注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の持ち直し遅れが投資家心理を重くする流れ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の持ち直し遅れが投資家心理を重くする流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120858.72 -0.32%2日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比389.67ポイント安(-0.32%)の120858.72で引けた。日中の取引レンジは119797.92 - 121251.53となった。軟調な展開が続いた後は終盤下げ幅を縮小させた。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米金利高も外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3106.46 +0.41%2日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.82ポイント高(+0.41%)の3106.46ポイントで引けた。日中の取引レンジは3080.63 - 3123.45となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。企業業績の改善が引き続き好感され、ロシア株への買いが継続した。また、港湾大手ファー・イースタン・シッピング(FESH)の急伸も指数を押し上げた。同社がウラジオストック港のキャパシティを拡大させる方針を示したことが好感されたもようだ。一方、海外株安や原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65782.78 -1.02%2日のインドSENSEX指数は続落。前日比676.53ポイント安(-1.02%)の65782.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.00ポイント安(-1.05%)の19526.55で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が高まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。ほかに、サービス業の貿易黒字が縮小しているとの報告が嫌気された。4-6月期のサービス業の貿易黒字は3四半期ぶりの低水準を記録したと報告された。【中国本土】上海総合指数 3261.69 -0.89%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.26ポイント安(-0.89%)の3261.69ポイントと続落した。中国景気の持ち直し遅れが投資家心理を重くする流れ。1日公表された7月の財新中国製造業PMI(民間による)が49.2に悪化(6月は50.5)し、景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んだ。人民元安の動きも懸念される。中国人民銀行(中央銀行)は2日、人民元レートの対米ドル基準値を3営業日ぶりに元安方向で設定した。外国為替市場では人民元安・米ドル高が進み、約2週ぶりの元安水準で推移している。中国経済対策の期待感で朝方は下げ渋る場面がみられたものの、中盤から再び下げ幅を拡大した。 <CS> 2023/08/03 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率の加速懸念が足かせ *10:01JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率の加速懸念が足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 121942.98 +1.46%1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比694.59ポイント安(-0.57%)の121248.39で引けた。日中の取引レンジは120153.62 - 121944.64となった。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り手掛かり。また、米ハイテク株の下落や原油価格が弱含みの展開を示したことも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりが引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3093.64 +0.66%1日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.14ポイント高(+0.66%)の3093.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは3055.25 - 3114.56となった。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の好業績報告や配当への期待が高まっていることが指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、欧州市場の下落が足かせとなった。また、原油価格が弱含みの展開も足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66459.31 -0.10%1日のインドSENSEX指数は小反落。前日比68.36ポイント安(-0.10%)の66459.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.25ポイント安(-0.10%)の19733.55で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。インフレ率の加速懸念が足かせとなった。8月のモンスーン(雨季)降雨量は平年を下回ると予測されている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3290.95 -0.00%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.09ポイント安(-0.00%)の3290.95ポイントと3日ぶりに小反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとで約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。中国経済対策の期待感が続く中、指数は小高く推移していたものの、上値は重く、後場に入りマイナスに転じている。朝方公表された7月の財新中国製造業PMI(民間による)は49.2に悪化した(6月は50.5)。景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。 <CS> 2023/08/02 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外株や原油高などを好感 *11:16JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、海外株や原油高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 121942.98 +1.46%31日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1755.87ポイント高(+1.46%)の121942.98で引けた。日中の取引レンジは120,187.87 - 122,148.81となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、インフレ予想の下方修正が利下げ期待を高めた。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.90%から4.84%に下方修正された。【ロシア】MOEX指数 3073.50 +2.16%31日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.89ポイント高(+2.16%)の3073.50ポイントで引けた。日中の取引レンジは3026.93 - 3073.50となった。高く寄り付いた後も高値圏で推移した。海外株高を受け、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、企業の特別配当に対する期待の高まりが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 66527.67 +0.56%31日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比367.47ポイント高(+0.56%)の66527.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.75ポイント高(+0.55%)の19753.80で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、インド市場にも買いが広がった。また、米利上げの継続懸念が後退していることも、外資の流出懸念を緩和させた。【中国本土】上海総合指数 3291.04 +0.46%週明け31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比15.11ポイント高(+0.46%)の3291.04ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。前週末の好地合いを継ぐ流れ。中央政治局会議が景気下支え方針を示す中、当局の経済対策に対する期待感が高まっている。国家発展改革委員会は7月31日、「消費の回復と拡大に向けた措置」を発表。同措置は6分野、20措置から成る。新エネルギー自動車(NEV)を中心とする自動車や住宅、家電、電子製品などモノの消費に加え、飲食、文化・旅行、スポーツ、ヘルスケアなどのサービス消費も促す方針だ。寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3。前月実績と市場予想(ともに49.0)を上回っている。 <NH> 2023/08/01 11:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり *10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 120187.11 +0.16%28日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比197.47ポイント高(+0.16%)の120187.11で引けた。日中の取引レンジは119706.26 - 120660.21となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で過熱感が強まったほか、早期の米利上げの終了観測が後退していることが足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3008.61 +0.69%28日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.76ポイント高(+0.69%)の3008.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは2978.12 - 3008.61となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の特別配当に対する期待が高まっていることも好感された。一方、指数の上値は重い。早期の米利上げの終了観測が後退していることが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 66160.20(-0.16%)28日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比106.62ポイント安(-0.16%)の66160.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.85ポイント安(-0.07%)の19646.05で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高や米利上げの継続観測が外資の流出懸念を強めた。また、インフレ率の加速懸念が根強いことも引き続き警戒された。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だと言われている6月のインフラ産業8業種生産高が週明けに発表されるため、慎重ムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3275.93 +1.84%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.26ポイント高(+1.84%)の3275.93ポイントと3日ぶりに反発した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。本土株の先高観が強まる流れ。中国共産党が24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」方針を示したことなどが改めて材料視されている。業界関係者の間からは、証券取引印紙税の引き下げなどを期待する声が上がった。米金利高などを嫌気した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じている。 <CS> 2023/07/31 10:03 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、成長予想の上方修正が好感 *09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、成長予想の上方修正が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 122560.38 +0.45%26日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比552.61ポイント高(+0.45%)の122560.38で引けた。日中の取引レンジは121,370.43 - 122,746.72となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。ボベスパ指数はこの日、約2年ぶりの高値を更新して引けた。利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が市場予想通りとなったことも終盤の買いにつながった。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、前半は利益確定売りが優勢となった。また、原油など資源相場が弱含みの展開を示したことも同セクターの売り圧力を高めた。【ロシア】MOEX指数 2970.42 -0.17%26日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.94ポイント安(-0.17%)の2970.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,954.90 - 2,982.47となった。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードも強い。ほかに、原油価格が弱含みの展開が示したことが資源セクターの売り手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 66707.20 +0.53%26日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比351.49ポイント高(+0.53%)の66707.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.70ポイント高(+0.50%)の19778.30で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの5.9%から6.1%に引き上げた。国内の投資が堅調に伸びていることを評価し、インド経済が厳しい局面から脱出していると強調した。また、前日の欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、コングロマリットL&Tが好業績を報告したことや自社株の買い戻す計画を示したことが同セクターの支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3223.03 -0.26%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.49ポイント安(-0.26%)の3223.03ポイントと反落した。前日に急伸した反動で、戻り売りに押される流れ。前日の上海総合指数は2.1%上昇し、約2週ぶりの高値水準を回復した。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表(日本時間27日未明)を前に、米金利動向を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。もっとも、下値は限定的。中国当局の景気支援スタンスが引き続き相場の支えだ。 <CS> 2023/07/27 09:51 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油・ルーブル同時高などが支援材料 *10:30JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、原油・ルーブル同時高などが支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 122007.77 +0.55%25日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比666.08ポイント高(+0.55%)の122007.77で引けた。日中の取引レンジは121,343.58 - 123,009.90となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数はこの日、約18カ月ぶりの高水準を記録して引けた。利下げ期待の高まりが支援材料となったもようだ。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年末時点のインフレ予想が前回の4.95%から4.90%に下方修正された。また、欧米市場の上昇や米リセッション懸念の後退なども支援材料。一方、最近の上昇で足元での過熱感からやや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2975.36 +1.29%25日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.89ポイント高(+1.29%)の2975.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,943.74 - 2,975.36となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油・通貨ルーブルの同時高がロシア株の支援材料。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、インフレ率の一段加速懸念が指数の足かせに。プーチン大統領は25日、ロシアのインフレ率が加速しており、これが社会経済の安定的な発展にリスクをもたらしていると発言した。【インド】SENSEX指数 66355.71 -0.04%25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比29.07ポイント安(-0.04%)の66355.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.25ポイント高(+0.04%)の19680.60で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。企業業績の悪化が引き続き圧迫材料となった。鉄鋼大手タタ・スチール(TATA)はこのほど、4-6月期の純利益が前年同期比92%減少したと発表。また、IT業界の税申告をめぐり、当局が新たな10万項目を追加して税徴収を一段と厳しくするとの報道も同セクターの売り手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3231.52 +2.13%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比67.36ポイント高(+2.13%)の3231.52ポイントと4日ぶりに反発した。中国経済政策が材料視される流れ。24日開催の中央政治局会議では、下半期の政策方針として、不動産政策の緩和が示唆された。また、「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」という考えも示している。現地メディアによると、政治局会議で「資本市場を活性化させる」との文言が盛り込まれたのは、2013年の政治局会議以来、10年ぶりという。そのほか、積極的な内需の拡大、雇用の安定化、地方債務のリスク解消を図る方針なども打ち出された。 <NH> 2023/07/26 10:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高の進行 *09:28JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高の進行 【ブラジル】ボベスパ指数 121341.69 +0.94%24日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1124.91ポイント高(+0.94%)の121341.69で引けた。日中の取引レンジは120099.34 - 121771.71となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、米株高なども買い安心感を与えた。ほかに、内需関連株の上昇が指数をサポート。経済活動が本格化していることが内需の回復期待を高めている。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2937.47 +0.48%24日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.93ポイント高(+0.48%)の2937.47ポイントで引けた。日中の取引レンジは2925.10 - 2947.17となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇やルーブル安の進行で輸出大手に買いが広がった。また、企業の配当に対する期待の高まりも支援材料。一方、指数の上値は重い。利上げの実施などが引き続き嫌気されたもようだ。【インド】SENSEX指数 66384.78 -0.45%24日のインドSENSEX指数は続落。前日比299.48ポイント安(-0.45%)の66384.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.65ポイント安(-0.37%)の19672.35で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。企業決算の悪化が警戒された。4-6月期決算では、発表済みの上場企業の収益が平均で10四半期ぶりの低水準に転落したと報告されている。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、最近の上昇で足元では過熱感が強まり、利益確定売りが継続した。【中国本土】上海総合指数 3164.16 -0.11%週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.58ポイント安(-0.11%)の3164.16ポイントと小幅ながら3日続落した。投資家の慎重姿勢が継続する流れ。中国景気の先行き不安が意識されている。景気回復の遅れが指摘される中、このところ当局は消費刺激策を相次ぎ発表しているものの、一部からは「景気押し上げ効果は薄い」との声も聞かれた。中国では近く、下半期の政策方針を決定する中央政治局会議が開かれる。政策の内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となった。もっとも、経済対策に対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <CS> 2023/07/25 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ *09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120216.77 +1.81%21日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2133.88ポイント高(+1.81%)の120216.77で引けた。日中の取引レンジは118085.75 - 120372.77となった。買いが先行した後は上げはを拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高がブラジル株の支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、米利上げの打ち止め観測が外資の流出懸念を後退させた。【ロシア】MOEX指数 2923.54 +0.21%21日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.06ポイント高(+0.21%)の2923.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは2889.78 - 2925.54となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米利上げの打ち止め観測も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。利上げの実施が指数の上値を抑えた。ロシア中央銀行は21日、政策金利を1%引き上げ、8.5%とした。【インド】SENSEX指数 66684.25 -1.31%21日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比887.64ポイント安(-1.31%)の66684.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.15ポイント安(-1.17%)の19745.00で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日20日まで6連騰しており、足元での過熱感から利益確定売り圧力が優勢。また、IT大手インフォシスが業績予想を下方修正したことも同セクターの圧迫材料。インフォシスはこのほど、2023年度の増収率を1-3.5%下方修正し、4-7%とした。ほかに、米ハイテク株安なども警戒されたもようだ。【中国本土】上海総合指数 3167.75 -0.06%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.78ポイント安(-0.06%)の3167.75ポイントと小幅ながら続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気持ち直し遅れの警戒感が引き続き、投資家心理の重しとなっている。足もとでは関係部門が景気支援策を相次ぎ発表しているものの、「経済活動の押し上げには力不足」との声も一部から聞かれた。早ければ来週にも開催される中央政治局会議では、下半期の政策方針が決定される見通し。財政・金融政策を見極めたいとするスタンスが強まっている。もっとも、下値は限定的。人民元安進行の警戒感が薄れる中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中央銀行の中国人民銀行は21日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向へと設定。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が進んでいる。中国の金融当局は、過度な「元安」を容認しないとの見方も続いた。 <CS> 2023/07/24 09:42 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続伸、、米リセッション懸念の後退なども輸出の拡大期待 *10:11JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続伸、、米リセッション懸念の後退なども輸出の拡大期待 【ブラジル】ボベスパ指数 118082.90 +0.45%20日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比530.83ポイント高(+0.45%)の118082.90で引けた。日中の取引レンジは117484.27 - 118290.29となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、米リセッション懸念の後退も引き続き支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。内外景気の先行き不透明感が払拭されていないことが引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2917.48 -0.88%20日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.95ポイント安(-0.88%)の2917.48ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,905.02 - 2,947.29となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ観測が嫌気された。翌21日に発表される政策金利について、現水準の7.50%から8.00%に引き上げられると予測されている。また、通貨ルーブル高の進行も輸出銘柄の売り圧力を高めた。一方、米リセッション懸念の後退などが引き続き指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 67571.90 +0.71%20日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比474.46ポイント高(+0.71%)の67571.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同146.00ポイント高(+0.74%)の19979.15で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日まで6日連続の買い越しとなった。また、米リセッション懸念の後退なども輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3169.52 -0.92%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.31ポイント安(-0.92%)の3169.52ポイントと反落した。6月23日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。足もとで公表された経済指標は中国景気の持ち直し鈍化を示す内容が多く、景気先行きが不安視されている。また、早ければ来週にも開催される中央政治局会議の結果を見極めたいとするスタンスも漂った。中国経済対策の期待感や、人民元安の一服などを手がかりに指数は続伸で推移していたものの、上値は重く、中盤からマイナスに転じている。 <NH> 2023/07/21 10:11 注目トピックス 外国株 20日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で反落、ハイテク株に売り *17:06JST 20日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で反落、ハイテク株に売り 銘柄名<コード>20日終値⇒前日比エムスリー<2413> 3072 -120グロース株安の流れが影響も。川崎汽船<9107> 4244 +26グロース株中心の地合い悪化で海運株には資金シフト。日産自動車<7201> 609.8 +8.3テスラ式の充電規格採用などとも伝わる。クロスプラス<3320> 969 +150業績・配当予想を大幅に上方修正。ネオマーケティング<4196> 1956 +400ChatGPTの業務への活用開始を引き続き期待材料視。プラネット<2391> 1451 +147日用品大手などが共同でシステム基盤運用などと伝わり。ジーデップアドバンス<5885> 11000 +1500底値到達感からリバウンド狙いによる値幅取りの動き。エリッツHD<5533> 3660 +55手掛かり難の中で直近IPOに資金向かう格好か。プラズマ<6668> 1677 +118東海東京証券では目標株価を引き上げ。アルデプロ<8925> 417 -33特定の取引に関連する疑義等が判明と発表。FPパートナー<7388> 4350 +95企業の従業員向け金融教育プログラム開発、トライアル開始。ラストワンマイル<9252> 3690 +220ネットサービス販売・卸売のキャリアを子会社化、取得価額5.07億円。ハルメクHD<7119> 1905 +105株主優待制度を新設、雑誌定期購読権や健康食品など贈呈。AI CROSS<4476> 1543 +41SMS送受信サービス「絶対リーチ!SMS」の販売代理店契約をコラボスと締結。クオリプス<4894> 2271 +400一部番組での報道が手掛かり材料との指摘も。ウェッジHD<2388> 187 +23短期資金の関心。アシロ<7378> 888 -23人材派遣サービスの子会社を設立と発表も反応は限定的。Finatext<4419> 792 -6個人向けファンドラップ「Goal Navi」が今村証券に採用。ベースフード<2936> 571 -33直近の上昇に対する反動。メイホーHD<7369> 2616 +500連日で強い値動き続く。 <CS> 2023/07/20 17:06 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、2024年の予算削減計画が嫌気された *09:48JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、2024年の予算削減計画が嫌気された 【ブラジル】ボベスパ指数 117552.07 -0.25%19日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比289.12ポイント安(-0.25%)の117552.07で引けた。日中の取引レンジは116659.55 - 118011.46となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。資源銘柄の下落が指数の足かせ。原油価格の下落が圧迫材料となったもようだ。また、中国景気の回復遅れなども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や米リセッション懸念の緩和などが好感された。【ロシア】MOEX指数 2943.43 -0.38%19日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.09ポイント安(-0.38%)の2943.43ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,938.66 - 2,966.72となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。2024年の予算削減計画が嫌気された。財務省は19日、2024年の国家予算について、10%の削減計画を提言した。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。一方、米リセッション懸念の緩和などが支援材料となった。【インド】SENSEX指数 67097.44 +0.45%19日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比302.30ポイント高(+0.45%)の67097.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.90ポイント高(+0.42%)の19833.15で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。銀行や内需関連が指数の上昇をけん引。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。ほかに、外国人投資家の買い継続が指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3198.84 +0.03%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.02ポイント高(+0.03%)の3198.84ポイントと3日ぶりに小反発した。中国当局の景気支援スタンスが相場を支える流れ。中国工業情報化部の趙志国・報道官は19日、自動車、電子、鉄鋼など10大重点産業の安定成長に向けた活動計画の策定と実施を強化する方針を明らかにしている。それより先、国家発展改革委員会は18日、下半期も消費の回復・拡大に向け、政策ツールを拡充させていく方針を表明した。もっとも、上値は重い。中国景気の持ち直し遅れや、人民元安の進行が懸念されている。指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2023/07/20 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせに *09:47JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 117841.19 -0.32%18日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比378.27ポイント安(-0.32%)の117841.19で引けた。日中の取引レンジは117,324.10 - 118,731.86となった。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせに。また、貿易黒字の縮小や中国景気の回復遅れなども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高が支援材料となった。また、原油など資源価格の上昇も同セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2917.61 +1.27%18日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比36.91ポイント高(+1.27%)の2954.52ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,922.74 - 2,955.81となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源銘柄に買いが広がったことが指数の上げを主導した。原油や金価格の上昇が支援材料となったもようだ。また、米株高や中国の景気対策への期待なども好感された。一方、欧米日が対ロ制裁を緩めない姿勢が引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 66795.13 +0.31%18日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比205.21ポイント高(+0.31%)の66795.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.80ポイント高(+0.19%)の19749.25で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。製造業景況感指数の改善が支援材料。インド商工会議所連盟(FICCI)が実施した最新調査では、4-6月期の企業景況感指数が前期の55から57に改善した。また、外資の流入期待が高まっていることも支援材料。シンガポール政府系投資会社テマセクはこのほど、向こう3年はインドに向けた投資額を100億米ドルに設定する方針を示した。外部環境では、米国の経済成長への期待が高まっていることが輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3197.82 -0.37%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.81ポイント安(-0.37%)の3197.82ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の回復遅れが投資家心理の重しとなっている。前日公表された中国の経済指標では、今年第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比6.3%にとどまり、市場予想(7.1%)を下回った。また、消費や不動産の関連統計も総じて弱い内容となっている。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しをサポートするため、当局は経済対策を強めるとの期待も根強い状況だ。中国商務部は18日、家計消費の促進に向けた一連の支援策を発表している。市場の一部では、預金準備率の引き下げ観測も浮上した。 <CS> 2023/07/19 09:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国景気の回復遅れが改めて意識される流れ *09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国景気の回復遅れが改めて意識される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 118219.46 +0.43%17日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比508.92ポイント高(+0.43%)の118219.46で引けた。日中の取引レンジは116,591.12 - 118,302.34となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の2.19%から2.24%に引き上げられた。また、米経済成長に対する期待の高まりなども輸出の拡大観測を高めた。一方、弱い経済指標が指数の足かせに。5月の経済活動の増加率(前年同月比)は2.15%となり、前月の3.43%(改定値)と予想の4.00%を下回った。【ロシア】MOEX指数 2917.61 +0.51%17日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.89ポイント高(+0.51%)の2917.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,880.11 - 2,917.72となった。売りが先行した後は買い戻され、その後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。企業の配当期待に関連した買いが広がったことが指数をサポート。また、中国の景気対策への期待が高まっていることも輸出の拡大期待を高めた。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、欧州市場がさえない展開を示したことも指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66589.93 +0.80%17日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比529.03ポイント高(+0.80%)の66589.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同146.95ポイント高(+0.75%)の19711.45で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ビジネス環境の改善期待などが支援材料。S&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は最新リポートで、向こう1年のインドのビジネス活動指数や設備投資などが改善の方向に向かうとの見方を示した。また、クレジットカードの消費が好調に進んでいるとの報告も小売り関連の物色手掛かりとなった。5月のクレジットカードの消費額は1兆4000億ルピー(約2兆3660億円)に上り、月ベースでは過去最高を記録したという。【中国本土】上海総合指数 3209.63 -0.87%週明け17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比28.07ポイント安(-0.87%)の3209.63ポイントと3日ぶりに反落した。中国景気の回復遅れが改めて意識される流れ。取引時間中に公表された各種経済指標では、今年第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比6.3%にとどまり、前四半期(1-3月)の実績(4.5%)は上回ったものの、市場予想(7.1%)は下回った。また、6月の各種統計では、鉱工業生産が上振れる半面、小売売上高は予想に届いていない。国内消費の弱さが指摘されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。当局は追加の経済刺激策を打ち出す――との観測が一段と高まっている。 <CS> 2023/07/18 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米インフレ率の鈍化や米金利の低下 *09:57JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米インフレ率の鈍化や米金利の低下 【ブラジル】ボベスパ指数 119263.89 +1.36%13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1597.40ポイント高(+1.36%)の119263.89で引けた。日中の取引レンジは117,668.13 - 119,739.09となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かり。ほかに、米金利の先高観の後退などが外資の流出懸念を後退させた。【ロシア】MOEX指数 2885.63 -0.39%13日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.20ポイント安(-0.39%)の2885.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,873.00 - 2,912.15となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料。また、欧米市場の上昇なども好感された。【インド】SENSEX指数 65558.89 +0.25%13日のインドSENSEX指数は強含み。前日比164.99ポイント高(+0.25%)の65558.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同29.45ポイント高(+0.15%)の19413.75で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが広がった。また、米インフレ率の鈍化や米金利の低下も外資の流出懸念を緩和させた。国内では、経済指標の改善が好感された。5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は5.2%となり、前月の4.5%(改定値)と予想の5.0%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3236.48 +1.26%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比40.35ポイント高(+1.26%)の3236.48ポイントと反発。心理的節目の3200ポイントを回復している。米金利低下が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、米利上げ長期化観測の後退で米長期金利が大幅に低下した。6月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上に前月から伸びが縮小したことを受け、「米連邦準備理事会(FRB)は7月で利上げを打ち止めにする」との観測が流れている。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が一段と進んだ。前引け後に公表された6月の中国貿易統計では、輸出と輸入が大幅に縮小。中国景気の先行き不安は高まったものの、逆に、「当局は経済対策を強める」との見方も広がっている。政府系シンクタンクの社会科学院は11日に公表した報告書を通じ、財政赤字の拡大で消費テコ入れを図るべきなどと提言した。 <CS> 2023/07/14 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、欧米株高などを好感 *10:30JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、欧米株高などを好感 【ブラジル】ボベスパ指数 117666.49 +0.09%12日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比110.99ポイント高(+0.09%)の117666.49で引けた。日中の取引レンジは117,557.13 - 119,156.48となった。高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。米金利の低下を受け、外資の流出懸念がやや緩和された。また、原油高なども資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。内需関連の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2896.83 +1.28%12日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比36.50ポイント高(+1.28%)の2896.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,870.61 - 2,897.28となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、米インフレ率の鈍化や米金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 65393.90 -0.34%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比223.95ポイント安(-0.34%)の65393.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.10ポイント安(-0.28%)の19384.30で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。利下げ時期の先送り観測が嫌気された。食料品価格の上昇を受け、インド準備銀行(中央銀行)が利下げ時期を先送りするとの見方が優勢。また、北部の洪水などの悪影響で野菜価格などが急騰しているとの報告も警戒材料。ほかに、本日の取引終了後に5月の鉱工業生産や6月の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定となり、見極めるムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3196.13 -0.78%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.23ポイント安(-0.78%)の3196.13ポイントと3日ぶりに反落した。指標発表を前に、買いが手控えられる流れ。中国では今週13日に6月の貿易統計、週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)などが報告される予定だ。もっとも、下値は限定的。人民元相場が安定していることや、金融統計の上振れなどが相場を下支えしている。昨日引け後に報告された6月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想以上に前月から急増し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を上回った。 <NH> 2023/07/13 10:30 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、利益確定売りが優勢 *10:32JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 117942.44 -0.80%10日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比955.55ポイント安(-0.80%)の117942.44で引けた。日中の取引レンジは117,814.49 - 118,897.42となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米金利の低下などが外資の流出懸念を緩和させた。【ロシア】MOEX指数 2856.76 +0.86%10日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.25ポイント高(+0.86%)の2856.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,838.52 - 2,864.32となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高がロシア株の支援材料。また、米金利の低下も外資の流出懸念を緩和さえた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 65344.17 +0.10%10日のインドSENSEX指数は強含み。前日比63.72ポイント高(+0.10%)の65344.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同24.10ポイント高(+0.12%)の19355.90で取引を終えた。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。経済指標の改善が支援材料。4-6月期のビジネス信頼感指数は前期の64.0から66.1まで上昇した。また、4-6月期の上場企業が平均で22%増益するとの見通しも好感された。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続がサポート材料。FIIはこの日まで9日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3203.70 +0.22%週明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.09ポイント高(+0.22%)の3203.70ポイントと4日ぶりに反発した。先週の続落を受け、買い戻しが先行する流れ。中国景気の持ち直し遅れが懸念される中、当局が打ち出す追加刺激策に対する期待も強まっている。一方、朝方公表された6月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で横ばいとなり、予想(0.2%上昇)を下回った。生産者物価指数(PPI)はマイナス率が5.4%となり、予想(マイナス5.0%)以上に拡大している。デフレ基調を背景に、景気不安も高まった。指数は安く推移する場面もみられている。 <NH> 2023/07/11 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、投資家の慎重スタンスが持続する流れ *10:37JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、投資家の慎重スタンスが持続する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 118897.99 +1.25%7日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1472.29ポイント高(+1.25%)の118897.99で引けた。日中の取引レンジは117,426.95 - 119,548.71となった。買いは先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善も好感された。6月の自動車販売台数(ブラジル自動車工業会)は前月の17万6524台から18万9528台に増加。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2832.51 +0.46%7日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.91ポイント高(+0.46%)の2832.51ポイントで引けた。日中の取引レンジは2814.38 - 2832.82となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、企業の増配期待なども好感された。一方、米国の追加の利上げ懸念や欧米との対立が緩和されていないことなどが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 65280.45 -0.77%7日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比505.19ポイント安(-0.77%)の65280.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.50ポイント安(-0.85%)の19331.80で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安を受け、インド株も売りが広がった。また、米追加の利上げ懸念の高まりも外資の流出懸念を強めた。国内では、日用品の販売減が小売関連の売り手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3196.61 -0.28%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.97ポイント安(-0.28%)の3196.61ポイントと小幅ながら3日続落した。投資家の慎重スタンスが持続する流れ。中国景況感の低迷や、欧米の金融引き締め長期化観測などが不安材料として意識されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。資金流出の懸念がやや薄らぐ中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。中国の政府系メディアが足元の人民元安をけん制する論説記事を相次ぎ発表。直近では、中国人民銀行(中央銀行)系の金融時報が6日、「人民元相場がパニック的な下落に陥ったとしても、中国には為替相場を安定させるための政策ツールは豊富にある」とする記事を掲載した。 <NH> 2023/07/10 10:37 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、景気対策への期待が高まっている *10:47JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、景気対策への期待が高まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 117425.70 -1.78%6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2123.51ポイント安(-1.78%)の117425.70で引けた。日中の取引レンジは117,095.88 - 119,548.02となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧米市場の下落や米追加の利上げ懸念の高まりなど海外環境の悪化が警戒され、売りが先行。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。ほかに、世界景気の先行き不透明感が強まっていることが引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2819.60 +0.52%6日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.60ポイント高(+0.52%)の2819.60ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,813.38 - 2,837.49となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。経済指標の改善が好感された。6月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は56.8となり、前月の54.3を上回った。また、通貨ルーブル安の進行を食い止めるため、ロシア中央銀行が対策を講じているとの報道も支援材料。一方、欧米市場の下落や米追加の利上げ懸念の高まりなどが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65785.64 +0.52%6日のインドSENSEX指数は強含み。前日比339.60ポイント高(+0.52%)の65785.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同98.80ポイント高(+0.51%)の19497.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日まで7日連続の買い越しとなった。また、景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3205.58 -0.54%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.37ポイント安(-0.54%)の3205.58ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景況感の低迷や、米中の経済対立などが引き続き投資家心理の重しとなっている。中国が半導体製造に必要な素材の一部を輸出規制すると発表する中、米商務省の報道官は5日、「中国の規制措置に断固反対する」と抗議し、同盟国と対応を協議することを明らかにした。それより先、事情に詳しい複数関係者の話として「バイデン米政権は中国企業を対象に、米国のクラウドサービスの利用を制限する準備を進めているもよう」などと外電で4日に報じられている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。指数はプラス圏で推移する場面もあった。中国の景気回復遅れが鮮明化する中、当局は景気対策を強めるとの期待は持続している。また、イエレン米財務長官は本日(6日)夕方、中国の政府高官と会談するため北京を訪問。市場の一部では、関係改善の期待も高まっている。 <NH> 2023/07/07 10:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、ルーブル安進行などが足かせ *10:15JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、ルーブル安進行などが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 119549.21 +0.40%5日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比472.84ポイント高(+0.40%)の119549.21で引けた。日中の取引レンジは118,688.39 - 120,199.87となった。売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をやや拡大させた。経済指標の改善が支援材料。5月の鉱工業生産増加率(前年同月比)は前月のマイナス2.7%からプラス1.9%に改善し、予想のプラス1.3%を上回った。また、6月の輸出も予想以上に伸びた。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行が圧迫材料となったほか、世界景気の先行き不透明感が強まっていることが足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2805.00 -0.11%5日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.22ポイント安(-0.11%)の2805.00ポイントで引けた。日中の取引レンジは2795.40 - 2813.76となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。通貨ルーブル安の進行がロシア株の圧迫材料。また、内外景気の先行き不透明感が解消されていないことも引き続き警戒された。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 65446.04 -0.05%5日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比33.01ポイント安(-0.05%)の65,446.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.50ポイント高(+0.05%)の19,398.50で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤前日の終値近辺まで回復した。両指数とも前日まで5営業日続伸しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、前日の欧州市場の下落を受け、インド株も売りが先行。ほかに、通貨ルピーが今月も逆風に向かうとの予測がインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3222.95 -0.69%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.40ポイント安(-0.69%)の3222.95ポイントと4日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが高まる流れ。対外関係の悪化や中国景気の回復遅れが懸念されている。欧州連合(EU)の外交トップ、ボレル副委員長が来週予定していた訪中について、中国政府が延期したことが4日分かった。理由は明らかにされていない。足もとでは、半導体分野などを巡り、米国を中心とした西側諸国と中国の間で、摩擦が強まっている。また、取引時間中に公表された6月の財新中国サービス業PMI(民間による)は53.9となり、市場予想(56.2)以上に前月(57.1)から低下。足もとでは、予想を下回る経済指標の発表が相次いでいる。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。人民元安の進行が一服する中、資金流出の警戒感が薄れていることもプラスだ。 <NH> 2023/07/06 10:15 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、通貨レアル安の進行が指数の足かせ *10:06JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、通貨レアル安の進行が指数の足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 119076.37 -0.50%4日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比598.41ポイント安(-0.50%)の119076.37で引けた。日中の取引レンジは118,830.47 - 119,677.86となった。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。また、弱い経済指標も足かせに。6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の47.1から46.6に低下した。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待の高まりなどが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 2808.22 +0.51%4日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.29ポイント高(+0.51%)の2808.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,776.79 - 2,808.22となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。資源セクターの上昇が指数をサポート。また、中国との関係が強化されるとの観測も輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標などが足かせとなった。6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.5から52.6に低下した。【インド】SENSEX指数 65479.05 +0.42%4日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比274.00ポイント高(+0.42%)の65479.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同66.45ポイント高(+0.34%)の19389.00で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米国の追加利上げ懸念の緩和が支援材料。また、株式市場への外資流入が加速していることも引き続き好感された。ほかに、サービス業の輸出拡大などが対象セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3245.35 +0.04%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.37ポイント高(+0.04%)の3245.35ポイントと小幅ながら3日続伸した。人民元安進行の警戒感が薄らぐ流れ。中央銀行の中国人民銀行は4日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向で設定した。4日の外国為替市場は、人民元高・米ドル安方向に振れている。中国国内からの資金流出懸念も薄らいだ。中国経済対策の期待感も支え。国内で軟調な経済指標の発表が続く中、当局は経済の持ち直しをサポートするため、景気刺激策を強めるとの見方が改めて広がった。 <CS> 2023/07/05 10:06 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前週末の好地合いを継ぐ流れ *10:37JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前週末の好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 119672.78 +1.34%3日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1585.78ポイント高(+1.34%)の119672.78で引けた。日中の取引レンジは118092.02 - 119877.04となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の2.18%から2.19%に引き上げられた。また、米国の追加利上げ懸念の緩和も外資の流出懸念をやや後退させた。一方、通貨レアル安の進行などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2793.93 -0.12%3日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.44ポイント安(-0.12%)の2793.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは2790.81 - 2804.93となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が足かせに。6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.5から52.6に低下。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、通貨ルーブル安の進行が一服していることがロシア株を下支えした。【インド】SENSEX指数 65205.05 +0.75%3日のインドSENSEX指数は4営業日続伸。前日比486.49ポイント高(+0.75%)の65205.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.50ポイント高(+0.70%)の19322.55で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米インフレ率の鈍化なども好感された。国内では、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日まで4日連続の買い越しとなった。また、物品・サービス税(GST)の徴収増や株式市場への外資流入が加速していることも支援材料。6月の株式市場への外資流入は10カ月ぶりの高水準を記録したと報告されている。【中国本土】上海総合指数 3243.98 +1.31%週明け3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比41.91ポイント高(+1.31%)の3243.98ポイントと続伸した。2週ぶりの高値水準を回復している。前週末の好地合いを継ぐ流れ。経済の持ち直しをサポートするため、中国当局は景気刺激策を強めるの見方が広がっている。人民元安進行の懸念も和らぐ。中央銀行の中国人民銀行は3日、人民元レートの対米ドル基準値を8営業日ぶりに元安方向で設定した。6月30日開催の人民銀行貨幣政策委員会では、人民元相場の合理的な水準で安定させる方針が確認されている。米中関係の改善期待が高まったこともプラス。ブリンケン米国務長官が先月、訪中したことに続き、イエレン米財務長官も今月6-9日の日程で首都北京を訪問することが正式に決定した。 <NH> 2023/07/04 10:37 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3営業日続伸、国内消費に改善の兆し *10:16JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3営業日続伸、国内消費に改善の兆し 【ブラジル】ボベスパ指数 118087.00 +0.25%30日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比295.65ポイント安(+0.25%)の118087.00で引けた。日中の取引レンジは118087.00 - 119447.25となった。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米インフレ鈍化が好感された。また、失業率の低下など経済指標の改善も支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2797.37 +0.03%30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.96ポイント0.96ポイント(+0.03%)高の2797.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは2779.61 - 2800.12となった。不安定な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、手掛かり材料が少なくて方向感の乏しい展開となった。一方、通貨ルーブル安の進行が輸出大手を下支えした。また、米インフレ鈍化も好感された。【インド】SENSEX指数 64718.56 +1.26%30日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。前日比803.14ポイント高(+1.26%)の64718.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同216.95ポイント高(+1.14%)の19189.05で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで3日連続の買い越しとなった。国内消費に改善の兆しがみられていることや高成長の維持観測なども引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3202.06 +0.62%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.68ポイント高(+0.62%)の3202.06ポイントと3日ぶりに反発した。中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国国務院(内閣に相当)は6月29日の常務会議で、家電など「住居消費」の拡大を図る方針を確認した。住居消費分野は川上・川下産業チェーンのすそ野が大きいとした上で、的を絞った措置によって消費を刺激し、景気回復につなげる考えという。 <NH> 2023/07/03 10:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の支援材料 *09:52JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118382.65 +1.46%29日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1701.33ポイント高(+1.46%)の118382.65で引けた。日中の取引レンジは116,682.51 - 118,622.75となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、利下げ期待の高まりも支援材料となった。金融当局がインフレ目標を3%に据え置くとみられ、利下げ余地が残っていると指摘されている。一方、レアル安の進行などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2796.41 +0.56%29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.49ポイント高(+0.56%)の2796.41ポイントで引けた。日中の取引レンジは2783.53 - 2804.80となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の支援材料となった。また、企業の自社株買い発表も対象銘柄の物色手掛かり。ほかに、原油価格が落ち着いた値動きを示したことが資源セクターの物色材料となった。一方、指数の上値は重い。米長期金利の上昇や米金融引き締めの長期化懸念が指数の上値を抑えた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3182.38 -0.22%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.00ポイント安(-0.22%)の3182.38ポイントと続落した。人民元安の動きが不安視される流れ。足元の外国為替市場で、対米ドルの元安が続いている。国有銀行による買い支え観測を受けて27日には一時元高に振れたものの、翌28日には再びその上昇分を帳消しにする水準まで落ち込んだ。29日も弱含みで推移している。資金流出が警戒される状況だ。また、あす30日に6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が公表されることも気がかり材料として意識されている。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の期待感が相場を支えている。 <CS> 2023/06/30 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、レアル安の進行や米追加の利上げ懸念で *10:33JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、レアル安の進行や米追加の利上げ懸念で 【ブラジル】ボベスパ指数 116681.32 -0.72%28日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比841.55ポイント安(-0.72%)の116681.32で引けた。日中の取引レンジは116559.70 - 117936.71となった。前半は前日の終値近辺でもみ合ったが、後半は売りに押された。レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米追加の利上げ懸念も外資の流出観測を高めた。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2780.92 +0.15%28日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.29ポイント高(+0.15%)の2780.92ポイントで引けた。日中の取引レンジは2766.93 - 2787.52となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。経済指標の改善が支援材料。5月の鉱工業生産の成長率(前年同月比)は7.1%となり、前月の5.2%と予想の5.7%を上回った。また、原油価格の上昇なども好感された。一方、通貨ルーブル安の進行がロシア株の足かせとなった。また、米金融引き締めの長期化懸念も指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 63915.42(+0.79%)28日のインド株式市場は続伸。前日比499.39ポイント高(+0.79%)の63915.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同154.70ポイント高(+0.82%)の18972.10で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。銀行の不良債権比率の低下が好感された。報告によると、銀行の不良債権比率は3.9%まで低下し、10年ぶりの低水準を記録したという。また、高成長の維持観測も支援材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2027年度までのインド経済の平均成長率が6.7%になるとの見方を示した。23年度の成長率について、6.0%になると予測した。ほかに、経常赤字の縮小報告などが好感された。【中国本土】上海総合指数 3189.38 -0.00%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.07ポイント安(-0.00%)の3189.38ポイントと小反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。欧米の金融引き締め長期化や、米国の対中圧力が警戒された。外電は27日、人工知能(AI)用高性能半導体チップの対中輸出を巡り、米バイデン政権が新たな規制を検討しているもよう――などと報じている。もっとも、下値は限定的。中国景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。27日開幕した夏季ダボス会議で中国の李強・首相が演説し、「2023年の5.0%経済成長は実現可能」などと自信を示した。指数は一進一退。全体としては方向感を欠いた。 <NH> 2023/06/29 10:33 注目トピックス 外国株 28日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で続伸、中国EVの上げ目立つ *18:00JST 28日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で続伸、中国EVの上げ目立つ 銘柄名<コード>28日終値⇒前日比サイボウズ<4776> 2346 -11027日に5月の月次動向を発表しているが。アイスタイル<3660> 549 -30信用取組の悪化なども弱材料視か。テスホールディングス<5074> 1100 -33株価急伸後の反動続く形に。KLab<3656> 315 -17安値更新で手仕舞い売り圧力強まる。レオパレス21<8848> 262 -10下値模索の動きが続く格好に。日本郵船<9101> 3188 -35モルガン・スタンレーMUFG証券では業界判断売りを強調。レーザーテック<6920> 21580 +990米SOX指数が大幅上昇となり。エリッツHD<5533> 3000 +50027日に新規上場、寄り付き後は上値追いが続く。YEデジタル<2354> 579 +77第1四半期好決算で上半期業績予想を上方修正。パレモ・HD<2778> 192 +8第1四半期経常増益決算で見直しの動きに。M&A総研<9552> 10850 -3007月12日に1対3の株式分割、東証プライムへの区分変更申請。かっこ<4166> 1063 -2不正アクセス検知サービスがNFTゲームに導入。pluszero<5132> 7220 +30アップセルテクノロジィーズと資本業務提携、営業DX推進AIプロダクト開発。オンコリス<4588> 680 -100そーせいの動きを受けてか連日でバイオ株は弱い動き散見。ウェッジHD<2388> 116 +16タイの持分法適用関連会社の上場廃止事由解消に向けて前進したことを好感。クオリプス<4894> 1612 +300一部TV番組で同社が紹介されたことが材料視されているもよう。フルッタフルッタ<2586> 83 +1引き続き短期資金の関心か。アイデミー<5577> 3155 -450直近IPO、換金売りに押される。ノイルイミューン・バイオテック<4893> 715 -東証グロース市場へ上場、公開価格(740円)を6%下回る695円で初値形成。プロディライト<5580> 2399 -東証グロース市場へ上場、公開価格は1440円。前場段階で初値形成に至らず。 <CS> 2023/06/28 18:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、値ごろ感が着目される流れ *11:08JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、値ごろ感が着目される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 117522.87 -0.61%27日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比720.09ポイント安(-0.61%)の117522.87で引けた。日中の取引レンジは116,561.04 - 119,211.58となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落を受け、資源セクターの石油・ガス大手ペトロブラス(PERT4)などに売りが広がった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正なども引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2776.63 +0.71%27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.50ポイント高(+0.71%)の2776.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,743.07 - 2,785.33となった。売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、原油価格の下落や欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことなどが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 63416.03 +0.71%27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比446.03ポイント高(+0.71%)の63416.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.20ポイント高(+0.68%)の18817.40で取引を終えた。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤は上げ幅を拡大させた。政府が一連の景気対策を検討していることが引き続き支援材料。また、インドが高成長を維持するとの見通しも好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2023年度のインド成長予想を6.0%に据え置いた。向こう3年の成長率について、6.7%まで加速するとの見方を示した。予想通りならアジア新興市場で最速の成長率になる。【中国本土】上海総合指数 3189.44 +1.23%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.82ポイント高(+1.23%)の3189.44ポイントと5日ぶりに反発した。値ごろ感が着目される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとで今年1月4日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国景気の回復遅れが指摘される中、当局の経済対策に対する期待感も高まっている。前日までの軟調地合いを継いで小安くスタートした後、指数は程なくプラスに転じた。また、外国為替市場では、人民元安・米ドル高の動きが一服。資金流出の過度な警戒感も薄らいだ。市場からは、「中国人民銀行(中央銀行)は急ピッチな元の下落を臨んでいない」との声も聞かれている。中国の主要国有銀行が27日、オフショアのスポット市場で米ドル売りを行っているもよう――などと伝えられた。 <NH> 2023/06/28 11:08 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、米金融引き締めの長期化観測が足かせに *10:32JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、米金融引き締めの長期化観測が足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 118242.95 -0.62%26日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比734.15ポイント安(-0.62%)の118242.95で引けた。日中の取引レンジは117490.80-119147.99となった。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米株安が足かせとなり、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りの圧力も強まった。一方、成長予想の上方修正などが好感された。2023年の国内総生産(GDP)成長予想は前回の2.14%から2.18%に上方修正された。23年末時点のインフレ予想は前回の5.12%から5.06%に引き下げられた。【ロシア】MOEX指数 2757.13 -1.36%26日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.93ポイント安(-1.36%)の2757.13ポイントで引けた。日中の取引レンジは2741.33-2784.28となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことが嫌気された。また、EUはこのほど、第11ラウンドの対ロ制裁を承認。また、足元でのインフレ高進や景気の低迷なども引き続き圧迫材料となった。外部環境では、米国の金融引き締めの長期化懸念などが外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 62970.00 -0.02%26日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比9.37ポイント安(-0.02%)の62970.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.70ポイント高(+0.14%)の18691.20で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米金融引き締めの長期化観測が足かせに。ほかに、インフレ率が再び加速するとの懸念なども圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3150.62 -1.48%連休明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比47.28ポイント安(-1.48%)の3150.62ポイントと4日続落した。今年1月4日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。景気不安が投資家心理を冷やす流れ。端午節3連休(22?24日)の中国国内旅行者数は新型コロナウイルス流行前の2019年同期を上回ったものの、同期の旅行支出はコロナ流行前水準に届かず、消費活動が停滞している実態が鮮明化した。足もとでは、5月の中国経済指標が軒並み低迷している。人民元安の進行も懸念材料。中国人民銀行(中央銀行)は26日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3営業日連続で元安に設定した。上海外国市場では人民元安に歯止めがかからず、2022年11月以来の水準で推移している。資金流出の警戒感、本土休場中の香港株安も重しとなった。 <FA> 2023/06/27 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加 *09:17JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加 【ブラジル】ボベスパ指数 118977.10 +0.04%23日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比42.90ポイント高(+0.04%)の118977.10で引けた。日中の取引レンジは118,178.09 - 119,386.09となった。小幅高で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待の高まりが指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。米国が年内に2回の利上げを追加するとの観測が指数の上値を抑えた。また、通貨レアル安の進行も足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2795.06 -0.74%23日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.77ポイント安(-0.74%)の2795.06ポイントで引けた。日中の取引レンジは2767.82 - 2795.06となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことが嫌気された。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。外部環境では、米国が年内2回の利上げを実施するとの観測が外資の流出懸念を高めた。【インド】SENSEX指数 62979.37 -0.41%23日のインドSENSEX指数は続落。前日比259.52ポイント安(-0.41%)の62979.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.75ポイント安(-0.56%)の18665.50で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。利下げ期待の後退が足かせ。降雨不足などで金利水準がしばらく現状に維持されるとみられている。また、米国が年内に2回の利上げを実施するとの観測も嫌気された。【中国本土】休場 <CS> 2023/06/26 09:17 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、米追加利上げ懸念が圧迫材料 *10:36JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、米追加利上げ懸念が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118934.20 -1.23%22日のブラジル株式市場反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1486.05ポイント安(-1.23%)の118934.20で引けた。日中の取引レンジは118018.03 - 120419.87となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日目の上院銀行委での証言で年内2回の追加利上げが適切になる可能性があると繰り返したことが圧迫材料。また、通貨レアル安の進行も足かせとなった。一方、利下げ期待などが引き続き支援材料。なお、ブラジル中央銀行は22日、市場予想通り政策金利を13.75%に据え置いた。【ロシア】MOEX指数 2815.83 -0.12%22日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.47ポイント安(-0.12%)の2815.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは2805.92 - 2820.43となった。軟調な展開が続いた後は終盤前日の終値近辺まで回復した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州市場の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高の進行が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 63238.89 +0.45%22日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比284.26ポイント安(-0.45%)の63238.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.60ポイント安(-0.45%)の18771.25で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。内需の回復遅れなども引き続き警戒された。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を強めた。ほかに、米国が年内の追加利上げの可能性が高まっていることなどが外資の流出懸念を強めた。国内金利見通しは不透明だが、効率的な経済政策への期待は残されているようだ。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の値下がりが目立ったが、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はしっかりとした値動きとなった。【中国本土】休場 <NH> 2023/06/23 10:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 21日の上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ *09:28JST 概況からBRICsを知ろう 21日の上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120420.26 +0.67%21日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比797.86ポイント高(+0.67%)の120420.26で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では46が上昇、39が下落、変わらずは1。米追加利上げ観測は後退していないが、持続的な経済成長への期待で過半数の銘柄が上昇。ナチュラ・アンド・コー・ホールディング(NTCO3)の上昇が目立った。【ロシア】MOEX指数 2819.30 +0.56%21日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.61ポイント高(+0.56%)の2819.30で引けた。日中の取引レンジは、2794.68-2821.88。原油先物の値上りやブラジル、インド株式が底堅い動きを見せたことが好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 63523.15 +0.31%21日のインド株式市場は小幅高。前日比195.45ポイント高(+0.31%)の63523.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比40.15ポイント高(+0.21%)の18856.85で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、14が上昇、16が下落、変わらずは0。国内金利見通しは不透明だが、効率的な経済政策への期待は残されているようだ。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の値下がりが目立ったが、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はしっかりとした値動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3197.90 -1.31%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.46ポイント安(-1.31%)の3197.90ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が改めて意識されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日、実質的な政策金利となる「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げたが、市場からは「景気を押し上げるには物足りない」との声も聞かれた。証券ブローカー各社が中国の経済成長見通しを相次ぎ引き下げていることもあり、景気の持ち直しには時間がかかるとの不安が広がっている。人民元安の進行も懸念材料。足元の外国為替市場で、人民元の対米ドル相場が軟調に推移し、21日はオフショア(CNH)相場で一時、1米ドル=7.2人民元台に乗せた(昨年11月29日以来、7カ月ぶりの元安水準)。中国本土からの資金流出が警戒されている。ほか、本土市場が端午節の祝日で、22日-23日が休場となることも買い手控え要因となった。 <CS> 2023/06/22 09:28

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