注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、過熱感から利益確定売りが優勢
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、過熱感から利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 133747.69 -0.90%18日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1212.50ポイント安(-0.90%)の133747.69で引けた。日中の取引レンジは133747.69-135203.32となった。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。利上げ観測が懸念された。ブラジル中央銀行は19日日本時間未明、市場予想通り政策金利を10.50%から10.75%に引き上げた。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、米利下げの決定などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2751.73 -0.80%18日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.31ポイント安(-0.80%)の2751.73ポイントで引けた。日中の取引レンジは2742.48-2784.15となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。原油価格の下落が圧迫材料。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。米利下げの決定などが外資の流出懸念を後退させた。【インド】SENSEX指数 82948.23 -0.16%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比131.43ポイント安(-0.16%)の82948.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.00ポイント安(-0.16%)の25377.55で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、慎重ムードも強まった。【中国本土】上海総合指数 2717.28 +0.49%連休明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.19ポイント高(+0.49%)の2717.28ポイントと小幅ながら4日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ連日で急落し、2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。14日に公表された8月の中国経済統計が総じて弱い内容となるなか、中国当局が2024年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、預金準備率の引き下げを含む景気対策を強めるとの見方が広がっている。ただ、上値は重い。指数は心理的な節目の2700ポイントを一時割り込み、マイナス圏で推移する場面もみられた。
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2024/09/19 10:00
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油先物が底堅い動きを見せていることなどを好感
*09:47JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油先物が底堅い動きを見せていることなどを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 134960.19 -0.12%17日のブラジル株式市場は小幅安。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比158.03ポイント安(-0.12%)の134960.19で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では42が上昇、44が下落、変わらずは0。米大幅利下げ観測は後退し、過半数の銘柄が下げた。CSNミネラサオ(CMIN3)は2%超の下げを記録。【ロシア】MOEX指数 2774.04 +1.10%17日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比29.84ポイント高(+1.10%)の2774.04で引けた。日中の取引レンジは、2726.91-2780.24。これまでのところ、利上げの影響は限られており、原油先物が底堅い動きを見せていることなどを好感した買いが入ったようだ。米国の大幅利下げへの期待は低下したが、ネガティブな反応は確認されなかったようだ。【インド】SENSEX指数 82962.71 +1.77%17日のインド株式市場は小幅高。前日比90.88ポイント高(+0.11%)の83079.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.80ポイント高(+0.14%)の25418.55で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、15が上昇、15が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが先行したが、利食い売りも観測されており、結果的に売買は拮抗した。バーティ・エアテル(BARTI)の上げが目立った。一方、タタ・モーターズ(TTMT)はさえない動きとなり、1%超の下げを記録。【中国本土】休場
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2024/09/18 09:47
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場はやや強含み、アズール(AZUL4)などの上昇が目立った
*09:23JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場はやや強含み、アズール(AZUL4)などの上昇が目立った
【ブラジル】ボベスパ指数 135118.22 +0.18%16日のブラジル株式市場はやや強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比236.27ポイント高(+0.18%)の135118.22で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では46が上昇、36が下落、変わらずは4。米長期金利の低下を意識した買いが入った。アズール(AZUL4)などの上昇が目立った。【ロシア】MOEX指数 2744.20 +2.43%16日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比65.21ポイント高(+2.43%)の2744.20で引けた。日中の取引レンジは、2685.38-2746.11。13日に続いて4-6月期国内総生産(GDP)の上振れを好感した買いが入った。原油先物が底堅い動きを見せていることや米国の大幅利下げへの期待は持続していることも株価指数の上昇につながったようだ。【インド】SENSEX指数 82962.71 +1.77%16日のインドSENSEX指数は小幅高。前日比97.84ポイント高(+0.12%)の82988.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.25ポイント高(+0.11%)の25383.75で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、15が上昇、15が下落、変わらずは0。外部環境の改善を好感して買いが先行したが、利食い売りが増えたことで売買は拮抗した。ナショナル・サーマルパワー(NTPC)の上げが目立った。一方、バジャジ・ファイナンスは3%超の下げを記録し、軟調推移。【中国本土】休場
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2024/09/17 09:23
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、前日の軟調地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 134029.44 -0.48%12日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比647.31ポイント安(-0.48%)の134029.44で引けた。日中の取引レンジは133591.04-134776.87となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。利上げ懸念が足かせとなった。来週に発表される政策金利であるセリック金利は現水準の10.50%から10.75%に引き上げられると予測されている。一方、指数の下値は限定的。海外株高が好感されたほか、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、経済指標の改善も支援材料。7月の広義小売売上高の上昇率(前年同月比)は前月の2.1%(改定値)から7.2%に加速し、予想の6.0%を上回った。【ロシア】MOEX指数 2615.00 -1.99%12日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比53.03ポイント安(-1.99%)の2615.00ポイントで引けた。日中の取引レンジは2603.81-2656.31となった。売りが先行した後も下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う利上げ懸念の高まりが嫌気され、売りが広がった。また、欧米との対立激化なども圧迫材料。一方、海外株高や原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 82962.71 +1.77%12日のインドSENSEX指数は反発。前日比1439.55ポイント高(+1.77%)の82962.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同470.45ポイント高(+1.89%)の25388.90で取引を終えた。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤上げ幅を急拡大させた。前日の米ハイテク株の上昇に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していたことを受け、インド株も買いが先行。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料となった。FIIはこの日、4日連続の買い越しとなった。国内では、利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 2717.12 -0.17%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.67ポイント安(-0.17%)の2717.12ポイントと続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不安が依然としてくすぶっている。これまでに公表された物価や貿易などの統計は、デフレや企業活動縮小、内需不振などが懸念される内容だ。また、週末には8月の各種統計(14日に8月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融)がまとめて発表される予定。ほか、来週は中秋節で本土市場が16-17日に休場となる。買い手控え要因として意識された。ただ、下値は限定的。このところの下落基調を受け、値頃感に着目した買いで、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2024/09/13 09:56
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、成長の減速観測が圧迫材料
*10:30JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、成長の減速観測が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 134676.75 +0.27%11日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.27%(357.17ポイント)高の134676.75で引けた。日中の取引レンジは133756.97-135087.32となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。経済指標の改善が支援材料。7月のIBGEサービス部門売上高は前年比で4.3%上昇し、前月の1.3%と予想の2.5%を上回った。また、米ハイテク株の上昇も支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2668.03 -0.13%11日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.13%(3.35ポイント)安の2668.03ポイントで引けた。日中の取引レンジは2657.77-2690.58となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。貿易収支の悪化が圧迫材料。また、米中経済指標の発表を控え、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81523.16 -0.49%11日のインドSENSEX指数は小反落。前日比398.13ポイント安(-0.49%)の81523.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同122.65ポイント安(-0.49%)の24918.45で取引を終えた。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで下げ幅をじりじりと拡大させた。成長の減速観測が圧迫材料。野村インターナショナルは最新リポートで、2024年度のインドの成長率が前年度の8.2%から6.7%に鈍化すると予測。これは政府予想の7.2%を下回る。野村は、政府の公共投資が拡大されているものの、個人消費が伸び悩んでいると指摘した。また、7月の鉱工業生産などが翌12日から発表されるほか、米中の経済指標の発表を控え、インド市場は積極的な買いは手控えられた。【中国本土】上海総合指数 2721.80 -0.82%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.40ポイント安(-0.82%)の2721.80ポイントと反落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。中国経済の先行き不安が改めて意識される流れ。これまでに公表された物価や貿易などの統計は、デフレや企業活動縮小、内需不振などが懸念される内容だとなっている。週末に公表される8月の各種統計(14日に8月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融)の内容も気がかりだ。西側諸国の対中圧力が続いていることも不安材料。米政府と中国のバイオテクノロジー企業との取引を制限する「バイオセキュア法案」の米下院可決(今後、上院に送付)に続き、中国製ドローンの米国内利用を禁止する法案も10日までに可決した。そのほか、カナダのフリーランド副首相は10日の記者会見で、中国から輸入する電池、半導体、太陽光製品、鉱物などに追加関税を課すことを検討していると述べている。
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2024/09/12 10:30
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる
【ブラジル】ボベスパ指数 134319.58 -0.31%10日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比417.62ポイント安(-0.31%)の134319.58で引けた。日中の取引レンジは133754.18-134737.68となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。また、欧米株がさえない展開を示したことも警戒された。一方、指数の下値は限定的。貿易収支の改善やインフレ率の鈍化などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2671.38 -1.18%10日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.79ポイント安(-1.18%)の2671.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは2667.06-2729.73となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、原油価格の大幅下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、欧米市場がさえない展開を示したことが懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 81921.29 +0.44%10日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比361.75ポイント高(+0.44%)の81921.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.70ポイント高(+0.42%)の25041.10で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。国内の利下げ期待の高まりが好感された。エコノミストらは、インド準備銀行(中央銀行)が2025年3月まで50bp(ベーシスポイント)の利下げを実施すると予測している。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも、外資の流出懸念を後退させた。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2744.19 +0.28%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.70ポイント高(+0.28%)の2744.19ポイントと3日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで、連日で約7カ月ぶりの安値水準を切り下げていた。中国人民銀行(中央銀行)が前日に続き資金供給していることもプラス。人民銀は朝方、リバースレポを通じ満期分との差引で1848億人民元を市中供給している。一方、本日の取引時間中に公表された8月の貿易統計はまちまちの内容。米ドル建て輸出が前年同月比8.7%増(予想は6.6%増)と上振れる半面、輸入は0.5%増(予想は2.5%増)に下振れている。輸出が大幅に伸びたことは好感されたものの、内需の弱さが不安視された。
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2024/09/11 09:51
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 134737.21 +0.12%9日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比164.76ポイント高(+0.12%)の134737.21で引けた。日中の取引レンジは134399.45-135249.97となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも好感された。ほかに、通貨レアル高の進行や欧米株高などがブラジル株のサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 2703.17 +3.04%9日のロシア株式市場は大幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比79.80ポイント高(+3.04%)の2703.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは2642.31-2703.58となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格が反発したことが好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まっていることも好感された。ほかに、国内の利上げ懸念がやや緩和されていることが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81559.54 +0.46%9日のインドSENSEX指数は小反発。前日比375.61ポイント高(+0.46%)の81559.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.25ポイント高(+0.34%)の24936.40で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、食品インフレ率の鈍化なども好感された。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。FIIはこの日、3日ぶりの買い戻しとなった。【中国本土】上海総合指数 2736.49 -1.06%週明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比29.32ポイント安(-1.06%)の2736.49ポイントと続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。寄り付き直後に公表された8月の中国物価統計の結果を受け、デフレや企業活動縮小が改めて懸念された。消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比0.6%にとどまり、市場予想(0.7%)を下回っている。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.8%となり、予想(マイナス1.5%)以上に低下した。これまでに発表された中国経済統計は、弱い内容が目立っている。資源相場の下落も逆風。6日のWTI原油先物は2.1%安で5日続落し、一時、昨年6月以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物価格が軟調に推移し、金相場は反落した。
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2024/09/10 09:39
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、指標発表前に買いが手控えられる流れ
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、指標発表前に買いが手控えられる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 134572.45 +1.41%6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1930.03ポイント高(+1.41%)の134572.45で引けた。日中の取引レンジは134476.19-136653.00となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米中景気の先行き不安も懸念材料。ほかに、通貨レアル安の進行やインフレ率の加速などがブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2623.37 +0.07%6日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.75ポイント高(+0.07%)の2623.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは2604.67-2648.38となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、インフレ率の鈍化が引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81183.93 -1.24%6日のインドSENSEX指数は続落。前日比1017.23ポイント安(-1.24%)の81183.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同292.95ポイント安(-1.17%)の24852.15で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。ほかに、米中景気の先行き不安が引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 2765.81 -0.81%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.50ポイント安(-0.81%)の2765.81ポイントと反落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では来週、8月の各種経済統計が集中して発表されるため(9日に物価、10日に貿易、14日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融)、様子見ムードも漂った。また、中国の景気懸念がくすぶっていることなども改めて重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが期待されている。人民銀・貨幣政策司の鄒瀾・司長は5日の記者会見で、預金・貸出金利のさらなる引き下げには一定の制約があるとしながらも、預金準備率の引き下げ余地はあるとの見解を示した。
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2024/09/09 09:59
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、インフレ率の加速懸念なども引き続き懸念材料
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、インフレ率の加速懸念なども引き続き懸念材料
【ブラジル】ボベスパ指数 136502.48 +0.29%5日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比391.75ポイント高(+0.29%)の136502.48で引けた。日中の取引レンジは135959.32-136656.04となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をやや拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、国内総生産(GDP)の上振れなども引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。欧州市場がさえない展開を示したことや、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2621.62 +0.63%5日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.47ポイント高(+0.63%)の2621.62ポイントで引けた。日中の取引レンジは2607.52-2662.00となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。インフレ率の落ち着きが支援材料。年初来から9月2日までの消費者物価指数(CPI)上昇率は前回超過の5.19%から5.17%まで鈍化した。また、経済指標の改善なども引き続き好感された。一方、欧州市場がさえない展開を示したことや、原油安などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 82201.16 -0.18%5日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比151.48ポイント安(-0.18%)の82201.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同53.60ポイント安(-0.21%)の25145.10で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米中景気の先行き不透明感が払しょくされていないことが輸出伸びの鈍化懸念を強めた。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き懸念材料となった。ほかに、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせに。FIIはこの日、6日ぶりに売り越しに転じた。【中国本土】上海総合指数 2788.31 +0.14%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.04ポイント高(+0.14%)の2788.31ポイントと4日ぶりに小反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。前日の上海総合指数は3日続落し、2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げていた。また、中国で近く、住宅ローン金利が引き下げられるとの観測や、外国為替市場で対米ドルの人民元安が進んだことも好感されている。ただ、上値は限定的。中国では来週、8月の各種経済統計が集中して発表されるため(9日に物価、10日に貿易、14日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融)、様子見ムードも漂った。
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2024/09/06 09:49
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、経済指標の改善も好感
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、経済指標の改善も好感
【ブラジル】ボベスパ指数 136110.73 +1.31%4日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1757.25ポイント高(+1.31%)の136110.73で引けた。日中の取引レンジは134359.01-136838.27となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。4-6月期の国内総生産(GDP)が予想以上に伸びたことが改めて好感された。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しも優勢。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、米中景気の先行き不透明感などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2605.15 +3.20%4日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比80.77ポイント高(+3.20%)の2605.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは2534.21-2605.15となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、経済指標の改善も好感された。8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は52.1となり、前月の51.9を上回った。ほかに、ルーブル安の進行が輸出銘柄の物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 82352.64 -0.25%4日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比202.80ポイント安(-0.25%)の82352.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.15ポイント安(-0.32%)の25198.70で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させた。前日の欧米株安やこの日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していたことを受け、インド株も売り圧力が強まった。また、米経済のハードランディング(硬着陸)懸念がやや高まっていることも警戒された。【中国本土】上海総合指数 2784.28 -0.67%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.70ポイント安(-0.67%)の2784.28ポイントと3日続落した。2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念がくすぶっているほか、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収がマイナス材料だ。人民銀が4日に実施したリバースレポを通じた資金供給は7億人民元にとどまり、満期分との差し引きで2766億人民元の吸収超。人民銀は今週、連日で資金吸収している。商品市況安も逆風。昨夜のWTI原油先物は4.4%安と続落し、今年1月以来の安値を付けている。金先物価格も続落した。ほか、4日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、アルミ先物など主要産品が安く推移している。
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2024/09/05 09:54
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かり
*09:47JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 134353.48 -0.41%3日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比552.58ポイント安(-0.41%)の134353.48で引けた。日中の取引レンジは134,171.30-135,010.55となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を拡大させた。欧米株安や米経済のハードランディング(硬着陸)懸念が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、原油価格の大幅安も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。成長率の上振れが好感された。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は3.3%となり、前期の2.5%と予想の2.7%を上回った。【ロシア】MOEX指数 2524.38 -0.81%3日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比20.69ポイント安(-0.81%)の2524.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは2512.70-2603.01となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かり。また、8月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)が翌4日に発表されるため、見極めるムードも強まった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、一段の下値を模索する展開も見られなかった。【インド】SENSEX指数 82555.44 -0.01%3日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比4.41ポイント安(-0.01%)の82555.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.15ポイント高(+0.01%)の25279.85で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が嫌気された。8月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は57.5となり、前月の58.1を下回った。また、成長予想の下方修正も足かせに。野村インターナショナルは最新リポートで、2024年度のインド成長予想をこれまでの6.9%から6.7%に引き下げた。4-6月期の成長率が6.7%にとどまり、予想の6.9%と前期の7.8%を下回ったことが下方修正の理由として挙げられている。【中国本土】上海総合指数 2802.98 -0.29%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.06ポイント安(-0.29%)の2802.98ポイントと続落した。2月6日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げている。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収が引き続き重しとなった。人民銀が3日に実施したリバースレポを通じた資金供給は12億人民元にとどまり、満期分との差し引きで4713億人民元の資金を吸収。人民銀は前日も資金吸収している。ただ、下値は限定的。指数はこのところの下げが大きかっただけに、自律反発狙いの買いも散見される。また、政府は今年のGDP成長目標「5.0%前後」を達成させるため、財政出動など一段の支援策を打ち出すとの見方も一部に広がった。
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2024/09/04 09:47
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家心理がやや悪化する流れ
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家心理がやや悪化する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 134906.06 -0.81%2日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1097.95ポイント安(-0.81%)の134906.06で引けた。日中の取引レンジは134496.71-136003.81となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。4-6月期の国内総生産(GDP)が翌3日に発表されるため、神経質な展開となった。また、米株式市場がレーバーデーで休場となったため、ブラジル市場も積極的な買いは手控えられた。一方、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待などが引き続き指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2545.07 -3.97%2日のロシア株式市場は大幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比105.25ポイント安(-3.97%)の2545.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは2540.49-2627.58となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ懸念が嫌気され、売りが広がった。また、欧米が対ロ制裁を緩めない姿勢も懸念された。ほかに、米国市場はこの日、レーバーデーで休場となったため、ロシア市場も積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 82559.84 +0.24%2日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比194.07ポイント高(+0.24%)の82559.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.80ポイント高(+0.17%)の25278.70で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が支援材料。また、8月の物品・サービス税(GST)の徴収額が前年同月比で10%増加したとの報告も、財政支出の拡大期待を高めた。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日まで3日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2811.04 -1.10%週明け2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比31.18ポイント安(-1.10%)の2811.04ポイントと反落した。2月6日以来、約7カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。投資家心理がやや悪化する流れ。中国の景気懸念や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収が重しとなっている。中国国家統計局が8月31日に公表した8月の購買担当者景気指数(PMI)は、非製造業PMIが小幅ながら前月から上昇したものの、製造業PMIは改善見通しに反し前月から低下した。6カ月ぶりの低水準に落ち込んでいる。また、人民銀が2日に実施したリバースレポを通じた資金供給は35億人民元にとどまり、満期分との差し引きでは4675億人民元の市中資金を吸収した。リバースレポを通じた資金は今週、週間で1兆4018億人民元が満期を迎える。
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2024/09/03 09:56
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、成長予想の上方修正が支援材料
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、成長予想の上方修正が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 136004.02 -0.03%30日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比37.33ポイント安(-0.03%)の136004.02で引けた。日中の取引レンジは134910.48-136138.94となった。横ばいで寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が支援材料となった。また、通貨レアル高の進行も指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 2650.32 -2.14%30日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比57.95ポイント安(-2.14%)の2650.32ポイントで引けた。日中の取引レンジは2641.08-2724.53となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛かり。また、ウクライナ紛争をめぐり、ロシアとウクライナ双方の攻撃の応酬激化もリスク回避の売りを高めた。ほかに、欧米との関係悪化が緩和されていないことが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 82365.77 +0.28%30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比231.16ポイント高(+0.28%)の82365.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.95ポイント高(+0.33%)の25235.90で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が支援材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2024年度のインドの成長予想をこれまでの6.8%から7.2%に引き上げた。国内の経済回復の兆しが明らかになっているほか、農村部の需要が増加していることが上方修正の理由として挙げられた。また、7月のインフレ率が農村部で鈍化しているとの報告も利下げ期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 2842.21 +0.68%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.11ポイント高(+0.68%)の2842.21ポイントと4日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国人民銀行(中央銀行)が29日、景気支援に向けた新たな手段を検討していると改めて強調。外電は30日、関係者の話として、「当局は消費促進のため、住宅ローンの借り換え容認を検討している」と報じた。外国為替市場で対米ドルの人民元高が進行していることもプラス。30日の上海外国為替市場では、対米ドルの人民元高が進み、昨年6月以来の高水準で推移している。今年前半からの元安懸念が払しょくし、中国マネーの流出懸念もやや薄らいだ格好だ。8月の中国製造業PMIの公表をあす31日に控え、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げている。
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2024/09/02 09:48
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 136041.35 -0.95%29日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1302.61ポイント安(-0.95%)の136041.35で引けた。日中の取引レンジは135857.81-137370.36となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。インフレ率の加速が警戒され、売りは優勢。また、ボベスパ指数が過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油高や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2708.27 +0.31%29日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.29ポイント高(+0.31%)の2708.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは2679.43-2723.50となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧米株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。7月の小売売上高や鉱工業生産などが取引終了後に発表されるため、慎重ムードが強まった。なお、7月の小売売上高は前月を下回った半面、同月の鉱工業生産は前月を上回った。【インド】SENSEX指数 82134.61 +0.43%29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比349.05ポイント高(+0.43%)の82134.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.60ポイント高(+0.40%)の25151.95で取引を終えた。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。欧州市場の上昇が終盤に買いにつながったもようだ。また、景気対策の承認も好感された。政府はスマート工業都市12都市の整備計画を承認した。国内メディアによると、投資総額は2860億200万ルピーに上るという。ほかに、外国人投資家が買い越しに転じたことも指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 2823.11 -0.50%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.32ポイント安(-0.50%)の2823.11ポイントと3日続落した。2月6日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、対外関係の悪化が引き続き売り材料視されている。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が発表される。製造業PMIについては、7月の49.4から49.5にやや上向くと予想されているが、景況判断の境目となる50は引き続き下回る見通しだ。
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2024/08/30 09:59
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場強含み、上値の重い展開
*11:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場強含み、上値の重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 137343.95 +0.42%28日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.42%(568.05ポイント)高の137343.95で引けた。日中の取引レンジは135746.40-137469.26となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで上げ幅をじりじりと拡大させた。内需関連の上昇が指数を押し上げた。一方、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。【ロシア】MOEX指数 2699.98 -1.11%28日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.11%(30.40ポイント)安の2699.98ポイントで引けた。日中の取引レンジは2664.30-2729.72となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。原油価格の下落が嫌気され、資源の一角に売りは継続。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、米国が対ロ制裁を追加したことなどが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 81785.56 +0.09%28日のインドSENSEX指数は強含み。前日比73.80ポイント高(+0.09%)の81785.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.60ポイント高(+0.14%)の25052.35で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、終盤は前日の終値近辺まで値を戻した。ジャンマスタミ祭り期間の小売売上高が大幅に増加しているとの報告が小売関連の物色手掛かり。また、景気対策への期待感も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。成長予想の下方修正が引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 2837.43 -0.40%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.30ポイント安(-0.40%)の2837.43ポイントと続落した。終値ベースでは2月7日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、中国と西側諸国の関係悪化が引き続き重しとなっている。中国製EV(電気自動車)を巡っては、カナダ政府が新たな関税を課すと発表し、欧州連合(EU)も追加関税の最終案を公表。米国も輸入関税を引き上げる予定だ。中国政府は猛反発し、対抗措置を打ち出す姿勢を示している。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が発表される予定。市場コンセンサス予想では、製造業PMIが7月の49.4から8月の49.5に、非製造業PMIが7月の50.2から8月の50.0に変動する見通しだ。
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2024/08/29 11:31
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、中国の財政不安を重しに投資家の慎重スタンスが強まった
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、中国の財政不安を重しに投資家の慎重スタンスが強まった
【ブラジル】ボベスパ指数 136775.90 -0.08%27日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比112.80ポイント安(-0.08%)の136775.90で引けた。日中の取引レンジは136664.40-137212.64となった。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ボベスパ指数が過去最高値の水準で推移しており、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落や通貨レアル安の進行なども指数の足かせとなった。一方、米ハイテク株の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2730.38 -1.21%27日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.37ポイント安(-1.21%)の2730.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは2726.48-2800.00となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、前日の大幅高を受けた反動から利益確定売り圧力も強まった。ほかに、中東情勢の悪化などがマイナス材料となった。【インド】SENSEX指数 81711.76 +0.02%27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比13.65ポイント高(+0.02%)の81711.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.15ポイント高(+0.03%)の25017.75で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日まで4日連続の買い越しとなった。また、景気対策への期待感なども引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 2848.73 -0.24%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.79ポイント安(-0.24%)の2848.73ポイントと3日ぶりに反落した。終値ベースでは2月7日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国の財政不安を重しに、投資家の慎重スタンスが強まった。中国財政部が26日発表したデータによると、今年1-7月の一般公共予算収入(財政収入)が前年同期比で2.6%減少する一方、支出は2.5%増えている。中国の景気懸念も連想された。対外関係の悪化もマイナス。カナダ政府は26日、中国製の電気自動車(EV)と鉄鋼・アルミに新たな関税を課すと発表した。中国EVについては、欧州連合(EU)も先ごろ追加関税の最終案を公表している。米国も輸入関税を引き上げる見通しだ。
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2024/08/28 09:41
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた
*09:47JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた
【ブラジル】ボベスパ指数 136888.70 +0.94%26日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1280.23ポイント高(+0.94%)の136888.70で引けた。日中の取引レンジは135595.59-137013.05となった。横ばいで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米利下げ期待の高まりが引き続き好感されたほか、米経済のソフトランディング(軟着陸)観測も支援材料。また、原油価格の大幅高も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、成長予想の上方修正が引き続きサポート材料。一方、通貨レアル安の進行が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2725.75 -1.53%26日のロシア株式市場は9日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比101.28ポイント高(+3.80%)の2763.75ポイントで引けた。日中の取引レンジは2726.98-2795.47となった。高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、ブレント原油価格の上昇も資源セクターの買い手掛かりとなった。ほかに、海外株高や米利下げ期待の高まりなどが改めて好感された。【インド】SENSEX指数 81698.11 +0.75%26日のインドSENSEX指数は強含み。前日比611.90ポイント高(+0.75%)の81698.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同187.45ポイント高(+0.76%)の25010.60で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日まで3日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2855.52 +0.04%週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.15ポイント高(+0.04%)の2855.52ポイントと小幅に続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。住宅都市農村建設部の董建国・副部長は23日の記者会見で、不動産市況の改善に向けた在庫住宅の買い上げ政策を加速させると表明した。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は24日、経済回復に向けて支援を継続していると述べている。そのほか、中国証券監督管理委員会(証監会)の呉清・主席は先ごろ、大手機関投資家に対し、理性的な投資を呼びかけた。米中関係の悪化などを懸念した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は引けにかけてプラスに転じている。
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2024/08/27 09:47
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は8日続落、米国が対ロ制裁を追加したとの報道が嫌気
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は8日続落、米国が対ロ制裁を追加したとの報道が嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 135608.50 +0.32%23日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比435.11ポイント高(+0.32%)の135608.50で引けた。日中の取引レンジは135174.19-136477.53となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待が高まっていることが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会議での講演で速やかな利下げ軌道を明らかにした。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行が発表した8月の景気予想報告では、2024年の成長予想が前回調査の2.1%から2.2%に上方修正された。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。【ロシア】MOEX指数 2725.75 -1.53%23日のロシア株式市場は8日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比63.28ポイント安(-2.32%)の2662.47ポイントで引けた。日中の取引レンジは2650.19-2729.27となった。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米国が対ロ制裁を追加したとの報道が嫌気され、リスク回避の売りが継続した。また、利上げ懸念の高まりも引き続き嫌気された。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 81053.19 +0.18%22日のインドSENSEX指数は強含み。前日比147.89ポイント高(+0.18%)の81053.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.30ポイント高(+0.17%)の24811.50で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。FIIはこの日、4日ぶりに買い越しに転じた。【中国本土】上海総合指数 2854.37 +0.20%23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比5.60ポイント高(+0.20%)の2854.37ポイントと4日ぶりに反発した。見直し買いが優勢となる流れ。前日までの3日続落を受け、業績や配当が安定している銘柄や、政策支援が期待できる銘柄などが物色された。中国政府は2024年下半期の重点政策として、内需を拡大する方針を示している。もっとも、上値は重い。米金融政策の見極めや、中国と西側諸国の貿易摩擦、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスなど不安材料が山積している。指数は安く推移する場面もみられた。
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2024/08/26 09:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 135173.39 -0.95%22日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1290.27ポイント安(-0.95%)の135173.39で引けた。日中の取引レンジは134835.74-136462.18となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米株安や米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、積極的な買いも手控えられた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2725.75 -1.53%22日のロシア株式市場は7日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比42.39ポイント安(-1.53%)の2725.75ポイントで引けた。日中の取引レンジは2725.47-2786.76となった。プラス圏でもみ合った後は後半下げ幅をじりじりと拡大させた。MOEX指数はこの日、約14カ月ぶりの安値まで落ち込んだ。外資の売りが加速していることがロシア株の圧迫材料。また、利上げ懸念の高まりなども引き続き嫌気された。ほかに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、積極的な買いは手控えられた。【インド】SENSEX指数 81053.19 +0.18%22日のインドSENSEX指数は強含み。前日比147.89ポイント高(+0.18%)の81053.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同41.30ポイント高(+0.17%)の24811.50で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことが指数をサポートした。FIIはこの日、4日ぶりに買い越しに転じた。【中国本土】上海総合指数 2848.77 -0.27%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.81ポイント安(-0.27%)の2848.77ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国と西側諸国の関係悪化が不安視されている。中国商務部は21日、欧州連合(EU)産の乳製品に関し、不当な補助金がないか調査を始めたと改めて発表した。EUが導入した中国製電気自動車(EV)に対する追加関税の対抗措置とみられている。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスも逆風。人民銀は22日、リバースレポを通じ3593億人民元を供給したが、満期日との差し引きで2184億人民元の資金が吸収された。人民銀は21日にも差し引きで1112億人民元の資金を吸収している。
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2024/08/23 09:49
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが継続する流れ
*09:38JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが継続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 136463.65 +0.28%21日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比376.24ポイント高(+0.28%)の136463.65で引けた。日中の取引レンジは136085.84-137039.54となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが支援材料。また、欧米株の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、通貨レアル安の進行も足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2768.14 -0.01%21日のロシア株式市場は6日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.28ポイント安(-0.01%)の2768.14ポイントで引けた。日中の取引レンジは2744.51-2783.44となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速なども利上げ懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きはみられた。また、欧米市場の上昇などもサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 80905.30 +0.13%21日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比102.44ポイント高(+0.13%)の80905.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.35ポイント高(+0.29%)の24770.20で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が終盤の買いにつながったもようだ。また、景気対策への期待感が指数をサポート。このほか、経済規模の拡大観測などが好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、インド経済が8%の成長率を維持すれば、2047年の経済規模が55兆米ドル(約7999兆円)に拡大すると予測した。【中国本土】上海総合指数 2856.58 -0.35%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.08ポイント安(-0.35%)の2856.58ポイントと続落した。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中国と西側諸国の関係悪化などが懸念されている。欧州連合(EU)は20日、中国製の電気自動車(EV)について、追加関税の最終案を公表した。中国商務部の報道官は同日、「断固として反対する」と声明。対抗措置を打ち出すことも示唆した。中国製EVを巡っては、米国も輸入関税を引き上げる予定となっており、カナダも追随する方針を表明している。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収も逆風。人民銀は21日、リバースレポを通じ2580億人民元を供給したが、満期日との差し引きで1112億人民元の資金が吸収された。
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2024/08/22 09:38
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、両指数とも過去最高値の水準で推移
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、両指数とも過去最高値の水準で推移
【ブラジル】ボベスパ指数 136087.40 +0.23%20日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比309.42ポイント高(+0.23%)の136087.40で引けた。日中の取引レンジは135311.68-136329.79となった。前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。成長予想の上方修正が改めて好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象とした調査では、2024年の成長予想は前回の2.20%から2.23%に引き上げられた。一方、年末までのインフレ予想は前回の4.20%から4.22%に上方修正された。一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。また、米景気後退の再燃なども警戒された。【ロシア】MOEX指数 2775.64 -1.86%20日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.22ポイント安(-0.26%)の2768.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは2749.26-2799.85となった。中盤はプラス圏で推移したが、終盤は再び売りに押された。利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、売りは継続。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、欧米市場の下落などがロシア市場の売り圧力を強めた。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、中盤は買い戻しの動きは活発となった。【インド】SENSEX指数 80802.86 +0.47%20日のインドSENSEX指数は強含み。前日比378.18ポイント高(+0.47%)の80802.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.20ポイント高(+0.51%)の24698.85で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が好感された。国内では、民間投資の拡大観測などが支援材料。ほかに、インフレ率の落ち着きに伴う利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料となった。【中国本土】上海総合指数 2866.66 -0.93%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.01ポイント安(-0.93%)の2866.66ポイントと4日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。新規買い材料に乏しい中、本土マネーの流出や不動産業の業績不振などが改めてクローズアップされた。また、株式市場の売買代金に回復の勢いはなく、個人投資家の株式離れも不安視されている。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85%に据え置かれた。予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。
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2024/08/21 09:51
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、両指数とも過去最高値の水準で推移
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、両指数とも過去最高値の水準で推移
【ブラジル】ボベスパ指数 135777.98 +1.36%19日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1824.73ポイント高(+1.36%)の135777.98で引けた。日中の取引レンジは133953.32-136179.21となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が好感され、買いは広がった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2775.64 -1.86%19日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比52.56ポイント安(-1.86%)の2775.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは2775.64-2826.24となった。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。原油価格の大幅続落が嫌気され、資源の一角に売りは継続した。また、インフレ率の加速に伴う追加の利上げ懸念が高まっていることも圧迫材料。一方、欧米市場の上昇や米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 80424.68 -0.02%19日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比12.16ポイント安(-0.02%)の80424.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.50ポイント高(+0.13%)の24572.65で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。【中国本土】上海総合指数 2893.67 +0.49%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.24ポイント高(+0.49%)の2893.67ポイントと3日続伸した。先週の好地合いを継ぐ流れ。中国の内需持ち直しや、経済対策に対する期待感が続いている。李強・首相は16日、景気押し上げには多大な努力が必要だとして、消費活性化に向けた支援策に注力すると述べた。
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2024/08/20 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 133953.25 -0.15%16日のブラジル株式市場は9日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比200.17ポイント安(-0.15%)の133953.25で引けた。日中の取引レンジは133851.67-134781.44となった。前半はプラス圏でもみ合ったが、後半は売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇は早期の米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2828.20 -0.35%16日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.91ポイント安(-0.35%)の2828.20ポイントで引けた。日中の取引レンジは2825.12-2847.32となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇や早期の米利下げ期待の高まりなどが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 80436.84 +1.68%16日のインドSENSEX指数は上昇。前日比1330.96ポイント高(+1.68%)の80436.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同397.40ポイント高(+1.65%)の24541.15で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待も好感された。国内では、インフレ率の落ち着きが利下げ期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 2879.43 +0.07%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.07ポイント高(+0.07%)の2879.43ポイントと小幅ながら続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。15日に発表された7月の経済指標では、不動産関連の統計が弱かったものの、注目度の高かった小売売上高は市場予想を上回った。市場の一部からは、内需が持ち直しの兆しを見せているとの声も聞かれている。中国経済対策にも期待感。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は15日、下半期の経済成長を支えるため、新たな政策を準備しているなどと述べた。人民銀は先週までリバースレポを通じた資金供給を抑えていたが、今週に入り、再び厚めの供給に舵を切っている。ただ、上値は限定的。不動産デベロッパーの債務問題が根強いほか、本土マネーの流出懸念もくすぶっている。指数は安く推移する場面もみられた。
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2024/08/19 09:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は8日続伸、欧米市場の上昇を受け
*09:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は8日続伸、欧米市場の上昇を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 134153.42 +0.63%15日のブラジル株式市場は8日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比835.77ポイント高(+0.63%)の134153.42で引けた。日中の取引レンジは133318.76-134574.50となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。欧米市場の上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待も好感された。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2838.11 -1.15%15日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.00ポイント安(-1.15%)の2838.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは2835.69-2868.24となった。終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速が利下げ期待を後退させた。また、欧米が対ロ制裁を緩めない姿勢を示していることも懸念材料。一方、米経済のソフトランディング期待や欧米市場の上昇が指数をサポートした。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 2877.36 +0.94%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.70ポイント高(+0.94%)の2877.36ポイントと反発した。自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、2月7日以来、約半年ぶりの安値水準を切り下げただけに値ごろ感が着目された。中国経済の過度な減速懸念も後退している。取引時間中に公表された7月の経済指標では、不動産関連の統計が弱かったものの、注目度の高かった小売売上高は市場予想を上回った。これまでに公表された中国経済統計でも、輸入が上振れし、生産者物価指数(PPI)が予想を上回っている。内需の持ち直しも改めて意識された。
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2024/08/16 09:31
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、融資縮小が投資家心理の重しとなる流れ
*09:34JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、融資縮小が投資家心理の重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 133317.66 +0.69%14日のブラジル株式市場は7日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比919.69ポイント高(+0.69%)の133317.66で引けた。日中の取引レンジは132112.23-133777.18となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏でもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、弱い経済指標が足かせとなった。6月の小売売上高の上昇率(前年同月比)は前月の7.8%(改定値)から4.0%に低下し、予想の5.7%を下回った。【ロシア】MOEX指数 2871.11 -0.47%14日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.49ポイント安(-0.47%)の2871.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは2867.64-2908.63となった。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。年初から8月12日までの消費者物価指数(CPI)上昇率は前回調査の4.99%から5.11%まで加速した。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇や早期の米利下げ期待などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 79105.88 +0.19%14日のインドSENSEX指数は3日ぶりに小反発。前日比149.85ポイント高(+0.19%)の79105.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.75ポイント高(+0.02%)の24143.75で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。昨夜の欧米市場の上昇が好感され、インド株にも買いが優勢。また、早期の米利下げ期待の高まりなども外資の流出懸念を後退させた。国内では、利下げ期待の高まりが好感された。インフレ率の低下に加え、内需の伸び鈍化を受け、早期の利下げが必要だとの見方が広がっている。【中国本土】上海総合指数 2850.65 -0.60%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.29ポイント安(-0.60%)の2850.65ポイントと反落した。2月7日以来、約半年ぶりの安値水準を切り下げている。融資縮小が投資家心理の重しとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が13日に公表した7月の金融統計では、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びが予想をやや上回ったものの、人民元建て新規融資額が予想を大幅に下回った。融資額は前月比で88%も縮小し、15年ぶりの低水準に落ち込んでいる。企業や個人の需要低迷が危ぐされる状況だ。また、中国ではあす15日、7月の小売売上高や鉱工業生産などが発表される。内容を見極めたいとして、買いを手控えるムードも漂った。
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2024/08/15 09:34
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、。経済指標の悪化が圧迫材料
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、。経済指標の悪化が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 132397.97 +0.98%13日のブラジル株式市場は6日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1282.06ポイント高(+0.98%)の132397.97で引けた。日中の取引レンジは131115.40-132429.50となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米長期利回りの低下や早期の米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念を後退させた。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 2884.60 1.40%13日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.83ポイント高(+1.40%)の2884.60ポイントで引けた。日中の取引レンジは2858.93-2895.28となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、早期の米利下げ期待の高まりも外資の流出懸念を後退させた。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強い。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 78956.03 -0.87%13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比692.89ポイント安(-0.87%)の78956.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同208.00ポイント安(-0.85%)の24139.00で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の悪化が圧迫材料。6月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の6.2%(改定値)から4.2%に低下し、予想の5.4%を下回った。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 2867.95 +0.34%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.74ポイント高(+0.34%)の2867.95ポイントと3日ぶりに反発した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が好感される流れ。人民銀は朝方、リバースレポを通じ満期分との差引で3850億8000万人民元を市中供給している。人民銀は先週まで、資金供給を抑えていたが、一転、緩和スタンスに舵を切った格好だ。ただ、上値は限定的。週内に7月重要経済統計の公表を控える中、結果を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせた(15日に小売売上高や鉱工業生産などのほか、金融統計も15日までに発表)。指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。
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2024/08/14 10:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、国内総生産(GDP)の下振れが圧迫材料
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、国内総生産(GDP)の下振れが圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 128660.88 +0.90%12日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比501.31ポイント高(+0.38%)の131115.90で引けた。日中の取引レンジは130615.25-131661.99となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いは広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東情勢の緊迫化が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2844.77 -0.12%12日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.52ポイント安(-0.12%)の2844.77ポイントで引けた。日中の取引レンジは2814.58-2858.96となった。後半はプラス圏を回復したが、引け間際に再び売りに押された。国内総生産(GDP)の下振れが圧迫材料。4-6月期のGDP(速報)成長率は4.0%となり、前期の5.4%と予想の4.2%を下回った。また、インフレ率の加速も嫌気された。7月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の8.59%から9.13%に加速し、予想の9.10%を上回った。一方、原油価格が大幅に上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 79648.92 -0.07%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比56.98ポイント安(-0.07%)の79648.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.50ポイント安(-0.08%)の24347.00で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。この日の取引終了後に6月の鉱工業生産や7月の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定となり、慎重ムードが強まった。なお、6月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の6.2%(改定値)から4.2%に低下し、予想の5.4%を下回った。また、外国人投資家の売り越しも指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 2858.21 -0.14%週明け12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.99ポイント安(-0.14%)の2858.21ポイントと続落した。様子見ムードが漂う流れ。中国では今週15日、7月の小売売上高や鉱工業生産などが発表される予定だ。また、7月の金融統計も15日までに報告される。内容を見極めたいとするスタンスが買い手控えにつながった。ほか、資金流出も警戒される。中国本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)を通じた9日のノースバウンド取引(香港→本土)では、年初来で買い越しから売り越しに転じた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。これまでに公表された中国経済統計では、輸入が上振れし、生産者物価指数(PPI)が予想を上回るなど、内需の持ち直しが示唆されている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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2024/08/13 09:49
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米景気の悪化懸念が後退していることが好感
*10:02JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米景気の悪化懸念が後退していることが好感
【ブラジル】ボベスパ指数 128660.88 +0.90%8日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1147.00ポイント高(+0.90%)の128660.88で引けた。日中の取引レンジは127515.17-128792.99となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米景気の悪化懸念が後退していることが好感され、買いは継続。また、米株の大幅反発も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2852.51 -0.78%8日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.43ポイント安(-0.78%)の2852.51ポイントで引けた。日中の取引レンジは2846.93-2888.10となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、欧州市場がさえない展開を示したことを受け、ロシア市場にも売り圧力が強まった。また、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)が週末に発表される予定となり、慎重ムードも高まった。一方、米株が大幅に反発したことが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 78886.22 -0.73%8日のインドSENSEX指数は反落。前日比581.79ポイント安(-0.73%)の78886.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同180.50ポイント安(-0.74%)の24117.00で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。この日のアジア市場や欧州市場がさえない展開を示したことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、食品インフレ率が一段と加速するとの観測も引き続き嫌気された。ほかに、政策金利の発表を控え、慎重ムードは強まった。なお、インド準備銀行(中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を6.50%に据え置くと決定した。【中国本土】上海総合指数 2869.90 +0.00%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.07ポイント高(+0.00%)の2869.90ポイントと小幅ながら3日続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国の内需不振が懸念される中、当局は追加の景気テコ入れ策を速やかに打ち出すとの見方が根強い状況だ。懸案の不動産対策に関しては、「住宅在庫の買い上げ」がこれから本格化すると予想されている。深セン市政府は7日、売れ行き不振の商品住宅を買い取り、低・中所得層向けの「保障性住宅」に転用すると発表した。ただ、全体としては方向感を欠く。指標発表を前に、様子見ムードも漂った。中国では9日に7月の物価統計、15日に小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が相次ぎ公表される。
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2024/08/09 10:02
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続伸、経済対策の期待感が相場を支える流れ
*11:07JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続伸、経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 127513.88 +0.99%7日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.99%(1247.18ポイント)高の127513.88で引けた。日中の取引レンジは126267.70-127517.18となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の改善や欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。7月の自動車の輸出と販売台数はそろって前月を上回った。一方、米株安などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2874.94 +1.56%7日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.56%(44.19ポイント)高の2874.94ポイントで引けた。日中の取引レンジは2803.47-2875.45となった。前半は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の大幅上昇や通貨ルーブル安の進行を受け、ウエートの高い資源銘柄に買いが広がった。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、米中景気の先行き不透明感が解消されていないことが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 79468.01 +1.11%7日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比874.94ポイント高(+1.11%)の79468.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同304.95ポイント高(+1.27%)の24297.50で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、この日のアジアや欧州市場の上昇もインド株の支援材料となった。ほかに、好調な企業決算が対象セクターの物色手掛かり。タタ・パワーはこのほど、4-6月期は31%の増加だと発表した。【中国本土】上海総合指数 2869.83 +0.09%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.55ポイント高(+0.09%)の2869.83ポイントと小幅ながら続伸した。経済対策の期待感が相場を支える流れ。内需不振など景気先行き不安がくすぶる中、7月の第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)で示された方針のもと、当局は支援策を急いでいる。直近では、国家発展改革委員会など関係部門が6日、電力システム更新に向けた3カ年計画を発表。「新型電力システム」の建設を加速し、新エネルギーの送電比率を高める構えだ。ただ、上値は重い。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンス後退が逆風だ。人民銀は6日、リバースレポを通じ資金を供給したが、規模は2015年以来の低水準(満期日との差し引きでは2156億5000万人民元の吸収超)。7日は公開市場操作(オペ)を4年ぶりに見送り、リバースレポによる資金供給がゼロとなった(2516億7000万人民元の純吸収)。
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2024/08/08 11:07
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続落、世界的な株安の連鎖でロシア市場にも売りが広がった
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続落、世界的な株安の連鎖でロシア市場にも売りが広がった
【ブラジル】ボベスパ指数 125854.09 -1.21%5日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比584.55ポイント安(-0.46%)の125269.54で引けた。日中の取引レンジは123073.16-125850.51となった。終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅をじりじりと縮小させた。海外株の下落を受け、ブラジル株にも売りが継続した。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かり。一方、成長予想が上方修正されたが、相場を支えるには力不足だった。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象にした最新調査では、2024年の成長予想が前回の2.19%から2.20%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 2899.00 -1.25%5日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.28ポイント安(-2.42%)の2828.72ポイントで引けた。日中の取引レンジは2807.05-2868.46となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。世界的な株安の連鎖でロシア市場にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、経済指標が改善したが、相場を支えるには力不足だった。7月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)は51.9となり、前月の49.8と予想50.0を上回った。【インド】SENSEX指数 78759.40 -2.74%5日のインドSENSEX指数は大幅続落。前日比2222.55ポイント安(-2.74%)の78759.40、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同662.10ポイント安(-2.68%)の24055.60で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。世界的な株安を受け、インド市場にもリスク回避の売りは広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。ほかに、利下げの見送り観測が嫌気された。食品価格の高騰を受け、インド準備銀行(中央銀行)が利下げを見送るとの見方は優勢になっている。【中国本土】上海総合指数 2860.70 -1.54%週明け5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比44.64ポイント安(-1.54%)の2860.70ポイントと3日続落した。2月7日以来、約半年ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が強まっている。足元では7月の景況感指数が悪化し、4-6月期の経済成長率が事前予想を下回った。また、米国では7月の米雇用統計が予想以上に弱い内容となり、同国経済と世界経済のリセッション(景気後退)が危ぐされている。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が強まっている。国務院(内閣に相当)は3日、景気テコ入れ策の一環として、サービス消費の拡大を促す方針を明らかにした。中国の内需不振が不安視される中、市場からは、「当局は財政出動など景気テコ入れ策を強化する」との声が聞かれている。
<CS>
2024/08/06 09:54