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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感
配信日時:2025/06/12 09:46
配信元:FISCO
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 137128.04 +0.51%
11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比691.97ポイント高(+0.51%)の137128.04で引けた。日中の取引レンジは135,627.75-137,530.69となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、貿易問題をめぐる米中協議の進展なども好感された。ほかに、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念が後退させた。一方、指数の上値は重い。中東地政学リスクなどが指数の上値を抑えた。また、ブラジルの格上げが当面見送られるとの見通しも嫌気された。
【ロシア】MOEX指数 2733.20 +0.40%
11日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.83ポイント高(+0.40%)の2733.20となった。日中の取引レンジは2,718.98-2,742.45となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、貿易問題をめぐる米中協議に進展が見られたことも好感された。このほか、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かり。一方、欧米対ロ制裁を緩めない方針を示していることが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 82515.14 +0.15%
11日のインドSENSEX指数は強含み。前日比123.42ポイント高(+0.15%)の82515.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.15ポイント高(+0.15%)の25141.40で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感された。また、アジア市場の上昇なども支援材料。ほかに、エネルギーと原材料の自由貿易をめぐり、インドと欧州連合(EU)の間で前向きな姿勢を示していることも指数をサポートした。
【中国】上海総合指数 3402.32 +0.52%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.50ポイント高(+0.52%)の3402.32ポイントと反発した。5月14日以来、約1カ月ぶりの高値水準を終値で回復している。
投資家のリスク回避スタンスが一旦後退する流れ。通商問題を巡る米中対立が緩和に向かうと期待されている。外電は日本時間11日、米中両国は貿易摩擦緩和に向けた「枠組み」で合意したと報じた。ロンドンで9-10日の2日間、約20時間にわたり実施された米中の閣僚級協議では、先月スイスのジュネーブで合意した内容を確実に実行する方法を巡り、暫定的な取り決めで合意したという。詳細はまだ明らかにされていないが、ラトニック米商務長官によると、米中の代表団は今回の提案事項を持ち帰り、それぞれの首脳が合意すれば実行に移される。
<CS>
11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比691.97ポイント高(+0.51%)の137128.04で引けた。日中の取引レンジは135,627.75-137,530.69となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、貿易問題をめぐる米中協議の進展なども好感された。ほかに、米利下げ期待の高まりが外資の流出懸念が後退させた。一方、指数の上値は重い。中東地政学リスクなどが指数の上値を抑えた。また、ブラジルの格上げが当面見送られるとの見通しも嫌気された。
【ロシア】MOEX指数 2733.20 +0.40%
11日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.83ポイント高(+0.40%)の2733.20となった。日中の取引レンジは2,718.98-2,742.45となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、貿易問題をめぐる米中協議に進展が見られたことも好感された。このほか、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かり。一方、欧米対ロ制裁を緩めない方針を示していることが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 82515.14 +0.15%
11日のインドSENSEX指数は強含み。前日比123.42ポイント高(+0.15%)の82515.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.15ポイント高(+0.15%)の25141.40で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。通商問題をめぐる米中協議に前進が見られたとの報道が好感された。また、アジア市場の上昇なども支援材料。ほかに、エネルギーと原材料の自由貿易をめぐり、インドと欧州連合(EU)の間で前向きな姿勢を示していることも指数をサポートした。
【中国】上海総合指数 3402.32 +0.52%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.50ポイント高(+0.52%)の3402.32ポイントと反発した。5月14日以来、約1カ月ぶりの高値水準を終値で回復している。
投資家のリスク回避スタンスが一旦後退する流れ。通商問題を巡る米中対立が緩和に向かうと期待されている。外電は日本時間11日、米中両国は貿易摩擦緩和に向けた「枠組み」で合意したと報じた。ロンドンで9-10日の2日間、約20時間にわたり実施された米中の閣僚級協議では、先月スイスのジュネーブで合意した内容を確実に実行する方法を巡り、暫定的な取り決めで合意したという。詳細はまだ明らかにされていないが、ラトニック米商務長官によると、米中の代表団は今回の提案事項を持ち帰り、それぞれの首脳が合意すれば実行に移される。
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