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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は12日続伸、上値重い展開
配信日時:2025/11/07 10:14
配信元:FISCO
*10:14JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は12日続伸、上値重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 153338.63 +0.03%
6日のブラジル株式市場は12日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比44.19ポイント高(+0.03%)の153338.63で引けた。日中の取引レンジは153,235.00-154,352.30となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。米中貿易摩擦の緩和が引き続き好感された。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、米景気や米金融政策の先行き不透明感なども圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2542.70 -0.15%
6日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.92ポイント安(-0.15%)の2542.70となった。日中の取引レンジは2,532.02-2,560.25となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも継続した。ほかに、米国の金融政策の不透明感などが外資の流出懸念を強めた。半面、米中貿易摩擦の緩和などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 83311.01 -0.18%
6日のインド株式市場は弱含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比148.14ポイント安(-0.18%)の83311.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同87.95ポイント安(-0.34%)の25509.70で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせ。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、地方の経済発展の財政資金、公務員給与や年金など固定経費の増加で減少しているとの報告もマイナス材料となった。
【中国】上海総合指数 4007.76 +0.97%
6日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比38.51ポイント高(+0.97%)の4007.76ポイントで引けた。
産業支援策や規制緩和が特に成長分野を押し上げるとの期待は広がった。政府が半導体や人工知能(AI)関連で自国製素材の優先使用を指導したことも、ハイテクセクターに買いを誘引した。また、米側において対中関税引き下げの大統領令に署名したとの報道が出たことで、米中貿易リスクの後退が好感され、海外マクロの安心感も市場を支えた。これらの流れが相乗し、半導体などテクノロジー関連などが相場を牽引した。
半面、弱い経済指標が指数の上値を抑えた。10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIの民間統計はそろって前月を下回った。ハイテクを中心に上昇セクターが目立ったものの、景気敏感セクターの重荷も依然として懸念要因として残る。一進一退の要素ながら、支援策期待と外部環境改善が本日の相場を押し上げた。
<AK>
6日のブラジル株式市場は12日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比44.19ポイント高(+0.03%)の153338.63で引けた。日中の取引レンジは153,235.00-154,352.30となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。米中貿易摩擦の緩和が引き続き好感された。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、米景気や米金融政策の先行き不透明感なども圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2542.70 -0.15%
6日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.92ポイント安(-0.15%)の2542.70となった。日中の取引レンジは2,532.02-2,560.25となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも継続した。ほかに、米国の金融政策の不透明感などが外資の流出懸念を強めた。半面、米中貿易摩擦の緩和などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 83311.01 -0.18%
6日のインド株式市場は弱含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比148.14ポイント安(-0.18%)の83311.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同87.95ポイント安(-0.34%)の25509.70で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせ。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、地方の経済発展の財政資金、公務員給与や年金など固定経費の増加で減少しているとの報告もマイナス材料となった。
【中国】上海総合指数 4007.76 +0.97%
6日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前日比38.51ポイント高(+0.97%)の4007.76ポイントで引けた。
産業支援策や規制緩和が特に成長分野を押し上げるとの期待は広がった。政府が半導体や人工知能(AI)関連で自国製素材の優先使用を指導したことも、ハイテクセクターに買いを誘引した。また、米側において対中関税引き下げの大統領令に署名したとの報道が出たことで、米中貿易リスクの後退が好感され、海外マクロの安心感も市場を支えた。これらの流れが相乗し、半導体などテクノロジー関連などが相場を牽引した。
半面、弱い経済指標が指数の上値を抑えた。10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIの民間統計はそろって前月を下回った。ハイテクを中心に上昇セクターが目立ったものの、景気敏感セクターの重荷も依然として懸念要因として残る。一進一退の要素ながら、支援策期待と外部環境改善が本日の相場を押し上げた。
<AK>
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