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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続落、米中対立の警戒感が重しとなる流れ
配信日時:2025/03/27 09:55
配信元:FISCO
*09:55JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に続落、米中対立の警戒感が重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 132519.63 +0.34%
26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比451.94ポイント高(+0.34%)の132519.63で引けた。日中の取引レンジは132,068.02-132,983.92となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が指数をサポート。また、経済指標の改善も好感された。3月のFGV消費者信頼感指数は前月の83.6から84.3に上昇。一方、欧米市場の下落や米関税政策への警戒感などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3146.31 -0.58%
26日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.31ポイント安(-0.58%)の3146.31となった。日中の取引レンジは3,143.65-3,200.02となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、弱い経済指標も景気の先行き不安を高めた。2月の鉱工業生産の増加率は前月の2.2%から0.2%に低下し、予想の1.2%を下回った。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 77288.50 -0.93%
26日のインドSENSEX指数は10日ぶり反落。前日比728.69ポイント安(-0.93%)の77288.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.80ポイント安(-0.77%)の23486.85で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、海外株の下落や米関税政策への警戒感なども売り圧力を高めた。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれているインフラ産業8業種生産高の発表が週末に控えるため、慎重ムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3368.70 -0.04%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.28ポイント安(-0.04%)の3368.70ポイントと小幅に続落した。
米中対立の警戒感が重しとなる流れ。米中関係を巡っては、米政権が中国やイラン、パキスタンなどの企業を含む70団体を輸出制限リストに追加した。25日に掲載された連邦官報によると、中国の団体が50以上を占めるという。それより先、トランプ米大統領は24日、ベネズエラ産の石油・ガスを購入した国からの輸入品に対して25%の追加関税を課すと表明した。調査会社によると、ベネズエラ産石油の主な購入国は中国やインドだという。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が相場を支えている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<CS>
26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比451.94ポイント高(+0.34%)の132519.63で引けた。日中の取引レンジは132,068.02-132,983.92となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が指数をサポート。また、経済指標の改善も好感された。3月のFGV消費者信頼感指数は前月の83.6から84.3に上昇。一方、欧米市場の下落や米関税政策への警戒感などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3146.31 -0.58%
26日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.31ポイント安(-0.58%)の3146.31となった。日中の取引レンジは3,143.65-3,200.02となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落が警戒され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、弱い経済指標も景気の先行き不安を高めた。2月の鉱工業生産の増加率は前月の2.2%から0.2%に低下し、予想の1.2%を下回った。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 77288.50 -0.93%
26日のインドSENSEX指数は10日ぶり反落。前日比728.69ポイント安(-0.93%)の77288.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.80ポイント安(-0.77%)の23486.85で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、海外株の下落や米関税政策への警戒感なども売り圧力を高めた。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれているインフラ産業8業種生産高の発表が週末に控えるため、慎重ムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3368.70 -0.04%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.28ポイント安(-0.04%)の3368.70ポイントと小幅に続落した。
米中対立の警戒感が重しとなる流れ。米中関係を巡っては、米政権が中国やイラン、パキスタンなどの企業を含む70団体を輸出制限リストに追加した。25日に掲載された連邦官報によると、中国の団体が50以上を占めるという。それより先、トランプ米大統領は24日、ベネズエラ産の石油・ガスを購入した国からの輸入品に対して25%の追加関税を課すと表明した。調査会社によると、ベネズエラ産石油の主な購入国は中国やインドだという。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が相場を支えている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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