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寄り付き概況 日経平均は131円高でスタート、川崎重やソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39168.52;+131.67TOPIX;2730.96;+3.70[寄り付き概況] 25日の日経平均は131.67円高の39168.52円と反発して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は390.08ドル高の43297.03ドル、ナスダックは266.24ポイント高の20031.13で取引を終了した。長期金利の上昇を警戒し、寄り付き後、まちまち。クリスマス祭日の前日で短縮取引となる中、ハイテクが引き続き買われ、株式相場を押し上げた。本日から年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いも手伝い、終盤にかけて、上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=157円10銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は39000円近辺が下値支持帯として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が高止まって推移したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外投資家中心に引き続きクリスマス休暇となる市場関係者も多く、積極的な買いは限定的だったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、MIC<300A>、アルピコホールディングス<297A>が東証スタンダードに上場した。また、今日は植田日銀総裁の経団連での講演が予定されている。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、証券商品先物、非鉄金属、機械などが値上がり率上位、輸送用機器、水産・農林業、パルプ・紙、銀行業、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、日本製鉄<5401>、三井E&S<7003>、ファーストリテ<9983>、東電力HD<9501>、INPEX<1605>、商船三井<9104>、三菱重<7011>、武田薬<4502>、大和ハウス<1925>、ヒューリック<3003>などが上昇。他方、日産自<7201>、幸楽苑<7554>、任天堂<7974>、パンパシHD<7532>、三井住友<8316>、楽天グループ<4755>、トヨタ<7203>、MS&AD<8725>、ホンダ<7267>、三菱UFJ<8306>、すかいらーく<3197>、IHI<7013>などが下落している。 <CS> 2024/12/25 09:30 寄り付き概況 日経平均は48円高でスタート、ホンダや霞ヶ関キャピタルなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39210.23;+48.89TOPIX;2730.52;+3.78[寄り付き概況] 24日の日経平均は48.89円高の39210.23円と続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は66.69ドル高の42906.95ドル、ナスダックは192.29ポイント高の19764.88で取引を終了した。消費者信頼感指数の悪化を警戒し、寄り付き後、まちまち。連邦準備制度理事会(FRB)の速いペースでの利下げ期待の後退で長期金利上昇に連れダウは下落した。サンタクロースラリーを期待したハイテクの買いにナスダックは底堅く推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、相場全体を押し上げ。クリスマスの祭日を控えて参加者が限定的な中、ダウ平均もプラス圏を回復し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.98%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.10%上昇と、ダウ平均(0.16%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=157円10銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外投資家中心にクリスマス休暇となる市場参加者も多く、積極的な買いは限定的となっているが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、銀行業、海運業、電気・ガス業、輸送用機器、ゴム製品などが値上がり率上位、サービス業、情報・通信業、小売業、倉庫運輸関連、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ホンダ<7267>、霞ヶ関キャピタル<3498>、東エレク<8035>、キオクシアHD<285A>、レーザーテック<6920>、りそなHD<8308>、三菱自<7211>、サンリオ<8136>、ディスコ<6146>、三井住友<8316>、郵船<9101>、キヤノン<7751>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、日産自<7201>、リクルートHD<6098>、三井E&S<7003>、寿スピリッツ<2222>、IHI<7013>、楽天グループ<4755>、ソフトバンクG<9984>、DeNA<2432>、ルネサス<6723>、日立<6501>、三菱重<7011>、7&iHD<3382>などが下落している。 <CS> 2024/12/24 09:32 寄り付き概況 日経平均は338円高でスタート、ディスコや川崎重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39040.72;+338.82TOPIX;2720.32;+18.33[寄り付き概況] 12月23日の日経平均は前週末比338.82円高の39040.72円と反発でスタート。20日の米国市場でダウ平均は498.02ドル高の42840.26ドル、ナスダックは199.83ポイント高の19572.60で取引を終了。一部ハイテク株に売りが先行し寄り付きこそ下落したものの、11月個人消費支出(PCE)価格指数がインフレ抑制の進展を示唆したことを支えに上昇した。ダウ平均は一時前日比で800ドル超上昇する場面があったが、「トリプルウィッチング」だったことから持ち高調整の売りが見られたほか、政府閉鎖の可能性が投資家心理の重石となり、午後に入り伸び悩んだ。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比175円高の38885円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買いが先行。また、バイデン米大統領が3月中旬までのつなぎ予算案に署名したこともあり、政府機関の閉鎖リスクが後退したことも安心感に繋がっているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、IHI<7013>、トヨタ自<7203>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>などが上昇。一方、日産自動車<7201>などが下落。業種別では、サービス、卸売、非鉄金属などが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/12/23 09:30 寄り付き概況 日経平均は136円高でスタート、キオクシアHDや三井E&Sなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38950.28;+136.70TOPIX;2722.35;+8.52[寄り付き概況] 20日の日経平均は136.70円高の38950.28円と6日ぶり反発して取引を開始した。前日19日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.37ドル高の42342.24ドル、ナスダックは19.93ポイント安の19372.77で取引を終了した。寄り付き後は上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが出た。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重しとなり伸び悩んだ。引けにかけて売りが優勢となり、ナスダックは下落に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。外為市場で1ドル=157円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ2円ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株の株価を支えとなった。また、日経平均は昨日までの5日続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いや押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅ながら11日ぶりに反発したが、ナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など、ダウ平均以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場で株価を抑える要因となった。さらに、米国で今晩、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされる米個人消費支出(PCE)物価指数の11月分が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。 セクター別では、石油石炭製品、不動産業、海運業、輸送用機器、鉱業などが値上がり率上位、銀行業、精密機器、その他製品、情報・通信業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、キオクシアHD<285A>、三井E&S<7003>、三菱地所<8802>、ENEOS<5020>、三井不<8801>、川崎船<9107>、住友林<1911>、ZOZO<3092>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、楽天グループ<4755>、商船三井<9104>、郵船<9101>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>などが上昇。他方、りそなHD<8308>、HOYA<7741>、フジクラ<5803>、ニトリHD<9843>、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、サンリオ<8136>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、IHI<7013>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、7&iHD<3382>などが下落している。 <CS> 2024/12/20 09:39 寄り付き概況 日経平均は559円安でスタート、住友林や楽天グループなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38522.27;-559.44TOPIX;2685.41;-34.46[寄り付き概況] 19日の日経平均は559.44円安の38522.27円と5日続落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は続落。ダウ平均は1123.03ドル安の42326.87ドル、ナスダックは716.37ポイント安の19392.69で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことも株価を抑える要因となった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=154円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高水準に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの4日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月8-14日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は5876億円だった。今日は、dely<299A>、Synspective<290A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、サービス業、証券商品先物、電気機器、機械、非鉄金属などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、住友林<1911>、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>、三菱自<7211>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、三井E&S<7003>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、古河電工<5801>、東エレク<8035>などが下落。他方、日産自<7201>、第一三共<4568>、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などが上昇している。 <CS> 2024/12/19 09:35 寄り付き概況 日経平均は187円安でスタート、ソニーGやアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39176.88;-187.80TOPIX;2722.24;-5.96[寄り付き概況] 18日の日経平均は187.80円安の39176.88円と4日続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は下落。ダウ平均は267.58ドル安の43449.90ドル、ナスダックは64.83ポイント安の20109.06で取引を終了した。長期金利の高止まりで寄り付き後、下落。朝方発表された11月小売売上高が市場予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うとの見方に変わりはないものの、来年の利下げペースが緩やかになるとの観測につながった。FOMCを前に金融政策の不透明感が重しとなり、ダウ平均、ナスダックともに終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=153円60銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株など株価を抑える要因となった。さらに、日本時間明日未明に予定されているFOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見や、明日の日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で500円近く下げており、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の貿易収支は1176億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は7030億円の赤字だった。今日は、キオクシアホールディングス<285A>が東証プライムに上場した。 セクター別では、その他製品、情報・通信業、サービス業、電気機器、精密機器などが値下がり率上位、輸送用機器、電気・ガス業、海運業、非鉄金属、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソニーG<6758>、楽天グループ<4755>、アドバンテスト<6857>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、月島HD<6332>、ルネサス<6723>、ソシオネクスト<6526>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、日産自<7201>、三菱自<7211>、川崎重<7012>、第一三共<4568>、東電力HD<9501>、SUBARU<7270>、サンリオ<8136>、ディスコ<6146>、トヨタ<7203>、関西電<9503>、ヒューリック<3003>、レーザーテック<6920>、商船三井<9104>、IHI<7013>などが買われている。 <CS> 2024/12/18 09:46 寄り付き概況 日経平均は132円高でスタート、住友不やソシオネクストなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39589.65;+132.16TOPIX;2742.39;+4.06[寄り付き概況] 17日の日経平均は132.16円高の39589.65円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は110.58ドル安の43717.48ドル、ナスダックは247.17ポイント高の20173.89で取引を終了した。週半ばに控える連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げへの期待から寄り付き後、小幅に上昇。12月サービス業PMIが約3年ぶりの高水準と、拡大ペースの加速を示したことが好感され上昇幅を拡大するも、下げが続いているダウ平均の上値は重く、小幅に下落。一方、アップルやグーグルの親会社アルファベット、半導体ブロードコムなどの上昇にけん引されたナスダックは堅調に推移し、過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.24%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.06%上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=154円10銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場の輸出株の株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が8日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が高止まっていることが東京市場の株価を抑える要因となった。さらに、17-18日のFOMCや18-19日の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はリスキル<291A>が東証グロースに、黒田グループが<287A>が東証スタンダードにそれぞれ上場した。 セクター別では、その他製品、海運業、電気機器、情報・通信業、不動産業などが値上がり率上位、サービス業、証券商品先物、倉庫運輸関連、石油石炭製品、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、住友不<8830>、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>、IHI<7013>、日立<6501>、フジクラ<5803>、中外薬<4519>、サンリオ<8136>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、SHIFT<3697>、アステラス薬<4503>、東京メトロ<9023>、関西電<9503>、リクルートHD<6098>、ブリヂストン<5108>、三井物<8031>、日産自<7201>、ヒューリック<3003>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、すかいらーく<3197>などが下落している。 <CS> 2024/12/17 09:29 寄り付き概況 日経平均は80円高でスタート、ディスコやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39551.22;+80.78TOPIX;2751.18;+4.62[寄り付き概況] 12月16日の日経平均は前週末比80.78円高の39551.22円と反発でスタート。13日の米国市場でダウ平均は86.06ドル安の43828.06ドル、ナスダックは23.88ポイント高の19926.72で取引を終了。主要企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース減速の思惑を受けた売りや利益確定売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。ナスダックは金利高が重しとなったが、半導体ブロードコム(AVGO)の上昇が指数を押し上げ、終日底堅く推移し、まちまちで終了。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比100円高の39570円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買いが先行。ただし、寄り付き後は小幅な動きにとどまっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、パナHD<6752>などが上昇。一方、大日本印刷<7912>、IHI<7013>、川崎重<7012>、キーエンス<6861>などが下落。業種別では、ゴム製品、繊維製品、証券商品先物などが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/12/16 09:38 寄り付き概況 日経平均は225円安でスタート、ソニーGや第一三共などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39624.05;-225.09TOPIX;2752.10;-20.93[寄り付き概況] 13日の日経平均は225.09円安の39624.05円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は下落。ダウ平均は234.44ドル安の43914.12ドル、ナスダックは132.05ポイント安の19902.84で取引を終了した。11月生産者物価指数(PPI)の予想外の加速を警戒し、寄り付き後、下落。ダウは予想外に弱まった雇用関連指標を警戒した売りや、管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)の下落が重しとなり、一段安となった。ナスダックは長期金利の上昇が警戒され下落。終盤にかけ、株式相場は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日は週末ということに加え、来週は17-18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18-19日に日銀金融政策決定会合が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=152円60銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(12月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス14と前回9月調査のプラス13から改善した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス12だった。3月までの先行きはプラス13(今回差マイナス1)となった。今日はラクサス・テクノロジーズ<288A>が東証グロースに上場した。また、今日は株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で39434.85円だった。 セクター別では、ゴム製品、サービス業、化学、輸送用機器、電気機器などが値下がり率上位、電気・ガス業、パルプ・紙、不動産業、海運業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、IHI<7013>、花王<4452>、三菱電<6503>、サンリオ<8136>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、大塚HD<4578>、三菱重<7011>、信越化<4063>、トヨタ<7203>などが下落。他方、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、三井不<8801>、MS&AD<8725>などが上昇している。 <CS> 2024/12/13 09:35 寄り付き概況 日経平均は477円高でスタート、リクルートHDや良品計画などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39849.97;+477.74TOPIX;2775.82;+26.51[寄り付き概況] 12日の日経平均は477.74円高の39849.97円と4日続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は99.27ドル安の44148.56ドル、ナスダックは347.65ポイント高の20034.90で取引を終了した。11月消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを期待した買いに、寄り付き後、上昇。ダウは利益確定売りに押され下落に転じた。ナスダックは利下げ期待を受けた買いやアルファベットなどハイテクの買いが主導し終盤にかけ上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数が1.77%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.72%上昇するなど、ダウ平均以外の主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=152円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の11月米CPI発表に続き、今晩は11月米卸売物価指数(PPI)が発表されることに加え、明日は東京市場で12月オプション・先物取引特別清算(SQ)値算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月1-7日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は4823億円だった。今日は、ユカリア<286A>が東証グロースに上場した。 セクター別では全業種が値上がり。サービス業、石油石炭製品、電気機器、ゴム製品、電気・ガス業が値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、SBI<8473>、良品計画<7453>、DeNA<2432>、日立<6501>、スズキ<7269>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、HOYA<7741>などが上昇。他方、関西電<9503>、郵船<9101>、川崎重<7012>、7&iHD<3382>などが下落している。 <CS> 2024/12/12 09:32 寄り付き概況 日経平均は9円安でスタート、住友林やサンリオなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39357.77;-9.81TOPIX;2746.31;+4.90[寄り付き概況] 11日の日経平均は9.81円安の39357.77円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続落。ダウ平均は154.10ドル安の44247.83ドル、ナスダックは49.45ポイント安の19687.24で取引を終了した。材料難の中、高値警戒感を受けた売りにおされ、終日軟調に推移した。ナスダックはアルファベット(GOOG)の上昇が一時押し上げたが、金利高を嫌気した売りに加え、オラクル(ORCL)や半導体のエヌビディア(NVDA)の下落が重しとなった。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.47%下落と、ダウ平均(0.35%下落)やナスダック総合指数(0.25%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価を抑える要因となった。さらに、今晩米国で発表される11月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。 一方、外為市場で1ドル=151円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となっていることが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。また、日経平均はここ2日間、朝高の後は売りに押される展開だが、下値を売り急ぐ動きが見られず下値が堅いことから、相場の腰は強いとの見方もあり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。 なお。取引開始前に発表された11月の国内企業物価指数は、前年同月比3.7%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.4%上昇だった。 セクター別では、非鉄金属、電気機器、ガラス土石製品、機械、鉱業などが値下がり率上位、保険業、その他製品、海運業、電気・ガス業、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、住友林<1911>、ファナック<6954>、サンリオ<8136>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、SMC<6273>などが下落。他方、スズキ<7269>、花王<4452>、ソフトバンク<9434>、明治HD<2269>、KDDI<9433>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、三菱重<7011>、川崎船<9107>、東京海上<8766>、IHI<7013>などが上昇している。 <CS> 2024/12/11 09:47 寄り付き概況 日経平均は214円高でスタート、資生堂やダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39375.49;+214.99TOPIX;2753.84;+19.28[寄り付き概況] 10日の日経平均は214.99円高の39375.49円と続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は240.59ドル安の44401.93ドル、ナスダックは123.08ポイント安の19736.69で取引を終了した。過去最高値付近でのもみ合いで、寄り付き後、まちまち。ダウは連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げや中国の景気支援計画への期待に一時買われたが、シリアのアサド政権崩壊などを受けた地政学的リスクを警戒した売りに押され、下落に転じた。ナスダックも利益確定売りに加え、半導体のエヌビディア(NVDA)の下落が重しとなり指数を押し下げ。相場は終盤にかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。外為市場で1ドル=151円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円30銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、日経平均はここ2日間、39000円近辺で押し目買いが入る展開となっていることから、相場の下値は堅いとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でもダウ平均はここ3日間、ほぼ終日軟調な地合いとなっており、米市場は目先調整場面に入りつつあるとの見方もあった。また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことも東京市場の株価を抑える要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉄鋼、石油石炭製品、卸売業、輸送用機器、海運業などが値上がり率上位、サービス業、その他製品、小売業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、資生堂<4911>、ダイキン<6367>、パナHD<6752>、ファナック<6954>、住友商<8053>、三井物<8031>、ソニーG<6758>、丸紅<8002>、SMC<6273>、コマツ<6301>、日本製鉄<5401>、IHI<7013>、大日印<7912>、ルネサス<6723>などが上昇。他方、フジクラ<5803>、三菱重<7011>、楽天グループ<4755>、日立<6501>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などが下落している。 <CS> 2024/12/10 09:27 寄り付き概況 日経平均は241円高でスタート、ソフトバンクGや楽天Gなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39332.55;+241.38TOPIX;2738.65;+11.43[寄り付き概況] 12月9日の日経平均は前週末比241.38円高の39332.55円と反発でスタート。6日の米国市場でダウ平均は123.19ドル安の44642.52ドル、ナスダックは159.05ポイント高の19859.77で取引を終了。雇用統計を受けて12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が高まり、寄り付き後、上昇。 その後、数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げに慎重な姿勢を示したため、利下げペース減速の思惑が強まり、相場は伸び悩んだ。ダウは管理医療会社ユナイテッドへルス(UNH)が重しとなり、下落に転じ軟調に推移。一方、ナスダックは早期利下げ期待が支援し終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比305円高の39335円。 本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行。ただし、寄り付き後はやや上げ幅を縮める展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、IHI<7013>、楽天G<4755>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>などが上昇。一方、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、情報通信、金属製品、サービスなどが上昇率上位で推移。 <AK> 2024/12/09 09:52 寄り付き概況 日経平均は24円安でスタート、三菱UFJやディスコなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39371.56;-24.04TOPIX;2740.97;-1.27[寄り付き概況] 6日の日経平均は24.04円安の39371.56円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反落。ダウ平均は248.33ドル安の44765.71ドル、ナスダックは34.40ポイント安の19700.72で取引を終了した。高値を試す動きに寄り付き後、小幅高。その後、高値警戒感で買いが続かず、さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを急がない姿勢を表明したことを背景に長期金利の上昇に連れ相場は下落に転じた。雇用統計の発表を翌日に控え警戒感も強く、利益確定売りに押され相場は終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。日経平均が3日に25日線を一気に上抜けた後も、一昨日、昨日と底堅く推移したことから、相場の腰の強さが意識された。また、昨日の海外市場で一時強含んだ米長期金利が低下し、円相場も落ち着いた推移となったことが安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で1200円近く上昇しており、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。さらに、米国で今晩発表される11月の米雇用統計を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅安で始まった。なお、取引開始前に発表された10月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.3%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%減だった。 セクター別では、銀行業、サービス業、その他製品、保険業、電気機器などが値下がり率上位、電気・ガス業、倉庫運輸関連、空運業、輸送用機器、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、川崎重<7012>、住友電工<5802>、三菱重<7011>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、フジクラ<5803>、ルネサス<6723>、IHI<7013>、伊藤忠<8001>、古河電工<5801>などが下落。他方、日産自<7201>、HOYA<7741>、OLC<4661>、すかいらーく<3197>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、サンリオ<8136>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>、富士フイルム<4901>、トヨタ<7203>などが上昇している。 <CS> 2024/12/06 09:45 寄り付き概況 日経平均は334円高でスタート、マネックスGや第一生命HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39610.43;+334.04TOPIX;2756.51;+15.91[寄り付き概況] 5日の日経平均は334.04円高の39610.43円と4日続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は308.51ドル高の45014.04ドル、ナスダックは254.21ポイント高の19735.12で取引を終了した。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認し、寄り付き後、上昇。11月ISM非製造業景況指数が低調で一時伸び悩んだが、良好な成長期待が根強く相場は終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場をさらに支援。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.30%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.71%上昇と、ダウ平均(0.69%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の海外市場で一時上昇した米長期金利がその後低下したことや、外為市場で1ドル=150円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で1000円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、韓国政治の混乱が投資家心理を委縮させたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月24-30日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は6077億円だった。 セクター別では、証券商品先物、非鉄金属、その他製品、銀行業、サービス業などが値上がり率上位、鉱業、パルプ・紙、海運業、化学、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、マネックスG<8698>、第一生命HD<8750>、住友電工<5802>、リクルートHD<6098>、キヤノン<7751>、アドバンテスト<6857>、さくら<3778>、古河電工<5801>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、HOYA<7741>、川崎重<7012>、東エレク<8035>などが上昇。他方、ニトリHD<9843>、第一三共<4568>、三井物<8031>、KDDI<9433>、信越化<4063>、NTT<9432>、関西電<9503>、ルネサス<6723>、INPEX<1605>、商船三井<9104>などが下落している。 <CS> 2024/12/05 09:29 寄り付き概況 日経平均は105円高でスタート、DeNAや伊藤忠などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39354.00;+105.14TOPIX;2755.80;+2.22[寄り付き概況] 4日の日経平均は105.14円高の39354.00円と3日続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は76.47ドル安の44705.53ドル、ナスダックは76.96ポイント高の19480.91で取引を終了した。今週予定されている雇用統計の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、まちまち。ダウは手仕舞い売りが継続し終日軟調に推移したものの、JOLT求人件数が労働市場の底堅さを再表明したため景気に楽観的な見方が強まり下げ止まり、終盤にかけて下げ幅を縮小した。ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)やオンライン小売のアマゾン(AMZN)などが買われ、指数を押し上げ終盤にかけ上げ幅を拡大し連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数やS&P500が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が25日移動平均線を一気に上抜けたことから、相場は上昇トレンドに入ったとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、夜間の外為市場で一時1ドル=148円60銭台をつけるなど、じりじりと円高・ドル安が進んでいることが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続伸で1000円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りも出やすく、寄り後、日経平均は一時下げに転じた。今日は、TMH<280A>が東証グロースと福証Qボードに上場した。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、卸売業、倉庫運輸関連、水産・農林業などが値上がり率上位、空運業、パルプ・紙、医薬品、鉄鋼、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、DeNA<2432>、伊藤忠<8001>、東エレク<8035>、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、三菱重<7011>、アドバンテスト<6857>、東京海上<8766>、マネックスG<8698>、INPEX<1605>、ディスコ<6146>、サンリオ<8136>などが上昇。他方、エーザイ<4523>、日本製鉄<5401>、ソフトバンクG<9984>、SMC<6273>、武田薬<4502>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、ブリヂストン<5108>、IHI<7013>、信越化<4063>、古河電工<5801>、トヨタ<7203>などが下落している。 <CS> 2024/12/04 09:39 寄り付き概況 日経平均は235円高でスタート、川崎船やスクリーンHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38748.65;+235.63TOPIX;2728.70;+13.98[寄り付き概況] 3日の日経平均は235.63円高の38748.65円と続伸して取引を開始した。前日2日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は128.65ドル安の44782.00ドル、ナスダックは185.78ポイント高の19403.95で取引を終了した。今週、雇用統計などの重要経済指標発表を控え調整が強まり、寄り付き後、まちまち。ダウ平均は長期金利の上昇や、中東地政学的リスク、フランスの内閣が不信任の公算で崩壊の危機に直面していることなどが警戒され、終日軟調に推移。ナスダック総合指数はハイテクが支援し堅調に推移し、過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.97%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.61%上昇したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=149円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均は昨日段階で38700円弱に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、取引段階では買いが優勢だった。 セクター別では、全業種が値上がり。海運業、化学、電気機器、金属製品、卸売業などが値上がり率上位となっている。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、川崎船<9107>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、東エレク<8035>、商船三井<9104>、古河電工<5801>、郵船<9101>、霞ヶ関キャピタル<3498>、ルネサス<6723>、三菱電<6503>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、関西電<9503>、第一三共<4568>などが下落している。 <CS> 2024/12/03 09:45 寄り付き概況 日経平均は8円高でスタート、ディスコや三井住友などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38216.95;+8.92TOPIX;2687.65;+6.94[寄り付き概況] 12月2日の日経平均は前週末比8.92円高の38216.95円と小反発でスタート。11月29日の米国市場でダウ平均は188.59ドル高の44910.65ドル、ナスダックは157.69ポイント高の19218.17で取引を終了。関税策を巡りトランプ次期大統領とカナダ、メキシコ首脳が建設的な対話をしたことが明らかになり、投資家心理の改善から買われ寄り付き後、上昇。ブラックフライデーで売上が過去最高規模に達するとの楽観的見方や年末商戦に向けた期待も手伝い小売セクター中心に買われ、相場全体を押し上げた。長期金利の低下を好感し、ハイテクも強く相場は終日堅調に推移、ダウは過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の38300円。本日の日経平均は、若干ながら買いが先行。ただし、寄り付き後は上げ幅を広げる展開となっている。前週末に続き金融株に資金が向かっている他、半導体株などにも自律反発狙いの買いが入っているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、任天堂<7974>、日立<6501>などが上昇。一方、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、メルカリ<4385>などの下げが目立つ。業種別では、保険、銀行、その他製品などが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/12/02 10:06 寄り付き概況 日経平均は143円安でスタート、さくらや7&iHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38205.08;-143.98TOPIX;2682.39;-4.89[寄り付き概況] 29日の日経平均は143.98円安の38205.08円と反落して取引を開始した。前日28日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は38600円台に位置する25日移動平均線や200日線が上値抵抗線となり、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方があった。また、国内に目立った買い材料がなく、週末ということもあり、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州市場で英FTSETM100が0.08%高、独DAXが0.85%高、仏CAC40が0.51%高と主要指数が堅調だったことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が朝安の後は底堅く推移し、下値支持線として意識される38000円を維持したことから、相場の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.1%上昇だった。同じく、取引開始前に発表された10月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比0.1ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で前月から0.01ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.24倍だった。また、10月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比3.0%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.8%上昇だった。今日は、Terra Drone<278A>、グロービング<277A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、医薬品、輸送用機器、その他製品、小売業などが値下がり率上位、電気・ガス業、銀行業、保険業、鉱業、繊維製品などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、さくら<3778>、DeNA<2432>、SHIFT<3697>、7&iHD<3382>、日産自<7201>、東エレク<8035>、三井物<8031>、東京メトロ<9023>、デンソー<6902>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、楽天銀行<5838>、東京ガス<9531>、古河電工<5801>、関西電<9503>、川崎重<7012>、サンリオ<8136>、みずほ<8411>、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>、IHI<7013>、三井E&S<7003>、INPEX<1605>などが上昇している。 <CS> 2024/11/29 09:47 寄り付き概況 日経平均は199円安でスタート、ディスコや東京海上などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37935.94;-199.03TOPIX;2657.31;-8.03[寄り付き概況] 28日の日経平均は199.03円安の37935.94円と3日続落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反落。ダウ平均は138.25ドル安の44722.06ドル、ナスダックは115.10ポイント安の19060.48で取引を終了した。過去最高値付近から高値警戒感などに軟調に寄り付いた。ダウは一部小売り企業の好決算を好感し一時上昇したが、トランプ次期大統領が計画している追加関税策による経済や企業業績への影響を警戒した売りがくすぶり下落に転じた。ナスダックは人工知能(AI)への期待が行き過ぎとの見方も浮上し、ハイテクの下落が重しとなり終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=151円40銭台と、昨日15時30分頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れていることが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、日経平均は昨日までの続落で600円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、日経平均は、昨日段階で38100円台に位置する75日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月17-23日に国内株を9週ぶりに売り越した。売越額は4460億円だった。今日は、ククレブ・アドバイザーズ<276A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、サービス業、銀行業、海運業、保険業、機械などが値下がり率上位、パルプ・紙、医薬品、鉄鋼、鉱業、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、さくら<3778>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、MS&AD<8725>、東京海上<8766>、東エレク<8035>、SOMPO<8630>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、三越伊勢丹<3099>、三菱重<7011>などが下落。他方、T&DHD<8795>、マネックスG<8698>、サンリオ<8136>、三井E&S<7003>、フジクラ<5803>、神戸物産<3038>、第一三共<4568>、ニトリHD<9843>、古河電工<5801>、7&iHD<3382>、日本製鉄<5401>、関西電<9503>などが上昇している。 <CS> 2024/11/28 09:37 寄り付き概況 日経平均は114円安でスタート、日産自や三井E&Sなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38327.86;-114.14TOPIX;2683.94;-5.61[寄り付き概況] 27日の日経平均は114.14円安の38327.86円と続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は123.74ドル高の44860.31ドル、ナスダックは120.74ポイント高の19175.58で取引を終了した。トランプ次期大統領が示した中国、メキシコ、カナダに対する追加関税案による影響を警戒し、寄り付き後、まちまち。ダウは一部企業の低調な決算を嫌気した売りに下落した。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の反発で安心感が広がり、終日堅調に推移。終盤にかけ、イスラエル治安内閣がレバノン停戦合意を承認したとの報道で、中東情勢の悪化懸念が後退、さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した11月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で労働市場や経済の下方リスクが後退したと指摘されたためダウはプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=152円90銭台と昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ダウ平均は一時300ドルを超す下げとなった後に上昇に転じており、東京市場で安心感となった。また、日経平均は38000円が下値メドとして意識されており、下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、機械、海運業、証券商品先物、不動産業などが値下がり率上位、医薬品、その他製品、石油石炭製品、小売業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日産自<7201>、三井E&S<7003>、SMC<6273>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、商船三井<9104>、住友電工<5802>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、川崎重<7012>、川崎船<9107>、パナHD<6752>、MS&AD<8725>などが下落。他方、京成<9009>、OLC<4661>、ニデック<6594>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、IHI<7013>、フジクラ<5803>、日立<6501>、7&iHD<3382>、ニトリHD<9843>、三井住友<8316>、積水化<4204>、第一三共<4568>などが上昇している。 <CS> 2024/11/27 09:35 寄り付き概況 日経平均は183円安でスタート、日立や東京海上などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38596.76;-183.38TOPIX;2703.90;-11.70[寄り付き概況] 26日の日経平均は183.38円安の38596.76円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は440.06ドル高の44736.57ドル、ナスダックは51.19ポイント高の19054.84で取引を終了した。トランプ次期大統領が財務長官を指名し、不透明感払拭や極端な政策への懸念後退で、寄り付き後、上昇。また、イスラエル政府がヒズボラと停戦合意に向けた閣議開催との報道で中東情勢の悪化懸念が緩和し、株式相場は続伸した。長期金利の低下も支援し、終日相場は堅調に推移。ダウは連日過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの続伸で750円強の上昇となったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月6-7日開催分)が公表され、明晩には米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされる米個人消費支出(PCE)物価指数の10月分が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下しており、東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が38600円弱に位置する200日移動平均線を回復し、38600円台の25日線も上回ったことから、上昇相場に入りつつあるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、証券商品先物、保険業、石油石炭製品、電気機器、卸売業などが値下がり率上位、繊維製品、倉庫運輸関連、金属製品、電気・ガス業、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、マネックスG<8698>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、ディスコ<6146>、DeNA<2432>、メルカリ<4385>、東京海上<8766>、三菱重<7011>、アドバンテスト<6857>、さくら<3778>、川崎重<7012>、三菱商<8058>、関西電<9503>などが下落。他方、サンリオ<8136>、東京メトロ<9023>、マツダ<7261>、任天堂<7974>などが上昇している。 <CS> 2024/11/26 09:47 寄り付き概況 日経平均は396円高でスタート、三井住友やレーザーテックなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38679.93;+396.08TOPIX;2718.43;+21.90[寄り付き概況] 11月25日の日経平均は前週末比396.08円高の38679.93円と続伸でスタート。22日の米国市場でダウ平均は426.16ドル高の44296.51ドル、ナスダックは31.23ポイント高の19003.65で取引を終了。製造業・サービス業PMIの改善で、ソフトランディング期待に買われ、寄り付き後上昇。長期金利の低下やギャップ(GAP)、ロス・ストアーズ(ROSS)など小売り企業の好決算を受けダウは続伸し過去最高値を更新した。ナスダックは人工知能(AI)半導体市場をけん引しているエヌビディア(NVDA)の下落が重しとなり、伸び悩んだがプラス圏を維持し終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円高の38595円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行。米小売企業の良好な決算を受けて、年末商戦への期待感も高まっているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三井住友<8316>、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>など主力処は全般上昇している。業種別では、精密機器、医薬品、機械などが上昇率上位で推移。 <CS> 2024/11/25 09:39 寄り付き概況 日経平均は120円高でスタート、さくらやリクルートHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38146.98;+120.81TOPIX;2688.84;+6.03[寄り付き概況] 22日の日経平均は120.81円高の38146.98円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は461.88ドル高の43870.35ドル、ナスダックは6.28ポイント高の18972.42で取引を終了した。地政学的リスク懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。シカゴ連銀のグールズビー総裁が来年の金利が「現状を下回るだろう」との考えを示すと、金利先安感に買われ、相場を押し上げた。ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり伸び悩んだが半導体のエヌビディア(NVDA)の決算を好感した買いが下支えとなり、かろうじてプラス圏を維持して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、米エヌビディア決算発表を受けた同社株が底堅く推移したことや、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発したことが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均の1.06%上昇に対しナスダック総合指数の上げが0.03%と小幅にとどまったことが東京市場でハイテク株などの買い手控え要因となった。また、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことが東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。 セクター別では、石油石炭製品、非鉄金属、サービス業、輸送用機器、機械などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、空運業、その他製品、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、さくら<3778>、リクルートHD<6098>、コマツ<6301>、三井物<8031>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>、三井住友<8316>、キーエンス<6861>、OLC<4661>、レーザーテック<6920>、IHI<7013>、川崎重<7012>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、DeNA<2432>、アドバンテスト<6857>、関西電<9503>、アサヒ<2502>、マネックスG<8698>、ダイキン<6367>、郵船<9101>、日産自<7201>、りそなHD<8308>、7&iHD<3382>、フジクラ<5803>、NTT<9432>などが下落している。 <CS> 2024/11/22 09:37 寄り付き概況 日経平均は0.53円高でスタート、古河電工やMS&ADなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38352.87;+0.53TOPIX;2700.14;+1.85[寄り付き概況] 21日の日経平均は0.53円高の38352.87円と反発して取引を開始した。前日20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は139.53ドル高の43408.47ドル、ナスダックは21.33ポイント安の18966.14で取引を終了した。ウクライナがロシア領内に英国製の長距離ミサイルを発射したとの報道で地政学的リスクの存続が警戒され、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレの進展が停滞しているとタカ派姿勢を示し、長期金利の上昇を嫌気した売りに続落した。ただ、相場をけん引するとして動向が注目される半導体のエヌビディア(NVDA)の決算発表を取引終了後に控えダウは終盤にかけて買い戻され、上昇に転じた。ナスダックも下げ幅を縮小したがプラス圏を回復できず終了した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が5日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、警戒感の強かった米エヌビディアの決算発表を通過したことが東京市場で安心感となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、ウクライナを巡る地政学リスクの高まりが意識され、投資家心理を委縮させた。さらに、日経平均は38500円台に位置する200日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月10-16日に国内株を8週連続で買い越した。買越額は1276億円だった。 セクター別では、非鉄金属、倉庫運輸関連、繊維製品、医薬品、鉄鋼などが値上がり率上位、鉱業、精密機器、その他製品、電気・ガス業、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、三井住友トラ<8309>、東京ガス<9531>、MS&AD<8725>、キーエンス<6861>、KDDI<9433>、みずほ<8411>、三井物<8031>、三菱商<8058>、商船三井<9104>などが上昇。他方、KADOKAWA<9468>、HOYA<7741>、SOMPO<8630>、INPEX<1605>、ファーストリテ<9983>、ソシオネクスト<6526>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、さくら<3778>、任天堂<7974>、日立<6501>、IHI<7013>、武田薬<4502>、レーザーテック<6920>などが下落している。 <CS> 2024/11/21 09:40 寄り付き概況 日経平均は61円高でスタート、7&iHDや東京ガスなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38475.70;+61.27TOPIX;2711.00;+0.97[寄り付き概況] 20日の日経平均は61.27円高の38475.70円と続伸して取引を開始した。前日19日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.66ドル安の43268.94ドル、ナスダックは195.66ポイント高の18987.47で取引を終了した。ウクライナ・ロシア戦争の深刻化懸念に売りが加速し、寄り付き後、大幅安。低調な住宅着工件数を受けて成長懸念も浮上しダウは続落し終日軟調に推移した。一方、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の決算への期待や長期金利の低下で上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が弱含んだことも東京市場で安心感となった。一方、昨日の海外市場でダウ平均が4日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクの高まりが投資家心理を委縮させた。さらに、日本時間の明日未明に発表される米半導体エヌビディアの8-10月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の貿易収支は4612億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3452億円の赤字だった。 セクター別では、精密機器、その他製品、小売業、水産・農林業、食料品などが値上がり率上位、保険業、鉱業、海運業、銀行業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、7&iHD<3382>、SOMPO<8630>、東京ガス<9531>、三井E&S<7003>、ソニーG<6758>、さくら<3778>、アシックス<7936>、ニデック<6594>、日製鋼所<5631>、楽天グループ<4755>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、中外薬<4519>などが上昇。他方、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、三菱UFJ<8306>、パナHD<6752>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、ホンダ<7267>、フジクラ<5803>などが下落している。 <CS> 2024/11/20 09:35 寄り付き概況 日経平均は175円高でスタート、ゼンショーHDや三井住友などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38396.72;+175.87TOPIX;2703.16;+11.40[寄り付き概況] 19日の日経平均は175.87円高の38396.72円と反発して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は55.39ドル安の43389.60ドル、ナスダックは111.69ポイント高の18791.81で取引を終了した。材料乏しく寄り付き後、まちまち。11月NAHB住宅市場指数が予想外に改善したことや根強い成長期待が支えたが、ダウは利益確定売りに押され、終日軟調に推移した。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇や長期金利の低下、半導体エヌビディア(NVDA)の決算を期待した買いが支援し上昇。主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日400円を超す下げとなり、先週12日から1300円を超す下落となっていることから、自律反発狙いや押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間21日未明に発表される米半導体エヌビディアの8-10月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、銀行業、鉱業、不動産業、輸送用機器などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、保険業、サービス業、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ゼンショーHD<7550>、ニデック<6594>、スズキ<7269>、フジクラ<5803>、ソシオネクスト<6526>、三井住友<8316>、三井E&S<7003>、みずほ<8411>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、ホンダ<7267>、INPEX<1605>、HOYA<7741>などが上昇。他方、アステラス薬<4503>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>、郵船<9101>、ディスコ<6146>、関西電<9503>、楽天グループ<4755>、商船三井<9104>、東エレク<8035>、三菱電<6503>、川崎重<7012>などが下落している。 <CS> 2024/11/19 09:44 寄り付き概況 日経平均は383円安でスタート、三菱重や東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38259.59;-383.32TOPIX;2692.82;-18.82[寄り付き概況] 11月18日の日経平均は前週末比383.32円安の38259.59円と反落でスタート。15日の米国市場でダウ平均は305.87ドル安の43444.99ドル、ナスダックは427.53ポイント安の18680.12で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落した。相場は終日軟調に推移し戻りなく終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比655円安の38015円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から売りが先行。トランプ次期政権の動向による米中関係の緊張を警戒するなかでハイテク株が手掛けづらくなっており、東京市場でもこれらの銘柄が重しとなっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>、IHI<7013>、リクルートHD<6098>などが下落している反面、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などがわずかながらプラス圏を維持。業種別では、医薬品、機械、電気機器などが下落率上位で推移。 <CS> 2024/11/18 09:35 寄り付き概況 日経平均は213円高でスタート、コンコルディアやみずほなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38749.56;+213.86TOPIX;2718.18;+16.96[寄り付き概況] 15日の日経平均は213.86円高の38749.56円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は下落。ダウ平均は207.33ドル安の43750.86ドル、ナスダックは123.07ポイント安の19107.65で取引を終了した。長期金利の低下を好感し、寄り付き後、小幅高。その後、10月生産者物価指数(PPI)で根強いインフレが確認されたほか、新規失業保険申請件数で労働市場の強さが示され長期金利が上昇に転じると相場は下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が利下げ見送りの可能性に言及したほか、終盤にかけ、パウエル議長が、経済が強く、速やかな利下げの必要性がないとの考えを示すと、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均は昨日までの3日続落で1000円近い下げとなっており、目先下げ過ぎとの見方から、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかった。また、日経平均は38500円台に位置する200日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大ききくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、主要企業の4-9月期決算発表が昨日までで一巡したことから、目先手掛かり材料難を指摘する向きもあった。さらに、米国のトランプ次期政権の政策への警戒感も継続したが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比0.2%増、年率換算では0.9%増だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.2%増、年率では0.7%増だった。 セクター別では、輸送用機器、保険業、電気・ガス業、海運業、銀行業などが値上がり率上位、サービス業、その他金融業、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、コンコルディア<7186>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、日産自<7201>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>、デンソー<6902>、キーエンス<6861>、ホンダ<7267>、三井物<8031>、東京海上<8766>、日立<6501>、第一生命HD<8750>などが上昇。他方、アサヒ<2502>、電通グループ<4324>、DeNA<2432>、パナHD<6752>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、IHI<7013>、メルカリ<4385>などが下落している。 <CS> 2024/11/15 09:50 寄り付き概況 日経平均は189円高でスタート、三井E&Sや住友電工などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38911.04;+189.38TOPIX;2716.54;+8.12[寄り付き概況] 14日の日経平均は189.38円高の38911.04円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.21ドル高の43958.19ドル、ナスダックは50.68ポイント安の19230.73で取引を終了した。10月消費者物価指数(CPI)が予想に一致したため安心感に買いが先行し、堅調に寄り付いた。同時に、CPIを受け12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まったため相場は続伸。ダウは終日堅調に推移したが、ナスダックは終盤にかけ失速し下落に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=155円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、主要企業の4-9月期決算発表が今日まで続き、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株などの株価の重しとなった。また、引き続き米国のトランプ次期政権の政策に対する警戒感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお。取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月3-9日に国内株を7週連続で買い越した。買越額は5139億円だった。 セクター別では、輸送用機器、ゴム製品、倉庫運輸関連、卸売業、非鉄金属などが値上がり率上位、石油石炭製品、電気・ガス業、鉱業、陸運業、金属製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三井E&S<7003>、住友電工<5802>、メルカリ<4385>、コマツ<6301>、古河電工<5801>、パナHD<6752>、トヨタ<7203>、伊藤忠<8001>、三井住友トラ<8309>、任天堂<7974>、三菱重<7011>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、三越伊勢丹<3099>、レーザーテック<6920>、楽天グループ<4755>、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、東電力HD<9501>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、INPEX<1605>、日産自<7201>、HOYA<7741>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>などが下落している。 <CS> 2024/11/14 09:58

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