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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、米国が大幅な利下げに踏み切るとの観測
配信日時:2025/08/15 09:46
配信元:FISCO
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、米国が大幅な利下げに踏み切るとの観測
【ブラジル】ボベスパ指数 136355.78 -0.24%
14日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比331.54ポイント安(-0.24%)の136355.78で引けた。日中の取引レンジは135,587.94-137,436.74となった。
中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。米インフレ加速で利下げ期待がやや後退していることが指数の足かせに。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、中国当局が消費刺激策など景気対策を追加する方針が引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 2977.34 +0.15%
14日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.32ポイント高(+0.15%)の2977.34となった。日中の取引レンジは2,933.82-2,985.27となった。
売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。米ロ首脳会談がきょう15日に開催される予定となり、それに対する期待感から買いは継続。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、国内総生産(GDP)の下振れなどが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 80597.66 +0.07%
14日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比57.75ポイント高(+0.07%)の80597.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同11.95ポイント高(+0.05%)の24631.30で取引を終えた。
買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。米国が大幅な利下げに踏み切るとの観測が、外資の流出懸念を後退させた。また、政府が輸出企業の支援計画を発表したことも好感された。輸出企業の支援金をめぐり、政府は総額2500億ルピー(約4200億円)を用意していると報じられている。ほかに、米国の高関税政策がインドの成長率に影響しないとの見方もサポート材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、トランプ関税がインドの成長に影響しないとの見方を示し、2025年度のインドの成長率が6.5%になるとの見方を示した。
【中国】上海総合指数 3666.44 -0.46%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.02ポイント安(-0.46%)の3666.44ポイントと4日ぶりに反落した。
指標発表前に利益確定売りが優勢となる流れ(上海総合指数は前日、約3年11カ月ぶりの高値水準を回復している)。中国ではあす15日、7月の小売売上高や鉱工業生産、1-7月の鉱工業生産や不動産投資などが公表される予定だ。いずれも前回から伸びが鈍化すると予想されている。融資下振れも逆風。前日引け後に公表された7月の中国金融統計では、人民元建て新規融資額が前年同月比で500億人民元(約1兆200億円)減少し、2005年7月以来のマイナス成長に落ち込んだ(市場予想は3000億人民元の増加)。中国の政策に対する期待感などで小高く推移していたが、上値は重く、指数は引けにかけてマイナスに転じている。
<CS>
14日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比331.54ポイント安(-0.24%)の136355.78で引けた。日中の取引レンジは135,587.94-137,436.74となった。
中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。米インフレ加速で利下げ期待がやや後退していることが指数の足かせに。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、中国当局が消費刺激策など景気対策を追加する方針が引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 2977.34 +0.15%
14日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.32ポイント高(+0.15%)の2977.34となった。日中の取引レンジは2,933.82-2,985.27となった。
売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。米ロ首脳会談がきょう15日に開催される予定となり、それに対する期待感から買いは継続。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、国内総生産(GDP)の下振れなどが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 80597.66 +0.07%
14日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比57.75ポイント高(+0.07%)の80597.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同11.95ポイント高(+0.05%)の24631.30で取引を終えた。
買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。米国が大幅な利下げに踏み切るとの観測が、外資の流出懸念を後退させた。また、政府が輸出企業の支援計画を発表したことも好感された。輸出企業の支援金をめぐり、政府は総額2500億ルピー(約4200億円)を用意していると報じられている。ほかに、米国の高関税政策がインドの成長率に影響しないとの見方もサポート材料。S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、トランプ関税がインドの成長に影響しないとの見方を示し、2025年度のインドの成長率が6.5%になるとの見方を示した。
【中国】上海総合指数 3666.44 -0.46%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.02ポイント安(-0.46%)の3666.44ポイントと4日ぶりに反落した。
指標発表前に利益確定売りが優勢となる流れ(上海総合指数は前日、約3年11カ月ぶりの高値水準を回復している)。中国ではあす15日、7月の小売売上高や鉱工業生産、1-7月の鉱工業生産や不動産投資などが公表される予定だ。いずれも前回から伸びが鈍化すると予想されている。融資下振れも逆風。前日引け後に公表された7月の中国金融統計では、人民元建て新規融資額が前年同月比で500億人民元(約1兆200億円)減少し、2005年7月以来のマイナス成長に落ち込んだ(市場予想は3000億人民元の増加)。中国の政策に対する期待感などで小高く推移していたが、上値は重く、指数は引けにかけてマイナスに転じている。
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