注目トピックス 外国株ニュース一覧
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、通貨レアルと原油価格の同時高が好感
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、通貨レアルと原油価格の同時高が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 121162.66 +0.95%7日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1141.14ポイント高(+0.95%)の121162.66で引けた。日中の取引レンジは120,022.23-121,713.23となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアルと原油価格の同時高が好感され、買いは継続。また、インフレ率の落ち着きも支援材料となった。12月のFIPE消費者物価指数の上昇率は0.34%となり、前月の1.17%と予想の0.43%を下回った。一方、米長期金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 78199.11 +0.30%7日のインドSENSEX指数は3日ぶりに小反発。前日比234.12ポイント高(+0.30%)の78199.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.85ポイント高(+0.39%)の23707.90で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、経済指標の改善も好感された。12月のHSBCサービス業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の58.4から59.3に上昇し、4カ月ぶりの高水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3229.64 +0.71%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.72ポイント高(+0.71%)の3229.64ポイントと5日ぶりに反発した。値頃感が着目される流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、昨年10月17日以来、約2カ月半ぶりの安値水準を連日で切り下げていた。当局の相場安定に向けた動きもプラス。上海・深セン証券取引所は昨年末から年初にかけ、複数の大手投資信託に対し、株式売却を制限するよう要請したもようだ。もっとも、上値は限定的。資金流出懸念が依然として続いている。対米ドルの人民元安が進むとの見方が根強い。6日の外国為替市場では、オンショア人民元(CNY)が一時、約16カ月ぶりの安値を更新した。米国の対中圧力も不安材料。米国防総省は6日、車載バッテリー大手の寧徳時代新能源科技(CATL:300750/SZ)など複数企業を中国人民解放軍と関連がある「中国軍事企業」に指定すると発表した(深セン上場するCATL株は2.8%安)。
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2025/01/08 09:50
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、前週の軟調地合いを次ぐ流れ
*10:28JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、前週の軟調地合いを次ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 120021.52 +1.26%6日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.26%(1488.84ポイント)高の120021.52で引けた。日中の取引レンジは118,533.98-120,322.11となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨レアル高が好感され、ブラジル株に買いが広がった。また、中国当局が金融緩和を含む景気対策を追加するとの期待感も引き続き支援材料となった。一方、貿易黒字の縮小や原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 77964.99 -1.59%6日のインドSENSEX指数は続落。前日比1258.12ポイント安(-1.59%)の77964.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同388.70ポイント安(-1.62%)の23616.05で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が指数の足かせに。12月の総合購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の60.7から59.2に低下した。また、2024年度の国内総生産(GDP)予想や11月の鉱工業生産などがそろって翌7日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数を圧迫した。【中国本土】上海総合指数 3206.92 -0.14%週明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.51ポイント安(-0.14%)の3206.92ポイントと小幅に4日続落した。昨年10月17日以来、約2カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。前週の軟調地合いを次ぐ流れ。人民元安が進行する中、本土からの資金流出懸念がくすぶっている。3日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が一時、2023年11月以来の安値を切り下げた。4日はやや元高に戻したものの、依然として安い水準で推移している。また、中国10年国債の上昇(=利回り低下)が止まらず、「株式市場の低迷で投資家が安全資産としての債券にシフトした」との見方も続いている。もっとも下値を叩くような売りはみられない。中国経済の鈍化懸念がくすぶる中、当局が打ち出す景気対策に対する期待感も高まっている。外電が3日、消息筋情報として伝えたところによると、中国政府は国内数百万人の公務員に対し、大幅賃上げを実施したもよう。消費刺激策の一環とみられ、120億-200億米ドル(約1兆8900億-3兆1500億円)の経済効果が期待できるという。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2025/01/07 10:28
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、外国人の売り越しが指数の足かせ
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、外国人の売り越しが指数の足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 118532.68 -1.33%3日のブラジル株式市場は下落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1592.71 ポイント安(-1.33%)の118532.68で引けた。日中の取引レンジは118,403.56-120,355.51となった。横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米長期金利の上昇も警戒された。一方、中国当局が金融緩和に踏み切るとの観測が指数をサポートした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 79223.11 -0.90%3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比720.60ポイント安(-0.90%)の79223.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同183.90ポイント安(-0.76%)の24004.75で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人の売り越しが指数の足かせとなった。また、利下げ時期が通貨ルピー安の進行で先送りされるとの観測も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3211.43 -1.57%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比51.13ポイント安(-1.57%)の3211.43ポイントと3日続落した。昨年10月17日以来、約2カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日までの軟調地合いを次ぐ流れ。中国景況感の悪化や、米長期金利の上昇などが嫌気されている。2日に報告された2024年12月の財新中国製造業PMI(民間集計)は50.5となり、予想(51.7)外に前月(51.5)から低下した。また、3日の中国債券市場で中国10年国債利回りが初めて1.6%を下回る中(債券価格は上昇)、株式市場の低迷で投資家が安全資産としての債券にシフトしたとの見方も出ている。前日に急落した反動で自律反発狙いの買いが先行したものの、上昇の勢いは弱く、指数は程なくマイナスに転じ、引けにかけて下げ幅を広げた。
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2025/01/06 09:54
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、ウクライナとの和平交渉に対する期待の高まり
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、ウクライナとの和平交渉に対する期待の高まり
【ブラジル】ボベスパ指数 120269.31 -0.67%27日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比808.19ポイント安(-0.67%)の120269.31で引けた。日中の取引レンジは120,252.07-121,609.40となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで下げ幅をじりじりと拡大させた。米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、通貨レアル安の進行やインフレ率の加速も嫌気された。12月のFGVインフレ率(IGP-M)上昇率(前年同月比)は前月6.33%から6.54%に加速した。一方、指数の下値は限定的。失業率の低下や成長の加速観測が好感された。【ロシア】MOEX指数 2786.67 +1.06%27日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.22ポイント高(+1.06%)の2786.67となった。日中の取引レンジは2763.48-2798.49となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。ウクライナとの和平交渉に対する期待の高まりが引き続きロシア株の支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、通貨ルーブルの大幅安などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 78699.07 +0.29%27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比226.59ポイント高(+0.29%)の78699.07、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.20ポイント高(+0.27%)の23813.40で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、引けにかけて下げ幅をやや拡大させた。景気対策への期待感が引き続き支援材料。また、経済が安定的に成長するとの観測も好感された。財務省はこのほど、2024年度の成長率について、6.5%になると予測。都市部での自動車販売が堅調に伸びていることなどが挙げられている。【中国本土】上海総合指数 3400.14 +0.06%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.07ポイント高(+0.06%)の3400.14ポイントと続伸した。中国の景気支援スタンスが引き続き相場を支える流れ。外電は24日、消息筋情報として、「中国当局は2025年に3兆人民元(約64兆6000億円)規模の特別国債発行を決定したもよう」などと報じた。発行額は今年の1兆人民元から大幅に拡大し、過去最多を更新する。金融緩和の期待も持続。中国人民銀行(中央銀行)が先ごろ、大規模な資金吸収を実施したことに関し、大手ブローカーのエコノミストは「預金準備率引き下げの可能性が高まったことを意味する」と指摘している。寄り付き直後に公表された11月の工業企業利益については、前年同月比7.3%減と4カ月連続のマイナス成長となったが、減少率は9月の27.1%、10月の10.0%から縮小が続いている。
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2024/12/30 10:02
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、方向感の乏しい展開
*10:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、方向感の乏しい展開
【ブラジル】ボベスパ指数 121077.50 +0.26%26日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比310.93ポイント高(+0.26%)の121077.50で引けた。日中の取引レンジは120,427.86-121,611.92となった。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。クリスマス休暇明けで方向感の乏しい展開となった。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、11月の失業率などが翌27日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き警戒された。【ロシア】MOEX指数 2766.57 +1.23%26日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.74ポイント高(+1.23%)の2766.57となった。日中の取引レンジは2,738.31-2,776.33となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。ウクライナとの和平交渉に対する期待の高まりがロシア株の支援材料。ウクライナ紛争をめぐり、プーチン大統領がきのう26日、スロバキアが提案するウクライナとの和平交渉に前向きの姿勢を示した。一方、原油価格の下落や弱い経済指標などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 78472.48 0.00%26日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比0.39ポイント安(0.00%)の78472.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同22.55ポイント高(+0.10%)の23750.20で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、その後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3398.08 +0.14%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.73ポイント高(+0.14%)の3398.08ポイントと2日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国内景気の鈍化懸念がくすぶる中、当局は景気テコ入れに動くとの見方が広がっている。中国では近く、預金準備率が引き下げられるとの観測が広がっている。また、中国財政部が24日、消費押し上げに向け、2025年の財政支出を加速すると発表したこともプラス材料だ。ただ上値は限定的。香港市場や欧米市場がクリスマス休暇で国内発の新規買い材料に乏しい中、年末を前にした持ち高調整や目先の利益を確定する目的の売りに押された。心理的節目の3400ポイントを小幅に割り込んで取引を終えた。
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2024/12/27 10:24
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 2732.83 +1.56%25日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.87ポイント高(+1.56%)の2732.83となった。日中の取引レンジは2,666.38-2,751.11となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル高の進行が支援材料。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。一方、欧米市場がクリスマス休暇で休場となったため、ロシア市場も積極的な買いは手控えられた。また、弱い経済指標なども指数の足かせとなった。11月の鉱工業生産の増加率は前月の4.8%から3.7%に鈍化した。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3393.53 -0.01%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.18ポイント安(-0.01%)の3393.35ポイントと小反落した。新規買い材料に乏しい中で、投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)はこの日、中期貸出ファシリティ(MLF)を介して金融機関に3000億人民元を供給した。金利は前回と同じ2%に据え置かれた。MLFの公開市場操作(オペ)を通じ、2014年以来最大となる1兆1500億人民元(約25兆円)を金融システムから吸収している。ただ、下値は限定的。心理的節目の3400ポイント付近でもみ合う展開がみられた。中国では近く、預金準備率が引き下げられるとの観測が広がっている。また、中国財政部が24日、消費押し上げに向け、2025年の財政支出を加速すると発表したこともプラス材料だ。
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2024/12/26 09:57
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で高値警戒感が強まり
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で高値警戒感が強まり
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 2690.96 -0.43%24日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.52ポイント安(-0.43%)の2690.96となった。日中の取引レンジは2,678.86-2,722.65となった。中盤はプラス圏を回復したが、終盤はマイナス圏に転落した。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、欧米市場がクリスマス休暇の準備などでロシア市場も閑散取引となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 78472.87 -0.09%24日のインドSENSEX指数は小反落。前日比67.30ポイント安(-0.09%)の78472.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.80ポイント安(-0.11%)の23727.65で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、終盤はマイナス圏に転落した。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは連日で過去最安値を更新した。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで7日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3393.53 +1.26%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.27ポイント高(+1.26%)の3393.53ポイントと4日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日まで3日続落し、11月29日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国の金融緩和に対する期待感も追い風。中国では近く、預金準備率が引き下げられるとの観測が広がっている。また、中国財政部が24日、消費押し上げに向け、2025年の財政支出を加速すると発表したこともプラス材料だ。人民元安の進行や米国の対中圧力を警戒し、朝方は上値の重い場面もみられたが、指数は上げ幅を徐々に拡大させている。
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2024/12/25 09:49
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シーラテクノロジーズ---東京都北区の新築マンションをブラックロックのリアルエステート部門の私募ファンドへ譲渡
*18:42JST シーラテクノロジーズ---東京都北区の新築マンションをブラックロックのリアルエステート部門の私募ファンドへ譲渡
シーラテクノロジーズは20日、子会社のシーラが、ペットと共に快適に暮らせる設計を採用した新築ブランドマンション「SYFORME NISHI-SUGAMO」を、ブラックロックのリアルエステート部門が運用する私募ファンドへ譲渡したと発表した。同物件は、東京都北区に所在し、都営地下鉄三田線「西巣鴨」駅から徒歩7分である。敷地面積546.40平方メートル、延床面積2,044.96平方メートルの鉄筋コンクリート造・地上5階建(総戸数45戸)である。12月下旬に竣工予定である。シーラは、国内外の投資家への投資機会を拡大する取り組みを進めており、これまで「SYFORME」シリーズ4棟をブラックロックの私募ファンドへ譲渡している。また、新ブランド「SYFORME NEXT」を立ち上げ、プロパティマネジメントおよび建物管理業務を受託している。シーラは今後も、SYFORMEシリーズおよびSYFORME NEXTのプロジェクトを通じて、ブラックロックのリアルエステート部門が運用する私募ファンドとの協業を強化し、日本国内の不動産市場での連携をさらに深めていく。シーラとブラックロックは、ペット共生型マンションのシリーズ化を進め、今後の供給に力を注ぎ、国内不動産投資市場における新たな投資機会の創出と、プロパティマネジメントの充実に尽力していく。
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2024/12/24 18:42
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、インフレ加速が圧迫材料
*10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、インフレ加速が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 120766.57 -1.09%23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1335.58ポイント)安の120766.57で引けた。日中の取引レンジは120,617.32-122,104.68となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。インフレ率の加速や2024年末のインフレ予想が上方修正されたことが嫌気された。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、クリスマス休暇を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。2024年の成長予想は前回調査の3.42%から3.49%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 2702.48 +2.43%23日のロシア株式市場は大幅に4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.43%(64.06ポイント)高の2702.48となった。日中の取引レンジは2,658.64-2,738.70となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利上げの先送りが引き続き好感され、買いは継続。また、米株高や中国の金融緩和期待などもサポート材料となった。ほかに、通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。【インド】SENSEX指数 78540.17 +0.64%23日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比498.58ポイント高(+0.64%)の78540.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.95ポイント高(+0.70%)の23753.45で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。ほかに、利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3351.26 -0.50%週明け23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.81ポイント安(-0.50%)の3351.26ポイントと3日続落した。11月29日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。人民元安の進行が懸念される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定したものの、外国為替市場では再び元安が進み、19日に付けた約13カ月ぶりの低水準に接近している。中国本土からの資金流出も警戒される状況だ。中国本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)を通じた取引では、本土投資家の香港株買いが記録的なペースで拡大している。そのほか、トランプ氏の米大統領就任式を来月20日に控え、米新政権の高関税スタンスも不安視された。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国当局は近く、預金準備率の引き下げなど追加の金融緩和を打ち出すとの見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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2024/12/24 10:17
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、前日の軟調地合いを次ぐ流れ
*10:21JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、前日の軟調地合いを次ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 122102.15 +0.75%20日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.75%(914.24ポイント)高の122102.15で引けた。日中の取引レンジは120,700.49-122,209.26となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米株高や米長期金利の上昇が一服していることが支援材料。また、インフレ率の落ち着きも利下げ期待を高めた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2638.42 +9.19%20日のロシア株式市場は大幅に3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.19%(221.97ポイント)高の2638.42となった。日中の取引レンジは2,419.65-2,652.58となった。前日の終値でもみ合った後は上げ幅を急速に拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利上げの先送りが好感され、買いが広がった。ロシア中央銀行は20日、政策金利を年21.00%に据え置くと決定。市場予想は年23.00%への利上げだった。また、原油価格の上昇や米長期金利が一服していることも支援材料となった。【インド】SENSEX指数 78041.59 -1.49%20日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1176.46ポイント安(-1.49%)の78041.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同364.20ポイント安(-1.52%)の23587.50で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料。米長期金利の上昇を受け、ルピーの対米ドルレートは前日19日に再び過去最安値を更新した。また、外国人投資家(FII)の売り継続も嫌気された。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3368.07 -0.06%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.96ポイント安(-0.06%)の3368.07ポイントと続落した。前日の軟調地合いを次ぐ流れ。米長期金利の上昇が嫌気されている。昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、一時、約7カ月ぶりの高水準を付けた。米金融当局が2025年利下げペースの鈍化見通しを示す中、足元ではインフレの警戒感も高まっている。人民元安の進行も警戒。米中金利差を背景に、足元では対米ドルの人民元相場が約13カ月ぶりの元安水準で推移している。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が支えだ。朝方公表された実質的な政策金利となる12月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、年内に預金準備率が引き下げられるとの期待は続いている。
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2024/12/23 10:21
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 121187.91 +0.34%19日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比416.02ポイント高(+0.34%)の121187.91で引けた。日中の取引レンジは120,768.22-121,769.57となった。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまでプラス圏で推移した。前日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢。また、通貨レアル高の進行も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落が警戒されたほか、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2416.45 +0.29%19日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.10ポイント高(+0.29%)の2416.45となった。日中の取引レンジは2410.22-2468.98となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。インフレ率の鈍化が引き続き好感されたほか、通貨ルーブル高もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落が警戒されたほか、利上げ観測が引き続き嫌気された。翌20日に発表される政策金利はこれまでの21.00%から23.00%まで引き上げられると予測されている。【インド】SENSEX指数 79218.05 -1.20%19日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比964.15ポイント安(-1.20%)の79218.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同247.15ポイント安(-1.02%)の23951.70で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、インド株も売りが先行。また、2025年の米国の利下げ予想が従来を下回るとの観測も外資の流出懸念を強めた。ほかに、貿易赤字の拡大が指数の足かせ。11月の貿易赤字は378億4000万米ドルとなり、過去最大を記録した。【中国本土】上海総合指数 3370.03 -0.36%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.18ポイント安(-0.36%)の3370.03ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金利の急上昇や、人民元安の進行が嫌気されている。昨夜まで開催(日本時間)のFOMCでは予想通り0.25%利下げを決定したが、2025年の利下げ回数見通しを従来の4回から2回に修正。米債券市場では米10年債利回りが急上昇し、今年5月30日以来の水準にまで高まった。中央銀行の中国人民銀行は19日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向へと設定。19日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年11月上旬以来の低水準で推移している。ただ、下値は限定的。11月の中国経済統計が弱い内容となる中、当局は景気支援の動きを強めるとの見方が相場を支えている。エコノミストからは、中国政府は近く金融緩和策を打ち出す見通しとの声も聞かれた。指数は引けにかけて下げ幅を徐々に縮小している。
<CS>
2024/12/20 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 120771.88 -3.15%18日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3.15%(3926.16ポイント)安の120771.88で引けた。日中の取引レンジは123560.06-125301.37となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。2025年の米利下げ予想が従来から減少したことが警戒され、売りが広がった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。ほかに、インフレ加速などが引き続き嫌気された。【ロシア】MOEX指数 2409.35 +1.35%18日のロシア株式市場は7日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.35%(32.20ポイント)高の2409.35となった。日中の取引レンジは2,380.50-2,410.19となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、米利下げペースの減速予想が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 80182.20 -0.62%18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比502.25ポイント安(-0.62%)の80182.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同137.15ポイント安(-0.56%)の24198.85で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートはきのう17日、再び過去最安値を更新した。また、不透明な米金融政策も外資の流出懸念を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはきのう18日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3382.21 +0.62%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.72ポイント高(+0.62%)の3382.21ポイントと4日ぶりに反発した。中国政府の株価支援スタンスが相場を支える流れ。国務院国有資産監督管理委員会は17日、中央企業(中央政府直属の国有企業)傘下企業の価値向上に向け、現金配当引き上げなど、時価総額管理の強化を要求した。「中字頭」(社名が「中国」で始まり、政府系企業を親会社に持つ)銘柄に買いが先行している。また、11月の中国経済統計が弱い内容となる中、当局は景気支援の動きを強めるとの見方が改めて意識された。エコノミストからは、中国政府は近く金融緩和策を打ち出す見通しとの声も聞かれた。ただ、上値は限定的。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表(日本時間19日未明)を前に、様子見ムードも漂っている。
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2024/12/19 10:20
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続落、地政学リスクを引き続き警戒
*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続落、地政学リスクを引き続き警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 124698.04 -0.92%17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.92%(1137.98ポイント)安の124698.04で引けた。日中の取引レンジは123560.06-125301.37となった。横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、成長予想の上方修正が改めて好感された。一方、不透明な米金融政策などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2377.15 -1.78%17日のロシア株式市場は6日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.78%(43.15ポイント)安の2377.15となった。日中の取引レンジは2,370.28-2,414.17となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。地政学リスクが引き続き警戒され、売りは継続。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。ほかに、10-12月期の消費者信頼感指数などが翌日に発表されるため、慎重ムードも強まった。外部環境では、不透明な米金融政策が外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 80684.45 -1.30%17日のインドSENSEX指数は続落。前日比1064.12ポイント安(-1.30%)の80684.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同332.25ポイント安(-1.35%)の24336.00で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。米長期金利の上昇を受け、ルピーの対米ドルレートは先週13日、再び過去最安値を更新した。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3361.49 -0.73%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.85ポイント安(-0.73%)の3361.49ポイントと3日続落した。11月29日以来の安値水準に落ち込んでいる。前日の軟調地合いを次ぐ流れ。中国景気の鈍化が懸念されている。16日までに公表された中国経済統計では、鉱工業生産は伸びが加速したものの、小売は予想外の減速。金融も予想を下回り、1-11月の不動産開発投資はマイナスが拡大した。また、米長期金利が上昇基調を強める中、対米ドルの人民元安が進んでいることも重しとなっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。外電は17日、中国政府は2025年の財政赤字比率について、24年の対GDP比3%を上回る4%に設定し、経済成長率目標は「5%前後」で維持することを決定したと報じた。金融緩和の期待も根強い。預金準備率や政策金利の引き下げ観測を受け、中国の10年債利回りは過去最低水準で推移している。指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。
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2024/12/18 10:19
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、インフレ率の加速観測が圧迫材料
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、インフレ率の加速観測が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 123560.06 -0.84%16日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1052.16ポイント安(-0.84%)の123560.06で引けた。日中の取引レンジは123,495.17-124,955.95となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。インフレ率の加速観測が圧迫材料。2024年末時点のインフレ率予想は前回調査の4.84%から4.89%に引き上げられた。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。24年の成長予想は前回の3.39%から3.42%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 2420.30 -2.61%16日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.90ポイント安(-2.61%)の2420.30となった。日中の取引レンジは2,419.57-2,474.62となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ロシアと親密関係を持っているシリアのアサド政権の崩壊など地政学リスクがロシア株の売り圧力を強めた。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、利下げ観測が引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 81748.57 -0.47%16日のインドSENSEX指数は小反落。前日比384.55ポイント安(-0.47%)の81748.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同100.05ポイント安(-0.40%)の24668.25で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。米長期金利の上昇が警戒され、売りは優勢。また、米利下げペースの減速観測も外資の流出懸念を強めた。国内では、成長の鈍化懸念が引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3386.33 -0.16%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.55ポイント安(-0.16%)の3386.33ポイントと続落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国景気の鈍化が意識されたほか、人民元安の進行も懸念された。取引時間中に公表された11月の各種統計では、小売売上高が前年同月比3.0%増にとどまり、予想(5.0%増)に反し、前月(4.8%増)から減速した。1-11月の不動産開発投資はマイナスが拡大している。13日公表された金融統計では、新規融資の伸びが小幅にとどまり、予想を大きく下回った。16日の外国為替市場では対米ドルの人民元安が進み、7月以来の低水準を付けた12月3日の水準に接近している。ただ、下値は限定的。「景気不安は景気対策につながる」との見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。また、中国証券監督管理委員会が株式市場の安定化策を強化すると発表したことも材料視されている。
<CS>
2024/12/17 09:41
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日ぶりに反落、好材料の出尽くし感が意識される流れ
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日ぶりに反落、好材料の出尽くし感が意識される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124612.22 -1.13%13日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1429.99ポイント安(-1.13%)の124612.22で引けた。日中の取引レンジは124,578.23-126,290.33となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げペースの減速観測が警戒され、売りは継続。また、予想以上の利上げも引き続き嫌気された。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。一方、経済指標の改善が指数をサポートした。10月の経済活動指数の上昇率(前年同月比)は7.31%となり、前月の5.31%と予想の6.40%を上回った。【ロシア】MOEX指数 2485.20 -0.30%13日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.43ポイント安(-0.30%)の2485.20となった。日中の取引レンジは2,466.73-2,487.42となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。利上げ観測が嫌気され、売りは継続。翌週20日に発表される予定となる政策金利は年21.00%から23.00%に引き上げられる見通しだ。また、インフレ率の加速なども足かせに。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 82133.12 +1.04%13日のインドSENSEX指数は反発。前日比843.16ポイント高(+1.04%)の82133.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同219.60ポイント高(+0.89%)の24768.30で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の鈍化が利下げ期待を高めた。11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の6.21%から5.48%に鈍化し、予想の5.50%を下回った。また、経済指標の改善が指数をサポート。10月の鉱工業生産の増加率は前月の3.1%から3.5%に加速した。【中国本土】上海総合指数 3391.88 -2.01%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比69.62ポイント安(-2.01%)の3391.88ポイントと4日ぶりに反落した。好材料の出尽くし感が意識される流れ。中国で12日、翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」が2日間の日程を終えて閉幕した。財政赤字比率の拡大で内需を刺激する方針などを決定したが、内容は想定の範囲内で、一部のエコノミストは、消費刺激の具体性に欠けると指摘している。中国指標の発表も気がかり。週明け16日に11月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、15日までに金融も予定されている。また、上海総合指数は前日まで、約1カ月ぶりの高値水準を連日で切り上げていただけに、戻り待ちの売りも出た。
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2024/12/16 09:40
注目トピックス 外国株
アスクル、2Q営業利益 16.8%減 60.28億円---決算チェック
*08:26JST アスクル、2Q営業利益 16.8%減 60.28億円---決算チェック
アスクル<2678>が発表した2025年5月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比2.9%増の2379億3200万円、営業利益は同16.8%減の60億2800万円だった。eコマース事業については、いずれの事業も堅調に伸長したが、為替影響等による売上総利益率の低下に加えて、「ASKUL関東DC」に係る地代家賃の固定費の増加もあり、増収減益となった。■プラスベルグアース<1383>:通期神戸物産<3038>:通期山岡家<3399>:四半山王<3441>:四半SCAT<3974>:通期Pアンチエイジ<4934>:四半ゼネパッカー<6267>:四半ヤーマン<6630>:中期ナレルグループ<9163>:通期丹青社<9743>:四半■マイナスニッソウ<1444>:四半太洋基礎<1758>:修正YKT<2693>:修正アールエイシ<3248>:通期カラダノート<4014>:四半アルチザ<6778>:四半マーキュリアHD<7347>:修正デリバリコンサル<9240>:四半■中立土屋HD<1840>:通期ケア21<2373>:通期ブラス<2424>:四半アスクル<2678>:中期新都HD<2776>:四半ツクルバ<2978>:四半ストレージ王<2997>:四半マーチャント<3121>:通期Hamee<3134>:中期丸善CHI<3159>:四半ミサワ<3169>:四半ジェネパ<3195>:通期クロスプラス<3320>:四半バルニバービ<3418>:四半稲葉製作<3421>:四半ビーロット<3452>:修正日東網<3524>:中期モルフォ<3653>:通期エニグモ<3665>:四半ギガプライズ<3830>:中期FB<3843>:中期バリューゴルフ<3931>:四半シャノン<3976>:通期ブレインズ<4075>:四半アピリッツ<4174>:四半coly<4175>:四半ライトワークス<4267>:四半CINC<4378>:修正HEROZ<4382>:中期スマレジ<4431>:中期Link-UG<4446>:四半ラクオリア創薬<4579>:修正ナトコ<4627>:通期アクシージア<4936>:四半ノバック<5079>:中期リンカーズ<5131>:四半テクノロジーズ<5248>:四半エコナビスタ<5585>:通期共和工業<5971>:中期イトクロ<6049>:通期ウエスコHD<6091>:四半スミダ<6817>:修正多摩川HD<6838>:通期トミタ電機<6898>:四半フロンティアI<7050>:中期グローバルスタイル<7126>:四半のむら産業<7131>:通期アシロ<7378>:通期サーキュ<7379>:四半オーエムツー<7614>:四半NATTY<7674>:四半ダブルエー<7683>:四半オービス<7827>:通期ウイルコHD<7831>:通期総合商研<7850>:四半光・彩<7878>:四半マツモト<7901>:中期ミロク<7983>:通期ナイガイ<8013>:四半トルク<8077>:通期正栄食<8079>:通期ファースト住建<8917>:修正売れるネット広告<9235>:四半ジャパンM&A<9236>:通期笑美面<9237>:修正AB&C<9251>:通期ギフトHD<9279>:通期ReYuu Japan<9425>:通期ウィルソンLW<9610>:中期きんえい<9636>:四半VIS<130A>:修正イタミアート<168A>:四半学びエイド<184A>:中期アストロスケール<186A>:中期フィットイージー<212A>:通期リベラウェア<218A>:四半
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2024/12/16 08:26
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、成長予想の下方修正が足かせに
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、成長予想の下方修正が足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 126042.21 -2.74%12日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3551.10ポイント安(-2.74%)の126042.21で引けた。日中の取引レンジは125,828.56-129,587.08となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。予想以上の利上げが圧迫材料。ブラジル中央銀行はきょう12日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を年11.25%から12.25%に引き上げると決定。市場予想は12.00%までの利上げだった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、経済指標の改善が指数をサポート。10月の小売売上高の増加率は6.5%となり、前月の2.3%と予想の4.8%を上回った。【ロシア】MOEX指数 2492.63 -0.79%12日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.91ポイント安(-0.79%)の2492.63となった。日中の取引レンジは2,488.08-2,548.06となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も嫌気された。11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は8.88%となり、前月の8.54%を上回った。ほかに、7-9月期の国内総生産(GDP、速報)が今週末に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。【インド】SENSEX指数 81289.96 -0.29%12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比236.18ポイント安(-0.29%)の81289.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.10ポイント安(-0.38%)の24548.70で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が足かせに。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想これまでの7.0%から6.5%に引き下げた。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が予想以上に鈍化したことや、公共投資の伸び鈍化や食品価格の高騰などが挙げられた。また、10月の鉱工業生産などがきょう取引終了後に発表されるため、慎重ムードも強まった。【中国本土】上海総合指数 3461.50 +0.85%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.01ポイント高(+0.85%)の3461.50ポイントと3日続伸した。11月11日以来、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。前日までの好地合いを次ぐ流れ。追加経済対策に対する期待が相場を押し上げている。翌年の経済政策方針を決定する「中央経済工作会議」は、きょう12日に閉幕するもようだ。会議の終了後には、国営メディアがその内容を報じるのが通例となる。それに先立ち9日に開催された中央政治局会議では、「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を来年実施する方針が確認された。資金流入の期待も高まる。「中国版iDeCo」と呼ばれる個人養老金制度について、実施範囲が今月15日付で全国に拡大されると伝わった(これまでは北京、上海、深セン、広州など36のモデル都市で実施)。指数は上げ幅を徐々に広げている。
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2024/12/13 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、通貨ルーブルの大幅下落やインフレ加速が圧迫材料
*10:17JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、通貨ルーブルの大幅下落やインフレ加速が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 129593.31 +1.06%11日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.06%(1364.82ポイント)高の129593.31で引けた。日中の取引レンジは127,361.90-130,898.89となった。軟調な展開が続いた後は終盤に買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。一方、政策金利の発表を控え、慎重ムードが強まった。なお、ブラジル中央銀行はきょう12日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を年11.25%から12.25%に引き上げると決定。市場予想は12.00%までの利上げだった。【ロシア】MOEX指数 2512.54 -0.40%11日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.40%(10.21ポイント)安の2512.54となった。日中の取引レンジは2,499.82-2,531.95となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。通貨ルーブルが対米ドルで大幅下落したことが圧迫材料。また、インフレ加速も利下げ期待を後退させた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 81526.14 +0.02%11日のインドSENSEX指数は強含み。前日比16.09ポイント高(+0.02%)の81526.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.75ポイント高(+0.13%)の24641.80で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米消費者物価指数(CPI)が11日に控えるほか、国内では10月の鉱工業生産などが翌12日に発表されるため、見極めるムードが強まった。また、インド準備銀行(中央銀行)がインフレ率と国内総生産(GDP)成長率のバランス制御を最重要課題に位置付ける方針を示したことも、早期の利下げ期待を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3432.49 +0.29%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.87ポイント高(+0.29%)の3432.49ポイントと続伸した。11月13日以来、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。中国経済対策の期待感が引き続き支えとなる流れ。翌年の経済政策方針を決定する「中央経済工作会議」は、11-12日に開かれる見込みだ。来年スタートするトランプ米新政権の高関税方針に対応するため、一段の景気対策が打ち出されるとの見方が広がっている。9日に開催された中央政治局会議では、「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を来年実施する方針が確認された。市場関係者の間からは、預金準備率や政策金利が引き下げられると予想されている。
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2024/12/12 10:17
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 128228.49 +0.80%10日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1018.30ポイント高(+0.80%)の128228.49で引けた。日中の取引レンジは127,212.60-128,510.50となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。米消費者物価指数(CPI)の発表が翌日に控えるため、慎重ムードが強まった。また、インフレ率の加速も指数の足かせとなった。11月の拡大消費者物価指数(IPCA)は4.87%となり、前月の4.76%と予想の4.85%を上回った。【ロシア】MOEX指数 2522.75 -1.95%10日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.14ポイント安(-1.95%)の2522.75となった。日中の取引レンジは2,515.76-2,570.01となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定が優勢となった。また、欧米市場の下落なども懸念材料。ほかに、米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、慎重ムードが強まった。一方、原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81510.05 +0.00%10日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比1.59ポイント高(+0.00%)の81510.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.95ポイント安(-0.04%)の24610.05で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際に再び買い戻された。インフレ率の鈍化観測が支援材料。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、食品価格の下落を受け、10月のインドのインフレ率が10月の6.2%から5.5%に鈍化するとの見方を示した。また、外資の流入が加速していることも好感された。2024年度の海外直接投資額(FDI)は前年同期比45%増加した。【中国本土】上海総合指数 3422.66 +0.59%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.13ポイント高(+0.59%)の3422.66ポイントと反発した。11月13日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」が11-12日に開催されると伝わる中、9日には中央政治局会議が開催された。政治局会議では、来年は「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針が確認されている。金融政策はこれまでの「穏健な(中立的な)」から「適度に緩和」に変更。方針転換は、リーマン・ショック後以来14年ぶりだ。そのほか、今回初めて住宅市場と株式市場の安定化を図る方針も示されている。また、李強・首相は9日、国際通貨基金(IMF)や世界銀行など国際機関10団体の代表らとの会合で、中国内需の拡大に向け、マクロ経済政策の強化などあらゆる手段を講じていくと表明した。
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2024/12/11 09:50
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、指標発表前に買いが手控えられる流れ
*10:29JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、指標発表前に買いが手控えられる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 127210.19 +1.00%9日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.00%(1264.52ポイント)高の127210.19で引けた。日中の取引レンジは125,945.89-127,541.62となった。買いが先行した後上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、成長予想の上方修正も好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回調査の3.22%から3.39%に上方修正された。一方、24年末時点のインフレ予想は前回の4.71%から4.84%に引き上げられた。また、シリアのアサド政権崩壊などを受けた地政学的リスクも指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2572.89 +1.45%9日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.45%(36.66ポイント)高の2572.89となった。日中の取引レンジは2,543.94-2,586.31となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米追加の利下げ観測や中国当局が景気対策を追加するとの観測も支援材料。一方、シリアのアサド政権崩壊などを受けた地政学的リスクが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81508.46 -0.25%9日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比200.66ポイント安(-0.25%)の81508.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同58.80ポイント安(-0.24%)の24619.00で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。成長の鈍化観測が警戒された。SBI銀行は最新リポートで、インド準備銀行(中央銀行)が6日に開催した金融政策決定会合で、2024年度の成長予想をこれまでの7.2%から6.6%に下方修正したと指摘。実際の成長率が6.6%を下回るとの見方を示した。SBI銀は、24年度の成長率が6.3%まで鈍化すると予測した。【中国本土】上海総合指数 3402.53 -0.05%週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.54ポイント安(-0.05%)の3402.53ポイントと3日ぶりに反落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では今週から来週にかけ、11月の各種経済統計の公表が集中する。あす10日に貿易、16日に小売売上高や鉱工業生産などが報告される予定だ。また金融も15日までに予定されている。内容を見極めたいとするスタンスも強まった。また、上海総合指数は先週、約3週ぶりの高値水準を回復したとあって、売り圧力も意識されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が持続している。翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、11-12日に開催される見通しだ。中国経済の鈍化懸念がくすぶる中、当局は金融・財政政策を強めるとの見方も広がっている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2024/12/10 10:29
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに小反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
*10:15JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに小反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 125945.67 -1.50%6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.50%(1911.91ポイント)安の125945.67で引けた。日中の取引レンジは125,833.31-127,871.80となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も嫌気された。11月のFGVインフレ率(IGP-DI)上昇率は6.62%となり、前月の5.91%と予想の6.48%を上回った。一方、米追加の利下げ観測などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2536.23 +1.01%6日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.01%(25.40ポイント)高の2536.23となった。日中の取引レンジは2,505.90-2,552.60となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米追加の利下げ観測が好感され、買いは継続した。一方、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行も輸出銘柄の圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 81709.12 -0.07%6日のインドSENSEX指数は6日ぶりに小反落。前日比56.74ポイント安(-0.07%)の81709.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.60ポイント安(-0.12%)の24677.80で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢。また、米雇用統計や国内の政策金利の発表を控え、見極めるムードも強まった。なお、インド準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利を年6.5%に据え置いたものの、現金準備率を4.5%から4.0%に引き下げた。【中国本土】上海総合指数 3404.08 +1.05%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.22ポイント高(+1.05%)の3404.08ポイントと続伸した。11月13日以来、約3週ぶりの高値水準を回復している。前日の好地合いを次ぐ流れ。当局の市場支援スタンスが引き続き好感されている。上場企業の自社株買いを支援するために導入された融資制度について、中国当局が企業寄りの見直しを行ったもよう――と伝わった。金融緩和にも期待感。6日の中国債券市場では、10年債利回りが連日で過去最低水準を更新して推移している。
<AK>
2024/12/09 10:15
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、連日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、連日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 126087.02 +1.40%5日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1770.56ポイント高(+1.40%)の127857.58で引けた。日中の取引レンジは126,087.09-127,989.06となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、欧州株高も買い安心感を与えた。一方、米雇用統計の発表を控え、慎重ムードが強まった。また、米長期金利の上昇なども懸念材料となった。【ロシア】MOEX指数 2,510.83 +1.00%5日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.83ポイント高(+1.00%)の2,510.83となった。日中の取引レンジは2,438.84-2,525.45となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の大幅安を受けた反動から買い戻しが優勢となった。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の物色手掛かりとなった。一方、米雇用統計の発表などを控え、積極的に上値を追う展開は見られなかった。【インド】SENSEX指数 81765.86 +1.00%5日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比809.53ポイント高(+1.00%)の81765.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同240.95ポイント高(+0.98%)の24708.40で取引を終えた。前半は弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。成長予想の上方修正も好感された。経済協力開発機構(OECD)は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想を5月に予想した6.6%から6.8%に引き上げた。堅調な投資伸びや農業部門の生産高の増加などが挙げられた。また、政府が内陸水路の整備に総工費の35%の補助金を拠出する計画を示したことも、対象セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3368.86 +0.13%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.21ポイント高(+0.13%)の3368.86ポイントと反発した。市場支援スタンスが相場を支える流れ。上場企業の自社株買いを支援するために導入された融資制度について、中国当局が見直しを行ったもよう――と伝わった。報道によれば、同融資制度について、金融機関による同融資の上限をこれまでの70%から90%に引き上げる。株価の上昇要因となるため、投資家の投資意欲も向上すると期待された。また、中国当局は金融・財政政策を強めるとの期待も根強い。金融政策では、年内に預金準備率が引き下げられるとの観測も流れている。
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2024/12/06 09:40
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、弱い経済指標が足かせ
*10:11JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、弱い経済指標が足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 126087.02 -0.04%4日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.04%(52.18ポイント)安の126087.02で引けた。日中の取引レンジは125,828.01-126,719.76となった。中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が足かせとなった。また、インフレ率の加速懸念や原油価格の下落も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇がサポート材料となった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2485.62 -2.14%4日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.14%(54.38ポイント)安の2485.62となった。日中の取引レンジは2,482.37-2,555.99となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。ほかに、ウクライナ問題をめぐる欧米との対立激化などが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 80956.33 +0.14%4日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比110.58ポイント高(+0.14%)の80956.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.30ポイント高(+0.04%)の24467.45で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。預金準備率の引き下げ観測が好感された。7-9月期のGDP成長率が予想以上に鈍化したことを受け、インド準備銀行(中央銀行)が予定より早く預金準備率の引き下げを実施すると期待されている。また、欧州株の上昇も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3364.65 -0.42%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.16ポイント安(-0.42%)の3364.65ポイントと4日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中対立の激化や、米金利上昇が懸念されている。中国商務部は3日、ガリウムやゲルマニウム、アンチモンなど半導体材料となるデュアルユース(軍事と民生の両用)に関連する物資の米向け輸出規制を強化すると発表した。バイデン米政権が2日、新たな対中半導体規制を発表したことに対する対抗措置とみられる。昨夜の米債券市場では、堅調な米雇用指標を受け、米10年債利回りが上昇した。米金利の先高観が意識される中、資金流出の懸念も依然くすぶっている。
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2024/12/05 10:11
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、銀行株上げ主導
*10:19JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、銀行株上げ主導
【ブラジル】ボベスパ指数 126139.20 +0.72%3日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比903.66ポイント(+0.72%)高の126139.20で引けた。日中の取引レンジは125,233.45-126,417.20となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。国内総生産(GDP)の上振れが支援材料。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は0.9%となり、前期の1.4%を下回ったものの、予想の0.8%を上回った。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、インフレ率の加速懸念などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2539.64 -1.83%3日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比47.36ポイント安(-1.83%)の2539.64となった。日中の取引レンジは2523.54-2588.87となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、11月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)などが翌4日に発表されるため、慎重ムードも強まった。ほかに、ウクライナ問題をめぐる欧米との対立などが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 80845.75 +0.74%3日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比597.67ポイント高(+0.74%)の80845.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.10ポイント高(+0.75%)の24457.15で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、2024年度下半期の成長率が上半期から加速するとの見通しも好感された。ほかに、景気対策への期待感が引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3378.81 +0.44%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.82ポイント高(+0.44%)の3378.81ポイントと3日続伸した。追加経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は11日に開催される――と事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。中国景気の回復遅れが指摘される中、当局は金融・財政政策を強めるとの期待も根強い。市場では、会議の後、預金準備率が引き下げられるとの見方も広がっている。ただ、上値は限定的。人民元安の進行や、米中対立激化の警戒感が重しだ。バイデン米政権は2日、新たな対中半導体規制を発表。中国商務部は同日、強く反対するとコメントしている。指数は安く推移する場面もみられた。
<NH>
2024/12/04 10:19
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、景気対策への期待感などが引き続き好感
*10:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、景気対策への期待感などが引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 125235.54 -0.34%2日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.34%(432.29ポイント)安の125235.54で引けた。日中の取引レンジは124,733.89-125,901.06となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせに。また、経済指標の悪化も圧迫材料となった。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.3となり、前月の52.9を下回った。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。24年の成長予想は前回調査の3.17から3.22に改善した。【ロシア】MOEX指数 2586.74 +0.34%2日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.34%(8.74ポイント)高の2586.74となった。日中の取引レンジは2578.52-2600.28となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。堅調な経済指標が支援材料。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3となり、前月の50.6を上回った。また、欧州市場の上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、欧米との対立やウクライナ情勢の緊迫化などが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 80248.08 +0.56%2日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比445.29ポイント高(+0.56%)の80248.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.95ポイント高(+0.60%)の24276.05で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待感などが引き続き好感された。7-9月期の国内総生産(GDP)が予想以上に落ち込んだため、当局が景気対策を追加するとみられている。また、欧州市場の上昇も終盤の買いにつながった。【中国本土】上海総合指数 3363.98 +1.13%週明け2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.53ポイント高(+1.13%)の3363.98ポイントと続伸した。投資家心理が上向く流れ。中国景況感の改善や追加経済対策の期待感がプラスだ。週末に公表された国家統計局などによる11月の景況感指数に関しては、製造業PMIが50.3に上向き、市場予想(50.2)も上回っている。また、取引時間中に発表された民間集計の財新・中国製造業PMIは予想(50.6)を上回る51.5に上向き、5カ月ぶりの高水準に達した。経済対策に関しては、年内の預金準備率引き下げ観測が依然流れている。金融当局が緩和スタンスを強めるとの見方で、中国債券市場では、10年債利回りの低下に勢いがつき、足元では約22年ぶりの低水準を付けた。
<AK>
2024/12/03 10:52
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、経済指標の改善が引き続き好感
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、経済指標の改善が引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 125667.83 +0.85%29日のブラジル株式市場は小幅反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1057.42ポイント高(+0.85%)の125667.83で引けた。日中の取引レンジは123,946.16-126,055.96となった。朝方は軟調な動きを示したが、その後は買い戻された。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行や失業率の低下なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落やウクライナ情勢の緊迫化などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2578.00 +1.18%29のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比30.00ポイント高(+1.18%)の2578.00となった。日中の取引レンジは2533.99-2581.88となった。売りが先行した後買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、トランプ次期米大統領の就任に伴うウクライナ紛争の早期終結に対する期待から買いは継続。一方、原油価格の下落や足元でのウクライナ情勢の緊迫化などが引き続き懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 79802.79 +0.96%29日のインドSENSEX指数は反発。前日比759.05ポイント高(+0.96%)の79802.79、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同216.95ポイント高(+0.91%)の24131.10で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利下げ期待の高まりが支援材料。政府は利下げしやすい環境を整えるため、消費者物価指数(CPI)の構成品目から食料品を排除することを検討していると報じられている。また、景気対策への期待感なども引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3326.46 +0.93%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.76ポイント高(+0.93%)の3326.46ポイントと反発した。人民元安進行の一服が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は29日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向に設定した。29日の外国為替市場では、人民元が11月中旬の水準まで上昇している。追加経済対策の期待感も持続。12月開催予定の「中央経済工作会議」に関し、政府顧問は2025年の経済成長目標について「5%確保」とすることを提案する方針――などと先ごろ報じられる中、当局は目標達成のため、金融・財政政策を強化するとの見方が広がっている。ただ、上値は限定的。指標発表が気がかりだ。中国ではあす30日に11月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMI、12月2日に民間集計の財新・中国製造業PMI、4日に財新・中国サービス業PMIが4日に発表される。
<CS>
2024/12/02 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、ウクライナ情勢の緊迫化などを警戒
*10:21JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、ウクライナ情勢の緊迫化などを警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 124610.41 +2.40%28日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2.40%(3058.20ポイント)高の124610.41で引けた。日中の取引レンジは124,389.63-127,667.73となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢の緊迫化が警戒され、リスク回避の売りが優勢。また、インフレ加速も圧迫材料となった。11月のFGVインフレIGPMの上昇率(前年同月比)は6.33%となり、前月の5.59%と予想の6.19%を上回った。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。【ロシア】MOEX指数 2547.88 +2.24%28のロシア株式市場は上昇。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.24%(55.88ポイント)高の2547.88となった。日中の取引レンジは2,502.00-2,560.55となった。買いが先行した後狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が支援材料。10月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は4.8%となり、前月と予想の3.2%を上回った。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 79043.74 -1.48%28日のインドSENSEX指数は下落。前日比1190.34ポイント安(-1.48%)の79043.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同360.75ポイント安(-1.49%)の23914.15で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが広がった。ロシアのプーチン大統領は28日、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使ってウクライナの「意思決定の中枢」を攻撃する可能性があると発言。また、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことも圧迫材料となった。ほかに、7-9月期の国内総生産(GDP)が翌29日に発表されるため、積極的な買いも手控えられた。7-9月期のGDP成長率は前期の6.7%から6.5%に鈍化すると予測されている。【中国本土】上海総合指数 3295.70(-0.43%)28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.08ポイント安(-0.43%)の3295.70ポイントと反落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では週末30日に11月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMI、12月2日に民間集計の財新・中国製造業PMI、4日に財新・中国サービス業PMIが発表される予定だ。ほか、米中対立激化の警戒感もくすぶっている。ただ、下値は限定的。追加経済対策に対する期待感や、企業業績の持ち直し期待などが支えとなっている。当局は経済成長目標達成のため、金融・財政政策を強めるとの見方だ。金融政策に関しては、年内に預金準備率が引き下げられるとの観測も流れている。
<AK>
2024/11/29 10:21
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、米中対立激化の警戒感が重しとなる流れ
*10:27JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、米中対立激化の警戒感が重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 129922.38 +0.69%26日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比886.28ポイント高(+0.69%)の129922.38で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では61が上昇、22が下落、変わらずは3。原油安の影響は薄れており、米国株高を意識した買いが入ったようだ。【ロシア】MOEX指数 2464.35 -2.62%26日のロシア株式は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比2.62%(66.34ポイント)安の2464.35で引けた。日中の取引レンジは、2455.47-2544.83。原油安を意識した売りが続いたようだ。【インド】SENSEX指数 80004.06 -0.13%26日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比105.79ポイント安(-0.13%)の80004.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同27.40ポイント安(-0.11%)の24194.50で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、13が上昇、16が下落、変わらずは1。外部環境のさらなる改善は期待できないことから、利食い売りが増えたようだ。個別銘柄ではADSEZなどの下げが目立った。一方、アジアン・ペインツ(APNT)はしっかりとなった。【中国本土】上海総合指数 3259.76 -0.12%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.00ポイント安(-0.12%)の3259.76ポイントと3日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準に低迷している。米中対立激化の警戒感が重しとなる流れ。トランプ次期米大統領は日本時間26日に自身のSNSに、中国が違法薬物の米国流入を容認しているとして、事態が解決するまで、既存の輸入関税に10%の追加関税を課すと投稿した。それに対し、在ワシントンの中国大使館は、「貿易戦争に勝者はいない」などと反発している。トランプ氏は60%の対中関税を表明しているだけに、今後の動きも気がかりだ。人民元安の進行もマイナス材料。26日の外国為替市場では、対米ドルの人民元安が進行し、7月下旬の元安水準で推移している。
<AK>
2024/11/27 10:27
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は堅調推移、外部環境の改善を期待して大半の銘柄が上昇
*10:27JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は堅調推移、外部環境の改善を期待して大半の銘柄が上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 129036.10 -0.07%25日のブラジル株式市場は小幅安。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比0.07%(89.41ポイント)安の129036.10で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では59が上昇、26が下落、変わらずは1。原油安の影響があったようだ。ウエグ(WEGE3)などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2530.69 -1.95%25日のロシア株式市場は下落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比50.36ポイント安(-1.95%)の2530.69で引けた。日中の取引レンジは、2517.58-2592.89。原油安を嫌気した売りが活発となった。【インド】SENSEX指数 80109.85 +1.25%25日のインドSENSEX指数は堅調推移。前日比992.74ポイント高(+1.25%)の80109.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同314.65ポイント高(+1.32%)の24221.90で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待して大半の銘柄が上昇している。ラーセン&トゥプロ(LT)などの上昇が目立った。一方、JSWスチール(JSTL)などはさえない動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3263.76 -0.10%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.43ポイント安(-0.10%)の3263.76ポイントと続落した。約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ。米中関係の悪化が警戒されている。米中関係の悪化懸念が投資家心理の重しとなる流れ。米政府は22日、新疆ウイグル自治区で少数民族が強制労働させられている問題に関与したとして、新たに中国企業30社を禁輸対象リストに追加したと発表した。そのほか、外電は22日、米政府は近く、中国に対する新たな輸出規制を発表すると発表。新規制により、中国の半導体企業最大200社が貿易制限リストに追加される。また、中国で27日に10月の工業利益、30日に11月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMIが報告されることも気がかり材料となった。
<AK>
2024/11/26 10:27
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反発、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり
*09:31JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反発、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 129125.51 +1.74%22日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2203.40ポイント高(+1.74%)の129125.51で引けた。日中の取引レンジは126944.33-129125.51となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、成長予想の上方修正が好感された。2024年の成長予想は前回調査の3.2%から3.5%に引き下げられた。【ロシア】MOEX指数 2581.05 +0.48%22日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.45ポイント高(+0.48%)の2581.05となった。日中の取引レンジは2,577.00-2,628.50となった。買いが先行した後は上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。ウクライナとの戦闘激化が引き続き警戒され、積極的に上値を追う展開は見られなかった。【インド】SENSEX指数 79117.11 +2.54%22日のインドSENSEX指数は反発。前日比1961.32ポイント高(+2.54%)の79117.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同557.35ポイント高(+2.39%)の23907.25で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフラ整備の加速観測が好感された。政府は規制緩和などを通じて港湾整備を加速させる計画だ。また、7-9月期の日用品の販売が2ケタ成長になるとの予測も関連銘柄の物色手掛かり。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。【中国本土】上海総合指数 3267.19 -3.06%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比103.21ポイント安(-3.06%)の3267.19ポイントと4日ぶりに反落した。人民元安の進行が懸念される流れ。22日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元相場が7月下旬以来の元安水準で推移している。中国からの資金流出が警戒された。米国の対中圧力や、ウクライナとロシアの戦闘激化も不安材料として意識されている。週末を前に利益確定売りに押される動きも強まった。
<CS>
2024/11/25 09:31