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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた
配信日時:2025/07/11 09:29
配信元:FISCO
*09:29JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた
【ブラジル】ボベスパ指数 136743.26 -0.54%
10日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比737.53ポイント安(-0.54%)の136743.26で引けた。日中の取引レンジは136,014.47-137,471.88となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も利下げ期待をやや後退させた。6月の拡大消費者物価指数(IPCA)の上昇率(前年同月比)は前月の5.32%から5.35%に加速し、予想の5.30%を上回った。一方、米長期金利の低下や米株高などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2732.45 +1.34%
10日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比36.00ポイント高(+1.34%)の2732.45となった。日中の取引レンジは2,705.98-2,735.15となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。一方、原油価格の下落やインフレ率の加速などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 83190.28 -0.41%
10日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比345.80ポイント安(-0.41%)の83190.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.85ポイント安(-0.47%)の25355.25で取引を終えた。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。米関税政策の不透明感が懸念材料となった。米トランプ政権は9日、フィリピンなど6カ国に25-30%の輸入関税の実施を発表。また、中国技術の輸出規制がインドのスマートフォン業界に悪影響を与えるとの指摘も、IT関連の売り手掛かりとなった。
【中国】上海総合指数 3509.68 +0.48%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.63ポイント高(+0.48%)の3509.68ポイントと反発した。2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を回復している。
投資家のセンチメントが上向く流れ。中国の政策に対する期待感が根強いほか、中国景気の過度な減速懸念も薄らいでいる。国務院(内閣に相当)は9日、社会保険補助の拡大や、若年失業者への支援など新たな雇用下支え策を発表した。また、中国国家発展改革委員会(発改委)の鄭柵潔・主任は9日の記者会見で、中国の国内総生産(GDP)が2025年に約140兆人民元(約2843兆円、前年比↑3.8%)に達するとの見通しを示している。米関税政策の不透明感や、中国の指標発表を前に朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。
<CS>
10日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比737.53ポイント安(-0.54%)の136743.26で引けた。日中の取引レンジは136,014.47-137,471.88となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も利下げ期待をやや後退させた。6月の拡大消費者物価指数(IPCA)の上昇率(前年同月比)は前月の5.32%から5.35%に加速し、予想の5.30%を上回った。一方、米長期金利の低下や米株高などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2732.45 +1.34%
10日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比36.00ポイント高(+1.34%)の2732.45となった。日中の取引レンジは2,705.98-2,735.15となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。一方、原油価格の下落やインフレ率の加速などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 83190.28 -0.41%
10日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比345.80ポイント安(-0.41%)の83190.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.85ポイント安(-0.47%)の25355.25で取引を終えた。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。米関税政策の不透明感が懸念材料となった。米トランプ政権は9日、フィリピンなど6カ国に25-30%の輸入関税の実施を発表。また、中国技術の輸出規制がインドのスマートフォン業界に悪影響を与えるとの指摘も、IT関連の売り手掛かりとなった。
【中国】上海総合指数 3509.68 +0.48%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.63ポイント高(+0.48%)の3509.68ポイントと反発した。2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を回復している。
投資家のセンチメントが上向く流れ。中国の政策に対する期待感が根強いほか、中国景気の過度な減速懸念も薄らいでいる。国務院(内閣に相当)は9日、社会保険補助の拡大や、若年失業者への支援など新たな雇用下支え策を発表した。また、中国国家発展改革委員会(発改委)の鄭柵潔・主任は9日の記者会見で、中国の国内総生産(GDP)が2025年に約140兆人民元(約2843兆円、前年比↑3.8%)に達するとの見通しを示している。米関税政策の不透明感や、中国の指標発表を前に朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。
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