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注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛り *09:32JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛り 【ブラジル】ボベスパ指数 112531.52 -0.68%30日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比769.83ポイント安(-0.68%)の112531.52で引けた。日中の取引レンジは112308.50-114204.07となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を高めた。一方、中東情勢をめぐる緊張感の緩和が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3227.07 0.09%30日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.89ポイント高(+0.09%)の3227.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,219.70-3,246.00となった。中盤は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は前日の終値近辺まで上げ幅を縮小させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いがやや優勢。また、中東情勢をめぐる緊張感の緩和も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 64112.65 +0.52%30日のインドSENSEX指数は続伸。前日比329.85ポイント高(+0.52%)の64112.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.65ポイント高(+0.49%)の19140.90で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州など海外株の上昇を受け、インド株にも買いが継続した。また、中東の地政学リスクへの脅威が緩和されていることも支援材料。ほかに、中国当局が景気対策を強化していることが対中輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3021.55 +0.12%週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.77ポイント高(+.12%)の3021.55ポイントと5日続伸した。約2週ぶりの高値水準を回復している。米中関係の改善期待が相場を支える流れ。中国の王毅・外交部長は10月26~28日の日程で訪米し、バイデン米大盗聴やブリンケン国務長官などと相次いで会談した。11月に米国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に合わせ、習近平・国家主席とバイデン米大統領の会談が実現するとの見方も広がっている。ただ、全体としては上値が重い。中東地域の地政学リスクが高まっているほか、中国指標の発表も気がかり材料として意識された。中国であす31日、10月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が公表される。 <CS> 2023/10/31 09:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国企業の成長持続が好感される流れ *09:15JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国企業の成長持続が好感される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113301.35 -1.29%27日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1475.51ポイント安(-1.29%)の113301.35で引けた。日中の取引レンジは112953.38-115341.65となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、米利上げの終了期待などが指数をサポート。また、中国当局が景気対策を強化していることも好感された。【ロシア】MOEX指数 3224.18 +0.01%27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29ポイント高(+0.01%)の3224.18ポイントで引けた。日中の取引レンジは3185.84-3241.55となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。小売り大手マグニト(MGNT)の急伸が指数をサポート。大手小売チェーンサムべりによる出資観測が好感されたもようだ。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は27日、政策金利を年13.0%から15.0%に引き上げると発表。市場予想は1.0%の利上げだった。【インド】SENSEX指数 63782.80 +1.01%27日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比634.65ポイント高(+1.01%)の63782.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同190.00ポイント高(+1.01%)の19047.25で取引を終えた。買いが先行した後も高値圏でもみ合った。両指数とも6日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢になった。また、米国の長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、デイワリ祭期間の消費が前年同期を上回るとの観測が小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3017.78 +0.99%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.48ポイント高(+0.99%)の3017.78ポイントと4日続伸した。終値ベースで6営業日ぶりに心理的節目の3000ポイントを回復している。中国企業の成長持続が好感される流れ。朝方公表された中国工業企業の利益総額は、今年9月に前年同月比11.9%増となり、8月の17.2%増に続いて2カ月連続で2ケタ成長を維持した。ただ、上値は重い。中国では来週31日、10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表される。内容を見極めたいとするムードも漂っている。 <CS> 2023/10/30 09:15 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が好感 *09:11JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112829.97 -0.82%25日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比931.93ポイント安(-0.82%)の112829.97で引けた。日中の取引レンジは112680.27-114318.65となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、経済指標の悪化も圧迫材料。10月のFGV消費者信頼感指数は前月の97.0から93.2まで低下した。一方、通貨レアル高の進行や原油価格の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3265.28 +0.01%25日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.27ポイント高(+0.01%)の3265.28ポイントで引けた。日中の取引レンジは3243.25-3269.76となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が好感された。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外市場が不安定な値動きを示したことが指数の上値を抑えた。また、利上げ懸念も引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 64049.06 -0.81%25日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比522.82ポイント安(-0.81%)の64049.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.60ポイント安(-0.83%)の19122.15で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせとなった。また、インフレ率の加速観測も引き続き警戒された。インド国民の野菜消費が増加する傾向となっており、これがインフレ率を押し上げると指摘されている。【中国本土】上海総合指数 2974.11 +0.40%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.87ポイント高(+0.40%)の2974.11ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は24日、1兆人民元(約20兆5000億円)規模の国債増発を承認した。また、習近平・国家主席は24日午後、中国人民銀行(中央銀行)を異例で訪問している。事情に詳しい関係者の話によれば、主席は政府高官を伴い、人民銀と国家外為管理局(SAFE)を訪れた。習氏の人民銀訪問は就任以来で初めて。中央政府が経済を重視しているとの見方が広がった。 <CS> 2023/10/26 09:11 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり *09:09JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 113761.90 +0.87%24日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比977.38ポイント高(+0.87%)の113761.90で引けた。日中の取引レンジは112813.83-114248.72となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、指数の上値は重い。原油安などが資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3265.01 +0.04%24日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.33ポイント高(+0.04%)の3265.01ポイントで引けた。日中の取引レンジは3237.08-3266.59となった。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引け間際はプラス圏を回復した。海外株高が好感され、終盤のロシア株も買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、利上げ観測も嫌気された。27日に発表される政策金利について、年13%から年14%に引き上げられると予測されている。【インド】SENSEX指数 1105.90.53 +1.13%24日のベトナムSENSEX指数でホーチミンのVN指数、ハノイのVH指数はいずれも大幅反発で、前日の大幅安から持ち直した。ベトナム市場は前日の大幅安で投資家の慎重姿勢が強まり、本日も序盤から主力株を中心に売り先行。ただ、取引後半は安値を拾う動きが優勢で、VN指数は終盤にかけて1100ポイント台に切り返した。足元は極端な値動きが続き、方向感はつかみにくい。【中国本土】上海総合指数 2962.24 +0.78%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.95ポイント高(+0.78%)の2962.24ポイントと5日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、足元では約1年ぶりの安値水準に落ち込んでいた。当局の株価下支えスタンスもプラス。「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社、中央匯金投資有限責任公司は23日夜、同日付で上場投資信託(ETF)を追加購入したと発表した。中国経済対策の期待感も強まる。 <CS> 2023/10/25 09:09 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、外資の流出懸念から売りは広がった *11:19JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、外資の流出懸念から売りは広がった 【ブラジル】ボベスパ指数 113155.28 -0.74%20日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.02ポイント安(-0.74%)安の113155.28で引けた。日中の取引レンジは112533.33-114089.58となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。海外市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、中東情勢の悪化などもリスク回避の売りを加速させた。一方、通貨レアル高が指数を下支えした。また、経済指標の改善なども好感された。【ロシア】MOEX指数  -0.17%23日のロシア株式市場は7日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.59ポイント安(-0.17%)の3263.68ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,248.39-3,283.80となった。買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、中東情勢をめぐる緊張感の高まりなども引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 64571.88 -1.26%23日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比825.74ポイント安(-1.26%)の64571.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同260.90ポイント安(-1.34%)の19281.75で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。世界的な株安を受け、インド市場にも売り圧力が強まった。また、中東情勢をめぐる緊張感の高まりもリスク回避の売りを高めた。【中国本土】上海総合指数 2939.29 -1.47%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比43.77ポイント安(-1.47%)の2939.29ポイントと4日続落した。昨年10月30日以来、約11カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。米国の長期金利の上昇を受け、外資の流出懸念から売りは広がった。また、中東情勢をめぐる緊張感の高まりなどもリスク回避の売りを加速させた。 国内では、成長ペースの減速など景気鈍化が指数の足かせとなった。また、半導体を巡る米中対立の激化も対象セクターの圧迫材料となった。 <NH> 2023/10/24 11:19 注目トピックス 外国株 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も150円付近の売りで *17:53JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も150円付近の売りで 23日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融引き締め政策長期化の観測や中東情勢の不安定化により、ドル選好地合いが続く見通し。ただ、150円台が意識され、大台付近の売りがドルの重石となりそうだ。前週末は一段の米金利高は抑制されたものの、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派姿勢を背景としたドル買いが先行。ユーロ・ドルは1.06ドル付近で伸び悩み、ドル・円は150円に迫った。一方、イスラエルとイスラム組織ハマスが地上戦に突入すれば事態の悪化は避けられず、リスクオフの流れに。週明けアジア市場は同様の地合いが続き、アジア株安を背景とした円買いがドルの上値を抑えている。この後の海外市場は米金利にらみの展開。FRBの年内利上げ観測は後退しつつあるもののタカ派姿勢を堅持しており、長期金利の高止まりならドル買いに振れやすい地合いに。今週発表の7-9月期国内総生産(GDP)は4-6月期を大きく上回る見通しで、引き締め政策を後押しする材料として意識される。半面、日本政府は昨年同時期と同様、150円台で為替介入に踏み切るとの観測からドルは高値圏の売りが重石になるとみる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・9月シカゴ連銀全米活動指数(8月:-0.16)・23:00 ユーロ圏・10月消費者信頼感速報値(予想:-18.3、9月:-17.8) <CS> 2023/10/23 17:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、インド株にも売りが広がった *09:42JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、インド株にも売りが広がった 【ブラジル】ボベスパ指数 114004.30 -0.05%20日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.02ポイント安(-0.74%)の113155.28で引けた。日中の取引レンジは112533.33-114089.58となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。海外市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、中東情勢の悪化などもリスク回避の売りを加速させた。一方、通貨レアル高が指数を下支えした。また、経済指標の改善なども好感された。【ロシア】MOEX指数 3255.16 +0.18%20日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.43%(14.11ポイント)高の3269.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは3236.31-3269.71となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。対中輸出の拡大観測が好感され、関連銘柄への買いは継続した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安や米長期金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65397.62 -0.35%20日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比231.62ポイント安(-0.35%)の65397.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.05ポイント安(-0.42%)の19542.65で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株安を受け、インド株にも売りが広がった。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東情勢の緊迫化などが引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 2983.06 -0.74%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.33ポイント安(-0.74%)の2983.06ポイントと3日続落した。心理的節目の3000ポイントを割り込み、昨年11月1日以来、約11カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。内外の不安材料が投資家心理を冷やす流れ。中国の景気鈍化や半導体を巡る米中対立、米国の金利高などが引き続き売り材料視されている。19日の米債券市場では、米10年債利回りが一時5%台に上昇し、2007年7月以来、約16年3カ月ぶりの高水準を付けた。中国人民銀行(中央銀行)の大規模な資金供給などで前場はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、買いの勢いは続かず、指数は中盤から下げ幅を広げている。 <CS> 2023/10/23 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高を好感も上値は重い *10:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高を好感も上値は重い 【ブラジル】ボベスパ指数 114004.30 -0.05%19日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比55.34ポイント(-0.05%)安の114004.30で引けた。日中の取引レンジは113767.75-115062.61となった。中盤はプラス圏を回復した場合、引け間際に再びマイナス圏に転落した。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米追加の利上げ観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3255.16 +0.18%19日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.95ポイント高(+0.18%)の3255.16ポイントで引けた。日中の取引レンジは3232.16-3260.45となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。また、対中の資源輸出の拡大観測も対象銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。海外株安が警戒されたほか、米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 65629.24 -0.38%19日のインドSENSEX指数は続落。前日比247.78ポイント安(-0.38%)の65629.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.40ポイント安(-0.24%)の19624.70で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。海外株安を受け、インド市場も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東情勢の緊迫化などがリスク回避の売りを加速させた。国内では、IT大手ウィプロの弱い業績報告などが同セクター圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3005.39 -1.74%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比53.32ポイント安(-1.74%)の3005.39ポイントと続落した。昨年11月3日以来、約11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日の軟調地合いを次ぐ流れ。中国の景気不安が意識されている。18日公表された経済指標では、今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率や9月の小売売上高は予想を上回ったものの、都市部の1-9月固定資産投資は予想を下回り、9月の不動産開発投資は減少率が拡大した。また、米長期金利の上昇や、中東地域の地政学リスクなども重しとなっている。 <NH> 2023/10/20 10:46 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、中国との貿易が拡大されるとの期待 *09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、中国との貿易が拡大されるとの期待 【ブラジル】ボベスパ指数 114059.64 -1.60%18日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1848.79ポイント安(-1.60%)の114059.64で引けた。日中の取引レンジは113952.11-115907.04となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。また、中東情勢の緊迫化懸念なども引き続き嫌気された。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3249.21 +0.06%18日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.06ポイント高(+0.06%)の3249.21ポイントで引けた。日中の取引レンジは3225.44-3262.54となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、中国との貿易が拡大されるとの期待も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。米長期金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65877.02 -0.83%18日のインドSENSEX指数は反落。前日比551.07ポイント安(-0.83%)の65877.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.40ポイント安(-0.71%)の19671.10で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの長期化懸念が再燃していることが外資の流出懸念を強めた。また、ITセクターの雇用が減少しているとの報告も消費の縮小懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3058.71 -0.80%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.79ポイント安(-0.80%)の3058.71ポイントと反落した。約10カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国景気の先行き不透明感が意識される流れ。取引時間中に公表された中国指標は、強弱感の分かれる内容だった。今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比4.9%にとどまり、前四半期(4-6月)の実績(6.3%)を下回ったものの、市場予想(4.5%)は上回っている。9月の小売売上高や鉱工業生産も上振れた。半面、都市部の1-9月固定資産投資は予想を下回り、不動産開発投資は減少率が拡大している。個人消費は持ち直しているものの、不動産投資の回復遅れが経済成長の足かせになると分析された。また、米当局による先端半導体の対中輸出規制強化、中東地域の地政学リスクも不安視されている。 <CS> 2023/10/19 09:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米利上げの長期化懸念が再燃 *09:14JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米利上げの長期化懸念が再燃 【ブラジル】ボベスパ指数 115908.43 -0.54%17日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比625.42ポイント安(-0.54%)の115908.43で引けた。日中の取引レンジは115563.93-116916.68となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米利上げの長期化懸念が再燃していることが外資の流出懸念を強めた。また、8月の小売売上高が今週18日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や中東情勢の緊迫化懸念の緩和が引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3247.15 +0.38%17日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.37ポイント高(+0.38%)の3247.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは3228.11-3252.55となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、中国との貿易拡大期待も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米利上げの長期化懸念が足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66428.09 +0.39%17日のインドSENSEX指数は小反発。前日比261.16ポイント高(+0.39%)の66428.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同79.75ポイント高(+0.40%)の19811.50で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇を受け、インド市場も買いが先行した。また、中東情勢の緊迫化懸念が緩和されていることも支援材料。国内では、大手銀行HDFC銀行(HDFCB)の好業績報告が同セクターの物色手掛かりとなった。HDFC銀はこのほど、7-9月期は50.6%増益したと発表した。【中国本土】上海総合指数 3083.50 +0.31%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.68ポイント高(+0.31%)の3083.50ポイントと3日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日、8月25日以来、約7週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。本土株市場の持ち直し期待も根強い。現地メディアが報じたところによれば、政府系投資会社による4大国有銀行A株の買い増しに続き、中央企業(中央政府直属の国有企業)やその傘下企業も株主の買い支えに動いている。ただ、上値は重い。指標発表が気がかり材料として意識された。中国ではあす18日、9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率などが公表される。指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2023/10/18 09:14 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、経済成長の鈍化を警戒した売りが継続する流れ *09:57JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、経済成長の鈍化を警戒した売りが継続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 116533.85 +0.67%16日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比779.77ポイント高(+0.67%)の116533.85で引けた。日中の取引レンジは115759.93-116905.38となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。中東情勢の緊迫化懸念の緩和が好感され、買い戻しが広がった。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3234.78 +1.33%16日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比42.45ポイント高(+1.33%)の3234.78ポイントで引けた。日中の取引レンジは3202.94-3235.66となった。買いが先行した後も上げ幅をじりじりと拡大させた。ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。また、欧米市場の上昇や中東情勢の深刻化懸念の緩和も好感された。ほかに成長ペースの加速期待などが引き続きサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 66166.93 -0.17%16日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比115.81ポイント安(-0.17%)の66166.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.30ポイント安(-0.10%)の19731.75で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、米金利の先高観が根強いことも外資の流出懸念を強めた。ほかに、外貨準備高の減少や通貨ルピーの先安観などが圧迫材料。外貨準備高は直近5週連続で減少したと発表された。【中国本土】上海総合指数 3073.81 -0.46%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.29ポイント安(-0.46%)の3073.81ポイントと続落した。経済成長の鈍化を警戒した売りが継続する流れ。先週公表された中国指標では、9月の物価統計と金融統計が下振れし、貿易統計で輸出入の縮小傾向が続いている。中東情勢の緊迫化も不安視。中国が掲げる広域経済圏の「一帯一路」戦略では、中東地区も重要なハブとなっているだけに、経済に対する悪影響が危惧されている。ただ、下値は限定的。「中国当局が本土株相場の下支えに動く」との期待感が根強い中、指数は朝方、小高くスタートしている。外電が13日、消息筋情報として伝えたところによれば、株式相場を下支えするため、中国政府は総額数千億人民元規模に上る株価安定化ファンドの創設を検討しているもようだ。 <CS> 2023/10/17 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア市場の下落が警戒 *09:35JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア市場の下落が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 115754.08 -1.11%13日のブラジル株式市場は5営業日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1296.66ポイント安(-1.11%)の115754.08で引けた。日中の取引レンジは115658.27-117070.35となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米金利の先高観が根強いことも外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。一方、原油価格の大幅上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3192.33 +0.56%13日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.67ポイント高(+0.56%)の3192.33ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.17-3195.23となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。成長率の加速期待が支援材料となった。プーチン大統領は13日、2023年のロシアの成長率について、3%以上になるとの見通しを示した。2022年の成長率はマイナス2.1%だった。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)の大幅上昇も指数をサポート。サウジアラビアでの事業展開計画に進展がみられていることが好感されたもようだ。ほかに、原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 66282.74 -0.19%13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比125.65ポイント安(-0.19%)の66282.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.95ポイント安(-0.22%)の19751.05で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、米国の金利上昇も外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3088.10 -0.64%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.80ポイント安(-0.64%)の3088.10ポイントと3日ぶりに反落した。中国経済の成長鈍化が意識される流れ。朝方公表された9月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で横ばい(0.0%)にとどまり、市場予想(プラス0.2%)と前月実績(プラス0.1%)を下回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.5%。下落率は前月実績(マイナス3.0%)から縮小したが、市場予想(マイナス2.4%)より大きな下げとなった。また、昼前に報告された9月の貿易統計に関しては、前月ほどではなかったものの、輸出と輸入の縮小が続いた。 <CS> 2023/10/16 09:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり *09:25JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3174.66 -0.61%12日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.46ポイント安(-0.61%)の3174.66ポイントで引けた。日中の取引レンジは3122.58-3178.50となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場が軟調な値動きを示したこともロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、通貨ルーブル高の進行がロシア株のサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 66408.39 -0.10%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比64.66ポイント安(-0.10%)の66408.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.35ポイント安(-0.09%)の19794.00で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせとなった。FIIはこの日まで17日連続の売り越しとなった。また、政府が生産連動型優遇策(PLI)スキームの追加適用を当面は控えると決定したことも、対象セクターの圧迫材料。外部環境では、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3107.90 +0.94%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.95ポイント高(+0.94%)の3107.90ポイントと続伸した。約2週ぶりの高値水準を回復している。当局の株価対策が期待される流れ。「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社、中央匯金投資は11日、4大国有銀行のA株を買い増している。中央匯金投資がさらに、向こう6カ月内に流通市場で一段の買い増しを続ける方針を示す中、本土株の下値不安も薄らいだ。 <CS> 2023/10/13 09:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待やインフレ鈍化を好感 *10:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待やインフレ鈍化を好感 【ブラジル】ボベスパ指数 117050.74 +0.27%11日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比313.79ポイント高(+0.27%)の117050.74で引けた。日中の取引レンジは116231.22-117098.64となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利上げの終了期待が引き続き支援材料となり、買いは継続した。また、インフレ率が予想以上に鈍化したことも好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き警戒された。【ロシア】MOEX指数 3194.12 +0.54%11日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.09ポイント高(+0.54%)の3194.12ポイントで引けた。日中の取引レンジは3168.29-3196.44となった。売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅を拡大させた。米利上げの休止期待が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。また、資源大手ルクオイル(LKOH)の大幅上昇も指数をサポートした。同社がイラクエネルギー省の高官とモスクワで会談し、イラクに投資している油田2カ所の生産量は一日当たり80万バレルまで増加すると期待されている。一方、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66473.05 +0.60%11日のインドSENSEX指数は続伸。前日比393.69ポイント高(+0.60%)の66473.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同121.50ポイント高(+0.62%)の19811.35で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.1%から6.3%に引き上げた。4-6月期の消費が予想以上に伸びたことが強調された。外部環境では、米利上げの休止観測を受け、外資の流出懸念が後退。また、中国当局が新たな景気刺激策を検討しているとの報道も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3078.96 +0.12%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.72ポイント高(+0.12%)の3078.96ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。外電は10日に消息筋情報として、「経済成長目標の達成に向け、中国政府が新たな景気刺激策の準備を進めているもよう」などと報じた。報道によれば、2023年財政赤字の拡大を容認することを検討しており、少なくとも1兆人民元(約20兆4000億円)の国債を追加発行することも考えているという。また、米国で利上げ休止観測が強まる中、米10年債利回りが急低下したことも好材料だ。ただ、上値は重い。中東地域の地政学リスクは払しょくされておらず、中国経済に与える悪影響も不安視されている。指数は安く推移する場面もみられた。 <NH> 2023/10/12 10:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ *11:10JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 116736.95 +1.37%10日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1580.88ポイント高(+1.37%)の116736.95で引けた。日中の取引レンジは115157.90-116899.51となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。米利上げの休止観測が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続した。また、中国当局が新たな景気刺激策を打ち出すとの観測も支援材料。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株のサポート材料となった。一方、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3177.03 +0.09%10日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.01ポイント高(+0.09%)の3177.03ポイントで引けた。日中の取引レンジは3162.61-3182.08となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米年内の利上げ懸念の後退が引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。ブレント原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、中東地域での地政学リスクの高まりなども引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 66079.36 +0.87%10日のインドSENSEX指数は反発。前日比566.97ポイント高(+0.87%)の66079.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同177.50ポイント高(+0.91%)の19689.85で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米国が年内の利上げを実施しないとの観測が好感された。また、アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。国内では、都市部の失業率の低下などが景気の低迷懸念を後退させた。また、企業活動指数の上昇など経済指標の改善も引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3075.24 -0.70%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.69ポイント安(-0.70%)の3075.24ポイントと続落した。国内発の新規材料に乏しい中、外部環境の不透明感が重しとなる流れ。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスとイスラエルの「戦争」で、中東地域が不安定化すると懸念された。中国が掲げる広域経済圏の「一帯一路」戦略では、中東地区も重要なハブとなっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。10日の外国為替市場で、対米ドルでの人民元相場が大幅に続伸していることなどを好感し、指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <NH> 2023/10/11 11:10 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、中東地域で地政学リスクの高まり *09:47JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、中東地域で地政学リスクの高まり 【ブラジル】ボベスパ指数 115156.07 +0.86%9日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比986.44ポイント高(+0.86%)の115156.07で引けた。日中の取引レンジは113448.18-115218.65となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。米国の年内の追加利上げ懸念が後退していることが外資の流出懸念を緩和させた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、中東地域での地政学リスクの高まりが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3174.02 +0.93%9日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.13ポイント高(+0.93%)の3174.02ポイントで引けた。日中の取引レンジは3164.63-3185.86となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米ソフトランディングへの期待なども引き続き支援材料。一方、中東地域での地政学リスクの高まりが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65512.39 -0.73%9日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比483.24ポイント安(-0.73%)の65512.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同141.15ポイント安(-0.72%)の19512.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。中東地域で地政学リスクの高まりを受け、インド市場にもリスク回避の売りが広がった。パレスチナ自治区ガザ地区から7日、イスラエルに向け大量のロケット弾が撃ち込まれ、イスラエル側も報復措置でガザ地区を空爆している。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで14日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3096.92 -0.44%連休明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.55ポイント安(-0.44%)の3096.92ポイントと3日ぶりに反落した。インフレ懸念の高まりが重しとなる流れ。イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスが戦闘状態となる中、WTI原油先物は9日朝方、一時、約5%上昇した。連休中の消費伸び悩みもマイナス。中秋節・国慶節の8連休(9月29日-10月6日)では、観光収入や映画興行収入の伸びが予想に届かなかった。また、中国の景況感指数が官民で強弱感の分かれる内容だったことなども不安視されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の景気懸念がくすぶっていることなどを背景に、「当局は景気対策を強める」との期待も広がっている。 <CS> 2023/10/10 09:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ *09:39JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 113284.08 -0.28%5日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比323.38ポイント安(-0.28%)の113284.08で引けた。日中の取引レンジは112704.87-114359.33となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米雇用統計の発表を前に買い手控える展開。また、通貨レアルが対米ドルで反落したこともブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。一方、米長期金利の低下などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3131.76 -0.08%5日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.49ポイント安(-0.08%)の3131.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは3112.96-3138.50となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、大手資源会社の中間配当に対する期待の高まりなども指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 65631.57 +0.62%5日のインドSENSEX指数は小反発。前日比405.53ポイント高(+0.62%)の65631.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.65ポイント高(+0.56%)の19545.75で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退した。また、成長予想の上方修正も好感された。国連貿易開発会議(UNCTAD)は最新リポートで、2023年のインドの成長予想をこれまでの6.0%から6.6%まで引き上げた。ほかに、インド準備銀行(中央銀行)がドル売り・ルピー買い介入を実施していることも一段のルピー安懸念を後退させた。【中国本土】休場 <CS> 2023/10/06 09:39 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、米長期金利の低下が好感 *09:36JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、米長期金利の低下が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 113607.45 +0.17%4日のブラジル株式市場は3日ぶり反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比188.41ポイント高(+0.17%)の113607.45で引けた。日中の取引レンジは113036.30-114075.29となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の低下が好感され、買いは広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、通貨レアルが対米ドルで上昇したことが好感された。一方、原油価格の下落が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の悪化も足かせとなった。9月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIはそろって前月から悪化し、ともに好不況の節目となる50を下回った。【ロシア】MOEX指数 3134.25 -0.31%4日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.63ポイント安(-0.31%)の3134.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3130.03-3154.97となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再びマイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、経済指標の悪化も指数の足かせとなった。9月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の57.6から55.4に低下した。【インド】SENSEX指数 65226.04 -0.44%4日のインドSENSEX指数は続落。前日比286.06ポイント安(-0.44%)の65226.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.65ポイント安(-0.47%)の19436.10で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。海外市場の下落や米金利の上昇を受け、インド市場も売りが先行。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料となった。FIIはこの日、11日連続の売り越しとなった。ほかに、経済指標の悪化やインフレ率の上方修正、通貨ルピー安の進行などが警戒された。【中国本土】休場 <CS> 2023/10/05 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、外資の流出懸念から売りはやや優勢 *09:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、外資の流出懸念から売りはやや優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 113419.04 -1.42%3日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1637.82ポイント安(-1.42%)の113419.04で引けた。日中の取引レンジは113150.89-115055.63となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外環境の悪化が警戒され、リスク回避の売りは継続した。また、米金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアルの大幅安や経済指標の下振れなどがブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 3143.88 +0.37%3日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.55ポイント高(+0.37%)の3143.88ポイントで引けた。日中の取引レンジは3103.63-3146.33となった。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。企業の配当に対する期待の高まりが支援材料。また、成長ペースの加速観測も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。海外市場の下落が警戒された。また、米金利高も外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 65512.10 -0.48%3日のインドSENSEX指数は小反落。前日比316.30ポイント安(-0.48%)の65512.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.55ポイント安(-0.56%)の19528.75で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米金利の上昇が警戒され、外資の流出懸念から売りはやや優勢。また、海外市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。ほかに、米ドル高・ルピー安の進行が引き続き嫌気された。【中国本土】休場 <CS> 2023/10/04 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は伸び悩み、下落や米長期金利の上昇を警戒 *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は伸び悩み、下落や米長期金利の上昇を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 115056.86 -1.29%2日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1508.31ポイント安(-1.29%)の115056.86で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では11が上昇、73が下落、変わらずは2。米長期金利の上昇を警戒した売りが入った。世界経済の減速懸念も消えていないため、大半の銘柄が下落。MRVエンジェニャリア(MRVE3)などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 3132.33 -0.03%2日のロシア株式市場は伸び悩み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.93ポイント安(-0.03%)の3132.33で引けた。日中の取引レンジは、3125.58-3162.53。原油先物の下落や米長期金利の上昇を警戒した売りが観測された。【インド】休場【中国本土】休場 <CS> 2023/10/03 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米長期金利の低下が好感 *09:36JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米長期金利の低下が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 116565.17 +0.72%9月29日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比834.41ポイント高(+0.72%)の116565.17で引けた。日中の取引レンジは115742.27-116899.02となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。米長期金利の低下が好感された。また、通貨レアルの値動きに落ち着きがみられていることもブラジル株の支援材料。一方、指数の上値は重い。米政府機関が閉鎖されるとの懸念が足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3133.26 +0.81%9月29日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.19ポイント高(+0.81%)の3133.26ポイントで引けた。日中の取引レンジは3106.97-3141.12となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。欧州市場の上昇が買い安心感を与えたもようだ。また、成長予想の上方修正も好感された。最新調査では、7-9月期と10-12月期の成長予想が、それぞれ前回の3.0%、2.0%から4.0%、3.0%に引き下げられた。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 65828.41 +0.49%9月29日のインドSENSEX指数は小反発。前日比320.09ポイント高(+0.49%)の65828.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同114.75ポイント高(+0.59%)の19638.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、後半上げ幅をやや拡大させた。米金利上昇が一服していることが好感された。また、欧州市場の上昇も終盤の買いにつながった。【中国本土】休場 <CS> 2023/10/02 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、米金利高が外資の流出懸念を高めた *09:41JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反落、米金利高が外資の流出懸念を高めた 【ブラジル】ボベスパ指数 115730.76 +1.23%28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1403.71ポイント高(+1.23%)の115730.76で引けた。日中の取引レンジは114180.49-115953.65となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利高が一服していることが好感されている。また、通貨レアルが対米ドルで上昇したことも買い安心感を与えた。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しは継続した。【ロシア】MOEX指数 3108.07 +1.32%28日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比40.46ポイント高(+1.32%)の3108.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3076.64-3108.07となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。欧米市場の上昇が支援材料となり、ロシア市場にも買いが広がった。また、米長期金利や米ドルの上昇が一服していることも買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 65508.32 -0.92%28日のインドSENSEX指数は反落。前日比610.37ポイント安(-0.92%)の65508.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同192.90ポイント安(-0.98%)の19523.55で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米金利高が外資の流出懸念を高めた。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。ほかに、アジア市場が不安定な値動きを示していたことが足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3110.48 +0.10%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.16ポイント高(+0.10%)の3110.48ポイントと小幅ながら続伸した。中国の景気支援スタンスが相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、景気回復を支援するため金融政策を強化すると表明した。一部のアナリストによれば、人民銀は10-12月期に融資を拡大する可能性があるという。もっとも、上値は限定的。指標発表や大型連休を前に積極的な売買も手控えられている。中国では29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)が報告される予定だ。また、中国本土はあす29日から、中秋節・国慶節の大型連休(10月6日まで、香港は10月2日休場)に入る。 <CS> 2023/09/29 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり *09:58JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 114327.05 +0.12%27日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比133.62ポイント高(+0.12%)の114327.05で引けた。日中の取引レンジは113365.75-115340.41となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米金利高が引き続き嫌気されたほか、通貨レアル安の進行もブラジル株の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3067.61 +0.51%27日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント高(+0.51%)の3067.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは3052.59-3081.41となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、中国との貿易が拡大するとの期待も関連セクターの支援材料。一方、欧州市場の下落などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 66118.69 +0.26%27日のインドSENSEX指数は小反発。前日比173.22ポイント高(+0.26%)の66118.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.75ポイント高(+0.26%)の19716.45で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。経済の安定成長観測が好感された。インドの経済規模について、数年後は5兆米ドル規模になると予測されている。また、祭りに向けた準備の拡大なども小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3107.32 +0.16%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.04ポイント高(+0.16%)の3107.32ポイントと3日ぶりに反発した。過度な景気懸念の後退が相場を支える流れ。朝方公表された8月の工業企業利益は17.2%増加し、前月の6.7%減からプラス成長を回復した。当局が定めた2023年国内総生産(GDP)の5.0%前後成長目標は達成可能――とする声も市場の一部から聞かれている。また、外国為替市場で、対米ドルの人民元安が一服していることも買い安心感につながった。ただ、上値は限定的。中国ではこの後、29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)などが公表されるため、結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。 <CS> 2023/09/28 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、米金利高も外資の流出懸念を強めた *09:51JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、米金利高も外資の流出懸念を強めた 【ブラジル】ボベスパ指数 114193.43 -1.49%26日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1731.18ポイント安(-1.49%)の114193.43で引けた。日中の取引レンジは114162.28-115922.45となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、ブラジル市場にも売りが広がった。また、米金利高も外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3051.92 +0.21%26日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.52ポイント高(+0.21%)の3051.92ポイントで引けた。日中の取引レンジは3001.92-3051.91となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。また、通貨ルーブルが対米ドルで反発したことも好感された。一方、指数の上値は重い。海外株安を受け、ロシア市場にも買い手控えるムードが強まった。【インド】SENSEX指数 65945.47 -0.12%26日のインドSENSEX指数は小反落。前日比78.22ポイント安(-0.12%)の65945.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.85ポイント安(-0.05%)の19664.70で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株安を受け、インド市場も売りが優勢。また、原油価格の高止まりが企業の利益を圧迫しているとの指摘も嫌気された。ほかに、年内の利下げ期待の後退などが圧迫材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インフレ率が2023年度末まで一段と加速すると予測し、年内の利下げが実施されないとの見方を示した。一方、S&Pは、23年度のインドの成長予想を6%に据え置いた。【中国本土】上海総合指数 3102.27 -0.43%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.33ポイント安(-0.43%)の3102.27ポイントと続落した。模様眺めのスタンスが継続する流れ。中国では今週、27日に8月の工業企業利益、29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)などが相次ぎ公表される予定だ。中秋節・国慶節の大型連休は今週末にスタートする(9月29日-10月6日、香港は10月2日休場)。ただ、下値は限定的。当局の経済対策に対する期待感が相場を支えている。 <CS> 2023/09/27 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、模様眺めのスタンスが強まる流れ *09:51JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、模様眺めのスタンスが強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 115924.61 -0.07%25日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比84.03ポイント安(-0.07%)の115924.61で引けた。日中の取引レンジは115573.35-116030.83となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米ソフトランディングへの期待が再び浮上していることが支援材料となった。また、成長予想の上方修正なども引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3045.39 -0.12%25日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.68ポイント安(-0.12%)の3045.39ポイントで引けた。日中の取引レンジは3025.89-3056.23となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源銘柄の圧迫材料。また、欧州連合(EU)がロシアに対して経済制裁を追加するとの懸念も嫌気された。一方、指数の下値は限定的。米ソフトランディングへの期待が再び高まっていることがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 66023.69 +0.02%25日のインドSENSEX指数は小反発。前日比14.54ポイント高(+0.02%)の66023.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.30ポイント高(+0.00%)の19674.55で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。JPモルガン・チェース(JPM)がインド国債をJPモルガン新興国債券指数に組み入れると決定したことが好感された。これにより、外資の流入が加速すると期待されている。また、インド経済が2050年まで8%の成長率の維持が可能だとの見通しもサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 3115.61 -0.54%週明け25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.83ポイント安(-0.54%)の3115.61ポイントと反落した。模様眺めのスタンスが強まる流れ。中国では今週、経済統計の公表が集中する。27日に8月の工業企業利益、29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)など。そのほか、今週は中秋節・国慶節の大型連休もスタートする(9月29日-10月6日、香港は10月2日休場)。 <CS> 2023/09/26 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、海外株安が嫌気 *09:38JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、海外株安が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 116008.64 -0.12%22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比136.41ポイント安(-0.12%)の116008.64で引けた。日中の取引レンジは115855.48-116967.50となった。プラス圏で推移した後は後半売りに押された。米国が年内に追加の利上げを実施するとの観測が嫌気された。また、海外株安などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが指数をサポートした。最新調査によると、7-9月期、10-12月期の成長予想はそれぞれ前回の1.7%、1.8%から2.5%、2.5%に引き上げられたという。【ロシア】MOEX指数 3049.07 +0.99%22日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.85ポイント高(+0.99%)の3049.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは2988.04-3051.69となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 66009.15 -0.33%22日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比221.09ポイント安(-0.33%)の66009.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.10ポイント安(-0.34%)の19674.25で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外株安が嫌気され、インド株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き圧迫材料。ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。【中国本土】上海総合指数 3132.43 +1.55%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比47.73ポイント高(+1.55%)の3132.43ポイントと4日ぶりに反発した。中国の政策に対する期待感が改めて意識される流れ。中国商務部は21日、消費促進に向けた各種キャンペーンを実施する方針を打ち出した。中国本土は来週末、中秋節・国慶節の大型連休(9月29日-10月6日、香港は10月2日休場)に入る。連休中の消費活発化が期待された。そのほか、国営メディアは22日、中国国家市場監督管理総局は、「民営経済発展促進措置」を発表し、民営経済への政策支援を強化する方針を示したと報じている。中国人民銀行(中央銀行)は今週、リバースレポ取引を通じ、厚めの資金を市場に投入していることも好感された。また、外電は22日、外国人投資家のA株保有比率について、上限引き上げを検討している――と報じたことも材料視されている。指数は上げ幅を徐々に広げた。 <CS> 2023/09/25 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は下落、欧米のインフレ持続を警戒 *11:20JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は下落、欧米のインフレ持続を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 116145.05 -2.15%21日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2550.27ポイント安(-2.15%)の116145.05で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では7が上昇、78が下落、変わらずは1。欧米のインフレ持続を警戒した売りが入った。世界経済の減速懸念も消えていないため、過半数の銘柄が下落。マガシネ・ルイーザ(MGLU3)、GRUPO DE MODA SOMA(SOMA3)などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 3019.22 -1.59%21日のロシア株式市場は下落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比48.93ポイント安(-1.59%)の3019.22で引けた。日中の取引レンジは、3009.89-3062.68。原油先物の伸び悩みや欧米のインフレ持続を警戒した売りが観測された。【インド】SENSEX指数 66230.24 -0.85%21日のインドSENSEX指数は続落。前日比570.60ポイント安(-0.85%)の66230.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.05ポイント安(-0.80%)の19742.35で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の下方修正が警戒された。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.4%から6.3%に引き下げた。不安定なモンスーン(雨季)降雨量が農産品の収穫量に悪影響を与えると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3084.70 -0.77%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.87ポイント安(-0.77%)の3084.70ポイントと3日続落した。約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中国の景気不安が根強いほか、米金利高が嫌気されている。米金融引き締めの長期化観測が強まる中、昨夜の米債券市場では、米10年債利回りが2007年11月以来、およそ16年ぶりの高水準を切り上げた。人民元安も警戒。21日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が再び元安で推移している。また、中国本土が来週末、中秋節・国慶節の大型連休(9月29日-10月6日)に入ることも買い手控え要因として意識されている。 <NH> 2023/09/22 11:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、利下げ期待が好感 *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反発、利下げ期待が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 118695.32 +0.72%20日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.54ポイント高(+0.72%)の118695.32で引けた。日中の取引レンジは117627.67-118457.81となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利下げ期待が好感された。なお、ブラジル中央銀行は21日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を市場予想通り13.25%から12.75%に引き下げると決定。また、連日の下落で値ごろ感も強まり、買い戻しが優勢となった。一方、米株安などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3068.15 -0.51%20日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント安(-0.51%)の3068.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは3013.75-3091.05となった。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。追加の利上げ観測が嫌気された。インフレ率の高止まりなどが背景にある。なお、8月の生産者物価指数(PPI)上昇率は10.6%となり、前月の4.1%を大幅に上回った。また、原油価格の下落も足かせに。一方、成長の加速期待が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 66800.84 -1.18%20日のインドSENSEX指数は下落。前日比796.00ポイント安(-1.18%)の66800.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同231.90ポイント安(-1.15%)の19901.40で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。米長期債利回りの上昇を受け、外資の流出懸念から売りが優勢。また、株式市場への外資流入が急速に減少しているとの報告も嫌気された。4-7月の外資流入額は172億8000万米ドル減少したと報告されている。ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から売りは継続した。【中国本土】上海総合指数 3108.57 -0.52%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.39ポイント安(-0.52%)の3108.57ポイントと続落した。約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。米金利高が嫌気される流れ。原油相場が昨年11月以来の高値を付けるなど、インフレ圧力が高まる中、昨夜の米債券市場では、米長期債利回りが約16年ぶりの高水準に達した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を20日午後(日本時間21日未明)に控え、結果を見極めたいとするムードも広がっている。ただ、下値は限定的。当局の景気支援スタンスが相場を下支えしている。寄り付き前に中国人民銀行(中央銀行)が公表した実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、市場の予想通り、1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。ただ、市場関係者の間では、年内の利下げ観測が流れている。 <CS> 2023/09/21 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、米中の金利動向が気がかり材料となる流れ *09:36JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、米中の金利動向が気がかり材料となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 117845.78 -0.37%19日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比442.43ポイント安(-0.37%)の117845.78で引けた。日中の取引レンジは117627.67-118457.81となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。米金利の上昇が嫌気され、売りは継続。また、経済指標の悪化も圧迫材料となった。7月の経済活動指数は前年比で0.66%となり、前月の2.37%(改定値)と予想の1.00%を下回った。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。一方、成長予想の上方修正などが引き続き指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3083.85 -1.64%19日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比51.33ポイント安(-1.64%)の3083.85ポイントで引けた。日中の取引レンジは3054.25 - 3141.38となった。朝方はプラス圏に回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州連合(EU)がロシアに対して第12弾の制裁を用意しているとの報道が嫌気され、売りは継続。また、通貨ルーブル安もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、米長期金利の上昇などが外資の流出懸念を強めた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3124.96 -0.03%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.98ポイント安(-0.03%)の3124.96ポイントと小反落した。米中の金利動向が気がかり材料となる流れ。米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が20日午後(日本時間21日未明)に公表される。国内では、中国人民銀行(中央銀行)があす20日(日本時間10時15分ごろ)、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する予定だ。結果を見極めたいとするスタンスが重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き下げるなど、当局の景気支援スタンスが下値を支えている。 <CS> 2023/09/20 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げの実施も改めて嫌気 *09:56JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、利上げの実施も改めて嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 118288.21 -0.40%18日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比469.32ポイント安(-0.40%)の118288.21で引けた。日中の取引レンジは118122.66-119485.90となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードも強い。一方、成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の2.64%から2.89%に上方修正された。23年末時点の拡大消費者物価指数(IPCA)予想は前回の4.93%から4.86%に引き下げられている。【ロシア】MOEX指数 3135.18 -0.55%18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.35ポイント安(-0.55%)の3135.18ポイントで引けた。日中の取引レンジは3127.37 - 3177.23となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討しているとの報道が嫌気された。また、利上げの実施も改めて嫌気された。一方、2023年の成長率が予想以上になるとの予測が好感された。プーチン大統領は18日、2023年の成長率について、2.5-2.8%になると発言した。これは前回予想の1.2%を上回っている。【インド】SENSEX指数 67596.84 -0.36%18日のインドSENSEX指数は小反落。前日比241.79ポイント安(-0.36%)の67596.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.05ポイント安(-0.29%)の20133.30で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。SENSEX指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。また、2023年度の名目国内総生産(GDP)成長率の目標が達成されない可能性があるとの指摘が嫌気された。また、欧州市場が軟調な値動きを示したことも終盤の売り圧力を高めた。ほかに、翌19日はガネーシュ・フェスティバルでインド市場が休場となるため、積極的な買いは手控えられた。【中国本土】上海総合指数 3125.93 +0.26%週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.19ポイント高(+0.26%)の3125.93ポイントと反発した。中国景気の持ち直し期待が改めて意識される流れ。先週公表された8月の経済統計では、不動産開発など投資関連の指標が低迷したものの、小売売上高や鉱工業生産は市場予想を大幅に上回った。また、中国人民銀行(中央銀行)は14日、預金準備率を0.25%引き下げると発表している(15日付で実施)。 <CS> 2023/09/19 09:56

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