寄り付き概況ニュース一覧
寄り付き概況
日経平均は304円高でスタート、JTやソシオネクストなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;51629.80;+304.19TOPIX;3316.47;+15.68[寄り付き概況] 31日の日経平均は304.19円高の51629.80円と3日続伸して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は下落。ダウ平均は109.88ドル安の47522.12ドル、ナスダックは377.33ポイント安の23581.14で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)やソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。ダウは対中通商協議の進展が好感され一時上昇したものの政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を懸念した売りにおされ失速し上げを消した。ナスダックは金利高も嫌気され、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、外為市場で1ドル=153円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、昨日の日経平均は小幅高にとどまったが、東証プライムの売買代金が初めて10兆円を超すなど、物色意欲が旺盛。さらに、主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.57%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.53%下落と、ダウ平均(0.23%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、東京市場は明日から3連休となることから、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.20倍だった。同じく取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。さらに、9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.2%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.6%上昇だった。 セクター別では、情報・通信業、電気・ガス業、石油石炭製品、空運業、電気機器などが値上がり率上位、機械、金属製品、輸送用機器、化学が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、JT<2914>、ソシオネクスト<6526>、コナミG<9766>、日立<6501>、ルネサス<6723>、関西電<9503>、良品計画<7453>、ソニーG<6758>、NRI<4307>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、村田製<6981>、三井金属<5706>などが上昇。他方、OLC<4661>、パナHD<6752>、日産自<7201>、ニデック<6594>、京セラ<6971>、武田薬<4502>、キーエンス<6861>、NEC<6701>、三菱重<7011>、IHI<7013>、住友電工<5802>などが下落している。
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2025/10/31 09:42
寄り付き概況
日経平均は161円安でスタート、コマツやJR東海などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;51146.27;-161.38 TOPIX;3278.29;+0.05[寄り付き概況] 30日の日経平均は161.38円安の51146.27円と反落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は主要指数は高安まちまち。ダウ平均は74.37ドル安の47632.00ドル、ナスダックは130.98ポイント高の23958.47で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。ハイテクが引き続き相場を押し上げたほか、利下げ期待に続伸した。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウは下落に転じたが、ナスダックはプラス圏を維持、連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で一時330ドルあまり上昇したダウ平均が下げに転じて取引を終えたことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が1000円を超す大幅高となり高値警戒感が強まっていることから、利益確定売りが出やすかった。さらに、このところの東京市場の物色対象が東証プライムの一部半導体関連株や人工知能(AI)関連株に偏っていることを警戒する向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は5日ぶりに反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)がそれぞれ5日続伸したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=152円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月19-25日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は1兆3442億円だった。 セクター別では、その他製品、情報・通信業、証券商品先物、陸運業、小売業などが値下がり率上位、鉱業、銀行業、保険業、倉庫運輸関連、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コマツ<6301>、ディスコ<6146>、洋エンジ<6330>、JR東海<9022>、ルネサス<6723>、サンリオ<8136>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、イビデン<4062>、KOKUSAI<6525>、任天堂<7974>などが下落。他方、NEC<6701>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、住友鉱<5713>、富士通<6702>、JX金属<5016>、東電力HD<9501>、みずほ<8411>、ソシオネクスト<6526>、キオクシアHD<285A>、三井住友<8316>などが上昇している。
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2025/10/30 09:45
寄り付き概況
日経平均は234円高でスタート、アドバンテストや三井金属などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;50453.64;+234.46 TOPIX;3291.26;+5.39[寄り付き概況] 29日の日経平均は234.46円高の50453.64円と反発して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は161.78ドル高の47706.37ドル、ナスダックは190.04ポイント高の23827.50で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)開始で利下げ期待に寄り付き後、上昇。対中首脳会談での通商合意期待も根強く続伸した。さらに、好決算が好感材料となったほか、半導体のエヌビディア(NVDA)がけん引し、相場は一段高。終日買いが先行し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、連日過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日米首脳会談が昨日終了したことも買い安心感となった。さらに、ここから国内3月決算企業の上期決算発表が佳境となることから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日、300円弱下落したが、依然、高値警戒感が意識され、株価の重しとなった。また、今晩、米国でFOMCの結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁が記者会見が行われるほか、明日は米中首脳会談も予定されていることから、これらの結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、非鉄金属、機械、電気機器、ガラス土石製品、金属製品などが値上がり率上位、サービス業、不動産業、繊維製品、電気・ガス業、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、三井金属<5706>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、三菱電<6503>、村田製<6981>、パナHD<6752>、住友電工<5802>、ディスコ<6146>、イビデン<4062>、IHI<7013>、三菱重<7011>などが上昇。他方、ニデック<6594>、NRI<4307>、リクルートHD<6098>、東京海上<8766>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、JT<2914>、東電力HD<9501>、ダイキン<6367>、NTT<9432>、神戸物産<3038>、良品計画<7453>、KDDI<9433>などが下落している。
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2025/10/29 09:41
寄り付き概況
日経平均は155円安でスタート、JX金属やキヤノンなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;50357.15;-155.17 TOPIX;3317.54;-7.51[寄り付き概況] 28日の日経平均は155.17円安の50357.15円と反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.47ドル高の47544.59ドル、ナスダックは432.59ポイント高の23637.46で取引を終了した。対中通商交渉を巡り、トランプ大統領やベッセント財務長官の週末インタビューでの発言で、合意期待に寄り付き後、上昇。人工知能(AI)関連の強い需要を期待し、ハイテクも買われ、続伸した。連邦準備制度理事会(FRB)が28日から開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定することを期待した買いも手伝い、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ上げ幅を拡大し、過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの続伸で1800円を超す上げとなり、初めて5万円の大台に乗せたことから高値警戒感が強まっており、利益確定売りが出やすかった。また、今週はFOMC、日銀金融政策決定会合が開催されるほか、日米首脳会談、米中首脳会談も予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内3月決算企業の上期決算発表が増えており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、金属製品、繊維製品、建設業、化学、水産・農林業などが値下がり率上位、空運業、鉄鋼、海運業、証券商品先物、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ニデック<6594>、キヤノン<7751>、JX金属<5016>、キオクシアHD<285A>、安川電<6506>、リクルートHD<6098>、三井金属<5706>、富士通<6702>、キーエンス<6861>、ニップン<2001>、ソシオネクスト<6526>、任天堂<7974>、アドバンテスト<6857>、東京海上<8766>、NTT<9432>などが下落。他方、ディーエヌエー<2432>、古河電工<5801>、霞ヶ関キャピタル<3498>、日本製鉄<5401>、KOKUSAI<6525>、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、IHI<7013>、東エレク<8035>、三井E&S<7003>、神戸物産<3038>、フジクラ<5803>、信越化<4063>、ディスコ<6146>などが上昇している。
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2025/10/28 09:43
寄り付き概況
日経平均は606円高でスタート、ソフトバンクGや三菱重工などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;49905.80;+606.15 TOPIX;3304.40;+34.95[寄り付き概況] 10月27日の日経平均は前営業日比606.15円高の49905.80円と大幅続伸でスタート。24日の米国市場でダウ平均は472.51ドル高の47207.12ドル、ナスダックは263.07ポイント高の23204.87で取引を終了。消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待に寄り付き後、上昇。10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを確信した買いが終日続いた。終盤にかけ、上げ幅を拡大し、相場は過去最高値を更新し終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の49545円。本日の日経平均は買いが先行。米株高の流れに加え、高市首相とトランプ米大統領による首脳会談に先んじて行われた、両氏による短時間の電話協議も先行き期待に繋がると捉えられており、日経平均は寄り付き後も上げ幅を広げ、50000円の大台にのせている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、三菱重工<7011>、IHI<7013>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、川崎重工<7012>、日立<6501>など主力処は全般上昇。業種別では、非鉄金属、証券商品先物、機械などが上昇率上位で推移。
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2025/10/27 09:35
寄り付き概況
日経平均は453円高でスタート、アドバンテストやKOKUSAIなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;49095.27;+453.66 TOPIX;3271.06;+17.28[寄り付き概況] 24日の日経平均は453.66円高の49095.27円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は反発。ダウ平均は144.20ドル高の46734.61ドル、ナスダックは201.40ポイント高の22941.80で取引を終了した。材料乏しい中、寄り付き後、上昇。翌日の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見気配が強まりもみ合いが続いた。中盤にかけ、報道官がトランプ大統領と中国主席との会談スケジュールを確認すると対中貿易摩擦悪化の警戒感が緩和し、買いに拍車がかかり、終盤にかけ上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.54%上昇と、ダウ平均(0.31%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、日経平均は昨日までの続落で670円あまり下落しており、押し目待ちの買いも入りやすかった。さらに、今日は高市首相の所信表明演説が予定されていることから、政策への期待感が高まり、株価下支え要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場で投資家心理を慎重にさせた。また、来週から国内3月決算企業の上期決算発表が本格化することから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.9%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.9%上昇だった。 セクター別では、鉱業、非鉄金属、ゴム製品、電気機器、卸売業などが値上がり率上位、水産・農林業、空運業、不動産業、食料品、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、KOKUSAI<6525>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>、古河電工<5801>、伊藤忠<8001>、リクルートHD<6098>、SUMCO<3436>、三井金属<5706>、フジクラ<5803>などが上昇。他方、ニデック<6594>、中外薬<4519>、イオン<8267>、IHI<7013>、神戸物産<3038>、MS&AD<8725>、三井E&S<7003>、サンリオ<8136>、ソシオネクスト<6526>、KDDI<9433>、洋エンジ<6330>、NTT<9432>などが下落している。
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2025/10/24 09:41
寄り付き概況
日経平均は441円安でスタート、SUMCOやディスコなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48866.58;-441.21TOPIX;3247.90;-18.53[寄り付き概況] 23日の日経平均は441.21円安の48866.58円と続落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は下落。ダウ平均は334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダックは213.27ポイント安の22740.40で取引を終了した。政府機関の閉鎖が終了する兆しが見られず、警戒感に寄り付き後、下落。その後も、ネットフリックス(NFLX)の下落が重しとなったほか、中盤にかけ、トランプ政権が重要ソフトウエアの対中輸出制限を検討しているとの報道で、対中貿易摩擦の悪化懸念が再燃しハイテク中心に売られ、下落。終盤にかけ下げを拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.36%下落と、ダウ平均(0.71%下落)やナスダック総合指数(0.93%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株などの株価を抑える要因となった。また、新政権発足で目先材料出尽くし感も意識された。一方、引き続き新政権の政策への期待感が株価の支えとなった。また、今後、国内3月決算企業の上期決算発表が増えることから、好業績銘柄への物色意欲が高まりやすく、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月12-18日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は7526億円だった。今日はサイバーソリューションズ<436A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、電気機器、機械、非鉄金属、その他製品、精密機器などが値下がり率上位、鉱業、水産・農林業、食料品、パルプ・紙、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、SUMCO<3436>、ディスコ<6146>、安川電<6506>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、古河電工<5801>、キオクシアHD<285A>、JX金属<5016>、キーエンス<6861>、ソニーフィナンシャルグループ<8729>、ファナック<6954>などが下落。他方、三井E&S<7003>、川崎重<7012>、INPEX<1605>、良品計画<7453>、三菱重<7011>、JT<2914>、中外薬<4519>、住友鉱<5713>などが上昇している。
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2025/10/23 09:40
寄り付き概況
日経平均は64円安でスタート、住友鉱やソフトバンクGなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;49252.03;-64.03TOPIX;3252.52;+3.02[寄り付き概況] 22日の日経平均は64.03円安の49252.03円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は主要指数によって高安まちまち。ダウ平均は218.16ドル高の46924.74ドル、ナスダックは36.87ポイント安の22953.67で取引を終了した。ハイテクが重しとなり寄り付き後、まちまち。ダウは主要企業の好決算を好感した買いが続き、続伸した。中盤にかけ、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待の後退で、ハイテク中心に売られ相場は失速。ダウは終盤にかけても堅調に推移し過去最高値を更新し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、新政権発足で材料出尽くし感が意識され、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円70銭台と、昨日15時30分頃と比べやや円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日、新政権の顔ぶれが決まり、政策への期待感が高まっていることも株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は2346億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は213億円の黒字だった。 セクター別では、非鉄金属、銀行業、情報・通信業、電気機器、証券商品先物などが値下がり率上位、輸送用機器、建設業、不動産業、海運業、繊維製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、住友鉱<5713>、スクリーンHD<7735>、JX金属<5016>、三井金属<5706>、ルネサス<6723>、フジクラ<5803>、ソシオネクスト<6526>、古河電工<5801>、アドバンテスト<6857>、キオクシアHD<285A>、日立<6501>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などが下落。他方、トヨタ<7203>、IHI<7013>、ホンダ<7267>、良品計画<7453>、イオン<8267>、SUBARU<7270>、デンソー<6902>、日産自<7201>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、中外薬<4519>、商船三井<9104>、NEC<6701>などが上昇している。
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2025/10/22 09:50
寄り付き概況
日経平均は489円高でスタート、ルネサスやTDKなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;49675.43;+489.93TOPIX;3264.84;+16.39[寄り付き概況] 21日の日経平均は489.93円高の49675.43円と続伸して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は515.97ドル高の46706.58ドル、ナスダックは310.57ポイント高の22990.54で取引を終了した。国家経済会議(NEC)のハセット委員長が週内の政府機関閉鎖終了の可能性を示唆し、リスク警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、トランプ大統領が会見で中国の習国家主席との会談を確認、通商合意に楽観的な見解を示したため期待感に一段高となった。さらに携帯端末アップル(AAPL)の上昇もけん引し、相場は続伸。終盤にかけて一段高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価支援要因となった。また、今日午後に臨時国会で自民党の高市総裁が首相に指名され、新政権が発足。夜には新首相が記者会見し重点政策などを発表する予定で、新政権への期待感が高まり、投資家心理を上向かせた。さらに、ここから内外主要企業の7-9月期決算発表が本格化することから、好業績期待の買いも株価下支え要因となった。一方、昨日の日経平均が1600円を超す大幅高となり、最高値に躍り出たことから目先的な高値警戒感が意識され、利益確定売りが出やすかった。また、昨日発表された7-9月の中国国内総生産(GDP)が実質で前年同期比4.8%増と4-6月の5.2%から減速したことなどを受け、中国景気の先行き不透明感も警戒材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、その他製品、金属製品、ゴム製品、鉄鋼、その他金融業などが値上がり率上位、食料品、保険業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、SUMCO<3436>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、川崎重<7012>、ファナック<6954>、キオクシアHD<285A>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、JX金属<5016>、みずほ<8411>、伊藤忠<8001>などが上昇。他方、古野電気<6814>、良品計画<7453>、NEC<6701>、東京海上<8766>、神戸物産<3038>、東電力HD<9501>、SBI<8473>、三井金属<5706>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、日立<6501>などが下落している。
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2025/10/21 09:55
寄り付き概況
日経平均は750円高でスタート、ソフトバンクGや東エレクなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48332.71;+750.56 TOPIX;3215.18;+44.74[寄り付き概況] 10月20日の日経平均は前営業日比750.56円高の48332.71円と大幅反発でスタート。17日の米国市場でダウ平均は238.37ドル高の46190.61ドル、ナスダックは117.44ポイント高の22679.98で取引を終了。トランプ大統領がインタビューで対中通商交渉に前向きな姿勢を示したため警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。また、一部地銀決算が予想を上回ったため、信用不安が後退し、終日買い戻しが続いた。さらに、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との会見での質疑応答で、対中協議に楽観的な見解を再表明したため合意期待から終盤にかけ相場は一段高となり、終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比695円高の48245円。本日の日経平均は買いが先行。あす召集の臨時国会における首相指名選挙での、自民党高市総裁の選出可能性が高まってきた他、地銀の信用リスクや米中関係悪化への懸念がそれぞれ後退したことも相まって、買戻しの動きが強まっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、ディスコ<6146>、三菱UFJ<8306>、三菱重<7011>、任天堂<7974>、IHI<7013>、キーエンス<6861>など主力処は全般上昇。業種別では、その他製品、情報通信、保険などが上昇率上位で推移。
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2025/10/20 09:38
寄り付き概況
日経平均は456円安でスタート、三菱UFJやディスコなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;47820.97;-456.77TOPIX;3179.41;-24.01[寄り付き概況] 17日の日経平均は456.77円安の47820.97円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は下落。ダウ平均は301.07ドル安の45952.24ドル、ナスダックは107.54ポイント安の22562.54で取引を終了した。一部主要企業の決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。さらに、半導体の台湾セミコンダクター(TSMC)の好決算を受け、人工知能(AI)の強い需要期待が強まり、半導体中心に相場の上昇をさらにけん引した。その後、地区連銀指標が低調となり成長懸念が重しとなったほか、融資問題による2地銀の大幅下落で、信用不安が浮上し売りに転じた。イスラエル・ハマス和平案を巡る先行き不透明感も広がり地政学的リスクの存続で終盤にかけて売りが加速した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=150円10銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続伸で1400円を超す上げとなったことから、利益確定や戻り待ちの売りも出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、自民党と日本維新の会が連立政権構築に向けた政策協議を進めていることを受け、次期政権への期待感が高まり、投資家心理を上向かせたが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月5-11日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1兆8850億円だった。今日はユーソナー<431A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、銀行業、証券商品先物、保険業、非鉄金属、石油石炭製品などが値下がり率上位、食料品、倉庫運輸関連、陸運業、水産・農林業、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、古河電工<5801>、中外薬<4519>、芝浦<6590>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、JX金属<5016>、楽天グループ<4755>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、テクセンド<429A>、イオン<8267>、ベイカレント<6532>、神戸物産<3038>、サイゼリヤ<7581>、リクルートHD<6098>、NTT<9432>などが上昇している。
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2025/10/17 09:40
寄り付き概況
日経平均は434円高でスタート、ルネサスや東電力HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48107.44;+434.77TOPIX;3205.75;+22.11[寄り付き概況] 16日の日経平均は434.77円高の48107.44円と続伸して取引を開始した。前日15日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は17.15ドル安の46253.31ドル、ナスダックは148.38ポイント高の22670.08で取引を終了した。銀行の四半期決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。しかし、対中貿易を巡り中国側が態度を硬化したとの報道もあり、関係悪化懸念がくすぶり売りに転じた。ダウは終日戻り鈍く軟調推移。ナスダックは10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近く上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、引き続き円相場や米長期金利が落ち着いた推移となっていることが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまちだったが、一時420ドルあまり上昇したダウ平均が伸び悩み、小幅安で取引を終了したことが投資家心理を慎重にさせた。また、引き続き国内政治の不透明感が警戒材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.9%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.3%増だった。今日は、テクセンドフォトマスク<429A>が東証プライムに上場した。 セクター別では、非鉄金属、精密機器、ゴム製品、銀行業、輸送用機器などが値上がり率上位、その他製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、イオン<8267>、東電力HD<9501>、三菱重<7011>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>、日立<6501>、安川電<6506>、古河電工<5801>、NEC<6701>、三井住友<8316>、ブリヂストン<5108>、SBI<8473>などが上昇。他方、東宝<9602>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>、楽天グループ<4755>、アサヒ<2502>、三井物<8031>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが下落している。
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2025/10/16 09:35
寄り付き概況
日経平均は154円高でスタート、住友鉱やサンリオなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;47002.30;+154.98TOPIX;3153.43;+19.44[寄り付き概況] 15日の日経平均は154.98円高の47002.30円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は主要指数によって高安まちまち。ダウ平均は202.88ドル高の46270.46ドル、ナスダックは172.91ポイント安の22521.70で取引を終了した。対中関係悪化懸念が再燃し、寄り付き後、下落。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、労働市場の下方リスク上昇を指摘したため10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が高まり、買いに転じた。トランプ大統領が大豆購入を巡り中国に報復措置を警告し失速したものの、終盤にかけ、ダウは上げ幅を拡大。ナスダックは下げを消せず、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で一時600ドルを超す下げとなったダウ平均が上げに転じ、200ドルあまり上昇して取引を終えたことが東京市場で安心感となった。また、日経平均が昨日までの続落で1700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまだったが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が終日マイナス圏で推移し、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.28%下落と大幅に下げたことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、引き続き政局の不透明感が強いことが投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はライオン事務器<423A>が東証スタンダードに上場した。また、日本時間10時30分に9月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、証券商品先物、保険業、鉄鋼、卸売業、その他製品などが値上がり率上位、ゴム製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、住友鉱<5713>、サンリオ<8136>、安川電<6506>、コマツ<6301>、第一三共<4568>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、MS&AD<8725>、SBI<8473>、イオン<8267>、JX金属<5016>、IHI<7013>、任天堂<7974>、三菱商<8058>、三菱電<6503>などが上昇。他方、良品計画<7453>、ブリヂストン<5108>、NEC<6701>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、富士通<6702>、東エレク<8035>、ソニーフィナンシャルグループ<8729>などが下落している。
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2025/10/15 09:44
寄り付き概況
日経平均は642円安でスタート、中外薬やソシオネクストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;47446.73;-642.07TOPIX;3151.58;-46.01[寄り付き概況] 14日の日経平均は642.07円安の47446.73円と続落して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末10日の米国株式市場で、ダウ平均は878.82ドル安、ナスダックは820.20pt安。トランプ大統領が中国製品に対する関税率の大幅引き上げを示唆したことや、連邦職員の解雇計画などが株価の重しとなった。昨日13日のダウ平均は587.98ドル高の46067.58ドル、ナスダックは490.18pt高の22694.61ptで取引を終了した。トランプ大統領やベッセント財務長官の発言を受けて対中関係の悪化懸念が後退し買戻しが強まり、終日、買い優勢の展開となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。公明党が自民党との連立を離脱したことで次期政権の枠組みの不透明感がさらに強まり、東京市場で売りを誘った。また、東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日通算で0.63%下落、ナスダック総合指数が同じく通算で1.43%下落したことが東京市場の株価の重しとなった。さらに、先週末の日経平均は下落したが、引き続き高値警戒感が強く、利益確定売りも出やすかった。一方、先週末の米株式市場で主要指数が下落したが、昨日、反発に転じたことが東京市場で安心感となった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が昨日4.93%上昇と大幅高となったことが東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=152円40銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、東京市場が3連休中の海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、精密機器、証券商品先物、その他製品、石油石炭製品、輸送用機器などが値下がり率上位、非鉄金属が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、中外薬<4519>、ブリヂストン<5108>、ソシオネクスト<6526>、丸紅<8002>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、NEC<6701>、SBI<8473>、東京海上<8766>、みずほ<8411>、富士通<6702>、川崎重<7012>などが下落。他方、良品計画<7453>、住友鉱<5713>、安川電<6506>、キオクシアHD<285A>、三井金属<5706>、レーザーテック<6920>、JX金属<5016>、神戸物産<3038>、SMC<6273>などが上昇している。
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2025/10/14 09:46
寄り付き概況
日経平均は69円安でスタート、SBIやブリヂストンなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48510.72;-69.72TOPIX;3238.58;-19.19[寄り付き概況] 10日の日経平均は69.72円安の48510.72円と反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は243.36ドル安の46358.42ドル、ナスダックは18.75ポイント安の23024.63で取引を終了した。一部主要企業決算で消費の底堅さが示され、寄り付き後、上昇。しかし、政府機関の閉鎖が長期化し成長を妨げるとの懸念や、過去最高値付近でバブル警戒感も根強く売りに押され、下落に転じた。金利上昇も嫌気されたが、半導体が支え、ナスダックは終盤にかけ下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日大幅高となり、25日移動平均線との乖離率が7.73%に拡大するなど高値警戒感が強まっており、利益確定売りが出やすかった。さらに、政治空白が長期化していることに加え、次期新政権の枠組みが不透明なことなども投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、一時140ptあまり下げたナスダック総合指数が下げ渋り小幅安で取引を終えたことが東京市場で一定の安心感となった。また、外為市場で1ドル=153円00銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の国内企業物価指数は、前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.5%上昇だった。 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、鉄鋼、医薬品、金属製品、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、SBI<8473>、日立<6501>、ブリヂストン<5108>、ソフトバンクG<9984>、スクリーンHD<7735>、TDK<6762>、日東電<6988>、三菱重<7011>、ソニーG<6758>、武田薬<4502>、三菱UFJ<8306>、IHI<7013>、JX金属<5016>、第一三共<4568>などが下落。他方、ファーストリテ<9983>、安川電<6506>、バンナムHD<7832>、良品計画<7453>、ファナック<6954>、コナミG<9766>、テルモ<4543>などが上昇している。
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2025/10/10 09:45
寄り付き概況
日経平均は300円高でスタート、フジクラや東電力HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48035.42;+300.43TOPIX;3248.35;+12.69[寄り付き概況] 9日の日経平均は300.43円高の48035.42円と反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は1.20ドル安の46601.78ドル、ナスダックは255.02ポイント高の23043.38で取引を終了した。人工知能(AI)バブル警戒感が過剰との見方に、寄り付き後、上昇。政府機関閉鎖の継続による不透明感に、ダウは失速し小幅安に転じた。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した9月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で参加者が年内の追加利下げを予想していることが明かになったほか、AI需要を期待した買いが再開し半導体セクターがけん引し、ナスダックは過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまちだったが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.4%上昇したことが東京市場で半導体関連株などの株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=152円40銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で一時200ドルを超す上げとなったダウ平均が伸び悩み、取引終了にかけて下げに転じたことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日は5日ぶりに反落したが、25日移動平均線との乖離率が昨日段階で6.4%と、買われ過ぎとされる5%を上回るなど、高値警戒感が継続し、利益確定売りが出やすかった。さらに、次期政権の枠組みなどを巡る政治の不透明感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月28日-10月4日に国内株を4週ぶりに買い越した。買越額は2兆4799億円だった。 セクター別では、非鉄金属、電気機器、機械、証券商品先物、ガラス土石製品などが値上がり率上位、海運業、水産・農林業、倉庫運輸関連、空運業、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、安川電<6506>、東電力HD<9501>、レゾナック<4004>、三井金属<5706>、SBI<8473>、富士通<6702>、イビデン<4062>、古河電工<5801>、日立<6501>、東エレク<8035>、住友鉱<5713>、サンリオ<8136>などが上昇。他方、KOKUSAI<6525>、スクリーンHD<7735>、IHI<7013>、川崎重<7012>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、NEC<6701>、商船三井<9104>、東京海上<8766>、任天堂<7974>、武田薬<4502>などが下落している。
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2025/10/09 09:42
寄り付き概況
日経平均は25円安でスタート、JX金属やサンリオなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;47,925.2;-25.66TOPIX;3240.94;+13.03[寄り付き概況] 8日の日経平均は25.66円安の47,925.2円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は下落。ダウ平均は91.99ドル安の46602.98ドル、ナスダックは153.31ポイント安の22788.36で取引を終了した。相場に楽観的な見方に、寄り付き後、上昇。しかし、オラクルの下落が嫌気され、さらに人工知能(AI)バブル警戒感が高まり、相場は下落に転じ、その後も終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で3400円上昇し、高値警戒感が強まっており、短期的な利益確定売りが出やすかった。さらに、自民党新執行部は発足したが、次期政権の枠組みなど当面の政治の不透明感が意識され投資家心理を慎重にさせた。一方、外為市場で1ドル=152円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも安心感となった。さらに、引き続き高市自民党新総裁の政策への期待感が株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された8月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は3兆7758億円の黒字。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3兆5062億円の黒字だった。今日は、サイプレス・ホールディングス<428A>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、非鉄金属、金属製品、情報・通信業、精密機器、ガラス土石製品などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、食料品、保険業、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、JX金属<5016>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、古河電工<5801>、サンリオ<8136>、ソシオネクスト<6526>、信越化<4063>、中外薬<4519>、キオクシアHD<285A>などが下落。他方、IHI<7013>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、SBI<8473>、アサヒ<2502>、東京海上<8766>、川崎重<7012>、東電力HD<9501>、三井金属<5706>、伊藤忠<8001>、三井E&S<7003>、三菱商<8058>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。
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2025/10/08 09:29
寄り付き概況
日経平均は336円高でスタート、IHIや住友不などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;48281.12;+336.36TOPIX;3238.60;+12.54[寄り付き概況] 7日の日経平均は336.36円高の48281.12円と4日続伸して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は63.31ドル安の46694.97ドル、ナスダックは161.16ポイント高の22941.67で取引を終了した。オープンAIとAMDとの提携などが好感されハイテクセクターを押し上げ、寄り付き後、上昇。金利の上昇や高値警戒感にダウは下落に転じた。人工知能(AI)関連事業への期待感が根強く、ナスダックは終日堅調に推移し過去最高値を更新。主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は7日ぶりに小幅に反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、SOX指数が2.89%上昇しており、東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、円相場が1ドル=150円40銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で安心感となった。さらに、高市自民党新総裁の政策への期待感も継続した。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で3400円近く上昇し、高値警戒感が強まっており、短期的な利益確定売りが出やすかった。また、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場の株価の重しとなった。さらに、自民党新総裁は決定したが、次期政権の枠組みなど当面の政治の不透明感が指摘されており、投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、非鉄金属、鉱業、鉄鋼、ガラス土石製品、機械などが値上がり率上位、サービス業、小売業、その他製品、パルプ・紙、倉庫運輸関連などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、フジクラ<5803>、住友不<8830>、ディスコ<6146>、JX金属<5016>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、日産自<7201>、KOKUSAI<6525>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、古河電工<5801>、三井E&S<7003>、スクリーンHD<7735>などが上昇。他方、キオクシアHD<285A>、楽天銀行<5838>、NEC<6701>、リクルートHD<6098>、富士通<6702>、サンリオ<8136>、安川電<6506>、ファーストリテ<9983>、ソニーフィナンシャルグループ<8729>、NTT<9432>などが下落している。
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2025/10/07 09:46
寄り付き概況
日経平均は866円高でスタート、東エレクやソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;46636.07;+866.57TOPIX;3175.83;+46.66[寄り付き概況] 10月6日の日経平均は前営業日比866.57円高の46636.07円と大幅に3営業日続伸でスタート。3日の米国市場でダウ平均は238.56ドル高の46758.28ドル、ナスダックは63.54ポイント安の22780.51で取引を終了。政府機関閉鎖問題が短期に決着がつくとの楽観的な見方に寄り付き後、上昇。ダウは引き続き利下げ期待が支え終日堅調に推移し、連日過去最高値を更新した。ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官の利下げに慎重な姿勢を受けた金利高を警戒し売りに転じ、まちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の46025円。本日の日経平均は買いが先行。自民党の総裁選挙が4日投開票され、高市早苗氏が選出された。これを受けて先行き期待が一挙に高まる展開となり、寄り付き後も上げ幅を広げて日経平均は47000円台にまでのせている。 東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、JX金属<5016>などが上昇している反面、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>などがやや下落。業種別では、輸送用機器、電気機器、精密機器などが上昇率上位で推移。
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2025/10/06 09:44
寄り付き概況
日経平均は105円高でスタート、日立やJTなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45042.54;+105.81TOPIX;3093.37;+5.97[寄り付き概況] 3日の日経平均は105.81円高の45042.54円と続伸して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は78.62ドル高の46519.72ドル、ナスダックは88.89ポイント高の22844.05で取引を終了した。政府機関の閉鎖で経済指標の発表が限定的となる中、利下げ期待が根強く、寄り付き後、上昇。予算案交渉を巡る不透明感に一時伸び悩んだが、人工知能(AI)の強い需要を期待した半導体セクターの上昇がけん引し相場は続伸した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、ダウ、ナスダックとも過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.94%上昇と、ダウ平均(0.17%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となった。一方、米政府機関閉鎖の影響や、明日行われる自民党総裁選の結果とその後の国内政治動向などを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、昨日は日経平均が上昇する一方でTOPIXは続落しており、相場の地合いは良くないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.3ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.4%だった。また、8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍で前月から0.02ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.22倍だった。 セクター別では、情報・通信業、繊維製品、電気機器、その他金融業、サービス業などが値上がり率上位、鉱業、海運業、石油石炭製品、非鉄金属、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日立<6501>、SUMCO<3436>、JT<2914>、東電力HD<9501>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、サンリオ<8136>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、SMC<6273>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、良品計画<7453>、F&LC<3563>、ソニーFG<8729>、ニトリHD<9843>、ディスコ<6146>、TOWA<6315>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、フジクラ<5803>、JX金属<5016>、古河電工<5801>、東京海上<8766>、武田薬<4502>などが下落している。
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2025/10/03 09:35
寄り付き概況
日経平均は185円高でスタート、ディスコや第一三共などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;44736.03;+185.18TOPIX;3094.38;-0.36[寄り付き概況] 2日の日経平均は185.18円高の44736.03円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は43.21ドル高の46441.10ドル、ナスダックは95.15ポイント高の22755.16で取引を終了した。政府機関の閉鎖や、民間のADP雇用統計で9月の雇用者数が予想外に減少したため、景気減速が懸念され、寄り付き後、下落。その後、安値から利下げ期待を受けた買いが強まったことに加え、医薬品セクターがけん引し相場は上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは連日過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.05%上昇と、ダウ平均(0.09%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの4日続落で1200円あまり下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、米政府機関閉鎖の影響や、4日に行われる自民党総裁選の結果を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月21-27日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は9633億円だった。 セクター別では、非鉄金属、医薬品、鉱業、繊維製品、金属製品などが値上がり率上位、その他製品、空運業、銀行業、電気・ガス業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、住友鉱<5713>、三井金属<5706>、スクリーンHD<7735>、第一三共<4568>、住友ファーマ<4506>、アドバンテスト<6857>、サンリオ<8136>、ゼンショーHD<7550>、イビデン<4062>などが上昇。他方、ソニーFH<8729>、東電力HD<9501>、NEC<6701>、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>、ソニーG<6758>、三菱重<7011>、富士通<6702>、三菱UFJ<8306>、NTT<9432>、川崎重<7012>、みずほ<8411>、IHI<7013>などが下落している。
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2025/10/02 09:47
寄り付き概況
日経平均は100円安でスタート、IHIやみずほなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;44831.95;-100.68TOPIX;3122.68;-14.92[寄り付き概況] 10月1日の日経平均は100.68円安の44831.95円と4日続落して取引を開始した。前日9月30日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は81.82ドル高の46397.89ドル、ナスダックは68.86ポイント高の22660.01で取引を終了した。政府機関閉鎖を警戒し、寄り付き後、下落。予算案を巡る不透明感に加え、月末、四半期末で調整色が強まり終日軟調推移となった。しかし、終盤にかけ利下げ期待を受けた買いに支えられたほか、新期に向けた買いが強まり相場はプラス圏を回復。ダウは過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=148円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ20銭ほど円高・ドル安に振れたこが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、米国で今日以降発表されるADP雇用統計、新規失業保険申請件数、雇用統計など雇用・労働関連指標や、国内で4日に投開票が行われる自民党総裁選の結果などを確認したいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの3日続落で800円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(9月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス14と前回6月調査のプラス13から改善した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス15だった。12月までの先行きはプラス12(今回差マイナス2)となった。 セクター別では、銀行業、不動産業、保険業、証券商品先物、その他金融業などが値下がり率上位、医薬品、海運業、電気・ガス業、情報・通信業、その他製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、ソニーFH<8729>、村田製<6981>、NEC<6701>、古河電工<5801>、みずほ<8411>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、日立<6501>、東京海上<8766>、TDK<6762>などが下落。他方、SUMCO<3436>、大塚HD<4578>、東電力HD<9501>、中外薬<4519>、サンリオ<8136>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、SMC<6273>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、武田薬<4502>などが上昇している。
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2025/10/01 09:49
寄り付き概況
日経平均は11円高でスタート、IHIやソニーFHなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45054.96;+11.21TOPIX;3133.74;+2.17[寄り付き概況] 30日の日経平均は11.21円高の45054.96円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は68.78ドル高の46316.07ドル、ナスダックは107.09ポイント高の22591.15で取引を終了した。トランプ大統領と議会指導者との予算を巡る会談を控え、政府機関の閉鎖回避期待に寄り付き後、上昇。会合の行方を睨み、一時ダウが下落に転じるなど失速したが、半導体のエヌビディアなどの上昇が相場を支えた。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が弱含みで推移したことも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で700円あまり下落したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、今週は米国で、JOLTS求人件数、ADP雇用統計、新規失業保険申請件数、雇用統計など雇用・労働関連指標の発表が多く、今後の米国の継続利下げを占う上でこれらの指標を確認したいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、日経平均は昨日まで続落したが、依然、高値警戒感が意識され、投資家心理を慎重にさせていることもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。なお、取引開始前に発表された8月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比1.2%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.8%低下だった。 セクター別では、電気機器、機械、化学、ガラス土石製品、サービス業などが値上がり率上位、鉱業、電気・ガス業、海運業、空運業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、KOKUSAI<6525>、ソニーFH<8729>、SMC<6273>、JX金属<5016>、スクリーンHD<7735>、大阪チタ<5726>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、TDK<6762>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、アサヒ<2502>、富士通<6702>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、サンリオ<8136>、郵船<9101>、商船三井<9104>、KDDI<9433>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>、古河電工<5801>などが下落している。
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2025/09/30 09:44
寄り付き概況
日経平均は241円安でスタート、三菱UFJやトヨタ自などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均; 45113.29;-241.70TOPIX;3158.99;-28.03[寄り付き概況] 9月29日の日経平均は前営業日比241.70円安の45113.29円と続落でスタート。26日の米国市場でダウ平均は299.97ドル高の46247.29ドル、ナスダックは99.37ポイント高の22484.07で取引を終了。PCEコア価格指数でサプライズなく連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ軌道が継続との期待から寄り付き後、上昇。その後、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回り失速、ナスダックは一時下落に転じた。しかし、年内の利下げ期待を受けた根強い買いに支えられ、終盤にかけ、一段高となり終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の45130円。本日の日経平均は売りが先行。3月期決算企業の中間配当権利落ちの影響(300円弱とみられている)が大きく、売り一巡後の値動きに注目が集まっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテ<6857>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>、三菱重<7011>、キオクシアHD<285A>などが上昇している反面、三菱UFJ<8306>、ニデック<6594>、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>などが下落。業種別では、海運、証券商品先物、保険などが下落率上位で推移。
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2025/09/29 09:46
寄り付き概況
日経平均は120円安でスタート、オリオンビールやディスコなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45634.20;-120.73TOPIX;3182.81;-2.54[寄り付き概況] 26日の日経平均は120.73円安の45634.20円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は続落。ダウ平均は173.96ドル安の45947.32ドル、ナスダックは113.16ポイント安の22384.70で取引を終了した。国内総生産(GDP)や雇用関連指標が強く速やかな利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。長期金利の上昇が嫌気されたほか、つなぎ予算審議が難航し政府機関閉鎖リスクが高まったことも売り材料となり終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場で投資家心理を慎重にさせた。さらに、日経平均は高値警戒感が意識される中、昨日までの3日続伸で700円あまり上昇したことから、利益確定売りが出やすかった。一方、外為市場で1ドル=149円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.8%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は14-20日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は1兆7475億円だった。今日は、UNICONホールディングス<407A>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、医薬品、金属製品、電気機器、機械、精密機器などが値下がり率上位、鉱業、食料品、不動産業、建設業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、オリオンビール<409A>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、OLC<4661>、HOYA<7741>、アステラス薬<4503>、キオクシアHD<285A>、日立<6501>、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>などが下落。他方、三井E&S<7003>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、ソニーG<6758>、南海電鉄<9044>、日本製鉄<5401>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、東武<9001>、ゼンショーHD<7550>、古河電工<5801>、名古屋鉄道<9048>などが上昇している。
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2025/09/26 09:45
寄り付き概況
日経平均は30円安でスタート、日本製鉄やキオクシアHDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45600.07;-30.24TOPIX;3184.09;+13.64[寄り付き概況] 25日の日経平均は30.24円安の45600.07円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続落。ダウ平均は171.50ドル安の46121.28ドル、ナスダックは75.62ポイント安の22497.86で取引を終了した。新築住宅販売件数が予想を上回り住宅市場改善期待に買われ、寄り付き後、上昇。同時に、追加利下げを巡る不透明感が広がり、長期金利上昇に連れ、売りに転じた。ハイテクも利益確定売りに押され伸び悩んだため、相場は終盤にかけても軟調に推移した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は引き続き高値警戒感が意識され、利益確定売りが出やすかった。さらに、米国で明日、8月の米個人所得・個人消費支出(PCE)物価指数が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=148円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が午前に下げた後は底堅く推移し終値ベースでの最高値を更新したことから、相場の腰は強いとの見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日は、オリオンビール<409A>が東証プライムに、GMOコマース<410A>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、鉄鋼、その他製品などが値下がり、鉱業、石油石炭製品、不動産業、ゴム製品、輸送用機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キオクシアHD<285A>、アドバンテスト<6857>、日本製鉄<5401>、TOWA<6315>、古河電工<5801>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、フジクラ<5803>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、東電力HD<9501>などが下落。他方、住友鉱<5713>、JPX<8697>、JX金属<5016>、三井金<5706>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、りそなHD<8308>、ニデック<6594>、INPEX<1605>、みずほ<8411>、川崎重<7012>、パナHD<6752>、三菱UFJ<8306>、ゼンショーHD<7550>などが上昇している。
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2025/09/25 09:37
寄り付き概況
日経平均は9円安でスタート、NECや東電力HDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45484.41;-9.25TOPIX;3165.10;+1.93[寄り付き概況] 24日の日経平均は9.25円安の45484.41円と反落して取引を開始した。東京市場が休場前の22日の米株式市場でダウ平均は66.27ドル高、ナスダックは157.50pt高。携帯端末のアップル(AAPL)や半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引した。昨日23日のダウ平均は88.76ドル安の46292.78ドル、ナスダックは215.50pt安の22573.47ptで取引を終了した。トランプ大統領が民主党指導者との会談をキャンセルしたため政府機関閉鎖への懸念が強まったほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が政策判断で困難な状況に直面していることを明らかにしたことなどが株価の重しとなった。また、パウエル議長の「株価は相当高い」などの発言もあり高値警戒感に終盤にかけ一段安となった。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。東京市場が休場中の米株式市場でダウ平均が2営業日通算で0.05%下落、ナスダック総合指数が同じく通算で0.26%下落するなど、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が軟調だったことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=147円50銭台と、一昨日22日15時30分頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、一昨日22日の日経平均が大幅に反発したことから高値警戒感が継続し、利益確定売りが出やすかった。一方、東京市場が休場となる中、米株式市場で主要3指数が2営業日通算で小幅ながら下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が通算で1.22%上昇したことが東京市場で半導体関連株の株価支援要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、保険業、電気機器、非鉄金属、サービス業、ガラス土石製品などが値下がり率上位、陸運業、鉱業、石油石炭製品、空運業、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソニーG<6758>、NEC<6701>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、ニデック<6594>、SMC<6273>、東京海上<8766>、良品計画<7453>、サンリオ<8136>、富士通<6702>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、川崎重<7012>などが下落。他方、TOWA<6315>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、スズキ<7269>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、IHI<7013>、日立<6501>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、KDDI<9433>、7&iHD<3382>、武田薬<4502>などが上昇している。
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2025/09/24 09:42
寄り付き概況
日経平均は147円高でスタート、東エレクやソニーGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45193.77;+147.96TOPIX;3154.77;+7.09[寄り付き概況] 9月22日の日経平均は前営業日比147.96円高の45193.77円と反発でスタート。19日の米国市場でダウ平均は172.85ドル高の46315.27ドル、ナスダックは160.75ポイント高の22631.48で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。積極的な利下げへの支持が見られず金利上昇を嫌気し一時失速も、米中首脳会談での進展が伝えられたほか、下院が共和党のつなぎ融資案を可決したことが好感され、その後、続伸した。株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプション取引の取引最終日となるトリプルウィッチングでテクニカルな買いもあったと見られ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の45005円。本日の日経平均は買いが先行。先週末は日銀の金融政策決定会合が短期的な動揺を誘ったが、米株高の流れに加え、引き続き新政権への期待感も続くなか、寄り付き後も上げ幅を広げている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、フジクラ<5803>、東エレク<8035>、任天堂<7974>、三菱重<7011>、IHI<7013>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>などが上昇。業種別では、その他製品、電気機器、銀行などが上昇率上位で推移。
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2025/09/22 09:34
寄り付き概況
日経平均は330円高でスタート、レーザーテックや三菱商などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;45634.29;+330.86TOPIX;3170.33;+11.46[寄り付き概況] 19日の日経平均は330.86円高の45634.29円と続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は124.10ドル高の46142.42ドル、ナスダックは209.40ポイント高の22470.73で取引を終了した。今後の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。新規失業保険申請件数が前回から大幅減少し労働市場の底堅さが再表明されると年内の速やかな追加利下げ観測が後退し、一時伸び悩んだ。その後、エヌビディアなど半導体セクターの上昇がけん引し、終盤にかけ、相場は上げ幅を拡大。過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.60%上昇と、ダウ平均(0.27%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=147円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。一方、日経平均は9月4日以降、昨日までで3300円を超す上昇となっており、高値警戒感が強まり、利益確定売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表に加え、東京市場の取引終了後に植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月7-13日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は2兆340億円だった。 セクター別では、卸売業、非鉄金属、電気機器、機械、ガラス土石製品などが値上がり率上位、空運業、電気・ガス業、その他製品、水産・農林業、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、三菱商<8058>、IHI<7013>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、三井物<8031>、スクリーンHD<7735>、信越化<4063>、KOKUSAI<6525>、古河電工<5801>などが上昇。他方、任天堂<7974>、レゾナックHD<4004>、OLC<4661>、SMC<6273>、SUMCO<3436>、HOYA<7741>などが下落している。
<CS>
2025/09/19 09:32
寄り付き概況
日経平均は120円高でスタート、レゾナックやキリンHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;44910.50;+120.12TOPIX;3154.58;+8.75[寄り付き概況] 18日の日経平均は120.12円高の44910.50円と反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は260.42ドル高の46018.32ドル、ナスダックは72.63ポイント安の22261.33で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したほか、追加利下げが示唆されたためダウは続伸した。その後、今回の会合で大幅利下げへの広い支持がなかったとパウエル議長が指摘すると一時下落に転じる局面もあったが終盤にかけて回復。ナスダックは半導体セクターが重しとなり終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は主要指数によって高安まちまちだったが、FOMCを通過したことでひとまず安心感が先行し、株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=146円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が5日ぶりに上昇一服となったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されており、引き続き投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比4.6%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.4%減だった。 セクター別では、医薬品、食料品、不動産業、情報・通信業、銀行業などが値上がり率上位、その他製品、精密機器、電気・ガス業、鉄鋼、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レゾナック<4004>、キオクシアHD<285A>、キリンHD<2503>、KOKUSAI<6525>、レーザーテック<6920>、JX金属<5016>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、スズキ<7269>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、任天堂<7974>、良品計画<7453>、HOYA<7741>、ニデック<6594>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、サンリオ<8136>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、SBI<8473>、コーエーテクモ<3635>、川崎重<7012>などが下落している。
<CS>
2025/09/18 09:47