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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続伸、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大に
配信日時:2025/08/21 10:24
配信元:FISCO
*10:24JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続伸、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大に
【ブラジル】ボベスパ指数 134666.45 +0.17%
20日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.17%(234.19ポイント)高の134666.45で引けた。日中の取引レンジは134,121.67-134,963.84となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となり、資源セクターの買いが指数をサポートした。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米国の高関税政策などが引き続き懸念された。
【ロシア】MOEX指数 2940.78 -0.84%
20日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.84%(24.88ポイント)安の2940.78となった。日中の取引レンジは2,928.85-2,977.26となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、ウクライナ問題をめぐる米・ウクライナ首脳、プーチン大統領の「3者協議」の調整を控え、見極めるムードが強まった。
一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81857.84 +0.26%
20日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比213.45ポイント高(+0.26%)の81857.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.90ポイント高(+0.28%)の25050.55で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大につながるとの予測が好感された。GST適用率の引き下げで国内消費額は1.98兆ルピー(約3兆3264億円)拡大すると試算されている。また、米国の高関税政策がインドの長期成長に大きく影響しないとの見方も、過度な景気不安を緩和させた。
【中国】上海総合指数 3766.21 +1.04%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.92ポイント高(+1.04%)の3766.21ポイントと反発した。約10年ぶりの高値水準を再び切り上げている。
中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国財政部が19日公表したデータによると、1-7月の財政赤字は前年同期比で49%拡大している。米関税政策の影響や、製造業の過当競争などで中国景気の減速が懸念される中、政府は財政赤字の拡大で経済を支える構えだ。李強・首相が18日、消費を促進し、経済成長を維持していく方針を表明するなど、政府は景気支援に注力していることも改めて材料視されている。
<AK>
20日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.17%(234.19ポイント)高の134666.45で引けた。日中の取引レンジは134,121.67-134,963.84となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となり、資源セクターの買いが指数をサポートした。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米国の高関税政策などが引き続き懸念された。
【ロシア】MOEX指数 2940.78 -0.84%
20日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.84%(24.88ポイント)安の2940.78となった。日中の取引レンジは2,928.85-2,977.26となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、ウクライナ問題をめぐる米・ウクライナ首脳、プーチン大統領の「3者協議」の調整を控え、見極めるムードが強まった。
一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81857.84 +0.26%
20日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比213.45ポイント高(+0.26%)の81857.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同69.90ポイント高(+0.28%)の25050.55で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大につながるとの予測が好感された。GST適用率の引き下げで国内消費額は1.98兆ルピー(約3兆3264億円)拡大すると試算されている。また、米国の高関税政策がインドの長期成長に大きく影響しないとの見方も、過度な景気不安を緩和させた。
【中国】上海総合指数 3766.21 +1.04%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.92ポイント高(+1.04%)の3766.21ポイントと反発した。約10年ぶりの高値水準を再び切り上げている。
中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国財政部が19日公表したデータによると、1-7月の財政赤字は前年同期比で49%拡大している。米関税政策の影響や、製造業の過当競争などで中国景気の減速が懸念される中、政府は財政赤字の拡大で経済を支える構えだ。李強・首相が18日、消費を促進し、経済成長を維持していく方針を表明するなど、政府は景気支援に注力していることも改めて材料視されている。
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