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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、海外株の下落を受け
配信日時:2024/07/26 09:37
配信元:FISCO
*09:37JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、海外株の下落を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 125954.09 -0.37%
25日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比468.63ポイント安(-0.37%)の125954.09で引けた。日中の取引レンジは125626.28-126422.73となった。
横ばいで寄り付いた下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う利下げ懸念の高まりが嫌気された。7月の拡大消費者物価指数(IPCA)の上昇率(前年同月比)は前月4.06%から4.45%に加速し、予想の4.37%を上回った。一方、通貨レアルが対米ドルレートは上昇に転じたことが指数をサポートした。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 3041.37 -0.34%
25日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.39ポイント安(-0.34%)の3041.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3019.61-3045.70となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、弱い経済指標も改めて嫌気された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 80039.80 -0.14%
25日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比109.09ポイント安(-0.14%)の80039.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.40ポイント安(-0.03%)の24406.10で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落を受け、インド株も売りが先行。また、4-6月期の企業決算の発表が相次いでいるなか、見極めるムードも強まった。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2886.74 -0.52%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.21ポイント安(-0.52%)の2886.74ポイントと4日続落した。約5カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
中国経済の先行き不安が強まる流れ。中国財政部が24日に公表した1-6月の国有企業業績は、前年同期比で1.9%増収、0.6%減益で推移し、1-5月の3.1%増収、2.3%増益から悪化した。これまで公表された各種の経済指標も、内需不振を印象付ける内容が多く見られている。また、来週は中央政治局会議が開催されるほか、7月31日に7月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表される予定。結果を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国の金融緩和が支えだ。中国人民銀行(中央銀行)は25日、金融政策ツールの「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、計2000億人民元(約4兆2000億円)を市場に供給したと発表。MLFの実施は今月2回目で、市場の予想外だ。それより先、人民銀は22日、据え置き予想に反し、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げている。
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25日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比468.63ポイント安(-0.37%)の125954.09で引けた。日中の取引レンジは125626.28-126422.73となった。
横ばいで寄り付いた下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う利下げ懸念の高まりが嫌気された。7月の拡大消費者物価指数(IPCA)の上昇率(前年同月比)は前月4.06%から4.45%に加速し、予想の4.37%を上回った。一方、通貨レアルが対米ドルレートは上昇に転じたことが指数をサポートした。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MOEX指数 3041.37 -0.34%
25日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.39ポイント安(-0.34%)の3041.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3019.61-3045.70となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、弱い経済指標も改めて嫌気された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 80039.80 -0.14%
25日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比109.09ポイント安(-0.14%)の80039.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.40ポイント安(-0.03%)の24406.10で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落を受け、インド株も売りが先行。また、4-6月期の企業決算の発表が相次いでいるなか、見極めるムードも強まった。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2886.74 -0.52%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.21ポイント安(-0.52%)の2886.74ポイントと4日続落した。約5カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
中国経済の先行き不安が強まる流れ。中国財政部が24日に公表した1-6月の国有企業業績は、前年同期比で1.9%増収、0.6%減益で推移し、1-5月の3.1%増収、2.3%増益から悪化した。これまで公表された各種の経済指標も、内需不振を印象付ける内容が多く見られている。また、来週は中央政治局会議が開催されるほか、7月31日に7月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表される予定。結果を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国の金融緩和が支えだ。中国人民銀行(中央銀行)は25日、金融政策ツールの「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、計2000億人民元(約4兆2000億円)を市場に供給したと発表。MLFの実施は今月2回目で、市場の予想外だ。それより先、人民銀は22日、据え置き予想に反し、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げている。
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