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注目トピックス 外国株 10日の香港市場概況:ハンセン指数は5日続落、米株安や週末の持ち高調整で *18:26JST 10日の香港市場概況:ハンセン指数は5日続落、米株安や週末の持ち高調整で 10日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比462.27ポイント(1.73%)安の26290.32ポイントと5日続落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が171.81ポイント(1.80%)安の9358.32ポイントと反落した。前日の米株安を背景に投資家心理が冷え込み、週末を前に持ち高調整売りが広がった。中国の主要経済統計の発表を来週に控えるなか、積極的な買いを控える姿勢が強まったことも相場を押し下げた。市場では特に時価総額の大きいネット関連株やテクノロジー株に売りが集まり、指数全体を下押しした。人工知能関連など前週まで堅調だった分野に利益確定の売りが優勢となり、幅広い業種に売りが波及した。来週の中国主要経済統計や月末の米中首脳会談を控え、様子見ムードが強い中でも限られた業種に資金が向かった。ハンセン指数の構成銘柄では、半導体が大幅安。中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.1%安、上海復旦微電子集団(1385/HK)が6.0%安、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.0%安、華虹半導体(1347/HK)が4.0%安とそろって大幅に下げた。また、リチウム関連も安い。江西カン鋒リ業集団(1772/HK)が10.8%安、天斉リ業(9696/HK)が9.9%安、寧徳時代(CATL:3750/HK)が7.2%安と売りが集中した。半面、農業関連は高い。中化化肥(297/HK)が9.8%高、窒素系肥料メーカーの中海石油化学(3983/HK)が4.3%高、アグリビジネスの超大現代農業(682/HK)が3.1%高と堅調な値動きを示した。本土市場は4日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は前日比0.94%安の3897.03ポイントで取引を終了した。ハイテク関連を中心に利益確定売りが優勢。金鉱株や非鉄金属、通信なども売られた。一方、金融やエネルギーなどが買われた。 <AK> 2025/10/10 18:26 注目トピックス 外国株 10日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反落、ハイテク株などに利益確定売りが目立つ *18:20JST 10日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反落、ハイテク株などに利益確定売りが目立つ 10日の中国本土市場は4営業日ぶりに反落した。上海総合指数は前日比36.94ポイント安の3897.03と3900の節目を割り込んだ。上海総合は前日に約10年2カ月ぶりの高値を付けていたことから利益確定売りが広がりやすく、特に上昇が目立っていたハイテク株を中心に調整圧力が強まった。加えて、来週発表される主要経済指標を前に投資家が持ち高を抑える動きを強めたことも重しとなった。市場では半導体や新興テクノロジー関連株の下落が鮮明となり、最近の急速な上昇分を相殺する格好となった。中国経済の成長見通しに不透明感が残る中、当面の政策対応を見極めたいとの姿勢が優勢となり、市場心理は慎重さを増した。特に外需に敏感な輸出関連銘柄への売りも散見され、全体相場を押し下げた。一方で、インフラ投資や公共事業に関連する銘柄には買いが入り、相場下支え要因となった。政府が景気の安定化を優先する姿勢を示していることから、景気敏感株への一定の資金流入が続いたとみられる。総じて上海総合指数は高値圏での調整色が強まったものの、政策期待が残る中で下値は限定的との見方も根強い。上海市場では半導体関連を中心に売りが優勢となった。中芯国際(688981/SH)が7.9%安、華虹半導体(688347/SH)が11.88%安、兆易創新(603986/SH)が4.6%安と下落が目立った。また、自動車株や素材株も軟調だった。上海汽車集団(600104/SH)が2.2%安、比亜迪(002594/SH)が2.5%安となった。一方で、金融株は逆行高。上海銀行(601229/SH)が2.6%高、中国農業銀行(601288/SH)が1.9%高、新華人寿保険(601336/SH)が1.5%高と堅調な値動きを示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.23ポイント(0.09%)高の261.02ポイント、深センB株指数が0.07ポイント(0.01%)高の1354.22ポイントで終了した。 <AK> 2025/10/10 18:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、原油安や欧米株の下落で *09:59JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、原油安や欧米株の下落で 【ブラジル】ボベスパ指数141708.19 -0.31%9日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比437.19ポイント安(-0.31%)の141708.19で引けた。日中の取引レンジは141,603.20-143,212.00となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧米株の下落もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、中国の景気対策への期待感や地政学リスクの緩和などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数2638.37 +2.96%9日のロシア株式市場は大幅反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比75.86ポイント高(+2.96%)の2638.37となった。日中の取引レンジは2,521.43-2,645.81となった。大幅高で寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、その後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。前日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢。また、ウクライナ紛争の早期終結に向けた米ロ間の取り組みは継続しているとのロシア大統領補佐官ウシャコフ氏の発言も好感された。一方、原油価格の下落や欧米株安などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 82172.10 +0.49%9日のインド株式市場は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比398.44ポイント高(+0.49%)の82172.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.65ポイント高(+0.54%)の25181.80で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。インフレ率の鈍化に伴う追加の利下げ期待の高まりが指数をサポート。また、米人工知能(AI)バブル懸念がやや緩和されていることもハイテク関連の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。通貨ルピーの先安観が指数の上値を抑えた。【中国】上海総合指数 3933.97 +1.32%大型連休明け9日の中国本土市場は3営業日続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比51.20ポイント高(+1.32%)の3933.97ポイントで引けた。上海総合指数は約10年ぶりに3900ptの大台乗せた。半導体やAI関連、金関連株が買われ相場を押し上げた。政策期待の高まりなどが買いにつながったもようだ。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は今月20-23日に開催される予定で、第15次5カ年計画(2026-30年)について議論される見通しだ。一方、9月の主要な経済指標が来週に相次いで発表される予定となり、慎重ムードが強まった。 <AK> 2025/10/10 09:59 注目トピックス 外国株 9日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続落、利益確定売りが優勢 *18:27JST 9日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続落、利益確定売りが優勢 9日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比76.87ポイント(0.29%)安の26752.59ポイントと4日続落する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は6.26ポイント(0.07%)高の9530.13ポイントと4日ぶりに反発した。人工知能関連を中心に上昇が続いていたテック株に利益確定売りが強まり、相場の重荷となった。中国本土市場が10年ぶりの高値を付ける場面を受けて一時は買いが広がったが、大引けにかけてネット関連など時価総額の大きい銘柄に売りが優勢となり、指数を押し下げた。ハンセン指数の構成銘柄では、製薬セクターが大きく売られた。シノ・バイオファーマシューティカル(1177/HK)が7.5%安、ハンソー・ファーマシューティカル(3692/HK)が6.7%安、CSPCファーマシューティカル(1093/HK)が4.3%安と急落した。医薬品規制強化や収益性悪化への懸念が背景にあり、バイオ関連株全般に売りが波及した。さらにウーシー・バイオロジクス(2269/HK)が2.5%安も下げを主導し、セクター全体の投資家心理を冷やした。金融株も軟調で、HSBCホールディングス(0005/HK)が5.8%安、中国工商銀行(1398/HK)が0.9%安と下落した。特にHSBCは大口投資家による利益確定売りが観測され、指数を押し下げた。他にAIAグループ(1299/HK) 0.7%安なども軟調で、金融セクター全体の重荷となった。ほかに、ネット関連ではアリババ(9988/HK)が2.4%安、京東健康(6618/HK)が4.5%安と売りがかさんだ。反面、上昇が目立ったのは銀行や資源関連株だった。ハンセン銀行(0011/HK)が25.9%高と急伸し、業績見通し改善や配当期待が材料視された。資源株ではズージン・マイニング(2899/HK)が5.2%高、中国アルミ(1378/HK)が3.1%高と堅調。さらにレノボ・グループ(0992/HK)が7.3%高、クアイショウ(1024/HK)が3.6%高とテクノロジー株の一角にも買いが入り、相場下支え要因となった。大型連休明けの本土市場は3営業日続伸。主要指標の上海総合指数は前営業日比1.32%高の3933.97ポイントで取引を終了した。非鉄金属や金鉱株が高い。インフラ関連、ハイテク、エネルギー、公益、建材、金融の一角なども買われた。半面、不動産や消費関連などは安い。 <AK> 2025/10/09 18:27 注目トピックス 外国株 9日の中国本土市場概況:上海総合は3日続伸、政策期待で約10年ぶり3900pt大台乗せ *18:18JST 9日の中国本土市場概況:上海総合は3日続伸、政策期待で約10年ぶり3900pt大台乗せ 大型連休明け9日の中国本土市場は3営業日続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比51.20ポイント(1.32%)高の3933.97ポイントで引けた。上海総合指数は約10年ぶりに3900ptの大台乗せた。半導体やAI関連、金関連株が買われ相場を押し上げた。政策期待の高まりなどが買いにつながったもようだ。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は今月20-23日に開催される予定で、第15次5カ年計画(2026-30年)について議論される見通しだ。一方、9月の主要な経済指標が来週に相次いで発表される予定となり、慎重ムードが強まった。上海市場では、素材関連の上昇が目立った。中国アルミ(601600/SH)が5.2%高、江西銅業(600362/SH)が10.0%高、紫金鉱業(601899/SH)が10.0%高と大幅高を記録し、非鉄金属セクター全体が堅調に推移した。国際商品市況の持ち直しに加え、国内の資源開発支援策への思惑が買い材料となったことが背景にある。また、盛和資源(600392/SH)が9.4%高、中国北方稀土(600111/SH)が10.0%高も続伸し、レアアース関連の上昇も投資家心理を押し上げた。エネルギーや電力関連も堅調で、中国石油(601857/SH)が2.7%高、中国神華能源(601088/SH)が2.4%高、中国核電(601985/SH)が4.6%高と幅広く買われた。加えて、上海電気(601727/SH)が10.0%高、東方電気(600875/SH)が10.0%高、特変電工(600089/SH) 10.0%高といった電力設備メーカーも軒並み急伸した。エネルギー安全保障や設備投資拡大に対する期待感が支えとなり、関連業種が指数をけん引した形となった。半面、不動産株はさえない。新城控股集団(601155/SH)が5.7%安、万業企業(600641/SH)が4.1%安、信達地産(600657/SH)が2.0%安とそろって下落した。消費関連株、自動車株、医薬株も売られた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント(0.25%)安の260.79ポイント、深センB株指数が3.13ポイント(0.23%)高の1354.15ポイントで終了した。 <AK> 2025/10/09 18:18 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、米AIバブル懸念がやや緩和 *10:05JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、米AIバブル懸念がやや緩和 【ブラジル】ボベスパ指数142145.38 +0.56%8日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比788.95ポイント高(+0.56%)の142145.38で引けた。日中の取引レンジは141,356.40-142,385.00となった。買いが先行した後はプラス圏でもみ合った。米人工知能(AI)バブル懸念がやや緩和されていることや、年内の米利下げ期待の高まりが好感され、ブラジル株にも買いは優勢となった。また、通貨レアル高や原油価格の上昇もサポート材料となった。ほかに、9月の自動車販売台数が前月を上回ったなど経済指標の改善が景気の先行き不安をやや緩和させた。【ロシア】MOEX指数2562.51 -3.98%8日のロシア株式市場は大幅反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比106.09ポイント安(-3.98%)の2562.51となった。日中の取引レンジは2,548.37-2,677.75となった。小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ平和の機運がほぼ失われたとのロシア・リャブコフ外務次官の発言が警戒され、ロシア売りは加速させた。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81773.66 -0.19%8日のインド株式市場は5日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比153.09ポイント安(-0.19%)の81773.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同62.15ポイント安(-0.25%)の25046.15で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。両指数とも前日まで4日続伸しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、前日の米株安や人工知能(AI)バブルが懸念されていることも、ITなどハイテク株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。世界銀行は7日、2025年度のインドの成長予想をこれまでの6.3%から6.5%に引き上げている【中国】休場8日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/09 10:05 注目トピックス 外国株 8日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、ハイテク関連が下げ主導 *18:14JST 8日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、ハイテク関連が下げ主導 休場明けとなる8日の香港市場は3日続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比128.31ポイント(0.48%)安の26829.46ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が49.51ポイント(0.52%)安の9523.87ポイントで引けた。中国本土市場の大型連休による手掛かり難に加え、前日の米国株安が投資家心理を冷やし売りが優勢となった。特に米国で人工知能(AI)クラウド関連銘柄が下落した影響を受け、香港市場もハイテク株が弱含み、指数の重荷となった。一方で、米国金利動向への警戒感が和らぎつつあることや、安全資産需要を背景に金価格が最高値を更新したことが一定の支えとなった。ただ、香港市場全体では材料不足が続き、短期的な値動きに左右されやすい展開が続いた。総じて相場は方向感を欠き、投資家は本土市場再開後の動向を見極めようとする姿勢が強まった。ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連が下落を主導した。バイドゥ(9888/HK)が3.0%安、クワイショウW(1024/HK)が2.5%安、アントア(2020/HK)が2.5%安と下げが目立った。米市場でのAI関連株安の流れを受け、成長期待の高いテック株に利益確定売りが波及したことが背景とみられる。さらにメイトゥアン(3690/HK)が1.8%安、アリババ(9988/HK)が1.6%安など電子商取引関連にも売りが及び、投資家心理を冷やした。また、金融株や不動産関連でも軟調な動きが広がった。平安保険(2318/HK)が0.9%安、AIAグループ(1299/HK)が0.8%安、ハンセン銀行(0011/HK)が1.1%安など金融株が軒並み安。恒隆地産(0101/HK)が1.7%安、華潤置地(1109/HK)が0.6%安、チャイナ・オーバーシーズ(0688/HK)が2.1%安と不動産株も下げが目立った。その他では、香港証券取引所(0388/HK)が0.9%安、中国移動(0941/HK)が0.8%安など主力銘柄も軟調となり、市場全体の重しとなった。反面、医薬品や生活必需品関連は買いが優勢だった。恒安国際(1044/HK)が3.5%高、JDヘルス(6618/HK)が3.2%高、ジーリー汽車(0175/HK)が3.1%高などが上昇。ネットイース(9999/HK)が2.9%高、シノ・バイオファーマ(1177/HK)が2.9%高と堅調に推移した。中国本土市場の休場で手掛かり難の中でも、防衛的な消費関連やヘルスケア株に資金が向かい、指数全体の下げを一定程度緩和する動きとなった。なお、本日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/08 18:14 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続落、貿易黒字の大幅縮小などが圧迫材料 *10:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続落、貿易黒字の大幅縮小などが圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数141356.43 -1.57%7日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.57%(2251.65ポイント)安の141356.43で引けた。日中の取引レンジは141,035.10-143,606.00となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。貿易統計の悪化が嫌気され、売りは優勢。9月の貿易黒字は前月の58億6100万米ドル(改定値)から29億9000万米ドルに縮小した。また、米株安や通貨レアル安の進行などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数2668.60 -0.76%7日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.76%(20.10ポイント)高の2668.60となった。日中の取引レンジは2,635.79-2,673.27となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまでプラス圏でもみ合った。原油価格の上昇などを受けて買い戻しは継続。また、中国の景気対策への期待感も指数をサポートした。ただ、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の不透明感など地政学リスクが払しょくされていないことが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81926.75 +0.17%7日のインド株式市場は4日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.17%(136.63ポイント)高の81926.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.12%(30.65ポイント)高の25108.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。海外株の上昇を受け、インド株にも買いが先行。また、前日の米ハイテク株高もITセクターの物色手掛かりとなった。ほかに、インド準備銀行(中央銀行)がドル売り・ルピー買いの為替介入を実施していたことが、ルピーの先安懸念をやや緩和させた。【中国】休場7日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <NH> 2025/10/08 10:31 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、内需関連が下げ主導 *10:19JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、内需関連が下げ主導 【ブラジル】ボベスパ指数143608.08 -0.41%6日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比592.57ポイント安(-0.41%)の143608.08で引けた。日中の取引レンジは143,375.67-144,531.61となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。内需関連の下落が指数の下げを主導。景気の先行き不安などで国内の消費不振などが売り要因となったもようだ。また、貿易黒字の縮小など弱い経済指標も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数2648.50 +1.69%6日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.69ポイント高(+1.69%)の2648.50となった。日中の取引レンジは2,579.19-2,651.14となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しも活発となった。ほかに、米利下げ期待の高まりが改めて好感された。一方、ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 81790.12 +0.72%6日のインド株式市場は3日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比582.95ポイント高(+0.72%)の81790.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同183.40ポイント高(+0.74%)の25077.65で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、インフレ率の落ち着きも金融緩和への期待感を高めた。ほかに、アジア市場がおおむね堅調な値動きを示したことも買い安心感を与えた。【中国】休場6日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/07 10:19 注目トピックス 外国株 6日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、過熱感などで利益確定売りが優勢 *18:04JST 6日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、過熱感などで利益確定売りが優勢 週明け6日の香港市場は続落、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比183.15ポイント(0.67%)安の26957.77ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が84.96ポイント(0.88%)安の9573.38ポイントで引けた。香港株が4年ぶり高値圏まで上昇しており、過熱感を警戒した利益確定売り圧力も台頭した。また、中国本土市場の休場や香港を含むアジア株全体の材料薄感も、投資家を手控え方向へ導いた。一方、米利下げ期待の高まりが指数をサポート。また、中国の景気対策への期待感も指数をサポートした。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は今月20-23日に開催される予定で、次期5か年計画(2026-30年)は議論される見通しだ。人工知能(AI)技術の発展など議題に注目が集まっている。ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連株の下落が目立った。アリババ(9988/HK) が2.3%安、京東集団(9618/HK)が2.1%安、バイドゥ(9888/HK)が0.7%安と主要ネット株が軒並み売られたほか、シャオミ(1810/HK)が2.0%安も下げ幅を拡大した。米国長期金利の上昇を受けたハイテク株売りが波及し、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となったことが背景とされる。また、金融・不動産株も軟調な展開となった。中国建設銀行(939/HK)が1.1%安、中国工商銀行(1398/HK)が0.5%安と軒並み軟調。不動産関連では恒基地産(12/HK)が1.0%安、華潤置地(1109/HK)が0.6%安で引けた。金利動向に敏感なセクターへの売りが広がったことに加え、景気先行き不安が重荷となり、指数の上値を抑える要因となった。反面、資源・エネルギー株には買いが入り相場を下支えした。紫金鉱業(2899/HK)が2.4%高、石油化工(386/HK)が0.5%高も堅調だった。国際商品市況の強含みを背景に、資源関連の物色が続いたことが支援材料となった。指数全体はハイテク株の下げが重石となったものの、資源株の上昇が一部を相殺した格好となった。なお、中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で10月8日まで休場となった。 <AK> 2025/10/06 18:04 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は4日ぶり反発、原油高や米利下げ期待で *10:26JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は4日ぶり反発、原油高や米利下げ期待で 【ブラジル】ボベスパ指数144200.65 +0.17%3日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比251.01ポイント高(+0.17%)の144200.65で引けた。日中の取引レンジは143,675.60-144,518.30となった。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米利下げ期待の高まりも引き続き好感された。一方、弱い経済指標が指数の上値を抑えた。8月の鉱工業生産の増加率は前月のプラス0.2%からマイナス0.7%に悪化した。【ロシア】MOEX指数2604.55 -1.05%3日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比27.52ポイント安(-1.05%)の2604.55となった。日中の取引レンジは2,600.85-2,649.57となった。買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。さえない経済指標が圧迫材料。9月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は前月の49.1から46.6に低下し、引き続き好不況の節目となる50を下回った。また、ウクライナ情勢の不透明感も引き続き警戒され、ロシア売りは継続。一方、原油価格の上昇や米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81207.17 +0.28%3日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比223.86ポイント高(+0.28%)の81207.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.95ポイント高(+0.23%)の24894.25で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株も買いが先行した。内部環境では、2025年度のインフレ率は政府が定めた目標を下回るとの見通しが、金融緩和への期待感を高めた。【中国】休場3日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/06 10:26 注目トピックス 外国株 3日の香港市場概況:ハンセン指数は4日ぶり反落、週末要因や過熱感などで利食い売りは優勢 *18:16JST 3日の香港市場概況:ハンセン指数は4日ぶり反落、週末要因や過熱感などで利食い売りは優勢 3日の香港市場は4営業日ぶりに反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比146.20ポイント(0.54%)安の27140.92ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が66.04ポイント(0.68%)安の9658.34ポイントと4日ぶりに反落した。ハンセン指数は前日まで約4年2カ月ぶりの高値を付けており、週末要因に加えて目先の利益確定売りが圧迫要因となった。中国本土市場は大型連休入りして材料難が目立ち、売買の手控えムードが強まった。加えて、昨日までの上昇で過熱感が意識され、戻り待ち姿勢の買い控えも出た。一方、米国の利下げ期待など外部環境にはやや追い風となった。一部資金がリスク選好方向を模索する動きも観察された。加えて、取引参加者のうち中・長期資金流入への期待がくすぶる中で、売り一辺倒とはならず、節目での下支え買いは限定的に入った。ハンセン指数の構成銘柄では、ITや自動車関連の下げが目立った。クワイショウテクノロジー(1024/HK)が3.4%安、BYD(1211/HK)が4.0%安、ジーリー自動車(0175/HK)が1.9%安と軒並み下落した。新エネルギー車需要の先行き不透明感や景気減速懸念が売り材料となった。加えて、バイドゥ(9888/HK)が0.7%安やJDドットコム(9618/HK)が1.8%安など大手ネット銘柄も軟調で、テクノロジー関連の投資家心理が冷え込んだことが影響した。金融や不動産も総じて軟調だった。中国銀行(3988/HK)が0.7%安、建設銀行(0939/HK)が0.4%安、中信泰富(0267/HK)が2.6%安と大手行が売られ、香港経由の資金流出懸念が重荷となった。不動産ではロングフォー・プロパティーズ(0960/HK)が2.4%安、華潤置地(1109/HK)が0.8%安、新鴻基地産(0016/HK)が1.0%安と下げが目立ち、金利上昇や不動産市況の弱含みが警戒された。その他、エネルギーでは中国石油天然気(0857/HK)が0.8%安が冴えなかった反面、医薬品や通信関連には買いが向かった。ハンソー薬業集団(3692/HK)が1.6%高、SMIC(0981/HK)が1.4%高、アリババ(9988/HK)が1.1%高と幅広く上昇した。とりわけ医薬株はディフェンシブ需要が支えとなった。太陽光関連の信義光能(0968/HK)が1.1%高も買われ、新エネルギー需要への期待感が追い風となったなお、中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/03 18:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日続落、原油安や景気の先行き不安などで *11:25JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日続落、原油安や景気の先行き不安などで 【ブラジル】ボベスパ指数143949.64 -1.08%2日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1567.70ポイント安(-1.08%)の143949.64で引けた。日中の取引レンジは143,635.00-145,620.60となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、景気の先行き不安なども引き続き指数の足かせとなった。一方、米利下げ期待の高まりや欧米株高などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数2632.07 -0.57%2日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.18ポイント安(-0.57%)の2632.07となった。日中の取引レンジは2,623.1-2,648.67となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、ウクライナ情勢の不透明感も引き続きマイナス材料となった。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が好感されたほか、欧米株高などが指数をサポートした。なお、8月の小売売上高の増加率(前年同月比)は2.8%となり、前月の2.0%と予想の2.2%を上回った。【インド】休場2日のインド市場はマハトマ・ガンディー生誕記念日で休場となった。【中国】休場2日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/03 11:25 注目トピックス 外国株 2日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続伸、約4年3カ月ぶりの高値更新 *18:19JST 2日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続伸、約4年3カ月ぶりの高値更新 休み明け2日の香港市場は3営業日続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比431.56ポイント(1.61%)高の27287.12ポイントで引けた。ハンセン指数は2021年7月以来、約4年3カ月ぶりの高値水準まで回復。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も169.05ポイント(1.77%)高の9724.38ポイントと3日続伸した。中国本土市場は休場中でストックコネクト経由の資金流入は途絶えたが、中国の景気対策への期待感が支援材料となった。また、米長期金利の低下や米利下げ期待が好感され、リスク選好ムードが高まり、指数は2万7000ptの大台を回復して引けた。ハンセン指数の構成銘柄では、中芯国際集成電路製造(0981/HK)が12.7%高、新能源科技(0968/HK)が9.9%高、快手科技(1024/HK)が8.6%高となった。米中ハイレベル通商協議に対する進展期待が高まり、テクノロジー分野への資金回帰を促した。米利下げ観測の台頭により、成長株への物色が強まったほか、需給の引き締まりが好感された。業種全体として上昇寄与度が高く、指数押し上げに貢献した。半面、不動産業が軟調となり、ロングフォー・プロパティーズ(0960/HK)が5.3%安、華潤置地(1109/HK)が3.4%安、チャイナ・リソーシズ・ミックス(1209/HK)が2.9%安となった。中国本土市場が休場するなか、資金流入が乏しく、加えて不動産市況の先行き不透明感を強めた。信用不安への再燃も重なり、業界全体への売りが優勢となった。また、金融株の一角もさえず、中信泰富(0267/HK)が0.6%安、招商銀行(3968/HK)が0.6%安、中国建設銀行(0939/HK)が1.1%安と下落。長期金利上昇による利ざや圧縮懸念や、業績への影響を警戒する動きが広がった。加えて、本土資金が不在となったことで売買が細り、外部環境の変化に敏感に反応しやすい地合いが続いた。その他、消費関連や運輸セクターにも利益確定売りが散見された。なお、中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/02 18:19 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続落、弱い経済指標が足かせ *11:13JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続落、弱い経済指標が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数145517.35 -0.49%1日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比719.67ポイント安(-0.49%)の145517.35で引けた。日中の取引レンジは145,193.28-146,879.33となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標が指数の足かせに。9月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の47.7から46.5に低下し、引き続き好不況の節目となる50を下回った。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数2645.83 -1.44%1日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比38.77ポイント安(-1.44%)の2645.83となった。日中の取引レンジは2,640.56-2,692.19となった。横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、弱い経済指標も景気の先行き不安を高めた。9月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の48.7から48.2に低下し、引き続き好不況の節目となる50を下回った。一方、米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 80983.31 +0.89%1日のインド株式市場は9日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比715.70ポイント高(+0.89%)の80983.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同225.20ポイント高(+0.92%)の24836.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が市場に対して流動性を供給していることが好感され、買いは優勢。また、連日の下落で値ごろ感も強まり、下値を拾う動きは活発となった。ほかに、米利下げ期待の高まりが改めて好感され、外資の流出懸念がやや後退した。【中国】休場1日の中国本土市場は国慶節(建国記念日)連休で休場となった。 <AK> 2025/10/02 11:13 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、原油安などが足かせ *10:10JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は弱含み、原油安などが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数146237.02 -0.07%9月30日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比99.78ポイント安(-0.07%)の146237.02で引けた。日中の取引レンジは145,774.24-147,578.39となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利下げ期待の高まりや欧米株の上昇が指数を下支えした。また、中国当局が景気対策を追加するとの期待感も好感された。【ロシア】MOEX指数2684.60 +0.02%9月30日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.51ポイント高(+0.02%)の2684.60となった。日中の取引レンジは2,651.13-2,689.6となった。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。中国当局が景気対策を追加するとの期待感が好感され、買いはやや優勢。また、米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、ウクライナ情勢の不透明感も引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 80267.62 -0.12%9月30日のインド株式市場は8日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比97.32ポイント安(-0.12%)の80267.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同23.80ポイント安(-0.10%)の24611.10で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が景気の先行き不安を強めた。8月の鉱工業生産の増加率は前月の4.3%(改定値)から4.0%に低下し、予想の5.1%を下回った。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは再び過去最安値を更新している。ほかに、格上げの見送りなどが指数の足かせとなった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、インドの格付けを最下位となる「Baa3」に据え置いた。見通しは「ステーブル」とした。米国の高関税(対インド最大50%)政策に関しては、短期的にはインド経済に与える悪影響が限定的だと指摘。ただ、中長期的な視点からみると輸出の拡大を圧迫すると強調した。また、外資の誘致にも悪影響を与えるとの見方を示した。【中国】上海総合指数は3882.78 +0.52%9月30日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比20.25ポイント高(+0.52%)の3882.78ポイントで引けた。政策期待の高まりが指数をサポートした。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は10月20-23日に北京で開くことは決定された。また、当局は、政策性金融手段で現地投資を促進するため5000億人民元(約10兆4500億円)規模の金融ツールを導入する計画も明らかにした。ほかに、午前に発表された9月の製造業PMIが市場予想を上回ったことで、製造業回復への期待が投資家心理を支えた。一方、景気減速懸念は根強く、政府統計の製造業PMIは引き続き好不況の節目となる50を下回ったことで、実体経済の弱さが意識された。また、本土市場があす10月1日から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、積極的な買いは手控えられた。 <AK> 2025/10/01 10:10 注目トピックス 外国株 30日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、ハイテク関連の買いで約2週ぶりの高値 *18:37JST 30日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、ハイテク関連の買いで約2週ぶりの高値 30日の香港市場は続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比232.68ポイント(0.87%)高の26855.56ポイントで引けた。ハンセン指数は9月17日以来、約2週ぶりの高値を記録。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も101.21ポイント(1.07%)高の9555.33ポイントと続伸した。中国で10月下旬に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開催することが正式決定され、当局が追加の景気対策を打つとの期待が広がったこと。また中国ハイテク関連株に資金が向かったことで相場全体が下支えされた。ただし、足元では利益確定売りや週末を控えたポジション整理も意識され、上昇ペースは限定的となった。ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連が買いを集めた。中芯国際(0981/HK)が4.0%高、比亜迪電子(0285/HK)が3.9%高、小米集団(1810/HK)が0.84%高と、半導体・電子部品関連の上昇が顕著だった。中国の重要会議が10月下旬に開かれるとの報道を受け、ハイテク支援策への期待が改めて相場を押し上げた格好。加えて、テンセント(0700/HK):0.5%高、美団(3690/HK)が1.7%高となった。半面、エネルギー関連株に売りが集まった。中国石油天然気(0857/HK)が2.8%安、中国海洋石油総公司(0883/HK)が1.3%安、中国石化(0386/HK)が1.5%安と軒並み下落した。原油市況の反落が圧迫材料となったほか、長期連休を控えた持ち高調整も売りを促したとみられる。中国当局の景気刺激策への期待感が広がる一方、資源エネルギー価格の不安定さが同セクターの重荷となった。不動産セクターでも下落が目立ち、新鴻基地產(0016/HK)が0.3%安、恒基地産(0012/HK)が1.3%安、MTR(0066/HK)が0.7%安といずれも軟調。中国恒大問題をはじめとする不動産業界の構造的リスクがくすぶる中、投資家の選好は引き続き慎重姿勢が強かった。本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.52%高の3882.78ポイントで取引を終了した。非鉄金属が高い。不動産、電子、医薬なども買われた。一方、金融や通信などは売られた。 <AK> 2025/09/30 18:37 注目トピックス 外国株 30日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、政策期待で買い継続も上値重い *18:29JST 30日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、政策期待で買い継続も上値重い 30日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比20.25ポイント(0.52%)高の3882.78ポイントで引けた。政策期待の高まりが指数をサポートした。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は10月20-23日に北京で開くことは決定された。また、当局は、政策性金融手段で現地投資を促進するため5000億人民元(約10兆4500億円)規模の金融ツールを導入する計画も明らかにした。ほかに、午前に発表された9月の製造業PMIが市場予想を上回ったことで、製造業回復への期待が投資家心理を支えた。一方、景気減速懸念は根強く、政府統計の製造業PMIは引き続き好不況の節目となる50を下回ったことで、実体経済の弱さが意識された。また、本土市場があす10月1日から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、積極的な買いは手控えられた。業種別では、航空関連が高い。江西洪都航空工業(600316/SH)が7.0%高、中国航発動力(600893/SH)が4.5%高、中国航発航空科技(600391/SH)が6.2%高、中国東方紅衛星(600118/SH)が3.4%高とそろって堅調な値動きを示した。また、非鉄金属株も買われた。江西銅業(600362/SH)がストップ高。北方希土(集団)高科技(600111/SH)が3.5%高、広晟有色金属(600259/SH)が2.0%高となった。一方、金融株は軟調な値動きを示した。中国人寿保険(601628/SH)が0.1%安、東方証券(600958/SH)が0.2%安、中国銀行(601988/SH)が0.4%安で引けた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.32ポイント(0.12%)高の261.45ポイント、深センB株指数が10.22ポイント(0.75%)安の1351.02ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/30 18:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続伸、欧米株高を好感も上値は重い *10:10JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続伸、欧米株高を好感も上値は重い 【ブラジル】ボベスパ指数146336.80 +0.61%29日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比890.14ポイント高(+0.61%)の146336.80で引けた。日中の取引レンジは145,446.71-147,558.22となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。ほかに、米利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料。一方、原油価格の大幅下落が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数2684.09 -1.54%29日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.88ポイント安(-1.54%)の2684.09となった。日中の取引レンジは2,680.53-2,744.8となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の大幅下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、ウクライナ情勢の不透明感も引き続き嫌気された。ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いている。一方、米利下げ期待が再び高まっていることが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 24634.90 -0.08%29日のインド株式市場は7日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比61.52ポイント安(-0.08%)の80364.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.80ポイント安(-0.08%)の24634.90で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。成長率の鈍化観測が指数の足かせに。地元の格付け会社クリシルは最新リポートで、米国がインドに対して高関税政策を実施していることがインドの輸出と投資に悪影響を与え、インドの成長率がこれによって鈍化する可能性があるとの見方を示した。また、8月の鉱工業生産が取引終了後に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。【中国】上海総合指数は3862.53 +0.90%週明け29日の中国本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前営業日比34.43ポイント高(+0.90%)の3862.53ポイントで引けた。中国当局による市場支援策への期待と、人工知能(AI)などテック分野に対する成長期待が買いを誘った。報道によると、中央委員会第4回全体会議(4中全会)が10月20-23日に開かれ、2026年からの5カ年計画議論が始まる見通しだ。一方、米中関係の先行き懸念と世界景気の減速リスクが市場心理を抑制しうる逆風として意識され、指数の足かせとなった。 <AK> 2025/09/30 10:10 注目トピックス 外国株 29日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反発、米利下げ観測などを好感 *18:42JST 29日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反発、米利下げ観測などを好感 週明け29日の香港市場は3日ぶりに反発。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比494.68ポイント(1.89%)高の26622.88ポイントで引けた。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も151.02ポイント(1.62%)高の9454.12ポイントと反発した。米利下げ観測や米国の景気判断指標の安定を材料に下支えされた。また、中国当局の過剰な価格競争の抑制策に効果がみられているとの指摘も投資家心理にプラスに働いた。他方、米国政府資金繰り懸念や地政学リスクが不透明感を残したため、上値追いは慎重な展開となった。それでも全体需給は買い優勢で、ハンセン指数は反発して引けた。ハンセン指数の構成銘柄では、教育・医療・素材関連を中心に買いが入った。新東方教育科技(09901/HK)が7.9%高、紫金鉱業(02899/HK)が5.9%高、アリババヘルス(0241/HK)が5.3%高といった銘柄が上昇した。米利下げ観測に加え、中国当局の経済支援策継続への期待が背景にあり、景気敏感株を中心に買い安心感が広がった。半面、テクノロジー関連株の一角が下落した。小米集団(01810/HK)が2.0%安、理想汽車(02015/HK)が1.6%安、ポップマート(09992/HK)が1.6%安といった成長株が軟調だった。米長期金利の高止まりや、テクノロジー分野への資金流入の一服感が圧迫要因となった。さらに、前週末までの大幅高に伴う利益確定売りも重なった。また、保険・金融関連も一部で調整が入った。中國銀行(香港)(02388/HK)が1.1%安、ハンセン銀行(0011/HK)が 0.7%安、香港電訊(06823/HK)が0.6%安などが下げた。中国本土での金利政策への不透明感や、香港域内の預金流動性に関する警戒感が背景にあったとの見方がある。その他、通信や公益株の一部にも売りが波及した。本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.90%高の3862.53ポイントで取引を終了した。証券が高い。産金・非鉄、ハイテク、不動産、インフラ関連、医薬、公益、保険なども買われた。半面、銀行は安い。エネルギー、運輸も売られた。 <AK> 2025/09/29 18:42 注目トピックス 外国株 29日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反発、政策期待が高まる *18:37JST 29日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反発、政策期待が高まる 週明け29日の中国本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前営業日比34.43ポイント(0.90%)高の3862.53ポイントで引けた。中国当局による市場支援策への期待と、人工知能(AI)などテック分野に対する成長期待が買いを誘った。報道によると、中央委員会第4回全体会議(4中全会)が10月20-23日に開かれ、2026年からの5カ年計画議論が始まる見通しだ。一方、米中関係の先行き懸念と世界景気の減速リスクが市場心理を抑制しうる逆風として意識され、指数の足かせとなった。セクター別では、工業金属・非鉄セクターの銘柄が軒並み上昇した。アルミ大手の中国アルミ(601600/SH)が7.1%高、紫金鉱業(601899/SH)が5.2%高、江西銅業(600362/SH)が3.1%高と上げが目立った。国際商品市況の持ち直しや、資源株への見直し買いが背景にあるとみられる。また、エネルギーセクターが0.97%高、素材セクターも1%超上昇した。また、証券銘柄も堅調な値動きを示した。華泰証券(601688/SH)がストップ高の10.0%高、東方証券(600958/SH)が6.9%高、東呉証券(601555/SH)が6.2%高、中信証券(600030/SH)が5.9%高、中国銀河証券(601881/SH)が4.7%高で引けた。外国人投資家の債券取引など本土市場へのアクセスを拡大するとの当局の方針が好感されたもようだ。一方、銀行株はさえない。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.7%安、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.6%安、興業銀行(601166/SH)が1.3%安となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント(0.25%)高の261.13ポイント、深センB株指数が6.93ポイント(0.51%)高の1361.25ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/29 18:37 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反発、上値の重い展開 *10:33JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反発、上値の重い展開 【ブラジル】ボベスパ指数145446.70 +0.10%26日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比140.47ポイント高(+0.10%)の145446.70で引けた。日中の取引レンジは145,145.81-146,234.55となった。高く寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、米利下げ期待が再び台頭していることも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。内外景気の先行き不安などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数2725.97 +0.64%26日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.29ポイント高(+0.64%)の2725.97となった。日中の取引レンジは2,686.68-2,725.97となった。横ばいで寄り付いた後はしばらく前日の終値近辺でもみ合った。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かりとなった。ほかに、米利下げ期待が再び高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。一方、ウクライナ情勢の不透明感が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 80426.46 -0.90%26日のインド株式市場は6日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比733.22ポイント安(-0.90%)の80426.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同236.15ポイント安(-0.95%)の24654.70で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。米金利高や米利下げ期待の後退を受け、インドなど新興国市場に売り圧力が強まった。また、通貨ルピー安が対米ドルで過去最安値の水準で推移しており、インド株への売り圧力が継続。このほか、政策金利などが翌週に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。【中国】上海総合指数は3828.11 -0.65%26日の中国本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数が前日比25.20ポイント安(-0.65%)の3828.11ポイントで引けた。週末と大型連休を控えたポジション調整優勢のなか、買い手は慎重姿勢を崩さなかった。ハイテク・電子情報セクター中心の売り圧力が強まったことが指数の下げを主導。最近の上昇基調で過熱感から利食い売りが優勢となった。来週から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、模様眺め姿勢が広がる中、全体のリスク選好は低下した。ただ、国内景気支援や政策スタンスの変化に対する期待感は一定程度残存し、下支え材料として機能した。 <AK> 2025/09/29 10:33 注目トピックス 外国株 26日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、ハイテク関連が安い *18:17JST 26日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、ハイテク関連が安い 26日の香港市場は続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比356.48ポイント(1.35%)安の26128.20ポイントで引けた。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は141.12ポイント(1.49%)安の9303.10ポイントと反落。売買代金は3236億7370万香港ドル(約6兆2310億円)だった。台風通過の余波を受け、流通障害や物流混乱懸念が市場心理を冷やした。特に交通・不動産・電力インフラ関連銘柄に売り圧が強まり、相場全体の重しとなった。また、米長期金利の上昇や米利下げ期待の後退なども圧迫材料。内部要因では、中国本土が来週から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、積極的な買いは手控えられた。ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク・インターネット関連株が売られた。小米集団(1810/HK)が8.1%安、アリババ(9988/HK)が3.2%安、JDドットコム(9618/HK)が3.7%安と大幅安で引けた。米国の中国ハイテク関連企業への規制強化の思惑や、利益確定の売りが広がったことが背景。特にスマートフォン関連やEC大手を中心に持ち高調整の動きが優勢となり、指数全体の重しとなった。同様に、医薬品・バイオ関連も軟調だった。JDヘルス(6618/HK)が4.3%安、ウーシー・アップテック(2359/HK)が3.1%安、アリババ・ヘルス(0241/HK)が4.6%安と、下げ幅が目立った。米国によるブランド医薬品への追加関税が警戒され、セクター全体が売りに押された。反面、銀行・エネルギー関連が相場の下支えとなった。中國建設銀行(0939/HK)が1.1%高、中國銀行(3988/HK)が0.7%高、中国石油天然気(0857/HK)が0.5%高と堅調に推移。中国本土の金利安定期待を背景に、配当利回り妙味のある大型株に資金が向かった。加えて、乳業の蒙牛乳業(2319/HK)が2.9%高と上昇率上位となり、消費関連の一角に物色が入った。中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は前日比0.65%安の3828.11ポイントで引けた。電子や通信、医薬、家電などが売られた。半面、エネルギーは高い。不動産、公益、金融の一角も買われた。 <AK> 2025/09/26 18:17 注目トピックス 外国株 26日の中国本土市場概況:上海総合は続落、週末や大型連休を前に慎重姿勢 *18:11JST 26日の中国本土市場概況:上海総合は続落、週末や大型連休を前に慎重姿勢 26日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前日比25.20ポイント(0.65%)安の3828.11ポイントで引けた。週末と大型連休を控えたポジション調整優勢のなか、買い手は慎重姿勢を崩さなかった。ハイテク・電子情報セクター中心の売り圧力が強まったことが指数の下げを主導。最近の上昇基調で過熱感から利食い売りが優勢となった。来週から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、模様眺め姿勢が広がる中、全体のリスク選好は低下した。ただ、国内景気支援や政策スタンスの変化に対する期待感は一定程度残存し、下支え材料として機能した。ハイテク・電子部品関連の下げが顕著だった。半導体設計や電子材料株を中心に利益確定売りが膨らみ、恒生電子(600570/SH) 3.2%安、烽火通信科技(600498/SH) 3.4%安、JCET(600584/SH) 3.4%安と軟調。直近で上昇基調を示していた分野でもあり、連休前の持ち高調整が一因とみられる。加えて、関連セクターである中国国軟件(600536/SH)も3.4%安、Inesa智能科技(600602/SH)が4.8%安となり、業種全体で売り優勢となった。次いで売りが目立ったのは医薬品・バイオ関連株。上海復星医薬集団(600196/SH) 3.4%安、天士力製薬集団(600535/SH) 1.4%安、恒瑞医薬(600276/SH) 1.2%安など主力医薬株がそろって下落。医療費抑制政策への懸念や業績不透明感が投資家心理を圧迫したとみられる。一方、化学繊維株は高い。桐昆集団(601233/SH)が6.0%高、安徽皖維高新材料(600063/SH)と南京化繊(600889/SH)がそろって5.1%ずつ上昇した。ほかに、飛行機製造や農薬化学肥料、船舶製造株も買われた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント(0.18%)安の260.49ポイント、深センB株指数が4.37ポイント(0.32%)高の1354.32ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/26 18:11 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反落、米利下げ期待の後退などを警戒 *10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反落、米利下げ期待の後退などを警戒 【ブラジル】ボベスパ指数145306.23 -0.81%25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1185.52ポイント安(-0.81%)の145306.23で引けた。日中の取引レンジは145,186.77-146,519.13となった。終始マイナス圏で推移し、後半下げ幅を一段と拡大させた。米利下げ期待の後退が警戒され、売りは優勢。また、米長期金利の上昇や通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。一方、インフレ率の落ち着きなどが国内の利下げ期待を高めた。【ロシア】MOEX指数 2708.68 -0.55%25日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.90ポイント安(-0.55%)の2708.68となった。日中の取引レンジは2,699.42-2,738.58となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の後退がロシア市場など新興国株の圧迫材料。また、米長期金利の上昇やウクライナ情勢の不透明感なども嫌気された。このほか、原油安や弱い経済指標が指数の足かせに。8月の鉱工業生産の増加率は前月の0.7%から0.5%に低下した。【インド】SENSEX指数 81159.68 -0.68%25日のインド株式市場は5日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比555.95ポイント安(-0.68%)の81159.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同166.05ポイント安(-0.66%)の24890.85で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人の売り越しが圧迫材料。外国人投資家はこの日まで4日連続の売り越しとなった。また、米金利高もインドなど新興国市場の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まり支援材料となった。【中国】上海総合指数は3853.30 -0.01%25日の中国本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数が前日比0.34ポイント安(-0.01%)の3853.30ポイントで引けた。市場では、来週から始まる大型連休を前に銀行株や酒造株など時価総額が大きい銘柄を中心に持ち高調整の売りが広がった。また、まとまった買い材料不足の中で上値追いは鈍かった点が挙げられる。一方、指数の下値は限定的。中国当局による追加的な景気対策の期待やハイテク分野の成長観測が指数をサポートした。 <AK> 2025/09/26 10:17 注目トピックス 外国株 25日の香港市場概況:ハンセン指数は小反落、ハイテクが下げ主導 *18:32JST 25日の香港市場概況:ハンセン指数は小反落、ハイテクが下げ主導 25日の香港市場は小反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比33.97ポイント(0.13%)安の26484.68ポイントで引けた一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は1.23ポイント(0.01%)高の9444.22ポイントと小幅ながら続伸した。売買代金は3148億8970万香港ドル(約6兆206億円)に上った。香港市場は当初、スーパ­台風「ラガサ」による影響後退期待と中国本土の政策支援期待を背景に上昇傾向を示した。だが上昇地合いは限定的で、リスク回避的な手仕舞いも目立った。ネガティブ材料として、外部要因の不透明感や地政学リスクを警戒する動きが出た。また、中国本土市場が翌週中盤から大型連休に突入するため、連休前の手仕舞い売り圧力も強まった。ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連株が大きく売られた。レノボ・グループ(0992/HK)が3.7%安、チャイナ・ユニコム(0762/HK)が1.76%安となった。米中間のテクノロジー摩擦や米国の金利動向への警戒感が売り材料となり、半導体や通信関連株への圧力が強まった。加えて、IT関連ではテンセント(0700/HK)など主力株の戻りが鈍く、指数の重荷となった。次いで売られたのは不動産・金融関連で、新鴻基地產(0016/HK)が1.7%安、恒隆地産(0101/HK)が2.0%安、中国建設銀行(0939/HK)が2.3%安、中國銀行(香港)(2388/HK)が2.5%安など軟調だった。不動産市況に対する慎重姿勢と大型連休前の持ち高調整が売りを誘発した。反面、上昇が目立ったのは自動車・資源関連。紫金鉱業集団(2899/HK)が5.1%高、小米集団(1810/HK)が4.4%高、JDドットコム(9618/HK)が3.3%高、理想汽車(2015/HK)が3.0%高となった。中国政府による消費促進策やEV関連の成長期待が支援材料となったほか、一部新興銘柄に投資資金が流入した。バイドゥ(9888/HK)が2.2%高も指数を支える一因となった。中国本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数は前日比0.01%安の3853.30ポイントで取引を終了した。銀行や不動産、消費関連、保険・証券、エネルギーなどが売られた。半面、ハイテクは高い。また、非鉄・レアメタル、自動車なども買われた。 <AK> 2025/09/25 18:32 注目トピックス 外国株 25日の中国本土市場概況:上海総合は小反落、大型連休を前に様子見ムード *18:23JST 25日の中国本土市場概況:上海総合は小反落、大型連休を前に様子見ムード 25日の中国本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数が前日比0.34ポイント(0.01%)安の3853.30ポイントで引けた。市場では、来週から始まる大型連休を前に銀行株や酒造株など時価総額が大きい銘柄を中心に持ち高調整の売りが広がった。また、まとまった買い材料不足の中で上値追いは鈍かった点が挙げられる。一方、指数の下値は限定的。中国当局による追加的な景気対策の期待やハイテク分野の成長観測が指数をサポートした。銀行株が売り優勢となり、業種別で下げが目立った。中国招商銀行(600036/SH)が1.21%安、華夏銀行(600015/SH)が1.03%安、民生銀行(600016/SH)が0.49%安、中国銀行(601988/SH)が0.76%安と軟調だった。来週から始まる大型連休を前に、持ち高整理の売りが集まりやすかった。時価総額の大きい金融株を中心に利益確定の動きが広がり、相場全体の重しとなった。空運・観光関連も軟調。中国南方航空(600029/SH)が0.33%安、広州白雲国際機場(600004/SH) 0.64%安、上海国際機場(600009/SH)が0.56%安となった。また、旅行関連では黄山旅游(600054/SH)が0.69%安と軟調だった。国内移動需要の回復期待はあったものの、連休入りを控えた需給調整の影響が意識された。その他では酒造、証券、インフラ関連でも個別に売られる銘柄が散見された。一方、ハイテク株は高い。曙光信息産業(603019/SH)と携帯端末ODMの華勤技術(603296/SH)がそろって6.8%高、用友網絡科技(600588/SH)が6.6%、成都旭光電子(600353/SH)が5.3%と堅調な値動きを示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.23ポイント(0.09%)高の260.97ポイント、深センB株指数が4.02ポイント(0.30%)安の1349.95ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/25 18:23 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続伸、米金利高などで上値重い *10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続伸、米金利高などで上値重い 【ブラジル】ボベスパ指数146491.75 +0.05%24日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比66.81ポイント高(+0.05%)の146491.75で引けた。日中の取引レンジは146,129.80-146,520.72となった。中盤は下値を模索する展開もみられたが、終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米金利高や米追加の利下げをめぐる不透明感が懸念され、伸び悩む展開となった。また、通貨レアル安や経済指標が弱含みだったことも指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2723.58 -1.27%24日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比35.07ポイント安(-1.27%)の2723.58となった。日中の取引レンジは2675.62-2745.14となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が今後の利下げを慎重に判断すると発言したことが警戒され、売りは優勢。また、米金利高も嫌気された。このほか、ウクライナ情勢の不透明感が解消されていないことが引き続きロシア株の売り手掛かり。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 25056.90 -0.45%24日のインド株式市場は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比386.47ポイント安(-0.47%)の81715.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同112.60ポイント安(-0.45%)の25056.90で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。アジア市場が軟調な値動きを示していることを受け、インド市場も売りが先行。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドル為替レートは米「H-1B」申請条件の厳格化で過去最安値を更新した。ほかに、9月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)がそろって前月を下回ったことが指数の足かせに。9月のHSBC製造業PMIは前月の59.3から58.5に鈍化。輸出関連の受注が縮小したことが主因だと分析された。外部環境では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が今後の利下げを慎重に判断すると発言したことが警戒された。【中国】上海総合指数は3853.64 +0.83%24日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比31.81ポイント高(+0.83%)の3853.64ポイントで引けた。序盤は米国株安や利下げ観測の迷いもあり軟調な地合いで始まったが、午後にかけて半導体・再生可能エネルギー関連が急伸し投資家心理を改善させた。米中関係の改善期待が指数をサポート。中国が米ボーイング機を新規に購入する交渉は最集段階に入っていると報じられた。また、中国の李強首相など政府高官も北京で、米下院議員団との対話を加速しているもようだ。ただ、外部環境の不透明感は依然残る。世界的な金利動向と中国の景況指標動向という二重の足かせが意識された点が重荷。だが政策対応期待と需給改善観測が支えとなり、最終的には反発基調で引けた。 <AK> 2025/09/25 10:17 注目トピックス 外国株 24日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反発、ハイテク株が上げ主導 *18:38JST 24日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反発、ハイテク株が上げ主導 24日の香港市場は3日ぶりに反発、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比359.53ポイント(1.37%)高の26518.65ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が152.65ポイント(1.64%)高の9442.99ポイントと3日ぶりに反発した。売買代金は2887億7240万香港ドル(約5兆4982億円)となった。米中関係の改善期待が高まっていることを受け、投資家心理は上向く流れとなった。また、香港金融当局が先週、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに追随し基準金利を25ベーシス下げて4.50%へ調整しており、流動性改善期待が下支え要因となった。半面、米金融政策へのまちまちな見方と中国沿岸に接近する大型台風が重荷となるなか、朝方は売りが先行した。また、パウエル米FRB議長が今後の利下げを慎重に判断すると発言したことも懸念材料となった。セクター別では、テクノロジー・電子商取引関連が堅調。アリババ(9988/HK)が9.7%高、JDドットコム(9618/HK)が3.0%高、シャオミ(1810/HK)が2.9%高と買われた。前日の米ナスダック上昇や大型自社株買い計画の観測が支援材料となった。また、半導体大手SMIC(0981/HK)は5.8%高と急伸し、シンギ・ソーラー(0968/HK)も4.6%高と再生可能エネルギー関連への資金流入が目立った。一方、ヘルスケア関連が軟調。シノ・バイオファーマシューティカル(1177/HK)が1.8%安、ニューオリエンタルエデュケーション(9901/HK)が1.7%安、ポップマート(9992/HK)が2.0%安と売られた。米国金利見通しに対する不透明感がグロース株全般に重荷となったほか、政策支援の材料不足も嫌気された。次いで下げが目立ったのは金融セクター。エイチエスビーシー(0005/HK)が1.2%安、中信泰富(0267/HK)が1.1%安、中国招商銀行(3968/HK)が1.1%安と軟調。米利下げ時期の不透明感が利ざや改善期待を後退させたほか、香港での台風接近に伴う業務影響懸念も広がった。中国本土市場も反発。主要指標の上海総合指数は前日比0.83%高の3853.64ポイントで引けた。半導体の上げが目立った。また、不動産、医薬、インフラ関連、消費関連なども買われた。半面、銀行や運輸の一角は売られた。 <AK> 2025/09/24 18:38 注目トピックス 外国株 24日の中国本土市場概況:上海総合は反発、米中関係の改善期待などで *18:04JST 24日の中国本土市場概況:上海総合は反発、米中関係の改善期待などで 24日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比31.81ポイント(0.83%)高の3853.64ポイントで引けた。序盤は米国株安や利下げ観測の迷いもあり軟調な地合いで始まったが、午後にかけて半導体・再生可能エネルギー関連が急伸し投資家心理を改善させた。米中関係の改善期待が指数をサポート。中国が米ボーイング機を新規に購入する交渉は最集段階に入っていると報じられた。また、中国の李強首相など政府高官も北京で、米下院議員団との対話を加速しているもようだ。ただ、外部環境の不透明感は依然残る。世界的な金利動向と中国の景況指標動向という二重の足かせが意識された点が重荷。だが政策対応期待と需給改善観測が支えとなり、最終的には反発基調で引けた。セクター別では、ハイテク・新エネルギー関連は物色された。ハイセンス電器(600060/SH) 10.0%高、フジアンチンシャン製紙(600567/SH)が10.1%高、河南黄河旋風(600172/SH)が10.1%高と急騰。市場では半導体部品や電力効率関連の政策支援期待が根強く、業績改善への思惑が買いを誘った。材料株や電力系も堅調で、グリンム材料(600206/SH)が6.2%高と大幅高で引けた。半面、自動車セクターが軟調。上海汽車(600104/SH)が5.6%安、臥龍電気集団(600580/SH)が5.4%安、ハンマテクノロジー(600178/SH)が4.3%安と大幅に下落した。業界全体でEV市場の競争激化や原材料コストの上昇に対する警戒感が再燃しており、売りが優勢となった。また、政策面での支援継続に対する不透明感も投資家心理を冷やす要因となった。金融関連株にも売りが波及。中信証券(600030/SH)が0.6%安、中国招商銀行(600036/SH)が0.5%安、華夏銀行(600015/SH)が0.6%安と軟調だった。その他、建設、不動産、素材関連にも下落銘柄が散見され、上海建工(600170/SH)は7.1%安と大幅安。業績懸念や金利環境の先行き不透明感が圧迫要因となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.68ポイント(0.65%)高の260.74ポイント、深センB株指数が14.01ポイント(1.05%)高の1339.97ポイントで終了した。 <AK> 2025/09/24 18:04

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