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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、弱い経済指標が改めて嫌気
配信日時:2025/08/07 09:54
配信元:FISCO
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、弱い経済指標が改めて嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 134537.63 +1.04%
6日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1386.33ポイント高(+1.04%)の134537.63で引けた。日中の取引レンジは133,169.04-135,240.61となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。早期の米利下げ観測が好感され、買いは継続。また、中国当局が景気対策を強化していることも引き続き支援材料となった。一方、原油価格の下落や米国がブラジルに対して高関税を課す方針などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2764.62 -0.78%
6日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.75ポイント安(-0.78%)の2764.62となった。日中の取引レンジは2,754.51-2,798.21となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。弱い経済指標が改めて嫌気された。また、インド向けの原油輸出が大幅に減少するとの観測も圧迫材料。ロシアからの原油輸入をめぐり、米国がインドに対してペナルティーを追加する方針を示した。一方、指数の下値は限定的。早期の米利下げ観測が再び高まっていることが好感された。
【インド】SENSEX指数 80543.99 -0.21%
6日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比166.26ポイント安(-0.21%)の80543.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同75.35ポイント安(-0.31%)の24574.20で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。トランプ米政権がインドに対して高関税の適用で強硬な姿勢を示していることが引き続き嫌気された。また、米景気見通しの悪化も圧迫材料。ほかに、通貨ルピー安の進行がインド株のマイナス材料となった。ルピーの対米ドルレートは過去最安値の水準で推移している。
【中国】上海総合指数 3634.00 +0.45%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.40ポイント高(+0.45%)の3634.00ポイントと3日続伸している。約3年7カ月ぶりの高値水準を連日で切り上げた。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が根強いほか、中国景気の減速懸念が後退していることもプラス材料だ。HSBCは最新リポートで、2025年の中国GDP成長率予想を従来の4.5%から4.9%に引き上げた。追加の支援策が打ち出される可能性が高いと分析している。それより先、国際通貨基金(IMF)も7月下旬、中国の25年成長率見通しを上方修正した。米中関係の改善期待も支え。トランプ米大統領は5日、中国との貿易協定締結は近いとしたうえで、合意に達すれば年内に習近平・国家主席と会談すると述べた。
<CS>
6日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1386.33ポイント高(+1.04%)の134537.63で引けた。日中の取引レンジは133,169.04-135,240.61となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。早期の米利下げ観測が好感され、買いは継続。また、中国当局が景気対策を強化していることも引き続き支援材料となった。一方、原油価格の下落や米国がブラジルに対して高関税を課す方針などが指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 2764.62 -0.78%
6日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.75ポイント安(-0.78%)の2764.62となった。日中の取引レンジは2,754.51-2,798.21となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。弱い経済指標が改めて嫌気された。また、インド向けの原油輸出が大幅に減少するとの観測も圧迫材料。ロシアからの原油輸入をめぐり、米国がインドに対してペナルティーを追加する方針を示した。一方、指数の下値は限定的。早期の米利下げ観測が再び高まっていることが好感された。
【インド】SENSEX指数 80543.99 -0.21%
6日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比166.26ポイント安(-0.21%)の80543.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同75.35ポイント安(-0.31%)の24574.20で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。トランプ米政権がインドに対して高関税の適用で強硬な姿勢を示していることが引き続き嫌気された。また、米景気見通しの悪化も圧迫材料。ほかに、通貨ルピー安の進行がインド株のマイナス材料となった。ルピーの対米ドルレートは過去最安値の水準で推移している。
【中国】上海総合指数 3634.00 +0.45%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.40ポイント高(+0.45%)の3634.00ポイントと3日続伸している。約3年7カ月ぶりの高値水準を連日で切り上げた。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が根強いほか、中国景気の減速懸念が後退していることもプラス材料だ。HSBCは最新リポートで、2025年の中国GDP成長率予想を従来の4.5%から4.9%に引き上げた。追加の支援策が打ち出される可能性が高いと分析している。それより先、国際通貨基金(IMF)も7月下旬、中国の25年成長率見通しを上方修正した。米中関係の改善期待も支え。トランプ米大統領は5日、中国との貿易協定締結は近いとしたうえで、合意に達すれば年内に習近平・国家主席と会談すると述べた。
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