注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、外部環境の改善は大幅に遅れ 【ブラジル】ボベスパ指数 116146.86 -0.69%12日のブラジル株式市場は、弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比805.99ポイント安(-0.69%)の116146.86で引けた。ウクライナ情勢の改善が期待されたことで国内勢などの買いが入った。ボべスパ指数の91の構成銘柄では34が上昇、56が下落、変わらずは1で売りが優勢。【ロシア】MOEX指数 2540.99 -0.63%12日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比16.17ポイント安(-0.63%)の2540.99で引けた。日中の取引レンジは、2472.28−2570.78。プーチン大統領はウクライナとの停戦協議は停滞しているとの見方を示しており、売りが優勢となった。【インド】SENSEX指数 58576.37 -0.66%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比388.20ポイント安(-0.66%)の58576.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同144.65ポイント安(-0.82%)の17530.30で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、9が上昇、21が下落、変わらずは0で売りが優勢だった。外部環境の改善は大幅に遅れており、タタ・スチールなどの下げが目立った。ただ、銀行株はややしっかりとした値動きを見せており、アクシス銀行などが買われた。【中国本土】上海総合指数 3213.33 +1.46%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比46.20ポイント高(+1.46%)の3213.33ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。新型コロナウイルスの感染拡大による景気下振れが懸念されるなか、中国で地方債の発行ペースが加速している。外電によれば、専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行規模は1兆2900億人民元に達し、コロナ禍で景気が悪化した2020年同期の記録を上回った。李克強首相は11日、「中国経済は下押し圧力にさらされている」と改めて強調し、マクロ政策を強化するべきと述べている。また、政府関係部局が11日、株式市場の安定策をまとめて発表したことも材料視された。 <NH> 2022/04/13 10:21 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油や通貨ルーブルの同時安が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 116952.85 -1.16%11日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1369.41ポイント安(-1.16%)の116952.85で取引を終了した。118320.39から116952.85まで下落した。大幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、インフレ高進懸念が高まっていることなども追加の金融引き締め観測を高めた。ほかに、ウクライナ情勢の不透明感が引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2557.16 -1.37%11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比35.56ポイント安(-1.37%)の2557.16で取引を終了した。2623.64から2557.16まで下落した。前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油や通貨ルーブルの同時安が警戒され、資源や銀行を中心に売りが広がった。また、海外株の下落もリスク回避の売りを強めた。このほか、欧米が対ロシア制裁を緩めないとのスタンスも引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 58964.57 -0.81%11日のインドSENSEX指数は反落。前日比482.61ポイント安(-0.81%)の58964.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.40ポイント安(-0.62%)の17674.95で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。海外株安が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、成長予想の下方修正も嫌気された。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、2022年度の成長予想をこれまでの7.8%から7.2%に下方修正した。インフレ率の高進や世界的な金融引き締めなどがインド経済に悪影響を与えると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3167.13 -2.61%週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比84.72ポイント安(-2.61%)の3167.13ポイントと反落した。約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国の景気鈍化が警戒される流れ。新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、行動抑制が長期化すると不安視されている。上海市政府の発表によれば、10日の新規感染は2万6087人に拡大し、事実上のロックダウン(都市封鎖)を実施しているにもかかわらず、過去最多を連日で更新。物流の混乱などで、すでに複数の工場が稼働停止を余儀なくされている。中国のインフレ懸念も改めて意識。朝方公表された今年3月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の上昇率が予想をそろって上回った。 <FA> 2022/04/12 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、インフレ加速が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 118322.26 -0.45%8日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比539.86ポイント安(-0.45%)の118322.26で取引を終了した。118868.33から117486.61まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び縮小させた。インフレ加速が嫌気され、金融緩和への期待が後退したもようだ。また、米金利高や米株安なども売り圧力を強めた。ほかに、ウクライナ情勢の不透明感などが引き続き圧迫材料。一方、原油価格の上昇などが資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2592.72 -1.62%8日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比42.67ポイント安(-1.62%)の2592.72で取引を終了した。2656.72から2554.72まで上昇した。買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅を縮小させた。欧州連合(EU)が対ロシアの追加制裁を近く発動するとの観測が嫌気され、リスク回避の売りが広がった。一方、ロシア中央銀行が利下げに踏み切ったが、相場を支えるには力不足だった。なお、ロシア中銀は8日、政策金利を年20%から17%に引き下げると発表した。【インド】SENSEX指数 59447.18 +0.70%8日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比412.23ポイント高(+0.70%)の59447.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.80ポイント高(+0.82%)の17784.35で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料。また、銀行の貸し出しの増加なども指数をサポートした。2021年度の銀行の貸出増加率は8.6%となり、前年度を5.6%上回ったと報告された。【中国本土】上海総合指数 3251.85 +0.47%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.16ポイント高(+0.47%)の3251.85ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。市場では、「早ければ来週にも、預金準備率や中期貸出制度(MLF)金利の引き下げなど一段の緩和策が発表される」との見方が広がっている。6日の国務院(内閣に相当)常務会議では、適時な金融支援で経済を支える方針が改めて示された。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。中国本土の新型コロナウイルス感染再拡大などが重しとなった。一日当たり新規感染が7日に2万人を初めて突破した上海市では、事実上のロックダウン(都市封鎖)が延長され、物流の混乱も危ぐされる状況。業種によっては、業績の下方修正も必至だ。 <CS> 2022/04/11 09:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国景気の先行き不安がくすぶる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 118862.12 +0.54%7日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比634.37ポイント高(+0.54%)の118862.12で取引を終了した。117508.58から119247.25まで上昇した。前半はマイナス圏でもみ合ったが、終盤は買い戻された。米株高や米景気後退入り懸念が緩和されていることが好感され、終盤は買いが優勢となった。一方、指数の上値は重い。米国が年内数回0.5%の利上げに踏み切るとの観測が引き続き警戒された。また、ウクライナ情勢の不透明感が解消されていないことも引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2635.39 +0.92%7日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比23.96ポイント高(+0.92%)の2635.39で取引を終了した。2618.26から2653.85まで上昇した。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。銀行などの上昇が指数の上げを主導した。また、欧州連合(EU)が対ロシア制裁を新たに発表しなかったことも投資家の不安心理をやや緩和させた。一方、指数の上値は重い。ウクライナ情勢の先行き不透明感が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59034.95 -0.97%7日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比575.46ポイント安(-0.97%)の59034.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同168.10ポイント安(-0.94%)の17639.55で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。米金融引き締めペースの加速観測を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった。また、インフレ高進懸念の高まりなども引き続き圧迫材料。インド準備銀行(中央銀行)の利上げ時期について、8月以降になると予測されている。このほか、前日の米株安を受け、インド株も売りが広がった。【中国本土】上海総合指数 3236.70 -1.42%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比46.73ポイント安(-1.42%)の3236.70ポイントと反落した。中国景気の先行き不安がくすぶる流れ。世界銀行やエコノミストらは、新型コロナウイルス感染再拡大などを理由に、中国経済成長率を相次ぎ下方修正している。上海市政府が7日発表したところによれば、市内の1日当たり新規感染は6日に1万9982人となり、過去最多を再び更新した。事実上のロックダウン(都市封鎖)も延長され、解除の見通しも立っていない。そのほか、米国で金融引き締めの動きが加速するとの見方が高まっていることもマイナス材料だ。 <FA> 2022/04/08 10:08 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は続落、インフレ高進などが圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118227.75 -0.55%6日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比657.40ポイント安(-0.55%)の118227.75で取引を終了した。118885.26から116790.60まで下落した。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米引き締めペースの加速観測を受け、外資の流出懸念が強まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、年内数回0.5%の利上げ可能性が示唆された。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、欧州連合(EU)がロシア製原油や石炭の輸入を禁止する方向で検討しているとの報道を受け、インフレ高進懸念が再び高まった。【ロシア】MOEX指数 2611.43 -1.93%6日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比51.36ポイント安(-1.93%)の2611.43で取引を終了した。2696.97から2594.95まで下落した。中盤はプラス圏を回復したが、終盤は再び売りに押された。欧州連合(EU)がロシア製原油や石炭の輸入を禁止することを検討しているとの報道が嫌気され、売りが継続した。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、ウクライナ情勢の先行き不透明感が引き続き売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 59610.41 -0.94%6日のインドSENSEX指数は前日比566.09ポイント安(-0.94%)の59610.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同149.75ポイント安(-0.83%)の17807.65で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。前日の米株安に加え、本日のアジア市場が軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売りが広がった。また、欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加する計画だとの報道を受け、世界経済が一段と混乱するとの懸念が強まった。【中国本土】上海総合指数 3283.43 +0.02%清明節連休明け6日の上海総合指数は、前営業日比0.71ポイント高(+0.02%)の3283.43ポイントと小幅に続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国景気の先行きを不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は後場途中からプラスに転じた。足もとの景況感指数が悪化したことで、逆に当局が景気下支え策を強化するとの見方につながっている。朝方公表された民間集計の3月・中国非製造業PMIは42.0となり、景況判断の分かれ目となる50を7カ月ぶりに割り込んだ。中国国家統計局などが先週発表したPMIも50を割り込んでいる。中国不動産業の債務問題を巡る警戒感がやや薄らいだこともプラス。 <NH> 2022/04/07 10:34 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶり反落、EUの追加制裁懸念が高まる 【ブラジル】ボベスパ指数 118885.15 -1.97%5日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2394.36ポイント安(-1.97%)の118885.15で取引を終了した。121628.22から118793.87まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで下げ幅をじりじりと拡大させた。米金融引き締めペースの加速観測が嫌気され、売りが継続。連邦準備制度理事会(FRB)の副議長指名のブレイナード理事は早くて5月連邦公開市場委員会(FOMC)で、保有資産縮小を開始する可能性を示唆した。また、欧州連合(EU)が対ロシア制裁を追加する計画も世界経済の一段混乱懸念を強めた。【ロシア】MOEX指数 2662.79 -4.48%5日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比124.90ポイント安(-4.48%)の2662.79で取引を終了した。2808.27から2576.34まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。欧州連合(EU)が対ロシアの経済制裁を追加するとの観測が嫌気された。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。このほか、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 60176.50 -0.72%5日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比435.24ポイント安(-0.72%)の60176.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同96.00ポイント安(-0.53%)の17957.40で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。貿易赤字の急拡大が圧迫材料。税関当局の発表によると、2021年度の貿易赤字は前年度比87.5%増の1924億1000万米ドル(約23兆5702億円)に拡大したという。また、企業再開指数の低下なども嫌気された。野村インターナショナルがまとめた野村ビジネス再開指数(NIBRI)について、4月3日まで1週間は前週の125.9から125.4まで低下した。【中国本土】休場 <NH> 2022/04/06 10:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 121279.51 -0.24%4日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比290.64ポイント安(-0.24%)の121279.51で取引を終了した。121570.09から120753.69まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ボベスパ指数が年初から約17%上昇しており、高値警戒感が強まった。また、財政悪化懸念なども引き続き圧迫材料。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が引き続き好感された。また、通貨レアル高の進行も支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2787.69 +1.02%4日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比28.05ポイント高(+1.02%)の2787.69で取引を終了した。2682.34から2835.46まで上昇した。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、MOEX指数が引き続き2020年11月以来の低水準で推移しており、値ごろ感から買い戻しが継続した。一方、欧米などによる追加の経済制裁の発動が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60611.74 +2.25%4日のインドSENSEX指数は続伸。前日比1335.05ポイント高(+2.25%)の60611.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同382.95ポイント高(+2.17%)の18053.40で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。堅調な貿易統計が支援材料。2021年度の輸出は前年度比40%増の4180億米ドル(約51兆2133億円)に上り、政府が定めた目標を5%上回ったと報告された。石油製品や機械、宝石類関連などの輸出増が全体をけん引したと説明された。また、ITセクターが1-3月期は増収増益だとの予想も同セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】休場 <NH> 2022/04/05 12:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 121570.15 +1.31%1日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1570.92ポイント高(+1.31%)の121570.15で取引を終了した。120001.02から121578.84まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。外国人投資家の買いが指数をサポート。また、資源価格の高止まりや通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かりとなった。ほかに、経済指標の改善が支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の49.6から52.3まで回復した。また、2月の鉱工業生産増加率(前年同月比)も前月のマイナス7.2%からマイナス4.3%から改善。予想はマイナス4.9%だった。【ロシア】MOEX指数 2759.64 +2.08%1日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比56.13ポイント高(+2.08%)の2759.64で取引を終了した。2714.62から2817.72まで上昇した。終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅を縮小させた。ロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが引き続き好感された。また、経済が予想ほど悪化していないことも支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は44.1となり、前月の48.6を下回ったものの、予想の42.0を上回った。一方、原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59276.69 +1.21%1日のインドSENSEX指数は反発。前日比708.18ポイント高(+1.21%)の59276.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同205.70ポイント高(+1.18%)の17670.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。2月の主要8産業の成長率は5.8%となり、前月の4.0%(改定値)を上回ったほか、4カ月ぶりの高水準を記録。同指標は国内総生産(GDP)の先行指標だと言われており、景気の回復期待が高まっているもようだ。また、外国人投資家(FII)の買い越しも支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3282.72 +0.94%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.51ポイント高(+0.94%)の3282.72ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。景況感指数が悪化する中、当局は景気テコ入れ策を強めるとの見方が強まった。国営テレビは3月31日、中国政府は経済安定化策の早期導入方針を示した——などと伝えている。前日発表された今年3月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は49.5となり、市場予想(49.8)以上に悪化した。景況判断の分かれ目となる50を5カ月ぶりに割り込んでいる。本日の取引時間中に発表された民間集計の財新中国製造業PMIも予想以上に悪化し、再び節目の50を下回った。指数は安く始まったものの、中盤から上げ足を速め、ほぼ高値引けしている。 <CS> 2022/04/04 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、非友好国での外貨口座凍結リスクを避けられる 【ブラジル】ボベスパ指数 119999.23 -0.22%31日のブラジル株式市場は3日ぶり反落。主要指標のボベスパ指数は前日比260.53ポイント安(-0.22%)の119999.23で取引を終了した。120879.66から119999.23まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、財政収支の悪化懸念が再び台頭していることも足かせとなった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 2703.51 +7.58%31日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比190.48ポイント高(+7.58%)の2703.51で取引を終了した。2533.39から2703.51まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米国がロシアに実施している経済制裁の一部を緩和したとの報道が好感された。地元メディアによると、米国が肥料を必需品に組み入れ、制裁リストから外したという。また、ロシア政府が欧州など非友好国に対し、天然ガスの決済通貨を4月1日からルーブルに指定したとの報道も支援材料。非友好国での外貨口座凍結リスクを避けられると見られているもようだ。【インド】SENSEX指数 58568.51 -0.20%31日のインドSENSEX指数は4日ぶりに小反落。前日比115.48ポイント安(-0.20%)の58568.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.50ポイント安(-0.19%)の17464.75で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。成長予想の下方修正が相次いでいることが嫌気された。地元の信用格付け会社ICRAに続き、地元の格付け会社インディア・レーティングスは30日付のリポートで、2022年度のインド成長予想をこれまでの7.6%から7-7.2%に引き下げた。また、原材料の高騰などを受け、大手食品メーカーらは相次いで大幅な値上げを計画しているとの報道もインフレ率の高進懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3252.20 -0.44%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.39ポイント安(-0.44%)の3252.20ポイントと反落した。中国景況感の悪化が嫌気される流れ。朝方公表された今年3月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は49.5となり、市場予想(49.8)や前月実績(50.2)に届かなかった。節目の50を5カ月ぶりに割り込むなか、中国景気の鈍化懸念が強まっている。米国の対中圧力も警戒。米証券取引委員会(SEC)は3月30日、「外国企業説明責任法(HFCAA)」に抵触する上場企業の暫定リストに百度(バイドゥ:9888/HK、BIDU/NASDAQ)など5社を追加した。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。中国人民銀行は30日、金融政策の規模を拡大するなど一段の経済支援をしていく方針を表明した。人民銀は朝方、前日に続き厚めの資金を市中供給している。 <FA> 2022/04/01 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、資源や銀行の上昇が指数をサポート 【ブラジル】ボベスパ指数 120259.76 +0.20%30日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比245.59ポイント高(+0.20%)の120259.76で取引を終了した。119775.24から120531.15まで上昇した。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。資源や銀行の上昇が指数をサポートした。原油高などが支援材料となったもようだ。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせに。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 2513.03 +4.34%30日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比104.54ポイント高(+4.34%)の2513.03で取引を終了した。2437.92から2513.03まで上昇した。大幅高で寄り付いた後も上げ幅をじりじりと拡大させた。トルコでのロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが好感され、買いが広がった。また、通貨ルーブルの回復も買い安心感を与えた。ルーブルの対米ドルレートはこの日も大幅な上昇を示した。ほかに、原油高が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 58683.99 +1.28%30日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比740.34ポイント高(+1.28%)の58683.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同172.95ポイント高(+1.00%)の17498.25で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。また、ロシアとウクライナの停戦交渉に大きな進展があったとの報道が好感された。【中国本土】上海総合指数 3266.60 +1.96%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比62.66ポイント高(+1.96%)の3266.60ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が買い安心感を誘っている。人民銀は30日、リバースレポを通じ満期分との差引で1300億人民元を市中供給した。また、証券専門紙は29日までに、「4-6月期の流動性を確保するため、近く預金準備率を引き下げる可能性がある」などと報じている。外部環境の改善もプラス。ウクライナとロシアの停戦交渉が進展したと伝わる中、世界経済が混乱するとの不安がやや薄らいだ。 <FA> 2022/03/31 09:37 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が重し 【ブラジル】ボベスパ指数 120014.17 +1.07%29日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1276.39ポイント高(+1.07%)の120014.17で取引を終了した。118739.60から120900.02まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。ロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが支援材料。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2408.49 -0.91%29日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比22.21ポイント安(-0.91%)の2408.49で取引を終了した。2538.20から2363.62まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押された。欧米などによる対ロシア制裁が強化されていることが引き続き圧迫材料となった。また、原油安も資源セクターの売り手掛かり。一方、ロシアとウクライナの停戦交渉が進展しているとの報道などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 57943.65 +0.61%29日のインドSENSEX指数は続伸。前日比350.16ポイント高(+0.61%)の57943.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同103.30ポイント高(+0.60%)の17325.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。海外株高を受け、インド株にも買いが広がった。また、ロシアとウクライナが2週間ぶりの対面協議を控え、和平交渉に対する期待も高まった。ほかに、消費者心理の改善傾向がみられているとの報告が小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 33203.94 -0.33%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.56ポイント安(-0.33%)の3203.94ポイントと反落した。新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が重しとなる流れ。中国本土では感染者の増加に歯止めがかからず、上海市が事実上のロックダウン(都市封鎖)に突入している。経済活動の停滞が不安視された。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が強まる中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。中国人民銀行(中央銀行)は4-6月期の流動性を確保するため、近く預金準備率を引き下げる可能性がある——などと29日までに証券専門紙が報じている。 <FA> 2022/03/30 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 118737.78 -0.29%28日のブラジル株式市場は9日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比343.35ポイント安(-0.29%)の118737.78で取引を終了した。119444.42から118060.65まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまでおおむね安値圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。急速な引き締めの終結観測などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2430.70 -2.15%28日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比53.43ポイント安(-2.15%)の2430.70で取引を終了した。2484.57から2407.20まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。ウクライナ紛争をめぐる投資家の悲観ムードが継続。欧米による対ロ制裁が続いていることなどを受け、国内経済の一段悪化懸念が高まっている。また、原油価格の大幅安や中国の上海市でロックダウン(都市封鎖)が実施されていることなども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 57593.49 +0.40%28日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比231.29ポイント高(+0.40%)の57593.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.00ポイント高(+0.40%)の17222.00で取引を終えた。マイナス圏でもみ合った後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、国内景気の回復が順調に進むとの観測も好感された。このほか、景気対策への期待などが引き続き指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3214.50 +0.07%週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.26ポイント高(+0.07%)の3214.50ポイントと3日ぶりに反発した。業績内容に着目した買いが全体相場を支える流れ。主要企業の決算報告が進む中、予想を上回った銘柄群が物色されている。ただ、国内の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視され、指数は安く推移する場面もみられた。新型コロナの1日当たり感染者数が過去最多を更新する中、上海市は市を2分割し事実上のロックダウンに突入している(西側は28日から4日間、東側は4月1日から4日間の封鎖)。経済活動の停滞が懸念された。 <CS> 2022/03/29 09:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、ウクライナ紛争の不透明感 【ブラジル】ボベスパ指数 119081.13 +0.02%25日のブラジル株式市場は8日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比28.23ポイント高(+0.02%)の119081.13で取引を終了した。118548.49から119728.70まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。急速な引き締めの終結観測が引き続き支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、伸び悩む展開となった。また、インフレの高進懸念なども引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2578.51 +4.37%25日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比94.38ポイント安(-3.66%)の2484.13で取引を終了した。2664.74から2470.69まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。前日の大幅上昇を受けた反動から利益確定売りが優勢。また、外国人の取引参加者の減少なども出来高の減少につながった。このほか、ウクライナ紛争の不透明感が引き続きロシア株の圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 57362.20 -0.41%25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比233.48ポイント安(-0.41%)の57362.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.75ポイント安(-0.40%)の17153.00で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長予想の下方修正が嫌気された。国際連合は最新リポートで、2022年のインドの成長予想をこれまでの6.7%から4.6%に下方修正した。ウクライナ紛争の進行や原油価格の高止まりを受け、インド国内のインフレ率の高進懸念が高まっていると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3212.24 -1.17%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.02ポイント安(-1.17%)の3212.24ポイントと続落した。中国景気の持ち直し期待で、前場は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を拡大した。対露制裁の拡大に伴う世界経済に対する悪影響や米中対立の激化が懸念されている。対露制裁が中国に及ぶとの不安もくすぶった。EUの関係者は「中国はロシアに半導体を輸出する準備をしている疑念がある」と指摘している。 <CS> 2022/03/28 09:15 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続伸、金融引き締めの終結観測が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 117457.34 +1.36%24日のブラジル株式市場は7日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1595.56ポイント高(+1.36%)の119052.91で取引を終了した。117150.79から119256.41まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。金融引き締めの終結観測が好感され、買いが広がった。ブラジル中央銀行はこのほど、急速な引き締めは5月に終了させる方針を示した。また、原油高が一服していることも一段のインフレ加速懸念を緩和させた。ほかに、米株高などが買い安心感を与えた。【ロシア】MOEX指数 2578.51 +4.37%24日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比108.03ポイント高(+4.37%)の2578.51で取引を終了した。2447.68から2761.17まで上昇した。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させた。この日は4時間だけの取引となった。ウクライナ紛争や欧米日などによる対ロシア制裁の強化を受け、ロシア株式市場の取引は約1カ月中止していた。ウクライナ紛争でロシア市場が暴落しており、売られ過ぎ感から買い戻しが優勢。また、原油価格が高止まりしていることも支援材料となった。ただ、欧米などによる制裁の追加が引き続き嫌気され、後半は上げ幅を大幅に縮小させた。【インド】SENSEX指数 57595.68 -0.15%24日のインドSENSEX指数は続落。前日比89.14ポイント安(-0.15%)の57595.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同22.90ポイント安(-0.13%)の17222.75で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油高に伴うインフレ率の高進懸念が再び高まっていることが警戒された。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を強めた。このほか、成長予想の下方修正などが引き続き嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3250.26 -0.63%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.77ポイント安(-0.63%)の3250.26ポイントと7日ぶりに反落した。インフレ高進の警戒感が再燃し、投資家の慎重スタンスが強まる流れ。ロシア産原油の供給がさらに細るとの見方が広がり、昨夜のWTI原油先物は5.2%も大幅上昇した。製造や輸送のコスト上昇による景気下振れが不安視されている。また、指数は前日まで6連騰しただけに、売り圧力も意識された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感などが相場を支えている。 <FA> 2022/03/25 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日続伸、景気先行きを楽観した買いが継続 【ブラジル】ボベスパ指数 117457.34 +0.16%23日のブラジル株式市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比184.91ポイント高(+0.16%)の117457.34で取引を終了した。117036.14から118269.79まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、終盤に上げ幅を縮小させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。また、原油など商品価格の上昇も同セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、インフレ高進懸念が再び高まっていることも警戒された。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57684.82 -0.53%23日のインドSENSEX指数は反落。前日比304.48ポイント安(-0.53%)の57684.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.85ポイント安(-0.40%)の17245.65で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。成長予想の下方修正が足かせとなった。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2022年度のインド成長予想を180ベーシス(bp)引き下げ、8.5%とした。ウクライナ紛争がエネルギー価格を押し上げているほか、サプライチェーンの混乱などを引き起こしていると指摘。また、日用品やガソリンなどの値上げもインフレ加速懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3271.03 +0.34%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.17ポイント高(+0.34%)の3271.03ポイントと6日続伸した。景気先行きを楽観した買いが継続する流れ。中国の関係部局からは、「市場の安定化」や「金融支援の強化」などの方針が相次いで発表されている。また、深セン市では21日、コロナ感染再拡大によるロックダウンが解除された。中国全体の経済活動が早期に正常化するとの見方も広がっている。売り圧力が意識される中、指数はマイナス圏に沈む場面がみられたものの、下値は堅く、引けにかけて再び上昇の勢いが増した。 <FA> 2022/03/24 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済活動が順調に回復 【ブラジル】ボベスパ指数 117272.44 +0.96%22日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1117.91ポイント高(+0.96%)の117272.44で取引を終了した。116156.77から117540.64まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。銀行セクターの上昇が指数をサポートした。また、ブラジル中央銀行は商品価格の落ち着きが確認された場合、追加利上げを実施しない方針を示したことも好感された。ほかに、欧米株高が買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57989.30 +1.22%22日のインドSENSEX指数は反発。前日比696.81ポイント高(+1.22%)の57989.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同197.90ポイント高(+1.16%)の17315.50で取引を終えた。前半はマイナス圏で推移したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済活動が順調に回復していることが好感された。野村インターナショナルがまとめた先週の野村インドビジネス再開指数(NIBRI)は126.4となり、前週の122.8を上回ったほか、過去最高を記録した。また、インド準備銀行(中央銀行)が金融政策について、経済発展や通貨ルピーのサポートを優先させる方針を明確にしたことも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3259.86 +0.19%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.18ポイント高(+0.19%)の3259.86ポイントと小幅ながら5日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。李克強・首相が主宰した21日の国務院(内閣に相当)常務会議では、景気下支えのため、金融支援を強化する方針が改めて示された。中国人民銀行(中央銀行)は先週、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を明らかにしている。ただ、全体として上値は重い。インフレ高進の警戒感がくすぶっている。ロシアとウクライナの停戦交渉が長引く中、ロシアは石油やガス、希少金属、穀物などの主要輸出国なだけに、西側諸国の対露制裁による商品相場の混乱が危ぐされた。 <FA> 2022/03/23 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、通貨レアル高の進行 【ブラジル】ボベスパ指数 116154.53 +0.73%21日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比843.62ポイント高(+0.73%)の116154.53で取引を終了した。115207.78から116359.55まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。セリック金利(政策金利)予想の引き上げがレアルの物色手掛かりとなったもようだ。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、セリック金利が年末までに13.00%まで引き上げられるという結果が示された。前回の予想は12.75%だった。一方、米株安や追加の引き締め懸念が指数の上値を抑えた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57292.49 -0.99%21日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比571.44ポイント安(-0.99%)の57292.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.45ポイント安(-0.98%)の17117.60で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が圧迫材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2022年のインドの成長予想をこれまでの9.5%から9.1%に引き下げた。また、インフレ率の高進懸念も警戒された。日用品メーカーは原油高などで出荷価格を10%引き上げる予定だと報じられているほか、住宅の新築販売価格も建材価格の上昇で5-10%引き上げられる予定だという。【中国本土】上海総合指数 3253.69 +0.08%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.61ポイント高(+0.08%)の3253.69ポイントと小幅ながら4日続伸した。経済活動正常化の期待で買われる流れ。深セン市政府は20日、市内の企業活動を21日から正常に戻すと発表している。中国経済対策の期待も根強い。中国人民銀行(中央銀行)は21日、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を予想通り据え置いたが、市場では追加緩和の観測も広がっている。人民銀は先週、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を示した。資源高による景気下押しの警戒感がくすぶり、指数は安く推移する場面がみられたものの、引けにかけて再びプラスに転じている。 <CS> 2022/03/22 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、市場安定化の期待感が相場を押し上げる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113076.33 +1.77%17日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1963.90ポイント高(+1.77%)の113076.33で取引を終了した。111070.40から113087.80まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジア株や米株高が好感され、ブラジル株への買いが継続した。また、ロシアの債務不履行懸念の後退も支援材料。ロシアのドル建て債利払いが完了し、債権者に分配されたと報じられた。国内では、ブラジル中央銀行が引き締めペースを落すとの見方も支援材料。なお、ブラジル中央銀行は17日日本時間未明、市場予想通りセリック金利(政策金利)を10.75%から11.75%に引き上げた。一方、インフレ率の高止まりや一段の加速懸念が引き続き懸念材料となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 57863.93 +1.84%17日のインドSENSEX指数は続伸。前日比1047.28ポイント高(+1.84%)の57863.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.84%(311.70ポイント)高の17287.05で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外環境の好転を受け、インド株にも買いが広がった。前日の欧米市場は上昇したほか、本日のアジア市場は堅調な値動きを示していた。また、ロシアとウクライナの停戦交渉が進捗しているとの報道も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3215.04 +1.40%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比44.33ポイント高(+1.40%)の3215.04ポイントと続伸した。市場安定化の期待感が相場を押し上げる流れ。劉鶴・副首相が16日、「市場に有利な政策を積極的に打ち出す」と強調したことに続き、金融当局が市場の安定化に関する方針を相次ぎ表明している。うち中国人民銀行(中央銀行)は17日、主導的な金融政策を実施し、新規融資の適度な増加を促す方針を明らかにした。これを受けて市場では、預金準備率引き下げや利下げの可能性が高まったとの見方が出ている。そのほか、財政部は年内の「不動産税」(個人向け固定資産税)本格導入を見送る方針を示した。 <NH> 2022/03/18 11:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、ロシアとウクライナの停戦交渉に対する期待 【ブラジル】ボベスパ指数 111112.43 +1.98%16日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2153.13ポイント高(+1.98%)の111112.43で取引を終了した。108957.6から111183.4まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、海外株高も買い安心感を与えた。このほか、ロシアとウクライナの停戦交渉が進捗しているとの報道が支援材料。一方、利上げ懸念などが指数を上値を抑えた。なお、ブラジル中央銀行は17日日本時間未明、市場予想通りセリック金利(政策金利)を10.75%から11.75%に引き上げた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 56816.65(+1.86%)16日のインドSENSEX指数は反発。前日比1039.80ポイント高(+1.86%)の56816.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同312.35ポイント高(+1.87%)の16975.35で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。前日の米株高に加え、この日のアジア市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、ロシアとウクライナの停戦交渉に対する期待が高まっていることも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3170.71 +3.48%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比106.75ポイント高(+3.48%)の3170.71ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(政府)の金融安定発展委員会が16日開催され、主宰した劉鶴・副首相は「市場に有利な政策を積極的に打ち出す」と強調した。「緊縮的」な政策には慎重になる方針を示している。指数はこのところ急落していただけに、買い戻しも入りやすかった。新型コロナウイルス感染の再拡大や米中関係の悪化などを警戒し売られる場面がみられたものの、指数は中盤から再びプラスに転じ、終盤にかけて一段高となっている。 <FA> 2022/03/17 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、通貨レアル安の進行が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 108959.30 -0.88%15日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比968.32ポイント安(-0.88%)の108959.30で取引を終了した。109924.5から107780.9まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせとなった。外国人投資家がポートフォリオのなかのブラジル資産を見直している動きが活発になっていると報じられている。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かり。一方、ロシアとウクライナの停戦交渉に対する期待などが指数をサポートした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55776.85 -1.26%15日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反落。前日比709.17ポイント安(-1.26%)の55776.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同208.30ポイント安(-1.23%)の16663.00で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。米中景気の不透明感が増していることが警戒された。また、ウクライナ情勢の悪化に伴う世界経済の混乱も引き続き圧迫材料。ほかに、両指数とも前日まで5日続伸しており、足元では高値警戒感が強い。【中国本土】上海総合指数 3063.97 -4.95%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比159.57ポイント安(-4.95%)の3063.97ポイントと大幅に続落した。約1年8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。新型コロナウイルス感染症の急増が危ぐされる流れ。感染が全国的に広がる中国本土では、代表的なハイテク企業が本社を構える深セン市など、複数の大都市が事実上のロックダウンに踏み切っている。14日に確認された1日当たりの新規感染者数は、再び過去2年で最多となった。北京市に近い河北省廊坊市でもロックダウンが実施されるなど、各地で社会活動が停滞している。取引時間中に今年1-2月の中国経済統計が公表され、小売売上高や鉱工業生産額などが上振れたことを手がかりに指数は下げ渋る場面がみられたものの、終盤に入り売りの勢いが改めて強まった。 <FA> 2022/03/16 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、景気不安が強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 109927.62 -1.60%14日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1785.45ポイント安(-1.60%)の109927.62で取引を終了した。112298.9から109716.6まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。米中景気の先行き不透明感が警戒され、売りが継続。また、米利上げ懸念もブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 56486.02 +1.68%14日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比935.72ポイント高(+1.68%)の56486.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同240.85ポイント高(+1.45%)の16871.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。1月の鉱工業生産は前年同月比で1.3%増加し、前月の0.7%(改定値)を上回った。また、欧州市場の上昇や、ロシアとウクライナが第4回の停戦交渉に対する期待が高まっていることなども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3223.53 -2.60%週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比86.21ポイント安(-2.60%)の3223.53ポイントと3日ぶりに反落した。約1年5カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。景気不安が強まる流れ。新型コロナウイルス感染が全国的に広がる中国本土では、代表的なハイテク企業が本社を構える深セン市など、複数の大都市が事実上のロックダウンに踏み切っている。経済活動の停滞も懸念される状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)が11日に発表した今年2月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が前月実績から予想以上に縮小し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も予想を下回っている。 <FA> 2022/03/15 09:43 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、欧州株の上昇 【ブラジル】ボベスパ指数 111713.07 -1.72%11日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1950.06ポイント安(-1.72%)の111713.07で取引を終了した。114627.2から111331.8まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、終盤に下げ幅を拡大させた。米利上げペースの加速懸念が高まっていることがブラジルなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、欧米が対ロシア制裁を追加したことなど世界経済の混乱も足かせとなった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55550.30 +0.15%11日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比85.91ポイント高(+0.15%)の55550.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.55ポイント高(+0.21%)の16630.45で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧州株の上昇を受け、インド株も終盤に買いが広がった。また、州議会選挙でのインド人民党(BJP)が優勢になっていることも引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3309.75 +0.41%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.66ポイント高(+0.41%)の3309.75ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕後の記者会見で、「5.5%前後の経済成長目標の達成は厳しい」と指摘し、「マクロ政策の支援を要する」などと強調している。追加減税などの思惑が広がった。米中対立の警戒感や、国内の新型コロナウイルス感染再拡大などを不安視した売りが先行したものの、終盤に入り指数はプラスに転じた。 <FA> 2022/03/14 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、欧米市場の下落が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 113663.13 -0.21%10日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比237.21ポイント安(-0.21%)の113663.13で取引を終了した。113939.00から111888.8まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。欧米市場の下落が足かせとなり、ブラジル株への売り圧力も強まった。また、米利上げ観測の再燃もブラジルからの資金流出懸念を高めた。ほかに、原油価格など資源価格の下落が同セクターの売り手掛かり。一方、経済指標の改善などが指数を下支えした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55464.39 +1.50%10日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比817.06ポイント高(+1.50%)の55464.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同249.55ポイント高(+1.53%)の16594.90で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。州議会選挙で与党インド人民党(BJP)が優勢になっていることが好感された。地元メディアによると、主要5州のうち、与党は4州で勝利する確率が高いという。また、企業業績の改善なども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3296.09 +1.22%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.70ポイント高(+1.22%)の3296.09ポイントと7日ぶりに反発した。過度なインフレ懸念の後退で、投資家に買い安心感が広がる流れ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国による増産観測が広がり、昨夜のWTI原油先物は12.1%安と4日ぶりに急反落した。小麦や鉄鋼、一部の非鉄なども大幅に値下がりしている。商品市況高の一服で、個人消費の冷え込みや企業収益の悪化に対する警戒感もひとまず薄らいだ。 <FA> 2022/03/11 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日続落、世界経済の混乱が不安視される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113900.30 +2.43%9日のブラジル株式市場は、反発。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2696.90ポイント高(+2.43%)の113900.30で引けた。ウクライナ情勢の改善が期待されたことで国内勢などの買いが入った。ボべスパ指数の91の構成銘柄では86が上昇、5が下落、変わらずは0で買いが優勢。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 54647.33 +2.29%9日のインドSENSEX指数は堅調推移。前日比1223.24ポイント高(+2.29%)の54647.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同2.07%(331.90ポイント)高の16345.35で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、25が上昇、5が下落、変わらずは0で買いが優勢。【中国本土】上海総合指数 3256.39 -1.13%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.14ポイント安(-1.13%)の3256.39ポイントと6日続落した。1年4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。世界経済の混乱が不安視される流れ。ロシアのウクライナ軍事作戦が苛烈さを増す中、欧米は制裁措置を強化している。バイデン米大統領は8日、ロシア産原油の輸入を禁止すると発表した。プーチン露大統領は同日、西側諸国の制裁に対抗するため、一部原材料の輸出入を制限する法令に署名している。ロシアは石油やガス、希少金属、穀物などの主要輸出国なだけに、商品相場の混乱も危ぐされた。足元では原油のほか、非鉄や小麦などの商品市況が記録的な高水準で推移。インフレ高進も経済の下押し要因になると懸念された。 <FA> 2022/03/10 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、サン・ファーマシューティカルズの上げが目立った 【ブラジル】ボベスパ指数 111203.40 -0.35%8日のブラジル株式市場は、弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比390.10ポイント安(-0.35%)の111203.40で引けた。ウクライナ情勢の悪化、エネルギー価格の高騰による世界経済の減速が引き続き警戒されているようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では62が上昇、27が下落、変わらずは2で指数構成銘柄では買いが多い。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 53424.09 +1.10%8日のインドSENSEX指数は反発。前日比581.34ポイント高(+1.10%)の53424.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同0.95%(150.30ポイント)高の16013.45で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落、変わらずは0で買いが優勢。サン・ファーマシューティカルズの上げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3293.53 -2.35%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比79.33ポイント安(-2.35%)の3293.53ポイントと大幅に5日続落した。1年4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。世界経済の混乱が警戒される流れ。米欧の首脳は7日に電話会談し、ロシアに対する経済制裁を今後も強めていくことで一致した。この影響で資源価格が高騰。個人消費の落ち込みや、企業業績の悪化につながると危ぐされている。指数は中盤から下げ幅を加速させている。 <NH> 2022/03/09 10:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移 【ブラジル】ボベスパ指数 111593.46 -2.52%7日のブラジル株式市場は、軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2880.32ポイント安(-2.52%)の111593.46で引けた。ウクライナ情勢の悪化、世界経済の減速が引き続き警戒されているようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では8が上昇、82が下落、変わらずは1で売りが優勢。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 52842.75 -2.74%7日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比1491.06ポイント安(-2.74%)の52842.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同382.20ポイント安(-2.35%)の15863.15で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、4が上昇、26が下落、変わらずは0で売りが優勢。インダスインド銀行、アクシス銀行の下げが目立った。【中国本土】上海総合指数 3372.86 -2.17%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比74.79ポイント安(-2.17%)の3372.86ポイントと大幅に4日続落した。1月下旬以来の安値水準に落ち込んでいる。世界経済の先行き不安が強まる流れ。米欧がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わり、時間外取引のWTI原油先物は7日朝方、一時、2008年9月以来の1バレル130米ドル台に高騰した。インフレ高進が個人消費の冷え込み、企業収益の悪化につながると危ぐされている。中国経済対策の期待感などで指数は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を拡大した。中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)は先週スタート。李克強・首相が開幕式で読み上げた「政府活動報告」では、経済の安定成長を重視するスタンスが明示された。 <NH> 2022/03/08 11:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、世界経済の混乱が警戒される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 114473.78 -0.60%4日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比691.77ポイント安(-0.60%)の114473.78で取引を終了した。115165.6から113389.4まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ情勢を巡る不透明感が引き続き警戒され、売りは継続。また、原油など商品相場の高止まりに伴うインフレ率の高進懸念も足かせとなった。一方、資源セクターの上昇が指数をサポート。また、政権交代への期待なども引き続き好感された。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 54333.81 -1.40%4日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比768.87ポイント安(-1.40%)の54333.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同252.70ポイント安(-1.53%)の16245.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。海外株の下落を受け、インド株も売りが広がった。また、ウクライナ情勢の不透明感なども引き続き圧迫材料となった。国内では、インフレ率の一段加速観測も利上げ懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3447.65 -0.96%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.46ポイント安(-0.96%)の3447.65ポイントと3日続落した。世界経済の混乱が警戒される流れ。ロシア軍は4日午前(日本時間)、ウクライナにある欧州最大の原子力発電所を砲撃した——などと伝わる中、西側諸国は対露制裁を一段と強化する見通しだ。ロシアは世界有数の資源国なだけに、サプライチェーンの分断も不安視されている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。経済対策の期待感が高まる状況だ。中国では本日(4日)、国政助言機関の全国政治協商会議が開幕し、あす5日には、国会に相当する全国人民代表大会(全人代)がスタートする。全人代の開幕式では、李克強・首相が「政府活動報告」を読み上げ、2022年の政策方針などを明らかにする予定だ。 <FA> 2022/03/07 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、新興国からの資金流出懸念も強まった 【ブラジル】ボベスパ指数 115165.55 -0.01%3日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比8.06ポイント安(-0.01%)の115165.55で取引を終了した。115947.7から115009.7まで下落した。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念が警戒され、後半の売りが優勢。原油高に伴う物価上昇ペースの加速を受け、政策金利であるセリック金利は年内13%以上に引き上げられると予測されている。また、ロシアのプーチン大統領が軍事作戦の目的を必ず遂行すると強硬の姿勢を示したことも警戒材料。一方、減税措置の発表や、ロシアとウクライナの停戦交渉が再開されるとの期待から前半は買い優勢となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55102.68 -0.66%3日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比366.22ポイント安(-0.66%)の55102.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.90ポイント安(-0.65%)の16498.05で取引を終えた。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせとなった。FIIはこの日までに14日連続の売り越しとなった。また、米国の利上げ方針を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念も強まった。ほかに、ウクライナ情勢の不透明感が引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3481.11 -0.09%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.08ポイント安(-0.09%)の3481.11ポイントと小幅ながら続落した。インフレ高進の警戒感が重しとなる流れ。ロシアのウクライナ侵攻を背景に、原油や穀物などの国際商品相場が高騰している。昨夜の米商品市場では、小麦が約14年ぶりの高値水準を連日で更新し、WTI原油先物は一時、約10年ぶりの高値を切り上げた。3日の上海先物市場では原油がストップ高。前日に続き上場来高値を切り上げている。個人消費の冷え込みや、企業収益の悪化が危ぐされる状況だ。また、米当局による金融引き締めの不安感もくすぶっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国ではあす4日、重要政治イベントの「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)がスタートする運び。景気テコ入れに向け、各種の方針が打ち出される見通しとなっている。上海の指数は後場途中まで高く推移していた。 <FA> 2022/03/04 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、景気対策の発表が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 115173.61 +1.80%2日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2031.67ポイント高(+1.80%)の115173.61で取引を終了した。113143.1から115428.9まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気対策の発表が好感された。政府はこのほど、工業製品税(IPI)の適用税率を25%引き下げると発表。これはタバコ産業を除いてすべての産業に適用する。また、ロシアとウクライナの停戦交渉が再開されるとの期待も支援材料となった。ほかに、米株高などが買い安心感を与えた。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 55468.90 -1.38%2日のインドSENSEX指数は3営業日ぶりに反落。前日比778.38ポイント安(-1.38%)の55468.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同187.95ポイント安(-1.12%)の16605.95で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。ウクライナ危機が引き続き警戒された。危機が長引いた場合、インド経済は多大な悪影響を受けると懸念されている。また、成長率の下振れも嫌気された。10-12月期の国内総生産(GDP)成長率は5.4%となり、前期の8.5%(改定値)と予想の5.9%を下回った。【中国本土】上海総合指数 3484.19 -0.13%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.64ポイント安(-0.13%)の3484.19ポイントと4日ぶりに反落した。世界経済の混迷が懸念される流れ。ロシアのウクライナ侵攻を受け、西側諸国は金融や経済などの各分野で制裁を一段と強化している。貿易停滞を背景に、原油や穀物などが高騰。個人消費の冷え込みや、企業収益の悪化も危ぐされた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えした。中国では今週4日、重要政治イベントの「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)がスタートする。 <FA> 2022/03/03 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、中国経済対策の期待感も根強い 【ブラジル】休場【ロシア】休場【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3488.84 +0.77%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.53ポイント高(+0.77%)の3488.84ポイントと3日続伸した。中国景気の先行き楽観が強まる流れ。寄り付き直後に公表された2月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.2となり、低下予想(49.8)に反し、前月実績(50.1)を上回った。中国経済対策の期待感も根強い。中国では今週4日、重要政治イベントの「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)がスタートする。指数は徐々に上げ幅を広げた。 <FA> 2022/03/02 09:35

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