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寄り付き概況 日経平均は385円高でスタート、アドバンテストやトヨタなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31987.02;+385.37TOPIX;2332.51;+21.83[寄り付き概況] 2日の日経平均は385.37円高の31987.02円と3日続伸して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は221.71ドル高の33274.58ドル、ナスダックは210.23ポイント高の13061.47で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を下回り、長期金利の低下に連れ寄り付き後、上昇。 その後、ISM製造業景況指数が予想外に悪化したことを背景に金利がさらに低下すると、相場は続伸した。ハイテクも買われ終日堅調に推移。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを2会合連続で決定、議長も警戒されたほどタカ派姿勢を表明せず終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.64%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.33%上昇と、ダウ平均(0.67%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。 また、日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したことで安心感が広がったことに加え、発表が佳境となっている3月決算企業の中間期決算への期待感が株価を支える要因となった。一方、東京市場は明日から3連休となることに加え、米国で明日、10月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月22-28日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は106億円だった。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、卸売業、石油石炭製品、銀行業などが値上がり率上位、鉄鋼、医薬品、その他金融業が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>、スクリーンHD<7735>、トヨタ<7203>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、信越化<4063>、OLC<4661>、キーエンス<6861>、三菱重<7011>、ホンダ<7267>、ソシオネクスト<6526>、丸紅<8002>、TDK<6762>などが上昇。 他方、アステラス薬<4503>、資生堂<4911>、オリックス<8591>、日本製鉄<5401>、デンソー<6902>、神戸鋼<5406>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、郵船<9101>などが下落している。 <CS> 2023/11/02 09:35 寄り付き概況 日経平均は452円高でスタート、ファナックやJR西などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31311.22;+452.37TOPIX;2285.84;+32.12[寄り付き概況] 1日の日経平均は452.37円高の31311.22円と続伸して取引を開始した。前日10月31日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は123.91ドル高の33052.87ドル、ナスダックは61.75ポイント高の12851.24で取引を終了した。7-9月期雇用コスト指数の伸びが予想外に拡大し、高インフレの長期化を警戒し、寄り付き後、下落。 しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見解が変わらず、また、値ごろ感の買いや月末の買戻しで、上昇に転じた。長期債利回りも伸び悩んだため、ハイテクも買い戻され終盤にかけて、上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日、警戒材料の一つであった日銀金融政策決定会合を通過したことで、買い安心感が強くなったことに加え、発表が佳境となっている3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となった。 一方、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控え、また、3日には10月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。保険業、不動産業、輸送用機器、その他金融業、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ファナック<6954>、村田製<6981>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、シマノ<7309>、JR西<9021>、日産自<7201>、三井物<8031>、三菱重<7011>、丸紅<8002>、トヨタ<7203>、伊藤忠<8001>、住友商<8053>、三菱商<8058>、信越化<4063>、デンソー<6902>などが上昇。他方、アドバンテスト<6857>、日精工<6471>、JAL<9201>、ゆうちょ銀行<7182>などが下落している。 <CS> 2023/11/01 09:49 寄り付き概況 日経平均は2円安でスタート、ルネサスや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30694.96;-2.00TOPIX;2241.72;+10.43[寄り付き概況] 31日の日経平均は2.00円安の30694.96円と続落して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は511.37ドル高の32928.96ドル、ナスダックは146.47ポイント高の12789.48で取引を終了した。 イスラエルによるガザ地上戦作戦が慎重に進められているとの判断から脅威が緩和し、買戻しが優勢となり、寄り付き後、上昇。その後も値ごろ感からの買いや、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送り観測を受け終日堅調に推移した。原油の上昇も一段落し、終盤にかけて上昇幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支える要因となった。また、発表が本格化している3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となった。一方、今日まで開かれる日銀の金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論すると報じられ、株価の重しとなった。 また外為市場で1ドル=149円10銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。さらに、日本時間2日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されているほか、3日には10月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅安で始まった。 なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。また、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月から横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.30倍だった。同じく取引開始前に発表された9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.2%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.5%上昇だった。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、植田日銀総裁の記者会見が予定されている。 セクター別では、卸売業、精密機器、倉庫運輸関連、石油石炭製品、電気機器などが値下がり率上位、銀行業、保険業、パルプ・紙、金属製品、ガラス土石製品などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、アイシン<7259>、KOKUSAI<6525>、OLC<4661>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、関西電<9503>、資生堂<4911>、HOYA<7741>、三井物<8031>、オムロン<6645>、ソフトバンクG<9984>などが下落。 他方、みずほ<8411>、ゆうちょ銀行<7182>、三住トラスト<8309>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、日本郵政<6178>、INPEX<1605>、郵船<9101>、富士通<6702>、川崎船<9107>、コマツ<6301>、JR東海<9022>、NTT<9432>、キーエンス<6861>、武田薬<4502> などが上昇している。 <CS> 2023/10/31 09:44 寄り付き概況 日経平均は328円安でスタート、三菱UFJや神戸物産などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30663.48;-328.21TOPIX;2233.02;-21.63[寄り付き概況] 10月30日の日経平均は前週末比328.21円安の30663.48円と大幅反落でスタート。27日の米国市場でダウ平均は366.71ドル安の32417.59ドル、ナスダックは47.41ポイント高の12643.01で取引を終了。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)や半導体のインテル(INTC)決算を好感しナスダックは上昇した一方、ダウは下落で、寄り付き後、まちまち。 その後もダウはマクロ経済への懸念が重しとなり終日軟調に推移。ナスダックは利上げが終了に近づいたとの思惑や決算を好感した買いが続き堅調に推移した。しかし、終盤にかけてイスラエル軍がガザ地上部隊拡大するとの報道を受けて相場は失速、ダウは下げ幅を拡大。ナスダックも上げ幅を縮小し、終了。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比430円安の30610円。本日の日経平均は売りが先行。地政学リスクへの警戒に加え、今週は日銀会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、積極的に手掛けにくい相場展開が続いている。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、神戸物産<3038>、トヨタ自<7203>、ニデック<6594>、コマツ<6301>、ホンダ<7267>などが下落している一方、キーエンス<6861>、信越化<4063>、日立<6501>などが上昇。業種別では、輸送用機器、精密機器、ゴム製品などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/10/30 09:30 寄り付き概況 日経平均は112円高でスタート、日東電やリクルートHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30713.79;+112.01TOPIX;2233.73;+9.48[寄り付き概況] 27日の日経平均は112.01円高の30713.79円と反発して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続落。ダウ平均は251.63ドル安の32784.30ドル、ナスダックは225.62ポイント安の12595.61で取引を終了した。7-9月期国内総生産(GDP)の予想以上の成長を受けリセッション懸念が後退しダウは上昇も、ハイテクは弱くまちまちで寄り付いた。 その後も、メタ・プラットフォームズ(META)やアルファべット(GOOG)など一部主要ハイテク企業の冴えない決算に失望した売りが重しとなりナスダックが大幅続落。相場全体を圧迫し、終日軟調に推移した。終盤にかけ長期金利が低下に転じたことに連れ一時回復も戻りからの強い売りに押され結局、安値圏で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が600円を超す大幅安となったことから自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、今週から発表が本格化している3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。 また、日米の長期金利の先高観が払しょくできない中、来週は、日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。今日は、ドリーム・アーツ<4811>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、倉庫運輸関連、繊維製品などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業、保険業、ゴム製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日東電<6988>、リクルートHD<6098>、大和ハウス<1925>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、ニデック<6594>、KOKUSAI<6525>、日本製鉄<5401>、郵船<9101>、神戸鋼<5406>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>などが上昇。 他方、武田薬<4502>、日立建<6305>、キヤノン<7751>、イビデン<4062>、新光電工<6967>、第一三共<4568>、東京海上<8766>、ソシオネクスト<6526>、OLC<4661>などが下落している。 <CS> 2023/10/27 09:44 寄り付き概況 日経平均は367円安でスタート、アドバンテストや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30902.92;-367.00TOPIX;2237.03;-17.37[寄り付き概況] 26日の日経平均は367.00円安の30902.92円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は反落。ダウ平均は105.45ドル安の33035.93ドル、ナスダックは318.65ポイント安の12821.22で取引を終了した。 金利が安定したため寄り付き後、上昇。その後、9月新築住宅販売件数が予想を上回ったため想定以上の強い成長の思惑が強まり長期金利が上昇すると警戒感から下落に転じた。金利高に加え、特に昨日引け後に発表された検索会社グーグル運営のアルファベット(GOOG)の決算に失望した売りも重しとなり、ナスダックが大幅下落。相場の圧力となり終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が2.43%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.13%下落と、ダウ平均(0.32%下落)より下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。 また、日米長期金利の先高観が払しょくできない中、来週には日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、これらを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、発表が本格化してきた3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となった。また、早朝の時間帯に、外為市場で1ドル=150円30銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月15-21日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は2147億円だった。今日は、笑美面<9237>が東証グロースに上場した。 セクター別では、その他金融業、電気機器、精密機器、輸送用機器、機械、などが値下がり率上位、電気・ガス業、鉱業、水産・農林業、保険業、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、ローム<6963>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、KOKUSAI<6525>、ソシオネクスト<6526>、IHI<7013>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>、ニデック<6594>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、神戸鋼<5406>などが下落。 他方、日空ビル<9706>、7&iHD<3382>、東電力HD<9501>、テルモ<4543>、INPEX<1605>、武田薬<4502>、三井住友<8316>、日立<6501>などが上昇している。 <CS> 2023/10/26 09:36 寄り付き概況 日経平均は240円高でスタート、IHIや中外薬などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31302.51;+240.16TOPIX;2256.74;+16.01[寄り付き概況] 25日の日経平均は240.16円高の31302.51円と続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は204.97ドル高の33141.38ドル、ナスダックは 121.55ポイント高の13139.88で取引を終了した。 中東情勢悪化への警戒感が緩和し寄り付き後、上昇。10月のPMIが予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、工業製品の3M(MMM)や通信のベライゾン・コミュニケーション(VZ)などの好決算を好感した買いも目立ち一段高となった。金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテクも強く相場を押し上げ。終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。なかでも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.93%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.38%上昇と、ダウ平均(0.62%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。 また、今後本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が朝方に下げた後は底堅く推移し、日足では長めの下ひげを形成したことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。 一方、米長期金利の上昇は一服しているものの、日米長期金利の先高観や中東情勢の緊迫化など警戒材料が払しょくできないことから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が東証プライムに、全保連<5845>が東証スタンダードにそれぞれ上場した。 セクター別では、鉄鋼、輸送用機器、海運業、保険業、機械などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、神戸鋼<5406>、中外薬<4519>、JFE<5411>、東京海上<8766>、伊藤忠<8001>、ホンダ<7267>、パナHD<6752>、大和ハウス<1925>、日本製鉄<5401>、アドバンテスト<6857>、三菱商<8058>、郵船<9101>、丸紅<8002>、OLC<4661>などが上昇。他方、ニデック<6594>、INPEX<1605>、ファナック<6954>などが下落している。 <CS> 2023/10/25 09:38 寄り付き概況 日経平均は157円高でスタート、ソシオネクストやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31157.01;+157.46TOPIX;2245.83;+7.02[寄り付き概況] 24日の日経平均は157.46円高の31157.01円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日23日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は190.87ドル安の32936.41ドル、ナスダックは34.52ポイント高の13018.33で取引を終了した。中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。 その後、10年債利回りが2007年以降で初めて5%に達したのち値ごろ感から低下に転じたことに連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかりナスダックはプラス圏を回復した。さらに、終盤にかけて、ハマスが新たに人質2人解放したと発表したほか、政府がイスラエルに対しガザ地上戦を延期するよう要請しているとの報道で警戒感が緩和し下げ止まった。ただ、石油関連が重しとなりダウは下げを消せず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、米長期金利の低下を受け、ナスダック総合指数が上昇したことが東京市場でハイテク株やグロース株などの株価を支える要因となった。また、日経平均が昨日までの3日続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、今週から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となったとの見方もあった。 一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日米長期金利の先高観測に加え、中東情勢の緊迫化や米財政運営の先行き不透明感など警戒材料が払しょくできないことから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、ジャパンM&Aソリューション<9236>が東証グロースに上場した。 セクター別では、卸売業、輸送用機器、空運業、鉄鋼、電気機器などが値上がり率上位、海運業、鉱業、銀行業、医薬品、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、霞ヶ関キャピタル<3498>、ソフトバンクG<9984>、OLC<4661>、ルネサス<6723>、丸紅<8002>、イビデン<4062>、資生堂<4911>、伊藤忠<8001>、日本製鉄<5401>、JAL<9201>、ファーストリテ<9983>、三菱商<8058>、ディスコ<6146>などが上昇。 他方、ニデック<6594>、川崎船<9107>、協和キリン<4151>、塩野義薬<4507>、中外薬<4519>、郵船<9101>、第一三共<4568>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、コマツ<6301>、ダイキン<6367>、東電力HD<9501>、神戸物産<3038>などが下落している。 <CS> 2023/10/24 09:46 寄り付き概況 日経平均は107円安でスタート、神戸物産やトヨタ自などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31151.98;-107.38TOPIX;2246.06;-9.59[寄り付き概況] 10月23日の日経平均は前週末比107.38円安の31151.98円と3営業日続落でスタート。20日の米国市場でダウ平均は286.89ドル安の33127.28ドル、ナスダックは202.37ポイント安の12983.81で取引を終了。金利先高観に伴う売りに寄り付き後、下落。イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地上侵攻が迫り、週末にかけて中東情勢の一段の悪化を警戒した売りに続落となった。 さらに、下院議長選で第3回投票でも決定ができず、政局混乱への懸念も売り材料となり、終日軟調推移。金利低下にもかかわらずハイテクも売られ、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比160円安の31060円。本日の日経平均は売りが先行。節目の31000円が徐々に接近してきたものの、今週は米国で主要銘柄の決算が本格化することもあり、積極的な押し目買いの動きは限られそうだと見ている向きが多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、神戸物産<3038>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401>、ダイキン<6367>などが下落している一方、ディスコ<6146>、資生堂<4911>、TOWA<6315>などが上昇。業種別では、石油石炭、鉱業、保険などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/10/23 09:35 寄り付き概況 日経平均は265円安でスタート、ダイキンや村田製などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31164.89;-265.73TOPIX;2248.34;-15.82[寄り付き概況] 20日の日経平均は265.73円安の31164.89円と続落して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は続落。ダウ平均は250.91ドル安の33414.17ドル、ナスダックは128.13ポイント安の13186.18で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、まちまちで寄り付いた。 その後、議長が長期債利回りの上昇で利上げの必要性が低下する可能性に言及し金利が伸び悩むと相場は一時上昇。同時に、高いインフレが依然リスクで、経済の強さが続いた場合は追加利上げが正当化されるとの見解を示すなど、利上げ終了が示唆されず長期金利が再び上昇するに連れて警戒感から売りに転じた。終盤にかけて主要株式指数は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日、香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に下落し、上海総合指数が心理的な節目とされる3000に近づいていることも東京市場で警戒材料となった。加えて、中東情勢の緊迫化や米国による対中半導体規制強化への懸念、米財政運営の先行き不透明感なども払しょくできず、週末ということもあり、積極的な買いを手控える要因となった。 一方、昨日の日経平均が600円を超す大幅安となったことで自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、来週から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%上昇だった。 セクター別では、輸送用機器、機械、精密機器、電気機器、海運業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業、医薬品、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、村田製<6981>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、パナHD<6752>、SMC<6273>、スクリーンHD<7735>、資生堂<4911>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、ニデック<6594>、デンソー<6902>、リクルートHD<6098>などが下落。 他方、第一三共<4568>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、日本製鉄<5401>、OLC<4661>、JT<2914>、みずほ<8411>などが上昇している。 <CS> 2023/10/20 09:53 寄り付き概況 日経平均は462円安でスタート、ソシオネクストや第一三共などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31579.54;-462.71TOPIX;2265.36;-29.98[寄り付き概況] 19日の日経平均は462.71円安の31579.54円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は下落。ダウ平均は332.57ドル安の33,665.08ドル、ナスダックは219.44ポイント安の13,314.30で取引を終了した。 中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、下落。さらに、原油高が警戒されたほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で国内経済の底堅さが再確認されたため長期金利が一段と上昇し、ハイテクを中心にさらに売られた。終日軟調に推移し、終盤にかけて、主要株式指数は下げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。市場では、日米長期金利の上昇に加え、中東情勢の緊迫化や米国による対中半導体規制の強化、米財政運営の先行き不透明感など警戒材料が多く、積極的な買いを見送る向きもあった。 一方、外為市場で1ドル=149円70銭台と、昨日15時頃と比べ10銭ほど円安・ドル高方向に振れ、円安水準での推移が続いていることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、今月下旬から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は624億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は4250億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月8-14日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は1兆2599億円だった。 セクター別では、精密機器、機械、非鉄金属、電気機器、証券商品先物などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、第一三共<4568>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、ファナック<6954>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、川崎船<9107>、村田製<6981>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>などが下落。 他方、TOWA<6315>、INPEX<1605>、霞ヶ関キャピタル<3498>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <CS> 2023/10/19 09:25 寄り付き概況 日経平均は6円安でスタート、中外薬やイビデンなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32033.81;-6.48TOPIX;2295.65;+3.57[寄り付き概況] 18日の日経平均は6.48円安の32033.81円と反落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は13.11ドル高の33997.65ドル、ナスダックは34.24ポイント安の13533.75で取引を終了した。 9月小売売上高の伸びが予想を大幅に上回り強い消費が確認され、利上げ長期化懸念に寄り付き後、下落。その後、他の予想を上回る指標を受け、強い成長期待を受けた買いに転じた。ただ、2年債利回りが16年ぶり高水準になるなど長期金利の上昇に連れ売りが再開。終盤にかけて、ダウはかろうじてプラスを回復も、ナスダックは下げを消せず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。海外市場で米長期金利が上昇し、米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。さらに、米政府が中国への半導体輸出規制を強化すると伝えられており、市場の警戒材料となった。 一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、今月下旬から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。今日は、日本時間11時に、7-9月期の中国国内総生産(GDP)、9月の工業生産高、9月の小売売上高など中国の重要経済指標が発表される。 セクター別では、医薬品、サービス業、小売業、情報・通信業、ゴム製品などが値下がり率上位、鉱業、鉄鋼、海運業、卸売業、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、中外薬<4519>、イビデン<4062>、第一三共<4568>、TOWA<6315>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、神戸物産<3038>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、7&iHD<3382>、OLC<4661>、NTT<9432>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>などが下落。 他方、塩野義薬<4507>、三井物<8031>、日本製鉄<5401>、INPEX<1605>、神戸鋼<5406>、富士通<6702>、三菱商<8058>、みずほ<8411>、郵船<9101>、商船三井<9104>、ゆうちょ銀行<7182>、三菱重<7011>などが上昇している。 <CS> 2023/10/18 09:43 寄り付き概況 日経平均は404円高でスタート、レーザーテックやリクルートHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32063.79;+404.76TOPIX;2298.09;+24.55[寄り付き概況] 17日の日経平均は404.76円高の32063.79円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は314.25ドル高の33984.54ドル、ナスダックは160.75ポイント高の13567.98で取引を終了した。政府、同盟国が中東情勢を巡り外交的解決に向けた取り組みを進めていることを受けてさらなる深刻化懸念が後退し、寄り付き後、上昇。ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演で、政策金利据え置き支持を再表明したほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁がインタビューで、インフレ鈍化基調を認めたため金利先高観が後退しハイテクも買われた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク比率が高いナスダック総合指数が1.20%上場、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.43%上昇と、ダウ平均(0.93%上昇)より上昇率が高かったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの買い手掛かり要因となった。また、日経平均が昨日までの続落で800円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。 さらに、10月下旬から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価下支え要因となった。一方、引き続き中東情勢の緊迫化が懸念され、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、ケイファーマ<4896>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、電気・ガス業、輸送用機器、証券商品先物、不動産業などが値上がり率上位、鉱業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、SHIFT<3697>、ルネサス<6723>、OLC<4661>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、HOYA<7741>、村田製<6981>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、東電力HD<9501>、日立<6501>、良品計画<7453>などが上昇。他方、第一三共<4568>、INPEX<1605>などが下落している。 <CS> 2023/10/17 09:44 寄り付き概況 日経平均は332円安でスタート、ファーストリテや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31983.04;-332.95TOPIX;2288.32;-20.43[寄り付き概況] 10月16日の日経平均は前週末比332.95円安の31983.04円と大幅続落でスタート。13日の米国市場でダウ平均は39.15ドル高の33670.29ドル、ナスダックは166.99ポイント安の13407.23で取引を終了。 銀行のシティ(C)やJPモルガン(JPM)などの好決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、航空機メーカー、ボーイング(BA)の下落や10月ミシガン大学消費者信頼感指数の悪化を嫌気した売りに押され、ダウは一時下落に転じたが、底堅く推移した。 一方でハイテクは根強い金利先高観に手仕舞い売りが優勢となり軟調推移を継続し、まちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比365円安の31885円。本日の日経平均は売りが先行。引き続き先週の大幅なリバウンドに対する反動に加え、中東情勢の一段の緊迫化なども警戒されているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテ<6857>、ルネサス<6723>などが下落。業種別では、機械、電気機器、輸送用機器などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/10/16 09:33 寄り付き概況 日経平均は166円安でスタート、7&iHDやアステラス薬などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32328.39;-166.27TOPIX;2324.08;-18.41[寄り付き概況] 13日の日経平均は166.27円安の32328.39円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は反落。ダウ平均は173.73ドル安の33631.14ドル、ナスダックは85.46ポイント安の13574.22で取引を終了した。9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったため高インフレ長期化への懸念に寄り付き後、下落。コア指数は改善したためピーク金利達成に近いとの期待も根強くハイテクはまちまちで推移した。その後、30年債入札の低調な結果を受けて金利が急伸すると相場は大きく下落した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの3営業日で1500円近く上昇しており、短期的な戻り待ちの売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均など主要指数が下落したが、ダウ平均は前日までの4日続伸で680ドルあまり上昇していたことから、昨日の下げは健全なスピード調整と見る向きもあり、また、昨日はダウ平均が一時350ドル近く下落した後に下げ幅を縮める展開となったことが東京市場で一定の安心感となった。さらに、国内で小売り・サービスを中心とする消費関連株の四半期決算発表がピークとなっており、好業績銘柄への物色意欲が相場の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月1-7日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1兆4361億円だった。今日は株価指数先物オプション10月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で32360.91円だった。今日は、9月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)、9月の中国貿易統計が発表される。 セクター別では、輸送用機器、鉄鋼、その他金融業、ゴム製品、不動産業などが値下がり率上位、鉱業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、味の素<2802>、NTTデータG<9613>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、日立<6501>、テルモ<4543>、デンソー<6902>、ディスコ<6146>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、エーザイ<4523>、オリンパス<7733>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>などが下落。他方、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、郵船<9101>、SMC<6273>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、みずほ<8411>などが上昇している。 <CS> 2023/10/13 09:53 寄り付き概況 日経平均は184円高でスタート、ディスコやイオンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32120.94;+184.43TOPIX;2320.34;+12.50[寄り付き概況] 12日の日経平均は184.43円高の32120.94円と3日続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は65.57ドル高の33804.87ドル、ナスダックは96.83ポイント高の13659.68で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。ただ、9月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を上回ったほか、FRBのボウマン理事がインフレ抑制で追加利上げの必要性を指摘しタカ派姿勢を維持するなど高官の見解が分かれ、下落に転じた。FRB公表の9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録ではインフレ抑制で高金利を当面維持していく必要性が強調され、政策を慎重に進める姿勢が示されたため下値も限定的となった。金利の低下を受けてハイテクが買われ相場を押し上げ。終盤にかけダウもプラスに回復し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、米長期金利の低下を受け、ナスダック総合指数が昨日までの4日続伸で3%を超す上げとなったことが、東京市場でハイテク株などの支えとなった。また、国内で小売り・サービスを中心とする消費関連株の四半期決算発表が本格化しており、好業績銘柄に対する物色意欲も株価を支える要因となった。一方、日経平均が昨日までの2日間で900円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りが出やすかった。また、米国で今晩、9月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.5%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.3%増だった。同じく取引開始前に発表された9月の国内企業物価指数は、前年同月比2.0%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.3%上昇だった。 セクター別では、保険業、電気機器、医薬品、輸送用機器、電気・ガス業などが値上がり率上位、鉱業、精密機器、石油石炭製品、陸運業、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、イオン<8267>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、JMDC<4483>、ソシオネクスト<6526>、第一三共<4568>、日立<6501>、東エレク<8035>、東電力HD<9501>、ソニーG<6758>、SUMCO<3436>、中外薬<4519>などが上昇。他方、テルモ<4543>、INPEX<1605>、JR西<9021>、JR東<9020>、KDDI<9433>、神戸物産<3038>、NTT<9432>などが下落している。 <CS> 2023/10/12 09:39 寄り付き概況 日経平均は100円高でスタート、レーザーテックやHOYAなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31847.10;+100.57TOPIX;2314.48;+2.29[寄り付き概況] 11日の日経平均は100.57円高の31847.10円と続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は134.65ドル高の33739.30ドル、ナスダックは78.60ポイント高の13562.84で取引を終了した。中国が景気刺激策を検討しているとの報道を受けた期待感や金利先高観の後退で買われ、寄り付き後、上昇。アトランタ連銀のボスティック総裁がこれ以上の追加利上げが必要になるとは思わないと再表明し債券利回りが一段と低下すると買いに拍車がかかり続伸した。その後も、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測に連れた金利低下でナスダックも上昇。相場は終日堅調に推移し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が終日底堅く推移し今年最大の上げ幅となったことから、押し目買い意欲の強さを指摘する向きがあった。さらに、小売り・サービスを中心とする消費関連株の四半期決算発表が本格化しており、好業績銘柄に対する物色意欲が株価を支える要因となった。一方、昨日の日経平均が大幅に上昇したことから、短期的な戻り待ちの売りが出やすかった。また、米国で今晩、9月の米卸売物価指数(PPI)、明日は9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、空運業、輸送用機器、ゴム製品、不動産業などが値上がり率上位、海運業、鉱業、保険業、銀行業、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ネクステージ<3186>、Jフロント<3086>、ホンダ<7267>、オリンパス<7733>、ルネサス<6723>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、神戸物産<3038>、ダイキン<6367>などが上昇。他方、川崎船<9107>、商船三井<9104>、日本郵政<6178>、郵船<9101>、三井住友<8316>、日本製鉄<5401>、任天堂<7974>、伊藤忠<8001>、パナHD<6752>、コマツ<6301>などが下落している。 <CS> 2023/10/11 09:47 寄り付き概況 日経平均は320円高でスタート、INPEXやENEOSなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31314.67;+320.00TOPIX;2286.38;+22.30[寄り付き概況] 10日の日経平均は320.00円高の31314.67円と反発して取引を開始した。先週末6日の米株式市場でダウ平均は288.01ドル高と反発。9月雇用統計の強い雇用の伸びを受けて追加利上げ観測が強まり売りが先行したが、失業率が予想を上回ったほか賃金の伸びが鈍化したことを受けて金利の上昇も限定的となり、買い戻しが強まった。 昨日9日のダウ平均は197.07ドル高の33604.65ドルと続伸。中東の地政学的リスク上昇を警戒した売りが先行したが、米ダラス連銀のローガン総裁の利上げの必要性を弱める可能性を指摘した発言などを受け買い戻しが優勢となった。また、中東での戦闘激化で防衛関連やエネルギー関連が買われ相場を押し上げた。6日と9日の2日間合計で、ダウ平均は485.08ドル高、ナスダックは264.41ポイント高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の先週末6日と昨日9日の2日間で、米株式市場でダウ平均が大幅高となった流れを引き継いだ。また、小売り・サービスを中心とする消費関連株の四半期決算発表が本格化しており、好業績銘柄に対する物色意欲が株価を支える要因となった。一方、外為市場で1ドル=148円30銭台と、先週末6日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。 また、中東地域での戦闘激化を受けた原油価格の上昇が、物価上昇や企業業績圧迫の要因となるとの警戒感が買い手控え要因となった。さらに、今週は、11日に9月の米卸売物価指数(PPI)、12日に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は2兆2797億円の黒字。前年同月に比べ1兆6050億円黒字幅が拡大した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3兆1676億円の黒字だった。 セクター別では、海運業、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、非鉄金属などが値上がり率上位、空運業が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、ENEOS<5020>、伊藤忠<8001>、丸紅<8002>、三菱重<7011>、三井物<8031>、安川電<6506>、商船三井<9104>、郵船<9101>、川崎船<9107>、三菱商<8058>、神戸鋼<5406>、東エレク<8035>、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、JAL<9201>、資生堂<4911>、三菱自<7211>、ANA<9202>、OLC<4661>、神戸物産<3038>、JR東海<9022>、任天堂<7974>などが下落している。 <CS> 2023/10/10 10:01 寄り付き概況 日経平均は71円安でスタート、INPEXやトヨタなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31003.95;-71.41円TOPIX;2264.25;+0.49[寄り付き概況] 6日の日経平均は71.41円安の31003.95円と反落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は小幅反落。ダウ平均は9.98ドル安の33119.57ドル、ナスダックは16.18ポイント安の13219.83で取引を終了した。週次失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の強さが再確認されたため追加利上げを警戒した売りに寄り付き後、下落。 その後も雇用統計の発表を翌日に控えた警戒感に下落となった。しかし、原油安でインフレ再加速懸念が緩和、さらに、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁がインフレ減速に伴い政策金利据え置きも可能とタカ派姿勢を弱めると長期金利も低下に転じ相場も下げ止まった。終盤にかけ、下げ幅を縮小し相場は一時プラス圏回復も調整的な売りに小幅安で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、9月の米雇用統計が発表され、内容によって米長期金利の動向に影響する可能性があることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に反落したが、一時180ドルを超す下げとなった後に下げ渋ったことが、東京市場で一定の安心感となった。 また、昨日の日経平均がほぼ終日、底堅い動きとなったことから、相場の反発局面入りを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.5%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同4.3%減だった。 セクター別では、鉱業、保険業、石油石炭製品、銀行業、輸送用機器などが値下がり率上位、空運業、証券商品先物、海運業、電気・ガス業、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、トヨタ<7203>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、パナHD<6752>、ダイキン<6367>、コマツ<6301>、東京海上<8766>、ホンダ<7267>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、東電力HD<9501>、NTT<9432>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などが下落。 他方、ディスコ<6146>、JAL<9201>、住友商<8053>、マネックスG<8698>、丸紅<8002>、伊藤忠<8001>、OLC<4661>、郵船<9101>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、三菱商<8058>、三井物<8031>、7&iHD<3382>、神戸物産<3038>などが上昇している。 <CS> 2023/10/06 09:45 寄り付き概況 日経平均は206円高でスタート、三菱自や神戸鋼などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30733.65;+206.77円TOPIX;2234.22;+15.33[寄り付き概況] 5日の日経平均は206.77円高の30733.65円と6日ぶり反発して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は反発。ダウ平均は127.17ドル高の33129.55ドル、ナスダックは176.54ポイント高の13236.01で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計9月分で雇用の伸びが予想以上に減速したため連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測後退で安心感が広がり、寄り付き後、上昇。 しかし、マッカーシー下院議長の解任を受けた政治的混乱や政府機関閉鎖懸念も根強く上値は限定的となった。また、景気後退懸念も強まりダウはマイナス圏に転落。ただ、長期金利の低下でハイテクが買われナスダックは終日堅調に推移し相場を支援した。ダウもプラス圏を回復し、終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でも、米長期金利の上昇一服を受け、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.35%上昇とダウ平均(0.39%上昇)に比べ上昇率が大きく、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.43%上昇しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。 また、日経平均は昨日までの5日続落で1800円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、6日に9月の米雇用統計の発表を控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。 また、米財政運営を巡る不透明感が払しょくできず、投資家心理の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月24-30日に国内株を4週ぶりに買い越した。買越額は710億円だった。 セクター別では、ゴム製品、鉄鋼、銀行業、証券商品先物、海運業などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、医薬品、精密機器が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、三菱自<7211>、神戸鋼<5406>、アドバンテスト<6857>、日本製鉄<5401>、JAL<9201>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>、NTT<9432>、トヨタ<7203>、みずほ<8411>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>、郵船<9101>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>などが上昇。 他方、ネクステージ<3186>、INPEX<1605>、パナHD<6752>、ENEOS<5020>、リクルートHD<6098>、武田薬<4502>、ニデック<6594>、神戸物産<3038>、HOYA<7741>、アステラス薬<4503>、三井物<8031>などが下落している。 <CS> 2023/10/05 09:47 寄り付き概況 日経平均は472円安でスタート、ホンダや丸紅などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30765.03;-472.91TOPIX;2244.41;-31.06[寄り付き概況] 4日の日経平均は472.91円安の30765.03円と5日続落して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は大幅下落。ダウ平均は430.97ドル安の33002.38ドル、ナスダックは248.30ポイント安の13059.47で取引を終了した。金利上昇を警戒した売りが続き、寄り付き後、下落。8月JOLT求人件数が減少予想に反して増加に転じたため強い労働市場を受けて連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、更なる売りに拍車がかかった。 また、民主党議員の協力を仰ぎ11月中旬までのつなぎ予算を成立させ政府機関閉鎖回避にこぎつけたが共和党内の保守強硬派からの反発にあいマッカーシー下院議長が解任されるリスクが上昇し政局不安がさらなる売り材料になり終日軟調に推移。終盤にかけ、下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が8月18日につけた取引時間中の安値(31275円)を下回ったことから、下値メドがつけにくくなったという指摘もあった。 さらに、今週末6日に9月の米雇用統計発表が控えており、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、日経平均は昨日までの4日続落で1100円を超す下げとなっており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、キャスター<9331>、くすりの窓口<5592>が東証グロースに上場した。 セクター別では、電気・ガス業、輸送用機器、銀行業、ゴム製品、その他金融業などが値下がり率上位、鉱業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ホンダ<7267>、丸紅<8002>、伊藤忠<8001>、ソシオネクスト<6526>、三菱HCキャ<8593>、三菱UFJ<8306>、東電力HD<9501>、マツダ<7261>、アドバンテスト<6857>、神戸鋼<5406>、日立<6501>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、トヨタ<7203>、三菱商<8058>、ルネサス<6723>などが下落。他方、ネクステージ<3186>、神戸物産<3038>などが上昇している。 <CS> 2023/10/04 09:31 寄り付き概況 日経平均は151円安でスタート、INPEXや東電力HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31607.97;-151.91TOPIX;2305.32;-9.12[寄り付き概況] 3日の日経平均は151.91円安の31607.97円と4日続落して取引を開始した。前日2日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は74.15ドル安の33433.35ドル、ナスダックは88.45ポイント高の13307.77で取引を終了した。追加利上げ観測が根強く長期金利上昇が警戒され、寄り付き後、下落。 9月ISM製造業景況指数や製造業PMI改定値が予想を上回ったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事が複数回の利上げの必要性に言及するなどFRB高官がタカ派姿勢を維持したため金利が一段と上昇し、10年債利回りが2007年来の高水準に達すると、ダウは売りが加速した。一方、ナスダックは押し目買いが目立ち、上昇に転じると、終日堅調に推移し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が、朝高の後、後場に伸び悩み、下落して取引を終えたことから、相場の上値の重さを指摘する向きがあった。さらに、今週末6日に9月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。 一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=149円80銭台と、このところの円安傾向が続いていることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。 さらに、日経平均は昨日までの3日続落で600円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、西部技研<6223>、ニッポンインシュア<5843>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、海運業、卸売業などが値下がり率上位、空運業、医薬品、その他製品が値上がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、ENEOS<5020>、東電力HD<9501>、神戸鋼<5406>、川崎船<9107>、コマツ<6301>、楽天グループ<4755>、東京海上<8766>、日本製鉄<5401>、三井物<8031>、三菱重<7011>、商船三井<9104>、三菱商<8058>、テルモ<4543>などが下落。他方、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>などが上昇している。 <CS> 2023/10/03 09:38 寄り付き概況 日経平均は244円高でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32101.97;+244.35TOPIX;2338.51;+15.12[寄り付き概況] 10月2日の日経平均は前週末比244.35円高の32101.97円と大幅反発でスタート。9月29日の米国市場でダウ平均は158.84ドル安の33507.50ドル、ナスダックは18.04ポイント高の13219.32で取引を終了。8月コアPCE価格指数の伸び鈍化で、金利高を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。長期金利の低下に伴い特にハイテクが上昇した。 その後、月末、四半期末の調整売りに加えて、連邦予算案期限を翌日に控えて下院が共和党のつなぎ予算案を否決したため政府機関閉鎖への警戒感が一段と強まったほか、自動車労働組合(UAW)ストライキ長期化を警戒した売りが強まり、下落に転じた。終盤にかけ、ダウは下落幅拡大もナスダックはかろうじてプラス圏を保ちまちまちで、終了。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比195円安の31825円。本日の日経平均は買いが先行。直近で重しとなっていた需給イベントを通過した他、米政府機関の閉鎖を回避するためのつなぎ予算案が可決されたことでひとまず投資家心理が改善する流れに。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、川崎汽船<9107>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、ホンダ<7267>、神戸鋼<5406>など全般上昇。業種別では、海運、銀行、ガラス土石などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/10/02 09:34 寄り付き概況 日経平均は146円高でスタート、アドバンテストやリクルートHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32018.64;+146.12TOPIX;2350.91;+5.40[寄り付き概況] 29日の日経平均は146.12円高の32018.64円と反発して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は116.07ドル高の33666.34ドル、ナスダックは108.43ポイント高の13,201.28で取引を終了した。 10年債利回りが16年ぶり高水準に達したため警戒感から売られ、寄り付き後、下落。その後、4-6月期の国内総生産(GDP)や個人消費の確定値の伸びが予想を下回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測も後退し金利低下に伴い買戻しに拍車がかかり、相場は上昇に転じた。ハイテクも買われ、プラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.77%上昇と、ダウ平均(0.35%上昇)と比べ上昇率が大きかったことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、日経平均は先週初19日から昨日まで、8営業日で1600円を超す下げとなっており、押し目買いも入りやすかった。 一方、今日は機関投資家などによる四半期末に伴うリバランス(資産の再配分)売りが出やすいとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の完全失業率(季節調整値)は2.7%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.29倍だった。 同じく、取引開始前に発表された9月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.6%上昇だった。また、8月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比横ばいだった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.1%低下だった。 今日の東京株式市場は セクター別では、精密機器、電気機器、サービス業、陸運業、繊維製品などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業、保険業、銀行業などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、村田製<6981>、東エレク<8035>、OLC<4661>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、ソシオネクスト<6526>、ニデック<6594>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、商船三井<9104>、日本郵政<6178>、川崎船<9107>、デンソー<6902>、第一三共<4568>、住友商<8053>、東京海上<8766>、日本製鉄<5401>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが下落している。 <CS> 2023/09/29 09:29 寄り付き概況 日経平均は252円安でスタート、ソフトバンクや武田薬などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32119.37;-252.53TOPIX;2357.22;-22.31[寄り付き概況] 28日の日経平均は252.53円安の32119.37円と反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は68.61ドル安の33550.27ドル、ナスダックは29.24ポイント高の13092.85で取引を終了した。前日の大幅な下落の反動で、寄り付き後、小幅上昇。 しかし、議会の予算交渉が引き続き難航し政府機関閉鎖リスクが上昇、さらに、原油価格の上昇やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁のタカ派発言を受けて長期金利が一段と上昇すると、警戒感に売りに転じた。終盤にかけては、売られ過ぎ感から買戻しが強まり、ダウは下げ幅を縮小。ナスダックはプラス圏を回復しまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米半導体大手のマイクロン・テクノロジーの6-8月期決算発表で9-11月期の弱い見通しなどが嫌気され、時間外取引で株価が下落したことが、東京市場で半導体関連株などの買い手控え要因となった。 一方、昨日の米株式市場でダウ平均は続落したが、ナスダック総合指数やS&P500、SOX指数など他の主要指数が反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=149円40銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。 さらに、昨日の日経平均が次第に下げ渋る展開となり、取引終了にかけて上昇に転じたことから、相場の腰の強さを指摘する向きがあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月17-23日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は3兆253億円だった。 セクター別では、倉庫運輸関連、その他金融業、海運業、電気・ガス業、医薬品などが値下がり率上位、鉱業が値上がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンク<9434>、武田薬<4502>、商船三井<9104>、信越化<4063>、住友商<8053>、東京海上<8766>、JAL<9201>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>、日本郵政<6178>、OLC<4661>、HOYA<7741>、ゼンショーHD<7550>、ANA<9202>などが下落。他方、INPEX<1605>、コロワイド<7616>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、三菱重<7011>、JT<2914>、中外薬<4519>、ルネサス<6723>、神戸鋼<5406>などが上昇している。 <CS> 2023/09/28 09:28 寄り付き概況 日経平均は291円安でスタート、太陽誘電やディスコなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32023.37;-291.68TOPIX;2356.05;-15.89[寄り付き概況] 27日の日経平均は291.68円安の32023.37円と続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は反落。ダウ平均は388.00ドル安の33618.88ドル、ナスダックは207.71ポイント安の13063.61で取引を終了した。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が年内あと1回の利上げの必要性に言及したほか、JPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)が金利が7%まで上昇するリスクを警告したため金利高を警戒した売りに寄り付き後、下落。 その後発表された9月消費者信頼感指数や8月新築住宅販売件数が予想を下回ったためスタグフレーション懸念も強まり、一段安となった。金利の上昇に連れハイテクも弱く、また、ドル高も企業の収益を損なうとの懸念にさらに売りが加速し、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が32600円台に位置する25日移動平均線や75日線をほぼ終日下回って推移したことから、相場の基調の弱さを指摘する向きもあった。一方、日経平均は先週初来、昨日までで1200円を超す下げとなっていることから。押し目買いが入りやすかった。 また、外為市場で1ドル=149円00銭台と、このところの円安・ドル高水準が継続していることが、東京市場で輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、オカムラ食品工業<2938>が東証スタンダードに、AVILEN<5591>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、電気・ガス業、精密機器、機械、海運業、輸送用機器などが値下がり率上位、鉱業1業種が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、太陽誘電<6976>、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、相鉄HD<9003>、東電力HD<9501>、ファーストリテ<9983>、ゼンショーHD<7550>、商船三井<9104>、JFE<5411>、三井住友<8316>、東エレク<8035>などが下落。他方、ソフトバンク<9434>、JSR<4185>などが上昇している。 <CS> 2023/09/27 09:33 寄り付き概況 日経平均は38円安でスタート、東エレクやエーザイなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32640.05;-38.57TOPIX;2387.26;+1.76[寄り付き概況] 26日の日経平均は38.57円安の32640.05円と反落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は反発。ダウ平均は43.04ドル高の34006.88ドル、ナスダックは59.51ポイント高の13271.32で取引を終了した。10年債利回りが2007年来の高水準となる金利高を警戒した売りに、寄り付き後、下落。 また、議会の予算交渉が難航し政府機関閉鎖リスクが上昇、信用格付けにもネガティブに反映する懸念も広がり、一段安となった。ただ、ユダヤ教の祭日で参加者が限られ売りが続かず、また、シカゴ連銀のグールズビー総裁がソフトランディングの可能性を指摘すると期待感から終盤にかけて買戻しが強まり、プラス圏を回復し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって5日ぶりに反発したが、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測は根強く、昨日の海外市場で米長期金利が上昇。これを受け、米株式市場でダウ平均が一時180ドルを超す下げとなるなどマイナス圏で推移する場面が多かったこともあり、米株式相場の基調は強くないとの見方があり、東京市場の株価の重しとなった。 一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=148円80銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高となり、このところの円安傾向が継続していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。 さらに、岸田首相が10月中の経済対策とりまとめを指示し、政府・与党が規模に関する議論を始めることから、経済対策に期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、ネットスターズ<5590>が東証グロースに、オートサーバー<5589>が東証スタンダードと名証メインに上場した。 セクター別では、医薬品、金属製品、情報・通信業、建設業、ゴム製品などが値下がり率上位、海運業、保険業、銀行業、その他金融業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、東電力HD<9501>、神戸鋼<5406>、アステラス薬<4503>、JT<2914>、ファナック<6954>、ルネサス<6723>、ソシオネクスト<6526>、JFE<5411>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、三井住友<8316>、東京海上<8766>、商船三井<9104>、日本郵政<6178>、郵船<9101>、三菱UFJ<8306>、武田薬<4502>などが上昇している。 <CS> 2023/09/26 09:30 寄り付き概況 日経平均は114円高でスタート、レーザーテックや第一三共などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32517.26;+114.85TOPIX;2383.47;+7.20[寄り付き概況] 9月25日の日経平均は前週末比114.85円高の32517.26円と5日ぶり反発でスタート。22日の米国市場でダウ平均は106.58ドル安の33963.84ドル、ナスダックは12.18ポイント安の13211.81で取引を終了。 長期金利の上昇が一段落したため、まちまちで寄り付いた。その後、9月サービス業や総合PMI速報値の悪化を嫌気しダウは下落。ハイテクは金利の低下で堅調に推移したが、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて終盤にかけ下落に転じた。原油高や年内の追加利上げの可能性、政府機関閉鎖の可能性や自動車労働組合(UAW)のスト継続リスクが警戒され相場は戻り鈍く、下落で終了。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比5円安の32265円。本日の日経平均はやや買いが先行。前週の大幅な下落を受けて、いったんは自律反発が意識される展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、カプコン<9697>などが上昇する一方、三井住友<8316>や川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、ネクステージ<3186>などが下落。業種別では、医薬品、ゴム製品、情報通信などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/09/25 09:31 寄り付き概況 日経平均は381円安でスタート、東エレクや丸紅などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32189.32;-381.71TOPIX;2360.13;-23.28[寄り付き概況] 22日の日経平均は381.71円安の32189.32円と4日続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は続落。ダウ平均は370.46ドル安の34070.42ドル、ナスダックは245.14ポイント安の13223.98で取引を終了した。 連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが除外されず、さらに週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため追加利上げを警戒した売りに、寄り付き後、下落。その後も高金利長期化を織り込み長期金利が大幅に上昇したためハイテクも売られ、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=147円60銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表、植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。 一方、日経平均は昨日までの3日続落で900円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、岸田首相が日本の資産運用へ海外投資家の参入を促すための「資産運用特区」を設けると表明する、と報じられたことを受け、海外投資家による日本株投資拡大に期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された8月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月10-16日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は1兆5839億円だった。 セクター別では、輸送用機器、非鉄金属、機械、不動産業、証券商品先物などが値下がり率上位、空運業、鉱業、精密機器などが値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、丸紅<8002>、ダイキン<6367>、東電力HD<9501>、IHI<7013>、ディスコ<6146>、ネクステージ<3186>、三井物<8031>、三菱重<7011>、ソフトバンクG<9984>、三菱商<8058>、伊藤忠<8001>、ファナック<6954>、日立<6501>などが下落。他方、HOYA<7741>、INPEX<1605>などが上昇している。 <CS> 2023/09/22 09:36 寄り付き概況 日経平均は158円安でスタート、中外薬やキーエンスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32865.56;-158.22TOPIX;2400.24;-5.76[寄り付き概況] 21日の日経平均は158.22円安の32865.56円と3日続落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続落。ダウ平均は76.85ドル安の34440.88ドル、ナスダックは209.06ポイント安の13469.13で取引を終了した。利上げ終了観測などに連れた金利の低下を好感し、寄り付き後、上昇。政府機関閉鎖リスクが低下したことも買い材料となり上昇した。 その後、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定したが、インフレの目標達成までの道のりは長いと追加利上げの可能性も除外しなかったため金利上昇に連れ相場は下落に転じ、終盤にかけ下落幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.53%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.74%下落と、ダウ平均(0.22%下落)より下落率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。 一方、外為市場で1ドル=148円30銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日までの続落で500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、揚羽<9330>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、鉱業、医薬品、電気機器、サービス業などが値下がり率上位、銀行業、鉄鋼、非鉄金属、ゴム製品、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、中外薬<4519>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、村田製<6981>、リクルートHD<6098>、ニデック<6594>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、IHI<7013>などが下落。 他方、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、JFE<5411>、ゆうちょ銀行<7182>、ダイキン<6367>、日本製鉄<5401>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、みずほ<8411>、神戸鋼<5406>、ネクステージ<3186>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <CS> 2023/09/21 09:29

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