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寄り付き概況 日経平均は21円安でスタート、住友林や霞ヶ関キャピタルなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均; 38933.60;-21.00TOPIX;2674.44;-5.47[寄り付き概況] 22日の日経平均は21.00円安の38933.60円と続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は344.31ドル安の42931.60ドル、ナスダックは50.46ポイント高の18540.01で取引を終了した。長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。ダウは9月景気先行指数の予想以上の悪化を嫌った売りや利益確定売りなどに拍車がかかり、終日軟調に推移し終盤にかけ下げ幅を拡大した。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)や携帯端末のアップル(AAPL)の上昇が指数を支え底堅く推移、かろうじてプラス圏を回復した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちだったが、ダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇していることも株価の相対的な割高感を意識させた。さらに、27日投開票の衆院選を絡め、国内政治の不透明感が意識されていることに加え、11月5日投開票の米大統領選挙への警戒感も次第に強まりつつあることから、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=150円60銭台と、昨日15時頃と比べ1円20銭ほど円安。ドル高に振れたことが輸出株などの株価支援要因となり、寄り後、日経平均は下げに転じた。今日は、Schoo<264A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、空運業、不動産業、陸運業、医薬品、建設業などが値下がり率上位、電気・ガス業、輸送用機器、サービス業、石油石炭製品、鉱業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、住友林<1911>、霞ヶ関キャピタル<3498>、楽天グループ<4755>、キーエンス<6861>、メルカリ<4385>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、神戸物産<3038>、ソシオネクスト<6526>、みずほ<8411>、ダイキン<6367>、ディスコ<6146>などが下落。他方、フジクラ<5803>、WNIウェザー<4825>、NEC<6701>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、川崎船<9107>、アドバンテスト<6857>、三菱商<8058>、川崎重<7012>、商船三井<9104>、SMC<6273>、トヨタ<7203>などが上昇している。 <CS> 2024/10/22 10:10 寄り付き概況 日経平均は21円安でスタート、三菱UFJや川崎重などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38960.20;-21.55TOPIX;2686.97;-2.01[寄り付き概況] 10月21日の日経平均は前週末比21.55円安の38960.20円と小反落でスタート。18日の米国市場でダウ平均は36.86ドル高の43275.91ドル、ナスダックは115.94ポイント高の18489.55で取引を終了。住宅着工件数が冴えず、寄り付き後まちまち。過去最高値付近からの利益確定売りや、景気の楽観的見解の後退で、ダウは終日軟調に推移した。ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)や半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引したほか長期金利の低下もあって堅調に推移し、相場全体を押し上げた。終盤にかけてはダウも再びプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の39170円。本日の日経平均は若干ながら売りが先行して始まった。ただ、その後は一時プラス圏を回復する場面もみられるなど、やや方向感に欠ける展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、楽天G<4755>、キーエンス<6861>などが上昇している反面、三菱UFJ<8306>、川崎重<7012>、JT<2914>、三井住友<8316>などが下落。業種別では、金属製品、ゴム製品、パルプ紙などが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/10/21 10:02 寄り付き概況 日経平均は181円高でスタート、大塚HDや芝浦などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39092.47;+181.28TOPIX;2698.27;+10.44[寄り付き概況] 18日の日経平均は181.28円高の39092.47円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は161.35ドル高の43239.05ドル、ナスダックは6.53ポイント高の18373.61で取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったため景気見通し改善で、寄り付き後、上昇。半導体メーカー、台湾セミコンダクター(TSM)がアジア時間に発表した決算が好調で強い需要期待に同セクターの買いが相場を一段と支援した。金利先安観の後退で、終盤にかけてナスダックは失速したがダウは連日過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均やナスダック総合指数、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で1ドル=150円00銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で1000円近く下落しており、自律反発狙いや押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが株価の重しとなった。また、日経平均は昨日まで7日連続で「陰線」となっており、株価の上値の重さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.3%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月6-12日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は9684億円だった。今日は、インターメスティック<262A>が東証プライムに上場した。 セクター別では、医薬品、精密機器、その他製品、銀行業、輸送用機器などが値上がり率上位、電気・ガス業、海運業、空運業、ゴム製品、卸売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大塚HD<4578>、芝浦<6590>、SHIFT<3697>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、SMC<6273>、任天堂<7974>、川崎重<7012>、住友林<1911>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、メルカリ<4385>、アサヒ<2502>、ルネサス<6723>、楽天グループ<4755>、郵船<9101>、IHI<7013>、ソフトバンクG<9984>、商船三井<9104>、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2024/10/18 09:50 寄り付き概況 日経平均は83円高でスタート、東電力HDやりそなHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39263.82;+83.52TOPIX;2700.11;+9.45[寄り付き概況] 17日の日経平均は83.52円高の39263.82円と反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は反発。ダウ平均は337.28ドル高の43077.70ドル、ナスダックは51.49ポイント高の18367.08で取引を終了した。半導体セクターへの懸念がくすぶり、寄り付き後、下落。その後、航空会社、金融の好決算を好感した買いや半導体エヌビディア(NVDA)が買われ投資家心理の改善で、上昇に転じた。ソフトランディング期待も手伝いダウは一段高。長期金利の低下も支援し、ナスダックも底堅く推移し、終盤にかけ相場は上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=149円40銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが安心感となった。さらに、昨日の日経平均が700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が0.21%上昇と、ダウ平均(0.79%上昇)に比べ上昇率が小さかったことに加え、今日は半導体受託生産の台湾TSMCが7-9月期決算を発表することから、これを見極めたいとする向きもあり、東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。また、27日投開票の衆院選について、一部報道で与党の苦戦観測が伝えられたことも投資家心理を委縮させ、寄り後、日経平均は一時下げに転じた。なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は2943億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2121億円の赤字だった。 セクター別では、電気・ガス業、石油石炭製品、ゴム製品、銀行業、鉱業などが値上がり率上位、精密機器、非鉄金属、陸運業、金属製品、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、りそなHD<8308>、東電力HD<9501>、メルカリ<4385>、JR東<9020>、日立<6501>、SHIFT<3697>、東京海上<8766>、ブリヂストン<5108>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、みずほ<8411>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>などが上昇。他方、フジクラ<5803>、KOKUSAI<6525>、アドバンテスト<6857>、HOYA<7741>、TOWA<6315>、キーエンス<6861>、川崎重<7012>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、楽天グループ<4755>などが下落している。 <CS> 2024/10/17 09:45 寄り付き概況 日経平均は547円安でスタート、東エレクやキーエンスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39362.63;-547.92TOPIX;2692.14;-31.43[寄り付き概況] 16日の日経平均は547.92円安の39362.63円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは187.10ポイント安の18315.59で取引を終了した。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が重しとなり、相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)の下落もダウの重しとなり大きく売られ、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.28%下落と、ダウ平均(0.75%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で900円を超す上昇となっており、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りも出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、海外市場で米長期金利が低下していることが東京市場で株価の支えとなった。また、昨日の東京市場で取引時間中に日経平均が約3カ月ぶりに40000円の大台を回復したことから、相場の先高観を指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比1.9%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.2%減だった。今日は、日水コン<261A>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、精密機器、非鉄金属、電気機器、卸売業、証券商品先物などが値下がり率上位、空運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、スクリーンHD<7735>、ローツェ<6323>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、SMC<6273>、TDK<6762>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、SHIFT<3697>などが下落。他方、イオン<8267>、霞ヶ関キャピタル<3498>、NTT<9432>などが上昇している。 <CS> 2024/10/16 09:32 寄り付き概況 日経平均は441円高でスタート、中外薬やソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40047.15;+441.35TOPIX;2733.81;+27.61[寄り付き概況] 15日の日経平均は441.35円高の40047.15円と4日続伸して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末11日の米国株式市場で、ダウ平均は409.74ドル高、ナスダックは60.89pt高。銀行の好決算を好感し、主要企業決算への期待感が株価を支えた。また、生産者物価指数(PPI)が年内の利下げ軌道を大幅に変える結果ではなかったことも安心感となった。昨日14日のダウ平均は201.36ドル高の43065.22、ナスダックは159.75pt高の18502.69。主要企業決算への期待が継続し、また、半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が株価の支えとなった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日合計で1.44%上昇し、東京市場の株価の支えとなった。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が同じく1.21%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく2.61%上昇しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、外為市場で1ドル=149円70銭台と、先週末11日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高水準となっていることが輸出株などの株価を支える要因となった。加えて、衆院選がきょう公示されることから、政策への関心が強まり物色意欲が高まるとの見方もあった。一方、日経平均は先週末までの3日続伸で600円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすく、また、日経平均が節目とされる40000円に接近していることから、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、銀行業、保険業、金属製品、電気機器、輸送用機器などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、りそなHD<8308>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、楽天グループ<4755>、東京海上<8766>、みずほ<8411>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、東エレク<8035>などが上昇。他方、INPEX<1605>、川崎重<7012>、SHIFT<3697>、IHI<7013>、7&iHD<3382>、日本製鉄<5401>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、川崎船<9107>などが下落している。 <CS> 2024/10/15 09:31 寄り付き概況 日経平均は255円高でスタート、ファーストリテや三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39636.87;+255.98TOPIX;2720.57;+7.90[寄り付き概況] 11日の日経平均は255.98円高の39636.87円と3日続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は反落。ダウ平均は57.88ドル安の42454.12ドル、ナスダックは9.57ポイント安の18282.05で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が予想を上回り連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。大型ハリケーンが影響し週次新規失業保険申請件数が大幅増加したことも景気見通し悪化につながり、さらなる売り圧力となり続落した。人工知能(AI)分野を先導する半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が相場全体の下支えとなり、終盤にかけ下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。米国で昨日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったが、米株式市場の反応が限定的だったことが東京市場で安心感となった。また、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社、バークシャー・ハザウェイが円建て社債の発行条件を決めており、日本株投資への期待感が株価下支え要因となるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が引き続き強含みの推移となっていることも買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物オプション10月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で39701.93円だった。また、オルツ<260A>が東証グロース上場に上場した。 セクター別では、銀行業、保険業、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品などが値上がり率上位、食料品、不動産業、その他金融業、金属製品、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、三井住友<8316>、イオン<8267>、IHI<7013>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、商船三井<9104>などが上昇。他方、7&iHD<3382>、富士通<6702>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、キヤノン<7751>、京セラ<6971>、JT<2914>、村田製<6981>、武田薬<4502>、信越化<4063>、テルモ<4543>などが下落している。 <CS> 2024/10/11 09:38 寄り付き概況 日経平均は297円高でスタート、ホンダや三井住友などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39575.80;+297.84TOPIX;2726.58;+19.34[寄り付き概況] 10日の日経平均は297.84円高の39575.80円と続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は431.63ドル高の42512.00ドル、ナスダックは108.70ポイント高の18291.62で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。しかし、押し目からは、中国政府の景気底入れを目指した財政強化策が世界経済や企業の売上回復を支援するとの期待に買われ、相場は上昇に転じた。FRBが公表した9月連邦公開市場委員会(FOMC)で全参加者が利下げ継続で合意したことが明らかになり、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大。ダウは過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=149円10銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となっていることも安心感となった。さらに、昨日、衆議院が解散され、10月27日投開票見込みの総選挙に向け、政策に対する関心が高まりやすいことも株価の下支えとなるとの見方もあった。一方、中東の地政学リスクが引き続き懸念されていることに加え、米国で今晩、9月の米消費者物価指数(CPI)、明日は9月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の国内企業物価指数は、前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.3%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月29日-10月5日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は9193億円だった。 セクター別では、銀行業、保険業、輸送用機器、卸売業、ゴム製品などが値上がり率上位、小売業、陸運業、建設業、海運業、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱電<6503>、IHI<7013>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、メルカリ<4385>、三井物<8031>、ソフトバンクG<9984>、SMC<6273>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、三井住友<8316>、信越化<4063>、楽天グループ<4755>などが上昇。他方、住友林<1911>、サイゼリヤ<7581>、神戸物産<3038>、兼松<8020>、川崎重<7012>、ファナック<6954>、郵船<9101>、日立<6501>などが下落している。 <CS> 2024/10/10 09:39 寄り付き概況 日経平均は447円高でスタート、アドバンテストやENEOSなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39,385.49;+447.95TOPIX;2721.83;+22.68[寄り付き概況] 9日の日経平均は447.95円高の39,385.49円と反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は反発。ダウ平均は126.13ドル高の42,080.37ドル、ナスダックは259.02ポイント高の18,182.92で取引を終了した。中東情勢の緊迫化懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。NY連銀のウィリアムズ総裁などが小幅な利下げ選択肢も存続することを示唆すると一時相場は売られた。ただ、押し目からはソフトランディング期待や人工知能(AI)の強い需要期待に半導体エヌビディア(NVDA)などハイテクが買われ、相場を支援し、再び上昇。終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.45%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.33%上昇と、ダウ平均(0.30%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=148円00銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で安心感となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が高止まりの動きだったことが株価の重しとなったほか、引き続き中東の地政学リスクが懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は国会で党首討論が行われ、衆議院が解散となる予定。 セクター別では、精密機器、サービス業、電気機器、水産・農林業、化学などが値上がり率上位、鉱業、その他製品、鉄鋼などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、三越伊勢丹<3099>、ENEOS<5020>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、住友林<1911>、メルカリ<4385>、富士通<6702>、ニトリHD<9843>、KDDI<9433>、フジクラ<5803>などが上昇。他方、INPEX<1605>、任天堂<7974>、東電力HD<9501>などが下落している。 <CS> 2024/10/09 09:25 寄り付き概況 日経平均は311円安でスタート、三越伊勢丹やリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39021.13;-311.61TOPIX;2716.83;-22.56[寄り付き概況] 8日の日経平均は311.61円安の39021.13円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は反落。ダウ平均は398.51ドル安の41954.24ドル、ナスダックは213.95 ポイント安の17923.90で取引を終了した。ハマスによる攻撃から1年目となるイスラエルの首相が攻撃継続を表明、中東情勢悪化への警戒感が強まり、寄り付き後、下落。また、長期金利の上昇でナスダックも売られ、相場は終日軟調に推移した。新たに発生したハリケーンが勢力を増し、経済の混乱につながるとの懸念が強まり、終盤にかけ一段安となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落し、また、海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことが東京市場の株価の重しとなった。加えて、中東の地政学リスクが高まり、原油価格上昇による企業収益圧迫が懸念されたことも買い手控え要因となった。一方、外為市場で円相場が引き続き円安・ドル高水準で安定して推移していることが株式市場で安心感となった。また、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が1%前後の下落率となったが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.19%の小幅な下落にとどまっており、東京市場で半導体関連株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.9%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%減だった。同じく取引開始前に発表された8月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は3兆8036億円の黒字。前年同月に比べ1兆5099億円黒字幅が拡大した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆9070億円の黒字だった。 セクター別では、卸売業、証券商品先物、その他金融業、ゴム製品、金属製品などが値下がり率上位、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日産自<7201>、三越伊勢丹<3099>、メルカリ<4385>、三井物<8031>、ソニーG<6758>、三菱商<8058>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、マツダ<7261>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>、伊藤忠<8001>、トヨタ<7203>などが下落。他方、フジクラ<5803>、富士通<6702>、日立<6501>、ENEOS<5020>、アドバンテスト<6857>、INPEX<1605>、テルモ<4543>、東エレク<8035>、IHI<7013>、三菱重<7011>などが上昇している。 <CS> 2024/10/08 09:45 寄り付き概況 日経平均は604円高でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39239.92;+604.30TOPIX;2733.55;+39.48[寄り付き概況] 10月7日の日経平均は前週末比604.30円高の39239.92円と大幅に3営業日続伸でスタート。4日の米国市場でダウ平均は341.16ドル高の42352.75ドル、ナスダックは219.38ポイント高の18137.85で取引を終了。9月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増加となり、市場予想(15万人増程度)を大きく上回ったことが材料視された。また、米東海岸などの港湾ストライキが終結したことも買い安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1065円高の39625円。本日の日経平均は、シカゴ先物の流れを受けて上昇して始まった。依然として地政学リスクは警戒されているものの、米雇用統計の結果を受け、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利下げ観測は後退。米長期金利が上昇するなか、為替市場では円相場が一時1ドル=149円台をつける場面もみられ、相場もひとまず強気ムードに傾いているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、トヨタ自<7203>、日立<6501>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、リクルートHD<6098>など主力処は全般上昇。業種別では、銀行、保険、サービスなどが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/10/07 09:26 寄り付き概況 日経平均は42円高でスタート、ENEOSやINPEXなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38594.73;+42.67TOPIX;2687.94;+4.23[寄り付き概況] 4日の日経平均は42.67円高の38594.73円と続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は反落。ダウ平均は184.93ドル安の42011.59ドル、ナスダックは6.64ポイント安の17918.48で取引を終了した。中東情勢の深刻化懸念が重しとなり、寄り付き後、下落。ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇したため景気見通し改善で一時プラス圏に回復した。しかし、バイデン大統領がイスラエルのイラン報復を巡り石油施設攻撃の可能性を示唆すると原油高や地政学的リスク上昇を警戒した売りが加速し、再び下落。ナスダックは半導体のエヌビディアの上昇が下支えとなったが終盤にかけても4日に雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りも強く、戻り鈍く終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価下支え要因となった。また、外為市場で円相場が落ち着いた推移となっていることが株式市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことは東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き中東の地政学リスクが懸念されていることに加え、今日は石破首相の所信表明演説が行われ、また、米国では今晩、9月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、小売業、保険業、パルプ・紙などが値上がり率上位、海運業、医薬品、倉庫運輸関連が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ENEOS<5020>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、エムスリー<2413>、7&iHD<3382>、イオン<8267>、三菱重<7011>、メルカリ<4385>、フジクラ<5803>、NEC<6701>、IHI<7013>、神戸物産<3038>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、霞ヶ関キャピタル<3498>、住友林<1911>、シマノ<7309>、ディスコ<6146>、さくら<3778>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、伊藤忠<8001>、東京海上<8766>、川崎重<7012>、キユーピー<2809>、ダイキン<6367>などが下落している。 <CS> 2024/10/04 10:18 寄り付き概況 日経平均は650円高でスタート、TDKや三越伊勢丹などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38459.13;+650.37TOPIX;2695.25;+43.29[寄り付き概況] 3日の日経平均は650.37円高の38459.13円と反発して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は反発。ダウ平均は39.55ドル高の42196.52ドル、ナスダックは14.77ポイント高の17925.13で取引を終了した。イスラエルがイランのミサイル攻撃に対する厳しい報復を警告し地政学的リスクの上昇が警戒されたほか、強い雇用関連指標を受けた積極的な利下げ期待後退で、寄り付き後、下落。同時に、景気や雇用見通し改善で、ダウは上昇に転じた。半導体セクターが支援し、ナスダックも底堅く推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=146円50銭台と、昨日15時頃と比べ2円80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、日経平均は昨日800円を超す下げとなったことから押し目買いも入りやすかった。テクニカル面では、日経平均は37800円強に位置する200日移動平均線が下値支持線となるとの見方があった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き中東の地政学リスクの高まりが投資家心理を委縮させたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月22-28日に国内株を7週ぶりに買い越した。買越額は7579億円だった。 セクター別では全業種が値上がり。鉱業、輸送用機器、証券商品先物、石油石炭製品、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、三越伊勢丹<3099>、フジクラ<5803>、東電力HD<9501>、三井不<8801>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、楽天グループ<4755>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、東京海上<8766>、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>などが上昇。他方、ニトリHD<9843>、神戸物産<3038>、みずほ<8411>などが下落している。 <CS> 2024/10/03 09:51 寄り付き概況 日経平均は515円安でスタート、ソニーGや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38136.20;-515.77TOPIX;2660.09;-30.69[寄り付き概況] 2日の日経平均は515.77円安の38136.20円と反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は反落。ダウ平均は173.18ドル安の42156.97ドル、ナスダックは278.81ポイント安の17910.36で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた売りが続き、寄り付き後、下落。港湾労働者のスト突入で東海岸の港が閉鎖、9月ISM製造業景況指数が予想を下回り景気減速への懸念を受けた売りやハイテクが重しとなり相場をさらに押し下げた。その後、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が報じられると中東情勢悪化が警戒され、売りが一段と加速。攻撃終了とともに終盤にかけ下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.53%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.86%下落と、ダウ平均(0.41%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、引き続き石破新政権の経済政策の不透明感を懸念する向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、ダウ平均は一時380ドルを超す下げとなった後に下げ渋っており、東京市場で一定の安心感となった。また、石破新内閣が発足したことから、政策に対する期待感が高まり、株価下支え要因となるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本時間午前10時に米大統領選に向けた副大統領候補のテレビ討論会が開かれる。 セクター別では、電気機器、保険業、証券商品先物、銀行業、化学などが値下がり率上位、石油石炭製品、鉱業、海運業、鉄鋼、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、さくら<3778>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、スクリーンHD<7735>、ファーストリテ<9983>、ルネサス<6723>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>などが下落。他方、INPEX<1605>、川崎重<7012>、ENEOS<5020>、商船三井<9104>、郵船<9101>、川崎船<9107>、住友鉱<5713>、三菱重<7011>、丸紅<8002>、三菱電<6503>、三井物<8031>などが上昇している。 <CS> 2024/10/02 09:32 寄り付き概況 日経平均は312円高でスタート、三越伊勢丹や川崎重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38232.47;+312.92TOPIX;2661.65;+15.71[寄り付き概況] 1日の日経平均は312.92円高の38232.47円と反発して取引を開始した。前日9月30日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は17.15ドル高の42330.15ドル、ナスダックは69.58ポイント高の18189.17で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で小幅な利下げペースを示唆したため失望感から一時大きく下げたが、月末、四半期末の調整に加え、景気に楽観的な議長の見解を受けソフトランディング期待が株価を支えた。ナスダックは長期金利の上昇が嫌気されたが、携帯端末アップルの上昇が下支えとなった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=143円80銭台と、昨日15時頃と比べ2円ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日、1900円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落したことが東京市場で半導体関連株の上値を抑える要因となった。また、自民党の石破新裁選が今日招集される臨時国会で新首相に指名される見通しだが、石破氏の経済政策の不透明感を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された8月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比0.2ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。また、8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.23倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.24倍だった。今日はシマダヤ<250A>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、海運業、輸送用機器、証券商品先物、その他製品、不動産業などが値上がり率上位、パルプ・紙、繊維製品、水産・農林業、空運業、銀行業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三越伊勢丹<3099>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、日立<6501>、IHI<7013>、TDK<6762>、みずほ<8411>、東電力HD<9501>、ホンダ<7267>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、三井不<8801>などが上昇。他方、楽天銀行<5838>、楽天グループ<4755>、ダイキン<6367>、三菱電<6503>、NRI<4307>、三菱商<8058>、三井住友<8316>、HOYA<7741>、東京海上<8766>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2024/10/01 09:37 寄り付き概況 日経平均は711円安でスタート、三菱重や東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39117.83;-711.73TOPIX;2696.98;-43.96[寄り付き概況] 9月30日の日経平均は前週末比711.73円安の39117.83円と大幅反落でスタート。27日の米国市場でダウ平均は137.89ドル高の42313.00ドル、ナスダックは70.70ポイント安の18119.59で取引を終了。8月PCE価格指数でインフレ鈍化基調の継続が証明され、寄り付き後上昇。予想以上の鈍化ペースを受けて大幅利下げ観測が支援に。ミシガン大消費者信頼感指数も予想を上回りダウは一段高。終盤にかけ、中東情勢の悪化懸念に失速も過去最高値を更新した。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)の下落が響き、下落に転じ相場は高安まちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比2400円安の37450円。 本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から大幅に下落して始まった。先週は自民総裁選に絡んで高市氏の勝利を織り込んだポジションが積みあがっていたが、石破氏の逆転でこれらが一気に剥がれる格好となり、下落幅自体は大きいものの想定内の動きだろう。ひとまず落ち着きどころを見極める展開となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、ファーストリテ<9983>、IHI<7013>、川崎重<7012>、任天堂<7974>など主力処は全般下落。三菱UFJ<8306>など銀行株は逆行高となっている。業種別では、不動産、輸送用機器、証券商品先物などが下落率上位で推移。 <CS> 2024/09/30 09:30 寄り付き概況 日経平均は182円高でスタート、ダイキンやファナックなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39108.27;+182.64TOPIX;2717.42;-3.70[寄り付き概況] 27日の日経平均は182.64円高の39108.27円と続伸して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は260.36ドル高の42,175.11ドル、ナスダックは108.08ポイント高の18190.29で取引を終了した。予想を上回った経済指標を受けて、景気見通し改善に伴う買いに、寄り付き後、上昇。中国政府が成長目標達成のため財政支援強化する方針を示し需要回復見通しも支援材料となった。ナスダックは半導体のマイクロン(MU)の上昇がけん引。相場は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.47%上昇と、ダウ平均(0.62%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=145円00銭台と、円相場が落ち着いた動きとなっていることも株式市場の安心感となった。 一方、昨日の日経平均は1000円を超す大幅高となり、先週18日以降の上げ幅が2700円超に上っていることから、目先的な高値警戒感が意識された。また、今日行われる自民党総裁選の投開票の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、今日は3月期決算企業の中間配当の権利落ち日に当たり、日経平均には260円ほどの下押し影響があるとみられている。 取引開始前に発表された9月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.0%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は15-21日に国内株を6週連続で売り越した。売越額は1兆9264億円だった。今日は、Aiロボティクス<247A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、機械、電気機器、ゴム製品、不動産業、非鉄金属などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉄鋼、銀行業、鉱業、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、資生堂<4911>、ファナック<6954>、レーザーテック<6920>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、メルカリ<4385>、三越伊勢丹<3099>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、郵船<9101>、商船三井<9104>、KDDI<9433>、INPEX<1605>、ソフトバンク<9434>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、武田薬<4502>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、みずほ<8411>などが下落している。 <CS> 2024/09/27 09:40 寄り付き概況 日経平均は396円高でスタート、東エレクやIHIなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38,266.79;+396.53TOPIX;2673.59;+23.09[寄り付き概況] 26日の日経平均は396.53円高の38,266.79円と反発して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は指数によって高安まちまち。ダウ平均は293.47ドル安の41,914.75ドル、ナスダックは7.69ポイント高の18,082.21で取引を終了した。経済協力開発機構(OECD)の世界経済成長見通し上方修正を好感した買いに、寄り付き後、上昇。その後、ダウは過去最高値付近からの利益確定売りが強まったほか、8月新築住宅販売が7月から減少し大幅下落に転じた。ナスダックは長期金利の上昇が重しとなったが、半導体セクターが強く、下値を支え小幅高。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は5日ぶりに下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=144円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均は70円ほど下落したものの、依然、短期的な過熱感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、グロースエクスパートナーズ<244A>、INGS<245A>、キッズスター<248A>が東証グロースに上場し、アスア<246A>が東証グロースと名証ネクストに上場した。今日から29日まで「東京ゲームショウ2024」が開催される。 セクター別では、その他製品、電気機器、その他金融業、金属製品、不動産業などが値上がり率上位、鉱業、陸運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、日立<6501>、IHI<7013>、ディスコ<6146>、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、サンリオ<8136>、任天堂<7974>、三菱重<7011>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、OLC<4661>、コマツ<6301>、近鉄GHD<9041>、武田薬<4502>、ゼンショーHD<7550>、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、JFE<5411>などが下落している。 <CS> 2024/09/26 09:51 寄り付き概況 日経平均は6円高でスタート、資生堂やダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37,947.35;+6.76TOPIX;2653.66;-3.07[寄り付き概況] 25日の日経平均は6.76円高の37,947.35円と5日続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は83.57ドル高の42,208.22ドル、ナスダックは100.25ポイント高の18,074.52で取引を終了した。年内の追加利下げ期待や中国の景気刺激策を受けた世界経済の見通し回復で、寄り付き後、上昇。その後、9月消費者信頼感指数が予想を下回ったため、景気への楽観的見方が後退し売りに転じた。ダウは過去最高値付近からの利食い売りも見られ、伸び悩んだ。ナスダックは人工知能(AI)需要を期待し、半導体エヌビディア(NVDA)などの押し目買い意欲が強く底堅く推移し、相場を押し上げ。終盤にかけダウ平均もプラス圏を回復し連日過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が底堅く推移したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.56%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.31%上昇と、ダウ平均(0.20%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、今週末の自民党総裁選に向け政策への関心が高まり、株価を支える要因となった。一方、外為市場で1ドル=143円120銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で1700円を超す上昇となったことから、目先的な戻り売りや利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、ROXX<241A>が東証グロース上場に、リプライオリティ<242A>が福証Qボードにそれぞれ上場した。 セクター別では、電気・ガス業、非鉄金属、化学、空運業、鉄鋼などが値上がり率上位、精密機器、銀行業、保険業、水産・農林業、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、資生堂<4911>、西武HD<9024>、ダイキン<6367>、NTTデータG<9613>、中外薬<4519>、さくら<3778>、味の素<2802>、ニデック<6594>、ルネサス<6723>、TDK<6762>、三菱重<7011>、ゼンショーHD<7550>などが上昇。他方、住友林<1911>、りそなHD<8308>、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、楽天グループ<4755>、三井住友<8316>、フジクラ<5803>、川崎船<9107>、MS&AD<8725>、郵船<9101>、IHI<7013>などが下落している。 <CS> 2024/09/25 09:55 寄り付き概況 日経平均は447円高でスタート、TDKや三井不などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38171.36;+447.45TOPIX;2667.06;+24.71[寄り付き概況] 24日の日経平均は447.45円高の38,171.36円と4日続伸4日ぶり反落して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末20日の米国株式市場で、ダウ平均は38.17ドル高、ナスダックは65.66pt安。ソフトランディング期待や、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がさらなる0.5%の利下げの可能性に言及したことが株価の支えとなる一方、利益確定売りやオプション満期絡みの売りが重しとなった。昨日のダウ平均は61.29ドル高の42,124.65ドル、ナスダックは25.95pt高の17,974.27pt。ソフトランディングを期待した買いや連邦準備制度理事会(FRB)高官が追加大幅利下げも除外しない考えを示したことが株価の支えとなった。一方、9月サービス業PMIが予想を上回ったことを受けた長期金利の上昇が重しとなったが、ダウ平均は連日で過去最高値を更新した。 今日の東京市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日合計で0.24%上昇、ナスダック総合指数が同じく通算で0.22%下落と、総じて小動きで高安まちまちとなり、手掛かり材料となりにくかった。こうした中、先週末20日取引終了後に行われた植田和男日銀総裁による記者会見を受け、外為市場でやや円安・ドル高方向への動きとなったことが東京市場の安心感となった。また、先週末の日経平均が37400円台に位置する25日移動平均線や37600円台の200日線を上回ったことから、株価は上昇相場に入ったとの見方もあった。さらに、昨日、民主党の新代表が決定し、今週末には自民党の新総裁が決まることから、政策への関心が高まり、株価支援要因となると期待する向きもあった。一方、日経平均は先週末までの3日続伸で1500円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りが出やすかった。また、中東地域の地政学リスクの高まりが意識され、投資家心理をやや委縮させたが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、海運業、石油石炭製品、保険業、不動産業、精密機器、などが値上がり率上位、空運業、医薬品、陸運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、日立<6501>、三菱重<7011>、ソニーG<6758>、IHI<7013>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、三井不<8801>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、東京海上<8766>、村田製<6981>、川崎船<9107>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、第一三共<4568>、ルネサス<6723>、りそなHD<8308>、メルカリ<4385>、西武HD<9024>、名鉄<9048>、などが下落している。 <CS> 2024/09/24 09:45 寄り付き概況 日経平均は558円高でスタート、川崎重やみずほなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37,714.07;+558.74TOPIX;2652.18;+35.31[寄り付き概況] 20日の日経平均は558.74円高の37,714.07円と3日続伸して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は522.09ドル高の42,025.19ドル、ナスダックは440.68ポイント高の18,013.98で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げが奏功し経済がそれほど落ち込まずソフトランディングにとどまるとの期待感も強まり、続伸した。ハイテクも強く相場を支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅高となったことが東京市場の株価を支えた。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.51%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.27%上昇と、ダウ平均(1.26%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=142円80銭台と、円相場が落ち着いて推移していることも東京市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で950円ほど上昇しており、3連休を前に目先的な利益確定売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.8%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月8-14日に国内株を5週連続で売り越した。売越額は3兆58億円だった。 セクター別では全業種が値上がり。輸送用機器、保険業、銀行業、ゴム製品、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、川崎重<7012>、みずほ<8411>、アシックス<7936>、フジクラ<5803>、住友林<1911>、東エレク<8035>、IHI<7013>、アドバンテスト<6857>、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>、村田製<6981>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、西武HD<9024>、ニトリHD<9843>、メルカリ<4385>、サンリオ<8136>などが下落している。 <CS> 2024/09/20 09:51 寄り付き概況 日経平均は578円高でスタート、郵船や東京海上などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36,958.93;+578.76TOPIX;2600.90;+35.53[寄り付き概況] 19日の日経平均は578.76円高の36,958.93円と続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は下落。ダウ平均は103.08ドル安の41,503.10ドル、ナスダックは54.76ポイント安の17,573.30で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)結果を睨み寄り付き後、まちまち。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで4年ぶり、0.5%利下げを決定すると、一時大幅上昇した。イベント通過で利益確定売りに加え、パウエル議長が会合後の会見で、特に今後の利下げを急ぐ必要はないと指摘すると、終盤にかけ金利上昇に伴い株式相場も下落に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、下落幅は限定的で、FOMCを通過した安心感から買いが入りやすかった。また、FOMC後に円高への動きが警戒されていたが、外為市場で1ドル=142円90銭台と、昨日15時頃と比べ1円30銭ほど円安・ドル高水準となっていることも株式市場で安心感となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが株価の重しとなった。また、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、引き続き積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。輸送用機器、銀行業、非鉄金属、機械、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、トヨタ<7203>、郵船<9101>、東京海上<8766>、リクルートHD<6098>、ホンダ<7267>、MS&AD<8725>、IHI<7013>、西武HD<9024>、フジクラ<5803>、伊藤忠<8001>、第一三共<4568>、日産自<7201>、日立<6501>などが上昇。他方、三菱電<6503>などが下落している。 <CS> 2024/09/19 09:37 寄り付き概況 日経平均は342円高でスタート、トヨタやフジクラなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36546.04;+342.82TOPIX;2574.05;+18.29[寄り付き概況] 18日の日経平均は342.82円高の36546.04円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.90ドル安の41606.18ドル、ナスダックは35.93ポイント高の17628.06で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待に寄り付き後、上昇。その後、FOMCを控えた警戒感や調整で相場は伸び悩んだ。ダウは過去最高値付近からの利益確定売りも見られ、下落に転じた。ナスダックは金利先安観に支えられ底堅く推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は主要指数が小動きで高安まちまちとなり、手掛かり材料となりにくい中、外為市場で1ドル=141円80銭台と、昨日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で安心感となった。また、日経平均が昨日までの続落で600円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。 一方、日本時間明日未明にFOMCの結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見、20日には日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、中東のレバノンで多数の死傷者が出る爆発事件が発生。地政学リスクへの警戒感が高まるとの見方も投資家心理を委縮させたが、寄付き段階では買いが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された8月の貿易収支は6953億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆3372億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された7月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.1%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.4%増だった。今日は香港、韓国市場が休場となる。 セクター別では、保険業、石油石炭製品、輸送用機器、証券商品先物、非鉄金属などが値上がり率上位、空運業、水産・農林業、不動産業、食料品、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、フジクラ<5803>、メルカリ<4385>、トヨタ<7203>、アドバンテスト<6857>、住友林<1911>、ファーストリテ<9983>、ニデック<6594>、さくら<3778>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、キヤノン<7751>、リクルートHD<6098>、川崎船<9107>などが上昇。他方、ソフトバンク<9434>、ニトリHD<9843>、ファナック<6954>、三井不<8801>などが下落している。 <CS> 2024/09/18 10:01 寄り付き概況 日経平均は20円高でスタート、オムロンや三菱重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36601.93;+20.17TOPIX;2574.84;+3.70[寄り付き概況] 17日の日経平均は20.17円高の36601.93円と反発して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末13日の米国株式市場でダウ平均は297.01ドル高、ナスダックは114.30pt高。9月ミシガン大消費者信頼感の発表を受けたソフトランディング期待や、前連邦準備制度理事会(FRB)高官などの発言、半導体エヌビディア(NVDA)の上昇などが株価の支えとなった。昨日16日のダウ平均は228.30ドル高の41622.08ドル、ナスダックは91.85ポイント安の17592.13。9月NY連銀製造業景気指数が約1年ぶりに拡大域に回復し、ソフトランディング期待が広がりダウ平均は過去最高値を更新した。一方、ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)の下落が重しとなり終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日合計で1.28%上昇、ナスダック総合指数が2営業日通算で小幅だが0.13%上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日午後に一時139円50銭台まで進んだ円高・ドル安がその後はやや一服していることも東京市場で一定の安心感となった。一方、今週は日本時間19日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエルFRB議長の記者会見、週末20日には日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。今日は中国(上海、深セン)、台湾、韓国市場が休場となる。 セクター別では、石油石炭製品、海運業、非鉄金属、パルプ・紙、水産・農林業などが値上がり率上位、電気機器、不動産業、輸送用機器が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、オムロン<6645>、神戸物産<3038>、NEC<6701>、中外薬<4519>、イオン<8267>、三菱重<7011>、郵船<9101>、MS&AD<8725>、ホーチキ<6745>、フジクラ<5803>、商船三井<9104>、ファーストリテ<9983>、楽天グループ<4755>などが上昇。他方、ルネサス<6723>、TDK<6762>、7&iHD<3382>、ソニーG<6758>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、ソフトバンクG<9984>、FDK<6955>、IHI<7013>、キーエンス<6861>、三井物<8031>、レーザーテック<6920>などが下落している。 <CS> 2024/09/17 09:57 寄り付き概況 日経平均は49円高でスタート、三菱電や第一三共などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36882.41;+49.14TOPIX;2585.58;-6.92[寄り付き概況] 13日の日経平均は49.14円高の36882.41円と続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は235.06ドル高の41096.77ドル、ナスダックは174.15ポイント高の17569.68で取引を終了した。8月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったが利下げ軌道は変わらずとの見方やハイテクが強く、株価を支えた。また、終盤にかけてウォ―ル・ストリート・ジャーナル紙が大幅利下げの可能性を指摘すると、期待感に買戻しが加速した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が一昨日までの7日続落の後、昨日は1200円を超す大幅高となったことが市場の安心感となった。さらに、自民党の総裁選が告示され、米国では米大統領選に向けた討論会が開催されたことなどを受け、有力候補者の政策が注目され、関連銘柄への物色意欲が高まるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=141円40銭台と、昨日15時頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となり、寄り後、日経平均は下げに転じた。今日は株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で36906.92円だった。 セクター別では、鉱業、パルプ・紙、石油石炭製品が値上がり、ゴム製品、電気・ガス業、サービス業、鉄鋼、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱電<6503>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>などが上昇。他方、NEC<6701>、富士通<6702>、トヨタ<7203>、7&iHD<3382>、味の素<2802>、武田薬<4502>、村田製<6981>、キヤノン<7751>、東京海上<8766>、リクルートHD<6098>、富士フイルム<4901>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2024/09/13 10:06 寄り付き概況 日経平均は565円高でスタート、ディスコや川崎重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36185.62;+565.85TOPIX;2568.39;+37.72[寄り付き概況] 12日の日経平均は565.85円高の36185.62円と8日ぶり反発して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は124.75ドル高の40861.71ドル、ナスダックは369.65ポイント高の17395.53で取引を終了した。8月消費者物価指数(CPI)のコア指数が想定外に加速し大幅な利下げ期待が後退したことや、9月末の政府機関閉鎖リスクへの警戒感が株価の重しとなった。一方、金融ゴールドマン・サックス・グループ(GS)のソロモン最高経営責任者(CEO)が景気に楽観的見解を示したことなどが株価の支えとなった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.17%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.90%上昇と、ダウ平均(0.31%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=142円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円40銭ほど円安・ドル高に振れ、円高の流れが一服していることも安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの7日続落で3000円を超す下げとなったことから、押し目買いが入りやすかった。一方、米国で今晩、8月の米生産者物価指数(PPI)が発表されることに加え、明日は日本の株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の国内企業物価指数は、前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.8%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月1-7日に国内株を4週連続で売り越した。売越額は9023億円だった。今日は自民党総裁選が告示される。  セクター別では全業種が値上がり。石油石炭製品、その他金融業、保険業、輸送用機器、非鉄金属などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、さくら<3778>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、IHI<7013>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>、メルカリ<4385>、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、SHIFT<3697>などが上昇。他方、第一三共<4568>、ニトリHD<9843>などが下落している。 <CS> 2024/09/12 09:48 寄り付き概況 日経平均は129円安でスタート、東電力HDや日産自などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36029.90;-129.26TOPIX;2563.27;-13.27[寄り付き概況] 11日の日経平均は129.26円安の36029.90円と7日続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は92.63ドル安の40736.96ドル、ナスダックは141.28ポイント高の17025.88で取引を終了した。ソフトランディング期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。しかし、金融セクターの下落や原油価格の下落でエネルギーセクターが弱く、ダウは下落に転じ、終日売られた。長期金利低下でハイテクは終日堅調に推移し、ナスダック総合指数は上昇した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=142円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。 さらに、米国で今日、8月の米消費者物価指数(CPI)、明日は8月の生産者物価指数(PPI)が発表され、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、一時400ドルを超す下げとなった後に下げ渋ったことが東京市場で一定の安心感となった。 また、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。 さらに、日経平均は昨日までの6日続落で2500円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本時間午前10時から、米大統領選に向けて民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領のテレビ討論会が開かれる。 セクター別では、鉱業、輸送用機器、石油石炭製品、不動産業、証券商品先物などが値下がり率上位、医薬品、電気機器、パルプ・紙が値上がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、川崎重<7012>、INPEX<1605>、日産自<7201>、デンソー<6902>、住友商<8053>、丸紅<8002>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、KDDI<9433>、日本製鉄<5401>などが下落。他方、富士通<6702>、メルカリ<4385>、ディスコ<6146>、村田製<6981>、アシックス<7936>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、NEC<6701>、日立<6501>、キーエンス<6861>、スクリーンHD<7735>、楽天グループ<4755>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2024/09/11 09:39 寄り付き概況 日経平均は170円高でスタート、キヤノンやりそなHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36386.12;+170.37TOPIX;2587.82;+8.09[寄り付き概況] 10日の日経平均は170.37円高の36386.12円と6日ぶり反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は反発。ダウ平均は484.18ドル高の40829.59ドル、ナスダックは193.78ポイント高の16884.61で取引を終了した。先週の相場の大幅下落後、押し目買い意欲が強まり寄り付き後、上昇。先週発表の8月雇用統計の結果が警戒されたほど悪化せず、ソフトランディング期待を受けた買いも支援し、相場は日中続伸した。半導体のエヌビディア(NVDA)など人工知能(AI)関連が持ち直したほか、金利の低下でハイテクも買われ、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は、買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、円相場や米長期金利が落ち着いた推移となっていることも、東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの5日続落で2500円近く下落したことから、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかった。一方、今週は米国で明日、8月の米消費者物価指数(CPI)、12日に8月の生産者物価指数(PPI)が発表され、また、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、銀行業、保険業、石油石炭製品、鉱業、海運業などが値上がり率上位、ゴム製品、医薬品、電気・ガス業、繊維製品、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キヤノン<7751>、りそなHD<8308>、メルカリ<4385>、三井住友<8316>、FDK<6955>、伊藤忠<8001>、三菱重<7011>、マルハニチロ<1333>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>などが上昇。他方、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、花王<4452>、アドバンテスト<6857>、さくら<3778>、三井不<8801>、IHI<7013>、東電力HD<9501>、NTT<9432>、ダイキン<6367>、キッツ<6498>、任天堂<7974>、7&iHD<3382>などが下落している。 <CS> 2024/09/10 10:00 寄り付き概況 日経平均は585円安でスタート、東エレクや三井住友などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35805.82;-585.65TOPIX;2553.66;-43.76[寄り付き概況] 9月9日の日経平均は前週末比585.65円安の35805.82円と大幅に5営業日続落でスタート。6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安の16690.83で取引を終了。 8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディア(NVDA)などの値動きの影響でナスダックも下落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比1105円安の35255円。シカゴ先物にサヤ寄せする形から本日の日経平均は売りが先行して始まった。その後も下げ幅を広げ、心理的な節目の36000円を割り込む展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>など主力処は全般下落。業種別では、保険、鉱業、電気機器などが下落率上位で推移している。 <CS> 2024/09/09 09:39 寄り付き概況 日経平均は157円高でスタート、ニトリHDや富士通などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;36,815.00;+157.91TOPIX;2619.04;-1.72[寄り付き概況] 6日の日経平均は157.91円高の36815.00円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日5日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は219.22ドル安の40755.75ドル、ナスダックは43.36ポイント高の17127.66で取引を終了した。民間の雇用統計となるADP雇用統計の8月分が想定外に弱く、労働市場や景気の減速を懸念した売りに、寄り付き後、下落。その後、8月ISM非製造業景況指数が予想外に改善したため景気減速懸念が後退し、相場は下げ止まった。ただ、6日に発表予定の米雇用統計を警戒した手仕舞い売りにおされ、ダウは続落し、下げ幅を拡大。ナスダックは半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)の反発が支え、小幅に上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちだったが、ナスダック総合指数が小幅ながら3日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=143円30銭台と、円相場が落ち着いた推移となっていることも東京市場の安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの2日間で2000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、8月の雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.1%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.2%増だった。 セクター別では、繊維製品、電気・ガス業、精密機器、その他製品、倉庫運輸関連などが値上がり率上位、輸送用機器、鉄鋼、その他金融業、鉱業、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、積水ハウス<1928>、資生堂<4911>、ニトリHD<9843>、富士通<6702>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、中外薬<4519>、花王<4452>、伊藤忠<8001>、信越化<4063>、IHI<7013>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、メルカリ<4385>、パナHD<6752>、7&iHD<3382>、オリックス<8591>、日本製鉄<5401>、SMC<6273>、三菱電<6503>、KDDI<9433>、コマツ<6301>、武田薬<4502>、トヨタ<7203>などが下落している。 <CS> 2024/09/06 09:37

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