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注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっている *09:49JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 137,001.58 -0.40%4日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比544.69ポイント安(-0.40%)の137,001.58で引けた。日中の取引レンジは136,695.49-138,796.91となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米景気への懸念が高まっていることも指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米中間の関税交渉の進展期待などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2836.64 +0.09%4日のロシア株式市場は7日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.58ポイント高(+0.09%)の2836.64となった。日中の取引レンジは2,825.52-2,871.78となった。プラス圏で推移した後は終盤上げ幅を縮小させた。欧州株の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっていることも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 80998.25(+0.32%)4日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比260.74ポイント高(+0.32%)の80998.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同77.70ポイント高(+0.32%)の24620.20で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっていることも支援材料となった。このほか、国内総生産(GDP)の上振れなどが改めて好感された。【中国本土】上海総合指数 3376.20 +0.42%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.23ポイント高(+0.42%)の3376.20ポイントと続伸した。投資家心理が上向く流れ。中国景気の先行き不安がやや薄らいでいる。足元で景況感の悪化が続く中、経済協力開発機構(OECD)が公表した最新の経済見通しでは、中国の25年成長率予測を前回の4.8%から今回は4.7%と小幅な引き下げにとどめ、26年成長率予測を4.3%と前回から据え置いた。中国の景気刺激策が経済を支えると分析している。「トランプ関税」を巡る協議の進展期待も支えだ。米政府高官が「トランプ米大統領が週内に中国の習近平・国家主席と会談する可能性が高い」と相次ぎ発言。米中貿易交渉の停滞打開が期待されている。もっとも、中協議の進ちょくを見極めたいとするムードもあり、上値は限定された。 <CS> 2025/06/05 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続伸、上値の重い展開 *10:19JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続伸、上値の重い展開 【ブラジル】ボベスパ指数 137546.27 +0.56%3日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.56%(759.61ポイント)高の137546.27で引けた。日中の取引レンジは136,174.84-137,672.31となった。朝方は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの買い手掛かりとなった。ほかに、米中間の関税交渉の進展期待などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2834.06 +0.16%3日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.16%(4.39ポイント)高の2834.06となった。日中の取引レンジは2,807.63-2,835.39となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が引き続き支援材料となったほか、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ウクライナ紛争情勢が再び緊迫化していることが警戒された。また、連日の上昇で高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 80737.51 -0.78%3日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比636.24ポイント安(-0.78%)の80737.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.10ポイント安(-0.70%)の24542.50で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長鈍化観測が警戒された。野村インターナショナルは最新リポートで、2025年度のインドの成長率が前年度の6.5%から6.2%に鈍化するとの見方を示した。また、米印間のエネルギー貿易が価格と輸送問題に直面しているとの指摘も、インフレ加速懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3361.98 +0.43%休場明け3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.49ポイント高(+0.43%)の3361.98ポイントと反発した。投資家心理がやや上向く流れ。米中対立の警戒感が薄れつつあることや、中国の政策に対する期待感が相場を支えている。貿易問題を巡る米中対立が懸念される中、米ホワイトハウスの報道官は2日、トランプ米大統領が週内に中国の習近平・国家主席と会談する可能性が高いと述べた。また、中国景況感の悪化が続いていることを背景に、当局は追加の景気対策を打ち出すとの観測も広がっている。取引時間中に発表された民間集計による5月の財新・中国製造業PMIは48.3に低下し、予想(50.7)外に景況判断の境目となる50を8カ月ぶりに割り込んだ。先週末に公表された5月の製造業PMI(国家統計局などによる)に関しても、節目の50を依然下回っている。ただ、上値は限定的。米中協議の進ちょくを見極めたいとするムードも漂っている。 <AK> 2025/06/04 10:19 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、引けまで前日の終値近辺でもみ合った *09:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、引けまで前日の終値近辺でもみ合った 【ブラジル】ボベスパ指数 136786.65 -0.18%2日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比239.97ポイント安(-0.18%)の136786.65で引けた。日中の取引レンジは136,482.87-138,471.10となった。プラス圏で推移した後は後半は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。国内総生産(GDP)の下振れなど経済指標の悪化が引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。また、米中間の貿易交渉への期待感も支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2829.67 +0.03%2日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.84ポイント高(+0.03%)の2829.67となった。日中の取引レンジは2,770.04-2,830.55となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が好感された。4月の鉱工業生産の改善に続き、5月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.2となり、前月の49.3を上回った。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、米中の緊張関係が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81373.75 -0.09%2日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比77.26ポイント安(-0.09%)の81373.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.10ポイント安(-0.14%)の24716.60で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。トランプ米大統領の投稿で米中の緊張関係が再び高まっていることも警戒された。また、この日のアジア市場がおおむね軟調だったこともインド株の売り圧力を強めた。【中国本土】休場 <CS> 2025/06/03 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合0.5%安で反落、ハイテクや自動車に売り *10:35JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合0.5%安で反落、ハイテクや自動車に売り 【ブラジル】ボベスパ指数 137026.60 -1.09%5月30日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1507.10ポイント)安の137026.60で引けた。日中の取引レンジは136,725.84-138,637.34となった。買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。弱い経済指標が圧迫材料。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の3.6%から2.9%に低下し、予想の3.1%を下回った。また、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。ほかに、トランプ米大統領の投稿で米中の緊張関係が再び高まっていることが警戒された。【ロシア】MOEX指数 2828.83 +0.67%5月30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.67%(18.89ポイント)高の2828.83となった。日中の取引レンジは2,793.15-2,837.85となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が支援材料。4月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の0.8%から1.5%に上昇し、予想の1.3%を上回った。また、中国景気の持ち直し期待なども好感された。一方、原油価格の下落やウクライナ紛争の緊張状態が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81451.01 -0.22%5月30日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.22%(182.01ポイント)安の81451.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.33%(82.90ポイント)安の24750.70で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)成長率が発表される予定となり、見極めるムードが強まった。また、経済指標の悪化なども引き続き警戒された。なお、1-3月期のGDP成長率は7.4%となり、前期の改定値6.4%と予想の6.8%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3347.49 -0.47%5月30日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.96ポイント(0.47%)安の3347.49ポイントと反落した。様子見ムードが漂う流れ。中国指標の発表が気がかりだ。中国では週末のあす31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが4月の49.0→49.5、非製造業PMIが50.4→50.6に上向く見通しだが、これまでに発表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続くなど総じて弱い内容だった。また、本土市場は週明け6月2日、端午節の祝日により休場となることも買い手控え要因となっている。そのほか、米関税政策の不透明感も重しとなった。米連邦控訴裁判所は29日、トランプ大統領の関税措置の大部分を無効とした下級審判決の執行を一時停止すると発表している。 <FA> 2025/06/02 10:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、。景気対策への期待感が引き続き支援材料 *09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、。景気対策への期待感が引き続き支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 138533.70 -0.25%29日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比354.11ポイント安(-0.25%)の138533.70で引けた。日中の取引レンジは137,993.33-139,108.26となった。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州市場の下落も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の鈍化が好感されたほか、一部のトランプ関税の差し止め報道がサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 2809.94 +0.89%29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.74ポイント高(+0.89%)の2809.94となった。日中の取引レンジは2,785.20-2,839.97となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅をやや縮小させた。米株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、「トランプ関税」の一部差し止め報道も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、ウクライナ停戦協議の難航観測も引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 81633.02 +0.39%29日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比320.70ポイント高(+0.39%)の81633.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.15ポイント高(+0.33%)の24833.60で取引を終えた。中盤は弱含みの展開を示したが、終盤は再び買い戻された。景気対策への期待感が引き続き支援材料。インフレ鈍化や経済指標の悪化を受け、インド準備銀行(中央銀行)が6月にも利下げに踏み切ると予測されている。また、アジア市場の上昇も買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 3363.45 +0.70%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.51ポイント高(+0.70%)の3363.45ポイントと6日ぶりに反発した。「トランプ関税」の一部差し止め報道が好感される流れ。米メディアは日本時間29日午前、米国際貿易裁判所がトランプ米大統領が発動した一連の関税措置に関し、一部が大統領の権限を超えているとして差し止める決定を下したと伝えた。米政権にとっては打撃で、急進的な政策は打ち出せなくなるとの見方も広がっている(政権側は不服として即時に上訴)。また、米半導体大手のエヌビディアが公表した2-4月期決算で、売上高が前年同期比で69%増加し、四半期ベースの過去最高を記録したことも好材料。AI(人工知能)分野の旺盛な需要が続いている。 <CS> 2025/05/30 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が好感 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 138887.81 -0.47%28日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比653.42ポイント安(-0.47%)の138887.81で引けた。日中の取引レンジは138,136.49-140,381.93となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株の下落が警戒され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が好感されたほか、成長予想の上方修正も引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2785.20 +1.77%28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比48.45ポイント高(+1.77%)の2785.20となった。日中の取引レンジは2,736.75-2,799.50となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、トランプ米大統領が欧州連合(EU)に課する予定となる50%の関税を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことも支援材料。一方、欧米が対ロ制裁の追加を検討していることが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 81312.32 -0.29%28日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比239.31ポイント安(-0.29%)の81312.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.75ポイント安(-0.30%)の24752.45で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。トランプ関税の不透明感が引き続き警戒され、売りは優勢。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3339.93 -0.02%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.76ポイント安(-0.02%)の3339.93ポイントと小幅ながら5日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中貿易協議の進ちょくや、中国の景気動向が気がかりだ。米中は先週、対話を継続することで合意したとはいえ、交渉は長期化するとの不安もくすぶっている。また、中国では週末31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される予定。今月公表された5月の経済統計では、小売が予想を下回り、不動産関連の悪化が続いた。複数の金融機関などが中国景気の持ち直しを示唆する中、足元の景況感を見極めたいとするスタンスも強まっている。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が根強い中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2025/05/29 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米国の対EU関税の延長などを好感 *10:16JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米国の対EU関税の延長などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 139541.23 +1.02%27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1405.09ポイント1405.09ポイント(+1.02%)高の139541.23で引けた。日中の取引レンジは138,136.49-140,381.93となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に課する予定となる50%の関税を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことが好感され、買いは優勢。また、欧米株高なども支援材料となった。ほかに、成長予想の上方修正などが引き続きブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2736.75 +1.37%27日のロシア株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比(+1.37%)36.91ポイント高の2736.75となった。日中の取引レンジは2,705.78-2,740.05となった。買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、欧米が対ロ政策の追加を検討していることなどが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81551.63 -0.76%27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比624.82ポイント安(-0.76%)の81551.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.95ポイント安(-0.70%)の24826.20で取引を終えた。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。インフレ率の加速懸念が再び高まっていることが圧迫材料。モンスーン(雨季)期間の降雨量の急増で畑の表面流出が報告され、野菜価格が再び高騰すると懸念されている。また、トランプ関税の不透明感が払しょくされていないことも引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3340.69 -0.18%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント安(-0.18%)の3340.69ポイントと小幅ながら4日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る不透明感が重しだ。トランプ米大統領は26日、欧州連合(EU)からの輸入品に対する50%関税の発動を7月9日まで延期する(当初は6月1日)と表明したが、交渉の難航も予想されている。同様に、米中の貿易交渉も気がかりだ。両国は先週、対話を継続することで合意したとはいえ、通商対立は根深いものがある。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しが期待されている。中国国家統計局は27日、中国工業企業の利益総額は、2025年4月に前年同月比で3.0%増加し、2カ月連続でプラス成長を達成したと報告した。また、格付け大手のムーディーズ・レーティングスは26日、中国の格付け「A1」を据え置いた。これを受けて中国財政部は、外部環境の不安定化にもかかわらず、中国経済は力強さと活力を十分に発揮したなどとする声明を発表している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた <NH> 2025/05/28 10:16 注目トピックス 外国株 シーラテクノロジーズ---ベルク杉戸下高野店向けにオンサイトPPA開始 *10:36JST シーラテクノロジーズ---ベルク杉戸下高野店向けにオンサイトPPA開始 シーラテクノロジーズは23日、子会社のシーラソーラーが埼玉県北葛飾郡杉戸町に所在するスーパーマーケット「ベルク杉戸下高野店」向けに、オンサイトPPA(電力購入契約)による太陽光発電システムの供給を開始したと発表した。ベルク<9974>は、店舗の電力利用効率の最適化と、再生可能エネルギーの積極的な活用を目指している。同システムは、施設内に再生可能エネルギー設備を設置し、発電した電力を長期にわたり固定価格で供給するオンサイトPPA方式である。初期費用なしで電力の安定調達が可能となり、店舗単位での自給を促進する。年間予想発電量は約540,541kWhで、一般家庭約137世帯分に相当し、店舗の電力需要を支えるとともに、コスト削減やCO2排出量の削減など環境負荷の軽減にも寄与する。シーラソーラーは、幅広いエネルギーソリューションを提供している。同プロジェクトを通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及を促進するとともに、顧客の多様なニーズに応えるソリューションを提供し続ける。 <AK> 2025/05/27 10:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、先週の軟調地合いを継ぐ流れ *09:52JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、先週の軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 137824.30 +0.40%26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比311.84ポイント高(+0.23%)の138136.14で引けた。日中の取引レンジは137,794.97-138,799.68となった。朝方は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その勢いは続かなかった。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2025年の成長予想が前回調査の2.02%から2.14%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。米国市場が「メモリアルデー」祝日で休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 2699.84 -2.54%26日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.26ポイント安(-2.54%)の2699.84となった。日中の取引レンジは2,699.84-2,770.10となった。大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国が対ロ制裁の追加を示唆したことが嫌気され、リスク回避の売りは広がった。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討していることも引き続き圧迫材料。ほかに、4月の鉱工業生産などが週後半に発表されるため、見極めるムードが強まる見通しだ。【インド】SENSEX指数 82176.45 +0.56%26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比455.37ポイント高(+0.56%)の82176.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.60%(148.00ポイント)高の25001.15で取引を終えた。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長率の加速観測が支援材料。1-3月期のGDP成長率は7.0%まで加速するとの見方は浮上している。農業部門の成長高の拡大や農村部の需要の増加などが挙げられている。また、財政赤字の縮小観測なども好感された。2025年度の国内総生産(GDP)に占める財政赤字の割合は政府予算の4.5%から4.2%に低下すると予測されている。【中国本土】上海総合指数 3346.84 -0.05%週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.53ポイント安(-0.05%)の3346.84ポイントと3日続落した。先週の軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかりだ。米国と中国の高官は先週22日に電話会談し、対話を継続していくことで合意したと発表したが、両国の通商対立は根深く、交渉も難航するとの警戒感もくぶっている。ただ、下値は限定的。人民元高の進行がプラスだ。足元では対米ドルの人民元レートが昨年11月以来の水準で推移している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、人民元が対米ドルで1%上昇すれば、中国株を3%押し上げる可能性があると予想した。人民元は5月に入り、対米ドルで約1.4%上昇している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2025/05/27 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感された *09:17JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感された 【ブラジル】ボベスパ指数 137824.30 +0.40%23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比551.70ポイント高(+0.40%)の137824.30で引けた。日中の取引レンジは134,997.30-137,824.30となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。最新調査では、今年1-3月期、4-6月期の成長予想が、それぞれ前回調査の3%、2.1%から3.2%、2.2%に引き上げられた。また、中国の景気対策への期待感なども引き続き支援材料となった。一方、欧米株の下落など弱い外部環境が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2770.10 -0.79%23日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.06ポイント安(-0.79%)の2770.10となった。日中の取引レンジは2,762.67-2,790.29となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。欧米が対ロ制裁を追加するとの観測が嫌気され、売りは継続。欧州連合(EU)は、ウクライナ戦争の終結に向けた対ロ制裁の追加を検討していると報じられた。一部メディアによると、EUは国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークからロシア銀行20行強の排除を新たに検討しているという。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81721.08 +0.95%23日のインドSENSEX指数は反発。前日比769.09ポイント高(+0.95%)の81721.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同243.45ポイント高(+0.99%)の24853.15で取引を終えた。高く寄り付いた後狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感された。5月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は61.2となり、前月の59.7を上回ったほか、13カ月ぶりの高水準を記録。また、成長予想の上方修正も支援材料となった。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、インド経済が2026年度までの中期成長予想をこれまでの6.2%から6.4%に引き上げた。労働生産性の貢献割合の引き上げが上方修正に寄与したと指摘した。【中国本土】上海総合指数 3348.37 -0.94%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.82ポイント安(-0.94%)の3348.37ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米金利に上昇圧力が強まっているほか、貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかり材料だ。ただ、下値は限定的。中国当局が経済支援のスタンスを強める中、複数の外資ブローカーは中国経済が持ち直しつつあるとの認識を示している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2025/05/26 09:17 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油安などが足かせ *10:28JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油安などが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 137272.59 -0.44%22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.44%(608.68ポイント)安の137272.59で引けた。日中の取引レンジは137,087.96-138,837.08となった。後半はプラス圏に回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の高止まりも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や中国当局が追加の金融緩和に踏み切るとの観測が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2792.16 -0.62%22日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.62%(17.42ポイント)安の2792.16となった。日中の取引レンジは2,756.04-2,809.47となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米金利上昇が一服していることが指数をサポートした。また、中国当局が追加の金融緩和に踏み込んだことも好感された。【インド】SENSEX指数 80951.99 -0.79%22日のインドSENSEX指数は小反落。前日比644.64ポイント安(-0.79%)の80951.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同203.75ポイント安(-0.82%)の24609.70で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、インド株も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、大手銀行の決算悪化などが同セクターの圧迫材料となった。インダストリアルバンクは最新リポートで、1-3月期の最終損益が232億9000万ルピーの赤字に転落したと発表した。【中国本土】上海総合指数 3380.19 -0.22%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.39ポイント安(-0.22%)の3380.19ポイントと4日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。日米欧の金利高が嫌気されたほか、貿易問題を巡る米中協議の進ちょくも気がかり材料となった。トランプ米政権の高関税政策が世界のサプライチェーン(供給網)を混乱させ、インフレ圧力を高めるとの見方がくすぶっている。ただ、下値は固い。中国景気の過度な減速懸念が後退していることや、相場の先高観などが支えだ。モルガン・スタンレーは最新リポートで、2025年の中国経済成長見通しを上方修正し、中国株マーケットの主要株価指数についても目標株価を引き上げている。上海総合指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <AK> 2025/05/23 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、欧米株の下落 *09:44JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、欧米株の下落 【ブラジル】ボベスパ指数 137881.27 -1.59%21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2228.36ポイント安(-1.59%)の137881.27で引けた。日中の取引レンジは137,538.35-140,108.61となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、中国当局が追加の金融緩和策を発表するとの期待感が支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2809.58 -0.49%21日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.84ポイント安(-0.49%)の2809.58となった。日中の取引レンジは2,806.38-2,844.04となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。欧米株安が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、中国当局が追加の金融緩和策を打ち出すとの観測が好感された。【インド】SENSEX指数 81596.63 +0.51%21日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比410.19ポイント高(+0.51%)の81596.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同129.55ポイント高(+0.52%)の24813.45で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。インド準備銀行(中央銀行)は6月にも利下げに踏み切ると予測されている。また、中国当局が相次いで景気対策を発表していることも、輸出伸びの拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3387.57 +0.21%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.10ポイント高(+0.21%)の3387.57ポイントと3日続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が支えだ。当局が相次ぎ経済対策を打ち出す中、過度な景気不安が薄らいでいる。中国人民銀行(中央銀行)は20日、最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げた。市場では、追加の金融緩和策が打ち出されるとの期待も高まっている。ただ、上値は重い。新規の買い材料に乏しく、模様眺めのムードも漂っている。米中通商協議の進ちょくも気がかりだ。 <CS> 2025/05/22 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ *09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 140109.63 +0.34%20日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比473.22ポイント高(+0.34%)の140109.63で引けた。日中の取引レンジは138,965.50-140,243.86となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が引き続き好感された。また、中国当局が相次いで景気対策を発表していることも支援材料。一方、米長期金利が再び上昇していることが嫌気された。また、原油安も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2823.42 -2.05%20日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比59.21ポイント安(-2.05%)の2823.42となった。日中の取引レンジは2,823.42-2,882.63となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を一段と拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、米長期金利が再び上昇していることも嫌気された。一方、中国当局が相次いで景気対策を発表していたが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 81186.44 -1.06%20日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比872.98ポイント安(-1.06%)の81186.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同261.55ポイント安(-1.05%)の24683.90で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が改めて嫌気された。また、足元での景気低迷なども引き続き指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3380.48 +0.38%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.90ポイント高(+0.38%)の3380.48ポイントと続伸した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国経済の低迷が警戒される中、当局は景気支援のスタンスを強めるとの見方が広がっている。一方、寄り付き前に発表された最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.10→3.00%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.60→3.50%に引き下げられた。予想通りとはいえ、緩和マネーが経済を支えるとの期待感も高まっている。 <CS> 2025/05/21 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、成長予想の下方修正が圧迫材料__NEW_LINE__ __ *10:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、成長予想の下方修正が圧迫材料__NEW_LINE__ __ 【ブラジル】ボベスパ指数 139636.40 +0.32%19日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比449.02ポイント高(+0.32%)の139636.40で引けた。日中の取引レンジは138,586.77-140,203.04となった。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。2025年の成長予想は前回調査の2.00%から2.02%に引き上げられた。また、米長期金利の低下も支援材料。ほかに、通貨レアル高の進行などがブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2882.63 +1.49%19日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比42.29ポイント高(+1.49%)の2882.63となった。日中の取引レンジは2,862.60-2,893.56となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。ほかに、中国の景気対策への期待感などが引き続き指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 82059.42 -0.33%19日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比271.17ポイント安(-0.33%)の82059.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同74.35ポイント安(-0.30%)の24945.45で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が圧迫材料。国際連合経済社会局(UNDESA)は最新リポートで、2025年のインドの成長予想をこれまでの6.6%から6.3%に下方修正した。政治環境の不安定と貿易摩擦などが指摘された。また、2025年度の国内総生産(GDP)成長率が政府予想を下回る可能性があるとの指摘も嫌気された。3月の鉱工業生産の伸び率が予想以上に鈍化したことが挙げられた。【中国本土】上海総合指数 3367.58 +0.00%週明け19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.12ポイント高(+0.00%)の3367.58ポイントと小幅ながら3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。取引時間中に公表された4月の経済統計が総じて弱い内容となる中、当局は景気支援のスタンスを強めるとの見方が改めて広がった。月次経済統計では、鉱工業生産額は予想を上回ったが、小売売上高は予想以上に前月から鈍化し、不動産関連の悪化も続いている。指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2025/05/20 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速 *09:32JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速 【ブラジル】ボベスパ指数 139187.39 -0.11%16日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比146.98ポイント安(-0.11%)の139187.39で引けた。日中の取引レンジは137,713.31-139,334.72となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。弱い経済指標が改めて警戒され、売りは優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米中通商協議の合意などが引き続き好感されたほか、原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2840.34 +0.01%16日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29ポイント高(+0.01%)の2840.34となった。日中の取引レンジは2,781.00-2,876.67となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米中通商協議の合意も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。ウクライナ停戦協議に大きな前進が見られなかったことが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 82330.59 -0.24%16日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比200.15ポイント安(-0.24%)の82330.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.30ポイント安(-0.17%)の25019.80で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。貿易赤字の拡大が懸念材料となった。また、金属価格の上昇を受け、卸売物価指数は向こう数カ月、上昇傾向に転じるとの予測も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3367.46 -0.40%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.36ポイント安(-0.40%)の3367.46ポイントと続落した。様子見ムードが漂う流れ。中国指標の内容を見極めたいとするスタンスが重しだ。中国では週明け19日、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。先行して14日に発表された金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回っている。もっとも、下値は限定的。中国の景気対策に対する期待感が根強いほか、米長期金利の上昇一服も相場の支援材料だ。 <CS> 2025/05/19 09:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速 *09:58JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速 【ブラジル】ボベスパ指数 139334.38 +0.66%15日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比911.54ポイント高(+0.66%)の139334.38で引けた。日中の取引レンジは138,320.61-139,408.29となった。小幅高で寄り付いた後はプラス圏で一進一退の展開を示した。欧州株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米景気懸念の緩和なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が警戒指標の悪化などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2840.05 -2.88%15日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比84.16ポイント(-2.88%)安の2840.05となった。日中の取引レンジは2,823.19-2,924.21となった。大幅安で寄り付いた後も安値圏で推移した。ウクライナ停戦協議の難航観測がリスク回避の売りが加速させた。16日の直接協議に向け、ロシア側は高官で構成する代表団の派遣に留まる予定だとほうじられている。また、原油価格の下落もウエートの高い資源銘柄の売り手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 82530.74 +1.48%15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比1200.18ポイント高(+1.48%)の82530.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同395.20ポイント高(+1.60%)の25062.10で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利下げ期待の高まりが支援材料。インフレ率の鈍化を受け、インド準備銀行(中央銀行)は6月からにも利下げに踏み切ると予測されている。なお、4月の卸売物価指数は前月の2.05%から0.85%に低下し、13カ月ぶりの低水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3380.82 -0.68%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.13ポイント安(-0.68%)の3380.82ポイントと4日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。14日発表の4月金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。また、週明け19日には、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。もっとも、下値は限定的。複数の証券会社が中国の経済成長見通しを上方修正するなど、景気懸念が後退していることなどは引き続き支えとなっている。 <CS> 2025/05/16 09:58 注目トピックス 外国株 16日の香港市場見通し:神経質な値動きか、アリババ四半期決算は予想下振れ *09:21JST 16日の香港市場見通し:神経質な値動きか、アリババ四半期決算は予想下振れ 16日の香港市場は、アリババの業績下振れで神経質な値動きか。外部環境は安定している。米長期金利の上昇一服がプラスだ。15日の米債券市場では、インフレ懸念が薄らぎ、米10年債利回りが急低下している(債券価格は反落)。同日公表された4月の米卸売物価指数(PPI)は前月比でマイナス0.5%となり、市場予想(0.2%上昇)に反して低下した。食品とエネルギーを除くベースでは0.4%低下となり、2015年以来の大幅な低下率となっている。連邦準備制度理事会(FRB)が年内に2回利下げするとの見方も再び高まった。15日の米株市場は、米長期金利の低下を手がかりに、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と3日ぶりに反発した。ただ、このところ上昇基調が続いたハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.2%安と7日ぶりに反発。テスラなど、このところ上昇が目立っていた銘柄に利益確定の売りが出た。中国銘柄は急落。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は2.4%安と反落した。主要な香港との重複上場銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が7.6%安、百度(バイドゥ:BIDU/NASDAQ、9888/HK)が3.6%安、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が3.4%安と下げが目立っている。アリババは前日の香港市場引け後に1-3月期決算を発表。売上高と純利益が予想に届かず、投資家の失望売りが広がっている。商品相場は、WTI原油先物が2.4%安と続落する一方、NY金先物は1.2%高と反発している。内部環境はやや不透明。米中が一時的な関税引き下げで合意し、過度な景気懸念は薄らいでいるものの、一部関税は課されたままで、経済成長の足かせになるとの警戒感はくすぶる。14日に公表された4月の金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。週明け19日には、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。また、中国Eコマース最大手、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)の四半期決算が市場予想を下振れる中、テック企業の成長鈍化が懸念されている。こうした中、本日の香港市場は全体として神経質な値動きか。米市場でアリババ株が急落した流れを継げば、全体相場の重しとなる。また、週明けの中国指標の内容を見極めたいとするスタンスが強まれば、買い手控え要因として意識されよう。 <CS> 2025/05/16 09:21 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中摩擦の緩和が引き続き買い安心感 *09:27JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中摩擦の緩和が引き続き買い安心感 【ブラジル】ボベスパ指数 138422.84 -0.39%14日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比540.27ポイント安(-0.39%)の138422.84で引けた。日中の取引レンジは138,228.26-139,361.58となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。年内の米利下げ期待の後退が足かせとなり、売りは優勢。また、通貨レアル安の進行や原油価格の下落も圧迫材料となった。ほかに、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった【ロシア】MOEX指数 2924.21 -0.39%14日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.32ポイント安(-0.39%)の2924.21となった。日中の取引レンジは2,909.54-2,946.37となった。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米中の貿易協議や減税案の進展が引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 81330.56 +0.22%14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比182.34ポイント高(+0.22%)の81330.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.55ポイント高(+0.36%)の24666.90で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。インフレ率の鈍化が利下げ期待を高めた。4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の3.34%から3.16%に鈍化し、6年ぶりの低水準を記録。また、欧米との自由貿易協定(FTA)交渉の前進期待なども引き続き支援材料となった。このほか、インドとパキスタンの軍事衝突をめぐり、米国の仲介で停戦合意に至ったことが好感された。【中国本土】上海総合指数 3403.95 +0.86%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.08ポイント高(+0.86%)の3403.95ポイントと3日続伸した。3月20日以来、約2カ月ぶりの高値水準を回復している。投資家のリスク選好が高まる流れ。中国景気の過度な鈍化懸念が薄らいでいる。米中通商協議の合意を受け、双方は互いに課した制裁措置を相次ぎ緩和した。複数の証券会社は、中国の経済成長見通しを上方修正している。2025年の国内総生産(GDP)成長予想について、ゴールドマン・サックスは4.0→4.6%、JPモルガン・チェースは4.1→4.8%にそれぞれ引き上げた。朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は中盤から上げ幅を拡大している。 <CS> 2025/05/15 09:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中摩擦の緩和が引き続き買い安心感 *09:46JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中摩擦の緩和が引き続き買い安心感 【ブラジル】ボベスパ指数 138963.11 +1.76%13日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2399.93ポイント高(+1.76%)の138963.11で引けた。日中の取引レンジは136,549.79-139,418.97となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米中摩擦の緩和が引き続き買い安心感を与えた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2930.17 +2.78%13日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.36ポイント高(+0.18%)の2935.53となった。日中の取引レンジは2,911.05-2,941.93となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、米中協議の進展も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が高まった。【インド】SENSEX指数 81148.22 -1.55%13日のインドSENSEX指数は反落。前日比1281.68ポイント安(-1.55%)の81148.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同346.35ポイント安(-1.39%)の24578.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を一段と拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が高まった。また、パキスタンが実効支配しているカシミール領有権をめぐるインドとパキスタンの緊張関係の高まりが引き続き警戒された。モディ首相はこのほど、パキスタンの核使用の脅しに屈さないと発言した。【中国本土】上海総合指数 3374.87 +0.17%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.63ポイント高(+0.17%)の3374.87ポイントと続伸した。約1カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。米中の通商合意が相場を支える流れ。ベッセント米財務長官は12日(本土市場の引け後)の会見で、中国とスイス・ジュネーブで行った協議により、相互の関税率を大幅に引き下げることで合意したと発表した。米中の共同声明によると、互いに課している追加関税をそれぞれ115%引き下げる。うち24%は90日間の停止とし、今後の協議で撤廃か再引き上げか決定する予定だ。また、トランプ米大統領は12日、今週末に中国の習近平・国家主席と会談する可能性があると述べている。ただ、上値は限定的。指数は前日に3月27日以来の高値水準を回復したとあって、売り圧力も意識されている。 <CS> 2025/05/14 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ *09:52JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 136563.18 +0.04%12日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比51.30ポイント高(+0.04%)の136563.18で引けた。日中の取引レンジは136,355.93-137,519.33となった。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米中摩擦の緩和が好感され、買いは継続。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、利上げの実施も引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2930.17 +2.78%12日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比79.24ポイント高(+2.78%)の2930.17となった。日中の取引レンジは2,904.77-2,947.07となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。米中協議の進展が好感され、終盤に上げ幅を一段と拡大した。米中両国は90日間の一時的関税率の大幅引き下げで合意。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、中国の利下げ期待などが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 82429.90 +3.74%12日のインドSENSEX指数は大幅反発。前日比2975.43ポイント高(+3.74%)の82429.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同916.70ポイント高(+3.82%)の24924.70で取引を終えた。大幅高で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米中協議で90日間の一時的関税率の大幅引き下げで合意した。米中間の貿易戦争への警戒感が緩和された。また、モンスーン(雨季)が予定より早く到来したとの報告も、インフレ率の鈍化期待を高めた。ほかに、自由貿易協定(FTA)をめぐるインドと欧州連合(EU)の交渉が次のステージに突入するとの報道が、輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3369.24 +0.82%週明け12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.25ポイント高(+0.82%)の3369.24ポイントと反発した。3月27日以来の高値水準を回復している。投資家心理が上向く流れ。米中通商協議の進展が支援材料となっている。貿易問題を巡る米中の閣僚級協議は日本時間12日未明に終了し、その後、ベッセント米財務長官は「確かな進展があった」と述べた。また、中国の代表団は、米国と「重要な合意に達した」と発表している。詳細については12日、共同声明で明らかにされる見通しだ。米中協議の合意内容を見極めたいとするスタンスなどで朝方は上値が重かったものの、指数は引けにかけて上げ幅を広げている。 <CS> 2025/05/13 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、国境地帯をめぐるインドとパキスタンの緊張関係が警戒 *09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、国境地帯をめぐるインドとパキスタンの緊張関係が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 136511.90 +0.21%9日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比279.99ポイント高(+0.21%)の136511.90で引けた。日中の取引レンジは136,105.44-137,286.02となった。終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を縮小させた。原油価格と通貨レアルの同時高が好感され、買いは優勢となった。一方、指数の上値は重い。貿易関税をめぐる米中閣僚級の協議を見極めたいとのムードが強まり、積極的な買いは手控えられた。また、利上げの実施なども引き続き嫌気された。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 79454.47 -1.10%9日のインドSENSEX指数は続落。前日比880.34ポイント安(-1.10%)の79454.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同265.80ポイント安(-1.10%)の24008.00で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。国境地帯をめぐるインドとパキスタンの緊張関係が警戒され、リスク回避の売りは広がった。また、足元での景気低迷なども引き続き圧迫材料。このほか、1-3月期の企業業績の発表が集中しているなか、見極めるムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3342.00 -0.30%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.00ポイント安(-0.30%)の3342.00ポイントと4日ぶりに反落した。様子見ムードが漂う流れ。貿易問題を巡り、週末に予定する米中の閣僚級協議が気がかりだ。10日にスイスのジュネーブで始まる協議に関しては、米側が第一歩として対中関税率を60%未満に引き下げる目標を設定していると関係者の話として伝わったが(現在は145%の対中関税)、市場関係者の一部からは、交渉は難航するとの声も聞かれている。また、指数は前日までの上昇で、3月27日以来の高値水準を回復しただけに戻り待ちの売り圧力も意識された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が続いている。一方、取引時間中に公表された4月の中国貿易統計では、米ドル建て輸出が予想を大幅に上回ったものの、相場に対する影響は限定された。 <CS> 2025/05/12 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油高などを好感 *11:07JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 136231.90 +2.12%8日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2.12%(2834.38ポイント)高の136231.90で引けた。日中の取引レンジは133,457.70-137,634.60となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、欧米市場の上昇なども支援材料。一方、利上げの実施が指数の足かせとなった。ブラジル中央銀行は8日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り年14.25%から14.75%に引き上げると決定した。【ロシア】MOEX指数 2850.93 +0.63%8日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.63%(17.84ポイント)高の2850.93となった。日中の取引レンジは2,834.59-2,873.66となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄に買いは広がった。また、欧米市場が堅調だったことも買い安心感を与えた。一方、インフレ率の加速などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 80334.81 -0.51%8日のインドSENSEX指数は反落。前日比411.97ポイント安(-0.51%)の80334.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.60ポイント安(-0.58%)の24273.80で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を急速に拡大させた。国境をめぐるインドとパキスタンの衝突が激化していることが警戒された。これにより、外資によるインドへの投資が縮小されると懸念されている。また、米国の高関税政策なども引き続き懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3352.00 +0.28%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.33ポイント高(+0.28%)の3352.00ポイントと3日続伸した。3月27日以来の高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が引き続き支えとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の総裁は7日の記者会見で、利下げなど10項目にわたる「金融政策パッケージ」を発表した。そのほか、中国国家金融監督管理総局の局長は、保険会社の運用枠拡大などで株式市場の安定化措置を実施すると予告している。 <AK> 2025/05/09 11:07 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料 *09:49JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 133397.52 -0.09%7日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比118.30ポイント安(-0.09%)の133397.52で引けた。日中の取引レンジは132,871.85-134,110.45となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、弱い経済指標も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。貿易関税をめぐる米中間の交渉が開始されていることが好感されたもようだ。【ロシア】MOEX指数 2820.07 +0.46%7日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.02ポイント高(+0.46%)の2833.09となった。日中の取引レンジは2,790.14-2,845.14となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。貿易関税をめぐる米中間の交渉が開始されたことが好感された。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 80746.78(+0.13%)7日のインドSENSEX指数は小反発。前日比105.71ポイント高(+0.13%)の80746.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.80ポイント高(+0.14%)の24414.40で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。貿易通商をめぐり、米中両国の交渉が開始されているとの報道が好感された。また、英国とインドが自由貿易協定の交渉で合意したとの報道も支援材料。ほかに、経済指標の改善などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3342.67 +0.80%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.55ポイント高(+0.80%)の3342.67ポイントと続伸した。トランプ米政権の「相互関税」で急落する前の水準(4月3日終値3342.01ポイント)を回復している。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)など金融当局者は朝方、共同記者会見を実施し、「市場と期待を安定させる金融政策パッケージ」を発表している。預金準備率とリバースレポ金利の引き下げや、保険資金の長期投資をさらに促進するなど市場支援の方針を明らかにした。米中通商協議の進展も期待される。複数の米メディアは7日朝方(日本時間)、「米国のベッセント財務長官と米国通商代表部(USTR)のグリア代表は今週、中国側の代表とスイスで会談する予定」と伝えている。報道によると、この会談は、米中間で進行中の貿易戦争を解決するための重要な一歩となる見通しだ。 <CS> 2025/05/08 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理がやや上向く流れ *09:52JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理がやや上向く流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 133515.82 +0.02%6日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比24.59ポイント高(+0.02%)の133515.82で引けた。日中の取引レンジは133,260.24-134,135.29となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと縮小させた。原油価格の上昇が支援材料となり、資源銘柄に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。米関税政策の不透明感が払しょくできないことが引き続き嫌気された。また、弱い経済指標も指数の足かせに。4月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の52.6から49.4に低下した。【ロシア】MOEX指数 2820.07 +2.97%6日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比81.27ポイント高(+2.97%)の2820.07となった。日中の取引レンジは2,738.50-2,826.61となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。また、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。一方、米国の貿易関税をめぐる不透明感がふっしょくできないことが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 80641.07 -0.19%6日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比155.77ポイント安(-0.19%)の80641.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.55ポイント安(-0.33%)の24379.60で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。財政収支の悪化懸念が指数の足かせに。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、インドとパキスタンの緊張関係が防衛費の支出を拡大させ、これがインドの財政収支を悪化させると指摘。また、米関税政策の不確実性なども引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3316.11 +1.13%休場明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.08ポイント高(+1.13%)の3316.11ポイントと5日ぶりに反発した。4月3日以来の高値水準を回復している。投資家心理がやや上向く流れ。中国の政策に対する期待感や、米中がそれぞれ一部関税の引き下げ方針を示していることなどが支えとなっている。米中協議の先行き不安が根強い中、指数は朝方に弱含む場面がみられたものの、徐々に上げ幅を広げた。 <CS> 2025/05/07 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、成長率の鈍化観測が警戒された *10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、成長率の鈍化観測が警戒された 【ブラジル】ボベスパ指数 135066.97 -0.02%30日のブラジル株式市場は8日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比26.02ポイント安(-0.02%)の135066.97で引けた。日中の取引レンジは133,955.00-135,171.39となった。終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米国の通商協議の進展に期待が高まっていることが引き続き指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2918.47 -1.33%30日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.19ポイント安(-1.33%)の2918.47となった。日中の取引レンジは2,887.83-2,954.21となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、経済指標の下振れも景気不安を強めた。3月の小売売上高の増加率は2.2%となり、予想の2.8%を下回った。一方、米国の貿易交渉の前進期待などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 80242.24 -0.06%30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比46.14ポイント安(-0.06%)の80242.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.75ポイント安(-0.01%)の24334.20で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。成長率の鈍化観測が警戒された。2024年度の国内総生産(GDP)成長率について、1-3月期の鉱工業生産の下振れで予想以上に鈍化する可能性があると懸念されている。また、民間投資の減少観測も嫌気された。世界景気の先行き不透明感が払しょくされていないなか、2025年度の民間投資は25%減少すると予測されている。【中国本土】上海総合指数 3279.03 -0.23%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.62ポイント安(-0.23%)の3279.03ポイントと小幅ながら4日続落した。中国景況感の悪化が嫌気される流れ。寄り付き直後に公表された4月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.0となり、市場予想(49.7)以上に前月(50.5)から低下している(景況判断の境目となる50を割り込むのは3カ月ぶり)。様子見ムードも漂う。大型連休を前に、積極的な売買も手控えられている。メーデーに絡んだ祝日により、本土市場はあすから休場(5月1-5日)となる。景況感悪化で政策期待が高まり、指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、程なくマイナスに転じている。 <CS> 2025/05/01 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり *09:38JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 135092.98 +0.06%29日のブラジル株式市場は7日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比77.09ポイント高(+0.06%)の135092.98で引けた。日中の取引レンジは134,898.67-136,149.74となった。前半は上値を追う展開も見られたが、その後は上げ幅をじりじりと縮小させた。米国の通商協議の進展に期待が高まっていることが支援材料。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2957.66 -2.53%29日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比76.64ポイント安(-2.53%)の2957.66となった。日中の取引レンジは2,955.18-2,998.68となった。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、通貨ルーブル高の進行が輸出銘柄の圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 80288.38 +0.09%29日のインドSENSEX指数は続伸。前日比70.01ポイント高(+0.09%)の80288.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.45ポイント高(+0.03%)の24335.95で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日まで10日連続の買い越しとなった。また、貿易をめぐる米印間の交渉に期待感が高まっていることも引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3286.66 -0.05%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.76ポイント安(-0.05%)の3286.66ポイントと小幅ながら3日続落した。大型連休を前に買いが手控えられる流れ。メーデーに絡んだ祝日により、本土市場は5月1-5日が休場となる(香港市場は1日と5日が休場)。ほか、米中貿易交渉を巡る不透明感も重し。トランプ米政権は中国とあらゆる面で交渉していると繰り返しているが、中国側はそのような事実はないと何度も否定した。関税応酬の峠は過ぎたとの見方がある一方、米中対立は長期化するとの懸念もある。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が続いている。 <CS> 2025/04/30 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続伸、米中交渉に期待 *10:29JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続伸、米中交渉に期待 【ブラジル】ボベスパ指数 134739.28 +0.12%25日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.12%(158.84ポイント)高の134739.28で引けた。日中の取引レンジは134,186.44-134,992.22となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待感が高まっていることが好感されたもようだ。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、世界景気の先行き不安が払しょくされていないことも引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3006.14 +2.10%25日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.10%(61.71ポイント)高の3006.14となった。日中の取引レンジは2,956.80-3,009.48となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、貿易関税をめぐる米中間の交渉に期待が高まっていることも指数をサポートした。ほかに、米利下げ期待の高まりが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 79212.53 -0.74%25日のインドSENSEX指数は続落。前日比588.90ポイント安(-0.74%)の79212.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.35ポイント安(-0.86%)の24039.35で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。世界景気の先行き不安が引き続き警戒された。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りは継続した。【中国本土】上海総合指数 3295.06 -0.07%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.23ポイント安(-0.07%)の3295.06ポイントと反落した。米中通商協議を巡る不透明感が重しとなる流れ。トランプ米大統領は24日、米国と中国との間で貿易協議が進行していると主張し、中国側による「米中貿易協議は未実施」との主張を否定した。双方の見解に相違があり、協議の難航も予想されている。もっとも、米中対立激化の過度な警戒感は後退。下値は限定的で、指数は一時プラス圏で推移した。外電は25日、関係者の話として「中国政府は一部の米国製品に対する125%報復関税の一時停止を検討している」などと報じた。米政権からもこのところ、「交渉次第」としながらも、対中関税引き下げに前向きな発言が目立っている。 <AK> 2025/04/28 10:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、米中関税交渉の進展期待が相場を支えている *09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、米中関税交渉の進展期待が相場を支えている 【ブラジル】ボベスパ指数 134580.44 +1.79%24日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2364.38ポイント高(+1.79%)の134580.44で引けた。日中の取引レンジは132,223.46-134,937.55となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の高まりが好感され、買いは継続した。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、経済指標の改善がサポート材料となった。4月の消費者信頼感指数は84.8となり、前月の84.3を上回った。【ロシア】MOEX指数 2944.43 +0.04%24日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.20ポイント高(+0.04%)の2944.43となった。日中の取引レンジは2,934.79-2,973.99となった。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの買い手掛かり。また、米利下げ観測の高まりも好感された。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 79801.43 -0.39%24日のインドSENSEX指数は8営業日ぶりに反落。前日比315.06ポイント安(-0.39%)の79801.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.25ポイント安(-0.34%)の24246.70で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。両指数とも前日まで7営業日続伸しており、利益確定売りが優勢。また、米国の高関税政策がインドの国内総生産(GDP)成長率を0.5%圧縮するとの見通しも嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3297.29 +0.03%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.93ポイント高(+0.03%)の3297.29ポイントと小反発した。米中関税交渉の進展期待が相場を支えている。トランプ米大統領はこのところ、中国に対し関税問題の交渉に応じるよう連日で呼びかけ、交渉次第では累計145%の対中追加関税を引き下げる可能性も示唆した。米メディアが23日報じたところによると、国家安全保障上の脅威と見なされない中国原産品目には35%、脅威と見なされる中国原産品目には少なくとも100%の関税を検討しているという。そのほか英メディアは23日、トランプ政権が自動車メーカーに対して関税の一部を免除する計画と報道。その中には、中国から輸入する自動車部品も含まれるようだ。 <CS> 2025/04/25 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は7営業日続伸、米中の貿易戦争への警戒感がやや後退している *10:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は7営業日続伸、米中の貿易戦争への警戒感がやや後退している 【ブラジル】ボベスパ指数 132216.07 +1.34%23日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1751.69ポイント高(+1.34%)の132216.07で引けた。日中の取引レンジは130,467.91-133,318.04となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。欧米など海外株の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中関係の改善に兆しがみられていることも支援材料。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2943.23 -0.38%23日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.26ポイント安(-0.38%)の2943.23となった。日中の取引レンジは2,900.32-2,954.49となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、米中関係に改善の兆しがみられていることが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 80116.49 +0.65%23日のインドSENSEX指数は7営業日続伸。前日比520.90ポイント高(+0.65%)の80116.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同161.70ポイント高(+0.67%)の24328.95で取引を終えた。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米中の貿易戦争への警戒感がやや後退していることが好感された。また、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。ほかに、世界の貿易戦争がインド経済への打撃が限定的だとの見方が支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3296.36 -0.10%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.40ポイント安(-0.10%)の3296.36ポイントと3日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。このところの急ピッチな上昇で、上海総合指数は約3週ぶりの高値水準を回復していた。中国景気の先行き不安もくすぶる。国際通貨基金(IMF)が22日公表した世界経済見通し(WEO)では、中国の25年成長率予想が前回の4.6%から今回4.0%に引き下げられた。ただ、下値は限定的。指数は小高く推移する場面もみられている。中国の政策に対する期待感が続いたほか、米中対立の過度な警戒感が薄らいだこともプラスだ。トランプ米大統領は22日、中国との通商交渉で「強硬な態度は取らない」と述べ、追加関税を大幅に引き下げる可能性を示唆した。 <CS> 2025/04/24 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高や海外株の上昇などで *10:07JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高や海外株の上昇などで 【ブラジル】ボベスパ指数 130464.38 +0.63%22日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.63%(814.35ポイント)高の130464.38で引けた。日中の取引レンジは128,725.59-130,877.41となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。米中対立の激化懸念がやや緩和されていることが好感され、買いは優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。世界景気の先行き不安などが引き続き懸念された。【ロシア】MOEX指数 2954.49 +1.10%22日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.10%(32.03ポイント)高の2954.49となった。日中の取引レンジは2,914.37-2,954.49となった。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。ほかに、米中の貿易戦争に対する警戒感がやや緩和されていることが好感された。【インド】SENSEX指数 79595.59 +0.24%22日のインドSENSEX指数は6営業日続伸。前日比0.24%(187.09ポイント)高の79595.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.17%(41.70ポイント)高の24167.25で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、貿易をめぐる米印間の貿易交渉が大きな前進があったとの報告が輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3299.76 +0.25%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.32ポイント高(+0.25%)の3299.76ポイントと続伸した。中国の政策に対する期待感が継続する流れ。国務院(内閣に相当)は18日に常務会議を開き、厳しい外部環境に直面しているとして、雇用や貿易の支援に注力するほか、株式市場の安定化と不動産市場の活発化に向けた取り組みを強化するという方針を決定した。ただ、上値は限定的。米中対立の激化が警戒されている。中国は政府系ファンド(SWF)による米国での新規のプライベート・エクイティ(PE)投資を停止しているもようと報じられたほか、半導体大手の米エヌビディア(NVDA/NASDAQ)は中国向け製品の輸出規制を強めているとの観測も伝わった。両国はこれまで関税応酬を続けていたが、対立は輸出規制など新たな局面を迎えている。 <AK> 2025/04/23 10:07

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