寄り付き概況
日経平均は165円安でスタート、ディスコや三菱重などが下落
配信日時:2025/01/28 09:39
配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39400.02;-165.78TOPIX;2750.50;-7.57
[寄り付き概況]
28日の日経平均は165.78円安の39400.02円と3日続落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は高安まちまち。ダウ平均は289.33ドル高の44713.58ドル、ナスダックは612.46ポイント安の19341.84で取引を終了した。中国の格安な人工知能(AI)モデルへの脅威を背景とした世界的なハイテク株売りにおされ、寄り付き後、下落。半導体のエヌビディアなどの急落がけん引し、ナスダックは大幅続落した。一方、一部主要企業の好決算が支援したほか、12月新築住宅販売が予想以上に増加するなど良好な経済指標を受け景気への楽観的な見通しにダウは上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3.07%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が9.15%下落と大きく下げてたことが東京市場でハイテク株やAI関連株、半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=154円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が反発したことが東京市場で株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で株価を支える要因となった。さらに、今週から本格化する内外四半期決算への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は韓国、上海市場などが休場、香港市場が短縮取引となる。
セクター別では、非鉄金属、電気・ガス業、鉱業、電気機器、証券商品先物などが値下がり率上位、空運業、医薬品、銀行業、不動産業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、古河電工<5801>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、NTTデータ<9613>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、IHI<7013>、住友電工<5802>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、キオクシアHD<285A>などが下落。他方、日立建<6305>、三井不<8801>、ニトリHD<9843>、OLC<4661>、霞ヶ関キャピタル<3498>、良品計画<7453>、KDDI<9433>、DeNA<2432>、任天堂<7974>、SMC<6273>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、第一三共<4568>、フジHD<4676>などが上昇している。
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日経平均;39400.02;-165.78TOPIX;2750.50;-7.57
[寄り付き概況]
28日の日経平均は165.78円安の39400.02円と3日続落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は高安まちまち。ダウ平均は289.33ドル高の44713.58ドル、ナスダックは612.46ポイント安の19341.84で取引を終了した。中国の格安な人工知能(AI)モデルへの脅威を背景とした世界的なハイテク株売りにおされ、寄り付き後、下落。半導体のエヌビディアなどの急落がけん引し、ナスダックは大幅続落した。一方、一部主要企業の好決算が支援したほか、12月新築住宅販売が予想以上に増加するなど良好な経済指標を受け景気への楽観的な見通しにダウは上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3.07%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が9.15%下落と大きく下げてたことが東京市場でハイテク株やAI関連株、半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=154円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が反発したことが東京市場で株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で株価を支える要因となった。さらに、今週から本格化する内外四半期決算への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は韓国、上海市場などが休場、香港市場が短縮取引となる。
セクター別では、非鉄金属、電気・ガス業、鉱業、電気機器、証券商品先物などが値下がり率上位、空運業、医薬品、銀行業、不動産業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、古河電工<5801>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、NTTデータ<9613>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、IHI<7013>、住友電工<5802>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、キオクシアHD<285A>などが下落。他方、日立建<6305>、三井不<8801>、ニトリHD<9843>、OLC<4661>、霞ヶ関キャピタル<3498>、良品計画<7453>、KDDI<9433>、DeNA<2432>、任天堂<7974>、SMC<6273>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、第一三共<4568>、フジHD<4676>などが上昇している。
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