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寄り付き概況 日経平均は34円安でスタート、キーエンスや川崎重などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32742.29;-34.08TOPIX;2379.48;-0.43[寄り付き概況] 13日の日経平均は34.08円安の32742.29円と反落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は反落。ダウ平均は17.73ドル安の34645.99ドル、ナスダックは144.28ポイント安の13773.61で取引を終了した。 8月消費者物価指数(CPI)発表を翌日に控えた警戒感に寄り付き後、下落。ソフトランディング期待にダウは一時プラス圏に回復もハイテクの売りに押され上昇を維持できなかった。携帯端末のアップル(AAPL)やソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)の下落がハイテクセクターの重しとなり、ナスダック総合指数は終盤にかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。特に、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1%を超す下げとなったことが、東京市場でハイテク株やグロース株の買い手控え要因となった。また、原油価格が上昇しインフレ懸念が強まっている中、今晩、8月の米消費者物価指数(CPI)、明日は8月の米生産者物価指数(PPI)の発表が控えていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。 一方、外為市場で1ドル=147円10銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は32500円台に位置する75日移動平均線が下値支持線として機能しているとの見方から、下値余地は限定的と見る向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の国内企業物価指数は、前年同月比3.2%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.2%上昇だった。 セクター別では、電気機器、精密機器、食料品、情報・通信業、機械などが値下がり率上位、鉱業、ゴム製品、石油石炭製品、海運業、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、キーエンス<6861>、川崎重<7012>、ディスコ<6146>、日立<6501>、村田製<6981>、ルネサス<6723>、信越化<4063>、IHI<7013>、ソニーG<6758>、ソシオネクスト<6526>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが下落。 他方、INPEX<1605>、ブリヂストン<5108>、川崎船<9107>、ENEOS<5020>、富士フイルムHD<4901>、三菱UFJ<8306>、郵船<9101>、東電力HD<9501>、商船三井<9104>、JFE<5411>、コマツ<6301>、JAL<9201>などが上昇している。 <CS> 2023/09/13 09:34 寄り付き概況 日経平均は161円高でスタート、パナHDや三菱地所などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32629.16;+161.40TOPIX;2371.14;+10.66[寄り付き概況] 12日の日経平均は161.40円高の32629.16円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は87.13ドル高の34663.72ドル、ナスダックは156.37ポイント高の13917.89で取引を終了した。イエレン財務長官が週末のインタビューでインフレが着実に鈍化しており、景気後退を回避する軌道にあると楽観的な見解を示し、寄り付き後、上昇。今週に消費者物価指数(CPI)などの重要指標発表を控えた警戒感に一時伸び悩んだ局面もあったが、携帯端末のアップル(AAPL)のイベントを明日に控えハイテクが高く、相場を支えた。終盤にかけナスダックは上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.14%上昇と、ダウ平均(0.25%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日までの3日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。一方、日銀がマイナス金利政策の解除に向かうとの思惑が台頭し、国内で長期金利上昇が警戒され、株価の重しとなった。また、今週は13日に8月の米消費者物価指数(CPI)、14日に8月の米生産者物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、ライズ・コンサルティング・グループ<9168>が東証グロースに上場した。 セクター別では、不動産業、輸送用機器、ゴム製品、繊維製品、非鉄金属などが値上がり率上位、保険業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、パナHD<6752>、三菱地所<8802>、トヨタ<7203>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ホンダ<7267>、三井不<8801>、川崎船<9107>、ファナック<6954>、商船三井<9104>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、JR東海<9022>、ファーストリテ<9983>、ソシオネクスト<6526>などが上昇。他方、川崎重<7012>、IHI<7013>、JFE<5411>、アドバンテスト<6857>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などが下落している。 <CS> 2023/09/12 09:31 寄り付き概況 日経平均は83円高でスタート、三菱UFJやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32690.54;+83.70TOPIX;2369.11;+10.09[寄り付き概況] 9月11日の日経平均は前週末比83.70円高の32690.54円と反発でスタート。8日の米国市場でダウ平均は75.86ドル高の34576.59ドル、ナスダックは12.70ポイント高の13761.53で取引を終了。中国との対立を警戒した売りが一段落し寄り付き後、上昇。中国政府によるアイフォーン使用制限が警戒され売られていた携帯端末のアップル(AAPL)株が反発したことも相場支援材料となった。金利動向も安定したため主要株式指数は終日底堅く推移し、プラス圏を維持し終了。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比100円高の32520円。本日の日経平均は、前週末に大幅安となった反動からやや買いが先行。ただし、アップル株の動向をうけ、中国政府による他のハイテク株への規制強化の動きに対する警戒感もひとまず一定の落ち着きをみせると予想された、値がさハイテク株の動きが重く、その後マイナスに転じている。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、神戸鋼<5406>、INPEX<1605>、日本郵政<6178>、りそなHD<8308>などが上昇する一方、レーザーテック<6920>や三菱重<7011>、川崎汽船<9107>、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、銀行、鉱業、電気ガスなどが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/09/11 09:32 寄り付き概況 日経平均は74円安でスタート、東エレクや三菱商などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32916.25;-74.83TOPIX;2372.11;-11.27[寄り付き概況] 8日の日経平均は74.83円安の32916.25円と続落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちまち、ダウ平均は57.54ドル高の34500.73ドル、ナスダックは123.64ポイント安の13,748.83で取引を終了した。中国政府による政府機関職員のアイフォーン持ち込み禁止を警戒した携帯端末アップル(AAPL)株の下落が相場全体を押し下げ、寄り付き後、下落。その後、週次失業保険申請件数が予想外に減少したことや4-6月期の非農業部門労働生産性改定値の改善で景気後退懸念が一段と後退し、ダウは上昇に転じた。一方、金利の上昇を警戒しハイテクの売りが続き、ナスダックは終日軟調に推移。終盤にかけて長期金利が低下に転じ下げ幅を縮小したが下落は消せず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、ダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日は下落したものの引き続き高値警戒感が意識された。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が9日ぶりに反落したことから、押し目待ちの買いも入りやすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4-6月期の国内総生産(GDP)改定値は実質前期比1.2%増、年率換算では4.8%増だった。速報値は1.5%増、年率では6.0%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は、年率では5.5%増だった。今日は株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で32921.39円だった。 セクター別では、銀行業、非鉄金属、卸売業、倉庫運輸関連、電気機器などが値下がり率上位、パルプ・紙、石油石炭製品、空運業、証券商品先物が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、三菱重<7011>、三菱商<8058>、三井物<8031>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、デンソー<6902>、丸紅<8002>、日立<6501>、ファナック<6954>、SMC<6273>、三菱UFJ<8306>、村田製<6981>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>などが下落。他方、ホンダ<7267>、リクルートHD<6098>、アステラス薬<4503>、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、TDK<6762>、富士フイルム<4901>、ニデック<6594>、任天堂<7974>、コマツ<6301>、HOYA<7741>などが上昇している。 <CS> 2023/09/08 09:33 寄り付き概況 日経平均は122円安でスタート、オリンパスやネクステージなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33118.55;-122.47TOPIX;2386.79;-5.74[寄り付き概況] 7日の日経平均は122.47円安の33118.55円と9日ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は続落、ダウ平均は198.78ドル安の34443.19ドル、ナスダックは148.48ポイント安の13872.47で取引を終了した。原油高を警戒した売りが続き、寄り付き後、下落。その後発表された8月ISM非製造業指数が想定以上に強く、年内の追加利上げ観測が再燃し警戒感から売りに拍車がかかった。長期金利上昇で、ハイテク関連も終日軟調に推移。その後、終盤にかけて、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気や雇用に鈍化の兆候が示されたため金利の上昇が一段落し、下落幅を縮小し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの8日続伸で1600円を超す上昇となっていることから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。一方、外為市場で1ドル=147円70銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均は一昨日までの7日続伸の後にも関わらず、終日、下値の堅い展開となったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月27日-9月2日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は5319億円だった。今日は8月の中国貿易統計が発表される。 セクター別では、精密機器、サービス業、金属製品、電気機器、機械などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、パルプ・紙、海運業、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、オリンパス<7733>、ネクステージ<3186>、イビデン<4062>、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、HOYA<7741>、村田製<6981>、SMC<6273>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、ANA<9202>などが下落。他方、川崎重<7012>、三井物<8031>、三菱商<8058>、JR東<9020>、東京海上<8766>、INPEX<1605>、ファーストリテ<9983>、三菱重<7011>、伊藤忠<8001>、郵船<9101>、三菱UFJ<8306>、川崎船<9107>、ソフトバンク<9434>、ソフトバンクG<9984>などが上昇している。 <CS> 2023/09/07 09:31 寄り付き概況 日経平均は78円高でスタート、マツダやINPEXなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33115.06;+78.30TOPIX;2383.75;+5.90[寄り付き概況] 6日の日経平均は78.30円高の33115.06円と8日続伸して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は下落。ダウ平均は195.74ドル安の34641.97ドル、ナスダックは10.86ポイント安の14020.95で取引を終了した。サウジアラビアやロシアが減産延長計画を発表し、供給ひっ迫による原油高でインフレも長期化するとの懸念が浮上し、寄り付き後、下落。年内の利上げ観測も根強く長期金利の上昇を警戒した売りが強まり、終盤にかけてダウ平均は下げ幅を拡大した。ハイテクは12日にイベント開催を予定している携帯端末のアップル(AAPL)の新商品発表への期待を背景に底堅く推移したが、ナスダックもプラス圏を維持できず下落で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。外為市場で1ドル=147円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が前場に下げた後は底堅く推移し、心理的な節目とされる33000円を回復し、昨日の高値で取引を終えたことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、昨日の米株式市場で、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの7日続伸で1400円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、輸送用機器、石油石炭製品、銀行業、保険業などが値上がり率上位、倉庫運輸関連、ガラス土石製品、化学が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、マツダ<7261>、INPEX<1605>、ZHD<4689>、三菱重<7011>、ソシオネクスト<6526>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>、NEC<6701>、レーザーテック<6920>、JR東<9020>、アドバンテスト<6857>、OLC<4661>、ENEOS<5020>などが上昇。他方、三菱商<8058>、丸紅<8002>、武田薬<4502>、信越化<4063>などが下落している。 <CS> 2023/09/06 09:31 寄り付き概況 日経平均は2円高でスタート、信越化や三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32941.41;+2.23TOPIX;2375.35;+1.62[寄り付き概況] 5日の日経平均は2.23円高の32941.41円と7日続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場はレーバーデーの祝日のため休場。欧州市場は、英FTSETM100が-0.16%、独DAXが-0.10%、仏CAC40が-0.24%となった。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。外為市場で1ドル=146円50銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、中国の主要都市で住宅ローンの規制緩和が相次ぎ打ち出されたことなどから、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に上昇したことも東京市場で安心感となった。一方、昨日の欧州市場で主要指数が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの6日続伸で1300円を超す上げとなっていることから、短期的な戻り待ちの売りが出やすく、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。なお、取引開始前に発表された7月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比5.0%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%減だった。日本時間10時45分に8月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では、銀行業、海運業、パルプ・紙、精密機器、不動産業などが値上がり率上位、鉄鋼、電気・ガス業、金属製品、医薬品、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、信越化<4063>、メルカリ<4385>、三菱UFJ<8306>、オリンパス<7733>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱地所<8802>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、SMC<6273>、ソフトバンク<9434>、JR東海<9022>、ファナック<6954>、INPEX<1605>などが上昇。他方、JFE<5411>、神戸鋼<5406>、ディスコ<6146>、日本製鉄<5401>、ルネサス<6723>、NSD<9759>、日産自<7201>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などが下落している。 <CS> 2023/09/05 09:29 寄り付き概況 日経平均は86円高でスタート、三菱UFJや川崎汽船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32797.32;+86.70TOPIX;2357.13;+7.38[寄り付き概況] 9月4日の日経平均は前週末比86.70円高の32797.32円と6営業日続伸でスタート。9月1日の米国市場でダウ平均は115.80ドル高の34837.71ドル、ナスダックは3.15ポイント安の14031.82で取引を終了。8月雇用統計の結果が労働市場減速の証拠となり、追加利上げ観測が後退、買いが先行して始まった、しかし、その後に発表されたISM製造業景況指数や建設支出が予想を上回り金利が上昇に転じると、特にハイテクの売りが強まり、ナスダック総合指数は下落に転じた。ダウ平均はソフトランディング(軟着陸)期待を背景とした買いが下値を支えてプラス圏を保ち、まちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比60円高の32760円。本日の日経平均は、やや買いが先行して始まったものの、その後は上げ幅を縮める動きに。4日の米国市場はレイバー・デーの祝日のため、海外勢の商いは膨らまず、こう着感が強い1日とみる市場関係者も多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、神戸鋼<5406>、INPEX<1605>などが上昇する一方、ソフトバンクG<9984>やディスコ<6146>などが小安い。業種別では、鉱業、海運、輸送用機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/09/04 09:35 寄り付き概況 日経平均は98円安でスタート、ソシオネクストやエーザイなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32521.15;-98.19TOPIX;2328.60;-3.40[寄り付き概況] 1日の日経平均は98.19円安の32521.15円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日8月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は168.33ドル安の34721.91ドル、ナスダックは15.66ポイント高の14034.97で取引を終了した。米7月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想に一致し、利上げ終了期待を背景とした買いが先行。その後、雇用統計の発表を控えて警戒感も強まり、終盤にかけてダウ平均は下落に転じた。ハイテクは長期金利の低下で安心感が広がり終日堅調に推移しプラス圏を維持。まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で1000円近く上昇したことから、戻り待ちの売りが出やすかった。さらに、米国で今晩、米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が、32200円台に位置する25日移動平均線を下回ることなく推移したことから、25日線が下値支持線として意識されるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、パルプ・紙、輸送用機器、陸運業、その他製品、医薬品などが値下がり率上位、鉱業、銀行業、証券商品先物、鉄鋼、電気機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、エーザイ<4523>、村田製<6981>、OLC<4661>、東電力HD<9501>、HOYA<7741>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、コマツ<6301>、丸紅<8002>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、ソニーG<6758>、INPEX<1605>、ダイキン<6367>、クボタ<6326>、伊藤忠<8001>、リクルートHD<6098>、川崎船<9107>、パナHD<6752>、アサヒ<2502>、神戸鋼<5406>、郵船<9101>などが上昇している。 <CS> 2023/09/01 09:46 寄り付き概況 日経平均は27円高でスタート、OLCやスズキなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32361.02;+27.56TOPIX;2314.58;+1.20[寄り付き概況] 31日の日経平均は27.56円高の32361.02円と4日続伸して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は37.57ドル高の34890.24ドル、ナスダックは75.55ポイント高の14019.31で取引を終了した。8月ADP全米雇用リポートの民間部門雇用者数の伸びが予想以上に減速したほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に下方修正されたため、利上げ終了期待が広がり買いが先行。その後、景気減速を警戒した売りで一時下落に転じる場面もあったが、長期金利の低下や新型アイフォーンの発表期待を受けた携帯端末アップル(AAPL)株の上昇が相場を支え、終日底堅く推移した。終盤にかけては今週発表が予定されているPCEコア価格指数や雇用統計を前にした調整も見られ、伸び悩んで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が32200円台に位置する25日移動平均線を終値で上回ったことから、相場の先高観を指摘する向きもあった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなったことから、戻り待ちの売りが出やすかった。また、米国で今日、米個人消費支出(PCE)コアデフレーター、明日は米雇用統計が発表される。いずれも米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされる経済指標で、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.0%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.4%低下だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月20-26日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は6038億円だった。 セクター別では、陸運業、不動産業、空運業、輸送用機器、サービス業などが値上がり率上位、銀行業、保険業、証券商品先物、パルプ・紙、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、OLC<4661>、スズキ<7269>、三菱商<8058>、JR東海<9022>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、クボタ<6326>、トヨタ<7203>、JR東<9020>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、ANA<9202>、三井不<8801>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、アステラス薬<4503>、三菱重<7011>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、キーエンス<6861>、オリンパス<7733>、ソシオネクスト<6526>、日本郵政<6178>、ソフトバンクG<9984>などが下落している。 <CS> 2023/08/31 09:38 寄り付き概況 日経平均は205円高でスタート、ディスコや楽天グループなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32432.95;+205.98TOPIX;2314.31;+10.90[寄り付き概況] 30日の日経平均は205.98円高の32432.95円と3日続伸して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は292.69ドル高の34852.67ドル、ナスダックは238.63ポイント高の13943.76で取引を終了した。中国の大手国有銀行が既存の住宅ローン金利を引き下げ、成長支援策を強化するとの報道を好感し、買いが先行。7月JOLTS求人件数や8月消費者信頼感指数が予想を下回ると追加利上げ観測が後退、長期金利の大幅な低下に伴いハイテクを中心に買われ、株式相場は上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.74%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.59%上昇と、ダウ平均(0.85%上昇)より上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、中国の景気懸念が意識されているが、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に続伸したことが、東京市場の安心感となった。一方、外為市場で1ドル=145円90銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は32200円台後半に位置する25日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、インバウンドプラットフォームが東証グロースに上場した。 セクター別では、電気機器、銀行業、精密機器、機械、鉱業などが値上がり率上位、小売業、電気・ガス業、水産・農林業、パルプ・紙、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、クボタ<6326>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、楽天グループ<4755>、HOYA<7741>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、三菱重<7011>、信越化<4063>、三井物<8031>、ファナック<6954>などが上昇。他方、コシダカHD<2157>、イオン<8267>、東電力HD<9501>、JINSHD<3046>、吉野家HD<9861>、クリレスHD<3387>、サイゼリヤ<7581>などが下落している。 <CS> 2023/08/30 09:37 寄り付き概況 日経平均は110円高でスタート、楽天グループやダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32280.57;+110.58TOPIX;2306.47;+6.66[寄り付き概況] 29日の日経平均は110.58円高の32280.57円と続伸して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は213.08ドル高の34559.98ドル、ナスダックは114.49ポイント高の13705.13で取引を終了した。中国政府による資本市場の活性化・信頼感向上に向けた一連の政策発表を好感し、買いが先行した。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週のジャクソンホール会合で追加利上げを除外しなかった一方、注意深く政策を判断していく方針を示したことで長期金利が低下、これに伴い投資家心理が改善し、終日堅調に推移した。ハイテクも買われ、相場全体を支えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。米追加利上げへの過度な警戒が和らいだことに加え、中国の資本市場活性化策の発表などが相場の支えとなった。また、昨日の日経平均が上昇して始まった後も終日、底堅い展開となったことから、相場の下値の堅さを指摘する向きもあった。一方、日経平均は、32100円台後半に位置する75日移動平均線や32200円台後半に位置する25日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。また、今週は米国で31日に米個人消費支出(PCE)コアデフレーター、9月1日に米雇用統計、中国で31日に8月の中国製造業と非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の完全失業率(季節調整値)は2.7%となり前月比0.2ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.30倍だった。 セクター別では、鉄鋼、パルプ・紙、水産・農林業、空運業、機械などが値上がり率上位、保険業が値下がしている。東証プライムの売買代金上位では、楽天グループ<4755>、ダイキン<6367>、神戸鋼<5406>、高島屋<8233>、東エレク<8035>、イズミ<8273>、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、日本製鉄<5401>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、SOMPO<8630>、クリレスHD<3387>、ルネサス<6723>、日立<6501>、イオン<8267>などが下落している。 <CS> 2023/08/29 09:31 寄り付き概況 日経平均は291円高でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31915.68;+291.40TOPIX;2284.88;+18.48[寄り付き概況] 8月28日の日経平均は前週末比291.40円高の31915.68円と大幅反発でスタート。25日の米国市場でダウ平均は247.48ドル高の34346.90ドル、ナスダックは126.67ポイント高の13590.65で取引を終了。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会合での講演で、追加利上げの可能性を除外しなかったため金利上昇を警戒して一時下落に転じる場面があった。一方、議長が過剰な利上げリスクを認識し、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示すと、長期金利が伸び悩み株式相場も再び上昇。午後に航空機メーカーのボーイングの上昇が相場を一段と押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比230円高の31860円。先週末にパウエルFRB議長の講演を警戒するなか、日経平均は662円と大幅に下落していたこともあり、本日の日経平均はイベント通過で買い戻しの動きが先行する展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ホンダ<7267>など主力処は全般上昇。業種別では、石油石炭、機械、輸送用機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/08/28 09:20 寄り付き概況 日経平均は446円安でスタート、東エレクやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31840.91;-446.30TOPIX;2263.69;-22.90[寄り付き概況] 25日の日経平均は446.30円安の31840.91円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は反落。ダウ平均は373.56ドル安の34099.42ドル、ナスダックは257.06ポイント安の13463.97で取引を終了した。好決算を発表した半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)株の上昇が相場をけん引し、寄り付き後は上昇。ただ、その後同社株価が伸び悩んだほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少するなど労働市場の強さが再確認されると長期金利が上昇し、下落に転じた。さらに、ボストン連銀のコリンズ総裁が追加利上げの可能性に言及すると下げが加速。終盤にかけてはジャクソンホール会合でのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を警戒した売りも強まり、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間の今日午後11時にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。さらに、日経平均は32300円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。一方、外為市場で1ドル=146円00銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日は日経平均が取引終了にかけて底堅く推移し、昨日の高値近辺で取引を終えたことから、相場の先高観を指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.8%上昇だった。 セクター別では、電気機器、非鉄金属、精密機器、小売業、機械などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>、SUMCO<3436>、ファーストリテ<9983>、神戸鋼<5406>、東電力HD<9501>などが下落。他方、クラレ<3405>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、郵船<9101>などが上昇している。 <CS> 2023/08/25 09:47 寄り付き概況 日経平均は120円高でスタート、アドバンテストや味の素などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32130.52;+120.26TOPIX;2279.59;+2.54[寄り付き概況] 24日の日経平均は120.26円高の32130.52円と4日続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は184.15ドル高の34472.98ドル、ナスダックは215.16ポイント高の13721.03で取引を終了した。8月製造業・サービス業の購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の年内の追加利上げ観測が後退し、買いが先行。長期金利が大きく低下したことでハイテクも買われ、相場全体を押し上げた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、米市場の取引終了後に発表されたエヌビディアの5-7月期決算が市場予想を上回り、時間外取引で株価が上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=144円60銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの重しとなった。また、25日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとするムードが継続する中、日経平均は昨日までの3日間で500円を超す上げとなったことから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月13-19日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は7407億円だった。 セクター別では、鉱業、電気機器、石油石炭製品、精密機器、情報・通信業、などが値上がり率上位、不動産業、電気・ガス業、ゴム製品、繊維製品、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、新光電工<6967>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、味の素<2802>、INPEX<1605>、パナHD<6752>、SMC<6273>、ENEOS<5020>、HOYA<7741>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、アステラス薬<4503>、OLC<4661>、ホンダ<7267>、川崎汽船<9107>、東電力HD<9501>、東宝<9602>、日産自<7201>、日本郵政<6178>、商船三井<9104>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2023/08/24 09:35 寄り付き概況 日経平均は138円安でスタート、コマツや三菱UFJなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31717.91;-138.80TOPIX;2254.77;-10.94[寄り付き概況] 23日の日経平均は138.80円安の31717.91円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は174.86ドル安の34288.83ドル、ナスダックは8.28ポイント高の13505.87で取引を終了した。ジャクソンホール会合を控えた調整が続き、まちまちで寄り付いた。その後、格付け会社S&Pグローバル・レーティングによる複数銀の格下げ発表を受け金融システムへの不安が再燃し下落。また、一部小売企業の冴えない決算を受けて消費動向にも懸念が広がり、一段安となった。ダウ平均は終盤にかけて下げ幅を拡大。一方、ハイテクは引きつづき押し目買い意欲が強く、底堅く推移しナスダックはプラス圏を維持した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場でナスダック総合指数以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き、25日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとして、積極的な買いを見送るムードもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅ながら上昇したことが東京市場でハイテク株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が前場に安値をつけた後は底堅い動きとなったことから、相場の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、卸売業、銀行業、輸送用機器、保険業、証券商品先物などが値下がり率上位、電気・ガス業、空運業、陸運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、ソシオネクスト<6526>、伊藤忠<8001>、アドバンテスト<6857>、エーザイ<4523>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、三菱商<8058>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、日立<6501>、ディスコ<6146>、郵船<9101>、三井物<8031>、信越化<4063>などが下落。他方、関西電<9503>、JR東海<9022>、メルカリ<4385>、JR東<9020>、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、パナHD<6752>、東電力HD<9501>、ホンダ<7267>、大阪ガス<9532>、OLC<4661>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。 <CS> 2023/08/23 09:33 寄り付き概況 日経平均は226円高でスタート、アドバンテストや豊田通商などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31792.60;+226.96TOPIX;2253.78;+12.29[寄り付き概況] 22日の日経平均は226.96円高の31792.60円と続伸して取引を開始した。前日21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は36.97ドル安の34463.69ドル、ナスダックは206.81ポイント高の13497.59で取引を終了した。値ごろ感からの買いが先行したが、カンザスシティ連銀が主催するジャクソンホール会合を控え、金利が上昇するとダウ平均は下落に転じた。一方、ハイテクは好決算を期待された半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が全体をけん引した。また、ナスダック総合指数は3週連続で下げた反動もあり押し目買いが優勢で相場全体を支援した。終盤にかけて、ダウ平均も下げ幅を縮小しまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.56%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.83%高と大きく上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価を支えた。また、外為市場で1ドル=146円20銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方がある中、25日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとのムードや、中国景気懸念が強まる中、香港ハンセン指数が昨日まで7日続落となったことなどから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、銀行業、電気機器、卸売業などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、陸運業、不動産業、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、豊田通商<8015>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、三井住友<8316>、デンソー<6902>、神戸鋼<5406>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、みずほ<8411>、丸紅<8002>などが上昇。他方、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、東電力HD<9501>、OLC<4661>、オリンパス<7733>などが下落している。 <CS> 2023/08/22 09:45 寄り付き概況 日経平均は102円高でスタート、レーザーテックや川崎汽船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31552.85;+102.09TOPIX;2241.44;+4.15[寄り付き概況] 8月21日の日経平均は前週末比102.09円高の31552.85円と4日ぶりの反発でスタート。18日の米国市場でダウ平均は25.83ドル高の34500.66ドル、ナスダックは26.16ポイント安の13290.78で取引を終了。金利先高観を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。その後、長期金利が低下に転じたため下げ止まった。手掛かり材料に乏しい中、ジャクソンホール会合を控えた調整に加え、2兆ドル相当のオプション満期到来に関連したテクニカルな動きに終始。終盤にかけて下げ幅を縮小してダウ平均はプラス圏を回復した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比10円安の31460円。本日の日経平均は、自律反発的な動きで買いが先行。ただし、今週はジャクソンホール会合を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、戻りは限定的と見ている向きも多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、東エレク<8035>、日本郵船<9101>、東京電力HD<9501>、三菱重<7011>などが上昇している一方、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>などが売られている。業種別では、鉱業、電気ガス、海運などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/08/21 09:50 寄り付き概況 日経平均は304円安でスタート、パンパシHDやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31321.26;-304.74TOPIX;2233.42;-19.64[寄り付き概況] 18日の日経平均は304.74円安の31321.26円と3日続落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は続落。ダウ平均は290.91ドル安の34474.83ドル、ナスダックは157.70ポイント安の13316.93で取引を終了した。中国株式市場の反発で安心感から買われ、寄り付き後、上昇。ただ、製造業や雇用関連指標が強く30年債利回りが10年ぶりの高水準に達するなど、金利の上昇を警戒し売りが次第に強まった。ハイテクも弱く、終盤にかけて株式相場は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=145円70銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れ、このところの円安の動きが一服したことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、日経平均は今週に入り昨日まで800円を超す下げとなっており、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、昨日は日経平均が前場に安値をつけた後は底堅い展開となり、日足では「下ヒゲ」をつけたことから、相場の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.1%上昇だった。 セクター別では、その他金融業、小売業、サービス業、証券商品先物、空運業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、パンパシHD<7532>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、パナHD<6752>、神戸鋼<5406>、メルカリ<4385>、東電力HD<9501>、信越化<4063>、SMC<6273>、ソニーG<6758>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>、みずほ<8411>などが下落。他方、三菱重<7011>、INPEX<1605>、三菱商<8058>などが上昇している。 <CS> 2023/08/18 09:32 寄り付き概況 日経平均は144円安でスタート、楽天グループやソシオネクストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31621.98;-144.84TOPIX;2252.71;-8.13[寄り付き概況] 17日の日経平均は144.84円安の31621.98円と続落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は続落。ダウ平均は180.65ドル安の34765.74ドル、ナスダックは156.42ポイント安の13474.63で取引を終了した。中国経済の減速や同国の株式相場の下落を警戒した売りが先行し、下落スタート。主要小売り企業の好決算を材料に一時プラス圏を回復するも、予想を上回った住宅着工件数や鉱工業生産を受けて金利が上昇すると再び売られた。また、公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月開催分)でインフレリスクに伴う追加金融引き締めの必要性が示唆されると金利高を警戒した売りが強まった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が節目とされる32000円や、31800円台に位置し下値支持線と見られていた75日移動平均線を割り込んだことから、相場の調整局面入りを指摘する向きもあった。一方、外為市場で1ドル=146円30銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の貿易収支は787億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は356億円の黒字だった。同じく取引開始前に発表された6月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比2.7%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3.6%増だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は8月6-12日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は2272億円だった。 セクター別では、鉱業、精密機器、機械、卸売業、サービス業などが値下がり率上位、不動産業、空運業、水産・農林業、食料品、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、楽天グループ<4755>、ソシオネクスト<6526>、ローム<6963>、ニデック<6594>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、コマツ<6301>、三井物<8031>、ルネサス<6723>、丸紅<8002>、ゼンショーHD<7550>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、郵船<9101>、武田薬<4502>、商船三井<9104>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、NTT<9432>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2023/08/17 09:47 寄り付き概況 日経平均は273円安でスタート、ゼンショーHDや丸紅などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31965.58;-273.31TOPIX;2270.28;-20.03[寄り付き概況] 16日の日経平均は273.31円安の31965.58円と反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は361.24ドル安の34946.39ドル、ナスダックは157.28ポイント安の13631.05で取引を終了した。中国経済指標が軒並み予想を下回ったため、世界経済の減速懸念を背景とした売りが先行。一方、国内の7月小売売上高が予想を上回り金利先高観が再燃したほか、格付け会社フィッチが一部銀行の格下げの可能性を警告したことも売り材料となった。長期金利の上昇を嫌いハイテクも売られ、株式相場は終日軟調に推移、終盤にかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の重しとなった。また、中国の景気懸念が強まっていることも投資家心理を委縮させた。さらに、昨日、日経平均は上昇したが、上値抵抗線とされる25日移動平均線を上抜けなかったことから、上値の重さが改めて意識された。一方、日経平均が節目とされる32000円や、31800円台に位置し下値支持線として意識される75日移動平均線に近い水準にあり、ここからの下値は限定的との見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本時間10時30分に、7月の中国70都市の新築住宅価格動向が発表される。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、銀行業、卸売業、鉄鋼などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ゼンショーHD<7550>、INPEX<1605>、丸紅<8002>、オリンパス<7733>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、三菱商<8058>、ソフトバンクG<9984>、三井物<8031>、神戸鋼<5406>、ブリヂストン<5108>、ニデック<6594>、日本製鉄<5401>、SMC<6273>などが下落。他方、メドレー<4480>、マクニカHD<3132>、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、アステラス薬<4503>、任天堂<7974>などが上昇している。 <CS> 2023/08/16 09:52 寄り付き概況 日経平均は312円高でスタート、荏原製やソシオネクストなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32372.53;+312.62TOPIX;2295.16;+14.27[寄り付き概況] 15日の日経平均は312.62円高の32372.53円と反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は26.23ドル高の35307.63ドル、ナスダックは143.48ポイント高の13788.33で取引を終了した。根強い利上げ終了期待で買い優勢となった。中国住宅市場を巡る混乱が世界経済の成長リスクになるとの投資家心理の悪化や、長期金利の上昇が重しとなったが、今週予定されている主要小売り企業の決算発表を控え、下値は限定的だった。ハイテクは一部エコノミストによる来年の利下げ予想に加え、ニューヨーク連銀の7月消費者調査でインフレ期待が大幅に低下し、金利先高観が緩和したため買い戻しが強まり終日堅調に推移した。ダウ平均も終盤にかけてプラス圏を回復し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.05%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.87%上昇と、ダウ平均(0.07%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=145円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均は32500円近辺に位置する25日移動平均線が上値抵抗線となり、ここからの上値は大きくないとの見方があった。また、中国の景気懸念が意識される中、今日は中国の主要経済指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比1.5%増、年率換算では6.0%増だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.8%増、年率では3.1%増だった。今日は日本時間11時に、7月の中国工業生産高、中国小売売上高、中国固定資産投資、中国不動産開発投資が発表される。 セクター別では、鉄鋼、電気機器、輸送用機器、機械、保険業などが値上がり率上位、水産・農林業、パルプ・紙、電気・ガス業、不動産業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、荏原製<6361>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、日本郵政<6178>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、丸紅<8002>、日産自<7201>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、シチズン<7762>、ダブル・スコープ<6619>、メルカリ<4385>、楽天グループ<4755>、JT<2914>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2023/08/15 09:36 寄り付き概況 日経平均は16円安でスタート、レーザーテックやアドバンテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32456.72;-16.93TOPIX;2306.54;+3.03[寄り付き概況] 8月14日の日経平均は前週末比16.93円安の32456.72円と小反落でスタート。11日の米国市場でダウ平均は105.25ドル高の35281.40ドル、ナスダックは93.14ポイント安の13644.85で取引を終了。7月卸売物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったため、利上げ終了期待が後退し、寄り付き後、下落。一方、サービス需要の強さが再確認されたためソフトランディグ期待を受けた買いが強まり、ダウ平均は上昇に転じた。ただ、金利上昇をを背景にハイテクは引き続き弱く終日軟調に推移、全体はまちまちで終了した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比105円安の32455円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行。為替が円安方向に振れていることが追い風となるなか、日経平均は一時プラス圏に浮上する場面も見られた。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、INPEX<1605>、メルカリ<4385>、ディスコ<6146>などが下落している一方、楽天グループ<4755>、リクルートHD<6098>、サイバー<4751>などが買われている。業種別では、鉱業、電気機器、機械などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/08/14 09:40 寄り付き概況 日経平均は188円安でスタート、三菱マやリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32015.96;-188.37TOPIX;2277.94;-4.63[寄り付き概況] 10日の日経平均は188.37円安の32015.96円と続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は続落。ダウ平均は191.13ドル安の35123.36ドル、ナスダックは162.31ポイント安の13,722.02で取引を終了した。イタリア政府が銀行の追加課税案の一部緩和を発表し、欧州株の反発に連れて寄り付き後、上昇。ただ、明日発表が予定されている消費者物価指数(CPI)を警戒した売りに押され、大きく下落に転じた。金利の低下に伴いダウ平均は一時プラス圏を回復する場面があったが、原油高を嫌気した売りや戻り売りに押され、株式相場は下落して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東京市場が明日から3連休となる中、米国で今晩、7月の米消費者物価指数(CPI)、明日は7月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとするムードがあり、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=143円70銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、国内企業の4-6月期決算が終盤となっており、引き続き好業績への期待感が高まりやすく、株価下支え要因となった。さらに、中国政府が日本行きの団体旅行を解禁する方針だと伝えられ、訪日外国人(インバウンド)消費や関連産業への関心が高まったことも株価支援要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の国内企業物価指数は、前年同月比3.6%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.5%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月30日-8月5日に国内株を6週ぶりに売り越した。売越額は594億円だった。 セクター別では、ゴム製品、精密機器、電気機器、非鉄金属、鉄鋼などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、空運業、水産・農林業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱マ<5711>、オリンパス<7733>、ソニーG<6758>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ブリヂストン<5108>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401などが下落。他方、INPEX<1605>、ネクソン<3659>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>、アサヒ<2502>、セコム<9735>、SMC<6273>、JAL<9201>、三菱UFJ<8306>、三菱商<8058>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、三井物<8031>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2023/08/10 10:10 寄り付き概況 日経平均は30円安でスタート、ダイキンやマツダなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32346.32;-30.97TOPIX;2289.34;-2.39[寄り付き概況] 9日の日経平均は30.97円安の32346.32円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は反落。ダウ平均は158.64ドル安の35314.49ドル、ナスダックは110.07ポイント安の13884.32で取引を終了した。中国の7月輸出入が予想以上に悪化し、世界経済の減速を懸念した売りが先行。加えて、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが主要銀6行の格付見直しや中小銀10行の格下げを発表し、金融不安が再燃した。一方、金利の低下に伴い、安値からは押し目買い意欲もみられ、終盤にかけては下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、夏季休暇となる海外投資家が増えているとみられることに加え、今日午前に7月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)、10日に7月の米消費者物価指数(CPI)、11日に7月の米卸売物価指数(PPI)が発表されるなど、米中で重要経済指標の発表が相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、国内企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、好業績への期待感が株価支援要因となった。また、昨日の米株式市場でダウ平均が一時400ドルを超す下げとなった後に下げ渋るなど、主要指数が安値をつけた後は底堅い動きとなったことが東京市場で一定の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はJRC<6224>が東証グロースに上場した。 セクター別では、ガラス土石製品、繊維製品、食料品、証券商品先物、その他金融業などが値下がり率上位、鉄鋼、非鉄金属、卸売業、医薬品、化学などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、ニコン<7731>、マツダ<7261>、ニトリHD<9843>、NTTデータ<9613>、ヤマハ発<7272>、キリンHD<2503>、ソフトバンクG<9984>、エンプラス<6961>、ソシオネクスト<6526>、三菱UFJ<8306>、SUMCO<3436>、トヨタ<7203>、三井住友<8316>などが下落。他方、神戸鋼<5406>、横河電<6841>、レゾナックHD<4004>、東急<9005>、資生堂<4911>、IHI<7013>、アドバンテスト<6857>、三井物<8031>、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、信越化<4063>、日本製鉄<5401>、ソフトバンク<9434>、東エレク<8035>などが上昇している。 <CS> 2023/08/09 10:05 寄り付き概況 日経平均は176円高でスタート、レーザーテックや味の素などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32430.61;+176.05TOPIX;2294.15;+10.22[寄り付き概況] 8日の日経平均は176.05円高の32430.61円と3日続伸して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は反発。ダウ平均は407.51ドル高の35473.13ドル、ナスダックは85.16ポイント高の13994.40で取引を終了した。 NY連銀のウィリアムズ総裁がインタビューで、インフレ動向次第では来年の利下げが正当化される可能性に言及したと7日付けのNYタイムズ紙が報じたため、寄り付き後、上昇。先週発表された7月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことも手伝い、利上げ終了期待が後押しした。金利先高観の後退でハイテクが買い戻され、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。また、外為市場で1ドル=142円40銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、昨日は日経平均が朝安の後は底堅い動きだったことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。 一方、今週は9日に7月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)、10日に7月の米消費者物価指数(CPI)、11日に7月の米卸売物価指数(PPI)が発表されるなど、米中で重要経済指標の発表が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比4.2%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同4.1%減だった。 セクター別では、電気・ガス業、輸送用機器、食料品、機械、海運業などが値上がり率上位、保険業、繊維製品が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱重<7011>、川崎重<7012>、味の素<2802>、クボタ<6326>、東電力HD<9501>、SOMPO<8630>、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、みずほ<8411>、7&iHD<3382>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、大成建<1801>、東京海上<8766>、アステラス薬<4503>、日本紙<3863>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、日立<6501>などが下落している。 <CS> 2023/08/08 09:43 寄り付き概況 日経平均は271円安でスタート、ソフトバンクGや三菱重工などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31921.28;-271.47TOPIX;2262.62;-12.01[寄り付き概況] 8月7日の日経平均は前週末比271.47円安の31921.28円と大幅反落でスタート。4日の米国市場でダウ平均は150.27ドル安の35065.62ドル、ナスダックは50.48ポイント安の13909.24で取引を終了。7月雇用統計の非農業部門雇用者数が予想を下回り、金利先高観の後退に伴い買い戻しが先行した。その後も長期金利の低下やオンライン小売りアマゾン・ドット・コム(AMZN)の好決算を背景にハイテクが強く、一段高となった。しかし、雇用統計で賃金の上昇が予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測は完全には払しょくされなかった。また、消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、携帯端末アップルの低調な決算を失望した売りが強まると、終盤にかけて下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比170円安の31980円。本日の日経平均は、米株安などの流れから売りが先行。加えて、決算発表がピークを迎えている他、週末は祝日となることもあって商いは膨らみづらく、短期的な物色に振らされる展開が予想されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、川崎汽船<9107>、三菱重<7011>、アドバンテ<6857>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>などが下落している一方、日本製鉄<5401>、アステラス製薬<4503>などが買われている。業種別では、その他金融、卸売、海運などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/08/07 09:50 寄り付き概況 日経平均は140円安でスタート、協和キリンや古河電などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32019.06;-140.22TOPIX;2260.40;-7.95[寄り付き概況] 4日の日経平均は140.22円安の32019.06円と3日続落して取引を開始した。前日3日の長期金利の上昇を警戒して売りが先行。7月ISM非製造業景況指数やサービス業PMIが予想を下回ったことも売り材料となり、軟調に推移した。一方、雇用統計や主要ハイテク企業の決算を控えた様子見ムードも強く、下値は限定的だった。中盤には一時プラス圏に回復する場面もあったが、戻り売り圧力も強く小幅安で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=142円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、米国で今晩、7月の米雇用統計が発表され、株式市場への影響が大きくなっている米長期金利にも影響するとの見方から、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、日経平均が昨日までの2日間で1300円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、国内外で主要企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への関心が高まっていることが相場の下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、鉄鋼、ゴム製品、電気・ガス業、その他製品、非鉄金属などが値下がり率上位、海運業、鉱業、銀行業、保険業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、協和キリン<4151>、古河電<5801>、任天堂<7974>、太陽誘電<6976>、AGC<5201>、住友商<8053>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、JFE<5411>、アステラス薬<4503>、TDK<6762>、伊藤忠<8001>、信越化<4063>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>などが下落。他方、ZHD<4689>、カシオ<6952>、イー・ガーディアン<6050>、花王<4452>、日産自<7201>、商船三井<9104>、ソシオネクスト<6526>、東京海上<8766>、郵船<9101>、トヨタ<7203>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、東エレク<8035>、サンリオ<8136>などが上昇している。 <CS> 2023/08/04 10:04 寄り付き概況 日経平均は331円安でスタート、AGCやソニーGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32375.85;-331.84TOPIX;2283.57;-18.19[寄り付き概況] 3日の日経平均は331.84円安の32375.85円と続落して取引を開始した。前日2日の米国株式市場は下落。ダウ平均は348.16ドル安の35,282.52ドル、ナスダックは310.46ポイント安の13,973.45で取引を終了した。格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債の格下げを警戒した売りが先行。その後も強い雇用関連指標を受けて10年債利回りが年初来で最高水準に達するなど金利上昇に連れて一段安となった。金利高を嫌気してハイテクを中心に売られ、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継いだ。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.17%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.80%下落と、ダウ平均(0.98%)に比べ下落率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、昨日の日経平均が、心理的な節目とされる33000円や、32700円台後半に位置する25日移動平均線を割り込んだことから、目先、調整局面入りとの見方もあった。一方、昨日は日経平均が700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、外為市場で1ドル=143円30銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。さらに、内外企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績への期待感が株価を下支えしたが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月23-29日に国内株を5週連続で買いした。買越額は1960億円だった。 セクター別では、非鉄金属、輸送用機器、電気機器、機械、卸売業などが値下がり率上位、海運業、銀行業、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、AGC<5201>、住友電工<5802>、TDK<6762>、ヤマハ<7951>、ソニーG<6758>、ソシオネクスト<6526>、楽天グループ<4755>、SMC<6273>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、ニデック<6594>、日立<6501>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、東京海上HD<8766>、第一三共<4568>、ホンダ<7267>などが下落。他方、新光電工<6967>、川崎船<9107>、郵船<9101>、HOYA<7741>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、商船三井<9104>、OLC<4661>、みずほ<8411>、武田薬<4502>などが上昇している。 <CS> 2023/08/03 09:43 寄り付き概況 日経平均は353円安でスタート、コニカミノルタや野村などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33123.12;-353.46TOPIX;2316.14;-21.22[寄り付き概況] 2日の日経平均は353.46円安の33123.12円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は71.15ドル高の35630.68ドル、ナスダックは62.11ポイント安の14283.91で取引を終了した。重機メーカーのキャタピラー(CAT)の決算が想定外に強く、世界経済の減速懸念を払しょくする形で買いが先行。経済のソフトランディング(軟着陸)期待が根強く、ダウ平均は終日堅調に推移した。一方、金利の上昇でハイテクは売り優勢となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数、機関投資家が運用指標とするS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で700円を超す上げとなったことから、目先的な高値警戒感も意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内企業の4-6月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への関心が高まりやすくなっていることが、相場を下支えする要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では全業種が値下がり。保険業、電気・ガス業、証券商品先物、精密機器、卸売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コニカミノルタ<4902>、日立造<7004>、野村<8604>、SOMPO<8630>、東京海上<8766>、東電力HD<9501>、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、三井物<8031>、HOYA<7741>、伊藤忠<8001>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、JAL<9201>、エーザイ<4523>、三菱商<8058>、日産自<7201>などが下落。他方、ソシオネクスト<6526>、JR西<9021>、キーエンス<6861>、コマツ<6301>などが上昇している。 <CS> 2023/08/02 09:34

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