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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米国の対EU関税の延長などを好感
配信日時:2025/05/28 10:16
配信元:FISCO
*10:16JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、米国の対EU関税の延長などを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 139541.23 +1.02%
27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1405.09ポイント1405.09ポイント(+1.02%)高の139541.23で引けた。日中の取引レンジは138,136.49-140,381.93となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に課する予定となる50%の関税を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことが好感され、買いは優勢。また、欧米株高なども支援材料となった。ほかに、成長予想の上方修正などが引き続きブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2736.75 +1.37%
27日のロシア株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比(+1.37%)36.91ポイント高の2736.75となった。日中の取引レンジは2,705.78-2,740.05となった。
買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、欧米が対ロ政策の追加を検討していることなどが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81551.63 -0.76%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比624.82ポイント安(-0.76%)の81551.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.95ポイント安(-0.70%)の24826.20で取引を終えた。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。インフレ率の加速懸念が再び高まっていることが圧迫材料。モンスーン(雨季)期間の降雨量の急増で畑の表面流出が報告され、野菜価格が再び高騰すると懸念されている。また、トランプ関税の不透明感が払しょくされていないことも引き続き警戒された。
【中国本土】上海総合指数 3340.69 -0.18%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント安(-0.18%)の3340.69ポイントと小幅ながら4日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る不透明感が重しだ。トランプ米大統領は26日、欧州連合(EU)からの輸入品に対する50%関税の発動を7月9日まで延期する(当初は6月1日)と表明したが、交渉の難航も予想されている。同様に、米中の貿易交渉も気がかりだ。両国は先週、対話を継続することで合意したとはいえ、通商対立は根深いものがある。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しが期待されている。中国国家統計局は27日、中国工業企業の利益総額は、2025年4月に前年同月比で3.0%増加し、2カ月連続でプラス成長を達成したと報告した。また、格付け大手のムーディーズ・レーティングスは26日、中国の格付け「A1」を据え置いた。これを受けて中国財政部は、外部環境の不安定化にもかかわらず、中国経済は力強さと活力を十分に発揮したなどとする声明を発表している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた
<NH>
27日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1405.09ポイント1405.09ポイント(+1.02%)高の139541.23で引けた。日中の取引レンジは138,136.49-140,381.93となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に課する予定となる50%の関税を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことが好感され、買いは優勢。また、欧米株高なども支援材料となった。ほかに、成長予想の上方修正などが引き続きブラジル株の支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2736.75 +1.37%
27日のロシア株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比(+1.37%)36.91ポイント高の2736.75となった。日中の取引レンジは2,705.78-2,740.05となった。
買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、欧米が対ロ政策の追加を検討していることなどが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81551.63 -0.76%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比624.82ポイント安(-0.76%)の81551.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同174.95ポイント安(-0.70%)の24826.20で取引を終えた。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。インフレ率の加速懸念が再び高まっていることが圧迫材料。モンスーン(雨季)期間の降雨量の急増で畑の表面流出が報告され、野菜価格が再び高騰すると懸念されている。また、トランプ関税の不透明感が払しょくされていないことも引き続き警戒された。
【中国本土】上海総合指数 3340.69 -0.18%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント安(-0.18%)の3340.69ポイントと小幅ながら4日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。貿易問題を巡る不透明感が重しだ。トランプ米大統領は26日、欧州連合(EU)からの輸入品に対する50%関税の発動を7月9日まで延期する(当初は6月1日)と表明したが、交渉の難航も予想されている。同様に、米中の貿易交渉も気がかりだ。両国は先週、対話を継続することで合意したとはいえ、通商対立は根深いものがある。ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直しが期待されている。中国国家統計局は27日、中国工業企業の利益総額は、2025年4月に前年同月比で3.0%増加し、2カ月連続でプラス成長を達成したと報告した。また、格付け大手のムーディーズ・レーティングスは26日、中国の格付け「A1」を据え置いた。これを受けて中国財政部は、外部環境の不安定化にもかかわらず、中国経済は力強さと活力を十分に発揮したなどとする声明を発表している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた
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