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寄り付き概況 日経平均は511円高でスタート、SUMCOや三菱電などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;42343.72;+511.73TOPIX;2939.41;+30.21[寄り付き概況] 11日の日経平均は511.73円高の42343.72円と3日続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は429.39ドル高の39721.36ドル、ナスダックは218.16ポイント高の18647.45で取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の上院での議会証言を受けた利下げ期待に、寄り付き後、上昇。議長が下院での証言でも時期を明確化しなかったものの、利下げの条件が整いつつあることを示唆したため相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックはアップルやエヌビディアの上昇も支援し、7日連続で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって1%を超す上げとなり、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.4%上昇と大幅高となったことが、東京市場で主力株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=161円50銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高水準で安定して推移していることが株式市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日まで続伸し、2日間の上げが1000円を超えたことから短期的な高値警戒感が強まり、利益確定売りが出やすかった。また、米国で今晩、6月の米消費者物価指数(CPI)、明晩に6月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比3.2%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.9%増だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月30日-7月6日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は6037億円だった。 セクター別では、電気機器、精密機器、非鉄金属、ゴム製品、パルプ・紙などが値上がり率上位、空運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、SUMCO<3436>、三菱電<6503>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、三菱自<7211>、デンソー<6902>、KOKUSAI<6525>などが上昇。他方、メルカリ<4385>、富士フイルム<4901>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>などが下落している。 <CS> 2024/07/11 09:59 寄り付き概況 日経平均は135円安でスタート、レーザーテックやダイキンなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41444.33;-135.84TOPIX;2891.67;-3.88[寄り付き概況] 10日の日経平均は135.84円安の41444.33円と反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は52.82ドル安の39291.97ドル、ナスダックは25.55ポイント高の18429.29で取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。議長が証言で最近のデータで経済や労働市場の減速が見られると言及したため警戒感からダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクの買いが継続し、底堅く推移し6日連続で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が800円近い上昇となったことから短期的な過熱感が意識され、買い手控え要因となった。さらに、今週は11日に6月の米消費者物価指数(CPI)、12日に6月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして上値追いに慎重な向きもあった。一方、昨日のダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や機関投資家が運用指標とするS&P500などが小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で円相場が引き続き円安・ドル高水準で安定的に推移していることが東京市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の国内企業物価指数は、前年同月比2.9%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.9%上昇だった。今日は、6月の中国消費者物価指数(CPI)、6月の中国工業生産者出荷価格指数(PPI)が発表される。 セクター別では、パルプ・紙、機械、繊維製品、ゴム製品、電気機器などが値下がり率上位、サービス業、保険業、海運業、銀行業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、TOWA<6315>、ダイキン<6367>、日産自<7201>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、楽天グループ<4755>、日立<6501>、TDK<6762>、三菱電<6503>、メルカリ<4385>などが下落。他方、リクルートHD<6098>、三越伊勢丹<3099>、スズキ<7269>、東京海上<8766>、三菱UFJ<8306>、OLC<4661>、日本郵政<6178>、ローツェ<6323>、郵船<9101>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>などが上昇している。 <CS> 2024/07/10 09:46 寄り付き概況 日経平均は172円高でスタート、フジクラや日立などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40953.41;+172.71TOPIX;2872.64;+5.03[寄り付き概況] 9日の日経平均は172.71円高の40953.41円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.08ドル安の39,344.79ドル、ナスダックは50.98ポイント高の18,403.74で取引を終了した。早期の利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、今週予定されている重要インフレ指標やパウエルFRB議長証言を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックはエヌビディアなどの半導体が支援し、終日堅調に推移し5日連続で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が小幅ながら上昇し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%近い上昇となったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が弱含みの動きだったことも、東京市場の安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は今日と明日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されているほか、11日に6月の米消費者物価指数(CPI)、12日に6月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、保険業、石油石炭製品、金属製品、電気機器、非鉄金属などが値上がり率上位、海運業、鉱業、ゴム製品、輸送用機器、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、フジクラ<5803>、レゾナックHD<4004>、KOKUSAI<6525>、日立<6501>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、ローツェ<6323>、東エレク<8035>、ネクソン<3659>、TOWA<6315>、アイシン<7259>、キヤノン<7751>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、三菱重<7011>、川崎船<9107>、郵船<9101>、トヨタ<7203>、ブリヂストン<5108>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、ソシオネクスト<6526>、KDDI<9433>、三井住友<8316>、第一三共<4568>などが下落している。 <CS> 2024/07/09 09:33 寄り付き概況 日経平均は49円安でスタート、三菱重やレーザーテックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40863.14;-49.23TOPIX;2877.86;-6.32[寄り付き概況] 7月8日の日経平均は前週末比49.23円安の40863.14円と小幅続落でスタート。5日の米国市場でダウ平均は67.87ドル高の39375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高の18352.76で取引を終了。6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテク株の上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の41035円。本日の日経平均はやや売り優勢でスタート。ただし、寄り付き後は小幅ながらプラスに転じる場面も見られるなど、朝方は方向感に欠ける動き。本日は需給要因もあって積極的な売買は手控えられやすいとの声が市場関係者からは聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、ソニーG<6758>、三井住友<8316>、信越化<4063>などが小幅に上昇。一方、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、日立<6501>、安川電機<6506>などが小幅に下落。業種別では、医薬品、情報通信、倉庫運輸などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/07/08 09:33 寄り付き概況 日経平均は95円高でスタート、KOKUSAIやメルカリなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;41009.36;+95.71TOPIX;2900.18;+1.71[寄り付き概況] 5日の日経平均は95.71円高の41009.36円と6日続伸して取引を開始した。前日4日の米市場は独立記念日の祝日で休場。欧州は英FTSETM100が0.86%上昇、独DAXが0.41%上昇、仏CAC40が0.83%上昇。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州の主要株式指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、東証株価指数(TOPIX)がバブル期の高値を更新し史上最高値となったことから、日本株の先高観がさらに強まったとの見方もあった。一方、日経平均は昨日までの5日続伸で1500円を超す上昇となっており、短期的な利益確定売りが出やすかった。また、米国で今晩発表される6月の米雇用統計を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.8%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.1%増だった。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、医薬品、不動産業、ゴム製品などが値上がり率上位、海運業、保険業、輸送用機器、鉄鋼、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、KOKUSAI<6525>、ローム<6963>、メルカリ<4385>、ENEOS<5020>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、楽天グループ<4755>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、INPEX<1605>、丸紅<8002>、アステラス薬<4503>、三井物<8031>などが上昇。他方、郵船<9101>、ホンダ<7267>、東京海上<8766>、川崎重<7012>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、ソフトバンクG<9984>、NEC<6701>、キーエンス<6861>、NTT<9432>などが下落している。 <CS> 2024/07/05 09:38 寄り付き概況 日経平均は166円高でスタート、住友鉱や霞ヶ関キャピタルなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40747.59;+166.83TOPIX;2881.10;+8.92[寄り付き概況] 4日の日経平均は166.83円高の40747.59円と5日続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は23.85ドル安の39308.00、ナスダック指数は159.54ポイント高の18188.30で取引を終了した。寄り付きはまちまち。朝方発表された労働関連指標が弱く、長期金利が低下したことが相場を支えた。独立記念日祝日前日の短縮取引で動意が乏しく、加えて取引終了後に6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、5日に6月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が広がる中、ダウ平均はわずかに下落。テスラとエヌビディアの上昇に押し上げられたナスダック指数は堅調に推移し、最高値を更新して取引を終えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は0.88%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.92%上昇と堅調で、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場の安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日ぶりに反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で1200円を超す上げとなり、短期的な利益確定売りが出やすかった。さらに、今晩の米株式市場が休場となり、明日は6月の米雇用統計が発表されることから、米国市場の動向を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月23-29日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は1853億円だった。 セクター別では、ゴム製品、卸売業、電気・ガス業、輸送用機器、不動産業などが値上がり率上位、保険業、石油石炭製品、銀行業、その他製品、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、住友鉱<5713>、ルネサス<6723>、霞ヶ関キャピタル<3498>、太陽誘電<6976>、メルカリ<4385>、東電力HD<9501>、郵船<9101>、ホンダ<7267>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、トヨタ<7203>、ソシオネクスト<6526>、OLC<4661>などが上昇。他方、川崎重<7012>、ニトリHD<9843>、三菱電<6503>、東京海上<8766>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、MS&AD<8725>、ファーストリテ<9983>、日立<6501>などが下落している。 <CS> 2024/07/04 09:32 寄り付き概況 日経平均は151円高でスタート、太陽誘電や三菱重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;40225.83;+151.14TOPIX;2860.99;+4.37[寄り付き概況] 3日の日経平均は151.14円高の40225.83円と4日続伸して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は162.33ドル高の39331.85、ナスダック指数は149.46ポイント高の18028.76で取引を終了した。週末に6月雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた株に利益確定の売りが先行し寄り付きは下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレが再び鈍化傾向にあると指摘したことで長期金利が低下し、相場を支援したほか、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=161円40銭台と、円相場が円安・ドル高水準で安定して推移していることも東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が約3カ月ぶりに節目の4万円を回復して取引を終えたことから、相場は上昇基調にあるとの見方もあった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りが出やすかった。また、今週は、米株式市場が3日が短縮取引、4日は休場になることに加え、週末に予定されている6月の米雇用統計発表まで、米国で複数の雇用・労働関連指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、証券商品先物、機械、その他金融業、ガラス土石製品、化学などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉱業、卸売業、パルプ・紙、保険業、などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、太陽誘電<6976>、村田製<6981>、三菱重<7011>、IHI<7013>、川崎重<7012>、TDK<6762>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>、三菱電<6503>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>などが上昇。他方、スズキ<7269>、INPEX<1605>、メルカリ<4385>、パナHD<6752>、日立<6501>、三井物<8031>、川崎船<9107>、三菱商<8058>、商船三井<9104>、MS&AD<8725>、レーザーテック<6920>などが下落している。 <CS> 2024/07/03 09:26 寄り付き概況 日経平均は87円安でスタート、OLCや三井物などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39543.61;-87.45TOPIX;2827.05;+2.77[寄り付き概況] 2日の日経平均は87.45円安の39543.61円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は反発。ダウ平均は50.66ドル高の39169.52、ナスダック指数は146.70ポイント高の17879.30で取引を終了した。欧州株式市場でフランスの選挙結果を好感した買いが入り、その流れを受けて寄り付きは上昇。6月ISM製造業景気指数が市場予想に反し小幅に低下、3カ月連続での活動縮小となったことで、成長減速懸念から下落に転じた。長期金利の上昇も相場の重しとなり、ダウ平均は前営業日終値近辺で推移。ナスダック指数は根強い人工知能(AI)期待に買われたマイクロソフトなどが支えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことから、株価の相対的な割高感が意識された。また、外為市場で1ドル=161円50銭台と、昨日15時頃からさらに60銭ほど円安・ドル高に振れたことから、為替介入への警戒感が強まり、買い手控え要因となった。さらに、昨日の日経平均が朝高の後に伸び悩み、節目として意識される40000円を上回れなかったことから、短期的な相場の腰は強くないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、欧州政治不安が意識される中、フランス国民議会(下院)選挙の初回投票を受けた昨日の仏CAC40が1%を超す上げとなり、また、英FTSETM100、独DAXも上昇したことも東京市場の安心感となった。さらに、介入警戒感はあるものの、一段の円安・ドル高が輸出企業の収益押し上げ要因となるとの見方が、輸出関連株の株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、PRISMBio<206A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、パルプ・紙、海運業、化学、卸売業、倉庫運輸関連などが値下がり率上位、保険業、鉱業、銀行業、精密機器、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、OLC<4661>、三井物<8031>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、積水ハウス<1928>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、日本製鉄<5401>などが下落。他方、第一三共<4568>、SUBARU<7270>、三菱重<7011>、第一生命HD<8750>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>、MS&AD<8725>、三越伊勢丹<3099>、IHI<7013>、HOYA<7741>、ゆうちょ銀行<7182>、みずほ<8411>などが上昇している。 <CS> 2024/07/02 09:45 寄り付き概況 日経平均は256円高でスタート、ソフトバンクGや川崎汽船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39839.82;+256.74TOPIX;2831.63;+22.00[寄り付き概況] 7月1日の日経平均は前週末比256.74円高の39839.82円と続伸でスタート。6月28日の米国市場でダウ平均は45.20ドル安の39118.86、ナスダック指数は126.08ポイント安の17732.60で取引を終了。寄り付きはまちまち。5月PCE価格指数(コア)の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、FRBによる利下げ観測が強まり相場を支えたが、ダウは決算が失望されたスポーツ用品メーカーのナイキが重しとなり下げて始まった。6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことを受けて上昇。ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じ、主要株式指数は小幅に下落して取引を終えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比170円高の39790円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする形から買い優勢でスタート。今週はやや手掛けにくさが意識される週であるものの、4万円の大台回復が意識されてきているなか、投資家の買い意欲は根強いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱重<7011>、日立<6501>、ソシオネクスト<6526>、NTT<9432>、川崎汽船<9107>、任天堂<7974>、三菱商事<8058>などが上昇。一方、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、保険、海運、不動産などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/07/01 09:26 寄り付き概況 日経平均は251円高でスタート、三菱重やMS&ADなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39593.01;+251.47TOPIX;2809.21;+15.51[寄り付き概況] 28日の日経平均は251.47円高の39593.01円と反発して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は小幅続伸。ダウ平均は36.26ドル高の39164.06、ナスダック指数は53.53ポイント高の17858.68で取引を終了した。寄り付きは下落。マイクロンやウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなど、冴えない企業決算が投資家心理を冷やした。FRBが重視する5月PCE価格指数の発表を控え様子見姿勢が続いているが、マイクロンの見通しが物足りなかったことで人工知能(AI)ブームの持続力に懐疑的な見方が生じ、エヌビディアなど半導体銘柄が売られた。一方、前日に時価総額が2兆ドルに達したアマゾン・ドット・コムやアップルなど大手ハイテク株には買いが続き、相場を支えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、昨日の日経平均が300円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落したことが東京市場で半導体関連株の重しとなった。また、米国で今晩、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされるPCE価格指数が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.0%上昇だった。同じく取引開始前に発表された5月の完全失業率(季節調整値)は2.6%、5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍、5月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.8%上昇だった。今日は、ロゴスホールディングス<205A>が東証グロース上場にした。 セクター別では、保険業、証券商品先物、鉱業、銀行業、その他金融業などが値上がり率上位、電気・ガス業、空運業、その他製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、MS&AD<8725>、川崎重<7012>、IHI<7013>、ソニーG<6758>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、日本郵政<6178>、オリックス<8591>、ソシオネクスト<6526>、東京海上<8766>、コマツ<6301>などが上昇。他方、アシックス<7936>、資生堂<4911>、北海電力<9509>、日立<6501>、ニデック<6594>、NEC<6701>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>などが下落している。 <CS> 2024/06/28 09:42 寄り付き概況 日経平均は232円安でスタート、第一三共やINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39434.47;-232.60TOPIX;2792.73;-10.22[寄り付き概況] 27日の日経平均は232.60円安の39434.47円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は15.64ドル高の39127.80、ナスダック指数は87.50ポイント高の17805.16で取引を終了した。長期金利の上昇が重しとなり、寄り付きは下落。前日FRBの高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。FRBが重視するPCE価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がる中、人工知能(AI)をめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落したことが東京市場の半導体関連株の重しとなった。また、外為市場で1ドル=160円50銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円安・ドル高が進んだことから、為替介入に対する警戒感が強まり、株式市場で買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で円安・ドル高に振れたことが、輸出企業の収益押し上げ要因となるとの見方から株価下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が5月以降の保合い圏を上放れたことから、相場は上昇基調に入ったとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月16-22日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は855億円だった。今日は、豆蔵デジタルホールディングス<202A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、ゴム製品、鉱業、食料品、医薬品、サービス業などが値下がり率上位、海運業、銀行業、倉庫運輸関連、保険業、非鉄金属などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、INPEX<1605>、JT<2914>、ダイキン<6367>、アサヒ<2502>、キヤノン<7751>、ブリヂストン<5108>、リクルートHD<6098>、TOWA<6315>、ファーストリテ<9983>、村田製<6981>、オリックス<8591>、パンパシHD<7532>、小林製薬<4967>などが下落。他方、東京海上<8766>、三井住友<8316>、日立<6501>、郵船<9101>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、カゴメ<2811>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2024/06/27 09:33 寄り付き概況 日経平均は191円高でスタート、アドバンテストや楽天グループなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39364.73;+191.58TOPIX;2794.02;+6.65[寄り付き概況] 26日の日経平均は191.58円高の39364.73円と3日続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.05ドル安の39112.16、ナスダック指数は220.84ポイント高の17717.65で取引を終了した。寄り付きはまちまち。6月消費者信頼感指数の低下を受けた景気の先行きへの警戒感や、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が相次いで利下げに慎重姿勢を見せたことが相場の重しとなった。半導体エヌビディアの反発は投資家心理を支え、半導体や人工知能(AI)銘柄にも買いが入りナスダックは上昇。エヌビディアは直近高値から10%超下落し、調整局面入りとなっていたが、値ごろ感もあったようだ。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)がそろって4日ぶりに反発したことが、東京市場で輸出株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=159円60銭台と、円安・ドル高水準で安定して推移していることも株式市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が6日ぶりに反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き中東の地政学リスクや欧州政治不安、為替介入の可能性などが警戒され、積極的な買いを見送る向きもあった。さらに、日経平均は昨日までの2日間で570円を超す上げとなり、5月以降の保合い圏の上限として意識される39300円近辺に接近していることから、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、医薬品、サービス業、証券商品先物、電気機器、銀行業などが値上がり率上位、鉄鋼、海運業、ゴム製品、空運業、卸売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、アシックス<7936>、楽天グループ<4755>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、NEC<6701>、三井住友<8316>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、物語コーポ<3097>、三菱商<8058>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、日立<6501>、ブリヂストン<5108>、川崎船<9107>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>、東京海上<8766>、村田製<6981>、IHI<7013>などが下落している。 <CS> 2024/06/26 09:56 寄り付き概況 日経平均は29円高でスタート、野村や三井不などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38833.90;+29.25TOPIX;2754.00;+13.81[寄り付き概況] 25日の日経平均は29.25円高の38833.90円と続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は260.88ドル高の39411.21、ナスダック指数は192.54ポイント安の17496.82で取引を終了した。材料が乏しい中、寄り付きはまちまち。銀行やエネルギーなど、景気敏感株や出遅れ感のある銘柄への買いが支えたダウは終日堅調に推移。一方、先週に続きエヌビディアなど半導体銘柄の売りが重しとなったナスダックは下落した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が5日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも市場の安心感につながった。さらに、外為市場で1ドル=159円60銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場の輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3日続落となり、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、中東情勢を巡る地政学リスクや、今月末から7月上旬に実施されるフランス下院選を控え欧州政治不安を意識する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、不動産業、銀行業、保険業などが値上がり率上位、パルプ・紙、情報・通信業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、野村<8604>、IHI<7013>、MS&AD<8725>、日立<6501>、第一三共<4568>、三井不<8801>、しまむら<8227>、住友商<8053>、中外薬<4519>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>などが上昇。他方、ルネサス<6723>、TOWA<6315>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、村田製<6981>、ソシオネクスト<6526>、三井物<8031>、スクリーンHD<7735>などが下落している。 <CS> 2024/06/25 09:33 寄り付き概況 日経平均は99円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38497.42;-99.05TOPIX;2725.50;+0.81[寄り付き概況] 6月24日の日経平均は前週末比99.05円安の38497.42円と続落でスタート。21日の米国市場でダウ平均は15.57ドル高の39150.33、ナスダック指数は32.23ポイント安の17689.36で取引を終了。寄り付きはまちまち。米国株関連オプションの満期日が集中する「トリプルウィッチング」で持ち高調整の売りが出た一方、出遅れ感のある銘柄などへの買いが支えた。ナスダックは前日に続き半導体のエヌビディアやマイクロン・テクノロジーが売られたことが重しとなった。 シカゴ日経平均先物は日中大阪比125円安の38475円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする形から売り優勢でスタート。米国市場の流れを受けて、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の売りがやや目立つ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>などが下落。一方、トヨタ自動車<7203>、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>などが上昇。業種別では、保険、ゴム製品、サービスなどが下落率上位で推移している。 <CS> 2024/06/24 09:36 寄り付き概況 日経平均は24円安でスタート、イビデンやスクリーンHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38608.66;-24.36TOPIX;2734.32;+8.78[寄り付き概況] 21日の日経平均は24.36円安の38608.66円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.90ドル高の39134.76ドル、ナスダックは140.65ポイント安の17721.59で取引を終了した。寄り付きはまちまち。新規失業保険申請件数の減少を受けた金利の上昇が嫌気された一方、住宅着工件数やフィラデルフィア連銀景況指数が経済の減速を示し、FRBの利下げ観測が支えとなった。ナスダックは朝方過去最高値を付けたが、午後に入り軟調に推移。株価指数先物と株価指数オプション、個別株オプションの満期日が重なるトリプルウィッチングを翌日に控え、連日上昇を続けていた半導体エヌビディアを中心に売られた。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したものの、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が8日ぶりに反落し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.6%を超す下げとなったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日段階で38700円台前半に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの上値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=158円90銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された5月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。今日は、MFS<196A>が東証グロースに上場した。 セクター別では全業種が値上がり。保険業、石油石炭製品、海運業、証券商品先物、鉄鋼などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、イビデン<4062>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>などが下落。他方、太陽誘電<6976>、SBI<8473>、キーエンス<6861>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、川崎船<9107>、ENEOS<5020>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、MS&AD<8725>、トヨタ<7203>、ダイキン<6367>などが上昇している。 <CS> 2024/06/21 09:35 寄り付き概況 日経平均は160円安でスタート、東電力HDや三井物などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38410.32;-160.44TOPIX;2718.70;-9.94[寄り付き概況] 20日の日経平均は160.44円安の38410.32円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日19日の米株式市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場。欧州主要株式指数は、独DAXが0.35%安、仏CAC40が0.77%安、英FTSETM100が0.17%高。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場が休場だったほか、欧州主要株価指数が高安まちまちで手掛かり材料に乏しい中、日経平均は昨日段階で38700円台前半に位置する25日線が上値抵抗線として作用するとの見方から、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの指摘があった。また、昨日の日経平均は上昇したものの、朝高の後は伸び悩み一時下げに転じるなど上値が重く、相場の腰の弱さを指摘する向きもあった。一方、外為市場で1ドル=157円90銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月9-15日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は800億円だった。今日はWOLVES HAND<194A>、PostPrime<198A>が東証グロース上場に、タウンズ<197A>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、電気・ガス業、証券商品先物、不動産業、その他製品、卸売業などが値下がり率上位、空運業、サービス業、倉庫運輸関連、医薬品、金属製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、ニデック<6594>、三井物<8031>、三越伊勢丹<3099>、三菱重<7011>、三菱電<6503>、任天堂<7974>、郵船<9101>、資生堂<4911>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、7&iHD<3382>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、デンソー<6902>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>などが上昇している。 <CS> 2024/06/20 09:39 寄り付き概況 日経平均は171円高でスタート、ソフトバンクGや日産自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38653.91;+171.80TOPIX;2726.07;+10.31[寄り付き概況] 19日の日経平均は171.80円高の38653.91円と続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は56.76ドル高の38834.86ドル、ナスダックは5.21ポイント高の17862.23で取引を終了した。小売売上高の結果が利下げを正当化するとの見方に寄り付き後、上昇。同時に、景気への懸念も広がり相場は伸び悩んだ。ハイテクは過去最高値付近からの利益確定売りも目立ったが、長期金利の低下が支援し、相場は終日底堅く推移。ナスダックは7営業日連続で過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.35%上昇したことが、東京市場の半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、外為市場で1ドル=157円80銭台と引き続き円安・ドル高水準で落ち着いた動きとなっていることも市場の安心感となった。 一方、国内に目立った買い材料が見当たらず、積極的な買いを手控える向きがあった。また、フランスなど欧州政治不安が引き続き懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の貿易収支は1兆2213億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆3004億円の赤字だった。今日はライスカレー<195A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、保険業、鉱業、機械、輸送用機器、銀行業などが値上がり率上位、小売業、ゴム製品、食料品が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、三菱自<7211>、ソフトバンクG<9984>、日産自<7201>、アドバンテスト<6857>、JR東<9020>、第一生命HD<8750>、ニデック<6594>、TOWA<6315>、コマツ<6301>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、NEC<6701>などが上昇。 他方、ジョイフル本田<3191>、村田製<6981>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>、武田薬<4502>、三菱商<8058>などが下落している。 <CS> 2024/06/19 09:37 寄り付き概況 日経平均は331円高でスタート、TDKや三菱重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38433.48;+331.04TOPIX;2719.42;+19.41[寄り付き概況] 18日の日経平均は331.04円高の38433.48円と反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は188.94ドル高の38778.10ドル、ナスダックは168.14ポイント高の17857.02で取引を終了した。フランス政局混乱を警戒した動きや連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢を受け、寄り付き後、下落。その後、ソフトランディングを期待した買いに転じ、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、ナスダックは連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で円相場が1ドル=157円60銭台と引き続き円安・ドル高水準で安定して推移していることが安心感となった。さらに、日経平均は昨日、700円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの推移となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、フランスなど欧州政治不安を懸念する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はインテグループ<192A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、保険業、繊維製品、証券商品先物、石油石炭製品、銀行業などが値上がり率上位、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、三菱重<7011>、イビデン<4062>、日本郵政<6178>、楽天グループ<4755>、第一生命HD<8750>、信越化<4063>、アサヒ<2502>、ホンダ<7267>、KOKUSAI<6525>、スクリーンHD<7735>、太陽誘電<6976>、MS&AD<8725>などが上昇。他方、武田薬<4502>、日立<6501>、北海道電力<9509>などが下落している。 <CS> 2024/06/18 09:29 寄り付き概況 日経平均は373円安でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38440.98;-373.58TOPIX;2724.90;-21.71[寄り付き概況] 6月17日の日経平均は前週末比373.58円安の38440.98円と反落でスタート。14日の米国市場でダウ平均は57.94ドル安の38589.16ドル、ナスダックは21.32ポイント高の17688.88で取引を終了。利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだため消費減速への懸念が重しとなり、相場は一段安となった。金利の低下やアドビの好決算を受けた買いで、ナスダックは終盤にかけてプラス圏を回復し5日連続で過去最高値を更新。ダウも下げ幅を縮小するも下げを消せずまちまちで終了した。シカゴ日経225先物は大阪比345円安の38495円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする形から売り優勢でスタート。ナスダックの上昇を受けて、売り一巡後にハイテク株へ押し目買いの動きが広がるかが鍵となりそうだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自動車<7203>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、三菱商事<8058>、アドバンテ<6857>、ソシオネクスト<6526>など主力処は全般下落。業種別では、輸送用機器、不動産、ゴム製品などが下落率上位で推移している。 <CS> 2024/06/17 09:40 寄り付き概況 日経平均は132円安でスタート、東京海上や第一三共などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38587.57;-132.90TOPIX;2716.33;-15.45[寄り付き概況] 14日の日経平均は132.90円安の38587.57円と3日続落して取引を開始した。前日13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は65.11ドル安の38647.10ドル、ナスダックは59.12ポイント高の17667.56で取引を終了した。利下げの行方が不透明で寄り付き後、まちまち。新規失業保険申請件数の増加で景気減速への懸念も浮上し、ダウは大きく下落に転じた。ナスダックは半導体ブロードコムの好決算を受けて同セクターの買いがけん引し、終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新。ダウは終盤にかけ下げ幅を縮小も下落を消せず、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、ダウ平均が一時300ドルを超す下げとなった後に下げ渋って取引を終えたことも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日段階で38700円近辺に位置する25日移動平均線が下値支持線となり、ここからの下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、Chordia Therapeutics<190A>が東証グロースに上場した。今日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で38535.35円だった。 セクター別では、輸送用機器、保険業、鉱業、銀行業、医薬品などが値下がり率上位、石油石炭製品、海運業、電気・ガス業、建設業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、第一三共<4568>、セコム<9735>、アサヒ<2502>、デンソー<6902>、ホンダ<7267>、7&iHD<3382>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、KDDI<9433>、ソニーG<6758>などが下落。他方、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、ダイキン<6367>、ルネサス<6723>、三菱重<7011>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、オリンパス<7733>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などが上昇している。 <CS> 2024/06/14 09:53 寄り付き概況 日経平均は305円高でスタート、TDKや三菱重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39182.06;+305.35TOPIX;2767.85;+11.41[寄り付き概況] 13日の日経平均は305.35円高の39182.06円と反発して取引を開始した。前日12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は35.21ドル安の38712.21ドル、ナスダックは264.89ポイント高の17608.44で取引を終了した。予想を下回った5月消費者物価指数(CPI)を受け年内の利下げ期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利据え置きを決定もメンバー予測で年内の利下げ予想が3回から1回に修正され金利が下げ止まると、ダウは下落に転じた。ナスダックは半導体関連が引き続き支援し終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で一時1ドル=155円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円50銭ほど円高・ドル安に振れた円相場が、その後、円高一服となったことも株式市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表などのイベントは通過したが、米国では今晩、5月の生産者物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして引き続き積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月2-8日に国内株を7週ぶりに売り越した。売越額は3466億円だった。 セクター別では、機械、証券商品先物、サービス業、電気機器、石油石炭製品などが値上がり率上位、海運業、鉱業、電気・ガス業、繊維製品、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、三菱重<7011>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、スクリーンHD<7735>、ソニーG<6758>、ニデック<6594>、村田製<6981>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、北海道電力<9509>、第一生命HD<8750>、東電力HD<9501>、三菱商<8058>、三井物<8031>、キヤノン<7751>、INPEX<1605>、郵船<9101>、任天堂<7974>、日産自<7201>、東京海上<8766>などが下落している。 <CS> 2024/06/13 09:41 寄り付き概況 日経平均は269円安でスタート、北海道電力や三菱地所などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38865.15;-269.64TOPIX;2754.11;-22.69[寄り付き概況] 12日の日経平均は269.64円安の38865.15円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.62ドル安の38747.42ドル、ナスダックは151.02ポイント高の17343.55で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後、下落。ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり終日、軟調に推移した。ナスダックは携帯端末アップル(AAPL)の上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大、連日で過去最高値を更新した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は内外でイベントが目白押しとなる中、今晩、米国で5月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、日本時間明日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数、S&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が昨日段階で39000円強に位置する75日移動平均線を下回らずに推移したことから、相場の下値は堅いとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の国内企業物価指数は、前年同月比2.4%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.0%上昇だった。今日は日本時間午前に、5月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、海運業、輸送用機器、証券商品先物、医薬品、銀行業などが値下がり率上位、石油石炭製品、倉庫運輸関連、水産・農林業、情報・通信業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、北海道電力<9509>、三菱地所<8802>、三菱商<8058>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、野村<8604>、トヨタ<7203>、東電力HD<9501>、日本郵政<6178>、三菱重<7011>、デンソー<6902>、JR東<9020>、みずほ<8411>などが下落。他方、TDK<6762>、ソフトバンク<9434>、ソフトバンクG<9984>、村田製<6981>、KOKUSAI<6525>、メルカリ<4385>などが上昇している。 <CS> 2024/06/12 09:31 寄り付き概況 日経平均は137円高でスタート、M&A総研や良品計画などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39175.59;+137.43TOPIX;2789.24;+6.75[寄り付き概況] 11日の日経平均は137.43円高の39175.59円と続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は反発。ダウ平均は69.05ドル高の38868.04ドル、ナスダックは59.40ポイント高の17192.53で取引を終了した。早期利下げ期待の後退で売られ、寄り付き後、下落。同時に、ソフトランディング期待が下値を支えさらに携帯端末アップル(AAPL)のイベントでの新人工知能(AI)機能発表を期待したハイテクの買いが相場を押し上げ、上昇に転じた。今週予定されている消費者物価指数(CPI)の発表や連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見気配が強まったが、プラス圏を維持し、ナスダックは過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。ダウ平均の上昇率は0.18%と小幅にとどまったが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.42%上昇したことから、半導体関連株などに資金が向かいやすかった。また、外為市場で1ドル=157円00銭台と円相場が円安・ドル高水準で落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。一方、今週は12日に5月の米消費者物価指数(CPI)発表、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見、13日に5月の米生産者物価指数(PPI)の発表、14日には日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、さらに、14日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出日となるなど、イベントが目白押しで、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はD&Mカンパニー<189A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属、保険業、パルプ・紙などが値上がり率上位、その他製品、繊維製品、化学、医薬品、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、M&A総研<9552>、良品計画<7453>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、住友電工<5802>、三菱重<7011>、ENEOS<5020>、アドバンテスト<6857>、すかいらーく<3197>、みずほ<8411>、ニデック<6594>、INPEX<1605>などが上昇。他方、エーザイ<4523>、東電力HD<9501>、塩野義薬<4507>、村田製<6981>、任天堂<7974>、武田薬<4502>、第一三共<4568>、信越化<4063>、KDDI<9433>、OLC<4661>、キヤノン<7751>、NTT<9432>などが下落している。 <CS> 2024/06/11 09:39 寄り付き概況 日経平均は5円高でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38689.78;+5.85TOPIX;2759.87;+4.84[寄り付き概況] 6月10日の日経平均は前週末比5.85円高の38689.78円と小反発でスタート。7日の米国市場でダウ平均は87.18ドル安の38798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安の17133.13で取引を終了。5月雇用統計が想定以上に強く早期利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、長期金利上昇を嫌気した売りに押され、相場は下落で終了した。 シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの38650円。本日の日経平均は若干ながら買いが先行してスタート。その後上げ幅を広げる動きとなっているものの、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合を控えていることから、買い一巡後は徐々に模様眺めムードが強まりやすいとの声が聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自動車<7203>、日立<6501>、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、三菱重<7011>、東京海上<8766>などが上昇。一方、北海道電力<9509>などが下落。業種別では、石油石炭、保険、輸送用機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/06/10 09:35 寄り付き概況 日経平均は105円安でスタート、塩野義薬やソシオネクストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38597.55;-105.96TOPIX;2751.85;-5.38[寄り付き概況] 7日の日経平均は105.96円安の38597.55円と反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は78.84ドル高の38886.17ドル、ナスダックは14.78ポイント安の17173.12で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想を上回ったため利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。雇用統計の発表を7日に控え、警戒感に利益確定売りが上値を抑制したがダウは底堅く推移した。ナスダックはエヌビディアが伸び悩み重しとなり、終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、米国で今晩、5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が落ち着いた動きだったことも東京市場の安心感となった。さらに、昨日の日経平均が38500円台に位置する25日移動平均線を下回らずに推移したことから、相場の下値の堅さを指摘する向きもあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された4月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.5%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.5%増だった。 セクター別では、ゴム製品、その他製品、機械、証券商品先物、精密機器などが値下がり率上位、非鉄金属、鉱業、海運業、パルプ・紙、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、塩野義薬<4507>、ソシオネクスト<6526>、ダイキン<6367>、ディスコ<6146>、霞ヶ関キャピタル<3498>、三菱UFJ<8306>、ルネサス<6723>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、NTT<9432>などが下落。他方、日東電<6988>、レーザーテック<6920>、東北電力<9506>、住友電工<5802>、メルカリ<4385>、九州電力<9508>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、キヤノン<7751>、郵船<9101>、北海道電力<9509>、富士フイルム<4901>、東電力HD<9501>、アドバンテスト<6857>などが上昇している。 <CS> 2024/06/07 09:28 寄り付き概況 日経平均は351円高でスタート、TOWAやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38841.66;+351.49TOPIX;2765.41;+17.19[寄り付き概況] 6日の日経平均は351.49円高の38841.66円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は96.04ドル高の38807.33ドル、ナスダックは330.86ポイント高の17187.91で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計で伸びが予想を下回ったため早期利下げ期待を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため長期金利の上昇に連れダウは下落に転じたが根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて、再び上昇。ナスダックは半導体のエヌビディア株の続伸が連日で指数を押し上げ、終日堅調に推移し、過去最高値で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.96%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.52%上昇と、ダウ平均(0.25%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、米国で明日、注目度が高い米雇用統計の5月分が発表されることから、これを見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きがあった。また、昨日の日経平均が38500円台に位置する25日移動平均線を再び下回ったことから相場の腰の弱さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月26日-6月1日に国内株を6週連続で買い越した。買越額は2820億円だった。 セクター別では、石油石炭製品、輸送用機器、証券商品先物、非鉄金属、保険業などが値上がり率上位、繊維製品、空運業、銀行業、不動産業、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、NEC<6701>、アシックス<7936>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、JT<2914>、メルカリ<4385>、NTT<9432>、日産自<7201>、みずほ<8411>などが下落している。 <CS> 2024/06/06 09:42 寄り付き概況 日経平均は183円安でスタート、レーザーテックや第一生命HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38654.09;-183.37TOPIX;2769.21;-18.27[寄り付き概況] 5日の日経平均は183.37円安の38654.09円と続落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は140.26ドル高の38711.29ドル、ナスダックは28.38ポイント高の16857.05で取引を終了した。景気や金利を巡る不透明感に、寄り付き後、まちまち。そののち発表されたJOLT求人件数が予想を下回り9月の利下げ期待が再燃すると、相場は上昇に転じた。ナスダックは利益確定売りと、金利低下に伴う買いが交錯したが終盤にかけ、半導体のエヌビディア(NVDA)が一段高となるに連れて上昇。相場は上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=155円30銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が38500円台に位置する25日移動平均線を下回らずに推移したことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はアストロスケールホールディングス<186A>が東証グロースに上場した。日本時間10時45分に5月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では、鉱業、保険業、銀行業、輸送用機器、卸売業などが値下がり率上位、医薬品、精密機器、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ミラースHD<8897>、川崎船<9107>、第一生命HD<8750>、リクルートHD<6098>、丸紅<8002>、三井物<8031>、ホンダ<7267>、SMC<6273>、INPEX<1605>、日産自<7201>、野村<8604>などが下落。他方、ニトリHD<9843>、楽天グループ<4755>、第一三共<4568>などが上昇している。 <CS> 2024/06/05 09:38 寄り付き概況 日経平均は220円安でスタート、ブリヂストンやファーストリテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38702.54;-220.49TOPIX;2784.96;-13.11[寄り付き概況] 4日の日経平均は220.49円安の38702.54円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は115.29ドル安の38571.03ドル、ナスダックは93.65ポイント高の16828.67で取引を終了した。5月ISM製造業景況指数が予想外に悪化したほか支払い価格も下落し利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、ダウは景気減速懸念が台頭し、売りに転じ、終日軟調に推移した。一方、ナスダックは半導体のエヌビディアの回復や金利先安観を受けた買いに底堅く推移し相場を支えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=156円10銭台と、昨日15時頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で800円を超す上げとなったことから、目先的な戻り売りや利益確定売りが出やすかった。さらに、自動車の認証不正が見つかったことが日本企業への信頼を損なうと懸念する向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、ゴム製品、鉱業、卸売業、輸送用機器、ガラス土石製品などが値下がり率上位、サービス業、空運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ブリヂストン<5108>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>、スズキ<7269>、INPEX<1605>、三菱商<8058>、三井物<8031>、武田薬<4502>、伊藤忠<8001>、信越化<4063>、SMC<6273>、マツダ<7261>などが下落。他方、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、富士通<6702>、ルネサス<6723>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、東電力HD<9501>、東エレク<8035>、みずほ<8411>、エクセディ<7278>などが上昇している。 <CS> 2024/06/04 09:39 寄り付き概況 日経平均は247円高でスタート、三菱UFJやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38734.95;+247.05TOPIX;2791.68;+19.19[寄り付き概況] 6月3日の日経平均は前週末比247.05円高の38734.95円と続伸でスタート。5月31日の米国市場ではダウ平均は574.84ドル高の38686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安の16735.02で取引を終了。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと、下げ幅を縮小し、まちまちで終了。シカゴ日経225先物は大阪比145円高の38635円。米株高の流れから、本日の日経平均は買い先行でスタート。ただし、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を控えていることから、買い一巡後は徐々にこう着感が強まりやすいとみられる。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、キヤノン<7751>などが上昇。一方、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>などが下落。業種別では、鉱業、保険、銀行などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/06/03 09:29 寄り付き概況 日経平均は119円高でスタート、任天堂やパナHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38173.22;+119.09TOPIX;2738.46;+12.26[寄り付き概況] 31日の日経平均は119.09円高の38173.22円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は続落。ダウ平均は330.06ドル安の38111.48ドル、ナスダックは183.50ポイント安の16737.08で取引を終了した。セールスフォースの弱い決算を嫌気した売りが重しとなり、寄り付き後、下落。NY連銀のダドリー前総裁の見解を受け、一部で追加利上げを警戒した売りも強まり、続落した。1-3月期国内総生産(GDP)が予想通り下方修正されたほか個人消費も弱くさらに翌日に発表を控えるPCE価格指数を警戒した売りに、相場は終日軟調に推移。NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で、利上げが自分の基本シナリオではないと指摘すると、売りが後退し、相場は下げ止まり、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の海外市場で米長期金利上昇が一服したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの3日続落で800円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視するとされるPCE価格指数が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。また、4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍で前月から0.02ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.28倍だった。同じく取引開始前に発表された5月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.9%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.9%上昇だった。また、4月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.1%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.9%上昇だった。 セクター別では、石油石炭製品、不動産業、電気・ガス業、精密機器、輸送用機器などが値上がり率上位、海運業、鉱業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、任天堂<7974>、HOYA<7741>、パナHD<6752>、ソニーG<6758>、伊藤忠<8001>、トヨタ<7203>、アシックス<7936>、デンソー<6902>、第一三共<4568>、キヤノン<7751>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、MS&AD<8725>などが上昇。他方、川崎船<9107>、東エレク<8035>、TOWA<6315>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、郵船<9101>、レーザーテック<6920>、OLC<4661>、北海道電力<9509>、ソシオネクスト<6526>、小田急<9007>などが下落している。 <CS> 2024/05/31 09:38

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