注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、原油高や米株高などを好感
*10:21JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、原油高や米株高などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 128957.09 +2.64%14日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2.64%(3319.98ポイント)高の128957.09で引けた。日中の取引レンジは123,589.56-125,774.17となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米株高も買い安心感を与えた。ほかに、最大の貿易相手国である中国の金融緩和への期待感が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3195.08 +2.35%14日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.35%(73.51ポイント)高の3195.08となった。日中の取引レンジは3100.06-3160.37となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナの停戦期待を巡る交渉に楽観的な見方が支援材料。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、中国当局が金融緩和を含む景気刺激策を打ち出す方針を示したことが好感された。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3419.56 +1.81%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比60.83ポイント高(+1.81%)の3419.56ポイントと3日ぶりに反発した。投資家心理がやや上向く流れ。心理的節目の3400ポイントを回復した。中国の政策に対する期待感が相場を支えている。中国人民銀行(中央銀行)は13日、「適切な時期に金利と預金準備率を引き下げる」との方針を明らかにした。中国政府は今年の経済成長目標を「5%前後」としており、当局は景気浮揚に向けた施策を強化するとの期待も高まっている。ただ、上値は限定的。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争がエスカレートしていることや、週明け17日に1-2月の中国経済指標(小売売上高や鉱工業生産など)がまとめて公表されることも気がかり材料だ。
<AK>
2025/03/17 10:21
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア株の下落が警戒
*10:25JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア株の下落が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 125637.11 +1.43%13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.43%(1773.61ポイント)高の125637.11で引けた。日中の取引レンジは123,589.56-125,774.17となった。小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。サンパウロ証券取引所(B3)の上場企業をめぐる税緩和案の発表が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。一方、海外株や原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。【ロシア】MOEX指数 3121.57 -1.96%13日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.96%(62.40ポイント)安の3121.57となった。日中の取引レンジは3100.06-3160.37となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外市場の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高める見通しだ。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 73828.91 -0.27%13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比200.85ポイント安(-0.27%)の73828.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.30ポイント安(-0.33%)の22397.20で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をやや拡大させた。アジア株の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで16日連続の売り越しとなった。このほか、米国の通商政策への警戒感なども引き続き嫌気された。米政府によるアルミや鉄鋼の輸入関税の引き上げを受け、インド国内の中小企業がそれによって打撃を受けていると報告されている。【中国本土】上海総合指数 3358.73 -0.39%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.20ポイント安(-0.39%)の3358.73ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートにより、サプライチェーン(供給網)が混乱し、景気も下振れると不安視されている。指標発表前に様子見ムードも漂う。中国では週明け17日、1-2月の主要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が発表される。2月は春節(旧正月)の影響で単月の発表がなかっただけに、結果に対する注目度も高まる状況だ。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待が根強い中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。
<AK>
2025/03/14 10:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢
*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 123863.50 +0.29%12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.29%(356.15ポイント)高の123863.50で引けた。日中の取引レンジは122,969.29-124,048.45となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米通商政策への警戒感が引き続き嫌気されたほか、インフレ率の加速も金融緩和への期待感を後退させた。2月の拡大消費者物価指数(IPCA)は5.06%となり、前月の4.56%を上回った。【ロシア】MOEX指数 3183.97 -0.53%12日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.53%(16.98ポイント)安の3183.97となった。日中の取引レンジは3160.01-3194.93となった。売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米国の関税政策への警戒感も引き続き圧迫材料となった。ほかに、ウクライナの無人機がロシア首都モスクワに対して過去最大の攻撃をしたことが引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74029.76 -0.10%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比72.56ポイント安(-0.10%)の74029.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.40ポイント安(-0.12%)の22470.50で取引を終えた。中盤は下げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は再び買い戻された。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで15日連続の売り越しとなった。また、米関税政策への警戒感なども引き続き懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3371.92 -0.23%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.90ポイント安(-0.23%)の3371.92ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスが改めて強まる流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争で、世界経済に下押し圧力がかかると不安視されている。トランプ米政権は12日午前0時(米東部時間)、鉄鋼・アルミニウム製品などへの25%追加関税を全ての貿易相手国に発動した。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が支えとなっている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が11日に閉幕し、今後は具体的な景気支援策が発表される見通しだ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
<AK>
2025/03/13 10:19
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シーラテクノロジーズ---ブランドマンション「SYFORME IRIYA2」誕生
*15:02JST シーラテクノロジーズ---ブランドマンション「SYFORME IRIYA2」誕生
シーラテクノロジーズは11日、子会社であるシーラがブランドマンション「SYFORME IRIYA2」を竣工したと発表した。本物件は、上野・浅草エリアに近接し、都心の利便性と下町情緒が融合した希少なライフステージを提供する。「SYFORME IRIYA2」は、黒を基調としたファサードが静謐な街並みに際立つ存在感を放ち、アート作品のような美しさを演出している。エントランスアプローチは、コンクリートやタイルの素材が織りなす洗練されたデザインで、木目調とコンクリート打ちっぱなしが融合した優雅なエントランスホールが特別な迎賓空間を創出している。本物件は、総戸数25戸(管理事務室1戸含む)で、1LDKタイプ(Aタイプ)、1Kタイプ(Bタイプ)、2Kタイプ(Cタイプ)の間取りを提供し、多様なライフスタイルに対応している。最寄り駅である東京メトロ日比谷線「入谷」駅から徒歩9~10分、つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩14分と、都心へのアクセスも良好である。
<AK>
2025/03/12 15:02
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、海外株の下落が警戒
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、海外株の下落が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 123507.38 -0.81%11日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1012.00ポイント安(-0.81%)の123507.38で引けた。日中の取引レンジは122,635.62-124,625.49となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。海外株の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、米通商政策への警戒感や、米消費の鈍化観測なども圧迫材料。国内では、弱い経済指標が嫌気された。1月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の改定値から横ばいの1.4%となり、予想の2.3%を下回った。【ロシア】MOEX指数 3200.95 +0.00%11日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.14ポイント高(+0.00%)の3200.95となった。日中の取引レンジは3,178.42-3,215.06となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、通貨ルーブル高や中国の景気対策への期待感も好感された。一方、指数の上値は重い。海外株の下落が警戒されたほか、ウクライナの無人機がロシア首都モスクワに対して過去最大の攻撃をしたことが圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 74102.32 -0.02%11日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比12.85ポイント安(-0.02%)の74102.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.60ポイント高(+0.17%)の22497.90で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、引けまで前日の終値近辺まで回復した。世界的な株安連鎖を受け、インド株も大幅安で寄り付いた。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで14日連続の売り越しとなった。ほかに、1月の鉱工業生産など翌12日に発表される予定となり、見極めるムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3379.83 +0.41%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.67ポイント高(+0.41%)の3379.83ポイントと3日ぶりに反発した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう11日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が閉幕し、今年の成長目標「5%前後」とすることや、対GDP財政赤字比率を4%に引き上げる(昨年は3%)ことなどが承認される見込みだ。景気浮揚のため、積極的な財政出動で、内需を拡大する方針が示されている。中国のデフレ圧力や、貿易戦争のエスカレートを不安視した売りが先行したものの、指数は徐々に下げ幅を縮小し、引けにかけてプラスに転じた。
<CS>
2025/03/12 09:56
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国のデフレが警戒される流れ
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国のデフレが警戒される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124519.38 -0.41%10日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.25ポイント安(-0.41%)の124519.38で引けた。日中の取引レンジは123,471.46-125,031.30となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。世界的な株安連鎖が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米景気不安が再び高まっていることも圧迫材料。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。【ロシア】MOEX指数 3200.81 +1.07%10日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.93ポイント高(+1.07%)の3200.81となった。日中の取引レンジは3,195.24-3,226.58となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、中国の景気対策への期待感も好感された。一方、原油価格の下落や海外株安が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74115.17 -0.29%10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比217.41ポイント安(-0.29%)の74115.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.20ポイント安(-0.41%)の22460.30で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3366.16 -0.19%週明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.38ポイント安(-0.19%)の3366.16ポイントと続落した。中国のデフレが警戒される流れ。9日に公表された2月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.7%となり、昨年1月以来のマイナスに転じている。生産者物価指数(PPI)のマイナスも続いた。一部のアナリストは、内需は依然として弱く、中国のデフレ圧力はこれからも続くとの見方を示している。そのほか、米中の貿易戦争がエスカレートするとの不安も重しとなった。ただ、下値は限定的。中国の景気鈍化やデフレが不安視される中、当局は追加の景気浮揚策を打ち出すとの見方が強まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<CS>
2025/03/11 09:44
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、アジア市場の下落を受け
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、アジア市場の下落を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 125034.63 +1.36%7日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1677.09ポイント高(+1.36%)の125034.63で引けた。日中の取引レンジは122,529.86-125,821.53となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善も好感された。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.0となり、前月の50.7を上回った。一方、成長鈍化や通貨レアル安の進行などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3166.88 -1.27%7日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比40.82ポイント安(-1.27%)の3166.88となった。日中の取引レンジは3,160.45-3,249.00となった。プラス圏でもみ合った後は終盤売りに押された。この日のアジアや欧州株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、通貨ルーブル安の進行も圧迫材料。一方、中国の景気対策への期待感や原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74332.58 -0.01%7日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比7.51ポイント安(-0.01%)の74332.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.80ポイント高(+0.03%)の22552.50で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米雇用統計の発表を控え、積極的な売買も手控えられた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで12日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3372.55 -0.25%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.55ポイント安(-0.25%)の3372.55ポイントと4日ぶりに反落した。「トランプ関税」の警戒感が重しとなる流れ。トランプ米政権の関税政策が二転三転し、方向性を見いだせない中、サプライチェーン(供給網)が混乱すると不安視された。高関税が経済を下押すとの警戒感もくすぶっている。また、米国で今夜、2月の雇用統計が発表されることや、中国で9日に2月の物価統計が報告されることも気がかり材料となった。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の経済・金融当局者は6日、相次ぎ経済支援のスタンスを示した。指数は高く推移する場面もみられている。
<CS>
2025/03/10 09:50
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 123357.55 +0.25%6日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比310.70ポイント高(+0.25%)の123357.55で引けた。日中の取引レンジは122,680.93-124,111.92となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州株の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。米株安や米関税政策への警戒感が圧迫材料となった。また、米雇用統計の発表が翌日に控えるため、慎重ムードも強まった。【ロシア】MOEX指数 3207.70 -1.71%6日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比55.92ポイント安(-1.71%)の3207.70となった。日中の取引レンジは3,188.78-3,234.26となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米景気減速の懸念が高まっていることも圧迫材料となった。一方、原油価格の上昇や欧州株の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74340.09 +0.83%6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比609.86ポイント高(+0.83%)の74340.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同207.40ポイント高(+0.93%)の22544.70で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジアや欧州株の上昇が好感され、買いは継続。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。ほかに、中国の景気対策への期待感や国内の金融緩和期待などが引き続きサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 3381.10 +1.17%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.13ポイント高(+1.17%)の3381.10ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕し、国策に対する期待感が高まっている。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、消費の押し上げ、内需の拡大が重点項目に挙げられた。また、不動産・株式市場の健全な発展に注力するほか、AI(人工知能)技術の活用を通じ、各産業分野でイノベーションを進めることにも言及している。「トランプ関税」の懸念もやや薄らぐ。米政権が4日に発動した関税措置に関し、ホワイトハウスの報道官は5日の記者会見で、カナダとメキシコに課した25%関税のうち、自動車は1カ月免除すると説明した。報道官は「トランプ大統領は、追加関税の適用除外申請にオープン」との見解も示している。また、大統領が4日に行った施政方針演説で、中国への言及がわずかだったことを受け、米中関係の更なる悪化も避けられたとの見方もプラスだ。
<CS>
2025/03/07 09:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、海外株高などを好感
*10:09JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、海外株高などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 123046.85 +0.20%5日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.20%(247.76ポイント)高の123046.85で引けた。日中の取引レンジは122,747.06-123,364.03となった。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、経済指標の改善も好感された。2月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は前月の48.2から51.2に上昇した。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3263.62 +0.68%5日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.68%(21.99ポイント)高の3263.62となった。日中の取引レンジは3,231.30-3,282.15となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をやや拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、ウクライナ紛争の停戦期待も引き続き支援材料。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 73730.23 +1.01%5日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.01%(740.30ポイント)高の73730.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.15%(254.65ポイント)高の22337.30で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。また、中国の景気対策への期待感が指数をサポート。中国の各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、きのう5日午前9時(日本時間10時)に開幕した。ほかに、海外株の上昇が買い安心感を与えた。【中国本土】上海総合指数 3341.97 +0.53%5日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比17.76ポイント(0.53%)高の3341.97ポイントと続伸した。国策に対する期待感が相場を支える流れ。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、きょう5日午前9時(日本時間10時)に開幕し、李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、今年の国内総生産(GDP)成長率目標を24年と同水準の「5.0%前後」とする方針が示された。財政赤字の比率はGDP比で4.0%とし、昨年に設定した3.0%から引き上げられる。財政出動の拡大も期待できる状況だ。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。米国の高関税政策により、貿易戦争がエスカレートすると懸念された。
<AK>
2025/03/06 10:09
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3241.63 +3.05%4日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比95.90ポイント高(+3.05%)の3241.63となった。日中の取引レンジは3,194.28-3,246.09となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。ウクライナ紛争の停戦期待が再び高まっていることがロシア株の物色手掛かり。また、最近の上昇で足元では値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。一方、原油価格の下落や米国の通商政策などへの警戒感が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 72989.93 -0.13%4日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比96.01ポイント安(-0.13%)の72989.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.65ポイント安(-0.17%)の22082.65で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド市場も売りが先行。また、弱い経済指標なども指数の足かせに。2月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は56.3、前月の57.1を下回ったほか、14カ月ぶり低水準を記録した。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数を圧迫。FIIはこの日まで9日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3324.21 +0.22%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.29ポイント高(+0.22%)の3324.21ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国政助言機関の全国政治協商会議が4日にスタートし、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕する。当局は景気浮揚のため、追加の景気刺激策を打ち出すとの見方も高まる状況だ。ただ、上値は重い。米中貿易戦争のエスカレートが危惧されている。トランプ米大統領は3日、中国に対する追加関税を10%から20%に引き上げる大統領令に署名。それに対し、中国政府は4日、米国産の鶏肉や小麦、トウモロコシなどに最大15%の追加関税を賦課すると発表した。
<CS>
2025/03/05 10:00
注目トピックス 外国株
4日の香港市場見通し:売り先行か、米中貿易戦争に警戒感
*09:42JST 4日の香港市場見通し:売り先行か、米中貿易戦争に警戒感
4日の香港市場は、米中関係の悪化を懸念した売りが先行する流れか。外部環境はネガティブ。「トランプ関税」の悪影響が不安視されるほか、米景気懸念も強まっている。トランプ米大統領は3日、中国に対する追加関税を10%から20%に引き上げる大統領令に署名した。4日発動予定のカナダとメキシコへの25%関税についても、「もう決まった」と明言している。中国の政府系メディアは3日、米国が追加関税を引き上げた場合、中国は米農産物に報復関税を課す可能性が高いと報道。世界経済の下振れリスクが高まる状況だ。米景気動向を巡っては、米サプライマネジメント協会(ISM)が3日公表した2月の米製造業景況感指数(PMI)が予想を下回る50.3に低下し、景況感悪化の節目となる50割れに接近している。3日の米株市場は、投資家心理が悪化する中で急落。主要指標のNYダウが前営業日比1.5%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.6%安とそれぞれ反落した。個別では、半導体の輸出規制を警戒し、業界大手のエヌビディアが8.7%安。米メディアは2日、「中国企業が米国の輸出規制を回避し、エヌビディアの最新AI(人工知能)半導体を注文している」と報じた。中国銘柄も急落。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は3.0%安と3日続落した。主要な香港との重複上場銘柄では、理想汽車(リ・オート:LI/NASDAQ、2015/HK)が10.9%安、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が8.6%安、小鵬汽車(XPEV/NYSE、9868/HK)が5.8%安、京東集団(JDドットコム:JD:NASDAQ、9618/HK)が4.0%安と下げが目立っている。米債券市場では、米景気懸念を背景とした米利下げ期待が続き、米10年債利回りが連日で低下。昨年12月上旬以来、約3カ月ぶりの低水準を付けた。商品相場は、WTI原油先物が2.0%安と続落する一方、金先物が1.8%高と3日ぶりに反発。ロンドン金属取引所(LME)では、銅やアルミなど主要産品が全面高となった。一方、内部環境は良好。国政助言機関の全国政治協商会議が4日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕するとあって、経済対策に対する期待感が強まっている。外部環境の不確実性が高まる中、当局は内需刺激策を強化するとの見方だ。こうした中、本日の香港市場は苦戦を強いられそうだ。中国経済対策の期待感はあるものの、米高関税政策が懸念材料だ。中国が対抗措置を示唆する中、貿易戦争のエスカレートが不安視される。
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2025/03/04 09:42
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3145.73 -1.71%3日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比54.75ポイント安(-1.71%)の3145.73となった。日中の取引レンジは3,127.69-3,191.13となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落や通貨ルーブル安の進行がロシア株の圧迫材料。また、ウクライナ紛争の停戦交渉が膠着していることも引き続き嫌気された。ほかに、経済指標の悪化が懸念材料。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の53.1から50.2に低下した。一方、欧州市場の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 73085.94 -0.15%3日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比112.16ポイント安(-0.15%)の73085.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.40ポイント安(-0.02%)の22119.30で取引を終えた。外部環境では、本日のアジア市場はまちまち。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピーの先安観などもインド株の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3316.93 -0.12%週明け3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.97ポイント安(-0.12%)の3316.93ポイントと小幅ながら続落した。先週の軟調地合いを次ぐ流れ。米高関税政策が引き続き懸念材料として意識された。トランプ米大統領は4日にも、カナダとメキシコ、中国に関税を課す構え。カナダとメキシコには25%、中国にはすでに発動された10%の関税に加え、更に10%賦課する。米中関係の悪化や、経済に対する悪影響が危惧された。ただ、下値は限定的。中国景況感の改善を支えに、指数は高く推移する場面もみられた。1日に発表された2月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.2と市場予想(49.9)を上回り、景況判断の境目となる50を再び上回っている。ほか、3日の取引時間中に公表された民間集計による財新中国製造業PMIも50.8に上昇し、市場予想(50.4)を上回った。
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2025/03/04 09:39
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が支援材料
*10:10JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 124798.96 +0.02%27日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比30.25ポイント高(+0.02%)の124798.96で引けた。日中の取引レンジは124,351.92-125,496.66となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。「トランプ関税」の警戒感が指数の上値を抑えたほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3232.65 -1.32%27日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.35ポイント安(-1.32%)の3232.65となった。日中の取引レンジは3,190.72-3,261.13となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。「トランプ関税」の警戒感が引き続き圧迫材料。また、ウクライナ紛争の停戦交渉をめぐり、結果が出ていないことも懸念材料となった。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74612.43 +0.01%27日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比10.31ポイント高(+0.01%)の74612.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.50ポイント安(-0.01%)の22545.05で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。1-3月期の国内総生産(GDP)などが翌28日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。また、外国人投資家の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3388.06 +0.23%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.85ポイント高(+0.23%)の3388.06ポイントと小幅ながら続伸した。年初来高値を更新している。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気浮揚のため追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。もっとも、上値は重い。米関税政策の不透明感を嫌気し、指数は安く推移する場面もあった。
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2025/02/28 10:10
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124768.71 -0.96%26日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1210.79ポイント安(-0.96%)の124768.71で引けた。日中の取引レンジは124,732.20-126,562.53となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速懸念も金融緩和期待を後退させた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3276.00 -1.51%26日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.14ポイント安(-1.51%)の3276.00となった。日中の取引レンジは3,233.39-3,339.41となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落や通貨ルーブル安の進行が指数の足かせとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3380.21 +1.02%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比34.17ポイント高(+1.02%)の3380.21ポイントと3日ぶりに反発した。投資家心理が上向く流れ。米長期金利の低下や、中国の政策期待が相場を押し上げている。米利下げ観測が再び強まる中、昨夜の米10年債利回りは大幅に低下し、一時、約2カ月半ぶりの低い水準を付けた。また、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は来週3月5日に開幕する予定。市場では、消費促進策やテック産業支援策が打ち出されるとの観測も流れている。そのほか、米中対立の更なる悪化懸念もやや薄らぐ。国営メディアが26日に報じたところによると、習近平・国家主席はトランプ米政権が打ち出した関税賦課や投資規制に対し、過度に反応せず、慎重なアプローチを取ることを示唆した。指数は中盤から上げ幅を広げている。
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2025/02/27 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、停戦観測が引き続き支援材料
*10:25JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、停戦観測が引き続き支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 125979.50 +0.46%25のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.46%(578.12ポイント)高の125979.50で引けた。日中の取引レンジは125,382.40-126,717.95となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米景気の減速懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3326.14 +0.68%25日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.68%(22.51ポイント)高の3326.14となった。日中の取引レンジは3320.24-3371.06となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。ウクライナ紛争の停戦観測が引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、アジア市場が軟調だったことや米景気の減速懸念などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74602.12 +0.20%25日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比147.71ポイント高(+0.20%)の74602.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.80ポイント安(-0.03%)の22547.55で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しがやや優勢。また、インフレ率の落ち着きに伴う追加の金融緩和への期待感などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3346.04 -0.80%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.99ポイント安(-0.80%)の3346.04ポイントと続落した。米国の対中圧力が不安視される流れ。米通商代表部(USTR)はこのほど、米国に入港する中国船などに対し、1回あたり100万米ドル(約1億5000万円)の入港料を徴収する案を公表。また、トランプ米大統領は21日、先端技術や重要インフラ、医療など安全保障に関わる戦略部門への中国からの対米投資を制限するよう関係部局に指示している。中国側が非難を強める中、両国関係の更なる悪化も警戒された。ただ、下値を叩くような売りはみられない。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を来週(3月5日)に控え、中国の経済政策に対する期待感が高まっている。
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2025/02/26 10:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、レアル安や弱い経済指標などで
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、レアル安や弱い経済指標などで
【ブラジル】ボベスパ指数 125401.38 -1.36%24日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.36%(1726.68ポイント)安の125401.38で引けた。日中の取引レンジは125,161.77-127,274.72となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行や弱い経済指標が指数の圧迫材料。2月のFGV消費者信頼感指数は前月の86.2から83.6に低下した。また、「トランプ関税」の警戒感や米景気の減速懸念なども引き続き嫌気された。【ロシア】MOEX指数 3303.63 +0.62%24日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.62%(20.34ポイント)高の3303.63となった。日中の取引レンジは3,272.99-3,316.42となった。終盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格や通貨ルーブルの同時高が支援材料。また、ウクライナ紛争の停戦期待なども引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、米成長の減速懸念などが引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 74454.41 -1.14%24日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比856.65ポイント安(-1.14%)の74454.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同242.55ポイント安(-1.06%)の22553.35で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前週末の米株の大幅安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、外国人投資家の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。このほか、通貨ルピー安の進行などがインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドル為替レートは過去最安値水準で推移している。【中国本土】上海総合指数 3373.03 -0.18%週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.09ポイント安(-0.18%)の3373.03ポイントと反落した。投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。先週の米株安や、米中関係の悪化が不安視されている。米中関係を巡っては、トランプ米大統領が21日、先端技術や重要インフラ、医療など安全保障に関わる戦略部門への中国からの対米投資を制限するよう関係部局に指示した。中国側は強烈な不満を表明し、自国の正当な権利と利益を守るために必要な措置を取ると強調している。また、上海総合指数は先週、年初来高値を更新したばかりとあって、いったん利益を確定する動きもみられた、もっとも、下値は限定的。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を来週(3月5日)に控え、中国の政策に対する期待感も高まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<AK>
2025/02/25 10:20
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料
*11:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 127308.80 0.95%19日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1222.91ポイント安(-0.95%)の127308.80で引けた。日中の取引レンジは127,028.24-128,528.28となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。インフレ率の加速懸念が指数の足かせに。また、成長予想の下方修正も引き続き嫌気された。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、米株高なども支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3270.64 +0.36%19日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.88ポイント高(+0.36%)の3270.64となった。日中の取引レンジは3,221.53-3,287.75となった。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。ウクライナ紛争の早期終結への期待感が引き続き支援材料となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 75939.18 -0.04%19日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比28.21ポイント安(-0.04%)の75939.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.40ポイント安(-0.05%)の22932.90で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半売り優勢となった。外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせに。また、通貨ルピー安の進行が引き続きインド株の圧迫材料となった。このほか、都市部の失業率の高止まりや消費の伸び鈍化などが懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3351.54 +0.81%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.05ポイント高(+0.81%)の3351.54ポイントと反発した。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。当局は民営企業の支援スタンスを鮮明化している。国家発展改革委員会の鄭備・副主任は18日、民間企業が直面する課題に対処する政策がこれから実施されると述べた。また、習近平・国家主席が17日、民営企業の創業者や経営トップとの座談会を開催したことに関しては、UBSが最新リポートで、今回の会議はテック産業と民間部門が今後の経済成長をけん引する重要な役割を果たすことを示していると指摘している。足元ではアナリストが相次いで、中国株マーケットの強気論を展開する状況だ。対米ドルの人民元安などを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じている。
<AK>
2025/02/20 11:03
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 128531.71 -0.02%18日のブラジル株式市場は4日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比20.42ポイント安(-0.02%)の128531.71で引けた。日中の取引レンジは128,012.49-129,293.71となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、成長予想の下方修正も改めて警戒された。2025年の成長予想は前回調査の2.03%から2.01%に引き下げられた。一方、指数の下値は限定的。原油価格や欧米市場の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3258.76 -1.50%18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比49.65ポイント安(-1.50%)の3258.76となった。日中の取引レンジは3,252.74-3,333.38となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速なども改めて警戒された。一方、原油価格の上昇やウクライナ紛争の早期終結への期待感などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 75967.39 -0.04%18日のインドSENSEX指数は小反落。前日比29.47ポイント安(-0.04%)の75967.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.20ポイント安(-0.06%)の22945.30で取引を終えた。終盤はプラス圏を回復する場面もあったが、引け間際に再び売りに押された。通貨ルピー安の進行がインド株の売り圧力を高めた。また、貿易赤字の拡大なども警戒された。【中国本土】上海総合指数 3324.49 -0.93%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.34ポイント安(-0.93%)の3324.49ポイントと3日ぶりに反落した。利食い売りが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元で約1カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。18日の外国為替市場で、対米ドルの人民元安が進んでいることも懸念されている。もっとも、下値は限定的。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開催(3月5日)が視野に入る中、経済対策に対する期待感も高まっている。また、習近平・国家主席は17日、有力な民営企業の代表を集めた座談会を開催し、民間企業の発展を推し進める方針に変わりはないと強調したことも引き続き支えとなった。指数は高く推移する場面もみられている。
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2025/02/19 09:46
注目トピックス 外国株
シーラテクノロジーズ---株式交換契約に関する臨時株主総会の承認可決
*19:03JST シーラテクノロジーズ---株式交換契約に関する臨時株主総会の承認可決
シーラテクノロジーズは14日、クミカ<8887>との間で締結した株式交換契約が、同日開催の両社の臨時株主総会において原案通り承認可決されたと発表した。これにより、クミカを株式交換完全親会社、シーラテクノロジーズを株式交換完全子会社とする株式交換が実施される。本株式交換の効力発生日は2025年6月1日を予定しており、シーラテクノロジーズの米国預託証券(ADS)は2025年5月29日(米国時間)をもって上場廃止となる見込みである。なお、ADSの最終売買日は2025年5月28日(米国時間)となる予定である。
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2025/02/18 19:03
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、内需関連の上昇が指数をサポートした
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、内需関連の上昇が指数をサポートした
【ブラジル】ボベスパ指数 128552.13 +0.26%17日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比333.54ポイント高(+0.26%)の128552.13で引けた。日中の取引レンジは128,229.39-129,534.45となった。中盤は上値を追う展開もみられたが、その後は上げ幅をやや縮小させた。内需関連の上昇が指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落やレアル安の進行などが足かせとなった。また、米国市場が「プレジデンツ・デー」の祝日で休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。【ロシア】MOEX指数 3308.41 +3.87%17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比123.41ポイント高(+3.87%)の3308.41となった。日中の取引レンジは3,244.80-3,316.76となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ紛争の早期終結期待からロシア株への買いは広がった。また、通貨ルーブル安の進行も資源輸出大手の物色手掛かり。ほかに、利上げの先送り観測などが支援材料となった。【インド】SENSEX指数 75996.86 +0.08%17日のインドSENSEX指数は強含み。前日比57.65ポイント高(+0.08%)の75996.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.25ポイント高(+0.13%)の22959.50で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、追加の利下げ期待の高まりも支援材料。1月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(WPI)はそろって予想以上に鈍化している。外部環境では、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3355.83 +0.27%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.11ポイント高(+0.27%)の3355.83ポイントと続伸した。先週の好地合いを次ぐ流れ。「トランプ関税」の過度な警戒感がひとまず後退したことや、米長期金利の低下も好感された。先週末の米債券市場では、米小売りの低迷を背景に米利下げ後ずれの不安が後退する中、米10年債利回りの低下が続いている。中国人民銀行(中央銀行)が14日に発表した1月の金融統計で国内金融機関の人民元建て新規融資と社会融資総量がともに市場予想を上回ったこともプラス材料だ。また生成AI(人工知能)の進化が各産業の発展に寄与する――との見方も引き続き支援材料。習近平・国家主席は17日午前、民営企業の代表を集めた座談会に出席した。習主席は会議で、代表らの意見を聞き取り、重要講話を発表している。
<CS>
2025/02/18 09:39
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが先行する流れ
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが先行する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 128218.59 +2.70%14日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3368.41ポイント高(+2.70%)の128218.59で引けた。日中の取引レンジは124849.48-128481.66となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、「トランプ関税」への警戒感が後退していることも引き続き好感された。ほかに、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が引き続きサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 128218.59 +2.70%14日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3368.41ポイント高(+2.70%)の128218.59で引けた。日中の取引レンジは124849.48-128481.66となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、「トランプ関税」への警戒感が後退していることも引き続き好感された。ほかに、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が引き続きサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 75939.21 -0.26%14日のインドSENSEX指数は8日続落。前日比199.76ポイント安(-0.26%)の75939.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同102.15ポイント安(-0.44%)の22929.25で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、1月の卸売物価指数(WPI)の発表を控え、慎重ムードも強まった。なお、1月のWPI上昇率は2.31%となり、前月の2.37%と予想の2.50%を下回った。【中国本土】上海総合指数 3346.72 +0.43%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.24ポイント高(+0.43%)の3346.72ポイントと反発した。「トランプ関税」の過度な警戒感がひとまず後退する流れ。トランプ米大統領は13日、貿易相手国と同様の関税を課す「相互関税」を導入する覚書に署名したが、国ごとに精査した上で個別に対応を取るとしたことで、交渉の余地があると期待されている。米長期金利の低下もプラス。昨夜の米債券市場では、1月米卸売物価指数(PPI)の結果を受け、インフレが大幅に加速することはないとの見方が強まり、米10年債利回りは低下に転じた。ただ、上値は重い。指数は依然として約1カ月半ぶりの高値水準で推移していることもあり、戻り待ちの売りや利益確定売りなどが広がった。
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2025/02/17 09:56
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが先行する流れ
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが先行する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124850.18 +0.38%13日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比469.97ポイント高(+0.38%)の124850.18で引けた。日中の取引レンジは123,777.69-124,852.88となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。「トランプ関税」への警戒感が後退していることが支援材料。また、欧米市場の上昇なども好感された。ほかに、ウクライナ紛争の早期終結に対する期待がサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 3206.97 +5.99%13日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比181.34ポイント高(+5.99%)の3206.97となった。日中の取引レンジは3,144.12-3,247.68となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が引き続き好感された。また、通貨ルーブル高の進行も引き続き支援材料。ほかに、欧米市場の上昇や「トランプ関税」に対する警戒感の後退などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 76138.97 -0.04%13日のインドSENSEX指数は7日続落。前日比32.11ポイント安(-0.04%)の76138.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.85ポイント安(-0.06%)の23031.40で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤前日の終値近辺でもみ合った。経済指標の悪化が圧迫材料。昨年12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.2%となり、前月の5.0%(改定値)と予想の3.7%を下回った。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはきのう13日まで7日連続の売り越しとなった。外部環境では、米インフレ懸念の再燃などが警戒された。【中国本土】上海総合指数 3332.48 -0.42%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.90ポイント安(-0.42%)の3332.48ポイントと反落した。利食い売りが先行する流れ。上海総合指数は前日、昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。足元で上昇が目立っていたハイテク関連の銘柄が売りに押されている。米長期金利の上昇も逆風。昨夜の米債券市場では、1月の米消費者物価指数(CPI)が上振れたことを受け、米10年債利回りが1月後半の水準まで急上昇している。対米ドルの人民元安も警戒される状況だ。ただ、下値は限定的。中国不動産業界の債務問題解消に向けた動きが期待されるなど、当局が景気対策を強めるとの見方が相場を下支えしている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2025/02/14 10:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続落、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続落、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 124380.21 -1.69%12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2141.45ポイント安(-1.69%)の124380.21で引けた。日中の取引レンジは124,115.91-126,512.74となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米インフレ懸念の再燃も早期の米利下げ期待を後退させた。一方、通貨レアル高の進行やウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3025.63 +0.25%12日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.61ポイント高(+0.25%)の3025.63となった。日中の取引レンジは3,020.60-3,059.35となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感がロシア株の支援材料。また、通貨ルーブル高の進行も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や米インフレ懸念の再燃などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 76171.08 -0.16%12日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比122.52ポイント安(-0.16%)の76171.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.55ポイント安(-0.12%)の23045.25で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、早期の米利下げ期待の後退も懸念材料。ほかに、昨年12月の鉱工業生産などが本日の取引終了後に発表されるため、見極めるムードが強まった。なお、12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.2%となり、前月の5.0%(改定値)と予想の3.7%を下回った。【中国本土】上海総合指数 3346.39 +0.85%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.33ポイント高(+0.85%)の3346.39ポイントと反発した。昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を連日で切り上げている。投資家のリスク選好が再び強まる流れ。中国のスタートアップ企業(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発したことが改めて材料視された。AI技術の進化により、幅広い産業に好影響が及ぶとみられている。トランプ米政権の高関税政策や、外国為替市場の人民元安などを懸念した売りが先行したものの、指数は終盤に入りプラスに転じた。
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2025/02/13 09:48
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 124619.40 -1.27%11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.76%(949.85ポイント)高の126521.66で引けた。日中の取引レンジは125,569.96-126,886.27となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、インフレ率の落ち着きが利下げ期待を高めた。一方、早期の米利下げ期待の後退が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3018.02 +0.19%11日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.63ポイント高(+0.19%)の3018.02となった。日中の取引レンジは2,982.61-3,019.61となった。前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、貿易黒字の縮小などが指数の上値を抑えた。昨年12月の貿易黒字は前月の60億米ドルから56億米ドルに減少した。【インド】SENSEX指数 76293.60 -1.32%11日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1018.20ポイント安(-1.32%)の76293.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同309.80ポイント安(-1.32%)の23071.80で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。また、米当局がアルミなどの輸入関税を25%まで引き上げたことも警戒された。ほかに、12月の鉱工業生産などが翌12日に発表されるため、見極めるムードが強まった。【中国本土】上海総合指数 3318.06 -0.12%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.11ポイント安(-0.12%)の3318.06ポイントと4日ぶりに反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元では約1カ月半ぶりの高値を連日で切り上げていた。また、米中が関税応酬が経済の下押し圧力になるとの不安もくすぶっている。もっとも、下値は限定的。浙江省杭州市のスタートアップ企業、杭州深度求索人工智能基礎技術研究有限公司(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発する中、AI技術の進化が国内産業を発展させるとの見方が引き続き支えとなっている。指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
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2025/02/12 09:48
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落や通貨レアル安の進行が圧迫材料
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落や通貨レアル安の進行が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 124619.40 -1.27%7日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1605.34ポイント安(-1.27%)の124619.40で引けた。日中の取引レンジは124319.63-126524.48となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落や通貨レアル安の進行が圧迫材料。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。1月のFGVインフレ率(IGP-DI)は前月の6.86%から7.27%に加速し、予想の7.24%を上回った。ほかに、米インフレ率の加速懸念の再燃が外資の流出懸念を強めた。【ロシア】MOEX指数 2966.53 -0.12%7日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.59ポイント安(-0.12%)の2966.53となった。日中の取引レンジは2,958.04-2,985.36となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。弱い経済指標が指数の足かせに。12月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の6.0%から5.2%に低下し、予想の6.5%を下回った。また、通貨ルーブル安の進行や原油価格の下落も圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 77860.19 -0.25%7日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比197.97ポイント安(-0.25%)の77860.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.40ポイント安(-0.18%)の23559.95で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。利下げ観測を受け、ルピーの対米ドルレートは前日6日、過去最安値を再び更新した。【中国本土】上海総合指数 3303.67 +1.01%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.01ポイント高(+1.01%)の3303.67ポイントと続伸した。昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。前日の好地合いを次ぐ流れ。中国経済対策の期待感が根強いほか、人工知能(AI)産業が拡大するとの見方も支えとなっている。浙江省杭州市のスタートアップ企業、杭州深度求索人工智能基礎技術研究有限公司(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能の生成人工知能(AI)を開発したことが引き続き注目材料となった。中国ハイテク企業のプレゼンスが高まるとみられている。米中の指標発表を前に(今夜の米雇用統計や9日の中国物価統計など)、朝方は様子見ムードで弱含む場面がみられたものの、下値は堅く、指数は上げ幅を徐々に拡大した。
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2025/02/10 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反発、投資家心理がやや上向く流れ
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反発、投資家心理がやや上向く流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 126224.74 +0.55%6日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比690.67ポイント高(+0.55%)の126224.74で引けた。日中の取引レンジは125,249.04-126,398.77となった。前半は前日の終値近辺でもみ合ったが、その後は上げ幅を拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、欧州市場の上昇なども買い安心感を与えた。一方、米雇用統計の発表を控え、積極的に上値を追う展開は見られなかった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2970.12 +1.35%6日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.56ポイント高(+1.35%)の2970.12となった。日中の取引レンジは2949.69-2984.89となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、経済指標の改善も好感された。昨年12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の3.7%から8.2%に改善し、予想の4.2%を上回った。【インド】SENSEX指数 78058.16 -0.27%6日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比213.12ポイント安(-0.27%)の78058.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.95ポイント安(-0.39%)の23603.35で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせとなった。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、弱い経済指標が引き続き警戒された。1月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の56.8から56.5に低下し、26カ月ぶりの低水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3270.66 +1.27%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.17ポイント高(+1.27%)の3270.66ポイントと3日ぶりに反発した。昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。投資家心理がやや上向く流れ。米長期金利の低下や、中国経済対策に対する期待感が相場を支えている。昨夜の米債券市場では、米10年債利回りの低下が続き、一時、昨年12月中旬以来の低水準を付けた。中国では足元の景況感が悪化する中、景気浮揚のため、金融緩和など追加の経済対策を策定するとの観測も高まっている。関税を巡る米中対立の警戒感で朝方は上値が重かったものの、指数は中盤から上げ幅を広げた。
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2025/02/07 09:40
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インド株式市場は小反落、外国人の売り越しなどが圧迫材料
*10:37JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は小反落、外国人の売り越しなどが圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 125534.07 +0.31%5日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比386.65ポイント高(+0.31%)の125534.07で引けた。日中の取引レンジは124,637.22-125,846.41となった。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。欧米株の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米追加の利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行や原油価格の下落が指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2930.56 +0.44%5日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.85ポイント高(+0.44%)の2930.56となった。日中の取引レンジは2,889.87-2,936.42となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。通貨ルーブルの大幅高が支援材料となり、ロシア株への買いは広がった。また、米追加の利下げ期待も外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 78271.28 -0.40%5日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.40%(312.53ポイント)安の78271.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.18%(42.95ポイント)安の23696.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせに。また、弱い経済指標も圧迫材料となった。1月HSBC総合購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の57.9から57.7に低下した。ほかに、政策金利が週末に発表されるため、慎重ムードが強まった。一方、利下げ期待や所得税率の引き下げなどが引き続き支援材料。また、前日の欧米市場の上昇なども指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3229.49 -0.65%春節(旧正月)休場明け5日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比21.11ポイント(0.65%)安の3229.49ポイントと続落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中首脳は通商問題などについて近く電話会談するとの見通しが伝わる中、様子見ムードも漂っている。トランプ米政権は4日、予定通り中国からの輸入品に10%の追加関税を発動し、中国側はそれにあわせ報復措置を打ち出した。中国景気の先行きも不安視。取引時間中に公表された民間集計による今年1月の財新中国サービス業PMIは51.0となり、市場予想(52.4)に反し前月実績(52.2)から低下した。これまでに官民で報告された製造業PMIも下振れている。ただ、下値は限定的。中国当局は景気浮揚のため、金融緩和など追加の経済対策を策定するとの観測も根強い状況だ。
<AK>
2025/02/06 10:37
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油・ルーブルが同時安
*10:54JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油・ルーブルが同時安
【ブラジル】ボベスパ指数 125147.42 -0.65%4日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.65%(823.04ポイント)安の125147.42で引けた。日中の取引レンジは124,694.19-125,964.36となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。インフレ率の加速懸念が警戒された。ブラジル中央銀行が発表した議事録では、食品価格の上昇やサービスコストの増加を受け、むこう6カ月のインフレ率が一段と加速すると予測した。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、海外市場の上昇や通貨レアル高の進行が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2917.71 -0.29%4日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29%(8.46ポイント)安の2917.71となった。日中の取引レンジは2,907.31-2,947.70となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格と通貨ルーブルの同時安が警戒され、売りは継続した。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が好感された。1月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.1に上り、前月の50.8を上回った。ほかに、海外市場の上昇などもサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 78583.81 +1.81%4日のインドSENSEX指数は反発。前日比1397.07ポイント高(+1.81%)の78583.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同378.20ポイント高(+1.62%)の23739.25で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。また、アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行した。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことや、インドの財政状況が中長期的には健全な方向に向かっているとの指摘が好感された。【中国本土】休場
<AK>
2025/02/05 10:54
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、海外市場の下落が警戒
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、海外市場の下落が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 125970.46 -0.13%3日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比164.48ポイント安(-0.13%)の125970.46で引けた。日中の取引レンジは125,566.40-126,473.23となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速懸念なども指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行や原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2926.17 -0.74%3日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.93ポイント安(-0.74%)の2926.17となった。日中の取引レンジは2,912.51-2,942.79となった。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。海外市場の下落を受け、ロシア株にも売りが広がった。また、米トランプ政権の関税政策も警戒され、米中などの貿易摩擦の激化観測からロシアの輸出伸びが鈍化するとの懸念も高まった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 77186.74 -0.41%3日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比319.22ポイント安(-0.41%)の77186.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同121.10ポイント安(-0.52%)の23361.05で取引を終えた。大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米トランプ政権の関税政策も圧迫材料。ほかに、海外株の下落や外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせとなった。【中国本土】休場
<CS>
2025/02/04 09:58
注目トピックス 外国株
シーラテクノロジーズ---シーラソーラー、東邦ガスからの出資を受け協業を強化
*14:41JST シーラテクノロジーズ---シーラソーラー、東邦ガスからの出資を受け協業を強化
シーラテクノロジーズは2025年1月31日、子会社であるシーラソーラーが、東邦ガスからの出資を受け、資金調達を実施したことを発表した。この出資により、シーラソーラーと東邦ガスは、再生可能エネルギー分野での協業を一層強化する。具体的には、エネルギーマネジメントにおけるノウハウや製品・ソリューションの相互連携を進め、カーボンニュートラル社会の実現を目指す取り組みを推進する。さらに、両社の連携を通じて、社会課題の解決に向けた先進的なエネルギーソリューションの提供を拡大し、再生可能エネルギーの普及促進や環境負荷の軽減に取り組むことで、持続可能な未来の実現を目指す。
<AK>
2025/02/03 14:41