注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い *09:39JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い 【ブラジル】ボベスパ指数 127815.70 -0.35%24日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比446.82 ポイント安(-0.35%)の127815.70で引けた。日中の取引レンジは127679.99-129445.69となった。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。米長期金利の上昇が警戒され、売りは優勢となった。また、中国経済の先行き不安が払しょくできないことも引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や通貨レアル高の進行が指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3162.41 -0.42%24日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.33ポイント安(-0.42%)の3162.41ポイントで引けた。日中の取引レンジは3152.96-3183.70となった。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)がロシアに対して追加の経済制裁を検討しているとの報道が警戒された。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。一方、欧州市場の上昇などを受け、指数の下値は限定的だった。【インド】SENSEX指数 71060.31 +0.98%24日のインドSENSEX指数は反発。前日比689.77ポイント高(+0.98%)の71060.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同215.15ポイント高(+1.01%)の21453.95で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、終盤に買いが広がった。また、景気対策への期待が高まっていることも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2820.77 +1.80%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比49.80ポイント高(+1.80%)の2820.77ポイントと続伸した。市場安定化策に期待した買いが継続する流れ。国務院(内閣に相当)は22日の常務会議で、資本市場の安定に向け、「より力強く、より有効な措置を実施する必要がある」と指摘した。早ければ今週中にも複数措置が打ち出されると伝わっている。また、中国証券監督管理委員会の王建軍・副主席は24日、資本市場の安定的かつ健全な発展に向け、国務院の策定した一連の措置を推し進めると述べた上で、経済と株式市場に明るい見通しを持っていると強調した。指数はマイナス圏で推移する場面がみられたものの、引けにかけて上げ幅を広げている。 <CS> 2024/01/25 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、内需関連の上昇が指数をサポート *09:38JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、内需関連の上昇が指数をサポート 【ブラジル】ボベスパ指数 128262.52 1.31%23日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1660.98 ポイント高(+1.31%)の128262.52で引けた。日中の取引レンジは126611.68-128331.38となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正も引き続き支援材料。一方、原油価格の下落などが資源セクターの売り手掛かりとなった。また、中国経済の先行き不安が払しょくできないことも引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3175.74 +0.11%23日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.59ポイント高(+0.11%)の3175.74ポイントで引けた。日中の取引レンジは3166.66-3179.75となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、中国経済の先行き不安が払しょくできないことが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 70370.55 -1.47%23日のインドSENSEX指数は下落。前日比1053.10ポイント安(-1.47%)の70370.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同333.00ポイント安(-1.54%)の21238.80で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。また、成長予想が下方修正されるとの懸念も警戒された。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、アジア南部の国・地域の経済が紅海危機によって最も悪影響を受けやすいと指摘した。インドの成長予想を下方修正する可能性があると示唆した。【中国本土】上海総合指数 2770.98 +0.53%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.64ポイント高(+0.53%)の2770.98ポイントと3日ぶりに反発した。中国当局の株価安定策が期待される流れ。22日の国務院(内閣に相当)常務会議では、資本市場の安定に向け、「より力強く、より有効な措置を実施する必要がある」と指摘されている。また、外電は23日、消息筋情報として、「中国当局が2兆人民元(約41兆6700億円)規模のオフショア資金を投入するもよう」と伝えた。報道によれば、早ければ今週中にも複数措置が打ち出される可能性がある。また、23日の外国為替市場で、対米ドルの人民元高が進んでいることも、資金流出懸念を和らげさせた。 <CS> 2024/01/24 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 126601.55 -0.81%22日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1034.10 ポイント安(-0.81%)の126601.55で引けた。日中の取引レンジは125875.65-127842.59となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の1.59%から1.60%に上方修正された。また、欧米など海外株の上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。ほかに、米長期金利の上昇が一服していることが支援材料。一方、通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3172.15 +0.18%22日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.78ポイント高(+0.18%)の3172.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは3157.37-3179.11となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。欧米株の上昇を受け、ロシア市場も買い優勢の展開となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。中国経済の先行き不安などが引き続き警戒された。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2756.34 -2.68%週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比75.94ポイント安(-2.68%)の2756.34ポイントと続落した。20年4月以来の安値を切り下げている投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国経済の先行き不安が依然としてくすぶっている。格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、中国の4大国有資産管理会社(AMC)の長期発行体格付けを軒並み引き下げた。銀行の不動産業界向け不良債権が拡大するなか、AMCの業績悪化も進んでいる。米中関係の悪化も警戒。外電は19日、「米国防総省は中国企業6社が製造するバッテリーの調達を禁止する見通しだ」と報じた。本土マネーの流出も懸念。株式相互取引スキームを通じたノースバウンド取引(香港→本土)では、本土株の売り越しが19日まで6日連続だった。指数は徐々に下げ幅を広げている。 <CS> 2024/01/23 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ *09:56JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 127635.65 +0.25%19日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比319.91 ポイント高(+0.25%)の127635.65で引けた。日中の取引レンジは126533.00-127820.13となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。早期の米利下げ期待の後退が引き続き指数の上値を抑えた。また、原油安も指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3178.85 -0.39%19日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.48ポイント安(-0.39%)の3166.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3154.46-3179.21となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、中国経済の先行き不透明感なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高の進行などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 71683.23 +0.70%19日のインドSENSEX指数は強含み。前日比496.37ポイント高(+0.70%)の71683.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同160.15ポイント高(+0.75%)の21622.40で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、政策金利などが2024年に引き下げられるとの観測も好感された。【中国本土】上海総合指数 2832.28 -0.47%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.51ポイント安(-0.47%)の2832.28ポイントと反落した。20年5月以来の安値を再び切り下げている。中国経済の先行き不透明感が改めて意識される流れ。17日に公表された2023年第4四半期(10-12月)の国内総生産(GDP)成長率は予想に届かず、12月の各種統計も経済成長の鈍化を示唆する内容だった。中国政府が景気支援スタンスを強めるとの期待は根強いものの、一段の具体的な政策が打ち出されない点も不安視されている。資金流出も警戒。株式相互取引スキームを通じたノースバウンド取引(香港→本土)では、依然として売り越しが続いている。ただ、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。当局の株価対策が期待されている。18日のA株市場が後場から急反発したことに関しては、「国家隊」と呼ばれる政府系投資会社が市場に買い介入したとの観測が流れた。 <CS> 2024/01/22 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒 *09:29JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 127315.74 -0.94%18日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1208.09ポイント安(-0.94%)の127315.74で引けた。日中の取引レンジは127315.74-129046.63となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒され、売りは継続した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や税制改革の推進などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3178.85 -0.20%18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.38ポイント安(-0.20%)の3178.85ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.72-3193.54となった。前半はプラス圏で推移したが、後半はマイナス圏に転落した。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、中国の国内総生産(GDP、10-12月期)の下振れも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 71186.86 -0.44%18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比313.90ポイント安(-0.44%)の71186.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.70ポイント安(-0.51%)の21462.25で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、インド準備銀行(中央銀行)がインフレ抑制スタンスを継続する姿勢を示していることも利下げ期待を後退させた。ほかに、紅海危機で輸出業界の資金繰りが厳しくなっているとの報告が同セクターの圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 2845.78 +0.43%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.17ポイント高(+0.43%)の2845.78ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、約3年8カ月ぶりの安値を付けたとあって、値ごろ感が着目されている。指数は一時2.6%安と売られたものの、引けにかけてプラスに転じた。もっとも、上値は限定されている。中国経済の先行き不透明感が重しとなった。 <CS> 2024/01/19 09:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が強まる流れ *09:48JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128523.83 -0.60%17日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比770.21ポイント安(-0.60%)の128523.83で引けた。日中の取引レンジは128311.94-129296.43となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、早期の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。一方、経済指標の改善が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3185.23 +0.18%17日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.78ポイント高(+0.18%)の3185.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは3169.99-3189.26となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、海外株の下落もロシア株の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 71500.76 -2.23%17日のインドSENSEX指数は続落。前日比1628.02ポイント安(-2.23%)の71500.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同460.35ポイント安(-2.09%)の21571.95で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。早期の米利下げ期待の後退を受け、外資の流出懸念が強まった。また、2024年度の政府予算が2月1日に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。ほかに、格付け会社フィッチ・レーティングスがインドの格付けを「BBB-」に据え置いたことが足かせに。フィッチは最新リポートで、インドの長期外貨建て発行体デフォルト格付けを「BBBマイナス」に据え置き、見通しを安定的とした。「脆弱な財政状況が格付けの最大の制約になっている」と指摘した。【中国本土】上海総合指数 2833.62 -2.09%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比60.37ポイント安(-2.09%)の2833.62ポイントと3日ぶりに反落した。2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された2023年第4四半期(10-12月)の国内総生産(GDP)成長率は5.2%となり、前四半期(7-9月)の実績(4.9%)から拡大したが、市場予想(5.3%)には届かなかった。12月の月次統計では、不動産関連の低迷が続き、小売売上高も予想を下回っている。少子高齢化による国力低下も懸念。23年の出生数は7年連続で前年を下回り、中国建国以来の最少となった。 <CS> 2024/01/18 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り圧力 *10:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り圧力 【ブラジル】ボベスパ指数 129294.04 -1.69%16日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.69%(2226.87ポイント)安の129294.04で引けた。日中の取引レンジは129146.61-131516.52となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、早期の米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 3179.45 -0.17%16日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.17%(5.43ポイント)安の3179.45ポイントで引けた。日中の取引レンジは3162.98-3187.14となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も指数の足かせとなった。このほか、最近の上昇で足元では高値警戒感が強い。一方、中国の金融緩和に対する期待の高まりが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 73128.77 -0.27%16日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反落。前日比199.16ポイント安(-0.27%)の73128.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.15ポイント安(-0.29%)の22032.30で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。両指数ともきのうまで5日続伸して過去最高値を連日で更新しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、卸売物価指数(WPI)の上昇も利下げ期待を後退させた。12月のWPI上昇率は0.73%となり、9月ぶりの高水準を記録。食品価格の上昇がWPIを押し上げたもようだ。【中国本土】上海総合指数 2893.99 +0.27%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.70ポイント高(+0.27%)の2893.99ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された1月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利は低下予想に反し据え置かれたが、当局は金融緩和などで経済を支えるとの期待が続いている。中国証券報は16日、1-3月期中に政策金利や預金準備率が引き下げられる可能性があると報じた。また、「中国当局が一部の機関投資家に対し、株式を売却しないよう指示したもよう」と伝わったことも下値不安を和らげさせている。指標発表を前にした買い手控えなどで安く推移していたが、指数は引けにかけてプラスに転じた。中国ではあす17日の取引時間中に、12月の小売売上高や鉱工業生産、23年通年のGDP成長率などが公表される。 <AK> 2024/01/17 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる *09:53JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる 【ブラジル】ボベスパ指数 131520.91 +0.41%15日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比533.24ポイント高(+0.41%)の131520.91で引けた。日中の取引レンジは130252.73-131606.14となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の鈍化観測が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024末時点のインフレ予想は前回調査の3.90%から3.87%に下方修正された。一方、指数の上値は重い。米株式市場がこの日休場となったため、積極的な買いは手控えられたもようだ。また、欧州市場の下落なども足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3184.88 -0.01%15日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.34ポイント安(-0.01%)の3184.88ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.73-3200.78となった。前半はプラス圏を回復したが、後半は売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、欧州市場の下落などもマイナス材料となった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高の進行などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 73327.94 +1.05%15日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比759.48ポイント高(+1.05%)の73327.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同202.90ポイント高(+0.93%)の22097.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、2023年度の財政赤字目標が達成されるとの観測も支援材料。ほかに、前営業日の欧米市場の上昇を受け、インド市場も買いが先行した。【中国本土】上海総合指数 2886.29 +0.15%週明け15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.31ポイント高(+0.15%)の2886.29ポイントと反発した。エネルギー関連株の上昇が相場を支える流れ。中東地域の地政学リスクが意識される中、原油相場の先高観が強まっている(12日のWTI原油先物は0.9%高と続伸)。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がスエズ運河に通じる紅海で商船襲撃を繰り返していることの報復で、英米軍はフーシ派の拠点を空爆した。中国経済指標の下振れを受け、「中国政府は追加の経済対策を打ち出す」との期待も浮上。 <CS> 2024/01/16 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、早期の米利下げ期待の高まり *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、早期の米利下げ期待の高まり 【ブラジル】ボベスパ指数 130987.70 +0.26%12日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比338.95ポイント高(+0.26%)の130987.70で引けた。日中の取引レンジは130409.66-131927.11となった。朝方は不安定な展開を示したが、その後はプラス圏を回復した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、早期の米利下げ期待の高まりなども外資の流出懸念を後退させた。一方、インフレ率の加速が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3185.22 0.12%12日のロシア株式市場は小幅に3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.97ポイント高(+0.12%)の3185.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.09-3196.98となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格と通貨ルーブルの同時高がロシア株の支援材料。また、欧州市場の上昇なども買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、財政収支の悪化なども財政支出の拡大期待を後退させた。【インド】SENSEX指数 72568.45 +1.18%12日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比847.27ポイント高(+1.18%)の72568.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同247.35ポイント高(+1.14%)の21894.55で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルピー高の進行がインド株の支援材料。また、携帯など電子機器の輸出が大幅に拡大しているとの報告も対象セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 2881.98 -0.16%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.67ポイント安(-0.16%)の2881.98ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中の経済対立が警戒されている。中国の王文濤・商務部長は11日、先端半導体製造技術を巡り、中国のアクセスを制限する米国の措置に改めて懸念を表明した。王部長と米国のレモンド商務長官は10日に電話協議し、中国側は懸念を示したが、米側は「国家安全保障に関わることに交渉の余地はない」と答えている。ほか、不動産業の債務問題なども懸念材料としてくすぶる状況だ。 <CS> 2024/01/15 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ *10:24JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 130648.75 -0.15%11日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比192.34ポイント安(-0.15%)の130648.75で引けた。日中の取引レンジは129897.76-131307.69となった。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ率の加速が指数の足かせに。また、早期の米利下げ期待の後退も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3181.25 +0.52%11日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.55ポイント高(+0.52%)の3181.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3148.50-3181.25となった。売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源銘柄の物色手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料となった。一方、米中経済指標の発表を控え、慎重ムードが強まった。【インド】SENSEX指数 71721.18 +0.09%11日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比63.47ポイント高(+0.09%)の71721.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.50ポイント高(+0.13%)の21647.20で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。外資の流入が加速しているとの報告が好感された。報告によると、2023年の株式市場への外資流入額は1兆7000億ルピーに上り、過去最高を記録したという。また、2023年度の成長率が7.3%になるとの見通しも支援材料。外部環境では、米ソフトランディングへの期待が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2886.65(+0.31%)11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.95ポイント高(+0.31%)の2886.65ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいた。対米ドルの人民元相場が下落一服したことも、投資家の買い安心感につながっている。また、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題を巡る警戒感もやや後退。先ごろ破産申請が受理された中国の民営ノンバンク系資産運用会社、中植企業集団有限公司を巡り、JPモルガン・チェースは最新リポートで、中国金融セクターにシステミック・リスクをもたらす恐れはないとの見解を示した。もっとも、上値は限定されている。指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。中国経済の先行き不安がくすぶっているほか、指標発表が気がかり材料となっている。中国ではあす12日、12月の物価統計と貿易統計が発表される予定だ。 <NH> 2024/01/12 10:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、経済の安定成長に対する期待の高まり *10:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、経済の安定成長に対する期待の高まり 【ブラジル】ボベスパ指数 130841.09 -0.46%10日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比605.50ポイント安(-0.46%)の130841.09で引けた。日中の取引レンジは130438.06-131627.60となった。朝方は前日の終値近辺でもみ合ったが、その後は下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米中の重要な経済指標の発表を控え、慎重ムードも強まった。ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。一方、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3164.70 +0.29%10日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.15ポイント高(+0.29%)の3164.70ポイントで引けた。日中の取引レンジは3156.44-3174.28となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米中の主要経済指標の発表を控え、慎重ムードが強まった。また、原油価格の下落なども指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 71657.71 +0.38%10日のインドSENSEX指数は続伸。前日比271.50ポイント高(+0.38%)の71657.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.85ポイント高(+0.34%)の21618.70で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏に回復した。経済の安定成長に対する期待の高まりが好感された。世界銀行は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想を6.4%に据え置いた。旺盛な内需や公共投資の拡大などが挙げられている。一方、食品価格の上昇などが消費を抑える可能性があると指摘した。また、モディ政権が次回の選挙まで女性の農家への支援金を倍に引き上げる計画を示していることも、対象銘柄の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 2877.70 -0.54%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.55ポイント安(-0.54%)の2877.70ポイントと反落した。終値ベースで、2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。中国経済の鈍化が懸念される流れ。世界銀行は9日、最新の世界経済見通しを公表し、うち中国の経済成長率が23年の5.2%から24年の4.5%まで減速すると予測した。また、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題がくすぶる中、金融システムの混乱も警戒されている。外国為替市場で対米ドルの人民元安が進んだことも(約1カ月ぶりの元安水準)、投資家心理の重しとなった。 <NH> 2024/01/11 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退 【ブラジル】ボベスパ指数 131446.59 -0.74%9日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比979.95ポイント安(-0.74%)の131446.59で引けた。日中の取引レンジは131203.45-132425.91となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3158.58 +0.71%9日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.03ポイント安(-0.10%)の3155.55ポイントで引けた。日中の取引レンジは3143.03-3158.72となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 71386.21 +0.04%9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比30.99ポイント高(+0.04%)の71386.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.15%(31.85ポイント)高の21544.85で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。昨夜の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2893.25 +0.20%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.71ポイント高(+0.20%)の2893.25ポイントと4日ぶりに反発した。金融緩和の期待感が相場を支える流れ。複数メディアが9日までに報じたところによれば、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策司の鄒瀾・司長はこのほど、「公開市場操作や中期貸出制度(MLF)、預金準備率などの金融政策ツールを用いて、与信の合理的な伸びを支援する」と述べ、早期の緩和を示唆した。中国10年債利回りの低下基調が強まっていることも、緩和観測を後押ししている。 <CS> 2024/01/10 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、欧米株高などを好感 *12:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、欧米株高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 132426.54 +0.31%8日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比403.62ポイント高(+0.31%)の132426.54で引けた。日中の取引レンジは131014.77-132498.05となった。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の上昇が支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。また、利下げ観測の高まりなども支援材料。一方、原油価格の下落が資源セクターの足かせとなった。また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3158.58 +0.71%8日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.21ポイント高(+0.71%)の3158.58ポイントで引けた。日中の取引レンジは3139.37-3158.82となった。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。欧米株の上昇を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を緩和させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 71355.22 -0.93%8日のインドSENSEX指数は反落。前日比670.93ポイント安(-0.93%)の71355.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同197.80ポイント安(-0.91%)の21513.00で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇が警戒された。また、2023年度の財政赤字目標「国内総生産(GDP)の5.9%以下」の実現は困難だとの見方が財政支出の拡大期待を後退させた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。地元の格付け会社インディアン・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.7%に引き上げた。官民投資がそろって安定的に拡大していることが上方修正の理由として挙げられている。また、2024年の農村部の消費が堅調な伸びを示すとの見方も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2887.54 -1.42%週明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比41.65ポイント安(-1.42%)の2887.54ポイントと3日続落した。昨年来安値を更新。2022年4月以来の安値を付けた。先週末までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行きが不安視されている。不動産デベロッパーや影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題、景況感悪化などマイナス材料だ。北京市第一中級法院(中等裁判所)は5日、債務超過に陥った民営ノンバンク系資産運用会社、中植企業集団有限公司の破産申請を受理したことを明らかにしている。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収もマイナス。人民銀は8日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で400億人民元を市中から吸収した。先週は週間で、差し引き2兆4230億人民元(約49兆円)を市中から吸収している。指数は徐々に下げ幅を広げた。 <NH> 2024/01/09 12:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、高値警戒感から利益確定売り圧力も強まった *10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、高値警戒感から利益確定売り圧力も強まった 【ブラジル】ボベスパ指数 131225.90 -1.21%4日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1608.05ポイント安(-1.21%)の131225.90で引けた。日中の取引レンジは131,023.71-132,885.11となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇やハイテク株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売り圧力も強まった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3136.07 0.19%4日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.84ポイント高(+0.19%)の3136.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3133.93-3144.25となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポート。新年の大型連休での消費拡大が期待されているもようだ。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、早期の米利下げ観測の後退なども外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 71847.57 +0.69%4日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比490.97ポイント高(+0.69%)の71847.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同141.25ポイント高(+0.66%)の21658.60で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。地元の格付け会社インディアン・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.7%に引き上げた。官民投資がそろって安定的に拡大していることが上方修正の理由として挙げられている。また、2024年の農村部の消費が堅調な伸びを示すとの見方も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2954.35 -0.43%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.90ポイント安(-0.43%)の2954.35ポイントと反落した。中国経済の先行き不安が改めて意識される流れ。12月31日に公表された12月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.0に低下し、市場予想(49.6)以上に前月(49.4)からさらに悪化している(景況判断の境目となる50を割り込むのは3カ月連続)。また、格付け会社フィッチ・レーティングスは3日、中国の国有資産管理会社(AMC)4社の格付引き下げを明らかにした。不良債権問題も再燃している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。経済対策の期待感が相場を支えている。一部のアナリストは、中国人民銀行(中央銀行)が近く、政策金利や預金準備率の引き下げなど追加の緩和策を打ち出す可能性があると分析した。 <CS> 2024/01/05 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ *10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 132833.95 +0.10%3日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.33ポイント高(+0.10%)の132833.95で引けた。日中の取引レンジは132250.07-133575.58となった。前半は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、外資の流入が加速しているとの報告も好感された。一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。また、早期の米利下げ観測の後退なども足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3130.23 +1.00%3日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.12ポイント高(+1.00%)の3130.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,099.10-3,132.76となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、株式市場への資金流入が加速するとの期待も支援材料となった。一方、欧州市場の下落が指数の足かせに。また、多くの金融機関などが新年の大型連休で休みとなるため、積極的な売買も手控えられた。【インド】SENSEX指数 71356.60 -0.75%3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比535.88ポイント安(-0.75%)の71356.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同148.45ポイント安(-0.69%)の21517.35で取引を終えた。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を高めた。【中国本土】上海総合指数 2967.25 +0.17%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.97ポイント高(+0.17%)の2967.25ポイントと反発した。中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が2日に発表したデータによれば、人民銀の担保付き補完貸出(PSL)による政策銀行への融資残高は昨年12月末時点で3兆2520億人民元に上り、11月末時点の2兆9020億人民元から大幅に拡大している。PSLは都市再開発に向けた資金供給となるため、不動産支援を強化したとの見方だ。また、アナリストの間からは、人民銀は政策金利や預金準備率の引き下げなど金融緩和を進めるとの分析も流れている。もっとも、上値は重い。米長期金利の上昇や対米ドルの人民元安、米中対立の激化などが不安材料としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もあった。 <CS> 2024/01/04 10:00 注目トピックス 外国株 29日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で3日続伸、年間騰落は3.7%マイナス *17:32JST 29日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で3日続伸、年間騰落は3.7%マイナス 銘柄名<コード>29日終値⇒前日比霞ヶ関キャピタル<3498> 8960 -0公募株還流後は上値重い展開。三井E&S<7003> 706 -13特に材料なく高値圏での利食い売り優勢。まぐまぐ<4059> 677 +100ジム・ロジャーズ氏のメルマガ配信を引き続き材料視。岡山製紙<3892> 1422 +249通期営業益予想を上方修正。サンデン<6444> 199 +45底値到達感からのリバウンドが継続。アテクト<4241> 882 +100半導体関連の一角として関心が続く。ネクスグループ<6634> 146 +17IronYunと「Vaidio」活用したAIソリューションの取り組みで協業。マツモト<7901> 3390 +290昨年わけもなく上昇した銘柄で仕手人気化。アサカ理研<5724> 1244 +93スピード調整一巡感で押し目買い優勢。魁力屋<5891> 2194 +183上場来高値更新で上値妙味が強まる。銚子丸<3075> 1612 -140業績上方修正も出尽くし感が優勢に。JRC<6224> 770 +20連結子会社がボイラー関連製品製造の東陽工業を子会社化。カラダノート<4014> 508 +33住関連の進捗「想定以上の面談設定数」。オンデック<7360> 825 +6125日線上回り先高期待高まる。FLN<9241> 1400 +4775日線に絡み始め先高期待も。ジェイック<7073> 3430 -70027日高値で達成感。28日に続き利益確定売り・手仕舞い売りかさむ。スマサポ<9342> 1423 +3075日線に絡み始め先高期待さらに高まる。アイパートナーズ<7345> 451 -3728日ストップ高。29日は売り買い交錯し荒い値動き。FフォースG<7068> 718 -8上期決算手掛かりに28日大幅反落。29日も売り地合い継続だが押し目買いも。クラダシ<5884> 318 +4連日の上場来安値で押し目買い入り始める。ACSL<6232> 903 -12台湾でのドローン販売で現地企業と覚書締結を手掛かりに28日大幅高。29日は利益確定売りがやや優勢。 <CS> 2023/12/29 17:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、インフレ率の落ち着き観測などが支援材料 *10:22JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、インフレ率の落ち着き観測などが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 134185.23 -0.01%28日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比8.48ポイント安(-0.01%)の134185.23で引けた。日中の取引レンジは133832.26-134391.67となった。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、新年休暇を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、指数の下値は限定的。早期の米利下げ観測などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3101.99 +0.15%28日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.50ポイント高(+0.15%)の3101.99ポイントで引けた。日中の取引レンジは3081.98-3101.99となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、早期の米利下げ期待も外資の流出懸念を後退させた。一方、新年の大型連休を控え、積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 72410.38 +0.52%28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比371.95ポイント高(+0.52%)の72410.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同123.95ポイント高(+0.57%)の21778.70で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。ほかに、インフレ率の落ち着き観測などが支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2954.70 +1.38%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.09ポイント高(+1.38%)の2954.70ポイントと続伸した。投資家心理が上向く流れ。中国企業の業績成長や、当局の景気支援スタンスが好感された。前日公表された中国工業企業の利益総額は、今年11月に前年同月比で29.5%増加。4カ月連続でプラス成長を維持し、増加率は10月の2.7%から拡大している。また、第14次5カ年計画(2021-25年)の中間報告では、内需拡大で景気回復を目指す方針――などが確認された。人民元高の進行もプラス。28日の外国為替市場で、対米ドルの人民元は元高が進み、今年6月以来の水準に達した。中国からの資金流出懸念も薄らいでいる。朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は中盤から上げ幅を拡大した。 <NH> 2023/12/29 10:22 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の下落が指数の上値を抑えた *10:02JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の下落が指数の上値を抑えた 【ブラジル】ボベスパ指数 134193.72 0.49%27日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比660.80ポイント高(+0.49%)の134193.72で引けた。日中の取引レンジは133328.39-134195.47となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米長期金利の低下や早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。一方、連日の上昇で高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3097.49 +0.09%27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.77ポイント高(+0.09%)の3097.49ポイントで引けた。日中の取引レンジは3097.31-3112.19となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが優勢となった。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、新年の大型連休を控え、積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 72038.43 +0.98%27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比701.63ポイント高(+0.98%)の72038.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同213.40ポイント高(+1.00%)の21654.75で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株も買いが優勢。また、2023年の電気自動車(EV)車の販売台数が前年比で45%増加したとの報告が同セクターの支援材料となった。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが好感された。FIIはこの日、7日ぶりの買い越しに転じた。【中国本土】上海総合指数 2914.61 +0.54%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.74ポイント高(+0.54%)の2914.61ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日、約1年2カ月ぶりの安値を付けただけに、値ごろ感が着目されている。中国企業の業績成長も好材料。朝方公表された中国工業企業の利益総額は、今年11月に前年同月比で29.5%増加した。4カ月連続でプラス成長を維持し、増加率は10月の2.7%から大幅上昇している。 <CS> 2023/12/28 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3営業日続伸、欧米市場の上昇が買い安心感を与えた *09:27JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3営業日続伸、欧米市場の上昇が買い安心感を与えた 【ブラジル】ボベスパ指数 133532.92 +0.59%連休明けとなる26日のブラジル株式市場は3営業日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比779.99ポイント高(+0.59%)の133532.92で引けた。日中の取引レンジは132752.96-133644.65となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。また、通貨レアル高の進行もブラジル市場の支援材料。国内では、インフレ予想の下方修正が追加の金融緩和期待を高めた。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.49%から4.46%に引き下げられた。【ロシア】MOEX指数 3094.72 -0.14%26日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.30ポイント安(-0.14%)の3094.72ポイントで引けた。日中の取引レンジは3080.92-3098.69となった。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を縮小させた。ブレント原油価格の下落が指数の足かせに。また、連日の上昇で高値警戒感も強い。一方、財政赤字が予想以上に縮小するとの見通しだ指数をサポートした。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。【インド】SENSEX指数 71336.80 +0.32%26日のインドSENSEX指数は強含み。前日比229.84ポイント高(+0.32%)の71336.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.95ポイント高(+0.43%)の21441.35で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、経済の安定成長観測なども好感された。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2024年度のインド成長率が6.5%になるとの見方を示した。旺盛な内需が経済を支えると指摘した。【中国本土】上海総合指数 2898.88 -0.68%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.93ポイント安(-0.68%)の2898.88ポイントと反落した。香港市場や欧米市場がクリスマス休暇で国内発の新規買い材料に乏しい中、投資家の慎重スタンスが強まる流れ。心理的節目の2900ポイントを小幅に割り込んで取引を終えた。引き続き中国経済の先行き不透明感がくすぶっている。 <CS> 2023/12/27 09:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 中国本土マーケットは小反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ *09:39JST 概況からBRICsを知ろう 中国本土マーケットは小反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3099.02 +0.21%25日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.44ポイント高(+0.21%)の3099.02ポイントで引けた。日中の取引レンジは3086.89-3108.14となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。多くの海外市場がクリスマス休暇で休場となったため、ロシア市場も積極的な買いは手控えられた。一方、消費の拡大期待から内需銘柄の一部に買いが広がった。また、企業の配当期待なども引き続き支援材料となった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2918.81(+0.14%)25日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.03ポイント高(+0.14%)の2918.81ポイントと小反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。中国のネット締め付けや、米中対立の激化などが引き続き嫌気されて、前場は続落したものの、後場にかけてプラス圏に転じている。ただ上値は重い。中国経済の先行き不透明感がくすぶっている。 <CS> 2023/12/26 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、昨夜の米株高や早期の米利下げ観測が好感 *09:46JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、昨夜の米株高や早期の米利下げ観測が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 132752.94 +0.43%22日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比570.92ポイント高(+0.43%)の132752.94で引けた。日中の取引レンジは132093.77-133035.31となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。早期の米利下げ期待が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。翌営業日25日はクリスマス休暇で休場となるため、積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3092.58 +0.62%22日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.01ポイント高(+0.62%)の3092.58ポイントで引けた。日中の取引レンジは3075.56-3102.75となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の配当に対する期待の高まりも支援材料となった。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 71106.96 +0.34%22日のインドSENSEX指数は続伸。前日比241.86ポイント高(+0.34%)の71106.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同94.35ポイント高(+0.44%)の21349.40で取引を終えた。後半マイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。昨夜の米株高や早期の米利下げ観測が好感された。また、世界のソブリンファンドによるインド株の投資が加速しているとの報告が支援材料。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 2914.78 -0.14%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.94ポイント安(-0.14%)の2914.78ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国のネット締め付けや、米中対立の激化などが嫌気されている。ネット締め付けに関しては、オンラインゲームの管理を強化する方針が伝わっている。国家新聞出版署は22日、「オンラインゲーム管理弁法」の草案を発表。ゲームの支出や利用時間の拡大を規制し、ユーザーの過剰消費を誘発することを禁止するという。米中関係を巡っては、米メディアが21日、電気自動車(EV)を含む一部の中国製品に対し、米バイデン政権が関税の引き上げを検討しているもよう――と報じた。ほか、米商務省は21日、安全保障上のリスクを減らすため、旧世代半導体を巡り中国からの調達を調査すると発表している。他方、中国商務部は21日、EV用モーター製造などに欠かせないレアアースの関連技術について、輸出規制を強化すると発表した。 <CS> 2023/12/25 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力 *10:02JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力 【ブラジル】ボベスパ指数 132182.02 +1.05%21日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1377.84ポイント高(+1.05%)の132182.02で引けた。日中の取引レンジは130822.35-132276.93となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3073.57 -1.00%21日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.09ポイント安(-1.00%)の3073.57ポイントで引けた。日中の取引レンジは3050.00-3095.01となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、米中対立への警戒感などが輸出の伸び鈍化懸念を高めた。【インド】SENSEX指数 70865.10 +0.51%21日のインドSENSEX指数は小反発。前日比358.79ポイント高(+0.51%)の70865.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.90ポイント高(+0.50%)の21255.05で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インドへの外資流入が加速していることが好感された。10月の外資流入額は約59億米ドルとなり、21カ月ぶりの高水準を記録している。また、経済の安定成長見通しも改めて支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2918.72 +0.57%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.61ポイント高(+0.57%)の2918.72ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、足元では約1年2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。21日も朝方は安く推移していたが、前引けにかけてプラスに転じている。当局の相場テコ入れスタンスも意識された。「国家隊」と呼ばれる政府系ファンド、中国国新控股有限責任公司は今月、ハイテク系中央企業で構成されるインデックスファンドを連日で買い増した経緯がある。また、中国経済の先行き不透明感が根強い中、当局の景気支援策に対する期待感も改めて高まった。経済成長を促すため、当局は預金準備率の引き下げなど金融面での支援を継続するとの観測も続いている。 <CS> 2023/12/22 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移 *09:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移 【ブラジル】ボベスパ指数 130804.17 -0.79%20日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1046.73ポイント安(-0.79%)の130804.17で引けた。日中の取引レンジは130709.80-132340.75となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、欧米市場の下落や地政学的リスクなども圧迫材料となった。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 3104.66 +0.68%20日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.02ポイント高(+0.68%)の3104.66ポイントで引けた。日中の取引レンジは3088.74-3113.92となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇や通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが継続した。一方、指数の上値は重い。海外株の下落などが足かせとなった。また、中国景気の先行き不透明感なども引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 70506.31 -1.30%20日のインドSENSEX指数は反落。前日比930.88ポイント安(-1.30%)の70506.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同302.95ポイント安(-1.41%)の21150.15で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。両指数とも過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2902.11 -1.03%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.28ポイント安(-1.03%)の2902.11ポイントと反落した。22年10月31日以来、約1年2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいるほか、不動産デベロッパーの債務問題もくすぶっている。また、消費活動の停滞も懸念される状況だ。政府関係者の間から景気懸念をけん制する発言が相次ぐ中、指数は強含む場面がみられたものの、中盤から下げ足を速めている。一方、朝方公表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。 <CS> 2023/12/21 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ *09:43JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 131850.90 +0.59%19日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比767.08ポイント高(+0.59%)の131850.90で引けた。日中の取引レンジは131085.81-132046.93となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。一方、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3083.64 +0.24%19日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.38ポイント高(+0.24%)の3083.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは3066.34-3091.26となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル高の進行が輸出銘柄の売り圧力を強めた。【インド】SENSEX指数 71437.19 +0.17%19日のインドSENSEX指数は小反発。前日比122.09ポイント高(+0.17%)の71437.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.45ポイント高(+0.16%)の21453.10で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が支援材料。地場の格付け会社アイ・シー・アール・エイ(Icra)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.5%に引き上げた。これより先、インド準備銀行(中央銀行)は23年度のインド成長予想を7.0%に上方修正したばかりだ。また、23年度の財政赤字目標が達成されるとの見通しも財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 2932.39 +0.05%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.59ポイント高(+0.05%)の2932.39ポイントと5日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。指数はこのところ下落基調を強め、年初来の安値を更新して推移しただけに、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は限定的。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいる。今月11~12日に開催された中央経済工作会議では、市場が期待する強力な景気刺激策導入の方針は打ち出されなかった。指数は安く推移する場面もみられている。 <CS> 2023/12/20 09:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、国内の消費伸び鈍化や中国景気の先行き不透明感 *10:55JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、国内の消費伸び鈍化や中国景気の先行き不透明感 【ブラジル】ボベスパ指数 131083.82 +0.68%18日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比886.72ポイント高(+0.68%)の131083.82で引けた。日中の取引レンジは130198.41-131447.26となった。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。米金利の先安観が好感された。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3076.26 +1.40%18日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比42.37ポイント高(+1.40%)の3076.26ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,048.82-3,090.04となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油と通貨ルーブルの同時高が支援材料となり、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米長期金利の先安観なども外資の流出懸念を後退させた。ほかに、経済のプラス成長観測などが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 71315.09 -0.24%18日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比168.66ポイント安(-0.24%)の71315.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.00ポイント安(-0.18%)の21418.65で取引を終えた。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジで推移した。両指数とも前営業日15日に過去最高値を更新して引けており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。また、国内の消費伸び鈍化や中国景気の先行き不透明感なども引き続き警戒された。ほかに、通貨ルピー安の進行が足かせに。なお、ルピーの対米ドルレートは過去最安値水準で推移している。【中国本土】上海総合指数 2930.80 -0.40%週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.75ポイント安(-0.40%)の2930.80ポイントと4日続落した。10月23日以来、約2カ月ぶりに終値で年初来安値を更新している。国内景気の先行きを不安視した売りが継続する流れ。足元では、景気鈍化を示唆する指標が相次いでいる。15日に集中して公表された11月の経済統計は、不動産関連の悪化基調が継続。鉱工業生産や小売売上高の伸びが前月を上回ったものの、アナリストの一部からは、「新型コロナウイルス禍の混乱を受けたベース効果の影響も大きく、中国景気の持ち直しを確認するには至らない」と指摘された。先ごろ公表された11月の消費者物価指数(CPI)がマイナス幅を拡大し、下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさを記録するなど内需の弱さも目立っている。 <NH> 2023/12/19 10:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米長期金利の低下が好感 *09:30JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米長期金利の低下が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 130197.10 -0.49%15日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比644.99ポイント安(-0.49%)の130197.10で引けた。日中の取引レンジは129883.62-131661.25となった。買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数は過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。早期の米利下げ観測が指数を下支えした。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3033.89 +0.83%15日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.05ポイント高(+0.83%)の3033.89ポイントで引けた。日中の取引レンジは2959.29-3037.29となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは広がった。また、ロシア経済のプラス成長観測や原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げの実施が指数の足かせとなった。ロシア中央銀行は15日、政策金利を市場予想通り年15.0%から年16.0%に引き上げると決定した。【インド】SENSEX指数 71483.75 +1.37%15日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比969.55ポイント高(+1.37%)の71483.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同273.95ポイント高(+1.29%)の21456.65で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日まで6日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2942.56 -0.56%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.43ポイント安(-0.56%)の2942.56ポイントと3日続落した。年初来安値を付けた10月23日以来、約2カ月ぶりの水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不透明感がくすぶる流れ。中国指導部は2024年の財政赤字目標を対国内総生産(GDP)で3%とすることを決定したもよう――と伝わったが、比率は改定後の23年目標値(3.8%)を下回っているため、24年の大規模な財政出動は望めないと悲観された。取引時間中に公表された11月の中国経済統計は、不動産関連など一部を除き概ね良好だったものの、アナリストの一部からは、「新型コロナウイルス禍の混乱を受けたベース効果の影響も大きく、中国景気の持ち直しを確認するには至らない」と指摘されている。中国の不動産支援策や金融当局の大規模な資金供給などを手がかりに、指数は小高く推移していたが、後場途中からマイナスに転じた。 <CS> 2023/12/18 09:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株高や早期の米利下げ期待で *10:25JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株高や早期の米利下げ期待で 【ブラジル】ボベスパ指数 130842.09 +1.06%14日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1377.01ポイント高(+1.06%)の130842.09で引けた。日中の取引レンジは129,469.02-131,259.81となった。海外先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、経済指標の悪化が指数の足かせとなった。10月の小売売上高の上昇率(前年同月比)0.2%となり、前月の3.3%と予想の1.8%を下回った。【ロシア】MOEX指数 3008.84 -0.77%14日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.38ポイント安(-0.77%)の3008.84ポイントで引けた。日中の取引レンジは3005.94-3057.08となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ観測が圧迫材料。今週15日に発表される政策金利について、これまでの年15.0%から年16.0%に引き上げられると予測されている。一方、指数の下値は限定的。米早期の利下げ観測が好感された。また、ロシア経済のプラス成長観測も支援材料。プーチン大統領はこのほど、2023年の成長率が昨年のマイナス2.1%からプラス3.5%に改善すると発言した。同年のインフレ率は7.5%になるとの見方を示した。【インド】SENSEX指数 70514.20 +1.34%14日のインドSENSEX指数は続伸。前日比929.60ポイント高(+1.34%)の70514.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同256.35ポイント高(+1.23%)の21182.70で取引を終えた。高く寄り付いた後は引けまで狭いレンジでもみ合った。早期の米利下げ観測を受け、インドなど新興国市場に買いが広がった。また、成長予想の上方修正なども支援材料。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2023年のインドの成長予想をこれまでの6.3%から6.7%に引き上げた。ADBは、インドの製造業や工業部門が堅調に伸びている上、農業部門も予想以上に拡大していると指摘した。ほかに、海外市場の上昇が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 2958.99 -0.33%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.77ポイント安(-0.33%)の2958.99ポイントと続落した。年初来安値を付けた10月23日以来、約2カ月ぶりの水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不透明感が重しとなる流れ。12日閉幕した翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」では、期待されていた強力な景気刺激策導入の方針は打ち出されず、アナリストの一部からは落胆の声が聞かれた。足元では、景気鈍化を示唆する指標公表が相次ぐ状況。中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した11月の金融統計では、人民元建て新規融資額が予想にとどかず、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びは前月水準を下回った。また、あす15日に小売売上高や鉱工業生産など11月の各種統計が公表される。ただ、下値は限定的。14日の外国為替市場で、対米ドルの人民元が大幅上昇する中、国内からの資金流出懸念が和らいだ。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <NH> 2023/12/15 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ *10:29JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 129465.08 +2.42%13日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3062.05ポイント高(+2.42%)の129465.08で引けた。日中の取引レンジは126,298.76-129,793.35となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を急速に拡大させた。早期の米利下げ期待の高まりが好感され、ブラジルなど新興国市場に買いが広がった。また、国内の利下げ期待も支援材料。なお、ブラジル中央銀行が14日の日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り年12.25%から11.75%に引き下げると決定した。ほかに、通貨レアル高がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3032.22 +0.41%13日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.33ポイント高(+0.41%)の3032.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,002.38-3,043.42となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米長期金利の低下が支援材料となり、ロシアなど新興国市場に買いが広がった。また、欧州市場の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 69584.60 +0.05%13日のインドSENSEX指数は強含み。前日比33.57ポイント高(+0.05%)の69584.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.95ポイント高(+0.10%)の20926.35で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の上振れが好感された。10月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は11.7%となり、前月の6.2%(改定値)と予想の10.5%を上回った。また、インフレ率が予想を下回ったことも支援材料。11月のインフレ率は5.55%となり、前月の4.87%から加速したが、予想の5.78%を下回った。外部環境では、米長期金利の低下などが外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2968.76 -1.15%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比34.68ポイント安(-1.15%)の2968.76ポイントと4日ぶりに反落した。中国経済の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ。政策期待もやや後退している。翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、2日間の日程で昨日閉幕。政府は来年、積極的な財政政策を強化し、穏健な金融政策の柔軟性を高める方針と伝わったが、アナリストの一部からは、大規模な景気刺激策は見込めないと落胆する声も聞かれている。指標発表も気がかり。今週15日、11月の重要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が予定されている。足元では、景気鈍化を示唆する指標公表が多かっただけに、内容を見極めたいとするスタンスが高まった。指数は終盤に入り下げ幅を広げている。 <NH> 2023/12/14 10:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、利下げ期待の後退が圧迫材料 *09:41JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、利下げ期待の後退が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 126403.03 -0.40%12日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比513.38ポイント安(-0.40%)の126403.03で引けた。日中の取引レンジは126013.15-127359.19となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。利下げ観測が好感されたほか、米長期金利の低下なども支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3019.89 -0.21%12日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.28ポイント安(-0.21%)の3019.89ポイントで引けた。日中の取引レンジは2992.50-3046.81となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、貿易黒字の大幅縮小も嫌気された。10月の貿易黒字は前月の157億米ドル(約2兆2765億円)から94億米ドルに縮小。一方、米長期金利の低下などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 69551.03 -0.54%12日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比377.50ポイント安(-0.54%)の69551.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.70ポイント安(-0.43%)の20906.40で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利下げ期待の後退が圧迫材料。アクシス銀行は最新リポートで、インド経済が堅調に伸びている上、食品価格の上昇がインフレ率を押し上げると指摘した。準備銀が2024年も利下げに踏み切らないとの見方を示した。また、10月の鉱工業生産などがきょう取引終了後に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。なお、10月の鉱工業生産は11.7%となり、前月の6.2%(改定値)と予想の10.5%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3003.44 +0.40%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.00ポイント高(+0.40%)の3003.44ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。当局の相場テコ入れ期待が続いている。「国家隊」と呼ばれる政府系ファンド、中国国新控股有限責任公司は今月に入り、ハイテク系中央企業で構成されるインデックスファンドを連日で買い増してきた。また、主要企業が相次ぎ自社株買いや大株主による買い増しを発表している。 <CS> 2023/12/13 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げ観測も引き続き嫌気 *09:35JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げ観測も引き続き嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 127093.57 +0.86%11日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比177.16ポイント安(-0.14%)の126916.41で引けた。日中の取引レンジは126,526.12-127,153.64となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にした最新調査では、2023年の成長予想が前回の2.84%から2.92%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 3026.17 -1.75%11日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比53.82ポイント安(-1.75%)の3026.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,025.74-3,082.30となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。大手銀行ズベルバンク(SBER)の業績悪化が同セクターの圧迫材料。また、利上げ観測も引き続き嫌気された。今週15日に公表される政策金利について、年15.00%から15.50%に引き上げられると予測されている。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 69928.53 +0.15%11日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比102.93ポイント高(+0.15%)の69928.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.70ポイント高(0.13%)の20997.10で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。また、欧州市場がおおむね堅調だったことも終盤の買いにつながった。【中国本土】上海総合指数 2991.44 +0.74%週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.88ポイント高(+0.74%)の2991.44ポイントと続伸した。先週末に引き続き自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。企業が足元で自社株買いの計画を相次いで発表していることも好感された。ただ、上値は限定的。9日に中国で公表された11月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろってマイナス幅を拡大した。なかでもCPIの下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさとなっている。それより先、7日発表の貿易統計は、人民元建て輸出がプラス成長を回復したものの、輸入の伸びが大幅に鈍化した。 <CS> 2023/12/12 09:35

ニュースカテゴリ