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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、利食い売りが優勢となる流れ
配信日時:2025/07/03 10:31
配信元:FISCO
*10:31JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、利食い売りが優勢となる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 139050.93 -0.36%
2日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.36%(498.50ポイント)安の139050.93で引けた。日中の取引レンジは138,383.54-140,048.83となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、5月の鉱工業生産の下振れも指数の足かせに。5月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月のマイナス0.3%からプラス3.3%に改善したものの、予想のプラス3.5%を下回った。一方、指数の下値は限定的。資源セクターの上昇が指数をサポートした。原油価格の上昇が支援材料となったもようだ。
【ロシア】MOEX指数 2815.26 -1.16%
2日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.16%(33.18ポイント)安の2815.26となった。日中の取引レンジは2,810.00-2,840.66となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速も利下げ期待をやや後退させた。年初来の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月調査の3.68%から3.76%に加速した。ほかに、米雇用統計の発表を週末に控え、積極的な買いは手控えられた。一方、原油価格の上昇が支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 83409.69 -0.34%
2日のインドSENSEX指数は小反落。前日比287.60ポイント安(-0.34%)の83409.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.40ポイント安(-0.35%)の25453.40で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をやや縮小させた。米関税の一時停止措置の期限が9日に迫っていることが不安材料。これによって世界経済が混乱する恐れがあると懸念されている。また、6月の物品・サービス税(GST)の徴収額が前月のプラス20.4%からマイナス3.3%に転落したとの報告も、景気の減速懸念を強めた。
【中国】上海総合指数 3454.79 -0.09%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.96ポイント安(-0.09%)の3454.79ポイントと3日ぶりに反落した。
利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところの上昇で、約半年ぶりの高値水準を回復していた。米国と各国・地域の貿易交渉を巡り、米関税一時停止措置の期限が9日に迫っていることも不安材料。状況によっては、世界経済が混乱する恐れもある。ただ、下値は限定的。中国景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。1日公表された民間集計による6月の財新・中国製造業PMIは、市場予想(49.0)を上回る50.4に上昇。節目の50を2カ月ぶりに上回り、景況感が改善している。
<AK>
2日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.36%(498.50ポイント)安の139050.93で引けた。日中の取引レンジは138,383.54-140,048.83となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、5月の鉱工業生産の下振れも指数の足かせに。5月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月のマイナス0.3%からプラス3.3%に改善したものの、予想のプラス3.5%を下回った。一方、指数の下値は限定的。資源セクターの上昇が指数をサポートした。原油価格の上昇が支援材料となったもようだ。
【ロシア】MOEX指数 2815.26 -1.16%
2日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.16%(33.18ポイント)安の2815.26となった。日中の取引レンジは2,810.00-2,840.66となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速も利下げ期待をやや後退させた。年初来の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月調査の3.68%から3.76%に加速した。ほかに、米雇用統計の発表を週末に控え、積極的な買いは手控えられた。一方、原油価格の上昇が支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 83409.69 -0.34%
2日のインドSENSEX指数は小反落。前日比287.60ポイント安(-0.34%)の83409.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.40ポイント安(-0.35%)の25453.40で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をやや縮小させた。米関税の一時停止措置の期限が9日に迫っていることが不安材料。これによって世界経済が混乱する恐れがあると懸念されている。また、6月の物品・サービス税(GST)の徴収額が前月のプラス20.4%からマイナス3.3%に転落したとの報告も、景気の減速懸念を強めた。
【中国】上海総合指数 3454.79 -0.09%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.96ポイント安(-0.09%)の3454.79ポイントと3日ぶりに反落した。
利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところの上昇で、約半年ぶりの高値水準を回復していた。米国と各国・地域の貿易交渉を巡り、米関税一時停止措置の期限が9日に迫っていることも不安材料。状況によっては、世界経済が混乱する恐れもある。ただ、下値は限定的。中国景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。1日公表された民間集計による6月の財新・中国製造業PMIは、市場予想(49.0)を上回る50.4に上昇。節目の50を2カ月ぶりに上回り、景況感が改善している。
<AK>
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