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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、欧米市場の下落
配信日時:2021/09/01 09:42
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 118781.03 -0.80%
31日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比958.93ポイント安(-0.80%)の118781.03で取引を終了した。120156.9から117911.00まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボルソナロ大統領が国内のガソリン価格などの上昇を抑制すると発言したことが資源セクターの圧迫材料。また、翌9月1日に4-6月期の国内総生産(GDP)などが発表される予定となり、慎重ムードも強い。ほかに、欧米市場の下落などがブラジル株の売り手掛かりを強めた。
【ロシア】MOEX指数 3918.96 -0.24%
31日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比9.54ポイント安(-0.24%)の3918.96で取引を終了した。3938.68から3904.72まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の下落が嫌気され、ロシア株への売りも広がった。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。ダイヤモンド生産のアルロサ(ALRS)の上昇などが指数を下支えした。同社の増配計画などが好感されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 57552.39 +1.16%
31日のインドSENSEX指数は続伸。前日比662.63ポイント高(+1.16%)の57552.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同201.15ポイント高(+1.19%)の17132.20で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。両指数はこの日、再び過去最高値を更新して引けた。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。また、一連の景気対策への期待なども引き続き好感された。ほかに、成長の加速観測が指数をサポート。なお、インド統計局はこの日の取引終了後、4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が20.1%となり、前期の1.6%から加速したと発表した。ただ、これは市場の平均予想21.0%をやや下回る水準となった。
【中国本土】上海総合指数 3543.94 +0.45%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.79ポイント高(+0.45%)の3543.94ポイントと3日続伸した。
景気対策が期待される流れ。中国経済指標が下振れを受けて、当局は景気落ち込みを回避するため、テコ入れ策を強める——との見方が改めて広がった。また、中国人民銀行(中央銀行)など関係各局は先週27日、農村振興を支援する会議を開き、金融支援の強化方針を確認。市場の一部では、「農村振興のほか、ハイテク製造やグリーン産業支援のため、人民銀は9月に金融緩和策を打ち出す」との観測も流れている。朝方公表された8月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、市場予想(50.2)を下回った。また、同月の非製造業PMIは47.5となり、景況判断の分かれ目となる50を1年6カ月ぶりに割り込んでいる。景気先行き不安で売りが先行したものの、下値は堅く、指数は後場途中からプラスに転じた。
<CS>
31日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比958.93ポイント安(-0.80%)の118781.03で取引を終了した。120156.9から117911.00まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボルソナロ大統領が国内のガソリン価格などの上昇を抑制すると発言したことが資源セクターの圧迫材料。また、翌9月1日に4-6月期の国内総生産(GDP)などが発表される予定となり、慎重ムードも強い。ほかに、欧米市場の下落などがブラジル株の売り手掛かりを強めた。
【ロシア】MOEX指数 3918.96 -0.24%
31日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比9.54ポイント安(-0.24%)の3918.96で取引を終了した。3938.68から3904.72まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の下落が嫌気され、ロシア株への売りも広がった。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。ダイヤモンド生産のアルロサ(ALRS)の上昇などが指数を下支えした。同社の増配計画などが好感されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 57552.39 +1.16%
31日のインドSENSEX指数は続伸。前日比662.63ポイント高(+1.16%)の57552.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同201.15ポイント高(+1.19%)の17132.20で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。両指数はこの日、再び過去最高値を更新して引けた。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。また、一連の景気対策への期待なども引き続き好感された。ほかに、成長の加速観測が指数をサポート。なお、インド統計局はこの日の取引終了後、4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が20.1%となり、前期の1.6%から加速したと発表した。ただ、これは市場の平均予想21.0%をやや下回る水準となった。
【中国本土】上海総合指数 3543.94 +0.45%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.79ポイント高(+0.45%)の3543.94ポイントと3日続伸した。
景気対策が期待される流れ。中国経済指標が下振れを受けて、当局は景気落ち込みを回避するため、テコ入れ策を強める——との見方が改めて広がった。また、中国人民銀行(中央銀行)など関係各局は先週27日、農村振興を支援する会議を開き、金融支援の強化方針を確認。市場の一部では、「農村振興のほか、ハイテク製造やグリーン産業支援のため、人民銀は9月に金融緩和策を打ち出す」との観測も流れている。朝方公表された8月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、市場予想(50.2)を下回った。また、同月の非製造業PMIは47.5となり、景況判断の分かれ目となる50を1年6カ月ぶりに割り込んでいる。景気先行き不安で売りが先行したものの、下値は堅く、指数は後場途中からプラスに転じた。
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