダウは上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大。ナスダックは史上最高値付近からの利益確定売りに押され、主要指数は高安まちまちで終了した。S&P500種指数は連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場の取引開始前に、日米関税交渉で相互関税15%で合意したとトランプ米大統領がSNSで表明したと伝わったことが好感材料となった。また、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことも東京市場の株価の支えとなった。さらに、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場ではダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=146円60銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、引き続き国内政局や日米関税交渉の不透明感が意識され、投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、銀行業、輸送用機器、卸売業、石油石炭製品、鉄鋼などが値上がり率上位、食料品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>、ホンダ<7267>、日産自<7201>、りそなHD<8308>、コマツ<6301>、デンソー<6902>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>、三井物<8031>、三菱UFJ<8306>、中外薬<4519>などが上昇。他方、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、三井E&S<7003>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、IHI<7013>などが下落している。
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2025/07/23 09:48
寄り付き概況
日経平均は45円高でスタート、東電力HDやソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39864.63;+45.52TOPIX;2839.07;+4.59[寄り付き概況] 22日の日経平均は45.52円高の39864.63円と反発して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末18日の米国株式市場で、ダウ平均は142.30ドル安、ナスダックは10.01pt高。トランプ大統領が全欧州連合(EU)製品に15-20%の最低関税を課す構えとの報道や一部企業決算を嫌気した売りが重しとなる一方、金利先安観が株価下支え要因となった。昨日21日のダウ平均は19.12ドル安、ナスダックは78.52pt高。金利低下や主要企業決算への期待感が株価の支えとなったが、政府報道官が8月1日にはさらなる関税書簡を送付する計画を明らかにすると、ダウ平均は下げに転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日合計で0.36%下落する一方、ナスダック総合指数が同じく合計で0.38%上昇するなど、主要指数が高安まちまちで、また、各指数が小幅な動きにとどまったことから、東京市場の手掛かり材料とはなりにくかった。こうした中、3連休中に投開票が行われた参院選で与党が過半数を割り込んだが、与党敗北は先週までの相場で株価には既にある程度織り込んだとの見方が多く、あく抜け感から買いが入りやすかった。また、石破首相が続投を表明したことを受け、野党が主張する拡張的な財政政策が直ちに実現する可能性が薄れたとの見方から、外為市場で懸念された円相場の大幅下落につながらなかったことも安心感となった。一方、参院選の結果を受け、日本の政治が不安定化するとの懸念が海外で高まる可能性を指摘し、海外投資家の日本離れを危惧する見方があった。また、参院選の結果が、喫緊の課題である日米関税交渉へ及ぼす影響を懸念する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガス業、機械、その他製品などが値上がり率上位、精密機器、医薬品、空運業、鉱業、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、ソフトバンクG<9984>、三菱重<7011>、関西電<9503>、フジクラ<5803>、良品計画<7453>、古河電工<5801>、フジHD<4676>、SBI<8473>、三井E&S<7003>、IHI<7013>、コマツ<6301>、川崎重<7012>、SOMPO<8630>、ソシオネクスト<6526>、日立<6501>などが上昇。他方、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、武田薬<4502>、中外薬<4519>、キーエンス<6861>、第一三共<4568>、トヨタ<7203>、丸井G<8252>、KDDI<9433>などが下落している。
<CS>
2025/07/22 09:37
寄り付き概況
日経平均は171円高でスタート、三井住友やファーストリテなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40072.39;+171.20TOPIX;2850.40;+10.59[寄り付き概況] 18日の日経平均は171.20円高の40072.39円と続伸して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は229.71ドル高の44484.49ドル、ナスダックは155.16ポイント高の20885.65で取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったほか、週次新規失業保険申請件数も減少し労働市場の底堅さを示す良好な経済指標を受け、寄り付き後、上昇。主要企業の決算を好感した買いも支援し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、ナスダックは連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、円相場や米長期金利が落ち着いた推移だったことが東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が朝安の後に上げに転じ、昨日の高値近辺で取引を終えたことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。一方、日経平均は心理的な節目として意識される4万円に近づいており、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方があった。また、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識されていることに加え、東京市場は明日から3連休となることから、積極的な買いを見合わせる向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.3%上昇だった。今日は、みのや<386A>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、証券商品先物、サービス業、銀行業、情報・通信業、食料品などが値上がり率上位、不動産業、ゴム製品、機械、海運業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、カプコン<9697>、住友ファーマ<4506>、荏原製<6361>、日立<6501>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>、古河電工<5801>、NEC<6701>、NRI<4307>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、良品計画<7453>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、ソニーG<6758>、スズキ<7269>、IHI<7013>、キオクシアHD<285A>、サンリオ<8136>、トヨタ<7203>、三菱重<7011>、任天堂<7974>、三井E&S<7003>などが下落している。
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2025/07/18 09:55
寄り付き概況
日経平均は171円安でスタート、東エレクや三菱電などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39492.02;-171.38TOPIX;2816.25;-3.15[寄り付き概況] 17日の日経平均は171.38円安の39492.02円と続落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69ポイント高の20730.49で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待の再燃で寄り付き後、上昇。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受け、FRBの独立性が脅かせる可能性を警戒した売りが加速、相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感の後退で、買戻しが強まり、プラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引し、相場は一段高となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落したことが東京市場の半導体関連株などの株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=148円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識され、投資家心理を重くした。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、内外金利の上昇が警戒される中、昨日の海外市場で米長期金利が弱含みの展開だったことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の貿易収支は1531億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3566億円の黒字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6-12日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は4460億円だった。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、繊維製品などが値下がり率上位、その他製品、情報・通信業、海運業、建設業、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、三菱電<6503>、SUBARU<7270>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>、ダイキン<6367>、川崎重<7012>、日本製鉄<5401>、ホンダ<7267>などが下落。他方、GMOインタ<4784>、ソフトバンクG<9984>、サンリオ<8136>、NEC<6701>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、良品計画<7453>、富士通<6702>、みずほ<8411>、HOYA<7741>、第一三共<4568>、フジHD<4676>、東京海上<8766>などが上昇している。
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2025/07/17 09:36
寄り付き概況
日経平均は56円高でスタート、レーザーテックや東宝などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39734.74;+56.72TOPIX;2826.67;+1.36[寄り付き概況] 16日の日経平均は56.72円高の39734.74円と続伸して取引を開始した。前日15日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は436.36ドル安の44023.29ドル、ナスダックは37.47ポイント高の20677.80で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)で警戒されたほどインフレの高騰が見られず堅調に寄り付いた。同時に、トランプ政権の関税策の影響による一部価格上昇で、年内の利下げ期待が後退し、ダウは下落に転じた。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新。主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅ながら続伸し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.27%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=148円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、内外金利の上昇が懸念される中、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場で買い手控え要因となった。さらに、20日投開票の参院選で与党の苦戦が伝えられていることや、日米関税交渉などを巡る不透明感が意識され、投資家心理を重くしたこともあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、精密機器、ゴム製品、倉庫運輸関連、鉄鋼、化学などが値上がり率上位、海運業、証券商品先物、不動産業、パルプ・紙、銀行業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東宝<9602>、フジHD<4676>、第一三共<4568>、IHI<7013>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、日本製鉄<5401>、スズキ<7269>、HOYA<7741>などが上昇。他方、日ハム<2282>、良品計画<7453>、ルネサス<6723>、サンリオ<8136>、三菱重<7011>、古河電工<5801>、郵船<9101>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、商船三井<9104>、三井住友<8316>、三井住友トラストグループ<8309>、武田薬<4502>、三菱UFJ<8306>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>などが下落している。
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2025/07/16 09:34
寄り付き概況
日経平均は66円高でスタート、楽天グループや古河電工などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39525.83;+66.21TOPIX;2834.21;+11.40[寄り付き概況] 15日の日経平均は66.21円高の39525.83円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は反発。ダウ平均は88.14ドル高の44459.65ドル、ナスダックは54.80ポイント高の20640.33で取引を終了した。トランプ政権が欧州連合(EU)やメキシコに新たに30%関税を通告するなど、関税策による経済やインフレへの影響が引き続き懸念され、寄り付き後、下落。しかし、大統領が関税を巡る協議にオープンだと言及し、交渉への期待に買い戻された。消費者物価指数(CPI)発表を翌日に控え動意が乏しい中、終盤にかけても堅調に推移し、ナスダックは史上最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=147円70銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株などの株価の重しとなった。また、引き続き、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が意識され、買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間午前に、4-6月期の中国GDP、6月の中国小売売上高、6月の中国工業生産高などが発表される。 セクター別では、その他製品、医薬品、電気・ガス業、輸送用機器、非鉄金属などが値上がり率上位、水産・農林業、パルプ・紙、卸売業、鉱業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、楽天グループ<4755>、古河電工<5801>、IHI<7013>、三菱電<6503>、武田薬<4502>、任天堂<7974>、積水ハウス<1928>、川崎重<7012>、日立<6501>、ホンダ<7267>、フジクラ<5803>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、三菱重<7011>などが上昇。他方、キオクシアHD<285A>、ルネサス<6723>、伊藤忠<8001>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、ソシオネクスト<6526>、良品計画<7453>、三菱商<8058>、ソフトバンクG<9984>などが下落している。
<CS>
2025/07/15 09:35
寄り付き概況
日経平均は153円安でスタート、良品計画やレーザーテックなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39416.10;-153.58TOPIX;2814.55;-8.69[寄り付き概況] 7月14日の日経平均は前営業日比153.58円安の39416.10円と3営業日続落でスタート。11日の米国市場でダウ平均は279.13ドル安の44371.51ドル、ナスダックは45.13ポイント安の20585.53で取引を終了。トランプ政権がカナダに35%関税率を通知、関税策による経済やインフレへの影響が懸念され、寄り付き後、下落。シカゴ連銀のグールズビー総裁が新たな関税の脅威が利下げを遅らせかねないと言及、インフレ長期化で連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待も後退し、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の39505円。本日の日経平均は売りが先行。トランプ大統領は12日、EU(欧州連合)とメキシコからの輸入品に、8月1日から30%の関税を課すと自身のSNSに投稿した。一方、EUは報復発動を8月上旬に延長する意向を示しており、引き続き交渉が継続するとみられる。関税を巡る世界的な先行き不透明感から手掛けにくさが意識されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、良品計画<7453>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、サンリオ<8136>、みずほ<8411>、東エレク<8035>、任天堂<7974>などが下落。一方、三菱重<7011>やIHI<7013>などが上昇。業種別では、空運、その他製品、銀行などが下落率上位で推移。
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2025/07/14 09:23
寄り付き概況
日経平均は240円高でスタート、TDKやブリヂストンなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39886.54;+240.18TOPIX;2827.13;+14.79[寄り付き概況] 11日の日経平均は240.18円高の39886.54円と反発して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は192.34ドル高の44650.64ドル、ナスダックは19.32ポイント高の20630.66で取引を終了した。ブラジルからの輸入品への50%関税発表などを受けトランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退し、寄り付き後、まちまち。その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。ナスダックは長期金利の上昇を警戒し上値が抑制されたが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、このところの日経平均が39000円台半ばで下げ止まる動きとなっていることから、株価の下値は堅いとの見方があった。さらに、国内企業の3-5月期決算発表が増えていることから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が株価の重しとなった。また、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で40004.61円だった。 セクター別では、ゴム製品、パルプ・紙、輸送用機器、鉄鋼、精密機器などが値上がり率上位、小売業、保険業、鉱業などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、日東電<6988>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、ベイカレント<6532>、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、楽天グループ<4755>、ブリヂストン<5108>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、デンソー<6902>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、キオクシアHD<285A>、サンリオ<8136>などが下落している。
<CS>
2025/07/11 09:28
寄り付き概況
日経平均は25円安でスタート、オムロンや東京海上などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39795.75;-25.53TOPIX;2825.14;-3.02[寄り付き概況] 10日の日経平均は25.53円安の39795.75円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は217.54ドル高の44458.30ドル、ナスダックは192.88ポイント高の20611.34で取引を終了した。トランプ大統領が新たに設定した相互関税の一時停止期間の期限を巡り、「延長は認めない」としていたが柔軟な姿勢も示したため安心感に寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、相場は終日堅調に推移した。国内の10年債入札結果や連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、長期金利が低下し、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは史上最高値を更新した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=146円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの株価の重しとなった。また、米トランプ政権の関税政策の不透明感が引き続き投資家心理を重くした。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、ここから国内企業の3-5月期決算発表が増えることから、好業績・好決算企業への物色意欲が株価下支え要因になるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の国内企業物価指数は、前年同月比2.9%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.9%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月29日-7月5日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は6117億円だった。 セクター別では、電気機器、石油石炭製品、医薬品、保険業、鉱業などが値下がり率上位、パルプ・紙、建設業、倉庫運輸関連、非鉄金属、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、オムロン<6645>、SHIFT<3697>、KOKUSAI<6525>、東京海上<8766>、フジHD<4676>、ソニーG<6758>、日立<6501>、キオクシアHD<285A>、イオン<8267>、ルネサス<6723>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>などが下落。他方、サイゼリヤ<7581>、ディスコ<6146>、楽天グループ<4755>、大成建<1801>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、良品計画<7453>、フジクラ<5803>、みずほ<8411>、ソシオネクスト<6526>、古河電工<5801>、いすゞ<7202>、ホンダ<7267>などが上昇している。
<CS>
2025/07/10 09:41
寄り付き概況
日経平均は253円高でスタート、オムロンやカシオなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39942.80;+253.99TOPIX;2831.50;+14.96[寄り付き概況] 9日の日経平均は253.99円高の39942.80円と続伸して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94ポイント高の20418.46で取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちだったが、ダウ平均が下落し、ナスダック総合指数の上げ幅が小幅にとどまる中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.80%上昇したことが東京市場で半導体関連株の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=146円80銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き株価の重しとなった。また、今週はETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが予想されており、これを警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は6月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、石油石炭製品、精密機器、輸送用機器、医薬品、海運業などが値上がり率上位、その他製品、サービス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、オムロン<6645>、カシオ<6952>、キオクシアHD<285A>、ルネサス<6723>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、郵船<9101>、住友鉱<5713>、SMC<6273>、スクリーンHD<7735>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>などが上昇。他方、富士通<6702>、イビデン<4062>、日産自<7201>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>、川崎重<7012>、任天堂<7974>、IHI<7013>、日立<6501>、NEC<6701>、ソシオネクスト<6526>などが下落している。
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2025/07/09 09:40
寄り付き概況
日経平均は45円安でスタート、富士通や東京海上などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39542.07;-45.61TOPIX;2806.37;-5.35[寄り付き概況] 8日の日経平均は45.61円安の39542.07円と続落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は反落。ダウ平均は422.17ドル安の44406.36ドル、ナスダックは188.58ポイント安の20412.52で取引を終了した。トランプ政権の相互関税上乗せ分停止期限が迫る中、警戒感に寄り付き後、下落。その後も売りが先行する中、昼にかけトランプ大統領が日本や韓国に対し25%関税を8月1日から賦課することを発表し、売りが加速し一段安となった。公開された関税文書で南アフリカやマレーシアなどへの関税も明らかになると、下げ幅を拡大。同時に、交渉期限も延長されたため警戒感が緩和し終盤にかけ下げ止まり、終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。米関税政策の不透明感から昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことも投資家心理を慎重にさせた。さらに、今週はETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが予想されており、これを警戒する向きもあった。一方、トランプ米大統領が日本に対し8月1日から25%の関税をかけると通告したが、関税交渉の期限を7月9日から8月1日に延期するための大統領令に署名したことから、今後の交渉進展への期待感が株価を支えた。また、外為市場で1ドル=145円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価支援要因となった。さらに、今週は国内企業の3-5月期決算発表が増えることから、好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるとの見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された5月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は3兆4364億円の黒字。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆9380億円の黒字だった。 セクター別では、保険業、その他製品、電気・ガス業、医薬品、銀行業などが値下がり率上位、非鉄金属、サービス業、精密機器、鉱業、卸売業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、富士通<6702>、パナHD<6752>、任天堂<7974>、東京海上<8766>、ソフトバンクG<9984>、りそなHD<8308>、ルネサス<6723>、東電力HD<9501>、良品計画<7453>、キヤノン<7751>、第一三共<4568>、IHI<7013>などが下落。他方、住友ファーマ<4506>、オムロン<6645>、古河電工<5801>、住友電工<5802>、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、F&LC<3563>、SMC<6273>、伊藤忠<8001>、日立<6501>、アシックス<7936>、コマツ<6301>、アドバンテスト<6857>などが上昇している。
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2025/07/08 09:34
寄り付き概況
日経平均は81円安でスタート、三菱UFJや川崎重工などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39729.56;-81.32TOPIX;2827.16;-0.79[寄り付き概況] 7月7日の日経平均は前営業日比81.32円安の39729.56円と反落でスタート。4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場だった。また、欧州市場は総じて軟調。本日の日経平均はやや売りが先行。ただし、その後は一時プラス圏を回復する場面もあった。トランプ米大統領が発表した上乗せ関税の一時停止期限が9日に迫っている他、台湾積体電路製造(TSMC)が米国への投資を優先させるため、日本での熊本第2工場の建設を延期する方針といった報道もあり全体としては様子見ムード優勢のようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、良品計画<7453>などが上昇している反面、三菱UFJ<8306>、川崎重工<7012>、ソフトバンクG<9984>などが小安い。業種別では、パルプ紙、サービス、不動産などが上昇率上位で推移。
<CS>
2025/07/07 09:26
寄り付き概況
日経平均は208円高でスタート、東電力HDやりそなHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39994.64;+208.74TOPIX;2841.59;+12.60[寄り付き概況] 4日の日経平均は208.74円高の39994.64円と続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は344.11ドル高の44828.53ドル、ナスダックは207.97ポイント高の20601.10で取引を終了した。雇用統計が予想外に強まったことを好感し、寄り付き後、上昇。通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大、ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が一昨日に続き39000円台半ばで下げ渋る展開だったことから、相場の下値は堅いとの見方もあった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、トランプ米政権の相互関税の上乗せ分の停止期限を9日に控え、日米関税交渉の先行き不透明感が引き続き意識され、市場の雰囲気を重くしたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比4.7%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.2%増だった。 セクター別では、銀行業、証券商品先物、電気機器、電気・ガス業、非鉄金属などが値上がり率上位、保険業、不動産業、鉱業、海運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、スクリーンHD<7735>、良品計画<7453>、りそなHD<8308>、アドバンテスト<6857>、みずほ<8411>、JFE<5411>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、SMC<6273>、サンリオ<8136>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、東京海上<8766>、ソフトバンクG<9984>、NTT<9432>、日本製鉄<5401>、キオクシアHD<285A>、トヨタ<7203>、アサヒ<2502>などが下落している。
<CS>
2025/07/04 09:30
寄り付き概況
日経平均は34円高でスタート、ルネサスや日本製鉄などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39796.75;+34.27TOPIX;2825.46;-0.58[寄り付き概況] 3日の日経平均は34.27円高の39796.75円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日2日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダックは190.24ポイント高の20393.13で取引を終了した。ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒され寄り付き後、下落。その後、半導体のエヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に5日ぶりに反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.94%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.88%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、日経平均が昨日までの2日間で720円あまり下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場の重しとなった。また、引き続き日米関税交渉の先行き不透明感が意識され、投資家心理を慎重にさせたこともあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月22-28日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は6513億円だった。今日は参議院選挙が公示され、今月20日の投票に向けて選挙戦が始まる。 セクター別では、その他製品、鉄鋼、非鉄金属、機械、銀行業などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業、情報・通信業、その他金融業、倉庫運輸関連などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、キオクシアHD<285A>、フジクラ<5803>、日本製鉄<5401>、ソシオネクスト<6526>、JX金属<5016>、JFE<5411>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、アシックス<7936>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、三井住友<8316>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、ソフトバンクG<9984>、カプコン<9697>、伊藤忠<8001>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、日立<6501>、NTT<9432>、三井E&S<7003>、ソフトバンク<9434>などが下落している。
<CS>
2025/07/03 09:43