注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は7日続伸、対中輸出の拡大期待を高めた *09:38JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は7日続伸、対中輸出の拡大期待を高めた 【ブラジル】ボベスパ指数 117776.62 0.10%4日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比116.34ポイント高(+0.10%)の117776.62で引けた。日中の取引レンジは117589.94 - 118576.42となった。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。この日の米国市場は休場となり、閑散取引が続いた。また、インフレ率の加速懸念も圧迫材料。一方、成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した調査では、2023年の成長予想が前回調査の2,31%から2.56%まで引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 3268.97 +1.16%4日のロシア株式市場は7日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.62ポイント高(+1.16%)の3268.97ポイントで引けた。日中の取引レンジは3242.40 - 3268.97となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。中国当局が景気刺激策を強化していることが対中輸出の拡大期待を高めた。また、経済指標の改善も引き続き支援材料。ほかに、資源銘柄の業績見通しにポジティブな見方が広がっていることが同セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 65628.14 +0.37%4日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比240.98ポイント高(+0.37%)の65628.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.50ポイント高(+0.48%)の19528.80で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。この日のアジア市場が堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行。また、経済指標の改善も好感された。8月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の57.7から58.6まで上昇。このほか、8月の物品・サービス税(GST)が前年同期から11%増加したとの報告が財政支出の拡大期待を高めた。外部環境では、米追加利上げ観測の後退が外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3177.06 +1.40%週明け4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比43.81ポイント高(+1.40%)の3177.06ポイントと続伸した。前週末の好地合いを継ぐ流れ。当局の景気支援スタンスや、人民元安懸念の後退などが引き続き手がかりになっている。不動産支援策が相次ぐ。北京市、上海市の当局は1日、住宅ローン規制の緩和を発表し、「認房不認貸」制度の導入を明らかにした。「認房不認貸」とは、過去に住宅ローンを組んでいた場合でも、現時点で自分名義の不動産を持っていなければ、1軒目の住宅ローン頭金比率や優遇金利が適用される制度。広東省の広州市、深セン市などに続く動きとなる。 <CS> 2023/09/05 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、レアル高や値ごろ感で *10:14JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、レアル高や値ごろ感で 【ブラジル】ボベスパ指数 117892.96 +1.86%1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2151.15ポイント高(+1.86%)の117892.96で引けた。日中の取引レンジは115743.80- 117990.61となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨レアル高の進行が好感され、ブラジル株に買いが広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、経済指標の改善がサポート材料となった。8月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の47.8から50.1まで改善したほか、4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は3.4%となり、予想の2.7%を上回った。【ロシア】MOEX指数 3231.35 +0.10%1日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.36ポイント高(+0.10%)の3231.35ポイントで引けた。日中の取引レンジは3214.95 - 3232.92となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。原油高が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も好感された。8月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の52.1から52.7まで上昇した。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まったもようだ。【インド】SENSEX指数 65387.16 +0.86%1日のインドSENSEX指数は小反発。前日比555.75ポイント高(+0.86%)の65387.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.50ポイント高(+0.94%)の19435.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。8月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の57.7から58.6まで加速した。また、成長加速も支援材料。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は予想通り前期の6.1%から7.8%まで加速し、4四半期ぶりの高水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3133.25 +0.43%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.37ポイント高(+0.43%)の3133.25ポイントと反発した。当局の元安抑制スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は1日、金融機関の外貨の預金準備率を引き下げると発表した。15日付で6→4%に引き下げる。外貨預金準備率の引き下げは2022年9月以来。外貨の流動性を高めることで、急ピッチな人民元相場の下落を抑制する狙いがある。この発表を受け、オンショア、オフショアの人民元相場は元高方向に振れている。指標改善もプラス。取引時間中に公表された8月の財新中国製造業PMI(民間による)は51.0に上向き、景況判断の境目となる50を回復した。 <NH> 2023/09/04 10:14 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国の景気懸念が意識される流れ *10:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国の景気懸念が意識される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 115741.81 -1.53%31日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1793.29ポイント安(-1.53%)の115741.81で引けた。日中の取引レンジは115741.81 - 117636.62となった。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、中国景気の先行き不安なども輸出伸びの鈍化懸念を強めた。ほかに、米雇用統計の発表を控え、積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3227.99 +0.48%31日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.31ポイント高(+0.48%)の3227.99ポイントで引けた。日中の取引レンジは3211.94 - 3234.68となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、企業の配当期待が高まっていることなども支援材料。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。【インド】SENSEX指数 64831.41 -0.39%31日のインドSENSEX指数は小反落。前日比255.84ポイント安(-0.39%)の64831.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.65ポイント安(-0.48%)の19253.80で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の下落が終盤の売り圧力を高めた。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3119.88 -0.55%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.26ポイント安(-0.55%)の3119.88ポイントと4日ぶりに反落した。中国の景気懸念が意識される流れ。寄り付き直後に公表された今年8月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.7となり、前月実績(49.3)と市場予想(49.2)を上回ったものの、景況判断境目の50を5カ月連続で割り込んだ。中国では、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題が依然としてくすぶっている。当局は不動産業の支援策を相次ぎ投入しているほか、一部デベロッパーは債務再編や返済先送りなどを画策しているものの、予断は許さない状況だ。 <NH> 2023/09/01 10:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、年内の米追加利上げ観測の後退 *10:01JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、年内の米追加利上げ観測の後退 【ブラジル】ボベスパ指数 117535.10 -0.73%30日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比868.51ポイント安(-0.73%)の117535.10で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では22が上昇、62が下落、変わらずは1。米追加利上げ観測は後退したが、世界経済の減速懸念は消えていないため、過半数の銘柄が下落。ビア(VIIA3)、ブラジル再保険会社(IBBR3)などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 3212.68 +0.04%30日のロシア株式市場はもみ合い。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比1.32ポイント高(+0.04%)の3212.68で引けた。日中の取引レンジは、3193.18-3220.85。原油先物の値上りを意識して下げ渋ったようだ。【インド】SENSEX指数 65087.25 +0.02%30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比11.43ポイント高(+0.02%)の65087.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.80ポイント高(+0.03%)の19347.45で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤に下げ幅を急速に拡大させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、年内の米追加利上げ観測の後退も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、中国当局が住宅ローン金利を引き下げていることなどがサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 3137.14 +0.04%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.25ポイント高(+0.04%)の3137.14ポイントと小幅ながら3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。米中関係悪化の懸念後退や、当局の株式市場活性化策が引き続き材料視されている。また、昨夜の米債券市場で米10年債利回りが大幅低下したことも好材料だ。ただ、上値は重い。このところの上昇ピッチが速かっただけに、戻り待ちの売り圧力が意識された。中国経済の先行き不安も依然としてくすぶっている。また、あす31日に公表される8月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)も気がかり材料だ。結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。指数は一時、マイナス圏で推移した。 <CS> 2023/08/31 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、企業配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料 *09:56JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、企業配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118403.61 +1.10%29日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1282.63ポイント高(+1.10%)の118403.61で引けた。日中の取引レンジは117123.70 - 118493.13となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米年内の追加利上げ懸念の後退なども外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、中国の住宅ローン金利の引き下げなど景気対策の強化が対中輸出の拡大期待を高めた。【ロシア】MOEX指数 3211.36 +0.40%29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.64ポイント高(+0.40%)の3211.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは3191.31 - 3218.40となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。企業配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料。また、海外株高なども買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや強まった。【インド】SENSEX指数 65075.82 +0.12%29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比79.22ポイント高(+0.12%)の65075.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.60ポイント高(+0.19%)の19342.65で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、中国当局が株式市場の刺激策を発表したことも好感された。ほかに、景気対策に対する期待の高まりが引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3135.89 +1.20%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.25ポイント高(+1.20%)の3135.89ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国当局の株式市場活性化策が引き続き材料視されたほか、米国の利上げサイクル終了期待も支えとなった。米中関係の悪化懸念もやや後退。半導体など先端技術を巡る対立が続く中、米国のレモンド米商務長官と中国の王文涛・商務部長は28日に北京で会談し、貿易や投資に関する問題の解決に向けた協議の場を新設することで合意した。中国景気の先行き不安が根強い中、指数は早い時間に弱含む場面がみられたものの、徐々に上げ幅を広げている。 <CS> 2023/08/30 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、中国当局が一連の景気対策を発表 *09:52JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、中国当局が一連の景気対策を発表 【ブラジル】ボベスパ指数 117120.98 +1.11%28日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1283.77ポイント高(+1.11%)の117120.98で引けた。日中の取引レンジは115835.71 - 117252.99となった。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤上げ幅を拡大させた。海外株高を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、中国当局が一連の景気対策を発表していることも支援材料。ほかに、米金融政策の不透明感の後退などが買い安心感を与えた。【ロシア】MOEX指数 3198.72 +1.31%28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.39ポイント高(+1.31%)の3198.72ポイントで引けた。日中の取引レンジは3161.36 - 3202.24となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。この日の欧米やアジア市場の上昇を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、中国の景気対策の発表や米金融政策の不透明感の後退も支援材料。国内では、企業配当に対する期待の高まりが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 64996.60 +0.17%28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比110.09ポイント高(+0.17%)の64996.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.25ポイント高(+0.21%)の19306.05で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。この日のアジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米金融政策の不透明感が後退していることも好感された。ほかに、銀行流動性の改善期待などが同セクターの支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3098.64 +1.13%週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比34.56ポイント高(+1.13%)の3098.64ポイントと反発した。株式市場の活性化策が材料視される流れ。関連部局は27日、市場活性化に向けた一連の措置を発表した。28日から株式取引の印紙税が半減されたほか、信用取引の保証金率も引き下げられる(9月8日引け後に適用)。新規株式公開(IPO)の引き締めや、大株主の保有株売却の制限なども決定された。経済対策の期待感も根強い。当局は断続的に支援策を打ち出している。足元では、関連当局が住宅ローン規制の緩和に踏み切る見込みだ。もっとも、中国の景気懸念は根強く、指数は引けにかけて上げ幅を縮小している。 <CS> 2023/08/29 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ *09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 115837.20 -1.02%25日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1188.40ポイント安(-1.02%)の115837.20で引けた。日中の取引レンジは115396.62 - 117252.11となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。最大の輸出相手国である中国の景気不安が改めて警戒されたもようだ。また、米追加利上げの可能性が除外されていなかったことも外資の流出懸念を高めた。一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げに慎重な姿勢を示していることが指数をサポートした。また、通貨レアルが対米ドルで上昇したことも好感された。【ロシア】MOEX指数 3157.33 +0.64%25日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.96ポイント高(+0.64%)の3157.33ポイントで引けた。日中の取引レンジは3132.07 - 3158.61となった。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が支援材料となった。また、成長予想の上昇修正も好感された。最新調査では、2023年7-9月期、10-12月期の成長予想が前回の2.4%、1.5%から3.0%、2.0%に上方修正された。一方、指数の上値は重い。地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 64886.51 -0.56%25日のインドSENSEX指数は続落。前日比365.83ポイント安(-0.56%)の64886.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.90ポイント安(-0.62%)の19265.80で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。この日のアジア市場が軟調な値動きを示していることを受け、インド株も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがインド経済の見通しについて、「非常にがっかり」とコメントしたことがインド株の売り圧力を強めた。ムーディーズは最新リポートで、インドの格付けを投資適格最下位となる「Baa3」に据え置いた。インドの財政状況が引き続き脆弱であると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3064.08 -0.59%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.17ポイント安(-0.59%)の3064.08ポイントと反落した。上海総合指数は再び年初来安値を更新し、昨年12月23日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金融引き締めの長期化観測や、中国指標の発表などが気がかり材料となった。中国では27日に7月の工業企業利益、31日に8月・製造業PMIが公表される。 <CS> 2023/08/28 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、中国景気の先行き不透明感が払拭されていない *09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、中国景気の先行き不透明感が払拭されていない 【ブラジル】ボベスパ指数 117025.60 -0.94%24日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1108.99ポイント安(-0.94%)の117025.60で引けた。日中の取引レンジは116847.66 - 118135.57となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米長期金利の上昇が警戒された。また、米週次新規失業保険申請件数が予想外に減少するなど労働市場の強さが再確認されると米利上げ懸念の再燃も外資の流出観測を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3137.37 -0.28%24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.83ポイント安(-0.28%)の3137.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3108.17 - 3137.37となった。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。地政学リスクの高まりが足かせに。民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の死亡が確認された。同氏は今年6月に武装反乱を起こしたばかりだ。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。ほかに、米利上げ懸念の高まりなども引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 65252.34 -0.28%24日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比180.96ポイント安(-0.28%)の65252.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.30ポイント安(-0.29%)の19386.70で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、中国景気の先行き不透明感が払拭されていないことや米金融引き締めの長期化懸念なども引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3082.24 +0.12%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.84ポイント高(+0.12%)の3082.24ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、足元では昨年12月29日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国の景気支援策に対する期待感も持続。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の停滞など不安材料が山積する中、当局は追加の支援策を打ち出すとの期待も根強い状況だ。 <CS> 2023/08/25 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日ぶりに反落、連日の下落で値ごろ感が強まり *09:49JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日ぶりに反落、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 118134.59 +1.70%23日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1978.59ポイント高(+1.70%)の118134.59で引けた。日中の取引レンジは114433.39 - 116285.57となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、議会がルーラ大統領の財政計画を承認したことが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3146.20 +0.57%23日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.05ポイント高(+0.57%)の3146.20ポイントで引けた。日中の取引レンジは3113.24 - 3184.17となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念はやや緩和されたもようだ。【インド】SENSEX指数 65433.30 +0.33%23日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比213.27ポイント高(+0.33%)の65433.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.55ポイント高(+0.25%)の19444.00で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長の加速観測が好感された。4-6月期の国内総生産(GDP)について、8%まで上昇すると予測されている。予想通りなら政府が定めた23年度の成長目標6.5%を上回る。また、政府がインフレ対策を強化していることも引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3078.40 -1.34%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.93ポイント安(-1.34%)の3078.40ポイントと反落した。昨年12月29日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。新規材料に乏しい中で、中国の景気懸念が意識される流れ。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の停滞など不安材料が山積している。また、中国では主要な経済指標の公表が先週でほぼ一巡し、今月は27日に7月の工業企業利益、31日に8月の製造業PMIを残すのみとなった。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。 <CS> 2023/08/24 09:49 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、議会がルーラ大統領の財政計画を承認 *10:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、議会がルーラ大統領の財政計画を承認 【ブラジル】ボベスパ指数 116156.01 +1.51%22日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1726.66ポイント高(+1.51%)の116156.01で引けた。日中の取引レンジは114433.39 - 116285.57となった。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を拡大させた。議会がルーラ大統領の財政計画を承認したことが好感されたもようだ。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しの動きは継続した。【ロシア】MOEX指数 3164.25 +0.77%22日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.32ポイント高(+0.77%)の3164.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3124.19 - 3172.22となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、7-9月期の予算支出が予定を上回るとの政府発言も好感された。プーチン大統領は22日、2023年の財政赤字目標「国内総生産(GDP)の2%以内に抑える」が実現されると予測され、7-9月期の予算計画が予定以上になると発言した。一方、中国の景気低迷や米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65220.03 +0.01%22日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比3.94ポイント高(+0.01%)の65220.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.85ポイント高(+0.02%)の19396.45で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。企業投資の拡大観測が好感された。企業の最高責任者(CEO)を対象に実施した最新調査では、需要増や政府によるインフラ投資の拡大を背景に、多くの企業が向こう数カ月で設備投資を拡大する意向が示されている。また、対外貿易の拡大や小売売上高の拡大報告なども支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3120.33 +0.88%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.36ポイント高(+0.88%)の3120.33ポイントと3日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足元では昨年12月30日以来、約7カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。金融緩和の期待も根強い。前日公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は失望を呼んだが、市場では預金準備率の引き下げ観測も流れている。ただ、指数は安く推移する場面もみられた。中国の景気懸念と米長期金利の上昇が重しとなっている。 <NH> 2023/08/23 10:20 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、証券株に売り *10:12JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、証券株に売り 【ブラジル】ボベスパ指数 114429.35 -0.85%21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比979.17ポイント安(-0.85%)の114429.35で引けた。日中の取引レンジは114066.51 - 115424.65となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、インフレ率の加速懸念も警戒された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にした最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.84%から4.90%に引き上げられた。一方、米ハイテク株高が対象セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3139.93 +0.92%21日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.71ポイント高(+0.92%)の3139.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは3122.37 - 3150.61となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、取引中の原油価格が堅調な値動きを示したことも資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、中国の景気低迷や米金融引き締めの長期化懸念が引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 65216.09 +0.41%21日のインドSENSEX指数は小反発。前日比267.43ポイント高(+0.41%)の65216.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.45ポイント高(+0.43%)の19393.60で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。政府がインフレ加速に向けた一連の対策を強化しているとの報道が好感された。また、インド経済が安定的に成長するとの見方も引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3092.98 -1.24%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.98ポイント安(-1.24%)の3092.98ポイントと続落した。昨年12月30日以来、約7カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前週末の軟調地合いを継ぐ流れ。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の低迷など不安材料が山積している。政策金利の発表にも失望感。寄り付き前に公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが引き下げ予想に反し4.20%に据え置かれている。銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.55→3.45%に引き下げられたが、予想(3.40%)ほどではなかった。人民元安の進行も不安視。21日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が再び年初来安値に接近している。中国経済対策の期待感などで指数は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を広げた。 <NH> 2023/08/22 10:12 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、米利上げの長期化懸念やルピー安の進行で *10:22JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、米利上げの長期化懸念やルピー安の進行で 【ブラジル】ボベスパ指数 115408.52 +0.37%18日のブラジル株式市場は13日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比426.23ポイント高(+0.37%)の115408.52で引けた。日中の取引レンジは114,859.21 - 116,610.49となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米金融引き締めの長期化観測が指数の上値を抑えた。また、中国景気の低迷が続いていることも引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3111.22 +1.71%18日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比52.20ポイント高(+1.71%)の3111.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは3058.01 - 3111.22となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブルと原油価格の同時高が好感され、ロシア株に買いが広がった。また、中国の金融緩和を含む景気対策への期待が高まっていることも支援材料。一方、米金融引き締め懸念の長期化観測が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 64948.66 -0.31%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比202.36ポイント安(-0.31%)の64948.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.10ポイント安(-0.28%)の19310.15で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。米利上げの長期化懸念が外資の流出観測を高めた。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。米金利高を受け、ルピーの対米ドルレートは過去最安値を記録している。ほかに、インフレ率が7-9月期に6%以上に加速するとの観測が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3131.95 -1.00%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.79ポイント安(-1.00%)の3131.95ポイントと反落した。今年1月4日以来、約7カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。景気減速が改めて意識される流れ。国内では不動産市場の低迷や、消費活動の停滞が鮮明化している。複数の証券ブローカーは、中国経済の先行きに慎重な見方を示した。2023年に「5.0%前後」の国内総生産(GDP)成長を確保するとの当局目標については、達成困難との見方が広がっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国人民銀行(中央銀行)は17日、第2四半期(4?6月)の「貨幣政策執行報告」を発表。マクロ経済政策の調整を強化し、潤沢な流動性と人民元相場の安定を維持する方針を示した。人民元安進行の警戒感も後退。外電は17日、「足元で対米ドルでの人民元安が加速するなか、中国当局が国有銀行に対し、外国為替市場への介入を強化するよう指示した」などと報じた。人民銀行は18日、人民元レートの対米ドル基準値を6営業日ぶりに元高方向で設定(予想以上の元高水準)。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が急速に進んでいる。 <NH> 2023/08/21 10:22 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶり反発、原油・ルーブルの同時高を好感 *10:01JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶり反発、原油・ルーブルの同時高を好感 【ブラジル】ボベスパ指数 114982.30 -0.53%17日のブラジル株式市場は12日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比609.23ポイント安(-0.53%)の114982.30で引けた。日中の取引レンジは114,859.21 - 116,610.49となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米利上げの長期化懸念が外資の流出懸念を強めた。また、中国景気の低迷なども輸出の伸び鈍化懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きは見られた。また、通貨レアルが対米ドルで上昇に転じたことも支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3059.02 +0.31%17日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.56ポイント高(+0.31%)の3059.02ポイントで引けた。日中の取引レンジは3031.73 - 3076.31となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料となった。ほかに、企業の好業績期待の高まりが対象銘柄の物色手掛かり。一方、米利上げの長期化懸念の高まりが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65151.02 -0.59%17日のインドSENSEX指数は小反落。前日比388.40ポイント安(-0.59%)の65151.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.75ポイント安(-0.51%)の19365.25で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米国が追加の利上げを実施するとの観測も外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3163.74 +0.43%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.61ポイント高(+0.43%)の3163.74ポイントと5日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国の国営メディアは16日、「2023年の経済目標を達成するため、国務院(内閣に相当)は政策調整を強化する」などと報道した。来週21日に発表される最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」については、銀行貸出の指標となる1年物と住宅ローン金利の指標となる5年物がそれぞれ引き下げられると見込まれている。また、当局が先ごろ、「資本市場の活性化」に言及したことも改めて注目された。中国中央電視台(CCTV)傘下のニュースサイト「央広網」は17日、アナリストらの見解として、「株式取引にかかる印紙税を調整する必要性と余地がある」と伝えている。もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国の景気懸念がくすぶっているほか、人民元安の進行も不安材料となった。17日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年10月以来の安値水準で推移している。指数は安く推移する場面もあった。 <NH> 2023/08/18 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は11日続落、米追加の利上げ懸念が高まる *10:01JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は11日続落、米追加の利上げ懸念が高まる 【ブラジル】ボベスパ指数 115591.52 -0.50%16日のブラジル株式市場は11日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比579.90ポイント安(-0.50%)の115591.52で引けた。日中の取引レンジは115533.58 - 117337.65となった。プラス圏でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。米国の追加の利上げ懸念が高まっていることがブラジルなど新興国市場の圧迫材料。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を高めた。一方、景況改善で大統領支持率の上昇が指数をサポートした。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも見られた。【ロシア】MOEX指数 3049.46 -2.11%16日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比65.79ポイント安(-2.11%)の3049.46ポイントで引けた。日中の取引レンジは3015.57 - 3122.34となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。大幅な利上げが引き続き嫌気された。また、米国が追加の金融引き締めに踏み切るとの観測も外資の流出懸念を高めた。一方、通貨ルーブルが対米ドルで上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 65539.42 +0.21%16日のインドSENSEX指数は強含み。前日比137.50ポイント高(+0.21%)の65539.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.45ポイント高(+0.16%)の19465.00で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。上場企業の業績改善などが好感された。4-6月期の上場企業は平均で47%増益したと報告され、増益率は過去最高を記録したという。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3150.13 -0.82%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.05ポイント安(-0.82%)の3150.13ポイントと4日続落した。終値では、今年1月以来の安値水準に落ち込んでいる。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。低調な経済指標の発表が相次ぐ中、中国景気の先行きが不安視されている。15日公表した7月の経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって大幅に下振れた。英金融大手バークレイズのアナリストは15日、中国の2023年国内総生産(GDP)伸び率予想を4.9→4.5%に引き下げている。中国政府が目標とする通年成長5%前後については、達成が困難との見方だ。人民元安の進行も逆風。外国為替市場では対米ドルの人民元安に拍車がかかり、足元では昨年11月以来の水準で推移している。ただ、指数は下げ渋る場面もみられた。中国の景気対策に対する期待が根強い。中国人民銀行(中央銀行)は15日、据え置き予想に反し、8月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利を2.65→2.50%に引き下げた。MLF金利の引き下げを受け、来週21日に発表される最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」についても、引き下げの可能性が高まっている。 <NH> 2023/08/17 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、金融株高で下値は限定 *09:54JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、金融株高で下値は限定 【ブラジル】ボベスパ指数 116809.55 -1.06%15日のブラジル株式市場は10日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1255.59ポイント安(-1.06%)の116809.55で引けた。日中の取引レンジは116529.96 - 118081.90となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。世界景気の先行き不安が改めて警戒されたもようだ。7月の中国の経済指標は予想を下回ったほか、米金融機関の格下げ懸念は高まっている。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも見られた。【ロシア】MOEX指数 3115.25 -0.50%15日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.75ポイント安(-0.50%)の3115.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3068.66 - 3163.74となった。売りが先行した後はいったん買い戻されたが、終盤は再びマイナス圏に転落した。大幅な利上げが発表されたことが警戒された。ロシア中央銀行はきのう15日、政策金利を8.5%から12%に引き上げると発表。インフレ抑制や通貨ルーブル安の進行を食い止めるためだと説明した。一方、指数の下値は限定的。銀行などに買いが入ったことが指数をサポートした。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3176.18 -0.07%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.25ポイント安(-0.07%)の3176.18ポイントと小幅ながら3日続落した。約3週ぶりの安値水準を切り下げている。国内景気の先行き不安がくすぶる流れ。取引時間中に公表された7月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって大幅に下振れている。人民元安の進行もネガティブ。15日の外国為替市場では、対米ドルでの人民元安が加速し、昨年11月以来の元安水準に達した。中国からの資金流出も懸念されている。もっとも、下値は限定的。中国当局の景気支援スタンスを支えに、指数はプラス圏で推移する場面もあった。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、据え置き予想に反し、8月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利を2.65→2.50%に引き下げると発表。リバースレポ金利も引き下げている。MLF金利の引き下げを受け、来週21日に発表される最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」についても、引き下げの可能性が高まった。 <NH> 2023/08/16 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、景気対策への期待が高まっている *09:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、景気対策への期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 116809.55 -1.06%14日のブラジル株式市場は10日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1255.59ポイント安(-1.06%)の116809.55で引けた。日中の取引レンジは116529.96 - 118081.90となった。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米長期金利の上昇が警戒され、売りは継続。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。ほかに、内需関連や資源の一角に売りが広がったことが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3131.00 -0.78%14日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.51ポイント安(-0.78%)の3131.00ポイントで引けた。日中の取引レンジは3117.31 - 3225.78となった。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で過熱感が強まり、利益確定売りがやや優勢。また、翌15日に政策金利の発表を控え、慎重ムードも強まった。ほかに、通貨ルーブル安の進行がロシア株の圧迫材料。一方、国内総生産(GDP)の上振れなどが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 65401.92 +0.12%14日のインドSENSEX指数は強含み。前日比79.27ポイント高(+0.12%)の65401.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.25ポイント高(+0.03%)の19434.55で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料。また、主要な欧州市場が堅調な値動きを示したことも終盤の買いにつながった。【中国本土】上海総合指数 3178.43 -0.34%週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比10.82ポイント安(-0.34%)の3178.43ポイントと続落した。約3週ぶりの安値水準を切り下げている。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中国景気の回復遅れが懸念されている。国内ではこのところ、弱い経済指標の発表が相次ぐ。先週11日に発表された7月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想以上に前月から縮小し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を下回った。人民元安も警戒。14日の外国為替市場では、対米ドルの人民元安が進み、昨年11月以来の水準で推移している。また、不動産デベロッパーの債務問題や、自動車販売の「価格競争」再発、米中関係の悪化なども不安材料だ。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が根強く、指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。「中国人民銀行(中央銀行)は8月中にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との観測も流れている。 <CS> 2023/08/15 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、GDP予想上振れを好感も上値重い *10:18JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、GDP予想上振れを好感も上値重い 【ブラジル】ボベスパ指数 118065.14 -0.24%11日のブラジル株式市場は9日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比284.46ポイント安(-0.24%)の118065.14で引けた。日中の取引レンジは117415.21 - 119053.92となった。前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。インフレ率の加速が指数の足かせに。7月の拡大消費者物価指数(IPCA)は前年比で3.99%上昇し、前月と予想の上昇率3.16%、3.94%を上回った。また、通貨レアル安の進行もブラジルの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きもみられた。【ロシア】MOEX指数 3155.51 +0.21%11日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.65ポイント高(+0.21%)の3155.51ポイントで引けた。日中の取引レンジは3138.04 - 3163.47となった。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。国内総生産(GDP)が予想以上に伸びたことが支援材料。4-6月期のGDP成長率(速報)はプラス4.9%となり、前期のマイナス1.8%と予想の3.9%を上回った。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、通貨ルーブル安の進行が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65322.65 -0.56%11日のインドSENSEX指数は続落。前日比365.53ポイント安(-0.56%)の65322.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同114.80ポイント安(-0.59%)の19428.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや拡大させた。利下げが当面実施されないとの見方が引き続き圧迫材料。なお、準備銀は10日、政策金利を市場予想通り年6.5%に据え置くと発表した。また、米中景気の先行き不安なども引き続き警戒された。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日、3日ぶりの売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3189.25 -2.01%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比65.31ポイント安(-2.01%)の3189.25ポイントと反落した。約3週ぶりの安値水準の落ち込んでいる。新規買い材料に乏しい中で、投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米長期金利の上昇や、先端技術分野を巡る米中対立、中国の景気持ち直し遅れなどが不安材料として改めて意識された。また、来週は7月の中国経済指標などが集中して公表されるため(15日に鉱工業生産や小売売上高、中期貸出ファシリティ(MLF)金利など、金融統計も15日までに発表)、結果を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。指数は徐々に下げ幅を広げた。 <NH> 2023/08/14 10:18 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続落、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料 *09:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日続落、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118408.77 -0.57%9日のブラジル株式市場は7日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比681.47ポイント安(-0.57%)の118408.77で引けた。日中の取引レンジは117901.04 - 119089.61となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。主要な貿易相手国である米中関係の悪化懸念が輸出伸びの鈍化観測を高めた。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3099.52 +0.46%9日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.21ポイント高(+0.46%)の3099.52ポイントで引けた。日中の取引レンジは3083.77 - 3120.25となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の配当に対する期待が高まっていることも対象銘柄の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米中関係の悪化懸念などが輸出伸びの鈍化観測を高めた。【インド】SENSEX指数 65995.81 +0.23%9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比149.31ポイント高(+0.23%)の65995.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.70ポイント高(+0.32%)の19632.55で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。インド市場のレーティングが引き上げられたことが好感された。バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、インド市場のレーディングを引き上げたほか、NIFTY指数は年末まで2万500ptまで上昇するとの見方を示した。株式市場への国内資金の流入が加速しているほか、米国のリセッション懸念の後退が挙げられている。また、上場企業の好業績報告なども引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3244.49 -0.49%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.13ポイント安(-0.49%)の3244.49ポイントと3日続落した。約2週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。国内経済の先行き不安がくすぶっている。朝方公表された今年7月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)がマイナス0.3%、生産者物価指数(PPI)はマイナス4.4%という結果。CPIは予想ほどではなかったが2021年2月以来、2年5カ月ぶりのマイナス圏に落ち込み、PPIは前月から改善したものの、市場予想(マイナス4.0%)以上に下落した。このところ、中国経済持ち直しの鈍化を示す指標が相次いでいる。 <CS> 2023/08/10 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国経済を巡る不透明感が重しとなる流れ *09:58JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国経済を巡る不透明感が重しとなる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 119090.24 -0.24%8日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比289.26ポイント安(-0.24%)の119090.24で引けた。日中の取引レンジは117491.95 - 119552.69となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米中の景気不安が警戒され、輸出の伸びが鈍化するとの観測から売りは継続。また、追加の利下げが当面実施されないとの見方も圧迫材料となった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、一部銘柄に下値を拾う動きも見られた。【ロシア】MOEX指数 3085.31 +0.04%8日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.23ポイント高(+0.04%)の3085.31ポイントで引けた。日中の取引レンジは3026.72 - 3092.54となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。一方、指数の上値は重い。中国の貿易統計の低迷などが指数の上値を抑えた。7月の中国の輸出と輸入はそろって予想以上に落ち込んだ。【インド】SENSEX指数 65846.50 -0.16%8日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比106.98ポイント安(-0.16%)の65846.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.45ポイント安(-0.13%)の19570.85で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。格下げ懸念が指数の足かせとなった。気候変動の影響でインドの格付けが引き下げられる可能性があると懸念されている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3260.62 -0.25%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.21ポイント安(-0.25%)の3260.62ポイントと続落した。中国経済を巡る不透明感が重しとなる流れ。地方政府や不動産デベロッパーの債務問題がクローズアップされている。「中国の地方政府傘下で、インフラ建設などの資金調達を担う投資会社、地方融資プラットフォーム(LGFV)の資金繰りが一段と悪化しているもよう」と報じられたほか、「一部デベロッパーは、米ドル建て社債の利息を期限までに支払うことができなかった」などとも伝わっている。人民元安の進行も警戒。中国人民銀行(中央銀行)は8日、人民元レートの対米ドル基準値を3営業日ぶりに元安方向で設定した。外国為替市場では人民元安・米ドル高が進み、約3週ぶりの元安水準で推移している。取引時間中に公表された7月の貿易統計に関しては、輸出と輸入がそれぞれ予想以上に落ち込んだ。「当局は景気対策を更に強める」との見方につながり、指数は一時プラス圏に浮上。ただ、上昇の勢いは続かなかった。 <CS> 2023/08/09 09:58 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、上場企業の業績改善が好感された *09:59JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、上場企業の業績改善が好感された 【ブラジル】ボベスパ指数 119379.50 -0.11%7日のブラジル株式市場は5日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比128.18ポイント安(-0.11%)の119379.50で引けた。日中の取引レンジは118893.90 - 120103.93となった。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油安が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米株高が好感されたほか、国内の追加利下げ観測などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3092.44 -1.76%7日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.36ポイント安(-0.27%)の3084.08ポイントで引けた。日中の取引レンジは3084.08 - 3153.60となった。高値圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが継続。また、通貨ルーブル高も輸出銘柄の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。港湾大手ノボロシスク・コマーシャル・シーポート(NMTP)の急伸が指数をサポートした。増配に対する期待の高まりが買い手掛かりとなったもようだ【インド】SENSEX指数 65953.48 +0.35%7日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比232.23ポイント高(+0.35%)の65953.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.30ポイント高(+0.41%)の19597.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を拡大させた。上場企業の業績改善が好感された。4-6月期の上場企業の決算では、発表済の企業が平均で65%増益だと報告されている。また、欧州時間に入ると同市場が上昇した場合、インド株も連れ高の可能性がある。【中国本土】上海総合指数 3268.83 -0.59%週明け7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.25ポイント安(-0.59%)の3268.83ポイントと3日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。人民元安の進行や、米中の対立が懸念材料としてくすぶっている。米利上げ継続の観測が強まる中、外国為替市場では人民元が対米ドルで下落基調を強めた。米国の対中政策を巡っては、バイデン米大統領が近く、先端技術分野などでの中国投資を制限する大統領令を発する見通し――などと報じられている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。 <CS> 2023/08/08 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は7日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感 *09:35JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は7日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感 【ブラジル】ボベスパ指数 119507.68 -0.89%4日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1078.09ポイント安(-0.89%)の119507.68で引けた。日中の取引レンジは119215.02 - 121442.02となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米追加利上げ懸念が払拭されていないことが引き続き圧迫材料。また、米株安などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。通貨レアルが上昇に転じたことなどが指数をサポートした。また、予想以上の利下げなども引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3092.44 -1.76%4日のロシア株式市場は7日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比55.36ポイント安(-1.76%)の3092.44ポイントで引けた。日中の取引レンジは3073.69 - 3194.83となった。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米長期債利回りの上昇なども外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨ルーブル安の進行がロシア株の売り圧力を高めた。【インド】SENSEX指数 65721.25 +0.74%4日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比480.57ポイント高(+0.74%)の65721.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.35ポイント高(+0.70%)の19517.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インド市場のレーティングの引き上げが好感された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インド市場のレーティングを「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。また、インド経済が3030年度まで高成長を維持するとの見通しも支援材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、インド経済が30年度までの平均成長率が6.7%になるとの見通しを示した。ほかに、堅調な経済指標が指数をサポートした。7月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の58.5から62.3まで上昇し、13年ぶりの高水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3288.08 +0.23%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.62ポイント高(+0.23%)の3288.08ポイントと続伸した。前日の好調地合いを継ぐ流れ。中国の景気支援スタンスが投資家心理を上向かせている。国務院傘下の経済日報は3日掲載の論説で、「民間の消費意欲を高めるため、まず株式市場を活性化させる必要がある」と強調した。それより先、中国共産党が7月24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」という方針を示している。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は3日、民間企業を金融面で支援するため、資金調達手段を拡大すると述べた。市場関係者の間には、「人民銀行は8月中旬にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との見方も広がっている。ただ、指数は中盤から上げ幅を縮小。来週は7月の重要経済指標が集中して発表されることもあり(8日に貿易統計、9日に物価統計など)、結果を見極めたいとするムードも漂った。 <CS> 2023/08/07 09:35 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、米長期債利回りの上昇が警戒 *09:59JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、米長期債利回りの上昇が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 120585.77 -0.23%3日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比272.95ポイント安(-0.23%)の120585.77で引けた。日中の取引レンジは120365.38 - 122619.14となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。米長期債利回りの上昇が警戒され、新興国株に売りが継続。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。予想以上の利下げ実施が好感された。ブラジル中央銀行は日本時間未明、政策金利であるせリックレートを13.75%から13.25%に引き下げた。市場予想は13.50%だった。【ロシア】MOEX指数 3147.80 +1.33%3日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.34ポイン高(+1.33%)の3147.80ポイントで引けた。日中の取引レンジは3094.27 - 3150.28となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。銀行セクターの上昇が指数の上げを主導。ズベルバンク(SBER)の好業績報告が支援材料となったもようだ。同行はこのほど、4-6月期の純利益が3803億ルーブル(約5705億円)に上り、前期の3572億ルーブルを上回った。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 65240.68 -0.82%3日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比542.10ポイント安(-0.82%)の65240.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.90ポイント安(-0.74%)の19381.65で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド株も売りが広がった。また、米金利高なども外資の流出懸念を高めた。国内では、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。米格下げを受け、ルピーの対米ドル為替レートは1カ月ぶりの安値水準まで下落している【中国本土】上海総合指数 3280.46 +0.58%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.77ポイント高(+0.58%)の3280.46ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。当局は足もとで景気支援スタンスを強め、各種政策を相次ぎ公表している。市場では、「中国人民銀行(中央銀行)は8月中旬にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との観測も流れた。過度な景気懸念もやや後退。朝方公表された7月の財新中国サービス業PMI(民間による)は54.1に上向き、市場予想(52.4)も上回った。景況判断の境目となる50を7カ月連続で超過している。指標発表後、外国為替市場では、対米ドルの人民元が上昇に転じた。 <CS> 2023/08/04 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の持ち直し遅れが投資家心理を重くする流れ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の持ち直し遅れが投資家心理を重くする流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120858.72 -0.32%2日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比389.67ポイント安(-0.32%)の120858.72で引けた。日中の取引レンジは119797.92 - 121251.53となった。軟調な展開が続いた後は終盤下げ幅を縮小させた。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米金利高も外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3106.46 +0.41%2日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.82ポイント高(+0.41%)の3106.46ポイントで引けた。日中の取引レンジは3080.63 - 3123.45となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。企業業績の改善が引き続き好感され、ロシア株への買いが継続した。また、港湾大手ファー・イースタン・シッピング(FESH)の急伸も指数を押し上げた。同社がウラジオストック港のキャパシティを拡大させる方針を示したことが好感されたもようだ。一方、海外株安や原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65782.78 -1.02%2日のインドSENSEX指数は続落。前日比676.53ポイント安(-1.02%)の65782.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.00ポイント安(-1.05%)の19526.55で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が高まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。ほかに、サービス業の貿易黒字が縮小しているとの報告が嫌気された。4-6月期のサービス業の貿易黒字は3四半期ぶりの低水準を記録したと報告された。【中国本土】上海総合指数 3261.69 -0.89%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.26ポイント安(-0.89%)の3261.69ポイントと続落した。中国景気の持ち直し遅れが投資家心理を重くする流れ。1日公表された7月の財新中国製造業PMI(民間による)が49.2に悪化(6月は50.5)し、景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んだ。人民元安の動きも懸念される。中国人民銀行(中央銀行)は2日、人民元レートの対米ドル基準値を3営業日ぶりに元安方向で設定した。外国為替市場では人民元安・米ドル高が進み、約2週ぶりの元安水準で推移している。中国経済対策の期待感で朝方は下げ渋る場面がみられたものの、中盤から再び下げ幅を拡大した。 <CS> 2023/08/03 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率の加速懸念が足かせ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率の加速懸念が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 121942.98 +1.46%1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比694.59ポイント安(-0.57%)の121248.39で引けた。日中の取引レンジは120153.62 - 121944.64となった。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り手掛かり。また、米ハイテク株の下落や原油価格が弱含みの展開を示したことも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりが引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3093.64 +0.66%1日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.14ポイント高(+0.66%)の3093.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは3055.25 - 3114.56となった。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の好業績報告や配当への期待が高まっていることが指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、欧州市場の下落が足かせとなった。また、原油価格が弱含みの展開も足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66459.31 -0.10%1日のインドSENSEX指数は小反落。前日比68.36ポイント安(-0.10%)の66459.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.25ポイント安(-0.10%)の19733.55で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。インフレ率の加速懸念が足かせとなった。8月のモンスーン(雨季)降雨量は平年を下回ると予測されている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3290.95 -0.00%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.09ポイント安(-0.00%)の3290.95ポイントと3日ぶりに小反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとで約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。中国経済対策の期待感が続く中、指数は小高く推移していたものの、上値は重く、後場に入りマイナスに転じている。朝方公表された7月の財新中国製造業PMI(民間による)は49.2に悪化した(6月は50.5)。景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。 <CS> 2023/08/02 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外株や原油高などを好感 *11:16JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外株や原油高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 121942.98 +1.46%31日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1755.87ポイント高(+1.46%)の121942.98で引けた。日中の取引レンジは120,187.87 - 122,148.81となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、インフレ予想の下方修正が利下げ期待を高めた。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.90%から4.84%に下方修正された。【ロシア】MOEX指数 3073.50 +2.16%31日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.89ポイント高(+2.16%)の3073.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3026.93 - 3073.50となった。高く寄り付いた後も高値圏で推移した。海外株高を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、企業の特別配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 66527.67 +0.56%31日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比367.47ポイント高(+0.56%)の66527.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.75ポイント高(+0.55%)の19753.80で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、インド市場にも買いが広がった。また、米利上げの継続懸念が後退していることも、外資の流出懸念を緩和させた。【中国本土】上海総合指数 3291.04 +0.46%週明け31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比15.11ポイント高(+0.46%)の3291.04ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。前週末の好地合いを継ぐ流れ。中央政治局会議が景気下支え方針を示す中、当局の経済対策に対する期待感が高まっている。国家発展改革委員会は7月31日、「消費の回復と拡大に向けた措置」を発表。同措置は6分野、20措置から成る。新エネルギー自動車(NEV)を中心とする自動車や住宅、家電、電子製品などモノの消費に加え、飲食、文化・旅行、スポーツ、ヘルスケアなどのサービス消費も促す方針だ。寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3。前月実績と市場予想(ともに49.0)を上回っている。 <NH> 2023/08/01 11:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり *10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 120187.11 +0.16%28日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比197.47ポイント高(+0.16%)の120187.11で引けた。日中の取引レンジは119706.26 - 120660.21となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で過熱感が強まったほか、早期の米利上げの終了観測が後退していることが足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3008.61 +0.69%28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.76ポイント高(+0.69%)の3008.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは2978.12 - 3008.61となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の特別配当に対する期待が高まっていることも好感された。一方、指数の上値は重い。早期の米利上げの終了観測が後退していることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 66160.20(-0.16%)28日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比106.62ポイント安(-0.16%)の66160.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.85ポイント安(-0.07%)の19646.05で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高や米利上げの継続観測が外資の流出懸念を強めた。また、インフレ率の加速懸念が根強いことも引き続き警戒された。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だと言われている6月のインフラ産業8業種生産高が週明けに発表されるため、慎重ムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3275.93 +1.84%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.26ポイント高(+1.84%)の3275.93ポイントと3日ぶりに反発した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。本土株の先高観が強まる流れ。中国共産党が24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」方針を示したことなどが改めて材料視されている。業界関係者の間からは、証券取引印紙税の引き下げなどを期待する声が上がった。米金利高などを嫌気した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じている。 <CS> 2023/07/31 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、成長予想の上方修正が好感 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、成長予想の上方修正が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 122560.38 +0.45%26日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比552.61ポイント高(+0.45%)の122560.38で引けた。日中の取引レンジは121,370.43 - 122,746.72となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。ボベスパ指数はこの日、約2年ぶりの高値を更新して引けた。利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が市場予想通りとなったことも終盤の買いにつながった。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、前半は利益確定売りが優勢となった。また、原油など資源相場が弱含みの展開を示したことも同セクターの売り圧力を高めた。【ロシア】MOEX指数 2970.42 -0.17%26日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.94ポイント安(-0.17%)の2970.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,954.90 - 2,982.47となった。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードも強い。ほかに、原油価格が弱含みの展開が示したことが資源セクターの売り手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 66707.20 +0.53%26日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比351.49ポイント高(+0.53%)の66707.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.70ポイント高(+0.50%)の19778.30で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの5.9%から6.1%に引き上げた。国内の投資が堅調に伸びていることを評価し、インド経済が厳しい局面から脱出していると強調した。また、前日の欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、コングロマリットL&Tが好業績を報告したことや自社株の買い戻す計画を示したことが同セクターの支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3223.03 -0.26%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.49ポイント安(-0.26%)の3223.03ポイントと反落した。前日に急伸した反動で、戻り売りに押される流れ。前日の上海総合指数は2.1%上昇し、約2週ぶりの高値水準を回復した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表(日本時間27日未明)を前に、米金利動向を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。もっとも、下値は限定的。中国当局の景気支援スタンスが引き続き相場の支えだ。 <CS> 2023/07/27 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油・ルーブル同時高などが支援材料 *10:30JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油・ルーブル同時高などが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 122007.77 +0.55%25日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比666.08ポイント高(+0.55%)の122007.77で引けた。日中の取引レンジは121,343.58 - 123,009.90となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数はこの日、約18カ月ぶりの高水準を記録して引けた。利下げ期待の高まりが支援材料となったもようだ。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.95%から4.90%に下方修正された。また、欧米市場の上昇や米リセッション懸念の後退なども支援材料。一方、最近の上昇で足元での過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2975.36 +1.29%25日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.89ポイント高(+1.29%)の2975.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,943.74 - 2,975.36となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油・通貨ルーブルの同時高がロシア株の支援材料。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、インフレ率の一段加速懸念が指数の足かせに。プーチン大統領は25日、ロシアのインフレ率が加速しており、これが社会経済の安定的な発展にリスクをもたらしていると発言した。【インド】SENSEX指数 66355.71 -0.04%25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比29.07ポイント安(-0.04%)の66355.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.25ポイント高(+0.04%)の19680.60で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。企業業績の悪化が引き続き圧迫材料となった。鉄鋼大手タタ・スチール(TATA)はこのほど、4-6月期の純利益が前年同期比92%減少したと発表。また、IT業界の税申告をめぐり、当局が新たな10万項目を追加して税徴収を一段と厳しくするとの報道も同セクターの売り手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3231.52 +2.13%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比67.36ポイント高(+2.13%)の3231.52ポイントと4日ぶりに反発した。中国経済政策が材料視される流れ。24日開催の中央政治局会議では、下半期の政策方針として、不動産政策の緩和が示唆された。また、「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」という考えも示している。現地メディアによると、政治局会議で「資本市場を活性化させる」との文言が盛り込まれたのは、2013年の政治局会議以来、10年ぶりという。そのほか、積極的な内需の拡大、雇用の安定化、地方債務のリスク解消を図る方針なども打ち出された。 <NH> 2023/07/26 10:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高の進行 *09:28JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高の進行 【ブラジル】ボベスパ指数 121341.69 +0.94%24日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1124.91ポイント高(+0.94%)の121341.69で引けた。日中の取引レンジは120099.34 - 121771.71となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、米株高なども買い安心感を与えた。ほかに、内需関連株の上昇が指数をサポート。経済活動が本格化していることが内需の回復期待を高めている。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2937.47 +0.48%24日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.93ポイント高(+0.48%)の2937.47ポイントで引けた。日中の取引レンジは2925.10 - 2947.17となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇やルーブル安の進行で輸出大手に買いが広がった。また、企業の配当に対する期待の高まりも支援材料。一方、指数の上値は重い。利上げの実施などが引き続き嫌気されたもようだ。【インド】SENSEX指数 66384.78 -0.45%24日のインドSENSEX指数は続落。前日比299.48ポイント安(-0.45%)の66384.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.65ポイント安(-0.37%)の19672.35で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。企業決算の悪化が警戒された。4-6月期決算では、発表済みの上場企業の収益が平均で10四半期ぶりの低水準に転落したと報告されている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、最近の上昇で足元では過熱感が強まり、利益確定売りが継続した。【中国本土】上海総合指数 3164.16 -0.11%週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.58ポイント安(-0.11%)の3164.16ポイントと小幅ながら3日続落した。投資家の慎重姿勢が継続する流れ。中国景気の先行き不安が意識されている。景気回復の遅れが指摘される中、このところ当局は消費刺激策を相次ぎ発表しているものの、一部からは「景気押し上げ効果は薄い」との声も聞かれた。中国では近く、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれる。政策の内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となった。もっとも、経済対策に対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <CS> 2023/07/25 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ *09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120216.77 +1.81%21日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2133.88ポイント高(+1.81%)の120216.77で引けた。日中の取引レンジは118085.75 - 120372.77となった。買いが先行した後は上げはを拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、米利上げの打ち止め観測が外資の流出懸念を後退させた。【ロシア】MOEX指数 2923.54 +0.21%21日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.06ポイント高(+0.21%)の2923.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは2889.78 - 2925.54となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利上げの打ち止め観測も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げの実施が指数の上値を抑えた。ロシア中央銀行は21日、政策金利を1%引き上げ、8.5%とした。【インド】SENSEX指数 66684.25 -1.31%21日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比887.64ポイント安(-1.31%)の66684.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.15ポイント安(-1.17%)の19745.00で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日20日まで6連騰しており、足元での過熱感から利益確定売り圧力が優勢。また、IT大手インフォシスが業績予想を下方修正したことも同セクターの圧迫材料。インフォシスはこのほど、2023年度の増収率を1-3.5%下方修正し、4-7%とした。ほかに、米ハイテク株安なども警戒されたもようだ。【中国本土】上海総合指数 3167.75 -0.06%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.78ポイント安(-0.06%)の3167.75ポイントと小幅ながら続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気持ち直し遅れの警戒感が引き続き、投資家心理の重しとなっている。足もとでは関係部門が景気支援策を相次ぎ発表しているものの、「経済活動の押し上げには力不足」との声も一部から聞かれた。早ければ来週にも開催される中央政治局会議では、下半期の政策方針が決定される見通し。財政・金融政策を見極めたいとするスタンスが強まっている。もっとも、下値は限定的。人民元安進行の警戒感が薄れる中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中央銀行の中国人民銀行は21日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向へと設定。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が進んでいる。中国の金融当局は、過度な「元安」を容認しないとの見方も続いた。 <CS> 2023/07/24 09:42

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