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概況からBRICsを知ろう 上海総合0.5%安で反落、ハイテクや自動車に売り
配信日時:2025/06/02 10:35
配信元:FISCO
*10:35JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合0.5%安で反落、ハイテクや自動車に売り
【ブラジル】ボベスパ指数 137026.60 -1.09%
5月30日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1507.10ポイント)安の137026.60で引けた。日中の取引レンジは136,725.84-138,637.34となった。
買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。弱い経済指標が圧迫材料。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の3.6%から2.9%に低下し、予想の3.1%を下回った。また、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。ほかに、トランプ米大統領の投稿で米中の緊張関係が再び高まっていることが警戒された。
【ロシア】MOEX指数 2828.83 +0.67%
5月30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.67%(18.89ポイント)高の2828.83となった。日中の取引レンジは2,793.15-2,837.85となった。
終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が支援材料。4月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の0.8%から1.5%に上昇し、予想の1.3%を上回った。また、中国景気の持ち直し期待なども好感された。一方、原油価格の下落やウクライナ紛争の緊張状態が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 81451.01 -0.22%
5月30日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.22%(182.01ポイント)安の81451.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.33%(82.90ポイント)安の24750.70で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)成長率が発表される予定となり、見極めるムードが強まった。また、経済指標の悪化なども引き続き警戒された。なお、1-3月期のGDP成長率は7.4%となり、前期の改定値6.4%と予想の6.8%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3347.49 -0.47%
5月30日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.96ポイント(0.47%)安の3347.49ポイントと反落した。
様子見ムードが漂う流れ。中国指標の発表が気がかりだ。中国では週末のあす31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが4月の49.0→49.5、非製造業PMIが50.4→50.6に上向く見通しだが、これまでに発表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続くなど総じて弱い内容だった。また、本土市場は週明け6月2日、端午節の祝日により休場となることも買い手控え要因となっている。そのほか、米関税政策の不透明感も重しとなった。米連邦控訴裁判所は29日、トランプ大統領の関税措置の大部分を無効とした下級審判決の執行を一時停止すると発表している。
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5月30日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1507.10ポイント)安の137026.60で引けた。日中の取引レンジは136,725.84-138,637.34となった。
買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。弱い経済指標が圧迫材料。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の3.6%から2.9%に低下し、予想の3.1%を下回った。また、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。ほかに、トランプ米大統領の投稿で米中の緊張関係が再び高まっていることが警戒された。
【ロシア】MOEX指数 2828.83 +0.67%
5月30日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.67%(18.89ポイント)高の2828.83となった。日中の取引レンジは2,793.15-2,837.85となった。
終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が支援材料。4月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の0.8%から1.5%に上昇し、予想の1.3%を上回った。また、中国景気の持ち直し期待なども好感された。一方、原油価格の下落やウクライナ紛争の緊張状態が再び高まっていることが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 81451.01 -0.22%
5月30日のインド株式市場は小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.22%(182.01ポイント)安の81451.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.33%(82.90ポイント)安の24750.70で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。この日の取引終了後に1-3月期の国内総生産(GDP)成長率が発表される予定となり、見極めるムードが強まった。また、経済指標の悪化なども引き続き警戒された。なお、1-3月期のGDP成長率は7.4%となり、前期の改定値6.4%と予想の6.8%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3347.49 -0.47%
5月30日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.96ポイント(0.47%)安の3347.49ポイントと反落した。
様子見ムードが漂う流れ。中国指標の発表が気がかりだ。中国では週末のあす31日、5月の製造業PMIと非製造業PMIが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが4月の49.0→49.5、非製造業PMIが50.4→50.6に上向く見通しだが、これまでに発表された5月の経済統計では、小売が市場予想を下回り、不動産関連の悪化が続くなど総じて弱い内容だった。また、本土市場は週明け6月2日、端午節の祝日により休場となることも買い手控え要因となっている。そのほか、米関税政策の不透明感も重しとなった。米連邦控訴裁判所は29日、トランプ大統領の関税措置の大部分を無効とした下級審判決の執行を一時停止すると発表している。
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