注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油安や米関税政策などを警戒
配信日時:2025/03/31 10:26
配信元:FISCO
*10:26JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油安や米関税政策などを警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 131902.19 -0.94%
28日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.94%(1246.56ポイント)安の131902.19で引けた。日中の取引レンジは131,315.06-133,143.44となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。米株安や米通関政策への警戒感が圧迫材料となり、売りは優勢。また、通貨レアル安の進行などもブラジル株の売り圧力を高めた。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3025.65 -1.89%
28日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.89%(58.34ポイント)安の3025.65となった。日中の取引レンジは3,001.62-3,082.26となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格と通貨ルーブル安の同時進行が圧迫材料となり、ロシア株に売り圧力が強まった。また、米通貨政策や世界の貿易戦争への警戒感なども圧迫材料。一方、中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 77414.92 -0.25%
28日のインドSENSEX指数は小反落。前日比191.51ポイント安(-0.25%)の77414.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.60ポイント安(-0.31%)の23519.35で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米関税政策への警戒感が引き続き警戒された。また、昨夜の欧米市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれているインフラ産業8業種生産高の発表を控え、慎重ムードが強まった。なお、2月のインフラ産業8業種の生産高増加率は前月の5.1%(改定値)から2.9%に低下した。
【中国本土】上海総合指数 3351.31 -0.67%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.44ポイント安(-0.67%)の3351.31ポイントと反落した。
米関税政策の警戒感が強まる流れ。「トランプ減税」を巡る不確実性が世界経済を下押すと不安視されている。米政権が輸入車に高率の追加関税を課すと発表する中、欧州連合(EU)やカナダは対抗措置を示唆。それに対しトランプ米大統領は27日、EUとカナダが報復措置をとった場合、更に高率の関税で応酬すると自身が運営するSNSに投稿した。ただ、下値は限定的。中国景気の先行き楽観や、中国株マーケットの先高観が相場を下支えしている。指数は高く推移する場面もみられた。
<AK>
28日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.94%(1246.56ポイント)安の131902.19で引けた。日中の取引レンジは131,315.06-133,143.44となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。米株安や米通関政策への警戒感が圧迫材料となり、売りは優勢。また、通貨レアル安の進行などもブラジル株の売り圧力を高めた。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3025.65 -1.89%
28日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.89%(58.34ポイント)安の3025.65となった。日中の取引レンジは3,001.62-3,082.26となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格と通貨ルーブル安の同時進行が圧迫材料となり、ロシア株に売り圧力が強まった。また、米通貨政策や世界の貿易戦争への警戒感なども圧迫材料。一方、中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 77414.92 -0.25%
28日のインドSENSEX指数は小反落。前日比191.51ポイント安(-0.25%)の77414.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.60ポイント安(-0.31%)の23519.35で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米関税政策への警戒感が引き続き警戒された。また、昨夜の欧米市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれているインフラ産業8業種生産高の発表を控え、慎重ムードが強まった。なお、2月のインフラ産業8業種の生産高増加率は前月の5.1%(改定値)から2.9%に低下した。
【中国本土】上海総合指数 3351.31 -0.67%
28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.44ポイント安(-0.67%)の3351.31ポイントと反落した。
米関税政策の警戒感が強まる流れ。「トランプ減税」を巡る不確実性が世界経済を下押すと不安視されている。米政権が輸入車に高率の追加関税を課すと発表する中、欧州連合(EU)やカナダは対抗措置を示唆。それに対しトランプ米大統領は27日、EUとカナダが報復措置をとった場合、更に高率の関税で応酬すると自身が運営するSNSに投稿した。ただ、下値は限定的。中国景気の先行き楽観や、中国株マーケットの先高観が相場を下支えしている。指数は高く推移する場面もみられた。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況