寄り付き概況ニュース一覧
寄り付き概況
日経平均は261円高でスタート、東レや第一三共などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39225.50;+261.80TOPIX;2749.26;+15.93[寄り付き概況] 13日の日経平均は261.80円高の39225.50円と3日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は225.09ドル安の44368.56ドル、ナスダックは6.10ポイント高の19649.95で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が予想外に加速したため利下げ期待の後退で、寄り付き後、大幅安。その後、ウクライナ停戦交渉開始でトランプ大統領と露プ―チン大統領が合意したことが報じられると、地政学的リスク懸念の後退で一部買い戻され、相場は下げ幅を縮小した。金利上昇が重しとなり、ダウは終日軟調に推移したがナスダックはインテル(INTC)やアップル(AAPL)の上昇がけん引しプラス圏に回復し、まちまちで終了。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=154円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支えた。さらに、3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇していることが東京市場で投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1月の国内企業物価指数は、前年同月比4.2%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同4.0%上昇だった。 セクター別では、医薬品、輸送用機器、ゴム製品、不動産業、卸売業などが値上がり率上位、サービス業、海運業、空運業、パルプ・紙、情報・通信業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東レ<3402>、武蔵精密<7220>、第一三共<4568>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、野村マイクロ<6254>、武田薬<4502>、霞ヶ関キャピタル<3498>、みずほ<8411>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、キヤノン<7751>などが上昇。他方、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>、三井E&S<7003>、ソフトバンクG<9984>、住友鉱<5713>、古河電工<5801>、川崎重<7012>、IHI<7013>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、三菱重<7011>、郵船<9101>、ソフトバンク<9434>、DeNA<2432>などが下落している。
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2025/02/13 09:42
寄り付き概況
日経平均は247円高でスタート、エムスリーや川崎船などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39049.12;+247.95TOPIX;2739.26;+6.25[寄り付き概況] 12日の日経平均は247.95円高の39049.12円と続伸して取引を開始した。東京市場が休場前の10日の米株式市場でダウ平均は167.01ドル高、ナスダックは190.87pt高。利下げ期待を受けた買いや、半導体のエヌビディア(NVDA)などの買戻しが相場全体を押し上げた。昨日11日のダウ平均は123.24ドル高の44593.65ドル、ナスダックは70.41pt安の19643.86ptで取引を終了した。トランプ大統領が鉄鋼・アルミへの25%関税賦課する大統領令に署名したことを受け貿易摩擦の深刻化が警戒されたほか、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委公聴会で証言し、利下げを急ぐ必要がないと改めて表明したことが株価の重しとなった。しかし、パウエル議長が利下げ軌道を再確認すると売りが後退。ダウ平均は上昇に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数が下落したが、東京市場が休場となる中、ダウ平均が2営業日合計で0.66%上昇、ナスダック総合指数が2営業日通算で0.62%上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=152円80銭台と、10日15時30分頃と比べ1円ほど円安・ドル高水準となっていることも東京市場で安心感となった。さらに、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が今週いっぱい続くことから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、海外市場で米長期金利が上昇していることが東京市場で株価の重しとなった。また、米トランプ政権の通商政策の不透明感が引き続き警戒された。さらに、米国で今晩、1月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、パウエルFRB議長が米議会下院の金融サービス委員会で証言することから、これらを言極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが先行した。 セクター別では、海運業、非鉄金属、ゴム製品、石油石炭製品、鉄鋼などが値上がり率上位、その他金融業、証券商品先物、医薬品、輸送用機器、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、村田製<6981>、ソフトバンク<9434>、川崎船<9107>、パナHD<6752>、商船三井<9104>、DeNA<2432>、ニデック<6594>、郵船<9101>、ファーストリテ<9983>、東京メトロ<9023>、フジクラ<5803>、富士通<6702>、キヤノン<7751>などが上昇。他方、ソニーG<6758>、メルカリ<4385>、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、オリックス<8591>、IHI<7013>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、ルネサス<6723>、トヨタ<7203>、信越化<4063>、東京海上<8766>、三菱重<7011>などが下落している。
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2025/02/12 09:49
寄り付き概況
日経平均は50円安でスタート、IHIやソフトバンクGなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38736.37;-50.65TOPIX;2732.67;-4.56[寄り付き概況] 2月10日の日経平均は前営業日比50.65円安の38736.37円と続落でスタート。7日の米国市場でダウ平均は444.23ドル安の44303.40ドル、ナスダックは268.59ポイント安の19523.40で取引を終了。雇用統計の結果を受けて、寄り付き後まちまち。その後、賃金の伸びが予想外に加速したこと、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率の上昇を受け、インフレ再燃が警戒されたほか、トランプ大統領が相互関税計画を発表すると発言し、貿易摩擦の深刻化懸念に売りが加速した。シカゴ日経225先物は大阪比465円安の38375円。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均はやや売りが先行して始まった。注目されていた日米首脳会談については、一定の成果があったと評価する声が多い一方、11日は建国記念の日の祝日で休場になる他、今週は決算ピークであることも様子見姿勢に繋がっているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、IHI<7013>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401>などが下落する一方、ディスコ<6146>、メルカリ<4385>、商船三井<9104>などが上昇。業種別では、卸売業、鉄鋼、繊維製品などが下落率上位で推移。
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2025/02/10 10:03
寄り付き概況
日経平均は158円安でスタート、コニカミノルタやNTTデータなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38907.76;-158.77TOPIX;2744.12;-8.08[寄り付き概況] 7日の日経平均は158.77円安の38907.76円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は125.65ドル安の44747.63ドル、ナスダックは99.66ポイント高の19791.99で取引を終了した。追加利下げ期待や一部主要企業の好決算を好感し、堅調に寄り付いた。その後、雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りが強まり、ダウは下落に転じた。ナスダックは長期金利の上昇やベッセント財務長官発言で一時失速も押し目からは人工知能(AI)への期待を受けたハイテクの買いが根強く、終盤にかけてナスダックは上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなり、東京市場の手掛かり材料となりにくい中、外為市場で1ドル=151円20銭台と円高・ドル安方向への動きが進んでいることが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、米国で今晩、1月の米雇用統計が発表されることに加え、日本時間明日未明には日米首脳会談が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、国内3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.7%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.2%増だった。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、その他製品、不動産業、卸売業などが値下がり率上位、空運業、石油石炭製品、鉄鋼、銀行業、金属製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コニカミノルタ<4902>、JFE<5411>、NTTデータ<9613>、HOYA<7741>、フジHD<4676>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、キヤノン<7751>、東エレク<8035>、川崎重<7012>、トヨタ<7203>、サンリオ<8136>などが下落。他方、メルカリ<4385>、ルネサス<6723>、芝浦<6590>、日本製鉄<5401>、ニトリHD<9843>、キーエンス<6861>、TDK<6762>、NEC<6701>、三菱商<8058>、アドバンテスト<6857>、DeNA<2432>、フジクラ<5803>、7&iHD<3382>などが上昇している。
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2025/02/07 09:33
寄り付き概況
日経平均は146円高でスタート、野村や日産自などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38977.58;+146.10TOPIX;2753.34;+7.93[寄り付き概況] 6日の日経平均は146.10円高の38977.58円と3日続伸して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は317.24ドル高の44873.28ドル、ナスダックは38.31ポイント高の19692.33で取引を終了した。グーグルを運営するアルファベット(GOOG)の冴えない決算を嫌気しハイテクが売られ、寄り付き後、まちまち。ナスダックはアルファベットの下落が重しとなったが、半導体エヌビディアの上昇が相殺し、終盤にかけてプラス圏を回復した。ダウは追加利下げ期待で金利安、ドル安が買い材料となり、終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.31%上昇と、ダウ平均(0.71%上昇)やナスダック総合指数(0.19%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも安心感となった。一方、外為市場で1ドル=152円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日本時間の8日未明に予定されている日米首脳会談の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は1月26-2月1日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は3152億円だった。 セクター別では、証券商品先物、空運業、陸運業、パルプ・紙、海運業などが値上がり率上位、輸送用機器、鉱業、食料品、情報・通信業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、野村<8604>、日産自<7201>、バンナムHD<7832>、フジHD<4676>、丸紅<8002>、中外薬<4519>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、東精密<7729>などが上昇。他方、ダイキン<6367>、イビデン<4062>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、三井物<8031>、7&iHD<3382>、ソフトバンクG<9984>、IHI<7013>、HOYA<7741>などが下落している。
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2025/02/06 09:37
寄り付き概況
日経平均は180円高でスタート、パナHDや川崎船などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38979.21;+180.84TOPIX;2749.86;+11.84[寄り付き概況] 5日の日経平均は180.84円高の38979.21円と続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は反発。ダウ平均は134.13ドル高の44556.04ドル、ナスダックは262.06ポイント高の19654.02で取引を終了した。トランプ政権が対中関税を計画通り発動し中国も報復関税を発表したため貿易摩擦の深刻化を警戒し、寄り付き後、まちまち。ただ、中国の報復が的を絞った措置にとどまったほか、米中首脳が関税を協議するとの報道を受けて、上昇に転じた。また、長期金利の低下や、ソフトウエア会社、パランティアの好決算がナスダックを押し上げ、相場を支援。終盤にかけて、上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.35%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.05%上昇と、ダウ平均(0.30%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で安心感となった。一方、外為市場で1ドル=154円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、トランプ関税をめぐる動向や影響が引き続き警戒されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、技術承継機構<319A>が東証グロースに上場する。中国では、1月の財新中国非製造業PMIが発表される。 セクター別では、その他製品、海運業、輸送用機器、電気機器、鉱業などが値上がり率上位、医薬品、陸運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、パナHD<6752>、古河電工<5801>、川崎船<9107>、フジHD<4676>、ルネサス<6723>、日立<6501>、住友商<8053>、信越化<4063>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>、郵船<9101>、スズキ<7269>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、三越伊勢丹<3099>、第一三共<4568>、三菱電<6503>、アステラス薬<4503>、日産自<7201>、三井物<8031>、DeNA<2432>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>などが下落している。
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2025/02/05 09:51
寄り付き概況
日経平均は558円高でスタート、京セラやリクルートHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39078.66;+558.57TOPIX;2753.85;+33.46[寄り付き概況] 4日の日経平均は558.57円高の39078.66円と反発して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は続落。ダウ平均は122.75ドル安の44421.91ドル、ナスダックは235.48ポイント安の19391.96で取引を終了した。トランプ政権による対メキシコ、カナダ、中国関税発動への脅威が株価の重しとなり、取引開始後に大幅に下落。その後、メキシコへの関税導入の1カ月間延期が発表され警戒感が緩和し下げ幅を縮小し、ダウは一時プラス圏を回復した。ただ、警戒感はくすぶり、相場は終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が1000円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかった。また、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、トランプ大統領がメキシコ、カナダと関税発動を延期することで合意したことが安心感となった。さらに、3月決算企業の第3四半期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.20%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.82%下落と、ダウ平均(0.28%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、引き続き「トランプ関税」の影響が警戒されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、全業種が値上がり。その他製品、繊維製品、サービス業、輸送用機器、電気機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、住友電工<5802>、京セラ<6971>、村田製<6981>、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、さくら<3778>、キヤノン<7751>、日立<6501>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>、TDK<6762>、三菱重<7011>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、味の素<2802>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、第一三共<4568>、富士通<6702>、みずほ<8411>などが下落している。
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2025/02/04 09:50
寄り付き概況
日経平均は639円安でスタート、三菱UFJやアドバンテストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38932.66;-639.83TOPIX;2748.62;-40.04[寄り付き概況] 2月3日の日経平均は前営業日比639.83円安の38932.66円と大幅反落でスタート。1月31日の米国市場でダウ平均は337.47ドル安の44544.66ドル、ナスダックは54.31ポイント安の19627.44で取引を終了。PCEコア価格指数でサプライズなく、金利低下で寄り付き後、上昇。トランプ政権による関税発動が3月まで先送りされるとの報道が好感され一段高となった。その後、政府の報道官が報道を否定し、2月1日から関税を開始する計画にかわりはないことを明らかにしたため警戒感が強まり売りが加速し下落に転じた。アップルの決算を好感し大きく上昇していたナスダックも下落に転じ、相場は終盤にかけ下げ幅を拡大。シカゴ日経225先物は大阪比275円安の39355円。本日の日経平均は売りが先行。トランプ政権の関税政策により、改めて警戒感が高まっているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、三井住友<8316>、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>などが下落。業種別では、輸送用機器、医薬品、証券商品先物などが下落率上位で推移。
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2025/02/03 09:40
寄り付き概況
日経平均は60円高でスタート、NECや中外薬などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39574.38;+60.41TOPIX;2779.71;-2.22[寄り付き概況] 31日の日経平均は60.41円高の39574.38円と3日続伸して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は反発。ダウ平均は168.61ドル高の44882.13ドル、ナスダックは49.43ポイント高の19681.75で取引を終了した。10-12月期の国内総生産(GDP)が予想を下回る伸びに留まったが消費の伸びが予想外に拡大したため経済に楽観的な見方が広がり、寄り付き後、上昇。長期金利の低下やテスラ(TSLA)やメタ・プラットフォームズ(META)の上昇が相場をさらに押し上げた。終日相場は堅調に推移したが、終盤にかけトランプ大統領がメキシコやカナダに対する25%の関税賦課する計画を再表明したため上げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%を超す上げとなったことが東京市場で安心感となった。また、3月決算企業の第3四半期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、きょう未明の外為市場で1ドル=153円70銭台と、昨日15時30分頃に比べ90銭ほど円高・ドル安に振れるなど、やや円高方向への動きとなっていることが東京市場で輸出株などの重しとなった。また、米国で今晩、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する指標とされる個人消費支出(PCE)物価指数が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%上昇だった。同じく取引開始前に発表された12月の完全失業率(季節調整値)は2.4%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.25倍だった。さらに、12月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.3%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.3%上昇だった。 セクター別では、非鉄金属、医薬品、電気機器、繊維製品、金属製品などが値上がり率上位、保険業、その他製品、空運業、サービス業、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、NRI<4307>、NEC<6701>、中外薬<4519>、日立<6501>、積水化<4204>、東エレク<8035>、マキタ<6586>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、TOWA<6315>、古河電工<5801>、7&iHD<3382>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、テルモ<4543>、サンリオ<8136>、OLC<4661>、アシックス<7936>、フジHD<4676>、東京海上<8766>、ルネサス<6723>、キヤノン<7751>、東電力HD<9501>、デンソー<6902>、DeNA<2432>、MARUWA<5344>などが下落している。
<CS>
2025/01/31 09:43
寄り付き概況
日経平均は111円安でスタート、アドバンテストやソフトバンクGなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39302.85;-111.93TOPIX;2767.85;-7.74[寄り付き概況] 30日の日経平均は111.93円安の39302.85円と反落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は反落。ダウ平均は136.83ドル安の44713.52ドル、ナスダックは101.27ポイント安の19632.32で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を警戒し寄り付き後、小動き。その後、貿易赤字の拡大や低調な経済指標を受け成長減速懸念に、売りが強まった。終盤にかけ連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り利下げ見送りを決定、声明ではインフレの高止まりや強い経済が強調されため下げ幅を拡大。パウエル議長が会見で、声明でのインフレ鈍化進展を巡る文言削除が政策シグナルではないと確認、様子見姿勢を表明したため、下げ幅を縮小し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことは東京市場の株価の重しとなった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら続伸したことが東京市場で一定の安心感となった。また、3月決算企業の第3四半期決算発表が本格化していることから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は19-25日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は7530億円だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、不動産業、電気・ガス業、非鉄金属などが値下がり率上位、ゴム製品、海運業、水産・農林業、鉄鋼、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、積水ハウス<1928>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ルネサス<6723>、ニデック<6594>、フジクラ<5803>、三菱電<6503>、ディスコ<6146>、古河電工<5801>、レーザーテック<6920>などが下落。他方、サイバー<4751>、ブリヂストン<5108>、日産自<7201>、DeNA<2432>、カプコン<9697>、日立<6501>、フジHD<4676>、IHI<7013>、キヤノン<7751>、三菱重<7011>、信越化<4063>、武田薬<4502>、サンリオ<8136>などが上昇している。
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2025/01/30 09:39
寄り付き概況
日経平均は256円高でスタート、住友電工やソニーGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39273.80;+256.93TOPIX;2767.76;+10.86[寄り付き概況] 29日の日経平均は256.93円高の39273.80円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は136.77ドル高の44850.35ドル、ナスダックは391.76ポイント高の19733.59で取引を終了した。中国のディープシークが発表した格安で高性能な人工知能(AI)モデルへの脅威を受けた売りが行き過ぎとの見方にハイテクが買い戻され、寄り付き後、上昇。消費者信頼感指数が予想外に悪化したため相場は一時下落に転じる局面もあったが、ハイテクの買戻しが続き相場全体の上昇をけん引した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。米株式市場で一昨日に3%を超す下げとなったナスダック総合指数が昨日は2%強の反発となるなど、米市場の主要株価指数が堅調だったことが東京市場の支えとなった。また、日経平均は昨日までの3日続落で900円を超す下げとなったことから、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかった。さらに、ここから発表が本格化する国内3月決算企業の第3四半期決算や海外主要企業の24年10-12月期決算に対する期待感から、好決算・好業績銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となった。一方、米国で今晩、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、非鉄金属、電気機器、サービス業、石油石炭製品、証券商品先物などが値上がり率上位、海運業、空運業、陸運業、水産・農林業、倉庫運輸関連などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、住友電工<5802>、古河電工<5801>、ルネサス<6723>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、IHI<7013>、サンリオ<8136>、三菱重<7011>、楽天グループ<4755>、日立<6501>、フジクラ<5803>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などが上昇。他方、郵船<9101>、りそなHD<8308>、フジHD<4676>、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、武田薬<4502>、東京海上<8766>、商船三井<9104>などが下落している。
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2025/01/29 09:30
寄り付き概況
日経平均は165円安でスタート、ディスコや三菱重などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39400.02;-165.78TOPIX;2750.50;-7.57[寄り付き概況] 28日の日経平均は165.78円安の39400.02円と3日続落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は高安まちまち。ダウ平均は289.33ドル高の44713.58ドル、ナスダックは612.46ポイント安の19341.84で取引を終了した。中国の格安な人工知能(AI)モデルへの脅威を背景とした世界的なハイテク株売りにおされ、寄り付き後、下落。半導体のエヌビディアなどの急落がけん引し、ナスダックは大幅続落した。一方、一部主要企業の好決算が支援したほか、12月新築住宅販売が予想以上に増加するなど良好な経済指標を受け景気への楽観的な見通しにダウは上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3.07%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が9.15%下落と大きく下げてたことが東京市場でハイテク株やAI関連株、半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=154円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が反発したことが東京市場で株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で株価を支える要因となった。さらに、今週から本格化する内外四半期決算への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は韓国、上海市場などが休場、香港市場が短縮取引となる。 セクター別では、非鉄金属、電気・ガス業、鉱業、電気機器、証券商品先物などが値下がり率上位、空運業、医薬品、銀行業、不動産業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、古河電工<5801>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、NTTデータ<9613>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、IHI<7013>、住友電工<5802>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、キオクシアHD<285A>などが下落。他方、日立建<6305>、三井不<8801>、ニトリHD<9843>、OLC<4661>、霞ヶ関キャピタル<3498>、良品計画<7453>、KDDI<9433>、DeNA<2432>、任天堂<7974>、SMC<6273>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、第一三共<4568>、フジHD<4676>などが上昇している。
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2025/01/28 09:39
寄り付き概況
日経平均は195円高でスタート、三菱UFJやファーストリテなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40127.74;+195.76TOPIX;2771.43;+20.39[寄り付き概況] 1月27日の日経平均は前営業日比195.76円高の40127.74円と反発でスタート。24日の米国市場でダウ平均は140.82ドル安の44424.25ドル、ナスダックは99.38ポイント安の19954.30で取引を終了。まちまちで寄り付いたのち、ボーイング(BA)の下落が相場を圧迫し下落に転じた。1月サービス業PMIに加えて、1月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回り、低調な成長を警戒した売りに加え、主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感も更なる重しとなり、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物は大阪比540円高の40480円。本日の日経平均は買いが先行。前週末は、最終的には植田日銀総裁の会見内容を見極めたいなかで持ち高調整の動きが出ていたことから、改めて仕切り直しとなっているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三菱重<7011>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、KDDI<9433>などが上昇している反面、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などが下落。業種別では、銀行、ゴム製品、証券商品先物などが上昇率上位で推移。
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2025/01/27 09:35
寄り付き概況
日経平均は101円高でスタート、OLCやNTTデータなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40060.49;+101.62TOPIX;2757.46;+5.72[寄り付き概況] 24日の日経平均は101.62円高の40060.49円と5日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は408.34ドル高の44565.07ドル、ナスダックは44.34ポイント高の20053.68で取引を終了した。雇用関連指標が弱く、さらに半導体需要の低迷懸念浮上でハイテクが重しとなり、寄り付き後、軟調。その後、トランプ大統領がダボス会議での演説で、国内で史上最大の減税や規制緩和の計画を再表明したほか、金利の引き下げや原油価格の下落を要請するとの発言を受け、ダウは上昇に転じ終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックは終日軟調に推移もプラスに転じ、終了。S&P500種指数は過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、来週から発表が本格化する国内3月決算企業の第3四半期決算への期待感も株価を支える要因となった。一方、日経平均は昨日までの4日続伸で1500円を超す上げとなっていることから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、昨日の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表や植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された24年12月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%上昇だった。 セクター別では、海運業、サービス業、食料品、証券商品先物、情報・通信業などが値上がり率上位、輸送用機器、ゴム製品、銀行業、電気機器、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、OLC<4661>、DeNA<2432>、シマノ<7309>、NTTデータ<9613>、任天堂<7974>、ファナック<6954>、フジHD<4676>、郵船<9101>、武田薬<4502>、川崎重<7012>、商船三井<9104>、積水ハウス<1928>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、三菱自<7211>、アシックス<7936>、ルネサス<6723>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、INPEX<1605>などが下落している。
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2025/01/24 09:45
寄り付き概況
日経平均は163円高でスタート、三菱重やディスコなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39810.06;+163.81TOPIX;2743.43;+6.24[寄り付き概況] 23日の日経平均は163.81円高の39810.06円と4日続伸して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は130.92ドル高の44156.73ドル、ナスダックは252.56ポイント高の20009.34で取引を終了した。トランプ政権による大規模人工知能(AI)インフラ投資発表を受け、半導体セクターの上昇が主導し寄り付き後、上昇。強いハイテクに加え、主要企業の好決算を好感した買いが相場を一段と押し上げ終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=156円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことも東京市場の安心感となった。さらに、昨日の日経平均が39200円台に位置する25日移動平均線を終日上回って推移したことから、相場は上昇傾向にあるとの指摘もあった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で1200円近く上昇していることから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、今日と明日に開かれる日銀金融政策決定会合の結果を確認したいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の貿易収支は1309億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は625億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12-18日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は661億円だった。 セクター別では、保険業、電気機器、パルプ・紙、機械、情報・通信業などが値上がり率上位、電気・ガス業、医薬品、空運業、食料品、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、住友電工<5802>、東エレク<8035>、日立<6501>、ディスコ<6146>、TOWA<6315>、スクリーンHD<7735>、キーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、楽天グループ<4755>、第一三共<4568>、信越化<4063>、トヨタ<7203>、フジHD<4676>、アステラス薬<4503>、東電力HD<9501>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、NTT<9432>、みずほ<8411>、スズキ<7269>などが下落している。
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2025/01/23 09:37
寄り付き概況
日経平均は327円高でスタート、ソフトバンクGや古河電工などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39355.22;+327.24TOPIX;2733.91;+20.41[寄り付き概況] 22日の日経平均は327.24円高の39355.22円と3日続伸して取引を開始した。前日21日の米株式市場はトランプ政権の関税措置が警戒された程、強化されないとの期待に寄り付き後、上昇。ソフトバンクGなど民間企業3社による大規模な人工知能(AI)インフラ投資の報道なども好感材料となり、一段高となった。金利の低下や半導体エヌビディア(NVDA)、検索グーグル運営のアルファベット(GOOG)の上昇でナスダックも上昇。相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ、上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=155円60銭台と円相場が引き続き落ち着いた動きとなっていることや、海外市場で米長期金利が安定して推移していることも東京市場で安心感となった。さらに、トランプ米大統領が、ソフトバンクG<9984>や米オープンAIなどによる米国の人工知能(AI)開発事業への巨額投資を発表したことも関連株の株価支援要因となった。一方、米トランプ新政権の政策の不透明感が払しょくできないことに加え、23-24日には日銀金融政策決定会合を控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、サービス業、電気機器、証券商品先物、精密機器、その他製品などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉄鋼、鉱業、水産・農林業、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG、古河電工<5801>、テルモ<4543>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、野村<8604>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>、フジHD<4676>、丹青社<9743>、東エレク<8035>などが上昇。他方、INPEX<1605>、東京海上<8766>、商船三井<9104>、荏原製<6361>などが下落している。
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2025/01/22 09:48
寄り付き概況
日経平均は261円高でスタート、マツダや第一三共などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39163.53;+261.03TOPIX;2728.09;+16.82[寄り付き概況] 21日の日経平均は261.03円高の39163.53円と続伸して取引を開始した。前日20日の米株式市場はキング牧師誕生日の祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.18%高、が0.42%高、仏CAC40が0.31%高。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州で主要株価指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、トランプ米新政権の発足日に署名する大統領令に新たな関税の導入は盛り込まない見通しと伝えられたことも株価支援要因となった。さらに、ここから発表が本格化する海外企業の10-12月期決算や、国内3月決算企業の第3四半期決算への期待感も株価支援要因となった。一方、トランプ米新政権の政策に対する警戒感が引き続き株価の重しとなった。また、23-24日に日銀金融政策決定会合を控え、結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、非鉄金属、倉庫運輸関連、医薬品、金属製品などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉱業、保険業、証券商品先物、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、マツダ<7261>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、フジHD<4676>、IHI<7013>、日産自<7201>、霞ヶ関キャピタル<3498>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、ルネサス<6723>、DeNA<2432>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、INPEX<1605>、東京海上<8766>、キーエンス<6861>、三井住友<8316>、三菱商<8058>、伊藤忠<8001>、NTT<9432>、川崎重<7012>などが下落している。
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2025/01/21 09:37
寄り付き概況
日経平均は220円高でスタート、ディスコや三菱UFJなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38671.77;+220.31TOPIX;2695.34;+15.92[寄り付き概況] 1月20日の日経平均は前営業日比220.31円高の38671.77円と反発でスタート。17日の米国市場でダウ平均は334.70ドル高の43487.83ドル、ナスダックは291.91ポイント高の19630.20で取引を終了。国際通貨基金(IMF)による2025年世界、国内経済成長見通し引き上げに加え、予想を上回った12月住宅着工件数や鉱工業生産を受け景気に楽観的な見方が広がり、寄り付き後上昇。次期政権の規制緩和などビジネスや景気支援策を期待する買いが相場をさらに押し上げた。長期金利の低下でハイテクも強く、相場は終日堅調に推移。シカゴ日経225先物は大阪比325円高の38795円。米株高の流れを受けて、本日の日経平均は買いが先行。11月コア機械受注が前月比+3.4%で市場予想の-0.8%を上回ったことも追い風となり、寄り付き後も上げ幅を広げている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。業種別では、その他製品、ゴム製品、輸送用機器などが上昇率上位で推移。
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2025/01/20 09:25
寄り付き概況
日経平均は118円安でスタート、任天堂や川崎重などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38454.10;-118.50TOPIX;2680.60;-7.71[寄り付き概況] 17日の日経平均は118.50円安の38454.10円と反落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は反落。ダウ平均は68.42ドル安の43153.13ドル、ナスダックは172.94ポイント安の19338.29で取引を終了した。前日の大幅な上昇後、様子見気配に寄り付き後、まちまち。その後、管理医療会社のユナイテッド・ヘルス・グループ(UNH)の下落が重しとなったほか、小売売上高や週次失業保険申請件数を受け景気減速懸念に売りに転じた。金利の低下にもかかわらずハイテクも売られ、相場は終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=155円40銭台と、昨日15時30分頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を抑える要因となった。さらに、来週は20日にトランプ次期米大統領就任式、23-24日に日銀金融政策決定会合などのイベントが控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら3日続伸となったことが東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5-11日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は3133億円だった。今日は日本時間11時に、10-12月期の中国国内総生産(GDP)、12月の中国工業生産高、12月の中国小売売上高、12月の中国固定資産投資などが発表される。 セクター別では、その他製品、鉱業、保険業、繊維製品、銀行業などが値下がり率上位、電気・ガス業、パルプ・紙、水産・農林業、石油石炭製品、鉄鋼などが値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、任天堂<7974>、SHIFT<3697>、川崎重<7012>、みずほ<8411>、三菱重<7011>、古河電工<5801>、IHI<7013>、東京海上<8766>、INPEX<1605>、キヤノン<7751>、信越化<4063>、三井住友<8316>、リクルートHD<6098>、三井物<8031>などが下落。他方、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、DeNA<2432>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、7&iHD<3382>、ニトリHD<9843>などが上昇している。
<CS>
2025/01/17 09:39
寄り付き概況
日経平均は288円高でスタート、ニトリHDや第一生命HDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38732.65;+288.07TOPIX;2704.40;+13.59[寄り付き概況] 16日の日経平均は288.07円高の38732.65円と6日ぶり反発して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は703.27ドル高の43221.55ドル、ナスダックは466.84ポイント高の19511.23で取引を終了した。寄り付き前に発表された主要銀行の強い決算を好感した買いや、12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し年内の利下げ期待が広がり、買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。長期金利の低下でハイテクも買い戻され、株式相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ、イスラエルとハマスが停戦で合意との報道で中東情勢の改善期待を受けた買いも強まり、一段高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの5日続落で1600円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、外為市場で1ドル=156円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日銀が来週23-24日の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測が意識され、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の国内企業物価指数は、前年同月比3.8%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.7%上昇だった。 セクター別では、サービス業、証券商品先物、保険業、その他製品、ガラス土石製品などが値上がり率上位、海運業、空運業、輸送用機器、パルプ・紙、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>、第一生命HD<8750>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、ベイカレント<6532>、SMC<6273>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、楽天グループ<4755>、サンリオ<8136>、東京海上<8766>などが上昇。他方、マネーフォワード<3994>、日産自<7201>、キオクシアHD<285A>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、サッポロHD<2501>、郵船<9101>、ソニーG<6758>、川崎重<7012>、霞ヶ関キャピタル<3498>、レーザーテック<6920>などが下落している。
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2025/01/16 09:44
寄り付き概況
日経平均は247円高でスタート、キーエンスや任天堂などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38721.61;+247.31TOPIX;2701.52;+18.94[寄り付き概況] 15日の日経平均は247.31円高の38,721.61円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は221.16ドル高の42,518.28ドル、ナスダックは43.71ポイント安の19,044.39で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り利下げ期待を受けた買いが再燃し寄り付き後、上昇。その後、銀行決算や消費者物価指数(CPI)発表控えた警戒感に伸び悩んだ。金利の上昇やバイデン政権による中国へのAI(人工知能)半導体の輸出制限でエヌビディアなど半導体の下落が重しとなり、相場は一時下落に転じた。トランプ次期政権の関税などの政策不透明感も売り圧力となり相場全体の重しとなった。神経質な展開の中、終盤にかけてダウは再び上昇し上げ幅を拡大、ナスダックは下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日ぶりに反発したことが東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日までの4日続落で1600円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が5日続落となったことが、東京市場でハイテク株などの株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が高止まっていることや、今晩に12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることも東京市場で買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。銀行業、保険業、その他製品、不動産業、輸送用機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キーエンス<6861>、野村マイクロ<6254>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、第一生命HD<8750>、みずほ<8411>、IHI<7013>、アステラス薬<4503>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、SOMPO<8630>、イオン<8267>、三井不<8801>などが上昇。他方、SUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>、NTT<9432>、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、中外薬<4519>などが下落している。
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2025/01/15 09:27
寄り付き概況
日経平均は179円安でスタート、アドバンテストや安川電などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39010.96;-179.44TOPIX;2712.02;-2.10[寄り付き概況] 14日の日経平均は179.44円安の39010.96円と4日続落して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末10日の米国株式市場で、ダウ平均は696.75ドル安、ナスダックは317.25p安。12月の雇用統計が予想外に改善を示したため利下げ期待後退で長期金利が上昇し株価の重しとなった。昨日13日のダウ平均は358.67ドル高、ナスダックは73.53pt安。利下げ期待の後退が株価の重しとなる一方、原油高に連れたエネルギーセクターの上昇やヘルスケアセクターの上昇が相場を支えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でもナスダック総合指数2日間合計で2.01%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.76%下落と、ダウ平均(0.79%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことを受け、株価の割高感が意識された。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が反発したことが東京市場で安心感となった。また、2月決算企業の第3四半期決算発表が今日まで続くことから、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は3兆3525億円の黒字。前年同月に比べ1兆1822億円黒字幅が拡大した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆6923億円の黒字だった。 セクター別では、空運業、小売業、非鉄金属、精密機器、機械などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、海運業、繊維製品、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、安川電<6506>、野村マイクロ<6254>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、古河電工<5801>、サンリオ<8136>、日産自<7201>、7&iHD<3382>、フジクラ<5803>、三菱重<7011>、イオン<8267>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などが下落。他方、良品計画<7453>、INPEX<1605>、ファナック<6954>、IHI<7013>、伊藤忠<8001>、トヨタ<7203>、スクリーンHD<7735>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、川崎重<7012>、みずほ<8411>、キオクシアHD<285A>、NTT<9432>などが上昇している。
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2025/01/14 09:41
寄り付き概況
日経平均は54円安でスタート、ファーストリテや中外薬などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39550.25;-54.84TOPIX;2730.73;-5.19[寄り付き概況] 10日の日経平均は54.84円安の39550.25円と3日続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場はカーター元米大統領の追悼の日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.83%高、独DAXが0.06%安、仏CAC40が0.51%高。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で、また、欧州の主要株価指数が高安まちまちとなり手掛かり材料となりにくい中、東京市場が明日から3連休となることに加え、米国で今晩、12月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いは総じて限定的だった。一方、2月決算企業の第3四半期決算発表が来週初まで続くこともあり、好決算・好業績銘柄への物色意欲が継続し、株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が39300円台で下げ止まる動きとなったことから、昨日段階で39300円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された24年11月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.4%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.8%減だった。今日は株価指数先物オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で39343.19円だった。 セクター別では、海運業、銀行業、小売業、繊維製品、その他製品などが値下がり率上位、空運業、卸売業、鉱業、陸運業、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、日立<6501>、ディスコ<6146>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、スズキ<7269>、三菱UFJ<8306>、第一三共<4568>、郵船<9101>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、大塚HD<4578>、7&iHD<3382>などが下落。他方、SMC<6273>、キーエンス<6861>、NTTデータ<9613>、アドバンテスト<6857>、デンソー<6902>、バンナムHD<7832>、テルモ<4543>、日東電<6988>、フジクラ<5803>、伊藤忠<8001>、HOYA<7741>、三菱商<8058>、東エレク<8035>などが上昇している。
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2025/01/10 09:34
寄り付き概況
日経平均は92円安でスタート、日産自やキーエンスなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39888.91;-92.15TOPIX;2763.04;-6.96[寄り付き概況] 9日の日経平均は92.15円安の39888.91円と続落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は106.84ドル高の42635.20ドル、ナスダックは10.80ポイント安の19478.88で取引を終了した。雇用関連指標の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後、横ばい。9日がカーター元大統領の服喪の日で株式市場休場となるほか、今週末に控えている雇用統計発表待ちの調整売りが先行。さらに、長期金利の上昇が株価の重しとなった。一方、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)で堅調な成長が続くとの参加者の見通しが示され、相場は下げ止まり、終盤にかけダウ平均はプラス圏を回復、ナスダックは小幅下落と主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちで手掛かり材料となりにくい中、海外市場で米長期金利が高止まりで推移したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で明日は12月の米雇用統計と、米雇用・労働関連指標の発表が続くほか、週末は東京市場の株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=158円10銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、2月決算企業の第3四半期決算発表が増えており、好決算・好業績への期待感が株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は24年12月22-28日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は5627億円だった。24年12月29日-25年1月4日には2週ぶりに売り越した。売越額は740億円だった。 セクター別では、海運業、鉄鋼、空運業、輸送用機器、精密機器などが値下がり率上位、その他製品、サービス業、繊維製品、食料品、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、日産自<7201>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、川崎船<9107>、ホンダ<7267>、三井物<8031>、第一三共<4568>、郵船<9101>、東エレク<8035>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、トヨタ<7203>などが下落。他方、キオクシアHD<285A>、サンリオ<8136>、アシックス<7936>、野村マイクロ<6254>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、リクルートHD<6098>、IHI<7013>、任天堂<7974>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>などが上昇している。
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2025/01/09 09:46
寄り付き概況
日経平均は203円安でスタート、東京海上やルネサスなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39879.36;-203.94TOPIX;2775.66;-10.91[寄り付き概況] 8日の日経平均は203.94円安の39879.36円と反落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は下落。ダウ平均は178.20ドル安の42528.36ドル、ナスダックは375.30ポイント安の19489.68で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。その後、同社株が下落に転じ相場の重しとなったほか、JOLT求人件数やISM非製造業景況指数が予想を上回ったため利下げペース鈍化観測に長期金利上昇に連れ、下落に転じた。相場は終日軟調に推移し、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことが株価を抑える要因となった。さらに、米国で今晩、12月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、週末10日は12月の米雇用統計と、米雇用・労働関連指標の発表が相次ぐほか、週末は東京市場の株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の日経平均が節目として意識される40000円を上回ったことから、株価の先高観が強まった。また、来週初にかけて発表が本格化する2月決算企業の第3四半期決算に期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、保険業、その他金融業、電気機器、建設業、ゴム製品などが値下がり率上位、鉄鋼、海運業、繊維製品、石油石炭製品、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、ルネサス<6723>、NEC<6701>、オリックス<8591>、SOMPO<8630>、ソニーG<6758>、MS&AD<8725>、SMC<6273>、ファーストリテ<9983>、日立<6501>、イオン<8267>、日産自<7201>などが下落。他方、野村マイクロ<6254>、キオクシアHD<285A>、みずほ<8411>、日本製鉄<5401>、三井住友<8316>、商船三井<9104>、リクルートHD<6098>、京セラ<6971>、川崎重<7012>、三菱UFJ<8306>、武田薬<4502>、富士通ゼ<6755>などが上昇している。
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2025/01/08 09:40
寄り付き概況
日経平均は277円高でスタート、ディスコやキオクシアHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39584.36;+277.31TOPIX;2770.14;+13.76[寄り付き概況] 7日の日経平均は277.31円高の39584.36円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は25.57ドル安の42706.56ドル、ナスダックは243.30ポイント高の19864.98で取引を終了した。トランプ次期政権の一律関税を巡り範囲限定案が浮上したとの報道を受け、安心感から買われ、寄り付き後、大幅高。半導体セクターも買われ、相場を一段と押し上げた。その後、トランプ氏が関税の限定案報道を否定したため、警戒感が再燃し、上げ幅を縮小。ダウは下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.24%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.84%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、日経平均は昨年大納会と昨日大発会の2日続落で1000円近く下げたことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、日経平均は39100円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で一時400ドル近く上昇したダウ平均が下落して取引を終えたことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が高止まりしていることも東京市場の株価を抑える要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、サービス業、銀行業、電気機器、機械、精密機器などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、不動産業、パルプ・紙、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、キオクシアHD<285A>、リクルートHD<6098>、新光電工<6967>、日産自<7201>、霞ヶ関キャピタル<3498>、HOYA<7741>、サンリオ<8136>などが上昇。他方、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、信越化<4063>、日本製鉄<5401>、三菱商<8058>、牧野フライス<6135>、JT<2914>、伊藤忠<8001>、東京海上<8766>などが下落している。
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2025/01/07 09:48
寄り付き概況
日経平均は50円高でスタート、三菱重やソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39945.42;+50.88TOPIX;2792.10;+7.18[寄り付き概況] 1月6日大発会の日経平均は前営業日比50.88円高の39945.42円と反発でスタート。3日の米国市場でダウ平均は339.86ドル高の42732.13ドル、ナスダックは340.89ポイント高の19621.68で取引を終了。値ごろ感からの買いに加え、12月ISM製造業景況指数が予想以上に上昇したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が今年の経済成長を楽観視していることを明らかにしたことも相場を後押しし、上昇した。また、下院議長選で、現職のジョンソン氏が再選し、政治混乱回避で安心感が広がり、終盤にかけ上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物は大阪比395円安の39595円。本日の日経平均は、やや買いが先行。エヌビディアが強い値動きをみせていたこともあり、ハイテク株中心にやや安心感に繋がっているようだ。ただし、小高い水準での動きにとどまっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、日立<6501>、牧野フライス<6135>などが上昇。一方、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>などが下落。業種別では、鉱業、石油石炭、非鉄金属などが上昇率上位で推移。
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2025/01/06 09:35
寄り付き概況
日経平均は44円高でスタート、ディスコや三菱重などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40325.78;+44.62TOPIX;2809.93;+8.25[寄り付き概況] 12月30日の日経平均は前週末比44.62円高の40325.78円と4営業日続伸でスタート。27日の米国市場でダウ平均は333.59ドル安の42992.21ドル、ナスダックは298.33ポイント安の19722.03で取引を終了。年末に向けた利益確定売りで寄り付き後、下落。年末年始の祝日を控え、参加者が限定的となる中、中国の指標が冴えず、さらにドイツや韓国などの政局不安も一部投資家心理に影響を与えたと見られ、続落した。新年度のリバランスに向け、特にハイテクが売られ、終日軟調に推移。終盤にかけ、下げ幅を縮小し終了した。シカゴ日経225先物は大阪比100円安の40130円。やや買いが先行したものの、想定通り前週末の大幅な上昇の反動の形で、利益確定の売りが出ているとみられ、早い段階でマイナス圏に転じている。一方、実質2025年相場入りとなるなか、押し目買い意欲は強いとみられ、底堅さも意識されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、日産自動車<7201>などが下落。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが上昇。業種別では、海運、銀行、保険などが上昇率上位で推移。
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2024/12/30 09:44
寄り付き概況
日経平均は104円高でスタート、DeNAや三井E&Sなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39672.15;+104.09TOPIX;2775.87;+9.09[寄り付き概況] 27日の日経平均は104.09円高の39672.15円と3日続伸して取引を開始した。前日26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は28.77ドル高の43325.80ドル、ナスダックは10.77ポイント安の20020.36で取引を終了した。失業保険申請件数の予想外の減少で、長期金利上昇を嫌気した売りに、寄り付き後、下落。クリスマス祝日明けで動意乏しい中、年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いが根強く下値を支えた。その後、失業保険継続受給者数が3年来の高水準に達したことや7年債入札の強い結果を材料に金利が低下に転じると、終盤にかけて買いが強まり、ダウはかろうじてプラス圏を回復。ナスダックは買いが続かず、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなり、手掛かり材料に乏しい中、昨日の米国市場の午後の時間帯に米長期金利の上昇が一服したことが東京市場で安心感となった。また、外為市場で1ドル=157円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で500円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、年末で市場参加者が減っていることもあり積極的な買いは限定的となっているが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。同じく取引開始前に発表された11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.25倍だった。 セクター別では、空運業、輸送用機器、医薬品、銀行業、電気・ガス業などが値上がり率上位、鉱業、ゴム製品、海運業、ガラス土石製品、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、DeNA<2432>、ビジョン<9416>、さくら<3778>、ソシオネクスト<6526>、三井E&S<7003>、SHIFT<3697>、楽天グループ<4755>、ニトリHD<9843>、ルネサス<6723>、トヨタ<7203>、パンパシHD<7532>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、ヤマハ発<7272>、キヤノン<7751>、INPEX<1605>、JT<2914>、ヒューリック<3003>、ブリヂストン<5108>、日産自<7201>、郵船<9101>、サンリオ<8136>、IHI<7013>、アシックス<7936>などが下落している。
<CS>
2024/12/27 09:36
寄り付き概況
日経平均は1円安でスタート、三菱重や楽天グループなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39129.31;-1.12TOPIX;2735.80;+1.94[寄り付き概況] 26日の日経平均は1.12円安の39129.31円と反落して取引を開始した。前日25日の米株式市場はクリスマスの祝日で休場。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の欧米主要株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、外為市場で1ドル=157円10銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で安心感となった。また、今日は12月期決算企業の期末配当の権利付き最終売買日にあたり、配当取りや株主優待目的の買いに期待する向きがあった。一方、海外投資家中心に引き続き休暇中の市場関係者も多く、積極的な買いは限定的で、寄付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月15-21日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は1兆226億円だった。今日は、フォルシア<304A>、visumo<303A>、GVA TECH<298A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、非鉄金属、医薬品、銀行業、機械、金属製品などが値下がり率上位、輸送用機器、海運業、鉄鋼、石油石炭製品、陸運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、楽天グループ<4755>、川崎重<7012>、7&iHD<3382>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、キオクシアHD<285A>、新光電工<6967>などが下落。他方、積水化<4204>、Jフロント<3086>、トヨタ<7203>、サンリオ<8136>、パンパシHD<7532>、日産自<7201>、OLC<4661>、川崎船<9107>、ダイキン<6367>、ホンダ<7267>、ニデック<6594>、コーセー<4922>、日本製鉄<5401>などが上昇している。
<CS>
2024/12/26 09:56