注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前週末の好地合いを継ぐ流れ *10:37JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前週末の好地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 119672.78 +1.34%3日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1585.78ポイント高(+1.34%)の119672.78で引けた。日中の取引レンジは118092.02 - 119877.04となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の2.18%から2.19%に引き上げられた。また、米国の追加利上げ懸念の緩和も外資の流出懸念をやや後退させた。一方、通貨レアル安の進行などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2793.93 -0.12%3日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.44ポイント安(-0.12%)の2793.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは2790.81 - 2804.93となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。弱い経済指標が足かせに。6月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.5から52.6に低下。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、通貨ルーブル安の進行が一服していることがロシア株を下支えした。【インド】SENSEX指数 65205.05 +0.75%3日のインドSENSEX指数は4営業日続伸。前日比486.49ポイント高(+0.75%)の65205.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.50ポイント高(+0.70%)の19322.55で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米インフレ率の鈍化なども好感された。国内では、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日まで4日連続の買い越しとなった。また、物品・サービス税(GST)の徴収増や株式市場への外資流入が加速していることも支援材料。6月の株式市場への外資流入は10カ月ぶりの高水準を記録したと報告されている。【中国本土】上海総合指数 3243.98 +1.31%週明け3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比41.91ポイント高(+1.31%)の3243.98ポイントと続伸した。2週ぶりの高値水準を回復している。前週末の好地合いを継ぐ流れ。経済の持ち直しをサポートするため、中国当局は景気刺激策を強めるの見方が広がっている。人民元安進行の懸念も和らぐ。中央銀行の中国人民銀行は3日、人民元レートの対米ドル基準値を8営業日ぶりに元安方向で設定した。6月30日開催の人民銀行貨幣政策委員会では、人民元相場の合理的な水準で安定させる方針が確認されている。米中関係の改善期待が高まったこともプラス。ブリンケン米国務長官が先月、訪中したことに続き、イエレン米財務長官も今月6-9日の日程で首都北京を訪問することが正式に決定した。 <NH> 2023/07/04 10:37 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3営業日続伸、国内消費に改善の兆し *10:16JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3営業日続伸、国内消費に改善の兆し 【ブラジル】ボベスパ指数 118087.00 +0.25%30日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比295.65ポイント安(+0.25%)の118087.00で引けた。日中の取引レンジは118087.00 - 119447.25となった。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米インフレ鈍化が好感された。また、失業率の低下など経済指標の改善も支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2797.37 +0.03%30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.96ポイント0.96ポイント(+0.03%)高の2797.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは2779.61 - 2800.12となった。不安定な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、手掛かり材料が少なくて方向感の乏しい展開となった。一方、通貨ルーブル安の進行が輸出大手を下支えした。また、米インフレ鈍化も好感された。【インド】SENSEX指数 64718.56 +1.26%30日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。前日比803.14ポイント高(+1.26%)の64718.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同216.95ポイント高(+1.14%)の19189.05で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで3日連続の買い越しとなった。国内消費に改善の兆しがみられていることや高成長の維持観測なども引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3202.06 +0.62%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.68ポイント高(+0.62%)の3202.06ポイントと3日ぶりに反発した。中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国国務院(内閣に相当)は6月29日の常務会議で、家電など「住居消費」の拡大を図る方針を確認した。住居消費分野は川上・川下産業チェーンのすそ野が大きいとした上で、的を絞った措置によって消費を刺激し、景気回復につなげる考えという。 <NH> 2023/07/03 10:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の支援材料 *09:52JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118382.65 +1.46%29日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1701.33ポイント高(+1.46%)の118382.65で引けた。日中の取引レンジは116,682.51 - 118,622.75となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、利下げ期待の高まりも支援材料となった。金融当局がインフレ目標を3%に据え置くとみられ、利下げ余地が残っていると指摘されている。一方、レアル安の進行などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2796.41 +0.56%29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.49ポイント高(+0.56%)の2796.41ポイントで引けた。日中の取引レンジは2783.53 - 2804.80となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の支援材料となった。また、企業の自社株買い発表も対象銘柄の物色手掛かり。ほかに、原油価格が落ち着いた値動きを示したことが資源セクターの物色材料となった。一方、指数の上値は重い。米長期金利の上昇や米金融引き締めの長期化懸念が指数の上値を抑えた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3182.38 -0.22%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.00ポイント安(-0.22%)の3182.38ポイントと続落した。人民元安の動きが不安視される流れ。足元の外国為替市場で、対米ドルの元安が続いている。国有銀行による買い支え観測を受けて27日には一時元高に振れたものの、翌28日には再びその上昇分を帳消しにする水準まで落ち込んだ。29日も弱含みで推移している。資金流出が警戒される状況だ。また、あす30日に6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が公表されることも気がかり材料として意識されている。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の期待感が相場を支えている。 <CS> 2023/06/30 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、レアル安の進行や米追加の利上げ懸念で *10:33JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、レアル安の進行や米追加の利上げ懸念で 【ブラジル】ボベスパ指数 116681.32 -0.72%28日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比841.55ポイント安(-0.72%)の116681.32で引けた。日中の取引レンジは116559.70 - 117936.71となった。前半は前日の終値近辺でもみ合ったが、後半は売りに押された。レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米追加の利上げ懸念も外資の流出観測を高めた。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2780.92 +0.15%28日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.29ポイント高(+0.15%)の2780.92ポイントで引けた。日中の取引レンジは2766.93 - 2787.52となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。経済指標の改善が支援材料。5月の鉱工業生産の成長率(前年同月比)は7.1%となり、前月の5.2%と予想の5.7%を上回った。また、原油価格の上昇なども好感された。一方、通貨ルーブル安の進行がロシア株の足かせとなった。また、米金融引き締めの長期化懸念も指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 63915.42(+0.79%)28日のインド株式市場は続伸。前日比499.39ポイント高(+0.79%)の63915.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同154.70ポイント高(+0.82%)の18972.10で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。銀行の不良債権比率の低下が好感された。報告によると、銀行の不良債権比率は3.9%まで低下し、10年ぶりの低水準を記録したという。また、高成長の維持観測も支援材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2027年度までのインド経済の平均成長率が6.7%になるとの見方を示した。23年度の成長率について、6.0%になると予測した。ほかに、経常赤字の縮小報告などが好感された。【中国本土】上海総合指数 3189.38 -0.00%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.07ポイント安(-0.00%)の3189.38ポイントと小反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。欧米の金融引き締め長期化や、米国の対中圧力が警戒された。外電は27日、人工知能(AI)用高性能半導体チップの対中輸出を巡り、米バイデン政権が新たな規制を検討しているもよう――などと報じている。もっとも、下値は限定的。中国景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。27日開幕した夏季ダボス会議で中国の李強・首相が演説し、「2023年の5.0%経済成長は実現可能」などと自信を示した。指数は一進一退。全体としては方向感を欠いた。 <NH> 2023/06/29 10:33 注目トピックス 外国株 28日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で続伸、中国EVの上げ目立つ *18:00JST 28日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で続伸、中国EVの上げ目立つ 銘柄名<コード>28日終値⇒前日比サイボウズ<4776> 2346 -11027日に5月の月次動向を発表しているが。アイスタイル<3660> 549 -30信用取組の悪化なども弱材料視か。テスホールディングス<5074> 1100 -33株価急伸後の反動続く形に。KLab<3656> 315 -17安値更新で手仕舞い売り圧力強まる。レオパレス21<8848> 262 -10下値模索の動きが続く格好に。日本郵船<9101> 3188 -35モルガン・スタンレーMUFG証券では業界判断売りを強調。レーザーテック<6920> 21580 +990米SOX指数が大幅上昇となり。エリッツHD<5533> 3000 +50027日に新規上場、寄り付き後は上値追いが続く。YEデジタル<2354> 579 +77第1四半期好決算で上半期業績予想を上方修正。パレモ・HD<2778> 192 +8第1四半期経常増益決算で見直しの動きに。M&A総研<9552> 10850 -3007月12日に1対3の株式分割、東証プライムへの区分変更申請。かっこ<4166> 1063 -2不正アクセス検知サービスがNFTゲームに導入。pluszero<5132> 7220 +30アップセルテクノロジィーズと資本業務提携、営業DX推進AIプロダクト開発。オンコリス<4588> 680 -100そーせいの動きを受けてか連日でバイオ株は弱い動き散見。ウェッジHD<2388> 116 +16タイの持分法適用関連会社の上場廃止事由解消に向けて前進したことを好感。クオリプス<4894> 1612 +300一部TV番組で同社が紹介されたことが材料視されているもよう。フルッタフルッタ<2586> 83 +1引き続き短期資金の関心か。アイデミー<5577> 3155 -450直近IPO、換金売りに押される。ノイルイミューン・バイオテック<4893> 715 -東証グロース市場へ上場、公開価格(740円)を6%下回る695円で初値形成。プロディライト<5580> 2399 -東証グロース市場へ上場、公開価格は1440円。前場段階で初値形成に至らず。 <CS> 2023/06/28 18:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、値ごろ感が着目される流れ *11:08JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、値ごろ感が着目される流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 117522.87 -0.61%27日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比720.09ポイント安(-0.61%)の117522.87で引けた。日中の取引レンジは116,561.04 - 119,211.58となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落を受け、資源セクターの石油・ガス大手ペトロブラス(PERT4)などに売りが広がった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正なども引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2776.63 +0.71%27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.50ポイント高(+0.71%)の2776.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,743.07 - 2,785.33となった。売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、原油価格の下落や欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことなどが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 63416.03 +0.71%27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比446.03ポイント高(+0.71%)の63416.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.20ポイント高(+0.68%)の18817.40で取引を終えた。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみあったが、終盤は上げ幅を拡大させた。政府が一連の景気対策を検討していることが引き続き支援材料。また、インドが高成長を維持するとの見通しも好感された。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2023年度のインド成長予想を6.0%に据え置いた。向こう3年の成長率について、6.7%まで加速するとの見方を示した。予想通りならアジア新興市場で最速の成長率になる。【中国本土】上海総合指数 3189.44 +1.23%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.82ポイント高(+1.23%)の3189.44ポイントと5日ぶりに反発した。値ごろ感が着目される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとで今年1月4日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国景気の回復遅れが指摘される中、当局の経済対策に対する期待感も高まっている。前日までの軟調地合いを継いで小安くスタートした後、指数は程なくプラスに転じた。また、外国為替市場では、人民元安・米ドル高の動きが一服。資金流出の過度な警戒感も薄らいだ。市場からは、「中国人民銀行(中央銀行)は急ピッチな元の下落を臨んでいない」との声も聞かれている。中国の主要国有銀行が27日、オフショアのスポット市場で米ドル売りを行っているもよう――などと伝えられた。 <NH> 2023/06/28 11:08 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、米金融引き締めの長期化観測が足かせに *10:32JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、米金融引き締めの長期化観測が足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 118242.95 -0.62%26日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比734.15ポイント安(-0.62%)の118242.95で引けた。日中の取引レンジは117490.80-119147.99となった。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米株安が足かせとなり、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りの圧力も強まった。一方、成長予想の上方修正などが好感された。2023年の国内総生産(GDP)成長予想は前回の2.14%から2.18%に上方修正された。23年末時点のインフレ予想は前回の5.12%から5.06%に引き下げられた。【ロシア】MOEX指数 2757.13 -1.36%26日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.93ポイント安(-1.36%)の2757.13ポイントで引けた。日中の取引レンジは2741.33-2784.28となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことが嫌気された。また、EUはこのほど、第11ラウンドの対ロ制裁を承認。また、足元でのインフレ高進や景気の低迷なども引き続き圧迫材料となった。外部環境では、米国の金融引き締めの長期化懸念などが外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 62970.00 -0.02%26日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比9.37ポイント安(-0.02%)の62970.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.70ポイント高(+0.14%)の18691.20で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米金融引き締めの長期化観測が足かせに。ほかに、インフレ率が再び加速するとの懸念なども圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3150.62 -1.48%連休明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比47.28ポイント安(-1.48%)の3150.62ポイントと4日続落した。今年1月4日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。景気不安が投資家心理を冷やす流れ。端午節3連休(22?24日)の中国国内旅行者数は新型コロナウイルス流行前の2019年同期を上回ったものの、同期の旅行支出はコロナ流行前水準に届かず、消費活動が停滞している実態が鮮明化した。足もとでは、5月の中国経済指標が軒並み低迷している。人民元安の進行も懸念材料。中国人民銀行(中央銀行)は26日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3営業日連続で元安に設定した。上海外国市場では人民元安に歯止めがかからず、2022年11月以来の水準で推移している。資金流出の警戒感、本土休場中の香港株安も重しとなった。 <FA> 2023/06/27 10:32 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加 *09:17JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加 【ブラジル】ボベスパ指数 118977.10 +0.04%23日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比42.90ポイント高(+0.04%)の118977.10で引けた。日中の取引レンジは118,178.09 - 119,386.09となった。小幅高で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待の高まりが指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。米国が年内に2回の利上げを追加するとの観測が指数の上値を抑えた。また、通貨レアル安の進行も足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2795.06 -0.74%23日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.77ポイント安(-0.74%)の2795.06ポイントで引けた。日中の取引レンジは2767.82 - 2795.06となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことが嫌気された。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。外部環境では、米国が年内2回の利上げを実施するとの観測が外資の流出懸念を高めた。【インド】SENSEX指数 62979.37 -0.41%23日のインドSENSEX指数は続落。前日比259.52ポイント安(-0.41%)の62979.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.75ポイント安(-0.56%)の18665.50で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。利下げ期待の後退が足かせ。降雨不足などで金利水準がしばらく現状に維持されるとみられている。また、米国が年内に2回の利上げを実施するとの観測も嫌気された。【中国本土】休場 <CS> 2023/06/26 09:17 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、米追加利上げ懸念が圧迫材料 *10:36JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、米追加利上げ懸念が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 118934.20 -1.23%22日のブラジル株式市場反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1486.05ポイント安(-1.23%)の118934.20で引けた。日中の取引レンジは118018.03 - 120419.87となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日目の上院銀行委での証言で年内2回の追加利上げが適切になる可能性があると繰り返したことが圧迫材料。また、通貨レアル安の進行も足かせとなった。一方、利下げ期待などが引き続き支援材料。なお、ブラジル中央銀行は22日、市場予想通り政策金利を13.75%に据え置いた。【ロシア】MOEX指数 2815.83 -0.12%22日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.47ポイント安(-0.12%)の2815.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは2805.92 - 2820.43となった。軟調な展開が続いた後は終盤前日の終値近辺まで回復した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州市場の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高の進行が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 63238.89 +0.45%22日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比284.26ポイント安(-0.45%)の63238.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.60ポイント安(-0.45%)の18771.25で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。内需の回復遅れなども引き続き警戒された。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を強めた。ほかに、米国が年内の追加利上げの可能性が高まっていることなどが外資の流出懸念を強めた。国内金利見通しは不透明だが、効率的な経済政策への期待は残されているようだ。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の値下がりが目立ったが、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はしっかりとした値動きとなった。【中国本土】休場 <NH> 2023/06/23 10:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 21日の上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ *09:28JST 概況からBRICsを知ろう 21日の上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 120420.26 +0.67%21日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比797.86ポイント高(+0.67%)の120420.26で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では46が上昇、39が下落、変わらずは1。米追加利上げ観測は後退していないが、持続的な経済成長への期待で過半数の銘柄が上昇。ナチュラ・アンド・コー・ホールディング(NTCO3)の上昇が目立った。【ロシア】MOEX指数 2819.30 +0.56%21日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.61ポイント高(+0.56%)の2819.30で引けた。日中の取引レンジは、2794.68-2821.88。原油先物の値上りやブラジル、インド株式が底堅い動きを見せたことが好感されたようだ。【インド】SENSEX指数 63523.15 +0.31%21日のインド株式市場は小幅高。前日比195.45ポイント高(+0.31%)の63523.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比40.15ポイント高(+0.21%)の18856.85で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、14が上昇、16が下落、変わらずは0。国内金利見通しは不透明だが、効率的な経済政策への期待は残されているようだ。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の値下がりが目立ったが、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はしっかりとした値動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3197.90 -1.31%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.46ポイント安(-1.31%)の3197.90ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が改めて意識されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日、実質的な政策金利となる「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げたが、市場からは「景気を押し上げるには物足りない」との声も聞かれた。証券ブローカー各社が中国の経済成長見通しを相次ぎ引き下げていることもあり、景気の持ち直しには時間がかかるとの不安が広がっている。人民元安の進行も懸念材料。足元の外国為替市場で、人民元の対米ドル相場が軟調に推移し、21日はオフショア(CNH)相場で一時、1米ドル=7.2人民元台に乗せた(昨年11月29日以来、7カ月ぶりの元安水準)。中国本土からの資金流出が警戒されている。ほか、本土市場が端午節の祝日で、22日-23日が休場となることも買い手控え要因となった。 <CS> 2023/06/22 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、米印間貿易の拡大期待を高めた *09:54JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、米印間貿易の拡大期待を高めた 【ブラジル】ボベスパ指数 119622.40 -0.20%20日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比235.36ポイント安(-0.20%)の119622.40で引けた。日中の取引レンジは118415.66-119857.76となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株安を受け、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待や成長予想の上方修正などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2803.69 -0.40%20日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.38ポイント安(-0.40%)の2803.69ポイントで引けた。日中の取引レンジは2778.00‐2814.72となった。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、欧米市場の下落もロシア株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル安の進行などが輸出大手の物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 63327.70 +0.25%20日のインドSENSEX指数は小反発。前日比159.40ポイント高(+0.25%)の63327.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.25ポイント高(+0.33%)の18816.70で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。モディ首相がきのう20日から米国を訪問することで米印間貿易の拡大期待を高めた。また、政策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3240.37 -0.47%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.44ポイント安(-0.47%)の3240.37ポイントと続落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国景気の先行き不安、人民元安の再進行などを不安視した。中国人民銀行(中央銀行)は20日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元安設定。上海外国市場では人民元安・米ドル高が急速に進み、昨年11月以来の水準で推移している。資金流出も警戒された。金融緩和期待もやや後退。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」について、5年物LPRを4.30→4.20%、1年物LPRを3.65→3.55%に引き下げると発表したが、市場では、不動産ローンなど中長期融資の基準となる5年物LPRは4.15%にまで低下するとの観測も流れていた。もっとも、下値は限定的。「中国当局は景気刺激策の拡大に舵を切った」との見方は根強く、財政政策などに対する期待は依然続いている。 <CS> 2023/06/21 09:54 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸も上値の重い展開 *10:24JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸も上値の重い展開 【ブラジル】ボベスパ指数 119857.76 +0.93%19日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1099.34ポイント高(+0.93%)の119857.76で引けた。日中の取引レンジは118557.81-119939.00となった。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の1.84%から2.14%に上方修正された。また、2023年末時点の拡大消費者物価指数(IPCA)予想も前回の5.42%から5.12%に引き下げられた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2815.07 +0.51%19日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.28ポイント高(+0.51%)の2815.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは2783.69‐2816.57となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポートした。また、通貨ルーブル安の進行も輸出大手の物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 63168.30 -0.34%19日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比216.28ポイント安(-0.34%)の63168.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.55ポイント安(-0.37%)の18755.45で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。モンスーン(雨季)到着の遅れが警戒された。報告によると、全国平均で37%の降雨不足で穀物の収穫に悪影響を与える恐れがあるという。また、二輪車の販売減や生産連動型インセンティブ(PLI)スキームの審査が厳格になるとの報道も対象セクターの圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3255.81 -0.54%週明け19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比17.53ポイント安(-0.54%)の3255.81ポイントと3日ぶりに反落した。国内景気の先行き不安がくすぶる。5月の経済指標が総じて弱い内容となるなか、証券ブローカー各社が中国の2023年経済成長見通しをそろって引き下げた。売り圧力も意識される。上海総合指数は先週、5月22日以来、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。他方、中国国務院(内閣に相当)は16日の常務会議で、経済の持続的な回復に向け、より有効な措置を講じる方針を確認。経済対策に対する期待感は高まるものの、具体的な内容を見極めたいとするムードも広がっている。 <NH> 2023/06/20 10:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 *10:16JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 118758.40 -0.39%16日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比462.60ポイント安(-0.39%)の118758.40で引けた。日中の取引レンジは118487.30-119554.92となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。堅調な経済指標などが支援材料となった。4月の経済活動指数は前年同月比で3.31%上昇し、予想の2.70%を上回った。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2800.79 +0.02%16日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.62ポイント高(+0.02%)の2800.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは2783.71-2813.74となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。原油価格の上昇が支援セクターの支援材料。また、国内総生産(GDP)の上振れも好感された。1-3月期のGDP成長率はマイナス1.8%となり、前期と予想のマイナス1.9%を上回った。一方、指数の上値は重い。欧米が対ロ制裁を緩めない姿勢を示していることが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 63384.58 +0.74%16日のインドSENSEX指数は反発。前日比466.95ポイント高(+0.74%)の63384.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同137.90ポイント高(+0.74%)の18826.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利上げサイクルが終了に近いとの観測が外資の流出懸念を後退させた。また、中国当局の金融緩和スタンスなども支援材料。国内では、政府が一連の景気対策を講じていることなどが対象セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3273.33 +0.63%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.36ポイント高(+0.63%)の3273.33ポイントと続伸した。5月22日以来、約1カ月ぶりの高値水準に達している。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の金融緩和スタンスが引き続き材料視されている。15日公表された今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利については、10カ月ぶりに引き下げ。20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げ観測が浮上している。また、中国政府が景気刺激に向け、大規模なインフラ投資や住宅購入規制の緩和を検討しているもよう――などとする消息筋情報が伝わったこともプラスだ。 <NH> 2023/06/19 10:16 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、利益確定売りが優勢 *10:02JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 119221.00 +0.13%15日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比152.23ポイント高(+0.13%)の119221.00で引けた。日中の取引レンジは118692.80 - 119686.12となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利上げサイクルの終息観測が外資の流出懸念を後退させた。また、中国当局が金融緩和スタンスを強めていることも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。4月の経済活動などが翌16日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。【ロシア】MOEX指数 2800.17 +1.27%15日のロシア株式市場は上昇。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比34.99ポイント高(+1.27%)の2800.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは2764.89 - 2809.42となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。当局が国営企業の民営化推進を加速させる方針を示したことが好感された。また、米利上げサイクルの終息に近いとの観測も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 62917.63 -0.49%15日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比310.88ポイント安(-0.49%)の62917.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同67.80ポイント安(-0.36%)の18688.10で取引を終えた。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、弱い貿易統計も圧迫材料。5月の輸出入はそろってマイナス成長を継続。貿易赤字も予想以上に拡大した。【中国本土】上海総合指数 3252.98 +0.74%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.99ポイント高(+0.74%)の3252.98ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。朝方公表された今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利については、10カ月ぶりに引き下げられた。20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げ観測が流れている。 <CS> 2023/06/16 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、底堅い動きを保つ *10:47JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、底堅い動きを保つ 【ブラジル】ボベスパ指数 119068.77 +1.99%14日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2326.06ポイント高(+1.99%)の119068.77で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では74が上昇、12が下落、変わらずは0。米金利据え置きは予想通りだったが、外部環境の改善が期待されており、買いが優勢となった。【ロシア】MOEX指数 2757.28 +0.29%14日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比7.90ポイント高(+0.29%)の2765.18で引けた。日中の取引レンジは、2758.35-2786.06。原油先物はさえない動きとなったが、押し目買い興味も残されており、株価指数は底堅い動きを保っている。【インド】SENSEX指数 63228.51 +0.14%14日のインド株式市場は強含み。前日比85.35ポイント高(+0.14%)の63228.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比39.75ポイント高(+0.21%)の18755.90で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、17が上昇、13が下落、変わらずは0。米金融政策の行方を見極める必要はあるものの、外部環境改善への期待で過半数の銘柄が上昇。タタ・スチール(TATA)などが主に上昇。【中国本土】上海総合指数 3228.99 -0.14%14日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比4.68ポイント安(-0.14%)の3228.99ポイントと反落した。人民元安基調が重しとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)は14日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元安設定した。外国為替市場では人民元安・米ドル高に歯止めがかからず、昨年11月初来の元安水準で推移している。また、14日(日本時間15日未明)に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、15日に5月の中国経済指標がまとめて公表される(小売売上高や鉱工業生産など)ことも買い手控え要因として意識された。 <NH> 2023/06/15 10:47 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、ブラジル石油公社(PETR4)などの下げが目立った *09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、ブラジル石油公社(PETR4)などの下げが目立った 【ブラジル】ボベスパ指数 116742.71 -0.51%13日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比593.63ポイント安(-0.51%)の116742.71で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では19が上昇、67が下落、変わらずは0。WTI原油先物は反発したが、ブラジル石油公社(PETR4)などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2757.28 +1.82%13日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比49.24ポイント高(+1.82%)の2757.28で引けた。日中の取引レンジは、2715.15-2757.28。原油先物の反発が意識されたようだが、押し目買い興味も残されており、株価指数は強い動きを見せた。【インド】SENSEX指数 63143.16 +0.67%13日のインド株式市場は強含み。前日比418.45ポイント高(+0.67%)の63143.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比0.62%(114.65ポイント)高の18716.15で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、20が上昇、10が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが入ったようだ。アジアンペインツ(APNT)などが強い動きを見せた。【中国本土】上海総合指数 3233.67 +0.15%13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比4.84ポイント高(+0.15%)の3233.67ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は13日、公開市場操作(オペ)で7日物リバースレポを実施し、総額20億人民元(約390億円)を市場に供給。オペ金利は2.00→1.90%に引き下げた。また、今週15日に公表される今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利に関しても、引き下げ観測が流れている。また、一部外電は13日、「中国は景気浮揚のため、幅広い刺激策を検討していると複数関係者が明らかにした」などと報じた。ただ、上値は重い。人民元安の進行が不安視されたほか、週内に公表される5月の経済指標(15日に小売売上高や鉱工業生産など。15日までに金融統計)を見極めたいとするスタンスも広がっている。指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2023/06/14 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、人民元安進行の警戒感が再燃する流れ *10:10JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、人民元安進行の警戒感が再燃する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 117336.34 0.27%12日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比316.86ポイント高(+0.27%)の117336.34で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では50が上昇、36が下落、変わらずは0。ブラスケム(BRKM5)などの上げが目立った。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 62724.71 +0.16%12日のインドSENSEX指数は強含み。前日比99.08ポイント高(+0.16%)の62724.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比38.10ポイント高(+0.21%)の18601.50で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、18が上昇、12が下落、変わらずは0。外部環境の悪化に対する警戒感は低下しており、過半数の銘柄が上昇した。HCLテクノロジー(HCLT)などの上昇が目立った。一方、パワー・グリッド・オブ・インディア(PWGR)はさえない動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3228.83 -0.08%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.57ポイント安(-0.08%)の3228.83ポイントと4日ぶりに小反落した。人民元安進行の警戒感が再燃する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は12日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向へと設定した。12日の外国為替市場では人民元安・米ドル高が進み、年初来の元安水準で推移している。また、今週は、5月の中国経済指標がまとめて公表されることも気がかり材料として意識された(15日に小売売上高や鉱工業生産など。15日までに金融統計)。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が強まる中、指数は小高く推移する場面もみられている。政府系メディアの証券日報は12日、中信証券エコノミストの分析を引用して「中国人民銀行(中央銀行)は今後数カ月内に利下げを実施する公算が高い。早ければ今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利が引き下げられる」などと報じた。MLF金利は今週15日に発表される。 <NH> 2023/06/13 10:10 注目トピックス 外国株 13日の香港市場の見通し:米中経済イベントの見極めで上値の重い展開か *09:24JST 13日の香港市場の見通し:米中経済イベントの見極めで上値の重い展開か 13日の香港市場は、米中経済イベントの見極めで上値の重い展開か。外部環境は安定的。12日の米株市場は、前週の好地合いを継ぎ、主要指標のNYダウが前営業日比0.6%高と5日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数も1.5%高と3日続伸した。ナスダック指数は昨年4月以来、約1年2カ月ぶりの高値水準に達している。利上げ見送りの期待感が引き続き相場の支えとなった。13~14日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きが確実視されている。また、13日に公表される5月の米消費者物価指数(CPI)については、4月実績から減速するとの予測がコンセンサスだ。ほか、ニューヨーク連銀が12日発表した最新の消費者調査では、1年先のインフレ期待が4.1%に低下し(前回調査は4.4%)、2021年5月以来の低い水準となっている。他方、米中関係の悪化懸念はくすぶる状況。米商務省は12日、「エンティティーリスト(輸出を規制する外国企業リスト)」を更新し、航空関連など中国の31企業・団体を追加した。一方、中国国内では、経済対策の期待感が高まっている。政府系メディアの証券日報は12日、中信証券エコノミストの分析を引用して「中国人民銀行(中央銀行)は今後数カ月内に利下げを実施する公算が高い。今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利が引き下げられる可能性がある」などと報じた。MLF金利は今週15日に発表される。そのほか、今週は5月の中国経済指標もまとめて公表される予定だ(15日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計)。こうした中、本日の香港市場は全体として上値の重い展開か。米国の利上げ見送りや中国の経済対策に対する期待感は支えとなりそうだが、米中経済イベントの結果を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせそうだ。また、米中関係の悪化懸念がくすぶっていることも不安材料となろう。 <CS> 2023/06/13 09:24 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、利下げの先送りが足かせ *09:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、利下げの先送りが足かせ 【ブラジル】ボベスパ指数 117019.48 +1.33%9日のブラジル株式市場は6営業日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1531.32ポイント高(+1.33%)の117019.48で引けた。日中の取引レンジは115488.91 - 117602.97となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが継続。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。ほかに、利下げ期待の高まりや経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2708.04 -0.06%9日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.65ポイント)安(-0.06%)の2708.04ポイントで引けた。日中の取引レンジは2705.24 - 2721.84となった。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源銘柄の売り手掛かり。また、新たな好材料が欠けているなか、利益確定売りも広がった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下など外部環境の改善が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 62625.63 -0.35%9日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比223.01ポイント安(-0.35%)の62625.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.15ポイント安(-0.38%)の18563.40で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をやや拡大させた。利下げの先送りが足かせになった。インド準備銀行(中央銀行)はきのう8日、政策金利を6.5%に据え置くと発表した。また、国内消費の伸び鈍化懸念なども引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3231.41 +0.55%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.82ポイント高(+0.55%)の3231.41ポイントと3日続伸した。中国経済対策の期待感が持続する流れ。「中国景気を下支えするため、当局は金融緩和や産業支援を進める」との観測が高まっている。直近では中国商務部が8日、自動車製品の全国販促活動を6-12月に実施すると発表。幅広い活動を100都市余りで実施すると説明した。米金利低下も好感されている。昨夜の米債券市場では、米金融引き締めの長期化観測が薄らぎ、10年債利回りが低下に転じた。ただ、上値は重い。朝方公表された5月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.2%となり市場予想と一致したものの、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)はマイナス4.6%となり、下落率は市場予想(マイナス4.3%)を上回っている。国内経済の持ち直しが遅れると危惧され、指数は安く推移する場面もみられた。 <CS> 2023/06/12 09:52 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、堅調な企業の決算内容が好感 *09:59JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、堅調な企業の決算内容が好感 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 2709.69 +0.56%8日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.00ポイント高(+0.56%)の2709.69ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,688.31 - 2,709.69となった。おおむねプラス圏で推移し、後半は上げ幅を拡大させた。堅調な企業の決算内容が好感された。また、通貨ルーブル安の進行も輸出大手の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。インフレ加速などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 62848.64 -0.47%8日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比294.32ポイント安(-0.47%)の62848.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.85ポイント安(-0.49%)の18634.55で取引を終えた。プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、低所得層の支出伸び鈍化が成長加速を阻害しているとの指摘も警戒された。ほかに、前日の米ハイテク株安も圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3213.59 +0.49%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.83ポイント高(+0.49%)の3213.59ポイントと続伸した。貸出金利の引き下げが期待される流れ。中国の大手銀は8日、人民元建て預金金利を一斉に引き下げた。預金金利が引き下げられれば、銀行の資金調達コストは低下し、最終的には貸出金利の引き下げにもつながる可能がある。一部外電はこれより先、中国当局が大型商業銀行に対し、預金金利の引き下げを再び要請したもよう――と報じていた。海外の金利高や、人民元安進行などを不安視して指数は小安く推移する場面がみられたものの、後場途中から上昇の勢いを増している。 <CS> 2023/06/09 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ *09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 115488.16 +0.77%7日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比878.06ポイント高(+0.77%)の115488.16で引けた。日中の取引レンジは114610.22 - 115978.12となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。予想以上のインフレ鈍化を受け、利下げ期待が高まっている。5月の拡大消費者物価指数(IPCA)は3.94%となり、前月の4.18%と予想4.04%を下回った。また、原油など資源銘柄の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2694.69 +0.50%7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.44ポイント高(+0.50%)の2694.69ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,674.11 - 2,711.72となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。財政支出の拡大期待が高まっていることが支援材料。また、原油価格の上昇なども好感された。一方、欧米が対ロ制裁を追加するとの観測などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 63142.96 +0.56%7日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比350.08ポイント高(+0.56%)の63142.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.40ポイント高(+0.68%)の18726.40で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が流動性を供給するとの観測が好感された。また、インフレ率の低下観測も追加の金融緩和期待を高めよう。バークレイズ証券は最新リポートで、5月のインドのインフレ率について、4.3%低下するとの見方を示した。【中国本土】上海総合指数 3197.76 +0.08%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント高(+0.08%)の3197.76ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。外電が6日午後報じたところによれば、中国当局は大手商業銀行に対し、預金金利の一段の引き下げを促したもようだ。少なくとも今年に入り2回目の要請となる。今週に入り、複数の大手銀が米ドル建て預金金利を引き下げた――などとも伝わった。そのほか、国務院研究発展センター傘下のメディア「中国経済時報」は6日、中央・地方政府による不動産支援の動きが6月から加速する見通しと報道している。ただ、上値は重い。中国国内では今週から来週にかけ、5月の重要経済指標が相次ぎ発表される。9日は物価統計、15日は鉱工業生産や小売売上高など。ほか、15日までに金融統計も予定されている。取引時間中に公表された中国貿易統計がまちまちの内容だったこともあり、内容を見極めたいとするスタンスが強まった。貿易統計では、人民元建て輸入が前月の0.8%減から2.3%増に改善。一方、輸出は前月の16.8%増から一転して0.8%減少した。 <CS> 2023/06/08 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は3日続伸、堅調な経済統計が支援材料 *10:50JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は3日続伸、堅調な経済統計が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 114610.10 +1.70%6日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1913.78ポイント高(+1.70%)の114610.10で引けた。日中の取引レンジは112695.60 - 114782.66となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が買い安心感を与えた。また、成長予想の上方修正も引き続き支援材料。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株のサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 2681.25 -0.48%6日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.89ポイント安(-0.48%)の2681.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは2628.00 - 2687.41となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル安の進行が輸出大手のサポート材料となった。また、海外株高も支援材料となった。【インド】SENSEX指数 62792.88 +0.01%6日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比5.41ポイント高(+0.01%)の62792.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.15ポイント高(+0.03%)の18599.00で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。政府が鉄鋼業界の刺激策を検討しているとの報道が同セクターのサポート材料。また、堅調な経済統計も支援材料となった。5月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は61.2となり、前月の62.0をやや下回ったものの、引き続き過去13年で2番目の高さを維持した。【中国本土】上海総合指数 3195.34 -1.15%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.10ポイント安(-1.15%)の3195.34ポイントと4日ぶりに反落した。人民元安進行の警戒感が再燃する流れ。中央銀行の中国人民銀行は6日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日ぶりに元安方向へと設定した。米中金利差を背景に、人民元の先安観も強まっている。指標発表も気がかりだ。中国国内では今週から来週にかけ、5月の重要経済指標の発表が相次ぐ。あす7日は貿易統計、9日は物価統計、15日は鉱工業生産や小売売上高、15日までに金融統計などが予定されている。中国経済対策の期待感などで、指数は小高く推移する場面がみられたものの、上値は重く、引けにかけて下げ幅を拡大させた。 <NH> 2023/06/07 10:50 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、大手企業の減配報告が引き続き嫌気 *09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、大手企業の減配報告が引き続き嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 112696.32 +0.12%5日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比138.17ポイント高(+0.12%)の112696.32で引けた。日中の取引レンジは111736.44 - 113071.20となった。中盤はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想は前回の1.26%から1.68%に引き上げられた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、米株安などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2694.14 -0.93%5日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.34ポイント安(-0.93%)の2694.14ポイントで引けた。日中の取引レンジは2679.30 - 2738.82となった。前半はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。大手企業の減配報告が引き続き嫌気され、売りは継続した。また、弱い経済指標も足かせに。5月S&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の55.9から54.3に低下した。一方、米国のデフォルト(債務不履行)が避けられたことが引き続き指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 62787.47 +0.38%5日のインドSENSEX指数は続伸。前日比240.36ポイント高(+0.38%)の62787.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.75ポイント高(+0.32%)の18593.85で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米国のデフォルト(債務不履行)が回避できたことが好感された。また、米利上げの停止期待も外資の流出懸念を後退させた。国内では、成長予想の上振れが引き続き好感された。また、物品・サービス税(GST)徴収額が5月に2ケタ増加したことも、財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3232.44 0.07%週明け5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.37ポイント高(+0.07%)の3232.44ポイントと小幅ながら3日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は2日、李強・首相の主宰で常務会議を開き、新エネルギー自動車(NEV)産業の発展支援方針を改めて確認した。そのほか、一部外電の報道によれば、不動産業界の支援策も検討中という。ただ、上値は重い。人民元安進行の警戒感が再燃した。5月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が上振れ。米景気の安定を背景に米ドル高が進み、人民元相場も再び元安方向に傾いた。景気不安もくすぶる。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の縮小に加え、電力不足も企業の生産活動に悪影響を及ぼすと不安視された。指数は安く推移する場面もみられている。 <CS> 2023/06/06 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米利上げの停止期待が好感 *09:41JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米利上げの停止期待が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112558.15 +1.80%2日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1993.49ポイント高(+1.80%)の112558.15で引けた。日中の取引レンジは110,567.44 - 113,069.55となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米国のデフォルト(債務不履行)が回避できたことや米利上げの停止期待が好感された。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料。ほかに、国内総生産(GDP)の予想上振れが引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2721.73 -0.08%2日日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.25ポイント安(-0.08%)の2719.48ポイントで引けた。日中の取引レンジは2684.59 - 2720.47となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。資源大手ルクオイル(LKOH)の減配発表が嫌気された。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、米国のデフォルト(債務不履行)が避けられたことが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 62547.11 +0.19%2日のインドSENSEX指数は強含み。前日比118.57ポイント高(+0.19%)の62547.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.35ポイント高(+0.25%)の18534.10で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が好感された。5月のS&Pグローバル製造業購買担当者指数(PMI)は前月の57.2から58.7に改善し、31カ月ぶりの高水準を記録。また、物品・サービス税(GST)の徴収額や自動車販売データも堅調な数字を示している。【中国本土】上海総合指数 3230.07 0.79%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.43ポイント高(+0.79%)の3230.07ポイントと続伸した。内外環境の改善で、投資家心理が上向く流れ。米国のデフォルト(債務不履行)回避や利上げ停止の観測に加え、人民元安進行の警戒感も薄れている。中央銀行の中国人民銀行は2日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元高方向へと設定した。外国為替市場では5月に入り元安基調を強めたものの、足もとでは元高が加速している。また、前日公表された5月の財新中国製造業PMI(民間による)が50.9に上向き、2カ月ぶりに景況判断の境目となる50を回復したことも引き続き材料視された。 <CS> 2023/06/05 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国景気の過度な先行き不安が薄れる流れ *09:55JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国景気の過度な先行き不安が薄れる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 108335.07 0.58%1日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2229.59ポイント高(+2.06%)の110564.66で引けた。日中の取引レンジは108,334.59 - 110,745.40となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長率の上振れが好感された。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は4.0%となり、前期の1.9%と予想の3.1%を上回った。また、原油価格の上昇や米債務上限への警戒感が和らげられていることも支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2721.73 +0.15%1日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.09ポイント高(+0.15%)の2721.73ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,709.33 - 2,729.97となった。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。経済指標の改善が支援材料。5月のS&Pグローバル製造業購買担当者指数(PMI)は前月の52.6から53.5まで拡大した。また、原油価格の上昇なども支援材料。一方、米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 62428.54 -0.31%1日のインドSENSEX指数は続落。前日比193.70ポイント安(-0.31%)の62428.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.65ポイント安(-0.25%)の18487.75で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日、10日ぶりの売り越しとなった。また、民間消費が引き続き弱いとの指摘も警戒材料。ほかに、米利上げの長期化観測などが外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3204.64 0.00%6月1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.07ポイント高(+0.00%)の3204.64ポイントと小反発した。中国景気の過度な先行き不安が薄れる流れ。取引時間中に公表された5月の財新中国製造業PMI(民間による)は50.9に上向き、2カ月ぶりに景況判断の境目となる50を回復した。前日に発表された中国製造業PMI(国家統計局などによる)が予想を下回り、2カ月連続で節目の50を割り込んでいただけに、ひとまず安堵感が広がっている。 <CS> 2023/06/02 09:55 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日ぶりに反落、アジア市場がおおむね軟調な値動き *09:59JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日ぶりに反落、アジア市場がおおむね軟調な値動き 【ブラジル】ボベスパ指数 108335.07 0.58%31日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比631.96ポイント安(-0.58%)の108335.07で引けた。日中の取引レンジは108193.41 - 109136.79となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米利上げの長期化観測を受け、外資の流出懸念から売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、中国景気の先行き不安などが輸出の伸び鈍化懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが引き続き指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2717.64 +0.70%31日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.89ポイント高(+0.70%)の2717.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,697.46 - 2,732.00となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当期待から大口買いが広がったことが指数をサポート。一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。また、米利上げの長期化観測なども外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 62622.24 -0.55%31日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比346.89ポイント安(-0.55%)の62622.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.45ポイント安(-0.53%)の18534.40で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。前日の欧州市場の下落に加え、この日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、この日取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)などが発表されるため、積極的な売買は手控えられた。ほかに、両指数ともきのう30日まで4日続伸しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。なお、1-3月期のGDP成長率は6.1%となり、前期の4.5%(改定値)と予想5.0%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3204.56 -0.61%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.65ポイント安(-0.61%)の3204.56ポイントと4日ぶりに反落した。中国景気の先行き不安が強まる流れ。朝方公表された5月の中国製造業PMIは48.8に悪化し、市場予想(49.5)をさらに下回った。景況判断の境目となる50を2カ月連続で割り込んでいる。今月に入り公表された中国指標は、総じて弱い内容だ。また、また、中国本土の新型コロナウイルス感染再流行や、外国為替市場で対米ドルの人民元安が進行していることも不安視されている。 <CS> 2023/06/01 09:59 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落が警戒され *09:57JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落が警戒され 【ブラジル】ボベスパ指数 108967.03 -1.24%30日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1366.37ポイント安(-1.24%)の108967.03で引けた。日中の取引レンジは108,551.51 - 111,290.69となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧州市場の下落が警戒され、ブラジル市場にも売りが広がった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。一方、利下げ期待や成長予想の上方修正が引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2698.75 -1.22%30日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.25ポイント安(-1.22%)の2698.75ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,687.81 - 2,748.60となった。プラス圏でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。原油価格の下落が警戒され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、4月の鉱工業生産など主要な経済指標が今週中盤からそろって発表されるため、慎重ムードも強まった。【インド】SENSEX指数 62969.13 +0.20%30日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比122.75ポイント高(+0.20%)の62969.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.20ポイント高(+0.19%)の18633.85で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。外国人投資家(FII)の買い越しが好感された。FIIはこの日まで8日連続の買い越しとなった。また、失業率の低下観測も支援材料。1-3月期の都市部の失業率は前期の7.2%から6.8%に低下すると予測されている。ほかに、航空大手がキャビン・アテンダントなどを大量採用する方針を示したことも同セクターの支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3224.21 +0.09%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.77ポイント高(+0.09%)の3224.21ポイントと小幅ながら3日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。足もとでは新型コロナウイルス感染が再拡大しているほか、直近で公表された経済指標は総じて弱い内容だ。景気持ち直しを支えるため、当局は各種の対策を打ち出す――との見方が広がっている。ただ、上値は限定された。指標発表前の買い手控えなどで、指数は安く推移する場面もみられている。中国ではあす31日に5月の中国製造業PMI(国家統計局による)、6月1日に5月の財新中国製造業PMI(民間による)が公表される。人民元安の進行もネガティブ。人民元相場は30日のオフショア(CNH)市場で、2022年11月末以来となる1米ドル=7.1人民元台に乗せた。 <CS> 2023/05/31 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 *10:26JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 110333.40 -0.52%29日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比572.11ポイント安(-0.52%)の110333.40で引けた。日中の取引レンジは110,195.11 - 111,168.05となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。利下げ期待の高まりが引き続き好感されたほか、成長予想の上方修正が支援材料となった。2023年の成長予想は前回の1.20%から1.26%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 の2732.00 +1.86%29日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比49.97ポイント高(+1.86%)の2732.00ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,697.46 - 2,732.00となった。高く寄り付いた後は上げ幅をやや拡大させた。親ロ派であるトルコの現職エルドアン氏が大統領に当選したことが好感された。また、また、米債務の上限問題をめぐる交渉に進展がみられているとの報道も支援材料。ほかに、景気対策への期待などが引き続きサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 62846.38 +0.55%29日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比344.69ポイント高(+0.55%)の62846.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.30ポイント高(+0.54%)の18598.65で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。1-3月期の成長率が前期から加速するとの見通しが好感された。また、国際通貨基金(IMF)も最新リポートで、むこう5年のインドの成長率が平均で6.1%になるとの見方を示した。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日まで7日連続の買い越しとなった。外部環境では、米債務の上限問題をめぐる交渉に進展がみられているとの報告が支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3221.45 +0.28%週明け29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.94ポイント高(+0.28%)の3221.45ポイントと小幅ながら続伸した。値ごろ感に着目した買いが継続する流れ。29日の米株先物続伸や、先週末の原油相場反発も好感されている。米国では、米連邦政府の法定債務上限の実質引き上げで与野党が原則合意したことが刺激材料となった。もっとも、上値は限定されている。米中対立の警戒感や、中国の景気不安が重しだ。27日に報告された1-4月の中国工業企業利益は前年同期比20.6%減。マイナス幅は1-3月の21.4%減から縮小したものの、依然として低迷が続いている。 <NH> 2023/05/30 10:26 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ *09:38JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 110905.51 +0.77%26日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比851.12ポイント高(+0.77%)の110905.51で引けた。日中の取引レンジは109,900.40 - 111,705.53となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。米債務の上限交渉に進展がみられているとの報道が好感された。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料となった。一方、電力セクターの下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MICEX指数 2682.03 +1.21%26日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比32.05ポイント高(+1.21%)の2682.03ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,645.54 - 2,685.14となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。プーチン大統領はこのほど、ビジネスパーソン達と面談し、投資環境の改善をめぐる対策などを交流した。また、企業の高配当期待なども引き続き指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 62501.69 +1.02%26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比629.07ポイント高(+1.02%)の62501.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同178.20ポイント高(+0.97%)の18499.35で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長の加速観測が支援材料となった。1-3月期の成長率は前期の4.4%から5.1%まで加速すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の買いが継続した場合、続伸も。FIIはきのう25日まで5日連続の買い越しとなった。ほかに、景気対策への期待などが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3212.50 +0.35%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.24ポイント高(+0.35%)の3212.50ポイントと4日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前営業日まで3日続落し、本日の前場には一時、心理的節目の3200ポイントを割り込む場面も見られた。ただ、上値は重い。中国経済の先行き不透明感や人民元安・米ドル高を背景に、海外へのホットマネー流出が不安視されている。米国のデフォルト(債務不履行)や金融引き締めの長期化懸念も根強い。 <CS> 2023/05/29 09:38 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、2022年度の成長率が7%以上にあるとの予測 *11:14JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、2022年度の成長率が7%以上にあるとの予測 【ブラジル】ボベスパ指数 110054.38 +1.15%25日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1254.84ポイント高(+1.15%)の110054.38で引けた。日中の取引レンジは108,799.60 - 111,114.53となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利下げ期待が高まっていることが指数をサポート。5月のIBGEインフレ率(IPCAー15)上昇率(前年同月比)は4.07%となり、前月の4.16%と予想の4.21%を下回った。また、連日の下落で値ごろ感も強い。一方、米債務上限問題をめぐる交渉に進展がみられていないことも引き続き警戒された。【ロシア】MICEX指数 2649.98 -0.19%25日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.01ポイント安(-0.19%)の2649.98ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,631.03 - 2,663.51となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米債務上限問題をめぐる交渉に進展がみられていないことも引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。企業の好決算や配当期待などが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 61872.62 +0.16%25日のインドSENSEX指数は小反発。前日比98.84ポイント高(+0.16%)の61872.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.75ポイント高(+0.20%)の18321.15で取引を終えた。マイナス圏で推移した後は終盤プラス圏を回復した。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日まで5日連続の買い越しとなった。また、2022年度の成長率が7%以上にあるとの予測も好感された。ほかに、外貨準備高が快適な水準にあるとの準備銀の見解も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3201.26 -0.11%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.49ポイント安(-0.11%)の3201.26ポイントと3日続落した。朝高後に売られる流れ。指数は前日に約4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたとあって、値ごろ感に着目した買いが先行。ただ新型コロナウイルス感染の流行第2波による経済活動への影響が懸念されるなか、上値は重く、指数はほどなくマイナス圏に沈んでいる。また米国のデフォルト(債務不履行)や金融引き締めの長期化懸念も全体相場の重しとなった。 <NH> 2023/05/26 11:14

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