注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
14日の中国本土市場概況:上海総合指数は反落
*17:59JST 14日の中国本土市場概況:上海総合指数は反落
14日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比39.01ポイント(0.97%)安の3990.49ポイントと反落。本日公表された中国の経済統計は強弱まちまちだったが、買い材料ではなかった。中国経済の減速が改めて意識された。ただ、中国政府による景気対策への期待は残されており、関連セクターに投資家の資金が向かったようだ。業種別では、ハイテク関連が軟調地合い。北京兆易創新科技(603986/SH)は9.5%安、富士康工業互聯網(601138/SH)は5.5%安、スーパーコンピューター大手の曙光信息産業(603019/SH)は4.6%安。電力関連株も安い。東方電気(600875/SH)が5.2%、特変電工(600089/SH)が5.1%安、上海電力(600021/SH)が6.6%安。ただ、銀行株はしっかりとした値動きとなった。興業銀行(601166/SH)が1.5%高、中国銀行(601988/SH)は1.4%高、交通銀行(601328/SH)は0.9%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.01ポイント(0.39%)安の257.09ポイント、深センB株指数が1.19ポイント(0.09%)安の1321.46ポイントで14日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/14 17:59
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、欧米株安や米利下げ期待の後退で
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、欧米株安や米利下げ期待の後退で
【ブラジル】ボベスパ指数 157162.44 -0.30%13日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比470.47ポイント安(-0.30%)の157162.44で引けた。日中の取引レンジは156,509.40-158,319.10となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。半面、原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2543.36 +0.28%13日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.14ポイント高(+0.28%)高の2543.36となった。日中の取引レンジは2,528.64-2,550.96となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となり、資源銘柄に買いが広がった。また、中国の景気対策への期待感も引き続きサポート材料となった。半面、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退や欧米株安などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 84478.67 +0.01%13日のインド株式市場は4日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比12.16ポイント高(+0.01%)の84478.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.35ポイント高(+0.01%)高の25879.15で取引を終えた。中盤は上値を追う展開も見られたが、その後は上げ幅をじりじりと縮小させた。インフレ率の鈍化が追加の利下げ期待を高めた。10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月の1.44%(改定値)から0.25%に鈍化し、予想の0.40%を下回った。また、政府が輸出企業の支援金4506億ルピー(約7840億円)を承認したことも対象セクターの物色手掛かり。外部環境では、米国の成長減速懸念の後退などがサポート材料となった。【中国】上海総合指数 4029.50 +0.73%13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比29.36ポイント高(+0.73%)の4029.50ポイントと反発した。米中対立の警戒感がやや後退したこと、中国政府の経済対策への期待が株高つながったようだ。預金準備率や政策金利の引き下げ(金融緩和策)への期待も残されている。
<AK>
2025/11/14 10:20
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13日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸
*18:14JST 13日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸
13日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比150.30ポイント(0.56%)高の27073.03ポイントと続伸。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は60.07ポイント(0.63%)高の9599.06ポイントとしっかりとした値動きとなった。米中対立の警戒感がやや後退したこと、中国政府の経済対策への期待が株高につながったようだ。中国における預金準備率や政策金利の引き下げ(金融緩和策)への期待も残されている。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は50、下落は35、変わらずは3で買いが優勢だった。ハンセン指数の構成銘柄では、中国生物製薬(1177/HK)が6.50%高、翰森製薬集団(3692/HK)が4.9%高、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.2%。半導体セクターも強含み。華虹半導体(1347/HK)は5.6%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は3.2%高。一方、華潤萬象生活(1209/HK)が3.5%安、中国神華能源(1088/HK)は2.6%安。カジノ関連もさえない動きとなり、新濠国際発展(200/HK)は3.7%安、銀河娯楽集団(27/HK)は1.2%安で13日の取引を終えた。
<FA>
2025/11/13 18:14
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13日の中国本土市場概況:上海総合指数は反発
*17:35JST 13日の中国本土市場概況:上海総合指数は反発
13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比29.36ポイント(0.73%)高の4029.50ポイントと反発した。米中対立の警戒感がやや後退したこと、中国政府の経済対策への期待が株高つながったようだ。預金準備率や政策金利の引き下げ(金融緩和策)への期待も残されている。業種別では、素材関連がしっかり。広晟有色金属(600259/SH)が3.6%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.8%高、非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が2.6%高。医薬株も強含み。河南太龍薬業(600222/SH)が4.8%高、薬明康徳(603259/SH)が4.5%高。ただ、通信・メディア株は弱含み。浙文互聯集団(600986/SH)が1.5%安、中国移動(600941/SH)が1.2%安、中国衛通(601698/SH)が0.9%安など。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.08ポイント(0.42%)高の258.10ポイント、深センB株指数が1.04ポイント(0.08%)高の1322.64ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/13 17:35
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、利益確定売りが優勢
*11:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 157632.90 -0.07%12日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比115.70ポイント安(-0.07%)の157632.90で引けた。日中の取引レンジは156,559.70-158,133.80となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米成長減速懸念の後退などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2536.22 -1.17%12日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.95ポイント安(-1.17%)の2536.22となった。日中の取引レンジは2,529.06-2,576.65となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かりとなった。このほか、ウクライナ情勢の不透明感が解消されていないことが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 84466.51 +0.71%12日のインド株式市場は3日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比595.19ポイント高(+0.71%)の84466.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同180.85ポイント高(+0.70%)の25875.80で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇や、米政府機関閉鎖の終了観測など外部環境の改善を受け、インド市場も買いが先行。また、成長率の加速観測も好感された。物品・サービス税(GST)の改革を受け、2025年度のインドの成長率が7.4%まで加速すると期待されている。ほかに、国内景気が底を打ったとの見方もサポート材料となった。【中国】上海総合指数 4000.14 -0.07%12日の中国本土市場は小幅続落。主要指標の上海総合指数が前日比2.62ポイント安(-0.07%)の4000.14ポイントと続落した。上値を試す動きもみられたが、テクノロジー関連や太陽電池関連などこのところ上昇が目立っていた銘柄に利益確定売りが出て相場の重荷となった。一方で、当局による金融緩和や景気刺激策への期待が下支え要因として機能し、買いが全く入らなかったわけではない。ただ、政策期待が明確な形で確認されたわけではなく、買いの持続力には乏しかった。指数は方向感を欠いた展開となり、ミニマムな下げにとどまったが、積極的な買いが再び入るまでには慎重な空気が漂った。
<AK>
2025/11/13 11:24
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12日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続伸、約1カ月ぶりの高値を更新
*18:34JST 12日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続伸、約1カ月ぶりの高値を更新
12日の香港市場は3日続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比226.32ポイント(0.85%)高の26922.73ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が77.50ポイント(0.82%)高の9538.99ポイントとなった。ハンセン指数はこの日、約1カ月ぶり高値を更新して引けた。内需・金融・不動産を中心に上昇がみられたものの、世界的な景気の先行きや金利の水準には慎重姿勢が残っていた。特に米国の政府機関一時的な資金繰り問題や米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期に対する見方が交錯し、市場心理にはやや足踏み感が出た。こうした中、中国政府の景気刺激策への期待が浮上し、銀行・保険・石油・天然資源など本土系銘柄を中心に買いが入った。加えて、景気敏感株への資金流入とともに、指数の上値を支える材料となった。ハンセン指数の構成銘柄では、金融・不動産・エネルギー関連銘柄に買いが入った。中国人寿保険(2628/HK)が4.3%高、新鴻基地産(0016/HK)が5.4%高、中国石油天然気(0857/HK)が2.8%高となり、景気刺激策期待を背景に本土系内需株中心に資金が流入した。中国政府による不動産支援姿勢や銀行への政策支援の継続観測が投資家心理を下支えした。半面、テクノロジーおよび電子部品関連株が軟調だった。新興ハイテク銘柄のセンチメントがやや悪化する中、サプライチェーン懸念が再燃し、信義光能(0968/HK)が4.9%安、アリババ(9988/HK)が2.4%安、吉利汽車(0175/HK)が2.5%安となった。米中間のテクノロジー規制の継続懸念も、投資家の慎重姿勢を誘った。消費関連株でも弱含みの動きが見られた。バイドゥ(9888/HK)が1.9%安、ポップマート(9992/HK)が1.6%安、ティンイ・ホールディングス(6808/HK)が0.5%安と下落。個人消費の回復ペースに対する不透明感が根強く、売り優勢の展開となった。その他、医薬や通信などディフェンシブ株の一角にも軟調な銘柄が散見された。中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.07%安の4000.14ポイントで取引を終了した。ハイテク、証券、インフラ関連、素材、自動車などに売りが広がった。半面、銀行・保険は高い。また、エネルギー、運輸、医薬の一角なども買われた。
<NH>
2025/11/12 18:34
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12日の中国本土市場概況:上海総合は小幅続落、方向感の乏しい展開
*18:25JST 12日の中国本土市場概況:上海総合は小幅続落、方向感の乏しい展開
12日の中国本土市場は小幅続落。主要指標の上海総合指数が前日比2.62ポイント(0.07%)安の4000.14ポイントと続落した。上値を試す動きもみられたが、テクノロジー関連や太陽電池関連などこのところ上昇が目立っていた銘柄に利益確定売りが出て相場の重荷となった。一方で、当局による金融緩和や景気刺激策への期待が下支え要因として機能し、買いが全く入らなかったわけではない。ただ、政策期待が明確な形で確認されたわけではなく、買いの持続力には乏しかった。指数は方向感を欠いた展開となり、ミニマムな下げにとどまったが、積極的な買いが再び入るまでには慎重な空気が漂った。セクター別では、ハイテクの下げが目立った。聞泰科技(600745/SH)が4.6%安、北京兆易創新科技(603986/SH)が3.5%安、方正科技集団(600601/SH)が2.3%安となった。また、証券株も売られた。信達証券(601059/SH)が2.7%安、太平洋証券(601099/SH)が1.8%安、首創証券(601136/SH)が1.3%安となった。インフラや不動産関連も売られた。半面、銀行・保険株は買われた。中国農業銀行(601288/SH)が3.5%高、中国銀行(601988/SH)が1.4%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.0%高、中国平安保険(601318/SH)が1.4%高となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.70ポイント(0.27%)安の257.02ポイント、深センB株指数が1.87ポイント(0.14%)高の1321.60ポイントで取引を終了した。
<NH>
2025/11/12 18:25
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油高や欧米市場の上昇で
*11:00JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油高や欧米市場の上昇で
【ブラジル】ボベスパ指数 157748.60 +1.60%11日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2491.29ポイント高(+1.60%)の157748.60で引けた。日中の取引レンジは155,252.00-158,467.20となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。また、原油価格と通貨レアルの同時高も支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2566.17 +0.30%11日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.57ポイント高(+0.30%)の2566.17となった。日中の取引レンジは2,550.85-2,576.62となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧米市場の上昇や米政府機関閉鎖の終了観測が好感された。半面、ウクライナ戦争の早急終結の取り組みに行き詰まっているとのロシア側の見解などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 83871.32 +0.40%11日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比335.97ポイント高(+0.40%)の83871.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.60ポイント高(0.47%)の25694.95で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。2025年度の住宅販売目標が前年度から19%引き上げられたことを受け、金融や不動産セクターに物色する動きが活発となった。また、欧州市場の上昇も終盤の買いにつながった。【中国】上海総合指数 4002.76 -0.39%11日の中国本土市場は小反落。上海総合指数の終値は前日比15.84ポイント安(-0.39%)の4002.76ポイントで引けた。取引材料に乏しいなか、心理的節目の4?000ポイントが意識され、投資家の慎重姿勢が強まった。14日の経済指標発表を前に様子見ムードが広がり、指数は小高く始まった後に下落に転じた。一方で、一部では押し目買いも入り下値は限定的となったが、全体としては上値の重い展開が続いた。
<NH>
2025/11/12 11:00
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11日の香港市場概況:ハンセン指数は小幅続伸、約1カ月ぶりの高値
*19:12JST 11日の香港市場概況:ハンセン指数は小幅続伸、約1カ月ぶりの高値
11日の香港市場は小幅続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比0.18%(47.35ポイント)高の26696.41ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が0.19%(18.25ポイント)高の9461.49ポイントと小幅に続伸した。ハンセン指数はこの日、約1カ月ぶりの高値を更新した。ハイテック株に比べ出遅れ感のある金融・不動産セクターに買いが入ったことが指数の上昇を主導。一方で、14日に発表予定の中国の主要経済統計を控えポジション調整の売りが散見され、指数は一時下落する場面もあった。セクター間の明確な差が意識されるなか、相場全体としては堅調に終えた。ハンセン指数の構成銘柄では、不動産や金融セクターには買いが入った。恒隆地産(0101/HK)が3.3%高、新鴻基地産(0016/HK)が2.7%高、AIAグループ(1299/HK)が1.3%高と堅調な値動きを示した。ハイテック株に比べ出遅れ感が強かった銘柄に見直し買いが入ったことが背景。米金利低下観測や中国当局の景気刺激策への期待感も一部銘柄の買い材料となった。半面、医薬品セクターに売りが集まった。ウーシー・バイオロジクス(2269/HK)が2.7%安、ハンソウ・ファーマシューティカル(3692/HK)が2.7%安、恒安国際集団(1044/HK)が2.4%安などと軟調。中国の経済統計発表を前に成長株への警戒感が強まり、バリュエーションの高い医薬系銘柄は売られた。好業績発表を控えた一部バイオ株でも利益確定の動きが見られた。IT関連にも売りが広がった。レノボ・グループ(0992/HK)が1.3%安、ウーシー・アップテック(2359/HK)が1.4%安、アリババ(9988/HK)が1.84%安とそろって軟調な展開を示した。前日の上昇の反動に加え、投資家のリスク回避姿勢が継続し、セクター全体に調整圧力がかかった。その他、エネルギーや消費関連株にも売りが波及した。中国本土市場は小反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.39%安の4002.76ポイントで取引を終了した。ハイテクが安い。自動車やエネルギー、保険・証券なども売られた。半面、不動産や銀行、食品関連の一角が買われた。
<AK>
2025/11/11 19:12
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11日の中国本土市場概況:上海総合は小反落、慎重ムードが強まる
*19:03JST 11日の中国本土市場概況:上海総合は小反落、慎重ムードが強まる
11日の中国本土市場は小反落。上海総合指数の終値は前日比15.84ポイント(0.39%)安の4002.76ポイントで引けた。取引材料に乏しいなか、心理的節目の4000ポイントが意識され、投資家の慎重姿勢が強まった。14日の経済指標発表を前に様子見ムードが広がり、指数は小高く始まった後に下落に転じた。一方で、一部では押し目買いも入り下値は限定的となったが、全体としては上値の重い展開が続いた。セクター別では、ハイテク関連が安い。富士康工業互聯網(601138/SH)が4.9%安、方正科技集団(600601/SH)が3.8%安、環旭電子(601231/SH)が3.4%安とそろって軟調な値動きを示した。また、賽力斯集団(601127/SH)が3.5%安、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.2%安、重慶千里科技(601777/SH)が2.9%安など自動車セクターも売られた。半面、不動産銘柄が逆行高。新城控股集団(601155/SH)が2.1%高、華麗家族(600503/SH)が1.9%高、京能置業(600791/SH)が1.7%高となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08%(0.21ポイント)安の257.73ポイント、深センB株指数が0.12%(1.62ポイント)安の1319.73ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/11 19:03
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は14日続伸、欧米市場の上昇やレアル高の進行で
*10:16JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は14日続伸、欧米市場の上昇やレアル高の進行で
【ブラジル】ボベスパ指数 155257.31 +0.77%10日のブラジル株式市場は14日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1193.78ポイント高(+0.77%)の155257.31で引けた。日中の取引レンジは154,058.40-155,601.20となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2558.60 -0.30%10日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.82ポイント安(-0.30%)の2558.60となった。日中の取引レンジは2,552.16-2,600.19となった。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数を下支えした。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 83535.35 +0.38%10日のインド株式市場は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比319.07ポイント高(+0.38%)の83535.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.05ポイント高(+0.32%)の25574.35で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インフレ率の鈍化が利下げ期待を高めた。10月の伝統食材の価格は前年同月比で17%下落したと報告されている。また、2025年度の成長率が6.3-6.8%になるとの予測も景気不安を緩和させた。外部環境では、米政府機関の閉鎖の終了観測や米中貿易摩擦の緩和などがサポート材料となった。【中国】上海総合指数 4018.60 +0.53%10日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比21.04ポイント高(+0.53%)の4018.60ポイントと反発した。米中貿易摩擦の緩和がプラス材料だ。米中両政府は11月10日、互いにかけた追加関税を引き下げる。そのほか、米国は中国船などに対する入港料の徴収も10日から1年間延期。中国はガリウムやゲルマニウムなどレアメタル(希少金属)の米向け禁輸措置を停止する。
<AK>
2025/11/11 10:16
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10日の香港市場概況:ハンセン指数は堅調推移
*18:06JST 10日の香港市場概況:ハンセン指数は堅調推移
10日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比407.23ポイント(1.55%)高の26649.06ポイントと反発。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は175.68ポイント(1.90%)高の9443.24ポイントと堅調に推移した。米中貿易摩擦の緩和がプラス材料だ。米中両政府は11月10日、互いにかけた追加関税を引き下げる。そのほか、米国は中国船などに対する入港料の徴収も10日から1年間延期。中国はガリウムやゲルマニウムなどレアメタル(希少金属)の米向け禁輸措置を停止することになった。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は77、下落は10、変わらずは1で買いが優勢だった。ハンセン指数の構成銘柄では、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(9992/HK)が8.1%高、石油生産大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が5.9%高、不動産管理サービスの華潤万象生活(1209/HK)が5.0%高。セクター別では、消費関連が高い。免税店の中国旅遊集団中免(1880/HK)が15.3%高、冷凍食品の安井食品集団(2648/HK)が5.1%高、火鍋の海底撈国際HD(6862/HK)が4.9%高など。エアラインや代理店など旅行関連セクターもしっかり。中国国際航空(753/HK)が5.0%高、中国東方航空(670/HK)が4.7%高。ただ、発電セクターは弱含み。華能国際電力(902/HK)が2.3%安、華電国際電力(1071/HK)が2.1%安、中国広核電力(1816/HK)が1.9%安で10日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/10 18:06
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10日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
*17:30JST 10日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
10日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比21.04ポイント(0.53%)高の4018.60ポイントと反発した。米中貿易摩擦の緩和がプラス材料だ。米中両政府は11月10日、互いにかけた追加関税を引き下げる。そのほか、米国は中国船などに対する入港料の徴収も10日から1年間延期。中国はガリウムやゲルマニウムなどレアメタル(希少金属)の米向け禁輸措置を停止する。業種別では、消費関連がしっかり。中国旅遊集団中免(601888/SH)、酒造の舍得酒業(600702/SH)、乳製品の北京三元食品(600429/SH)が10.0%高。金融株も強含み。上海銀行(601229/SH)が2.3%高、中信銀行(601998/SH)は1.5%高。ただ、ハイテク関連はさえない値動きとなった。広東生益科技(600183/SH)が4.1%安、廈門法拉電子(600563/SH)は3.9%安、曙光信息産業(603019/SH)は3.8%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.56ポイント(0.22%)高の257.94ポイント、深センB株指数が7.38ポイント(0.56%)高の1321.35ポイントで10日の取引を終了した。
<AK>
2025/11/10 17:30
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は13日続伸、原油高や貿易統計の改善で
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は13日続伸、原油高や貿易統計の改善で
【ブラジル】ボベスパ指数 154063.53 +0.47%7日のブラジル株式市場は13日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比724.91ポイント高(+0.47%)の154063.53で引けた。日中の取引レンジは152,367.50-154,065.80となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、貿易統計の改善が好感された。10月の貿易黒字は予想以上に伸びた。外部環境では、中国の景気対策への期待感が引き続き支援材料となった。半面、米金融政策の不透明感が引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2566.42 -0.93%7日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.72ポイント安(-0.93%)の2566.42となった。日中の取引レンジは2,544.48-2,573.84となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。経済指標の改善が支援材料。10月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は前月の46.6から50.2に改善した。また、中国当局が金融緩和を含む景気対策を強めるとの見方も輸出の拡大期待を高めた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 83216.28 -0.11%7日のインド株式市場は弱含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比94.73ポイント安(-0.11%)の83216.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.40ポイント安(-0.07%)の25492.30で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。米金融政策の不透明感が外資の流出懸念を強めた。また、弱い経済指標も指数の足かせ。10月のHSBCサービス業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の60.9から58.9に低下し、5カ月ぶりの低水準を記録した。競争の激化や豪雨などによる被害の拡大が指数の足かせとなったもようだ。ただ、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げで今後は拡大すると予測されている。【中国】上海総合指数 3997.56 -0.25%7日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は前日比10.20ポイント安(-0.25%)の3997.56ポイントで引けた。上海総合指数は終値で心理的節目の4000を割り込んだ。背景には、10月の輸出(米ドル建て)が前年同月比で1.1%減少し、市場予想の8.3%増を下回ったことがある。これにより、外需の先行き懸念が強まり、輸出関連株を中心に利益確定売りが広がった。世界的な需要減速や米金融政策の不透明感が投資家心理を圧迫した。特に外需依存度の高い業種では下げが目立ち、相場全体に重しとなった。一方で、当局による経済支援への期待感や、一部好決算を手掛かりとした底堅い買いも観測されたが、全体の流れを押し戻すには至らなかった。これらの動きを背景に、指数は小幅安で取引を終えた。
<AK>
2025/11/10 09:57
注目トピックス 外国株
7日の香港市場概況:香港市場は反落、米株安や週末の持ち高調整が優勢
*18:48JST 7日の香港市場概況:香港市場は反落、米株安や週末の持ち高調整が優勢
7日の香港市場は反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比244.07ポイント(0.92%)安の26241.83ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が88.41ポイント(0.94%)安の9267.56ポイントで引けた。前日の米株安が投資家心理を冷やしたうえ、週末を控えた持ち高調整売りが優勢となった。加えて、中国の10月貿易統計で輸出が前年同月比1.1%減と予想外のマイナスに転じたことが相場の重荷となった。輸出の弱含みを受けて、外需関連やテクノロジー株に売りが波及し、市場全体に下押し圧力がかかった。米中経済の先行き不透明感も重なり、積極的な買いは入りづらい展開となった。一方で、中国政府による経済支援の継続姿勢や一部銘柄への押し目買いが下支え要因となったが、相場全体の反発には至らなかった。終盤にかけても戻りは鈍く、弱含みのまま取引を終えた。ハンセン指数の構成銘柄では、情報技術セクターが大きく下落。小米集団(1810/HK)は2.76%安、アリババ(9988/HK)は2.97%安、JDドットコム(9618/HK)は2.29%安となり、他のネット関連銘柄にも売りが波及した。背景には、10月の中国輸出統計が予想に反して減少したことに加え、米株安による投資家心理の冷え込みがある。週末を控えた持ち高整理も重なり、相場の重しとなった。次いで医薬品セクターにも売りが波及。ウーシー・バイオロジクス(2269/HK)は3.49%安、アリババ・ヘルス(241/HK)は2.09%安、JDヘルス(6618/HK)は2.46%安となった。反面、公用事業セクターでは底堅さが見られた。中国海洋石油(883/HK)は1.44%高、チャイナ・ユニコム(762/HK)は1.13%高、チャイナ・リソーシズ・ガス(1193/HK)は1.92%高となった。景気敏感株が売られる中でディフェンシブ銘柄への資金シフトが見られたほか、エネルギー価格の安定も支援材料となった。本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.25%安の3997.56ポイントで取引を終了した。ハイテクが安い。医薬や自動車、不動産、軍需産業なども売られた。半面、素材やエネルギー、食品飲料なども買われた。
<AK>
2025/11/07 18:48
注目トピックス 外国株
7日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、貿易統計の悪化で節目4000pt割り込む
*18:43JST 7日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、貿易統計の悪化で節目4000pt割り込む
7日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は前日比10.20ポイント(0.25%)安の3997.56ポイントで引けた。上海総合指数は終値で心理的節目の4000を割り込んだ。背景には、10月の輸出(米ドル建て)が前年同月比で1.1%減少し、市場予想の8.3%増を下回ったことがある。これにより、外需の先行き懸念が強まり、輸出関連株を中心に利益確定売りが広がった。世界的な需要減速や米金融政策の不透明感が投資家心理を圧迫した。特に外需依存度の高い業種では下げが目立ち、相場全体に重しとなった。一方で、当局による経済支援への期待感や、一部好決算を手掛かりとした底堅い買いも観測されたが、全体の流れを押し戻すには至らなかった。これらの動きを背景に、指数は小幅安で取引を終えた。セクター別では、ハイテク関連の売りが目立った。富士康工業互聯網(601138/SH)が4.6%安、曙光信息産業(603019/SH)と広東生益科技(600183/SH)、華勤技術(603296/SH)の3銘柄がそろって2.9%安となった。また、製薬銘柄も安い。昭衍新薬(603127/SH)が3.3%安、江蘇聯環薬業(600513/SH)が2.1%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.3%安、馬応竜薬業(600993/SH)が1.2%下落した。半面、素材が買われた。万華化学集団(600309/SH)が5.8%高、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.4%高、レアアースの広晟有色金属(600259/SH)が1.9%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が1.3%上昇した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.41ポイント(0.93%)安の257.38ポイント、深センB株指数が0.20ポイント(0.02%)高の1313.96ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/07 18:43
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は12日続伸、上値重い展開
*10:14JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は12日続伸、上値重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 153338.63 +0.03%6日のブラジル株式市場は12日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比44.19ポイント高(+0.03%)の153338.63で引けた。日中の取引レンジは153,235.00-154,352.30となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。米中貿易摩擦の緩和が引き続き好感された。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、米景気や米金融政策の先行き不透明感なども圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2542.70 -0.15%6日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.92ポイント安(-0.15%)の2542.70となった。日中の取引レンジは2,532.02-2,560.25となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも継続した。ほかに、米国の金融政策の不透明感などが外資の流出懸念を強めた。半面、米中貿易摩擦の緩和などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 83311.01 -0.18%6日のインド株式市場は弱含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比148.14ポイント安(-0.18%)の83311.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同87.95ポイント安(-0.34%)の25509.70で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせ。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、地方の経済発展の財政資金、公務員給与や年金など固定経費の増加で減少しているとの報告もマイナス材料となった。【中国】上海総合指数 4007.76 +0.97%6日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比38.51ポイント高(+0.97%)の4007.76ポイントで引けた。産業支援策や規制緩和が特に成長分野を押し上げるとの期待は広がった。政府が半導体や人工知能(AI)関連で自国製素材の優先使用を指導したことも、ハイテクセクターに買いを誘引した。また、米側において対中関税引き下げの大統領令に署名したとの報道が出たことで、米中貿易リスクの後退が好感され、海外マクロの安心感も市場を支えた。これらの流れが相乗し、半導体などテクノロジー関連などが相場を牽引した。半面、弱い経済指標が指数の上値を抑えた。10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIの民間統計はそろって前月を下回った。ハイテクを中心に上昇セクターが目立ったものの、景気敏感セクターの重荷も依然として懸念要因として残る。一進一退の要素ながら、支援策期待と外部環境改善が本日の相場を押し上げた。
<AK>
2025/11/07 10:14
注目トピックス 外国株
6日の香港市場概況:香港市場は大幅反発、米中貿易摩擦の緩和などを好感
*18:56JST 6日の香港市場概況:香港市場は大幅反発、米中貿易摩擦の緩和などを好感
6日の香港市場は大幅反発。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比550.49ポイント(2.12%)高の26485.90ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が192.73ポイント(2.10%)高の9355.97ポイントで引けた。米中貿易摩擦の緩和が好感され、半導体を中心に買いが広がった。また、中国当局の景気支援スタンスもサポート材料。中国政府は半導体や人工知能(AI)関連で自国製素材の優先使用を指導した。外電によると、中国政府は国の資金で新設したデータセンターでの国産AIチップの使用を義務付けているという。ほかに、昨夜の欧米市場の上昇や米景気期待など外部環境の改善も買い安心感を与えた。業種別では、半導体が高い。前日の大幅下落を受けた反動から買い戻しが優勢。また、中国政府の支援策も好感された。華虹半導体(1347/HK)が9.1%高、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.9%、蘇州貝克微電子(2149/HK)が4.6%とそろって大幅反発した。また、素材関連も急伸。中国アルミ(2600/HK)が11.2%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.9%高、紫金黄金国際(2259/HK)が8.7%高、霊宝黄金(3330/HK)が6.2%高と大幅な上昇を示した。中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は前日比0.97%高の4007.76ポイントで取引を終了した。半導体などハイテクが高い。また、素材や電力、インフラなども買われた。半面、金融や不動産などが安い。
<AK>
2025/11/06 18:56
注目トピックス 外国株
6日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸、ハイテクの上昇や米中貿易摩擦の緩和で
*18:49JST 6日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸、ハイテクの上昇や米中貿易摩擦の緩和で
6日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比38.51ポイント(0.97%)高の4007.76ポイントで引けた。産業支援策や規制緩和が特に成長分野を押し上げるとの期待は広がった。政府が半導体や人工知能(AI)関連で自国製素材の優先使用を指導したことも、ハイテクセクターに買いを誘引した。また、米側において対中関税引き下げの大統領令に署名したとの報道が出たことで、米中貿易リスクの後退が好感され、海外マクロの安心感も市場を支えた。これらの流れが相乗し、半導体などテクノロジー関連などが相場を牽引した。半面、弱い経済指標が指数の上値を抑えた。10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIの民間統計はそろって前月を下回った。ハイテクを中心に上昇セクターが目立ったものの、景気敏感セクターの重荷も依然として懸念要因として残る。一進一退の要素ながら、支援策期待と外部環境改善が本日の相場を押し上げた。セクター別では、ハイテク関連が高い。曙光信息産業(603019/SH)が7.4%高、北京兆易創新科技(603986/SH)が4.0%高、方正科技集団(600601/SH)が2.3%高とそろって堅調な値動きを示した。素材関連も物色された。中国アルミ(601600/SH)がストップ高の10.0%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が4.6%高、江西銅業(600362/SH)が2.0%高、宝山鋼鉄(600019/SH)が3.5%高となった。一方、金融や不動産関連が安い。厦門銀行(601187/SH)が2.6%安、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.7%安、招商銀行(600036/SH)が1.1%安とさえない展開を示した。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.63ポイント(0.24%)高の259.79ポイント、深センB株指数が6.83ポイント(0.52%)高の1313.76ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/06 18:49
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は11日続伸、欧米株高などがプラス材料
*10:45JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は11日続伸、欧米株高などがプラス材料
【ブラジル】ボベスパ指数 153294.44 +1.72%5日のブラジル株式市場は11日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2590.23ポイント高(+1.72%)の153294.44で引けた。日中の取引レンジは150,296.30-153,583.20となった。小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、経済指標の改善が景気の先行き不安をやや緩和させた。10月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は48.2となり、前月の46.0を上回った。【ロシア】MOEX指数 2546.62 -0.95%5日のロシア株式市場は6営業日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.34ポイント安(-0.95%)の2546.62となった。日中の取引レンジは2,537.65-2,579.16となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 休場5日のインド市場はグルナーナク・ジャヤンティで休場となった。【中国】上海総合指数 3969.24 +0.23%5日の中国本土市場強含み。主要指標の上海総合指数が前日比9.06ポイント高(+0.23%)の3969.24ポイントで引けた。米国のハイテク株下落を引き継ぎ、アジア市場では成長セクターへの警戒感が広がった。一方で、中国では経済回復や政策支援への期待が投資家心理の支えとなった。たとえば民間サービス業PMIが52.6と3カ月ぶりの低水準だったものの、成長圏にとどまった。このため、早朝の売りが一巡した後、その後は持ち直した。
<AK>
2025/11/06 10:45
注目トピックス 外国株
5日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み、政策支援への期待感が高まる
*18:30JST 5日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み、政策支援への期待感が高まる
5日の中国本土市場強含み。主要指標の上海総合指数が前日比9.06ポイント(0.23%)高の3969.24ポイントで引けた。米国のハイテク株下落を引き継ぎ、アジア市場では成長セクターへの警戒感が広がった。一方で、中国では経済回復や政策支援への期待が投資家心理の支えとなった。たとえば民間サービス業PMIが52.6と3カ月ぶりの低水準だったものの、成長圏にとどまった。このため、早朝の売りが一巡した後、その後は持ち直した。セクター別では、電力や資本財や素材、エネルギー関連に買いが広がった。海南金盤知能科技(688676/CH)が18.12%高、国電南瑞科技(600406/CH)が2.32%高、安通控股(601179/CH)が7.24%高、中国西電電気(601179/SH)が7.2%高と上げが目立った。また、空運株も高い。春秋航空(601021/SH)が2.4%高、中国国際航空(601111/SH)が2.0%高、中国南方航空(600029/SH)が1.2%高となった。半面、酒造メーカーが安い。貴州マオタイ(600519/CH)が0.62%安、舎得酒業(600702/CH)が1.61%安となった。また、ハイテクの一角も売られた。聞泰科技(600745/SH)が3.9%安、三六零安全科技(601360/SH)が3.0%安、北京兆易創新科技(603986/SH)が2.9%安とさえない展開となった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.54ポイント(0.21%)安の259.15ポイント、深センB株指数が0.14ポイント(0.01%)高の1306.94ポイントで終了した。
<AK>
2025/11/05 18:30
注目トピックス 外国株
5日の香港市場概況:ハンセン0.1%安で続落、ハイテク関連が下げ主導
*18:25JST 5日の香港市場概況:ハンセン0.1%安で続落、ハイテク関連が下げ主導
5日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比16.99ポイント(0.07%)安の25935.41ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が9.97ポイント(0.11%)安の9163.24ポイントと続落した。昨夜の米国株式市場に利益確定の動きが強まったほか、米銀大手のトップが「株式市場に10%超の調整余地あり」と警鐘を鳴らしたことが投資家の不安心理を強めた。また、米ハイテク株の下落も半導体関連の売り手掛かり。ほかに、10月の中国の貿易統計などが7日に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。セクター別では、半導体が軟調。上海復旦微電子集団(1385/HK)が4.6%安、華虹半導体(1347/HK)が3.1%安、蘇州貝克微電子(2149/HK)が2.1%安とそろってさえない展開となった。また、自動車銘柄もさえない。奇瑞汽車(9973/HK)が3.6%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.8%安、小鵬汽車(9868/HK)が1.4%安と売り優勢の展開となった。半面、電力関連が高い。ハルビン電気(1133/HK)が10.2%高、東方電気(1072/HK)が3.8%高、金風科技(2208/HK)が3.5%高、龍源電力集団(916/HK)が1.1%高で引けた。中国本土市場は小反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.23%高の3969.25ポイントで取引を終了した。電力設備や運輸、インフラが上昇した半面、ハイテクや医薬、自動車、金融の一角に売りが広がった。
<AK>
2025/11/05 18:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は10日続伸も上値重い、米株安などが足かせ
*10:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は10日続伸も上値重い、米株安などが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 150704.20 +0.17%4日のブラジル株式市場は10日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比249.97ポイント高(+0.17%)の150704.20で引けた。日中の取引レンジは149,978.80-150,887.50となった。前半は上値を追う展開もみられたが、その後は上げ幅をじりじりと縮小させた。経済指標の改善や米中対立の緩和などが引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。人工知能(AI)バブル懸念が再び高まっていることや、米銀大手のトップが「株式市場に10%超の調整余地あり」と警鐘を鳴らしたことなどが投資家心理を悪化させた。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。【ロシア】MOEX指数 休場4日のロシア市場は統一の日で休場となった。【インド】SENSEX指数 83459.15 -0.62%4日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比519.34ポイント安(-0.62%)の83459.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.70ポイント安(-0.64%)の25597.65で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、国内のデフレ懸念が根強いことも引き続き嫌気された。【中国】上海総合指数 3976.52 +0.55%4日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.34ポイント安(-0.41%)の3960.19ポイントと弱含み。市場では年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの見方が出ている。中国の経済動向を見極めたいとの理由で積極的な買いは手控えられたが、今年の成長率目標である5.0%前後達成のため景気対策を強めるとの見方も残されている。
<AK>
2025/11/05 10:24
注目トピックス 外国株
4日の香港市場概況:ハンセン指数は弱含み
*18:17JST 4日の香港市場概況:ハンセン指数は弱含み
4日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比205.96ポイント(0.79%)安の25952.40ポイントと反落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は85.52ポイント(0.92%)安の9173.21ポイントと弱含み。市場では年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの見方が出ている。中国本土市場では国内経済の動向を見極めたいとの理由で積極的な買いは手控えられ、この影響が香港市場にも及んだようだ。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は28、下落は55、変わらずは5で売りが優勢だった。主な値上がり銘柄は、康師縛控股(322/HK)が3.5%高、百度(9888/HK)は2.8%高、主な値下がり銘柄は、紫金鉱業集団(2899/HK)は5.4%安、舜宇光学技研(2382/HK)が4.7%安など。なお、半導体セクターは弱含み。華虹半導体(1347/HK)は1.2%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は0.8%安で4日の取引を終えた。
<AK>
2025/11/04 18:17
注目トピックス 外国株
4日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
*18:16JST 4日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
4日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.34ポイント(0.41%)安の3960.19ポイントと弱含み。市場では年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの見方が出ている。中国の経済動向を見極めたいとの理由で積極的な買いは手控えられたが、今年の成長率目標である5.0%前後達成のため景気対策を強めるとの見方も残されている。セクター別では、医薬の下げが目立つ。昭衍新薬(603127/SH)が4.8%安、浙江華海薬業(600521/SH)が4.0%安、薬明康徳(603259/SH)が2.7%など。産金・非鉄株もさえない動き。中金黄金(600489/SH)が5.2%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.1%安。一方、銀行株はしっかり。中国工商銀行(601398/SH)と招商銀行(600036/SH)は2.9%高、興業銀行(601166/SH)は2.8%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.03ポイント(0.40%)安の259.69ポイント、深センB株指数が9.21ポイント(0.70%)安の1306.80ポイントで4日の取引を終了した。
<AK>
2025/11/04 18:16
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は9日続伸、上値の重い展開
*10:37JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は9日続伸、上値の重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 150454.23 +0.61%3日のブラジル株式市場は9日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比913.80ポイント高(+0.61%)の150454.23で引けた。日中の取引レンジは149,550.84-150,761.29となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米中対立の緩和や中国の景気対策への期待感なども輸出伸びの拡大期待を高めた。ほかに、経済指標の改善が景気の先行き不安をやや緩和させた。10月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の46.5から48.2に改善した。【ロシア】MOEX指数 2570.96 +1.51%3日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比38.30ポイント高(+1.51%)の2570.96となった。日中の取引レンジは2,532.66-2,579.91となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となり、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米中対立の緩和なども引き続き好感された。ほかに、中ロ両国が各分野で協力を強化するとの報道がサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 83978.49 +0.05%3日のインド株式市場は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比39.78ポイント高(+0.05%)の83978.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.25ポイント高(+0.16%)の25763.35で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。税収の増加観測が支援材料。2025年度の物品・サービス税(GST)収入は政府予想を上回ると予測されている。また、米中貿易摩擦の緩和なども輸出伸びの拡大期待を高めた。【中国】上海総合指数 3976.52 +0.55%3日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比21.73ポイント高(+0.55%)の3976.52ポイントと反発。中国経済の先行き不安は消えていないが、中国当局は今年の成長率目標である5.0%前後達成のため景気対策を強めるとの見方が広がった。米ホワイトハウスは1日米中首脳会談での合意内容の詳細を発表し、中国はレアアース(希土類)の新たな輸出規制を事実上撤廃する。また、中国が合成麻薬フェンタニルの違法取引を強化する代わりに、米国は関連の対中関税を20%から10%に引き下げるほか、100%の対中関税も延期するとみられる。
<AK>
2025/11/04 10:37
注目トピックス 外国株
31日の香港市場概況:香港市場は大幅続落
*17:48JST 31日の香港市場概況:香港市場は大幅続落
10月31日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比376.04ポイント(1.43%)安の25906.65ポイントと大幅続落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は178.28ポイント(1.91%)安の9168.58ポイントと下落。中国本土市場における値動きが嫌気された。中国国家統計局が公表した10月製造業PMIは49.0と市場予想を下回った。節目の50も7カ月連続で下回ったことも嫌気されたようだ。米中関係改善への期待は残されているものの、香港市場でも売り優勢の状態が続いた。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は27、下落は59、変わらずは2で売りが優勢だった。個別では、自動車大手の比亜迪(BYD:1211/HK)が3.5%安。直近決算における大幅減益が嫌気されたようだ。その他の主要銘柄では、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が5.4%安、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が1.60%安など。一方、主な値上り銘柄は翰森製薬集団(3692/HK)が4.2%高、友邦保険控股(1299/HK)が3.1%高など。非鉄・産金は弱含み。中国宏橋集団(1378/HK)が1.3%安高、紫金鉱業集団(2899/HK)は0.8%安とさえない動きに転じた。
<AK>
2025/10/31 17:48
注目トピックス 外国株
31日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
*17:44JST 31日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
10月31日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比32.11ポイント(0.81%)安の3954.79ポイントと続落。主要銘柄での戻り売りが続いており、節目の4000ポイントを継続的に下回った。本日、中国国家統計局が公表した10月製造業PMIは49.0と市場予想を下回った。節目の50も7カ月連続で下回ったことも嫌気されたようだ。米中関係改善への期待は残されているものの、売り優勢の状態が続いた。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が1398、下落が772、変わらずは65。上昇銘柄が多いものの、株価指数はさえない動きとなった。個別では、業界大手3社の中国国際航空(601111/SH)が8.1%安。7-9月期決算の大幅減益が嫌気された。主要銘柄の値下がり率は、賽力斯集団(601127/SH)が4.8%安、中国中車(601766/SH)が4.6%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント(0.38%)安の260.34ポイント、深センB株指数は10.63ポイント(0.81%)安の1305.41ポイントで31日の取引を終了した。
<AK>
2025/10/31 17:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続伸、上値重い展開
*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続伸、上値重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 148780.22 +0.10%30日のブラジル株式市場は7日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比147.28ポイント高(+0.10%)の148780.22で引けた。日中の取引レンジは147,546.50-149,234.00となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米中首脳会談がほぼ予想通りに進展したことが支援材料となり、買いは継続。また、原油価格が強含みだったことも好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。【ロシア】MOEX指数 2557.48 +1.35%30日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比34.13ポイント高(+1.35%)の2557.48となった。日中の取引レンジは2,528.01-2,567.79となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米中首脳会談の進展が好感され、買いは継続。両国の貿易交渉の担当者らは、両国は主要な懸念に対処することで基本的に合意したと発言した。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、米国が対ロ制裁を追加するとの発言などが引き続きマイナス材料となった。【インド】SENSEX指数 84404.46 -0.70%30日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比592.67ポイント安(-0.70%)の84404.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.05ポイント安(-0.68%)の25877.85で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げに不透明感が出ていることが外資の流出懸念を強めた。また、国内のデフレ懸念が高まっていることもマイナス材料。ほかに、中小企業の経営環境が米国の高関税政策で悪化しているとの報道が引き続き圧迫材料となった。【中国】上海総合指数 3986.90 -0.73%30日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比29.43ポイント安(-0.73%)の3986.90ポイントと反落。利食い売りが観測され、終値ベースで節目の4000ポイントを割り込んだ。本日行われた米中首脳会談で中国側は、10月9日に発表した輸出規制措置を1年間停止すると発表。一方、米国側は24%の上乗せ関税の停止を1年間延長すると伝えた。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示していたが、協議は市場参加者の想定におおむね沿った結果となったようだ。
<AK>
2025/10/31 10:19
注目トピックス 外国株
30日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
*20:26JST 30日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
10月30日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比29.43ポイント(0.73%)安の3986.90ポイントと反落。利食い売りが観測され、終値ベースで節目の4000ポイントを割り込んだ。本日行われた米中首脳会談で中国側は、10月9日に発表した輸出規制措置を1年間停止すると発表。一方、米国側は24%の上乗せ関税の停止を1年間延長すると伝えた。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示していたが、協議は市場参加者の想定におおむね沿った結果となったようだ。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が568、下落が1617、変わらずは50。主な上昇銘柄は、北京沃ジ徳金剛石工具(688028/CH)が19.6%高、科大国盾量子技術(688027/CH)が17.2%高。一方、主な値下がり銘柄は蘇州敏芯微機子技術(688286/CH)が12.6%安、騰景科技(688195/CH)が11.6%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント(0.08%)高の261.33ポイント、深センB株指数は8.15ポイント(0.62%)安の1316.04ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/30 20:26