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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、中東情勢への懸念も指数の足かせ
配信日時:2025/06/17 09:46
配信元:FISCO
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、中東情勢への懸念も指数の足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 139255.91 +1.49%
16日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2043.28ポイント高(+1.49%)の139255.91で引けた。日中の取引レンジは137,212.47-139,988.36となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。成長予想の上方修正が好感され、買いは優勢。2025年の成長予想は前回調査の2.18%から2.20%に上方修正された。また、同年末時点の拡大消費者物価指数(IPCA)も前回調査の5.44%から5.25%に引き下げられた。外部環境では、中東情勢の緊迫化がやや緩和されていることや、欧米市場の上昇が支援材料。一方、原油価格の下落などが資源セクターの売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 2737.83 -0.45%
連休明けとなる16日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.49ポイント安(-0.45%)の2737.83となった。日中の取引レンジは2,731.24-2,767.51となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、中東情勢への懸念も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が好感されたほか、中国当局が追加の刺激策を打ち出すとの期待も指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81796.15 +0.84%
16日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比677.55ポイント高(+0.84%)の81796.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同227.90ポイント高(+0.92%)の24946.50で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、インフレ率の鈍化に伴う追加の利下げ期待の高まりも好感された。ほかに、欧州市場の上昇を受け、終盤の買いは一段と広がった。
【中国】上海総合指数 3388.73 +0.35%
週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.73ポイント高(+0.35%)の3388.73ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。月次経済統計が総じて弱い内容となる中、当局は経済成長目標達成のため、追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がった。取引時間中に国家統計局が公表した統計では、5月の小売は上振れたものの、同月の鉱工業生産や1-5月の固定資産投資は予想を下回り、1-5月の不動産開発投資は落ち込みが拡大している。また、中国人民銀行(中央銀行)が13日に公表した金融統計では、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びと人民元建て新規融資額が市場予想を下回った。中東地域の地政学リスクなどを懸念し売り先行したが、主要指標の発表後、指数はプラス圏に転じている。
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16日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2043.28ポイント高(+1.49%)の139255.91で引けた。日中の取引レンジは137,212.47-139,988.36となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。成長予想の上方修正が好感され、買いは優勢。2025年の成長予想は前回調査の2.18%から2.20%に上方修正された。また、同年末時点の拡大消費者物価指数(IPCA)も前回調査の5.44%から5.25%に引き下げられた。外部環境では、中東情勢の緊迫化がやや緩和されていることや、欧米市場の上昇が支援材料。一方、原油価格の下落などが資源セクターの売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 2737.83 -0.45%
連休明けとなる16日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.49ポイント安(-0.45%)の2737.83となった。日中の取引レンジは2,731.24-2,767.51となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、中東情勢への懸念も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が好感されたほか、中国当局が追加の刺激策を打ち出すとの期待も指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 81796.15 +0.84%
16日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比677.55ポイント高(+0.84%)の81796.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同227.90ポイント高(+0.92%)の24946.50で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、インフレ率の鈍化に伴う追加の利下げ期待の高まりも好感された。ほかに、欧州市場の上昇を受け、終盤の買いは一段と広がった。
【中国】上海総合指数 3388.73 +0.35%
週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.73ポイント高(+0.35%)の3388.73ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。月次経済統計が総じて弱い内容となる中、当局は経済成長目標達成のため、追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がった。取引時間中に国家統計局が公表した統計では、5月の小売は上振れたものの、同月の鉱工業生産や1-5月の固定資産投資は予想を下回り、1-5月の不動産開発投資は落ち込みが拡大している。また、中国人民銀行(中央銀行)が13日に公表した金融統計では、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びと人民元建て新規融資額が市場予想を下回った。中東地域の地政学リスクなどを懸念し売り先行したが、主要指標の発表後、指数はプラス圏に転じている。
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