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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア株の下落が警戒
配信日時:2025/03/14 10:25
配信元:FISCO
*10:25JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア株の下落が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 125637.11 +1.43%
13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.43%(1773.61ポイント)高の125637.11で引けた。日中の取引レンジは123,589.56-125,774.17となった。
小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。サンパウロ証券取引所(B3)の上場企業をめぐる税緩和案の発表が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。一方、海外株や原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。
【ロシア】MOEX指数 3121.57 -1.96%
13日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.96%(62.40ポイント)安の3121.57となった。日中の取引レンジは3100.06-3160.37となった。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外市場の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高める見通しだ。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 73828.91 -0.27%
13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比200.85ポイント安(-0.27%)の73828.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.30ポイント安(-0.33%)の22397.20で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をやや拡大させた。アジア株の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで16日連続の売り越しとなった。このほか、米国の通商政策への警戒感なども引き続き嫌気された。米政府によるアルミや鉄鋼の輸入関税の引き上げを受け、インド国内の中小企業がそれによって打撃を受けていると報告されている。
【中国本土】上海総合指数 3358.73 -0.39%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.20ポイント安(-0.39%)の3358.73ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートにより、サプライチェーン(供給網)が混乱し、景気も下振れると不安視されている。指標発表前に様子見ムードも漂う。中国では週明け17日、1-2月の主要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が発表される。2月は春節(旧正月)の影響で単月の発表がなかっただけに、結果に対する注目度も高まる状況だ。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待が根強い中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。
<AK>
13日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.43%(1773.61ポイント)高の125637.11で引けた。日中の取引レンジは123,589.56-125,774.17となった。
小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。サンパウロ証券取引所(B3)の上場企業をめぐる税緩和案の発表が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。一方、海外株や原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、インフレ率の加速も利下げ期待を後退させた。
【ロシア】MOEX指数 3121.57 -1.96%
13日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.96%(62.40ポイント)安の3121.57となった。日中の取引レンジは3100.06-3160.37となった。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外市場の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高める見通しだ。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 73828.91 -0.27%
13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比200.85ポイント安(-0.27%)の73828.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.30ポイント安(-0.33%)の22397.20で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をやや拡大させた。アジア株の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで16日連続の売り越しとなった。このほか、米国の通商政策への警戒感なども引き続き嫌気された。米政府によるアルミや鉄鋼の輸入関税の引き上げを受け、インド国内の中小企業がそれによって打撃を受けていると報告されている。
【中国本土】上海総合指数 3358.73 -0.39%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.20ポイント安(-0.39%)の3358.73ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。「トランプ関税」に端を発した貿易戦争のエスカレートにより、サプライチェーン(供給網)が混乱し、景気も下振れると不安視されている。指標発表前に様子見ムードも漂う。中国では週明け17日、1-2月の主要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が発表される。2月は春節(旧正月)の影響で単月の発表がなかっただけに、結果に対する注目度も高まる状況だ。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待が根強い中、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。
<AK>
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