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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料
配信日時:2025/07/15 09:47
配信元:FISCO
*09:47JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 135298.98 -0.65%
14日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比888.33ポイント安(-0.65%)の135298.98で引けた。日中の取引レンジは134,839.69-136,186.67となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、経済指標の悪化も懸念された。5月の経済活動指数は前月比でマイナス0.74%となり、前月のプラス0.05%(改定値)と予想のマイナス0.02%を下回った。一方、指数の下値は限定的。貿易摩擦への警戒感がやや後退していることが支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2714.14 +2.73%
14日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比72.12ポイント高(+2.73%)の2714.14となった。日中の取引レンジは2,616.03-2,722.53となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を急速に拡大させた。米中対立への警戒感が薄れていることや、世界の貿易摩擦に対する懸念の後退などが支援材料となり、幅広い銘柄に買いが広がった。また、米株高も終盤の買いにつながった。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 82253.46 -0.30%
14日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比247.01ポイント安(-0.30%)の82253.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同67.55ポイント安(-0.27%)の25082.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。また、デフレ懸念の高まりなども警戒された。6月の卸売物価指数は前年同月比マイナス0.13%となり、前月のプラス0.39%と予想のプラス0.52%を下回った。
【中国】上海総合指数 3519.65 +0.27%
週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.47ポイント高(+0.27%)の3519.65ポイントと3日続伸した。2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を切り上げている。
前週の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が続いているほか、米中対立の警戒感が薄れたこともプラス材料だ。中国当局はこのところ、デフレ対策や消費刺激、雇用支援など経済政策を相次ぎ打ち出している。米中関係を巡っては、米国のルビオ国務長官と中国の王毅・外交部長は11日、マレーシアで初めて対面会談した。ルビオ氏は会談後、トランプ大統領と習近平・国家主席の首脳会談は実現する可能性が高いと発言している。また、王氏は会談後、米中はあらゆるレベルで対話の枠組みを強化することで合意したとの声明を発表した。そのほか、高官級の米中貿易協議については、8月上旬に予定されると伝わっている。
<CS>
14日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比888.33ポイント安(-0.65%)の135298.98で引けた。日中の取引レンジは134,839.69-136,186.67となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、経済指標の悪化も懸念された。5月の経済活動指数は前月比でマイナス0.74%となり、前月のプラス0.05%(改定値)と予想のマイナス0.02%を下回った。一方、指数の下値は限定的。貿易摩擦への警戒感がやや後退していることが支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2714.14 +2.73%
14日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比72.12ポイント高(+2.73%)の2714.14となった。日中の取引レンジは2,616.03-2,722.53となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を急速に拡大させた。米中対立への警戒感が薄れていることや、世界の貿易摩擦に対する懸念の後退などが支援材料となり、幅広い銘柄に買いが広がった。また、米株高も終盤の買いにつながった。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 82253.46 -0.30%
14日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比247.01ポイント安(-0.30%)の82253.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同67.55ポイント安(-0.27%)の25082.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。また、デフレ懸念の高まりなども警戒された。6月の卸売物価指数は前年同月比マイナス0.13%となり、前月のプラス0.39%と予想のプラス0.52%を下回った。
【中国】上海総合指数 3519.65 +0.27%
週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.47ポイント高(+0.27%)の3519.65ポイントと3日続伸した。2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を切り上げている。
前週の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が続いているほか、米中対立の警戒感が薄れたこともプラス材料だ。中国当局はこのところ、デフレ対策や消費刺激、雇用支援など経済政策を相次ぎ打ち出している。米中関係を巡っては、米国のルビオ国務長官と中国の王毅・外交部長は11日、マレーシアで初めて対面会談した。ルビオ氏は会談後、トランプ大統領と習近平・国家主席の首脳会談は実現する可能性が高いと発言している。また、王氏は会談後、米中はあらゆるレベルで対話の枠組みを強化することで合意したとの声明を発表した。そのほか、高官級の米中貿易協議については、8月上旬に予定されると伝わっている。
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