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寄り付き概況 日経平均は444円安でスタート、アドバンテストやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38112.77;-444.10TOPIX;2712.81;-28.81[寄り付き概況] 30日の日経平均は444.10円安の38112.77円と3日続落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は下落。ダウ平均は411.32ドル安の38441.54ドル、ナスダックは99.30ポイント安の16920.58で取引を終了した。長期金利の上昇を警戒した売りに寄り付き後、下落。7年債入札の低調な結果や地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けて、金利が一段と上昇するとさらに売られた。ナスダックも過去最高値付近からの利益確定売りに押され、相場は終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇し、国内長期金利も上昇していることが東京市場で買い手控え要因となった。一方、外為市場で1ドル=157円50銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。また、日経平均は昨日下落したものの、昨日段階で38400円台に位置する25日移動平均線を上回っており、4月下旬以降の緩やかな上昇相場が続いているとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月19-25日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は824億円だった。 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、卸売業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、川崎船<9107>、ソフトバンクG<9984>、INPEX<1605>、第一三共<4568>、三井物<8031>、ソシオネクスト<6526>、伊藤忠<8001>、ファーストリテ<9983>、三菱商<8058>、東エレク<8035>、コスモス薬品<3349>、フジクラ<5803>、デンソー<6902>などが下落。他方、日本製鉄<5401>、すかいらーく<3197>などが上昇している。 <CS> 2024/05/30 09:40 寄り付き概況 日経平均は25円高でスタート、ディスコやSOMPOなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38880.50;+25.13TOPIX;2767.69;-0.81[寄り付き概況] 29日の日経平均は25.13円高の38880.50円と反発して取引を開始した。前日28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は216.73ドル安の38852.86ドル、ナスダックは99.09ポイント高の17019.88で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を警戒した売りと、半導体セクターの買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。5月消費者信頼感指数が4カ月ぶり上昇したほか、2年債や5年債の入札結果が低調で金利上昇が嫌気され、ダウは続落し終日軟調に推移した。一方、ナスダックは、エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、過去最高値を更新しまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したものの、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.59%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.86%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=157円20銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。テクニカル面では、日経平均が昨日段階で38800円台に位置する75日移動平均線に絡んだ上昇相場が続いており、下値は堅いとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇していることや、国内金利の先高観が強くなっていることが、積極的な買いを手控える要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、電気・ガス業、非鉄金属、石油石炭製品、保険業などが値上がり率上位、水産・農林業、ゴム製品、繊維製品、医薬品、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、SOMPO<8630>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、INPEX<1605>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、資生堂<4911>、MS&AD<8725>、HOYA<7741>、東北電力<9506>、東京海上<8766>、野村<8604>、ルネサス<6723>、三井海洋<6269>などが上昇。他方、三菱重<7011>、川崎船<9107>、東電力HD<9501>、北海道電力<9509>、郵船<9101>、TOWA<6315>、OLC<4661>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>、武田薬<4502>、コスモス薬品<3349>などが下落している。 <CS> 2024/05/29 09:36 寄り付き概況 日経平均は20円安でスタート、スクリーンHDやダイキンなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38879.15;-20.87TOPIX;2766.15;-0.21[寄り付き概況] 28日の日経平均は20.87円安の38879.15円と反落して取引を開始した。前日27日の米株式市場は休場。欧州主要指数は、独DAXが0.44%高、仏CAC40が0.46%高、英市場は休場。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で東京市場の手掛かり材料となりにくく、国内にも目立った買い材料が見当たらない中、今晩の米株式市場の動向を見極めたいとして積極的な買いは限定的となった。一方、昨日の欧州市場で、独・仏市場が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、市場では、昨日の日経平均が75日移動平均線上方に復帰したことから、日経平均は75日線に絡みながらの緩やかな上昇相場が続いているとの見方があった。さらに、外為市場で1ドル=156円80銭台と、引き続き円相場が円安・ドル高水準で落ち着いた動きとなっていることが東京市場の安心感となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日は、学びエイド<184A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、金属製品、証券商品先物、パルプ・紙、輸送用機器、精密機器などが値下がり率上位、繊維製品、電気・ガス業、非鉄金属、鉱業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、ダイキン<6367>、ルネサス<6723>、TOWA<6315>、みずほ<8411>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>などが下落。他方、東レ<3402>、九州電力<9508>、関西電<9503>、MS&AD<8725>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>、三井海洋<6269>、キヤノン<7751>、ローランドDG<6789>、郵船<9101>、村田製<6981>などが上昇している。 <CS> 2024/05/28 09:35 寄り付き概況 日経平均は120円高でスタート、レーザーテックや川崎汽船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38766.21;+120.10TOPIX;2749.60;+7.06[寄り付き概況] 5月27日の日経平均は前週末比120.10円高の38766.21円と反発でスタート。24日の米国市場でダウ平均は4.33ドル高の39069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高の16920.80で取引を終了。 人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。 シカゴ日経225先物は大阪比200円高の38800円。本日の日経平均は買い先行でスタート。ただし、米国市場がメモリアルデーの祝日となる影響から海外勢の商いは限られると考えられるなか、寄り付き後は上値の重さも意識されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、三菱重<7011>、日立<6501>、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>などが上昇。一方、ニデック<6594>、TOWA<6315>などが下落。業種別では、海運、電気ガス、保険などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/05/27 09:35 寄り付き概況 日経平均は597円安でスタート、ソシオネクストや東電力HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38506.03;-597.19TOPIX;2718.41;-36.34[寄り付き概況] 24日の日経平均は597.19円安の38506.03円と反落して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続落。ダウ平均は605.78ドル安の39065.26ドル、ナスダックは65.50ポイント安の16736.04で取引を終了した。半導体エヌビディアの好決算が投資家心理の改善につながり堅調に寄り付いた。その後、雇用関連指標やPMIが予想以上に強く利下げ期待の後退で長期金利が上昇し相場の上値を抑制。 ダウはさらに、ボーイングの下落が重しとなり指数を一段と押し下げ下落に転じ終日軟調に推移した。ナスダックは序盤、堅調に推移したが、終盤にかけ連休を控えた利益確定売りも重しとなり下落に転じた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が大幅安となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、国内長期金利の先高観が意識されていることに加え、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが、東京市場で株価の相対的な割高感を意識させる要因となった。 一方、昨日の米株式市場でダウ平均は1.53%下落と大幅安となったが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.02%の下落にとどまったことが東京市場の半導体関連株の株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=156円90銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場の輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された4月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。 セクター別では全業種が値下がり。石油石炭製品、電気・ガス業、卸売業、保険業、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、東電力HD<9501>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、TOWA<6315>、コマツ<6301>、三井物<8031>、伊藤忠<8001>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、東京海上<8766>、レーザーテック<6920>などが下落。他方、資生堂<4911>、任天堂<7974>などが上昇している。 <CS> 2024/05/24 09:35 寄り付き概況 日経平均は186円高でスタート、TOWAやさくらなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38803.13;+186.03TOPIX;2742.69;+5.33[寄り付き概況] 23日の日経平均は186.03円高の38803.13円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は反落。ダウ平均は201.95ドル安の39671.04ドル、ナスダックは31.09 ポイント安の16801.54で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や半導体エヌビディア(NVDA)の決算発表を控え、様子見気配が強まり、小動きで寄り付いた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回開催分のFOMC議事要旨では、政策金利を一段と長期にわたり高水準で維持する姿勢が再表明されたほか、必要であれば追加引き締めを支持する参加者もいたことが明らかになり、利下げ期待の後退で売りに拍車がかかった。ナスダックは過去最高値付近からの利益確定売りに押されたがエヌビディア決算への期待が根強く、終盤にかけて下げ幅を縮小し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落する一方、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発し、また、昨日の米株式市場の取引終了後に発表された米半導体エヌビディア決算を受け、時間外取引で同社株が買われたことが、東京市場の半導体関連株などの株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=156円70銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高方向で安定して推移していることが東京市場の安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、国内長期金利の先高観が強まっているほか、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移したことなどが東京市場で株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月12-18日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は2481億円だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、金属製品、機械、保険業などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属、建設業、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、さくら<3778>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ローツェ<6323>、野村マイクロ<6254>、三井海洋<6269>、ニデック<6594>、アステラス薬<4503>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>などが上昇。他方、住友鉱<5713>、ENEOS<5020>、INPEX<1605>、大塚HD<4578>、三菱地所<8802>、三菱商<8058>、三井E&S<7003>、NTT<9432>、三井物<8031>、住友商<8053>、すかいらーく<3197>などが下落している。 <CS> 2024/05/23 09:33 寄り付き概況 日経平均は123円安でスタート、クボタや三井不などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38823.91;-123.02TOPIX;2753.93;-5.79[寄り付き概況] 22日の日経平均は123.02円安の38823.91円と続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は66.22ドル高の39872.99ドル、ナスダックは37.75ポイント高の16832.63で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)高官が当分、政策金利を据え置く姿勢を繰り返したため、寄り付き後、下落。同時に、利上げの可能性は少ないとの見方や小売り決算を好感した買いに相場は上昇に転じた。ハイテクは長期金利の低下が支援したほか、半導体エヌビディア(NVDA)決算への期待に買われ、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、ナスダックは過去最高値で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間23日未明に発表されるエヌビディアの決算を見極めたいとして引き続き積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日は下落したが、昨日現在で38600円台に位置する75日移動平均線を下値支持線とする上昇相場が続いているとし、下値は限定的との見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比2.9%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.6%減だった。同じく取引開始前に発表された4月の貿易収支は4625億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3395億円の赤字だった。 セクター別では、鉱業、海運業、不動産業、化学、石油石炭製品などが値下がり率上位、証券商品先物、保険業、銀行業、電気・ガス業、鉄鋼などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、クボタ<6326>、三井不<8801>、スクリーンHD<7735>、コスモス薬品<3349>、信越化<4063>、ソシオネクスト<6526>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>、住友商<8053>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ニトリHD<9843>などが下落。他方、神戸鋼<5406>、ニデック<6594>、北海電力<9509>、三越伊勢丹<3099>、東電力HD<9501>、ダイキン<6367>、NTT<9432>、ソフトバンクG<9984>、日立<6501>、TOWA<6315>、フジクラ<5803>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。 <CS> 2024/05/22 09:34 寄り付き概況 日経平均は162円高でスタート、MS&ADや村田製などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39232.16;+162.48TOPIX;2773.23;+5.19[寄り付き概況] 21日の日経平均は162.48円高の39232.16円と続伸して取引を開始した。前日20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は196.82ドル安の39806.77ドル、ナスダックは108.91ポイント高の16794.88で取引を終了した。利下げ期待の後退で、寄り付き後、まちまち。数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレが持続的に2%目標に達する確信がまだ持てず当面金利を維持する慎重姿勢を示したため、長期金利の上昇で上値が抑制された。ダウは節目となる4万ドル近辺からの利益確定売りに押され、下落に転じ、終盤にかけ下げ幅を拡大。一方、今週四半期決算発表が予定されている半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは上昇し過去最高値を更新。主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=156.30円台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場の輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が25日移動平均線や75日線を終日上回って推移したことから、相場は緩やかな反発局面が継続しているとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間23日未明に発表される米半導体エヌビディアの決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、保険業、輸送用機器、ガラス土石製品、精密機器、非鉄金属などが値上がり率上位、銀行業、鉱業、石油石炭製品、不動産業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、MS&AD<8725>、東京海上<8766>、SHIFT<3697>、フジクラ<5803>、村田製<6981>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、北海電力<9509>、オリンパス<7733>、東電力HD<9501>、デンソー<6902>、アドバンテスト<6857>、丸紅<8002>、日立<6501>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、SOMPO<8630>、りそなHD<8308>、ダイキン<6367>、みずほ<8411>、ソシオネクスト<6526>、TOWA<6315>、KDDI<9433>、神戸鋼<5406>、INPEX<1605>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、三井E&S<7003>、霞ヶ関キャピタル<3498>などが下落している。 <CS> 2024/05/21 09:38 寄り付き概況 日経平均は25円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38761.71;-25.67TOPIX;2746.45;+0.83[寄り付き概況] 5月20日の日経平均は前週末比25.67円安の38761.71円と小幅続落でスタート。17日の米国市場でダウ平均は134.21ドル高の40003.59ドル、ナスダックは12.35ポイント安の16685.97で取引を終了。ソフトランディング期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。ペースは遅いながら、連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方が根強く、さらに、中国が不動産市場の支援に向け大規模な財政措置を発表したことなどが住宅セクターを支え、ダウは終日底堅く推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、終値で史上最高値の4万ドル台に到達した。一方、ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり軟調でまちまちで終了。シカゴ日経225先物は大阪比5円高の38745円。本日の日経平均は売り先行でスタート。その後プラスに転じる場面も見られたが、再びマイナス圏に沈むなど方向感に欠ける動きに。今週は米国でエヌビディアの決算が予定されていることから、そこを通過するまでは積極的には動きにくい局面とみる向きが市場でも多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、東京電力HD<9501>などが下落。一方、信越化<4063>、みずほ<8411>、TOWA<6315>、三井物産<8031>などが上昇。業種別では、石油石炭、非鉄金属、鉱業などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/05/20 09:37 寄り付き概況 日経平均は359円安でスタート、野村マイクロやエーザイなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38561.04;-359.22TOPIX;2723.68;-13.86[寄り付き概況] 17日の日経平均は359.22円安の38561.04円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は反落。ダウ平均は38.62ドル安の39869.38ドル、ナスダックは44.07ポイント安の16698.32で取引を終了した。早期の利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。ダウは初の4万ドル台を達成も、その後、高値達成感に利益確定売りにおされ伸び悩んだ。4月消費者物価指数(CPI)の結果にもかかわらず連邦準備制度理事会(FRB)高官が依然、当面、高金利維持を支持する慎重姿勢を再表明したため長期金利の上昇を受けてハイテクは売りに転じた。終盤にかけ、ダウもプラス圏を維持できず相場は下落で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りも出やすかった。一方、外為市場で1ドル=155円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が25日や75日の移動平均線を上回って取引を終えたことから、相場は上昇基調にあるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は4月の中国工業生産高や4月の中国小売売上高などが発表される。 セクター別では、その他製品、パルプ・紙、サービス業、医薬品、非鉄金属などが値下がり率上位、石油石炭製品、海運業、電気・ガス業、鉄鋼、鉱業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、野村マイクロ<6254>、エーザイ<4523>、日本郵政<6178>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、SHIFT<3697>、東エレク<8035>、信越化<4063>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、すかいらーくHD<3197>、7&iHD<3382>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、三菱UFJ<8306>、クスリのアオキHD<3549>、郵船<9101>、キーエンス<6861>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、資生堂<4911>、ルネサス<6723>などが上昇している。 <CS> 2024/05/17 09:32 寄り付き概況 日経平均は260円高でスタート、SHIFTや第一生命HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38645.96;+260.23TOPIX;2741.39;+10.51[寄り付き概況] 16日の日経平均は260.23円高の38645.96円と3日続伸して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は349.89ドル高の39908.00ドル、ナスダックは231.21ポイント高の16742.39で取引を終了した。4月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け年内の利下げ期待を受けた買いが再燃し、寄り付き後、上昇。長期金利の大幅低下を背景にハイテク中心に買われ、終日堅調に推移した。終盤、上げ幅を拡大し、ダウ、ナスダックは最高値を更新して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.40%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.88%上昇と、ダウ平均(0.88%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=154円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円80銭ほど円高・ドル安水準となっていることが、東京市場の輸出株などの重しとなった。また、日経平均はこのところ、38000円台後半で上値を抑えられる展開となることが多く、上値の重さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1-3月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比0.5%減、年率換算では2.0%減だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.4%減、年率では1.5%減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月5-11日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は6608億円だった。 セクター別では、電気機器、精密機器、石油石炭製品、サービス業、電気・ガス業などが値上がり率上位、銀行業、パルプ・紙、海運業、輸送用機器、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、SHIFT<3697>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、第一生命HD<8750>、三越伊勢丹<3099>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、ローツェ<6323>、霞ヶ関キャピタル<3498>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、野村マイクロ<6254>などが上昇。他方、ネクソン<3659>、T&DHD<8795>、三井E&S<7003>、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、川崎船<9107>、みずほ<8411>、郵船<9101>、コスモス薬品<3349>、日本製鉄<5401>、トヨタ<7203>、INPEX<1605>、コマツ<6301>などが下落している。 <CS> 2024/05/16 09:34 寄り付き概況 日経平均は177円高でスタート、三越伊勢丹やソニーGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38533.09;+177.03TOPIX;2739.45;+8.50[寄り付き概況] 15日の日経平均は177.03円高の38533.09円と続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は126.60ドル高の39558.11ドル、ナスダックは122.94ポイント高の16511.18で取引を終了した。予想を上回った4月生産者物価指数(PPI)を受け、まちまちで寄り付いた。利下げ観測の後退が重しとなり伸び悩んだが、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレの改善があまり見られず高金利で据え置く姿勢を示したが利上げの可能性を予想していないと再表明、さらに4月消費者物価指数(CPI)の鈍化の思惑が買い材料となり相場は上昇。長期金利の低下で特にハイテク中心に買われ相場を一段と押し上げた。終盤にかけ上げ幅を拡大し、ナスダックは過去最高値で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=156円50銭台と、円相場が落ち着いた動きとなっていることも、東京市場で安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が今日まで続き、引き続き好決算や好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、日経平均は38400円台に位置する25日移動平均線や38500円近辺の75日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの上値余地は大きくないとの見方があった。また、米国では、昨日の4月生産者物価指数(PPI)発表に続き、今晩は4月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、パルプ・紙、ゴム製品、輸送用機器、電気機器、鉱業などが値上がり率上位、保険業、石油石炭製品、不動産業、倉庫運輸関連、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三越伊勢丹<3099>、ネクソン<3659>、テルモ<4543>、ソニーG<6758>、三井E&S<7003>、りそなHD<8308>、SUBARU<7270>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、スズキ<7269>、霞ヶ関キャピタル<3498>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、荏原製<6361>、ニトリHD<9843>、楽天グループ<4755>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、任天堂<7974>、SMC<6273>、東京海上<8766>、NTT<9432>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>などが下落している。 <CS> 2024/05/15 09:55 寄り付き概況 日経平均は108円高でスタート、リクルートHDやスズキなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38287.99;+108.53TOPIX;2728.49;+4.41[寄り付き概況] 14日の日経平均は108.53円高の38287.99円と反発して取引を開始した。前日13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は81.33ドル安の39431.51ドル、ナスダックは47.37ポイント高の16388.24で取引を終了した。根強い利下げ期待に寄り付き後上昇。その後、4月NY連銀インフレ期待の上昇を受け利下げ期待が後退し相場は失速した。さらに、今週予定されている消費者物価指数(CPI)の発表を警戒した売りも重しとなりダウは下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大。ハイテクはアップル(AAPL)や決算を控えているエヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなったほか、金利の低下が奏功しプラス圏を維持し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は9日ぶりに反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=156円20銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることも市場の安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、4月の米卸売物価指数(PPI)、明日は4月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の国内企業物価指数は、前年同月比0.9%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.8%上昇だった。 セクター別では、鉱業、その他製品、海運業、鉄鋼、水産・農林業などが値上がり率上位、証券商品先物、その他金融業、繊維製品、保険業、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、スズキ<7269>、ヤマハ発<7272>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、小林製薬<4967>、アドバンテスト<6857>、オリンパス<7733>、川崎船<9107>、SUBARU<7270>、霞ヶ関キャピタル<3498>、INPEX<1605>、神戸鋼<5406>などが上昇。他方、フジクラ<5803>、日産化<4021>、大和証G<8601>、日本郵政<6178>、ツルハHD<3391>、アシックス<7936>、東京海上<8766>、ブリヂストン<5108>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、三井不<8801>、みずほ<8411>などが下落している。 <CS> 2024/05/14 09:39 寄り付き概況 日経平均は17円安でスタート、レーザーテックやトヨタ自動車などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38211.61;-17.50TOPIX;2723.94;-4.27[寄り付き概況] 5月13日の日経平均は前週末比17.50円安の38211.61円と小反落でスタート。10日の米国市場でダウ平均は125.08ドル高の39512.84ドル、ナスダックは5.39ポイント安の16340.87で取引を終了。ソフトランディング期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。その後発表された5月ミシガン大消費者信頼感指数が大幅悪化し昨年11月来の低水準となったため景気減速懸念に相場は失速。 同指数の期待インフレ率が予想外に上昇したほか連邦準備制度理事会(FRB)高官の年内の利下げを否定するタカ派発言を受け長期金利の上昇が重しとなりハイテクは下落に転じた。終盤にかけダウは再び上げ幅を拡大したがナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。シカゴ日経225先物は大阪比45円安の38195円。 本日の日経平均は売り先行でスタート。一時下げ幅を100円超まで広げたものの、その後は再び下げ幅を縮めている。今週は米国で消費者物価指数(CPI)の発表を控え、やや様子見ムードも漂っているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、トヨタ自動車<7203>、東京電力HD<9501>、三井E&S<7003>などが下落。一方、東エレク<8035>やディスコ<6146>、TOWA<6315>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>などが上昇。業種別では、不動産、非鉄金属、食料品などが下落率上位で推移している。 <CS> 2024/05/13 09:33 寄り付き概況 日経平均は287円高でスタート、SUMCOやダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38361.79;+287.81TOPIX;2726.20;+12.74[寄り付き概況] 10日の日経平均は287.81円高の38361.79円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は331.37ドル高の39387.76ドル、ナスダックは43.51ポイント高の16346.27で取引を終了した。週次失業保険申請件数の増加で利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待を受けた買いも続いたほか、長期金利の低下で、ハイテクも底堅く推移し相場全体を支援。終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことや、外為市場で1ドル=155円40銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることなどが市場の安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が、引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.2%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は国内株を4月21-27日に1532億円買い越し、4月28日-5月4日に2688億円買い越した。 セクター別では、石油石炭製品、海運業、その他製品、不動産業、ゴム製品などが値上がり率上位、鉄鋼、水産・農林業、食料品、非鉄金属が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、SUMCO<3436>、神戸鋼<5406>、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、コナミG<9766>、メルカリ<4385>、川崎船<9107>、任天堂<7974>、コーセー<4922>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、花王<4452>、JT<2914>、丸紅<8002>などが上昇。他方、住友鉱<5713>、スクリーンHD<7735>、日本製鉄<5401>、パナHD<6752>、ソニーG<6758>、NTTデータ<9613>、トヨタ<7203>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2024/05/10 09:52 寄り付き概況 日経平均は40円高でスタート、IHIや資生堂などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38242.92;+40.55TOPIX;2716.77;+10.34[寄り付き概況] 9日の日経平均は40.55円高の38242.92円と反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は172.13ドル高の39056.39ドル、ナスダックは29.80ポイント安の16302.76で取引を終了した。利下げ先送り観測に売られ、寄り付き後、下落。押し目からは金融セクターの買い、良好な経済を期待した買いが支えダウは上昇に転じた。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁に続きボストン連銀のコリンズ総裁もインフレの目標達成に予想以上の時間を要する可能性に言及したことを背景とした長期金利上昇が重しとなり、ハイテクは上値が抑制され、終日軟調に推移。終盤にかけダウは上げ幅を拡大もナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均先物が6日続伸したことが東京市場で株価の支えとなった。また、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が、引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移し、米株式市場でナスダック総合指数が続落したことが東京市場でハイテク株などの株価の重しとなった。また、決算と業績予想を発表した英半導体設計のアームの株価が米市場の時間外取引で下落したことも、東京市場の半導体関連株の株価を抑える要因となり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、その他金融業、ゴム製品、保険業、銀行業、鉱業などが値上がり率上位、輸送用機器、非鉄金属、海運業、精密機器、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、オムロン<6645>、オリックス<8591>、資生堂<4911>、AGC<5201>、三井物<8031>、TOWA<6315>、ダイキン<6367>、三菱UFJ<8306>、キヤノン<7751>、東京海上<8766>、丸紅<8002>、三井住友<8316>、ニデック<6594>などが上昇。他方、太陽誘電<6976>、三菱自<7211>、三菱重<7011>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、日産自<7201>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、ルネサス<6723>、さくら<3778>、東エレク<8035>、東電力HD<9501>、霞ヶ関キャピタル<3498>などが下落している。 <CS> 2024/05/09 09:32 寄り付き概況 日経平均は157円安でスタート、リコーや野村などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38677.57;-157.53TOPIX;2735.14;-11.08[寄り付き概況] 8日の日経平均は157.53円安の38677.57円と反落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.99ドル高の38884.26ドル、ナスダックは16.69ポイント安の16332.56で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、小幅上昇。長期金利の低下や企業決算への期待で堅調に推移していたが、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がインフレ抑制において政策金利が十分に景気抑制的でない可能性に言及し、利上げも除外しない姿勢を示したため利上げへの懸念が再燃し、終盤にかけて失速。ハイテクは下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が600円近い上昇となったことから、目先的な利益確定売りが出やすかった。また、日経平均は38700円台に位置する25日移動平均線近辺が上値抵抗帯となるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちで東京市場の手掛かり材料となりにくかったが、米連邦準備理事会(FRB)が年後半にも利下げに転じるとの見方が広がっており、東京市場の株価を支える要因となった。また、外為市場で1ドル=154円70銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。さらに、主要企業の決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、電気機器、機械、保険業、ガラス土石製品などが値下がり率上位、水産・農林業、ゴム製品、倉庫運輸関連、その他製品、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リコー<7752>、SMC<6273>、フジクラ<5803>、ソニーG<6758>、野村<8604>、さくら<3778>、トヨタ<7203>、商船三井<9104>、三菱地所<8802>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、三菱商<8058>などが下落。他方、横河電<6841>、TOWA<6315>、OLC<4661>、ローツェ<6323>、霞ヶ関キャピタル<3498>、花王<4452>、リクルートHD<6098>、JFE<5411>、三井物<8031>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <CS> 2024/05/08 09:35 寄り付き概況 日経平均は400円高でスタート、リクルートHDやファーストリテなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38636.23;+400.16TOPIX;2749.74;+21.21[寄り付き概況] 7日の日経平均は400.16円高の38636.23円と3日ぶり反発して取引を開始した。東京市場が4連休中の先週2日のダウ平均は322.37ドル高、ナスダックは235.48ポイント高。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が物価圧力の鈍化傾向を再確認したため長期金利が低下し、終日底堅く推移した。先週末3日のダウ平均は450.02ドル高、ナスダックは315.37ポイント高。4月雇用統計やISM非製造業景況指数を受け長期金利が低下し、株価支援要因となった。昨日6日のダウ平均は176.59ドル高の38852.27ドル、ナスダックは192.92ポイント高の16349.25で取引を終了した。引き続き年内の利下げ期待に加え、長期金利の低下や半導体のエヌビディア(NVDA)株が再び900ドル台を回復したことが株価支援要因となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が4連休中の米株式市場で、主要指数が先週2日、3日、昨日6日の3日間で大きく上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でもハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3日間合計で4.77%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく6.94%上昇と、ダウ平均(3日間合計で2.50%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、来週15日まで国内主要企業の24年3月期決算発表が続き、好決算や好業績銘柄への物色意欲が強くなっていることも株価下支え要因となった。一方、外為市場で1ドル=154円20銭台と、4連休前の2日15時頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、証券商品先物、その他製品、機械、石油石炭製品などが値上がり率上位、倉庫運輸関連、医薬品、ゴム製品、水産・農林業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、日立<6501>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、マイクロニクス<6871>、イビデン<4062>、スクリーンHD<7735>、野村<8604>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、レーザーテック<6920>、オリンパス<7733>、任天堂<7974>、三井物<8031>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、りそなHD<8308>、武田薬<4502>、三菱商<8058>、KDDI<9433>、ニデック<6594>、住友商<8053>などが下落している。 <CS> 2024/05/07 09:41 寄り付き概況 日経平均は270円安でスタート、ディスコやニデックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38004.01;-270.04TOPIX;2721.01;-8.39[寄り付き概況] 2日の日経平均は270.04円安の38004.01円と続落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は87.37ドル高の37903.29ドル、ナスダックは52.34ポイント安の15605.48で取引を終了した。民間部門の雇用統計が予想を上回りまちまちで寄り付いた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、3月JOLT求人件数や4月ISM製造業景況指数が予想を下回ったため長期金利低下に連れ相場は堅調に推移した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、利下げが遅れる可能性を示唆したもののパウエル議長が「次の行動が利上げになる可能性が少ない」としたため買戻しが加速した。終盤にかけて失速しダウは上げ幅を縮小、ナスダックは再びマイナス圏に落ち込んだ。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、主要指数が取引終了にかけて急速に値を消す展開となったことが東京市場で投資家心理を委縮させた。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.54%下落と大きく下げたことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、早朝の時間帯に円相場が急伸し、市場では政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に動いたとの観測が出ていることが、輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、東京市場は明日から4連休となることに加え、米国で明日、4月の雇用統計が発表されることなどから、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、注目されたパウエルFRB議長の記者会見を受け、米利上げへの警戒感が後退したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要企業の24年3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、中国(上海・深セン)市場が休場となる。 セクター別では、石油石炭製品、鉱業、精密機器、機械、化学などが値下がり率上位、電気・ガス業、陸運業、不動産業、卸売業、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、双日<2768>、信越化<4063>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、BIPROGY<8056>、りそなHD<8308>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、関西電<9503>、ニトリHD<9843>、住友商<8053>、九州電力<9508>、三井物<8031>、JR東<9020>、丸紅<8002>、東電力HD<9501>、三菱商<8058>、富士通<6702>、東京海上<8766>、第一三共<4568>などが上昇している。 <CS> 2024/05/02 09:52 寄り付き概況 日経平均は298円安でスタート、東電力HDやさくらなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38107.38;-298.28TOPIX;2727.92;-15.25[寄り付き概況] 1日の日経平均は298.28円安の38107.38円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日4月30日の米国株式市場は反落。ダウ平均は570.17ドル安の37815.92ドル、ナスダックは325.26ポイント安の15657.82で取引を終了した。1-3月期雇用コスト指数が予想上回る伸びとなったため、利下げ期待の後退で売られ寄り付き後、下落。賃金インフレが根強く高インフレが想定以上に長期化するとの懸念に長期金利の上昇が嫌気され相場は下落した。その後に発表された4月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったためスタグフレーション懸念も再燃しさらなる売り圧力となった。終盤にかけ、タカ派連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒した売りも強まり、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は東京市場の取引が3日間のみということに加え、米国で今晩、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定され、3日には4月の米雇用統計の発表も控えていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=157円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、主要企業の24年3月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、香港、中国(上海・深セン)、台湾、韓国、フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、インド、ベトナム、独市場が休場となる。 セクター別では、石油石炭製品、不動産業、証券商品先物、非鉄金属、鉱業などが値下がり率上位、空運業、倉庫運輸関連、陸運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、エムスリー<2413>、さくら<3778>、川崎船<9107>、コマツ<6301>、デンソー<6902>、リクルートHD<6098>、三井不<8801>、三菱重<7011>、住友商<8053>、ZOZO<3092>、キーエンス<6861>、郵船<9101>、みずほ<8411>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、JR西<9021>、JR東<9020>、三菱電<6503>、ペプチド<4587>、ソシオネクスト<6526>、JR東海<9022>、OLC<4661>、M&A総研<9552>、ディスコ<6146>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>などが上昇している。 <CS> 2024/05/01 09:31 寄り付き概況 日経平均は377円高でスタート、日立や郵船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38312.66;+377.90TOPIX;2713.83;+27.35[寄り付き概況] 30日の日経平均は377.90円高の38312.66円と続伸して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末26日の米国株式市場でダウ平均は153.86ドル高、ナスダックは316.14ポイント高。主要ハイテク企業決算を好感した買いや、3月コアPCE価格指数が予想を上回ったものの警戒されたほどの結果とならず長期金利低下を好感した買いが相場を支えた。昨日29日のダウ平均は146.43ドル高の38386.09ドル、ナスダックは55.19ポイント高の15983.09で取引を終了した。今週予定されている企業決算への期待感が買い材料となったほか、アップル(AAPL)やテスラ(TSLA)の回復もハイテクをけん引した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中、先週末26日と昨日29日の2日間の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2日間で2.38%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく3.27%上昇と、ダウ平均(2日間で0.79%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、昨日は円相場が乱高下し、日銀による為替介入の観測も浮上しており、市場の警戒感となった。また、今週の東京市場の取引は3日間のみということに加え、30日-5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、3日には4月の米雇用統計の発表もあり、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で前月から0.02ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.26倍だった。同じく取引開始前に発表された3月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比3.8%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.5%上昇だった。 セクター別では、海運業、精密機器、不動産業、卸売業、輸送用機器などが値上がり率上位、空運業、鉱業、銀行業、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日立<6501>、コマツ<6301>、さくら<3778>、第一三共<4568>、郵船<9101>、ニデック<6594>、川崎船<9107>、丸紅<8002>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、三井物<8031>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、OLC<4661>、ANA<9202>、デンソー<6902>、三井E&S<7003>、三菱UFJ<8306>、野村<8604>、みずほ<8411>、ルネサス<6723>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>などが下落している。 <CS> 2024/04/30 09:41 寄り付き概況 日経平均は97円高でスタート、ディスコや任天堂などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37725.61;+97.13TOPIX;2666.23;+2.70[寄り付き概況] 26日の日経平均は97.13円高の37725.61円と反発して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は下落。ダウ平均は375.12ドル安の38085.80ドル、ナスダックは100.99ポイント安の15611.76で取引を終了した。1-3月期国内総生産(GDP)の伸び鈍化を受け成長減速を懸念する売りに寄り付き後、下落。同時に、同四半期の価格指数は予想以上に伸びが加速したため長期金利上昇を嫌気した売りも強まった。ハイテクではメタの決算を受けた売りも重しとなったほか、ダウはキャタピラーの下げが押し下げ、続落。終日軟調推移となったが、押し目では主要企業決算を期待した買いが支え終盤にかけ下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、ダウ平均は一時700ドルを超す下げとなった後に下げ渋って取引を終えたことが、東京市場の安心感となった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%近く上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日、800円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。 セクター別では、その他製品、電気機器、倉庫運輸関連、石油石炭製品、機械などが値上がり率上位、ゴム製品、電気・ガス業、パルプ・紙、精密機器、化学などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、ソシオネクスト<6526>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ソフトバンク<9434>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、くら寿司<2695>、キヤノン<7751>、東エレク<8035>などが上昇。他方、信越化<4063>、富士通<6702>、コマツ<6301>、東建コーポ<1766>、三菱電<6503>、三井E&S<7003>、デンソー<6902>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、野村マイクロ<6254>、NTT<9432>、三菱重<7011>、JT<2914>、OLC<4661>などが下落している。 <CS> 2024/04/26 09:44 寄り付き概況 日経平均は394円安でスタート、ファナックや中外薬などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38065.91;-394.17TOPIX;2692.26;-18.47[寄り付き概況] 25日の日経平均は394.17円安の38065.91円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は42.77ドル安の38460.92ドル、ナスダックは16.11ポイント高の15712.75で取引を終了した。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)の決算を好感し、半導体セクターの買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒され失速、相場は一時下落に転じた。終盤にかけ、ハイテクの押し目買いに相場は持ち直したがダウは下落を消せず、主要指数は高安まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの3日続伸で1400円近く上げていることから戻り待ちの売りが出やすかった。また、海外市場で米長期金利が高止まっていることに加え、明日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す上昇となったことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、為替介入への警戒感は継続しているが、外為市場で1ドル=155円20銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支えた。さらに、内外主要企業の決算発表が本格化しており、好決算や好業績への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月14-20日に国内株を3週ぶりに売り越した。売越額は4924億円だった。 セクター別では、精密機器、機械、電気機器、鉱業、空運業などが値下がり率上位、電気・ガス業、不動産業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、中外薬<4519>、楽天グループ<4755>、コマツ<6301>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、サイバー<4751>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、パナHD<6752>などが下落。他方、東建コーポ<1766>、ルネサス<6723>、野村マイクロ<6254>、7&iHD<3382>、住友商<8053>、オービック<4684>、三井住友<8316>、積水ハウス<1928>、ソニーG<6758>、IHI<7013>などが上昇している。 <CS> 2024/04/25 09:26 寄り付き概況 日経平均は319円高でスタート、ルネサスやLINE ヤフーなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37871.92;+319.76TOPIX;2678.83;+12.60[寄り付き概況] 24日の日経平均は319.76円高の37871.92円と3日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は263.71ドル高の38503.69ドル、ナスダックは245.33ポイント高の15696.64で取引を終了した。4月PMI速報値が予想外に悪化したため利下げ期待が再燃し、長期金利低下に伴い買われ、寄り付き後、上昇。金利先安観や主要ハイテク企業の決算を期待した買いにナスダックも上昇し、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.59%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.21%上昇と、ダウ平均(0.69%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、今週から内外企業の決算発表が本格化することから、好決算や好業績が期待される銘柄への物色意欲が高まり、株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日までの続伸で480円を超す上げとなったことから、戻り待ちの売りが出やすかった。また、引き続き為替介入への警戒感が強く、買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、レジル<176A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、電気機器、鉱業、機械、ガラス土石製品などが値上がり率上位、空運業、ゴム製品、陸運業、非鉄金属、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、ローツェ<6323>、LINE ヤフー<4689>、シマノ<7309>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、日立<6501>、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、レゾナック<4004>、ニデック<6594>、北海電力<9509>、アステラス薬<4503>、東電力HD<9501>、川崎船<9107>、KDDI<9433>、任天堂<7974>、アサヒ<2502>などが下落している。 <CS> 2024/04/24 09:35 寄り付き概況 日経平均は358円高でスタート、東京ガスや豊田織などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37797.06;+358.45TOPIX;2683.32;+20.86[寄り付き概況] 23日の日経平均は358.45円高の37797.06円と続伸して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高の38239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高の15451.30で取引を終了した。中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)の反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が7日ぶりに反発、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反発したことが安心感となり、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=154円70銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、今週は内外主要企業の決算発表が本格化するすることに加え、週末には日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、不動産業、輸送用機器、証券商品先物、保険業、電気・ガス業などが値上がり率上位、水産・農林業、金属製品、陸運業、海運業などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東京ガス<9531>、豊田織<6201>、東電力HD<9501>、三井E&S<7003>、三井不<8801>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、北海電力<9509>、スクリーンHD<7735>、三菱商<8058>、三井物<8031>、トヨタ<7203>、東京海上<8766>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、さくら<3778>、デンソー<6902>、郵船<9101>、第一三共<4568>などが下落している。 <CS> 2024/04/23 09:49 寄り付き概況 日経平均は172円高でスタート、三菱UFJやトヨタ自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37240.93;+172.58TOPIX;2649.50;+23.18[寄り付き概況] 4月22日の日経平均は前週末比172.58円高の37240.93円と反発でスタート。19日の米国市場でダウ平均は211.02ドル高の37986.40ドル、ナスダックは319.49ポイント安の15282.01で取引を終了。イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。 一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの37100円。本日の日経平均は買い先行でスタート。先週の日経平均株価が1週間で2450円ほど下げていたこともあり、自律反発狙いの動きは想定内。ただし、米国ではハイテク株の弱い値動きが目立っており引き続き警戒感が強いとの見方が多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、東京電力HD<9501>、みずほ<8411>などが上昇。一方、東エレク<8035>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などが下落。業種別では、電気ガス、銀行、空運などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/04/22 09:28 寄り付き概況 日経平均は355円安でスタート、東エレクや楽天グループなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37724.47;-355.23TOPIX;2659.95;-17.50[寄り付き概況] 19日の日経平均は355.23円安の37724.47円と反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は22.07ドル高の37775.38ドル、ナスダックは81.87ポイント安の15601.50で取引を終了した。良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に反発したが、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、来週から内外主要企業の決算発表が本格化することから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、為替介入への警戒感は強いものの、外為市場で1ドル=154円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日は4日ぶりに反発したが、先週末に比べると1400円を超す安い水準にあり、引き続き押し目狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。 セクター別では、精密機器、機械、金属製品、輸送用機器、電気・ガス業などが値下がり率上位、空運業、繊維製品、水産・農林業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TOWA<6315>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>、オリンパス<7733>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、信越化<4063>、楽天グループ<4755>、ソフトバンクG<9984>、川崎船<9107>などが下落。他方、資生堂<4911>、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、富士フイルム<4901>、三菱地所<8802>、三菱商<8058>、三井物<8031>などが上昇している。 <CS> 2024/04/19 09:44 寄り付き概況 日経平均は216円安でスタート、富士フイルムやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;37745.04;-216.76TOPIX;2653.43;-9.72[寄り付き概況] 18日の日経平均は216.76円安の37745.04円と4日続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は下落。ダウ平均は45.66ドル安の37753.31ドル、ナスダックは181.88ポイント安の15683.37で取引を終了した。金利の低下に連れて買われ、寄り付き後、上昇。その後、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)をはじめハイテクの売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて下げ幅を拡大。相場の重しとなり、ダウもプラス圏を維持できず下落で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が1.15%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.25%下落と、ダウ平均(0.12%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で1500円を超す下げとなっていることから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、日経平均は37700円台に位置する75日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの下値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月1-13日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1兆7400億円だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、不動産業、機械、精密機器などが値下がり率上位、空運業、陸運業、その他製品、繊維製品、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、富士フイルム<4901>、ローツェ<6323>、INPEX<1605>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、三菱重<7011>、TOWA<6315>、スクリーンHD<7735>、三菱地所<8802>、東エレク<8035>などが下落。他方、第一三共<4568>、LINE ヤフー<4689>、7&iHD<3382>、武田薬<4502>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、東電力HD<9501>、東京海上<8766>、コマツ<6301>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>などが上昇している。 <CS> 2024/04/18 09:29 寄り付き概況 日経平均は116円高でスタート、霞ヶ関キャピタルや三菱重などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38587.47;+116.27TOPIX;2704.62;+7.51[寄り付き概況] 17日の日経平均は116.27円高の38587.47円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は63.86ドル高の37798.97ドル、ナスダックは19.77ポイント安の15865.25で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長がインフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の上値が抑制された。さらに、パウエル議長は経済が現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したため売り材料となった。ただ、良好な成長期待に終盤にかけてダウは底堅く推移。一方、金利高が重しとなりナスダックは下落した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら7日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=154円60銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出企業などの株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、米長期金利が強含み、昨日の米株式市場でナスダック総合指数やS&P500が3日続落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き為替介入や中東の地政学リスクへの警戒感が強く、買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の貿易収支は3665億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3577億円の黒字だった。 セクター別では、海運業、輸送用機器、その他製品、非鉄金属、ゴム製品などが値上がり率上位、鉱業、医薬品、建設業、水産・農林業、サービス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、霞ヶ関キャピタル<3498>、北海電力<9509>、川崎船<9107>、三菱重<7011>、富士フイルム<4901>、三井不<8801>、ローツェ<6323>、スクリーンHD<7735>、商船三井<9104>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、信越化<4063>、アステラス薬<4503>、三菱商<8058>などが上昇。他方、ソニーG<6758>、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、ニトリHD<9843>、みずほ<8411>、キーエンス<6861>、丸紅<8002>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、INPEX<1605>などが下落している。 <CS> 2024/04/17 09:33 寄り付き概況 日経平均は482円安でスタート、ソフトバンクGや川崎船などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38750.67;-482.13TOPIX;2729.57;-23.63[寄り付き概況] 16日の日経平均は482.13円安の38750.67円と続落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は続落。ダウ平均は248.13ドル安の37735.11ドル、ナスダックは290.07ポイント安の15885.02で取引を終了した。イランによる対イスラエル攻撃の影響が最小限に抑制されたほか、一旦終了が示唆されたため寄り付き後、上昇。その後、小売売上高が予想を上回り、利下げ期待の後退で売りに転じた。長期金利上昇でハイテクも下落。その後、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化を警戒しさらなる売り圧力となり、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が1.79%下落と、ダウ平均(0.65%下落)に比べて下落率が大きく、東京市場でハイテク株などの株価の逆風となった。また、海外市場で米長期金利が上昇していることも株価を抑える要因となった。一方、為替介入への警戒感が強まっているが、外為市場で1ドル=154円10銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、国内2月決算企業の決算発表は昨日までで一巡したが、海外企業の1-3月期決算発表が増えており、また、来週からは国内3月決算企業の決算発表が本格化することから、引き続き好業績への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、WillSmart<175A>が東証グロースに上場した。日本時間の午前に、3月の中国70都市の新築住宅価格動向、1-3月期の中国国内総生産(GDP)、3月の中国工業売上高・中国小売売上高など中国の主要経済指標が発表される。 セクター別では全業種が値下がり。石油石炭製品、保険業、鉱業、小売業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、川崎船<9107>、ソシオネクスト<6526>、ファーストリテ<9983>、東京海上<8766>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、スクリーンHD<7735>、信越化<4063>、東電力HD<9501>などが下落。他方、ニデック<6594>、北海電力<9509>、アステラス薬<4503>、みずほ<8411>などが上昇している。 <CS> 2024/04/16 09:44

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