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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米利下げ決定を引き続き好感
配信日時:2025/12/12 10:31
配信元:FISCO
*10:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米利下げ決定を引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 159189.10 +0.07%
11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比114.12 ポイント高(+0.07%)の159189.10で引けた。日中の取引レンジは158,097.88-159,850.00となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ決定が引き続き好感され、買いは継続。また、経済指標の改善や通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。10月の小売売上高が前年同月比で1.1%上昇し、前月の0.8%と予想の0.0%を上回った。半面、原油価格の下落などが指数の上値を押さえた。
【ロシア】MOEX指数 2748.93 +1.04%
11日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.27ポイント高(+1.04%)の2748.93となった。日中の取引レンジは2,720.66-2,761.94となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ決定が引き続き支援材料となったほか、ウクライナ和平案の進展期待がロシア株の支援材料となった。外電によると、米国による修正されたウクライナ和平案については、ウクライナ側が領土問題で譲歩する可能性が盛り込まれているという。半面、原油価格の下落が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 84818.13 +0.51%
11日のインド株式市場は4日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比426.86ポイント高(+0.51%)の84818.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.55ポイント高(+0.55%)の25898.55で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ決定が外資の流出懸念を後退させた。また、成長予想の上方修正も支援材料。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2025年度のインドの成長予想を70bp(ベーシスポイント)引き上げ、7.2%とした。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げなどが挙げられた。ほかに、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の交渉をめぐり、終盤に差し掛かっているとの報告も輸出伸びの拡大期待を高めた。
【中国】上海総合指数 3873.32 -0.70%
11日の中国本土市場は続落、主要指標の上海総合指数が前日比27.18ポイント安(-0.70%)の3873.32ポイントと3日続落した。
発表された11月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、デフレ懸念が再燃。内需の回復に対する不安が広がり、景気の先行きに慎重な見方が強まったことで幅広い業種に売りが出た。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決定したことが支援材料。また、中国共産党の経済政策会議が近く開かれる見通しのなか、追加の景気刺激策に対する期待感も根強く、指数は下げ幅を縮小して取引を終えた。
<AK>
11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比114.12 ポイント高(+0.07%)の159189.10で引けた。日中の取引レンジは158,097.88-159,850.00となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米利下げ決定が引き続き好感され、買いは継続。また、経済指標の改善や通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。10月の小売売上高が前年同月比で1.1%上昇し、前月の0.8%と予想の0.0%を上回った。半面、原油価格の下落などが指数の上値を押さえた。
【ロシア】MOEX指数 2748.93 +1.04%
11日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.27ポイント高(+1.04%)の2748.93となった。日中の取引レンジは2,720.66-2,761.94となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ決定が引き続き支援材料となったほか、ウクライナ和平案の進展期待がロシア株の支援材料となった。外電によると、米国による修正されたウクライナ和平案については、ウクライナ側が領土問題で譲歩する可能性が盛り込まれているという。半面、原油価格の下落が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 84818.13 +0.51%
11日のインド株式市場は4日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比426.86ポイント高(+0.51%)の84818.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.55ポイント高(+0.55%)の25898.55で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ決定が外資の流出懸念を後退させた。また、成長予想の上方修正も支援材料。アジア開発銀行(ADB)は最新リポートで、2025年度のインドの成長予想を70bp(ベーシスポイント)引き上げ、7.2%とした。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げなどが挙げられた。ほかに、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の交渉をめぐり、終盤に差し掛かっているとの報告も輸出伸びの拡大期待を高めた。
【中国】上海総合指数 3873.32 -0.70%
11日の中国本土市場は続落、主要指標の上海総合指数が前日比27.18ポイント安(-0.70%)の3873.32ポイントと3日続落した。
発表された11月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、デフレ懸念が再燃。内需の回復に対する不安が広がり、景気の先行きに慎重な見方が強まったことで幅広い業種に売りが出た。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決定したことが支援材料。また、中国共産党の経済政策会議が近く開かれる見通しのなか、追加の景気刺激策に対する期待感も根強く、指数は下げ幅を縮小して取引を終えた。
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