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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、9月の米利下げ期待が高まっていることが好感
配信日時:2025/08/13 10:03
配信元:FISCO
*10:03JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、9月の米利下げ期待が高まっていることが好感
【ブラジル】ボベスパ指数 137913.68 +1.69%
12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2290.53ポイント高(+1.69%)の137913.68で引けた。日中の取引レンジは135,629.09-138,414.25となった。
買いは先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。9月の米利下げ期待が高まっていることが好感され、買いは広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、中国当局が消費刺激策を強化する方針を示したことが対中輸出の拡大期待を強めた。一方、米国の高関税政策が引き続き指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2977.18 +0.44%
12日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.03ポイント高(+0.44%)の2977.18となった。日中の取引レンジは2,952.34-2,980.01となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。9月の米利下げ期待の高まりが好感され、買いは継続。また、米ロ首脳会談への期待感も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。
【インド】SENSEX指数 80235.59 -0.46%
12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比368.49ポイント安(-0.46%)の80235.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.65ポイント安(-0.40%)の24487.40で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅を拡大させた。米トランプ政権がインドに高関税を適用させることが引き続き警戒された。これにより、55%の対米輸出品が悪影響を受けると指摘された。また、7月の消費者物価指数(CPI)や貿易収支が12日から相次いで発表されるため、慎重ムードも強まった。なお、7月のCPI上昇率は前月の2.1%から1.55%まで低下したものの、予想の1.40%を上回った。
【中国】上海総合指数 3665.92 +0.50%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.37ポイント高(+0.50%)の3665.92ポイントと続伸した。約3年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済成長の減速懸念がひとまず薄らいでいる。大手ブローカーや国際機関は、中国が追加の景気対策で中国経済を支える可能性が高いとして、2025年の成長予想を相次ぎ上方修正した。中国当局は製造業の内巻(過当競争)是正に向けた動きを強めているほか、少子化対策にも注力している。また、財政政策として、総投資額が約1兆2000億人民元(約24兆8200億円)に上る世界最大級の大規模水力発電ダム建設も着工した。一方、トランプ米大統領が中国に対する関税措置の一時停止を90日間延長する大統領令に署名したことについては、すでに予想されたことだとしてそれほど好材料視されていない。
<CS>
12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2290.53ポイント高(+1.69%)の137913.68で引けた。日中の取引レンジは135,629.09-138,414.25となった。
買いは先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。9月の米利下げ期待が高まっていることが好感され、買いは広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、中国当局が消費刺激策を強化する方針を示したことが対中輸出の拡大期待を強めた。一方、米国の高関税政策が引き続き指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2977.18 +0.44%
12日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.03ポイント高(+0.44%)の2977.18となった。日中の取引レンジは2,952.34-2,980.01となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。9月の米利下げ期待の高まりが好感され、買いは継続。また、米ロ首脳会談への期待感も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。
【インド】SENSEX指数 80235.59 -0.46%
12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比368.49ポイント安(-0.46%)の80235.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.65ポイント安(-0.40%)の24487.40で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅を拡大させた。米トランプ政権がインドに高関税を適用させることが引き続き警戒された。これにより、55%の対米輸出品が悪影響を受けると指摘された。また、7月の消費者物価指数(CPI)や貿易収支が12日から相次いで発表されるため、慎重ムードも強まった。なお、7月のCPI上昇率は前月の2.1%から1.55%まで低下したものの、予想の1.40%を上回った。
【中国】上海総合指数 3665.92 +0.50%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.37ポイント高(+0.50%)の3665.92ポイントと続伸した。約3年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済成長の減速懸念がひとまず薄らいでいる。大手ブローカーや国際機関は、中国が追加の景気対策で中国経済を支える可能性が高いとして、2025年の成長予想を相次ぎ上方修正した。中国当局は製造業の内巻(過当競争)是正に向けた動きを強めているほか、少子化対策にも注力している。また、財政政策として、総投資額が約1兆2000億人民元(約24兆8200億円)に上る世界最大級の大規模水力発電ダム建設も着工した。一方、トランプ米大統領が中国に対する関税措置の一時停止を90日間延長する大統領令に署名したことについては、すでに予想されたことだとしてそれほど好材料視されていない。
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