注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、年内の米利下げ期待などを好感
*10:42JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、年内の米利下げ期待などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 159072.13 +0.45%11月28日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比712.36ポイント高(+0.45%)の159072.13で引けた。日中の取引レンジは158,077.70-159,689.00となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。年内の米利下げ期待の高まりや米株高などが好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行も支援材料。半面、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、雇用市場の悪化なども引き続き懸念材料となった。【ロシア】MOEX指数 2676.42 +2.10%11月28日のロシア株式市場は大幅反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比55.05ポイント高(+2.10%)の2676.42となった。日中の取引レンジは2,623.38-2,685.88となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、年内の米利下げ期待の高まりも好感された。ほかに、ウクライナ交渉の前進期待などがロシア株の支援材料となった。【インド】SENSEX指数 85706.67 -0.02%11月28日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比13.71ポイント安(-0.02%)の85706.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.60ポイント安(-0.05%)の26202.95で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルピーの先安観などが引き続き警戒された。また、7-9月期の国内総生産(GDP)が取引終了後に発表されるため、慎重ムードも強まった。なお、7-9月期のGDP成長率は8.1%となり、前月の7.8%と予想の7.4%を上回った。【中国】上海総合指数 3888.60 +0.34%11月28日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は前日比13.34ポイント高(+0.34%)の3888.60ポイントで引けた。朝方は安く始まったものの、調整著しかったハイテク株を軸に「値ごろ感からの押し目買い」が広がったとの報道があった。特に半導体、自動車、バッテリー関連、それに証券株の上昇が目立った。
<AK>
2025/12/01 10:42
注目トピックス 外国株
28日の香港市場概況:ハンセン指数は5日ぶり反落、不動産が下げ主導
*18:56JST 28日の香港市場概況:ハンセン指数は5日ぶり反落、不動産が下げ主導
28日の香港市場は5日ぶりに反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比87.04ポイント(0.34%)安の25858.89ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が34.69ポイント(0.38%)安の9130.18ポイントと5日ぶりに反落した。香港市場では景気先行きへの不透明感が投資家心理を冷やす一方、一部テック株に限った買いが支え材料となった。中国本土の不動産大手の経営問題を受け内需関連のリスクが意識され、金融や保険など本土系銘柄に売りが波及。一部報道によればこの経営不安が中国全体の経済見通しの警戒を強めた。特に国有大手銀行や生保を含む金融セクターがそろって軟調。これがハンセン指数の重荷となり、投資家は内需や信用リスクを避ける傾向を強めた。他方、テック株の一角では買いが入った。とはいえ全体としてはリスク回避ムードが勝った。ハンセン指数の構成銘柄では、不動産業が下落率で最も大きく、チャイナ・オーバーシーズ(0688/HK)が2.85%安、華潤置地(1109/HK)が2.33%安、新鴻基地産(0016/HK)が0.60%安となった。背景には中国大手不動産企業の経営問題に加え、信用不安の再燃とそれに伴う景気悪化懸念がある。投資家のセンチメントは内需関連の見通し悪化を受けて慎重に傾いた。続いて売りが目立ったのは金融業で、中国人寿保険(2628/HK)が1.68%安、AIAグループ(1299/HK)が1.77%安、工商銀行(1398/HK)が0.77%安となった。その他、平安保険(2318/HK)や中国建設銀行(0939/HK)なども軟調で、中国景気の先行き懸念が銀行や保険といった本土系金融株に対する売り圧力を強めた。反面、カジノ・レジャー関連が買い優勢となり、ポップマート(9992/HK)が2.84%高、サンズチャイナ(1928/HK)が2.61%高、ギャラクシー・エンターテインメント(0027/HK)が1.36%高となった。中国本土からの観光需要回復期待やイベント需要への思惑が、消費関連や娯楽株への買いを後押ししたとの見方がある。本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.34%高の3888.60ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/11/28 18:56
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28日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、ハイテク株に買い戻しが優勢
*18:42JST 28日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、ハイテク株に買い戻しが優勢
28日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は前日比13.34ポイント(0.34%)高の3888.60ポイントで引けた。朝方は安く始まったものの、調整著しかったハイテク株を軸に「値ごろ感からの押し目買い」が広がったとの報道があった。特に半導体、自動車、バッテリー関連、それに証券株の上昇が目立った。一方で、銀行株や電力、保険といったディフェンシブ銘柄の売りが見られた。こうした売りはリスク許容度の高い資金が成長・景気敏感株に移ったためと受け止められている。市場心理としては、先行調整の溜まっていたセクターへ再評価の動きが優勢となった。セクター別では、自動車銘柄が高い。広州汽車集団(601238/SH)が10.0%高、重慶千里科技(601777/SH)が3.9%高、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が3.6%高と軒並み買われた。また、ハイテク関連もしっかり。方正科技集団(600601/SH)が3.5%高、瑞芯微(603893/SH)が1.8%高、中電科数字技術(600850/SH)が1.2%高となった。半面、銀行株は下落。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.9%安、中国銀行(601988/SH)と交通銀行(601328/SH)がそろって1.6%安となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.83ポイント(0.73%)高の252.33ポイント、深センB株指数が5.33ポイント(0.41%)高の1294.61ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/28 18:42
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、雇用市場の悪化などが足かせ
*10:11JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、雇用市場の悪化などが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 158359.77 -0.12%27日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比195.17ポイント安(-0.12%)の158359.77で引けた。日中の取引レンジは158,167.10-158,864.00となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。雇用市場の悪化が指数の足かせに。10月の新規雇用者数は前月の21万3002人から8万5147人に急減した。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。半面、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、米利下げ期待の再燃なども指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2621.37 -1.76%27日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比47.01ポイント安(-1.76%)の2621.37となった。日中の取引レンジは2,605.13-2,674.23となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りは継続。また、ウクライナ交渉を見極めたいとのムードも買い手控える要因だ。半面、経済指標の改善が好感された。10月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)はプラス3.1%となり、前月のプラス0.3%と予想のマイナス0.2%を上回った。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 85720.38 +0.13%27日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比110.87ポイント高(+0.13%)の85720.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.25ポイント高(+0.04%)の26215.55で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利下げ期待の再燃が好感され、買いはやや優勢。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。【中国】上海総合指数 3875.26 +0.29%27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比11.08ポイント高(+0.29%)の3875.26ポイントと反発。中国当局は追加の景気支援策を打ち出すとの見方が広がったことが支援材料となった。2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が12月中旬ごろに開催される見通しは変わらず、市場関係者の間では来年1月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性があるとの観測が広がっている。
<AK>
2025/11/28 10:11
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27日の香港市場概況:香港市場は小幅高
*18:11JST 27日の香港市場概況:香港市場は小幅高
27日の香港市場は小幅高。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比17.85ポイント(0.07%)高の25945.93ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は2.50ポイント(0.03%)高の9164.87ポイントで引けた。報道によると、中国当局は11月27日、消費の促進に向けた新たな政策ガイドラインを発表した。2027年までに「3つの兆人民元クラス消費分野」「10の千億人民元クラス消費分野」を育成する方針を掲げている。ハンセン指数の構成銘柄では、消費関連がしっかりとなった。フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)は6.8%高、自動車ディーラー中国大手の中升集団HD(881/HK)は2.5%高、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(2319/HK)が1.8%高。自動車セクターも強含み。浙江零ホウ科技(9863/HK)が4.9%高、奇瑞汽車(9973/HK)が4.7%高。一方、中国の不動産セクターはさえない。万科企業(2202/HK)が7.7%安、世茂集団HD(813/HK)は6.4%安、龍湖集団HD(960/HK)は3.7%安。ハンセン指数の構成銘柄では47が上昇、38が下落、変わらずは3で買いがやや優勢だった。
<AK>
2025/11/27 18:11
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27日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
*17:48JST 27日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比11.08ポイント(0.29%)高の3875.26ポイントと反発。中国当局は追加の景気支援策を打ち出すとの見方が広がったことが支援材料となった。2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が12月中旬ごろに開催される見通しは変わらず、市場関係者の間では来年1月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性があるとの観測が広がっている。業種別では、ハイテクがややしっかり。アナログ半導体チップの中電科芯片技術(600877/SH)が10.0%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)と電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が2.3%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が2.2%高。銀行・保険株も強含み。中国農業銀行(601288/SH)が2.0%高、上海農村商業銀行(601825/SH)が1.9%高。一方、医薬関連株はさえない動きとなった。薬明康徳(603259/SH)は3.2%安、昭衍新薬(603127/SH)が1.4%安、上海復星医薬集団(600196/SH)は1.2%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.31ポイント(0.52%)安の250.50ポイント、深センB株指数は0.18ポイント(0.01%)安の1289.28ポイントで27日の取引を終了した。
<AK>
2025/11/27 17:48
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は堅調推移
*10:39JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は堅調推移
【ブラジル】ボベスパ指数 158559.72 +1.70%26日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2649.54ポイント高(+1.70%)の158559.72で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では67が上昇、15が下落、変わらずは2。欧米、インドなどの株高が好感されたようだ。主な上昇銘柄はルモ(RAIL3)は9.14%高、主な値下がり銘柄は、ハプビターパーティシパコーズインベスティメントーズ(HAPV3)は6.45%安。【ロシア】MOEX指数 2668.38 -0.65%26日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比17.57ポイント安(-0.65%)の2668.38で引けた。日中の取引レンジは、2660.88-2679.97。ウクライナ戦争の終結を巡って売買交錯となったが、ロシア経済の先行きは不透明であること、金融緩和を期待できるインドなどに資金を向ける動きが出ており、株価指数を圧迫した。経済制裁緩和は織り込み済みとなった。ただ、原油価格の動向は特に意識されていないようだ。【インド】SENSEX指数 85609.51 +1.21%26日のインド株式市場は堅調推移。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1022.50ポイント高(+1.21%)の85609.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは320.50ポイント高(+1.24%)の26205.30で取引を終えた。金利先安観は消えていないことやウクライナ戦争の終結は近いとの見方が浮上し、外部環境の改善が期待されたことで買いが強まる展開。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が28、下落は2、変わらずは0で買いが優勢となった。バジャジ・フィンサーブ(BJFIN)の上げが目立った。一方、バーティ・エアテル(BHATI)はさえない動きとなった。【中国】上海総合指数 3864.18 -0.15%26日の中国本土市場は小幅安。主要指標の上海総合指数は前日比5.84ポイント安(-0.15%)の3864.18ポイントで引けた。来年1月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性があるとの見方が広がっているが、国内関連の新規材料には乏しく、伸び悩んだ。銀行・保険株の下げが影響したようだ。中国工商銀行(601398/SH)と中国銀行(601988/SH)は1.8%安、中国農業銀行(601288/SH)が1.6%安、中国人民保険集団(601319/SH)は1.2%安。軍需産業関連も弱含み。長城軍工(601606/SH)が8.0%安、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)は5.6%安。そのほかでは、深セン市明微電子股分(688699/SH)、蘇州長光華芯光電技術(688048/SH)が20.0%高と値を上げたが、江蘇厚生新能源科技(688426/SH)は10.8%安とさえない値動きとなった。一方、ハイテク株はしっかり。半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が4.2%高、富士康工業互聯網(601138/SH)が4.1%高と強い動きを見せた。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.69ポイント(0.27%)安の251.81ポイント、深センB株指数が2.86ポイント(0.22%)安の1289.46ポイントで26日の取引を終了した。
<AK>
2025/11/27 10:39
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26日の香港市場概況:香港市場は小幅高
*18:08JST 26日の香港市場概況:香港市場は小幅高
26日の香港市場は小幅高。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比33.53ポイント(0.13%)高の25928.08ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は4.06ポイント(0.04%)高の9162.37ポイントで引けた。25日の米国株高は支援材料になるとみられたが、大きな影響はなかった。来年1月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性があるとの見方が広がっているが、国内関連の新規材料には乏しく、伸び悩んだ。ハンセン指数の構成銘柄では51が上昇、32が下落、変わらずは5。ハンセン指数の構成銘柄では、デリバリー事業大手の美団(3690/HK)が5.7%高、宅配サービス中国大手の中通快逓(2057/HK)が4.2%高、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(2313/HK)が3.2%高、医薬関連もしっかり。江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が4.6%高、三生製薬(1530/HK)が3.8%、石薬集団(1093/HK)が2.3%高。消費セクターの一角もしっかり。組み立てキャラクター玩具の布魯可集団(325/HK)が2.1%高、免税店の中国旅遊集団中免(1880/HK)が3.3%高。半面、プラットフォーマー関連の銘柄は弱含み。ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が2.8%安、動画配信プラットフォーム中国大手のビリビリ(9626/HK)が2.4%、音楽配信大手の騰訊音楽娯楽集団(テンセント・ミュージック:1698/HK)が2.2%安で26日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/26 18:08
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26日の中国本土市場概況:中国本土市場は小幅安
*17:39JST 26日の中国本土市場概況:中国本土市場は小幅安
26日の中国本土市場は小幅安。主要指標の上海総合指数は前日比5.84ポイント(0.15%)安の3864.18ポイントで引けた。来年1月にも預金準備率や政策金利を引き下げる可能性があるとの見方が広がっているが、国内関連の新規材料には乏しく、伸び悩んだ。銀行・保険株の下げが影響したようだ。中国工商銀行(601398/SH)と中国銀行(601988/SH)は1.8%安、中国農業銀行(601288/SH)が1.6%安、中国人民保険集団(601319/SH)は1.2%安。軍需産業関連も弱含み。長城軍工(601606/SH)が8.0%安、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)は5.6%安。そのほかでは、深セン市明微電子股分(688699/SH)、蘇州長光華芯光電技術(688048/SH)が20.0%高と値を上げたが、江蘇厚生新能源科技(688426/SH)は10.8%安とさえない値動きとなった。一方、ハイテク株はしっかり。半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が4.2%高、富士康工業互聯網(601138/SH)が4.1%高と強い動きを見せた。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.69ポイント(0.27%)安の251.81ポイント、深センB株指数が2.86ポイント(0.22%)安の1289.46ポイントで26日の取引を終了した。
<AK>
2025/11/26 17:39
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、経済制裁緩和の可能性が高まっている
*10:37JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、経済制裁緩和の可能性が高まっている
【ブラジル】ボベスパ指数 155910.18 +0.41%25日のブラジル株式市場はやや強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比632.62ポイント高(+0.41%)の155910.18で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では54が上昇、25が下落、変わらずは3。米国株高が好感されたようだ。ウジナス・シデルルジカス・デ・ミナスジェライス(USIM5)はしっかり。一方、マルコポーロ(POMO4)はさえない値動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2685.95 +1.17%25日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比31.11ポイント高(1.17%)の2685.95で引けた。日中の取引レンジは、2639.72-2695.04。ロシア経済の先行きは不透明であるものの、経済制裁緩和の可能性が高まっており、株価指数の先高観が浮上している。原油価格の動向は特に意識されていないようだ。【インド】SENSEX指数 84587.01 -0.37%25日のインド株式市場は弱含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比313.70ポイント安(-0.37%)の84587.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは74.70ポイント安(-0.29%)の25884.80で取引終了。金利先安観はあるものの、強気になれない状況が続いている。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が7、下落は23、変わらずは0で売りが優勢。バーラト・エレクトロニクス(BHE)の上げが目立ったが、タタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークル(TMPV)はさえない動きとなった。【中国】上海総合指数 3870.02 +0.87%25日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比33.26ポイント高(+0.87%)の3870.02ポイントで引けた。米中首脳の電話協議とその後の米大統領による「中国との関係は非常に強固だ」との投稿を受け、投資家の米中対立懸念が後退し、投資家心理の改善に繋がった。銀行・保険セクターが買われ、リスクオンの地合いが広がった。ネガティブ材料としては世界的な景気減速懸念などが依然として重石となった。これを受けて慎重な姿勢も散見されたが、ポジティブ材料が優勢となり、本日の相場を支えた。結果、主要指数は前日比0.86%高で続伸し、株価上昇基調が維持された。セクター別では、ハイテク関連が堅調。北京兆易創新科技(603986/SH)が6.4%高、広東生益科技(600183/SH)が5.1%高、方正科技集団(600601/SH)が4.2%高、環旭電子(601231/SH)が3.2%高、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が2.6%高となった。また、金鉱株も高い。中金黄金(600489/SH)が4.2%高、山東黄金(600547/SH)が2.5%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.0%高となった。ほかに、金融や不動産、自動車なども買われた。
<NH>
2025/11/26 10:37
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25日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、米中関係の改善期待で
*18:18JST 25日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、米中関係の改善期待で
25日の香港市場は続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比178.05ポイント(0.69%)高の25894.55ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が78.89ポイント(0.87%)高の9158.31ポイントで引けた。前日の米株高が投資家心理を支え、米中首脳協議後の関係改善期待も相場に追い風となった。一方で、中国本土経済の先行き不安や不動産関連の懸念は依然として重しとなり、買い一巡後の利益確定売りも一部で見られた。ただし、電子商取引やクラウド分野への関心の高まりを背景に、本土系テック株が相場をけん引した。ハンセン指数の構成銘柄では、医薬・ハイテク関連が物色され、石薬集団(01093/HK)が2.8%高、アリババ・ヘルス(00241/HK)が4.4%高、BYDエレクトロニクス(00285/HK)が2.1%高と大幅高。米金利安定や業績期待を背景に、成長期待の高いセクターに資金が流入した。特に小売り向け医薬品・電子部品など内需消費の底堅さが評価され、シャオミ(01810/HK)も4.4%高、百度(09888/HK)は4.6%高と堅調に推移した。半面、ガラスや不動産関連を中心とする建材セクターに売りが波及。恒隆地産(00101/HK)は1.8%安、新鴻基地産(0016/HK)が0.3%安となった。中国本土の不動産市場低迷が続く中、商業施設の収益見通し悪化や賃料収入の鈍化が嫌気された。また、金利高止まりへの警戒感が不動産株全体の重しとなった。また、航空株も大幅安。中国東方航空(670/HK)が5.9%安、中国国際航空(753/HK)が3.3%安、中国南方航空(1055/HK)が1.9%安で取引を終えた。本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.87%高の3870.02ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。素材や金融、不動産なども買われた。半面、航空株の下げが目立った。
<AK>
2025/11/25 18:18
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25日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、米中対立懸念が後退
*18:11JST 25日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、米中対立懸念が後退
25日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比33.26ポイント(0.87%)高の3870.02ポイントで引けた。米中首脳の電話協議とその後の米大統領による「中国との関係は非常に強固だ」との投稿を受け、投資家の米中対立懸念が後退し、投資家心理の改善に繋がった。銀行・保険セクターが買われ、リスクオンの地合いが広がった。ネガティブ材料としては世界的な景気減速懸念などが依然として重石となった。これを受けて慎重な姿勢も散見されたが、ポジティブ材料が優勢となり、本日の相場を支えた。結果、主要指数は前日比0.86%高で続伸し、株価上昇基調が維持された。セクター別では、ハイテク関連が堅調。北京兆易創新科技(603986/SH)が6.4%高、広東生益科技(600183/SH)が5.1%高、方正科技集団(600601/SH)が4.2%高、環旭電子(601231/SH)が3.2%高、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が2.6%高となった。また、金鉱株も高い。中金黄金(600489/SH)が4.2%高、山東黄金(600547/SH)が2.5%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.0%高となった。ほかに、金融や不動産、自動車なども買われた。半面、航空セクターが安い。中国東方航空(600115/SH)が3.9%安、中国国際航空(601111/SH)が3.0%安、中国南方航空(600029/SH)が2.9%安となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.79ポイント(0.31%)高の252.50ポイント、深センB株指数が15.01ポイント(1.18%)高の1292.32ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/25 18:11
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、米利下げ期待を引き続き好感
*10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、米利下げ期待を引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 155277.56 +0.33%24日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比507.46ポイント高(+0.33%)の155277.56で引けた。日中の取引レンジは154,529.20-155,832.30となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待の再燃が引き続き好感され、買いは優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。半面、指数の上値は重い。国内の利下げ期待の後退などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2654.84 -1.12%24日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比30.19ポイント安(-1.12%)の2654.84となった。日中の取引レンジは2,645.91-2,713.02となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。前日の大幅上昇を受けた反動から利益確定売りが優勢となった。一方、原油価格の上昇が指数をサポート。また、米利下げ期待の再燃なども外資の流出懸念をやや後退させた。【インド】SENSEX指数 84900.71 -0.39%24日のインド株式市場は小幅続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比331.21ポイント安(-0.39%)の84900.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同108.65ポイント安(-0.42%)の25959.50で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルピーの先安観が指数の足かせに。年末までの米ドル対ルピーのレートは1米ドル=90ルピーまでルピー安が進行すると予測されている。また、11月の民営企業の活動指数が6カ月ぶりの低水準を記録したとの報告も景気の先行き不安を高めた。【中国】上海総合指数 3836.77 +0.05%24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.87ポイント高(+0.05%)の3836.77ポイントと小幅高。米連邦準備制度理事会(FRB)が12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定するとの見方が広がっており、中国本土でも、米中金利差を背景に緩和余地が広がるとの見方が浮上したことが要因。ただ、12月中旬ごろに開かれる中国で開かれる中央経済工作会議の結果を見極めたいとするムードが広がっており、売買は拮抗となった。
<AK>
2025/11/25 10:03
注目トピックス 外国株
21日の香港市場概況:香港市場は大幅安
*18:13JST 21日の香港市場概況:香港市場は大幅安
21日の香港市場は大幅安。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比615.55ポイント(2.38%)安の25220.02ポイントと大幅下落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は223.56ポイント(2.45%)安の8919.78ポイントで引けた。ハンセン指数の構成銘柄では4が上昇、83が下落、変わらずは1で大部分の銘柄が値下がり。人工知能(AI)産業の過剰投資や関連銘柄の割高感などに対する懸念は消えていないため、午後の取引でも20日の米国株安に対するネガティブな反応がみられた。米追加利下げ観測は後退し、中国の金融緩和への期待がやや低下していることも株式相場を圧迫したようだ。ハンセン指数の構成銘柄では、香港リート(不動産投資信託)の領展房地産投資信託基金(823/HK)が7.5%安、オンライン医療の京東健康(JDヘルス:6618/HK)が8.6%安。セクター別では、半導体弱含み。ASMPT(522/HK)が6.1%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.4%安。値上り銘柄では龍湖集団(960/HK)が1.4%高、小米集団(1810/HK)が1.0%高でこの日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/21 18:13
注目トピックス 外国株
21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
*18:03JST 21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比96.16ポイント(2.45%)安の3834.89ポイントと続落。人工知能(AI)産業の過剰投資や関連銘柄の割高感などに対する懸念は消えていないため、20日の米国株安に対するネガティブな反応がみられた。米追加利下げ観測は後退し、中国の金融緩和への期待がやや低下していることも株式相場を圧迫したようだ。業種別では、非鉄金属株が弱含み。西蔵珠峰資源(600338/SH)がストップ安、雲南省貴金属新材料HD(600459/SH)が8.6%安、四川宏達(600331/SH)が7.6%安。一方、造船株は強含み。中船海洋与防務装備(600685/SH)は6.4%高、江蘇亜星錨鏈(601890/SH)は3.4%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.48ポイント(1.76%)安の249.45ポイント、深センB株指数が22.60ポイント(1.73%)安の1280.37ポイントで21日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/21 18:03
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、米利下げ期待の後退などが足かせ
*10:13JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、米利下げ期待の後退などが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 休場20日のブラジル株式市場は黒人の意識高揚の日で休場となった。【ロシア】MOEX指数 2628.31 -0.67%20日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.71ポイント安(-0.67%)の2628.31となった。日中の取引レンジは2,617.57-2,661.12となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米利下げ期待の後退が警戒され、売りは優勢。また、海外市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。半面、指数の下値は限定的。デフレ懸念がやや後退していることが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 85632.68 +0.52%20日のインド株式市場は続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比446.21ポイント高(+0.52%)の85632.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同139.50ポイント高(+0.54%)の26192.15で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。SENSEX指数はこの日、過去最高値を更新して引けた。米ハイテク株の上昇を受け、ITセクターに物色の動きが活発になった。また、年内の利下げ期待なども引き続き好感された。【中国】上海総合指数 3931.05 -0.40%20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比15.69ポイント安(-0.40%)の3931.05ポイントと反落した。約1カ月ぶりの安値水準を付けている。米追加利下げの期待が後退し、中国の金融緩和も先送りされるとの見方が浮上しており、株式相場を圧迫した。米金利上昇に伴う米ドル高を背景に、人民元の先安感が強まったこともマイナス。
<AK>
2025/11/21 10:13
注目トピックス 外国株
日経平均は572円安でスタート、イビデンや古河電工などが下落
*09:28JST 日経平均は572円安でスタート、イビデンや古河電工などが下落
日経平均 49,251.26 -572.68 TOPIX 3273.43 -26.14 21日の日経平均は572.68円安の49,251.26円と反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は反落。ダウ平均386.51ドル安の45752.26ドル、ナスダックは486.18ポイント安の22078.05で取引を終了した。半導体のエヌビディア(NVDA)の決算を好感し投資家心理の改善で買いが加速し、寄り付き後、大幅高。その後も9月雇用統計の強弱まちまちな結果を受け、堅調推移が続いた。 しかし、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言で利下げ期待がさらに後退したほか、根強い人工知能(AI)バブル懸念を受けエヌビディアが下落に転じ相場を押し下げた。終盤にかけ、暗号資産市場の下落をきっかけに損失確定売りにも拍車がかかったと見られ、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.15%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.77%下落と、ダウ平均(0.84%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、国内長期金利上昇や日中関係悪化も引き続き警戒材料となった。 一方、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日1300円近く上昇し、一昨日までの4日続落による下げ幅の3分の2戻しをクリアしたことから、短期調整は完了したとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%上昇だった。今日は、ノースサンド<446A>が東証グロースに上場した。 セクター別では、証券商品先物、非鉄金属、鉱業、銀行業、電気機器などが値下がり率上位、陸運業、食料品、不動産業、倉庫運輸関連、サービス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、イビデン<4062>、古河電工<5801>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、三井金属<5706>、フジクラ<5803>、JX金属<5016>、SBI<8473>、三菱重<7011>、東エレク<8035>、IHI<7013>、三井E&S<7003>、住友ファーマ<4506>、レーザーテック<6920>などが下落。 他方、サンリオ<8136>、エムスリー<2413>、三菱地所<8802>、すかいらーくHD<3197>、中外薬<4519>、三井不<8801>、ソニーフィナンシャルグループ<8729>、ソフトバンク<9434>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、NTT<9432>などが上昇している。
<CS>
2025/11/21 09:28
注目トピックス 外国株
20日の香港市場概況:香港市場はまちまちの値動き
*18:10JST 20日の香港市場概況:香港市場はまちまちの値動き
20日の香港市場はまちまちの値動き。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比4.92ポイント(0.02%)高の25835.57ポイントと小幅高。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は7.70ポイント(0.08%)安の9143.34ポイントで引けた。ハンセン指数の構成銘柄では55が上昇、31が下落、変わらずは2で売りが買いが優勢。本日発表された11月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は6カ月連続で据え置かれたが、金融緩和への市場の期待は失われていないようだ。ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が5.4%高、中国スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が4.0%高、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が2.5%高。セクター別では、中国の不動産がしっかり。融創中国HD(1918/HK)が6.0%高、万科企業(2202/HK)が3.7%高。一方、領展房地産投資信託基金(823/HK)は6.4%安、携程集団(9961/HK)は3.6%安とさえない値動きとなった。
<AK>
2025/11/20 18:10
注目トピックス 外国株
20日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
*18:06JST 20日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比15.69ポイント(0.40%)安の3931.05ポイントと反落した。約1カ月ぶりの安値水準を付けている。米追加利下げの期待が後退し、中国の金融緩和も先送りされるとの見方が浮上しており、株式相場を圧迫した。米金利上昇に伴う米ドル高を背景に、人民元の先安感が強まったこともマイナス。業種別では、自動車株が弱含み。東風汽車(600006/SH)が2.8%安、賽力斯集団(601127/SH)が2.5%安、広州汽車集団(601238/SH)が1.9%安。半導体株もさ弱含み。LED・電子部品メーカーの聯創光電科技(600363/SH)が3.0%安、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が2.9%安。一方、不動産株は強含み。新城控股集団(601155/SH)が7.2%高、金地集団(600383/SH)が2.4%高、信達地産(600657/SH)が1.9%高。銀行株も強含み。中国銀行(601988/SH)が4.0%高、中国建設銀行(601939/SH)が3.2%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.27ポイント(0.50%)安の253.93ポイント、深センB株指数が1.05ポイント(0.08%)高の1302.96ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/20 18:06
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
*10:13JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
【ブラジル】ボベスパ指数 155380.66 -0.73%19日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1141.47ポイント安(-0.73%)の155380.66で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では14が上昇、67が下落、変わらずは1。米国株式は反発したが、国内外のインフレ見通しは不透明であることから、売りが優勢となった。ブラジレイラ・デ・ディストリブ・イサン(PCAR3)はしっかり。一方、MBRFグロ-バルフーズ(MBRF3)は前日に続いてさえない値動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2646.02 +3.24%19日のロシア株式市場は大幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比82.95ポイント高(+3.24%)の2646.02で引けた。日中の取引レンジは、2558.51-2669.85。ロシア経済の先行きは不透明であるものの、経済制裁の影響は薄れているとの見方で買いが強まる展開。原油価格の下落は嫌気されなかったようだ。【インド】SENSEX指数 85186.47 +0.61%19日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比513.45ポイント高(+0.61%)の85186.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは142.60ポイント高(+0.55%)の26052.65で引けた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が19、下落は11、変わらずは0で買いが優勢。輸出の伸びが期待されたようだ。HCLテクノロジー(HCLT)の上昇が目立った。一方、タタ・モーターズ・パッセンジャーズ・ビークル(TMPV)はさえない動きとなった。【中国】上海総合指数 3946.74 +0.18%19日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比6.93ポイント高(+0.18%)の3946.74ポイントと小幅高。中国経済の減速が警戒されているが、中国政府は新たな経済対策を打ち出す可能性があることも意識されている。中国では12月中旬以降に、2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が開催される見通し。石油・石炭株が上げ主導。中国石油化工(600028/SH)が4.3%高、中国石油天然気(601857/SH)は4.1%高。銀行・保険株も強含み。中国銀行(601988/SH)が3.8%高、中信銀行(601998/SH)が1.5%高。中国人寿保険(601628/SH)は3.0%高。一方、不動産株はさえない。華麗家族(600503/SH)が3.5%安、中華企業(600675/SH)が3.4%安、信達地産(600657/SH)が2.9%安。
<AK>
2025/11/20 10:13
注目トピックス 外国株
19日の香港市場概況:香港市場は弱含み
*18:08JST 19日の香港市場概況:香港市場は弱含み
19日の香港市場は弱含み。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比99.38ポイント(0.38%)安の25830.65ポイントと続落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は23.80ポイント(0.26%)安の9151.04ポイントで引けた。ハンセン指数の構成銘柄では34が上昇、53が下落、変わらずは1で売りが優勢。米ハイテク株安が重しとなったようだ。18日の米国株式市場では、人工知能(AI)産業の過剰投資や関連銘柄の割高感が意識され、悪影響は本日の香港市場にも及んだようだ。ハンセン指数の構成銘柄では、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が4.8%安、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)は2.83%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は1.4%安。一方、中国石油化工(386/HK)は2.9%高、周大福珠宝集団(1929/HK)は2.7%高、紫金鉱業集団(2899/HK)は2.3%高。
<AK>
2025/11/19 18:08
注目トピックス 外国株
19日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
*17:39JST 19日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
19日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比6.93ポイント(0.18%)高の3946.74ポイントと反発した。中国経済の減速が警戒されているが、中国政府は新たな経済対策を打ち出す可能性があることも意識されている。中国では12月中旬以降に、2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が開催される見通し。石油・石炭株が上げ主導。中国石油化工(600028/SH)が4.3%高、中国石油天然気(601857/SH)は4.1%高。銀行・保険株も強含み。中国銀行(601988/SH)が3.8%高、中信銀行(601998/SH)が1.5%高。中国人寿保険(601628/SH)は3.0%高。一方、不動産株はさえない。華麗家族(600503/SH)が3.5%安、中華企業(600675/SH)が3.4%安、信達地産(600657/SH)が2.9%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.50ポイント(0.19%)安の255.20ポイント、深センB株指数が0.83ポイント(0.06%)安の1301.91ポイントで19日の取引を終了した。
<AK>
2025/11/19 17:39
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
*10:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
【ブラジル】ボベスパ指数 156522.13 -0.30%18日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比470.80ポイント安(-0.30%)の156522.13で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では38が上昇、42が下落、変わらずは2。米国株安を嫌気した売りが観測された。コグナ・エデュカカオ(COGN2)がしっかり。一方、MBRFグロ-バルフーズ(MBRF3)はさえない値動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2563.07 +2.09%18日のロシア株式市場は堅調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比52.43ポイント高(+2.09%)の2563.07で引けた。日中の取引レンジは、2492.20-2574.49。ロシア経済の先行きは不透明であるものの、押し目買いが入ったことで反転。原油価格の反発も好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 84673.02 -0.33%18日のインド株式市場は弱含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比277.93ポイント安(-0.33%)の84673.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは103.40ポイント安(-0.40%)の25910.05で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が7、下落は23、変わらずは0で売りが優勢。小幅高でスタートしたが、日本や中国本土などの株安を嫌気して売りが優勢となった。バーティ・エアテル(BHARTI)の上げが目立ったが、テック・マヒンドラ(TECHM)はさえない動きとなった。【中国】上海総合指数 3939.81 -0.81%18日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比32.22ポイント安(-0.81%)の3939.81ポイントと3日続落した。10月23日以来、約4週ぶりの安値水準を付けている。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の鈍化を警戒した売りが続いている。先週までにほぼ出揃った中国の月次経済統計は、内需の弱さを改めて浮き彫りにする内容だった。米追加利下げの期待感が後退したこともマイナス。中国の金融緩和も遠のくと懸念されている。業種別では、不動産の下げが目立つ。光明地産(600708/SH)が5.3%安、華麗家族(600503/SH)が4.8%安、金地集団(600383/SH)が4.5%安、中華企業(600675/SH)が3.9%安、緑地HD(600606/SH)が3.7%安、保利発展控股集団(600048/SH)が2.3%安で引けた。産金株や非鉄・レアアース株も安い。中金黄金(600489/SH)が3.5%安、紫金鉱業集団(601899/SH)と山東黄金(600547/SH)が2.0%安。一方、半導体株の一角はしっかり。半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が2.3%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.25ポイント(0.49%)安の255.70ポイント、深センB株指数が13.03ポイント(0.99%)安の1302.73ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/19 10:24
注目トピックス 外国株
18日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、ハイテク株に調整傾向
*18:32JST 18日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、ハイテク株に調整傾向
18日の香港市場は3日続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比454.25ポイント(1.72%)安の25930.03ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が153.56ポイント(1.65%)安の9174.84ポイントで引けた。ハンセン指数はこの日、約3週ぶりの安値水準を付けた。米国株安の余波とともに、ハンセン指数の3日続落を映し投資家のリスク回避姿勢が顕著になった。特に、テクノロジーセクターの割高感が警戒され、グローバルなハイテク株の調整傾向が地域市場にも波及した。一方で、中国と主要国・地域との国際摩擦の深刻化が資金流出を促し、香港市場における対中本土系資産への信頼感低下を招いた。加えて、指数が心理的節目の2万6000を下回ったことが売りの自律反応をさらに加速させた。ハンセン指数の構成銘柄では、素材関連セクターの下げが目立ち、中国宏橋(1378/HK)が5.9%安、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.4%安、中国中信(0267/HK)が3.9%安と急落した。国際商品市況の軟化に加え、景気減速に伴うインフラ投資の減退観測が売りを誘発した。また、不動産株では恒基地産(0012/HK)が2.8%安、新鴻基地産(0016/HK)が2.3%安と軟調。金利環境の不透明感や販売低迷が引き続き重荷となった。金融・保険セクターも軟調で、平安保険(2318/HK)が2.5%安、中国人寿保険(2628/HK)が3.6%安、AIAグループ(1299/HK)が3.4%安と大きく下げた。米国金利の先高観に伴う運用環境の悪化や、中国本土経済の不確実性が売り材料となった。その他、テクノロジー関連も総じて軟調で、アリババ(9988/HK)や美団(3690/HK)も下落圏で推移した。反面、上昇が目立ったのは一部のエネルギー・通信関連で、中石化(0386/HK)が0.2%高、中通快逓(2057/HK)が0.2%高と小幅ながら反発した。また、中芯国際集成電路製造(0981/HK)が1.4%高、携程集団(9961/HK)が1.6%高としっかりした動き。前者は半導体需給改善期待、後者は旅行関連消費の回復基調が支援材料となった。本土市場も3日続落。主要指標の上海総合指数は前日比0.81%安の3939.81ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/11/18 18:32
注目トピックス 外国株
18日の中国本土市場概況:上海総合は3日続落、景気先行きの不透明感などで
*18:25JST 18日の中国本土市場概況:上海総合は3日続落、景気先行きの不透明感などで
18日の中国本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数が前日比32.22ポイント(0.81%)安の3939.81ポイントで引けた。上海総合指数はこの日約4週ぶりの安値水準を記録した。景気先行きの不透明感と対外関係の悪化懸念が重荷となり、相場全体に慎重姿勢が強まった。景気指標の停滞や外部環境の緊迫が投資家心理を冷やし、利益確定の動きも散見された。特に、主要資源セクターや金融・保険関連に売りが波及した。一方で、長期的な構造改革や半導体関連の技術投資の継続性に関して下支え材料も確認できたが、当日は明確な買い戻し主体には至らなかった。セクター別では、不動産の下げを目立った。光明地産(600708/SH)が5.3%安、華麗家族(600503/SH)が4.8%安、金地集団(600383/SH)が4.5%安、中華企業(600675/SH)が3.9%安などとそろって軟調な展開が続いた。また、非鉄金属なども安い。中金黄金(600489/SH)が3.5%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%安となった。半面、半導体の一角が逆行高。嘉興斯達半導体(603290/SH)が2.3%高、瑞芯微(603893/SH)が2.1%高、上海貝嶺(600171/SH)が2.0%高となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.25ポイント(0.49%)安の255.70ポイント、深センB株指数が13.03ポイント(0.99%)安の1302.73ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/18 18:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米利下げ期待の後退などを警戒
*11:13JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米利下げ期待の後退などを警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 156992.93 -0.47%17日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比745.76ポイント安(-0.47%)の156992.93で引けた。日中の取引レンジは156,567.60-157,900.50となった。前日の終値近辺でもみ合った後は後半下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の後退が警戒され、売りは優勢。また、原油価格の下落なども圧迫材料となった。このほか、通貨レアル安の進行が指数の足かせに。半面、中国の景気対策への期待感が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2510.64 -0.60%17日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.04ポイント安(-0.60%)の2510.64で引けた。日中の取引レンジは、2501.71-2521.49。ロシア経済の先行きは不透明であること、原油価格は伸び悩んでいることが嫌気されたようだ。【インド】SENSEX指数 84950.95 +0.46%17日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比388.17ポイント高(+0.46%)の84950.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは103.40ポイント高(+0.40%)の26013.45で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が20、下落は10、変わらずは0で買いが優勢。エターナル(ETERNAL)、コダックマヒンドラ銀行(KMB)が主に上昇。一方、タタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークルズ(TMPV)はさえない動きとなった。【中国】上海総合指数 3972.04 -0.46%17日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前営業日比18.46ポイント安(-0.46%)の3972.04ポイントと続落。国内経済の先行き不安が強まっていることが嫌気されたようだ。金融株の下げが目立ったようだ。中国農業銀行(601288/SH)が2.1%安、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%安。医薬株も弱含み。津薬達仁堂集団(600329/SH)が4.5%安、昭衍新薬(603127/SH)が3.9%安。一方、不動産株はややしっかり。京能置業(600791/SH)が5.1%高、中華企業(600675/SH)が2.3%高。そのほかでは、軍需産業、エネルギー、ハイテクなどのセクターの一部に投資資金が向かったようだ。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)安の256.95ポイント、深センB株指数が5.70ポイント(0.43%)安の1315.76ポイントで終了した。
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2025/11/18 11:13
注目トピックス 外国株
17日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、米中関係の先行き不安などを警戒
*18:45JST 17日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、米中関係の先行き不安などを警戒
週明け17日の香港市場は続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比188.18ポイント(0.71%)安の26384.28ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が69.56ポイント(0.74%)安の9328.40ポイントと続落した。アリババが人民解放軍との技術連携に関与しているとの一部報道を受け、米中関係の先行き不安が高まった。これにより、ネット関連株や消費関連を中心に売りが広がった。特に米当局による制裁リスクが意識され、投資家の慎重姿勢が強まった。また、米金融関係者らが相次いで金融緩和に消極的な発言をしたことも、香港域内の緩和期待を後退させた。一方、政策面での支援期待が相場の下支え要因となり、急落には至らなかった。ハンセン指数の構成銘柄では、テクノロジー関連株に売りが集まった。百度(09888/HK)は3.07%安、トリップドットコム(09961/HK)は3.56%安、レノボ・グループ(00992/HK)は3.90%安と大幅下落した。背景には、一部報道でアリババが人民解放軍と技術協力している疑いが報じられ、米中関係の緊張が再燃したことがある。これによりIT・ネット関連企業への投資回避姿勢が強まり、業種全体が軟調に推移した。金融株にも売りが波及した。中国建設銀行(00939/HK)は1.32%安、ICBC(01398/HK)は0.97%安、AIAグループ(01299/HK)は1.28%安となった。米金利の高止まり観測が続く中、長期収益環境への懸念がくすぶり、投資家の慎重姿勢が強まった。また、不動産やバイオ関連なども軒並み軟調で、幅広い業種に売りが及んだ。反面、エネルギー株は堅調に推移した。中国海洋石油(00883/HK)は0.45%高、中国石油天然気(00857/HK)は0.68%高と上昇。原油価格の持ち直しが支援材料となった。全体としては指数全体が下落するなかで、資源・公益関連に一定の資金流入が見られた。本土市場も続落。主要指標の上海総合指数は前営業日比0.46%安の3972.04ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/11/17 18:45
注目トピックス 外国株
17日の中国本土市場概況:上海総合は続落、経済の回復遅れなどが警戒材料
*18:38JST 17日の中国本土市場概況:上海総合は続落、経済の回復遅れなどが警戒材料
週明け17日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前営業日比18.46ポイント(0.46%)安の3972.04ポイントと続落した。米利下げ期待の後退や中国経済の回復遅れへの警戒が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。銀行や保険・証券など主力株が売られ、相場全体の重荷となった。金鉱株にも売りが波及し、セクター全体で下押し圧力が強まった。一方、政府による景気下支え策への期待が一定の下支えとなり、下げ幅は限定的にとどまった。セクター別では、金融銘柄が下げを主導。中国農業銀行(601288/SH)が2.1%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%安、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%安となった。また、華泰証券(601688/SH)が2.4%安、国泰海通証券(601211/SH)が2.1%安とさえない展開となった。一方、不動産が高い。京能置業(600791/SH)が5.1%高、中華企業(600675/SH)が2.3%高、華遠地産(600743/SH)が2.2%高で引けた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)安の256.95ポイント、深センB株指数が5.70ポイント(0.43%)安の1315.76ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/17 18:38
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高やレアルの上昇で
*10:38JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高やレアルの上昇で
【ブラジル】ボベスパ指数 157738.69 +0.37%14日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比576.25ポイント高(+0.37%)の157738.69で引けた。日中の取引レンジは156,655.70-158,366.30となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏で推移した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。半面、指数の上値は重い。欧州やアジア株の下落が警戒されたほか、内外景気の低迷懸念も指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2525.68 -0.70%14日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.68ポイント安(0.70%)安の2525.68となった。日中の取引レンジは2,514.92-2,550.93となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧州やアジア株の下落が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、世界的な景況感の悪化も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。また、中国の景気対策への期待感も好感された。【インド】SENSEX指数 84562.78 +0.10%14日のインド株式市場は5日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比84.11ポイント高(+0.10%)の84562.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.90ポイント高(+0.12%)高の25910.05で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。国内の流動性の改善期待が支援材料。また、利下げ期待の高まりも引き続き好感された。ほかに、経済の安定成長観測が好感された。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2026年度のインドの成長率が6.5%になるとの見方を示した。インフラ投資の拡大や世帯消費の急増などが経済の安定成長を支えると指摘した。【中国】上海総合指数 3990.49 -0.97%14日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比39.01ポイント安(-0.97%)の3990.49ポイントと反落。本日公表された中国の経済統計は強弱まちまちだったが、買い材料ではなかった。中国経済の減速が改めて意識された。ただ、中国政府による景気対策への期待は残されており、関連セクターに投資家の資金が向かったようだ。
<AK>
2025/11/17 10:38
注目トピックス 外国株
14日の香港市場概況:ハンセン指数は軟調推移
*18:06JST 14日の香港市場概況:ハンセン指数は軟調推移
14日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比500.57ポイント(1.85%)安の26572.46ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が201.10ポイント(2.09%)安の9397.96ポイントと反落。米国株安が嫌気されたが、本日公表された中国の経済統計は強弱まちまちだったものの、買い材料ではなかったことも株式相場を圧迫した。中国経済の減速も改めて意識されたようだ。ハンセン指数の構成銘柄では上昇が12、下落が72、変わらずは4で売りが優勢。ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が7.2%安、中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が6.0%安、EC世界大手の阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が4.4%安。セクター別では、新興EV(電気自動車)が弱含み。小鵬汽車(9868/HK)が6.8%安、蔚来集団(9866/HK)は3.2%安。一方、医薬セクターの一部は強含み。康希諾生物(6185/HK)は4.2%高、翰森製薬集団(3692/HK)は2.2%高。他では、紡織・アパレル大手メーカーの徳永佳集団(321/HK)が11.1%高としっかりとなった。
<AK>
2025/11/14 18:06