注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続伸、上値重い展開
*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続伸、上値重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 148780.22 +0.10%30日のブラジル株式市場は7日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比147.28ポイント高(+0.10%)の148780.22で引けた。日中の取引レンジは147,546.50-149,234.00となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米中首脳会談がほぼ予想通りに進展したことが支援材料となり、買いは継続。また、原油価格が強含みだったことも好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。【ロシア】MOEX指数 2557.48 +1.35%30日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比34.13ポイント高(+1.35%)の2557.48となった。日中の取引レンジは2,528.01-2,567.79となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米中首脳会談の進展が好感され、買いは継続。両国の貿易交渉の担当者らは、両国は主要な懸念に対処することで基本的に合意したと発言した。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、米国が対ロ制裁を追加するとの発言などが引き続きマイナス材料となった。【インド】SENSEX指数 84404.46 -0.70%30日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比592.67ポイント安(-0.70%)の84404.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.05ポイント安(-0.68%)の25877.85で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げに不透明感が出ていることが外資の流出懸念を強めた。また、国内のデフレ懸念が高まっていることもマイナス材料。ほかに、中小企業の経営環境が米国の高関税政策で悪化しているとの報道が引き続き圧迫材料となった。【中国】上海総合指数 3986.90 -0.73%30日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比29.43ポイント安(-0.73%)の3986.90ポイントと反落。利食い売りが観測され、終値ベースで節目の4000ポイントを割り込んだ。本日行われた米中首脳会談で中国側は、10月9日に発表した輸出規制措置を1年間停止すると発表。一方、米国側は24%の上乗せ関税の停止を1年間延長すると伝えた。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示していたが、協議は市場参加者の想定におおむね沿った結果となったようだ。
<AK>
2025/10/31 10:19
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30日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
*20:26JST 30日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
10月30日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比29.43ポイント(0.73%)安の3986.90ポイントと反落。利食い売りが観測され、終値ベースで節目の4000ポイントを割り込んだ。本日行われた米中首脳会談で中国側は、10月9日に発表した輸出規制措置を1年間停止すると発表。一方、米国側は24%の上乗せ関税の停止を1年間延長すると伝えた。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示していたが、協議は市場参加者の想定におおむね沿った結果となったようだ。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が568、下落が1617、変わらずは50。主な上昇銘柄は、北京沃ジ徳金剛石工具(688028/CH)が19.6%高、科大国盾量子技術(688027/CH)が17.2%高。一方、主な値下がり銘柄は蘇州敏芯微機子技術(688286/CH)が12.6%安、騰景科技(688195/CH)が11.6%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント(0.08%)高の261.33ポイント、深センB株指数は8.15ポイント(0.62%)安の1316.04ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/30 20:26
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30日の香港市場概況:ハンセン指数は続落
*18:37JST 30日の香港市場概況:ハンセン指数は続落
10月30日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比63.45ポイント(0.24%)安の26282.69ポイントと続落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は28.93ポイント(0.31%)安の9346.86ポイントと弱含みとなった。利益確定売りが増えたことが要因。中国本土市場でも同じような動きが観測された。本日行われた米中首脳会談で中国側は、10月9日に発表した輸出規制措置を1年間停止すると発表。一方、米国側は24%の上乗せ関税の停止を1年間延長すると伝えた。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示していたが、協議は市場参加者の想定におおむね沿った結果となったことから、目先の買い材料が出尽くしたことで売りがやや優勢となった。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は25、下落は62、変わらずは1で売りが優勢だった。セクター別では、非鉄・産金がしっかり。中国宏橋集団(1378/HK)が7.9%高、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.4%高。リチウム関連の銘柄も急伸。江西カン鋒リ業集団(ガンフェン・リチウム・グループ:1772/HK)は15.2%高、中創新航科技(3931/HK)が10.4%高。ただ、医薬セクターはさえない動きとなった。中国生物製薬(1177/HK)が2.4%安、上海復星医薬集団(2196/HK)は3.4%安。そのほかでは、創科実業(669/HK)が5.0%安、舜宇光学科技集団(2382/HK)が4.8%安と軟調推移となった。
<AK>
2025/10/30 18:37
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日続伸、堅調な経済指標を好感
*10:13JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日続伸、堅調な経済指標を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 148632.94 +0.82%29日のブラジル株式市場は6日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1204.03ポイント高(+0.82%)の148632.94で引けた。日中の取引レンジは147,429.60-149,067.20となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。貸出残高の増加など堅調な経済指標が好感され、買いは継続。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、米中首脳会談への期待感などが引き続きプラス材料。一方、12月中の米利下げに不透明感が高まっていることが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2523.35 +1.13%29日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.26ポイント高(+1.13%)の2523.35となった。日中の取引レンジは2,500.89-2,531.25となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇や通貨ルーブル安の進行を受け、資源の輸出銘柄を中心に買いは継続。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。ほかに、米中首脳会談への期待感が引き続き支援材料。一方、12月の米利下げに不透明感が高まっていることが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 84997.13 +0.44%29日のインド株式市場は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比368.97ポイント高(+0.44%)の84997.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同117.70ポイント高(+0.45%)の26053.90で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。前日の米株高や経済指標の上振れが支援材料。9月の鉱工業生産の増加率は前月の4.1%から4.0%に低下したものの、予想の2.9%を上回った。また、米中通商合意への期待感なども引き続き好感された。【中国】上海総合指数 4016.33 +0.70%29日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比28.11ポイント高(+0.70%)の4016.33ポイントと強含みとなった。米中通商合意への期待でやや底堅い展開となった。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示しており、投資家の間では米中合意への期待感は持続しているようだ。前日の取引では利益確定売りが増えたようだが、調整的な売りは一巡したようだ。
<AK>
2025/10/30 10:13
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29日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
*17:27JST 29日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
10月29日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比28.11ポイント(0.70%)高の4016.33ポイントと強含みとなった。米中通商合意への期待でやや底堅い展開となった。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示しており、投資家の間では米中合意への期待感は持続しているようだ。前日の取引では利益確定売りが増えたようだが、調整的な売りは一巡したようだ。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が1107、下落が1069、変わらずは59。主な上昇銘柄は、阿特斯陽光電力集団(688472/CH)が20.0%高、深圳市泛海统联精密制造股份有(688210/CH)が12.6%高、重庆山外山血液净化技术股份有(688410/CH)が11.8%高など。一方、主な値下がり銘柄は赛诺医疗科学技术股份(688108/CH)が18.6%安、苏州泽環生物制药股份(688266/CH)が13.0%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.57ポイント(0.22%)高の261.12ポイント、深センB株指数は11.15ポイント(0.84%)安の1324.19ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/29 17:27
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続伸、米中通商合意に引き続き期待
*10:46JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続伸、米中通商合意に引き続き期待
【ブラジル】ボベスパ指数 147428.90 +0.31%28日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比459.81ポイント高(+0.31%)の147428.90で引けた。日中の取引レンジは146,574.70-147,810.50となった。売りが先行した買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米中通商合意への期待感が引き続き支援材料となり、買いは継続。また、米利下げ観測も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力がやや強まった。また、原油価格の下落も指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2495.09 +0.74%28日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.30ポイント高(+0.74%)の2495.09となった。日中の取引レンジは2,475.24-2,515.91となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米中首脳会談への期待感もサポート材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 84628.16 -0.18%28日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比150.68ポイント安(-0.18%)の84628.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同29.85ポイント安(-0.11%)の25936.20で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び縮小させた。弱い経済指標が圧迫材料。7-9月期の中小企業の信頼感指数やビジネス信頼感はそろって前期から低下した。米国の高関税政策などが企業の経営環境を悪化させている。また、通貨ルピーの先安観なども引き続きマイナス材料となった。【中国】上海総合指数 3988.22 -0.22%28日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比8.72ポイント安(-0.22%)の3988.22ポイントと小幅安で引けた。利益確定売りが増えたことが要因。上海総合指数は約10年3カ月ぶりの高値水準で推移していたが、10月30日に行われる米中首脳会談や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を見極めたいとの理由で調整的な売りが優勢となった。
<AK>
2025/10/29 10:46
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28日の香港市場概況:ハンセン指数は弱含み
*18:36JST 28日の香港市場概況:ハンセン指数は弱含み
10月28日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比87.56ポイント(0.33%)安の26346.14ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は91.43ポイント(0.97%)安の9375.79ポイントと弱含みとなった。利益確定売りが増えたことが要因。中国本土市場では上海総合指数は約10年3カ月ぶりの高値水準で推移していたが、10月30日に行われる米中首脳会談や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を見極めたいとの理由で本日の取引では調整的な売りが優勢となった。香港市場にもこの影響が及んだようだ。29日は重陽節で祝日のため香港市場は休場となることも影響したとみられる。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は27、下落は60、変わらずは1で売りが優勢だった。セクター別では、半導体の一角がややしっかり。上海復旦微電子集団(1385/HK)が3.2%高となったが、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は3.0%安と値を消した。産金・非鉄セクターは軟調地合い。招金鉱業(1818/HK)が4.4%安、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)は6.1%安とさえない値動きとなった。不動産セクターも弱含み。雅居楽集団HD(3383/HK)が1.2%安、中国金茂HD(817/HK)が2.1%安、世茂集団HD(813/HK)は2.1%安。
<AK>
2025/10/28 18:36
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28日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安
*18:30JST 28日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安
10月28日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比8.72ポイント(0.22%)安の3988.22ポイントと小幅安で引けた。利益確定売りが増えたことが要因。上海総合指数は約10年3カ月ぶりの高値水準で推移していたが、10月30日に行われる米中首脳会談や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を見極めたいとの理由で調整的な売りが優勢となった。業種別では、産金や非鉄・レアアースが弱含み。紫金鉱業集団(601899/SH)が3.7%安、中金黄金(600489/SH)が3.5%安、山東黄金(600547/SH)が2.8%安など。そのほかの銘柄では、主な値上がり銘柄は、中船(邯郸)派瑞特种气体股份(688146)が+15.71%、江苏艾森半导体材料股份有限公(688720)は11.3%高。主な値下がり銘柄は、華東建築集団(600629)が10.0%安、上海家化聯合(600315)が9.4%安。なお、軍需産業株の買いもやや目立った。長城軍工(601606/SH)は10.0%高、航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)は2.8%高、軍用電子機器の中国海防(600764/SH)は2.7%高。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.32ポイント(0.51%)安の260.55ポイント、深センB株指数は2.08ポイント(0.16%)高の1335.35ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/28 18:30
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中通商合意への期待感や米利下げ観測で
*10:37JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中通商合意への期待感や米利下げ観測で
【ブラジル】ボベスパ指数 146969.10 +0.55%27日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比796.89ポイント高(+0.55%)の146969.10で引けた。日中の取引レンジは146,173.70-147,977.00となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米中通商合意への期待感が高まっていることがサポート材料となった。また、米利下げ観測も外資の流出懸念を後退させた。このほか、海外株の上昇が買い安心感を与えた。【ロシア】MOEX指数 2476.79 -2.64%27日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比67.14ポイント安(-2.64%)の2476.79となった。日中の取引レンジは2,457.87-2,506.3となった。大幅安で寄り付いた後は安値圏でもみ合った。米国がロシアに対して制裁を追加するとの計画が引き続き嫌気され、売りは継続。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、米中閣僚会議に進展が見られたが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 84778.84 +0.67%27日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比566.96ポイント高(+0.67%)の84778.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同170.90ポイント高(+0.66%)の25966.05で取引を終えた。高く寄り付いた後はプラス圏でもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米中閣僚会話の前進も好感された。内部環境では、10月の二輪車販売が物品・サービス税(GST)率の引き下げで大幅に増加しているとの報告が対象銘柄の物色手掛かり。また、2025年度前半の民間投資も製造業の伸びで拡大する傾向を示しているとの報告もサポート材料となった。【中国】上海総合指数 3996.95 +1.18%27日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比46.63ポイント高(+1.18%)の3996.95ポイントと続伸。米中貿易協議の進展が好感されているようだ。報道によると、ベッセント米財務長官と中国の何立峰・副総理は10月25-26日に閣僚級の貿易協議をマレーシアで開き、トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席の直接会談に向けた枠組みをまとめたもよう。それによると、米国の中国製品に対する100%関税は撤回され、中国のレアアース(希土類)輸出規制厳格化は先送りされるようだ。
<AK>
2025/10/28 10:37
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27日の香港市場概況:ハンセン指数は堅調推移
*18:19JST 27日の香港市場概況:ハンセン指数は堅調推移
10月27日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比273.55ポイント(1.05%)高の26433.70ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が103.28ポイント(1.10%)高の9467.22ポイントと堅調推移となった。米中貿易協議の進展が好感された。報道によると、ベッセント米財務長官と中国の何立峰・副総理は10月25-26日に貿易協議を開き、トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席の直接会談に向けた枠組みをまとめたとみられている。米国の中国製品に対する100%関税は撤回され、中国のレアアース(希土類)輸出規制厳格化は先送りされるもよう。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は58、下落は29、変わらずは1で買いが優勢だった。ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品開発受託機関(CRO)など創薬支援関連の上げが目立つ。無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が4.1%高、薬明生物技術(2269/HK)が2.8%高で引けた。CRO各社は米国でも事業展開しているため、米中関係の改善がプラスに働くと期待されている。無錫薬明康徳については、業績見通しの引き上げなどが好感されたようだ。中国の証券セクターもしっかり。交銀国際HD(3329/HK)が4.1%高 、中国国際金融(3908/HK)が2.6%高、東方証券(3958/HK)は1.9%高。
<AK>
2025/10/27 18:19
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27日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸
*17:39JST 27日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸
10月27日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比46.63ポイント(1.18%)高の3996.95ポイントと続伸。米中貿易協議の進展が好感されているようだ。報道によると、ベッセント米財務長官と中国の何立峰・副総理は10月25-26日に閣僚級の貿易協議をマレーシアで開き、トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席の直接会談に向けた枠組みをまとめたもよう。それによると、米国の中国製品に対する100%関税は撤回され、中国のレアアース(希土類)輸出規制厳格化は先送りされるようだ業種別では、ハイテク関連がしっかり。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)や銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)などが10.0%高。発電株も上昇。上海電力(600021/SH)が6.4%高、中国核能電力(601985/SH)が4.2%高、国電電力発展(600795/SH)が3.9%高。ただ、不動産株はさえない動きが続いた。新城控股集団(601155/SH)が4.9%安、光明地産(600708/SH)が1.7%安、金地集団(600383/SH)が1.2%安など。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.79ポイント(0.30%)高の261.88ポイント、深センB株指数は6.34ポイント(0.47%)安の1333.27ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/27 17:39
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、米中閣僚会話の前進を好感
*10:35JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、米中閣僚会話の前進を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 146172.20 +0.31%24日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比451.22ポイント高(+0.31%)の146172.20で引けた。日中の取引レンジは145,720.98-147,239.77となった。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。米中閣僚会話の前進が好感され、買いは優勢。また、海外市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、足元での景況感の悪化が引き続き懸念された。【ロシア】MOEX指数 2543.93 -1.04%24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比26.74ポイント安(-1.04%)の2543.93となった。日中の取引レンジは2,530.37-2,606.81となった。朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。トランプ米大統領が米ロ首脳会談の予定を取り消したと発言したことが嫌気された。また、米国が対ロ制裁を追加する計画も引き続き圧迫材料。ほかに、原油価格が弱含みだったことが資源セクターの売り手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 84211.88 -0.41%24日のインド株式市場は7日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比344.52ポイント安(-0.41%)の84211.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同96.25ポイント安(-0.37%)の25795.15で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米印間の通商交渉の先行き不透明感が警戒され、売りはやや優勢。また、ロシア産原油の輸入をめぐる米国の制裁などが国内企業に大きく悪影響を与えているとの指摘も嫌気された。【中国】上海総合指数 3950.31 +0.71%24日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比27.90ポイント高(+0.71%)の3950.31ポイントとしっかりとなった。中国政府の経済政策への期待や米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方が浮上し、株式相場を下支えした。報道によると、2026年から2030年までの第15次5カ年計画について、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は会議後に発表した声明で「経済発展の軸足を内需に移し、人工知能(AI)産業を支える半導体など先端ハイテク分野の自立自強を加速する」などの方針を提示した。
<AK>
2025/10/27 10:35
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24日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
*17:54JST 24日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
10月24日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比192.17ポイント(0.74%)高の26160.15ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が63.20ポイント(0.68%)高の9363.94ポイントと強含み。中国政府の経済政策への期待や米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方が浮上し、株式相場を下支えした。中国本土株式は底堅い動きを見せたことも好感されたようだ。報道によると、2026年から2030年までの第15次5カ年計画について、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は会議後に発出した声明で「経済発展の軸足を内需に移し、人工知能(AI)産業を支える半導体など先端ハイテク分野の自立自強を加速する」などの方針を提示した。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は61、下落は22、変わらずは5で買いが優勢だった。ハンセン指数の構成銘柄では、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(981/HK)が8.0%高、医薬品受託研究開発製造機関(CRDMO)の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が3.9%高としっかり。セクター別では、半導体が高い。華虹半導体(1347/HK)が13.70%高、ASMPT(522/HK)が8.1%高。レアメタル・非鉄関連もしっかり。希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が5.2%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が6.2%高。ただ、空運セクターはさえない動きとなった。中国東方航空(670/HK)が0.50%安、中国国際航空(753/HK)が0.8%安。
<AK>
2025/10/24 17:54
注目トピックス 外国株
24日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
*17:45JST 24日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
10月24日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比27.90ポイント(0.71%)高の3950.31ポイントとしっかりとなった。中国政府の経済政策への期待や米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方が浮上し、株式相場を下支えした。報道によると、2026年から2030年までの第15次5カ年計画について、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は会議後に発表した声明で「経済発展の軸足を内需に移し、人工知能(AI)産業を支える半導体など先端ハイテク分野の自立自強を加速する」などの方針を提示した。業種別では、ハイテク関連がしっかり。電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)と電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が10.0%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が6.8%高。軍需産業株にも資金が向かった。衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)が10.0%高、弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)が4.7%高、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が4.2%高。ただ、不動産株はさえない動きとなった。中華企業(600675/SH)が3.8%安、華遠地産(600743/SH)が2.7%安。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.03ポイント(0.01%)安の261.09ポイント、深センB株指数は0.96ポイント(0.07%)安の1339.61ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/24 17:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高や米中摩擦の緩和観測で
*10:53JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高や米中摩擦の緩和観測で
【ブラジル】ボベスパ指数 145720.98 +0.59%23日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比848.19ポイント高(+0.59%)の145720.98で引けた。日中の取引レンジは144881.33-146357.79となった。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米中貿易摩擦の緩和観測も買い安心感を与えた。このほか、中国の景気対策への期待感などが輸出の拡大観測を高めた。【ロシア】MOEX指数 2570.67 -3.10%23日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比82.33ポイント安(-3.10%)の2570.67となった。日中の取引レンジは2546.26-3371.06となった。大幅安で寄り付いた狭いレンジでもみ合った。米国がロシアに対して経済政策を追加する計画が引き続き嫌気され、リスク回避の売りが広がった。また、弱い経済指標も引き続き圧迫材料。一方、原油価格が大幅上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 84556.40 +0.15%23日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比130.06ポイント高(+0.15%)の84556.40、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同22.80ポイント高(+0.09%)の25891.40で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。年内の利下げ期待が高まっていることが引き続き支援材料。また、欧州市場の上昇なども指数をサポートした。【中国】上海総合指数 3922.41 +0.22%23日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比8.65ポイント高(+0.22%)の3922.41ポイントと反発。中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は、本日23日に閉幕した。会議での決定内容については来週前半頃までに公表される見込み。ただ、通商問題を巡って米中関係の悪化に対する懸念が残されている。
<AK>
2025/10/24 10:53
注目トピックス 外国株
23日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
*18:38JST 23日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
10月23日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比186.21ポイント(0.72%)高の25967.98ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が76.96ポイント(0.83%)高の9300.74ポイントと反発。中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は、本日23日に閉幕した。会議での決定内容については来週前半頃までに公表される見込み。ただ、通商問題を巡って米中関係の悪化に対する懸念が残されており、香港市場に何らかの影響が及ぶ可能性は残されている。ハンセン指数の構成銘柄88で上昇は60、下落は28、変わらずは0で買いが優勢だった。ハンセン指数の構成銘柄では、ハンセン指数の構成銘柄では、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が9.4%安。半導体セクターでは上海復旦微電子集団(1385/HK)が4.8%安、華虹半導体(1347/HK)が4.6%安。産金セクターもさえない。霊宝黄金(3330/HK)が2.4%安、中国黄金国際資源(2099/HK)が2.0%安で引けた。一方、石油・石炭セクターはしっかり。中国海洋石油(883/HK)が2.1%高 、中国石油天然気(857/HK)が1.5%高。医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)は3.0%安でさえない動きとなった。
<AK>
2025/10/23 18:38
注目トピックス 外国株
23日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
*17:27JST 23日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
10月23日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比8.65ポイント(0.22%)高の3922.41ポイントと反発。中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は、本日23日に閉幕した。会議での決定内容については来週前半頃までに公表される見込み。ただ、通商問題を巡って米中関係の悪化に対する懸念が残されている。業種別では、石油・石炭がしっかり。中国石油天然気(601857/SH)が3.1%高、中国海洋石油(600938/SH)が1.3%高。金融株もしっかり。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が4.7%、興業銀行(601166/SH)が1.8%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%高、中国人民保険集団(601319/SH)が1.3%高。一方、ハイテク株は弱含み。銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が4.9%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が3.0%安。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.70ポイント(0.27%)高の261.11ポイント、深センB株指数は1.60ポイント(0.12%)安の1340.57ポイントで終了した。
<AK>
2025/10/23 17:27
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、原油高や中国の経済政策などに期待
*11:23JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、原油高や中国の経済政策などに期待
【ブラジル】ボベスパ指数 144872.79 +0.55%22日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比787.64ポイント高(+0.55%)の144872.79で引けた。日中の取引レンジは144038.80-145047.70となった。買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。中国の経済政策への期待感が高まっていることが好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、米中間の関係悪化への警戒感や海外株安などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2653.00 +0.78%22日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.58ポイント高(+0.78%)の2653.00となった。日中の取引レンジは2,636.48-2,678.25となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きも見られた。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が嫌気されたほか、米国がロシアに対して経済制裁を追加するとの発表も嫌気された。【インド】休場22日のインド株式市場は休場となった。【中国】上海総合指数 3913.76 -0.07%22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.57ポイント安(-0.07%)の3913.76ポイントと小幅安となった。トランプ米大統領は次回の米中会談で良い通商取引が結べる見通しと述べながらも、予定している首脳会談が実現しない可能性に言及したことが嫌気されたようだ。ただ、中国政府の経済政策への期待は持続している。また、市場参加者の間では年末までに預金準備率と政策金利が引き下げられるとの観測も浮上しているようだ。
<AK>
2025/10/23 11:23
注目トピックス 外国株
22日の香港市場概況:ハンセン指数は軟調推移
*18:17JST 22日の香港市場概況:ハンセン指数は軟調推移
10月22日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比245.78ポイント(0.94%)安の25781.77ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が78.88ポイント(0.85%)安の9223.78ポイントと反落。売買代金は2646億5690万香港ドル。米中関係を巡る不透明感が払しょくされていないため、売りが優勢となった。中国政府の経済政策への期待は持続しており、中国本土における金融緩和の思惑が浮上しているものの、売りの勢いが勝ったようだ。ハンセン指数の構成銘柄88で上昇は20、下落は66、変わらずは2で売りが優勢だった。ハンセン指数の構成銘柄では、宝飾小売チェーン大手の周大福珠宝(1929/HK)が5.7%安、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が5.2%安、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が4.4%安。セクター別では、金相場の下落を受けて金鉱が安い。霊宝黄金(3330/HK)が4.7%安、山東黄金鉱業(1787/HK)が2.6%安。医療サービスや医療機器の銘柄群もさえない。京東健康(6618/HK)が3.7%安、平安健康医療科技(1833/HK)が2.9%安。一方、中国不動産セクターの一角はしっかり。雅居楽集団HD(3383/HK)が6.3%高、合景泰富地産HD(1813/HK)は3.9%高。他の個別株動向では、キャラクター商品「ラブブ」などを擁するフィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が2.4%高となっている。
<AK>
2025/10/22 18:17
注目トピックス 外国株
22日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安
*18:11JST 22日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安
10月22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.57ポイント(0.07%)安の3913.76ポイントと小幅安となった。トランプ米大統領は次回の米中会談で良い通商取引が結べる見通しと述べながらも、予定している首脳会談が実現しない可能性に言及したことが嫌気されたようだ。ただ、中国政府の経済政策への期待は持続している。また、市場参加者の間では年末までに預金準備率と政策金利が引き下げられるとの観測も浮上しているようだ。業種別では、ハイテクがさえない。嘉興斯達半導体(603290/SH)が7.1%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が4.5%安。金先物の急落を受けて産金株も安い。赤峰黄金(600988/SH)が3.4%安、山東黄金(600547/SH)は3.0%安。半面、不動産株はしっかり。中華企業(600675/SH)と京能置業(600791/SH)が3.6%高、華遠地産(600743/SH)は3.2%高。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント(0.38%)安の260.41ポイント、深センB株指数が11.98ポイント(0.88%)安の1342.17ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/22 18:11
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
*09:04JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
【ブラジル】ボベスパ指数 144085.16 -0.29%21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比424.16ポイント安(-0.29%)の144085.16で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では39が上昇、41が下落、変わらずは2。バモス・ロカサオ・デ・カミンオエス・マキナス・エ・エ(VAM03)(RAIZ4)の上げが目立った。一方、ブラバ・エネルジア(BRAV3)はさえない値動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2632.42 -4.10%21日のロシア株式市場は大幅安。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比112.41ポイント安(-4.10%)の2632.42で引けた。日中の取引レンジは、2608.42-2715.78。ウクライナ戦争の終結に向けた動きはやや停滞しており、対米関係のすみやかな改善は期待できないことから、利益確定を狙った売りが活発となった。【インド】SENSEX指数 84426.34 +0.07%21日のインド株式市場は小幅高。この日は1時間のみの時間短縮取引。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比62.97ポイント高(+0.07%)の84426.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは25.45ポイント高(+0.10%)の25868.60で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が16、下落は13、変わらずは1で買いがやや優勢。主な値上がり銘柄はバジャジ・フィンサーブ(BJFIN)、アクシス銀行(AXSB)。一方、主な値下がり銘柄はコダック・マヒンドラ銀行(KMB)、ICNCI銀行(ICICIBC)。外部環境の改善を好感した買いが入ったようだ。【中国】上海総合指数 3916.33 +1.36%21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比52.44ポイント高(+1.36%)の3916.33ポイントと続伸。米中対立が一段と深まる可能性は低下しつつあること、中国の経済政策への期待が支援材料となった。中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開催し、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について協議する。内需拡大などが主要テーマになるとの見方が多い。
<AK>
2025/10/22 09:04
注目トピックス 外国株
21日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
*18:16JST 21日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
21日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比168.72ポイント(0.65%)高の26027.55ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が69.99ポイント(0.76%)高の9302.66ポイントと続伸。売買代金は2646億5690万香港ドル。米中関係の改善期待、中国政府の経済政策への期待が株式相場に対する支援材料となっている。中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について議論するもよう。中国当局は今年の成長率目標である5.0%前後を達成するため、追加の経済対策を打ち出すとの見方が残されているハンセン指数の構成銘柄では、生命保険事業最大手の中国人寿保険(2628/HK)が6.0%高、電子機器受託製造サービス(EMS)の比亜迪電子(BYDエレクトロニック:285/HK)が3.8%高、家電メーカー中国大手の海爾智家(6690/HK)が1.9%高。アップル関連のBYDエレクに関しては、9月に発売された「iPhone 17」シリーズの販売が好調との評価が好感されている。セクター別では、中国の保険・証券が高い。新華人寿保険(1336/HK)が4.8%、中国平安保険(2318/HK)が2.9%。新興EV(電気自動車)関連もしっかり。小鵬汽車(9868/HK)が3.7%高、蔚来集団(9866/HK)が2.8%高。一方、医薬セクターの一角は弱含み。勁方医薬科技(上海)(2595/HK)が6.4%安、康希諾生物(6185/HK)が1.6%安などとなっている。
<AK>
2025/10/21 18:16
注目トピックス 外国株
21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸
*18:14JST 21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸
10月21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比52.44ポイント(1.36%)高の3916.33ポイントと続伸。米中対立が一段と深まる可能性は低下しつつあること、中国の経済政策への期待が支援材料となった。中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開催し、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について協議する。内需拡大などが主要テーマになるとの見方が多い。業種別では、ハイテクがしっかり。電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)と携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が10.0%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が9.6%高。また、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、人工知能(AI)チップの中科寒武紀科技(カンブリコン・テクノロジーズ:688256/SH)が6.9%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.8%上昇。医薬株もしっかり。薬明康徳(603259/SH)が3.2%高、山東魯抗医薬(600789/SH)が3.0%高。インフラ建設株、消費関連株、資源・素材株、金融株なども買われた。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.49ポイント(0.57%)高の261.40ポイント、深センB株指数が12.61ポイント(0.94%)高の1354.14ポイントで終了した。
<AK>
2025/10/21 18:14
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、米中会談の合意に期待
*10:45JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、米中会談の合意に期待
【ブラジル】ボベスパ指数 144509.32 +0.77%20日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1110.69ポイント高(+0.77%)の144509.32で引けた。日中の取引レンジは143,396.40-145,216.10となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米中会談の合意に期待が高まっていることが好感され、買いは広がった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。内部要因では、成長予想の上方修正が好感された。2025年の成長予想は前回調査の2.16%から2.17%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 2744.83 +4.35%20日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.69ポイント高(+0.87%)の2744.83となった。日中の取引レンジは2,726.99 ? 2,757.39となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米中関係の悪化懸念が後退していることが好感され、買いは継続。また、米ロ首脳会談への期待感も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 84363.37 +0.49%20日のインド株式市場は4日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比411.18ポイント高(+0.49%)の84363.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.30ポイント高(+0.52%)の25843.15で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。SENSEX指数は約52週ぶりの高値を更新した。デイワリ祭の突入に伴う消費の拡大期待から小売りなどを中心に買いが広がった。また、企業業績の改善期待などが指数をサポート。外部環境では、米中関係の悪化懸念がやや緩和していることが好感された。【中国】上海総合指数 3863.89 +0.63%20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.14ポイント高(+0.63%)の3863.89ポイントと反発。米中は首脳会談に向け通商上の規制を巡って交渉が続いているが、関係改善に向けた動きも見え始めている。10月末に開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせて米中首脳会談が開かれる見通しとなったことが好感されたようだ。また、中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について議論する予定。本日公表された中国の経済指標では、7-9月期国内総生産(GDP)成長率が前年同期比+4.8%で市場予想をやや上回った。同時発表の9月鉱工業生産は市場予想を上回ったが、9月小売売上高は前月実績を下回った。
<AK>
2025/10/21 10:45
注目トピックス 外国株
20日の香港市場概況:ハンセン指数は堅調推移
*18:43JST 20日の香港市場概況:ハンセン指数は堅調推移
20日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比611.73ポイント(2.42%)高の25858.83ポイントと反発。78が上昇、10が下落、変わらずは0。一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は220.70ポイント(2.45%)高の9232.67ポイントと反発した。売買代金は2391億6060万香港ドル。10月末に開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせて米中首脳会談が行われることが材料視された。また、中国経済の鈍化懸念が強まる中、中国政府は今年の成長率目標である5.0%前後を達成させるため、追加の経済対策を打ち出すとの見方が広がっていることも好感されたようだ。報道によると、中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画について議論する予定ハンセン指数の構成銘柄では、中国オンラインゲーム大手の網易(9999/HK)が5.2%高、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が5.1%高、電子商取引(EC)中国最大手の阿里巴巴集団HD(9988/HK)が4.9%高。セクター別では、半導体が高い。蘇州貝克微電子(2149/HK)が5.2%高、上海復旦微電子集団(1385/HK)が5.0%高。ただ、金製品の銘柄群はさえない。赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)は6.2%安、山東黄金鉱業(1787/HK)は5.8%安、紫金黄金国際(2259/HK)は5.3%安。
<AK>
2025/10/20 18:43
注目トピックス 外国株
20日の中国本土市場概況:中国本土市場は強含み
*18:42JST 20日の中国本土市場概況:中国本土市場は強含み
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.14ポイント(0.63%)高の3863.89ポイントと反発。米中は首脳会談に向け通商上の規制を巡って交渉が続いているが、関係改善に向けた動きも見え始めている。10月末に開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせて米中首脳会談が開かれる見通しとなったことが好感されたようだ。また、中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について議論する予定。本日公表された中国の経済指標では、7-9月期国内総生産(GDP)成長率が前年同期比+4.8%で市場予想をやや上回った。同時発表の9月鉱工業生産は市場予想を上回ったが、9月小売売上高は前月実績を下回った。業種別では、ハイテクがしっかり。杭州士蘭微電子(600460/SH)が8.7%高、北京兆易創新科技(603986/SH)が3.5%高。また、エネルギー株もしっかりとなり、中国中煤能源(601898/SH)と洲際油気(600759/SH)が3.0%高。ただ、産金やレアアース・非鉄の銘柄はさえない。赤峰黄金(600988/SH)は6.8%安、山東黄金(600547/SH)は6.3%安。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.05ポイント(0.02%)安の259.91ポイント、深センB株指数が3.62ポイント(0.27%)高の1341.54ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/20 18:42
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み
*11:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み
【ブラジル】ボベスパ指数 143398.63 +0.84%17日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1198.61ポイント高(+0.84%)の143398.63で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では62が上昇、18が下落、変わらずは2。ライゼン(RAIZ4)の上げが目立った。一方、クラビン(KLBN11)はさえない値動きとなった。【ロシア】MOEX指数 2721.14 +4.35%17日のロシア株式市場は大幅高。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比113.36ポイント高(+4.35%)の2721.14で引けた。日中の取引レンジは、2688.36-2734.79。対米関係のさらなる悪化は回避される可能性が高まり、強い動きとなった。【インド】SENSEX指数 83952.19 +0.58%17日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比484.53ポイント高(+0.58%)の83952.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは124.55ポイント高(+0.49%)の25709.85で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が17、下落は13、変わらずは0で買いが優勢。主な値上がり銘柄はアジアン・ペインツ(APNT)、マヒンドラ・マヒンドラ(MM)。一方、主な値下がり銘柄はインフォシス(INFO)、HCLテクノロジー(HCLT)。金利先安観を背景に過半数の銘柄が上昇した。【中国】上海総合指数 3839.76 -1.95%17日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比76.47ポイント安(-1.95%)の3839.76ポイントで引けた。上海総合指数は約3週ぶりの安値水準に落ち込んだ。米中貿易交渉の先行き不透明感が投資家心理を冷やしたうえ、週明け20日に発表予定の7-9月期国内総生産(GDP)など重要統計に対する思惑が先行し、これまで政策期待を背景に買われてきた分野で利益確定売りが目立った。インフラや公共投資関連が中心に手じまわれ、需給悪化観測が戻り売りを誘発した形。買い材料は限られ、下値追いの動きとなった。
<AK>
2025/10/20 11:41
注目トピックス 外国株
17日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、持ち高調整売りが目立つ
*18:28JST 17日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、持ち高調整売りが目立つ
17日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比641.41ポイント(2.48%)安の25247.10ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が247.49ポイント(2.67%)安の9011.97ポイントと3日ぶりに反落した。ハンセン指数は約1カ月半ぶりの安値水準まで落ち込んだ。米国株の下落を受けて軟調に始まり、終日にわたり売り優勢の展開となった。週明けに控える中国の主要経済統計発表と重要会議を前に、投資家のリスク回避姿勢が強まり、持ち高調整の売りが広がった。下げは主に時価総額の大きいネット関連や消費関連株に集中し、相場の重しとなった。一方、底堅さを見せる場面は限定的で、買い材料に乏しい一日だった。ハンセン指数の構成銘柄では、テクノロジー関連が大幅安となり、サニーオプティカル(2382/HK)が5.2%安、SMIC(981/HK)が6.5%安、BYDエレクトロニック(285/HK)が8.1%安と軒並み下落した。米国株安の影響に加え、週明けに控える中国の経済統計発表や重要会議を前に、投資家の持ち高調整が進んだことが売り材料となった。市場では景気減速への懸念もくすぶっており、ハイテク銘柄中心にリスク回避の動きが広がった。不動産関連も軟調で、チャイナ・オーバーシーズ(688/HK)が1.8%安、華潤置地(1109/HK)が1.4%安、ロンフォー・プロパティーズ(960/HK)が2.2%安となった。金利上昇懸念が再燃する中、資金の逃避が続いた。加えて、保険・金融セクターも軟調で、中国平安(2318/HK)が3.3%安、中国人寿(2628/HK)が5.8%安だった。その他ではヘルスケアや消費関連の一角にも売りが波及した。反面、小売・公益関連には一部買いが入り、周大福珠宝(1929/HK)が5.0%高、ハンソー・ファーマ(3692/HK)が2.1%高、長江インフラ(1038/HK)が0.5%高と堅調だった。業績見通しの安定性や高配当利回りを背景に、防御的銘柄への資金シフトがうかがえた。市場全体がリスク回避の局面にある中で、ディフェンシブセクターが相対的に選好された格好だ。中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.95%安の3839.76ポイントで取引を終了した。
<AK>
2025/10/17 18:28
注目トピックス 外国株
17日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、米中貿易交渉の先行き不透明感を警戒
*18:16JST 17日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、米中貿易交渉の先行き不透明感を警戒
17日の中国本土市場反落。主要指標の上海総合指数が前日比76.47ポイント(1.95%)安の3839.76ポイントで引けた。上海総合指数は約3週ぶりの安値水準に落ち込んだ。米中貿易交渉の先行き不透明感が投資家心理を冷やしたうえ、週明け20日に発表予定の7-9月期国内総生産(GDP)など重要統計に対する思惑が先行し、これまで政策期待を背景に買われてきた分野で利益確定売りが目立った。インフラや公共投資関連が中心に手じまわれ、需給悪化観測が戻り売りを誘発した形。買い材料は限られ、下値追いの動きとなった。業種別では、ハイテク関連が大幅安。銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が10.0%安、電子機器メーカーの国睿科技(600562/SH)が5.9%安、富士康工業互聯網(601138/SH)が5.6%安、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が3.8%安で引けた。自動車株も売られた。北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が4.9%安、重慶千里科技(601777/SH)が4.8%安、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が4.5%安とそろって軟調な展開を示した。医薬株の下落も目立った。薬明康徳(603259/SH)が4.4%安、浙江華海薬業(600521/SH)が3.1%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.6%安となった。一方、エネルギーや資源関連、ヘルスケアなどは比較的底堅さを保った。人民元の下落余地を織り込む動きや輸出関連の反応が支え要因となり、一部需給改善を見込む買いが入った。ただし全体を支えるには不十分で、相場の重さを払拭するには至らなかった。外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.21ポイント(1.22%)安の259.96ポイント、深センB株指数が18.34ポイント(1.35%)安の1337.92ポイントで終了した。
<AK>
2025/10/17 18:16
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、原油安や地政学リスクなどを懸念
*10:22JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、原油安や地政学リスクなどを懸念
【ブラジル】ボベスパ指数 142200.02 -0.28%16日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比403.64ポイント安(-0.28%)の142200.02で引けた。日中の取引レンジは141,445.80-143,190.60となった。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、イスラエル・ハマス和平案を巡る先行き不透明感など地政学リスクの高まりも指数の足かせとなった。国内では、弱い経済指標が景気の先行き不安を強めた。8月の経済活動指数は前年同月比で0.12%増加し、前月の1.15%と予想の0.70%を下回った。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2607.78 +2.46%16日のロシア株式市場は大幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比62.56ポイント高(+2.46%)の2607.78となった。日中の取引レンジは2,528.86-2,617.18となった。横ばいで寄り付いた後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤上げ幅を急速に拡大させた。米ロ首脳会談への期待感が高まっていることが支援材料となり、終盤に買いが広がった。トランプ米大統領は16日、ウクライナ停戦をめぐり、向こう2週間前後でプーチン大統領と会話すると発言した。トランプ大統領は、この会話を通じて多くの命が救われるとも強調した。一方、原油価格の下落や米中関係の悪化懸念などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 83467.66 +1.04%16日のインド株式市場は続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比862.23ポイント高(+1.04%)の83467.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同261.75ポイント高(+1.03%)の25585.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。内外の利下げ観測が引き続き好感された。10月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が高まっているほか、インド準備銀行(中央銀行)も年内追加の利下げに踏み切ると予測されている。また、アジア市場がおおむね堅調な値動きを示したことや欧州株の上昇も買い安心感を与えた。【中国】上海総合指数 3916.23 +0.10%16日の中国本土市場は小幅続伸。主要指標の上海総合指数が前日比4.02ポイント高(+0.10%)の3916.23ポイントで引けた。来週に控える重要会議で景気刺激策が打ち出されるとの観測が支えとなった。来週20-23日に開催される第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)では、第15次5カ年計画(2026-30年)について議論される予定だ。一方、米中関係を巡る通商摩擦への懸念が相場の重しとなり、取引時間中は下げに転じる場面も見られた。市場参加者の間では先行き不透明感が根強く、売り買いが交錯した。
<AK>
2025/10/17 10:22