注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米長期金利の低下が好感 *09:30JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米長期金利の低下が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 130197.10 -0.49%15日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比644.99ポイント安(-0.49%)の130197.10で引けた。日中の取引レンジは129883.62-131661.25となった。買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数は過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。早期の米利下げ観測が指数を下支えした。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3033.89 +0.83%15日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.05ポイント高(+0.83%)の3033.89ポイントで引けた。日中の取引レンジは2959.29-3037.29となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは広がった。また、ロシア経済のプラス成長観測や原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げの実施が指数の足かせとなった。ロシア中央銀行は15日、政策金利を市場予想通り年15.0%から年16.0%に引き上げると決定した。【インド】SENSEX指数 71483.75 +1.37%15日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比969.55ポイント高(+1.37%)の71483.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同273.95ポイント高(+1.29%)の21456.65で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日まで6日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2942.56 -0.56%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.43ポイント安(-0.56%)の2942.56ポイントと3日続落した。年初来安値を付けた10月23日以来、約2カ月ぶりの水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不透明感がくすぶる流れ。中国指導部は2024年の財政赤字目標を対国内総生産(GDP)で3%とすることを決定したもよう――と伝わったが、比率は改定後の23年目標値(3.8%)を下回っているため、24年の大規模な財政出動は望めないと悲観された。取引時間中に公表された11月の中国経済統計は、不動産関連など一部を除き概ね良好だったものの、アナリストの一部からは、「新型コロナウイルス禍の混乱を受けたベース効果の影響も大きく、中国景気の持ち直しを確認するには至らない」と指摘されている。中国の不動産支援策や金融当局の大規模な資金供給などを手がかりに、指数は小高く推移していたが、後場途中からマイナスに転じた。 <CS> 2023/12/18 09:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株高や早期の米利下げ期待で *10:25JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株高や早期の米利下げ期待で 【ブラジル】ボベスパ指数 130842.09 +1.06%14日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1377.01ポイント高(+1.06%)の130842.09で引けた。日中の取引レンジは129,469.02-131,259.81となった。海外先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、経済指標の悪化が指数の足かせとなった。10月の小売売上高の上昇率(前年同月比)0.2%となり、前月の3.3%と予想の1.8%を下回った。【ロシア】MOEX指数 3008.84 -0.77%14日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.38ポイント安(-0.77%)の3008.84ポイントで引けた。日中の取引レンジは3005.94-3057.08となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ観測が圧迫材料。今週15日に発表される政策金利について、これまでの年15.0%から年16.0%に引き上げられると予測されている。一方、指数の下値は限定的。米早期の利下げ観測が好感された。また、ロシア経済のプラス成長観測も支援材料。プーチン大統領はこのほど、2023年の成長率が昨年のマイナス2.1%からプラス3.5%に改善すると発言した。同年のインフレ率は7.5%になるとの見方を示した。【インド】SENSEX指数 70514.20 +1.34%14日のインドSENSEX指数は続伸。前日比929.60ポイント高(+1.34%)の70514.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同256.35ポイント高(+1.23%)の21182.70で取引を終えた。高く寄り付いた後は引けまで狭いレンジでもみ合った。早期の米利下げ観測を受け、インドなど新興国市場に買いが広がった。また、成長予想の上方修正なども支援材料。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2023年のインドの成長予想をこれまでの6.3%から6.7%に引き上げた。ADBは、インドの製造業や工業部門が堅調に伸びている上、農業部門も予想以上に拡大していると指摘した。ほかに、海外市場の上昇が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 2958.99 -0.33%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.77ポイント安(-0.33%)の2958.99ポイントと続落した。年初来安値を付けた10月23日以来、約2カ月ぶりの水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不透明感が重しとなる流れ。12日閉幕した翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」では、期待されていた強力な景気刺激策導入の方針は打ち出されず、アナリストの一部からは落胆の声が聞かれた。足元では、景気鈍化を示唆する指標公表が相次ぐ状況。中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した11月の金融統計では、人民元建て新規融資額が予想にとどかず、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びは前月水準を下回った。また、あす15日に小売売上高や鉱工業生産など11月の各種統計が公表される。ただ、下値は限定的。14日の外国為替市場で、対米ドルの人民元が大幅上昇する中、国内からの資金流出懸念が和らいだ。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <NH> 2023/12/15 10:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ *10:29JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国経済の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 129465.08 +2.42%13日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3062.05ポイント高(+2.42%)の129465.08で引けた。日中の取引レンジは126,298.76-129,793.35となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を急速に拡大させた。早期の米利下げ期待の高まりが好感され、ブラジルなど新興国市場に買いが広がった。また、国内の利下げ期待も支援材料。なお、ブラジル中央銀行が14日の日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り年12.25%から11.75%に引き下げると決定した。ほかに、通貨レアル高がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3032.22 +0.41%13日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.33ポイント高(+0.41%)の3032.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,002.38-3,043.42となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米長期金利の低下が支援材料となり、ロシアなど新興国市場に買いが広がった。また、欧州市場の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 69584.60 +0.05%13日のインドSENSEX指数は強含み。前日比33.57ポイント高(+0.05%)の69584.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.95ポイント高(+0.10%)の20926.35で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の上振れが好感された。10月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は11.7%となり、前月の6.2%(改定値)と予想の10.5%を上回った。また、インフレ率が予想を下回ったことも支援材料。11月のインフレ率は5.55%となり、前月の4.87%から加速したが、予想の5.78%を下回った。外部環境では、米長期金利の低下などが外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2968.76 -1.15%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比34.68ポイント安(-1.15%)の2968.76ポイントと4日ぶりに反落した。中国経済の先行き不安が投資家心理の重しとなる流れ。政策期待もやや後退している。翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、2日間の日程で昨日閉幕。政府は来年、積極的な財政政策を強化し、穏健な金融政策の柔軟性を高める方針と伝わったが、アナリストの一部からは、大規模な景気刺激策は見込めないと落胆する声も聞かれている。指標発表も気がかり。今週15日、11月の重要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が予定されている。足元では、景気鈍化を示唆する指標公表が多かっただけに、内容を見極めたいとするスタンスが高まった。指数は終盤に入り下げ幅を広げている。 <NH> 2023/12/14 10:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、利下げ期待の後退が圧迫材料 *09:41JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、利下げ期待の後退が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 126403.03 -0.40%12日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比513.38ポイント安(-0.40%)の126403.03で引けた。日中の取引レンジは126013.15-127359.19となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。利下げ観測が好感されたほか、米長期金利の低下なども支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3019.89 -0.21%12日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.28ポイント安(-0.21%)の3019.89ポイントで引けた。日中の取引レンジは2992.50-3046.81となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、貿易黒字の大幅縮小も嫌気された。10月の貿易黒字は前月の157億米ドル(約2兆2765億円)から94億米ドルに縮小。一方、米長期金利の低下などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 69551.03 -0.54%12日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比377.50ポイント安(-0.54%)の69551.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.70ポイント安(-0.43%)の20906.40で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利下げ期待の後退が圧迫材料。アクシス銀行は最新リポートで、インド経済が堅調に伸びている上、食品価格の上昇がインフレ率を押し上げると指摘した。準備銀が2024年も利下げに踏み切らないとの見方を示した。また、10月の鉱工業生産などがきょう取引終了後に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。なお、10月の鉱工業生産は11.7%となり、前月の6.2%(改定値)と予想の10.5%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3003.44 +0.40%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.00ポイント高(+0.40%)の3003.44ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。当局の相場テコ入れ期待が続いている。「国家隊」と呼ばれる政府系ファンド、中国国新控股有限責任公司は今月に入り、ハイテク系中央企業で構成されるインデックスファンドを連日で買い増してきた。また、主要企業が相次ぎ自社株買いや大株主による買い増しを発表している。 <CS> 2023/12/13 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げ観測も引き続き嫌気 *09:35JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げ観測も引き続き嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 127093.57 +0.86%11日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比177.16ポイント安(-0.14%)の126916.41で引けた。日中の取引レンジは126,526.12-127,153.64となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にした最新調査では、2023年の成長予想が前回の2.84%から2.92%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 3026.17 -1.75%11日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比53.82ポイント安(-1.75%)の3026.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,025.74-3,082.30となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。大手銀行ズベルバンク(SBER)の業績悪化が同セクターの圧迫材料。また、利上げ観測も引き続き嫌気された。今週15日に公表される政策金利について、年15.00%から15.50%に引き上げられると予測されている。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 69928.53 +0.15%11日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比102.93ポイント高(+0.15%)の69928.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.70ポイント高(0.13%)の20997.10で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。また、欧州市場がおおむね堅調だったことも終盤の買いにつながった。【中国本土】上海総合指数 2991.44 +0.74%週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.88ポイント高(+0.74%)の2991.44ポイントと続伸した。先週末に引き続き自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。企業が足元で自社株買いの計画を相次いで発表していることも好感された。ただ、上値は限定的。9日に中国で公表された11月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろってマイナス幅を拡大した。なかでもCPIの下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさとなっている。それより先、7日発表の貿易統計は、人民元建て輸出がプラス成長を回復したものの、輸入の伸びが大幅に鈍化した。 <CS> 2023/12/12 09:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株の上昇が支援材料 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、欧米株の上昇が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 127093.57 +0.86%8日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1084.00ポイント高(+0.86%)の127093.57で引けた。日中の取引レンジは125562.34-127289.43となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧米株の上昇が支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、通貨レアル安の進行が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3079.99 0.21%8日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.36ポイント高(+0.21%)の3079.99ポイントで引けた。日中の取引レンジは3067.46-3100.22となった。プラス圏で推移した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げ観測が指数の上値を抑えた。今週15日に公表される政策金利について、年15.00%から15.50%に引き上げられると予測されている。【インド】SENSEX指数 69825.60 +0.44%8日のインドSENSEX指数は小反発。前日比303.91ポイント高(+0.44%)の69825.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.25ポイント高(+0.33%)の20969.40で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。来年の米利下げ観測の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、外国人投資家(FII)の買い越しも支援材料。FIIはこの日、3日ぶりの買い越しに転じた。ほかに、景気対策への期待などが引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2969.56 +0.11%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.35ポイント高(+0.11%)の2969.56ポイントと5日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、10月24日以来の安値水準を切り下げていた。当局による相場テコ入れや、景気支援の期待感も支えとなっている。翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、今月中旬にも開催される見通しだ。ただ、上値は重い。中国経済の先行き不透明感がくすぶっている。また、米中の指標発表も気がかりだ。米国では11月の雇用統計が今夜(日本時間午後10時30分)、中国では同月の物価統計があす9日に予定されている。 <CS> 2023/12/11 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ *09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 126009.57 +0.31%7日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比386.92ポイント高(+0.31%)の126009.57で引けた。日中の取引レンジは125565.53-126581.04となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。内需関連の上昇が指数の上げを主導した。また、米株高なども買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。また、欧州株の下落も警戒された。【ロシア】MOEX指数 3073.63 -0.19%7日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.87ポイント安(-0.19%)の3073.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3041.11-3084.50となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。インフレ率の加速が指数の足かせに。また、ルーブル高も輸出資源大手の売り手掛かりとなった。ほかに、欧州市場の下落がロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 69521.69 -0.19%7日のインドSENSEX指数は 日ぶりに反落。前日比132.04ポイント安(-0.19%)の69521.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.55ポイント安(-0.17%)の20901.15で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。両指数とも前日まで6日連続で上昇しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、政府が年度内の財政支出上限を5837億8000万ルピーに規制していることも、財政支出の拡大期待を後退させた。ほかに、米中景気の減速懸念が輸出の拡大期待を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2966.21 -0.09%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.73ポイント安(-0.09%)の2966.21ポイントと小幅ながら4日続落した。10月24日以来の安値水準を切り下げている。投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ。中国経済の先行き不安が続いている。格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは6日、中国の信用格付け見通し引き下げに続き、石油関連など中国主要企業18社の格付け見通しも「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。そのほか、地方政府傘下の投資会社(地方融資平台、LGFV)26社を格下げ方向で見直すと発表している。7日午前に公表された11月の中国貿易統計は強弱感の分かれる内容。人民元建て輸出はプラス成長を回復したものの、輸入は伸びが大幅に鈍化した。市場の一部からは、内需の弱さが指摘されている。ただ、当局の相場テコ入れ策に対する期待感などで、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。中国財政部は6日、全国社会保障基金(公的年金)の国内投資ルールを見直す方針を発表。報道によれば、株式投資比率の上限が引き上げられる可能性もある。 <CS> 2023/12/08 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続伸、。景気対策への期待が高まっている *09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続伸、。景気対策への期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 125622.65 -1.01%6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1280.60ポイント安(-1.01%)の125622.65で引けた。日中の取引レンジは125614.35-127537.55となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米株安や米景気減速への警戒感なども指数の足かせとなった。ほかに、最近の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。一方、通貨レアル高の進行や国内総生産(GDP)の上振れなどが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3079.50 -1.59%6日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比49.83ポイント安(-1.59%)の3079.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,077.94-3,146.52となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の売り圧力を高めた。ほかに、米中景気の減速懸念などが輸出の伸び鈍化懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 69653.73 +0.52%6日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比357.59ポイント高(+0.52%)の69653.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.60ポイント高(+0.40%)の20937.70で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 2968.93 -0.11%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.36ポイント安(-0.11%)の2968.93ポイントと3日続落した。10月24日以来の安値水準を切り下げている。投資家の慎重スタンスが続く流れ。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収が続く中、流動性低下などが警戒されている。人民銀は6日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で1980億人民元を市中から吸収。人民銀は先週後半から、連日で市中から資金を吸収している。信用格付け引き下げも逆風。財政および経済状況に下振れリスクがあるとして、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは5日、中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。もっとも、下値は限定的。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、前日は10月24日以来の安値を付けたとあって、値ごろ感も強まっている。指数は一進一退の値動きだった。 <CS> 2023/12/07 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 126903.25 +0.08%5日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比100.46ポイント高(+0.08%)の126903.25で引けた。日中の取引レンジは126,491.48-127,488.56となった。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。国内総生産(GDP)の上振れが好感された。7-9月期のGDP成長率は2.0%となり、前期の3.5%(改定値)を下回ったが、予想の1.8%を上回った。また、通貨レアルが対米ドルで上昇したこともブラジル株の支援材料。一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3129.33 +0.48%5日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.92ポイント高(+0.48%)の3129.33ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,090.31-3,134.57となった。軟調な展開が続いた後は終盤買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、取引時間中に原油や天然ガスが底堅い展開を示したことも資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が足かせとなった。11月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.6から52.2に低下した。【インド】SENSEX指数 69296.14 +0.63%5日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比431.02ポイント高(+0.63%)の69296.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同168.30ポイント高(+0.81%)の20855.10で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで8日連続の買い越しとなった。また、物品・サービス税(GST)の月平均徴収額が前年度を上回るとの報告も財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 2972.30 -1.67%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比50.62ポイント安(-1.67%)の2972.30ポイントと続落した。10月24日以来の安値水準に落ち込んでいる。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスなどが引き続き重しとなっている。人民銀は5日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で2050億人民元(約4兆2500億円)を市中から吸収した。人民銀は先週後半から、連日で市中から資金を吸収している。資金の流動性低下も警戒された。また、不動産デベロッパーの資金調達支援に向け、中国当局が「ホワイトリスト」の作成を進めていると伝わったことに関し、リスト入りした業者に無担保ローンを提供することなど、実現可能性がほとんどないと専門家が指摘したことも懸念されている。指数は中盤から下げ幅を広げた。 <CS> 2023/12/06 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落なども圧迫材料 *09:19JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落なども圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 126802.79 -1.08%4日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1382.12ポイント安(-1.08%)の126802.79で引けた。日中の取引レンジは126643.22-128182.88となった。売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。海外株安を受け、ブラジル株にも利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行や原油価格の下落なども圧迫材料となった。ほかに、米長期金利が再び上昇したことが外資の流出懸念を高めた。一方、米利上げの終了観測などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3114.41 -0.89%4日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比27.88ポイント安(-0.89%)の3114.41ポイントで引けた。日中の取引レンジは3096.28-3126.55となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、海外株の下落もロシア株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。米利上げの終了観測などが引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 68865.12 +2.05%4日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比1383.93ポイント高(+2.05%)の68865.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同418.90ポイント高(+2.07%)の20686.80で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。米利上げの終了観測が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日まで7日連続の買い越しとなった。ほかに、物品・サービス税(GST)の徴収額の増加が財政支出の拡大期待を高めた。11月のGST徴収額は前年同月比で15%増加したと報告された。【中国本土】上海総合指数 3022.91 -0.29%週明け4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.72ポイント安(-0.29%)の3022.91ポイントと3日ぶりに反落した。資金の流動性低下が警戒される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先週に続き、市場から資金を吸収している。きょう4日は、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で4340億人民元を市中から吸収した。今週は大量償還が予定されている。ただ、指数は小高く推移する場面もみられた。「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドの買い支えスタンスがプラスだ。国有資産運用会社の中国国新控股有限責任公司は1日引け後、傘下企業を通じてハイテク系中央企業で構成されるインデックスファンドを買い増したと報告している。証券専門紙によると、買い増しは今週1週間にわたり、毎日行われる可能性があるという。 <CS> 2023/12/05 09:19 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ *09:11JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 128184.91 +0.67%1日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比853.79ポイント高(+0.67%)の128184.91で引けた。日中の取引レンジは126655.67-128184.91となった。前半は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの終了観測が好感され、買いは継続。また、通貨レアルの上昇もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが資源セクターの圧迫材料となった。また、経済指標が弱含みだったことも指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3142.29 -0.74%1日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.50ポイント安(-0.74%)の3142.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3136.56-3162.97となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源銘柄の売り手掛かり。また、弱い経済指標も圧迫材料となった。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.8となり、予想の54.0を下回った。一方、来年の米利下げ観測などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 67481.19 +0.74%1日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比492.75ポイント高(+0.74%)の67481.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.67%(134.75ポイント)高の20267.90で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。7-9月期の国内総生産(GDP)の上振れが支援材料となった。7-9月期のGDP成長率は7.6%となり、前期の7.8%を下回ったが、予想の6.8%を上回った。また、10月の主要8種産業の生産高増加率は前月の9.2%(改定値)から12.1%に加速したことも好感された。外部環境では、昨日の欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 3031.64 +0.06%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.96ポイント高(+0.06%)の3031.64ポイントと小幅に続伸した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は取引時間中に、約1カ月ぶりの安値を付けた。中国経済対策の期待感も強まる。遅れていた不動産デベロッパーの救済策に関しては、進ちょくの動きが伝えられている。現地メディアが11月30日付で報じたところによれば、国内最大手行の中国工商銀行(601398/SH、1398/HK)が不動産デベロッパーを招き、会議を開いたもようだ。過度な景気不安もやや薄らぐ。取引時間中に公表された11月の財新中国製造業PMI(民間による)は50.7に拡大し、前月実績(49.5)と市場予想(49.6)を上回った。景況判断の境目となる50に再び浮上している。前日発表された国家統計局などによる製造業PMIは、予想外に悪化していた。 <CS> 2023/12/04 09:11 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、来年の米利下げに対する期待が根強い *09:40JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、来年の米利下げに対する期待が根強い 【ブラジル】ボベスパ指数 126165.64 0.29%30日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1165.48ポイント高(+0.92%)の127331.12で引けた。日中の取引レンジは126168.35-127398.69となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。米株の大幅高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、10月の失業率の低下など経済指標の改善も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。10月の鉱工業生産や11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)などが翌12月1日に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3165.79 -0.24%30日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.73ポイント安(-0.24%)の3165.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは3146.53-3176.53となった。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の下落やルーブル高が輸出大手の売り手掛かり。また、利下げ懸念の高まりもロシア株の圧迫材料となった。一方、欧米市場の上昇が指数を下支えした。また、10月の経済指標がおおむね堅調だったことも好感された。【インド】SENSEX指数 66988.44 +0.13%30日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比86.53ポイント高(+0.13%)の66988.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.55ポイント高(+0.18%)の20133.15で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。来年の米利下げに対する期待が根強いことが引き続き支援材料。また、国内の景気対策に対する期待感や消費の拡大期待なども引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3029.67 +0.26%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.99ポイント高(+0.26%)の3029.67ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国の景況感が悪化する中、当局は景気を押し上げるため対策を強めるとの期待が広がった。朝方公表された11月の中国製造業PMIは49.4に低下し、予想(49.8)に反し前月実績(49.5)を下回っている。主要指数は前日、約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいたとあって、値ごろ感も着目された。 <CS> 2023/12/01 09:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、中国景気の先行き不透明感 *09:26JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、中国景気の先行き不透明感 【ブラジル】ボベスパ指数 126165.64 0.29%29日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比372.68ポイント安(-0.29%)の126165.64で引けた。日中の取引レンジは126017.97-127388.15となった。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。欧米市場が底堅い展開を示したことなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3173.52 -0.71%29日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.84ポイント安(-0.71%)の3173.52ポイントで引けた。日中の取引レンジは3173.37-3200.33となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。ブレント原油価格が取引時間内に下落したことが指数の足かせとなった。また、中国景気の先行き不透明感が解消されていないことも引き続き圧迫材料。一方、欧米市場が底堅い展開を示したことが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 66901.91 +1.10%29日のインドSENSEX指数は続伸。前日比727.70ポイント高(+1.10%)の66901.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同206.90ポイント高(+1.04%)の20096.60で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、成長ペースの加速期待も好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インド経済が2026年まで7%の成長率を遂げるとの見方を示した。【中国本土】上海総合指数 3021.69 -0.56%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.87ポイント安(-0.56%)の3021.69ポイントと反落した。約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国であす30日、11月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が公表される。PMIは前回から改善するとみられているが、27日発表された今年10月の工業企業利益総額は前月から大幅に鈍化しているだけに、結果を見極めたいとするスタンスも漂った。また、中国では影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題や、不動産支援策実行に対する不透明感などが依然としてくすぶっている。中国当局が国内金融機関に対し、不動産業界の支援に向けた融資強化を要請するなか、銀行各社は2024年に業績の悪化を強いられる可能性があるとも伝わった。アナリスト試算によれば、大手10行は2024年に不動産関連の不良債権に絡む890億米ドル(約13兆円)規模の引当金計上を迫られる恐れがあるという。 <CS> 2023/11/30 09:26 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油・ルーブルの同時高が好感 *10:03JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油・ルーブルの同時高が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 125731.45 +0.64%28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比806.87ポイント高(+0.64%)の125731.45で引けた。日中の取引レンジは124839.65-125826.08となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題がくすぶっていることなどが足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3196.36 +0.17%28日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.31ポイント高(+0.17%)の3196.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは3157.55-3197.61となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油・ルーブルの同時高が好感され、買いは広がった。一方、指数の上値は重い。中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題など金融不安がくすぶっていることが引き続き警戒された。また、10月の主要な経済指標が今週後半に発表される予定となり、積極的な買いも手控えられた。【インド】SENSEX指数 66174.20 +0.31%28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比204.16ポイント高(+0.31%)の66174.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同95.00ポイント高(+0.48%)の19889.70で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.0%から6.4%に引き上げた。旺盛な内需がインフレ高進や弱い輸出をカバーしてくれていると指摘した。また、インフレ率の落ち着き観測なども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3038.55 +0.23%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.85ポイント高(+0.23%)の3038.55ポイントと3日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。指数は前日、約3週ぶりの安値水準に落ち込んだだけに、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は重い。中国の景気不安が重しだ。27日公表された今年10月の工業企業利益総額は、前年同月比2.7%増にとどまり、伸びは前月の11.9%から大幅に鈍化している。そのほか、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題も不安視された。 <CS> 2023/11/29 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、内需関連の上昇が指数をサポート *09:27JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、内需関連の上昇が指数をサポート 【ブラジル】ボベスパ指数 125731.45 +0.17%27日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比214.18ポイント高(+0.17%)の125731.45で引けた。日中の取引レンジは124839.65-125826.08となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。内需関連の上昇が指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。原油安や欧米株の下落が足かせとなった。また、米中景気の先行き不安なども警戒された。【ロシア】MOEX指数 3217.76 -0.10%27日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比26.71ポイント安(-0.83%)の3191.05ポイントで引けた。日中の取引レンジは3178.20-3224.61となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで下げ幅をじりじりと拡大させた。原油安が圧迫材料。ブレンド原油が1バレル当たり80米ドルを割り込んでいる。また、欧米株安もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、米中経済の先行き不安が懸念されていることが足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3031.70 -0.30%週明け27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.27ポイント安(-0.30%)の3031.70ポイントと続落した。約3週ぶりの安値水準に低迷している。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題や、不動産支援策実行に対する不透明感なども依然として重しとなっている。企業業績の減速も不安視。朝方公表された今年10月の工業企業利益総額は、前年同月比2.7%増にとどまり、伸びは前月の11.9%から大幅鈍化した。ただ、下値は限定的。中国の景気懸念がくすぶる中、当局が追加の経済対策を打ち出すとの思惑も根強い状況だ。 <CS> 2023/11/28 09:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ *10:32JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 125517.27 -0.84%24日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1058.48ポイント安(-0.84%)の125517.27で引けた。日中の取引レンジは125341.01-126552.58となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅安が資源セクターの圧迫材料。また、経済指標が弱含みだったことも足かせとなった。11月のFGV消費者信頼感指数は前月の93.2から93.0に低下。一方、利下げ期待の高まりや欧州市場の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3217.76 -0.10%24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.29ポイント安(-0.10%)の3217.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは3203.62-3231.77となった。前半はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。原油価格の大幅安が指数の足かせに。また、インフレ予想の上方修正も嫌気された。2024年前半のインフレ予想が10月に予想された7.0%から7.5%に引き上げられた。一方、企業配当への期待感などが引き続き指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 65970.04 -0.07%24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比47.77ポイント安(-0.07%)の65970.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.30ポイント安(-0.04%)の19794.70で取引を終えた。前半はプラス圏を推移する場面もあったが、その後は売りに押された。企業の設備投資が鈍化しているとの報告が景気の先行き不安を強めた。報告によると、4-9月期の企業設備投資の増加率は前年同期の21.1%から11.6%に鈍化したという。また、インフレ率の加速懸念なども金融緩和期待を後退させた。主要州での砂糖の供給不足を受け、砂糖価格は高騰していると報告されている。【中国本土】上海総合指数 3040.97 -0.68%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.88ポイント安(-0.68%)の3040.97ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。新規の買い材料に乏しい中、人民元高(対米ドル)の一服や、中国経済の先行き不安が改めて懸念された。「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題が再浮上。民営のノンバンク系資産運用会社で、資金繰り難に直面する中植企業集団有限公司は22日、投資家に対して謝罪文を発表し、一部の商品で実質的な契約不履行が発生したことを明らかにした。 <NH> 2023/11/27 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率が再び高進するとの懸念 *09:57JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率が再び高進するとの懸念 【ブラジル】ボベスパ指数 126575.75 +0.43%23日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比540.45ポイント高(+0.43%)の126575.75で引けた。日中の取引レンジは125763.78-126759.88となった。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、インフレ率の落ち着きも利下げ期待を高めた。なお、政府関係者はこのほど、利下げ空間が残っていると発言したばかりだ。一方、米国市場が感謝祭の祝日で休場となるため、積極的な売買は手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3221.05 -0.30%23日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.60ポイント安(-0.30%)の3221.05ポイントで引けた。日中の取引レンジは3218.72-3238.81となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米国市場が感謝祭の祝日で休場となり、積極的な買いも手控えられた。一方、企業配当への期待などが引き続き指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 66017.81 -0.01%23日のインドSENSEX指数は小反落。前日比5.43ポイント安(-0.01%)の66017.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.85ポイント安(-0.05%)の19802.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。インフレ率が再び高進するとの懸念が利下げ期待を後退させた。また、銀行大手が個人ローンなどの貸出金利を引き上げる計画も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3061.86 +0.60%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.25ポイント高(+0.60%)の3061.86ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。低迷する不動産業界を救済するため、当局は対策を急いでいる。中国当局がデベロッパーの資金調達支援に向け、「ホワイトリスト」の作成を進めているとの報道について、当局が草案の作成を終えたとの情報が新たに伝わった。中国景気の鈍化懸念がくすぶる中、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じている。 <CS> 2023/11/24 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、米長期金利の落ち着きも引き続き好感 *09:25JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、米長期金利の落ち着きも引き続き好感 【ブラジル】ボベスパ指数 125626.03 -0.26%21日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比331.03ポイント安(-0.26%)の125626.03で引けた。日中の取引レンジは125059.77-125957.06となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアルが対米ドルで反落したことも足かせとなった。ほかに、成長予想の下方修正が警戒された。2023年の成長予想は2.89%から2.85%に下方修正された。一方、指数の下値は限定的。インフレ予想の下方修正が追加の金融緩和期待を高めた。【ロシア】MOEX指数 3218.48 +0.35%21日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.12ポイント高(+0.35%)の3218.48ポイントで引けた。日中の取引レンジは3193.46-3219.11となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、米長期金利の落ち着きも引き続き好感された。一方、欧米市場が弱含みの展開を示したことが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65930.77 +0.42%21日のインドSENSEX指数は小反発。前日比275.62ポイント高(+0.42%)の65930.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.40ポイント高(+0.45%)の19783.40で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念は後退した。また、インフレ率の落ち着き観測なども追加の金融緩和期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3067.93 -0.01%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.39ポイント安(-0.01%)の3067.93ポイントと小幅ながら3日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。指数は10月の安値から160ポイント超上昇しただけに、戻り売りが優勢となっている。経済対策の期待感や人民元高の進行などを手がかりに、指数は心理的節目の3100ポイントに接近する場面がみられた(高値は3089.77ポイント)。また、半導体分野を巡る米中の対立も蒸し返されている。 <CS> 2023/11/22 09:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退 *09:49JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退 【ブラジル】ボベスパ指数 125957.06 +0.95%20日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1183.85ポイント高(+0.95%)の125957.06で引けた。日中の取引レンジは124773.21-126162.01となった。横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、欧米株高も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアルが対米ドルで反発したことがブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3207.36 +0.03%20日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.02ポイント高(+0.03%)の3207.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは3194.40-3216.73となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油と通貨ルーブルの同時高がロシア市場の支援材料。また、米長期金利の低下も好感された。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 65655.15 -0.21%20日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比139.58ポイント安(-0.21%)の65655.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.80ポイント安(-0.19%)の19694.00で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせ。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。また、外貨準備高の減少報告なども警戒された。【中国本土】上海総合指数 3068.32 +0.46%週明け20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.95ポイント高(+0.46%)の3068.32ポイントと続伸した。人民元高の進行が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は20日、人民元レートの対米ドル基準値を再び大幅な元高方向に設定した。上海外国為替市場では人民元(対米ドル)高が進み、約3カ月ぶりの元高水準で推移している。中国経済対策の期待感も根強い。専門家や関係者の話として、預金準備率の年内引き下げや、不動産支援に向け大規模な低金利資金の投入などが実施される見通しと伝わっている。一方、人民銀は朝方、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表。事前予想通り、1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置いた。相場に対する影響は限定されている。 <CS> 2023/11/21 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、経済対策の期待感が相場を支える流れ *09:46JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 124773.21 +0.11%17日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比133.97ポイント高(+0.11%)の124773.21で引けた。日中の取引レンジは124546.59-125431.07となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利上げサイクルの終了観測が外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、経済指標の悪化が指数の上値を抑えた。9月の経済活動指数は予想以上に落ち込んだ。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3206.34 +0.54%17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.26ポイント高(+0.54%)の3206.34ポイントで引けた。日中の取引レンジは3151.95-3208.17となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。7-9月期の国内総生産(GDP)の上振れが改めて好感された。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 65794.73 -0.28%17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比187.75ポイント安(-0.28%)の65794.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.40ポイント安(-0.17%)の19731.80で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が個人ローンやクレジットカードなどの規制を強化する動きに進めているとの報道が個人消費の縮小懸念を強めた。また、世界経済の成長ペースに鈍化の兆しがみられているとの準備銀の見解も圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3054.37 +0.11%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.44ポイント高(+0.11%)の3054.37ポイントと反発した。経済対策の期待感が相場を支える流れ。景気鈍化懸念が強まる中、中国当局は景気刺激策を強める見通しだ。専門家や関係者の話として、預金準備率の年内引き下げや、不動産支援に向け大規模な低金利資金の投入などが実施されるという。米中対立の緩和期待がやや後退する中、指数は安く推移していたが、引けにかけてプラスに転じた。 <CS> 2023/11/20 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、米利上げサイクルの終了期待 *09:46JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、米利上げサイクルの終了期待 【ブラジル】ボベスパ指数 124639.24 +1.20%休み明けとなる16日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1473.48 ポイント高(+1.20%)の124639.24で引けた。日中の取引レンジは123165.30-124736.97となった。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。国内では、インフレ率の鈍化が追加の金融緩和期待を高めた。また、消費の拡大期待も小売り関連の物色手掛かり。一方、原油など資源価格の下落が指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3189.08 -0.81%16日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比26.03ポイント安(-0.81%)の3189.08ポイントで引けた。日中の取引レンジは3184.97-3215.93となった。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を拡大させた。欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討していることが改めて嫌気された。また、原油価格の続落も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。国内総生産(GDP)の上振れが好感された。7-9月期のGDP成長率(速報)は5.5%となり、前期の4.9%と予想の5.1%を上回った。【インド】SENSEX指数 65982.48 +0.47%16日のインドSENSEX指数は続伸。前日比306.55ポイント高(+0.47%)の65982.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同89.75ポイント高(+0.46%)の19765.20で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日、16日ぶりの買い越しとなった。また、米利上げサイクルの終了期待も外資の流出懸念を後退させた。このほか、2023年度の直接税収が政府目標を上回るとの見通しが、財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3050.93 -0.71%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.91ポイント安(-0.71%)の3050.93ポイントと4日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ上昇で、約1か月ぶりの高値水準を回復していた。米中関係の改善期待もやや薄れる。米ホワイトハウスは15日(日本時間16日午前)、「バイデン大統領と中国の習近平・国家主席は、幅広い問題を率直で建設的に協議した」と報告。ただ、バイデン大統領は記者会見で、習近平・国家主席を「独裁者」と呼ぶなど不協和音も漂っている。指数は下げ幅を徐々に広げた。 <CS> 2023/11/17 09:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米利上げサイクルの終了期待が外資の流出懸念を後退 *09:59JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米利上げサイクルの終了期待が外資の流出懸念を後退 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3215.11 +0.08%15日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.72ポイント高(+0.08%)の3215.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3182.78-3221.22となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。米利上げサイクルの終了期待が外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせに。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討しているとの報道も嫌気された。海外メディアによると、武器に使われる部品の対ロ輸出を禁止することを計画しているという。【インド】SENSEX指数65675.93 +1.14%15日のインドSENSEX指数は上昇。前日比742.06ポイント高(+1.14%)の65675.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同231.90ポイント高(+1.19%)の19675.45で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株高を受け、インド株も買いが広がった。また、米利上げの終了観測も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、成長率の加速観測が支援材料。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率について、6.7%まで加速すると予測されている。これより先、インド準備銀行(中央銀行)は6.5%になると予想していた。【中国本土】上海総合指数 3072.83 +0.55%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.76ポイント高(+0.55%)の3072.83ポイントと3日続伸した。中国当局の景気テコ入れ策が期待される流れ。中国人民銀行(中央銀行)が不動産市場の支援策として、少なくとも1兆人民元(約20兆7000億円)の低金利資金を都市部の再開発や保障性住宅の建設に投入する方針――などと伝わった。また、人民銀が15日朝に実施した「中期流動性ファシリティ(MLF)」では、金利は前月と同水準に据え置かれたものの、資金供給規模が市場予想を上回っている。この日公表された中国の10月経済指標では、小売売上高と鉱工業生産が市場予想を上回る一方、固定資産投資額は市場予想を下回った。もっとも、重要イベントを前に上値は限定的。米サンフランシスコで15日(日本時間16日未明)に予定される米中首脳会談でサプライズはあるか、投資家の注目が高まっている。 <CS> 2023/11/16 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ *09:49JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120410.17 -0.13%14日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2755.59 ポイント高(+2.29%)の123165.76で引けた。日中の取引レンジは120410.51-123370.35となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。10月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、米利上げの終了期待が再び高まっている。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、追加レアル高の進行や欧米市場の上昇などがサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 3248.27 -1.10%14日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比35.88ポイント安(-1.10%)の3212.39ポイントで引けた。日中の取引レンジは3192.32-3236.48となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高の進行を受け、輸出銘柄に売りが広がった。また、追加の利上げ懸念の高まりも指数の足かせに。ほかに、取引時間中に原油価格が弱含みの展開を示したことが資源銘柄の売り圧力を高めた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3056.07 +0.31%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.54ポイント高(+0.31%)の3056.07ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の景気対策や、米中対立の緩和(15日の米中首脳会談)に対する期待感が引き続き支えとなっている。中国景気の鈍化懸念が強まる中、当局は追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がった。HSBCは最新リポートで、中国人民銀行(中央銀行)が15日に実施する「中期流動性ファシリティ(MLF)」で、資金供給規模を拡大する可能性に言及。また、年内に預金準備率を0.5%引き下げる可能性を指摘した。MLF金利については、市場の一部で引き下げ予想も浮上している。もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国ではあす15日の取引時間中(日本時間11時ごろ)に、10月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。様子見ムードも漂った。 <CS> 2023/11/15 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり *09:29JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 120410.17 -0.13%13日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比157.97ポイント安(-0.13%)の120410.17で引けた。日中の取引レンジは119878.23-120606.30となった。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、米長期金利が低下に転じたことも支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3248.27 +0.19%13日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.21ポイント高(+0.19%)の3248.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは3235.06-3251.74となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、企業の配当に対する期待の高まりなども対象セクターの支援材料。一方、取引時間内の米長期金利の上昇が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 64933.87 -0.50%13日のインドSENSEX指数は小反落。前日比325.58ポイント安(-0.50%)の64933.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.00ポイント安(-0.42%)の19443.55で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の悪化が圧迫材料。9月の鉱工業生産の増加率は5.8%となり、前月の10.3%と予想の7.0%を下回った。また、原油高の進行で2024年のインフレ率が予想以上に加速するとの見通しも嫌気された。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3046.53 +0.25%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.56ポイント高(+0.25%)の3046.53ポイントと反発した。米中対立の緊張緩和期待が相場を支える流れ。米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、中国の習近平・国家主席とバイデン米大統領は15日に会談すると伝わっている。そうした中、外電は12日、中国が米ボーイングの小型旅客機「737MAX」の購入再開を検討しているもよう――などと報じた。 <CS> 2023/11/14 09:29 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米金利の先高観の後退が好感 *09:52JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米金利の先高観の後退が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 120568.14 +1.29%10日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1534.00ポイント高(+1.29%)の120568.14で引けた。日中の取引レンジは119035.85-120822.77となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の先高観の後退が好感され、買いは広がった。また、インフレ率の鈍化も支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、米利上げの終了期待の後退などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3242.06 +0.07%10日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.14ポイント高(+0.07%)の3242.06ポイントで引けた。日中の取引レンジは3229.10 - 3246.31となった。軟調な展開が続いた後は引け間際にプラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。米金利の先高観の後退も好感された。一方、指数の上値は重い。新たな手掛かりが少ないなか、米利上げの終了期待の後退が引き続き圧迫材料となった。また、通貨ルーブル安の進行も指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 64904.68 +0.11%10日のインドSENSEX指数は小反発。前日比72.48ポイント高(+0.11%)の64904.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.05ポイント高(+0.15%)の19425.35で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の鈍化観測が好感された。10月のインフレ率は4.8%まで鈍化すると予測されている。予想通りなら4カ月ぶりの低水準を記録。また、インド経済が安定的に成長するとの見通しも支援材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、旺盛な内需がインド経済を支えると指摘し、2023と2024年のインドの成長予想をそれぞれ6.7%、6.1%に据え置いた。【中国本土】上海総合指数 3038.97 -0.47%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.31ポイント安(-0.47%)の3038.97ポイントと反落した。前日の米株安が嫌気される流れ。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに言及しことで、米金融引き締めの長期化懸念が再燃した。この日の香港を含むアジア市場の株安も重し。また重要経済指標の発表を来週に控え(15日に10月の小売売上高、鉱工業生産など)、様子見ムードも漂った。 <CS> 2023/11/13 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ *09:27JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 119034.14 -0.12%9日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比142.53ポイント安(-0.12%)の119034.14で引けた。日中の取引レンジは118445.86-120256.62となった。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米利上げの終了期待の後退が警戒され、売りはやや優勢となった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、欧州市場の上昇などもサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 3239.92 -0.17%9日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.51ポイント安(-0.17%)の3239.92ポイントで引けた。日中の取引レンジは3222.34-3245.11となった。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。新たな手掛かりが少ないなか、売りは継続。また、米利上げの終了期待の後退も警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【インド】SENSEX指数 64832.20 -0.22%9日のインドSENSEX指数は小反落。前日比143.41ポイント安(-0.22%)の64832.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.20ポイント安(-0.25%)の19395.30で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日まで12日連続の売り越しとなった。また、インド政府が財政赤字目標を変更しないとの見方も財政支出の拡大期待を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3053.28 +0.03%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.91ポイント高(+0.03%)の3053.28ポイントと3日ぶりに小反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。足元で公表された経済指標が景気の弱さを示す内容となる中、当局は景気支援策を強めるとの見方が広がった。寄り付き直後に公表された10月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.2%。市場予想(マイナス0.1%)と前月実績(横ばい)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.6%。下落率は市場予想(マイナス2.7%)ほどではないが、前月実績(マイナス2.5%)から拡大している。また、米中関係の改善期待が高まっていることもプラス。今月15-17日に米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、中国の習近平・国家主席とバイデン米大統領は、首脳会談する見込みだ。もっとも、中国経済の鈍化懸念が払しょくされたわけではなく、指数は安く推移する場面もみられている。 <CS> 2023/11/10 09:27 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた *09:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた 【ブラジル】ボベスパ指数 119176.67 -0.08%8日のブラジル株式市場は6日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比91.39ポイント安(-0.08%)の119176.67で引けた。日中の取引レンジは118463.87-119975.84となった。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の続落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3245.43 +0.03%8日のロシア株式市場は4日ぶりに小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.91ポイント高(+0.03%)の3245.43ポイントで引けた。日中の取引レンジは3233.11-3257.32となった。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の続落が資源セクターの圧迫材料。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 64975.61 +0.05%8日のインドSENSEX指数は小反発。前日比33.21ポイント高(+0.05%)の64975.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.80ポイント高(+0.19%)の19443.50で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、経済の安定成長観測なども引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3052.37 -0.16%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.90ポイント安(-0.16%)の3052.37ポイントと小幅に続落した。指標発表が気がかり材料として意識される流れ。中国ではあす9日、10月物価統計が公表される予定だ。関係者の間からは、デフレが進み、景気懸念を示唆する内容となる可能性が指摘されている。足元では、官民が公表した景況感指数がそろって悪化。前日に公表された輸出入統計は、強弱感の分かれる内容だった。もっとも、下値は限定されている。中国経済対策の効果が期待されている。国際通貨基金(IMF)は7日、中国政府が1兆人民元(約20兆5000億円)規模の国債増発を決定したことなどを受け、中国経済の成長見通しを2023年は5.0→5.4%、24年は4.2→4.6%にそれぞれ上方修正している。指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <CS> 2023/11/09 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、財政収支の改善報告が好感 *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、財政収支の改善報告が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 119268.06 +0.71%7日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比836.81ポイント高(+0.71%)の119268.06で引けた。日中の取引レンジは118026.33-119576.62となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米長期金利が再び低下していることが外資の流出懸念を後退させた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、原油価格の大幅安が資源セクターの圧迫材料となった。また、内外景況感の悪化なども指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3246.34 +0.35%7日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.23ポイント高(+0.35%)の3246.34ポイントで引けた。日中の取引レンジは3228.46-3246.65となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。財政収支の改善報告が好感され、財政支出の拡大期待は高まった。また、米長期金利が再び低下していることも外資の流出懸念を後退させた。一方、原油価格の大幅安が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 64942.40 -0.03%7日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比16.29ポイント安(-0.03%)の64942.40、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.05ポイント安(-0.03%)の19406.70で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤前日の終値近辺まで回復した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせに。FIIはきのう6日まで10日連続の売り越しとなった。ほかに、商品相場の上昇が向こう数カ月企業の利益率を圧迫するとの指摘が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3057.27 -0.04%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.14ポイント安(-0.04%)の3057.27ポイントと3日ぶりに小反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元で10月18日以来の高値水準を回復していた。様子見ムードも広がる。取引時間中に公表された10月の貿易統計が強弱感の分かれる内容となる中、あす9日に発表される10月物価統計の内容を見極めたいとするスタンスも強まった。きょう公表された貿易統計は、輸入がプラス成長を回復したものの、輸出は減速が続いている。ただ、下値は限定的。米中関係の改善や中国の経済対策に対する期待感が根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2023/11/08 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待が高まっている *09:40JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 118431.25 +0.23%6日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比271.28ポイント高(+0.23%)の118431.25で引けた。日中の取引レンジは118044.82-118757.52となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。米利上げの終了期待が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。ほかに、原油高や米株の上昇などがサポート材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3235.11 +0.83%6日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比26.48ポイント高(+0.83%)の3235.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3207.10-3237.09となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 64958.69 +0.92%6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比594.91ポイント高(+0.92%)の64958.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.15ポイント高(+0.94%)の19411.75で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退した。また、アジア株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、ビジネス信頼感指数の改善がサポート材料。7-9月期のビジネス信頼感指数は前期の128から140.7に回復した。【中国本土】上海総合指数 3058.41 +0.91%週明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.61ポイント高(+0.91%)の3058.41ポイントと続伸した。10月18日以来の高値水準を回復している。先週末の好調地合いを継ぐ流れ。米長期金利の低下基調や、米中関係の改善期待が引き続き支えとなった。経済対策の期待感も強まる。新しく就任した中国財政部の藍佛安部長はこのほど、2024年新規地方政府債の前倒し発行に言及した。 <CS> 2023/11/07 09:40 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ *10:12JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 118159.97 +2.70%3日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3107.01ポイント高(+2.70%)の118159.97で引けた。日中の取引レンジは115062.37-118501.80となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。来年の米利下げ観測が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは広がった。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3208.63 +0.36%3日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.41ポイント高(+0.36%)の3208.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3182.17-3212.81となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。米利上げの終了期待が好感され、外資の流出懸念が後退した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落や米国が対ロ制裁を追加したことが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 64363.78 +0.44%3日のインドSENSEX指数は強含み。前日比282.88ポイント高(+0.44%)の64363.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.35ポイント高(+0.51%)の19230.60で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利上げの終了期待が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、昨夜の欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、インド準備銀行(中央銀行)が政策金利を据え置くと示唆したことが好感された。【中国本土】上海総合指数 3030.80 +0.71%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.39ポイント高(+0.71%)の3030.80ポイントと反発した。約2週ぶりの高値水準を回復する。投資家心理が上向く流れ。米長期金利の低下基調や、米中関係の改善期待が支えとなった。昨夜の米債券市場では、金融引き締め長期化の警戒感が後退する中、米10年債利回りの低下が続き、約3週ぶりの低い水準に達した。米中関係を巡っては、今月中旬に米国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に合わせ、バイデン米大統領と中国の習近平・国家主席が対面会談することで両国は原則合意したと発表している。また、当局の相場重視スタンスもプラス。中国の国家安全部は2日、国内株式市場における「空売り」に警告を発した。「中国に対する国際社会の信頼感を動揺させ、国内金融の混乱を引き起こそうとしている」と批判。「混乱に乗じて利益を得ようとしている」として、空売り勢を強く非難した。 <NH> 2023/11/06 10:12

ニュースカテゴリ