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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶり大幅反落、ボルソナロ前大統領長男が出馬宣言
配信日時:2025/12/08 09:53
配信元:FISCO
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶり大幅反落、ボルソナロ前大統領長男が出馬宣言
【ブラジル】ボベスパ指数 157369.36 -4.31%
5日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比7086.25ポイント安(-4.31%)の157369.36で引けた。日中の取引レンジは157,006.60ー165,036.00となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボルソナロ前大統領の長男フラビオ上院議員の出馬宣言がマイナス材料となったもようだ。フラビオ上院議員は右派の自由党から出馬する意向を表明した。なお、ボルソナロ前大統領は現在服役中。半面、原油価格の上昇や米利下げ期待などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2711.30 +2.04%
5日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比54.17ポイント高(+2.04%)の2711.30となった。日中の取引レンジは2,656.92-2,718.32となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、ウクライナ和平案の進展期待などが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 85712.37 +0.52%
5日のインド株式市場は続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比447.05ポイント高(+0.52%)の85712.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.70ポイント高(+0.59%)の26186.45で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅を拡大させた。国内総生産(GDP)成長率の引き上げが支援材料。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2025年度のインドの成長予想を従来の6.9%から7.4%に上方修正した。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げを受け、消費者信頼感の上昇や消費拡大などが挙げられている。また、収入の増加なども国内消費を押し上げていると指摘した。外部環境では、年内の米利下げ期待の高まりや米長期金利の低下などがプラス材料となった。
【中国】上海総合指数 3902.81 +0.70%
5日の中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比27.02ポイント高(+0.70%)の3902.81ポイントと4日ぶりに反発した。
中国本土株式市場は朝方、来週に控える主要経済指標の発表を前に持ち高調整の売りが優勢となり軟調な立ち上がりとなった。だがその後、中国当局による追加の景気刺激策への期待が再び高まり、投資家心理が改善。特に保険・証券など金融株に買いが波及し、市場は当面のイベントを見据えつつも、政策期待に支えられた買い戻しが優勢となった。金融株を中心に多くの銘柄が値を戻し、今回の反発は「一過性」の調整にとどまらず、政策期待の根強さを改めて示した。
<AK>
5日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比7086.25ポイント安(-4.31%)の157369.36で引けた。日中の取引レンジは157,006.60ー165,036.00となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボルソナロ前大統領の長男フラビオ上院議員の出馬宣言がマイナス材料となったもようだ。フラビオ上院議員は右派の自由党から出馬する意向を表明した。なお、ボルソナロ前大統領は現在服役中。半面、原油価格の上昇や米利下げ期待などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2711.30 +2.04%
5日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比54.17ポイント高(+2.04%)の2711.30となった。日中の取引レンジは2,656.92-2,718.32となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、ウクライナ和平案の進展期待などが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 85712.37 +0.52%
5日のインド株式市場は続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比447.05ポイント高(+0.52%)の85712.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.70ポイント高(+0.59%)の26186.45で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅を拡大させた。国内総生産(GDP)成長率の引き上げが支援材料。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、2025年度のインドの成長予想を従来の6.9%から7.4%に上方修正した。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げを受け、消費者信頼感の上昇や消費拡大などが挙げられている。また、収入の増加なども国内消費を押し上げていると指摘した。外部環境では、年内の米利下げ期待の高まりや米長期金利の低下などがプラス材料となった。
【中国】上海総合指数 3902.81 +0.70%
5日の中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比27.02ポイント高(+0.70%)の3902.81ポイントと4日ぶりに反発した。
中国本土株式市場は朝方、来週に控える主要経済指標の発表を前に持ち高調整の売りが優勢となり軟調な立ち上がりとなった。だがその後、中国当局による追加の景気刺激策への期待が再び高まり、投資家心理が改善。特に保険・証券など金融株に買いが波及し、市場は当面のイベントを見据えつつも、政策期待に支えられた買い戻しが優勢となった。金融株を中心に多くの銘柄が値を戻し、今回の反発は「一過性」の調整にとどまらず、政策期待の根強さを改めて示した。
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